うん。冷えちゃうね。急いでくっつかなくっちゃ。
(口実を見つけたとばかりに翔真くんの腕に体を寄せて、にこにこ笑う)
(翔真くんにドアを開けてもらうと、後に続いて用意されたうさぎのスリッパに目を輝かせ)
えー!うそー?紗友用?めっちゃかわいいっ。
うんうん、好き。すごい気に入っちゃいましたっ。
ありがと……きゃっ!
(嬉しそうな顔で視線をスリッパから翔真くんに戻すと、抱き締められる)
ん、もー…紗友のが、会いたかった。朝にもう一回お薬飲んで今はもう大丈夫。
心配させるようなこと言ってごめんね。
(されるがままになりながらも幸せそうに顔を緩めると、少し背伸びして頬に口付ける)
ね、スリッパ履きたいですー。
続きはお部屋でしよ?ここだと、聞こえちゃうかもだよ?
(自分でしておきながら少し照れるとごまかすみたいに上目遣いで甘えて、低めのパンプスを脱いでスリッパに足を入れる)