魔法・超能力などの非現実的能力でエロ創作 [無断転載禁止]©bbspink.com
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魔法・超能力・奇術・超常現象・神通力・超科学・呪い・妖術・不思議アイテムなどといった
非現実的能力を使ってイタズラや陵辱をする、
そういったシチュエーションに萌えるスレです。
イラスト・SSといった創作物の投下は一次・二次を問わず大歓迎。
(姉妹スレ)
魔法・超能力などの非現実的能力でエロ妄想その10 [無断転載禁止]cbbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1557313455/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured 佐倉唯は子供の頃から、自分が一番の注目を浴びていないと気が済まない性分だった。
そして、その目的を達成するためならば手段を選ばない人間でもあった。
学芸会のヒロイン役に投票で選ばれるため、クラスの男子全員を個別に呼び出して一人一人に「君に、私のドレス姿を見せてあげたいな……」と囁きかけたこともあった。
体育祭の徒競走では、陸上部の女子のスニーカーの靴紐に、こっそりと切れ込みを入れたこともあった。
『友達が勝手に応募した』という名目で出場した文化祭のミスコンテストでは、優勝候補ともっぱらの評判だった女子の衣装を、日光に当たると透けてしまう素材に摩り替え、大恥をかかせたこともあった。
唯に目をつけられた人物は、誰もが不幸な事故に見舞われるか、あるいは匿名の脅迫を受けて辞退を余儀なくされる。
もちろん、周囲の中には薄々そのことに感付き、眉を顰める者もいたが、誰もが自らの身に災難が降りかかることを恐れ、表立って非難する者は現れなかった。
皆が唯の存在を畏怖し、彼女の前に立ち塞がることを避けた結果、唯はあらゆる栄光をほしいままに手にすることができた。
自分こそが常に周囲の注目を独占し、誰もが自分のことを褒め称える。いつしか唯は、それを当然のものとして受け入れるようになっていた。
――だからこそ、「奇術の国からやってきた」などと称する金髪碧眼の転校生がクラスメイトからの注目を浴びていたのが、唯にとっては非常に面白くなかった。 「ねえ、今のもう一回見せて!」
「すげー、本当にピンポン玉が消えた!」
「まるで魔法みたい!」
海外から転入してきた美少女が、プロも顔負けの奇術を目の前で披露してくれるとの噂は、クラスどころか学年をまたいで学園中に広がっているようだった。
転校生の席の周囲は、転校初日という要素を考慮しても異常と言っていいほどの人だかりだ。
そしてその中心では、小柄な金髪の少女が周囲の喝采に応えるように恭しくお辞儀をしていた。
「ミナサンに喜んで頂いて光栄デス。では最後にもう一つダケ……」
「――あら、転校早々、随分と人気者のようね、エリザベスさん?」
観客たちの中から唯の冷たい声が響くと、まるで磁石が反発するかのように、唯の周囲の生徒たちが道を開けた。
先ほどまでの喧騒が嘘のように、一瞬にして水を打ったように静まり返るギャラリーたち。
その中心に佇む唯の姿を目の当たりにしても、エリザベスと呼ばれた少女は少しも臆する様子もなく、にこやかな笑顔で返事をした。
「ありがとうございます。私のことは、リズと呼んで下さればOKネ。エエト――」
「佐倉唯よ。ユイと呼んでくれて構わないわ。よろしくね、リズ」
上っ面だけの微笑みを浮かべながら、唯は握手を求めるように右手を差し出した。
リズもそれに応じるように、一瞬遅れて唯の差し出した手に向けて右手の掌を合わせる。
――かかった。
唯の右手には、リズからは見えないように画鋲が仕込んである。
悪いが、転校初日だからと言って容赦はしない。このクラスで私より目立つということが、何を意味するのか身をもって教えてやろう。
にやりと口角を挙げた唯は、差し出されたリズの手を思い切り握りしめると―― パンッ!
