俺にも最後が来たか
結局勝てなかった
俺は神をも凌ぐ力を得た筈
…これは夢…だったのか…
悪い夢…いや…
良い夢…だった…

こ、これが神の…思し召し…ですか
僕は…また…死ぬのか…
僕は…神に選ばし者では…な、なかったのか…
神に…捧げられし…
そうか…僕は生贄に過ぎなかったのか…

多くの人々が、数え切れない悲しみや喜び、憎しみとともに消えていった。しかし、みんな再びよみがえってくる。彼女がよみがえったように…。破壊は終わった…。新たなる創造が、これから始まる――。