猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第11章
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
0001名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 01:17:06.45ID:co/t55WD
このスレの90%は、陵辱・拷問および苦痛・・殺傷などを嗜むエログロ趣味で出来ています。
アングラ性を自覚し、メール欄にはsageと書き、スレ浮上はなるべく避けましょう。

SSを投稿される職人さん、大歓迎です。どんな妄想でも思う存分に表現して下さい。
ただし、SS上の登場人物は架空キャラに限定し、実在の人物を扱うのは当然ながらNGです。
架空キャラであれば、漫画・アニメ・ゲーム・ラノベなどの二次パロでも、オリジナル創作でもOK。

読者の方も、大歓迎です。ただし、極めて容赦のない描写がメインになりますので、
耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

また、職人さんがSSを投下しやすいスレ環境というのは『マターリした雑談があり、
レスが付きやすい』事です。SSにはなるべく反応を返しましょう。一言でも感想でも。
だけどアドバイスや批判は、叩きにならないよう慎重に。

荒らしの方は、歓迎しません。ただし、住人の方はこれを完全スルーするように。
反応している住人がいるかのように自演する、そんな煽りにも引っ掛からないように。
叩かれやすいジャンルなので、いちいち相手しても意味ナスヽ(´ー`)ノ

最後に。このスレの10%は、世間一般で言う愛とは別の形の愛で出来ています。
マルキ・ド・サドに祝福を。


前スレ
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第10章
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1292941758/
0002名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 01:19:26.93ID:co/t55WD
過去スレ一覧

猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第9章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266941581/
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第8章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233395041/
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第7章
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191668840/
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系の総合スレ 第6章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178589451/
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系の総合スレ 第5章
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144720394/
【ゲーム】二次元存在猟奇創作スレ第4章【アニメ】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1127107764/
【ゲーム】二次元存在猟奇創作スレ第3章後編【アニメ】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098571456/
【ゲーム】二次元存在猟奇創作スレ第3章【アニメ】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098270989/
【ゲーム】二次元存在猟奇創作スレ第2章【アニメ】
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075018775/
【二次元存在(ゲーム・アニメ)猟奇創作スレ】
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1018184431/
【サクラ大戦のグリシーヌを監禁陵辱】
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/996161802/


保管庫
http://w.livedoor.jp/ryona-matome/
0003 ◆eqvbA63JwY 2012/02/02(木) 01:42:46.03ID:co/t55WD
前スレがdat落ちしたようなので建てておきました。
第10章投下分も保管完了です。
0004名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 04:38:41.22ID:r0ICFstF
保管乙
0008名無しさん@ピンキー2012/02/05(日) 21:14:44.88ID:0tUmUzQC
保守&新スレ記念カキコ

>>3
昔、自分が書いた中途半端で終わったSSまで収録していただきありがとうございます。
(まだ未収録のもあるけど)

懐かしくてちょっと読んでみたけど、
時間が経つと「本当に自分が書いたのかこれ!?」って感想だなぁ。
今じゃ文章なんてまともに書ける気がしない…
0010名無しさん@ピンキー2012/02/08(水) 17:33:50.78ID:AOpmRMCw
投下待っている
0011名無しさん@ピンキー2012/02/08(水) 21:07:41.29ID:S5KM2Fpy
タルタロスのロト×モド
カニ場やっていいですか?
0014名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 04:34:55.19ID:BCbSokuW
保管庫の中の方、乙です。

涼宮ハルヒの絶望


 先週末、死に逝く鶴屋さんを汚し、土日に思う存分みくるを交えた、いわゆる3Pというヤツを楽しんだ俺であったが、
流石に鶴屋家の存在を思い出し昨夜は寝つきが悪かったというものである。
そして翌日! 俺を待ち受けていたのは物憂げな、いつもどおりの月曜日であった。
変わらない友人、変わらない教師、変わらない背後の陰鬱な空気をまとった団長ことハルヒ。
いや、ハルヒのまとった空気の重さが目に見えて増していることが、先週との差異か。
みくるが『事故死』して以来、SOS団は開店休業状態が続いていた。
俺はハルヒに付き合う訳がなく、長門も古泉も積極的な接触を試みることもない。
時折、ハルヒが何か言いたげな、いや、何か言いかけることはあっても俺は聞く耳を持たん。

 退屈極まりない授業が続き、昼になると国木田と谷口が足早に寄ってくる。
「おい、キョン。 ホントなのかよ」
一体なんの話だ、谷口。
「鶴屋さん、自殺って、噂だけどさ」
声を潜める国木田とは対照的に谷口が愚言を垂れ流す。
「マジかよっ………くぁーっ、勿体ねぇっ…死ぬならその前に俺が、こう、性のイロハをよぉーっ!」
クラス中の女子の殺意の乗った視線をものともしない精神力は………いや、狂っているだけか、谷口よ。
谷口の、手帳から取り出した鶴屋さんの盗撮写真に頬擦りする変態そのものの姿を見ないようにしながら
「やっぱり朝比奈さんのことがショックだったらしいよ、ずっと休んでて、ついに後を追って…って」
国木田が告げる噂を、俺の背後、ハルヒは聞いていたらしい。
振り返った視界の端、喧騒から逃げるように去っていくハルヒの後姿がわずかに見えた。

午後、腹が満たされ至福の昼寝タイムを優雅に楽しんでいた俺を現実に連れ戻したのは携帯のメール着信バイブだった。
   『話を聞いてください』
ただ一言、それも「ください」と来やがった。
いつものハルヒらしくない、殊勝さを感じさせようという魂胆が見え見えの語尾………
とまで考えて俺はハルヒへの敵愾心の強さに我ながら恐れ入った。
 いいだろう、聞いてやろうじゃないか、みくるを殺した女の言い訳を。
放課後、俺はSOS団部室へと足を向けていた。
0015名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 04:35:17.92ID:BCbSokuW
 部室に入るのは、みくるが『事故死』して以来だった。
陰鬱な空気が立ち込める室内、ハルヒは団長席に座ったまま入ってきた俺を一瞥すると床に視線を落とした。
俺もハルヒから視線を外し、室内に目を向ける。
壁のハンガーラックには、みくるの様々なコスプレが掛けられたままで、
そばの机にはみくるがお気に入りだったティーセットが所在無げに置かれている。
もう、みくるの淹れてくれたお茶を飲むことは叶わない………と郷愁の念に耽る俺の気持ちを耳障りな声が掻き乱しやがった。
「ごめんなさい………わたし、みくるちゃんのこと………」
座ったままスカートを握り締めて言葉を搾り出すハルヒが全て言い終わる前に言葉を重ねてやる。
「どうしてみくるを殺したんだっ!」
ハルヒの肩がビクッと震える。
「ち…ちがうの…そんなつもりじゃ…みくるちゃんを殺そうなんて…わたし…」
ほぅ、ということは我らが団長様は無意識のうちに団員をその手で階段から突き落として殺したということか、恐ろしい話だ。
この期に及んで言い訳を続けようというハルヒに心底嫌気がした俺の辛辣な言葉にハルヒが黙り込んだ。

どれぐらいの時間が経ったのか、正確なところはわからん。
俺が、みくるの所にティーセットを持っていってやろうと思案している程度の時間の後、ハルヒが口を開いた。
「わたしが死ねば良かったのよね…」
らしくない言葉に顔を向けた俺をまっすぐ見つめ、危うさを感じさせる笑みを浮かべたハルヒが続ける。
「わたしが死ねば、キョンも、みくるちゃんと幸せになれて、鶴屋さんだって苦しまなくて、みんな、みんな………」
言いながら立ち上がったハルヒが俺の背を押して廊下へと押し出した。
「ありがとね、キョン。 話を聞いてくれて」
一方的に言うだけ言って、ハルヒは部室のドアを閉め、御丁寧に鍵まで掛けやがったが俺が鍵を持っていることを忘れてやがるんじゃないか、あいつ。

まったく訳がわからないのはハルヒの常だといっても俺はしっくり来ない気持ちを抱えたまま荷物を取りに教室に戻っていた。
部活だなんだと無人の教室でしばし部室でのことを思い返してみても、これといってなにも思いつかん。
ぐだぐだ考えてみても思いつかんものは思いつかんとと思い立った俺が校門を出ようとしたときだった。
携帯がメールを受信した。
案の定、ハルヒだ。
件名 なし、本文は、と。

 『ずっと           好きでした』

ヤバイ。
なにがどうとは言えないが、ハルヒとの付き合いで鍛えられた俺の本能が最大音量で警告を発していた。
なにか良からぬ事態が進行していることを直感で理解した俺は全速力で走り出していた、向かうはSOS団部室だ。
0016名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 04:35:47.32ID:BCbSokuW
「ちょっとだけ、よろしいですか」
もどかしく上履きに履き替えようとする俺に声を掛けてきたのは眉間にシワを寄せた古泉だった。
「お帰りのところ済みません。鶴屋さんの件、ご存知ですね」
まぁな、俺以上によく知る奴もいないだろう。
「鶴屋家の内紛まではご存じないと思いますが」
内紛だと?
「鶴屋さんを次期当主にと推していた主流派が、彼女の死により力を失ったため相対的に反主流派が取ってかわりました。」
よくわからんが、つまりどういうことだ。
「表向き、鶴屋さんは病死と発表されていますが実際は異なるようでして。」
そこまで言って古泉は周囲を窺い更に声を潜め、
「朝比奈さんの後を追っての自殺という噂もありますが、どうやら真相は何者かに乱暴され殺害されたらしい、と。」
まぁ、そこまでは俺も知っている訳だがそうとはおくびにも出さず古泉に先を促す。
「次期当主が殺され、主流派―鶴屋さんの母上が先程『自害』されたらしいというのが機関からの最新情報です。 今後、機関と鶴屋家との関係がなくなるであろうとの推測付きで。」
で、鶴屋さんを乱暴したという奴についてはどうなったんだ。
「下手人については恐らく不問となるでしょう、これ以上騒ぐのは反主流派にとって特はありません。 件の別荘も既に禁足地とされた模様です。」
つまり、無罪放免ということ、か。
「そういうことになりますね」
フム、意外な展開で俺の心配事の1つがあっさりと消えてしまったものだ。
「それと、もうひとつ、よろしいですか。 涼宮さんの件です。」
そう、俺もそれが気になっていたところだ。
「先程から様々な規模の閉鎖空間が不規則に発生しています、恐らくは涼宮さんの不安定な心情を反映してのことと思いますが。」
あいつが不安定なのは今に始まったことじゃないとも思うんだが。
「かつてなかった不安定さです、鶴屋さんの件の影響であるのは確かでしょう」
あいつも少しは反省しているってことか。
「機関も厳戒態勢を敷いています、貴方も気をつけてください」
いつになく真剣な眼差しで俺を見据え(俺はソッチの気はないので別にうれしくはないが)古泉は去っていった。
何が起こってもおかしくはない…か、それはハルヒの通常運転ではないのか?などと考えながらも俺はSOS団部室に辿り着いていた。
我ながらよく訓練された部員であると感心しつつ鍵を差し込みドアを開けた俺の視界に写ったのは窓に寄りかかって俯いたハルヒの姿だった。
0017名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 04:36:04.04ID:BCbSokuW
「………ぐぇっ」
窓を背にした、逆光のせいでハルヒの表情が良く見えない俺が目を細めて凝視したその先で、
ハルヒがビクッと肩を震わせ奇妙な声をあげた。
なにかが進行していると直感した俺は後ろ手にドアを閉じ、鍵を掛けてハルヒに近づいていくが
ハルヒの奴は俺に目もくれず首元を掻き毟っていやがった。
「………うぇっ………っ!」
隣に立った俺に気付いたハルヒが、赤みを増した顔を挙げ目を見開いた。
よく見てみれば窓枠に制服のリボンが結び付けられ、その先がハルヒの首に巻きついていた。
そう、こいつは今まさに首を吊っているというわけだ!
みくるを殺しておいて自分は人知れず死のうとは全く、本当にフザケていやがるぜ。
と、俺の蔑みの視線がハルヒの胸元に妙なものを捉えた。
身長差、首を吊っている姿勢、そして苦痛にもがいて乱れた襟元という要素があいまった結果、
目に映ったその紙片―――遺書か。
どうせ都合良く言い訳を並べ立てただけだろうそれを、俺はハルヒの胸から抜き取って驚愕した。
なんと、紙片は写真―――いつ隠し撮りしたのか、俺のだ―――を持って死のうとしていたのである。
まったく油断も好きも無いとはこのことだ、俺は写真を回収しハルヒに目を向けた。

だらしなく開いた口の端から涎を垂らし、両腕を力なく垂らしてはいるものの、
ハルヒはまだ(震えながらも)壁に背を押し付けて立っていた。
もちろん、このまま放っておけばそうは保たないことは見て取れた。
武士の情けだ、このまま死なせてやろう………などと俺は思わん。
0018名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 04:36:36.67ID:BCbSokuW
ハルヒを悠長に苦しめる時間は無かった。
俺は正面からハルヒのスカートを捲り上げ下着をずらして一気に貫いていた。
「っ………」
ハルヒが目を見開いて俺を見つめ、その両手が自分の腰をつかむ俺の手に爪を立てようとしたが諦めたらしい、
力なく腕を垂らしハルヒは俺に犯されることを選んだ。
俺が憎しみのままに突き立てる度に、みくるには及ばないものの大きいといえる胸が弾み、ハルヒの頭がガクガクと揺れる。
最早、強気なSOS団 団長の姿はなく、ただ犯されるだけの、ハルヒがそこにはあった。

時間を掛けるつもりはなかった。
ただただ力任せに突き立て、最高潮に達したその瞬間、俺はキツく締め付けるハルヒの中に憎しみを注ぎ込んでやりながら
ハルヒの背に腕を回し一気に抱き寄せた。
窓枠が不穏な音を立てて軋み、ハルヒの首から致命的と思える鈍い音が響き、ハルヒの中が痛いほど締め付けたのを最期だった。

荒い息をつく俺の視線の先、床に散ったハルヒの鮮血が上からそそがれた液体で薄められていった。
犯されながら死んで、漏らしているところを目撃される。
だらしなく開いた口から胸に涎を垂らし、下着がずれて胸も露にしたまま首を吊った姿。

正直言って、まだまだ苦しめてやりたかったが良しとしよう。
惨めな姿をさらすハルヒを放置し、俺はSOS団部室を後にした。
0020名無しさん@ピンキー2012/02/11(土) 18:14:29.54ID:79CXsOXL
復帰
0022名無しさん@ピンキー2012/02/12(日) 02:48:17.93ID:0tzY5jIr
鬱系か
0024名無しさん@ピンキー2012/02/16(木) 00:00:49.99ID:Jlki/s10
先日、悪夢を見た。
送られてきた小包を開いたら、新鮮な赤ん坊の生首(血まみれではないのに血色は良い)が出てきた。
正直言って、吐き気がするほどおぞましかった。
目が覚めてからは、逆に安堵した。つまりは、自分はこのスレ住人ではあるものの、あくまでそれはフィクションの世界だけの話であり、モノホンの猟奇だの虐殺だのは心底嫌悪する現実においては真っ当な人間であるということか。
0027名無しさん@ピンキー2012/02/16(木) 20:09:58.39ID:7HldPDvs
新鮮なのが駄目なだけであって、適度に熟成してあればいいのかもしれない
0028名無しさん@ピンキー2012/02/16(木) 23:35:09.66ID:cGvEevXG
おぞましいという感覚すら夢の名残というだけかもしれないな。

0029242012/02/16(木) 23:42:31.48ID:i5nctwUI
>25-28
間違いなく言える。
自分が好きなのは二次元(アニメ・漫画)の猟奇であって、現実・実写の猟奇は願い下げだと言うことだ。
実際、食欲も性欲も湧かんし。
0030名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 00:28:22.74ID:HWpzp5W6
思い出した。俺も夢の中で少女が地面に何度も叩きつけられて殺されたってニュースを見て凄いショッキングだった
地面に叩きつけられる度にグェっとうめく少女の映像がモザイクつきで流れて凄く胸糞悪かったのを覚えてる
目が覚めてからアレ、リョナ的にはおいしくね?って思ったけどやっぱり実写とは別だと実感したわ
0031名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 01:51:29.56ID:0zfI+7F+
そうなんだ
いろんな人いるんだね
自分は先日のはねられて何人もの人に素通りされた中国の女児の動画
すっげー興奮して何度も再生したわ
0032名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 16:13:37.86ID:UmyQPohM
ホラー映画ではいける
多少のグロ画像なんかも映画だと思えばいける
実際有名なのでも映画混じってるそうだし
0033名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 17:27:27.15ID:L1ioJPzL
四肢切断とか、無表情に横たわる子にどことなくtanasinnを感じるのは私だけですかね?
3次元は全くダメなんですが、2次元だとうわぁ、というより先に何とも言えない感覚が来ます。
性的興奮はないです。
0034名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 18:14:32.39ID:X4fwYX7a
三次グロのどこに興奮する要素があるのか分からん
やっぱりこういうジャンルは二次に限るわ
0035名無しさん@ピンキー2012/02/17(金) 23:40:51.72ID:wOzGvaYC
>>33
性的とはまた違った興奮って意味なら俺もだ

抜けるんだけど、エロいというよりは興奮するって感じ
0036名無しさん@ピンキー2012/02/18(土) 04:13:37.62ID:XkIpup6g
>>35
33です。女なので抜けるか否かの基準は分かりません。しかし、確かに性的興奮以外のなにかを覚えます。
リョナは私の個人的な美学なのかも知れません。
そういえば、美しいものを見て見惚れるのと同じ感覚があります。
0037名無しさん@ピンキー2012/02/18(土) 22:01:36.57ID:dVdqgNxC
25の生首で思い出したが、藤子不二雄Fの「ミノタウロスの皿」って良くないか?
美少女の生首を生命維持装置につないで、首から下を料理して、それがいかに美味いかを聞かせるんだ。
0039名無しさん@ピンキー2012/02/19(日) 21:36:07.72ID:7D8VlT7j
あったねえ。犬の生首に血液を流し込んで生かすという実験。
0040名無しさん@ピンキー2012/02/19(日) 22:33:20.39ID:oUwn2A4h
生首犬でググッたら動画出てくるね
これは色々と捗りそうだ
0041名無しさん@ピンキー2012/02/21(火) 00:45:40.90ID:BdN2gCOu
>>36
大事な命を一時の快楽の為に消費する贅沢さに興奮する、というのもよく聞くし
単に性欲というより精神的な面が大きいのはあるかもね。美学っていうのはそういうことだろうか

最も、サドの延長として純粋に性的に興奮する人も多数いるんだろうけど
0042汁・奴・隷2012/02/21(火) 23:51:25.14ID:MeJpHozV
その通り! 殺人芸術の至高性を理解するためには、まずは人命の尊さを理解しないといけません。
人命は尊い。そして、それを惜しげもなく消費するからこそ、殺人芸術は至高の芸術たりえるのです。
いうなれば、ガラス製の宝飾品よりも宝石でできた宝飾品の方が高価なのと同じなのです。
わかりますか? リュウノスケ。
0044名無しさん@ピンキー2012/02/22(水) 22:13:29.93ID:w8iVvcbC
つまり「どうだ明るくなったろう」の絵こそ至高のリョナ絵ということか
0046名無しさん@ピンキー2012/02/25(土) 13:31:41.84ID:+ucAIbg8
力任せにハルヒの顔面を殴った。
こちらの拳に鈍い痛みが生まれるまで、殴り続けた。
眼窩と頬骨が膨れ上がり、鼻柱は不自然な方向を向いている。
不意に血塊を吐き出したハルヒの喉奥から、
歯根から折れて抜けきった前歯が流れ出てきた。
全身が痙攣し嘔吐反応を繰り返している。

俺は同級生の細い首に手をかけて、全体重を乗せた。
獣のような唸り声を上げ手足を出鱈目に振り回していたハルヒだが、
やがて動かなくなった。
縫いぐるみ人形のように支えを失った彼女の頭部を
俺は両手で掴み、何度も床に打ち付けた。鈍い音が響いた。

全身の筋肉が弛緩し、だらしなく開いた口から血塗れの舌が垂れる。
もう動かなくなった下半身からは糞尿が漏れ出ている。

俺はようやく果てた。
0047名無しさん@ピンキー2012/03/02(金) 20:16:03.70ID:UoQioxWA
ここの人達ってSSは好きなキャラで書いてる?
それとも嫌いなキャラ?
0049名無しさん@ピンキー2012/03/02(金) 23:15:07.59ID:LoIW5SnH
>47
>1を精読したまえ。好きだからこそ、痛めつけたり、殺したりしたくなる。
ここはそんなイカレタ連中のたまり場だ。
0050名無しさん@ピンキー2012/03/03(土) 02:25:39.95ID:akcy5sP0
エロネタの延長なんだから嫌いなキャラでやらないよなあ
0052名無しさん@ピンキー2012/03/03(土) 08:01:47.23ID:ueuv/qCZ
百合とリョナが好きなもので、好きなカップルがただイチャイチャするのを妄想する時もあれば
相手を拷問をしなきゃいけないような状況を妄想する時もある

やっぱ好きなキャラだな
0053名無しさん@ピンキー2012/03/03(土) 08:03:24.03ID:Ta6S130e
丘す側のキャラが丘されるキャラを愛してるかどうかは別の話。
0054名無しさん@ピンキー2012/03/03(土) 16:05:58.04ID:LeQ/++iL
しかし某魔法少女の白いゴミはどうだろうか
俺は書かないけど
0055名無しさん@ピンキー2012/03/03(土) 17:18:02.41ID:akcy5sP0
そっちは完全に乗り遅れて追いかける気もしないんだよなあ
0057名無しさん@ピンキー2012/03/05(月) 23:24:32.09ID:r49WyMtR
>某魔法少女の白いゴミ
よくわからん。詳細を教えてくれ。
0059名無しさん@ピンキー2012/03/06(火) 15:07:14.96ID:4630w7n/
>>57
「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメのキュウベぇという猫みたいなキャラ
自分は興味なくて見てないから詳しい事は言えないが
0063名無しさん@ピンキー2012/03/06(火) 23:32:27.09ID:Ie2NpnuM
>59
おお、ありがとう。>60が書いたように、他の可能性もあったんで念のために聞いてみた。


ちなみに、自分はほーむネーターの作者なんだけどな。
0064名無しさん@ピンキー2012/03/07(水) 01:57:24.05ID:/LqJdFkP
でっていう

達磨は抵抗出来ないのに抵抗しようとするのが萌える
0065名無しさん@ピンキー2012/03/07(水) 11:20:40.54ID:EzBFz2S4
噛み付いたら歯を抜くor折る
引っ掻いたら爪をはがすor砕く
睨んできたら目を潰す
そんなプレイを楽しみたいな
0066名無しさん@ピンキー2012/03/07(水) 15:24:31.81ID:/O6YKMuN
このスレには「リョナとグロは違います!」という輩がいないのがいいな
リョナ好きといいつつ、顔への攻撃は駄目、死ぬのは嫌、臓物は駄目とか
他スレではそういうのが多すぎる

どんな可愛い女の子でも、文字通りひと皮剥けば
グロい肉塊で汚物の袋でしかないのが実感できるのがええんやないかい
0070名無しさん@ピンキー2012/03/09(金) 23:25:54.55ID:J4ZRH87o
ああ、ナイフとフォークで美少女の肉を切り取って食したい。
しかし、切り取ってしまえば彼女達の美しい肢体は損なわれてしまう。
さらに、下手をすれば死んでしまって、あの素晴らしい悲鳴を聞くことができなくなってしまう。
これは本当に困ったもんだ。
0071名無しさん@ピンキー2012/03/11(日) 01:00:36.06ID:fsMu+AMN
>>70
昔読んだSF小説で、内臓がはみ出すほどの傷でも一晩で治ってしまう少女ってのがあったな
苦痛は人並みに感じるんで、ドSな大富豪に買われて夜な夜な身体を切り裂かれたりする
0072名無しさん@ピンキー2012/03/11(日) 08:00:32.30ID:riGHW6Vk
不死身だったり回復力が強かったりするキャラってリョナでよく見る気がする
0073名無しさん@ピンキー2012/03/11(日) 08:03:50.77ID:kqK6k1Aa
死なない=延々と弄る事のできるいい素材だからな。

死なないが痛みとか苦痛を普通に感じるとかだと…
0075名無しさん@ピンキー2012/03/11(日) 23:12:07.99ID:RH3LT1g4
はい。ここですが、何か?

まいちゃんは可愛かったよね。
0076名無しさん@ピンキー2012/03/13(火) 19:49:35.49ID:rl2Ci8oC
「うばわれた心臓」で、死体と間違われて生きたまま心臓摘出される女の子にドキドキした
0077名無しさん@ピンキー2012/03/13(火) 23:32:44.49ID:kXouMkre
殺すのはやっぱちょっと嫌だな。
好きだから切り刻みたい、いたぶりたい、解体したい。でも、彼女達を好きだから失いたくはない。
だから、切り刻んでバラバラにしても生きている、そんな美女や美少女が理想だな。
0078名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 00:38:33.58ID:Qn8/+374
普通だった女の子が不老不死にさせられて永遠に続く拷問に絶望するのって萌える

まで読んだ
0079名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 07:34:43.59ID:/YthMobj
でも死なないのってちょっとつまらない

死んで、生き返る方がいいな
0081名無しさん@ピンキー2012/03/14(水) 20:32:23.92ID:yUQzjhzM
四肢切断はすぐに切っちゃうと傷つけられる部位が少なくなっちゃうから、指や爪から徐々に潰していって
「もう使えないからいらないよね」みたいな感じで切り落とすのがいいと思う
0082名無しさん@ピンキー2012/03/15(木) 02:45:02.76ID:jRsDJbn3
でもいきなりバツンと切り落として「・・・え?」みたいなのも捨て難いよね
0083名無しさん@ピンキー2012/03/15(木) 03:03:18.18ID:iAvRC88R
キャスターの龍之介への薫陶はなるほどと思った。
登場時のやつ。
0084名無しさん@ピンキー2012/03/16(金) 00:08:20.05ID:FF3Mzd+g
>83
しかし、だ。
寿司職人が適当に作った卵焼きを一口食っただけで、最高の味とか言っちゃう美食の追求者ってのは何なのよ?
あれは元帥にとってはものすごい手抜きな殺し方に過ぎない。その片鱗を垣間見ただけで、それを最高とか言っちゃう殺人道の追求者ってのは、相当程度が低いだろ。
0085名無しさん@ピンキー2012/03/16(金) 03:48:50.77ID:PGsfbMD8
恐怖の鮮度とかwwwww
このスレ的には数あるスパイスの中のほんの一つ程度だろwwwwwww
0089名無しさん@ピンキー2012/03/17(土) 11:14:00.85ID:SV7be/Rk
ご主人様に心も身体も命も捧げ尽くすメイドさんが書きたい。
メイドとしてだけでなく秘書としての職務も担当してご主人様に付き従った先で
テロリストの凶弾に倒れるメイドさんとか、
ご主人様の御子を身篭らせて頂いたのに病魔に冒されていることが発覚して死と引き換えに出産とか、
ご主人様に母乳を捧げる為に薬物による体質改造で短命なメイドさんとか書きたいんだが進まない。
0090名無しさん@ピンキー2012/03/18(日) 01:26:03.58ID:6RUVQXmT
本人がそれで満足してるってのはリョナとしてちょっと物足りない気がする
0095名無しさん@ピンキー2012/03/19(月) 22:35:34.11ID:bDEMNcu3
あれって擬人化されたイカじゃないの?
嫌いだから食べる気にならないな
というかイカに限らず人型のキャラは食べる妄想をしづらい
0096名無しさん@ピンキー2012/03/19(月) 23:06:05.54ID:vcckfqWR
そうだろうか、解剖動画とか見てたら普通に上手そうに見えるぞ
0097名無しさん@ピンキー2012/03/20(火) 02:03:49.08ID:BYMW0Io5
腑分けの話かイカの解剖の話か一瞬迷ったけど
このスレ的に前者のことだろうな
0098名無しさん@ピンキー2012/03/20(火) 18:14:03.98ID:NFIDqQsO
手の爪って、剥がすのと指ごと潰すのはどっちが痛いんだろう
0100名無しさん@ピンキー2012/03/20(火) 23:41:48.58ID:jbZmo5wb
女の子が祭壇の上に寝かされ、儀式の生け贄としていたぶられるシーンのマニアだが
リョナ扱いでいいのかな 

黒の断章のOVA版の冬川希みたいなシーンを見てみたいなあ

0101名無しさん@ピンキー2012/03/21(水) 02:12:18.69ID:CenwQMo8
>>100
リョナ2板で、そのシチュで非常に良いSSがあったからオススメしとく。確かSSスレ
0102名無しさん@ピンキー2012/03/21(水) 10:21:26.91ID:vV820tmN
>>101
>>101
thx! 早速読んできた。異様に設定が細かくて読み応えあったわ
どのスレにも職人さんがいるもんだなあ
0103名無しさん@ピンキー2012/03/21(水) 20:17:19.41ID:Cik7pOfu
ttp://jbr.ststar.info/read/game/37271/1176397637
転生聖女(仮)の出来が素晴らしかったんだけど、これ続いてないんだな…もったいない。
コボルトに槍を次々に突き立てられるところが最高だったわ。
0104名無しさん@ピンキー2012/03/23(金) 00:33:23.77ID:8lMaeZQm
祭壇で殺されるやつ読んだけど
俺はどうやら、 最初に全キャラ登場→一人ずつ順番に殺す って流れに昂奮するみたいだ
0105名無しさん@ピンキー2012/03/23(金) 17:07:00.02ID:ryiYnyz0
つーかここ、住民は何人いるんだろう。
というわけで挙手
0108名無しさん@ピンキー2012/03/23(金) 19:53:29.10ID:aqCJa2l9
雑談のレベルが低くなったから人が来なくなったんだろうなぁ
0109名無しさん@ピンキー2012/03/23(金) 22:38:03.51ID:TswQO8Os
オススメのSSを挙げたり嗜好を語ったり、そんなまったりもいいじゃないか。挙手は庇いきれんけど
0113名無しさん@ピンキー2012/03/25(日) 08:21:56.38ID:WUrXT/ng
>>103
懐かしすぎワロタ。未だに続きを期待せずにいられない

拷問装置で串刺し→治癒→串刺し→治癒→…→手足切断
の流れが最高すぎる
0119名無しさん@ピンキー2012/03/26(月) 13:35:00.70ID:MFLQrLVq
鋼の錬金術師のウィンリィとか言う金髪の娘。
別に作品に思い入れがあるわけで無いが、無性に虫酸が走って…酷ったらしい死を迎えさせたい衝動。
腐敗した生首を晒させる見たいな…そんなSSを書いてみたい…。
でも、才能無いからな…前に書いたシェリル食道姦もいまいちだったし。
0120名無しさん@ピンキー2012/03/27(火) 09:53:36.80ID:WuiwS/Th
初期の名探偵コナンで、背中を包丁で刺して肺にまで到達させるってのがあったけど、
肺に穴があくってどういう感覚なんだろうか
0125名無しさん@ピンキー2012/04/01(日) 20:11:31.68ID:/EafpQK+
ネギまのエヴァンジェリンが2百年くらい昔のどこか異国で
退屈しのぎにペド野郎を騙してひたすら金玉や竿を破壊しまくる話を誰か書いて
0126名無しさん@ピンキー2012/04/01(日) 21:49:16.80ID:3+Mrbp+S
むしろ不死を良いことに拷問の実験台にされるSSが読みたい
0129名無しさん@ピンキー2012/04/02(月) 20:24:58.23ID:NMjsIdte
ガチガチに拘束された女の子に硫酸浣腸して砲丸をねじ込んで栓をする
女の子は凄まじい勢いで暴れながら奇声を上げて苦しみながらだんだん弱っていく
0130名無しさん@ピンキー2012/04/03(火) 02:55:14.44ID:lol8XBFV
>>128
1とメイド見たけど洋画のオマージュと王道だな。それを粘土で作っただけ。
思わせぶりな貼り方するから期待しすぎた。まあ労力はすごいけれど。
0132名無しさん@ピンキー2012/04/03(火) 07:52:44.83ID:BrxsGro0
クレイアニメといえばトイレに食われるってのが結構きつかった記憶がある
0133名無しさん@ピンキー2012/04/04(水) 05:10:34.40ID:lcw32Sgo
グリードって映画で最初にトイレにこもった女の子が食われるが
やはり尻から食われたのだろうか
0134名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 22:49:19.47ID:BCGMKkuv
トイレに食われるといえば
最近だとやっぱパンスト1話だな。
食われた物の末路は、猟奇グロというよりスカトロ(ンコまみれ)だけど・・・w
0135名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 23:56:33.46ID:LO+/bVlg
>>121>>126

幅の広い木製のテーブルの上に、その金髪の少女は一糸纏わぬ姿で、大の字で縛り付けられていた。
まだあどけない顔に似合わず、乳房も尻もよく発達している。下腹部の茂みも髪の毛と同じブロンドだ。
部屋の片隅の椅子には一人の男が座っていた。傍らの小テーブルのワインを無言で口に運ぶ。
少女の惨めでエロティックな姿を眺める男の顔には、性的興奮など欠片も浮かんでいなかった。
その瞳は夜の闇より暗い。そして静かな怒りをたたえていた。

「お願い……許して…………私が何をしたっていうの……?」
怯えて泣きじゃくりながら少女は訴える。男はワイングラスを片手に立ち上がった。
「ああ、お前は何もしちゃいない。だがお前はバンパイアの一族だ。それだけで十分だ。」
「た…確かに私はバンパイアよ……でも、あなたは誤解してるわ……
 バンパイアだからって人間の血を吸うとは限らないのよ……伝説とは違うの……
 私だって生まれて今日まで、人の血なんか吸ったことないのよ……だから…許して……」
しかし、涙ながらに許しを請う少女の言葉は、男の心の熾き火を逆に燃え上がらせる結果になった。

「ああ、それも知っている。お前らバンパイアは伝説とはだいぶ違う生き物だということもな。
 十字架も恐れないし、太陽の下でも灰になったりせずに、平気で活動できる。
 血を吸わずに普通の食事でも十分生きていける。人間と全く変わらないように見える……」
男の口調がだんだん早く、熱を帯びたものになってきた。
「だがな、その回復力と生命力、異常に長い寿命は、やはり人間とは違う!神の摂理に反している!
 それに何よりその本能だ!所詮お前らの本性は吸血鬼なんだ!
 人と同じ食事をしていても、何かの弾みで血が吸いたくてたまらなくなるんだ!」
堰を切ったようにまくし立てる男の目は、青白い炎を浮かべたかのようにギラついている。

「そんなお前らの仲間の誰かに、俺の故郷の村は皆殺しにされたんだ! たった一晩でな!
 親父も、お袋も、妹も……妹はまだ十六歳だったのに!
 伝説と違って、血を吸われた人間は吸血鬼にはならないんだな…失血死するとは知らなかったよ…
 だけど…例え吸血鬼になったとしても……妹には生きていて欲しかった!!」
男はぎりっと歯軋りをした。目にわずかに涙が浮かぶ。
そして次の瞬間、男は怒りをぶつけるかのように、ワイングラスを少女の花弁にねじこんだ。

「いっ、痛いぃ!!ううっ、お願い、やめてえ!!」
生まれて初めて秘部に挿入された異物に、少女は恥辱と苦痛に泣き叫び、身悶えした。
だが復讐に狂った男の耳には届かない。男はワイングラスをさらに押し込む。血が流れてきた。
「だから…俺も同じことをお返ししてやる…バンパイアを必ず根絶やしにしてやる!
 いや、ただ殺すだけでは気が済まん。苦しめて、泣き喚かせて、這いつくばらせて…
 この世に生まれたことを後悔するようなやり方で殺してやる!!」
男は熱に浮かされたように叫びながら、小テーブルの上のワインの瓶を手に取った。
そして少女の股間めがけて思い切り振り下ろした。膣の中でワイングラスが粉々に砕ける。

「ぎゃああああ!!ぐあああああーっ!!!」
少女は腸が張り裂けんばかりに絶叫した。たちまち花弁が血まみれになる。
それでもなお容赦なく、男は二度三度とワインの瓶で少女の股間を殴打する。
外側も内側もぐしゃぐしゃに痛めつけられ、テーブルの上は血の海となった。
「あ……あ…………あああ…………」
少女は涙を流し、口からは泡を吹き、失神寸前だった。全身がびくんびくんと痙攣する。
「安心しろよ。お前らはその程度じゃ死なない。いや、それどころか、そんなもの傷の内には入らない。
 一晩経てば、きれいさっぱり治っちまうんだよ。バケモノめ……」
「い……や……」
一時の興奮が去った男の目に、再び暗い闇が戻ってきた。

「だから、何度でも苦痛を与えてやる。お願いですから殺してくださいとお前が言うまでな……」
 
0136名無しさん@ピンキー2012/04/06(金) 23:58:13.66ID:tTmjQhCy
ワンピース たしぎ惨殺

グランドライン後半の海…通称「新世界」
その海を進む一隻の海賊船…その甲板で海賊クルーに取り囲まれる形で膝を付く、海軍大佐たしぎ……
「正義だ、なんだ喚こうが所詮は弱ェやつはただの負け犬だよな?おらァ、どーした?吠えて見せろよ?この弱ぇ負け犬がよ?」
膝を付き、俯くたしぎの髪を鷲掴みして、ひっぱりあげる。
「くっ…こ、殺すのなら…早く殺しなさい!!私は…決して、信念を曲げるつもりはないわ…正義の名のもとに潔く…ぐっぶっ!!ぁあ゛っ…ああ゛っ……!!」
たしぎの言葉は遮られる…腹部に突き刺さるクルーのつま先…。呼吸も儘ならない状態で、逆流した胃液をポタポタと垂らす。
「ひぃひゃはははっ!!負け犬ちゃんと来たら、まだ、セイギだとよ?笑わせるぜ。セイギとやらは、負け犬の遠吠え…泣き声らしいぜ?ひぃひゃはははっ!!」
胃液を垂れ流しながら、必死で空気を求めて唇を震わすたしぎをせせら笑うクルー達。
もがくたしぎの背を蹴りつけ、或いは、髪を引っ張り上げて揺すってみせたり、たしぎを取り囲むクルー達はたしぎを痛めつける。

「まぁ、そう言ってやるなよ。こんな弱い奴でも海兵さんよ。その背中の正義…身体に刻んでやろうじゃねぇーかよ?おう、例のモン持ってこいや!!」
この船の船長と思われる男の声でクルー達は歓声をあげ、或いは口笛を吹き、はしゃぎ回る。
『ごとっ……』たしぎの前に置かれたのは蒸気立ち込める焼印…それはかなりの大きさがあり…その浮き出た文字は…
「そう、てめぇーが大好きな「正義」の文字よ…消えねように、その身体に刻んでやるよ…剥け…!!」
蒼褪めたたしぎを余所にクルー達はたしぎの衣服を剥ぎ取る。
「っぁあ…ああ゛ぁっあ…っぁあ゛…!!」
恐怖するたしぎ…背へと近寄るその焼印の放つ強烈な熱気に汗を浮かばせる…。
『ぢゅっ…』焼印が背に押しつけられる…
「ぎぃゃあ゛ぁあ゛ぁあァ゛――――っっ」
喉がはち切れんばかりの悲鳴を上げるたしぎ…
「ぎぃやぁあ゛ぁあっああ!!ぁあ゛ァ゛ぁぁあ――っ!!!ぉお゛ぉぉお゛ぉ―――!!!!」
肌を…その肉を焼きつける嫌な音と匂い…立ち込める蒸気を絡ませて裸体が激しく揺れる。
「感謝しろよ?大好きな「正義」の文字を刻んでやってるんだ。ひぃひゃはははっ!!嬉しいか?泣くほどうれしいか?えっ?ひぃひゃはははっ!!!」
身体を仰け反らせ、泡を上げる口元…瞳は上向き、チグハグの方に向く…
「がぁ゛ぁ…ぎぃやぁああ゛ぁあっああ!!!!」
たしぎの悲痛の叫びは海に木霊す……。
0137名無しさん@ピンキー2012/04/07(土) 00:48:57.56ID:v2kbNO7d
ワンピース たしぎ惨殺

「ひぃ…ひぃっ…ぁあ゛はぁ…はっあ…はぁあ゛ぁあ…はぁ…」
甲板に尻を突き上げるポーズで突っ伏すたしぎ…その背中には『ジュクジュッ…』と嫌な音を立てて未だに肉を焼く音を立てる肌……。
その背中に焼き付けられた『正義』の文字……。
「俺達、海賊はよぉ…この文字を見ると踏みつけて…踏み滲みたくなるのよ…」
そう呟くとたしぎの背を踏みつける船長…。
「ぐっぎぃやぁあ゛ぁあっああ!!ぁあ゛ぁっ…はぁっああ!!っぎぃやぁあ゛!!」
破けて捲りあがって皮膚…その背中を踏みつけられ、舌を上向きに突き出して…髪を振り乱しながらもがき苦しみ、悲鳴をあげるたしぎ…。
「お頭ぁーこんなかわいこちゃんの背中に足跡はカワイソウですせぇ?キレイに洗い流してやりヤスよ」
バケツに汲みあげた海水をたしぎの背中にぶちまける。
「ぐっぎぃやぁあ゛ぁっああ!!ぁあ゛ァ゛っあ…ぉお゛ぉおっ!!!ぁあ゛ぁあっはぁあ!!!」
甲板をのたうち回るたしぎ…取り囲むクルー達は、自分の足元に転がり込んだたしぎの背を蹴りつけては、その惨ったらしくのたうつたしぎを指を指して笑う。

「っはぁ…ぁあっあ…はぁ…はあっあ…ぁあっはぁ…ひぃ…ひぃいっ…」
視点が定まらないたしぎ…ただ、唾液の糸を垂らしながら恐怖に満ちた瞳で取り囲むように佇むクルー達を見詰める。
「随分、重いモンしょちまったな?えっ?剥がしてしてやろうか?その「正義」の文字をよ?重いだろ?剥がしてやろうか?捨てちまえよ?」たしぎの耳元で船長が囁く。
「…お、重いだなんてぇ…はぁ…っはぁ…私の…全てです…私は…この正義の文字を…捨てません……」
朦朧とした意識の中…掠れた弱り切った声で、やっとの思いで呟く。
「あぁ…そうかい。そうか……そこまで言うなら…捨てさせてェーなぁ?おい、こいつの腕、落ちしちまえ!」
船長は何の躊躇いもなく、腕を落とすように指示を出す。
「ひぃっ…はぁあ…ぁあっはぁ…くっはぁ…ぅう゛っん!!」
歯を食いしばるたしぎ…腕を石台に載せられ、押さえつけられる。そして、引きずられるように持ち込まれた斧…それは振りかざされ………
「あぁ゛…っぁああ…はぁ……ぁあっ…」振り翳された斧を見上げるたしぎ…太陽光で目を背けた瞬間……斧はたしぎの右腕を目掛けて振り落とされる。
「……っぎぃやぁあ゛ぁあ゛ぁああっあああ!!!!」
右腕は斧の刃に押しつぶされながら切断される。
「ぁあ゛ぁっはぁあ゛っぎぃやぁあ…ぁあ゛ぁあ…う、腕がぁあ゛ぁっああ!!」
噴出した血でたしぎの顔や髪…その裸体が赤く色付けられる…。
「捥げちまったなァー?腕がよ……」
甲板に転がる腕を拾い上げて…その切断部からあふれ出す血をたしぎの背へと垂らす。
「ぁあ゛ぁあっはぁ…はっ!ぁあっはぁ……ああ゛ぁっああ!!」
大きく口を開けて、過呼吸の苦しみ帯びた顔で大粒の涙を流す。
背中の「正義」の文字は血に塗れる………。
0138名無しさん@ピンキー2012/04/07(土) 00:50:34.50ID:v2kbNO7d
下手くそだなぁ…
取り合えず、今日はここまでです。

お目汚しすみません
0142名無しさん@ピンキー2012/04/08(日) 08:55:35.08ID:eq9aJwuF
GJ
ワンピとか鼻糞ほども興味ないですがSSは良かったです
0145名無しさん@ピンキー2012/04/09(月) 01:01:25.77ID:oc4dCDch
ワンピース たしぎ惨殺

猟奇的な光景…
片腕を切り落され身体を暴れさせるたしぎ…その背中に切断された腕を翳して垂れ滴れる血を浴びせる。
「ぐっぶぅ゛っ…ぶぶっ…っぐぅう゛ぶっふぅ…ぁあ゛ぁあっはぁ―――!!!」
泡を吹き出し…悶絶を繰り返すたしぎの姿に笑い声をあげるクルー達。

「死なせるなよ?このてーどで死なれちゃ面白みがねェーからよ」
船長と思われる男の言葉に従って、煮え滾った蝋を腕の切断部に塗りつける。
「ぁあ゛っあぁあ゛っっ!!ひぃ…ひぃいっ……ひぃいっっ!!!」
改めて、片腕を切断された事実を思い知るたしぎ…そして、背中にべったりと付着した血…。
「ぁあ゛ぁっはぁ…ん゛っぁあ…っぁあ゛っ…!!い、いやぁ…嫌…いやぁ゛―――っっ!!!」
二の腕から先を失った腕をもう片方の手で押さえ、小さく縮まり込むように突っ伏すたしぎ。
「あぁ゛ぁあっあ…ぅう゛っぁあ…ああ゛ぁあっあ…ひぃいっ!!」
たしぎの視線には自分を惨殺することしか考えていない人影の波…その波が押し寄せて、自分の身体を引き裂く光景が脳裏に浮かべば…。
「もぉ゛…もう゛っ!ゆる゛じでぇ…ぐださぃ゛!!ゆるじでぇ!!!」
身体を起き上がらせて、大粒の涙…鼻水を垂らして絶叫するたしぎ。
「許すわけねぇーだろ?海賊は捕まったら縛り首か打ち首…殺されても文句も言えねぇー。じゃあ、海賊に捕まった海兵は?殺されても文句言えねぇーよな?じゃないと不公平だろ?」
たしぎを押し突っ伏して、クルーは船長を見上げる。

「あぁ、もう片方の腕も?いでやれ…ひぃひゃはははっ!!」
腕を横に伸ばすよう押さえつけられるたしぎ…歯をガチガチと打ち鳴らし振り翳された斧に視線を向ける。血が滴れるその斧が風を切りながら振り落とされる。
『がちぃぃいっ!!!』乾いた音が響き…ブクブクと泡となった血を浮き上がらせる腕…
肉を裂かれた激痛…骨に響く振動がたしぎの脳に響く。
「あ゛ぁあ゛ぁあっぁあ―――っっ!!!」
斧はたしぎの骨を砕くが、完全に切断するには到らなかった。
しかし、完全に切断されなかった痛み…そして、恐怖はたしぎを完全に腕を切断されるとは違った絶望へと突き落とす。
「っぁあ゛っがぁあっ!!ぃぎぃひぃ…ひぃいっ!!」
狂乱したたしぎは押さえつけるクルーの腕を払いのけ、身体を起き上がらせる。切断されずにぶらぶらとぶら下がる腕…その振り子の動きから瞳を反らす。

「ひぃひゃはははっ!!下手くそが!!引き千切れ!!ひぃひゃはははっ!!」
船長に命じられたクルーはたしぎの身体を押さえ…もう1人のクルーが腕をたしぎの振り子のように揺れる腕を握る。
「やぁ…止めてください!!いやぁあ…止めてください…やべでぇえ゛!!!」
腕は捻られ…引っ張られ……伸びては千切れる線維…そして…
「ぎぃゃぁあ゛ぁっあああ!!!!」
腕は千切れる。骨を露出させる形で引き千切られた腕…
「ぉお゛ぉぉお…おお゛ぉおっぉお―――!!!」
身体を仰け反らせて、絶叫をあげるたしぎに今しがた引き千切った腕を叩きつける
0146名無しさん@ピンキー2012/04/09(月) 01:03:22.31ID:oc4dCDch
今日は一レスだけです。
次には完結させます。

少しでもこんな拙いSSでも盛り上げの一環にでもなって貰えたら嬉しいです。
0148名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 01:26:10.76ID:+tpOdNTp
狼と香辛料のホロを山賊の群れがつかまえて
口からケツ穴まで串刺しにして丸焼きにするか、
解体して食べてしまう話が読みたい
0149名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 15:24:29.04ID:33aJqjvM
何でよりによってチョンピなんていう
幼児向けマンガのSS投下すんのかね
いのスレじゃ誰も読んでねーだろそんな馬鹿漫画
0150名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 17:07:33.39ID:pAdL3HlL
>>149
ワンピースが嫌いな奴は別に嫌いなままでいいが
だったら、スレが荒れるような発言するより、
それをねじふせるようなSSを投下しなさいな
0151名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 17:53:43.27ID:lhhBg4ZV
俺もワンピース嫌いだけど、このスレで言う事じゃないと思う
アンチは全員>>149みたいな奴と思われたくないし、久々の投下を喜ぶべきなんじゃないの?
0152名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 20:05:19.48ID:dXTu6dOU
まあどの作品にもアンチスレから出張しないと気が済まないバカがいるって事で
0153名無しさん@ピンキー2012/04/11(水) 20:40:21.48ID:YYZj83Te
>>149
自分もワンピ好きじゃないな
(どのキャラも顔は爬虫類か両生類、体はナナフシみたいで気持ち悪い
まったく欲情できない)
 しかしケチつけるのは折角投下してくれた人に悪いっての
0160名無しさん@ピンキー2012/04/12(木) 01:51:37.94ID:RX+MCzl4
久々の投下に対してこれか
めでたくクソスレの仲間入りだな
0161名無しさん@ピンキー2012/04/12(木) 04:33:52.79ID:vWrwvrrk
どうせ嫌いなら嫌いな分だけリョナリョナのギッタギタにしろよ
0162名無しさん@ピンキー2012/04/12(木) 07:38:18.75ID:4o6VOZAj
あーあ、また作者が離れちゃった
SS投下がなくなる原因を自分たちで作ってるなんて、哀れだね
0165名無しさん@ピンキー2012/04/13(金) 06:31:32.56ID:St4E13Uc
某所も板が壊れてから古株もいなくなるし、どこも新参の来づらいところ
ひっそりやってるんだから、もうこれ以上投稿人減らすようなことは止めてくれ。
いやわりとマジで
0166名無しさん@ピンキー2012/04/14(土) 16:56:44.13ID:EqNWKwpn
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2862817.jpg
なぜ売れない・・・。はぁ。
0169 ◆eqvbA63JwY 2012/04/15(日) 22:38:50.06ID:4Ew1ZacW
保管庫、1章の保管終わりましたー
0171名無しさん@ピンキー2012/04/16(月) 07:28:25.24ID:OESvEBX3
0172名無しさん@ピンキー2012/04/16(月) 11:50:36.02ID:ec8+IaCG
>>168
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2870264.jpg
ドラゴンエイジ連載中のクリムゾンだお。
0174名無しさん@ピンキー2012/04/21(土) 21:01:19.46ID:7n3yhSsO
硫酸て顔にかけるとモンスターになるのはいくつもの事件で有名だけど
膣に流し込んだら、やっぱ子宮も膣内もずたずたになって
妊娠機能・セックス機能ともに破壊されて修復不能になるんかねえ
0176名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:43:55.26ID:RMTUKyRS
「のび太のくせに!」
いつもの空き地に響き渡る怒声。
ジャイアンが憤怒の表情で高らかに振り上げたバットを力任せに振り下ろす。
襟元を捕まれ、無抵抗のまま打ちのめされようというのび太。

   いつもの、何ら変わらぬ光景だった。
      静が、バットの軌道上に割り込んでくる瞬間までは。

「いけないわっ! 武さんっ!」
バットが振り下ろされるその軌道上に静が割り込んできたことを認識した瞬間、
ジャイアントの脳内では決定的な取捨選択が行われていた。
(このままじゃ、しずちゃんを殴っちまう)
(とはいえ、スイングの軌道を変えたら、のび太が危ない)
(俺は番組のヒロインを守るのか? 心の友を危険に晒してまでっ!)

