【俺の】結婚&新婚萌えスレッド第5夜【嫁!】
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0001名無しさん@ピンキー2010/10/27(水) 20:39:32ID:j60ZHXJJ
「あなたの色に染めてください」という意味が秘められた
純白のドレス・・・そんな姿の花嫁さんたちにハァハァするスレです。
愛し合う2人の世界を描くもよし、
式場で花嫁を奪い去る黄金パターンを想像したり、
逆に花嫁を奪われるといった流行りの寝取られ展開を入れてもよし、
政略結婚で好きでもない男に嫁がされる薄幸の美少女に興奮するもよし、

とにかく花嫁が出ていれば何でもOKです!
もちろん2次元キャラ同士のカップリング&新婚生活なんかも大歓迎!!

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【俺の】結婚&新婚萌えスレッド【嫁!】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1149503791/

保管庫
2chエロパロ板SS保管庫
http://red.ribbon.to/~eroparo/
「オリジナル・シチュエーションの部屋その7」に収蔵されています。
0102名無しさん@ピンキー2011/02/14(月) 09:00:47ID:2KB0380m
だしょー!今日はバレンタインだからなにかミラクルが起こるはずだ
01061042011/02/28(月) 01:47:25.27ID:6E36e74x
わかりました。それでは、2〜3レスほど。タイトルは「cure kiss」です。
NG登録される際はこれでお願いします。
0107Cure kiss2011/02/28(月) 01:54:27.15ID:6E36e74x
「いてっ!」

2月。あと一月半もすれば桜が開花しようという、暦の上では春になる直前という時期である。しかしながら、気温を天気予報で見る限りではまだまだ春は遠いようだ。
したがって、ここ吉川恭介・亜衣夫妻の家においても炬燵というものがまだ活躍していた。
先ほどの「いてっ!」はその恩恵を受けていた恭介の口から洩れたものである。同じくその恩恵を受けながらみかんをほおばっていた亜衣がふと顔を上げると、恭介がみかんを片手に顔をゆがませていた。

「どうしたの?」
「口内炎にしみた…」

口内炎なんてできてたんだ。そういえば最近恭介、疲れてるみたいだったしな…。
一般に口内炎などの症状は疲れている、あるいは免疫力が低下していると治りにくい。この間テレビで見た内容が亜衣の脳内をよぎる。
休日の昼下がり。昼食後の洗い物をすませて一息つこうと炬燵にもぐりこんでみかんをほおばっていた亜衣の目の前には、痛みに顔をしかめながらもみかんをがんばってほおばる恭介の唇。…そうだ。

「口内炎によく効くおまじないがあるんだけど、試してみる?」

結婚しておよそ1年。新婚生活を精いっぱい楽しむ2人にはまだ子供はおらず、当然家には恭介と亜衣の2人しかいない。
訝しげな表情の恭介に眼を閉じるように言い、亜衣は炬燵から一度出て、向かい側、すなわち恭介の隣に音もなく忍び寄る。

「いたいのいたいのとんでけー…」

チュッ。

「んんっ!?」

恭介の唇を突然あたたかくて柔らかいものが覆ったかと思えば、すぐに上下の唇をこじ開けてもっと温かなものが侵入してくる。
驚いて目を開けた恭介の目の前には、さっきまでテーブルの向こうにいたはずの、最愛の妻のどアップ。…キスしたいならそう言えばいいじゃないか。とは思うものの、最愛の人から直接伝わってくる熱さに恭介はすぐに考えるのをやめて、再び目を閉じた。
0108Cure kiss 2/22011/02/28(月) 02:16:50.12ID:6E36e74x
 亜衣の舌が恭介の口内を這う。

「ん…」

触れ合った唇からはあたたかい吐息が漏れる。やがて亜衣の舌が恭介の口内炎に触れ、恭介が顔をしかめる。
亜衣は納得したように舌をその部分へと向かわせる。
(何するんだよ、痛いじゃないか…)
抗議しようと口を離そうとするが、亜衣はそれを許すことなく、同じ個所を何度も何度もなめ続ける。
徐々に大きくなる水音と、亜衣からほのかに香る香水、そして口内をひたすらはいずりまわる舌の感触に、恭介の感覚がだんだん麻痺していく。
 

 しばらくたって亜衣の唇が離れていく。離れると同時に眼を開けた2人は、互いの唇を伝う銀色の糸に、つい恥ずかしくなって顔を赤らめてしまう。

「これで痛くなくなったでしょ?」

亜衣はいたずらが成功した子供のような表情を浮かべる。…初めからこれがねらいだったのか。
恭介よりも1つ年上の妻は、時折こうしたかわいらしい側面を見せてくる。そんな亜衣が愛おしくて、恭介はつい、その「いたずら」を許してしまう。
(ああ、この人にはかなわないな…)
そんなことを思う恭介の表情はとても柔らかなものだった。結婚生活は順調である。
01091042011/02/28(月) 02:24:34.40ID:6E36e74x
以上です。読んでくださった方、どうもありがとうございました。
0112名無しさん@ピンキー2011/03/07(月) 19:10:17.68ID:ThgBBtaX
投下期待
0113ガリさん2011/03/08(火) 04:22:16.06ID:ehtd805u
実に面白い
01141042011/03/08(火) 21:28:43.35ID:j6tDBCYK
なんかコメントついてる! ありがとうございます! 
よかったのかホイホイコメントしちまって。俺は「GJ」だけのレスにだって、狂喜乱舞しちまう男なんだぜ?///


…キスで感覚がマヒするなんてあるわけないだろwww
 ↑と、キスすらしたことのない真正DTが申しております。
0118名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:24:32.20ID:kZDl+i2a
もしかしたらスレチかもだけど供養がてら投稿します。
保管庫には載せないで下さい。
情事は表現出来なかったのでだれかお願いします。
むしろ自分が見たくて途中まで書いた
0119名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:26:26.22ID:kZDl+i2a
家に帰ると妻が
玄関に
裸エプロンで座って
鞭と紐と大人のおもちゃを用意してました。