「きゃあっ!?」
突然、握りしめたはずのリズの手が破裂音と共に爆発し、唯は思わず悲鳴を上げて尻餅をついた。
「くすくす……ソーリィ、ちょっとした冗談ネ。驚かせてしまいましたか?」
楽しそうに微笑むリズは、制服の右袖をひらひらさせると、そこから小さな白い指を覗かせた。
どうやら、右手そっくりの風船か何かを予め仕込んでおき、唯に握らせたのだろう。
「思ったより可愛い反応なのデスね。それにしても……ハテ、本当は握手した瞬間に右手が外れるマジックの予定でしたのに、何故突然破裂してしまったのデショう?」
不思議そうに小首を傾げるリズは、まるで唯のことをおちょくっているかのようだ。
周囲で不安そうに見守っていた生徒たちも、唯が一杯食わされる姿を見て思わず喝采していた。
「ふふ、ミナサン、ありがとうございます。デハ、あいさつ代わりの余興はこれくらいにして――
実は来週、この学校のミナサンへのお披露目として、校長先生に掛け合ってステージを用意して頂きました。
本格的な奇術は、そこでゼヒ楽しんで頂ければ嬉しいネ」
笑顔で一礼をするリズ。周囲の生徒たちも、マジックショーを見られると聞いて興奮が隠し切れない様子だ。
「ただ一つだけ問題がアリまして――実は、ミナサンの中から一人、私の奇術に協力して頂けるアシスタントが必要なのデス」
「アシスタント? それって私でもいいの?」
「俺もやってみたい!」
アシスタントとしてショーの舞台に立てる。その言葉に、クラスメイト達の中から数名の立候補の声が上がる。
「ふふ、ミナサンのお気持ちはありがたいデスが……実はもう先ほどアシスタントは決めてしまいました」 その言葉とともに、クラスメイト達の中で遠巻きに眺めていた一人の少女に手を伸ばし――
「――あら、ありがとうねリズ、私を選んでくれて」
――横から不意に伸びてきた手によって、がっしりと手首を掴まれた。
そう、先ほどリズのマジックによって醜態を晒された、佐倉唯だ。
思わぬ出来事に、リズは少し困惑の表情を浮かべる。
「オヤ? 申し訳アリマセン、私はこちらの子の方を選んだのデスが――」
「そうだったの? でもごめんなさいね、実はこの子ステージ恐怖症で、人前に出る時には私が代理で出場することになってるの。
……そうよね、河野さん?」
「え!? う、うん……」
唯が冷ややかな声で尋ねると、河野と呼ばれた少女はびくりと肩を震わせて小さく頷いた。
「ンー……そのような事情があるとは知りませんデシタ。では別の方に代わりにお願いを……」
「それがねリズ、どうやらみんな、自分がアシスタントとしてステージに上がるよりも、私に出て欲しいらしいの。本当に困っちゃうわ……ね、みんな」 唯がクラスを見渡す。クラスメイト達は目を付けられるのを恐れるように距離を取り、ゆっくりと頷いた。
「――というわけで、よろしくね、リズ。それとも私がアシスタントだと何か不都合でもあるのかしら?」
リズは小動物のように怯え切ったクラスメイト達の様子を見遣る。この調子では、誰かにアシスタントをお願いしても断られるだけだろう。
しばし思い悩んだ末、少女は小さく肩をすくめた。
「……それでは、仕方ありませんネ。唯、ヨロシクお願いします」
「ふふ、こちらこそよろしくね、リズ」
唯は心からの笑顔を見せた。
――私より目立とうとするこの生意気な女を、全校生徒の前で辱めてやる。
そんな邪な期待を膨らませながら、唯はマジックショーの日を心待ちにするのだった。 とりあえずここまで。
続きは週末辺りに。
多分全3回くらいになります。 ところで延々とURL張り付けるこれ荒らしでいいんだよね? ここのローカルルールとかじゃないのよね? そんなわけのわからないルールはないから安心してNGして そして、マジックショー当日。
煌びやかに飾り付けられた体育館はショーを見ようと押し寄せた生徒たちで賑わっていた。
「ミナサン、本日はお集まり頂き誠にありがとうございマス! お礼に、ミナサンに素晴らしい時間をお届けすることをお約束いたしまショウ!」
もっともらしい口上を述べながらタキシード姿に身を包んだリズがステージに向かって恭しく一礼すると、館内に拍手が巻き起こる。
そしてリズは右手を掲げ、隣に並ぶもう一人の少女を紹介する。
「続いて……本日の私のステージにご協力イタダク勇気あるアシスタントを紹介いたします!