 そもそも、大部分のキャラクターと視聴者に誤解されていることであったが、
のび太がジャイアンから受ける非道な暴行は、実は双方の合意に基づく愛情表現のようなものであった。
首根っこを掴み、バットで殴打するその光景は陰惨な結果を想像するに余りあるものであったが、
ジャイアンの神業ともいうべき力加減とスイング技術、のび太の瞬時に眠る能力の応用である瞬間的な虚脱状態を駆使した
力の受け流しによる身のこなしが相互に作用し、完成された様式を成しているのである。
0177名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:44:39.83ID:RMTUKyRS
 つまり、二人とも己の役柄を十全に把握し、演じきっていると言えた。
そして、それ故に突発的な事態にジャイアンが対応し得ないことは当然とも言えた。

 一方、のび太はジャイアンとは異質の思考―下校中の静とのやりとりを思い返すだけの余裕と、快哉―を得ていた。
「もうジャイアンに殴られるのは嫌なんだっ。 しずちゃんからジャイアンに言ってやってよ」
「駄目よ、のび太さん。 男の子なら自分で言わなきゃ…」
言葉では否定しつつも、静は迷っていた。
のび太に男らしい様を見せて欲しいという想いと、彼を自分が守ってあげたいという母性的な想い。
そして、TVでは粗野なだけの武さんが映画で見せるあの優しさをもっと視聴者に知ってほしいという思いやり。
結局のところ、静は自分が武さんを止めなければ…と決意するのに時間は掛からなかった。
揺れる静の心を見透かした、狡猾なのび太の泣き落としは静の母性を刺激するのには十分すぎたのである。

(絶妙なタイミングだよ、しずちゃん)
(この軌道、タイミング、ジャイアンがボクを危険に晒してまでしずちゃんを救うハズがないんだ)
(あぁ…しずちゃん、凛々しい顔もステキだよ)

のび太が自然に身を引いた瞬間、ジャイアンの振り下ろしたバットが軌道上の静の頭部を殴り飛ばしていた。
0178名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:45:32.17ID:RMTUKyRS
 ジャイアンの手から零れ落ちたバットが地面に跳ねた音が、3人の意識を取り戻させた。
「マ……ママーッ!」
目前で起こった悲劇にスネ夫が絶叫する。
「お…俺は…なんてことを…」
ジャイアンは全身を強張らせ、地を見つめたまま動けずにいた。
「………」
ただ一人、のび太だけが、殴り飛ばされた静を冷静に見ていた。

静が飛び込んできた瞬間に香った髪の香りも、
 バットが直撃した瞬間に不自然に折れ曲がった首も、
  まるで、人形のように殴り飛ばされていった静の体も、
   勢いよく地面に叩きつけられて捲れあがったスカートの中も。
その結果が、今、のび太が見下ろしている静だった。
うつ伏せに倒れているおかげで白い下着に包まれたお尻と健康的な太腿が小刻みに痙攣しているのが良く見えた。
静はまだ死に切れていない、その事を確認した上でのび太は慌てふためいた口調で静の体を抱き起こした。
「しずちゃんっ! しずちゃんっ! 返事をしてよおおおおおおおお」
静の形の良い鼻から多量の血が溢れ出し、膨らみかけた胸に垂れるのを見ても、のび太は乱暴に揺さぶることを止めなかった。
ひとしきり静を揺さぶり続けたのび太の視界に、静のスカートの色が変わっていく様が見て取れた。
(やっと、か。)
そっと横たえられた静の瞳は光を失い、だらしなく開いた両足の痙攣は止まっていた。
0179名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:46:11.25ID:RMTUKyRS
「心の友よ! 俺は…俺は………死んで詫びるしかないっ!」
「ジャ…ジャイアン落ち着いてよ! のび太! ジャイアンがっ!」
バットで自分の頭を乱打するジャイアント、それを止めようとするスネ夫に、のび太が毅然と言い放った。
「ジャイアン、しずちゃんはそんなこと望んでないよっ! そんな、そんなこと、思うわけないだろっ!」
「だけど、だけど俺は、心の友の為とは言え、貴重なヒロインをこの手で…」
「もう止めてよっ! そんなことしても誰も喜ばないよっ! しずちゃんだって、視聴者だって、F先生だって!」
のび太はジャイアンの手からバットを奪った。
軽々しくバットを奪われる程に、ジャイアンは憔悴しきっていた。
「スネ夫、ジャイアンを頼むよ」
「あぁ、分かった。 けど、のび太は………しずちゃんのこと、頼んでいいのかよ」
ジャイアンの巨体に肩を貸しながら力なく問うスネ夫と目を合わせず、のび太は答えた。
「あぁ、ボクがやるさ」
0180名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:46:40.85ID:RMTUKyRS
 のび太は空き地の土管の向こう側、周囲からほぼ完全な死角となっている場所に静を抱き運んでいた。
腕の中の静の体からは、確かな温もりと重さが伝わってくる。
「ごめんね、しずちゃん。 意外と苦しませちゃったね。」
静の体を土管に背を預ける形で下ろしてから、言葉とは裏腹な笑みを浮かべつつ、
改めて胸に触れて鼓動が感じられないことを確かめる。
「しずちゃん、きれいだよ、とっても…」
胸元が血に染まったブラウスのボタンを外し、薄い膨らみを包むスリップも脱がす。
「せっかくお風呂に入ったのに、お漏らしして汚しちゃったね」
体液が染みて色の変わったスカートとシンプルなショーツ、ソックスと靴まで脱がされて静の裸体が露となった。
 まだ日は高かった。
のび太が静の無垢な体を蹂躙する時間は十二分にあった。
0181名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:47:33.24ID:RMTUKyRS
 夜になっても帰宅しない静を探しに出た母親が空き地の土管の死角で見つけたのは、
血で汚れたブラウスを被せられて放置された愛娘の、変わり果てた姿だった。
 頭蓋骨と首の骨は折れ砕かれていた。
 両目は抉り出されてショーツとともに口に押し込まれていた。
 乳房には噛み付かれた痕が残り、片方の乳頭は千切れてしまっていた。
 細いきれいな指は幾本かが無造作に折られていた。
 腹部には踏みつけられた痕が残っていた。
 白い太腿は何箇所も噛み千切られていた。
 まだ未成熟な局部には、深々とバットが押し込まれて正視に堪えない惨状を呈していた。

静の女性器を破壊したバットから剛田武が割り出され、殺害の自白が得られるまでに時間は掛からなかった。
武の、凌辱への否認は一切聞き入れられることは無かった。
映画でのきれいなジャイアンを知るものならまだしも、
映画版どころかTVですら登場しない地元警察や、周囲の目には粗暴なイメージが余りにも根強かったからである。
0182名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 05:48:02.31ID:RMTUKyRS
 全てが終わった。
ジャイアンは淡々と刑に服し、模範囚と目された矢先に緩んだ監視の目を盗んで自殺を遂げた。
遺書らしきものは一切残っていなかった。

スネ夫は事件の影響を鑑み、一家で海外へ移住し、以後帰国することは無かった。

静の母は、葬儀から程なくして娘の部屋で首を吊って死んでいるのを発見された。
『娘のところにいかせてください』とだけ書かれた遺書が遺されており、死顔は安らかだったと噂された。
夫は別の地へ移ったという。

のび太君は、後にその隠していた爪を露にし、ロボット工学の権威となった。
名声を歴史に刻みつけ、技術と経済によって強大な力を得た彼の凶行を暴こうとする私は無事では居られないだろう。
だが、私達のヒロインであった源静さんを殺害し、辱めた彼を私は許すことは出来ない。
ここに、私が調べ上げた事実を記し、いつの日か裁きが下ることを願う。
                       22XX MM/DD できすぎいいくぁwせdrftgyふじこ





出来杉君、君は本当に出来過ぎたんだよ。
0186名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 20:14:29.59ID:ZiGHD85p
しずちゃん呼びは原作に則ってるんだろうけど漢字間違ってるのが気になる。
メタ発言が妙に浮いてるし。
0187名無しさん@ピンキー2012/04/22(日) 20:58:59.29ID:RMTUKyRS
>>184
>少年法
少年院だか鑑別所だかに収容されるらしいけど詳しくは知らん。
>DNA
冤罪ってコワイネー。

>>186
>漢字とメタ
呼び方は原作準拠にしようと思ったけど、漢字は覚え間違いだわw 正解も書いてくれw
メタ描写は入れたけど使い道無かったw
01891872012/04/24(火) 00:27:58.56ID:o7LcUd2W
>>188
あー、確かに見たことあるわ、ありがと
0191名無しさん@ピンキー2012/05/01(火) 20:50:53.65ID:nl2bLHhS
タルタロスのロトモドかモドロト書いて下さいって言ったら書いてくれる人いるかな?
0192名無しさん@ピンキー2012/05/01(火) 22:20:12.00ID:LBscMI+x
はがないの星奈ちゃんを死ぬまでバットや木刀でボコボコに殴り続けたい
0193名無しさん@ピンキー2012/05/01(火) 22:28:43.83ID:nUL1h5W6
俺はもっとネットリ虐めたい
拘束してまったく動けない状態で冷たい水滴を一定間隔でポタポタ落とす感じのやつ
0194名無しさん@ピンキー2012/05/10(木) 02:43:52.68ID:YMkMjDDg
根本きつく縛ったりして血止めずに腕とか脚切ったら大量出血で死ぬかな?
というか骨とかってそんな簡単に切れるものなのかな?
0196名無しさん@ピンキー2012/05/10(木) 10:21:17.97ID:Y08o7hRo
チェーンソーならわかるが、骨切断でよく見る糸のこぎりに
切断できるほどの耐久性があるのか、常々疑問
0197名無しさん@ピンキー2012/05/10(木) 20:18:57.55ID:+2/iVkqQ
>>194
スパッと切った場合、周囲の筋肉がいっせいに収縮して血管をふさぐので
意外に出血は少ないと生物学の教師が言っていたような気がする
もちろんそのまま止血しなきゃ死ぬが
0199 ◆eqvbA63JwY 2012/05/12(土) 00:31:23.18ID:PcS8vcNm
>>190
wikiへの要望・指摘とかはこっちでも受け付けますよー
0201名無しさん@ピンキー2012/05/12(土) 20:11:29.86ID:z1TYVMn7
管理人さんいたのか

かなり前に過去ログ見通したときに思ったんだけど
内容のジャンル(性器破壊とか屍姦とか脳姦とかカニバとか)は一覧に記載してほしい
猟奇スレに分類されるジャンルって結構幅があって
人によっては全然興奮しなかったり寧ろ受け付けなかったりするから
0203名無しさん@ピンキー2012/05/21(月) 03:25:14.91ID:1kkDHDFM
要望があったら受け付けるって本人が言ってるし
そうでなくても保管庫の管理引き受けてる時点で要望はされて当然のものだと思うぞ
勿論、要望を実現するかどうかを決めるのは管理人さんだけど
0204名無しさん@ピンキー2012/05/21(月) 23:34:17.60ID:dcEo3el9
パワハラ老婆・北方計子が死刑になりました
0205 ◆eqvbA63JwY 2012/05/22(火) 02:38:59.80ID:GrmL70WS
悪い、そこまでは無理>ジャンル分け
既収録分多すぎワロタ

あったら便利だとは思うから、新規収録分は検討してみる。
ジャンル分けの区分の提案とかあったら、よろしくー
0207名無しさん@ピンキー2012/06/10(日) 18:29:14.44ID:oqQLKx/v

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/10(日) 04:28:01.18 ID:LTVaNl4YO

以前、東南アジアの売春体験書いてたやつがいて
ひとしきり幼女を楽しんだあと
店の人に「明日もこの子指名したいんだけど」と言ったが
「この子はもう会えないよ」と返されて
なぜかと聞くと
「明日殺されるから」
「殺して楽しみたいという客がいて大金で予約されてるからもう無理だよ」
と言われて
なんとも言えない気分になったと

ttp://rajic.ldblog.jp/archives/51980221.html

   ↑
この予約客を主役にしたSSが読みたい
0208名無しさん@ピンキー2012/06/11(月) 07:46:49.07ID:Q1xu2zU5
鬼太郎の葵ちゃんみたいな雪女タイプにマグマの塊みたいな怪物はリョナの王道?

ベアハッグされ相手の炎熱で身体が溶けないように急速に身体を冷却して防護するのが手一杯なのに
急速冷却のキャパを軽く超える熱線を至近距離から浴びせられ悲鳴が木霊し
そんな灼熱の精液を直に胎内に注ぎ込まれ
身体の中と外から溶けて瀕死状態の雪女ヒロイン

救援に向かってくる仲間の気配に口から泡を吹いて口をパクパクさせながら
来ちゃダメみんな私たちじゃコイツには勝てない・・・・と伝えたかったけど
数分後には断末魔の悲鳴が木霊し灼熱の地獄絵図が完成する
0209名無しさん@ピンキー2012/06/13(水) 22:16:10.83ID:OwJ671pn
>雪女
ぬ〜べのゆきめはそれなりにリョナられていた気がする
0210名無しさん@ピンキー2012/06/13(水) 22:17:16.85ID:Cn0ySFoK
リツコ先生とか氷で拘束とか人間にはかなり辛い拘束されてたぞ
0211名無しさん@ピンキー2012/06/14(木) 08:42:51.29ID:7dIINHw0
エリョナのキング?であるクロマルは
即堕ち技(即死ならぬ即イキ技)で一撃必殺あるべきと思う時が
0212名無しさん@ピンキー2012/06/15(金) 01:30:06.69ID:BOcZr94E
ヨルムンガンド見ててバルメとココを犠牲にしたくなってきた
ただ、小隊中でココ、バルメ、レーム、ヨナ、トージョ?ぐらいしかキャラ把握してないのよね
0213名無しさん@ピンキー2012/06/15(金) 12:27:37.06ID:IMhhz2f5
東南アジアに児童買春に行った白人グループが
金で買った女の子たちを犯した挙句食べてしまう話が読みたい
0214名無しさん@ピンキー2012/06/18(月) 22:25:20.22ID:VLhc5qfR
あんまり寂れてるみたいだから俺が何か投下してみるかね
「月蝕」「月の裏側」「月の陵辱」を書いてくれた
作者さんの作品が素晴らしかったんで
その人がリクエストくれれば書いてみるんだが…
もういないんだろうなぁ
0216名無しさん@ピンキー2012/06/22(金) 13:14:12.26ID:aWIC8leG
先月、中国人の留学生をアイスピックでめった刺しにした挙句、
ナイフで四肢を切断、ダルマにして、死姦しまっくてる自分の姿を撮影した
カナダのゲイAV男優の問題のビデオ見たけど、言われてるほど凄くなかったな。
ウクライナ21のほうがまだインパクトあった。
画質があまりよくないのと、バックに変てこな音楽が流れてるのが
興醒め。
あと犠牲者がすぐに絶命してしまうから。
死体にいくらイタズラしても、その趣味がないオレには、ぜんぜん興味がわかん。
こういうのに興奮する人っているのか?
0218名無しさん@ピンキー2012/06/23(土) 18:36:54.60ID:W1wSlT2/
その中国人留学生ってのは男? 女?
女だとしたら美人なの?
どこで見れたの?
0219名無しさん@ピンキー2012/06/27(水) 22:25:57.82ID:2l1eupJ3
知り合った人妻を部屋で飼っているザリガニヤビーを寝てる人妻の乳首に鋏ませまくった!
0220名無しさん@ピンキー2012/06/28(木) 04:27:09.95ID:Elxh3SlX
十三人の刺客を見たら最初の方に
手足と舌をとられた女が出てきて勃起した
0221名無しさん@ピンキー2012/06/29(金) 23:10:03.02ID:KW1GLMrd
しかし人いないな…
昔いた住人たちはどこに行ってしまったんだ?
ここ以外のいい猟奇SSスレでもあんの?
0225名無しさん@ピンキー2012/06/30(土) 23:44:42.57ID:zLSL6KL3
ところでお前らは女子高生コンクリ詰め殺人とかは萌えるの?
俺は萌えるぜ
0227名無しさん@ピンキー2012/07/01(日) 02:41:47.65ID:wXFHvJVT
身近すぎるのは無理
現実におこった事件でなく、フィクションでそういう話を作ったんだとしたら萌えるかもしれないが…
0228名無しさん@ピンキー2012/07/01(日) 16:45:52.33ID:ZwbwigkA
どれだけ金が欲しくても窃盗は良心が痛むからだめみたいなもんだよ
現実の猟奇事件はいくらシチュエーションは萌えても心が痛むからだめだ
創作なら良心が痛まないからいくらでもヒャッハーできる
0230名無しさん@ピンキー2012/07/02(月) 08:58:52.91ID:oGy4vYqV
不死身なら問題ない
クローンなら問題ない
元に戻せるなら問題ない
夢の中なら問題ない
0231名無しさん@ピンキー2012/07/02(月) 11:40:05.56ID:YXlWicQ3
>>230
不死身とか戻せるとかだと殺害というフィニッシングがないんで不完全燃焼だな自分は
0232名無しさん@ピンキー2012/07/02(月) 12:11:11.66ID:oGy4vYqV
不死身といっても死なないのと死んで生き返るのとでまた話がかわってくるよね
0234名無しさん@ピンキー2012/07/06(金) 16:43:52.11ID:7fO611ai
言うだけなら俺でもできるが・・・

殺人衝動が抑えられない女の子はスレ違いなのか?
ついでに関係ないが自分の初性衝動は「あずみ」の殺人シーンだったりする・・・
仲間いないか?
0235名無しさん@ピンキー2012/07/07(土) 00:14:05.46ID:iZvYOpRf
>>1にもないしいいんじゃないの?
とりあえず見てみてから考えたい
0240名無しさん@ピンキー2012/07/16(月) 14:35:33.10ID:pzjSGm3+
すとろんちうむ氏の『屍の誘い』っていう屍姦をテーマにした
猟奇CG集があるんだが(DLサイトコム版は屍姦が収録されておらず寝姦のみ)、
続編出ないのかね
屍姦だけでなく屍体の解体とかもあったんだが
日本は倫理基準が厳しいのか、需要が少なすぎるのか
この手のCG集がまったく出ないんでハングリー気味だわ
0242名無しさん@ピンキー2012/08/01(水) 05:03:50.64ID:kX/KYPFc
とある戦場。ここは森の奥地に配備されたアマゾネス部隊の駐屯地です
軍師として同行した私は「捕獲した敵兵士を処刑する」っていう、戦場ではごくごく当たり前の作業にも出くわします
まぁ、私たちの場合、ちょっとばかり“趣”が違うのですが・・・ーーーーー



「や・・・やだっ!助けてっ!!降伏します!!降伏するから・・・」ブルブル

「んふふふ・・・♪ダーメッ♪」ブンッ

「!!」ブシャアアアッッ

素っ裸で正座する少年兵の首を、筋骨粒々の女戦士が巨剣で跳ね飛ばした。
後ろ手に縛られた少年の裸体はビクンと大きく痙攣し、のけぞって背中から地面に倒れる

ブシュュゥウッッ!ビクンビクンビクンビクン

(うわっ・・・すごい・・・)

首の付け根から脈打つように血を噴き出して、その脈動に合わせて手足がピクンピクンとひくついて踊る
勃起した(させられた)可愛らしいチDコからもビュッビュッと精液が飛び出して、少年の腹にパタパタとかかっている

「あぁぁんっ!やっぱこの感触がたまんない!・・・あれ?アイナちゃん、どうしたの?」

「あっこんにちわ、リビスさん・・・ちょっと通りかかったので」

私の名前はアイナ。この部隊の軍師です。でも小柄で幼い容姿のためか、なぜか隊内で「ちゃん」づけで呼ばれてます
私はそこまで気にしてないけど(正直ちょっと嫌だけど)、部隊の緊張感が緩んでないかそっちのほうが心配です

「ふーーん・・あっそうだ、アイナちゃんも参加してみる?美味しそうな子が揃ってるよーウフフフ」ニコリ
「い、いえ私は・・・」

さっき殺したばかりの少年の首をつかんで、血だらけの笑顔を向けるこの人はリビスさん。
部隊の中で一番体が大きく2m近くもあって、筋肉ムキムキで超巨乳なボンバーガールです
さっきの通り殺傷本能もトップクラスで野獣のようなアマゾネスの超女戦士・・・なにからなにまで私と正反対の人です

「ちょうど良かった!ちょっとこの子の首をそこに並べてくんない?」ポイ
「わわっ」ガシッ(うわっ・・・生暖かい・・・髪の毛サラサラしてる)ドキドキ

野営テントの隣にある台の棚にはリビスさんが殺した少年兵の首がいくつか並んでました
私はそこに瞳に光を失った少年の首を置くとき、ふとあることに気づきました

(あれ・・・?体の方ははどこに・・・?)

0243地獄花火2012/08/05(日) 02:30:08.06ID:QqkAOpFL
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等一切関係ありません。
フィクションと現実を混同してしまう方は読むのをただちにやめてください。
0244地獄花火2012/08/05(日) 02:30:51.53ID:QqkAOpFL



「で、こいつはどこまで続いてるんだ」
「さあね、見当も付かないよ」
「もう19時じゃないか。そろそろ始まってしまうというのに、なのに、ちっとも動かない」
「少しずつだが動いているよ。ほら、地上出口への上り階段をごらん、各人が数歩ずつだが前に進んでいる。
 あの前進が波動のようにしてこちら側へ伝わってくる。ちょうど大腸の蠕動運動みたいにね」
「すると俺たちは、うんこってことか」
「僕の喩えの上では、そうなるね」
「俺は、俺はこんなの嫌だ」
「僕を誘ったのは君じゃないか。君が先に折れるようじゃ困る」

その日の地下鉄のホームといえば、よくもまぁ人がこんなにも集まったものだという程の大混雑で、
人々が線路へ転落しないよう職員が必死に護っているものの、二箇所しか無い地上への階段は人間が押し寄せすぎてすっかり詰まって動かない。
行列は二つ折り三つ折りにされ、階段が近づいたと思ったらまたホームの先端まで行き再び引き返すといった地獄じみた状況である。
それでも電車は定時通りに訪れ、また大量の乗客を吐き出して無神経に去っていくのだから、駅はパンク寸前なのだ。
花火大会への道程は実に遠い。
0245地獄花火2012/08/05(日) 02:32:31.39ID:QqkAOpFL

「おいイチガヤ、俺はここに来て日本人の愚かさを知ったぞ。みんな一緒に、みんな同じ場所で、みんな同じ行動を取りたがるその習性がこの事態を招いている。
 団結も、絆も、くそくらえだ。どうして時間をずらすということを知らない。通勤ラッシュも交通渋滞も、日本人のみんな一緒主義によって生まれているんだぞ」
「残念だがシノザキ、君も僕も、その一部なんだ。批判すれば天に唾吐くも同じと思うよ」
「くそくらえだ」

シノザキは吐き捨てるように言った。
大学の友人であるシノザキが、花火大会へ行きたいなどと提案したのは風流目当てなどではない。ただ浴衣姿の女の子を見たいという不埒な理由である。
とかく下半身の衝動で動きがちなシノザキである。放っておくと何をしでかすか分かったものではない。
イチガヤは友人の提案に幾許の不安を覚えながらも、なかば制御役として同行することにしたのだが、どうやらそれどころではないぞと思うのであった。
背伸びしても前に並ぶのは、頭、頭、頭、頭、無数の頭が並び、それぞれの胴体がほぼスキマ無くぎっしりとひしめき合っているのだ。
0246地獄花火2012/08/05(日) 02:33:40.10ID:QqkAOpFL

「イチガヤ、白人ってやつは、」
「なんだい」
「白人ってやつは、あんなに顔が青白いものだっけ」
「青褪めているんだろ。かわいそうに。この熱気と湿度と圧迫に気分を悪くしたんだろうね」
「俺たちは今、外国に恥を晒している」
「そんなことないさ。メッカへの巡礼だってきっと似たようなものだろう」

一歩、一歩という小刻みな前進は、やがて十数分後、イチガヤたちを階段にまで運んだが、そこから先とて一向に動く気配が無い。
人々のストレスは頂点に達し、あちらこちらで押した押してないといった類のつまらない喧嘩が起こる。それがさらにストレスとして周囲へ伝播し、
一人が怒号を挙げたのをきっかけとして狭い駅構内を揺らすような大ブーイングが始まった。

「おい!何やってんだ早く動け!」
「落ち着けよ、君まで一緒になってどうするんだ」
0247地獄花火2012/08/05(日) 02:35:19.41ID:QqkAOpFL

「お、お、お、落ち着いてられるか!前の人間が動かないのが悪いんだろう!?」
「同じセリフが背後からも聞こえてきている。僕たちも動くに動けないし、前の連中だって同じだろう」

きっと防犯カメラには、怒れるミミズの蠕動運動が映っているだろう。
イチガヤは自分を含めたこの状況が滑稽に思えて仕方が無かったが、周囲はといえば笑えないくらいカンカンに怒っている始末。
普段、こうした混雑を想定していない構内は換気が不十分で、人間の汗すらも蒸発し陽炎となるくらいの暑さであり、
やがて遠くのほうでゲル状の何かがびちゃびちゃと落ちる音が響き、やがてキャーという悲鳴が響いた。

「くそっ、誰かが吐きやがった!」

そのつんと鼻をつく酸っぱい匂いは電車の風圧で運ばれ、遠く離れたイチガヤたちの方へも匂ってきた。
すると吐瀉物の連鎖が始まり、あちらこちらで嘔吐する者が現れ、阿鼻叫喚の地獄はいよいよ臭気を増す。
途中、ちっぽけなトイレが見えたが、そことてどこからどこまでがトイレへの行列かも分からない有様で、男女の区別すら曖昧であった。
無論、大便や小便を垂れ流した哀れな者がいるらしく、ここにきて臭気も頂点へ達した。
0248地獄花火2012/08/05(日) 02:37:06.99ID:QqkAOpFL

「くそっ、くそっ、げぇっ、げぇえええ、」
「おいシノザキ。もっと下を向いて吐けよ。目の前の女の子の浴衣にかかってるぞ」

花柄をあしらった紺の浴衣の裾に、吐瀉物はべとりと付着した。
小さな悲鳴を上げ振り返った少女は、見た目小学校高学年程度の細身の娘で、困惑した顔がなんとも可愛らしくイチガヤもぎょっとしたほどであった。

「はぁ、はぁ、おい、イチガ、ヤ」
「なんだよ、口を拭ってくれよ、胃液が飛沫になって飛んでるぞ」
「不覚にも今気付いたんだが、目の前の女の子、可愛いな」
「いいか、先に釘を刺しておく。僕は、とかく下半身の衝動で動きがちな君の行動を抑えるために来たんだ、お願いだからやめてくれ」
「可愛い女の子にゲロを吐きかけるっていうのは、その、なんだ、思ったより気持ちが良い、新しい発見だよ」
「君は本当にダメな奴だ」
「正直、勃起して収まらないんだ、ひひ、いひひひ、いひひひひひひ、」
0249地獄花火2012/08/05(日) 02:38:41.46ID:QqkAOpFL

それから数十分、改札までの20メートルばかりの通路を進んだが、その間シノザキは少女の身体を徹底的に触りまくり、怒張を少女の背筋に押し付けてばかりいた。
少女は何度も体勢を変えようとしたが、押し潰さんばかりの人間の壁に阻まれ、また抗議らしきか弱い声も出ていたようであったが、
それすらも周囲の罵声や怒声に掻き消され、つまりまったく抵抗できないままであった。

「不可抗力だ、そうだろう?」
「いいや、完全に悪意だ」
「イチガヤも知ってるだろうが、いくら俺だって普段はこんなことはしない。だがな、集団パニックに近い状況に陥ると、どうやら人間は簡単に道徳心を失うらしい。
 この喧騒にすべての罪を溶かし、後は知らん振りなんてことが通用しそうな、そんな気になってくるんだよ。つまり頭がどうかしてしまっているんだ」
「そこまで分析できるなら、君は冷静だよ」
「いいや、俺はもうダメだ。実は幼少の頃から人混みってやつが苦手でね、今にも発狂しそうなくらいなんだ。正気なんぞ保ってられるかよ」

シノザキの顔を覗き込んだところ、顔面がニューロニカルにぴくぴくと痙攣しており、どうやら本当にそうらしい。
周囲の人間もまた極限に近いらしく、引き返そうと流れに逆流した者がほかの者によってぶん殴られ鼻血を吹いていた。
あまりのストレスに頭を掻き毟る者や、胸を叩き鳴らす者、奇声らしきものを挙げる者も出てきて、ジャングルさながらの事態である。
0250地獄花火2012/08/05(日) 02:40:12.65ID:QqkAOpFL

「おえっ、げぇ、げぇ、」
「おい、今のは狙っただろ。この子の髪の毛がゲロでぐちゃぐちゃだ」
「ひひひひ、いひひひひ、げぇっ、」

アップにした後ろ髪が胃液に濡れ、うなじを伝ったあたりで少女はおぞましさにひぃっと悲鳴を挙げたが、周囲はそれに構っているほどの余裕が無い。
事実イチガヤも先ほどから圧迫で肋骨が痛み、腕は隣の女の胸をぎゅうぎゅうと押しているがどうにもできない状況なのだ。
自身すらも正気を保っていられるかあやしくなってきた。

「ひひひ、この子、どうやら迷子だぜ。周囲を見渡したが親らしき奴がいない。ということは、どういうことだイチガヤ」
「知らない、知らない、もう改札も近いんだからその辺にしとけ」

改札付近では、ICカードの残高が足りず流れを止めてしまった者へのリンチが行われていた。限界を超えた、末期的な事態であった。
一方のシノザキは遠慮なしに少女の胸元へ手を入れ汗まみれの平たい乳房を弄んでおり、少女は小刻みに肩を震わせ泣いていたのであった。
0251地獄花火2012/08/05(日) 02:41:30.40ID:QqkAOpFL

「やめろシノザキ」
「俺は今まで数十人の女を抱いた。年上も抱いた。年下も抱いた。100キロオーバーの柔道選手みたいなデブと寝たこともある。
 だが、法に触れることだけはなかなかできなかった。ああ、これくらいの年齢の子もいいもんだなぁ、すべすべだなぁ、いひひひ、」
「そうだ、シノザキ。日本人の愚かさの話をしようか。見ろ、壁に矢印が貼ってあるだろう?
 『混雑時は中央の改札をご利用ください』って書いてあるの、見えるだろ?でも、あれを真に受けた人々が中央の改札に殺到してるんだ。
 状況を見れず、指示に愚直に従うその姿勢がさらなるパニックを生み出している。なんともバカバカしい話じゃないか」
「それがどうした、ひひひ、」
「僕たちは端の改札を使おう、そして一刻も早くここを離れるんだ。そして女の子を開放しろ」
「いやだ、もう少しこうしていたい」
「はぁ!?」
「混沌に身を委ねるって、そうそうありえないシチュエーションだぜ。俺たちは日ごろから律儀に生きているだろ?なぁ?
 レイプもしないし、殺人だってしない。どんなに腹が減っても強盗もしない。食料がそこらにあるっていうのに食い逃げもせずに飢え死にする人だっているくらいだ。
 極度に規律立った社会っていうのは生き難いんだよ。俺は混沌のほうがよほど楽なんだ。抑圧なんて、くそくらえだ。」
0252地獄花火2012/08/05(日) 02:42:48.27ID:QqkAOpFL

「君はどうしようもない奴だ」
「ひひひひ」

改札の先の階段では、とうとう将棋倒しが始まった。
もはや警備員も警察も、この事態に巻き込まれるのを恐れて我先へと地上へ逃げ出そうとし、それがさらなる脱出不可能を生み出している姿が遠くに見えた。
ふと見れば、少女との数センチの間にシノザキは手をやり、肉棒を取り出し少女の首筋を狙って小便をひっかけているではないか。
極度の人混みの中でシノザキは少女の身体を器用に反転させ、今度は涙でぐしょぐしょになったその顔めがけて残りの小便を放出した。
これにはイチガヤも呆れ、抵抗する少女の髪を鷲掴みにして尿を拭うシノザキを眺める他無かった。
怒号と悲鳴の混乱に乗じてなおも性欲に走るこの男の神経は、すでに壊れているのかもしれない。

「やりすぎだ、君は逮捕されるぞ」
「ああ、やりすぎだと思う。だが、やりたい放題だ。やりたい放題だぞぉ、」

そこへ訪れたのは、突然の停電であった。

はじめイチガヤは視神経が切れたのかと思ったほど、ふっ、とあっさりあたりが暗くなり、やがて本物の狂気が始まった。
0253地獄花火2012/08/05(日) 02:44:18.62ID:QqkAOpFL

一定の秩序を持った蠕動運動は乱れに乱れ、荒れ狂う波と化して人々を飲み込み押し倒し、折り重なって折り重なり、
狭い地下鉄構内を叩き割るほどの悲鳴が飛び交った。やがて激流と化して人々は一斉に出口を求めて流れ始めたが、
それに巻き込まれながらもイチガヤは、例の少女を上下逆さにし、手首を力いっぱい膣口にねじり込ませながら陰茎を喉の奥へ挿入する、
そんな狂人と化したシノザキの姿を見た。それは非常灯の緑に照らされ、どこか現実感を喪失したパニック映画の一コマに見えた。
解き放たれた人間の本性を見たような気もした。

流れは幸運にもイチガヤの身体を地上へと運び、どっと倒れこんだ後に複数人に背中を踏まれたが無事であった。
脱出を果たした人々は新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込み、涙したり、抱き合ったり、また嘔吐したり、安堵で肛門がゆるみ汚物をひり出したりしていたのだが、
やがて駅を中心に波状に広がりだし、負傷した者以外は警備員の指示に従い花火会場へと向かった。
「やれやれ」と人々は口を揃えて言ったが、「やれやれ」で済ます事態ではなかったはずだ。
だが、イチガヤも自身ですら奇妙なくらい落ち着きを取り戻し、自分も向かおうかしらと思ったほどであるから不思議なものである。
0254地獄花火2012/08/05(日) 02:46:30.54ID:QqkAOpFL

しかし、イチガヤには使命があった。
もはやくそみそになった使命ではあるが、あの野獣と化したシノザキを回収しなければならないのだ。
「駅周辺で立ち止まらないでください」という声をさておき、地下から下痢のように溢れ出てくる人々の中からシノザキを探した。

「おーいイチガヤ」

シノザキの声であった。あろうことか、背後からである。
どうやらシノザキのほうが早く出たということらしく、暴虐に荒くれるシノザキの姿は夢か幻かとも思ってしまったほどだ。
ところが、手を振るその手首は鮮血で濡れており、先ほどの姿は現実であったと知った。

「シノザキ、早く行くぞ!」
「そうだな、君はそのままじゃ警察に捕まっちまう」
「それもそうだが、もう花火の打ち上げ時間だ」
「浴衣の女を見たかっただけだろ?それなら充分すぎるほど堪能したじゃないか」
「いやいや、そういうわけには行かない。やっぱりこういうところに来るとさ、見たくなるんだよ、花火が」
0255地獄花火2012/08/05(日) 02:47:04.55ID:QqkAOpFL

気が狂ったような人混みが嘘かと思われるほど、河川敷は広々としていた。
今時「たまや」もないもんだが、それでもシノザキは恥ずかしげもなく「たまや」を叫び、周囲も笑いながら「たまや」を叫び始め、イチガヤも「たまや」を叫んだ。
花火は夜の闇をぱあっと照らし、しばし遅れてどんと胸を叩き、水辺の風が汗で濡れたほほを涼しく抜けてゆく。
これほど多くの人間が一斉に空を見上げることも少ないだろう。駅で見た外国人もどうやら無事に脱出したらしく、同じように夜空を仰いで「TAMAYA!」と叫んでいた。
駅で負傷した者も、なんやかんやで駆けつけたらしく、先ほどのすべてを忘れて爽快に輝く花火に見入っているようだ。

「どうだイチガヤ」
「ああ、こういうのはいいな」
「俺は人混みが嫌いだが、一人だけで見る花火を想像するとつまならく思える。日本人のみんな一緒主義も時にはいいもんだな。ああ、いいもんだ」
「まぁ、それはそうと、しろよ、自首」
「そうだなぁ、パニックに巻き込まれてたとはいえ、自分自身もパニックの主体になって動いていたんだ。法律はさておき、そんな自分に恥じ入るよ」
0256地獄花火2012/08/05(日) 02:56:48.73ID:QqkAOpFL
「で、どこまでやったんだ?」
「まず足を掴んで逆さにして、喉の奥で一発出した。おまけに膣に三本ほど指を突っ込んだ。ほぐれたところで挿入し、中で出した。
 途中で人混みで強く腰を押され、何かが裂けた感じがした。たぶんザーメンは腹腔に回ったかもしれないな。それが気になって、
 今度は手首まで突っ込んでザーメンの行方を捜したんだが、何やらぬるぬると臓器みたいなのにいっぱい触れて気持ち悪くなって引っこ抜いた。
 その勢いで少しばかり何かしらの臓器が管状になって零れてきたから、あわててそれを押し戻そうとしたんだが、指が絡まって余計に引っ張り出しちゃってな。
 あれはひょっとしたら小腸とか大腸だったのかもしれない。こいつもやっぱり蠕動運動してるのかなとか、そんなことを思いながらなんとか臓器を押し戻したよ。
 それから血の匂いに触発されてまた催してきてな。ぐちゃぐちゃの膣に改めて挿入したんだが、中身もぐちゃぐちゃであまり気持ちよくなかった。
 だから肛門に挿入したんだが、前の筋肉と後ろの筋肉が直結してるって話はどうやら本当らしく、ゆるゆるだったんだ。
0257地獄花火2012/08/05(日) 02:58:08.34ID:QqkAOpFL
そんなもんだから裂けた膣から直腸を掴んで擦ってたんだ。でも、なんだかオナニーしてるみたいで虚しかった。
 せっかくだからと思って使える穴を探したんだが、前も後ろもダメ、喉も飽きたときたもんだから、顎を割ってな、気管のほうならどうだって思って挿入した。
 ほとんど180度くらいまで口を広げたから唇の端が耳くらいまで大きく裂けてた。俺の股間周辺に前歯から奥歯まで全部当たっているっていうのは
 なかなか新鮮なもので、ぽっかりと開いた喉の穴の奥に挿入するとどうしても食道のほうへペニスが逃げていってしまって、気管に入れるには難儀したよ。
 どうにか気管のほうへ入れたら全身が小魚のように痙攣を始め、まぁ、それはそれで気持ちよかった。おかげで肺臓のほうへたっぷり出したってわけさ」



イチガヤは唖然とした。
0258地獄花火2012/08/05(日) 03:00:09.67ID:QqkAOpFL

「シノザキ、君はたぶん、いいや確実に人を殺した」
「そうかもなぁ」
「そうかも、じゃない。もし死んでいなくても、君はもうすでにあっち側の人間だ。いくらパニックとはいえ常軌を逸しているよ」
「我ながらたいそれたことをしたと思ってる。だからするよ、自首」
「それもそうだが、あの短時間に、しかも僕より先に出てきたというのに、なんて早業だ。出所した後は、君は蓄肉の解体業へ進め」
「度し難い己の本性が成し遂げた業だ。見ろよ、その被害者があそこで花火を見ている」

指差した先の薄闇には、例の少女の背中があった。浴衣はゲロに塗れていて、一目でそれと分かる格好である。
結局友達同士で来ていたらしく、同年代の少女数人と共に、同じように空を仰いでいた。

「シノザキ」
「なんだ」
「悪い冗談で僕を驚かせるなよ」
0259地獄花火2012/08/05(日) 03:02:27.96ID:QqkAOpFL

二万発の花火は盛大にフィナーレを向かえ、最後は一斉に乱れ咲く。
周囲がまるで昼間のように明るくなり、イチガヤは少女のほうへ目をやった。
他の子と同じくキャッキャと飛び跳ねていたが、突如浴衣がずるりと落ち、肌着だけの姿が現れる。
下半身の鮮血は赤黒く乾いており、跳ねた衝撃で膣から回虫のように腸が一斉に溢れ、他の臓器も一緒になってべちゃべちゃと音を立てて土に落ちた。
やがて棒のように硬直し、天を仰ぐように倒れた。
仰向けの顔の下半分はぱっくりと割れており、だがそれでも楽しそうな表情を浮かべているのだけは、なんとなく分かった。

これは後の話ではあるが、一命を取り留めた後も少女は毎年花火大会へ行っているそうである。
どうしてそこまでして花火大会へ行くのだろうと、イチガヤは思ったのであった。
0260反省文2012/08/05(日) 03:08:42.57ID:QqkAOpFL
久々に投稿しました。
何の技巧も使わず一発書きという、書いている本人は楽しいけれど読んでいる人間が戸惑うタイプの作品だと思ってます。
0265反省文2012/08/05(日) 23:56:48.75ID:QqkAOpFL
ごめんなさい。ぶっちゃけ読み書きは筒井康隆の作品で学びましたってくらい影響されてますw
0270名無しさん@ピンキー2012/08/14(火) 10:33:29.79ID:3lg7MBAl
>>225
かつて、ここやあずまんが大王スレに粘着した『くろまんが大王』なるアスペキチガイは、
その事件を元にしたSSを書いてたな……

あずまんが大王の過去スレにそのSSがあるから、探してみたらいいんじゃない?
0271名無しさん@ピンキー2012/08/14(火) 20:34:51.62ID:OyLo8u+C
神楽ってすごいマニアックなセックスに嵌りそうだなぁと思ってた
0275痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:03:48.23ID:+kzFN0/k
ある忍の村が襲われた夜が明け、村のふもとにある海岸は朝日で照らされようとしていた。しかし、海岸と共に陽に照らされた、いつもは見ることのないものがある。
穏やかな海岸に仰向けに倒れている若い、上半身裸の女性の体。穏やかな波が彼女の体を煽っている。
見つけたのは襲われた村の男だった。もちろん男はその光景に驚いたが、なにも女性の体があるということだけに驚いたわけでは無い。
その女性が村で有名な優秀な「忍」だったことだ。

夜。忍が集まるその村では「仕事に出るもの」「留守番をするもの」と役割が分担され、いつものような時を過ごしていた。しかし、村に「留守番をするもの」だけが残されるようになった時、ある一人の忍が村に侵入した。
こいうことはよくある。仕事に行くものは腕利きの忍だ。その忍が居ない間を狙って攻めてくる忍は多数いた。それも殆どが村に眠る宝を狙って。
その夜に攻めてきた忍は、たった一人だった。艶やかな黒髪が腰まであり、月明かりに照らされ、まるで本当に人かと思ってしまうほど美しい「くのいち」だった。
たった一人、そして「くのいち」ということもあって(いつも攻めてくる忍は大人数だった)村人たちは少し不穏に思ったが、なんてことはない。その「くのいち」も目的は同じだった。
仕事に行く忍だけが「腕利き」ではない。どちらかというと村を守るため留守番をしている忍たちの方が力は上だった。毎回それを知らずにかかってくる者が大勢いる。
村人たちは、いつもどおり敵を掃討できると思っていた。だが、今回は違った。この「くのいち」見た目も人間離れした美しさを持っているだけでなく、その技も人間のなせるような技ではなかった。
村人たち一人一人の持つ技の全てを出しても、その「くのいち」には勝てなかった。

「もう少し警備を怠らないようにすることね」

不適な笑みを浮かべて、無傷の「くのいち」は宝を持って村を去っていった。
程なくして村に帰ってきた忍がいた。村で最も優秀と言われている「茜」という「くのいち」だった。
容姿も思わず見蕩れてしまうような美しさである。豊満な乳房は装束から、はみでんばかりに膨れており、そこから括れた腰付き、そしてふとましくも艶やかな脚は、村中の男を虜にしていた。
そればかりか、忍としての技も優れ、女性からも憧れの的となっていた。
茜は絶句した。村の変わりはてた光景に。まるで戦でもあったかのように村は滅茶苦茶にされていた。
茜は傷を負って、壁に寄り掛かって座っている村長に駆け寄った。
0276痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:04:52.00ID:+kzFN0/k
「何があったのです!村長!」
 息も絶え絶えに、村長は村で起きたことを話した。それを聞くと茜は立ち上がると、村を飛び出た。

「まだ、忍は逃げたばかり・・・・・・。なら今頃ふもとの海岸にいるはず・・・!」

 茜の予感は的中していた。例の「くのいち」は海岸を駆けていた。月夜の光が彼女の影を映し出している。しかし程なくして、その影の数が増えた。
 そう、茜が「くのいち」の背後に現れたのだ。およそ十メートル先に「くのいち」が立ち止まりこちらを見ている。茜は目の前の「くのいち」に言った。

「お前が、村を襲ったのか」
「そうよ?まさか私を追いかけに来たの?」
「その手の宝を渡しなさい!」
「フフ・・・断るわ・・・。欲しけりゃ力ずくで奪ってみなさい?」

 茜にはこの「くのいち」が何者であるか知っていた。江戸に住む豪族を殺し、宝を片端から盗み歩いている「雅」という忍だった。非道な忍であることは有名だった。
 だが、茜はここで引き下がるわけにはいかない。茜は腰の小刀を抜くと雅に突っ走って言った。

「やぁあああ!」

 雅の首もとを狙って小刀を薙ぐ茜。だが、いとも簡単にかわされ、雅の手刀を小刀を持っていた手に浴び、落としてしまった。

「あっ!」

 しまったと思うよりも先に、雅の膝蹴りが茜の腹に直撃した。

ドゴッ
「あぐっ!」

 前かがみになったところを今度は裏拳で頬を殴り飛ばされた。ずざぁっと海岸の砂を舞わせながら茜は飛ばされてしまった。小刀は自分のまるで手の届かないところにある。よく見ると雅は小刀も何も持っていない。茜は武器無しで戦うことにした。
0277痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:09:06.96ID:+kzFN0/k
「フフフ・・・可愛い声で泣くのね。武器使ってもいいのよ?」
「武器なんかいらない。正々堂々とあなたと勝負して勝ってみせる・・・」
「いいわね・・・・・・強気な娘・・・私は大好きよ」

不敵な笑みを崩さぬまま、茜の方へ今度は雅が攻めてきた。もの凄い速さだった。
最初に顔面を狙った突き。それを右手で払う。払った右手がジンジンと疼くように痛む。次に膝蹴り、前蹴り、上段蹴り、とテンポよく繰り出してくる。
それぞれの攻撃が速く、かつ重く、茜の細腕で受け止め続けるには無理があった。

「くっ・・・・・・」
「隙ができたわよ・・・・・・」

囁くように雅はそういうと、右手から突きを繰り出した。がら空きだった茜の左乳に。

ズムッ
「はああん!!」

 あえぎ声のような悲鳴を上げる茜。その声が雅の闘争心にますます火をつけた。
 突然の乳房への攻撃に、完全に守りが崩された茜の右乳は、雅の左手を優しく包みこんだ。

ドスッ
「あぐぅぅ・・・・・・!」

 目に涙を浮かべて耐える茜。両胸に刺さった雅の腕を抜こうと掴むが、なぜか力が入らない。顔はどんどん紅潮していくのがわかる。肛門あたりがむずがゆいような感じにもなってきた。

<何?この感覚・・・・・・>

 そう思った瞬間、両胸を貫くかのような衝撃が彼女を包みこんだ。

「きゃぁああぁあぁああん!!!」

 ごぅっという風の音ともに、豊満な茜の乳房を覆っていた装束は散り、茜自身は後方に飛ばされ背中をつよく岩壁に打ちつけた。ブルンと乳房が激しく上下に揺れ動くと同時に白い母乳がほとばしった。
ブシュゥゥ・・・・・・
「あっ・・・あっ・・・ああん・・・・・・!」
 母乳があふれ出る自分の乳房を抱えるようにして、茜は尻を突き出して前のめりに倒れた。ビクッビクッと体が痙攣するたびに母乳が溢れでてくる。
0278痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:10:17.87ID:+kzFN0/k
 いつのまにか雅が茜の真横にいた。雅はニヤリと微笑むと、よこから茜の尻を蹴り、茜を仰向けの状態にさせた。ブルンと茜の乳房が揺れる。母乳の噴出は少し治まったが、突き刺された乳房の先端はプルプルと痙攣している。

「変わった体質のようね・・・・・・虐め甲斐があるわ・・・・・・」

 そういうと雅は方脚を上げ、茜乳房に振り下ろした。

グニュゥゥ
ブシュッ!!
「んああぁあ!!」

 ビクッっと茜は飛び上がった。しかし、乳房を押さえつけられているので動くこともできない。ただ、頭をいやいやと動かすことしかできなかった。
 ぐにぐにと茜の乳房を踏みつける雅。雅の乳房も形はいいが茜ほど大きくない。雅は自分より大きい茜の乳房に少しばかり嫉妬心を覚えていたのだ。
 踏みつければ踏みつけるほど、茜の乳房は変形し、やさしく雅の脚を包みこむ。まるで喜んでいるかのように音を立てて母乳がほとばしる。だが、茜に与える苦痛のような快感は茜の意識を遠くさせた。

「あぁ!・・・あん!・・・あぁん!・・・おっぱい・・・はぁ!・・・はぅ!・・・はああん!」
「感じやすいのね。憎たらしいくらい」

 そう雅が言った瞬間。茜は脚を振り上げ、雅のワギナを蹴り上げた。

「うあぁああん!」

 雅が肛門を押さえてのた打ち回る。茜は母乳で真っ白になった自分の乳房を抱え、よろよろと立ち上がった。
 茜の目はまだ死んではいなかった。乳房を片手で押さえながらも、雅が立ち上がるのを待っていた。
 よろよろと雅が立ち上がった。しかし、その目は怒りに燃え、鬼のような形相になっていた。
 茜は形になって現れたかのような殺気に、乳房を隠すことを諦め、構えを取った。
 村の人たちのためにも負けられない。茜はそう思い、自分にある恐怖を打ち消そうとした。

0279痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:11:16.86ID:+kzFN0/k
「なかなかやるじゃない・・・・・・でも残念だけど、泣いても許して上げないわよ?」
「な・・・泣きません!私も、もうあなたの攻撃なんか――」

 喰らわないと言い終わるまでに、パァン!と何かはじかれる音がした。その音と同時に茜の乳房は大きく揺れ、先端が急激に熱くなった。

<え・・・!?>

 茜には雅の攻撃が見えなかった。何も反応はできなかった。ただ、乳房に与えられた衝撃を受け止めるしかなかった。茜は思った。負けると。

「遅いよ」

 低く呟く雅の声を合図に、激しい雅の攻撃が茜に乳房に浴びせられた。

パァン!パン!ドスッ!ドムッ!パン!タパァン!ズムゥ!バシィ!グニュッ!
「ああん!あん!あぐっ!あん!はあぁん!ん!!痛いぃ!ああぁん!はぐぅ!」

 殴られ叩かれるたびに縦横無尽に茜の乳房は揺れ動いた。乳房に付いた母乳が飛び散っていく。

<だめ・・・でちゃう・・・・・・!>

 急速に熱くなっていく自分の乳房の異常が茜は分かっている。このままいくと最初の装束を破られた時のような快感が身を襲う。

チッ!
「あっ・・・・・・!!」

 雅の手が茜の両乳首を一閃したのだ。茜の乳房に遂に限界がやって来た。ぐつぐつと煮えるような熱さが乳房の中で暴れ、そして・・・・・・。

ブシュウゥゥウウウウウゥ!!
「いやぁぁあああああああっ!!!」
0280痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:13:14.17ID:+kzFN0/k
茜は天空を見上げ、仰け反りながらビクビクと体中を痙攣させ、月夜に照らされる海岸に母乳を撒き散らした。キラキラと光る茜の乳液はとても美しく雅には感じられた。

「ああん・・・」

 真っ赤に紅潮させた頬に涙が一つ流れる。
 茜はゆっくりと目を閉じると、仰向けに地面に倒れた。バフンと砂が舞い上がり、再び母乳で真っ白になった茜の乳房に付着する。
 しかし程なくして砂は茜自身の母乳に洗い流される。痙攣するたびに活火山のように茜の乳房は母乳を流し続けた。

「あん!・・・・・・あぐっ!・・・・・・はぁん!・・・・・・んっ!・・・」

 雅はビクビクと痙攣し続ける茜にまたがった。

<何をする気なの・・・・・・?>

 薄く目を開けて自分にまたがっている雅を見た。鬼の形相は消えていたものも勝利を確信したような、意地悪そうなその笑みが茜の背筋を凍らせた。そして次の瞬間、雅は再び両手を茜の乳房に突き刺した。

ドムゥ!
「きゃあぁあああ!!おっぱいいぃ・・・・・・」

 ビクンと大きく仰け反り、よだれを涙を流し、頭を横に激しく振った。雅の腕を掴んでも何の効果も無い。ただ、乳房から出てくる苦痛のような快感が津波のように茜を襲うことに変わらなかった。

<いま、アレをまた喰らったら・・・死んじゃう・・・・・・!>

 茜はそう思い、なんとか雅から逃れようと体を動かしたが、逆にそれも快感となって意識を遠退かせる。もう、死んでしまうのか。茜はそう決心した。
0281痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:14:29.26ID:+kzFN0/k
 しかし、茜の言う「アレ」が放たれる事はなかった。変わりに雅は、手を乳房に突き刺したまま、外側に向けて回転させた。

「あぁ!!!」

 引きちぎられそうな乳房の痛みに大きく痙攣し、硬直した。雅はそのまま手を抜いた。

ジュポッ
「はぁん・・・・・・」

大きく乳房が揺れ、飛んだ母乳が雅の頬に付着した。ガクッと脱力する茜の乳房の先端はヒクヒクと動いているが、乳液の噴出は治まり、快感の波も穏やかになっていた。
「ハァ・・・ハァ・・・」と息をつく茜。またがっていた雅も立ち上がり、少し離れたところから茜を見物していた。

「!!!!」

 突然、心臓の止まりそうな快感が乳房を中からあふれ出てきた。触れてもいないのに、それは次第に大きくなっていく。あまりの急なことに茜は声も出ず、ただ乳房を天につき上げて仰け反っていた。

<あ・・・ああ・・・もう・・・いやぁ・・・・・・>

 茜の乳房は天に向かって、まるで噴水のように母乳を噴射した。

ブシュウゥ!ブシュウウウウウウウウ!ブシュッブシャッ!ブシュウウウゥ!!
「きゃああああああああぁぁああん!ああん!!いやあん!止まらないっ!止まらないよぉおお!!」

 母乳はとどまる事を知らず、同様に、茜に襲い掛かる快感も力を弱める事を知らず、茜はなす統べもなく、ただただある出る乳液を押さえようと自分の乳房の先端を握って、のた打ち回る事しかできなかった。

「秘孔をついたのよ。三日三晩あなたのおっぱいはそうやって、犯され続けるわ」

 楽しそうに言う雅の声は、もはや茜に届いてはいない。乳房をブルンブルンと震わせ快感から逃れようと必死だった。
0282痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:16:01.59ID:+kzFN0/k
 しかし遂に、茜は快感から逃れることはできなかった。ブシュゥ!と激しくまた母乳を噴出すと「ああぁん・・・・・・」とあえぎ声を一つ残して、乳房を両手で押さえたまま横向けになって意識を失った。
 雅は「ふぅ・・・」と息を付くと、茜に背を向けて、宝の置いた場所へと戻った。手に付いた茜の母乳を舐めると暖かく優しい甘い味がした。どこまで追い込まれようとも正々堂々と戦おうとした茜の強さや優しさが感じられたような気がした。
 宝を抱え走り出そうとすると、後方で小さな声が聞えた。

「待って・・・・・・」

 振り向くと茜が立っていた。今にも意識を失いそうな目で、ふらふらとこちらへ向かってくる。歩くたびに赤くなった乳房が揺れ、母乳が滴り砂浜を濡らした。

「その宝は・・・・・・村の人たちの大事なもの・・・だから返し――あああん!!」

ブシュゥ!と母乳がほとばしり、茜は両胸を抱えてガクッと膝を付いた。ブルブルと肩を震わせ、快感によって意識が遠退くのを拒み、懇願するように雅を見つめていた。
 雅は茜に近づくと、顎を持ち上げ、茜を立たせた。ふらふらと倒れそうだが、ちゃんと目は生きていた。

「いったでしょ?力ずくで奪ってみなさいって」

 雅は茜の乳房に軽く蹴りを浴びせた。

グニュ
「あん・・・・・・!!」

 茜は乳房への衝撃に硬直した。雅の脚が吸い込まれている。ほんの軽い一撃だが、茜の乳房は激痛を訴えていた。
 雅が脚を離すと、乳房が上下に揺れ、ブシュッ!と母乳を噴いた。

「んあぁああ・・・!!」
「なによ。ちゃんと秘孔は突けているみたいね。次はちゃんと良く眠れるようにしてあげるわ♡」

0283痛恨!アカネちゃん2012/08/24(金) 09:57:09.75ID:+kzFN0/k
雅はガッと力強く茜の乳房をわし掴んだ。指と指の間から乳房の肉と母乳が溢れ、柔らかく雅の手を包む。

「いやぁあああ!おっぱいだめぇええ!!」

 茜はいやいやと頭を振った。しかし、雅はその表情がたまらなく愛しく思えた。快感に唇を噛んで耐える茜の表情が。雅は激しく茜の乳房を揉みこんだ。

「ああん!やぁあああん!ん!んん!んやぁああん!ああぁ・・・だめぇ!イク!イッちゃう!はん!はぁああん!!イク!イク!あぁん!イクゥウウウゥゥ!!!」
プシャァアアアアアアア!

