格闘美少女無惨敗北公衆面前羞恥陵辱!(スカ注意)4
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0001名無しさん@ピンキー2010/03/12(金) 12:28:24ID:Bexhk4Lf
アレな人『アレ?? 』が気が向いたときに女の子を酷い目に合わせる終わりの見えない大河SSが投下されるスレ第4弾
アレ??さん以外の方の投稿もお待ちしております。
06226172015/01/01(木) 13:07:34.74ID:DzRFVv86
ちくびちゃんが可愛かったな〜〜
しかしこっから逆転はもう無理っぽい気がするw
とてもえろくてよかった。今後の展開に期待

>>618
ワイの小説部分だけ抽出したテキストファイル830kbあるでよ
epubにするとだいぶ小さくなるけど
0623名無しさん@ピンキー2015/01/10(土) 06:48:09.16ID:0JgVZhWx
保守
0624名無しさん@ピンキー2015/01/19(月) 21:44:55.79ID:DDwgA23A
ぬるぽ!
0627アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:46:09.64ID:uJJ0l8JL
先頭をきって駆け込んできた久美は、呆然と立っている一人の少女に勢いよく抱きついた。
「こ、こずえちゃん、元気だったぁ?」
汗に濡れた裸身で密着され、目を白黒させている少女は秋山こずえという久美の元クラスメートで、熱狂的なことで知られる“大木千草親衛隊”の中でも特に目立っていた美少女だ。
当然、常に千草の隣にいた久美とも仲がいい。
その友人を抱きしめながら、全裸の“学園のアイドル”は引きつった笑顔を浮かべ、とんでもない言葉を口にする。
「こ、こずえちゃん、ヌ、ヌーディスト・クラブに入ってよ!」
あまりのショックに硬直してしまっているこずえの隣では、彼女の親友で、“千草親衛隊”のリーダー格であった清水香奈が憧れの大木千草に捕まえられていた。
「か、香奈、ヌ、ヌーディスト・クラブはいいトコだぜ!
お前、いつもオレのこと“お姉さま”って呼んでくれてたじゃんか!
ほ、ほら、“お姉さま”のオッパイ、好きなようにさせてやるから!」
長身で膂力に優れた美少女空手家の汗にまみれた乳房に美貌を埋めさせられ、必死にもがいている香奈の近くでは、空手部の一年生で、主将の真由子にその才能を見込まれ、妹のように可愛がられてきた滝川和希が当の主将に抱きつかれている。
「ね、ねえ、和希、あなた、私のこと好きなんでしょ?
わかってるのよ、だからお願い、ヌ、ヌーディスト・クラブに入って!」
全裸の真由子が心ならずも恥知らずな言葉を口にしているのが判るだけに、邪険に振り払うこともできずに懊悩する和希の隣では、親友の高木祐香が、入学以来憧れ続けてきた美貌の元担任教師に細い両手首を掴まれて半泣き状態になっていた。
「た、高木さん、ヌ、ヌーディスト・クラブに入ってくれますね?
そうすれば、先生とレズりたい放題ですよ!
ほ、ほら、貴女が可愛いものだから、先生のオ、オマンコは、こんなに濡れているのですよ……!」
おっとりした美少女は、まり子先生の短い恥毛が広範囲に青々と萌え出たデルタ地帯に両手を導かれ、指先から伝わるジョリジョリした感触に泣きべそをかいている。
(せ、先生……真由子さん……)
これまで憧れ続けてきた“学園の救世主たち”の狂態を目の当たりにしてしまった少女たちは、四人を止めることも出来ずに呆然自失の態であったが、彼女らを囲む円周の一番端にいた生徒たちから声にならない悲鳴が上がった。
それも無理はないだろう。
いつの間にか、この中庭は40人もの3年A組の生徒たちによって取り囲まれており、脱出路とも呼ぶべき遊歩道には、鬼龍院蘭子と、各々バラ鞭を手にした伸恵、詩織、聖が冷たい笑みを浮かべて立っていたのだから……。
0628アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:46:51.96ID:uJJ0l8JL
「こらっ!
奴隷ども、ナニしてんのよっ!」
伸恵の大声に、美麗な裸身をぎくりと硬直させた四匹は、恐る恐るといった様子で振り返り、蘭子の姿を見たとたん、我勝ちに芝生の上で土下座する。
ぴったりと額を芝に付け、ぶるぶると震えている奴隷たちに優雅な足取りで近づいた悪の生徒会の総帥は、泣きじゃくっている高木祐香の肩に手を置くと、足下の女教師に問いかけた。
「あらあら、この方、泣いていらっしゃるじゃないの。
“シリ子”、いったい何をしていたの?」
その声に、まり子先生は拝跪の姿勢を崩さずに答える。
「ウ、ウッキイッ!
あ、あの、ヌ、ヌーディスト・クラブの、部員の勧誘をしておりました……」
「ホホホ、勧誘ねえ。
クラブ活動に熱心なのは素晴らしいことですけれど……この一年生が泣いているのはどういう訳かしら?」
重ねて問われた“伝説の天才”は、泣きたいのを我慢しているような声で、しかし一気にまくし立てた。
「あ、あの、この子は、真・自治会で、“シリ子”のことが大好きだと、いつも言っていたのです。
で、ですから、“シリ子”とレズりたかったのだと思い、真っ先に声をかけたのですわ。
ね、ねえ、高木さん、そうよね?
貴女、“シリ子”とレズりたいのでしょう?」
足下で土下座する全裸の恩師にそう問われた祐香の泣き声がさらに大きくなる。
両手で顔を覆って号泣する美少女の背中を撫でながら、鬼龍院蘭子は優しい声音で尋ねた。
「高木さん、“シリ子”はああ言っているけれど……どうなの?
はっきりと答えてくださらないかしら?」
祐香の返事は、この場にいる全員が予期したとおりのものであった。
「ひっく……わ、私、そんなこと、したくありません……」
0629アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:47:29.99ID:uJJ0l8JL
「そ、そんな!」
元担任生徒に涙声で否定されたまり子先生は、拝跪の姿勢から上体を起こし、泣きじゃくる佑香に向かって自棄になったような大声を張り上げた。
「高木さん、じ、自分に嘘をつくのはおやめなさい!
それに、滝川さんも、清水さんも、秋山さんも……なぜ嫌がるのです?
皆さん、ま、“まり子先生と真由子さんにどこまでもついて行きます”と言っていたはずじゃありませんの!
それだけじゃありません!
み、皆さんは、ついこの間まで、こ、ここに集まっては、ら、“蘭子のやり方は許せない”とか“蘭子と取り巻きをひっぱたいてやりたい”とか言って、も、盛り上がっていたじゃありませんか!」
“学園の聖女”とまで謳われた美人教師の口から飛び出した、まるで教え子たちを敵に売るかのような言葉に真・自治会の生徒たちが凍りつく。
それを聞いた蘭子は、佑香の背中から手を離して問いかけた。
「まあ、ひどいこと。
高木さん、でしたかしら?
今、“シリ子”が言ったことは本当なの?」
「い、いいえ、いいえ!
う、嘘です、私そんなこと言ってません!」
必死にかぶりを振る佑香の傍では、バラ鞭を手にした聖が滝川和希の美貌を上から覗き込むようにして尋ねている。
「ちょっと、アンタはどうなの?
空手部だって聞いたけど……蘭子さまを殴ってやる、とか吹いてたんじゃない?」
憧れの先輩たちを惨めな地獄に叩き落とした仇敵に凄まれた和希は、口惜しげに唇を噛んでうなだれた。
「い、いえ……い、言ってません……」
「へえぇ、だけどそう思ったコトはあるんでしょ?