「シン君お帰りなさい」
「あ、あぁ…ただいま…」

頬を染めて上目遣いで言う彼女はとても可愛い。
そりゃそうだ、自分が長年惚れ込んでやっと結婚出来た相手だ。
しかしこの状態は結婚したからといって受け入れられるものではない。
彼女が求めてるのは被虐精神を満たす行為、言わばSMだ。
0120名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:27:25.47ID:kZDl+i2a
結婚当初はこんなことしなかった。することさえ考えてはなかっただろう。
こうなった原因は一部自分にあると自覚している。
仕事の上司からの無茶振りに残業が増え夜の関係が長いことご無沙汰になって、更にはトラブル発生と、とにかくストレスが溜まっていた時彼女に強姦紛いのことをした。
四肢拘束目隠し口にガムテ放置したあとバック…そんな感じだ。
普段はそんなことはしない。そもそも痛みで泣く彼女を見るのは趣味じゃない。むしろ嫌だ。
翌日、彼女に酷いことしたと土下座で必死に謝った。
それ以後は絶対に八つ当たり強姦紛いのことはしないと心に誓い、実際自らやってはない。

それがなんだ。
今度は彼女が被虐精神に目覚めてしまった。
友人に「無理矢理されたら凄く感じた」と言ったらSMサイトを紹介されたらしい。

そしてこのザマである。

当然ではあるが、毎日がこうではない。
発情期というかなんというか、とにかく月に何日かあるだけだ。
その何日かがキツイのだけど。
0121名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:28:43.21ID:kZDl+i2a
「ご飯にします?お風呂にします?それとも…私にします?」

ご飯→媚薬入り
風呂→一緒に入って襲えと脅される
私→言わずもがな

「えっと、まずは服を来て頂きたい」
「シン君…私の体、魅力ない?」
「そうじゃなくて…目に毒というか…」

下半身がヤバいから止めて欲しい。
このまま流されたら彼女の思う壷だ、明日も仕事あるのだから申し訳ないけど控えてくれ。
いや裸エプロンが嫌いなわけじゃない、男の浪漫だ。
今日が水曜でなかったらがっついてもおかしくは無い。はず。

「ねぇシン君、私、シン君の奥さんだよね?」
「そうだけど?」
「だから私の体はシン君のものなんだよ、自由に使っていいんだよ?誰も邪魔しない関係なんだから」

ウルウル目でそういわれては理性も持たない。あぁ可愛い。
思わず顔を逸らした。

「何度も言うけど、人を痛みつける趣味は無いって」
「でも抱いてくれる時はいつも意地悪じゃない、それが実物に変わるだけだってば」
「いやいやいや、そんなんじゃなく…」
「私、シン君に意地悪されたいの。シン君だから言うんだよ?この体にシン君の証を、所有印を刻み込んで欲しいの。私をシン君に染めて、グチャグチャにして?お願い…」

座ったままギュッと足に抱き着いてきた。
あぁもうストレート過ぎるんだよ!
しゃがんで彼女に無理矢理口づけする。
深く長く、ねちっこいディープキス。
彼女が耐え切れず逃げようとするのを頭を抱えて固定する。
彼女の力が抜けるまで、掻き乱していた。
こてん、と僕の胸に寄り掛かった時。

「……なら、そのおもちゃをあそこに入れて。そのまま食事を取ろう」

良心により踏み止まっていた理性は崩壊した。
実にあっさりなのは惚れた弱みだと主張しておく。
0122名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:29:13.18ID:kZDl+i2a
ヽ(゜∀。)メ(゜∀。)メ(゜∀。)メ(゜∀。)ノ


溜息。
腕の中では全裸の彼女がぐっすり、というかぐったり眠っている。
体のあちこちには縄と鞭の後が赤く残っていた。
それを見るといたたまれない、本当はこんな傷付けるつもりなんてなかった。
出血しなかったのが救いだ。
抱きしめると「んぅ…」と声を上げる。それでも起きる様子はない。
溜息。
最初は何度も「やめないで」と言うから戸惑った。
結局は自分も媚薬入りの食事を美味しく頂いた故にスイッチが入ってヒートアップし無理矢理やってしまったのだけど。
あくまで薬のせいだ。そういうことにしておきたい。
本当は泣き喘ぐ姿なんて好きなんじゃないのに。
もっと大切にしたいのに。

三度目の溜息の前に彼女が目を覚ました。

「シン君…」
「大丈夫?」
「うん、へーき」

えへへ、と幸せそうに笑う彼女に僕は内心複雑だ。
0123名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:29:53.87ID:kZDl+i2a
「その…ゴメン」
「え?」
「いつも思うけど、辛くないか?」

キョトンとしたあと、またニコニコしはじめた。
そして抱きしめ返してきた。
ギュウッと胸が密着してくる。

「痛くされた後のシン君優しいからねー。それだけでもう満たされちゃう」

……ん?

