(そう、今すぐにと言ってほしいからあんな言い方をしたのに、私だって求めてたまらないのにまた戸惑うフリをして)
(軽々と身体を持ち上げられてテーブルに座らされると、硬いオーク材の感触がダイレクトに太腿にまで伝わる。それはとても冷たくて、それだけ自身の身体が熱を持って疼いている証だった)
(一人分が座れそうな程度の隙間のあるソファを横目でチラリと確認する)
ん、耕司くん……
わたしも、今すぐ耕司くんと結ばれたい…
でもここ、ベッドなんてないし、ソファもあんなだし……
あんっ……
(胸元を大きな手のひらで優しく覆われただけで、ブラウスの下、そしてその下のブラの下、そのまた下の乳房、肌が粟立つような感覚を覚える。乳首も既にピンと勃ち上がっていて、少しでも強く揉まれたらもっと反応してしまいそうだ)
(もう、素直になろう)
あ、ん……寝るとこなんていらない…
耕司くんさえいてくれたらいい……
私のこと、どんなふうにでもして
私も、耕司くんを滅茶苦茶にする……
(頬を紅く染めて言うと、まず彼のシャツのボタンをすべて外す。ゆっくりとひとつずつ。それから自身のブラウスのボタンも、同じようにして一番下まで外した)
(それから肩口までを肌蹴させて、そこから先へは誘うように、彼の手を取って鎖骨に触れさせる)
耕司くん…お願い、先生のこと好きにして…
(いくら心が通じ合ったとはいえ、こんなところでこんなことを生徒としているなんて、私の性格的に柄ではない)
(それなのに今思えば今回に限らず、高梨は私をいつも、とても大胆にさせる。彼の前では鎧を脱いで、ただの一人の女でいられる。自由で、何ものにも縛られない……でも心も身体も、もっとギチギチに彼の愛で縛ってほしい)
ちゅっ…んんんっ、はぁ…っん……
私を乱して、耕司くん…耕司くんの中に閉じ込めて……