正直に言ってみな、怒んないからさ?」
さらに畳み掛けられた美少女は、惨めさ、そして恐怖に震えながら迎合する。
「そ、そんな……そんな恐ろしいこと、考えたこともありません……
ほ、本当です……し、信じてください……」
0630アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:48:07.21ID:uJJ0l8JL
伸恵と詩織に同じ質問をされた香奈とこずえの答えも決まりきっていた。
「ら、蘭子さまに逆らおうなんて、思ったこともありません……」
「お願いですから、う、疑ったりしないで……」
四人の答えを聞いた蘭子は、高貴な美貌に晴れやかな笑みを浮かべ、恐怖に震える真・自治会派の生徒たちに言った。
「わかりました。
安心なさい、これまでの貴女たちによる学園の規律を乱すような行いは、この四人の奴隷たちに扇動されたものだと判っているのですから。
過去のことは罪に問いません。
そんな些事より、大事なのはこれからのことです。
皆さん、今までの対立は水に流して、これから明るい学園の姿を取り戻すことに力を貸してくださるわね?」
短い演説ではあったが、自分たちの過去の言動と行動が許された、と理解した真・自治会派の生徒たちは揃って安堵の吐息を漏らし、次いで大きな歓呼の声を上げる。
「蘭子さま万歳!」
「生徒会万歳!」
繰り返される斉唱を、片手を上げて制した悪の生徒会の総帥は、ちらりと足下に目をやった。
蘭子の視線につられて全員が目を移した先には、かつての“学園の救世主たち”が芝生に土下座して白磁の背中を震わせ咽び泣いている。
「まったく、いつもいつも、すぐにわかる嘘をついて……。
“シリ子”、貴女の虚言癖には呆れ返って言葉もなくてよ。
これでよく教師をやってこられたものね」
蘭子に揶揄された全裸の美人教師は、芝に額を擦り付け、泣きながら謝罪する。
「お、お許しください、蘭子さま……。
シ、“シリ子”が悪うございました……」
つい一週間ほど前まで、自分を女神のように崇拝していた少女たちの前で土下座している……筆舌に尽くしがたい惨めさを味わうまり子先生だったが、内心ではそれ以上の安堵感に包まれていた。
(よ、良かった……これで、一般の生徒たちが私たちのようにされてしまうことだけは阻止できたわ……!)
0631アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:48:41.28ID:uJJ0l8JL
そう、いくらマゾ奴隷に墜とされたとはいえ、羞恥心の強い四人がこのような恥ずかしい勧誘活動を自ら行うはずはない。
午前中3年A組の生徒たちに苛めぬかれた挙句、“真・自治会の他の生徒には手出しをしないから”と因果を含められ、泣く泣くこの茶番を演じることを承知させられたのだ。
それが成功裏に幕を下ろしたことで、真・自治会の少女たちの今後の学園生活は保証された。
まり子先生、そして真由子たちの涙は、最後の最後に仲間たちを守りぬくことが出来た喜びの涙であった……。
(良かった……本当に良かっ……)
「う、嘘つき!」
ポコッ!
美人教師の僅かな達成感は、ヒステリックな罵声と土下座している後頭部に何かが当たったことで儚く霧消する。
「ヒッ……?」
思わず顔を上げれば、目の前に空のジュースの紙パックが転がっており、5メートルほど先で泣きそうな顔の真・自治会の一人がこちらを睨みつけていた。
その隣には、いつの間に傍に寄ったのだろう、蘭子の手下である三年A組の生徒がニヤニヤと薄笑いを浮かべて、少女に何ごとか囁いている。
「このヘンタイ!
こ、こんな酷い女たちとは思わなかったわ!」
囁かれた少女は再び叫ぶと、今度は食べかけのサンドイッチを千草に投げ付けた。
ベシャッ、という音とともに千草のツインテールが卵とツナ塗れになる。
「ああっ……」
「み、みんな、やめてぇ……」
四人の泣訴をかき消すように、真・自治会派の生徒たちの罵声とともに様々な食べ物や紙パックが宙を舞う。
「このヘンタイども!」
「よくも、今まで私たちを騙してくれたわね!」
「恥知らず!」
「嘘つき!」
「あんたたちなんか死んじゃえ!」
群集心理というものは恐ろしい。
たった一人の、蘭子の部下に耳打ちされた少女のヒステリックな声を切っ掛けに、その場にいた百人以上が一様に同じ行動をとり始めたのだから。
恐慌状態に陥った少女たちの心理の核にあったのは、“私はこの女たちには一切哀れみを感じていません”と鬼龍院蘭子にアピールすること……即ち生徒会への迎合であり追従だった。
土下座している四人の美しい黒髪と白い裸身が、みるみるうちにサンドイッチやおにぎり、スパゲティにハンバーグ、レタスやトマトといった食材でカラフルにペイントされてゆく。
「あははっ、どっかのコメディ映画みたいな光景だね!」
「こら、そこのアンタ、弁当箱とか固いモンはダメだよ!」
「ペットボトルもダメ!
奴隷にキズ付けたらタダじゃおかないよ!」
聖や伸恵たちの言葉で、怪我させられることだけは無さそうだったが、それが慰めになるはずもない。
0632アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:49:14.82ID:uJJ0l8JL
(ああっ……ひ、ひどいよぅ……)
(オ、オレたちは……みんなのために……)
(こんな……こんなこと……あんまりよ……)
(か、神様……どうか、お救いください……)
惨めに土下座した美麗な裸身を食べかす塗れにされて泣きじゃくる四人の祈りが通じたのかどうか、鬼龍院蘭子が大きな声で制止した。
「皆さん、おやめなさいっ!」
途端に、先ほどまでの狂騒が嘘のように少女たちは動きを止めて静まり返る。
悪の生徒会の総帥は、ゆっくりと一同を見渡して口を開いた。
「この女たちに騙され、怒る気持ちは尤もです。
しかし、これで皆さんの怒りも収まったことでしょう。
これ以上の感情の発露は、ただの集団暴力となりますわ。
この奴隷たちの管理は我が生徒会の仕事です。
今後は、この私の指示が無い限り、奴隷たちに手を出すことを禁じます。
もし、この指示に従わなかった者には……おわかりですわね?」
「は、はいっ!
わかりました、蘭子さま!」
蘭子に冷たく一睨みされた生徒たちは、恐怖に竦み上がり、大声で返事するのだった。
0633アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/01/21(水) 17:50:06.87ID:uJJ0l8JL
今回はここまでです。
0634名無しさん@ピンキー2015/01/21(水) 21:10:39.15ID:y6laT+4K
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
来てたあああああああああああああああああああああああ!

>>633
乙です。いいですね。こういうの、大好きですw
0636名無しさん@ピンキー2015/01/22(木) 02:05:38.82ID:y1uJ64W8
年明けすぐの更新とか、うれしいね。
そろそろ、生徒たちも敵に回り出すのか
0637名無しさん@ピンキー2015/01/22(木) 22:12:47.37ID:VFEA40Jg
更新ペースが早くなって嬉しい
キャラ立っててみんな可愛いからいいね
0643名無しさん@ピンキー2015/03/28(土) 16:28:40.16ID:n4u/k5in
保守
0649名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 16:46:18.75ID:CUQhqXVl
桜も散ったな…
0652名無しさん@ピンキー2015/05/14(木) 20:18:14.43ID:h9X1Zsug
ボコられてからカッコよく啖呵切ったところを再生される先生は最高だった
0655名無しさん@ピンキー2015/06/08(月) 23:09:00.52ID:lmVG9kiT
6月は雨降りで酒が飲めるぞーっと
0659アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:52:06.62ID:oHbxjHGD
三年A組の午後の授業に、鬼龍院蘭子と真由子、千草、久美の姿は無かった。
悪の生徒会の総帥は、阿久津聖や大内詩織らと一緒に、食べ滓まみれになった奴隷たちを引き連れ、寮へ帰ってしまったのだが、蘭子の力をもってすれば欠席した授業を出席扱いにさせることなど造作も無いことだった。

30分後、クイーンサイズのベッド用マットが三つ、床に置かれた奴隷たちの部屋には、凄まじい淫風が吹き荒れていた。
「ほらほら、どうかしら“クサレマンコ”?