 仰け反り大きく痙攣すると、雅の手の中で茜の乳房が弾けた。噴出した母乳は雅の顔を濡らし、一層雅の心をくすぐる。
 雅はビクンビクンと痙攣している茜の乳房を絞るようにして持ち上げた。

「いやぁああ・・・・・・イッたばかりなのぉ・・・おっぱい許して・・・」

 雅は茜のそり立った桃色の乳首を自分の目の前に集めるようにして持ってくると、欲望に任せて一気に吸い上げた。

ジュルルルルルルルゥ!!!
「いやぁあああ!!だめ!や!や!吸っちゃいやぁあんん!!んん!んんん!!もうだめぇ!!おっぱい壊れちゃうぅう!ああん!またイク!あっあっあっあっ!イク!イク!あああああん!イクゥウウウゥゥウウウウ!!!」
ブシュウウウウウウウウゥ!!

 ブルブルと茜の乳房が左右に震えた。雅の口と茜の乳房の間から、大量の母乳が漏れた。胸を持ち上げていた雅の腕を茜は外そうと必死に掴んでいたが、その手もだらんと脱力した。
 キュポン!と音を立てて口から乳房を外した。驚くことに茜は立ったままだった。そのまま前にも後ろにも倒れようとしない。だが紅潮した表情は硬く目を閉じ、よだれを垂らし完全に意識を失っていた。
 雅は口元に付いた茜の母乳を舐めながら、茜の桃色の右乳首を指で弾いた。ブルンと大きく揺れ、ブシュゥと母乳を噴き出しながら後ろに仰向けに倒れた。

「よくここまで耐えたわね。楽しめたわ。これはそのお礼よ♡」

雅は村の宝を茜のそばに置いて去って行った。
0284名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 00:18:53.00ID:gCgNYIag
連投失礼
0286名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 18:25:02.57ID:zNHo/Orn
この流れとこのスレって事は
乳姦位有っても良いと思ったんだけどな

でもエロくて良いね
0287名無しさん@ピンキー2012/08/25(土) 18:49:19.73ID:gCgNYIag
「勃った」←って「たった」って読むの?
0290アマゾネス駐屯兵による捕虜の処分2012/08/27(月) 06:30:19.12ID:G/KLrkIe
>>242
「はっあぁんっっ!このケツ穴イィッ!すごい気持ちいいぃぃぃよぉおっっ」パンッパンッパンッパン

テントから戻ると、リビアさんはさっき殺したあの子を立ちバックで犯していました
だらしないアヘ顔でヨダレを垂らしながら、ムキムキの体で首無しの死体を抱き締めてます

「あーーっ気持ちいいぃっっ!!この子のアナル最っ高!」ズポズポズポ
(す、すごい・・ホントに性欲絶倫なんだなぁこの人・・・)

それもそのはず。この子のお尻に刺さってる肉棒は、まぎれもなくリビアさんのモノ
リビアさんはいわゆる「ふたなり」のアマゾネスで、性欲も隊内ナンバーワンだそうです
そのチDコはとても長く、太すぎないサイズで、少年の肛門を破らずに絶妙に腸内を犯しまくるって聞いてます・・・

「はぁぁああぁんっ!!あっイキそうっ、イクッ、イッちゃうぅぅぅッ!!」バスッバスッバスッ
(う、うわ・・・・・・すごい・・・)ハァハア

リビアさんが腰を打ち付けるたびに、無くなった首元から血がビュッビュッと噴き出す
肛門に突き刺さる音がエグい音に変わって、手足が激しくぶらんぶらんと揺れだします
(・・・・・・なんか、見てたらこっも疼いてきちゃうな・・・)ハァハア

「あーーーーっっ!!イクッイクイクイクイクイッくぅぅぅぅぅぅッッッ!!!」ビクンッビクンッビュルルルルルルル
(・・・っっ!!)

バク転をしそうな勢いで反り返ったリビアさんが雄叫びを上げる
筋肉を最大限に怒張させて、突き刺さした肛門から一気に精子を腸内に放ちます
ビクンッビクンッと痙攣するたびに「おっおぉっ」とアヘ顔で喘ぐリビアさん
握力が強すぎて掴んだお尻に指が食い込んで血だらけになってます

(・・・すごい・・・ハァハァ)
興奮した私は一部始終を食い入るように見つめてしまいました

「はぁぁぁーーー気持ち良かったーーー!!やっぱコレはやめられないわーーアハハっ」ニコッ

さっきまで獣のような顔をしてたのに、スポーツ少女みたいなサワヤカな汗と笑顔でこっちにウインクするリビアさん
このギャップが彼女の魅力でもあります・・・
0291アマゾネス兵による少年兵(捕虜)の処分2012/08/27(月) 07:13:36.53ID:G/KLrkIe
「あ、ありがとねー。首なんか運んでもらっちゃって」ニコッ
「あっいえ・・・別に用事もないし・・・」ドキドキ
「そう、よかったー。・・・ってヨイショっと!」ドボンッ

少年からチDコを抜いたリビアさんは「んんっ」と少し震えたあと
血と汗と精液でベタベタになった少年の死体を水の入った樽に投げ入れました

「・・・リビアさん?その子どうするんですか?」
「え?だってこのままじゃ調理できないじゃん?洗って下拵えしとくの」

「ち、調理って・・・?まさか・・・」

「そう、食・べ・る・の ♪ウフフ」ニコッ

血のついた顔に少女みたいな笑顔を浮かべてリビアさんはそう言った
(噂では聞いてたけどホントだったなんて・・・やだ・・・なんで私ドキドキしてるんだろ・・・)

「あれれ?アイナちゃんちょっと興奮してる?(笑)」ニヤニヤ
「えぇっ!?いやそんなことは・・・」ドキドキ
「へぇー、じゃあなんで乳首勃っちゃってるのかなー?」モミモミ
「あっあぁんっ!そ、そこ・・・ダメェっ」ビクンビクン

薄絹の下で私の乳首がいやらしい事になってるのにリビアさんに気づかれてしまいました
おっぱいを揉みほぐされながらリビアさんが提案した誘いに、私は息を荒げながら無言で頷いてしまいました

「アイナちゃんもやってみる?」

「・・・・・・ハァハァ・・・」コクン

0295名無しさん@ピンキー2012/08/31(金) 11:31:34.32ID:4AmoLbSK
舞城王太郎「ドリルホールインマイブレイン」
いい脳姦小説でした
0297名無しさん@ピンキー2012/09/06(木) 22:47:03.11ID:Kfer9CZf
でも、手か足が一本だけ残されてたりするとなおグッドです。
0299名無しさん@ピンキー2012/09/15(土) 10:08:46.84ID:fQhCnwBz
>>270
実際の事件をおちょくるとかマジ最低野郎だったんだな
SSは不謹慎、人格も最低、コミュ障で頭も悪いネット弁慶とかまじクズすぎる( ゚д゚)、ペッ
0301名無しさん@ピンキー2012/09/15(土) 13:25:24.24ID:jj5/Z1Xz
俺、鬼畜とか二次だからこそ萌える派
実際の見たりはきついチキンなもので
0302名無しさん@ピンキー2012/09/25(火) 06:20:23.98ID:bh0d5ZSF
すみません、探している本があるんですが、知っている人がいらっしゃったら教えてください。
ネタ投下も兼ねて。

・ペーパーバックの雑誌でおおきさは教本くらいのサイズ、多分2000年頃の発売(発行はあやふや)
・表紙は黒髪の女の子で、唇を丸く切り取られ縦に縫合されて困っている絵、官能小説の挿絵風
・タイトルは忘れたが「別冊○○コレクション第一巻:死体愛」のような感じ、うろ覚え
『ああ、こういう類の話を集めたアンソロジー雑誌なんだ』という印象。
○○は異形とか猟奇とかアングラとかそんな属性の言葉が入ったと思います。
・佐川氏のインタビュー記事?コラム?あり
・田舎に迷い込んだ青年が、病死した娘の死後婚をする、という話
・SMのパートナーの女性から首吊りの手伝いをして、という話
・連続絞殺事件の犯人とある被害者との愛の話
・病死した夫にシカンする話(看護婦だったかも)
・レイプ殺人犯の話を聞いた男が共感してしまう話
・年のあまり離れてない叔母の葬式で布団の中に入った。
SMビデオと思って借りたビデオが男性拷問のスナッフビデオで一緒に見た彼女が楽しそうにして怖かった。
医者のシカン話などの体験談多数。

こんな内容の本でした。
一人暮らしから実家に戻った時にいつまで立っても
開けてなかったダンボールを捨てられた際にごと捨てられてしまって今でも探してます。
知っている人いらっしゃいますでしょうか?
03032012/09/25(火) 15:31:55.36ID:krfboPC8
ここはとある高等学校。
この学校は教育の場とは違った裏の一面を持っている。
その一面は組織の人間以外に決して漏れることはない。

学校は一見、どこにでもある平和な学園。
毎日元気の良い男女が登校して、楽しそうな毎日を過ごしている。
しかし、この学園の裏の顔は生徒が下校する頃から現れ始める。
詳細は一切知らされていないが、他校の女生徒が時々校内に
入っていく姿を目撃されていることを予め記憶して頂きたい。

この学園の2年生にいる友理子は、ショートヘアが似合い
明るく活発で成績も良く、学年でも人気のある女の子。
そんな友理子が放課後に職員室に呼ばれたのはある日のことだった。
悪戯などで職員室に呼び出されるような生徒ではないことは、
友理子自信が一番よく分かっていた。

職員室に入ると、担任と見慣れない中年の男性が友理子を待っていた。
そして、担任から詳しい話もなく、彼に着いて行くように指示をされると
友理子は指示通りに彼らに同行した。
既に校内の構造を知っている友理子だが、初めて開ける扉の向こうには
地下へと続く階段があった。

コンクリートで囲まれた階段はとても冷たい雰囲気を出し、
友理子は彼と共に階段を下りて行った。
階段を降り切ると廊下が現れ、その一つ目の部屋に誘導された。
部屋は教室ほどの広さで、几帳面に机が並べられていた。
彼は友理子にその部屋で待機するように伝えると、部屋から去って行った。

そして、友理子が待機をしていると、無色無臭なガスが教室中に送りこまれる。
即効性があり、友理子はあっという間に眠りについた。
それをモニターで確認していた彼は、友理子をストレッチャーに乗せると
部屋を出て、廊下をゆっくりと走らせた。
そして廊下のつき当たりにある鉄扉に辿り着くと、
その扉が重々しくゆっくりと開かれた。
03042012/09/25(火) 15:32:35.39ID:krfboPC8
部屋の中も教室と同じぐらいの広さだが、明らかに違うのは
地下へと続く階段と同じく、コンクリートむき出しの
無機質なものであるということ。
そして、その部屋の中心には3m×2mほどの大きさをした
鉄の無垢ともいえるような台が佇んでいた。

しかし、よく見るとその台には縦横均等にマス目のスリットが入っている。
友理子はストレッチャーからその台に移されると、
部屋に入ってきた白衣を着た女性2人から、
ゆっくりと制服を脱がされていった。

ブレザーを脱がされると、続いてブラジャーを外された。
ミニスカートとパンティーも脱がされ、紺色のハイソックスまで
あっという間に友理子は台の上で全裸にされた。
そして、さきほどの男性が白衣を着て友理子の元にやってきた。

彼は友理子の透き通るような若々しい色白の肌を手でなぞり、
その柔らかさを手に覚え込ませていた。
『・・・・・よし・・・・はじめようか・・・・・』
彼はそれを記憶すると、すぐに紙へメモをした。
『これでセットしてくれ』
白衣を着た女性にメモを渡すと、彼女は無言で準備を進めた。

その間に友理子は両手を十の字に広げられ、
手首をその台に鉄枠でしっかりと固定された。
両足は結ばれ、足首には10sと刻印のある鉄の塊が吊るされた。
そして、台のスリットがゆっくりと広がった。

マス目のスリットだが、友理子の下腹部に当たる一か所が縦に広がった。
『先生・・・・用意が・・・・』
白衣を着た彼女がそれを男性に伝えた。
『上げてくれ』
彼が言うと、白衣を着た女性が台の横にあるボタンを押した。
03052012/09/25(火) 15:33:08.74ID:krfboPC8
ウィ――ン。
無機質なモーター音が鳴り響き、台のスリットの下から
鋭い刃を持った巨大な丸いチェンソーの刃が現れた。
『最初は最高回転数で行き、半分まで行ったら一度止めることにする』
彼はスイッチを入れた。

チュイイイイ―――――ンン!!!
刃が最高回転で回り始めると、彼はその刃を動かすレバーを操作して、
ゆっくりと友理子に近付けた。
『わるいね・・・・これも実験のためだ』
彼はそう言うと、何の躊躇もなくその刃を友理子の体に切り込んだ。

ギュウウゥゥウウウ――――!!!
ブシュッ!!グジュウゥゥゥウウ―――――!!!!
友理子の腰に刃が食い込むと、友理子の色白の肌は瞬時に裂けはじめ
大量の出血が始まった。

友理子は眠らされているとはいえ、言葉では表せないほどの激痛で
半分は意識を戻しながらも、体が言うことを聞かずに、
ただ痙攣ともいえるような反応を起こしていた。

彼はそんな友理子を見ても容赦なく、最高回転の刃で切り込んでいった。
グジュウウウゥゥゥウウ―――――!!!!ブチュブチュブチュッ!!!!
やがてその刃は友理子の内臓に達し、その臓器を切り刻む音が鳴り響いていた。
友理子はまだ息があり、目を虚ろにしながらも涙を流し、
口がポッカリと開いて、吐血をしながら泡をふいていた。

そして、あっという間に友理子の下腹部の半分まで切り裂いた刃は止められた。
『切れ味を確認しよう』
彼は友理子に近付くと、胴体の半分を切り裂いている刃の部分を見た。
『よし・・・・続きを始めよう』
彼はチェックを終えると、再びレバーを手にした。

ブチッ!ブジュジュ・・・・グジュジュジュジュ〜〜〜!!!!
刃はゆっくりと回され、低速域の切れ足を彼は確認していた。
友理子の体はすっかりと動かなくなり、表情も半目の状態で固まっていた。
胴体の半分以上が切断されてくると、友理子の足に吊るされた重りによって
下半身が下へと引っ張られ始めていた。
03062012/09/25(火) 15:34:56.51ID:krfboPC8
台の上は既に大量の血で染まりあがっていた。
切断面が少しずつ露わになって行き、
もう少しで切断完了といえるところでその時は訪れた。
ブチュブチュッ・・・・・ブチュンッ!!
・・・・ズリリリリ・・・・・ドシャアァァ!!!
友理子の下半身が重りによってちぎられると、
台から滑り落ちるように地面へ落下した。

彼は刃を止めると、再び友理子に近付き、
切断面をじっくりと確認した。
『完璧だ!皮膚も綺麗に切れているし、臓器の切れ方も美しい』
彼は台の上に散らばった友理子の臓器をひとつひとつ手に取り、
切断面を見て確認をしていた。

刃には友理子の大量の血液はもちろん
肉片や臓器のかけらのようなものが付着していた。
彼は友理子の両手の鉄枠を外すと、両脇を抱えてその場に縦にした。
ビチャビチャビチャッッ!!・・・・ドシャァァッ!!
重力に抵抗することなく、友理子の胴体の切断面からは
露出した臓器が勢いよく飛び出し、台の上に散乱した。

散らばった臓器は白衣を着た女性2人が慣れた手つきで
要領良くまとめ、鉄の大きなバケツに入れられた。
先ほどまで人体の一部として機能していた友理子の臓器は
無残にもただの肉片と化していた。

切断された友理子の上半身と下半身はしっかりと洗浄されると、
ケースに入れて保存された。
『ごめんね・・・また生まれておいで』
これが処刑を終えた後の、彼の決まり台詞だった。

ここは別名、処刑学園。
不定期に各校の女生徒が呼び出され、友理子のような切断実験を執行される。
実験の目的は闇に隠されたままで、今でも処刑された彼女達は行方不明と公表され、
その事実は世に知らされていない。
03102012/09/26(水) 13:54:14.82ID:Xh63hRk/
17歳になったばかりの2年生さやかは
いつものように授業を終えて、学校を後にしようとしていた。
さやかは黒いロングヘアが特徴の今時の女子高生。
色白で清楚な感じが人気の可愛い女の子だ。

さやかが学校の校門を出ようとすると、そこで待っていた
担任に声をかけられ、さやかは職員室へ連れていかれた。
何も呼び出されるような覚えのないさやかは、
不満を抱えながら担任に着いて行った。

職員室に入ると、そこには例の彼が待っていた。
担任は詳しく説明をしないままに、
彼と他の学校へ向かうように、さやかに指示をした。
それは絶対的な命令だった。

彼の待遇は悪くなかった。
高級車の後部座席に乗せられたさやかは
今までに味わったことのない、優越感に近いものを感じていた。
後部座席は窓で隔離され、テレビや飲み物まで備わっていた。

しかし、そんな時間は長く続かなかった。
隔離された後部座席へ、例の催眠ガスが流しこまれた。
無色無臭なので、さやかは何も気付かずに、
そのまま深い眠りについた。

車は例の学園に到着すると、裏門へ周り車を止めた。
眠りについたさやかは、ストレッチャーに乗せられると、
学園裏にあるエレベーターで地下に降りた。
廊下を進むと、つきあたりの鉄扉に辿り着いた。

鉄扉はいつものように重々しい音を放ちながら開くと、
さやかを乗せたストレッチャーは部屋の中に入った。
鉄扉は閉められると、それに似合った重々しい鍵がかけられた。
03112012/09/26(水) 13:54:55.99ID:Xh63hRk/
部屋には前回と同じ鉄の台が置かれていた。
しかし、異なるのはその台に入ったスリットだった。
横のスリットに加えて、縦のスリットが追加されていた。

さやかはストレッチャーの上で、着ている制服を脱がされ、
白衣を着た女性に抱えられて、台の上に乗せられた。
全裸になったさやかの若く美しい色白の肌は、
部屋の明かりに照らされて光り輝いてみえた。

『しっかりとセンターに寝かせてくれ』
彼は助手の2人に指示を出した。
2人の女性はさやかの体を丁寧正確に、そのスリットが
真ん中にくるように合わせた。

『先生・・・・いかがでしょう?』
助手が彼に確認をとった。
『・・・・・よし・・・・・はじめよう・・・・・』
彼はさやかの両腕両脚を大の字に広げ、手首と足首に鉄枠をかけた。
そして、さやかの体に手を触れてチェックをすると、
いつものようにメモをした。

『今日はこれを使おう』
彼は使う刃をメモした紙を助手に手渡すと、
無言でその準備が始められた。
『先生・・・・セット完了です』
助手の冷たいセリフが彼に伝えられた。

『・・・・上からいこうか』
彼は助手にそれを伝えた。
ウィーーーーン。
しばらくして助手がボタンを押すと、鋭く荒い刃を持った
丸いチェンソーの刃が、スリットの下からさやかの頭上に現れた。

『頭部は最高回転で回し、身体は低速でいこう』
彼は冷静にそれを口にすると、スイッチを入れた。
チュイイイイーーーーーンン!!!
荒い刃は勢いよくさやかの頭上で回り始めた。
03122012/09/26(水) 13:55:35.96ID:Xh63hRk/
彼はレバーを操作して、ゆっくりと高速で回る刃を
さやかの頭部に近付けた。
『痛いのは最初だけだ・・・・わるいね』
彼は寝ているさやかに言うと、何の躊躇もなく
その刃をさやかの頭部に切り込んだ。

ギャリリリリーーーー!!!グジュウウゥゥゥゥーーーー!!!
さやかの頭部に切り込まれた刃は、あっという間にさやかの
頭蓋骨を割り、中の脳を切断し始めた。
さやかは白目を剥き、無意識に涙と唾液を溢れさせながら
無言で全身を痙攣させた。

彼はそんなさやかを見ても何も変わらず、
レバーを操作して、そのまま刃をさやかに切り込み続けた。
グチュグチュグチュグチュッッッ!!!ブシュゥッ!!
裂けたさやかの頭部から、大量の血液が溢れ出していた。

刃はあっという間にさやかの顔面をも真っ二つに切り裂き、
彼の正しい計算から、舌までもが左右対称に切り裂かれていた。
当然さやかに意識はないが、全身の痙攣はまだ収まらない。

グジュウゥゥゥゥウウウーーーーー!!!!
刃の回転は低速に切り替えられ、続いてさやかの身体の
切断に切り替わっていた。
低速とはいえ、柔らかい身体は何の抵抗もなく鋭い刃によって
切り裂かれていった。

グジュゥゥゥーーーー!!!ブチュッ!ブチュブチュブチュッッ!!
胸元を切り裂いた刃は、やがてさやかの臓器に到達した。
ゆっくりと確実にさやかの身体は切り裂かれて行き、
既に台の上は大量の血液で染まっていた。
そして、さやかの身体の痙攣は治まった。

下腹部あたりまで切り裂かれると、切断面から
切り裂かれた臓器が少しずつ飛び出してきていた。
『・・・・美しい・・・・』
彼はさやかの腹部から飛び出した臓器を見て言った。
03132012/09/26(水) 13:56:25.16ID:Xh63hRk/
刃は正確にさやかのヘソも真ん中を切り裂き、
やがて陰毛へ近付いていた。
グジュウゥゥゥウウーーーーー!!!・・・・・・ブチュンッッ!!
刃はさやかの生殖器の割れ目を、寸分の狂いなく真ん中で切り裂いた。

さやかの全身は完璧にセンターで切断をされた。
大量の血液、肉片や臓器の欠片が付着した刃は回転が止められると、
ゆっくりと台の下へ収められた。

『切断面を確認したい・・・・左右引き剥がしてくれ』
彼は助手の2人に冷静に指示を出した。
さやかの手首や足首に付けられた鉄枠は外され、
助手の2人がさやかの腕を掴んだ。

さやかの身体は既に切断されているが、まだお互いを離れようとしない。
しかし、次の瞬間その形はもろく崩された。
バグッ!・・・・グチュチュッッ!!・・・・グジュッッ!!・・・・・
グシャァァァアアアアッッッ!!!
2人の助手によって、さやかの身体は完全に左右に分裂された。

台の上にはありとあらゆる臓器や肉片が撒き散らされ、
頭部の方にはさやかの脳が飛び散っていた。
彼は左右真っ二つに切断された、さやかに近づくと
その切断面を冷静にくまなくチェックした。

『よし・・・・完璧にセンターで切断できている・・・・美しい切断面だ』
彼はさやかの切断面を見て、どこか興奮したように言った。
事が済むと、助手の2人がいつものように、散らばった臓器や肉片を
かき集め、それを鉄のバケツに無造作に入れた。

そして、さやかの体内に残った臓器も一掃され始めた。
頭部の脳はスプーンのようなもので綺麗に削ぎ落とされ、
体内の臓器はすべて摘出された。
下半身には新しい生命を生むことなく終えた生殖器の欠片が残っていたが、
それも何の躊躇もなく引き千切られ、バケツに入れられた。

真っ二つに切断され、臓器を摘出されたさやかの身体は
いつものように綺麗に洗浄されると、ケースに入れて保管された。
『ごめんね・・・・また生まれておいで』
彼のいつもの台詞が冷たく部屋中に響いた。

この処刑学園では、あらゆる女子高生達が呼び込まれ、
彼の切断実験により無残な処刑を執行されている。
もちろん理由は今も分からず、消えた女子高生達は行方不明とされている。
0314名無しさん@ピンキー2012/09/27(木) 00:17:50.43ID:CSA0vxJW
頭からいいねー、低速と意識ありの低速高速いろいろみてみたい
GJ
0315名無しさん@ピンキー2012/09/27(木) 12:51:51.49ID:26O+kPbM
>>310
ぱっと見は普通の女の子なのに切断面からみると
精肉店で見かけるガラみたいな風になってるのってすごいなぁgj

昔、藤田和日郎の漫画の中で悪役が、脳天から縦に真っ二つにして、
断面をキャンパスに貼り付けて絵画風の作品にしてたのを思い出した。
そんときは丸ノコでなくてギロチンみたいなのでしたが。
0318名無しさん@ピンキー2012/10/01(月) 13:30:29.50ID:UU0w4zt9
変なビデオ作品(ブイシネ?)で狂科学者のが女の子を誘拐して
頭部と培養液の入った小箱に入った内臓だけで生かし続けた、ってのがあった。
胴体とかは捨てたっぽいけど、自分の首なし胴体をシカンされているのを
絶望的な屈辱だよな。
前に書き途中でほってあるのは
幽霊になって自分の死体をシカンされているのを見る奴。
0319名無しさん@ピンキー2012/10/01(月) 21:00:46.33ID:K1KTqNLQ
生首にポンプで血液送って生かしつつ
首から下を目の前で食っていく話なら俺のネタ帳に・・・
0322名無しさん@ピンキー2012/10/05(金) 00:43:41.98ID:bgjXz8hX
>>320
首の切断面に電極刺してレモン汁たらしたら豆電球はつくのだろうか?
化学1の俺が思いついた実験。
0323名無しさん@ピンキー2012/10/11(木) 23:00:05.71ID:lHq9zcpm
多重人格探偵サイコで頭頂部を横に切って脳に花を植えてたじゃない?
それと医学部の悪ふざけ「壁に耳あり」を掛け合わせて、
脳に電球付き電極刺して「イヒ!」とか「ひらめいた!」とか。
0324名無しさん@ピンキー2012/10/12(金) 01:10:23.68ID:RiyKJUq4
ハンターでやってたあっあっのが好みだな、あれは男だったけど
脳外科のドキュメント的なのやってたときに質問しながら脳に電極当てて失語症が起こるのを確認するのが個人的にツボ
0325RQ 桧山ひろこの受難2012/10/12(金) 13:14:10.22ID:kUBn0UB9
オリキャラRQを題材にしました。

「っん!放してぇ!!放してって言ってるでしょ!んっん゛ぁあ゛…んっん!!」
あたしは髪を掴まれて、引っ張られながらそこに来た…所謂、拉致られたってやつ……。
「ぅん゛ぁあ!!…ちょ…マジでありえないわよ!!」
あたしは乱暴に投げ飛ばされるように埃塗れのソファに突き倒され…すぐさま、立ち上がろうとすると…ノート型PCを突き付けられた。
「…な、なによ…し…知ってるわよ……」
そのディスプレイに写しだされたHP…寒気がするほど気持ち悪くって…ムカつくページ……
『RQ桧山ひろこを嬲り殺しにする会』…あたしはそのHPの存在を知っていた…。
元はあたしが冷たくあしらわれたヤツが腹いせに立ち上げたHPみたいで…兎に角、気持ち悪いページだった。
手足を捻り千切るだの…内臓を引き摺り出すだとか……兎に角、私を嬲り殺す手段を色々書き込みあってる、キチガイ共の溜り場…。
まぁ、彼らにとって私は、非人…家畜らしいけどね。
「…で…マジで殺す(ヤル)気…だとでも言う気……」
薄気味悪い笑みを浮かべる、あたしの前に立つ気持ちの悪い男を睨み付ける。
その男、ノート型PCを弄って、また、あたしに見せてくる…。
「バ、バッカじゃないの!!」
あたしはノート型PCを払い退けた。男がわざわざ見せた画像…
ホント、寒気がした……あたしがギロチンに掛けられている画像と…晒し首にされてる画像だった…。
0326RQ 桧山ひろこの受難2012/10/12(金) 13:18:36.34ID:kUBn0UB9
「マジで気持ち悪いし、アタマ可笑しいって!!なんで?当然でしょ!?無視して悪いわけ?誰にでも愛想振り撒けって!?
出来るわけ無いじゃん?眼中に入るのもいやなの!!キモイのよ!!」
あたしは怒鳴りつけてやった…この手のやつ等って、こうやって怒鳴りつけたら逃げていくから……でも…。
「…っんぁあ゛!!…ぅう゛っん…ぁあ゛ぁああっ…!!」
そいつは違った…思いっきりあたしを殴って、髪を捻るように掴んであたしを引き上げた……こいつの目…イっちゃってるよ……。

「…っん゛ぁくぅんっん!!…ぁあっん…ぅう゛っぶぅん゛っん…ん゛っん…んっん!!」
そいつ…あたしの口に無理やりクスリみたいの捻じ込んだ…そして、ペットボトルを押し込む…あたしは飲み込んじゃったの…。
「…っはぁあ!!はぁあ!!どけっ!!」
あたしはそいつを押し倒して、立ち上がった……あれ…?
立ち上がってあたしはすぐに倒れこむ……床がぐにゃぐにゃしてる……まるでゼリーみたいで…。
「…ぐぅぶぅうっん゛!!…ぅう゛ぅん…ぅうんっん!!!」
とっさに口を押さえたけど間に合わずに、あたしは吐いた…頭が痛い…チカチカする……床がぐにゃぐりゃしてる…目が回る……。

「…っんはぁあ…はぁ、はぁ…はぁあ………」
腕を引っ張り上げられ、自分でも笑えるぐらいのふやけた声を上げた。
だらしなく半開きになった口元…覗かせる舌……涎まで垂らしてたよ…あたし……。
指を絡ませ…数回撫でられ……そいつに針を見せられた…そして…。
「…ぅくっん…ぁあ゛ぁあぁあんっ!!!」
そいつは爪の付け根に針を突き刺した…あたしは、身体を震わせながら声をあげる。
「…ぅんくぅんっん!!ぁあ゛ぁあっ…ぁあ゛ぁあんっ!!」
腕を取られたまま、あたしは何度も頭を振る…痛いだけじゃない……。
「…き、きもち…いい……」
マジで可笑しいって思うけど…気持ち良いだ…これが……。
「ぅん゛ぁあ゛ぁあっん!!…ぁあ゛ぁあっん!!!」
針は貫通して、反対側から飛び出る。あたしはイっちゃった時のような顔で声をあげる。
「っんぁあ…ぁあぁあんっん!!ぃいいっ!!はぁ、はぁあ…ぁあっあ…もっとぉ…ねっ?こっちにも…この指にも…刺してぇ!!」
あたしは指を広げた両手を震えながら差し出すようにそいつに向かって伸ばす。
「…ぅぐぅう゛!!ぁあ゛ぁあん゛!!ぁあァ゛ぁあ――んっ!!ひぃ、ひぃい…はぁ、あはっ…あははっ…」
あたしの指全部に針が突き刺された…真っ赤に染まった指……。
「…っうんっん…っんふぅっ…ふぅっ…ふぅんっん…はぁあ…」
身体が熱い…全身、汗だく……髪が纏わり付く……。
「…ぅん゛ぁあ…っんはぁあ…ぅんっんはぁ…ぁあぅんっん…はぁあっああ!!」
あたしは我慢出来なくなって、その指で胸を揉み扱き…お腹なんかも撫で回した…。
「…ぁあっんぁあ!!ぉいいぃっん…っんはぁ、はぁああ!!」
お腹はあっという間に傷だらけ…それでも構うことなく、スカートに手を忍ばせ……。
「ひぃっ!!ぁあ゛ぁぁあ!!ぎぃやぁあ゛――ぁああ!!!」
オナろうとした瞬間、腕を引っ張られて、そのまま叩きつけるように床に突き飛ばされて…その上、手を踏みつけられた。
「…はぁあっぁあ…ぁあっあ…ぁあっああ…」
床に突っ伏して、瞳を震わせ…だらだらと唾液を垂らすあたしにPCの画面が突きつけられる。
「この屑、オナろうとしてるぜ」「キチガイごみ屑女が拷問されてラリってやがる」「屑!ただひたすらに屑!!」
今のあたしの姿はネットで晒されてるみたい…キチガイ…ごみ屑……あたしに投げつけられた罵声……。
口元が卑猥な形に歪む…気持ち良い…もっと…あたしを蔑んで……壊れたんだな…あたし…。
0327RQ 桧山ひろこの受難2012/10/12(金) 13:25:49.17ID:kUBn0UB9
多分、さっき飲まされたクスリ…それが影響している…あたしを狂わしているんだろうなぁ…

「…っんはぁあ…はぁあ…っんはぁあ…ぁあっん…ひぃ、ひぃん…」
あたしは男に命令されるままに、膝立ちでトップスを捲りあげた。
指を貫通した針で傷を付けながら、両胸を差し出すように下から持ち上げる。
「…っんはぁあ…ぁあっあ…っんはぁあ…ぁあ…っはぁあ…」
胸は引っかき傷で血が出てる…あたしは胸を張りながら身体を逸らす…。
「あっあ…えへっ…えへへっ…はぁ、はぁあ…はぁ…」
あたしは男性の手にしたそれに、期待を込めて視線を向ける。…真っ赤になった大きな杭…。
「ぅくぅんぁあ゛ぁああ゛!!!ぁあ゛ぁあっはぁあっん!!ぃい゛ひぃいぃい!!」
あたしは二人掛りで押さえつけられ、その杭を右の乳房に突き刺された…。
「ぁあ゛ぁぅん!!ぁはぁん゛…ぉお゛ぉお!!…ぉお゛ぉおおお!!!」
熱く熱しられた杭は脂肪を焼き溶かしながら、あたしの乳房の中を進んでいく…。
大きく見開いた血走らせた瞳…髪を舞い乱れさせるようにデタラメに振り回す。
「…ぉお゛ぉお…ぉお…ぉお゛ぉお…!!」
熱を感じて下を見ると、右の乳房を横に貫通した杭が飛び出している…。垂らした唾液が杭の上でじゅっと音を立てて煙を上げる。
「…ぎぃいひぃい!!ぃぎぃいい!!ぉお゛ぉおおお!!!」
あたしはデタラメな声をあげながら、身体を海老反らせる。右胸を貫通した杭が今度は左胸を貫通して行くように突き進む…。
「…ぅぐぅんぁあ゛ぁあ!!ぎぃい…ぎもぢぃいいいぃいっ!!あ゛ぁあ!!ァ゛ぁあぁああ!!」
押さえつけられた身体を大きく仰け反り、或は捩りながら悶える。
「…ぅぐぃひぃい…ぁあ゛ぁあ…ぁあ゛ぁああ…ぉお゛ぉお…ぉお…っはぁあ、はぁ…はぁあ…」
杭はあたしの両胸を貫通した…いやな匂いがする……あたしはその杭に指を絡ませるようにして乳房を揉もうとした。
「ぅぐぅん゛ぁあ…ぅぅうう゛っん…!!!」
じゅっと音がする。杭はまだ熱くてあたしの手は火傷する。それでも…
「…ぅう゛ぅんはぁあ…はひぃ…ひぉいぁはぁ…あはっ…はぁああ…ぅんんっん!!えへっ…えへっ…」
乳房を揉み扱いた。気持ち良い…あたしの胸串刺し…気持ち…いい……?
「ぎぃやぁああ!!!痛ぁあ゛!!いだぁいい゛!!!ぎぃやぁああ゛ぁあああ!!!」
あたしは激痛に身体をネズミ花火のように床をのたうち回った。
「い、いいぃい…いだぃい!!ぎひぃいひぃい!!あぁあ゛ぁあああ!!」
さっきまであんなに気持ち良かったのに…何で…何で…。
がちがちと震えながら両手で顔を抑える…。
「ぅぐぃいひぃい゛ぃい!!!」
顔は引っかき傷だらけになって、血塗れになる。
「…ぉお゛ぉおぉお…ぉおぃぎうぃいひぃい…ひぃい!!ど、どうじでぇえ゛…どうじでぃだいのぉお゛!!!」
あたしは床に這い蹲りながらそいつに手を伸ばす…縋り、救いを求めるように…。
そいつは笑って、床に錠剤状のクスリをばら撒く……若しかして…。
「…はっぶぅんっん!!ぅぶぅんっぶぅん゛…はぁ!!はぁあっ…」
あたしは貪りつくようにそのクスリを口に押し込む…そう、このクスリさえあれば…。
「…ぅぶぅっん!!…ぉお゛ぉおぉお!!ぅごぉ゛ぉおごぉぇええ!!」
苦しい…苦しい……あたしは胸に息苦しさを感じて、喉や胸元を掻き毟る。
当然、針が傷をいっぱい付ける。そんな事より…苦しい…。
「…ぉお゛ぉおっん゛…ぶぶっぶぅぶっん…ん゛っん…!!!」
…後になって例のHPの書き込みを読ませて貰ったところ…「ホント、ひろこのやつ死に掛けのゴキブリみたい」だ、そうです。
デタラメに攀じ曲げた手足…泡を噴出し…白目を向き出して痙攣していた…そうです…。
0328RQ 桧山ひろこの受難2012/10/12(金) 13:26:35.62ID:kUBn0UB9
「……………」
天井が見える……あたしは気を失っていたんだろうなぁ……。
今は床に横たわっているみたい…。
「…ぐぅげぇえぶぅうぅう!!!」
横たわらせた身体がくの字に跳ね上がる。え?今見えたの…。
「…ごぉぉお゛ぅぉお゛ぉおお!!…ぅごぅげっげっ…ぁあ゛ぁあ゛ぁあ…げほっ!!ごぉおぇえ゛ぅう゛…」
今、あたしのお腹…杵って言うやつで搗かれてる…。
「…ぉお゛ぉあ゛ぁぁああ゛!!!」
また、搗かれた…お腹がぐっぷり凹んで、少ししてその杵を押し戻す…。
「ぉお゛ぉぐぅうえ゛ぇえ!!ぉお゛ぉお!!ぉお゛ぉお!!…ぅぐぅう゛ぅん!!!」
あたしは床に転がり回って、吐いたり…血なんかも吐いてる。
でも…どんなに痛くっても、転がり回った後はちゃんとあたしのお腹…叩きやすいポジションに戻す…。
言っちゃった…ほら、あたし…イっちゃってるからさぁ…。
「…き、気持ちいい…も、もっとぉ…つ、搗いてぇ……」
…だってさ…。頭の後ろで腕を組んで、腰を振る……犯して…の時と同じ誘うセクシーポーズってやっで…。
「…ぅう゛ぅぐぅうげっげぇえ゛ぅ!!!…ぉお゛ぉお…ぉおぉ…ぉお゛ぉ…!!!」
お腹を搗かれながら、合間、あいまにスカートの下に手を捻じ込んでオナっちゃった…。
「ぅぐぇええ゛!!ぉお゛ぉお!!…ぉおごぉおっぉお!!…ぉお゛ぉおお!!」
何回も血を吐いて、顔中…血まれ……大口を開けては血の糸を引き、突き出した舌なんかにも血の糸が絡んでる…。
顔中そんな感じだから、髪なんかもべっちゃびちゃ……酷い状況だね…でも…。
「…き、気持ち…ひぃい゛…も、もっとぉお!!…ぅぐぅげぇえ!!…っぉお゛ぉおお!!!」
ヤバイぐらい気持ち良いだよ…。
そうこうしてる内、お腹は紫色になっちゃって…そう、そう…血のおしっこまで出ちゃってる…。
「…ぶぅっぶぅう゛ぅん゛!!!」
もう、声も出ない…出るのは血だけ…。そうそう、お腹を叩かれるとぐちゃって音が頭に響き…凄く良い音…。
跳ね返していた杵も、もう、ぐちゃってお腹に沈むだけ…。あぁ…もう、内臓がぐっちゃぐっちゃ…自慢のお腹…腹筋もズタズタなんだろうね…。
0329RQ 桧山ひろこの受難2012/10/12(金) 13:27:26.32ID:kUBn0UB9
あたしはこの先も、クスリが効いてる最中はヨガリ狂い……クスリが切れた瞬間、激痛にわめき散らし…
…クスリを与えられたら、ゴキブリのように死に掛ける惨めな姿を晒す……これを繰り返すのだろう…。
例の『桧山ひろこを嬲り殺しにする会』には、あたしのその姿が動画や写真で載せられ…書き込まれる拷問を受け続ける…。
HPのトップに出てるあたしの生首…あれがいつか本物とすり替わる日まで……。


以上です。お邪魔しました。
0333名無しさん@ピンキー2012/10/17(水) 19:52:59.54ID:lHoLUdwk
淫らな風習のある集落だった。
本土から海を隔てること約二百キロ、その小さな島は古くから流刑地として扱われていた。
とはいえ、決して日本史に名を残すほどの地位の高い者が流されていたわけではなく、どうやら雑多な罪人たちばかりであったという。
島全体が切り立った形をしていたため農耕には不向きで、唯一南側に多少開けた土地があり、そこにかろうじて島に一つの集落が形成されている。
三百六十度が水平線で囲まれているその島は、やや他の島々と距離を置いており、また位置的にも漁師たちの中継点として使われることもなく、
つまりは人の出入りの少ない閉ざされた孤島ということになるのだ。

昭和の初期のころ。すでに本土ではいくらかの文明が花開いていたようだが、この島の生活模様は百年ほど遅れていた。
海洋資源は特に乏しくなかったのだが、漁の技術そのものが小規模なものであり、交易をするよりも自給自足以上のものが得られなかったため、
他の集落との交流の機会が少なく、島民は島民以外の者たちとあくまで隔絶されていたのだ。
村民約百人ほど。生活に困ることはなかったが、人間というもの日々の暮らしに倦むものである。
そんな、まともな娯楽というものが皆無のこの島で、唯一興じられるもの、それは得てして決まっているのだ。
0334淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 19:54:08.81ID:lHoLUdwk
サトという少女はまだ十二であったが、昼間は他の大人と同様に畑仕事をしていた。
この島では、男性が漁に出て、女性が農作業をするようになっており、高齢者も若年者もほとんど区別無く自身の役割を果たす。
もちろんサトも幼いながらも一人前の働きを求められ、まだ手の皮の薄いのもこらえて鍬などを扱っていた。
原始的な生活模様がそうであるように、世間一般でいう「子供」という概念は存在せず、あるのは仕事ができるかできないか、つまり半人前か一人前かというものである。
その点で言えば十二のサトはすでに一人前であり、家族、そして集落を養うための能力は備わっていたのだ。
それに、すでにサトには自身の赤ん坊もいた。

やがて日が傾きだすころ、斜陽で黄色く染まる海の向こうから男たちが帰ってきた。
湾を成す港にはすでに畑仕事を切り上げた女たちがいて、男を出迎え、サトも自身の旦那を見付け出して漁の無事に感謝をした。
夕日が島全体に陰影を作り出すころには、すでにどの家庭も夕餉を終えるのだが、ここから日が沈むまでの間、村にはしばしの「娯楽」の時間がある。
赤ん坊を祖母に任せたサトは十五になる夫と手を繋ぎ、集落の中心にある集会所へ向かった。
その道中にもこの若い夫婦は一日の出来事を話しながら、時折腕を絡ませながら、唇を重ねながら、夜道を歩いていった。
0335淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 19:56:32.08ID:lHoLUdwk
集会所には今日も島民のうち二十人ほどがおり、当然ではあるが全員が顔見知りであった。
しかし、女が二名ほど網の修復をしているとのことで、この日は女よりも男のほうが数が多いのだが、あまり問題は無い。
村民がこうして顔を寄せる場面には、当然ながら長がいて、これを取り仕切ることにより素朴な権威を表現するのだ。
とはいえ、集落に住む者ならばここからの流れは心得ており、不文律のさまざまを知っているため争いの類はめったに起こることがない。
サトの夫はサトの腕を手放した。サトはすぐに着物を脱ぎ捨て、後ろで束ねた髪をほどいて、去り際に夫に手を振ってすぐに全裸の女たちに混ざった。

男と女が広い集会場の左右に集まり終えると、長が手を叩き、女たちも雑談をやめた。
男たちはそれを合図に手元の小銭をばらばらと目の前に置き、長の息子がこれを回収する。
一人が支払う額はどの女を選ぼうとも一定であり、これは余計な競争を生み出し諍いが起こるのを回避するための知恵である。
また、支払われる金もあくまで小額、ここに通いつめて生活に困るなどの事態が起これば。やはりいずれ争いになるからである。
ここで起こることはあくまでも娯楽なのであり、火種となる要素は興を殺ぐ。
これを島民たちはよく知っているため、長い歴史の中で結局こうした方法が採られるようになったのだ。
集められた金は一時長のもとへ行き、これは港を修復したりなどの島民の利益として還元されるし、病気や怪我などで追い詰められてしまった者を助けるためにも使われる。
0336淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 19:58:42.60ID:lHoLUdwk
男は女たちの裸体を見ながら、今日の相手を選ぶ。
あまりに日常的な催しであるため、いまさらもったいぶった姿勢など取らず、畳の上に放り出した脚を開いて見せる程度のものである。
サトも、すでに一度の出産を経ているが未だ産毛ばかりの股間を、軽く開いたりもしていた。
男は端から順に立ち上がり、どの女を選んだかを長に耳打ちをし、それを元にして長が調整を図る。
そしてすべてが出揃ったあと、長は女の手を引き男に引き合わせるのだ。
もちろん、どの男にも選ばれなかった女もいるが、その場合であっても誰かしらが宛がわれるように決められている。
男は自分の希望が必ずしも成立しないことなど分かっているのであり不平不満は起きず、また長も、特定の男に連続して不本意な相手を宛がわないよう心使いをしているのだ。

サトを買ったのはサトの父親であった。
親子といえども、結婚したあとは一家から外れたものであると見做され、行為に及ぶためにはここの集会所を経由することになる。
逆に、婚前の親子間での関係は自由であり、幼いころからサトは父親の陰茎をしゃぶって遊んでいたりもしていた。
もちろん母親はこの島の風習の中で育ったため、男性を喜ばせる方法を目の前で指導して、二人で肩を並べて父親の両方の睾丸を舐めていたこともある。
その母親は二十ばかりになる男に買われていったが、母もまだ二十二であるためさほど年齢差は無い。
0337淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:00:35.49ID:lHoLUdwk
サトの夫はといえば、自身の姉を選んでいた。
夫は幼いころから姉の身体を好んでおり、毎日のように交わり続けた結果、姉の一子も二子も弟の種で孕んでは産んだ。
姉が嫁いでからもこうして姉を選び続けていたのだが、この日は男が数人余分であったため、姉は先に別の男を相手にすることになる。
女たちは、自身に宛がわれた男の前で跪き三つ指をついて慣習の謝辞を述べた。
サトといえども例外ではなく、父親の前で恭しく膝をついて他人にするのと同様、やや宗教みがかった台詞を口にする。
そこからはどこでどのような行為をしようとも自由であるが、畳が汚れて頻繁に張り替えるのも面倒であるため、ここですぐ行為に及ぶことは禁止である。
サトは父に手を引かれ、生家へ向かった。サトはわりとよく父に買われているため、この家も久しぶりという月並みな感慨は起きなかった。
ある者は全裸で出て行き、ある者は少し冷えると着物を被り、それぞれがそれぞれの娯楽に興じるために集会所を後にした。

