>>905
耕司くんも、一番かっこいいよ…
頼りなくなんかないから
わたしが好きになった人なんだから、間違いないんだからっ
(途中から、誰に向かってなのか意地を張るような言い方になってしまった。が、わかってほしかった。
歳の差や立場の差を気にしていた高梨。それは私もそうだったが、高梨のほうが重荷だったに違いない。
こう見えて繊細な彼が自信を失くしてしまうことがあったら、何度でも私がそう伝えよう)
(彼の腕に抱かれながら、繋がりながら固く誓った)

あんっ、も……そんな可愛いこと言うの…反則…
耕司くんが可愛すぎるから悪いのっ
ああっ、あ、すご…っん…あ、そんな奥まで……っだめ、私もいっちゃう……っ
耕司くん大好きだよ、耕司くん、私の大好きな彼氏……好き、好き、あっ…いっちゃう……っ…あああ……っ!!
(先ほどとは比べ物にならないほど激しく突かれて、快感の波が一気に押し寄せてきた)
(私はそれに抗うことなく、彼がくれる甘く痺れるような感覚に陶酔しながら、深く絶頂に達した)
はあ…はあ…はあ…っ
(身体を支えてもらいながら脚を下ろして、それでもぐったりとなる私は彼の胸に寄りかかる)
(結合部から垂れてくる彼の衝動が内腿から膝裏、ふくらはぎまで伝い落ちてきて、その温かさに心が満たされる)

耕司くん、ちゅっ
(同じように口づけのお返しをすると、もう外が真っ暗になっていることに気づいた。私はまだ彼の腕の中で力が抜けたまま頭だけハッとして)

今、何時…?!
耕司くん、帰らなきゃ!親御さんに怒られちゃう!

(彼を見上げる。大好きなその優しい表情。帰したくない。離れたくない。もっと一緒にいたい)

う……もうちょっとだけ、あと5分だけ……いい…?