深い眠りから覚めたエルミナは、まだ意識がはっきりしないまま
起き上がろうとして身体の自由が効かない事に気付いた。
エルミナ「えっ……?」
手首と足首を同時に縛られており、うつ伏せの体勢で膝を付き、腰は高く突き上げられている
更に自分はテーブルの上に乗っている事や、衣類も下着も脱がされている事がわかり驚きに声を挙げた
エルミナ「きゃっ・・・!ど、どういう事?」
立ち上がろうとするが腰が高く上げられたまま降ろす事ができない。
エルミナ「何?なんなの・・?」
下腹部には皮のベルトが取り付けられていて、ベルトには大きなフックが付いており
天井からは太いチェーンが垂れてきており、ベルトのフックにしっかりと繋がられて引き上げられている。
「ようやくお目覚めね」
突然後ろから聞こえた声にエルミナは一瞬ビクッとした。
不自由な体勢のまま後ろを振り向くと見知らぬ女が椅子に座っていた。
エルミナ「だ・・・誰っ!」
その女は、第6支部7番統治署の女署長で、3番統治署署長のオルグとは
同期であり、ベラという名であった。
ベラ「ずいぶん眠ってたわよ。まだ状況が飲み込めてないでしょう。
ここはアタシの部屋よ。あなた三時間は寝てたもの。うふふ・・・」
エルミナ「一体どういうつもり?ほどいて!」
ベラ「もうお仲間達はみ〜んな楽しんでるわよ〜」
エルミナ「ろ、ローゼ様は?ローゼ様とルシアン王子はどこなの?」
ベラ「うふふ・・・ローゼ様は今頃アスベル卿にた〜〜〜っぷり気持ちいい事をしてもらってるんじゃないかしら?」
エルミナ「なっ・・!き、貴様ら・・・」
ベラ「リンファって娘もタイプだったんだけどオルグに取られちゃった〜」
エルミナ「な、何が目的なの!」
ベラ「決まってるじゃない、もちろん貴女達の美味しそうな体・・・ふふふふ」