「もぅ、アメとムチの使い方が上手いんだから病み付きになるんだよー?」
「……どゆことですか?」
「シン君はねー、酷くしたあと謝るようにスッゴく大切に抱いてくれるから好きー」

なんと、無意識にアメとムチやってたということか!
結局三度目の溜息を吐き出した。
グリグリ頭を撫で回す。
とろとろ甘える彼女はやっぱり可愛い。惚れた弱みだ、悪かったな。
とりあえず明日(というか今日の朝)に備えて寝なければ…って。

「なにやってんだ」
「え?もう一回」

彼女はいつの間にか洗濯挟みを取り出していた。そして僕に押し付ける。

「気持ちは嬉しいが明日も仕事だ」
「だってまだ疼くんだもん」
「だもんじゃない」
「放置プレイにするならバイブ入れて両腕縛っ「やめろぉぉああッ!!!」

まだまだ夜は続くらしい。


お粗末!
0124名無しさん@ピンキー2011/03/15(火) 22:33:44.73ID:kZDl+i2a
>>119->>123
以上。中身も脈絡もなくてしかも意味不明でスマン。
処女作だから許して。
とりあえず吐き出してスッキリした。

無駄な人物紹介
・シン君:晋
美琴の旦那。
スイッチ入ったらSだけど、元々理性が強い人間なので入るまでが長い。大概は薬かストレス溜めないとならない。
普段は凝らしプレイが好き。妻を名前じゃなく「彼女」と呼ぶのもそのうちとかそうじゃないとか。
快感でフニャフニャにするのがいいらしい。
本人曰く「自分のテクで気持ち良くなってくれないのが嫌だからSMはしたくない」とのこと。
とかなんとか言いつつやたら技術面では詳しい。縛りの種類とか道具とか。

・彼女:美琴
晋の嫁。髪の毛は肩までストレート。これだけは譲れん。
普段はおしとやかで可愛らしいが、発情期になるとやたら積極的なMになる。
発情期になると自分を壊すオ●ニーをやっては帰ってきた旦那に救助されることもしばしば。
カップはBからCになった。
大概ネタ(?)を提供するのは彼女の方。
●●したい!と言っては頭を抱えつつ折れて獣になる旦那が堪らなく好きなんだって。

結局二人共馬鹿。
0129名無しさん@ピンキー2011/03/21(月) 01:27:23.78ID:f6H4YjlH
女性向きかもしれないが
片恋生活という女性マンガがこちら向けかもしれないと思った
ほんやりしてはいるが
0130名無しさん@ピンキー2011/03/24(木) 04:38:22.01ID:Cz+fxhud
むしろその作者の別作品、パジャマでごろんもお勧め。
新婚ものだし。
0131名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 00:16:00.07ID:m/t5KB/A
投下期待
0133名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 20:36:16.03ID:T0CJ2mHn
>>119-123を投稿した馬鹿です。
再び供養しに来ました。
今回はおでかけ?編です。
やっぱり情事は表現出来なかったのでだれかお願いします。
0134名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 20:37:04.82ID:T0CJ2mHn
休日は二人で出掛けるのが基本だ。
映画見に行ったりウィンドウショッピングしたり。
今日は晩御飯の材料を一緒に買いに行こう、ということになったのだけど。
彼女が笑顔で首輪とリードを持ってきた。

「何を求めてるんですか」
「お出かけするんだったら必要でしょ、ご主人様ッ!」

マズイ、彼女は発情期だった。

「君は僕が補導されてもいいのかね」
「ちゃんとお互い了承得てるから大丈夫です!私がしてって言ってるから!」

ビシッと敬礼ポーズをしても無駄だ。それにしても綺麗にするな。

「仮に補導されなくても世間にどんな目で見られるかわかってる?」
「あぁ、ご主人様は私を辱めたいんだ…とゾクゾクします!」
「それは君の主観だ。何やってんのあのカップル、と思われ引かれるのが一般的な反応だ」
「カップルじゃないです、ご主人様と奴隷です!」

夫婦とは言わないのかよ。
今日はすこぶるM度が高いらしい。設定に入り込み過ぎて理解力無くしてる。敬語も使ってるし。
ここで負けたら務所行きなのでさっさと玄関へ。
0135名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 20:37:45.38ID:T0CJ2mHn
「とにかく駄目だ。普通に行くよ」
「お預けですね!いつ、いつされるのですか?!」
「しない、絶対」
「無期限お預け…」

ちょこちょこ後ろをついて来るのは発情期だろうが悪い気はしない…と脳内で惚気ながら靴を履き替えていると「ご主人様」と背後から声がする。
ご主人様じゃない、と立ち上がり振り返れば。

「堪えきれない奴隷は自分のあそこにバイブを入れて出掛ける事をお許し下さい…」

彼女は相変わらずどこからともなく大人のおもちゃを取り出し、片手はジーパンに手を掛けていた。

「なにやってんの!?」
「美琴はもう堪えられません…」
「ちょ…」

顔はほんのりピンク色に染まって、既に股下はシミが広がっていた。
ゆっくり息を荒げながら降ろす姿は艶めかしい。釘付けになる。
羞恥に堪えながら今度は下着を降ろす前にその手を取った。

「ご、ご主人様?」
「………」

もう、限界。
0136名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 20:38:50.51ID:T0CJ2mHn
ヽ(゜∀。)メ(゜∀。)メ(゜∀。)メ(゜∀。)メ(゜∀。)ノ


「意地悪」
「なんとでも」
「結局リードもバイブもお出かけも無しになっちゃったじゃない」
「でもヨカッたんだろ?立てないくらい」
「む…そうです……」

結局玄関でコトに至り、今は動けない彼女をベッドに寝かせている。
勿論腕枕はデフォルトだ。
気を取り戻した彼女が最初に発したのが冒頭の言葉である。

「奴隷はもっと酷い扱いをされなきゃ……」
「僕は君を奴隷だなんて思った事は一度もない」

淫乱ビッチかと思った事ならあるけど。

「さて、もう一度するかな」
「え?お買物は?」
「後で僕が個人的に行く」
「駄目!お出かけは二人で行くの!」

随分かわいい我が儘言ってくれるじゃないの。
こっそり後ろ側から手を彼女のあそこに滑り込ませる。
十分濡れそぼった音がした。
0137名無しさん@ピンキー2011/04/01(金) 20:39:51.22ID:T0CJ2mHn
「キャッ!?」
「それより僕の熱を冷ますのが先だろ?」
「…酷くしてくれるの?」

