保守がてらドラゴンとプリンプリン

木漏れ日揺れる昼下がりうっそうとしげる森を2人の男女が歩いていた
「天気のいい日は気持ちがいいわ」
久しぶりの天気の良い日にはしゃぐプリンセス木の根を飛び越えて軽やかに歩いている
「前を見て歩かないと危険だデンジャラス」
「ふふふ大丈夫よっ慣れてる場所だものそれに」
姫は振り返り少し口角をあげ上品さをともなった可愛らしい笑顔で微笑みかける
「何かあったらあなたが守ってくれるんでしょ」
「もちろんオフコース」
ドラゴンはその笑顔に見合うように優しい口調で姫に答えた
そういえばいつも一緒にいるお供の姿が見当たらない
「ウコンとサコンはどうしたのです?」
「ああ、バタバタとして忙しそうだったから置いてきた」
「そう・・・じゃあ今誰もいないわよね」
「姫・・・?」

「龍さまー」
その頃お供の2人が森の中を歩いていた
「まったくもうあなたがいつまでも皮むきなんてしてるから」
「しかたがないだろ取りづらかったんだからお前だっていつまでも洗濯物にかかりっきりで」
「しかたがないでしょう近頃天気が悪かったんだから洗濯物溜まってたの」
などと話しながら歩いている
「まったく龍さまの服はデザインが同じでわかりにくいですよあっ龍さま」
「まってサコン」
ようやく見慣れた姿を見かけるもウコンが静止する
抱き合いキスを交わす2人
ウコンとサコンは後ずさり道を引き返した