サクラ・ユイさんです!」
制服姿の唯がリズの隣で観客席に向かって小さく一礼した。だが、もちろん素直に協力するつもりなど毛頭ない。
今日のステージに向けて何度かリハーサルを行っていたため、ショーの段取りは完全に分かっている。
とはいえ、最初からショーをぶち壊しにしてしまったのではつまらない。
途中まではアシスタントに徹したうえで、一番盛り上がるシーンで大恥をかいてもらう。その計画も既に整っていた。
最初のうちはつつがなくマジックショーが進行していった。
簡単なカードマジックから、ボールやフープを使ったマジック、テーブルを浮遊させるマジックなど、ステージマジックとして非常にポピュラーなものだ。
観客たちはステージ上で起こる不思議な現象に驚いたり、リズの軽快なトークに笑ったりしながら、時間はあっという間に過ぎていった。
やがてショーが進むにつれ、大掛かりな道具などが使われるマジックに移行する。
マジックボックスを使ったジグザグ──ちなみに、三段に重ねた箱の中にアシスタントを入れ、段をずらしたり剣で貫いたりするマジックのことだ──が終わると、観客の間で盛大な拍手が起こる。
ギャラリーたちの反応に満足そうな笑顔を浮かべ、リズは次の演目に向けた準備に入る。シルクハットを右手に持ち、左手をシルクハットの中に突っ込む。
リズが手をシルクハットの中から引き抜いたとき、その中からはきらびやかな銀色のセパレート衣装が握られていた。
さらに舞台下手の袖の方から、人間一人が入れそうな白いプラスチックのボックスが運び込まれる。 「サテ──ソレデハ、次の演目の前にお色直しに入りたいと思います。私のアシスタントにはこのボックスの中に入って……」
「ちょっと待って、リズ──どうせだったらその衣装は、リズが着た方が似合うんじゃないかしら?」
「──ハイ?」
流れるような調子で説明するリズを、横から遮ったのは唯だった。
予定ではこのボックスの中に入り、ステージ衣装に着替えるのはアシスタントである唯の役割だ。もちろんただ着替えるだけではマジックにならない。
唯が制服を脱ぎ捨ててステージ衣装に着替えている最中にリズがこっそりとボックスに近づき、観客席側の壁を思いっきり開けてしまうのだ。
もちろん観客としてはあられもない唯の姿を期待するだろうが、扉を開けると唯の姿は消え失せており、着替え終わった状態でステージ端から現れるというのが筋書きだ。
きょとんとした反応のリズに対して唯は当然のように畳み掛ける。
「あら……だって、そんなにセクシーな衣装ですもの。外国人モデルみたいなリズが着てくれた方がみなさんも喜ぶんじゃないかしら。
──そうでしょ、みんな?」
唯がギャラリーの方を向き直ると観客席前の方から拍手が起こり、徐々に伝播するように体育館全体に広がっていく。予め唯が一部の生徒たちに対し、このタイミングで拍手をするように示し合わせていたのだ。
唯は観客席に届かないようにリズに囁きかける。
「くすくす……ほらね? 大丈夫よ、私がやるはずだった通りにすれば問題ないでしょ?」
「ンー……仕方アリマセンね、ユイがそこまで言うなら……」
頑なに拒否をしてショーが失敗に終わるよりはマシだと踏んだのだろう。リズは小さくかぶりを振り、ステージ衣装を持って観客席に向き直る。
「コホン。では、私は今からこの中で着替えさせて頂きマスが──クレグレも、覗こうとしたりしないでクダサイね?」
ステージ上での突然の筋書きの変更にも慣れているのだろう。リズはまるで初めからシナリオに組み込まれていたかのように軽い足取りでステージ中央に配置されたボックスに向かい、舞台下手側に配置された扉を開ける。
そして観客席の方を振り返って悪戯っぽくウインクすると、軽い足取りでボックスの中へと入った。 パタン。
ボックスの扉が閉じるとステージ上が薄暗くなり、エキゾチックなBGMが流れ始める。
そして、カチリ、とスイッチを操作する音とともに観客席からどよめきが上がる。
ボックス前面の壁面に、リズのシルエットが映し出されたのだ。本人がボックスの中にちゃんと居ることを観客に分からせるための演出だろう。