生家にはすでに母と男がおり、早くも行為に勤しんでいるのか、嬌声と、男の腰が尻の肉を叩く水っぽい音が聞こえた。
父は障子の向こう側の男に声をかけ、妻の具合はどうだと尋ねたところ、男は、まあまあだが少し緩い、使えなくもないがそれほど気持ちよく無い、と答えた。
これに対し父は、サトのほうは締りが良い、村一番の名器かもしらん、お前も今度使ってみたらどうだ、と言うと、親馬鹿だ、と返事が返ってきて父も母もサトも笑った。
長らく張り替えていない障子にはところどころ穴が開いており、透けるようにして母の目が見えた。
母は目で合図をし、分かっているとばかりにサトは父親の陰茎を、幼いころのようにしゃぶり、そして性行為が始まった。
0338淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:02:27.31ID:lHoLUdwk
すでに日没の集会所に、行為が終わった男女がばらばらと戻ってきて、長に定型の感謝を伝えてそれぞれ岐路についた。
現地で解散せずに一度集会所に戻るというこの面倒な点が肝要であり、火処と男根をこの長が支配をしているということを確認する無意識下の構造ができている。
長は代々このことを非言語の部分で認識しているので、集落の宗教的な存在も兼ねていた。
サトも父と戻ってきて、同じように挨拶をしてまた別れた。二度の射精を受けたサトの性器には父の体液がたっぷりと残っており、帰り道で漏れて内腿を濡らした。
それを拭った指を唇に運び、他の男とは違う何か懐かしい味を舌で楽しみ、本土の少女が飴を舐めるように帰宅までの間口の中でくちゅくちゅと音を立てていた。< /DIV>

しばらくしてサトの夫が戻ってきた。別の男を相手にした後の姉と行為をしていたため、やや遅くなった。
お互いに今日はどうだったと忌憚無く話し合い、夜更けごろ、夫婦は交じり合った。
夫が挿入すると中から父の精液が漏れ出してきたが、それを構わず腰を打ち付けてはサトの中に射精した。
ここでの夫婦とはつまり、金銭を対価としない性行為が出来る関係、そして共に子育てをし家庭を形成するための枠組みといえる。
決して、男女が互いに排他的な独占権を得るといった本土のものと同じではなく、この島にはこの島の風習があった。
0339淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:03:25.36ID:lHoLUdwk
とはいえ、島民は避妊ということを知らなかった。
いや、知ってはいてもそれを行うということは快楽を殺ぐことであり、また風習に背くことであるので、古くから自由に交わることをやめようとしなかった。
当然というべきか、女たちはすぐに妊娠をし、サトも二人目の子供を宿し、そして産んだ。
これが誰の種であるのかなど考えることはせず、集落の者の種であると分かればそれ以上などまったく興味の外であり、生まれてきた子供を差別することなど一切無い。
しかし、十四のころになると三人目が生まれ、この村ではこれが「打ち止め」であったのだ。
もともとが農地も乏しく漁にもさほど発展の余地が無いこの島である。あまりに多くが産まれることは一人当たりの食い扶持が減ることであり、やがて島を脅かす。
三人目までが許されているのは病気や事故によって一人失われるリスクを考えてのことである。
三人目を出産し終えたサトは、それでも他の女と同様、集会所に顔を出した。

この島には最大の戒律として四人目を産んではならないというものがある。
だが、それでも集会所で起こることは、交流であり、宗教であり、政治であり、納税であり、何より娯楽であったので、優先すべきはそれであると誰もが納得していた。
ならば四人目を孕んだとき、どうするのか。サトをはじめ、どの女も四人目など気にせず島民と等しく交じり合った。
体型もかなり変わってきた。度重なる妊娠出産を経て、十四のサトの胸は以前の板のような胸と違い、ふっくらと膨れ乳房を成していた。
出産から妊娠までの時間が短いため、母乳は常に出ていたし、色もだいぶ黒ずんできた。やがて四人目を孕んだ。
0340淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:05:16.70ID:lHoLUdwk
この島には原始的な堕胎の方法があったが、母体を著しく損なうので余程のことが無い限り産むことになっている。
四人目の赤ん坊を夫とサトは抱え、集落のある南側から普段島民が立ち寄らない北側へと向かった。
蛭子と呼ばれるこの赤ん坊には社会的な価値が無く、腹を痛めて産んだ子といえどもサトには何の感慨も無く、藪の中に無造作に放って去っていった。
帰り道で夫といつものように腕を絡ませ合い、遠くに響く泣き声を無視して唇を重ねあった。
我々の常識では、親が子に愛情を与えることはほとんど本能のように思われているが、人口増加による飢饉を避け集落を維持するという意味では、
余計な子供を切り捨てるというのは実に理性的な判断であるといえ、これも長い島の歴史で培われたある種の本能なのかもしれない。

そもそもが、限定された土地なのである。
有限の資源を奪い合えばかならず争いが起こり、争いは結果として集落を危険に追いやる。
この島にも幾度かそうした危機を迎えたことがあるので、先人の知恵はこれを修正しようと試みた。それがこの子捨ての風習である。
これが結果として、老人を養う余剰を生み出し、我々の世界で行われていた姥捨てを防ぐことにもなっており、残酷に見えるそれはもう一つの残酷を防止しているのだ。
そもそも、この島では赤ん坊に人格があるとは信じていない。ましてや人権という概念も無いので、赤ん坊とは育てていくことで人間に成るものだと信じている。
まだ言葉も話せぬ赤ん坊と、人生の中で人格を形成していった年寄り、どちらを優先すべきかといったら島民は必ず後者と言うであろう。
0341淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:06:59.21ID:lHoLUdwk
ところが、捨てられた先で奇跡的に生き延びる赤ん坊もいる。
何も知らない、何の言葉も持たないその蛭子は、北側で成長するうちにさまよい、南側へとやってくることがある。
島の女たちが赤ん坊を海へ落とさず、山へ捨てるのは半ば作為的なものがあり、年に数回ほどこうして訪れる蛭子を、村人たちは狩る。
蛭子はわけもわからぬまま束縛され、しばし小屋に監禁され、暗闇の中で餌を与えられ続けて、春、豊作を祈る祭りが行われる日に殺される。
その日ばかりは静かな島民たちも罪人の末裔たる目をしており、この年は七つほどに成長した雌の蛭子一匹が犠牲となった。
野生児であるその蛭子を、しっかりと洗い着物を着付け、少しの化粧を施し、島民と同じような格好に仕立て上げる。
まるでふつうの人間と変わらないようにすることで、彼ら島民の血はいよいよ残虐に滾るのだ。

島の始まりに流刑の罪が存在し、それは脈々と受け継がれていった。長が取り仕切るこの祭りが佳境を向かえ、鎖によって大の字にさせられていた娘が解体を迎える。
それまでも、島民たちは代わる代わる蛭子の少女を嬲り、全身には痣や創傷が刻まれ、普段異常性欲の無い男たちも膣を引く裂くように犯し続けていた。
やがて逆さ吊りにされた少女は、島民たちの手により脚から少しずつ刀で一口大にえぐられ、そして生きたまま食われてゆく。
悲鳴絶叫は他の人間と同様の声をしており、それがどうしようもなく彼らの罪人としての本能を刺激する。
時に刀が上手く入らず、皮膚をべろりと数十センチほど剥いでしまうこともあるが、その不器用さがまた興奮を誘い、
吊るされた少女は頭部に血液が溜まった分だけ失血しており、正常な意識のままどの獣よりもおそろしい人間の残虐性を味わうことになる。
0342淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:09:09.52ID:lHoLUdwk
出血を調節する縄が股間で縛り付けられており、脚が骨むき出しになっても少女は生きていた。
腱や筋などで繋がれているため下半身が骨の少女が落下することはなく、上下反転した世界の中で少女はひたすら苦痛に喘いでいた。
やがて膣に刀を噛ませ、そこから恥骨を伝うようにするっと裂き、みぞおちの辺りまで切り裂くと内臓がべちゃべちゃとこぼれて血たまりを跳ねた。
春の晩はまだ寒く、割れた腹からは湯気があがっていた。
二十一になったサトの順番が回ってきた。ひっくり返されたはらわたの向こうから少女の目が覗いていた。まだ生きていた。
そして直感的に、サトと少女は自らが親子であることに気付いた。
本能的に母へ助けを求めた少女であったが、サトの瞳はどろりと欲望に渦巻いており、自らの娘を手にかける悦びに酷薄な笑いを浮かべていた。

やがて祭りが終わると、口元の鮮血を水でゆすいだ島民たちは先ほどまでの興奮が嘘のように落ち着きを取り戻し、それぞれの家についた。
サトはといえば、もう長いこと連れ合っている夫と腕を絡ませ、その間中、キャンディのように卵巣を舐め続けていた。
あの蛭子、おれたちの子かもしらんなぁ、と夫が言った。たぶんそうかも、とサトは答え、奥歯で卵巣をすり潰した。
それを飲み込むでもなく、道端でペッと吐き出した瞬間が、サトにとってこの祭りで一番興奮した瞬間であった。
己の背負っている業というものをよく理解しているからこそ、この残虐性は島民以外の者へ対して常に向けられ、だからこそ集落を維持できているのだ。
0343淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:11:22.48ID:lHoLUdwk
ところが数年後、本土では領土領土とやかましくなり、サトの島も日本政府の支配下に置かれることとなった。
駐在所が置かれ、外部の者が派遣される中で、例の集会所は役場となってしまい、あの風習も執り行われなくなった。
本土の人間が持ってきた「常識」という尺度は島民の間でも広がり、それまでの行為というものが彼らの尺度からすればとんでもなくおぞましいものであると理解した。
今までの風習は決して彼らにとっての罪悪ではなかった。だが、一度罪悪だと思ってしまえばそれは悪徳以外の何物にも映らないのである。
同化政策だといわんばかりに学校が立てられ、義務教育が施され、夫婦は互いの肉体を排他的に独占することが善とされ、人肉を喰うこともなくなった。

サトと夫、そして三人の娘は島を離れて本土へ渡って仕事をすることになった。
知らず知らずの間に本土では都会なるものが形成され、都会という場では隣人は流動的で結び付きというものが無かった。
三十のサトは幾度か身体を売ることもあったが、あの島とは違い、惨めさというものが付いてまとったので、やがてやめた。
夫も夫で、今までの習慣が抜けきらず、三人の娘それぞれと毎晩のように性交していたが、末の娘がうっかり口外してしまったため、周囲からは蔑まれるようになった。
たびたび転居を重ねる中で、次第に一家は本土への溶け込み方を学んだ。
だが、時折どうしようもなく人の肉の味が懐かしくなりながらも、その欲求を生涯押さえ付けながらサトは肺結核で死んでいった。
三人の娘のうちの、一番あの島の色を残している長女が、死の際の母に対してこっそりと自らの指を切り、血を与えていたというが、今はその長女も社会と同化している。
0344淫らな孤島のDNA2012/10/17(水) 20:13:53.56ID:lHoLUdwk
現代になり、あの島はダイビングなどをメインとした観光地となっているが、人々はもっぱら島の自然を楽しむばかりであり、島の歴史を知ることはない。
長の子孫は訪れた研究者に対しても口を閉ざしているが、時折、島の者にはひっそりと島の過去を語ったりもしている。
一方、本土で生活している子孫たちといえば、すっかり普通の生活を営んでおり、自分のルーツを知らない者がほとんどである。
その中の一人に、里恵という少女がいる。
いまどき珍しいセーラー服の中学に通っているが、時折、無性に残虐な気持ちになり、昔から同級生をカッターで切りつける問題児だった。

里恵の父は里志という。
里志の母は里絵子という。
里絵子の母はサトという。

やがて里恵は人間の肉を求めて闇に潜むようになり、少女を物色するようになった。
路地裏でどろりとした欲望を携え、酷薄な笑みに歪んだころ、一人目の犠牲者が出た。
この手の猟奇殺人事件は男性によるものだと決まっているものであるし、ましてや少女の仕業だとは世間も警察も思わなかった。
まだまだ犠牲者は増えるであろう。
0345反省文2012/10/17(水) 20:18:43.02ID:lHoLUdwk
思いっきりageてしまった。
たまにはこういうのをゴリゴリ書きたい気分になるものです。
「津山三十人殺し」の本を読んだときにちょっと思いついた舞台を広げてみようかと考えたけど、
書いてる途中にスタミナが尽きた。もっと世界を掘り下げることもできたと思うけどこれが一発書きの限度。
0346名無しさん@ピンキー2012/10/17(水) 23:49:39.53ID:2mM1LqCC
設定が面白くて引き込まれてしまった
世界観がきれいにまとまってるから読後に何故かすっきり感がw

いいもの読ませてくれてありがとう!
0352アマゾネス駐屯兵による捕虜少年兵の処刑2012/11/01(木) 08:35:59.16ID:iDmJNQd1
「にしても、アイナちゃんって意外とおっぱい大きいんだね〜♪」モミモミモミモミ
「あ、あんっ・・・リビスさん・・・ダメッ・・・あぁんっ」ビクッビクッ

リビスさんの大きな手が私のオッパイをわしづかみにして弄びます
いやらしい手つきで揉み潰して、乳首をキュッキュッと摘んできます
逞しい筋肉ボディからは想像できないテクに、いつのまにか私は蕩けた顔をして舌まで出ていました

「ひ、ひゃんっ・・・らめェっ・・・」ビクッビクッ「んふふふ〜♪」モミモミ
「リ、リビスさぁん!・・・ほ、捕虜は・・・」ビクビク
「あっ!そうだったゴメンゴメン、アイナちゃんがエロ過ぎて忘れてた♪」
(ハァハァ・・・チ○ポバキバキにしてる人が何言ってるんですか・・・)

復活したリビスさんのチ○ポは馬のペニスのように細長くて
ギンギンに怒張して反り返り、おっぱいの下あたりまで来ていました

「んふふ・・・♪今は処刑(しごと)中だしね、また後でエッチしよっか♪」
(・・・いつの間にかリビスさんとヤることになってるし・・・)ドキドキ

リビスさんの放蕩ぶりは凄まじくて、同僚のアマゾネスさん達も半ばレイプのような形で夜な夜な犯されるそうです
そんな絶倫ぶりに呆れながらも下半身が疼いて濡れてしまってる私も私ですけど・・・

「・・・じゃ、殺ろっか?一緒に」

「!」ドクン

リビスさんの瞳が、無邪気な少女から、肉食獣のそれに変わったとき、私の胸はざわつきました

(そうだ・・・私いまから人を殺すんだった・・・)ハァ・・・ハァ
(少年兵を・・・犯して・・・殺して・・・・・・食べる・・・)ハァ・・・ハァ・・・ハァ

「はい・・・」

蕩けた表情で、胸や下半身をいじりながら答えしまった私を見て、リビスさんは「ふふ♪」と邪悪な笑顔を浮かべました・・・
0353アマゾネス駐屯兵による少年兵(捕虜)の処刑2012/11/01(木) 08:38:59.16ID:iDmJNQd1
↑も>>291から続き

「や、やめろっ!はなせよぉっ!」ジタバタ
「んふふ♪イキが良いわね♪楽しみぃ〜」ジュル・・・

後ろ手に縛られた少年兵を片手で担いできたリビスさんは、美味しそうな食材を見るように舌を出しました

「いてて・・・殺せ!殺せよ!このアマぁッ!」ジタバタ
「アマゾネスだけどそっちのアマじゃないわよっ!」キー!

さっき処刑した子とは違ってずいぶん反抗的です。体も金髪白肌のさっきの子とは違って
黒髪で、キメの細かい褐色肌をしてます。もちろん全裸で、暴れるたびに可愛らしいチ○コをふるふる振っています

「よいしょっ♪」ドサッ「くっ・・・!」
「・・・・・・こ、殺せよ・・・」フルフル

よく見るとその子は震えてました・・・。瞳にうっすらと涙を溜めて、助けを求める仔犬のようにさえ見えました
(ムリないよね・・・まだ子供なのに死の覚悟なんて持てるわけないもん・・・可愛、いや可哀想・・・)
少年兵を哀れみながら、胸のどこかから沸き上がる興奮を私は抑えられなくなりつつありました

「あはは♪心配しなくても殺してあげるわよ♪あの子たちみたいにね」
と、リビスさんはウィンクして、処刑した子の首を並べた棚のほうを指差します

「!!!っ・・・あ・・・アキトぉぉっっ!?!うわぁぁぁぁっ!!!」
「あれれ?もしかしてお友達?お気の毒さま♪」
どうやら戦友が別に捕まってたようです。その子は涙を流しながらリビスさんを睨み付けて唸ります

「あぁん♪そんな目で見ないでよ・・・濡れちゃうから♪」モジモジ
「ちっくしょうっ!!!お前らなんかくたばりやがれぇっ!!!この筋肉ダルマっ!!年増女め!!」

「・・・あ?」ピキ

(あ、ヤバイ)

ブンッ!!!!ブチッッ

「ぎゃああああああああああっっ!!!!!!!??」ジタバタ

目にも止まらぬ早さでリビスさんは少年の片耳を引きちぎってしまいました
(リビスさんまだ22歳なのに、身長2mでムッキムキだから年上に見られるのすごいコンプレックスなんだよね・・・)

「うぎゃぁぁぁあああっ!!!痛い痛い痛い痛い耳がぁぁぁっっ!!!うわぁぁぁぁん!!!」バタバタ
「ゴメンね(笑)ちょっとマジ切れしちゃった♪でもお互い傷ついたからこれでおあいこね?あーん」モグモグ

何が“おあいこ”なのかサッパリ分かりませんが、リビスさんは美味しそうに引きちぎった少年の耳を食べてしまいました

「もう片っ方もいっとく?」ジリ・・・
「やだっ!!!やめてっ!!!痛いのもう嫌だよぅっ!!!うわぁぁぁぁぁあん」ボロボロ

ギリギリ保ってた戦士の覚悟はすべて砕かれて、本来の男の子らしい悲鳴が陣地に響き渡ります
涙をボロボロ流しながら耳のあった所を手で押さえてうずくまってる少年に、リビスさんは態度を急変させます

「ごめんね?大丈夫だから、もう痛いことしないわ・・・」ポンポン
「うぅ・・・、ぐすっ・・・ホントに・・・?」ブルブルブル
「うん、今度は“気持ちいいこと”しましょ♪ね?アイナちゃん」ニヤリ

涙目で、震えながらこっちを振り向く褐色の男の子に、さらに興奮した私は、笑顔でそれに「ええ・・・」答えた
0354アマゾネス駐屯兵による少年兵(捕虜)の処刑2012/11/01(木) 10:41:58.00ID:iDmJNQd1
「んっ・・・ふ・・・」チュパチュパ
「んんっ・・・おいひ♪」ヂュプッヂュプッ
「あっ・・・あっ・・・やだあぁっ!やめっ・・・んっはぁぁっ!」ビクッビクッ

その子は後ろ手に縛られたまま立たされて、チ○ポを私がくわえて、リビスさんがお尻を攻めます
リビスさんが舌を伸ばしてケツ穴を突くたびに、ビクっビクっとおチ○ポが口の中で動いて気持ちいいです・・・
(この子のチ○ポ、熱くて・・・柔くて・・・ちょっと固くて・・・美味しい・・・このまま噛みちぎりたい)チュポチュポ カリ・・・

「あっあっだめっ!!出るッ・・・でちゃう・・・ッッ!」ブルブルブル
「ん?いっひゃう?いっへいいよ♪」ヂュプヂュプヂュプヂュプ

「あっあぁぁあッッッ!!!」ビュクッ!ビュクッビュクッ・・・
「んんっ!?・・・ふぅ・・・」ゴクゴク

その子はピンッとつま先立ちになって、私の顔に腰を押しつけて体を反らします
幼い体を震わせながら腰をカクカクさせて、ポンプのように精子を口の中に流し込んできます・・・
(・・・熱い・・・口の中で受精しちゃいそう・・・)ゴクゴク
腰が抜けたのか、その子はその場でペタンコ座りになって、涙を浮かべながら息を切らします

「ハァハァハァ・・・なんで・・・こんなことするの・・・?」
「なんでって・・・気持ちいいからだけど?アンタも良かったでしょ?んふふ♪」
「そんなこと・・・」

純粋な気持ちでそう言い切ったリビスさんにその子は閉口しました。
これから処刑されるのに犯されて感じてる自分自身に困惑してるんでしょうか・・・?

「さーてと!“本番”いきますかぁ♪もうチ○ポ勃ちっぱなしだし♪」ビンビン

「本番て・・・ボク・・・死ぬの?」ブルブル

「そうだよ・・・ゴメンね。私たちは数日内に移動するから捕虜は連れていけないし、見逃すこともできないの・・・ゴメンね」

と、私は哀れむ風にその子に説明しながら、内心はショックを受けて絶望してるその子が可愛くて仕方ありませんでした・・・

「う・・・ううう・・・うあぁ」ボロボロ

淡く抱いてた生への希望が完全に打ち砕かれて、その子はすすり泣き始めました
(ああ・・・可愛い、早く犯してメチャクチャにしたい・・・もうパンツまでビショビショになってる・・・)ハァハァハァ

「だーいじょうぶ♪痛いのは一瞬だからさ、それまでお姉さん達がサービスしながら逝かしてあげる♪」
「ね?アイナちゃん」

そう言いながらリビスさんは私の手にポンとナイフを置きました。どうやらフィニッシュは私が決めるみたいです・・・
0357名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 13:04:33.09ID:5+qVWFFv
過疎age
0358虚典神話〜エリスの受難2012/12/03(月) 01:43:49.87ID:z3mP7aaC
川辺の乙女エリスは、デーベン川の神の裔たる沃野の王デーベイオンと
花実の精霊の子であるレーアの娘である。

その美貌は名高く、天地に遍く響き渡り、
八百諸国の王達のみにとどまらず、天に座す神々の心さえ揺るがせた。
しかし、エリスは穢れを知らず枯れることなき花のように生きることを、
神々に乞い願ったため、神々は手を出すことを躊躇い、
王達もまたその美貌を遠く眺めるを以て諦めるほかなかった。

エリスが十四の齢を迎えたとき、神々は一つの決定をした。
彼女の美しさを永く愛でるため、
天界の食物である黄金の果実をエリスに送ったのである。
エリスは神々に深く感謝し、人の身から老いと死を奪う黄金の果実を口にした。

新たな美の女神が誕生を、天も地も為し得る最大の歓喜を以て祝った。
花々は咲き乱れ、鳥は高らかに歌う。
風は暖かく人々を包み、篝火は赤々と夜さえ焼いた。

しかし、誰もがエリスの美しさを讃えたわけではなかった。
エリスが不老不死の身となったことに、美の女神は強い危惧と忿怒を示した。
美の女神は、エリスが神の座に上がることで、
自身の立場が危うくなることを恐れたのだ。

美の女神は暴戻にして強暴を以て知られる蛮族、
ゼベ国の王ゼベグルドーオンを唆した。
ゼベグルドーオンは美の女神から、
デーベイオンの治める沃野とその娘、エリスを奪う許しを与えられ、
軍勢を率いて飛蝗の如くにデーベンに押し寄せた。

しかし、突然の蛮族の来襲にもデーベンの城は固く門を閉ざし、
ゼベの攻撃を寄せ付けなかった。
0359虚典神話〜エリスの受難2012/12/03(月) 01:44:39.11ID:z3mP7aaC
美の女神は一計を案じ、
ゼベグルドーオンに夜が更けたら城に一斉に攻め込むよう告げると、
自身は人の姿に化けてデーベン城内に降り立った。
そして、その妖しい色香で門の守兵の心を惑わすと、
デーベンの重い城門を開かせた。

ゼベの蛮族は怒涛の如くにデーベンに押し入るや、
動くものは悉くを殺し、動かぬものは悉くを焼いた。
美しきを穢し尽くし、富の全てを奪い尽くした。
デーベイオン王は果敢にも剣を執って戦ったが、衆寡敵せず、
刃の嵐に呑まれ、人の形も留めぬほどに切り刻まれた。
王妃レーアはデーベイオンの惨たらしい最期を目の当たりにし、
石の壁に頭を叩きつけて死んだ。
デーベンの国は蛮族に蹂躙され、一夜にして廃墟となった。

陽が昇ると、ゼベグルドーオンは焼け落ちたデーベンの王宮跡で、
早速祝宴を開いた。
ゼベグルドーオンは虜としたエリスの眼前で、
息絶えたレーア妃の亡骸を慰み物にした。
エリスには目を背けることを赦さず、
ゼベグルドーオンは息無きレーアの躯を何度も凌辱した。
陽が西に傾き出す頃には、レーア妃の亡骸は二目と見れぬ有様となっていた。
ゼベグルドーオンは死斑の浮いたレーア妃の腹に蛮刀を突き立てると、
脂でなまくらになったそれで一気に引き裂いた。
夥しい血が焼け焦げた石畳を汚し、土色した臓物が撒き散らされる。
ゼベグルドーオンはそのレーア妃の腹から内臓を掻き出すと、
代わりに枯れ枝を一杯に詰め込み、薪木の山の上に置いて火をつけた。
0360虚典神話〜エリスの受難2012/12/03(月) 01:45:25.20ID:z3mP7aaC
陽が沈み、辺りが闇に沈んだ中、
エリスは母を焼く炎と母の臓物に塗れて凌辱された。
ゼベグルドーオンは明々と照らされた中で、
蛮兵達に見せつけるようにしてエリスを弄んだ。
エリスは泣き叫び、慈悲を乞うたが、
そのさえずるような声が益々蛮王を猛らせ、蛮族共を狂喜させた。
エリスは数多の視線が注がれる中、
純潔を破られ、その身の不浄さえ穿たれ、探られた。
人の肉が焼ける異臭が漂う中、ゼベグルドーオンは執拗にエリスを辱め、
気絶することさえ赦さなかった。
蛮王は美しい物を汚し、辱めることこそを最高の栄誉としているようだった。

また陽が昇ろうとする頃、ゼベグルドーオンはようやく疲れて眠りに落ちた。
だが、蛮王が夢の境を彷徨っている間も、エリスに休息は与えられなかった。
蛮王が寝ている間は、蛮兵共が代わる代わるにその美しい躯を苛んだ。
ゼベグルドーオンは目を醒ますと、飽かずまたエリスを弄んだ。
エリスはこうして、十日十夜を不眠不休で蛮族に凌辱され続けた。

十日目の夜が明けた時、エリスは身も心もガタガタに壊されていた。
ようやく飽きを知り、鳴かなくなったエリスに興が冷めた蛮王は、
その細首を蛮刀で刎ねようとした。
しかし、不死のエリスの肌に刃は通らない。
ゼベグルドーオンはエリスの頭に何度も石くれを叩きつけたが、
泣けど叫べど頭が割れることはなかった。
ゼベグルドーオンが途方にくれていると、また美の女神が現れ、
ゼベグルドーオンに不死の肌を破る青銅の杭と、刃のない赤銅の鉈刀を授けた。
0361虚典神話〜エリスの受難2012/12/03(月) 01:46:39.45ID:z3mP7aaC
ゼベグルドーオンは女神の指図の通りに、エリスの矮躯に馬乗りになると、
その口を抉じ開けて青銅の杭を打ち込んだ。
声にもならない、獣のような声を上げるエリスを美の女神は指を指して嘲笑った。
ゼベグルドーオンは女神の言葉に従い、
大地に杭で打ち止められたエリスの手足を、赤銅の鉈刀で切り落とした。
刃のない鉈刀はすんなりと切ることができず、幾度も打ち下ろされた。
肉が潰され、骨が砕かれる激痛を超えた衝撃に、
エリスは身悶えして吼え続けた。

最後に、ゼベグルドーオンはエリスの腹に鉈刀を打ち下ろした。
白い肌が裂け、真赤な血が溢れる。
鮮やかな色をした内臓が飛び出した。
ゼベグルドーオンはその裂け目に手を入れると、
肋を割り胸を裂き、エリスの躯を無残に割り広げた。
手足を切り落とされ、臓腑の全てを晒し、
口腔を穿たれてもなお死を許されぬエリスを、美の女神は嗤った。
そして、その剥き出しにされた子宮に黒鉄の種子を捻じ込んだ。
種子はたちまちに芽を吹き、根を生やし、
エリスの躯を穿ち、締め付け、蔓を伸ばしてデーベンの廃墟に満ち満ちた。
女神は凄絶な快哉を叫んだ。

不死のエリスはこの樹に肉体を貪られながら永劫を生きる。
ゼベグルドーオンが、神々の命を承けて立った王達によって討ち滅ぼした後も、
その王達が死に、彼らの国が滅びた後も。
全てが伝説として、砂塵の中に掠れ消えても。
かつてのデーベン、今のエリシアルトと呼ばれる樹海の奥深く。
死を許されぬエリスは今もなお、苗床としてその血肉を木々に貪られて生きている。
(了)
0362名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 01:51:37.60ID:z3mP7aaC
厨二臭い上に、肝心の描写があっさりしすぎて反省。
でも、他に投げ込めるようなところがなかったので。
神話って、エログロの原点にして原典だと思うのね。
次はもっとがっつり濃厚に書けるようにしたいです。
0365名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 21:28:15.09ID:d4bO5ZF8
投下
らき☆すたのこなたとつかさです。




ピンポーン
「こなちゃん、げんきー?」
「元気だよ、つかさちゃん……」
 つかさちゃんが家に来た。
 ここ数日、学校に来ていない私のことを心配してくれたらしい。
「ありがと、つかさちゃん」
 無理に笑顔を作り、つかさちゃんを私の部屋に招き入れた。
 私は、私の分とつかさちゃんの分――二人分のコーヒーを淹れて部屋に持ってきた。つかさちゃんが持ってきてくれた駄菓子も一緒に。
「どうしたの、こなちゃん。疲れてるみたいだけど」
 こなちゃんにしては珍しく、私の様子を見抜いてくる。
「……嫌だな、元気だよー」
 ははは、また作り笑いをしてしまった。
 つかさちゃんには私の悩みなんて分からない。
 ここ最近、私は学校でいじめられてきた。クラスのみんなが私をあざ笑う、無視する。ごみを投げられる。水をかけられる。一番嫌だったのは、みゆきちゃんに「死ね」と言われたことだ。
「みんなこなちゃんのことを心配してるから、ね?」
 つかさちゃんにまで心配をかけてしまった。そういえばかがみんはどうしてるのかな。私の味方になってくれたのは、この姉妹だけだった。
 私がしばらく黙っていると、つかさちゃんがまた声をかけてきた。
「ね、お菓子でも食べよ。ね?」
 つかさちゃんのことが嬉しくて、涙が出た。
 私はつかさちゃんのことなら何でも言うことを聞く。つかさちゃんの持ってきてくれたお菓子を食べた。
0366名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 21:29:06.20ID:d4bO5ZF8
「おはよう、こなちゃん」
 どうしたんだろう、なんだかよくわからないけど、ねむってしまっていた。
「え、つかさちゃん?」
 よくわからない。起き上がれない。
 けどその原因がすぐに分かった。頭を動かしてみた。私は自分のベッドに磔にされていた。どんなに手足を動かしても、枷がそれを邪魔する。
「どうしたの、つかさちゃん。なんでこんなことを――」
「こなちゃん、もう学校に来なくていいんだよ」
 つかさちゃんの笑顔はかわいかった。けど、私は怖いよ。
「つかさちゃん、どうして――」
「黙ってね」
 いきなりお腹を踏みつけられた。さっき食べたお菓子が文字通り、こみ上げてきた。
「うあ……」
 しまった。私の吐いた物がつかさちゃんにかかった。
「ごめん……な…さい……」
 つかさちゃんに謝るしかなかった。私にはこれしかできない。
 きっとつかさちゃんなら、許してくれる。
 でも、現実はそうじゃなかった。
「もうこなちゃん、汚いなー。二度と私にそんな臭い口を開かないでよね」
 もう一回、お腹を踏まれた。今度はへその下あたりだった。
 私がこの現実から逃げたくて、暴れている間に、ベッドから離れたこなちゃんは私の部屋を荒らし始めた。
 フィギュアやパソコン、積み重ねてきたエロゲがみんな部屋中に散らばっていった。
 もう、つかさちゃんは私の味方じゃないって、ようやく分かった。
 もう、この世界にはたった一人で生きていかないと生けないんだって、そう思った。
0367名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 21:30:36.77ID:d4bO5ZF8
つかさちゃんが満足した表情で私の元へ寄ってきた。部屋にあった裁縫箱を手に持って。
 そして、つかさちゃんが私に跨った。私の横に、裁縫箱を投げつけた。
「もうこなちゃんに口なんていらないでしょ、だから私が縫ってあげる」
「嫌だよ、そんなの……」
 手足を思いっきり動かした。逃げたい、はやくここから逃げたい。
 でも、その手はつかさちゃんに届くことはなく、鎖がガチャガチャ鳴るだけだった。
 そんな私をよそに、つかさちゃんが針を手に持った。もう糸が通されていた。
「これ以上動かさないでね。動かしたら死んでもらうから。はさみで首をつつけば一発だもんね」
 つかさちゃんの笑顔と針が、私の口元に向けられた。
 私の口に針が触れた。
 そして、私の唇を貫通した。
「あああああああああああああああああああああああああ!」
 叫ばずにはいられなかった。糸に肉をえぐられ、するする、という音が私の耳に響く。
「だから、諦めろって」 
 多分、何発か殴られた。けどそれを覚えている余裕などなかった。
「あと10回くらい縫うからね。そしたら、もうおとなしくなっているよね」
 きつく糸を絞められ、口の動きがおかしくなった。
 体の一部分を奪われるみじめさ。私の心の叫びは、もう二度と伝わらない。
 
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。
 ぷす、ぷす。

 私の口の端から端まで糸を通された。
 糸の後始末をすると、つかさちゃんは嬉しそうに笑った。
 口だったものににじみ出てきた血を、つかさちゃんがタオルで拭った。
「んー、んー!」
 私はもうくぐもった声しか出せなくなっていた。いつの間にか流れていた涙はもう乾いていた。
「あーあ、青い糸だったのに。もったいない」
 また顔面を殴られた。
「ねえ、殴られた感想は? ……あ、そうか。こなちゃんはもう人間じゃないから、口がないもんね」
 あははははは――つかさちゃんの笑い声が響いた。
 暴れる気力も、抵抗する気持ちも、もしかしたらほんとになくなってしまったかもしれない。これ以上傷つけられないならそれでいい。なんでも従う。だからつかさちゃん、助けて
「次はどこがいいかな? その目が気持ち悪いから、まぶたを縫ってしまおうかな。そしたらどっちを先にしようかな」
 私の目を交互に指してくる。神様の言うとおり――つかさちゃんに憑いた神様は、私の右の目を指差した。
「でも――」
 でも、その指は、神様の意思は、私の股間に移動した。
「こなちゃんみたいなゴミに男は寄ってこないもんね」
 裁縫箱から裁ちばさみが取り出され、穿いているパジャマを、下着ごと切り裂かれた。
「使う必要がないなら、閉じちゃっても同じだよね。私は優しいから、使わないものから閉じてあげるね」
 再び針に糸が通される。
 そしてその針は、まだ他人に触れられたことすらない、私の大陰唇を貫いた――
 
 
0371名無しさん@ピンキー2012/12/10(月) 22:34:37.67ID:g/Cy4N61
「こなちゃん、おはよう」
 次に起きた時には、何も見えなくなっていた。気を失っている間に、瞼を縫われてしまっていた。
 悪魔ならなんでもやっちゃうよね――そう考えるしかなかった、諦めるしかなかった。
 手足は軽くなっていた。そのかわりに、首に丈夫そうな首輪をつけられているのがわかった。
「こなちゃん、ごめんね。出血を止めるのに時間がかかったんだ」
 接着剤で止めたんだけどね――そう言って笑った。確かに、ざらざらするところが何カ所かあった。
 突然、口の縫い目の隙間から何かをねじ込まれた。スースーする。
「こなちゃんのために、スープを作ったんだ。これならこなちゃんでも何とか食べられるでしょ」
 それがストローだとわかると、つかさちゃんが一旦部屋を出た。
 自分の身体はどうなっちゃったんだろうか。そう思い、まずは股間を触ってみた。
 くぱぁ、なんてもうできない。きっと私が男の人に悦ばれるようなこともないだろう。
 おしっこはどうしたらいいのかな、なんて考えてしまった。
 次は顔だ。
 私の口は二度と開かない。今となっては、もっと萌えを広めたかったな。
 目も開かない。何も見えない。あはは――ゲームができるって、どれだけ幸せなことだったんだろう。
 そう痛感した。人間の幸せってなんなんだろう――
「持ってきたよ、スープ。特製のダシでとったんだ」
 つかさちゃんが戻ってきた。おそらくはカップに入っているであろうそれを、つかさちゃんが近づけてきた。
「飲んでみて。気に入ってくれたらいいんだけど」
 ストローで吸ってみると、アツアツの液体が口の中に入ってきた。
 おいしかったのは確かだけど、何とも言えない変な味がした。そして、何かコリコリしたものが口に入ってきた。
 未だに下半身がむき出しになっていたから、とにかく温かいものは嬉しかった。
「このスープはね、こなちゃんの乳首と耳でダシをとったんだ。自分のものだから、おいしいに決まってるよね。
もちろん、クリちゃんも入れてあるよ。……どう、自分のクリちゃんの味は?」
 あわてて耳を触ってみた。
 そこにあるはずのものがなかった。
 あわてて胸を触ってみた。
 やっぱり、何もなかった。
 私は悪魔に弄ばれた。これ以上は我慢できなかった。
 目の前に拳を突き出した。それはつかさちゃんのどこかに命中した。
 すぐにつかさちゃんに殴り返された。熱いスープが身体にかかった。私の身体のパーツが床に散らばった。
「嬉しかったんだね、こなちゃん。そんなに喜んでくれるなんで、私も嬉しいよ」
 つかさちゃんは笑った。悪魔の声なんか聞こえない。耳の穴をふさいだ。
 聞こえるわけがない。そう思い込んだ。
「これからこなちゃんのことは、私が世話してあげる。毎日、こなちゃんの食事を作るし、お風呂に入れてあげる。
もちろん、洋服も私が仕立てるよ。それくらいはしないとね。料理が気に入ってくれたみたいだから、一番気合を入れるね。
学校のことは心配しないで。学校のみんなが見放しても、私たちは味方だからね。
お姉ちゃんも心配してるから、こなちゃんは元気だって伝えておくね」
 そう言ってつかさちゃんは帰っていった。
 こんなことを言い残して。
「こなちゃんみたいなゴミにも権利はあるから、また口を開くチャンスをあげる。
こなちゃんの首輪についてる鎖がたぶん届かない場所にはさみをおいたから、運がよかったらはさみを手に入れられるかも。
そしたら、自分で糸を切ってね。きっとまたしゃべれるようになるよ。じゃあね、また明日くるね」
0372名無しさん@ピンキー2012/12/10(月) 22:35:31.68ID:g/Cy4N61
以上です。
文章が下手ですみません。スレ汚し失礼しました。
0378名無しさん@ピンキー2012/12/15(土) 00:16:23.23ID:tb4yO4MO
バッチコ〜イ!

>>377
「版権もの」はおkか?・・・って聞いてるんだと思う
0380名無しさん@ピンキー2012/12/15(土) 17:21:02.58ID:GB5D8WGs
昔ここに投下された「月蝕」「月の裏側」は最高だった
あの系列の話誰か書いてくんないかな
0387名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 22:33:14.02ID:hKgr6smw
持ち運びやすいように斧と焼きごてでコンパクトにしてあげよう(親切)
0391名無しさん@ピンキー2013/01/08(火) 01:21:48.42ID:O4GOfkLI
まあ、このスレが賑わうようだと世も末って気はするがw
このくらいがちょうどいいと思う
0392名無しさん@ピンキー2013/01/08(火) 04:28:34.51ID:3UJLK+Zm
オリジナルSS掲示板の、元は毒どくからの古参NICE氏・MIKE氏たちは今どうしちゃったのか
サイトの故障を契機に言葉も無くいなくなったけど・・・
0393名無しさん@ピンキー2013/01/20(日) 10:30:23.25ID:+UHsZVas
街中でJKの足見てると中華料理屋に吊り下がってる動物の足とか思い出してしまって、
足の根元から両足切り取って舌で舐めながら味わったり、
くるぶしのあたりをつかんでぶん回して『レッグラリアットー!!』って言って遊びたくなるよね?
0394名無しさん@ピンキー2013/01/28(月) 04:08:08.60ID:OA5S7zXj
若い娘の太ももなら打撃系のダメージが好きかな。ローキックとかで痙攣するまで痛めつける感じ
んで、トドメに股関蹴りで失神&失禁
0397名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 14:48:33.13ID:TXPbp5L8
あ、じゃあ、自分書きます。

――――――――――

廃墟となった工業区画の一画に、猥雑な数人の声が響いていた。
がらんどうの倉庫にその声は反響し、けたたましく轟くが、
聞き咎めるものなど誰も無い。
声の主は十人前後の男共と、一人の女だった。

男共のなりはみすぼらしく、小汚い。
歯の抜けた顔や、刺青で反面を覆った者。
錆びたアクセサリをじゃらじゃら首から下げた者や、
赤色のドレッドヘアを頭頂で一まとめに結わえた者。
格好や顔貌は誰一人同じではなかったが、
皆一様に野卑な面構えであることだけは似通っていた。

その男共の輪の中に、どこから持ってきたのか、
ベッドが一つ置かれていた。
何処ぞの廃病院から持ってきたのであろう、簡素なベッドであった。

ベッドの上には裸に剥かれた女が転がされている。
目隠しをされ、両手にかけられた手錠は、
ベッドの枕元に伸びるフレームに繋がれている。
万歳をするような格好で、女はベッドに拘束されていた。

仰向けになった女の上で、一人の男が激しく腰を振っている。
グチャグチャと、いやらしい音が響く。
周りを取り囲む男共は密造酒を舐めながら、
その様子を薄笑いを浮かべて眺めていた。

「ぉう、ぉう、ぅおおおう!」

男が腰を女の股に押し付け、大きく身を逸らす。
男は、精を放っていた。
ボールギャグを噛まされた女は、口元から夥しい量の唾液を溢れさせ、
獣のように咆えた。

男共は手を打って、下劣な嘲声を上げた。

「おい、おめえ、さっきやったときから二分も早くなってるぞ」
「あんなガバガバな穴にブッ込んで、よくいけたもんだ。
コーラ瓶の方がまだ締りがイイんじゃねえのか」
「あの短小なら、ストローで十分だ」

女を犯していた男は息もまだ荒く、女の上を降りた。
0398名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 14:49:30.73ID:TXPbp5L8
「煩ぇ。俺の馬みたいなモンからしたら、
このガバマンでもキツキツなんだよ」

糸曳く雫を滴らす男のそれは、馬ほどではないにせよ、
萎えた今でも十分な大きさのものだった。

「それより、女の方だぜ。
最初のうちはあんなに泣くの喚くのだったのに、今じゃ自分から腰振ってきやがる。
すっかり薬に溺れちまいやがって」
「捜査局の違法薬物取締班だかなんだか知らねぇが、
ミイラ取りがミイラになっちまったんじゃあ、お笑い種だ」
どっと、男共が沸いた。

女は、男共の天敵だった。
若くして有能な捜査官で、男共が薬物の取引をする現場を押さえられたのは、
一度や二度のことではない。
この女のために逮捕された仲間は両手両脚の指を合わせた数より多く、
その場で射殺された者もいる。

男共は、復讐の機会を狙った。
当然女は用心し、常に二人以上で行動していた。
だが、つい一週間ほど前に、その機会が訪れた。
彼らが仕掛けた罠に女はのこのこ誘き寄せられ、
拍子抜けするほどにあっさりと、虜となったのだった。

彼らはまず、彼女の目の前で同僚の捜査官を撲殺した。
泣き叫び、慈悲を乞う声に耳を傾けるはずも無い。
青年捜査官は砂利に脳髄をブチ撒け、プレス機の錆になった。

前菜を片付け、男共はメインに移った。
男共はまず、彼女に償いをさせた。
彼女の手によって逮捕された二十人以上の仲間を、彼女の指に償わせた。
錆びたナイフで、手の指から順番に刻んでいく。
勿論、直ぐに付け根から落としたりなどしない。
一本一本、関節ごとにペンチで骨を潰し、ナイフで切り落とす。
女は始めは気丈に睨みつけていたが、片手の半分といかぬうちに、
悲鳴をあげ、両手が終る頃には殺してくれと哀願した。
男共がそれを聞き容れる筈はなかった。
気を失えば殴りつけ、傷口に焼き鏝を当てて無理矢理に目を覚まさせた。
二十本の指が焼け焦げの痕になった頃には、
女は抗うことも、声を出すこともなくなっていた。

男共は、女を裸に剥くとベッドに拘束し、薬物を投与した。
薬物は脳障害を惹起するほどの強烈な媚薬で、
主に闇社会で性奴隷を作るのに使われるものだった。
女は、遂に発狂した。
始めのうちこそ、理解を超えた異常感覚の怒濤に慄き、
貞操を蹂躙する残忍な力に悲鳴を上げたが、
一晩を越えることなく、凌辱の前に屈従した。

女は、男共の玩具に成り下がった。
0399名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 14:50:15.16ID:TXPbp5L8
昼夜の別無く、男共は女を犯し続けた。
女性器ばかりでなく肛門も抉じ開け、汚濁を注いだ。
男共は、最初は誰が最も早く女を絶頂させられるかを競おうとしたが、
乳首に触れただけで達してしまうため不可能と分かると、
今度は誰が最も長く堪えられるかを競った。
女のものは名器だった。
犯せば犯すほどに絡みつき、男共のタイムを縮めていく。
前の男より早く絶頂に達した者は、怒りに任せて女を殴りつけた。
それでも、誰も制止するものはなかった。

女は完全に我を喪失し、精液を搾り取るだけの肉塊となっていた。
己の中に、五分と男のものを容れていなければ、
泣き声を上げ、腰を揺らしてせがむ。
白濁した泥濘と愛液をだらだら垂らし、
尻穴までヒクつかせて強請るその痴態を、男共は指差して嗤った。
だが、そんな醜悪な遊戯も、三日もすれば飽きが来る。
女の肉体も、既に限界に達していた。

全身至るところに青痣赤痣が浮き、蚯蚓腫れが奔っている。
灰皿代わりに使われた臍には煙草の灰が溜まり、黒く汚れ、爛れている。
高く整っていた鼻はひしゃげて、口元には乾いた血がこびり付いていた。
金髪は、掻き集めた枯れ草のように汚れ、乱れている。

「おい、そろそろ潮時じゃあねぇのか」
歯の抜けた男が言った。
「そろそろ、用済みか」
緑色に染めた髪をオールバックにした男が、にたにた嗤いながら女に近付く。
女が身体をくねらせている。
オールバックの男は女の上に跨ると、その脚を掴んで大きく割り拡げた。
泥濘に塗れ、いびつに広がったままの女陰と肛孔が男共に曝け出される。
赤い内壁を視線に曝露する双孔は、グチュグチュと息づくように蠢いていた。

「おい。誰か、まだこのキッタねえ孔に ブチ込みたいヤツはいるか」
男共が、大声で嗤った。
「そんなとこに突っ込むぐれぇなら、豚のケツでも犯してた方がマシだぜ」
誰かの嘲りに、嗤い声が一層大きく膨らんだ。
「決まりだな」

女は自分の運命を理解していないかのように、
相変わらず身を捩り、虚ろに開いたままのそこを埋めるものを強請り続けている。
髪の毛を右半分はドレッドに、左半分を坊主にした男が、
オールバックに長銃身のライフルを渡した。
オールバックの男は女のボールギャグを外してやると、ベッドから降りた。
0400名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 14:51:57.23ID:TXPbp5L8
「おい、突っ込んで欲しいのは、前の孔か、後ろの孔か」
前歯が折れ、呂律の回っていない舌で、
女は必死の声色で懇願した。
「まへぇ、まへのあなにぃ、おまんこにひゅっこんれくらはい。
ぐひゃぐひゃにぃ、かきまわひてぇ、くらひゃいぃ」

男はどろどろの粘液が溢れる肉洞に、対物狙撃銃の銃口を突き込んだ。
「あ、ひ、ぃぃぃい!」
固く、冷たく、鋭い感覚に、女は身を逸らせ、衝撃を堪えた。
酒瓶の口を突っ込まれたり、鉄パイプで掻きまわされ、
既に淫楽に糜爛したそこであったが、今までにない異質な感覚に、
女は喘ぎを上げて自ら腰を動かした。
その愚かしい痴態とこれから起こる幕引きに、
男共の期待は爆発的に膨れ上がった。
「おい、誰か、目隠しをとってやれ」
オールバックの男に指示され、さっきの半坊主がアイマスクを外した。
涙で赤く腫れ、澱んでいた女の目は、
己の胎内に捻じ込まれたものを認めるや、瞬時に恐怖に支配された。
「あ・・・・・・」
「お望み通り、グチャグチャにしてやるぜ」
オールバックの男が、引き鉄を引いた。

血が霧となり、肉が飛沫になって飛び散る。
サーモンピンクの臓物と、白々しく白い骨の色。
壁際に吹き飛ばされた下顎には、まだ舌がついていた。
青い瞳の眼球が片方だけ、血に塗れて虚空を漠と映している。
形を残した手脚だけが、そこに人がいたことを主張していた。
水風船が割れるような音が響き、水風船が割れるように女は砕けた。

後には、狂ったような男共の哄笑ばかりが渦巻いた。

(了)

――――――――――
以上でごぜえます。
雑文お目汚し失礼いたしました。
0402名無しさん@ピンキー2013/02/01(金) 07:30:33.85ID:B/1dpOfJ
指切り、薬物洗脳、青痣赤痣が浮き、蚯蚓腫れ、灰皿と
いろいろ揃ってるのに描写が1ワードか1行だけのため
全体的に薄味だな
ラスト1/8でやっとグロ・リョナ小説になったというところか
0407名無しさん@ピンキー2013/02/03(日) 20:05:22.24ID:VWTh4uTg
油が剥き出しのアソコにハネればあるいは……?
それより出産直後の拡張された子宮に責めを加えたくなりそうだけども
0411名無しさん@ピンキー2013/02/17(日) 21:51:22.64ID:mtQr5CIY
医学が今よりも発達して人を脳だけでも生かしておけるようになったが
サイボーグ義体を作って脳を収めるほどの技術力はない近未来

旅客機の墜落事故で唯一の生存者が発見された
厳密には脳が修復可能な遺体と言った方がいいだろう
それは焼け焦げた生首だった、DNA鑑定の結果、頭部の近くで発見された
下腹部のみが焼け残った肉片が同一人物の物であることが判明した
それは婚約者に会うために搭乗していた若い女性だった

彼女は天涯孤独の身の上だった、唯一の身内と呼べるのは婚約者の青年のみ
彼にはあまりにも辛い現実と極めて難しい選択と僅かな希望?
かもしれないものが突きつけられることになる

彼女の脳と唯一残った体の部位である生殖器を本人の細胞から
培養した神経で接続して生かし続けるか、穏やかに脳死させるか
という選択だ、彼女の脳は意識はあるが一切の感覚がない漆黒の
世界にいる状態であり生殖器を接続すればコミニュケーションが
とれるかもしれないという、更に卵子を採取できれば人工授精と
代理出産で子供を作れるかもしれないという
迷った末に彼は生かし続ける選択をする

そして彼と彼女の生殖器を使ったコミニュケーションの模索の日々が始まる
0413名無しさん@ピンキー2013/02/17(日) 23:58:35.33ID:cryNyJyj
確かにグロでもリョナでも猟奇にもならなそうだけど、何だかそそる物がある。
あ、いちおうグロか。
つづきはよ!
0419名無しさん@ピンキー2013/02/23(土) 20:40:35.73ID:LDwXkcdV
メモ帳にでも書きためればそのうちSSになる、って言いたかったツンデレちゃんだろ
0420名無しさん@ピンキー2013/02/24(日) 00:38:30.25ID:NLCPkQfl
メモ帳に延々ネタ書き綴ってるけど未だにSSが出来上がらないぞ、どういうことだ
0421名無しさん@ピンキー2013/02/24(日) 17:55:10.98ID:pu7sCb4n
俺も飛び飛びで部分部分書いたのがだいぶ溜まってるけど、繋げてSSにはなかなかならないな。
つーか、冒頭のシチュ説明とつなぎのシーン書くのだるい。
0422名無しさん@ピンキー2013/02/25(月) 06:46:04.02ID:9SFtc/IX
ネタを書き溜める・精液を溜める・淫夢を見る・夢日記を書く・辻褄を合わす

