一度は通り過ぎたものの、忘れられずに…だったのですね
そのときの耕司さんの様子がはっきりと想像できて微笑ましく、嬉しくてむずむずするような、照れてしまうような…
ペンダントもマグカップもこのキャスハットも、大切にします
いつもありがとう、耕司さん

…わざと素敵って二回言って、わたしをからかうんですから…

(唇が触れ合うと、肩から回されるあなたの逞しい腕の温かさに支えられ、ときめきと安心を感じて身体の力を抜いて身を預ける)
ん、んんっ……は、ん…っ
(その口づけは長く、次第に深いものに変わっていき、あなたの濡れた舌でなぞるようにされると唇の隙間をそっと開き舌を迎え入れる)
(熱い吐息を漏らしながら自身のものと絡め合わせて、口内にじっくりと這わせて)
は…んっ……んく…っ…んんっ
あっ、耕司さん…そんなに、想っててくれたの…嬉し…っ…わたしも、好きなの溢れちゃいそうだった…
あっ…や、身体、熱くなってしまいます……っん、あ…あ……
(腕に腰、そして脚までも摩擦されるように撫で回されて、あなたの手が動くその度に身体はびくんびくんと反応してしまって)
(月明かりでもわかるくらいに頬を紅潮させて桃色に染めて、もう中心から背骨にかけてぞくりとしたものがこみ上げてきていて)
(そのまま快感に溺れそうになってしまいそうなのをぐっと堪える)

あの、耕司さん、あの…あの……
今夜は…その、わたしに…させてもらえませんか…?
その…耕司さんの……
(まだ羞恥心が抜けきっていない心で、けれどあなたの股間に震える指を伸ばして触れて、何がしたいかを示唆する)