だんだん気持ちよくなってきたんじゃなぁい?」
「ああっ、くうう、い、痛いぃ……!」
両腕を後ろ手に縛られ、仰向けに転がされた全裸の真由子を、同じく素っ裸の阿久津聖が股間に着けたペニスバンドで犯しぬいている。
シャワーで美麗な肢体を清めたばかりの“真・自治会のリーダー”は昨日処女を喪ったばかりの秘所を、長身のサディスティンに容赦なく蹂躙される苦痛に、美貌を歪めて歯を食いしばり、涙をポロポロとこぼすばかりだ。
仰向けに横たわった真由子の頭上では、大きなものと小さなもの、合計四つの乳房が不規則に揺れ弾んでいる。
大木千草が大内詩織に、桃井久美が三國伸恵に、それぞれ四つん這いで犯されていたのだ。
いや、正確に云えばその体勢は四つん這いではなかった。
犬のような姿勢で向かい合った二人は、お互いの手のひらを合わせ、両手を握り合いながら泣き濡れた頬を摺り合わせていたのだ。
もちろん、体勢を崩せば親友の顔の上に落下してしまうとあって、二人とも必死に背筋を伸ばして呼吸を合わせている。
「良かったね〜チイちゃん、大好きな“ちくび”おねえちゃんと一緒で!」
嘲笑いながら紬送する詩織に、量感に満ちた尻肉を思い切り平手打ちされた“学園最強の女”は、痛みに悶えながら迎合する。
「んっ、んもおぉ!
ち、“ちくび”、おねえちゃん、と、一緒で、うれちい、でちゅ!」
紬送に合わせ、切れ切れに叫ぶ千草の顔を満足げに見下ろした伸恵は、美少女剣士のクリッとしたお尻を無慈悲に抓り上げて尋ねた。
「“ちくび”、アンタはどうなのよ?」
「キイイッ! くうぅ!
ち、チュウ! “ちくび”も、チイ、ちゃんと、一緒で、う、嬉しい、ですう!」
幼い美貌を歪めて叫ぶ久美を楽しげに見やった詩織は、硬質な美貌に冷たい笑みを浮かべて、さらにピストン運動を早めるのだった。
だが。
不思議なことに、この場には彼女たち六人しかいない。
あの理知的な美貌の“学園の聖女”と蘭子、魔百合、魔澄は一体どこへ消えたのか……?
0660アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:52:47.86ID:oHbxjHGD
まり子先生は、自分がたったひとりで、見たことも無い豪奢なバスルームの中、浴槽に浸かっていることに気付いた。
気付いた、と云っても眠っていたり、気絶していたわけではない。
食べ滓まみれの自分たちに魔百合、魔澄が乱暴にホースで水をかけていたこと、そのあと三人の教え子たちと引き離されてしまったこと、このバスルームで二人に身体を洗われたことなどは、おぼろげに記憶している。
しかし、その全てがまるで夢の中の出来事のようで、まったく現実感が無いのだ。
今の今まで、“学園の聖女”は極限とも言える羞恥と、愛する生徒たちに裏切られた絶望感で、半失神状態になってしまっていた。
口の中にはオレンジの味が残っている。
確か、このバスルームに入る前にジュースの入ったコップを差し出され、貪るように飲んだ記憶が有るような無いような……。
いつの間にか、股間のデルタ地帯を覆うように萌え出していた恥毛も、つるつるに剃り上げられていた。
これも、魔百合と魔澄が何か嘲りながら剃り落としていた気がする。
両の腋毛だけはそのままにされているのを知って哀しげに目を伏せた美人教師は、まだぼんやりとしている頭を軽く振ると、落ち着かなげにバスルームを見回した。
広さは四畳ほど、その半分を占める浴槽に張られたお湯はピンク色で、立ちのぼるローズアロマの香りが心地よい。
蛇口などは金色に輝いており、大きな鏡の前に整然と並べられた十数本ものシャンプーやコンディショナー等はすべて、色とりどりの凝った意匠の容器に外国語が書かれており、高価な品であろうことは見ただけで理解できた。
(この広さのバスルームで……こんなシャンプーを使うのは……)
まだはっきりしない意識の中で、その人物を思い浮かべるよりも早く、正面のスライドドアがさっと開く。
まり子先生は、その人物―――上品に股間をタオルで隠した全裸の鬼龍院蘭子―――を見るやいなや、この数日の間にさんざん教え込まれているとおり、急いで拝跪の姿勢をとろうとした。
しかし、それまで魂を喪失したような状態で、しかも綿のように疲れきった身体を伸ばしてリラックス効果の高いお湯に浸かっていた身が、いきなり素早い動作に移れるはずもない。
「ヒイッ……!」
当然と云うべきか、浴槽の中でもがくようにして大慌てで立ち上がった“学園の聖女”は、湯の抵抗に脚をとられ、哀切な悲鳴を残してお湯の中にひっくり返ってしまった。
0661アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:53:26.60ID:oHbxjHGD
「ガボッ、ゲボッ……」
ピンク色のお湯の中で七転八倒し、やっとのことで浴槽の縁に両手をかけて頭を上げたまり子先生の目に、豊満な乳房が飛び込んでくる。
「―――?」
突然のことに息を呑む間もなく、女教師はその乳房の間に抱きしめられていた。
「“シリ子”、だいじょうぶ?
どこも怪我はない?」
抱きしめた両手で背中を撫でられ、優しい声のする頭上を見ると、そこには鬼龍院蘭子が心配そうな顔でこちらを見つめているではないか。
「……あ……あの……」
浴槽の縁を挟んだだけの至近距離で悪の生徒会の総帥と目が合ってしまい、逸らすこともできずに硬直している“学園の聖女”の美麗な裸身が再び抱きしめられる。
「済まなかったわね、“シリ子”。
本当に辛かったでしょう?
お昼休みのことは、不可抗力でしたのよ。
まさかあの子たちがあんな酷い行動をするだなんて、予想もしていなかったの……」
驚くべきことに蘭子は、まり子先生の目を見つめながら謝罪の言葉を口にした。
「あんなことは今後、絶対に許さないから安心なさい。
辛かったわよね、“シリ子”……」
想像も出来なかった優しい言葉、労わるように背中を撫でる手のひらの温もり、心地よいローズアロマの香り、そのお湯に浸かっていたことで充分にほぐされリラックスした肉体、そして自分の顔と密着している柔らかな母性の象徴……。
それまで凄まじい緊張の中に身を置いていた女教師を決壊させるのに、これ以上の舞台装置は無かった。
「あ……ああ……」
まり子先生の花のような朱唇がワナワナと震え、タレ目がちな切れ長の目に涙が浮かんだと思う間もなく。
「うええぇええぇん! わぁああああああっ……!」
“伝説の天才”は、悪の生徒会の総帥の乳房に美貌を埋めて、頑是無い幼女のように大声で泣き喚くのだった。
0662アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:54:00.38ID:oHbxjHGD
「……“シリ子”、落ち着いたかしら?」
5分後、胸の中でしゃくり上げている女教師の背中を優しく叩いて蘭子が問いかける。
まり子先生は、童女のようにこっくりと頷き、恐る恐るといった様子で蘭子の乳房から顔を離した。
蘭子の豊かな乳房と自分の鼻との間に、ネットリとした洟水の橋が架かっているのに気付いた美人教師の顔色が変わる。
「ヒッ……も、申し訳、ございません……ひっく、えぐっ……」
今度は恐怖の涙を浮かべて許しを乞うまり子先生の鼻の下を人差し指で優しく拭ってやった悪の生徒会の総帥は、女教師の頬を撫でて笑みを浮かべた。
「ホホホ、お馬鹿さんね。
ここはバスルームよ。
洗えば綺麗になるのだから、何も心配いらなくてよ。
それじゃ、お湯から上がって、洟をかんでおしまいなさい」
そう言うと静かに立ち上がってシャワーへと向かう。
「…………」
命じられたままに浴槽から出たまり子先生は、初めて見る鬼龍院蘭子の裸身を呆然と見つめていた。
いや、正確には“息を呑んで見とれていた”のだ。
それほどに蘭子の肢体は美しかった。
雪白の乳房は恋人である真由子より僅かに大きく、アスリートらしくやや硬さと云うか張りのあった恋人のそれに比べ、ふっくらと柔らかな半球を形作っている。
それでいてウエストは真由子より細く、蜂のようにくびれていた。
染みひとつない大きく真っ白な双臀は、外国人のようにキュッと上を向いている。
立ってシャワーを浴びる蘭子の身体の捻れによって、チラチラと見える恥毛は慎ましげで、淫猥さなど微塵も感じられず、かえって持ち主の上品さを強調しているようだ。
自分の顔がカアッと熱くなり、動悸が早まっているのを自覚したまり子先生は、内心密かに狼狽していた。
(い、いやだわ。
私ったら、どうしてしまったの……?)