まあ、第二段階で無理だな。
ただ、過疎ってんなら断片的なネタだけでも話の種になるしいいんじゃなかろうか。

ところで内臓って肺と心臓だけあれば生命維持できるって本当なのか?
その状態で栄養補給の注射すれば長持ちする?
0423名無しさん@ピンキー2013/02/25(月) 11:30:19.54ID:lNsS1gx2
永続的に生きられる範囲として

胆のう 全部取っても生きられる
胃 全部取っても生きられる
肺臓 片肺を取っても生きられる
腎臓 片方を取っても生きられる
副腎 十分の一残せば生きられる
甲状腺 五分の一残せば生きられる
肝臓 四分の一残せば生きられる
すい臓 三分の二残せば生きられる
腸 1mくらい取っても生きられる
大脳 片方の半球を取ると体の反対側の半身がマヒ。が、生命に別状はない
心臓 少しも傷つけられない

だってさ。
0429名無しさん@ピンキー2013/03/01(金) 15:06:01.17ID:10o2DWHA
>>427
>>423は自力で生きられる範囲なのでは?
人工心肺使えば、心臓なくてもなんとかなるしね。
0430名無しさん@ピンキー2013/03/01(金) 16:06:45.69ID:Msq+m6r3
>>429
>人工心肺使えば、心臓なくてもなんとかなるしね。

筒井康隆のSSにそんな話があったな。
大富豪がほとんどの臓器を機械化して・・・って話。
(オチは「社長(?)歯は現役なんですね」「いやコレは入れ歯じゃよ」)

でもこのスレ向けの筒井作品といえば
やはりイチオシは「問題外科」。www
0432名無しさん@ピンキー2013/03/02(土) 10:15:42.68ID:6LFVTmKl
死んでも裸を晒され内蔵まで晒される標本オチっていいよな
0434名無しさん@ピンキー2013/03/02(土) 22:05:20.15ID:V9ct7e6o
標本とはちょい違うが
昔やってた2時間ドラマの乱歩モノ(●●の美女シリーズ)に
殺された女が全裸で晒しものにされるシーンがよくあった。
夜9時〜とはいえ当時のお茶の間にとって
あのシーンはかなりどぎついモノがあった

そして原作はもっとどぎつかった・・・
「悪魔の紋章」では美人姉妹が
衛生博覧会の人体標本や、お化け屋敷の磔の罪人されたり

「蜘蛛男」ではこれまた美人姉妹が
レイプされた揚句即座に頃され
バラバラにされ石膏に詰められデッサン用の彫刻にされたり
水族館の水槽に押し込められたり・・・と

スレ住民好みの頃され方をするので
興味がおありなら是非ご一読を。
0435名無しさん@ピンキー2013/03/02(土) 22:38:40.86ID:dlhufZrz
何だったか宮部みゆきのドラマ化モノで娘と妻の死体の目に土が入ってて云々が凄く良かった
0436名無しさん@ピンキー2013/03/03(日) 23:56:13.25ID:dm6XwxH2
超有名原作のセーラ服と機関銃にそんなシーンあったよな
もう大昔のことでよく覚えていないけど
0438名無しさん@ピンキー2013/03/15(金) 16:56:43.34ID:Y3sGD7ni
ネウロに出てきた赤い箱が実際に事件として起こったら凄く興奮する
0439名無しさん@ピンキー2013/03/16(土) 06:38:25.25ID:29s46n+l
どうやって四角い箱にするのか、
製造工程が不明瞭だったのは減点対象だな、あれ。
0440名無しさん@ピンキー2013/03/17(日) 03:09:10.98ID:xIWdZ6Ag
ああ、生きている。 何だか酷く男が羨ましくなってしまった。
0441名無しさん@ピンキー2013/03/19(火) 21:07:44.69ID:4kQk6uaI
>>439
少年誌じゃなくなるやろw
しかしあの人は絵に特殊なセンスがあるからグロ系の漫画描かせたら面白そうだ
0442名無しさん@ピンキー2013/03/26(火) 10:09:59.10ID:CcchkKJ4
>>438
連載時似たような事件があって
あわや打ちきりか? とハラハラしたっけ。
0443名無しさん@ピンキー2013/03/28(木) 12:26:38.46ID:KJw0GXP6
>>392
昨日の朝に行ったら、オリジナルSS掲示板が見れなくなっていた・・・(´;ω ;`)
0444名無しさん@ピンキー2013/03/28(木) 13:46:38.25ID:efBzqaoa
軍人や騎士系のキリッとした強くてカッコいい女性を捕らえて監禁して、
指を一本ずつ切り落とし、腕の肉をナイフやピーラーで少しずつ削ぎ落とし、その後根元から切断
足は超高温の油で天ぷら状態にしてから切断、腕の肉と一緒に食わせる
泣き叫ぶ軍人または騎士の性器を完全に破壊し立ち直れなくする
消毒と称してアルコールの中にポイ、絶叫をBGMにして暴れる様子を楽しむ
動かなくなったら止血だけして毎日凌辱と暴行を楽しむ、壊れて神経が反応するだけになったらポイ捨て

そんな妄想をよくしている
0445名無しさん@ピンキー2013/03/28(木) 14:10:17.21ID:k83xZKtX
個人的に発狂させたりとか嫌いではないけどあまり好きでもないんだよね
どんな責め苦にも発狂できないような措置とかできないかしら
0446名無しさん@ピンキー2013/03/29(金) 14:23:37.19ID:SBZdIITc
PS3のリョナゲー教えてくれないか?
リョナゲームは天誅紅以降買ってないからもうわからない
敵も味方も女だらけなのが良いんだが、中々無くて…
0449精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:37:19.41ID:/m1EG2uK
要するに僕は、とことん感動しない性質なのだ。
どうにも人生がつまらない理由もそれであろう。なんというか、心が動かないのだ。

今だってそうだ。

先程殺した少女の死体を傍らにこうしてタバコなんぞ吸っている。
殺人者になった感慨もぼんやりとしたもので、一番キラキラした生命力の盛りである少女を嬲り殺したというのに、すでに日常に埋没しつつある。
そう、「なあんだ、こんな程度か」と、冷めてしまっている自分がいるのだ。もっと、ドキドキすると思ったのにな。
とかく妄想に耽りがちな僕は、事を成す前から想像ばかりが先行してしまっているため、現実に直面した時点ですでにそれは色褪せてしまっているのだ。
いつだってそうだ。現実は想像と比べてどこか味気ない。
0450精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:38:03.41ID:/m1EG2uK
昔から僕は、一般的に言われているグロテスクな画像みたいなものを好んで見ていた。
別に精神異常者というわけではない。カッコいいからといったことでもない。エロスとタナトスがどうのと講釈垂れたいわけでもない。
ただ、それくらい刺激が強くないと僕はどうにも感動というものが出来ないのだ。性根がとことんまで鈍感にできてしまっているのだ。
繊細な人間はちょっと画面に出血シーンがあるだけでキャアだのワァだのと言うが、僕にはその神経が羨ましかった。
過激なものを好むのは、決して褒められることでは、ない。
むしろ薄味なものをしっかりと感じ取れることこそ素晴らしいのであって、それが出来る人間の人生とはかくも感動に溢れていることだろう。
一方の僕ときたら、鈍感というか、愚鈍というか、魯鈍というか、常に鈍いという言葉が付きまとう。
そんなわけだから、刺激を強く強くしていかないと、なんというか、どうも心が動かないのだ。
みんなが感動する場面で、しっかりと感動できる。泣ける場面で泣ける。笑える場面で素直に笑える。
そうした人間に僕もなりたかった。そうすればこんな事件も起こさずに済んだだろうに。

「なぁそうだろ?」

死体は何も答えてくれなかった。
生前の苦痛に見開いた目は、もはや何も見ていない。
0451精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:38:59.47ID:/m1EG2uK
物心ついた頃から、そうした僕の無感動体質というものは目立ってしまった。
「あの子はちょっと変わってるから」などと言われ続けてきたが、裏での大人同士の会話の中で「表情が無い」という声を聞いたことがある。
まったくその通りで、誰が転校しただの誰がケンカしただのという出来事に、僕は敏感に反応することができないでいた。
よくもまぁ彼らは素直に笑ったり泣いたりできるものだと不思議に思っていた。もちろん、それを直接言葉に出すことはなかったが、他の子供はそれを察知していた。
彼らは僕の表情に、何か不吉な雰囲気のようなものを感じ取っていたのだろう。当然避けられたし、煙たがられた。
自分が普通の人間とどこか違うというのは、むしろ負い目であり、本当に変わった人間はそれを必死で隠蔽しようとする。
僕も僕で、それなりの負い目を感じていたものだから、なるべく表情豊かに、と取り繕って生きていた。
「なるほど、今のは面白いんだな」と思えば笑うフリをし、「これは悲しい出来事なんだ」と分かれば悲しい顔をした。ただし涙だけはどうしても流れなかった。
しかし、そうすることにより、僕はようやく周囲と馴染めて、人並みの平穏を手にすることができた。人並みの感性を持てるということは、途方も無く素晴らしいことだ。
親や親戚の前でも取り繕わねばならない僕が言うのだから、きっと間違い無いだろう。

そんなこんなで生きてきて、やがて思春期を迎えた。
友人たちが「変態だ変態だ」と言っている性的情報に、僕は積極的に接近していった。
それも当然だろう、初めて見たセクシーヌード写真集やらは、当時性的に無知な僕に鮮烈な感動を与えてくれたのだ。
まだ小学校の高学年程度であったが、その手のものを親に隠れながら熱心に探し回った覚えがある。
ところが中学生くらいになると、今度はそうした情報に飽き飽きしてしまい、もっと過激なものをと探し回らねばならなくなった。
射精の興奮というものを味わいたくて味わいたくて奔走する姿、今考えればなんと滑稽なことだろうか。しかし充実はしていた気がする。
0452精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:40:53.47ID:/m1EG2uK
やがて、どんなに過激なものを見ても新しい感動が味わえなくなった。
市販されている中でもかなり際どいとされるものを手に入れても、ネット上のどんな情報を見ても、限度というものがそこにはあった。
こうなると、本物の体験しかないと思ったのだが、そう簡単に女体というものが手に入るわけではないので、ここは妄想に妄想を重ねた。
「世の大人たちがあれほど熱中するセックスというものは、とてつもなく甘美で、脳髄をとろけさせるような刺激があるはずだ」
そう考えて必死にマスターベーションを繰り返したのだが、これが失敗だった。

偽りの人並みを演じながら生きてきた僕は、高校へ上がったころにはそこそこの人気が出るようになった。
なにせ、間違えないように間違えないようにとリアクションを考え続けてきたのだから、女子が好みそうな反応というものもすでに心得ていたのだ。
「なんてイヤなヤツだろうか」という良心の呵責も少なからずあったが「きっと教室中見渡すこの全員がそうやって生きているのだろうな」と考えることで心を軽くした。
やがて、彼女ができた。初めての彼女だった。もう記憶も薄れてきたが、そこそこの美少女だったに違いは無い。
恋愛というものにも熱中した時代もあったが、想像を裏切らないその女の子のリアクションに次第に辟易としてしまい、セックスさえ出来ればもう構わないだろうと思っていた。
しかしどうだろうか、自室に呼んだ際、実際に行為に及んでみたのだが、これが想像の遥か下を行く官能しか与えてくれず、僕は心底失望した。
何度も行為をしてみたが、すればするほど、腰を振るのも作業で、キスをするのも定型の仕儀にしか思えなくなったのだ。
0453精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:42:51.47ID:/m1EG2uK
何度か女を取り替えてみたものの、これも同じで、刺激に大した差異などなかった。
いや、本当は差異があるのだろう。あるのだろうが、鈍感にできている僕にはそうした機微が感じ取れずにいたのだ。
これが僕に大層なショックを与えたのだ。世間一般で言われているセックスだセックスだというものにほとんど興味を失ってしまった僕は、孤独になった心地がした。
単純に頭が悪いのかしらと思い、勉強などしてみた。それも結局は成績が上がるのみであり、かえって自分の置かれた状況を言語化できるようになってしまっただけに止まった。
受験勉強などは、完全に作業の一環としか感じられなかったので、およそ想像通りの成果が出たことに対しても感動など覚えられず、合格だ不合格だと一喜一憂するクラスメイトに混じりながらも、心が冷えていた。
大学に通い始めるのと同時に、風俗で遊ぶことも覚えた。

夜遊びを好んでいた先輩とやらに紹介され、色々な様態の風俗に行ってみた。
もちろん、新鮮な感動を覚えたのは初回のみであり、一度行った店に二度行く気がどうしても起きなかった。愚鈍な僕はすぐに飽きてしまうのだ。
様々なプレイができる店にも行った。SMだの、人妻だの、外人だの、女子高生らしき子がいるところだの、妊婦とセックスできる店にも行った。
それぞれがそれぞれの感動と官能を与えてくれたが、どうにもこうにも飽きが来てしまい、悪くすれば「なぁんだ想像よりも下か」といった有様。
その先輩は僕のことを「普段は真面目ぶっているがとんでもないド変態」と称してくれたのだけれども、本当にそうだろうか。
傍から見ればその通りかもしれない。でも、実際のところは通常の人間が味わえる感動を感知することができずに動き回っていただけに過ぎない。
この頃から友人に薦められてタバコも吸うようになった。
みんなが好んで吸うそれをどうして僕は見逃していたのだろうと、改めて自分の鈍感さに辟易したが、セックス同様、感動などそこに無く、気づけば日常に埋没していた。
ああ、いったい、刺激の行き着く先はどこだろうか?
そんなことばかり考えていた。やがて大学二年のとき、とあるフランス人哲学者のエロティシズム論というものに出会った。
「なるほど、禁止を侵犯してゆくことをエロティシズムと捉えているのか」
あまり熱心に読み耽ることはなかったが、そのことだけはなんとなく頭に引っかかり、そして僕は緩やかに犯罪者への道を歩んでゆく。
0454精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:44:38.44ID:/m1EG2uK
いったい、人はどうして盗撮だの強姦だのをするのだろう?
裸が見たければ風俗へ行けばいいし、乱暴なセックスがしたいならばそういうパートナーと出会えばいい。
なのに、犯罪という形でそれを行うことはつまり、タブーとされている領域に一歩を踏み込む高揚感ゆえだろう。
このタブーの部分が解除されてしまっては、つまり風俗などに行って裸を見るようじゃ、味わえないものがある。ゆえに彼らは性犯罪を犯す。
問題はもう少し複雑であろうが、その時点の僕はそれを結論とした。
そうなると、急に興奮してきて、犯罪をする自分を想像しては射精を繰り返した。その当時の彼女とセックスをしている最中も、頭の中でそれを思い浮かべて射精していた。
それは盗撮や強姦に限らず、痴漢、薬物、窃盗、強盗、児童、誘拐、監禁、拷問、殺人……。

その中では痴漢が一番手っ取り早かった。
胸や尻などを弄ぶことにより、通勤通学という日常を送る女性を、ひょいと犯罪空間という非日常へ連れ去るのだ。
「こんなに普通そうな子が、どうして」という年上女性からの反応。身を強張らせ必死に災いの去ってゆくのを我慢する女子生徒。
その瞬間はさぁっと目の前に虹色の興奮が広がった。「ああ、やはり自分はこういう運命なのか」という諦観も同時に味わった。
無論、これも繰り返すうちにつまらないものに変わってゆくことになるのだが。どうにも僕は刺激に順応してしまうところがある。
それでも、自分の方向性はこれだなという確信を持つ切っ掛けにはなったのだが。
0455精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:46:00.36ID:/m1EG2uK
下着の窃盗なども行った。大学内のサークルで遅い時間にシャワーを浴びている女の下半分の衣服などを盗んだときなどは愉快でたまらなかった。
あえて気付いたときの反応を遠目にも見届けずに帰るのだ。それが一等一番の方法であることに気付いたのだ。
そして一人暮らしのアパートに戻り、「ああ、あの子はどうやって帰ったんだろうな」などと妄想してはマスターベーションに耽る。
現実を見てしまうと急に興醒めしてしまう性癖があるため、あくまで想像の余地を残すということにしたのだ。
また、ヒッピーめいた友人に接近し、大麻を吸引してのセックスに及んだことがあるが、これはイマイチ朦朧としてしまい、成果は得られなかった。
しかし、自我をどこかへ追いやるということは好きになり、酒の弱いのを利用して泥酔することが多くなった。
気だるい昼間に目を覚ますと、洗面所の鏡には平凡な青年など映っておらず、どこか堕落の気配を色濃く纏った不吉な人間が映されるのみであった。



「犯罪ってね、意外とバレないもんなんだよ。僕は経験則でそれを知っている。衝動的に犯したものならともかく、よくよく考えて仕組めばそうはバレない。
 もっとも軽犯罪のみだろうけれどね。さて、君の場合はどうかな?もう半月になるけれど音沙汰も無いね。ひょっとしたら君は誰にも知られず殺されて、
 僕がのうのうと暮らしてそれでお終いになってしまうかもしれない。そんなとき、君はどういう気持ちになるんだい?」

目を見開き、口をあんぐりと開けている少女の死体は、小魚の干物に似ている気がした。
すでに生物としての何かを喪ってしまっているあの感じもそっくりだった。
物言わぬ死体に挑発的なことを呟いてみたのは本心からではない。単純にこれから行うことの興を増すため、演出を施しているだけなのだ。僕はよくそういうことをする。
するとどうだろうか。埋没したはずの日常から少しずつ非日常が浮かび上がってくるではないか。セックスの際に様々な言葉を弄して盛り上げようとするのと同じである。
この子は、まだ使える。僕はそう思った。
緩んだ腹部をゆっくり踏みつけると、生前とは違う柔らかさを感じ、喉奥からコポコポという奇妙な音が聞こえ、唇の端まで血液が込み上げてくる様子が見て分かる。
すると、生と死の輪郭が急にくっきりしてきたように思え、この鈍感な脳に強烈な刺激が起こった。
その体勢のままマスターベーションを行い、少女の顔面に精を放った。もはやまばたきもせず、精液はゆるりと黒目の上をすべって涙の跡と混ざったのだった。
0456精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:48:38.68ID:/m1EG2uK
大学も卒業が見えてくると、周囲の友人が急に忙しくなり始めた。
さんざ遊びまわっていた先輩も無事に内定を手にして、4月からは正社員として何某かの仕事をするようだと聞くではないか。
同学年にも、企業を目指して活動をする者もいた。話してみれば、彼は大層欲望が強く、とにかく事業を成功させたくさんの金が欲しいといった調子だ。
おそらく、そういう人間に僕はなれない。莫大な現金を手にしても使い道というのに困ってしまい、結局のところ右往左往と今までの生活を繰り返すのみだろう。
それに、金で買えるものに僕の欲望を満たしてくれそうなものはなかった。
車、家、えっと、それから他に何を買えばいいというのだろう。ほら、こんな調子では金稼ぎだ金稼ぎだと奔走はできない。
きっと社会で一生懸命頑張ってゆこうとする人間ならばスラスラといくつも挙げることができるのだろうが、それが僕と彼らの違いなのかもしれない。
親などの期待を裏切らないために社会人になろうとする人はもっと立派だ。僕は他者のためにそこまで動くことができないだろう。
もちろん、安定や安寧といったものはもっと退屈で、そうしたものを楽しめる神経がどうやら僕には無い。

ならば、どうしようか。当時の僕は珍しく真剣に自分の将来について考えた。
とかく感動が少ないせいか生きている感覚は他の人に比べてものすごく希薄で、犯罪を繰り返した末に逮捕されようとも、それで台無しになるほどの大切な「何か」を持っていない気がした。
僕には、高価な食べ物と、粗末な食べ物の区別が付かない。舌の細胞がどうというより、脳が両者の違いを処理してくれないのだろう。
「美味しい美味しい」と言って食べる人は本当に幸せなんだと思う。
映画を見ても、音楽を聴いても、絵画を見ても、旅行に行っても、みんなが「素晴らしい素晴らしい」と言えば言うほど、期待に満たない結果に終わって自分自身に失望する。
ああ、どうにもままならないな。そう思った瞬間だっただろうか、この事件を起こすことを楽しみに生きるようになったのは。
0457精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:50:08.08ID:/m1EG2uK
それからしばらく、楽しい時間が続いた。
僕が日常生活を送りながら考え続けたのは、僕の心を吃驚仰天させるような事件のプランを如何に立てるかであった。
考えれば考えるほど楽しくなってきたし、先程までの考えを覆すような魅力的な考えが思い浮かぶと嬉しくなった。
それでいながら立派に社会人を始め、それなりに平凡な生き方をしているだなんて、なんて愉快なんだろう。
僕はある時は内装業者になり、使いようによっては危険な工具の使用方法を確かめたりもした。
電気丸鋸は指などあっという間に切り飛ばすだろう。ドリルの刃は頭蓋骨も貫通するだろうか。先に錐で下穴を開けて徐々に広げてゆくのもいいだろう。
これほど太いビスなら手の平を貫通させてもそう簡単に外れることはないだろう。これほど錆びたカッターならば柔肌にギリギリと押し付けるように切り裂くことになるだろうな。
内装業で生活する者が、そうした危険物を購入することは不自然だろうか?友人たちは僕が大学まで出ておいて何故この仕事を選んだことを大層不思議に思っているようだが。
ある時は、金属加工業の派遣社員となり、劇薬の類なども拝借することができた。人体への影響と書かれた注意書きを見ると今すぐにでも試したくなる衝動に駆られた。
いったい、骨にまで到達して徐々に溶かしてゆく痛みとはどれほど神経を刺激するものなのだろう。これは必ず使用してやろう。
他にも出来る限り職を転々としてきた。意図的に動いていたこともあったし、適当に職を探してた時期もある。
友人からは、フラフラしやがって、大学出てダメになったな、などと言われることもあるが、僕には方向性の定まったテーマがあるから問題だとは思っていない。

塾の講師のアルバイトをしたこともあり、そこで女の子を物色した。
ここまで少女に接近し、ゆっくりと品定めをし、おまけに個人情報まで入手できるのだから実に良いものだ。
酷い目に遭わせるのは成人女性がいいだろうか?いいや、なるべく幼く、とはいえ幼すぎず、純粋そうな子こそ悪意の餌食にしてやりたい。そのほうが映えるというものである。
おまけに、古来から少女には神性が宿るとされているではないか。いつだって神事に立ち会うことができるのは処女のみだ。聖なるものこそ冒涜するのが楽しい。
悲鳴を上げるなら声はできるだけ綺麗なほうがいいだろう。容姿が秀麗であるのは言うまでもない。
健康そうな子であることも必要で、生命力の輝いていない子を死なせても面白くないじゃないか。そして何より繊細そうな子。
僕が人生を楽しめないことの対局に立っているような、あらゆる苦痛も敏感に察知できる子がいい。そう考えているうちに、いつしか犠牲者は決まっていた。
正社員だろうがアルバイトだろうが、辞めてしまえばその後が音信不通になろうとも誰もさほど気に留めることはなく、それから約一年後、決行した。
0458精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:51:39.32ID:/m1EG2uK
大雨の日、よく氾濫する川がいつものように荒れていて、そこを帰宅路にしている少女が失踪し、下流から靴や通学バッグなどが発見されたなら、まず警察の仕事は遺体探しではないだろうか?
片手間で不審者の情報を集めようにも、そもそも雨で人通りも少なく、傘や合羽で顔が見えないことに不自然は無い。遺体が見付からずに何日も捜索を続けることも、不自然ではない。

現場から十数キロ離れた山のほうに、廃屋があることを僕は知っていた。
大層ワインに凝っていたのだろう、地下室には数本ほど中身が入ったまま残されていた。
狭い地下室に散々響いたのは少女の絶叫。むき出しのコンクリは結局、それを遮り外へ漏らすことはなかった。
彼女は実に様々な悲鳴を上げてくれた。しかも、嬲り方によって、嬲る部位によって、声色は敏感に変化を続けた。
きっとそれぞれの痛みの違いを鋭敏に感じ取っていたのだろう。僕もそれを愉しみ、何度も何度も犯した。
時に泣き叫び、時に痙攣し、時に失神し、時に泡を吹き、時に歯を食いしばり、時に血を吐き、時に嘆き悲しみ…。
そのそれぞれが、とても新鮮で、僕の脳にいくつもの刺激を与えてくれたのだが、次第に官能の質は変わっていった。いつもの、あの感覚がやってくる予感がしたのだ。

拷問を続けて5日目が過ぎた辺りから、あれほど瑞々しく思えた叫び声も雑音にしか聞こえなくなってきた。
たしかに、少女は苦痛の差異を声に出して訴えている。それなのに、きっと受け取る側の僕が、それらの違いが分からなくなってきたのだろう。
犯すときだって、陰茎に伝わるものは普通のセックスと同じでしかなく、苦悶や恥辱の顔もずいぶんと見慣れてきてしまった心地がした。
夢が、ゆっくりと日常に埋没してゆくのが分かる。
あれやこれやと用意した拷問器具の数々も、何度か使ううちに結果が想像できてしまうようになり、まだ使用していない器具すらもおおよその展開が想像できてしまう。
それから更に数日間、嬲り続けたが、さしたる変化も期待できず、徐々に生命の弱ってゆく様子は単純な数式が描く下降線のように思えてならなかった。
もっとも、このままここで殺されると悟ったときの表情、楽に死なせてなどと血を吐きながら命を放棄した表情などは、僕に少なからず感動を与えてくれた。
しかし、僕が掬えたのはその程度であり、無限に時々刻々と変化を続ける少女の姿のほとんどは、感知することが出来ず通り過ぎていった。
どうやら、どこまでも、どこまでもこの脳は鈍感にできているようだ。こうまでしても、鈍感なのだ。救いようがない。
0459精神的不感症の男が起こした猟奇事件2013/03/29(金) 22:54:03.70ID:/m1EG2uK
いつの間にやら動かなくなった少女の、右太腿の切断面を火で炙ってみたが反応は無く、徐々に乾いてゆく全身の傷口を見て、心臓が止まったのを確認した。
ところが、完全に死なせるためこめかみの辺りに錐で穴を開け始めると、最後の命を振り絞るが如く暴れ始め金切り声を上げ始めたのはさすがに驚いた。
そこからドリルの刃を挿し込み、頭蓋骨を削りながら脳をかき混ぜると胴体を逸らせピンッと硬直し、しばらく後に脱力し、生命を吐き出した。
きっと両腕両脚があればもっと見ごたえがあったに違いないと、少しだけ残念に思った。

「屍姦も飽きたし、さて、どうしようかな」

僕は自分の思いつく限りの破壊をこの少女に施した。
この十数日間に、一生で味わう痛みの何百倍かを背負わせて嬲り尽くしたという自負はある。
精神的にも何度も痛めつけ、おそらくはこの子のあらゆる尊厳を踏み躙るだけ踏み躙っただろう。
しかし、そのどれもが、こうして思い返してみれば想像上の出来事よりも下回っていたような気がしてならないのだ。
そして、想像では今頃もっと充実感に満ち満ちているはずだったではないか。

「どうするかなぁ。どうせまた新しい子を殺したって、もう心は動かないだろう?」

行き着くところまで行き着いてしまった。その先には今までと同じ空虚が待ち構えていた。
鈍感であるということは、人生をろくすっぽ感じ取ることができないのと同じなのかもしれない。
その挙句がこの事件であり、事実、今でさえ僕はたいそれたことをしたとは感じられず、少女が僕のために嬲られ死んだという以上の意味を見出せないのだ。
なんて希薄な人間なのだろうか。僕はタバコの吸殻を少女の口内に落として捨てた。血溜まりの中、ジュッという音、そして少しの煙を立てて消えた。

「どうすればいいんだろう。どうして僕ばかりがこんなに退屈な思いをしているんだろう」

笑おうと思い笑ってきた。悲しもうと思い悲しんできた。その成れの果てが今の僕で、普通の人間はこういうとき純粋に罪悪感を覚えたりするのだろう。
この子は立派だった。少なくとも精神的不感症にできている僕よりも、ずっと。
自分らしく生きればいいだなんて言葉は嘘っぱちで、僕はもっとみんなと同じような感情を共有していたい。
それもどうやら叶わないと知ったならば、選ぶ道は一つのように思えた。
0460反省文2013/03/29(金) 22:57:57.88ID:/m1EG2uK
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体等一切関係ありません。

↑貼り忘れました。

男性視点の独白なんて誰が楽しめるんでしょうねぇ。
時折、こうした自分勝手な作品を書きたくなる病気が発症します。
感想など寄せて戴くとありがたいです。あと、ほとんど一発書きなので誤字脱字とか多いと思います。
そのあたりは、別の場所で投稿し直したときに加筆やら修正やらをするつもりでして。
0466名無しさん@ピンキー2013/03/30(土) 21:57:49.76ID:l0PrA4OY
もうちょっと書き込んでくれてたらもっと抜けたけどGJ。
0469桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:27:48.86ID:UygbKfhM
 


「桜色のシュシュを付けたポニーテールの女の子、見ませんでした?」

少女は道行く男たちに尋ねる。

男が「何歳くらいの子?」と聞けば、少女は「だいたい自分と同じくらい」と答える。

「この辺りで探してるってことは」と聞けば「そう、その子、売春婦なんです」と答える。

「君も売春婦なの?」と聞けば「今はもう足を洗ってます」と答える。

「分からないなぁ」と答えれば少女は「ありがとうございました」と頭を深々と下げて去ってゆく。
売春街に成り果てた古都の路地で彼女が探している子とは、いったいどんな子なのだろうか。
0470桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:29:02.46ID:UygbKfhM
この国も、かつては先進国だったそうで、それよりずっと昔は黄金の国とまで言われたそうだ。
しかし、現在はといえばわずかに先進国らしき面影こそ残されているものの、黄金の気配などまるでしない。あるのはコンクリートの灰色のみ。
そんなもんだから、大抵の人間が人生というものにまるでやる気を見出せない。希望という遺産が残されていない。
この国が緩やかに堕落していった過程を見てきた大人たちは、なおのことである。足掻くだけ足掻いた結果がこれなのだから、みんなしてしょげかえっている。
商売のできる有能な人間はとっくに海外に逃げてしまったし、少しでも向上心のある者も希望を求めて出稼ぎへ行った。
結局、この小さな島国に取り残されたのは無能な堕落者ばかり。悪徳の華が栄えるのには、いい土壌であった。

その島国の中でも、古くから観光産業で栄えていたこの土地には、今も外国人観光客が訪れている。
かつて、この国の貨幣も大層立派な価値を持っていたそうで、諸外国の中でも小金持ちの彼らはのんびり寺院など眺めて伝統を楽しみ、ゆっくりと土産物なんぞ買っていた。
いまやその事情も変わってきた。古き良きを楽しんだあとは、現在を楽しむのだ。ほとんど公然と形成された売春街で、この国の女たちは身体を売り始めた。
なにせ、彼ら観光客の持っている金の額といえば、一桁も二桁も上なのだ。悪くすれば月収や年収に近い額を財布に入れて歩いている。
それだけこの国の貨幣価値が、いや、この国の力が落ちているのだ。彼らはほとんどファーストフードを楽しむ感覚でこの国の女を買う。

貞操観念がどうのと言う割りに何故だか昔から性風俗サービスの充実していた国である。
それがこの有様となった今、そこから道徳観念が差し引かれて、性的サービスは限度を知らずに暴走を始めている。
たとえば、プロの売春婦を雇えば通常の様態で性交できるばかりでなく、一定の金額を払えば一日中貸切で連れ回すこともできるのだ。
彼女らは拙い外国語を駆使して着物姿で観光案内などしつつ、道中で乳房などまさぐられ、物陰でたびたびセックスをし太ももに精液を伝わせながら寺院を紹介したりする。
客が用を催せば混んでいるトイレなど使わず、彼らの大きなペニスを頬張り最後の一滴まで飲み干すといったサービスも行われ、これが好評だとか。
そればかりでなく、こうした専業の売春婦以外にも、道行く素人にも交渉次第で行為に及ぶこともできる。
金を見せればすぐについてくる女は多く、そうでない女でも乱暴に腕を引っ張り連れ込んでセックスし、金を置いて行けば彼女らも文句を言わず、事後的に成立するのだ。
強姦に近い形で買う客も後を立たず、それでも枕元に残された金がそのままそっくり慰謝料になり、訴え出る女もいなければ、仮に訴えた時点でとうに男は帰国している。
0471桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:31:47.82ID:UygbKfhM
この国の男性側も男性側で、自国の女がこんな扱いでいいのかとも思えるが、事実としてこうして観光客の落とす金は彼らの生活源になっているのだから止めることもしない。
むしろ、こうした売春が盛んな地域では働く男よりも身体を売る女のほうが稼ぎがあるので、男性の権威もくそもあったものではなく、女たちに頭の上がらない始末。
夫婦で寄り添って歩いているのを割り込まれ、屈強な白人黒人に連れ去られるのも指を咥えて見ている有様であるし、悪くすれば女の側に「また後でネ」とばかりに手を振られることもある。
むしろ観光客はそうした行為を楽しみにして来る場合も多く、カップルなんぞは彼氏と彼女両方に金を渡して、彼女のさんざ乱れるのを彼氏が見ているということもある。
こうなると一線を引くのが曖昧になり、タチの悪いのだと家庭に乗り込んで、そこの妻とセックスして長々と居座るほどである。文句など金で封じることができるのだ。
たしかにこんな状況となれば観光客としては夢の国で、こうしたものを目的として来ている者がほとんどではないかとすら思える。
行政は行政で、すでにまともに機能していないので看過するしかないが、一部の働き者が「非売春婦バッジ」などを配るようになった。
「私は身体を売りません」という意思表示なのだが、これがまさかの失敗。なんだかんだ言いつつも、大半の女は半ば自覚的にそれをつけず身体を売り続けるのだから行政も嫌になった。

これはまだ表層の部分であり、もっと奥まで行くと根深いものがある。
こうした性風俗産業のまだ発展していない地方都市なんぞは、もっともっと貧困に喘いでいるわけであり、育てきれなくなった娘をブローカーに売り渡して売春婦にさせる。
彼女らの扱いといえば、売られた時点で人権は皆無といえるので、かなり凄惨なことになってしまうのだ。
立派(というのもおかしいが)な売春婦となる者もわずかにいるが、大半はもっと薄暗いところへ追いやられ、合法も非合法もごちゃまぜとなった隙間に収まる。
つまり、社会的生活を送るのが困難になるようなプレイ、肉体的に、精神的に暴力を与えるようなプレイをさせられることになる。
その手の店となると、通常の風俗街よりもっと闇のほうへ追いやられ、何の変哲も無いマンションの一角や地下室など、看板すら出さないところで密かに行われるのだ。
店員は街行く観光客にそっと耳打ちを繰り返し、それとなく紹介、そこでの女性は基本使い潰しとなるので値段はやや張ることになる。
もちろん、外国人の財布にとっては安く、その国の人間とってはかなりの高価であり、儲けは女性の報酬にならないため店側のみが得をするという寸法だ。
こういう店を経営できれば裏では成功者で、通常の人々では手に入らないような額を手にして夢の国内脱出を果たすことになる。
0472桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:33:32.67ID:UygbKfhM
その手の店内に入れば、ショウウィンドに並べられた女性はたいてい全裸で、鎖に繋がれていることも多い。
プレイ内容は一覧表になっている場合もあるが、よりサディスティックに、より扇情的にするため、直接女性の身体に油性マジックで書かれていることもある。
当然ながら長くいる娘は不具者同様の見た目をしており、全身痣だらけの女などは、「殴打可能」と書かれたときどんな気分だっただろうか。
もちろん顔面への殴打は商品の価値を著しく下げてしまうため通常はNGだが、それも金次第で可能となる場合もある。
凄惨な悲鳴は待合室まで届き、観光客たちは怯える女たちを見て、大層な期待で舌なめずりをしながらゆっくり品定めを始めることになる。
指名を避けるように視線を外しながらも、指名されてしまったときなどは、これから受ける暴力に恐怖し失神する女などもいるとのこと。
なにせ、悪くすれば一晩のプレイで再起不能になるほどであるから使い潰しという表現がぴったりだろう。
資源国が自国のエネルギーを切り崩して売ってゆくように、この国の一部の地域では女性という資源を盛大に消費してゆくのであった。

「このままでいいっていうの!?違うでしょ、ねぇみんな!」

さてさて、ここで立ち上がったのは莉子という一人の少女だ。苗字は無いと言い張る。
自分を売った親を恨み苗字を自分で破棄したとのことで、決して名乗ろうとはしない。

どこで立ち上がっているのか、寺院や仏閣から離れた売春街の中心地からもう少し離れた、非合法の児童買春宿である。
では、みんなとは誰なのか。そこで身体を売り続ける少女たちのことである。
莉子はまともな教育など受けていない。農村の小学校を通い終わる間も無くここへ売られてきたのだ。
ゆえに、知識などはまったく無いのだが、それでも彼女は売春の合間に本を読み続け、一応の知恵を身に付けてきた。
ところがこういう少女というのは、他の少女から見れば厄介者に他ならず、自分の境遇をどうにか受け入れようと努力している者にとっては毒ですらある。
0473桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:37:29.09ID:UygbKfhM
「売るのは身体じゃなくて商品であるべきだよ。人間は商品じゃない。売買しちゃいけないものがあるってことをみんなもっと自覚するべきなの」

などといったことを滔々と説いていても、まともに聞くものはいない。
「まーた始まったよ」という視線が飛んでくるばかりである。それにめげずに今日も今日とて莉子は喚く。
そしてお約束どおり、飛んで駆けつけて来た宿のオーナーが莉子の腹にきついパンチを喰らわせ演説はお開きになる、これがここの日常風景である。

「あうっ、今日も言論人の腹が殴られたよう、げほっ、げほっ、」

身体をくの字にさせても、なおも口先は止まらないという傍迷惑な少女である。
なにせ10人ばかりの娘が6畳ほどの部屋に詰め込まれているのだ、こうも騒がれてはうるさくてたまらない。
洗濯等々の手間や経費を切り詰めたせいで、みんな全裸であり、それぞれ首輪に名前のプレートが付けられている。
体調管理のためのヒーターが備え付けられているものの、シャワーを浴びた後など寒くてたまらずお互いに肌を寄せて暖めあうといった人権無視である。
その中でもめげずに頑張り続ける莉子はたしかに偉い。偉いが迷惑だ。他の誰もがそう思っていた。

「こんなにひどい世の中なんだから変えなきゃいけない。そうでしょ、みんな、げほっ、力を合わせよう、げほっ、」

なにせ売られてきた存在だから表を出歩けず監禁状態の日々。待機部屋にずっと閉じ込められたままで暮らしているのだ。
とはいえ、そんなところから如何に自由を叫び訴えようとも、誰にも届かないので何も変わらない。
それを分かりきっているから誰も何も言わないのだ。日々の務めで体力精神力を消耗しているせいもある。
それなのになおもエネルギッシュに喋るのをやめない莉子は心底迷惑者である。誰もがそう思うように、同室の真子もそう思っていた。
0474桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:40:24.70ID:UygbKfhM
「アンタうるさいんだよ!待遇の改善を求めたければ店長に言いなよ!社会が変わって欲しければ大人に言いな!あんたの話は正しいかどうかよりも宛先が違うんだよ!」
「それができないからこうしてみんなに話してるんじゃん」
「あのね、目は閉じれば見えなくなるけど、耳は塞いでもちょっとずつ漏れて聞こえてくるの。アンタ、すっごい迷惑」
「でも、大切なことだと思うの」

真子は黙って莉子の腹を殴った。どぽんと柔らかい音がした。

「仕方ないでしょ。私たちはこうやってずっとやっていくしかないんだから。それが、すべてなんだから」
「げほっ、そんなのイヤだよ、みんなだってイヤでしょ、げほっ、」
「私は、それほどイヤじゃないけどね」

真子は莉子より少しだけ年齢が上の、利発なポニーテールの娘だ。
衣服が一切無いここで、せめてものということで持ち込んだお気に入りの桜色のシュシュで常に髪を結わいている。
これがせめてものオシャレであり、振る舞いなどなるべく普通の少女らしくいようとしていた真子だが、こうして全裸のまま細い足で胡坐をかいているあたりそれも疑わしい。

「いい?ここは古くからおもてなしの心を持った土地なの。真心をもって接してきたの。それが分かる?」
「真子から毎日のように聞いてるから、分かるよ」
「性風俗っていうのもサービスの一つなの。そしてその役割を与えられた私たちは誠心誠意をもってお客様に接する必要があるの」
「それは毒された考え方だよ、ふげっ、」
「みぞおちを庇ったから脇腹に喰らわせてやったわ。黙って聞いてなさい」
「言論人の肝臓が痛いよう」
0475桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:42:44.07ID:UygbKfhM
「私たちが愛をもってキスをする。愛をもって手で擦る、股で擦る、薄い胸で擦る。愛をもって口で受け止め、膣で受け止め、後ろで受け止める。するとどうなると思うかしら?」
「そのお客さんはまた来る」
「そう!そうすれば、ワァオ、この店は素晴らしい、この土地は素晴らしい、この国は素晴らしい、そう言って、帰国した後もウキウキ気分でまた来てくれるかもしれない!」
「来ないかもしれない」
「来てくれるように一生懸命サービスするの!で、お客様がもう一度来れば、飛行機も使うし、バスも使うし、電車も使うし、宿も使うし、」
「食べ物も食べるし、お土産も買うし、」
「その通り、そしてその度に彼らはお金を払ってゆくの。するとどうなるかしら?」
「私たち以外の人たちが収入を得てご飯を食べられるようになる」
「いいや、私たちだってそれで生活してるじゃない。現にこうやって貧しい地方から出てきても、この店にいる限り餓えることはないの」
「どんなに頑張っても毎日のようにオニギリの中身は鮭だけど」
「店が潤えばいずれイクラになるかもしれない」
「資本は末端に配分されないのが世の常だよぅ、あっ、ひっ、おえっ、」
「脇腹に来ると思ったでしょ?でも残念、その喉一度潰しておきたいと思ってね」
「言論人の命が苦しい」
「なにが言論人よ。あんたの言ってることは正論かもしれないけれど、そうやってみんなのやる気を殺ぐのが本当に言論人?違うでしょ?」
「偽りの希望をぶら下げて馬車馬のように腰を振らせるのは言論じゃないよう」
「偽りじゃない。事実、全国的にロクな雇用が無く、失業者ばかりで溢れかえっている中で、この古都だけは賑わっているじゃないのよ」
「そんなのイヤだ。犠牲の上に成り立ってる生活ってだけで心は貧しい」
「何事にも犠牲は必要なの。どうしてみんなこんなに一生懸命股を開いてると思ってるの?この国の人々が淫乱だからじゃない。みんなで、少しずつ痛みを分け合っているからなのよ。
 それが絆ってやつじゃない。しばらくはそれで食い繋いでゆくって決めたの。だらしない政治家が決めたんじゃない。みんなでそうやって決めたの」
「良いように良いように解釈するなよう!」
「悪いように解釈するのが悪いのよ!アンタはいつだってそう!言論人気取りのアホ連中は人々の希望を喪わせるのが仕事なの!?だとしたらヤクザだわ!」
「あっ、言ったな!ヤクザっていうならこの店のオーナーがそのまんまヤクザだ!」

オーナー、兼店長が飛んで駆けつけて、莉子と真子の腹を殴って去っていった。

「げほっ、オ、オーナー、この店はそういうサービスは行ってないじゃないですか、殴るのは莉子の奴だけにして、げほっ、」
「嗚呼、論客の腹が殴られてる、げほっ、もうお開きか、」
0476桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:45:01.60ID:UygbKfhM
鉄格子の向こうにはぴったりと雑居ビルがそびえており、陽の光が直接射すことは無い。
しかし、うすぼんやりと外が明るくなってきたのを知ってか、それとも二人のやりとりに呆れたせいか、他の少女はすでに寝ていた。
毛布だけは支給されているがそれも天日干しもしないため薄っぺらくなっており、心許ないものがある。
オーナーに殴られ仕方なく床についた莉子に、桜色のシュシュをほどいた真子が語りかける。

「莉子、まだ起きてる?」
「莉子はうるさい子だと言われたから応えません」
「そのままでいいから聞いて。さっき言ったのってね、みんなお母さんから聞いた話なんだ」
「知ってるよ」
「私の家ね、四人姉弟だったんだ。長女が私で、娘の中で売られていったのは私だけ」
「それもこの前に聞いた」
「でも、これは言ってないでしょ。お母さんも自分の身を売ったんだ。残されたお父さんと残りの妹を食べさせるために」
「それは、初めて聞いたかな」
「でね、そのブローカーの男が東南アジア系の人でね。昔、自分の故郷の子供が買われてたってことを怨んでいたみたいで、そのせいか、ひどい仕打ちを受けたの」
「どんな仕打ち?」
「お母さんは若くて綺麗なの。でも、私たち四人を産んだ身体だから『使える』かどうかって、試したのよ。一家全員の目の前で。
 普段みんなでご飯食べてた畳の部屋でね、お母さんが全裸になって、知らない男の人と重なり合って交わり合った。
 お母さん立派だった。自分の旦那と娘を目の前にして泣きそうになりながらもね、涙を振り切ってからは跪きながら唇で何度もペニスに熱烈なキスをしてたの。
 腰だって、こんな華奢な人のどこにそんな力がってくらい一生懸命振って、その姿見てお父さんも泣いてた弟も勃起しててね、アハハ。
 で、結局最後は笑顔を浮かべて三つ指ついてお礼を言ってお終い。あまりに見事だったのか、買値に少しだけオマケしてもらったみたい」
「…真子」
「なあに?」
「それってさ、その、なんていうか、」
「言いたいこと当てて見せようか?そのお母さんがただビッチだったってだけかもしれない、でしょ?」
「う、うん」
「この話には続きがあるの。お母さん、自分たちを養いきれなかったお父さんを軽蔑して、売られる日までセックスしなかった。
 その代わりに、そのとき勃起してた弟とお別れのセックス。お母さん国外に売られるっていうからね。たぶん二度と会えないし、きっと向こうで死ぬんだと思う。
 それでね、そのセックスに私も参加して、色々と教えてもらったわ。手や口の使い方とか。やっぱり私もビッチなのかな?アハハハ」
0477桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:57:59.51ID:UygbKfhM
「真子、悪いけど、私ドン引きしてる」
「それが正常な反応でしょ。でもね、私はお母さんが言ってたもてなしの心っていうのは本当だと思うの。少なくとも、そうやって信じることでこれから先が違うじゃない?」
「うん…」
「できるだけ前向きに生きようよ。こんな地獄にまで落ちてもさ」
「あのさ、真子」
「ん?」
「さっきは、なんかごめんね」
「あはっ、気持ち悪い」
「私は私の言ってることを撤回する気は無いけど、でも、言論を振り回して暴れるのはちょっと控えようかな、って気に、なった」
「なにが言論よ。まぁ、アンタは好き勝手やってなさい。そういう子だし。それより、あまりお客様に気に入られないと異動されちゃうわよ?」
「なるべく気をつける。おやすみ」
「おやすみ」

太陽が高く昇ってきたなら、それは彼女たちにとって深夜である。
故郷での日焼け跡もすっかり消え、青白い肌には、昨晩の行為の跡だけが残っている。

この時代の国々は、勝者が敗者に、敗者が勝者にひっくり返るなど起こり、どこか秩序というものが世界的に失われてしまった。
それまで築き上げてきた世界共通の道徳観念は新規覇権を握る国が変わるたびに変わりゆき、常識というものが曖昧になってしまう時期も訪れたりする。
そんな混乱期に、力を失ったこの小さな島国は笹舟の如く煽られ、転覆するたび獰猛な諸外国に食い物にされてしまうのだ。
特に、かつて売る側だった国は、買う側になった途端に大喜び。品性が無い連中までもわざわざ足を伸ばして女を食べにやってくる。
そんなわけで、児童買春宿は東南アジアの人々を中心として多く訪れ、客が途絶えない。莉子も真子も彼らを相手に腰を振るのに忙しい。
0478桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 15:58:47.92ID:UygbKfhM
何人もの客の相手をして待機部屋に戻った莉子は、ふらふらになりながらも毎回決まった方角に向かって手を合わせる。

「今日のお客さんがみんな疫病に罹って死にますように」
「アンタも暇な奴だね」
「いいの、日課なんだから」
「そうやって毎日を呪いながら暮らしてると呪われちゃうよ。そんでもって、精液はちゃんと拭ってから祈ること!もう、畳がベトベトじゃない」

こんな状況に置かれても少女たちは次第に環境に慣れてゆくもので、日々の務めによる精神的ダメージも緩和されつつある。
こうなると、彼女らは十代前半らしいキャイキャイした部分を見せ、待機部屋は賑わう。
こうした適応能力は直視するには厳しい現実へ対応してゆくために、自分の感覚を麻痺させているためだろうか。時折びっくりするくらい深刻さが消えてゆく。
真子も男性器を受け入れることに抵抗がなくなってきたし、作業のように腰を振るようになってきつつある。
しかし、莉子はといえば来た当初からこの呪いの儀式などを続け、今日まで来ているという執念深さだ。すでにみんな呆れ返り、相手にするのは真子くらいだろう。

「ちなみにね、そっちの方角に神社とか無いから」
「えっ、うそ」
「正しくはもうちょいあっち」

小柄な莉子の身体は脇の下から抱えられ、くるっと20度ほど回転させられた。
真子はといえば莉子よりもかなり大人びた体格を持ち、胸こそ薄いもののだいぶ成人女性に近い身体をしている。そのため、莉子の身体をそれとなく気遣うこともある。
欧米人を数人同時に相手にする仕事が莉子に回ってきたときなどは、代わりに真子がやると言い出したほどだ。
結局、これが通ってしまったのは、莉子の客に対する態度の悪さが原因だろう。真子なら安心ということで店長も頷き、客からも了承を得た。
プレイ中、(このサイズじゃ莉子には入らなかったろうな)と思いながら、一方では、(余計なことしちゃったかな)と後悔もしていた。
0479桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:00:22.98ID:UygbKfhM
ところが戻ってみると、莉子に複雑そうな表情を浮かべながらも意外にも素直に謝辞を述べたではないか。
そのとき、莉子は(あれ、色々言ってる割に、分かってない子なのかな)と思った。仕事を奪われて立場の悪くなるのは莉子のほうだというのに。
この店は非合法ながらも、ある意味で健全な店なのだ。年少者が働いているというだけであり、サービス内容に過激なものは揃えていない。
なので対応が悪ければ客を回されることが減るし、客を取れなくなれば、さらに悪質なところへ売り飛ばされることもある。そうなれば健常者でいることすら難しくなる。
(なんていうか、そういうのを察することができないのがこの子なんだよね)と、口に出さねど率直にそう感じた。
莉子の身体の小さいのも手伝い、真子は出来るだけ、口だけ大きいだけのこの少女を守ってやりたいような気にもなった。

こんな莉子だが、時折、驚くほど深刻な表情で俯いていることもある。それを見たとき、本当はすごく傷だらけの子なのではないかとも思った。
大抵の少女は先述のとおり慣れてゆくものだが、もう二年も経とうかというのに未だ疑問を口にするし、自分を売った母への恨みを引きずり続けている。
どうにかならないのかと考えて真子が口出しすることもある。それもいつものやり取りになり結局はオーナーのボディアッパーで決着がつく。
そんなこんなで、二人の関係は続き、迷惑者とその世話役という立ち位置を、お互いに否定しながらも受け入れているのだ。


