>>80
(紗友の前にクリーミーラテとプリンを置きながら)
そうだったんだ。だからこんなに買ってきたのか。
ただ、それはいいんだけど、俺は2つか3つしか食べないから、残りはちゃーんと帰るまでに紗友が食べてってね。
じゃないと、全部食べきるまで帰さないから覚えとくように。

(並べ終えると紗友をチラッと見て、ニコッと笑ってからソファーに座り直し、ミニシューの袋を開け)
リラックスしてくれたみたいでよかった。俺も少し緊張してたから、紗友にまで緊張されまくってたら大変だったからね。

(そのまま一口で頬ばって)
ん?そっか。これが大人のお土産だったんだ。
このクリームは本当は紗友に塗るべきものだったんでしょ?ごめん、気づかずに食べちゃった。

(慌てて謝るも、それはあとの祭りでミニシューはすでに喉の奥へと消えていて)
ん?用意してあるよ?
別に今夜使わなくてもいずれ使う物だから早く準備してても損はないからね。
それとも紗友が持ち込い物とかあったりした?
だったら今度持ってきてくれればいいし、今あるなら恥ずかしがらずに出してくれてもいいよ。

(何気なく袋の中を覗いて)
あっ、エクレアがあるね。この中にもカスタードクリームが入ってるけど…どうする?
紗友が明日食べるって言うなら冷蔵庫に入れとくけど、食べないなら…。
(中からエクレアを取り出し、紗友の身体とエクレアを交互に見比べていく)