この一週間、真由子や千草の痴態も、聖や伸恵の裸身も見飽きる程に見てきた自分がなぜ、ただシャワーを浴びているだけの鬼龍院蘭子のヌードに、これほどまでに心を奪われてしまっているのか……?
無意識のうちに、正座して揃えた絖白い太腿を切なげに擦り合わせる“学園の聖女”の懊悩を知ってか知らずか、悪の生徒会の総帥は何気ない調子で尋ねた。
「“シリ子”、もう洟はかんだのかしら?」
「は、はい? イ、イエ、ウ、ウッキィイ!
も、もう、申し訳ございません……あの、い、今すぐ……」
突然振り返った蘭子と目が会った女教師は、反射的に目を逸らし、しどろもどろになって返事する。
わかりやすい程の動揺を見せながら手桶に浴槽の湯を汲むまり子先生の美貌は、今までに味わったものとはまったく異なる羞恥で真っ赤に染まっていた。
0663アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:54:40.04ID:oHbxjHGD
一旦シャワーを止め、手早くバススポンジで美麗な裸身を洗った蘭子は、正座したまま上目遣いにチラチラとこちらへ視線を走らせている女教師に声をかける。
「“シリ子”、そちらに持ち手の付いたスポンジがあるでしょう?
持ってきて頂戴」
見れば、先端に柔らかそうなスポンジが付いた短い棒がフックからぶら下がっていた。
手が届かない背中を洗うためのものだろう。
現に、蘭子の白磁のような背中にだけは泡が付いていない。
「ウ、ウッキイィ!」
そう返事したまり子先生は、まったく無意識に言葉を続けた。
「で、でも、あの、よろしければ、“シリ子”がお背中、お流し致しますわ……」
(わ、私、何を言っているの……?)
自分でも信じられない言葉に、言い終えた美人教師は形の良い耳朶まで真っ赤に染めて狼狽する。
それも無理は無いだろう。
その言葉はまったく意図せずに口から走り出てしまったのであって、まり子先生には蘭子に迎合しようとか、媚びを売ろうなどという気持ちなど一切無かったのだから。
これこそ、かつて“伝説の天才”とまで呼ばれた春野真理子が、無意識であっても主人に迎合しようとするほどの奴隷根性を持つマゾの変態女に調教されてしまったことを如実に証明するものに他ならなかった。
0664アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:55:12.71ID:oHbxjHGD
「そう? ではお願いするわ」
女教師の言葉を当然のことのように受けた悪の生徒会の総帥が泡のついたスポンジを手渡す。
「ウ、ウッキィッ!」
まるで壊れやすい貴重品を扱うように両手でスポンジを捧げ持ったまり子先生は、
「し、失礼致します……」
と断りながら、立ったまま背を向けた蘭子の肢体にオズオズと触れた。
肌理細かく、白磁のように滑らかな教え子の背中を流す女教師の美貌は真っ赤に上気している。
その息遣いが洗いのは、心臓がドキドキと早鐘を打っているからだ。
(ああ……な、なんで、こんな……)
その理由が理解出来ず、豊かな乳房をブルブルと震わせ、ただひたすらに両手を動かす美人教師に、蘭子が声をかけた。
「もうよくてよ、“シリ子”」
「え……? ウ、ウキイッ!」
その一瞬、呆然としていたまり子先生は、慌てて返事をするとよろよろと下がり、命じられてもいないのに再びバスルームの床に正座する。
美麗な裸身についた全ての泡をシャワーで流した蘭子は、浴槽へは向かわずスライドドアに手をかけて言った。
「“シリ子”はもう少し温まっておいきなさい」
「ウ、ウッキィ!」
土下座する女教師の姿を見もせず、悪の生徒会の総帥は脱衣所に姿を消したが、残された奴隷は茫然自失の態だ。
(ど、どうしたらいいの……?)
考えてみれば、悪の生徒会の奴隷にされてしまって以来、たった独りにされたことなどない。
かならず、冷酷な加虐者たちの誰かが傍にいて、様々な命令や指示を下していたのだ。
そして、今ではすっかりマゾ奴隷として馴致された“学園の聖女”は、その生活に馴らされてしまっていた。
奴隷とは、主人の命令に従っていればよく、自分で考え、命じられてもいない行動をしてはならない……。
それなのに、ただ独りで蘭子専用のバスルームに放置されているのだ。
落ち着かなげに土下座の頭を上げたまり子先生は、よろめくような足どりで湯に入ると、広い浴槽の隅で“体育座り”のように膝を抱える。
その行動は“もう少し温まっておいきなさい”という蘭子の言葉に無条件に従っただけであり、そこに彼女の意思は無かった。
ここは蘭子のバスルームであり、当然監視カメラなどあるはずは無いのだが、逃げ出そうとする以前に、逃亡して外へ助けを求める、という当たり前の考えさえ浮かばないのだ。
“究極の指示待ち人間”に成り下がった女教師は、ピンク色のお湯の中で裸身を縮め、ただ次の命令があることだけを待ち望みながら不安そうに目を伏せていた。
0665アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/15(水) 20:55:48.52ID:oHbxjHGD
今回はここまでです。
0667名無しさん@ピンキー2015/07/16(木) 08:27:05.26ID:f8/RHczV
二人きりだから優しくしてるけどシリ子呼ばわりのままw
飴と鞭すぐるw
0668アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/16(木) 22:48:11.81ID:h8pCMVIE
時間にすればほんの数分。
だが、“究極の指示待ち人間”にとっては永劫とも思える時間が過ぎたあと、スライドドアが開いて魔百合と魔澄が顔を覗かせた。
「“シリ子”、さっさと上がんなさい!」
「ウ、ウッキイィ!」
年下の少女たちの命令に屈辱感を覚えるどころか、むしろ救われたような心持ちでまり子先生は脱衣所へ向かう。
大きなバスタオルを両手で広げた魔百合たちは、哀れな女教師を前後から挟んで乱暴に水気を拭き取りはじめた。
「……で、お風呂の感想は?」
「ウ……キィ……?」
正面に立つ魔百合からの突然の問いに、オドオドと生返事したまり子先生の真っ赤に染め上げられた尻肉を、背後から魔澄が抓り上げる。
「キイッ! クウッ!」
突然の激痛に金属的な悲鳴をあげて歯をくいしばる美人教師には構わず、魔百合は何故か怒りを滲ませて言葉を続けた。
「蘭子さま専用のお風呂にのんびり浸かっていた感想を訊いてんのよ!
まったくバカなババアね!
“シリ子”、アンタわかってるの? 
私たちも、聖や詩織だって、蘭子さまとご一緒にお風呂に入らせていただいたコトなんて一度も無いんだからね!
それなのに、アンタごときが……ありえないわよ!」
0669アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/16(木) 22:48:54.93ID:h8pCMVIE
十分後。
魔百合と魔澄に身体を拭かれ、ドライヤーで髪まで乾かされたまり子先生は、浴室から何処かへ続く廊下を、当の二人に豊かな双臀をピシャピシャ叩かれながら追い立てられていた。
しかし哀れな女教師には、ヒップの痛みや、年下の少女たちにスパンキングされる惨めさなど感じている余裕などない。
彼女の脳内には先ほどの
『私たちも、聖や詩織だって、蘭子さまとご一緒にお風呂に入らせていただいたコトなんて一度も無いんだからね!』
という魔百合の妬ましげな声が繰り返し反響し続けていたのだ。
(蘭子さま……どうして……私と……)
まだはっきりしない意識の中、ぼんやりと歩く全裸の美人教師を、廊下の突き当たりにある白いドアの前で魔澄が止める。
魔百合がドアの手前に設置された受話器を取って二言三言話すと、ドアのオートロックが開く音がした。
「“シリ子”、ここから先はアンタ独りで行くのよ」
ドアを半分ほど押し開けた二人の美少女に手招きされ、怯えながらドアの向こうへと足を踏み入れたまり子先生の背後で音もなく扉が閉まり、オートロックの施錠音が響く。
その小さな部屋には、革張りのソファやマホガニーのローテーブルをはじめ、上品としか形容しようのない程の趣味の良い調度品が置かれていた。
ドアを背に佇立する全裸の女教師の数メートル先、正面にもう一つの豪奢な扉があることから考えると、ここはちょっとした待合室のようなものなのだろう。
こんな部屋に住んでいるのは、学園内にただ一人しかいないはず……。
つい先ほどまで同じバスルームにいたその人物の美麗な裸身を思い浮かべた女教師のノーブルな美貌が真っ赤に上気し、豊かな胸がふいごのように大きく波打ちはじめる。
と同時に正面の扉が開き、純白のバスローブ一枚だけを身に着けた鬼龍院蘭子が姿を顕した。
「どうしたの“シリ子”?