そんなある日に事件が起こった。乱交をすることになったのだ。
この店ではたびたびこうした注文が入ることもあり、真子を含め複数の少女が同時に男たちの相手をすることもあったが、この日は莉子と真子の二人が指名された。
両者の対極的な身体を楽しもうといったところだろうか。年齢の割りにかなり胸の大きな真子に対し、莉子はぺったんこで二次成長が始まっているのかも疑わしい。
ともあれ、こうしたことは初めてであった。
真子も戸惑ったが、莉子も戸惑っている。他の少女となら同僚的な関係なため気にもならないが、真子も莉子も、いつの間にか互いに友情らしきものを覚えている、
久しぶりに、真子の心臓が高鳴っている。あの母親との一件を見て心のヒューズが外れてしまったものと思っていたが、またこんな感覚を味わうことになるとは。
桜色のシュシュを巻き直し、ポニーテールを整えて気合を入れた。
0480訂正2013/04/03(水) 16:01:56.57ID:UygbKfhM
訂正↓

ところが戻ってみると、莉子は複雑そうな表情を浮かべながらも意外にも素直に謝辞を述べたではないか。
そのとき、真子は(あれ、色々言ってる割に、分かってない子なのかな)と思った。仕事を奪われて立場の悪くなるのは莉子のほうだというのに。
0481桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:04:06.12ID:UygbKfhM
「よろしくね、莉子」
「…うん」

待機室を出てからというもの、ずっと莉子の表情は強張っていた。
いつになく伏し目がちになり、こうした感情をまるで隠せないのが莉子なのだと真子は思う。

「莉子、そんな顔してお客様に会っちゃ絶対にダメだからね」
「え?なんで?」

きょとんとしている莉子を見てきょとんとしてしまった真子である。
(あれ?この子、ひょっとしたら本当におかしいのでは?)と、真子はそう思った。

「ねえ莉子、ひょっとして、いつもいつも、そんな顔でお客様に接してきたの?」
「なんで?なんでそんなこと聞くの?」
「なんでって、分かるでしょそれくらい」
「そんなの、分からないし、考えたくもないよ」

真子は待機室を出るまでの莉子の姿しか知らなかった。
もちろん、誰だって明るい表情で出て行くわけではない。それでも客の前ではそこそこの表情を演じているはずである。
この店の需要はそういうところにある、ということを知らずに、莉子は何を一端に語っていたのだろうと呆れ、真子の中に怒りが込み上げてきた。

「…このバカ!そんなんだからアンタ人気出ないのよ!あーだこーだ垂れる前に自分の置かれた状況考えなさい!」
「なんで、真子にそんなこと言われなきゃ、」
「アンタ自分で役立たずなの自覚してる!?あの部屋でのアンタの立場も危ういし、オーナーだって、そのうちアンタをもっと酷いところへ売り飛ばしちゃうよ!?
 おかしいと思った!アンタ髪の毛だって整えようとする気まったくなくて、いっつもボサボサじゃない。自覚が足りないのよ自覚が!」
0482桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:06:14.63ID:UygbKfhM
真子は思わず莉子の髪の毛を鷲掴みにしていた。
身長にして10cm近く違うと、莉子はいくら抵抗しようとも振りほどくことができない。

「放せ、放せ、」
「グダグダと自分の境遇に嘆いてる暇あるならっ、目の前の仕事のことをもう少し考えてよねっ」
「なにが、なにが仕事だよ、なにが役目だよ、なにが、なにが、立場だ、売春婦の自分を認めるのが、そんなに、そんなに立派だっていうのかよ!?」

ようやく莉子を開放した真子は吐き捨てるように言った。

「立派だよ」

肩で荒く呼吸をしながら睨み合う二人は、やがてどちらともなく客の待つ部屋へと歩みを進めていった。
まるで唾でも吐くように言い放った「立派」という言葉は、他でもない真子自信の胸に違和感として残っていたのだった。

先に待っていたのは欧米人風の男が四人。
背丈も高く、恰幅が良く、精と脂でギトギトした風貌で、この性欲をすべて受け止めるのは大変な仕事になると真子は思った。
先程までの苛立ちを振り払うと笑顔を浮かべ、首元に付けられた奴隷の証を見せつけ、おそらくはカタコトとしか受け取られないであろう英語で挨拶をする。
すると返ってきたのは聞きなれない言語。まいったな、これじゃ意思疎通は図れなさそうだ、と思いふと莉子のほうを見ると、さっきまでの勢いは消えて怯えた顔で固まってた。

「莉子、ここはそういう店じゃないんだから挨拶しな」
「…なんで?」
「誤解されちゃうんだよ」

誤解、という言葉がきちんと莉子に通っていたかはあやしい。
男たちとシャワーを浴びている間も、身体をまさぐられるたびに莉子は露骨に嫌な顔をして身をよじる。
きっちりと愛撫を受け止めていればいいものを、真子は次第に広がる危険な雰囲気から注意を逸らそうと、四人の男たちの手を一身に引き受けた。

「そこに一人で立ってちゃ不自然でしょ。莉子も背中側からでもいいからサービスするんだよ」
「…うん」

たぶん莉子が動いたのは莉子自身の意志ではないだろう。そんな顔をしていた。それが真子を苛立たせる。
ベッドへ向かってからも同じで、笑顔を絶やさない真子に比べて莉子は常に無愛想な表情を浮かべていた。
0483桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:07:59.68ID:UygbKfhM
「莉子、もういいからさ」
「え?」
「そのままの顔で構わないから、アンタ、ずっと咥えてな」
「…分かった」

不安や怯えが表面に出てきてしまうのがこの子なんだろうなぁと真子は思った。
きっとこの子は順応性が極端に低く、他の子たちのように感覚を麻痺させるということを知らないのだろう。
だからこそ今更のようなつまらない疑問などを口にしてしまい、いつまで経っても痛みを感じ続けてしまう不幸な子だ。
あんな小さな唇が、サイズの大きな男根を包み込んでゆく。ふだんああやって好き勝手やっている莉子を知る真子はなんともいえない気分になった。
真子自身は淫乱を気取って喰らい付くようなディープキスなどを演じ、やがて自分の指でペニスをあてがい、軽快な音を立てて腰を振り始めた。
奥深くまで食い込んでくる痛みを感じながらも、わざとらしいくらいの甘美な喘ぎ声を上げて男たちを喜ばせるのだ。
莉子が口で立たせて、真子が膣で受け止める。そうした流れでいいでしょ?という真子の考えは、言語にしなくても男たちの間でも了解を得られた。
ところが、一人目が射精したときのことであった。

「莉子、こっちの人、終わったから綺麗にしてあげて」
「口で?」
「そう、ちゃんと舐め取ってあげな」
「…イヤだよ。真子ので濡れてるし」

この言葉にカチンときた。笑顔を忘れて、つい莉子の耳を乱暴に引っ張ってしまった。これが男たちにどういうふうに受け取られたか。
(いけない)と思ったときにはその雰囲気は広まっており、このサービスの悪い陰鬱な少女に、サディスティックな感情がぶつけられた。
真子の行動に便乗する形で、男の一人が莉子の頭を大きな手の平で引っ叩いた。それに対し、莉子は怯えよりも反発の顔で向き直った。
こういう生身の反応を見た彼らの目に、暴力的な支配欲が灯る。
0484桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:09:45.74ID:UygbKfhM
「やめな、莉子!」
「もうやだよ、こういうの」
「莉子、黙って咥えなさい。もう喋らなくていいから」
「…なにが立派だよ。自分から進んで嬲られることの、どこが立派なんだよ」

莉子はいつだってそうだ。真子のように、考え方を変えて自分を満足させるということを知らない。
莉子の話を聞いていると、時折真子も無性に不安になってしまうことがある。心の生傷を覆うかさぶたをバリバリと剥がされて外気に触れて痛んでしまう。
母親が目の前で乱れた姿を見て、母と弟と乱交して、売春宿で腰を振って、そんな境遇に立派な解釈を付け加えても、痛いものは痛い。
しかし、それらを覆い隠さなくては生きていけないのだ。誰だって、みんなそうやっているはずだ。生身で生きている莉子はすでにボロボロなのではないか。
はたして莉子は変わり者なのだろうか。ひょっとしたら、あの奇行の数々は、ここに来ておかしくなってしまったせいではないだろうか。

「分かった。分かったけど莉子、それでも目の前の仕事は果たしな、それでないと、アンタ、」
「仕事だっていうなら給与と自由くらい欲しいよ。選択だってしたいよ。なのに、売られて身体を食い尽くされて、それで誇りなんておかしいんだ、間違いだらけなんだ、」
「莉子、だから言葉の宛て先が違うんだよ。そういう文句は外へ出て社会全体へ言いな」
「外へ出ることすら無理だからここで訴えてるの!分かってよ!」
「莉子!黙ってさっさと舐めな!」

次第に男の興味は真子の身体よりも、莉子のほうへ移っていった。
二発目の平手は柔らかい頬を叩いた。重みのあるビンタで、衝撃のあまり莉子の首は曲がる限度まで回転した。
今度は向き直るよりも早く三発目のビンタが飛んだ。立て続けに腹に蹴りが入った。熱気はエスカレートする一方であった。

「待ってよ、そういうことしていい店じゃないの、お願い、誤解しないで、」

そんな言葉はまるで届かず、さっそく男がうずくまる莉子を仰向けにし喉奥に濡れた男根を捻じ込み始めていた。喉仏のあたりが不自然に盛り上がった。
細い手足で苦しみを訴えるものの、それすらも巨体にのしかかられあっさり絡め取られてしまった。小さな身体は圧迫されそれだけで莉子の生命力は奪われてゆく。
これは争いではなく一方的な暴力だ。室内にはピリピリした興奮が満ちて真子は竦んだ。それでもどうにか冷静さを保ちながら、内線電話を取った。
0485桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:14:57.37ID:UygbKfhM
「オーナー、暴力行為が始まってます。莉子が襲われて危ない状況です。サービス中止してもいいですか?」
「―――真子、お前は大丈夫なのか?」
「はい、私はなんとか平気ですけど、」
「―――お客様へ繋げ」

莉子の犯されるのを手持ち無沙汰に見守っていた男の背を叩き、電話を代わった。
数分間、なにやら話している様子であったが、その数分の間にも莉子は抵抗する力を失い、どんどんと壊されてゆく。
男根を乱暴にねじ込んだだけで膣の入り口は裂けてしまった。男が腰を叩きつけると内臓が振動したのか、先程喉奥に出された精液が胃液と共に溢れてきた。
何かしらの判断をし、適切な処置をしないと、おそらく莉子はダメになる。肉体的にも精神的にも、風俗嬢としても人間としても。早く、早くしないと。
そして電話の男は他の男に何度か確認を取り、受話器を置いた。
その次に灰皿の中身をぶちまけ、なんの躊躇いも無く莉子の頭に叩き付けた。

「え?」

莉子は悲鳴を上げてのた打ち回っていたが、それも絡め取られ、もう一度灰皿の角で殴られた。
更に殴られた。三度殴られ鮮血が飛び散った。

「なんで、どうして、もう終わりでしょ」

真子には手で『お前は帰れ』というサインを送ってきた。
真子は理解した。この男たちは莉子の身体を壊す権利を買ったのだ。そして店長は金で売ったのだ。
どこまで売り払ったのかは分からないが、莉子の身体は莉子のものではすでになく、オーナーと客との契約の中でのみ生殺与奪が決められている。
あのオーナーも結局のところは私たちを商品としか見做しておらず、金になると分かれば人情など介入する余地も無く、血を売って金に換えるのだ。
きっとこの部屋を出たらどこかもっとハードな店へ売り飛ばされ、二度と莉子には会えないだろう。そう理解した。
0486桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:17:55.39ID:UygbKfhM
「莉子!」
「…真子、痛い、た、たすけて、」

腰を持ち上げられ後ろから突き刺されるたびに血は飛び散り、莉子の肺から呼吸が押し出された。
他の男たちはといえば、その様子をタバコをふかしながら眺め、その表情は珍しい土産物を見るような熱の低い興奮しかなかった。
大したことではないのだ。ちょっとした気まぐれで踏み躙っただけなのだ。きっと母国へ帰ってからは日常に戻り、土産話として語る程度かもしれないし、忘れるかもしれない。
莉子の負うダメージの深刻さに比べ、突く男の表情は娯楽じみていて、時折ロデオのような雄叫びを上げて楽しんでいる。
そんな程度なのか、私たちの存在なんて。あんまりにちっぽけすぎて、そして惨めだ。真子の中から今までの理念が吹っ飛んだ。

「真子、あっ、うっ、真子、真子、たすけてよ、ぐっ、いっ、痛いの、」
「ごめん、きっと、無理」
「…あっ、あっ、むっ、無理なの?」
「ごめんなさい」
「だったらさ、おっ、教え、教えてっ、こういうとき、どういう考え方をすればっ、あぐっ、うっ、真子みたいにっ、前向きになれるのっ、私、分からない」
「どういう考え方をすればって、」
「きっと、私っ、これからっ、もっとひどいところへ行くんだと思うっ、あっ、あっ、私、きっとっ、今のままじゃ耐えられないっ、耐えられないのっ、
 もう意地とか張らないから、なんでも信じるからっ、受け入れるからっ、だから、真子みたいに、つらくならない考え方っ、教えてっ、あぐっ、がっ、あっ、あっ、」

繋がったまま起き上がらせられ騎乗位になった。力を失った頭は突き上げられるたびにがくんがくんと振れ、血を撒き散らす。
ぱっくりと割れた傷口から伝う鮮血は額を赤く染め、ぽたぽたと身体や太ももに零れ落ちていった。壊れてゆくのは身体ばかりでなく、心もだろう。
やがて周囲の男は莉子に腰を振れと命じ、動けない莉子の頭をさらに灰皿で打った。悶える莉子の背や腹を他の男たちが殴った。
0487桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:20:14.32ID:UygbKfhM
「…真子、真子、私、どうすればいいのかな」
「どうすればいいかって、そんなの、」
「真子みたいになればいいの?」
「え?」
「真子の笑顔、すごく綺麗だったよ、私ずっと見てた」
「莉子…」
「真子みたいにさ、笑顔で腰を振ってれば、私、助かる?救われる?」

途端。
莉子は真子が乗り移ったかのような笑顔を浮かべた。私、こんな綺麗な表情してたっけ、と真子は思った。
パチン、パチン、と軽快な音を立てて、腰を振り、大いに乱れ、瑞々しい喘ぎ声を上げた。

「どう?なかなか上手く演じてると思わない?」
「うん、上手だよ莉子」
「こうしてれば、私もう、つらくない?」

血塗れの笑顔に男たちは盛り上がり、おそらくはキチガイだキチガイだと囃し立てているのだろう、室内に雄叫びが広がる。
その頬に今度は横から灰皿を叩き付けた。ベッドから離れたところに、奥歯の落ちるコツンと陶器のような音が響いた。
それに怯む様子も無く、莉子は笑顔を浮かべていた。それどころか余計に腰を振り、身体をくねらせ口から吐いた血を胸に塗りたくった。
きっとどんな暴力や理不尽を受けようとも、この莉子ならば受け止めるだろう。受け止め続けるだろう。
でも、それでいいのだろうか。言葉にできない違和感が真子の胸を覆った。

「あははっ、みんな喜んでる、喜んでくれてる、これで、これでいいんだよね」
「莉子、聞いて」
「なあに?今ね、私、全然痛くないの、身体の痛みも、心の痛みも、ちっとも脳に届いていないの」
「聞いて莉子、そんなのはね―――」
0488桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:21:09.78ID:UygbKfhM
 


狂乱の部屋を後にした真子は、ほどいたポニーテールの後ろ髪を掻き上げた。
「ちっとも正しくなんてないよ」と、言い放ってしまったことは残酷だったのだろうか。さらなる地獄へ突き落としただけだろうか。
振り返ることはできなかった。それを聞いた莉子がどんな顔をしているか、確かめるのが怖かったからだ。
売春婦として堕ちてからずっと張り詰めていたものが切れて、真子は顔を覆いうずくまった。

「ごめん、正しい答えなんて私も知らないのにね」
0489桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:23:13.04ID:UygbKfhM
それから数日後、真子が売春宿から逃亡した。
もとから脱出の方法は知っていたのだろうか。莉子が他の店へ移り、自分も行きたいというのを断られたその早朝に姿を消していた。
「どうして許可をしたのか」などとオーナーとしばらく言い争っていたのを他の少女たちが聞いている。「ブローカーへ売り渡したので莉子の行き先は知らない」と言っていたのも。

古都に四月が訪れていた。
今年も桜を目当てに外国人観光客で溢れ、仏閣や寺院を巡り、土産物に目を輝かせる。
夜が更ければ一部の男たちは風俗街へ行き、その国の女を買い漁り、精を放って満足してゆく。
社会風紀の乱れたのは当分収まりそうも無く、プロも素人も身体を売って糧とし、女たちは家に帰って稼ぎを誇らしげに見せ付ける。
行政の機能しないのも変わりそうもないが、一部の熱心な働き者が「NO!性病バッジ」なんぞというものを作った。
これが案外にもヒットで、医療機関で性病の無いのを確認した者がこれを取得できるという寸法だ。なけなしの財源は性病検査を格安で行うための補助金として使われた。
売春目的で来た観光客はそれを胸に付けた女性のみに声をかけるようになり、その女性が売春目的か否かの区別が付きやすくなった。
観光客の側も、バッジを付けていなければ店に入れないし、声をかけても断られることもある。
ただ、バッジを密造して売りつけるという手口も蔓延るようになったが、その辺りは如何ともしがたいと市職員は頭を抱えていた。
ともあれ、結果として性病は減りつつあり、三流言論人は「行政は正しい方向へ堕落をした」と、讃えてるんだか皮肉なのかよくわからない言葉を新聞に寄せた。
0490桜色のシュシュを探して2013/04/03(水) 16:26:08.04ID:UygbKfhM
「たしかに三流だね。こんなの莉子でも思い付きそうな文句だ」

真子はそこで読むのをやめて新聞を投げ捨てた。
ロッカーに置きっぱなしになっていたオーナーの着衣を盗んで脱出した真子であるが、今はふつうの少女の身なりをしている。忌まわしい首輪も切断した。
売春宿で鍛えたテクニックを使い日銭を稼ぎ、住居こそ無いものの、真子のように元売春婦をしていた女たちと共に寺で暮らしている。
真子のように五体満足のまま逃げ出した少女もいれば、使い潰された、つまり、商品として使えなくなって捨てられた女が大半だ。
彼女らは心身に深刻な傷を負い、精神が壊れてしまった者、手足の切断や病気など再起不能になってしまった者、様々である。
住職はまっとうな道で働けるような技術を身に付けさせようとあれこれ提案しているが、彼女たちは一度覚えた売春を繰り返している。
悪くすれば境内で男を誘い出す始末で、そのたびに頭を引っ叩かれ連れ戻されるのだ。
時折、逃亡者を連れ戻そうとブローカーの類がやってくるが、なんとか和をもって退散してもらっている。単純に金を渡しているのかもしれないが。

「桜が散る前に見付けなくっちゃ、急がなくっちゃ」

ポニーテールを結わかなくなった真子は、伸ばしっぱなしの髪の毛を掻き上げて風俗街へ出た。
あまりのんびりとしている時間も無いのだ。伸び続ける髪の毛は焦燥感を思い出させてくれる。探せど探せど証言は手に入らない。
あの時、乱交部屋に置き去りにしたシュシュを、きっと莉子は受け取ってくれただろう。髪の結わいているのを見たと店長が言っていたから。
あれだけちっぽけで間抜けな自称言論人はまだ無事だろうか。廃人となる前にどうにか救い出して、また宛先の間違った文句を聞きたいのだが。

「あの、桜色のシュシュを付けたポニーテールの女の子、見ませんでした?莉子っていうんですけど」

真子は古都の路地で人に尋ね、またどこかへ彷徨い消えていった。
再会できたなら、このくだらない世の中を楽しく生き抜くための答えを見付けたいと思った。莉子と一緒に、見付けてゆきたいと思った。
0491反省文2013/04/03(水) 16:33:33.86ID:UygbKfhM
うーむ。このサイズになると投稿するのも一苦労。

やっぱ女の子を中心に据えたほうが明るい雰囲気になりますな。
0496名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 08:25:42.85ID:dbnCbykA
良いものを読ませてくれてありがとう
今、股間に手突っ込んだまま泣いてるよ
0499名無しさん@ピンキー2013/04/19(金) 08:39:20.07ID:89PkP8dH
綾辻行人の小説「殺人鬼」の冒頭で男女がセックルしてる最中に男の腰から大木をぶっさして、それが女にまで到達してるのに女は今までに無い凄い情熱的な突き上げだと勘違いして本気でイッテしまう、って言うシーンがあったな。
逆に騎乗位で女が上の状態で女の首を一線で飛ばして強烈に閉まる膣内に自分も思わず出しちゃう、ってのがあってもいいなぁ。
ついでに首無し死体と屍姦。
0501名無しさん@ピンキー2013/05/12(日) 10:08:53.19ID:zrbPa1+Q
レイプ魔に乳首を食いちぎられるようなのを書くとすれば、ここか…
05035012013/05/12(日) 11:10:47.70ID:zrbPa1+Q
「ぐぎゃぁ〜〜〜〜っ!」
これまで体験したことのない激烈な痛みに、女性はまるで獣のような悲鳴をあげた。
体を押さえつけていた男のうち一人が、口を押えた。
二人がかりで手と口を押さえつけられた女性は、唯一自由になっている両足をバタバタと動かした。
スカートがめくりあがって、太腿はおろか下着まで丸見えになっていることを気にする余裕など、あるはずもない。
「ん〜〜〜っ!ん〜〜〜〜っ!」
手で口を押さえられながらも必死でうめく女性を、主犯の男は女性のお腹に乗っかったまま
ニヤニヤ笑いながら見下ろしている。
口に血を滴らせて…。
プッ、と自分の掌に女性の乳首を吐き出した。
指でつまみ、まるで女性に見せびらかすように上下に軽く動かした。
(ああ…)
あり得ない位置でユラユラと揺れているそれを見て、本当に食いちぎられてしまったんだわ、と
絶望に突き落とされる女性。

「今すぐこれを持って病院に行けば、たぶん元通りになるだろうなあ」
(…えっ?)
最悪の絶望にいる女性は、根拠のないそんな男の言葉にも必死にすがろうとしていた。
「でも俺、そんなに優しくないしい…」
「ん〜〜〜っ!ん〜〜〜〜っ!」
女性は再び、激しくうめいた。それは「お願いです!それを返してください!」という哀願だった。
(どんなことでもします!だ、だからそれを…)
しかし男は、そんな女性の熱望をあざ笑うかのように、こう言った。
「さーて、これどうしよっかな〜」
0505名無しさん@ピンキー2013/05/17(金) 02:11:08.77ID:KPvzu0cf
で?
0506名無しさん@ピンキー2013/05/19(日) 23:40:46.64ID:3azIo547
女の子同意の上での殺人エッチが読みたい
エッチしながら殺すでも、濃密エッチの後にもったいねーとか言いながら殺すのもいい
同意の上で、女の子も喜んで受け入れるタナトフィリア的なのがいい
誰か書いてくれor作品を教えてくれ
0509名無しさん@ピンキー2013/05/26(日) 22:17:17.25ID:oERudyBG
>491


ところでオーダーメイド.comってところで
カネさえ払えば自分の思うとおりのエロイラストやエロ小説書いてもらえるんだけど
そこでグロ小説書いてもらった事ある人いる?
0510名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 14:06:28.67ID:/aFMypX3
性器と性交という概念は持っているがそれ以外は食料としか思っていない化物獣人がレイプしながら頭を齧る
食料は同族よりはるかに柔らかすぎるが死ぬ瞬間だけは少しはましだ
0514名無しさん@ピンキー2013/05/30(木) 23:03:18.07ID:ds0oumRJ
俺はセイバーは何故かそういう気分にならねーわ
そそらねぇ
0521名無しさん@ピンキー2013/06/16(日) 23:15:21.12ID:op3R2rp2
丸飲みってすぐ終わるからつまんないよね
やっぱり泣き叫ぶ様子をじっくり見ながら少しずつ噛み砕くのが最高
0523名無しさん@ピンキー2013/06/17(月) 23:10:03.63ID:kX8mIvQ6
あんたが大蛇だとするじゃんか?
女の子を丸飲みするじゃんか?
するとね、喉元でまだ生きてる女の子が暴れるわけですよ。
「助けてくれー!出してくれー!」って、ね。
それがお腹の中から響いてくるんですよ。
その悲鳴が段々小さくなって、やがて消えていくわけですよ。
お腹の中の異物感は女の子の消化具合に合わせてなくなっていくのですよ。
自分の血となり肉となっていく女の子。
いいと思いません?
0526名無しさん@ピンキー2013/06/22(土) 00:31:34.25ID:VmfFL3sn
『月蝕』『月の裏側』シリーズの最新作をお待ちしておりマンモス
0527名無しさん@ピンキー2013/06/22(土) 06:21:05.15ID:VmfFL3sn
508 :あは〜ん:あは〜ん ID:DELETED
あは〜ん

 ↑
これ何が書いてあったんだ?
0531名無しさん@ピンキー2013/06/24(月) 14:10:40.11ID:OeaFpbcE
ここって過去このスレに投稿された作品を
一部改変して投稿しちゃダメなん?
作者の了承とかいるのかね
0534名無しさん@ピンキー2013/06/24(月) 22:59:39.28ID:QbShuXb6
前にAA虐待小説をピカチュウ(笑)に変えて叩かれた奴いたよな
0535名無しさん@ピンキー2013/06/25(火) 01:31:50.03ID:VfV9MwXG
>>531
マジレスすると2chに最初に投稿した時、クッキー生成する際に表示される警告文に

 ・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、(著作権法第21条ないし第28条に規定される権利も含む)
  その他の権利につき(第三者に対して再許諾する権利を含みます。)、
  掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。
 ・投稿者は、掲示板運営者あるいはその指定する者に対して、著作者人格権を一切行使しないことを承諾します。

と書かれているように、2chに投稿された文章については一切投稿者本人に権利なんてものはないよ
上記の分を最初に了承した上で投稿しているわけだから、投稿者本にもそれについて合意済であるわけで
投稿してから権利を主張する事などできない。
よって赤の他人が2cに掲載されたあらゆる文章をどこに、どれだけ転載・改変投稿しようと何ら法的問題はない。

そもそもこの手のものに権利が発生するんだったらとっくの昔に
ネット上に星の数ほど存在する2chまとめブログは無くなっている。
しかしまったく規制されてない現実から2ch側のスタンスがわかるだろう。
0536名無しさん@ピンキー2013/06/25(火) 01:46:56.00ID:VfV9MwXG
だから、例えば投稿者が第三者が自由に閲覧できる自分のサイトなどを持っていて
そこに先にSSを投稿した後、2chに内容をコピペして投稿した場合
そのSSの権利は先に同一の文章を載せたそのサイトの持ち主(つまり投稿者)にある事になり、
転載・改変を禁止する権利を主張したりできるが、
先に2chに投稿した場合、または2chのみに文章が存在する場合、
この時点で文章の権利を2chに譲渡してしまった事になり
転載・改変を禁止する権利は無くなってしまったという事になる。
だから元のソースなしにエロパロ板に過去投稿されたあらゆる文章については投稿者に権利はないよ。
0538名無しさん@ピンキー2013/06/25(火) 14:00:30.31ID:9sYJuoNr
>>537
そうそう、ただでさえ過疎なのに
改変したいならやってもいいが、投稿しないで自分だけで楽しんでくれ
0539名無しさん@ピンキー2013/06/25(火) 22:30:24.94ID:k217nV0R
こういう阿呆が出るからpink板からpixivとかに神が流れるんだよな…
0541名無しさん@ピンキー2013/06/29(土) 05:58:57.47ID:v5+YYxej
過去投稿されたブツを再利用すれば
過疎ったこのスレも活発化するし
どんどん新しいSSが生まれる事になるな
ぜひやってほしい
0542名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 21:17:45.72ID:4qZ78qfQ
っていうかSSひとつ書いただけで神って言い出すのはどうかと思うわ
過大評価のしすぎ
0543名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 21:55:40.83ID:PymXDubC
いんや
この田舎の過疎地に来てくれるだけで神様じゃあ
渡すものは何もないがのお
0546名無しさん@ピンキー2013/07/01(月) NY:AN:NY.ANID:aU42mGPL
>>545
>>539

小説(というか作文)ひとつで神様になれるなら小学生でもなれるわ
GJですら気持ち悪い
0552名無しさん@ピンキー2013/07/04(木) NY:AN:NY.ANID:McW1PD3i
>>550
過疎スレがいきなり伸びた時は100パーセント荒らしかこういう心底どうでもいいケンカ、という方程式があるからな
0554名無しさん@ピンキー2013/07/05(金) NY:AN:NY.ANID:LytdO8e4
なんか人に因縁付けたがる奴多いなぁ…
カルシウム不足してるんじゃないの
0557名無しさん@ピンキー2013/07/29(月) NY:AN:NY.ANID:NfZaR0Nw
進撃の巨人のミカサを拘束してレイプしながら、
目の前でなるたるののりおのように
エレンをホモに犯させて解体してみたい
0565名無しさん@ピンキー2013/08/03(土) NY:AN:NY.ANID:l14whp+U
背景を考えるとなぜ士郎?と思うけど、虐待なのかそれともただ内臓鍛えてるのか
0567名無しさん@ピンキー2013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:rrsShBs4
エロスとホラーは紙一重だと思うけど
そういうのはあんまりないよね
0568名無しさん@ピンキー2013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:lOcPF6/T
何故かセイバーでこういうの見てもあまりそそらないのは何故やろ
俺だけの感覚やろか
0571名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:CKEOlkbG
セイバーじゃそそらないって言ってる奴前にもいたけど誰も聞いてませんよ…
それよりフレデ肉(FE)と由乃をだな…
0572名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:J8QYCTqu
誰も聞いてないってのはよ・・・会話の返しとして反則なんよ
話広げられないからな
0575名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:ctYw1oL/
セイバーに欲情は俺もしないな。好きだけど
まあ何度もアピールする程の事じゃないわな
0576名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:AMRAa5sB
>>506
病魔に冒されたメイドさんが、病気に殺されるよりも御主人様にその命を捧げたり、
最後は死に至ると了承済みで特殊な御奉仕を捧げ続けるネタ考えてるけど
なかなか纏まらない
0577名無しさん@ピンキー2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:gZAGmvLz
もしもカニバリズムが可能だったら人間食って人間産んでその人間を食ってを繰り返す世の中だったのかな
0586名無しさん@ピンキー2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:3jz4gFWC
狂牛病と狂犬病は別物だよ
ちょっとググればわかるだろ
0588名無しさん@ピンキー2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:EHn7hXp6
こないだ焼き肉食いに行った時、隣のテーブルから「おまえ、人の肉食うなよ!」と言う声が聞こえてきた。
人肉焼肉屋?
0590名無しさん@ピンキー2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:hxC1wPZF
クールー病って指が曲がる奴だろ
あれ人肉関係ないだろ
0592名無しさん@ピンキー2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:Vv/CXQBf
いつから大喜利会場になったんだ、ここは・・・?www
過疎って落ちるよりよっぽどマシだけど
0593名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:l6hPxvqG
恋人のパーツを縫い付けられることによる強制疑似性転換や
親友の胸を移植される強制豊乳手術のSSを書くか読むかしたい
0594名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:oapAPTil
剥製っていいな
内臓はドックに首は遺族に返すとして
ボディはマネキンにしよう
0595名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:ebYILLf3
>>586>>587みたいに人の粗探しして食いつくお山の大将ってキモすぎ
お前どんだけ偉いの?王様?人を叩く事しかできないコンプレックスの塊で脳みそスカスカだから仕方ないか〜
博識ぶって誰も聞いてない事ドヤ顔で言われてもね…こういうケンカや論争でしか伸びないとは本当に程度の低いスレだ
0596名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:jH2r+lLh
いちゃもんの批難をするときに叩かれることを省みない態度は嫌いじゃない
0597名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
クールー病はニューギニアのとある部族に限局して発生する病気
この部族は葬式で「死んだ家族の脳を食う儀式」がある
んで脳食った奴の何割かが脳病で死ぬ…この病気の名前がクールー
クロイツフェルト・ヤコブ病との関連が指摘されてる

狂牛病は牛の病気
牛に「牛の肉骨粉の混ざったエサを食べさせてた」ら牛が歩けなくなり狂い死ぬ(認知症っぽい)病気になった
初期の名前は「狂牛病」だったが585の指摘の通り狂犬病と紛らわしい
また狂犬病みたいに「人にうつるかも」という誤解も出てきたので
「牛海綿状脳症(BSE)」に解明された…現時点で牛から人にうつったという報告は無い
0598名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
狂犬病
人獣共通感染症、全ての哺乳類に感染するとされている。
発症すると神経が過敏になりちょっとした刺激(ライトの光や物音)がくる度に痙攣などの症状がおきる。
有名な「水を恐がる」症状は神経過敏が原因(水面の光の反射)。
最終的に呼吸麻痺などで死に至る、潜伏期間内にワクチンを接種しないと現代医学でも99.9%の確率で死ぬ。
長い人類史で「狂犬病を発症して生き残った人間は2桁に満たない」とされている。

くる病
ビタミンDの不足により「背骨や四肢の骨が変形する」病気。
栄養不足が原因なので人にうつる事は無い、例外として「遺伝子的にくる病になりやすい」遺伝因子が存在する。
0599名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
誤字った、解かってるとは思うが「解明→改名」な
横からですまないが…こんな感じの説明でよろしいか?
0600名無しさん@ピンキー2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:rahZHU/S
つまり脳は食うんじゃなくてティンコ突っ込めってことだろ
分かってる分かってる
0602名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:pbqpl7OM
>>597
どうでもいいけどBSEが
>現時点で牛から人にうつったという報告は無い
とあるけど
人間の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は
ほぼ確実に人間にBSEが感染したものだろ。
0603名無しさん@ピンキー2013/09/05(木) 19:51:42.50ID:c0bq9vqA
げっちゅ屋で見る限り蟲惑の刻のエロアニメでリョナ展開がありそうですぜ…
このスレ的にはどんな程度ですか?
0604名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 13:37:37.03ID:CN1tazaG
リョナネタが尽きてきた。自分が好きな分野となると更に数が減る
だから自分で妄想してるんだけど、形にするのは面倒なんだよな・・・
0605名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 17:40:08.68ID:4kpP2k07
これは>>434で標本ことが話題になった時に考えて書いたものです。
数ヶ月間、寝かせたために腐敗が進み内臓がはみ出ていますが
よろしければどうぞ
0606人体標本の女 012013/09/22(日) 17:48:13.80ID:4kpP2k07
――マルデア国
 南の小国であるマルデア国は軍事独裁政権国家であった。
他の軍事国家同様に恐怖政治が引かれ、国民は貧困と圧政に苦しむ時代が長く続いたが
政府は90年代に入り、強力な経済改革を実行。
その強引とも言える経済改革が成功し、今や数少ない豊かな国と言われるまで成長した。
しかし、その高い経済力とは裏腹に基本的な人権は保証されず、
負の側面が数多く残る国でもあった。

マルデア国の首都に日本人の女の子が歩いている。
長い黒髪、この国では馴染みがない白と黒のセーラー制服姿の女の子は道に財布が落ちていることに気がつく。
女の子は周りを見渡し財布を落とした人を探すと、
ズボンに手をやり何やら下を見ている男性が視界に入る。

「これ、落としましたよ」
 ボランティアでマルデア国に来ている高校2年の陽子は財布を落としたと思われる男性に声を掛けた。
50歳ぐらいの男性は自分の財布を持つ陽子の姿を見て、少し驚いた表情を見せながら凝視している。
男の視線は陽子の顔を見たと思ったら、今度は体を舐め回すようにみていた。
陽子は自分の体をマジマジと見る男にやや不信感を感じながらも、
「あの、どうしました?」と再度、声を掛けた。

 男性は陽子の言葉を聞き、我に返ったのか、
「これは親切にありがとうございます。マルデア語がお上手ですね。学生さんのようですが旅行か何かで」と言った。
無事に会話が通じてほっとする陽子。
先ほど男から感じた胡散臭さも無くなっていた。

「いえ、一週間のボランティアで来ました。将来は海外で働きたいと思い勉強も兼ねて参加しました」
 陽子はいかにもいいとこのお嬢様な雰囲気を漂せながらしっかりした返答を返す。
レベルの高い教育を受け、将来も約束されている学生であることは、
初対面の男でも分かる知性と気品に溢れた女の子だった。

「なるほど。ボランティアでしたか。あと、お礼がしたいのでよろしければ団体名とお名前を」
「私の名前は皆口陽子ですけどお礼なんていいですよ。他に何かありましたら、
こちらのボランティア団体に問い合わせてください。では失礼します」
 陽子は軽く頭を下げ、黒いロングヘアを風になびかせながら男から離れていった。

男はその光り輝く陽子の黒髪を見てニヤリと笑う。
そして、去っていく陽子の後ろ姿を眺めながら携帯をかけた。
「私だ。展示するのに相応しい素晴らしい素体が見つかった。名は陽子。ボランティアで来ているらしい。
秘密警察に頼んですぐ逮捕してくれ」

男は必要最小限な情報を語ると満足気に携帯の電源を切り、
今出会った女性のことを考えた。

(秘密警察はなぜあんな外国のガキ女を欲しがるのか?と言うだろうな。
 確かにアジア人らしく体つきは貧相そうだし背も低い。だが、あの高い気品は標本にしても現れるだろう。
わが、提示品に加えるのに相応しい女体だ)
この男に取って女とは物であった。もちろん可哀想という感情も持ち合わせていない。
ただ、自分の目に叶う美しい女を解剖し標本にする。
それだけが人体博覧会責任者としての仕事であり生きがいであった。
0607人体標本の女 022013/09/22(日) 17:49:59.34ID:4kpP2k07
それから5年後。


 中曽根高校の2年一同は修学旅行でマルデア国に来ていた。
マルデア国と中曽根高校は強いパイプにあり、
毎年、マルデア国に修学旅行に行くのが恒例行事になっていた。

「次は人体博覧会か」
 2年3組教師である村中は次の目的地である人体博覧会の建物を見て憂鬱な顔をし溜息を付いた。
彼がここに来るのはもう4回目。年に一回の修学旅行でしか来る機会はないが、
その建物を見るたびに教師の気分は落ち込んだ。

「ここって犯罪者の死体が展示してあるんでしょ。ヤダー気持ち悪い」
生徒たちから戸惑いの声が上がるが、
どこか興味津々な雰囲気も感じられる。

 教師は生徒とともに人体博覧会と書かれた築10年は経っていないであろう立派な建物に入り、
玄関をくぐると教師が一番見たくなかったものがいきなり目に映る。

「今年もあんな目立つところにあるのか」
 教師は、生徒に聞こえないように、小さな声で悪態を言う。
正面玄関から入った客が、真っ先に目に止まりやすいところに[それ]はあった。
展示ケース内にロングヘアの若い全裸女性の標本が直立不動のポーズで置かれている。
顔だけ見ると、まるで生きているような標本だった。
 標本の彼女は、やや悔しさを滲まれている表情をしているが、
顔立ちそのものは、気品がある可愛い女の子といえる顔だった。
教師には、どんな技術で彼女がこのような姿にされたのかは、わからない。
だが、一人の人間をここまで綺麗に加工するには、身の毛もよだつような作業をしたのだけは間違いない

 教師は無意識のうちに視線を顔から胸へと移す。
この標本に一切の衣服は着せられていない。
胸の部分も、何一つ隠されること無くさらけ出されていた。
胸も顔と同じ特殊な保存処理をされており、生前の状態を保たれてる。
そのあまり大きくないバストや乳首は、まるで生きているような瑞々しさがあり、
何度もこの標本を見た経験がある教師ですら、生唾を飲み込む美しさであった。

 更に視線を下に向けると、胸から下のお腹部分は皮膚が大きく縦に開かれており、
胃や腸といった、内臓が丸見えになっていた。
この内臓は、本人のものを加工して収められているのか、
それとも、完全なレプリカなのか、教師には判断できないが、
一見すると、本物と区別が付かない。
腹が開かれているのは臍までで、下半身からは顔や胸の処理と同じ生前の外見を維持されていた。
ただし下の毛はない。まるで子供のような一本の割れ目が見えているだけだ
これだけの標本技術を持つ技師が、生前はあったであろう下の毛をわざわざ除去した理由はわからない。
だが、この歪み一つない陰裂の有様は、この標本が少女から女になる段階の穢れ無き体であったことを、
見る人に、強く感じされるものであった。

(ん?)
 教師は、標本の側に作られた高さ一メートルの台に置かれた容器に気がつく。
「これもまだ置かれているのか」
 その容器の中身を見て教師は更に深い悲しみを覚えた。
容器には、ホルマリン漬けの子宮や卵巣といった、女性の内性器部分が入れられていた。
女性の尊厳を打ち砕くがごとく、子宮内部は見えやすいように切り裂かれており、膣もピンで止めて広げられてる。
横に置かれている説明文のプレートには、ご丁寧に男子経験なしの内性器の表記。
教師は、今年も彼女の全てを見てしまい、やるせない思いに顔を俯けた。
0608人体標本の女 032013/09/22(日) 17:51:30.65ID:4kpP2k07
「うわー、えろーい。女の胸やあそこ始めてみた」
「やだぁ。なにこれ」
 男子生徒、女子生徒ともに彼女を見て騒いでいる。
教師にとっては見慣れた反応。生徒は違っても反応はいつも同じ。

「この人は、なんで標本にされて置かれているの」
「下の説明によると死刑囚みたいね。この国の死刑囚は刑執行後も罪を償い続ける義務があると書いてある」
「なら、問題ないか。でも胸もまだ成長過程だし結構若そうだね。俺たちと同じくらいじゃね」
 この生徒の疑問もいつものこと。
彼女の年齢は17歳。そう。このクラスの生徒とほぼ同じ年齢だ。
本当なら人生で一番楽しい年齢であるが彼女の時間は最悪の形で止められた。

 一人の成績の良い男子がマルデア国の言葉で書かれた説明文を読む。
「17歳処女の標本。7年前に絞首刑だって。ってことはマルデア国は処刑前にレイプする噂はデマなのか。つまらね」
「いやいや、処女だから晒し者にする価値があるんだろ。処女の体を未来永劫に晒して自分の罪を償う」
「違いない。全ては罪を犯した本人が悪いんだし、せめて裸体や内臓を晒して人様の役に立たないとな」
 彼女の特徴が書かれたこの説明文を読める生徒は大抵何人かいる。
そして一番に注目する部分はいつも同じ。
彼女の生い立ちや裁判の正当性ではなく女性最大のプライバシーである処女性。

 そんな騒ぎの中でメガネを掛けた女子生徒、直美が標本のマジマジと見て首を傾げる。
「死刑になるほどの重犯罪者なのに処女なんだ…… 17歳で黒髪。体型はアジア系。刺青一つない体。それはつまり……」
 彼女の体と説明文を見て、意味深な事を言う。
女の構造を露骨に見せられた影響なのか、直美の顔はやや赤く恥ずかしそうにしているが
冷静に、この標本を見て、なにやらメモをしていた。

 そんな直美をよそに、ただ騒ぐ男子
「お、写真撮影も自由と書いてあるな。それならこうだ」
男子が彼女の秘部に指さしながらポーズを取る。
「へへ、17歳処女のおまんこ写真ゲットだぜ」
生前は、決して人に見せなかったであろう部分をバカにしながら、男子が写真を撮っている。
「性器はこれか。処女膜はどの部分になるのかな。こんな機会はまずないんだし写真に撮っておきたいぞ」
「両側にある小さな球は卵巣で、裂かれている袋が子宮だからそこから下へと繋がる管の部分じゃね。
膣も見えやすいように広げられてはいるけど処女膜の位置はよくわからんな。印でも書いてくれればいいのに」
 女性の尊厳。いや人間の尊厳も無視した行為。彼女が生きていたらなんて言うだろうか。
既に死んだ人。そして罪人のレッテル。
生徒たちにとって彼女は何されてもいい存在だ。教師として注意することも出来ない
そんな扱いを彼女はずっとされてきた。本当ならこんな扱いを受けていいはずもない人間なのに。

 教師はこの標本の女性のことをしっている。
いや、正確にはしらなかったが、来るたびに感じる違和感に負けて調べてしまった。
彼女は誰で、いつ逮捕されたか。どんな扱いをされ、どんな裁判を受けたのか。
どのように処刑され、誰が解剖したのか。出来る限りの情報を集めようとした
しかしある日、調べる行為そのものが間違いだったことに教師は気がつく。
教師は彼女の身元を調べる過程で、逮捕直後に撮られた彼女の全裸検査写真を手に入れた。

 その写真を見た教師は、衝撃を受けた。
逮捕時の身体検査の名目で、全裸を強要された彼女は、残酷なまでに美しかった。
突然の逮捕。規則と言われて、裸体で写される悔しさを表した、強張った表情。
ここまで、誰にも見せたことはないであろう小さな初々しい胸。
突然カメラの前に晒され、怯えているような乳首。
童顔の彼女らしい、薄い下の毛から見える綺麗な割れ目。
 教師は、この悲惨な彼女の身体資料を見て、思わず自慰をしてしまった。
そして、彼女のために思ってやっていたこの調査が、
ただの自分の性的欲求のためだと思い知り、調査を止めた。
 いつかは、彼女の冤罪が証明され、名誉が回復する日が来ると、信じているが、
それをやるのは自分ではない。もっと立派な人間がやるべきだと言い聞かせた。
0609人体標本の女 042013/09/22(日) 17:53:25.22ID:4kpP2k07
「先生、先生、なにそんなところを真剣に見ているんですか。先生も好きだねー」
一人の男子生徒が、冗談交じりに話しかけてくる。
その声を聞き、我に返る教師。
教師は、無意識のうちに容器内にある、彼女の広げられた膣の部分を5分近く凝視していた。

「こら、大人をからかうものじゃない。少し考え事をしていただけだ」
教師は、冷静さを装いながら生徒を軽く注意する。
無意識とはいえ、彼女の膣をずっと見ていた。
これは、教師の奥底にある性癖を表した行為でもあった。

近くにいた同僚の女教師が、彼女の体を見てふと漏らす。
「でもこんな綺麗な状態に仕上げてもらって彼女も幸せだよね。
女性としてもっとも美しい瞬間の裸をずっと維持されるんだから、女としてこれ以上の喜びはないよ」

その言葉を聞き、考える教師。
(そうなんだろうか。こんな異国で死刑にされ、腹を裂かれ、標本にされ、晒し者になり続ける女。
これでも幸せなんだろうか…… 俺にはわからない)
「はぁ、やはり俺では駄目だな。次の場所に行くか」
教師は考えるのを止め、疲れた表情を見せながら次のフロアへと向かっていった。


 教師も生徒も去り、静まり返る正面フロア。
見るものが誰もいなくなっても、彼女は女の全てを晒して展示ケース内で立っている。
教師は来年も修学旅行で、この人体博覧会へと来ることになるだろう。
来年こそは、この展示ケースから彼女がいなくなっていることを信じて、
教師は生きていく。
0610名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 18:01:03.67ID:4kpP2k07
ここまで。お粗末さまでした。

強引に一区切り付けましたけど標本をテーマにしつつ、
このスレらしい要素を維持するのは
もう一工夫、必要な感じはしますな。
0612名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 00:09:12.65ID:SxzSyjAE
工夫や理屈はいいから首ちょん切って喉から突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたい
0616名無しさん@ピンキー2013/09/26(木) 16:16:48.48ID:CZOJV4RD
そういや、海外の人体標本展に政府批判をしていた行方不明の女性が
標本になっていたなんて噂がネットニュースに流れていたなぁ

殺されるまでの話も好きだけど殺されてから話も好物
0617名無しさん@ピンキー2013/09/30(月) 12:42:57.27ID:1AP9hOgj
ギリシャ神話にプロメテウスって
人類に火を与えた罪で罰せられ続ける神がいるんだけど、
このプロメテウスが実は美少女だったら、とか。

鎖で縛られて磔にされて、
秘唇から子宮に尖った先端が鎖骨の横に届くまで
二の腕より太い棒杭撃ち込まれて
さらに大鷲の群れに内臓や眼球啄まれて
傷が自然治癒し続ける為に休み無く啄まれ続けて、
内臓の傷も子宮の傷も棒杭に邪魔されて治る事なく
永遠に傷付けられ続け容赦無い激痛が永遠に続く
0621名無しさん@ピンキー2013/10/25(金) 17:17:01.72ID:nreU2iUF
笑顔が一番の幼姫姦々ってどうかね
表現限界は同人>商業ってイメージあるんだけど、商業から出すに当たってマイルドにされてないかな
0622名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 07:45:25.12ID:FwTQ9kEX
鏃を無数に接続した様な、棘にまみれた触手が、
その、美しい少年の、背中から両翼の様に、尾骶骨の上から尾の様に、無数に生えており、
少年の股間には、直径13センチを超える、甲殻状の棘まみれの恐ろしく長い巨根が、
猛り狂っている。
美しい少女が、無邪気に、微笑む。「・・・ね、しようよお・・・。」
「・・・そんな事出来る訳無いでしょ・・・っ・・!!!?」少年が、可憐な声音で叫ぶ。
少年も少女も、年のころ12、3歳頃の印象で、面差しが幼く可愛らしい。

「・・・じゃ、わたしが犯しちゃおっと。」
「・・そんな・・・・!!」
「・・・ほんとは・・・犯したいんでしょ・・・・?」
「・・そう・・だけど・・・・」

優美で豊満な尻の丸みを、可憐な秘唇を少年に晒して、四つん這いになった少女が、
少年の巨根を自身の秘唇にあてがう。
「・・っ・・・」傷付く秘唇の痛みにためらわずに、渾身の力で、
少女が、少年の巨根を、少女の子宮に届くまで、捻じ込む。
「・・ぐぅううう・・っ!!!!」凄まじい激痛に、少女が、泣き震える。
0623名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 07:53:48.41ID:FwTQ9kEX
「・・やっぱり駄目だよ・・っ!!!」巨根を抜こうとする少年に、
「・・だめえ・・・っ・・!!!!」必死に、少女が、叫ぶ。
「・・・でも・・・・」
「・・・痛いのが・・・・気持ち・・・いいの・・・・・」涙に濡れる頬を紅潮させて、
少女が、凄まじい絶頂に、身悶え、震えながら。