中に入ったリズは、ボックスの上縁に先ほどのステージ衣装を引っ掛けた。
そして自らのタキシードのボタンに手をかけ、ぷちぷちと外していく。
ざわ、と観客が一気に色めき立つ。まさか、本当にボックスの中でステージ衣装に着替えるのだろうか。
その様子を見ながら唯はひっそりとほくそ笑む。当然、このマジックには仕掛けがある。
実はボックスの中にはハーフミラーが設置されており、ステージ衣装に着替えるスペースはハーフミラーの裏側にあるのだ。
観客たちはハーフミラーを透過したリズのシルエットを見ているに過ぎない。
唯が観客席側の壁を開けると同時にステージ上の照明が点灯し、観客からはあたかもボックスの中で着替えていたリズが消えたかのように見える、というわけだ。
文字に起こすと複雑だが、コインが消える貯金箱と似たような原理である。
だが、もちろん唯には筋書き通り進めるつもりなど毛頭なかった。
実は前日のうちに体育館に忍び込み、ボックスの中のハーフミラーをただのガラス板と入れ替えておいたのだ。
当然ボックスの壁を開けると、ガラスの向こうで着替えているリズの姿が丸見えになってしまうという寸法だ。
まさかそのような細工が仕掛けられているなど考えもしていないのだろう。既にタキシードを脱ぎ捨てたリズのシルエットは、下に着ていたシャツのボタンを外していく。
観客に見せることを意識したその艶めかしい動きは、着替えと言うよりもストリップでもしているのかのようだ。 ひょい、とボックスから外に投げ捨てると、観客から思わずため息が漏れる。次はいよいよ下半身だ。スラックスのボタンを外すと、足を交互に引き抜いていく。ほっそりとした脚線が観客たちに露わになる。
ごくり、と観客たちが喉を鳴らす。シルエットしか見ることができないが、ボックスの中ではリズが下着姿になっているのだ。否応なくその姿を想像してしまうのも無理はない。
だが、これで終わりではないことを唯は分かっていた。際どいデザインのステージ衣装は下着も脱がないと着られない。
唯がボックスの壁を開くのは、最後の一枚を脱いだ後だ。そう、リズには全校生徒が見ている前で全裸を晒してもらう。
リズのシルエットは焦らすようにゆっくりと両手を背中に回すと、ぷち、とブラジャーのホックを外した。そして、肩からするするとストラップを抜いていき、左手で軽く胸を押さえながら右手の親指と人差し指でブラジャーを摘まんで体から離す。
ぱさり、とボックスから放り投げられたブラジャーがステージに落下する。真っ赤でセクシーなデザインに観客たちの目は釘付けだ。
まさか、本当にリズがあの中でトップレスに? そのような期待に応えるかのように、箱に映ったシルエットは胸を抑えていた腕を下ろす。
柔らかそうな膨らみと、その頂点にわずかながらはっきりと見える、小さな突起。男子たちはもちろん、女子までもが思わず声を出してしまいそうになるのを慌てて押し殺した。
いや、流石に学校のショーでそこまでするはずはない。でももしかしたら。そのような期待が入り混じり、観客たちは興奮に鼓動を速めながら、リズの姿を見逃すまいと目を皿のようにしていた。
残るは最後の1枚。全校生徒たちが固唾を飲んで見守る中、リズは腰に手を当て、するすると下ろしていった。 いよいよだ。佐倉唯はリズのシルエットが最後の一枚に手をかけて脱いでいく姿を見守っていた。これを脱ぎ終わったタイミングで壁を開ければ、リズの一糸まとわぬ姿が観客たちの前に晒される。
下着が徐々に降ろされていくとともにスレンダーな下半身のシルエットが露わになっていく。観客の期待も最高潮に達しているのか、誰一人として瞬きすらせずにいた。
満を持してボックスを開けようと手を伸ばしかけた唯だったが、そこで奇妙な違和感に気付く。
するすると降ろされていく下着の下から現れる、リズの太腿。その輪郭があまりにも細すぎるのだ。幅にして10センチもない。
リズの下着が膝、そして踵と降ろされていくにつれ、観客たちもその異様な光景に気付き、ざわめき始める。そして、するりと下着がつま先から抜かれた時、その正体が明らかになった。
リズの下半身に、肉がついていない。大腿骨に脛骨、そして足根骨。まるで人体模型のように、骸骨になった下半身がボックスに映っていた。