早くお入りなさい」
0670アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/16(木) 22:49:42.98ID:h8pCMVIE
その頃、廊下を歩く魔百合と魔澄は、楽しげな笑顔でとんでもない会話を交わしていた。
「ねえ魔澄、“シリ子”の様子見た?
もうカンペキに発情してるわよ」
「何言ってんの。
アンタが媚薬入れすぎたんでしょうが。
あのオレンジジュース、規定の倍ぐらいブチ込んでたじゃない。
あんなモノ飲まされちゃ、80の婆さんだって欲情しちゃうわ。
媚薬でも一応クスリなんだからさ、用法用量はちゃんと守ったほうがいいんじゃないの?」
「いいのいいの、だって“シリ子”は普通の女じゃない、あの“伝説の天才”春野真理子なんだから!
二人きりのときに、うっかり正気に戻っちゃって、蘭子さまに何かあったら大変でしょ?」
「わかってるわ。
それにしても、いつもながら名演技だったわね。
“蘭子さまとご一緒にお風呂に入らせていただいたコトなんて一度も無い”とか言って怒っちゃってさ。
“シリ子”ったら完全に信じ込んでるわ」
「ふふふ、凄いのは指示された蘭子さまよ。
“自分は特別だ”って思い込ませたほうが、いろいろとスムーズなんだって」
「おお怖い、ここまでくると、もう調教じゃなくて洗脳の域ね。
私たちは蘭子さまのメイドで良かったわねえ」
「ふふっ、それって“自分は特別だ”って思い込んでるんじゃないの?」
「あっヒドい! 蘭子さまに言っちゃおうかな」
「きゃ〜ウソウソ、ウソだってば! あははははっ……」
二人の美少女の楽しげな笑い声が、無人の廊下に響いていた……。
0671アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/07/16(木) 22:50:16.10ID:h8pCMVIE
今回はここまでです。
0672名無しさん@ピンキー2015/07/16(木) 23:58:50.09ID:f8/RHczV
なんという洗脳テクww
散々人前で恥を晒させた挙句心まで弄ぶとは!
0674名無しさん@ピンキー2015/07/21(火) 20:53:38.07ID:NzZIIh2f
油断してた!いつの間に・・・・
0677名無しさん@ピンキー2015/07/31(金) 12:08:54.22ID:ReP4R7Vb
いつも長く待たされるのは慣れっこだけど

>>665から>>668までわずか25時間というのは最短間隔更新記録なんじゃないかw
0678名無しさん@ピンキー2015/08/01(土) 06:55:11.23ID:q6uwn8v/
いやいや10年以上前にはもう少し早いことも・・・
0680名無しさん@ピンキー2015/08/16(日) 22:46:13.42ID:oD4PA0Yu
これだけ暑ければ全裸でも・・・
0682名無しさん@ピンキー2015/08/24(月) 10:46:23.39ID:5yIX0DO+
二人きりのときにぺろぺろ攻撃でアヘらせてその気はないのに下克上しちゃったけど
心がすでに折れているので生徒二人の解放を命じることなど思いもよらず
隠れて二人でいちゃいちゃする妄想でもするか
0696アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:01:01.86ID:/ZkuPaTb
「さあ、おいでなさい」
蘭子に招き入れられ、もう一つの扉の向こうに足を踏み入れたまり子先生は、教え子の前に全裸でいることの恥ずかしさも忘れ、大きく目を見開いたまま立ちすくんだ。
その部屋は二十畳ほどもある広さで、天井から下がった三基のシャンデリアからカーテンや壁紙、デスク、チェア、本棚や美しい花々を活けた花瓶に至るまで、先ほどの待合室の調度品が貧相に見えるほどの豪奢かつ気品ある家具が配されていたのだ。
蘭子はその部屋の中をさっさと通り抜け、部屋の最奥にある扉を開けながら振り返って言う。
「“シリ子”、早くなさい」
その声のトーンが僅かな苛立ちを帯びていることを敏感に察知した哀れな奴隷は、
「ウ、ウッキィッ!
た、ただ今参ります」
と大声で返事するなり豊かな乳房をプルン、プルンと弾ませながら、毛足の長いペルシャ絨毯の上を小走りに駆けて蘭子に追いついた。
「さあ、ここよ」
悪の生徒会の総帥が開けたドアの隙間から、その部屋の内部を見た瞬間、女教師のノーブルな美貌がバラ色に染まる。
そこには天蓋付きの巨大な寝台……所謂“お姫さまベッド”が鎮座していたのだ。
0697アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:01:56.94ID:/ZkuPaTb
「ハァ……ハァ……」
(こ、ここが……寝室……
そして……寝室に……招かれたということは……
今から……蘭子さまに……)
痴呆のように半開きになった口で荒い呼吸を繰り返すまり子先生のタレ目がちな瞳は、吸い付けられたように“お姫さまベッド”から動かない。
おそらく、自分はこの寝台で鬼龍院蘭子に抱かれるのだろう。
しかし、そのことに対する嫌悪感は全く無かった。
それどころか、僅か24時間前に愛を確かめ合った最愛の恋人、草野真由子の顔を思い出すことすら無かった。
“学園の聖女”とまで謳われた美人教師は、まるで初めて遊園地に行った子供が、乗り物の列でわくわくしながら順番を待ち焦がれているように、これから起こる出来事への期待に胸を高鳴らせていたのだ。
そうと知ってか知らずか、蘭子は寝台の傍にある大理石の丸テーブルに向かって歩いてゆき、まり子先生に背を向けてしまう。
じれったい、としか形容できないモヤモヤとした気持ちで、バスローブから伸びる教え子の魅力的な白い両脚を見つめ、切なげに太腿を摺り合わせる全裸の女教師に蘭子が声をかけた。
「こちらへおいでなさい」
「ウ、ウッキィ!」
蘭子の傍らまで近づき、いつものように拝跪しようとしたまり子先生だったが、
「いいからお立ちなさい」
という命に、慌てて直立不動の姿勢をとる。
その鼻先に、黒い粒がどっさりと載せられたクラッカーが差し出された。
「……?」
不可解そうな美人教師に、蘭子は優美な微笑を浮かべる。
「お昼抜きでお腹が空いているでしょう?
さあ、口を開けなさい」
「ウ、ウッキィ……」
なかば呆然としながら、大量の黒い粒が載ったクラッカーを恐る恐る、半分ほど齧ったまり子先生の美貌が僅かに歪んだ。
「ホホホ、塩辛いでしょう?
安心なさい、毒ではないから……ほら」
楽しげに笑った蘭子は、自分の言葉を証明するように、残り半分を自分の口に入れてみせる。
0698アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:02:55.47ID:/ZkuPaTb
「これはベルーガのキャビアよ。
キャビアは口に合わないかしら?」
青い缶詰から金のスプーンで掬ったキャビアを、新しいクラッカーに慣れた手つきで載せながら尋ねる蘭子に、女教師は慌てて首を横に振る。
その勢いに、豊かな乳房がブルブルと震えて打ち合わさり、ペチペチピタンと間抜けな音を立てた。
「まあ! ホホホ……!