彼女は期待に満ちた目で僕を見詰める。
その返事として僕は微笑んだ。

「まさか、今日はとびっきり気持ち良く抱いてやる」

異議を言われる前に僕は彼女にディープキスをお見舞いしてやった。

お家でデートはまだまだつづく。





タヒね(゜∀゜)
0141小旅行2011/04/05(火) 02:25:29.61ID:XzTx8xWZ
「うわぁ、凄―い!」
たしかにスゲェ部屋だった。無駄に広い部屋。天井には豪華なシャンデリア。ふわふわな絨毯。壁紙も高級そうだ。
でかいテレビに、マッサージチェア、カラオケにピアノまであった。もちろん奥にはキングサイズのベッド。
「いやー、久々のラブホだけど、感動だねー!」
嫁が、テンションが高くなってくるくる回る。チワワみたいだ。
結婚して5年になるが、まだ可愛いと思えるのはこんな幼いところがあるからだろう。

「地方都市のラブホはとってもいいらしいよー」先日テレビの旅番組を2人で見ていたら、嫁が突然言い出した。
「・・・じゃ、ドライブついでに泊まってみる?」
「うん!じゃあさ、できれば、ここ泊まりたい。」
いそいそと出したのは、無料情報誌。ホテルコーナーのページを開け、指で示す。やたらと高級そうな部屋。
・・・高っ!リゾートホテル並だ。ラブホのくせに。まぁいいか。最近仕事が忙しくて遠出をしていなかった。
嫁のささやかなお願いなら、ちょっとの贅沢くらいいいだろう。―で、ここに宿泊する事になった。

「うう、寒い・・・!」
嫁が体を震わせる。確かに寒い。暖房は一応かかっているようだが、部屋が広すぎて暖かくなっていない。
ベッドボードの集中スイッチを探し出し、Minだった空調をMaxに切り替えた。
ゴォォ、という音と共に空調口から暖かい空気が部屋に流れる。暖かくなるまで時間がかかりそうだ。
「風呂入ろうか?」
「うん!」
抱きつかれて、キスされた。むふー、と胸に顔を擦り付けている。犬みたいで可愛い。駄犬だが。
0142小旅行2011/04/05(火) 02:29:22.72ID:XzTx8xWZ
風呂場もやっぱり凄かった。全身を伸ばして入ることができるジャグジー。ついでにミストサウナ付き。
2人一緒に風呂に入る時は相手の体を洗う。結婚前からのお約束。
俺の硬くなったものをボディソープに塗れた嫁の背中や腋にこすりつけて、変態といわれるのも昔からのお約束だ。
さすがに結婚前の引き締まった少女のような体ではないが、柔らかく成熟した、いやらしい女の体になったと思う。
子を生んだことが無いためか、腰の細さだけは昔と変わらない。
子ができないのは少しだけ寂しいが、嫁を独り占めできるのはある意味嬉しい事なのかもしれない。
ジャグジーに入る。嫁が俺の胸に背中を預けてきた。背中から手を回し、胸を揉む。
「あん!ふふ、えっちー。」
まぁ、大きくはない胸だが、揉める程度にはある。乳首を軽く摘む。すぐに固くなった。
これまで付き合った女の中で一番小さい胸、というのは墓場まで持っていかないといけない秘密だ。
嫁が首を回し、キスを求めてきた。突き出された舌をしゃぶり、舐め回す。
「ん、うう・・・んん・・・」
唇を奪われながら、呻くような喘ぎ声。胸を揉んでいた両手を下半身へ伸ばし、内腿をなぞる。
「あ、そこ、いい・・・」
唇を離し、うっとりと呟く。手はそのまま嫁の茂みの中へ潜り込む。指を突起へ伸ばすと、捕まれ動きを封じられた。
「だめ。感じちゃうから、ベッドで、ね?」
湯の熱さ以外で顔を赤くした嫁が耳元で呟いた。
0143小旅行2011/04/05(火) 02:35:49.26ID:XzTx8xWZ
嫁の長い髪をドライヤーで乾かし、先に上がらせて自分も後から部屋に戻る。・・・暑い。暖房が効きすぎていた。
嫁はベッドでへばりながら缶チューハイをちびちびやっていた。裸で。下戸のくせに。
「暑くない?つーか、お前酒飲んで大丈夫かよ?」
「暑いけど、スイッチわかんないー。それになんか飲みたい気分なんだもんー。」
目がすでにトロンとしていた。チューハイを取り上げ、俺が残りを飲んだ。・・・甘っ!カルピスかよ。

ベッドに上がり暖房のスイッチを切ると、嫁が背中にのしかかってきた。乳首をつまんでくる。
「さっきのお返し。どーだー、気持ちいい?」
「痛ぇよ。」
気持いいが、俺的に言ったら負けだと思う。ごまかすために背中をねじって嫁をベッドに落とした。
そのまま胸を揉み、乳首を攻める。固くなったのを見計らって、舌を這わせ、吸い、舐め上げる。
「お返しのお返し。気持ちいい?」
「う、うん・あ・・ああん。気持ち、いい・・・」
逃げるように身を捩る。逃がすまいと肩を掴み、嫁の唇を貪る。舌を絡め、息継ぎの時には耳を舐める。

「あ・・ああん・・ねぇ、大きな、声、出しても、大丈夫だよねっ?」
俺の耳に舌を這わせながら、切なげに嫁が問いかける。
アパートタイプの社宅住まいだから、隣室や階下に生活音やら声が聞こえないかと嫁が気にしていたのを思い出す。
結婚前の嫁はSEXの時は大きな嬌声を上げ、激しく求めていたのに、いつからか受身で喘ぎ声を我慢するようになっていた。
転勤族だからとはいえ、きつい思いをさせている。申し訳なくなってしまった。