少女が、懸命に、少年の巨根を、少しずつ、少しずつ、捻じ込んでいく。
少女の可愛らしい臍の辺りを通り過ぎ、少女の豊満で悩ましく形良い両の乳房の丸みの谷間辺りに届き、
気管支を、気管を、内臓を、えぐり、裂き千切りながら、
それでも、少女は、少年の巨根を、少女自身の肉体に捻じ込み続けて、
ついに、少年の巨根の先端が、少女の鎖骨の横辺りに届く。
0624名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 12:40:53.69ID:FwTQ9kEX
「・・ぐぶぅ・・・っ・・・!!!!」限り無い激痛に、限り無い絶頂に、
泣き悶えて、頬を真紅に染める少女の幼い唇から、鮮やかな真紅の鮮血が迸る。
少女の愛らしく豊かな白い尻の丸みも、優美に豊満な両の太股も、
溢れる真紅の鮮血に、彩られている。
(・・・あの・・・・)気管が裂き千切られて声が出せない少女の
幼く可愛らしい思念波動が、少年の意識に、響く。
(・・・・何・・・・?)
(・・腰・・・動かして・・・気持ち良く・・・・させて・・・あげよっかな・・・って・・
思ったん・・・だけど・・・・・)
(・・・どうしてそこまで・・・・・!!!?)
(・・・あの・・・でも・・・・)
(・・・やっぱり・・・無理でしょ・・・・・?)
(!!、あの!、そうじゃなくって・・!!、・・・その・・・)
(・・・?)
(・・・わたしの事・・・犯し・・たいのに・・・そのわたしが・・・腰・・動かしちゃったら・・・
・・・わたしを・・・犯す・・事に・・・・ならないでしょ・・・?)
(・・・・・・・)
(・・・だから・・・わたしの事・・・・犯したいだけ・・・犯して・・・
・・気の済むまで・・・・思いっきり・・・突いて・・もらった方が・・・・
・・いいかな・・・って・・・・・!!!!)
(・・・なんでそんな・・・・っ・・!!!!)
0625名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 12:53:58.36ID:FwTQ9kEX
(・・・・ごめんね・・・・・)
(・・・何で謝るの・・・・・?)
(・・・だって・・・・わたし・・・こんな・・・・子宮・・・ずたずたに・・・されて・・・・
よろこんじゃう・・・女の子・・・なんて・・・・いやでしょ・・・・・?)
力無く、華奢で可憐な白い肩を、震わせて、少女が、泣きじゃくる。
(・・・嫌な訳無いよ・・・っ・・・!!!!!)
(・・・・・・・)
(・・・こんなに・・・可愛くて・・・素敵な・・・・女の子を・・・・・
・・僕は・・・・犯したくて・・・・傷付けたくて・・・・殺したくて・・・・
・・たまらなくて・・・・・!!!!!)
(・・・だったら・・・・・・)
(・・・僕の化け物の欲望を許したりしないで・・・っ!!!!
(・・僕は君に酷い事したくてたまらないんだから・・・・っ・・!!!!)
(・・・・わたしは・・・・あなたに・・・・酷いこと・・・されたくて・・・
・・たまらないの・・・っ・・・・!!!!)
子宮肉を、内臓肉を、限界を遥かに超えて圧迫し、無数に裂き千切り、
えぐっている、少年の巨根の無数の棘の感触に、無き震えながら、
無限の激痛と無限の絶頂が生み続けている無限の快感を、
子宮で、全身で、思い知らされながら、少女が、面差しを染めて、泣き震える。
0626名無しさん@ピンキー2013/10/31(木) 07:56:15.57ID:snAoCKRP
(・・・・僕・・・)
(・・・なに・・・?)
(・・・僕の触手を・・・君の・・・お尻から・・・・胃に・・届くまで・・
・・・入れたい・・・・・)
(・・・・お願い・・・・入れて・・・っ・・!!)
少年の巨根のすぐ上から、それぞれが直径5センチを超える、鏃を無数に接続した形状の触手が、
2本、生えて、少女の可愛らしいアヌスに、もぐり込み、
同時に、少年が、激しく腰を突いて、巨根を、無数の棘を、少女の子宮に、内臓に、撃ち込む。
「ぐぶぅううっ!!!!」少し激しく鮮血を唇から溢れさせて、少女が泣いてのけぞる。
少年が、何度も、何度も、激しく腰を突くたびに、螺旋を描いて絡み合う2本の棘まみれの触手が、少女の小腸へ、
さらに奥へと、内臓肉を無数に千切り、裂きながら、もぐり込んでいく。
「・・・ぅあう・・・っ!!!!・・・・んぐうっ!!!!・・・ぁぐぅ・・・っ!!!!
・・・・んぐぅううう・・っ・・!!!!」
ついに、少女の胃の中で幾重にも絡み合い、とぐろを巻いた、それぞれが直径5センチを超える棘まみれの触手が、
少女の鎖骨の横辺りまで自身を捻じ込み、少女の胃の肉を、肺の肉を、内臓肉を、
裂きえぐり抜いて、
少女の鎖骨の横辺りまで少女の子宮肉を千切りえぐっている直径13センチを超える棘まみれの巨根と呼応して、
少女の限り無い激痛を、少女の限り無い苦しみを、少女の限り無い絶頂を、少女の限り無い快感を、
この上なく増幅し、
「・・・んぅうううううっ!!!!!!!!」一層、頬を真紅に染めて、
少女が、泣いて悶え、悶える少女自身の動きで、一層、子宮肉を、内臓肉を、自身で裂き千切り、
豊かな白い乳房を酷く息づかせ、なめらかで華奢な白い背筋を折れそうによじり、
豊満な白い尻の丸みを、可憐に震わせる。
0628622〜626 改め D.A.2013/11/05(火) 12:44:36.04ID:yiP95t3l
不思議な事に、少女の折れそうに華奢に愛らしくくびれたウェストは、
なめらかな白い腹は、ほんのわずかも膨らんでいない。
次元圧力で少女の肉体を本来のサイズに無理やり圧迫している為に、
少年の2本の触手の無数の棘が、少女の内臓肉に、少年の巨根の無数の棘が、少女の子宮肉に、
次元圧力を込めてえぐり込まれ、
少女の無限の激痛が、少女の無限の苦しみが、3次元レベルではありえないこの上ない酷さで、
増幅され続けている。
「・・・っ・・!!!!・・・あぅ・・っ!!!!・・・・んくぅぐぅう・・・っ・・!!!!」
この上なく増幅され続ける無限の絶頂に、たまりかねて、少女の白い優美な裸身が、くねり震える。
少女の肉体を圧迫している次元圧力の感触に、少年のこの上なく優しく心地良い手指の感触が、秘められている。
少女の胴体が、少年の優し過ぎる手指の感触で包み込まれ、限り無く圧迫され、
無数の棘を少女の肉に限り無くくい込ませ続けている。
少年の手指の感触が優し過ぎる程に、一層容赦無く、
少女の限り無い激痛が、少女の限り無い苦しみが、少女の限り無い快感が、
限界を遥かに超えて、延々と、増し続けている。
(・・・・いじわる・・・・・・・)
この上なく甘い、胸のうずきに、たえかねて、
増し続けていく限り無い歓びに頬を真紅に染め続けて、
何だか拗ねてしまいながら、少女は、泣き震え続ける。
0629名無しさん@ピンキー2013/11/17(日) 19:58:52.76ID:3l7g4ir7
なんか丁度良い画像見つけた
ttp://blog-imgs-61.fc2.com/d/o/u/doujinbuta/2013070202385939e.jpg
0632名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 14:38:47.53ID:ccDdNrj9
>>602
ウィキペディアじゃ牛のプリオンを食して発症したことが疑われてるって書いてあるね。
ただの蛋白が他の蛋白の構造を変化させるって不思議。

それにしても興奮しちゃうなー、CJDなんて。
生きながら人間性を失っていって、それを実感するなんてどんだけ尊厳を踏みにじられていることやら。
美丘とかネウロの本城刹那の話は非道く良かった。
0633名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 23:39:37.22ID:kJk8OkGU
ポケモンXYの一般トレーナーを一人一人壊したい
ただし一部除く
0634名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:54:06.23ID:aRQXo1Pt
先の展開まで決めてあるけど、中々文章にならない涼宮ハルヒの〜
キョン君がどんどん鬼畜に






森園生の決意
0635名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:55:43.28ID:aRQXo1Pt
 部室の鍵を掛けた瞬間だった。
俺は周囲の空気が一変したことを感じ取っていた。
そう、古泉に連れられて行った、あの、閉鎖空間という奴をだ。
全く、一難去ってまた一難かと運の無さに呆れながら校舎の外に出た俺を待っていたのは、
いつになく真剣な眼差しの古泉だった。
「探しましたよ、全く貴方という人はこんな時に…」
で、一体何がどうしたというんだ、槍でも降ってくるのか。
「槍で済めば御の字ですね。 あれを見てください。」
古泉が指した方、視界に輝く柱が見えた。
「いえ、もっと上、上を見てください」
言われて仰け反った俺の視界がその輝きの全貌を捉えた。
「かつてない規模の神人の発現です。 正直、あれを止められる自信はありませんね」
天を覆わんばかりの巨体の周囲を見落としてしまいそうな光点が飛び回っている。
「機関が総動員令を下しました。 全戦力を以って神人を止めよ、とね。」
あれを、あんなものを止められるのか。
「ひとつだけ言えるのは、ここも危険だということですね」
つまり、どういうことだ。
「ここから逃げて下さい。 今、新川さんと森さんを呼びました。 もうすぐここに」
古泉の言葉が終わる前に例のタクシーが門扉を突き破って飛び込んできた。
「間に合いましたね。」
校門が原型を留めていないことに触れずに、しれっと言いやがる古泉に構わず、
俺は森さんに手を引かれタクシーの助手席に誘われる。
「ベルト、締めてくださいね。 新川、古泉、後を任せます!」
俺への甘い囁きとは打って変わった凛々しい口調の先で機関の戦士2人は戦いの準備を終えていた。
「それでは、出来たらまた、お会いしたいですね」
いつもの笑みを浮かべた古泉。
「道中の無事をお祈りしております」
トランクから引き出した、どこぞのテロリストが持っていそうなロケット砲を担いだ新川さんの
銜えた葉巻に火をつける姿に歴戦の兵の貫禄すら感じている俺に森さんの声が掛かった。
「ベルト、締めましたね?」
ええ、勿論ですとも森さんの言いつけを守らないはずがありません、例え地獄へ運ぶタクシーのベルトでも締めて見せましょう。
などと考える間も無く俺の体はシートに押し付けられていた。
0636名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:56:40.64ID:aRQXo1Pt
「も…森さ…どこ…へ…」
右へ左へと振り回され、ベルトに締め付けられるがままの俺の問いにすぐさま森さんの涼やかな返答が返ってくる。
「舌を噛むといけませんから、お静かに願います。」
激しいGに苛まれる俺とは対照的に平然と言ってのける森さんが、続けて俺の疑問に答えてくれる。
「鶴屋家の別荘へ、向かいます。 機関の調査によるとあの神人が意図的に避けている節があると…」
―――少し、間を置いて、森さんは続けた。
「恐らく涼宮ハルヒは………朝比奈みくるさんの眠る地を避けています。 私達はそこへ向かいます!」

 車道も歩道もお構いなしに、崩壊する世界の破片を華麗に避けて逃避行は続いていた。
校門を強行突破しても無傷だったことからも並のタクシーではないと思ってはいたが、
森さんのドライビングテクニックと合いまったそれは、端から見れば特撮ではなかろうかと思えるであろう走りを見せていた。
ただし、端から見れば華麗な走りも乗っている俺にとっては正に地獄……いや、地獄にはこんな美人はいないか。
先ほど俺に状況を説明した時、『ハルヒ』と呼び捨てにした冷たい口調も、『みくるさん』と名を呼んだ優しい声も
発せられることなく森さんは華麗にタクシーを操っていた。

俺達を目掛けて神人から無数の触手が伸びてくるのを避けつつタクシーは鶴屋家の別荘へと辿り着こうとしていた。
並みではないタクシーも既にサイドミラーはおろか、リアウインドウがきれいさっぱり無くなっていた。
別荘の門が視界に入り、森さんの横顔にも安堵の笑みが浮かんだのも束の間。
「伏せてっ…」
瞬間、タクシーを凄まじい衝撃が襲い、俺は森さんに抱き抱えられて車外へと飛び出していた。
0637名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:57:37.18ID:aRQXo1Pt
森さんに抱き抱えられた俺の視界の中で、触手に弄ばれて鉄屑と化したタクシーが門扉をも鉄屑と変え、
その門扉だったものの隙間に、俺と(俺を抱えた)森さんが吹き飛ばされたまま突っ込んで意識が途絶えた。

――
―――
「……痛っ」
意識を取り戻した俺は、目の前が真っ白であることと、自分が押し付けられている物体が至極やわらかく温かいものであることを知覚した。
「…………」
数秒後、俺は自分が森さんの胸に抱かれたままの姿であることを知覚した。
真っ白な視界はメイド服のエプロン、柔らかいものは、つまり。
「ご…無事……のよう…です…ね…」
声に顔を上げると、森さんの微笑が、顔色がエプロンのように白い、力の無い微笑がそこにあった。
「森さん…」
さっきまでとは逆に俺が森さんを抱き起こすと、森さんが口を開いた。
「…もう…誰も……死なせないって…誓ったんです」
「みくるさん…を助けて…あげられなかった…償いとして」

森さんが明瞭な意識を保っていられたのはそこまでだった。
俺の腕の中で彼女の、意外なほど華奢な身体が仰け反り、激しく咳き込み、エプロンに鮮血が花開いた。

「ふぁっ……やっ……」
掠れた声を上げ、森さんの両腕が自身の腹部を愛おしく撫でさすり、
「あぁ……ごめん…なさい……イツ…キ……」
意外な名が転がり出た。
古泉の野郎、いつの間に森さんと、いや、機関の人間として初めからそういう関係だったのだろうか、
などと邪推を巡らせている間にも森さんの意識は混濁の度合いを深めていったようだった。
既に彼女の焦点の定まらぬ視界には俺ではなく古泉の姿が映っているらしかった。
「イツキ…の…赤ちゃん……産んで…あげられ…な…い…」
おいおい、そこまで深い仲だったとは。
「わたし……ちゃんと…イツキ……守れ……」
目に涙を溜め、声も身体も震わせながら恋人に問いかける姿に、俺に出来ることは一つしかなかった。
0638名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:59:02.70ID:aRQXo1Pt
「………園生さん、立派でしたよ。 よく頑張りましたね」
慎重に、奴が言いそうな、森さんが望んでいるであろう言葉。

「あぁ…………よか……っ……た…………」

果たしてそれは、正解だったのだろうか。
森さんは俺の言葉を聞き、笑みを浮かべ、息を引き取った。

と、不意に森さんのエプロンのポケットから携帯の呼び出し音が鳴りだした。
すわ新川さんからの連絡かと、森さんには申し訳ないと謝りつつ携帯を見た俺の目に飛び込んだのは
「―――イツキ―――」
通話ボタンを押すと間髪居れず古泉の、奴らしくもない切羽詰った声が響いた。
「園生さん! 無事なんですか、園生さ」
「すまん、古泉。 俺だ」

俺の声を聞いても古泉の口調は変わることはなく、そのまま奴は続けた。
「あぁ、貴方も無事だったんですね。 では、園生、森さんも無事でしょうか」
「森さんは、眠っている」
嘘ではない。

「そうですか………彼女が目を覚ましたら、伝えてほしいことがあります」
古泉は俺の返事を待たなかった。
状況が返答を待つことを許さず、そして俺にとってもその方が都合が良かった。

「我々はこれから神人に最後の攻勢を掛けます、機関はこれで壊滅でしょう」
「森さん、いえ、園生に伝えてください。 戻れなくてすまない、2人で幸せになって欲しい、と。 では…」

それだけ言うと、通話は向こうから切られたようだった。
それだけだった。
0639名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:59:58.51ID:aRQXo1Pt
 別荘の有り余る寝室の一つ、そのベッドに、俺は森さんを運び込んだ。
二度と目覚めることの無い眠りについた、優秀な機関のメイドであり、古泉と愛し合った、森園生という女性。
断言するが、俺に妊婦属性は無い! いや、無かった!
そして、今、俺に妊婦属性が付いた!

血で汚れたエプロンを外した段階では分からなかったが、メイド服をたくし上げていくと、森さんのお腹に僅かな張りを感じられた。
よく分からないが、まだお腹が目立つような時期では無かったようだ。
まぁ、明らかに妊婦と分かる身体では神人からの逃避行など到底不可能であり、その後に俺を庇うこともまた困難であり、
つまるところ俺が無事に済まなかったであろうことからも、それは判断がついた。

メイド服を脱がしてみると、妊娠した女性がつけるそれなのであろう、色気をあまり感じられない下着が露になった。
みくるや鶴屋さんよりも弾力のある胸は柔らかいブラで包み込まれ、僅かに張ったお腹も同系統のショーツで包まれていた。
その方面には堪らないかもしれないが、健全な高校生であり、つい先ほどまで属性無しだったワタクシにとっては、
少々残念とも言えるものだったが、スタイルの良さはメイド服の上からでも、エプロンの上からでも分かるとおりの素晴らしいものだった。
「森さん、きれいです」
――園生と呼ぶのは憚られた、今更ではあるが。
0640名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 01:00:47.68ID:aRQXo1Pt
キスは濃厚な血の味がした。
下着まで脱がした森さんの身体にはあちこちに青黒い痕が浮かんでいた。
腕や足、胸と下腹部の痕が一際大きく、膣から出血したようで下着も血で汚れていた。
まだ熱の残る肌、腋の汗を舐め弾力のある胸を揉むと、その先端に液体が滲み出した。
温かい、森さんの匂いのする母乳を絞り、吸い、そのまま俺は森さんと一つになった。
つまり、古泉と穴兄弟というわけだが、森さんの、大人の女性の肉感は俺の知らないものだった。
母乳を浴び、森さんの奥に注ぎ、最後は急速に体温を失いつつある森さんの胸に顔を埋めたまま俺は寝入ってしまったようだった。
0641名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 01:02:23.96ID:aRQXo1Pt
森園生の決意         おわり

お腹の子と一緒に終わってしまう妊婦メイドさんって良いよね、儚くて
0643名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 02:17:30.27ID:aYS1lKzZ
エロじゃないけどさ、アニメ化したラノベ「ソードアートオンライン」の悪役茅場晶彦をフルボッコするような小説ない?
探したけどさっぱりみつからん。
バーチャルゲーム装置を使った大量虐殺犯にふさわしく、償いとして死者を生き返らせるバーチャルマシンの開発をさせる。
もし作れなかったり休んだりした場合は痛覚とかも再現するバーチャル空間で延々と切り刻んだり焼いたりして苦しませる。
おおむね巻き込まれた人々×巻き込まれた時間分。
さらに、
「てめえの我侭で『理想のゲーム世界』とやらに他人を巻き込んだんだ。『理想の正義の報復』に巻き込まれても文句言う権利はねえ」とか
「これはゲームと呼べるシロモノじゃなけど、クズの貴様を拷問する遊び。『ゲームではないが遊びだ』」とか言う。
あと、協力者の女性がいたらしいからそれには犠牲者の半分くらいの責任があるとして、その分人口を増やすためにひたすらレイプ&妊娠で卵子一個も無駄にせずに孕ませる。
拷問係は、「茅場とかを苦しめないと死んじゃう爆弾」と書かれたアクセサリーを持ってる。

こういうすばらしい正義の報復の話とかってないでしょうか?
0644名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 03:23:19.98ID:dESso+AY
それなんかリョナるよりそのキャラをm9(^Д^)プギャーしたい欲のほうが強くない?
0645名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 03:29:02.37ID:7bzBtCnl
断罪系なんかのヘイト入ってるのは勘弁してほしいな
ただでさえ猟奇好きは日陰者なんだし
そのキャラが大好きになってからお越しください
0648名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:43:56.16ID:F16o+bFI
 彼と出会ったのは高校時代だった。
切っ掛けが何だったのか、今となってはもう覚えていないと彼には言ったが、忘れることなど出来ない。
当時の私は、今思うと結構イヤな子だった。
我侭ばかり言って、周囲を振り回してばかりな、イヤな子。
でも、彼は私の我侭を嫌な顔ひとつしないで聞いてくれた。
彼は私に惚れているから我侭を聞くのだと自惚れていた私が、いつしか、惹かれて行き、
意外にも私から告白して、私達は恋人として付き合うようになった。

 当初、私の『告白』という我侭に彼が付き合ってくれているだけなのかも…と不安になったりもしたけれど、それは杞憂だった。
それからの高校生活は、ずっと彼と一緒だった。
放課後の部室(部長とマネージャーという権限が有効に作用した)でした初めてのキスも、
その先の、色々な言えない様なことも、時には喧嘩もしたけれど、私達はいつも一緒だった。

 彼が遠方の大学に入ったことによる遠距離恋愛も難なく乗り越えて、郷里に戻った彼と私は就職から程なくして同棲を始めた。
私が、ずっと彼と居たくて我侭を言って、押し掛け女房のように、同棲が始まった。

 同棲を始めて1年が経つ前に、私達は結婚した。
私は一分でも一秒でも早く、彼の奥さんになりたかった、妻になりたかった。
彼は私の『我侭』を、優しく聞いてくれ、改めてプロポーズしてくれて、私達は、夫と妻になった。
0649名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:44:39.16ID:F16o+bFI
―――今にして思えば、私は無意識に感じていたのかもしれない。

 結婚を機に退職した私は、夫と2人きりの幸せに満ちた夫婦生活を送った。
最初の結婚記念日を過ぎてしばらくして、私の中である思いが生まれた。
「夫の子を産みたい」という、妻として、女として自然な、欲求が、私の中で次第に大きくなっていった。
2度目の結婚記念日の夜、私は夫に、赤ちゃんが欲しいと、告げた。
まだ、もう少し2人きりの生活を楽しもう―――
夫はそう言って渋ってみせたが、私は『我侭』を押し通した。
実のところは、ベッドの上で初めは拗ねてみせ、涙ぐみ、最後は赤ちゃんが欲しいと泣きじゃくるまでに至った私を、
夫が抱きしめて、その勢いのままにコトに及んだ結果ではあったが。

 その夜、夫が私の中で果てた瞬間、私は赤ちゃんが出来たことを直感した。
理由を聞かれても分からない、ただ、私の中に、夫と私の子が生まれた事を、感じることが出来た。
子宮に注がれた熱を感じつつ、私の胸に顔を埋めた夫を抱きしめていた私は、
例えようも無く幸せなはずなのに、悲しくて寂しくて涙を流して、
それを知られぬよう夫を抱きしめる腕に力を込めていた。
0650名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:45:11.89ID:F16o+bFI
 その夜の直感は当たっていた。
妊娠検査薬の反応が出てすぐに産婦人科を受診した私に、医師は妊娠していることを告げた。
帰宅した夫はそれを聞いて私を抱きしめて喜んでくれた。
まだ何ら変化はない私のお腹を優しく撫でながら私にキスして、一緒に喜んでくれた。
私のお腹を撫でる彼の手に、私も手を重ねて彼に愛されている喜びと幸せで胸がいっぱいになった。

 初めての妊婦検診は夫が帯同してくれた。
私より夫の方が緊張していて、病院内でも落ち着きがなくて、つい笑ってしまって怒られたりもした。
「すぐに終わるから、いい子にしててね」
まるで、お腹の子の他にもう1人、子供が居るような気分になりながら、夫に告げて私は検診を受けた。

 検診が終わって、病室から見えた不安げな夫の姿に笑みが浮かび、そして愛されていることに幸せを感じもした。
併せて受けた検査の結果は翌週の検診で、と告げると夫はそれにも着いてくると即答し、ついつい笑ってしまったりもした。

 翌週、検査結果が出た。
医師は病室に夫を呼び、私達に告げた。

「今回の妊娠は諦めてください。」
0651名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:45:45.42ID:F16o+bFI
 医師の説明を、私は妙に冷静に聞いた。
曰く、まだ自覚症状は出ていないが胸に病巣が存在する。
進行が早ければ、出産はおろか妊娠中に死に至る可能性が高い。
中絶し、治療を開始すれば延命の可能性は高まる。
―――延命の可能性

「完治しますか……完治したら、また妊娠できますか……」

私の問いに医師は、真摯に答えてくれた。

曰く、再発が多く、再度の妊娠は望みが薄いこと。
もし運よく完治しても身体への負担は軽いはずもなく妊娠は困難であろうこと。

「考え……させて下さい…」

出来るだけ早く結論を、という医師の言葉を聞きながら、実のところ私の意志は決まっていた。
夫との子を産みたい、ただ、それだけだった。

 家について玄関の戸が閉まると同時、夫は私を抱きしめてくれた。
「嫌だ…俺は、どちらも失いたく…ない…」
私を抱いたまま、夫が搾り出した言葉に私は顔を上げて夫を見上げる。
「うん、でも、私…」
私を見つめて、目を真っ赤にした夫が言葉を遮って。
「あぁ、判ってる。 俺も…産んでほしい…」
私も夫を見つめたまま、応える。
「私、ちゃんと赤ちゃん産んで、抱っこして、おっぱいあげるから……頑張るから……ね」

 考えることなど無かった。
私達、夫婦の結論は初めから一つだったのだから。
0652名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:46:21.74ID:F16o+bFI
 私は出産まで入院生活を送ることになった。
妻として家庭の事を何もしてあげられないことに罪悪感を感じたものの夫は
「無事に赤ちゃんを産むことだけを考えよう」
と、私の気持ちを察して労わってくれた。

 妊娠の経過は順調だった。
特殊な事情から、私は個室に入れてもらえた為、週末には夫と2人きりで産まれて来る子の事を話し合ったり、
その先のこと―――私が死んだ後のことなど―――まで大切な時間を過ごすことが出来た。

 安定期に入った頃には、2人きりの病室であるとはいえ少々、いや、かなり大胆な行為にも及んだりした。
手や口でするだけのこともあれば、ベッドの上で愛し合うことも幾度かあった。
もちろん、お腹の子に配慮して、いつもよりずっとずっと静かな、ゆったりとした行為だったが、
私も夫もお互いに愛を満たしあった。
 名前を考えたのもこの頃だった。
出産後に考える時間があるとは限らなかったから、性別を調べ(男の子だった)名前を決めた。

 順調な経過の一方で、病魔もまた、私を着実に蝕んでいた。
病巣は拡大し続けていたし、胸の痛みが増し、呼吸が苦しくなることも増えていった。
胸の痛みは、時に意識が遠のき、痛みによって意識が呼び戻されるような激痛もあったが、
鎮痛剤は使えなかった。
それほどまでの痛みを抑える、強い薬は副作用も強いため、妊婦に投与できる性質のものではなかった。
私は、ある時は一人で、ある時は夫に手を握ってもらったまま、痛みに耐え、赤ちゃんを育み続けた。
0653名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:46:51.98ID:F16o+bFI
 9ヶ月目から臨月に掛けて、私は寝たきりに近い状態だった。
病魔は私の胸を冒し続けていたが、医師も驚くほどに私は余裕を見せていた。
「母の強さですよ」
なんて言ってみせることすらしたが、内心は不安でいっぱいだった。
このまま何事も無く出産を終え、叶うならば育児を……と思って、それは欲張りな願いだと思いなおして泣いたりもした。

 病室で一人で居る間、私は、遺書を書いた。
夫への感謝、死後の処置についてのお願いや、赤ちゃんへの手紙は書いても書いても足りなかった。
そして、沢山の我侭を言い続けてきた私の、最後の我侭。
とても口に出しては言えないそれを、ようやく書き終えたのは予定日の2週間。
その日のお昼前のことだった。

 陣痛が訪れた。
まるで、赤ちゃんが私を気遣って早く産まれようとしてくれたかのように
予定日より早く訪れた出産は、あっけなく終わった。
初産ながら、陣痛も分娩も滞りなく進み、私は分娩室で夫に見守られながら、赤ちゃんを産んだ。
私の手を握る夫の手に力が入り、産声が聞こえ……
0654名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:47:32.41ID:F16o+bFI
「……ンぁ………」
目を覚ました時、私はいつもの病室のベッドに横たわっていた。
「ご気分悪くありませんか? もうすぐ御主人と赤ちゃんが来ますからね」
ベッドの脇に立っていた看護婦さんが気付いて教えてくれる。
私は分娩室に入る前と同じブラウスと、下は……出産直後だからだろうか、あまり感覚が無いが
シーツに覆われた下は下着だけのようでちょっと居心地の悪さを感じていたが、不思議と胸の痛みも息苦しさも消えていた。
「お身体、起こしますね。」
看護婦さんがベッドを起こして私の上体を起こしてくれたのは、赤ちゃんを抱きやすいようにという気遣いだろう。

 ノックの音が響き、看護婦さんが開いたドアから夫と、そして、夫の腕に抱かれた赤ちゃんがやってきた。
「あぁ……」
言葉にならない思いが胸いっぱいに広がるのを感じながら、私は夫から赤ちゃんを受け取り胸に抱いて頬を寄せた。
私の手の中の、小さな命から暖かい熱を感じて、私は夫と目を合わせて微笑んだ。
と、赤ちゃんの小さな小さな手が私の胸を弄るように動いた。
「ん、ちょっと待ってね、今、おっぱいあげるから…」
赤ちゃんを夫に返し、ブラウスのボタンを外そうとして
「あ……あれ……指、震え………」
それが何なのか、私は判りたくなかったから、恥ずかしいフリをして夫に頼む。
「ごめん、ボタン、外してくれる」
夫が、赤ちゃんをベビーベッド(ベッドのそばにあったのに気付かなかった)に寝かせ、
ブラウスのボタンを外してくれる。
「うん、全部外しちゃって、そう…ブラも、そう、左だけ」
夫に全てお願いして、授乳用のブラのホックも外してもらうと、ブラのカップ部分が捲れて乳房が露になった。
ブラウスとブラを肌蹴て露になった左胸、その乳頭を赤ちゃんが口に含み、強く吸った。
「あっ………はぁ………ハァッ……ハァッ……」
赤ちゃんにお乳を吸われるのを夫に見守られながら、私は息が荒くなるの懸命に抑えようとしていた。
0655名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 14:51:28.38ID:F16o+bFI
 赤ちゃんが、満足げに乳頭から口を離して、ちいさく息を吐いた。
「もう……いいの?……」
愛おしかった、ずっと抱いていたかった、もっとお乳を飲ませてあげたかった、もっともっと…
だが、私はもう赤ちゃんを抱いていることが困難になりつつあった。
夫が私の手から赤ちゃんを受け取り、ベビーベッドを私の近くまで寄せてくれた。

 夫が私の手を握ってくれた。
もう、誤魔化せなかった。
神様がくれた猶予はもう尽きたのだ。

―――死ぬんだ、私
0656名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 15:29:11.17ID:F16o+bFI
 苦痛は感じなかった。
ただ、夫の手がとてもとても熱く感じられた。
「約束……守れ……たよ……ね……」
―――無事に赤ちゃんを産んで、抱っこして、おっぱいをあげて…
「あなたの……子を………産めて……わた…し……しあわせ……」

ごめんなさいとは言わないと決めていた。
「ありがとう、産んでくれて」
夫が、握る手に力を込めて言ってくれた。
「……ありがとう……産ませてくれ……て……」
隣で私を見上げてくる赤ちゃんにも
「ありが……と……産まれて……きて……くれて………」

 夫の手を握り返そうとして、もう、力がほとんど入らなかった。
「だい……す…き………」
夫に微笑を向けて、私は、死んだ。
0657名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 15:36:39.03ID:F16o+bFI
 私の意識は、身体から離れ、病室を上から見下ろしていた。
ベッドに横たわっていた私の身体は夫に抱かれ、名を呼ばれながら揺さぶられていた。

 医師と看護婦が部屋に飛び込んできて、私の脈を取り、夫に何か確認していた。
私はすぐに思い至った。

 蘇生措置は行わないと、私は予め決めてあった。
延命の可能性の無い患者への蘇生措置は、結果的に患者を長く苦しめるだけになる。
私が、死を迎えた時、蘇生措置を行うか否かという選択で夫を苦しめたくは無かったから、
事前に私はそれを決め、医師にも夫にも伝えてあった。

 だが、実際にその瞬間を迎えた夫は、逡巡の後に医師に願い出ていた。

「蘇生措置を…お願いします…」

夫がその一瞬で何を迷い、そして決断したのか、私には痛いほど伝わってきた。
死の苦しみを長引かせることになると、見て、理解して、それでいてなお、
妻に生きて欲しいと願ってくれている夫の思いが、ただただ嬉しかった。
例え、どれほど苦しくても、私は夫の願いに応えたかった。
0658名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 16:04:50.43ID:F16o+bFI
 意識が身体に強く引き寄せられる感じがした瞬間、私は、蘇生していた。
「…………ッハァ……ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
胸が破れてしまったかのように、早く浅い呼吸を繰り返しても苦しさが収まらない。
靄の掛かった視界に夫の泣き顔が映った。
「ごめん……ごめんな……」
泣きながら告げる夫の言葉に、私は必死に笑顔を作ろうとしていた。
「ハァッ…ハァッ…いいの……ハァッ…貴方に……ハァッ…もういち…ど…」
2度目の死は、さっきよりずっとずっと苦しくて、私は言葉を紡ぐのに精一杯だった。。
「…ハァッ…ハァッ…逢えて…ハァッ………うれし……かっ………」

 そこまでしか言えなかった。
私の意識はまた身体から弾き出され、自分自身を見下ろしていた。
泣きじゃくる夫に抱かれた私の顔。
苦しかったけれど、ちゃんと夫に笑顔を向けてお別れ出来たことに、私は安堵していた。
0659名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 17:56:24.38ID:F16o+bFI
 2度目の蘇生措置は行われなかった。
夫が、もう十分だと医師に伝え、措置が止められたからだ。

 そして夫は今、赤ちゃんとともに部屋を出ていた。
私は、私の身体が看護婦さん達によって処置される様を見守って?いた。
下半身を覆っていたシーツが取り払われて、死ぬ前に感じた居心地の悪さの正体が判明した。
もう身体の自由が利いていなかったのだろう、出産時に汚れたショーツにカテーテルが挿入されていた。

 下半身が拭われ、用意しておいた換えの下着とブラウス、スカートが着せてもらえた私の身体は夫と再会した。
胸の上で手を組み、静かに眠る私に夫は優しい眼差しを向けてくれた。
その目が真っ赤になっていることに、私はとても辛い思いと幸せな思いが混ざった感覚を得た。

 赤ちゃんは病院にお泊りし、私は夫とともに自宅に運んでもらえるとのことだったが、
私は夫宛ての遺書が気掛かりだった。
出産直前に書き終えた、私が死んだ後、すぐに読んで欲しくて書いた遺書。
ベッド脇のテーブルに置かれたそれは、夫の目にも留まってくれた。
夫は、それを私の組んだ手の下に置いて、帰宅の途に着いた。
0661名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 04:17:23.01ID:4kUCh6U8
 久しぶりの我が家には綺麗に整えられていた。
私が入院してから、慣れない家事を夫に強制していたことに今更ながら申し訳なく思う私の視界の中で、
私の身体は夫に抱かれて家に運び込まれた。
夫は、私の身体を2人の寝室に運び、ベッドに横たえてくれた。
病室より明るい照明に照らされた身体は、既に血の気が失せつつあった。

 夫は、件の遺書を手に取り、封を切った。
今でなければ出来ない、直接伝えることの出来ない、私の最期の我侭。

―――もう一度、抱いてください
――――――あなたの好きなように、滅茶苦茶に私を、抱いてください

私は夫にもっと抱かれたかった、抱かせてあげたかった。
夫の愛を身体の隅々まで浴び、夫を気持ち良くさせてあげたかった。
妊娠してからは、お腹の子を気遣った優しい穏やかな行為しか出来なくて、
それすらも私の体調によっては徐々に難しくなっていった。

私は妻として、女として、夫に、彼に、抱いて欲しいと、願っていた。
もう私は何もしてあげられないのだから、せめて、私の身体を使って………
0662名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 04:31:12.14ID:4kUCh6U8
 遺書を読み終えた夫は何も言わず、遺書を封筒に戻してヘッドボードに置いた。
少しの間、夫は、私を見つめ、そして組まれた手指を解き解した。

 夫の唇が、私の唇を吸い、その口付けが首筋から胸元へと移っていく。
いつもの、夫の愛撫。
私の気持ちを高めて、幸せな瞬間へと導いてくれる、夫の優しいキス。
張りを増した胸の膨らみに引っ張られているブラウスのボタンを外しながら、
露になった肌に吸われた痕が残っていく。

目立つお腹をふっくらと包み込むロングのスカートも、胸がちょっときつくなったブラウスも、
妊娠した後に夫と選んだお気に入りだった。

ブラウスのボタンが全て外されると、淡いピンク色のブラにすっぽりと包まれた乳房がまろび出た。
張って敏感になった胸を包んでくれるブラにあしらわれた小さなレースがお気に入りの。

スカートを脱がされると、ブラとお揃いの、こちらも艶やかさとは無縁のショーツがお目見えしていた。
目立つお腹とお尻が優しく包み込まれたその姿は、正直なところ、少し、その…

―――恥ずかしい…な…

私の声が通じたのか、夫が明かりを落とし、ヘッドボードのランプを灯してくれた。
0663名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:14:03.24ID:4kUCh6U8
 夫はたっぷりと時間を掛けて私を抱いてくれた。
いつもより、少しだけ激しく私を求めてくれて、気持ち良くなってくれて、嬉しかった。

全身に口付けられて、高められた私の、赤ちゃんを産んでぽっかりと空いた子宮に
夫から注がれた愛情が満たされて、お腹の中のその熱が私にも伝わってくるようだった。
赤ちゃんを産んでも、私の膣は夫の形にぴったりと吸い付いて、夫に快感を与えられたようで、私も安心した。

ずっと前に1度だけ求められて、私が嫌がって以来触れなかった、お尻も夫に捧げることができた。
「いいよね?」
そっと囁いて夫が私の後ろの処女を貫いていくのを見ているのはとても恥ずかしかった。
出産前にきれいにしてあったから、夫に後ろでも気持ち良くなってもらえたようだ。
―――生きている間にしてあげたかったと、後悔した

口も、激しくされた。
抱き起こされ、頭を掴まれ、喉の奥の奥まで深く突き入れられて、その度に胸が揺れてちょっと恥ずかしいと思っていると
夫が喉に注ぎ込み、私の中へと熱いものが流れ込んでいった。
―――舌できれいにしてあげたかったが、それはもう叶わなかった

私の身体をベッドに横たえた夫が、胸に、赤ちゃんにおっぱいをあげたのと反対の、右の胸に口をつけた。
0664名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:37:15.62ID:4kUCh6U8
 乳頭を甘噛みされ、赤ちゃんより強く吸われて、私の胸に溜まっていた母乳が一気に溢れ出した。
もう、肌は熱を失いつつあったが体内のお乳はまだ温かさを残していて、
夫に吸われる度に私の胸から夫の中に流れ込んいくそれは、まるで私の命の残り香を夫に吸われるようで……。
胸の張りが無くなるまで、夫はまるで子供のように私の胸を吸い続けた。
愛しいその、夫の頭を抱いてあげたくて、でも、もう身体を動かすことは叶わなくてもどかしかった。

胸に残っていたお乳を飲み干して、キスしてくれた夫の口から、ほのかに甘い乳の香りがした。
私の全身を愛してくれて、抱いてくれて、夫は満足してくれたようだった。
そのまま私達は抱き合って、夜明けまで、眠った。


葬儀の前の、静かな時間が過ぎていった。
0665名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:54:08.74ID:4kUCh6U8
 通夜の夜だった。
私の身体は、友人達によって薄化粧され、妊婦向けのスリップ(それもブライダル向けの)を着せてもらっていた。
棺に入った私の身体には、結婚式でつけた、夫と選んだドレスが掛けられている。
こちらの風習で、私達は翌日の葬儀まで2人きりで過ごすことになっていた。

 その私の身体が、夫に運び出されたのは深夜をまわってからだった。
夫はドレスをそっと取り出し、その下の私を優しく抱いて棺から運び出した。

棺のそばに設えれた夫の寝床に横たえられた私。
体温を失い、力無く横たわる私のスリップの中に手を差し入れて、夫はショーツを脱がした。
息を飲む私の前で、夫は私の膣に詰められていた綿を取り出し、そのまま挿入していた。
突き入れたまま、化粧が崩れないようにそっと口付けて、夫は私を抱いていた。
妊娠中よりも、もっともっと優しい、静かな行為。
冷え切った私の奥底に、夫から熱い愛が注がれて、それは終わった。

夫は、私の膣にもとのように綿を詰め、ショーツを穿かせて棺に横たえると、もう一度キスしてくれた。

 私は夫の熱を感じながら荼毘に付された。
0666名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:00:19.80ID:4kUCh6U8
 あれから、長い年月が過ぎた。
夫は、1度だけ別の女性と肉体関係に及び掛けはしたものの、独身を通して息子を育て上げた。
息子はといえば、夫に似て素敵な男性となり、素敵な女性を奥さんに選んだ。
お正月など、家族が集まる時は、夫の隣に私の席を用意してくれる気遣いの出来る、素敵な女性だった。
やがて孫も出来て、また時が過ぎた。

夫は2度の大病を患い、私は夫が無事助かるようにと祈った。
私の分まで夫には息子とその家族とともに幸せな時間を過ごしてもらいたかった。
願いが通じたのか、夫は2度とも乗り越えた(その度に「お母さんに会うのが遠のいた」なんて冗談を言った)。

 だが、老いることだけはどうにもならなかった。
「お母さんに、会いに行くよ」
息子夫婦と孫、私に看取られて、眠るように夫は息を引き取った。

―――やっと逢えたね

私は夫に包まれるように抱きしめられているのを感じた。
身体が大きくて温かい愛情に包まれて、意識が夫と交じり合い蕩けていく……

―――また…夫と…ひとつに…
0667名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:06:07.39ID:4kUCh6U8
―――
―――――――――
――――――――――――――――――――― episode end

”選択されたエピソードを完了しました。”
”安楽死シーケンスを開始します Y/N? (Y)”

表示されたメッセージに対して、私は静かにエンターキーを押下する。

「奥さん幸せですねぇ、御主人に命まで捧げられるなんてw」
いつの間にか私の助手兼愛人が部屋に入ってきていた。
「『妊娠中に流産、オマケに2度と妊娠出来ない身体になって、精神を病んで自殺』でしたっけ?」
意地の悪い笑みを浮かべて私に抱きついてくる。
「そう、事故だ、事故」


 西暦が2100年を超えたあたりで、先進国の平均寿命は300歳を超えるものとなった。
若年での肉体固定技術は年齢に関わらず生殖を可能とし、人口は増加傾向に拍車が掛かった。
惑星の人口キャパシティの観点から見れば危機的な状況であったことから、安楽死が合法化されたものの、
一部の論者から上がった「精神の安楽」とやらまで法制化さて面倒なことになった。
神経科学・心理学の分野から「幸福値」の測定と、それが一定値を上回る状況下での死、それが安楽死と定義された。
簡単に言えば、脳に幸せな夢を見せながら死に至らしめるというそれだけのことだ。
0668名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:12:43.99ID:4kUCh6U8
 その技術において先端を走る企業の研究員である私は、妻より愛人を選び、妻を被験者として使うことにした。
仕事柄、役所など公的機関との繋がりも深いことが幸いし(妻にとっては災いし)、事は簡単に進んだ。

妊娠したがっていた妻は、私がその気になったことに歓喜し、無事妊娠した時は小躍りして喜んだ。
順調に経過を辿る妻を薬物で眠らせ(それ自体、妊娠禁忌薬だったが)暴行して流産させると、
妻は子宮を損傷し、妊娠出来ない身体にまでなって、そして、精神を病んだ。

後は私が安楽死の手続きを進めるだけで、全てが整った。

面倒なのはここからだ。
マイナス方向に沈みきっ妻の精神を、プラスに転じさせ安楽死させる基準値を超えさせるにあたり、
通常使われるエピソードの10倍近い密度と深度のものを用意した。
妻に投与した、幾つかの未承認技術を含んだそれは、予想以上の効果を叩き出していた。

「凄いじゃないですかぁ、奥さんの幸福値平均、これって承認されたら売れますよぉ」
データを見た愛人が感嘆しているが、経緯が経緯だけにこのまま発表出来るものではない。
後々、臨床実験の基礎データとして紛れ込ませようとは思っているが、難しいだろう。

「あ、奥さん御臨終ですよw」
私と、私の膝の上で抱かれた愛人の前で、妻は幸せな夢とともに息を引き取った。


                                       おわり
0669名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:16:27.68ID:4kUCh6U8
孕ませスレに投下しようかと思わないでもなかったけど
ちょっとアレなのでやっぱりこちらに投下

産んで死ぬのも、産めずに死ぬのもどっちも良いよね

>>660
産後に死ぬ所までしか書いてなかったのでちょっと止まりました
0670名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 03:30:18.34ID:ms6Hbyo4
GJ
死姦は猟奇の分類かな?しかし、なんてほのぼのとした…
とか思ってたら、オチで鬼畜追加されたよ(゜o゜)
0671名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 15:58:49.12ID:D6k2jTqz
>>648-669
GJ!
珍しく被虐側?が幸せそうな話だなぁと思ったら最後こう来たかw
読者の心まで持ち上げて落とすとか鬼畜すぎワロタ
0672名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 18:13:17.86ID:tQmB0jPY
>>669
GJ!
途中まで「本当に死んでるのか」とか「いつになったら鬼畜成分出るんだろう」
とか思いながら読んでたが、最後でスッキリ腑に落ちた。
0674名無しさん@ピンキー2014/02/01(土) 20:16:48.75ID:LjY8Gu9y
GJ
不倫された男には同情できるのに、不倫された女は惨めとしか思えないのは何故だろ?www
夫と愛人が生涯幸せになりますように。
0675名無しさん@ピンキー2014/02/02(日) 15:35:56.84ID:d6dnnqNt
ハルヒシリーズ好きだったんで更新うれしいわ
続きあるとの事だから、これからの展開が楽しみ
0679名無しさん@ピンキー2014/03/23(日) 23:51:44.01ID:0ee3gBY6
ハルヒ来ないかなあ
0688名無しさん@ピンキー2014/05/07(水) 22:44:26.97ID:fInvKfjR
Banishedというゲームをやり始めたが「産褥死」というメッセージが出るたびに
赤ちゃんを遺して逝ったのか、赤ちゃんと一緒に逝ったのか、
他に子は居たのか、夫とはどんな夫婦生活を営んでいたのか想像が広がって困る
0689名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 08:30:16.86ID:7ESyp7pS
普通のレイプものは、ここではNG?
(普通のレイプ、というのも変な話だが…)
0690名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 11:45:13.15ID:iuPGdB3E
NGってわけでもないが
ただのレイプなら鬼畜陵辱スレの方がいいんじゃね?
レイプの後殺しちゃったり、ボコボコに殴ったりするならこのスレの方がいいかもしれんが。
0692名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 16:27:52.36ID:SkMh34DR
「レイプする前に殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね」とか
「レイプした後は殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね」とか
考える話はここが適してると思う
0693名無しさん@ピンキー2014/05/14(水) 00:17:44.28ID:a0c4SfAy
レイプして殺してからもっかいレイプすればいいじゃない
0694名無しさん@ピンキー2014/05/18(日) 15:20:27.85ID:yhbvoH1o
レイプする前に殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね派
 │
 ├─きれいな身体のまま速やかに死なせてあげるのが優しさだよね派
 │
 ├─精神的に苦しませて殺す楽しみは必要だよね派
 │
 └─肉体的に苦しませて殺す楽しみは必要だよね派
   │
   └─自ら死を選ぶまで苦痛を与えたいよね派

レイプした後は殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね派
 │
 ├─レイプしたらすぐに楽にしてあげたいよね派
 │
 ├─死ぬまで滅茶苦茶にレイプし続けたいよね派
 │
 └─妊娠させてから殺したいよね派
   │
   ├─妊娠中に死なせてあげたいよね派(天国で赤ちゃん産んでね派)
   │
   └─出産はさせてあげてから殺したい派
     │
     ├─赤ちゃんは見逃してあげるよ派
     │
     └─赤ちゃんも一緒に天国に逝かせてあげるよ派
0695名無しさん@ピンキー2014/05/19(月) 00:16:33.49ID:9o7QqQO6
あー、「殺す」までは考えてなかったなあ
レイプの直後に、ネチネチと言葉で責めたり
時々、身近に出没してはレイプのことを思い出させて
女性に「死にたい」と思わせる、位が限界かな、
俺が書けるのは…
出直してきます
0696名無しさん@ピンキー2014/05/19(月) 00:39:16.92ID:ceXVdAth
苦しまないですむよね がいらない
派生先と矛盾してるし
0697名無しさん@ピンキー2014/05/19(月) 12:45:30.85ID:kuQb7fVF
>>695
発想の根幹が「殺すタイミング」だからな 処女か否か、想い人が居るかどうかでまた変わってくる

>>696
一緒に系統図発展させようぜ
0699名無しさん@ピンキー2014/06/07(土) 20:55:43.71ID:r05DuZS3
レイプされて妊娠した娘に「生まれてくる子供には何の罪もないんだ」みたいな
綺麗事をひたすら囁いて中絶する事に罪悪感を煽って
いざ産んでから「誰が父親かもわからない子供なんて可哀想w」とか笑顔で掌返したい
0702名無しさん@ピンキー2014/06/13(金) 12:45:28.35ID:+LjzCLjM
シリアルキラー関係の本読んでたらヘンリー・リー・ルーカスの母親にときめいてしもうた
ググって本人らしき写真見て後悔したけど
0703名無しさん@ピンキー2014/06/15(日) 14:39:38.28ID:VNNX+df2
レイプされて妊娠させられるも堕胎を禁じられ
やがて子に罪はないのだからとむしろ愛情すら感じ始めたところで

 1.妊娠中も犯し続けて流産させる(母体死亡 or 自殺)
 2.無事出産した直後にレイプしながら縊り殺した赤ちゃんを胸に抱かせてあげる
 3.産む機械として女の子生産機として死ぬまで使い潰す(男子なら堕胎)
0704名無しさん@ピンキー2014/06/15(日) 19:53:51.48ID:Ke77lB4S
猟奇系・リョナ系のSSとか読みたいけど
表の出版業界ではとんと見かけない
そのため結局こうしたネット上の掲示板や個人サイト、
Pixivとかで個々人が公開しているものを読むほかにない。

しかしその大部分がレベルの低いか自分の趣味の対象外のもので、
本当に気に入ったといえるものはほんの一握りだ。

そこでユーザーがだいたいの粗筋を指定して、
以前このスレにSS投下してくれた職人さんに
猟奇・鬼畜SSの執筆を有料リクエストとかってできないのかね?
一作(10000文字くらい)につき12000円〜20000円くらいの価格で
0705名無しさん@ピンキー2014/06/15(日) 19:56:56.39ID:DDm4XU2r
商売になると権利が絡んできていろいろ面倒なので…
それに二次元ドリーム文庫とかが数百円で買えるのにそんな値段設定ではおそらく一件の依頼も来ないかと
0706名無しさん@ピンキー2014/06/15(日) 20:14:28.38ID:Ke77lB4S
いや依頼希望者が少なくともここに1人いるんだが…

6万ほど払うんで2〜3本ほど新作を読みたい
フリーメールアドレスを貼るので詳しい話はそちらで行う
料金は契約成立時に半金を作成者の口座に振り込む
作品はここに投下する必要はなく、メールで送信するだけでOK
あくまで個人が楽しむための作品であり、どこにも公開する事はない。
依頼者はSSの完成を確認した後に残り半金を
作成者へと口座振込みして取引終了…
みたいな流れで

まあ流石に無理かね
0707名無しさん@ピンキー2014/06/15(日) 23:38:33.67ID:bpj8rdRz
別に募集するだけなら勝手にすればいいと思うが
ざっと読んで気になった点を指摘してみる。

1.「SS書きとはいえその依頼をこなせるとは限らない」
自分が思いついたSSを書くのは「自分の書ける内容」を「容量を気にせず書く」行為。
それに対し「指定された内容」、「指定された容量」の文章を書くのには更なる技術が必要。
SS書きの中でもごく一握りの人しか出来ない。というかそれが出来る人はプロ並みの技術を持っている。

2.「ちょっと依頼料が安い」
プロのシナリオの安めの相場は1KB(約500文字)1000円。
小説だともう少し高くてもおかしくない。
全く相場からずれているわけではないが、1文字2円だと相場から見ると少し安めの依頼料。

3.「本人証明の困難」
どうやってあなたにコンタクトを取る人物がこのスレの職人であることを証明するの?
多くの職人はトリップなしの名無しで投稿しているので同一人物の証明はかなり困難だと思う。
成立時に半金貰えるわけだから騙そうとする場合も充分あるんじゃね?