“シリ子”のオッパイ、美味しい、って喜んでいるみたいね」
耳朶まで紅生姜のように真っ赤に染めて恥じらうまり子先生だったが、心底楽しそうに皓い歯を見せて笑う教え子の機嫌を損ねないよう、夢中で迎合する。
「ウ、ウッキィ!
あ、あの、美味しいものを食べさせていただいたとき、シ、“シリ子”のオッパイは、喜びのあまり、こ、こんな恥ずかしい音を立ててしまうんです……」
「ホホホホホ……!
“舌鼓”というのは聞いたことがあるけれど、“オッパイ鼓”というのは初めてよ。
はい、“シリ子”。 もう一度聴かせて頂戴」
へつらいの笑みを真っ赤な貌に浮かべた全裸の美人教師は、今度はまるまる一枚のキャビア載せクラッカーを口に入れられると、もぐもぐと頬張りながら、先ほどの倍は激しく直立不動の上半身を震わせてみせる。
ペチペチピタン! ペチペチペチピタン!
「ホホホホホ……!
“シリ子”、キャビアがとてもお気に召したみたいね、ホホホホホ……」
「ウ、ウキイィィ!
“シリ子”は、キャビアをいただいたのは、初めてですけれど……とても、美味しゅうございます!
ああ、う、嬉しくて、オ、“オッパイ鼓”が、と、止まりませんわ……」
羞恥に染まった美貌に迎合の笑みを浮かべ、美麗な裸身を小刻みに震わせながら、豊かな乳房を打ち鳴らして恥ずかしい言葉を口にするまり子先生。
鬼龍院蘭子にとって“学園の聖女”のそのような姿は、この数日間の間に見慣れたものになっていたが、現在の女教師の胸中だけは、これまでとは全く違うことを完璧に理解していた。
つい一時間ほど前までは、真由子をはじめ愛する教え子たちを護るためにおこなっていたのが、今では、このあと待っているであろう淫らな行為を前にして、蘭子の機嫌を損ねないよう必死になって媚びへつらっている、ということを……。
0699アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:03:49.85ID:/ZkuPaTb
それから、十枚ものキャビア載せクラッカーが蘭子の指先からまり子先生の口中に消えた。
塩辛いキャビアを頬ばるたびに美麗な裸身を揺すり、豊かな乳房を打ち合わせて“オッパイ鼓”を奏でていた美人教師の咽喉は焼けるようにヒリついてしまっていた。
それを見てとった悪の生徒会の総帥が、女教師の口元に黄色い液体と氷が入った大きなクリスタルガラスのグラスを差し出す。
「あ、あの……」
オズオズと貌を上げて見れば、蘭子も同じ液体の入った小さなグラスを持っているではないか。
「あれだけ食べたら咽喉もかわいたでしょう?
さあ“シリ子”、乾杯しましょう」
「ウ、ウッキィ……」
呆然としながら受け取ったグラスに、カチリとグラスを合わせて飲み物に口を付けた教え子につられて、まり子先生はその液体を咽喉を鳴らして飲みはじめた。
どうやらこのドリンクはパイナップルジュースらしい。
焼け付くような咽喉の渇きを癒すため、美人教師は両手で持った大きなグラスを傾け、500ml程は入っていた冷たいドリンクを一気に飲み干してしまった。
「ハァ……ハァ……」
咽喉を潤し、肩で息をするまり子先生からグラスを受け取りながら、蘭子がにっこりと微笑む。
「さすがは大人ね。
いい呑みっぷりだったわよ、“シリ子”」
「え……?」
その言葉の意味がわからず小首を傾げた女教師に、大小二つのグラスをテーブルに置いた蘭子は悪戯っぽく笑って告げた。
「これ、ジュースじゃなくてウォッカベースのカクテルなの。
でも安心なさい、アルコール度は3%未満に作らせたから。
そして、このカクテルの名前は……」
言いながら、鼻先どうしが触れ合うほど近くに貌を寄せて囁く。
「“セックス・オン・ザ・ビーチ”よ……」
0700アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:04:43.99ID:/ZkuPaTb
(セ、セックス……!)
その言葉を聞いた瞬間、まり子先生の左右の内腿を、粘ついた液体がゆっくりと伝い落ちる。
云うまでもなく、それは美人教師の秘所から溢れ出た花蜜だった。
恥ずかしい体液が幾筋もの痕を残して内腿を撫でるのを感じた“学園の聖女”は、ノーブルな美貌を真っ赤に染めて、ヘナヘナと絨毯の上に座り込んでしまった。
(ああ……わ、私……いったい、どうしてしまったの……?
信じられない……自分が、こんなにいやらしい女だったなんて……)
その反応は単に、大量に飲まされた媚薬による当然の効果にすぎないのだが、そうとは知らないまり子先生は、自分自身の心と身体に裏切られたような驚きと哀しみのあまり、美しい両眼から涙を零して裸身を震わせるばかりだ。
しばらくその場に片膝を付き、泣きじゃくる女教師を優しく抱きしめていた蘭子は、哀れな奴隷の呼吸が落ち着くのを待って、例の寝台へといざなう。
ベッドの端に腰掛けさせた全裸の美人教師の隣に座り、身体をぴったりと密着させた蘭子は、まり子先生の細い肩に背中から左腕を廻し、抱き寄せて囁いた。
「……ねえ“シリ子”……。
自分が潜在意識で何を考え、何を望んでいるのか……理解している人間なんて、この世に一人もいないわ……」
言いながら、女教師のおとがいに指をかけ、自分の方を向かせる。
「……」
涙に濡れた長い睫毛を伏せて、美麗な裸身を小刻みに震わせ、頑是無い幼女のようにしゃくりあげているまり子先生の滑らかな頬を、慈母のように優しく撫でながら、悪の生徒会の総帥は静かに言葉を続けた。
0701アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:05:42.04ID:/ZkuPaTb
「……これで、よくわかったでしょう……?
貴女が、心の奥底で何を望んでいたのか……?
貴女の心と身体は、私のものになりたいと思っている……。
私に支配されたい……私に自分の全てを捧げたいと……そう望んでいるのよ……」
囁く蘭子の指先が、美人教師の太腿の付け根に滑り込む。
「ああっ……!」
その瞬間、今までに経験したこともない快感が電流のように走り抜けるのを知覚したまり子先生の絖白い裸身が仰け反り、ビクン、ビクンと大きく痙攣した。
ただ指先で秘所に触れただけで“学園の聖女”が絶頂に達してしまったのを満足げに見つめながら、蘭子は決定的な言葉を紡ぐ。
「ほら……ね?
……これが、何よりの証拠……!
貴女は私に、こうされることをずっと望んでいたの……!
……そして、私も同じ……!
きっと……これは“神様の思し召し”なのよ……!
思い出してごらんなさい……?
貴女が空手を学んだこと……!
あの“不幸な事件”……。
故郷を離れ、この学園に入学したこと……!
卒業後に、教師となって学園に戻ってきたこと……!
だから、私と出会った……!
今までの、全ての出来事が……今日に繋がっていたのよ……!
そして、貴女はマゾヒスト……支配されることに最高の悦びを感じる人間……!
私は、その逆……生まれながらの支配者……!
その二人が、今ここでこうしている……!
……これは、ただの偶然なのかしら……?
いいえ、違うわ……! 
これが私たちの運命なの……!
神様のお導きによって……私たちは巡り合うことができたのよ……!」
0702アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:06:34.11ID:/ZkuPaTb
蘭子の熱っぽい囁きが、アクメ後も続く快感に痺れたまり子先生の脳に心地よく反響している。
高貴な美貌を持つ少女の美しい囁き声は、妙なる天上の音楽のようだ。
そして、その少女の肩に貌をうずめている知性と教養に満ちた女教師は、今やその言葉の一つひとつに深く頷いていた。
(“神様の思し召し”……そう……きっとそうなんだわ……。
私のこれまでの人生は……きっと、このためにあったのよ……。
そうでなければ、蘭子さまの裸を見ただけで……あんなふうになる筈が無いもの……。
私は……蘭子さまに……この美しい少女に……支配されたいと望んでいる……。
私がこんなに、いやらしい女である理由も……やっと理解できた……。
神様が……私をこんな身体にお造りになったからなのね……。
そして、これが私の……いいえ、“私たち”の運命……)
己が何者であるかを悟った(と、媚薬によって思い込まされた)美人教師のおとがいに再び指がかけられ、ゆっくりと上を向かされる。
涙で潤ったタレ目がちな瞳に、目を閉じた蘭子の高貴な美貌が近付いてくるのが映った。
“学園の聖女”はうっとりと瞼を閉じ、朱唇を半ば開いて、“運命の少女”の口づけを受け入れる。
「……!」
桃色の舌と舌とが触れ合った瞬間、またもや身体中を電流のような快感が走り抜け、再び達してしまったまり子先生は、蘭子と舌を絡め合ったまま、ブルブルと裸身を震わせた。
(イ、イク……!
