>>168
葵さま… 、間近でお顔を拝見すると…なんと申し上げたらよいのでしょうか…、褒め言葉はいくらでも思いつくのですが、貴女のお気持ちが私と同じであると信じて申し上げますと…
(目を閉じてその瞬間を待つ葵さんの表情をつぶさに観察し、部位ひとつひとつから薄明かりに青白く浮かぶ肌の質感まで、愛おしく目でなぞり)

私が、とっても好きな人のお顔をしています。
貴方のその表情に、私は心の全てを奪われているのです。
(支える腕にじわりと力が籠もり、心なしか胸の鼓動と下半身の脈動が連鎖して)

いつまでも葵さまのお側にいさせて下さい
私は、一時も葵さまを離したくはございません
冷ますのではなく、その唇を熱くして差し上げます、葵さま…
(そう言い放つと、モノクロームに浮かぶ唇を唇で覆い、縁に沿うように重ね合わせて舌を滑らせ、自ずと唇を割り舌先を結ぶように絡め)