(紗友と冷たい風が吹く夜道を肩を寄せ合いながら歩いて、ようやく部屋に着くと)
紗友、久しぶり。元気だった?

(中に入るなり、玄関で我慢しきれずに紗友を抱きしめて)
はー、会いたかった。
ずーっと空になってたから、まずは急いで充電。

(紗友の腰に手を回して紗友と見つめあうと、黙って唇を重ねてから)
そういえばもうすぐクリスマスだよね。
紗友のために早めにプレゼント用意したんだ。

(紗友の手を引いて中に入ると、テーブルの上に置いてある紙袋の中から、
グレーとワインレッドの二種類のロングスカートを取り出して)
流行とかそういうのは分からないけど、長いスカート穿いてる人多いからこれにしてみた。
どう?気に入ってくれたかな?
他の色がよかったら交換してもらうけど。
(両腕に乗せて紗友に手渡す)