キスで、キスだけで、イッちゃうぅ……!)
自分がいやらしい変態マゾであることを心から認めてしまった美人教師は絶頂のなか、無意識に更なる快感を求め、両腕で蘭子を抱きしめて、固くしこった乳首をバスローブに擦り付けるのだった……。
0703アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2015/11/30(月) 19:07:55.87ID:/ZkuPaTb
今年はここまでです。

皆様、どうぞ良いお年を。
0704名無しさん@ピンキー2015/12/01(火) 01:28:28.34ID:gldS+SH2
おっぱい恥芸をさせられたことに全く頓着せずメロメロにされちゃう先生(*´Д`)
0707名無しさん@ピンキー2015/12/16(水) 00:28:20.82ID:yPaDqBHW
来てたー! 今年もお世話になりました。よいお年をー!
0711アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/14(木) 20:28:46.00ID:PJwDhHSK
数分後、豪奢な“お姫さまベッド”に仰向けに横たわったまり子先生は、バスローブを脱ぎ捨て全裸になった鬼龍院蘭子が、サイドボードから取り出した黒革のT字帯を蜂のようにくびれた腰に装着しているのを、横目でチラチラと盗み見ていた。
T字帯の中心からは、怒張した男性のシンボルが聳えている。
モジモジと太腿を摺り合わせながら、切なげな吐息を漏らす“学園の聖女”に美麗な裸身を見せつけ、たっぷりと焦らした蘭子がベッドに上がると、命じられてもいないのに美人教師は、恥ずかしいほどに濡れそぼった無毛の股間を大きく開いた。
その上に覆い被さって貌を寄せると、淫情にとろけ切った女教師の瞳の中に、僅かな陰りがあるのに気付いたが、悪の生徒会の総帥にはその陰りの正体が何なのか良く判っている。
上気した頬にチュッ、と優しく口づけた蘭子は、まり子先生の形の良い耳朶に唇を寄せて囁いた。
「わかっているわ、“シリ子”……。
私のものになってしまうと、“クサレマン子”に申し訳ない、そう思っているんでしょう……?」
その言葉に、(ど、どうして私の考えていることが判ったの……?)と、あからさまな驚愕の表情になった“学園の聖女”は、暫し逡巡したのち、タレ目がちな目尻に涙を浮かべ、頑是無い幼女のようにこっくりと頷く。
「ホホホ、おバカさんね。
例えば、貴女が雄と雌、二匹の犬をペットにしていたとして……。
貴女に対して忠実な、可愛い二匹が愛し合っているからといって、それが何だというの?
ワンちゃんたちが犬どうし愛し合うのは当然でしょう?
“マン子”と愛し合う“シリ子”が、飼い主……ご主人さまである私のものになるのは、当たり前のことよ。
これは浮気じゃないの。
もちろん、“マン子”に対する裏切りでもないわ。
奴隷が主人に身も心も捧げるのは当然のことですもの。
だから、“私のもの”である“シリ子”と“マン子”は今までどおり、愛し合う恋人どうしのままなのよ。
わかったかしら……?」
0712アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/14(木) 20:29:42.04ID:PJwDhHSK
優しく教え諭す蘭子の言葉の内容を良く聞いてみれば、これ程酷い話は無いだろう。
つまりこれは、“奴隷は飼い犬であって人間ではない”という恐るべき宣告なのだから。
しかし、強力な媚薬によってとろけ切った女教師の脳内には、“これは浮気じゃないのよ”という免罪の言葉だけが反響していたのだ。
(ああ、う、嬉しい……!
“マン子”さん……これは浮気じゃありませんわ……。
奴隷が……ご主人さまに……身も心も捧げるのは……当然のことですもの……。
“シリ子”は、これからもずっと、貴女だけのものです……!)
安心しきったような表情を浮かべるまり子先生の瞳から、先ほどまでの陰りが消えたのを見てとった鬼龍院蘭子は、慈母のように微笑みつつ、しかし悪戯っぽく口を開いた。
「でも……どうしても“シリ子”が嫌だというなら、今回はやめておくわね」
言いつつゆっくりと身を起こそうとする蘭子に、下から悲痛な声が縋りつく。
「そ、そんな!
い、嫌じゃありません!
ああ蘭子さま、どうか待って、行っちゃいやぁ……!」
絶望の悲鳴を上げて全裸の上半身を起こした“学園の聖女”は、骨身に刻み込まれた奴隷の作法すら忘れ、両腕を蘭子の背中に廻して抱きしめると、悪の生徒会の総帥の豊かな乳房に貌を埋め、泣きじゃくりながら哀願しはじめた。
「ああ、あんまりですわ、蘭子さま……!
シ、“シリ子”は、やっと、本当の自分に気がつきましたのに……!
“神様の思し召し”に従おうとしていますのに……!
い、今“シリ子”をお見捨てになるなんて、ひ、酷すぎます……ひっく、えぐっ……!」
0713アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/14(木) 20:30:32.68ID:PJwDhHSK
死んでも離すものかとばかりに自分を抱きしめ、胸に縋りついて泣訴する美人教師を痺れるような思いで見つめながら、冷酷な微笑を浮かべた蘭子は、声音だけは優しく諭す。
「ホホ、安心なさい。
“シリ子”が心から、この私のものであると思っているのであれば……“シリ子”、貴女を見捨てるようなことはしないわ」
「ああっ……!」
その言葉に、さっと貌を上げたまり子先生は……笑顔だった。
今までのような無理やり作ることを強制された引きつった泣き笑いではなく、心の底から嬉しくてたまらない、とでも言わんばかりの、まるで美しい花が咲いたような笑顔であった。
随喜の涙を流しながら、感極まった女教師は、蘭子の瞳をまっすぐに見つめて心の底から宣誓する。
「シ、“シリ子”は、蘭子さまのものですわ……!
蘭子さまに、“シリ子”は……身も心も捧げ……お仕え致します……!
蘭子さまの、ご命令であれば……どんなことでも、“シリ子”は従います……イエ、あの、し、従わせて、いただきます……!」
あらかじめ教え込まれた台詞ではなく、自分自身で考えているため、その誓いは辿々しいものではあったが、だからこそ、その真摯な言葉には、唯一絶対の神へ縋る祈りのような真実があった。
「その言葉、たしかに聞いたわ。
じゃあ“シリ子”、もう我慢できないようだから、今すぐに……私のものにしてあげる!」
蘭子の股間に聳える張型が勢いよく前進し、美人教師の無毛の淫裂を割り広げた瞬間。
「あああああああぁぁぁぁっ!」
あっという間に絶頂にのぼり詰めた“学園の聖女”の歓喜の叫びが天井のシャンデリアを震わせた……。
0714アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/14(木) 20:31:36.41ID:PJwDhHSK
まり子先生は夢を見ていた。
どこまでが現実で、どこから夢なのか、はっきり区別がつかない、あやふやな夢だった。
夢の中で女教師は、両腕でしっかりと抱きしめた蘭子のペニスバンドで秘奥を突かれながら、
「ああ、いいっ!
オマンコいいっ!
ああ、ま、またイクぅ……どうか、イカせてくださいっ!
