甘い香りは淫靡な匂いに変わっていた。
いつも、ぼくが寝起きをするベットの上に、琴吹さんが横になっている。
衣類は何も着けていない。
そっと、琴吹さんのクレパスをさわる。
「あ・・・・」
琴吹さんの媚声をあげる。手にはとろとろの嫌らしい蜜がついている。それをぼくは自分のモノに擦りつける。
それをみた、琴吹さんは恥ずかしそうに顔を背ける。
「ななせ、・・・いくよ」
琴吹さんは再びぼくの方をみて、一度だけ頷いた。
ぼくのモノを琴吹さんのクレパスの入り口に当てる、くちゅり、と、イヤラシイ音がなる。
ゆっくりと、ゆっくりと、ぼくのモノを琴吹さんのクレパスへ埋もれていく。さっき愛撫したクレパスからは際限なくイヤラシイ蜜があふれてくる。
だけど、それでも中はきつかった。クレパスの中は堅く閉じられた壁と壁。それをぼくのモノで押し開いていく。
「あ・・・、んん・・・!・・・ん・・・」
苦しそうに、必死に耐える琴吹さん。、
「んん、っ・・・・コ、こ・・・心葉・・・」
琴吹さんの閉じた目から涙があふれてくる。
「ななせ・・・、痛いよね。少し休もう」
そう、言いぼくは琴吹さんのクレパスから半分ぐらいまで入った自分のモノを抜こうとする。だけど、琴吹さんは
「こ、心葉・・・・そ、そのまま。ぬ、抜いちゃ・・・・ダメ・・・・」
「でも、ななせ・・・・痛いんでしょう。ぼくがななせの事を苦しめてるでしょう」
「そ、そんなことない!!」
つよい口調で琴吹さんは答える。そして、
「あ、あたし、コ、心葉と一緒になりたい、そ・・・・、そ、それにこんな・・・・、い、痛みなんて、ず、ずっと一人で・・・・居た時の・・・・寂しさに・・・比べたらなんでもないよ!!」
すごく痛いのだろう、涙をいっぱい浮かべ、それでもぼくに語りかける。
「い、今の痛みだって、こ、心葉が、一緒に・・・・居てくれるなら・・・・、耐えられるよ・・・・、だ、だから、心葉・・・・あ、あたしのこと・・・・・・愛して」
「・・・ななせ・・・・」
「心葉・・・・あたしは心葉と一緒になりたい・・・・、だから・・・・心配しない・・・で」
目からは涙がながれながらも、笑顔を浮かべる琴吹さん。
ぼくはそんな、健気な琴吹さんを見ながら、コクリと頷く。そして、琴吹さんのからだ被さりながら、抱きしめる
「ななせ」
「・・・・こ、心葉」
お互いを呼び合いあいながら、ぼくは自分のモノを琴吹さんのクレパスへと埋もれさせていく。
そのたびに、琴吹さんの苦痛で顔をゆがめる、だけど、涙も声も出さない。ただ、目を閉じ両手でシーツを握りしめている。
全部を入れる頃には琴吹さんのクレパスからは紅い、初めての証がイヤラシイ蜜と混ざりあいながら流れていた。
ぼくはななせに覆い被さる、そして、ななせと何度目かのキスをした。
「ななせ」
「はー、・・・はぁーー、・・・・うん・・・・うれしい」
ぼくのモノはちぎれそうに圧迫感がある。だけど、そんな事よりも琴吹さんと一つになれたことがこの上なくうれしかった。
「こ、心葉の熱い・・・・」
ぼくの耳元で琴吹さんが呟く、額には汗が浮かび、目からは涙を流しながら、精一杯の笑顔を見せてくれる。
「心葉、・・・・動いて。あ、あたしのこと・・・・、もっと、愛して」
「う・・・ん、だけど、ななせ。苦しかったら我慢しないで」
「・・・・ありがと、心葉。でもね、・・・あ、あたし、すごく、・・・・すごく、うれしい」
ゆっくり、ゆっくりと腰を動かす。
「はー、・・・・ああ・・・はぁ、はぁっ・・・く・・・」