…えっ、茂先生…?…ま、まさかあなた…私をこんな場所に呼び出したのは……い、いやあ…
(担任している生徒の件でよからぬ情報がある、と教師の正義感を逆手に取る形で呼び出された。
ところが不意に背後から現れた茂の穏やかな顔がみるみる豹変し耳元で何事か囁く。
生暖かい息がかかり手首を強く掴まれると、全てを察すると同時に自らの判断の甘さを悔いるが)

な、何?……騙したのね…いやっ!近づかないで!
痛い…手を放して…!うぐっ…!誰か…たすけて…!きゃあっ…!
(一瞬の隙を狙って男の大きな手が口を覆う。ばたつかせたスカートの裾が乱れ白い大腿を晒してしまう。
悲鳴はかき消され重い鉄の扉が湿った音を立てて閉じる)