続いてリズのシルエットは、既に脱ぐものが残っていないはずの上半身もまるでTシャツでも脱ぐかのように脱ぎ始めた。肋骨や鎖骨、頭蓋骨が次々と露わになっていき、最終的にはシルエットは完全な骸骨となっていた。
骨だけになったリズは、そこでようやく観客席の方を向くと、「いやーん」とでも言うように両手で胸と腰を隠すような仕草をする。そのコミカルな動きに、観客席からどっと笑いが起こった。
想像を超えた光景にしばらく呆然としていた唯だったが、ここでようやく事態を把握した。自分の企みがバレていたのだ。
「こ、このっ……舐めやがって!」
思わず汚い言葉を口走りながら観客側の壁を開ける。だが予想に反し、ボックスの中は正真正銘の空っぽだった。
「う、嘘でしょ! どこに行ったのよ!」
ボックスから消えた以上、どこかしらにトリックがあるはずだ。唯は思わずボックスの中に足を踏み入れる。だが、それが失敗だった。
ぱたん、と唯の背後で壁が閉じ、唯を中に閉じ込めてしまったのだ。 その頃、観客席にいる生徒たちはステージ上の演出に驚いていた。何せ着替えていたはずのリズが箱の中から消えており、代わりに唯が閉じ込められてしまったからだ。
「ちょっと、出しなさいよ!」
箱には唯のシルエットが写っており、一生懸命箱の壁を叩いたり、抜け道を探している様子が分かる。
不意に舞台下手側の袖がスポットライトで照らされ、タキシード姿のリズが現れた。リズはやれやれとばかりに小さく首を振り、ステッキを手に握りしめてふくれっ面をする。
「マッタク……人の着替えているところを開けようとするなんて、失礼なアシスタントですネ。これは……『お仕置き』が必要でしょうか?」
リズがステッキを釣り竿のように構えると、観客席からどよめきが上がる。ステージの後ろのスクリーンに、ステッキの代わりに釣り竿を構えたリズの影が映ったのだ。
「よいしょ、っと」
リズがステッキをボックスめがけて振ると、釣り針のついた糸の影がボックスめがけて飛んでいく。まるで魚釣りでも始まるかのようだ。
「サテ……箱の中から、一体何が釣れるでしょうカ?」
キリキリとリールを巻き取るような仕草を交えつつ、釣り針の影をうまい具合に唯のシルエットに重ねるリズ。そして、頃合いを見計らって釣り竿を勢いよく持ち上げると、観客たちは目を丸くした。
唯が身に着けていたはずのセーラー服の上着が、まるで釣りあげられた魚のようにボックスの上から飛び出してきたのだ。
当の唯は、全くそれに気づいている様子はない。
「ふふっ、思わぬ大物がゲットできましたネ♪」
リズは同じようにステッキを振り、ひょいひょいと魚釣りの真似事を続ける。その度に一枚ずつ唯の服がボックスから飛び出し、観客たちから大きな歓声が上がる。
ブラウス、スカート、そしてスリップと、一枚ずつ唯の衣服が減るにつれ、口にこそ出さないもののギャラリーの期待も高まっていく。
そして、最後に黒いブラジャーが箱から飛び出してステージにふぁさりと落ちると、これからの展開に期待する観客たちの興奮は最高潮に達していた。
「サテ……いい加減狭い箱の中に閉じ込めておくのも可哀相デスし……そろそろ、ミナサンの前に出して差し上げまショウか?」
リズはボックスに近づき、唯の胸の高さの辺りでステッキを水平に構えると、ぱちりと指を鳴らした。 「この、出しなさいってば!」
唯は、相変わらず箱の中で悪戦苦闘していた。
入ってきた壁は押しても引いてもびくともしない。脱出する方法がないかと床や壁などを探ってみるが、すきま一つ見つからなかった。
「くっ、いい加減に……うわっ!?」
箱に体当たりでもしようかと勢いをつけてぶつかろうとしたところで、突然今までぴくりとも動かなかった観客席側の壁がかちりと音を立てて開く。
「わっ、とっ、と……」
勢い余ってステージ上に飛び出す唯。だが幸いにも持ち前のバランス感覚によって、すんでのことで転ぶことは回避した。
そして、目の前に佇んでいる少女をきっと睨み付ける。
「くっ……リズ!」
「オヤ、お早いお帰りですね、ユイ。ところで箱の中で、大事なものを失くしたりシマセンでしたか?」