もっともっと“シリ子”のオマンコ、突きまくってイカせてえぇぇ!」
と、わめきたてていた。
少なくとも、これは夢に違いない。
夢でなければ、思春期の少女たちを教え導く聖職者である自分が、そんな卑猥な言葉を口にできるはずがないではないか。
教え子の抽送に合わせて腰を振りたてていた自分は、淫らな言葉を口走り、休みなしに十数回もの絶頂に追い上げられたような気がする。
夢の記憶は、めくるめく官能の波間に呑みこまれていたが、間もなく“学園の聖女”は、再び忌まわしい淫夢の世界をさまよっていた。
今度は四つん這いになって真っ赤に染まった双臀を高々と掲げたあられもない姿勢をとり、排泄器官に芽生えた激しい掻痒感に苛まれて、
「ああ、か、痒い! 
ア、アナル……イ、イエ、ケツマンコが痒いんですぅ!
お願いです、蘭子さま!
ほ、細いのじゃなくても構いませんわ!
い、今着けている、太いやつでいいですから、どうか“シリ子”のケツマンコをホジってくださいませ!」
と、左右に尻を振りたて、恥知らずにわめき続けていたのだ。
さらに、聞き覚えのあるような、ないような恥ずかしい痴声が耳の奥で木霊する。
「う、うそぉ……どうして、どうしてぇ……?
きっ、気持ちいい!
ケ、ケツマンコ痛いのに、気持ちイイですぅ!
ああ、いやぁ、イキたくない……!
あの、だ、だって、あうっ!
お尻なんかで、イッて、しまったら、クウッ!
ほ、ほんとうの、変態に、なっちゃう……!
ヒイッ、そ、そんな!
そ、んなに、激しく、され、たら!
ああ、もうダメ、イク、イキますっ!
へ、変態“シリ子”、ケツマンコでイクうぅぅぅ!」
0715アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/14(木) 20:33:44.38ID:PJwDhHSK
今回はここまでです。

今年も宜しくお願い致します。
0716名無しさん@ピンキー2016/01/15(金) 03:05:28.68ID:Tm70ZLe6
完堕ちアナルレズひゃほう!

このあられもない痴態の録画映像をいろいろ活用するのも楽しそうですね
0717アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/16(土) 13:43:51.62ID:XJ32p4r0
夢の記憶はそこで途切れていた。
「“シリ子”、そろそろ起きなさい」
優雅な声とともに肩を揺り動かされて、まり子先生は今度こそはっきりと眼を覚ます。
そのぼんやりと開いた瞳に、仰向けで横たわる自分を覗き込む、鬼龍院蘭子の高貴な美貌が映った。
「ホホホ、汗びっしょりじゃないの。
お風呂に行きましょう」
バスローブ姿の17歳の少女に促された23歳の女教師は、
「ああっ……ハ、ハイ、イエ、ウッキィ……」
とサルの吠え真似で応え、慌てて美麗な裸身を捻ってベッドから降りる。
その瞬間、何本もの針でチクチクと刺されたような疼痛がアヌスを襲い、まり子先生は思わず美貌を歪めたが、すぐにそれ以上に重大なことに気付いて顔色を変えた。
(ま、待って!
お、お尻が痛いということは……ま、まさかあれは夢じゃなく……現実だったの……?
わ、私……お尻で……あんなに……気持ちよく……)
先ほどまで見ていた淫夢が、夢ではなかったことを自覚した知性と教養に満ちた古文教師は、首筋まで赤くして恥じらう。
そんな奴隷に背を向けて、ワードローブからバスタオルを取り出す蘭子の背後で、所在無げに侍立する全裸のまり子先生は、美麗な肢体に脂汗を浮かべ、モジモジと腰をくねらせていた。
羞恥は無論のことだが、それ以上に耐え難い尿意に襲われていたのだ。
それはもちろん、蘭子に抱かれる前に飲まされた媚薬入りのジュースとカクテルの所為である。
その切迫感たるや、繰り返される絶頂の中で失神してしまったときに、漏らさなかったのが奇跡であるとさえ思えるほどのものだった。
「あ、あの……」
背中に小さく呼びかけると、振り返った蘭子が笑顔で尋ねる。
「どうしたの? “シリ子”?」
途端に、“学園の聖女”はその場に土下座して、裸身を震わせながら口を開いた。
「お、お手をお止め致しまして、も、申し訳ございません……。
あ、あの、“シリ子”は、お、おしっこが漏れそうなんです……。
ど、どうか、お手洗いに、行かせて下さいませ……」
尿意を堪えて歪む美貌を毛足の長いカーペットに埋めて哀願する女教師に、蘭子は微笑を浮かべて告げた。
「“シリ子”、先にバスルームへお行きなさい。
そこですればいいわ」
0718アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/16(土) 13:44:58.26ID:XJ32p4r0
「ウ、ウッキィッ!」
猿の吠え真似で返事した全裸のまり子先生は、少しでも尿意を抑えようと両手で股間を押さえたまま、へっぴり腰で廊下を駆け出した。
前かがみになっているため、重たげに垂れ下がった豊かな乳房を揺れ弾ませ、よろめくような足どりで目指すバスルームのドアを開けて飛び込む。
広い脱衣所を抜け、最後の扉を勢いよく開いたその瞬間、美人教師のタレ目がちな瞳が驚愕に見開かれた。
「びっくりしたぁ、“シリ子”じゃないの!
そんなに慌ててどうしたのよ?」
バスルームには、Tシャツに短パンというラフな姿の阿久津聖が、大きな赤いバスマットを抱えて立っていたのだ。
「ああっ……!」
今回ばかりは誰にも見物されずにトイレを済ませられると思い込んでいたまり子先生は悲鳴のような泣き声を上げたが、切迫した尿意は逡巡することさえ許さない。
「あ、あの、失礼致しま……」
言いながら聖の脇をすり抜けようとした美人教師の腕がむんずと掴まれた。
「ちょっと、ナニよその態度は?
一回蘭子さまの寝室へ呼ばれたら、もう私への挨拶なんかしなくてイイってワケ?
え? 蘭子さまがそう言ったの? もう聖なんかシカトしていいって!
どうなのよ“シリ子”?」
「イ、イエ、そんな、そんな……」
長身の美少女に鋭い視線で睨めつけられた哀れな女教師は、しどろもどろになって弁解する。
「お、おトイレ……おトイレに行きたくて……」
「トイレ? ここはお風呂よ!
オバさん、アンタとうとうホントのバカになっちゃったワケ?
で、それが私への挨拶をスルーしたこととナンかカンケーあるの?」
「いえ、あの、その……」
0719アレ?? ◆vBvig8Xoq2 2016/01/16(土) 13:45:52.44ID:XJ32p4r0
要領を得ない返事に業を煮やした聖は、まり子先生の大きな乳房に右手を伸ばし、力まかせに握りしめた。
「キイ―――ッ!」
気品に満ちた美貌の女教師の咽喉から発せられた金属的な悲鳴がバスルームに反響した瞬間、その股間からも黄金の水流が噴出する。
「ちょ、ちょっと!」
聖は慌てて飛び退いたが時すでに遅く、彼女の膝丈の短パンは凄まじい勢いで迸った奔流の直撃を受けてしまっていた。
「ふ、ふざけんな“シリ子”っ! テメェ舐めてんの?」
普段の余裕に満ちた態度をかなぐり捨て、あの試合のとき以来久々に見せる憤怒の形相で喚く聖の姿に怯え切った“学園の聖女”は恥も外聞もなくヘナヘナと土下座する。
「も、申し訳ございません……ど、どうか、お許しを……」
聖の足下に這いつくばって詫びたからといって、一旦堰を切った奔流が止まるはずもない。
女教師の股間から聞こえるシャーッという大きな流水音は、冷酷なサディスティンの怒りを更に増幅させる役にしか立たなかった。
「ひとにションベンぶっかけといて、それで済むと思ってんの?
いつまで馬みたいにジャージャー垂れ流してる気?
謝るんなら、まずそのションベン止めろよ! 早くっ!」
土下座の後頭部を踏みつけられ、高い鼻をバスルームの床で押しつぶされたまり子先生は、必死で救いを求めて祈っていた。
しかし、その祈りの対象は、これまで信仰を捧げてきた神ではなかった。
(た、助けて、蘭子さま……。
は、早く、早くおいでになってえ……!)
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