「うん、大丈夫だよ。俺もHな声聞きたいな。」
嫁が恥ずかしげに微笑む。キスをしながら、下半身に少しずつ手を伸ばした。腹を触り、腰を撫でる。
茂みの奥を触ると、すでに熱く濡れていた。指を割れ目に這わせると、ぶるり、と体を震わせた。
「ねぇ、指、入れて・・・」
ゆっくりと、人差し指を割れ目の中に入れる。くにゅり、と呑み込まれた。熱いスープに指を入れた感じ。
指を曲げ、上をちょんちょんとつつく。ゆっくりと、指を中で前後左右に動かす。
「あ・・はぁっん・・ああん・・」
嫁が耳元で普段よりも大きく喘ぐ。ひどく興奮して、指の動きが早くなった。
「あ!あ!いいっ!指、もう一本、入れてぇ・・・!」
懇願され、聞き入れた。一度指を引きぬき、今度は中指と人差し指で中に入れる。
中指を真っ直ぐにし、人差し指を曲げて、嫁が一番感じる所を狙って別々に動かした。
人差し指はクリトリスの裏あたり。中指は上のザラザラした場所。痛みを感じさせない程度に激しく動かす。

「あ!ああん!ちょ、ちょっと待って!ストップ!」
手を押さえられ、動きを止められた。指先で膣内の肉がヒクヒクと動くのを感じた。
「どした?」
「ごめん、ちょっと、感じ過ぎて、怖くなっちゃった・・・」
へへ、と泣きそうな顔で笑った。さすがに昔の様に泣かせても強引にイかせる気にはなれず、そっと指を抜いた。
抜く動きに感じてぴくり、と嫁の体が動く。唇をついばむようなキス。
0144小旅行2011/04/05(火) 02:41:10.65ID:XzTx8xWZ
「今度は、私が、してあげるね。」
体を押され寝かされる。腰の上に嫁が屈み込んだ。亀頭を舌が這い回る。竿を下から上に舐め上げられた。
玉袋をひとつずつ口に含まれ、転がされる。舌を肛門まで伸ばし、下から性器の先端まで舐め上げられる。
そして、ぬるりと性器が口に呑まれた。ぐちゅ、ぐちゅと音を立てながら激しいストローク。
動かしながら、舌を絡ませる。顔を左右に傾け、頬肉で擦り上げる。ぐちゅ、じゅぷという音が部屋に響く。

「ま、待った!ストップ!」
今度は俺がギブアップする番だった。口内に射精しても良かったが、今日は嫁の中で果てたかった。
「あれー、早いよー?」
アルコールと自分の行為に酔った目で、俺を笑う。くそー。
嫁は膝立ちになってにじり寄り、仰向けになったままの俺の顔に股間を当てた。
「ねぇ、舐めてぇ・・・」
とろとろと熱い愛液を流す割れ目に舌を突っ込んだ。強く跳ねるようにクリトリスまで舐め上げる。
「あ!いや!ダメ!激しいっん!」
言葉と裏腹に股間を顔へ押し付ける。唇でクリトリスや襞を甘く噛む。噛むたびに腰がびくり、と痙攣した。
股間が顔から離れた。激しく唇を貪られる。唇と口内で、互いの性器の味と匂いが混じり合う。

「ねぇ、入れたい・・・」
嫁が俺の腰の上にまたがる。手で性器を保持して、入れやすいように介助した。ゆっくりと性器が呑み込まれる。
熱い。やがて、中へ全て呑み込まれた。腰の上に嫁の愛液が熱く広がる。反応して、中でビクリと性器が動いた。
ぐちょ、ぐちょと音をさせながら嫁が腰を上下させる。柔らかく締め付けられる。
「あ、音が・・あん・・!恥ずかしい・・あん・・・!」
ぐちゅ、ぐちょと水っぽい音が股間から響く。動きの度にあん!あん!と声を張り上げる。
俺も嫁の腰を掴み、より奥へ突き刺す。嫁が腰の角度を変えた。俺の性器の先端に少し固い肉が当たる感触。
「あ!奥ぅ!当たってるぅ!ああん!奥いいのぉ!!熱いよぉ!ああん!」
嫁が髪を振り乱し、俺の上へ被さってきた。歯が当たるのも構わず激しいキス。互いの腰の動きが合い、激しい衝撃。

「ダメぇ!熱いぃん!イく!イっちゃうよぉ!」
俺ももう限界だった。力の限り、嫁を抱きしめる。
「ああ!イくの!?私も!私もぉ!」
性器に痛みを感じるくらい、激しく射精した。体が痙攣する。射精の度、嫁も喘ぎもできずに体を痙攣させていた。
4度、5度と射精した。ぴくり、ぴくりと嫁の体が微かに痙攣する。目があった。照れくさそうに笑う。

「好き・・大好きだよ・・。」
優しく、キスされた。息を落ち着かせると、嫁がゆっくりと腰をあげ、俺の性器を引きぬいた。
とろり、と流れ出た白い精液が俺の性器と嫁の割れ目を繋いだ。
0145小旅行2011/04/05(火) 02:47:55.28ID:XzTx8xWZ
嫁と自分の始末をし、ベッドに潜り込んで嫁を抱き寄せた。
普段ならシャワーを浴びてから眠るが、今日は2人ともバテていた。2ラウンド目どころの話では無かった。

トロトロと微睡んでいると、嫁が俺の胸におでこをこつん、とくっつけた。
「ねぇ、もし、子供できなくても、ずっと、私の事好きでいてくれる?」
時々放たれる質問。いつもなら軽快なジョークのオブラートに包んだ上で、ずっと好きだと伝えるが、今日は余裕がなかった。
たまには、クサイ言葉で真っ直ぐに言うのもいいかもしれない。