リズは全くひるむ様子もなく、唯に向かってステッキを水平に掲げたままわざとらしく目を丸くしている。
いや、リズだけではない。観客たちも、信じられないものを見るような表情でステージ上の唯の姿を凝視していた。
だが、そんなことはもはやどうでもよかった。これだけ虚仮にされて黙っていられるほど唯はお人よしではないのだ。こんな下らないショーなどぶち壊しにしてやる。
「ふざけないでよね! こんなもの、こうしてやるっ!」
唯は、自分の胸の目の前でゆらゆらしているステッキをむしり取るように奪い取ると、観客席の方に全力で放り投げる。
客席の方からは、思わぬ出来事に息を呑むような音と、何故か喉を鳴らすような音が聞こえた。 「オッオゥ……そんなことをしてしまって、後悔しても知りマセンよ?」
「あら、残念だったわね? 後悔どころか、とても胸がスッキリしていい気持ちよ」
脅しているかのようなリズに対して、胸を張って余裕の面持ちで答える唯。
これでマジックショーはお終いだ。舞台の上でリズの裸を晒せなかったのは残念だが、自分がこの学園を支配している限りチャンスはいくらでもある。私に生意気な口を利けなくなるまで、徹底的に孤立させてやる。
そんなことを内心で目論む唯に対して、リズは何故か顔を真っ赤にしながら掌で目を覆うような仕草をする。
「アーハァ……確かにとても胸がスッキリしているのは存じていマシタが、まさかそれで『いい気持ち』になるタイプの人だとは……」
「何を訳の分からないことを……え?」
ふと唯は、自分の上半身の違和感に気付いた。確かに唯の胸にはこの上ない解放感が広がっていた。それも、異常なほどに。
辺りを見回すと、リズと観客たちの目線が自分の上半身に集まっている。
まさか、そんなはずは……。
恐る恐る自分の体を見下ろした唯は、自分が黒のショーツ以外何も身に着けていないことに気が付いた。
「あ、あ……」
唯のたわわに実った二つの膨らみも、その頂点に色づく濃いめの突起も。
体育館のステージ上で、全校生徒たちの前にまるで自ら見せつけているかのように完全に晒されていた。
「いやああああ!」 ──トップレス姿を全校生徒に晒してしまったことで、唯の学園での立場は崩壊した。
今まで唯によって危害を加えられた生徒たちも唯のことを恐れる必要がなくなり、唯の周囲は笑顔を取り戻した。
かつての栄光を完全に失った唯だったが、それでも自分をこんな目に遭わせたリズに対する復讐を諦めることはしなかった。
だが、どれだけリズに危害を加えようとしたり、人前での奇術を失敗させようと画策しても、その度に返り討ちに遭い、ギャラリーたちの前に恥ずかしい姿を晒す羽目になるのだった──。
(終わり) 終わりです。
前スレで書いてた、「いけすかないライバル女がマジシャンの女の子に大変な目に遭わされるネタ」でした。
アシスタントの性格をある程度掘り下げつつ、寸止めにならない感じで。 諸君 私はエロ漫画が好きだ
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被虐趣味のくっころ女騎士を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない 泣き叫ぶ女兵士達が キングの降り下ろした手の平とともに、金切り声を上げるゴブリンに ばたばたと蹂躙されるのも最高だ
哀れな貧村の女抵抗者達が、雑多な武器で健気にも立ち上がってきたのを、ご都合魔法が 武器と衣類のみ木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
ゲイビデオの撮影と知らず男優のアルバイトを申し込み滅茶苦茶にされるのが好きだ
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鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な成人同人を望むか? エロ漫画が大好きだ
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