「当たり前だ。2人で楽しく生きていこう。ずっとイチャラブしよう。老人ホームでもイチャラブしよう。」
せっかくだ。心にしまっていた誓いも伝えておこう。
「お前が最後まで寂しい思いしないように、死ぬ時は俺が看取ってやる。それまで絶対に生きるから。
その後で俺はお前の思い出だけ抱えて死ぬから。ずーっと、愛してる。」

嫁は震える声で、バーカ、クサイんだけど、と呟いた。胸が熱く濡れている感じがするのは気のせいだろう。
そだな。恥ずかしいな。でも、マジだよ、おやすみ、と呟きながら瞼を閉じた。
0149名無しさん@ピンキー2011/04/24(日) 23:41:35.55ID:2xt0PJy7
☆ゅ
0150名無しさん@ピンキー2011/04/27(水) 14:51:27.45ID:kUxZRPVb
最後泣けた

いい話だった
0154名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 07:27:56.32ID:K/qu7zyW
こんな朝っぱらからなんだけど
前スレの四十路夫婦、続きしつこく待ってます
0155名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:38:00.11ID:JTH7ViUE
>>139のために続編書いた。
勝手に地味にコラボしてますサーセン。
0156名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:38:49.93ID:JTH7ViUE
発情期の彼女は家に帰るとほぼ裸エプロンでいる。
しかし今日はそれに乗るほど気分が乗り気ではない。
むしろ僕は彼女に対して怒っている。

「シン君お帰りなさい」
「ただいま、今日はご飯いらない」

え?と驚いてる。
そりゃそーだ、今までなんだかんだで晩御飯は完食する僕がいらないなんて言うことはなかった。
けれど今日は同僚(男、そして独身)をひこずって適当なファミレスで晩を済ませた。
ケチと言われたが元々外食しないから感覚がわからなかっただけだ。メニューにも驚いた。

「風呂入る」
「は、はいぃっ」

いつもと違う僕にさらにわたわたしだす。
かわいい。しかし騙されてはいけない、これは罰だ。
勿論風呂の扉は彼女が入る前に鍵を掛ける。
風呂から出ても彼女とは一度も目を合わせない。

「寝る。お休み」
「えぇっ?!シン君どうしちゃったの?!」

普段よりも断然早く寝室に行って布団に潜り込む。
ついでに入り込まれないよう包み込む。

「やだよーシン君、悩みがあるなら言って?」

包まり込んだ僕を布団越しに揺する。
無視無視。ここで折れてはいけない。

「シンくーん」

僕を跨いで耳元で囁く。
甘えた声に誘惑されそうだけど無視無視。堪えろ僕。
流石に抱きしめられた時は理性飛ばしかけたが。

「………」

彼女は諦めたのか黙って僕から降りた。
しばらくして
0157名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:42:59.54ID:JTH7ViUE
「ぐすっ……ひんくぅん…」

彼女はこの空間に耐え切れなかったのか泣いてしまった。
元々泣き虫な彼女だ。いつもと違う僕に動揺し過ぎたのだろう。
放置するのは好きだが彼女を泣かせる趣味は無いのでごろんと彼女の方を向く。
床に座り込んで泣く彼女のなまめかしさったら。
いかんいかん、まだ罰は終わってない。

「ひんくん……」
「……僕は君に対して怒ってるんだ」
「ふぇ?どーして?」
「とりあえずまずは服着て」
「や」

もういい、寝る。

「ごめんなさいごめんなさい!服着ます!」

あー慌ててる、かわいい。
綺麗な形のお尻をついつい凝視してしまう。
しまった、起ちかけた。

「これでいい?」

彼女は裸エプロンから普段のパジャマに着替えた。
ほわほわの生地にピンクのリボン…かわいい。
あまり連呼するのもアレなので自重しようか、自分。

「さて…」

僕は布団からはい出てベッドの上に正座する。
彼女にも正座するように促した。素直でよろしい。

「まず、思い当たる節はないか?」
「無いよ、シン君朝もいつも通りだったし。昨日は普通だったし」

目を真っ赤にしたままキョトンとそういう。
溜息。

「…じゃあ、今日のお昼ご飯は一体何だったんだ」
「お昼?お家でパスタに挑戦したけど」
「君のじゃない!僕の弁当だ!」

八つ当たりがてらぼすぼすと枕を叩いた。

「何で性欲のつくものばっかり入れてたんだ!」

0158名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:45:15.35ID:JTH7ViUE
そう、僕の怒りの原因はこれだ。
字面だけなら意味不明だろうから昼の一部始終を回想しよう。

お昼の社員食堂。
テンション高めに愛妻弁当を開いたとき。

「ぬわっ!?」

思わず奇声。
そのあとすかさず

「なっ、クサッ!!」

同僚の感想に一発パンチ、KO。
慌てて弁当を塞いだが時既に遅し。
周囲が軽くざわつく。

「なんか凄く臭い…」
「ニンニク?」
「かなりキツイね…」

一先ずギャラリーを軽く睨みつけ黙らせた。
しかし開けるのが恐ろしい、が、食事を残すのは
久しぶりに勇気を振り絞り思い切り蓋を開けた。
が。

「ぅッ!!」

中身に驚いた。

豚キムチ、ニンニクの素揚げ、レバニラ、山芋とオクラのサラダ。
……欲求不満を具現化したような中身だ。臭いの根源は勿論ニンニク。

「大胆な奥さんだな…」

復活した同僚にもう一発パンチ。
根気で完食したものの、周囲の臭いに対する引き具合は予測通り酷かった。
なんせ口を閉じていても臭う。自分でも臭う。
好きではないブレ●ケアを大量に飲み込み、胃から湧き出るミント独特のスカッと感に吐き気を催した。
そして体の調子が狂い仕事に集中出来ずトイレに引きこもる羽目になった。下半身的な意味で。

回想終了。

0159名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:45:51.55ID:JTH7ViUE
「…というわけですが、どういう魂胆だったのかな?」
「そりゃあシン君にもっと大胆になって欲しくて」

モジモジしながら照れても今日は負けないぞ、負けてなるものか!

「夜の営みに不安があるなら善処しよう、しかしお弁当にあんなのは恥ずかしい」
「だってシン君薬とか使わなきゃなかなか理性ぶっ飛んで(SMして)くれないから!夫婦なんだよ!?」
「そ・れ・で・も!あのお弁当はいけません!罰として今回の発情期は一切君を相手にしません!」
「そんなぁ!」
「言い訳無用!その後いろんな(主に下半身的な)意味で大変だった僕の気持ちも含め、反省しなさい!」

布団に包まり寝る体制に入る。

「ちなみにオ●ニーしたら次の発情期は貞操帯するから」
「えぇッ?!」

ゆさゆさしてくるのも無視。

「ねぇ、本当?!ねぇ!!」

必死に尋ねるのも黙って無視。
その尋ねる時の彼女の表情が期待に満ちてたなんて、布団を被ってうずくまる僕は知る由も無い。

そして本当は僕自身あんな昼ご飯を食べさせられ性欲にやられそうで堪えるのも必死だなんて彼女は知る由も無い。


性欲ニ負ケロ!(゜∀゜*)
0160名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 19:49:32.91ID:JTH7ViUE
>>156-159
以上。低クオリティまじごめん。
ちなみにシンはSMは好きじゃないけど結局むっつり。
メニューは「鉄仮面と子猫」の第一話から引用。
0162名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 22:43:28.10ID:B1HX59Gv
臭いが充満するまでニンニク料理ってどうやって作るんだw
奥さん本気すぎるだろ
0163名無しさん@ピンキー2011/05/11(水) 22:55:51.48ID:mcceGeo7
コラボや時系列が同じ
なのは好きだ。
書きたくなってきたぜ!
0169名無しさん@ピンキー2011/05/22(日) 01:49:43.92ID:ojqGGeir
・嫁がベッドの上で虫の息、旦那が元気に出かける
・旦那がフラつきながら出かけ、肌ツヤツヤな嫁が笑顔で見送る
どっちだ
0170名無しさん@ピンキー2011/05/22(日) 01:52:48.17ID:OKuQVV3g
「ちょっと!出掛けにどこ触ってんのっ!?」
「おしり」
「や、それは分かるけどっ……あっ!バカ!スカートまくらなっ……んうっ!」
「あれ?文句言ってたくせに、撫でただけで感じてんの?」
「びっくりしただけっ!って、あ、下……だめっ……」
「もしかして、玄関先だから興奮してるとか?」
「やっ、ちがうぅ……」
「じゃあ、朝っぱらからこんなことしちゃってるから?」
「あっ!そこっ、さわったらだめぇっ!」
「もー。朝から玄関先でスーツ姿でエロい事されて濡れちゃうとか、どんだけ」
「バカっ!」
「おうっと!殴るなよぉ」
「バカ、こーゆー状況だから……ぬ、ぬれちゃっ……んじゃなくて、あなたに触られてるからこうなっちゃうんでしょ!?」


こうですか?分かりません!
0172名無しさん@ピンキー2011/05/22(日) 10:37:19.73ID:FABzy5A/
両者ツヤツヤが一番望みだけど
やっぱりどっちかが疲れはててる方が良い感じだよね
0181cure apple-12011/06/10(金) 04:31:05.65ID:6pbmB+8C
36℃。これは人間の通常時の体温である。人体は体温をこの温度に保っておく機構が存在している。
逆を言えば、体温がこれより上昇しているときは、往々にして何らかの病気にかかっている場合が多い。
これを踏まえると、37.8℃というのは明らかに何か病気にかかっている人の体温である。
今日の朝起きてすぐに頭痛を覚えた恭介が脇に挟んだ体温計には、はっきりと「37.8℃」という文字が表示されていた。季節の変わり目である3月。体を壊しやすい時期と言える。
 …どうりで頭痛いし喉も痛いわけだ。まいったな、せっかくの休みなのに。日曜日。しかも天気は晴れ。
本来なら妻を誘ってどこかデートにでも出かけようか、という日である。恭介の口から思わずため息が漏れる。
「おはよう。…どうしたの?」
先に起きて朝食を作っていた亜衣が寝室に入ってくるなり怪訝そうな声をかける。ベッドに腰掛けている1つ年下の夫は、体温計を片手にうなだれている。
よく見れば、顔色も若干悪い。黙って手渡された体温計は、亜衣の夫が風邪であることを告げていた。
「…風邪ね」
「ああ、風邪だな」
「そうとわかれば、ほら、布団に戻った戻った」
亜衣はやや強引に恭介を布団に戻した後、忙しそうに部屋を出ていった。
恭介は風邪をひいてるけど、こんなにいい天気なんだもの、洗濯しないと。それにお粥も作らないといけないし。
0182cure apple-22011/06/10(金) 04:39:02.51ID:6pbmB+8C
昼間の亜衣はいつにもまして献身的であった。食事はできる限り消化によく、かつ栄養価の高いものを作った。
恭介が汗をかけば、蒸しタオルで体をふき、新しい寝間着に着換えさせた。もちろん、氷枕がぬるくなれば取り換えた。
「悪いな、せっかくこんなに天気いいのにどこにも遊びに行けないよ」
「いいっていいって。ゆっくりしてなよ。せっかくの休みなんだから」
結婚してよかった。それは、「結婚したから」なのか、「相手が亜衣だから」なのかは言うまでもなかった。
 
0183cure apple-32011/06/10(金) 04:43:06.80ID:6pbmB+8C
夜、恭介は亜衣が作ったおかゆを平らげた。
「リンゴあるけど、剥こうか?」
「うん、じゃあお願い。」
「わかった。もってくる。」
 亜衣はリンゴを半分に切り、片方をサランラップに包んで冷蔵庫に戻し、残り半分の皮をむいた後、食べやすい大きさに切り分けていった。
「はい、あーん」
亜衣は切ったリンゴをフォークに刺し、恭介の口元に近付ける。
「ちょ、いいよ、自分で食べれるから!」
「いいからいいから、ほら、あーん」
「…あーん」
恭介はしぶしぶ差し出されたリンゴにかぶりつく。
まるで子供のころに戻ったようなその行為に恥ずかしさを感じたが、体を起こすのも億劫な恭介にはとてもありがたかった。
「まだ食べる?」
「…いや、もういいや」
「わかった。じゃあもう寝てなさいよ」
「うん、おやすみ」
恭介が再び布団にもぐりこむのを背に、キッチンで洗い物をすませた。キッチンの窓からは、晴れた夜空に浮かぶ満月が見える。
「おやすみ…」
夫の布団からは規則正しい寝息が聞こえる。体を壊すくらい頑張っている夫には、この際だからゆっくり休んでもらいたいものである。

まあ、たまにはこんな日もいいかな。…いけないいけない、洗いものすませないと。
0184cure apple-42011/06/10(金) 04:46:12.77ID:6pbmB+8C
翌日。すっきり目覚めた恭介とは裏腹に、亜衣の目覚めは最悪だった。
なにしろ、起きてすぐくしゃみの3連発。それに続く鼻水。一晩のうちに、恭介の風邪がうつってしまったらしい。
妻の異変に気付いた恭介は、心配そうに声をかける。
「どうした?」
「うーん、頭が痛いの…」
「どれどれ…?」
恭介はなんの気なしに、自分の額を妻のそれにあてる。
「ちょ…」
ほぼ0cmまで近づけられた夫の顔にどぎまぎする亜衣。心拍数の上昇に伴い、顔に血液が集まっていく。
「熱があるな…」
当たり前じゃない、あんた自分が何やってるかわかってるの!?
とはいうものの、熱があるのは事実だし、そもそも口に出す気力などない。
そんな亜衣はただ
「うん…」
とだけつぶやくと、すっ…と額を離す。恭介は表情を変えることなく、
「何か食べたいものある?」
と聞くと、亜衣は少し悩んだのち、
「冷蔵庫に昨日のリンゴあるでしょ?」
0185cure apple-52011/06/10(金) 04:49:28.15ID:6pbmB+8C
 冷蔵庫から取りだした昨日のリンゴをたどたどしい手つきで食べやすい大きさに切った恭介は、亜衣のいる布団へ戻る。
「おまたせ」
「うん」
布団から顔だけだした亜衣はちょっと逡巡したあと、消え入りそうな声で恭介に言った。
「ねえ、お願いがあるんだけど…」
珍しく大人しそうな声を出す妻にピンと来た恭介は少しためらった後、
「…食べさせてあげようか?」
「食べさせて…くれない…?」
同時に出た同じ内容の言葉は相手へと届き、その顔をほころばせた。
恭介は甘えてくる年上の妻にリンゴを食べさせていった。

まあ、たまにはこんな休日もいいか…珍しく甘えてくる亜衣も見れたことだし。

ところで恭介、リンゴ、皮くらいむいてよ。
…悪かったね、不器用で。
0186名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/10(金) 04:52:09.13ID:6pbmB+8C
以上です。きっと結婚していればこんなこともあるんじゃないですかね?www

まあ、なんでしょう、末永く爆発してくださいwww
01901742011/06/15(水) 07:32:55.07ID:zt/kkjcY
うわぁぁぁ、みんなありがとうありがとう

新婦(予定)は高校時代の部活の後輩で、とんでもなくツンデレのド天然なので、ここまでこぎ着けるのに苦労しました…………

>>180
GJそんな風になれるように頑張る
0192名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/16(木) 01:20:33.51ID:fDd01Ozl
>>190
>新婦(予定)は高校時代の部活の後輩で、とんでもなくツンデレのド天然なので、ここまでこぎ着けるのに苦労しました…………

ここでこんなこと言ったら後はどうするかわかってるよな?w
0193名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/16(木) 03:55:22.69ID:LO9+3aA8
>>190
>新婦(予定)は高校時代の部活の後輩で、とんでもなくツンデレのド天然なので、ここまでこぎ着けるのに苦労しました…………

情報ありがと!
SSにする? 会話を垂れ流す?
それとも も・げ・る?
01951902011/06/22(水) 08:46:49.30ID:MB1RsUGs
すまん、何やら妙な流れになってしまった
しかもおいらネタ提供しかできねぇ

気にせず次行ってくれ、みんなほんとにありがとうw
0199名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/27(月) 23:42:46.84ID:BbWSbUh1
彼女が病室通い?彼女の病室へ通い?
なんにせよ慎重にな。画面の奥には
お前を応援してる奴が居るのを忘れないでくれよ!


そして馴れ初めをSSで・・・
0200名無しさん@自治スレで設定変更議論中2011/06/28(火) 00:28:45.73ID:CXSM1Skc
>>199
俺が彼女の病室に通ってんのさ
小3からずっと仲良くて中2の時に恋人関係になった
勿論高校も一緒だったんだが高2の時の
事故で彼女は今も植物状態でな…
いつ学校に復帰しても大丈夫な様に授業中は
ずっと彼女の分までノート取ってたんだが(・ω・`)
目覚めないまま卒業
今は彼女を治すために一年浪人したが
医学部で勉強中なのさ(・ω・`)
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