グロSS書きであることを証明するのに、まず最初に軽いSSをあなたに提出とかすればいいかも知れんが
取引が煩雑になりそう。


匿名掲示板ではなく、小説家になろうやPixiv、もしくは個人サイトを持っている人に依頼すれば3の問題はある程度解消されるし
プロではなくても紙の同人誌を出した経験がある人なら、少なくとも1の「指定された容量」の文章を書いた経験がある事にはなると思いよ。
0708名無しさん@ピンキー2014/07/04(金) 12:25:20.41ID:HodRHk1k
才能ある人に出資あるいは寄付
芸術家とパトロンの関係に原点回帰するみたい
0709名無しさん@ピンキー2014/07/05(土) 15:05:35.10ID:lSmHjT3E
とりあえず、どんなのが読みたいかお題を書いてみようぜ。
そしたら、腕試しの職人が何かしら書いてくれるかも知れないぞ。
0710名無しさん@ピンキー2014/07/05(土) 15:22:03.48ID:0lIVy/NV
職業でもないのに、道楽で書いたSSに大金出すって言われたら書けるもんも書けなくなるんじゃないか?
0712名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:37:41.62ID:0VhXVyw6
リョナ小説ライター


 ささやかな副業、と思って始めたことだった。
昼は事務職として平凡な日々を送っていた私が、絶対に表には出せない性癖―――被虐嗜好―――を
思うが侭に吐き出せるネットの掲示板に小さくUPされていた募集広告。

『猟奇的なSSを書いてください 謝礼はお支払い致します』

ライター稼業に憧れてタウン誌の編集に(バイトだったが)携わった私にとって趣味と実益を兼ねた絶好の募集。
昼間の私が見れば、あまりの怪しさに笑って読み流すそのテキストに、深夜の私はすんなりと手を挙げていた。

前世紀末から幾度もの議論を経て、今やネットは、ほぼ完全な実名性が確保されているとされていた。
『ほぼ』というところが曲者で、詳細な説明は省くが一般の利用者同士にとっては逆に匿名性が強まる結果になっていた。
平たく言えば、ネットの見知らぬ他人同士でも何ら危険は無いと、理解されていたしその通りだった。
そのハズだった。
0713名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:41:05.05ID:0VhXVyw6
 簡単な自己紹介の後に、私は自分の趣味を最大限に盛り込んだストーリーを書き、依頼者に送った。
事務のOL、それも大人しい部類に分類される昼の私は社内の様々な噂話の聞き役として重宝がられていたから、
そこで聞いた噂(真っ当な恋愛から不倫、経理や様々な不正など)と同僚をネタにしたテキストは
どうやら依頼者の目に適ったらしかった。

次第に過激さを増した私のストーリーの最初の犠牲者は、同期の事務だった。


  「でね、彼ったら奥さんに『今日も接待なんだ』って嘘ついてウチで終電までヤリ放題してくれてさぁ」
  定時後の更衣室で彼女のノロケが始まる。
  出来婚したばかりの営業の若手君が欲求不満なのを見抜いた彼女に甘える体で、若手君は彼女を性欲の捌け口にすることに
  成功したというだけの話を、同期の彼女から聞かされる。

  「いっそ奥さん、赤ちゃんと死んでくれないかなw 私が彼と結婚したかったわぁ」
  適当な相槌を打つ私に彼女の妄想が続く。
  「バラしちゃおっかな。 奥さんショックでイっちゃったりしてくれないかな」
  若手君の結婚式の写真を思い返す。
  少し目立ち始めたお腹でドレスに包まれた、かわいらしい奥さんが夫の不貞に絶望する姿は中々のものだが
  私は表情には出さずに相槌を打ち続ける。
  「……って、冗談だからね! いっくらアタシでもそんな鬼畜なこと、ね」
  そういう彼女の目が笑っていないことぐらい、私にも分かった。


週末の夜、虚実織り交ぜながらテキストを打ち込んで、私は一旦手を止める。
もうお腹が大きく張った奥さんが夫の不貞を知らされて、幸せを打ち砕かれて、絶望して。
その姿を想像する私の身体の深いところが疼くのを感じながら私はキーボードに指を這わせ……ふと別の思いが過ぎった。
0714名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:42:38.64ID:0VhXVyw6
夫の不貞を知らされた奥さんは絶望するだけなのだろうか、目の前の不倫相手への怒りはどう発露するだろうか、と。


  目の前に夫の不倫相手が横たわっていた。
  夫の出張中に訪れた年上の女性に、会社の名を出され、大事な用件だからと部屋に上げた。
  その女性から、嘲るように聞かされた夫の不貞と、夫の嘘と、女性との関係の数々。
  突きつけられた情報端末から夫と女性の肉体関係の映像が延々と、言葉を失った妻に突き刺さる。

  無意識のうちに伸ばした手が包丁を手にしていた。
  妊娠してお腹の子の分も増えた体重が掛かった切っ先はすんなりと女性の胸に吸い込まれ、そのまま女性は床に横たわった。
  胸に突き立った包丁の柄が彼女の痙攣に合わせて揺れて、その揺れが止まってやっと妻は自分のしたことを理解した。

  そっと女性の首に触れてみても、まだ温かい首筋から脈は感じられなかった。

  夫の通信端末に不倫相手から電話が掛かってきたのはその直後だった。
  「………ごめんね」
  沈黙の後に聞き取れた妻の言葉が誰に向けられたものだったのかは分からなかった。
  夫への謝罪なのか、手にかけた女性へか、または産んであげられなかったお腹の子へか。

  帰宅した夫が目にしたのは胸に包丁を突き立てられて事切れている不倫相手と、
  寝室のドアノブで首を吊って冷たくなっていた妻の姿だった。


絶望の中で、お腹の子に謝りながら命を絶つ奥さんを想像しながら私はひとしきり自慰に耽り、ファイルを送付した。
0715名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:44:35.82ID:0VhXVyw6
 週末は恥ずかしながら自慰に耽ってしまった。
私は妊娠どころか結婚すら経験していないが、それなりに恋愛経験はあるし処女でもない。
そんな私の想像の中で、妊娠中の妻が夫に裏切られた絶望と、お腹の赤ちゃんへ申し訳なく思う気持ちのなかで
命を絶つ姿は私自身の嗜虐性を十二分に満たしてくれた。
生理前の、張った乳房を『赤ちゃんの為に張った乳房』のつもりで揉みしだきながら、
次第に苦しくなっていく意識の中で赤ちゃんにごめんなさいと繰り返して死んでいく姿を想像した時は
下着を替えなければならないほど達してしまった。

週明け、気だるい身体を引き摺るように出社するとすぐに噂好きの同僚に捕まった。

「聞いた? 彼女、不倫バレして殺されたって」


事実は小説よりも―――とはいうが、まさにそんな気分だった。
私が幾度も自慰で達していたあの夜、同僚は若手君の自宅を訪れたらしい。
『らしい』というのも、同僚も若手君の奥さんも発見時は死亡しており何があったのか正確なことは分からなかったそうだ。
ただ、室内に争った形跡と、同僚の通信端末の通話履歴とその内容、同僚の死因が奥さんによるものであったことと、
奥さんが自殺していたことなどなど……。
まるで私が書いたストーリーをそのままなぞったかのような、凄惨な現場を見た若手君が不倫の事実を喋ったことなどから
社内ではそう噂されていた。

偶然にしては出来すぎていると思うより、その時の私は同僚と奥さんが実際に亡くなったことに密やかに興奮していた。
0716名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:49:18.46ID:0VhXVyw6
 程なく、私は新たなストーリーに着手していた。


  「もう、止めませんか! こんなこと、私、続けられません」
  サーバ群を冷却するためのファンの低音の中では若い女性の声が響く。
  「誰も来ないとはいえ、もう少し声を抑えないか?」
  答えるのは年配の、落ち着いた男性の声。

  「もう耐えられないんです……こんな……」
  女性の声のトーンが落ちたのを従順さの表れとみたか、男性の声に余裕が増す。
  「君は優秀なシステム管理者だ、私の不正を見抜けたのは、君だけ、だからな」
  「私の引き抜きの際には君を連れて行く、それで納得したのは君だ。 そうだな」
  「今更、止めますというわけにはいかないのは、君もよくわかっている、な」

  男性の畳み掛ける言葉に女性は力なく頷いて返すだけだった。


事務仕事で度々顔を合わせるシステム部門の若手さん、彼女が新たな犠牲者だった。
若いながら優秀で、なおかつ美人さんで事務方の好感度も高い彼女が
社内の不正処理に気付き………というストーリーだ。
0717名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:49:57.19ID:0VhXVyw6
 少々展開に悩んでいた頃、私は生理中だった。
同僚や奥さんの死を自慰に使った罰が当たったわけでもあるまいが、普段より鈍痛が強く出血量も多くて
生理で下着を汚してしまったが、それがストーリーを進めるヒントになった。


  もう耐えられなかった。
  上司や同僚や友人たちに蔑まれようと、全てを洗いざらい話して楽になりたかった。
  優秀だと持て囃されて甘言に乗ってしまった自分を過去に戻って押し留めたくて、
  でもそんなことが出来なかった彼女は深夜、サーバ室に一人、居る。
  自分だけが気付き、密かに記録し続けた不正処理のログを全て手元の情報端末にコピーする。
  これを持って翌朝、上司に全てを話すつもりだった。

  「さむ………」
  ジリジリと進むコピーの進捗を見つめながら、機械にとって適温の、人にとっては寒い室温に肩をすぼめる。
  小さく息をついて、天井を見上げた彼女の細い首に背後から唐突にネクタイが巻きつけられた。

  「クッ………ハッ………」
  彼女より頭2つは背が高い、件の不正に関わった男性が力任せに彼女の首を締め上げていた。
  爪先が床に付くか付かないかというところで吊られた彼女が細い指を首に這わせても
  ギッチリと締め付けられて何も出来ずに苦痛が増していく。

  「ッ…………ッ…………」
  しなやかな指先が震えながら、控えめな胸をブラウスの上から掻き毟る。
  キーボードを叩く為に短く揃えられた爪がブラウスのボタンに引っ掛かり、苦痛のあまりボタンが弾けるまで
  胸を掻き毟って、その腕が唐突に力なく垂れた。

  「ったく、ヒヤヒヤさせやがって。 大人しくしてりゃもう少し生きてられただろうになぁ」
  男性が彼女の首を絞める手を緩めないままボヤく。
0718名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:51:26.20ID:0VhXVyw6
  「優秀すぎるシステム部員が不正処理に手を染めた挙句の自殺って、よくある話よ」
  始めから彼女に生きる道は無かったのだ。
  「まったく、もう少し遅かったら手間だったんだぜ」
  既に事切れた彼女に囁くように男性が続ける。
  彼女に罪を擦り付けるための工作は全て終わっていた。

  「一回くらい抱きたかったんだがなぁ………って、結構ガキっぽいな」
  彼女を抱きしめてその胸や腰を撫で回し、ボタンの弾け飛んだブラウスの隙間からブラを覗き見て下卑た感想が出る。

  男性よりも高さのあるサーバラックに、彼女のロッカーから拝借したスカーフを裂いて即席の絞首台として彼女を吊るす。
  涙で頬を濡らし、突き出した舌から涎を垂らし、ブラをチラ見せして吊るされた美人さんの彼女の死に様は
  それでもちょっときれいに感じられた。

  「さて、と、長居は不要ってな」
  彼女の情報端末を回収し、男性が早々とサーバ室を後にしたのは彼女にとって幸せなことだったかもしれない。
  最期の抵抗だったのか、生理現象だったのか、どちらにしても男性に見られることは辛い事象が彼女に起こった。

  彼女のショーツの股布が、ストッキングに包まれた太腿が、膝裏が、ふくらはぎが、じっとりと濡れ始めた。
  失禁。
  絶命した彼女の膀胱に溜まっていた小水、室内の低音もあって少なくない量のそれが彼女の両足を伝い床に流れ、
  そのままサーバラックに吸い込まれていった。

  彼女が失禁し、しばらくして、サーバ室から機器の動作音が消えた。
0719名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:52:56.38ID:0VhXVyw6
 太腿を伝う経血の感触を思い出しながら、美人な彼女の失禁を書くのは甘美な体験だった。
機械に囲まれた室内で、冷たくなっていく彼女から熱を持った液体が溢れていく姿を誰にも見られないのは
彼女にとってどれほど幸せなことか……などと考えていたら深夜になっていたが、私はファイルを送付してベッドに潜り込んだ。

 ベッドに潜ってから、自慰に耽ってしまった私はほとんど睡眠を取れぬまま出社した私だったが、
すぐにその眠気が吹き飛ぶことになった。

社内のシステムに障害が発生したとかなんとかで、事務方は眠いなどとは言ってはいられない状況だったからだ。
そして、残業を終えた深夜、断片的な噂を聞きつけた私はもう一度驚くことになった。

―――システム部―――美人さん―――不正―――殺人―――

偶然、とは思えなかった。
帰宅して、昨夜書き上げたファイルを開き、聞いた噂との合致に私はもう、それは偶然とは思えなかった。
私が書いたストーリーをなぞったように、同僚や、奥さんや、彼女は命を―――。
0720名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:54:59.16ID:0VhXVyw6
 週末の夜、依頼者からは好評と報酬が届いているのを確認しつつ私は新たなストーリーを進めていた。
いつもより気持ちが昂ぶって、シャワーを浴びたあと、長いこと着けていなかった純白の下着を着けてみたりしながら
深夜だというのにまるで恋人に会うかのように清楚なブラウスとスカートまで出してきてテキストを打ち込む。


自分の、キーを打つ音だけが響く室内の静けさを心地よく感じながら、ワイングラスに手を伸ばして一口。
縁に口紅が残るのをちょっと気にしつつ、上を向いて椅子の背もたれに身体を預け背筋を伸ばす。

すぅっと空気が動いた気がした瞬間、机上のディスプレイが真っ赤に染まった。
同時に寒気を感じて私は自分を身体をかき抱こうとして


  女の背後に忍び寄った何者かが、女の首を切り裂いたのだということに、女自身が気付くことは出来なかった。
  わずか数秒で体内の血液の大部分を失った女は椅子の上で、だらしなく膝を広げ身体をガクガクと震わせながら
  やがて動かなくなった。

  背後から男性の大きな手が、血に染まったブラウス越しに女の胸に触れた。
  血濡れたボタンをひとつひとつ丁寧に外し、露にされたブラも鮮血に染められて無惨なことになっていた。
  背に回った手がブラのホックを外すと血を吸ったブラが重みで腹の方へと落ち、奇跡的に血を浴びなかった乳房が顔を見せた。

  細身の身体にしては大きく形の良い白い膨らみ。
  女の乳房の先端、乳頭は命を終えてもまだ固さを残していた。

  ―――まるで死の瞬間に絶頂に達したかのような

  男の荒々しい手指に嬲られた、血の気を失った白い乳房が男の手に付いた鮮血で彩られた様は芸術的ですらあった。
0721名無しさん@ピンキー2014/07/06(日) 22:56:36.71ID:0VhXVyw6
  男は椅子を回して女を正面に向けると腋に手を差し入れてその身体を抱き上げた。
  まるで恋人にするように女はベッドに横たえられ、血をたっぷり吸って重くなったスカートをたくし上げられた。
  スカートが血を吸ったから、女の両足は素肌の美しさをそのまま残していた。
  恋人に捧げるかのような純白のショーツに包まれた局部も、命を失ってだらしなく開いてしまった膝も、愛おしかった。
  そっとショーツ越しにキスすると、血の匂いの中に女の匂いが、味が感じ取れた。
  ショーツを脱がして直接舌を這わせると、より濃厚な女自身の味が広がった。

  安らかな女の死顔、キスをして舌を絡ませれば
  女の唾液とワインの入り混じった芳醇な味が広がるのを感じながら男は、女を、抱いた。

  事切れていた女は、当然ながら、抵抗することも無く、声を挙げることも無く、男を受け入れ愛され、
  その胎内に幾度と無く男を浴びて愛されて、愛されて、愛されつくして。


  カーテンの隙間から漏れる朝日に照らされたベッドの上。
  深みを増した紅色で彩られた女の顔は安らかだった。





『猟奇的なSSを書いてください 謝礼はお支払い致します』

                                                 リョナ小説ライター   おわり
0722名無しさん@ピンキー2014/07/07(月) 00:27:04.90ID:fcnvi1wI
おお……ホラーテイストでドキドキしながら読みました
GJ!!
07267112014/07/08(火) 01:49:42.25ID:Y0QOmWwW
>>722-725
感想という報酬頂きました

>>719-720間にもう幾つかストーリー挟んで話伸ばせるなーとか
個々の話をもっと詳細に書くべきだよなーとか思いつつも
途中から書き手を殺したくて殺したくて殺したくてその欲のままに書いてしまった

あと、地の文と”ストーリー”部分の区別が案外分りにくかったなーとかそんな反省も
0727名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 12:57:19.06ID:o/vJYflx
後れ馳せながらGj!
確かにグロやリョナ好きには描写があっさりし過ぎてる感もあるけど、ネクロ好きな自分には十分おっきしましたよ。

地の文と作中文の区分けが改行だけなのは「現実と妄想がリンクしている」の布石だと言う感じでわざとなのかな、と思ってた。
最後首を切られた瞬間とそれ以降の間に句読点がなく、視点が急に第三者になったのに気がついたときには「あ!」っておもいニヤりとしました。
。の代わりにアンダーバーをいれたら分かりやすくテキストの書きかけっぽく見えたかも知れないけれど、私にはバッチリでした_
0729名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 23:57:37.17ID:Wd2zwVv7
アカメが斬るのエログロパロってここで良い?
それともスレ立てた方が良いかな?
0730名無しさん@ピンキー2014/07/12(土) 21:31:59.93ID:YzNz6LQ9
まずはここでいいんじゃね?
スレを維持出来るほどの需要と供給がもしあればグロパロ単独スレ立てればいいだろうし。
07317112014/07/13(日) 03:55:57.53ID:CNlMda8W
>>728
あらすじ読んでみたら本当に似てた
けど、パクッた訳じゃないんだ! 信じてくれ
0732名無しさん@ピンキー2014/08/24(日) 11:46:50.43ID:QLSpxCSG
保守
季節柄、熱さ責めとかも面白そう。
優秀なスポーツ少女を競技直前にライバルが体育倉庫に監禁して、
熱中症に追い込んで再起不能にさせるとか。
0735名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 20:08:56.24ID:qlcfxSBr
オリジナルでメイドさんもので和姦で嗜虐な感じだとして名前は和名が良いか外人的な響きが良いか
サンプル含めて名前のネタをくれないだろうか

話のネタは考えているんだが名前がなーどうしたもんかなーという状況
0736名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 23:15:21.88ID:sH9xy/H3
>>735
ネタ集めならジェネレーター使うのはどう?
「名前オートメーカー」
ttp://www.name-automaker.com/index.html
0737名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 23:27:20.31ID:xbkMamop
ここでpixivとかのお気に入り作家や作品の情報交換するのは駄目かね
pixivだとR-18gやリョナで検索しても量が膨大過ぎて良作に出会えない
0739名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 00:56:10.72ID:9FgWXdhi
そっち系の画像板とか回ってれば定番作家の情報なんて簡単に出揃うけどな
0742名無しさん@ピンキー2014/10/16(木) 03:15:46.05ID:fJDXqoU7
掲示板なんかで情報揃えようと思ったら巡回し続けるか大量のログを漁らないとダメなのでは?
そもそも画像板ってどゆこと? 渋の小説の話じゃないの?
0743名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 21:14:43.46ID:0RKLcczL
>>736
そこ、ちょっと覗きに行ったけど
50音順で生成されるのが欠点だな・・・
10や50生成だと「あ行の名前(名字)」だけで埋め尽くされちまう

相川愛子、木下黄子、瀬川世子・・・となればまだいいけど
相川愛子、赤沢紅子、秋山亜紀子、朝田麻子、芦野・・・と続くのはいかがなもんかと
0744名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 02:57:41.47ID:D/3PGSSZ
新作投下も無さそうだしみんなでお気に入り作品共有しようぜ
俺はもう探し疲れた
0745名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 07:14:49.55ID:ycFx8qrm
名前集めの定番?
オムニバス的なアダルトDVDのパッケージ(○○4時間とか50人○○とか)を持ってきて
パッケージに書いてある女優さんの名前を拾い出して苗字と名前をテキトーに入れ替えて使う
とかはやるなぁ…。
0747名無しさん@そうだ選挙に行こう2014/12/13(土) 22:36:20.39ID:8eD26LPE
今日、「沙耶の唄」のプレイ動画を見た。
すると脳内のウェンディゴが暴れたいと囁いている(無論、フィクションの中でだ)。
魔物と化して駆け回り、少女達を次々に切り裂き・食らうようなSSを無性に書きたくなってくる。
0748名無しさん@ピンキー2014/12/14(日) 22:28:51.43ID:bm7VZtJX
最近、映画のロボコップ2を見たんだけど
ロボコップがバラバラに解体されるシーンで
女サイボーグだったらどうなんだろって思った。
この板的にはアリなんかね?
0749名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 01:42:32.91ID:FqK15XF9
氏賀せんせいのまいちゃんが映像化するそうだな。
本来なら嬉しいんだけど、実写じゃ全然楽しめない。というか、正直気持ち悪い。
やっぱ氏賀先生の絵じゃないとな。
0752名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 20:37:38.01ID:9YlQYp8M
少しお借りします。


宇宙歴2XXXX年………。惑星破壊犯などの超凶悪犯罪に対する罰として宇宙裁判所は、VRゲーム刑の

導入を決意した。
VRゲーム系とは犯罪者をVRMMOゲームの中に閉じ込め、その中で強制的に生活させて反省を促す刑罰

の事である。
一度実行すれば脱走などの問題が発生することもなく、また冷凍刑などに比べて、囚人達の反省を自発的に

促せるという利点が存在した。

広い宇宙空間に一つの人工惑星が浮かんでいた。
第8宇宙刑務惑星………凶悪な犯罪者にVRゲーム刑を実行する為の惑星である。
景気は最低20年、最長1000年と言われ、冷凍刑と併用することで、極限まで罪を償わせることが可能

であると説明がされている。


「囚人ナンバーSP8−42442!」
そう言って看守がその女を呼ぶ。
「はっ、惑星10個ぶっ壊して20年とはびっくりだね。」
軽口をたたきながらその女は看守の方を挑発する。
「その軽口もここまでだ。VRゲーム刑の恐ろしさをたっぷりと味わうんだな。
 連れて行け。」
その言葉と共に横にいた看守がその女を奥へと連れて行った。

「さあ入れ。」
奥の部屋で彼女はVR用のメットを被せられてから、睡眠冷凍用のポッドに押し込められた。
0753名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 20:38:12.73ID:9YlQYp8M
「ここがVR世界かい。」
そう言って彼女はあたりを見渡す。
そこには一人の受付嬢が座っていた。

「……ナンバーSP8−42442さんですね。貴方が行くステージは『ディストピア』ステージです。」
「なんだいそれは?」
「この刑務所においては、VR空間は16のステージに分かれており、受刑者の刑に応じて振り分けられる

ことになります。
 『ローファンタジー』『ハイファンタジー』『ホラー』『ジュラシック』
 『サイバーパンク』『スチームパンク』『サイキック』『時代劇』
 『戦乱』『学園』『経営』『異能物』
 『マカロニ・ウェスタン』『ヒーロー×ヴィラン』『カードゲーム』『ディストピア』
の16のステージが存在しており、貴方は『ディストピア』世界への配置が決定されています。」
「待てっ、なんだ『カードゲーム』って何?『カードゲーム』?」
「『カードゲーム』は『カードゲーム』で世界の命運が変わる世界です………。
 『ディストピア』世界は、強大な組織が支配する世界です。貴方は裏社会の人間として動くことになりま

す……。これ以上の質問は規定事項に違反する為に質問をお断りします。」
「……私に選択権は無いわけね。ま、良いわどうせ死なないゲームでしょ?」
「はい、このゲームでは人は死にません。また判断次第で刑期が伸びるまたは縮みますので、しっかりゲー

ムをされてください。」
「はいはい。惑星殺しの実力を見せてあげるわ。」
「では、ゲームスタートです………。」
次の瞬間、SP8−42442の精神は『ディストピア』へと飛んでいった。


SP8−42442はいきなり謎の部屋に出現した。
「ここが『ディストピア』かい……。」
そう言って彼女は部屋を見渡す。
「なんだい? この本は??」
『偉大なる帝国の生活マニュアル書』と書かれた本を彼女は手に取り、あまり興味なくポンと放り投げた。
後で読めばいいと思ったのだ。
次の瞬間ドアの向こうから、数名の兵士が飛び出し、彼女を取り押さえる。
「偉大なる帝国の書物を投げ捨てるとは何事だ!!」
「えっえっ??」
「こいつはスパイに違いない!! すぐに高等警察署に連れて行け!!」
「何この展開………。」

SP8−42442は薄暗い部屋に閉じ込められると、椅子にしばりつけられた。
「貴様、反逆者だな」
「へ何で?」
「皇帝閣下の大事な本を捨てるなど反逆者以外に誰がする!! こいつの目的を吐かせろ!
 何をしてもかまわん!!」
「わかりました!!」
「何この展開………うぐっ」
次の瞬間彼女のみぞおちに兵士のパンチが入っていた。究極的にリアルな痛みをあたるVRゲームは嫌われ

ているが、そのあたりの設定をどんぶり勘定でやっている。
「俺達は知っているぞ。貴様らが死んだとしても『復活エリア』で復活できる事をな……。
 ゆえに復活しても全軍で捕まえて、貴様から情報を吐かせるのだ。」
「そんな………。」
兵士の一人がナイフを持ってくると、彼女の腹に突き立てる。
0754名無しさん@ピンキー2015/05/07(木) 20:39:35.50ID:9YlQYp8M
「あっあっあがっ………」
グリグリとナイフを回しながら彼女の体にダメージを的確に与えていく。
「これ以上ダメージを与えると死ぬぞ。」
その言葉と共に兵士はナイフを抜き出す。
「けがを治せ。」
別の兵士が謎のレーザー光線銃を傷口に照射すると怪我が一瞬のうちで治る。
「どうだ喋る気になったか?」
「知らないわよ反逆だなんて! そんな事一切知らなかったんだから!!」
「そんなものが通用すると思うなッ! こいつの手足を切り捨てろッ。」
次の瞬間兵士たちはナイフを彼女の四肢に振り下ろし、彼女の手足を体から切り離す。次の瞬間に謎のレー

ザー光線銃が当てられてけがは治るが、切り捨てられた四肢は戻らない。
「何なのよこれはッ!!」
「反逆者には拷問あるのみだ!」
次の瞬間、彼女の体は床に押し付けられる。
靴底で顔面を踏まれた後、次々と蹴りを入れられる。
(何なのよこのゲームはっ………喋らない限り終わらないの?)

「『ディストピア』は我々の抱える16のステージのうち最も過酷なものです。」
そう言って新入りに解説を行う刑務官。
「ひとたび秘密警察に捕まれば拷問に次ぐ拷問を浴びせられながら情報を吐き出させようとします。
 存在しない情報を。」
「夢見ることさえ許さず、時間が切れるまで……罪を償いきるまでその拷問は続きます。」
「短時間に犯罪者を償わせる手段としてのみ許可されているこのステージに入る人間はこの刑務所の0.0

1%にすぎません。」
「……ですがこのステージに入った人間は総じて大罪を背負っています。彼らには重大な罰が必要です。」
「私は願っています。この『ディストピア』が我らの≪ユートピア≫の礎となることを……。」

                                  〜Fin
0756名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 14:01:31.65ID:PSN4krft
超本命が大穴
暇つぶしに覗いて見たけど あり得ない女が・・
見返りをもらって損はしなかったww

da●et/c11/52saki.jpg
●をkkun.nに置き換え
0757名無しさん@ピンキー2015/05/17(日) 10:46:30.68ID:RHS3Eqfs
セラムンクリスタルの妖の四姉妹が
エネルギーぶちあったって消滅するだけってのは勿体無い。
0760名無しさん@ピンキー2015/06/10(水) 11:07:20.40ID:HS/nrq79
かなり有名な絵師さんで名前が数字だった人ってわかりますか?
HDD真っ白になってしまって全然思い出せない…
0765名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:04:15.36ID:0V/4VMIT
―――夕刻

 仕事帰りの父の車に乗って、少し歳の離れた姉妹が和やかに学校からの帰路につく。

数年前では考えられなかった光景だ。
冷戦期、東西陣営の代理戦争が終わるとともに部族間紛争や、政府軍とゲリラの戦闘が絶え間なく続いた小国。
男は成長すれば一族の担い手として、また一人の兵士として尊重される一方で、
女は男の欲のはけ口として、子を産む為の道具として、単なる労働力として、蔑視され続けてきた。
周辺国を含めても圧倒的多数派である土着の宗教もまた、女性蔑視を激化させる原因であった。
そのような環境下で女性が学校に通うなどということは夢物語でしかない。
だが、数年前、テロ組織の掃討作戦という名目で西側の諸国家が大規模な軍事作戦を行い、
それに伴って民衆への意識改革を半ば強引に行った結果、わずかながら女性がその本来の権利を取り戻す切っ掛けとなった。

姉は十代後半、嫁入りし子を産んでいてもおかしくない年齢だったが、
学業に専念したいと結婚話を先送りし、両親もそれを快く受け入れてくれていた。

妹は十代に達したかどうかという幼さだったが、姉を見習って がっこう で学ぶ喜びを噛み締めていた。
0766名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:12:57.96ID:0V/4VMIT
 父と姉妹、3人の乗った車がいつもの峠を越えようとした瞬間。
車の前後に一目でそれと分かる車両が道を塞ぐように現れた。
海外の自動車メーカーのロゴが書かれた四輪駆動車、車体後部の荷台には重機関銃が据付られた車両―――ゲリラだ。
車のドアが荒々しく開けられて、声を挙げる間も無く3人は引きずり出され押し倒される。
慣れた手つきで男たちが3人に猿轡を嵌めて―――。



―――数時間後

 意識を取り戻した姉が最初に目にしたものは、自分を無遠慮に見つめる粗野な男たちの視線。
次に目にしたものは、女性が家族以外の者に肌を見せぬ為に纏うブルカを脱がされた自分の身体。
上半身は白いシャツとその下にブラジャー、下半身にショーツを穿いただけの姿で横たわった自分を取り巻く男たち。
きつい猿轡で声を挙げることの出来ない姉のシャツが捲りあげられ年頃の女性らしく張りのある乳房を包む、
白いブラジャーが露になると男たちは口々に淫乱だの卑猥だのと罵りナイフでブラを切り裂いてまでして脱がす。
―――汚された
恐怖よりも絶望が勝っていた。
自分にはもう女としての価値がないのだ。
学業に専念したいという思いは本心だったが、それとは別に女性として、結婚して子を産んで母となる幸せを
得たいという夢が絶たれた事実を噛み締めて姉はただ涙を流すことしか出来なかった。

だが、男たちにとって淫乱で卑猥な下着の排除は余興に過ぎない。
一人の男がぐったりとした姉のショーツを引き摺り下ろし別の男たちが股を開かせて押さえつけた。
男の力で開かされた股を閉じることなど叶わない。
露にされた、男を知らぬその局部、膣に直径5cmほどの円筒状の物体が情け容赦なく突き入れられた。
突然の激痛に身を捩ると露にされた乳房が揺れ、それを見た男たちが下卑た笑いを浮かべながら両肩を押さえつける。

”作業”が終わった。
姉の股間からはごく小さな電子基板が顔を覗かせているだけとなっていた。
円筒状の物体はもう膣の中に完全に埋まっている。
姉の意識の奥底で、人体に関する知識が頭をもたげる。
自分が感じている違和感は膣に何かが挿入されているからだ、
その奥底に感じるのはきっと挿入された物体が子宮を圧迫していることによるものだ、と。
自分の学んだ知識がこんな形で活かされることに失望して姉は意識を失った。
0767名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:17:28.59ID:0V/4VMIT
―――翌日、昼  市街中心部

 姉は覚束ない足取りで市街の病院に向かって歩いていた。
女としての尊厳を踏み躙られ、絶望した姉に対して父と妹の解放を条件として提示されたそれは自爆テロの要員だった。
分かっていたことだった、自分の体内に挿入されたアレは爆薬と簡易な起爆装置で拒否することは許されなくて、
きっと父も妹も既に殺されていて………でも、もしかしたら本当に解放してもらえるのかもしれなくて。
女として一切の価値を失った自分でも、せめて父と妹の為に死ねるなら、その為に命を捧げられるなら。
そこまで考えて、姉は考えることを止めた。

 指示された病院は最近建てられたばかりの大規模なものだった。
国連機関を示すUNの文字が大きく示された、初めて見る自動ドアを通り抜け、ごった返す人の隙間を抜けようとした瞬間。
大きなお腹を優しく撫でる女性の姿が目に飛び込んできた。
今、自分の体内で爆弾が起爆されればあの幸せそうな女性も、お腹の子も、死ぬ。
もう何も考えたくなかったのに、考えるのを止めたはずだったのに、考えてはいけなかったのに。
行きかう人の只中で、涙が頬を伝って。


―――同日、同時刻  市郊外 市場

 銃を持った男の人が言ったのだ。
市場の中心にある時計塔、その下で待つ男の人に荷物を届けなさい、と。
ちゃんとお使いが出来たら大好きな父と姉を返してあげよう、家にも帰してあげようと。
だから、小さな身体には不釣合いな大きな荷物を背負って車から降り、一目散に市場へと走っていった。
 長らく政府軍として治安維持に当たってきた兵士にとって、市場に近づく少女の姿は奇異なものだった。
先進国であれば少女が買い物に訪れたとしても何ら違和感はなかっただろう。
しかし、治安維持に携わる者としては頭が痛いが、この近辺は決して治安が安定しているとは言い難い。
怖がらせてはいけない、と心で呟きつつ精一杯の笑顔を浮かべ、それでも銃の安全装置は外しつつ少女に声を掛けつつ近づく。
 久しぶりに見た笑顔に、心が和んだ。
市場に向かう足取りを緩め、声を掛けてきた笑顔の男の人の方を向いて、そちらに歩き掛けて。
0768名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:26:42.89ID:0V/4VMIT
―――同日 夕刻 国営放送

「本日昼、2件の爆弾テロが発生しました。 1件目は市中心部の病院で発生し………」
0769名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:32:28.54ID:0V/4VMIT
―――前日 深夜

 質の悪い麻薬を多量に投与されて、男の意識は混濁していた。
その方が都合がいいのだ、恐怖のあまり暴れられては手元が狂う。
グリーンバックと呼ばれる緑一色の背景が設えられた撮影スタジオ、煌々と光る照明、西側のブランド物のカメラ。
その前に引き摺りだされた男が首を掻き切られながら最期に思い浮かべたのは仲の良い姉妹と妻の笑顔。

女子を学校に通わせた男の末路として動画サイトに処刑映像がアップロードされたのはそれから数時間後のことだった。


 夫と娘を奪われた母親が、祖母らと徒党を組んで
           ゲリラを襲撃・制圧するのはまた別のお話。

                                       おわり
0770名無しさん@ピンキー2015/08/19(水) 01:50:43.09ID:0V/4VMIT
派手に他スレに誤爆しつつ投下完了
直接的なエロもグロも無いけど想像力で楽しんでね!的な感じで一つ
0774ダンジョン飯2015/09/26(土) 04:44:25.02ID:1Ry2hL8t
「なにも逆さ吊りにすることないじゃないか」
「血抜きだ。このまま引き返すにしても、蘇生術を持つ者を探すにしても、死体は持ち運ばねばなるまい?
 その際にはできるだけ軽い方がよかろう。水分を抜くと人体はずいぶん軽くなるし、腐敗も遅らせることができる」
「それはそうだけど、この恰好じゃまるで家畜みたいだ」

俺たちの仲間マルシルは死に、今は足首を蔦で縛られ吊し上げられた恰好でパックリ割れた首の傷口から血をボタボタと垂らしている。
つい先程まで生きていて会話をしていたマルシルだ。同じパーティーの仲間が死んできた場面は何度も見てきたけれど、やっぱりキツいものがある。
でも、そんな感傷に浸っているのは俺だけで、吊るした本人であるセンシも、それを眺めているライオスも、どこか淡々としている。

「家畜みたい…か」
「ライアス、変なこと考えちゃダメだぞ」

マルシルの死因はマヌケで呆気ないものだった。
これだけ深い階層だ。モンスターたちも手強くなるし、罠だって即死系のものが多くなる。
前者はみんなで力を合わせればどうにか対抗できるとしても、後者の罠の発見や解除については俺にしかできない仕事だ。
だから俺は言った。「不用意に動く前に俺に一声かけろ」と。
なのにマルシルのやつ、誰にも告げずにこっそりとトイレへ行きやがった。まったく。この日に限って発揮した乙女心が死に直結したんだ。
0775ダンジョン飯2015/09/26(土) 04:51:08.06ID:1Ry2hL8t
悲鳴を聞いて駆け付けたときにはすでに遅かった。
用を足そうと屈んだあたりでザクッときたのだろう。床から飛び出てきた槍は大腿部を貫通したばかりでなく、腹部を貫き、背中にまで突き出ていた。
ただし不幸なことに即死はしなかった。心臓は免れていたし、槍が刺さったままだったから失血も少なかったからだ。
それでも臓器をズタズタにされたのだからどうせ命は長く持たない。なにより肺を突き破ったのは誰にでも分かるほどの致命傷だった。
口からはゴボゴボと真っ赤な鮮血を溢れさせていていた。笑顔の多いあのマルシルがこんな悲惨な目に遭うだなんて、ショッキングだった。

もっとショッキングだったのは、マルシルの意識がはっきりしていたこと。
可哀想に、目を見開くほどの激痛と苦痛を味わいながらも、突き刺さった槍からも痛みからも逃れることができずにいたんだ。
下手すれば絶命までにしばらくかかってしまうだろう。こうなったら、もう、一刻も早く死んだ方がマシ。
マルシルは血まみれの唇でパクパクと「ころして」と伝えた。声にはならずに喉奥に溜まった血が飛び散っただけだったが、唇の動きでそれが分かった。

そういうときにサッと動けるのがセンシだ。
俺もライオスも一瞬だけ躊躇があった。

センシは理解するや否や、あの大振りの斧でもって、首を一発で斬った。
うなじあたりから入った刃はそのままマルシルの頸椎を叩き斬ったわけだが、手元を狂わせることなく、とっさにこういう冷静な動きができるのだからセンシはすごい。
もちろん今度こそマルシルは即死。でも完全に切断したわけじゃない。
残った皮と筋肉で繋がっていたからマルシルの頭部はプランと垂れ下がった格好になった。
0776ダンジョン飯2015/09/26(土) 04:55:53.41ID:1Ry2hL8t
首の切断面から噴水みたいに溢れていた鮮血もやがて止まった。びくんびくん痙攣していたのも止まった。肉体が完全に死んだんだ。
それを確認した俺たちは、とりあえず槍からマルシルの身体を引っこ抜き、泉で身体を清めてやった。
きちんとこういうことをしてやらないと、無残に死んだ者の肉体にはすぐに悪霊が寄ってきてゾンビになってしまうから。

俺も俺で返り血を浴びていたからとりあえず頭までドボンと浸かり、そして呆然としていた脳をリセットした。
仲間が目の前で死ぬことなんて、ダンジョンでは珍しいもんじゃない。
ちょっとばかりショックな光景だったけれど、死にざまで言うなら俺がトラップにかかり煮えた油を全身に浴びたときのほうが、見た目は悲惨だったろう。
あれは、本当にひどかった。やっぱりダンジョンってやつはこんなもんなんだ。決して楽じゃない。

「ふぅ」と一息ついて身体を拭いて、次のことを考えていたところだった。
ちょっと目を離したスキにマルシルはセンシとライオスの手により逆さ吊りにされていたんだ。
合理的な行動なのかもしれないけれど、やっぱこいつらはどこかおかしい。


「で、どうするよライアス。俺たちの主砲マルシルが死んじまった」
「うーん、このまま全体魔法無しで潜り続けるのはつらいなあ。俺と、チルチャックと、センシ。3人で突入できるほどダンジョンは甘くない。
 かといって、いまさら引き返すのもそれはそれでつらい。ここまでの道程だってマルシル抜きで戦ったら全滅の危険もあるだろうし」
「あいつ、なんだかんだで役立ってたしな。深く潜れば深く潜るほどマルシル頼りの場面は増えていった」
「……よしっ、待とう」
「何をさ」
「ここまで2〜3組のパーティーに出会ってきた。腕の立ちそうな連中もいたし、きっと相当深くを目指してるんだろう。それで蘇生魔法の人員がいないわけがない」
「そいつらに頼んで蘇生させてもらうってわけか。でも、上手く合流できるかな」
「階段付近で待っていれば大丈夫さ。そこでしばらくの期間は希望を持って待ってみようじゃないか。どうだセンシは?」
「ふむ、なるほど。とりあえずここは移動ってことだな。荷物を持って改めて陣を張るとするかの」
0777ダンジョン飯2015/09/26(土) 05:06:58.94ID:1Ry2hL8t
期間は三日。それまでに合流できなかったら、後続のパーティーはすべて全滅したか進路変更したものと見做す。
ここまで休みも少なく戦い続けてきた俺たちにとっては、むしろいい骨休めで、この先へ行く上で力を蓄えることもできるだろう。装備品の手入れもできる。
無謀なアタックをするよりも余裕を持って動いた方が効率も上がるし結果も出せる。
こうして俺たちは階段付近へ移動して、モンスターから襲撃されにくい一角でキャンプを張った。

ズルズルと引きずってきたマルシルの身体は、血が抜けた分だけ軽かった。
首を完全に切断しなかったのも正解だった。「荷物」が増えるところだったから。
センシはあの場面でここまで考えていたのだろうか。それとも経験が成せる技ってやつだろうか。
そんなセンシが作ってくれたスープはバジリスクのダシが利いてて美味かった。でも俺にはちょっとした懸念がある。

「これだけの食糧で、3日分持つか?」
「おそらく持たんだろ」
「じゃあ、これからの食事は少なめで済ますか。ハラペコが続いても3日くらいなら耐えられるかもな」
「それはいかん。なるべく腹一杯喰おう。腹がすいているとどんな生物でも弱る。力を込めているつもりが力が入っていなくなってしまう。
 何でもそうだが減らそう減らそうとするとジリ貧に陥ってしまうことがあるから、それは避けたほうがいいだろう」
「でも実際問題、食材が足りない。食用の植物でも探そうかライオス?」

ライオスは、ぼーっとマルシルの死体を眺めていた。
0778ダンジョン飯2015/09/26(土) 05:11:10.27ID:1Ry2hL8t
「ライオス?」
「あ、ああ、聞いてたよ。聞いてた」
「……?」
「でも、食料の調達も極力避けたほうがよさそうだ。だってこの階層のモンスターに遭遇したときのことを考えたら迂闊には動けないだろ?
 うっかり仲間でもウジャウジャ呼ばれたら、マルシル抜きじゃ返り討ちの危険のほうが高いだろうし……」
「じゃあどうすれば、」

ハッとした。まさかと思ったけれど、不思議とライオスの心が読めてしまった。
食料は現地調達。それはストイックな精神というよりも探求心や好奇心が上回っているのではないか。
そして目の前には都合よく血抜きされたエルフの新鮮な肉体が用意されている。

「ライオス、それだけはやめとけ」
「やめるって、なにを」
「マルシルの肉を喰うことをだよ」
「……こういうときくらいしか機会がないじゃないか」
「やっぱり!ライオス!それだけはダメだ絶対にダメだ!一緒に冒険している仲間を喰うだなんてそんなことモンスターでもやらないぞ!」

コイツは普段、マルシルのことをどういう目で見ていたのだろう。
「いつか喰ってみたいなあ」とでも思っていたのだろうか。それともたまたまこういう場面が巡ってきたから思いついたのだろうか。
なにせ倫理観がズレているサイコパスだ。倫理観や世間体では説得することはできないだろう。
0779ダンジョン飯2015/09/26(土) 05:14:32.30ID:1Ry2hL8t
「センシ!コイツを止めてくれ!マルシルを喰う気だ!」
「うん?」
「それだけはやっちゃダメだって言ってくれセンシ!」
「……まあタンパク質や脂質の補給には肉食はもってこいだ。それを遠慮して全滅したらマルシルだって浮かばれんだろう」

だめだった。センシはセンシでこういうところがある。
どこか常識知らずの動物的な考え方をしており、それはそれで頼もしいのだけれど、倫理的抑止力にはなりやしない。
そして、センシとライオスが同じ方向を向いたならば、もはや止めることはできないというのは、俺はよーく知っている。
もう止められないのだ。俺はがっくりと肩を落とした。

「まあまあ、マルシルには蘇生した後で説明しておくから」
「……しないほうがマシだよ。『死んでいる間にちょっとお肉食べちゃった』なんて聞かされるマルシルの気持ちを考えてやろうぜ」

そうしてマルシルの解体が始まった。

喰うならば脚がよかろう、ということになった。
太腿を解体するにもスカート姿なら楽だったかもしれないが、マルシルはあいにくスカートではない。
死後硬直でこわばった下半身から衣服を脱がすのには難儀した。蘇生後を考えればビリビリに切り裂くわけにもいかない。
すらっと白くて長い脚が露出する。普段マルシルをそういう対象として見ていなかった俺でもちょっとドキッとした。死体だけど。
しかし、センシにもライオスにもそうした性欲じみたものが無いのがせめてもの救いだった。こいつらにあるのは食欲だけだ。
きっとこの2人の脳内ではすでにおいしいお肉として認識されているのだろう。
俺はハーフフットで、ライオスは人間で、センシはドワーフで、そしてマルシルはエルフだ。
大丈夫といえば大丈夫、なのだろうか?
0780ダンジョン飯2015/09/26(土) 05:17:52.74ID:1Ry2hL8t
センシのナイフがさぁーっと太腿の皮膚を縦に切り裂いた。血抜きされているのでもちろん血は流れない。
その光景に俺は目を背けてしまった。生きてたら痛いんだろうな、マルシル。
蘇生させることを考えるとむやみに切断するわけにもいかない。術者にとって手間になってしまうからだ。
だから脚をまるごと切り落とすのではなく、お肉だけ切り取って拝借することにした。
傷口からちょっと黄色がかった脂肪が見えた。センシは皮膚をちょっとめくって、ナイフをすべり込ませ、べりべりと嫌な音を立てて剥いでいった。
右太腿をまるごと一周、皮剥ぎしているあいだ、身体はユサユサと揺れて、マルシルの首が右へ左へコロコロした。
血を抜かれて落ち窪んだその目は眠っているみたいに閉ざされているけど、お前、相当ひどいことされてるぞ。
そんなマルシルの太腿にザクザクと躊躇なくナイフを入れてゆくセンシ。その絵は猟奇殺人そのものだが、その目には狂気が宿っていない。
純粋に食と命のことだけを考えている目だ。それが、鬼畜の所業と、食という行為を、はっきり分け隔てている。
肉の切り出しを手伝っているライオスをちらっと見た。無邪気だった。こちらは好奇心しか宿っていなかった。

気付けばマルシルの右太腿は白い骨だけになっていた。大腿骨から筋肉を剥がし終えたのだ。
こういう部分的な解体を普段はセンシはしないだろうから大変だったろう。ふーっと一息ついていた。
その傍らにはマルシルの肉が置かれている。他の動物と大して見分けのつかない肉だった。マルシルから得られた食肉だ。
0781ダンジョン飯2015/09/26(土) 05:22:02.12ID:1Ry2hL8t
豚肉や牛肉が並んでいる様子を見て、生きている豚や生きている牛と頭の中でリンクさせる者はいないだろう。
でも、それって本当は繋がっているんだ。それを忘れているからこそ食卓というのは安心できる。

そんなことを考えているうちに、マルシル肉は薄く切られて、熱したフライパンへ乗せられジュウジュウと音を立て始めていた。
もうすぐ食事が出来上がる。肉とマルシルの姿を切り離すことができないうちに俺は食するのだろうか。

「こんなもんじゃろ」

皿の上に乗せられたシンプルな焼肉を見て、ようやく俺はこのおいしそうな匂いに気付いた。だいぶ腹が減っていることにも気付いた。
そして俺は「おいしそう」と思ってしまっている。マルシルを「おいしそう」「たべたい」とたしかに思ったのだ。
この日の夕食は、若いエルフの焼肉だ。
塩と胡椒のシンプルな味付けだから肉そのものの味がたっぷり楽しめるんだろう。
マルシルから肉をもらって、俺もライオスも切り出しを手伝って、センシが料理をしたんだ。いまさら食べないってわけにもいかない。

「……いただきます」

俺が今、フォークで刺したのはマルシルの肉であり、おいしそうな焼肉でもある。
口へ運ぶまでに何度マルシルの顔を思い出しただろう。表情豊かなあのマルシルの顔を。
『誰にも頼りにされないのは寂しいです』『もっと感情を込めて言って』『やだー!やだやだー!』
あの声も、あの表情も、あの仕草も、共に過ごしてきた色んな場面も、何度も何度も脳裏にオーバーラップする。
俺は「牛」や「豚」の肉じゃなくて、「エルフ」の肉でもなくて、『マルシル』という固有名詞の宿った肉を食べるんだ。
0783ダンジョン飯2015/09/26(土) 13:59:26.02ID:ugTssD+A
アクセス規制食らいました。あと2レス程度ですがまた後程。
0786ダンジョン飯2015/09/27(日) 01:11:45.01ID:z3WCWdp1
そんなことをアレコレ考えていた俺の手は震えていた。口へ運ぶその瞬間までずっと。
けれど、いざ口に含んでみて、思い切って噛みしめた途端に、それは舌の中で美味なお肉へと変わった。
俺の頭なんかよりも、俺の舌はもっと素直でシンプルに味を判定したようだ。

「あっ……うまい……」

センシによる焼き加減が良かったのか、食材そのものが新鮮で良かったのか、肉汁溢れる柔らかくジューシーな味が広がる。
ほどよくのった脂肪が溶けた。でも、歯ごたえは軟弱なものではなく、充分に筋繊維のしっかりした食べごたえのある肉だった。

「センシ、ライオス、うまいよ」
「うむ。なかなかいけるな」
「たぶん時間を置いたらタンパク質がアミノ酸に分解されてもっと旨味は増すんだろうな」
「いやいや、このままでも充分うまいって」

俺たちはいつも通りの会話で食事を進めた。いつもと違うのはここにマルシルがいないってことだけだ。
あいつはゲテモノを前にすると心底嫌そうな顔をするくせに、いざ食べてみると素直に「おいしいー♪」と言ってしまうやつだ。
本当に素直なやつなんだ。この日の食卓で物足りないものといえば、マルシルの「おいしい」が聞けないことだろう。
俺は思ってたよりもあいつのリアクションを楽しみにしていたのかもしれない。

このダンジョンでは、スライムも食べたし、宝虫も食べたし、大サソリも食べたし、ミミックも食べた。色々と食べた。
そして今日、俺はマルシルを食べた。
普段だったら自分がいったい何の肉を口にしているかなんて考えたこともなかった。あえて考えようとしなかったのかもしれない。
でも。「食」は本当は生き物とリンクしている。繋がっている。なのにそれを無意識に切り離して忘れ去ってしまっている。
これはひょっとしたら、俺たちが忘れていた感覚を取り戻す冒険なのかもしれない。
0787ダンジョン飯2015/09/27(日) 01:14:56.67ID:z3WCWdp1
「あれー?私死んじゃってた?」
「死んでた死んでた。串刺しになってた。胴体貫かれてすっごく痛そうだった」
「うわ…よかった覚えてなくて……」

2日目くらいだったか。蘇生術を使えるパーティーと無事合流し、めでたくマルシル復活となった。
金でも求められたらどうしようかと思っていたが、こういうときは助け合いの精神。深くまで潜ってくる連中はそれをよく分かっている。
不自然に白骨化した右太腿については「モンスターに喰われた」と説明した。ん?するとモンスターって、俺たちってことになるのか?

「ねえねえチルチャック、私が死んでる間、何か起きた?」
「べ、べつに、なにも起きてないよ」

若いエルフ肉おいしかったですマルシルさん、だなんてわざわざ言うこともないだろう。
知らんぷりをしていたほうが良いこともあるってものだ。正直だけが道徳というわけでもない。

「まあ、色々と大変だったよ。マルシル抜きで戦闘するのは避けたほうがいいっていうのが俺やライオスやセンシの意見だったし」
「何それ!?私ってホントは役立ってたの!?うれしい!!」
「かもな」
「あーあ!その場面に居合わせたかったあ!死んでる場合じゃなかったじゃない!」
「お前が死んでたからこそ、そういう話の流れになったんだよ」
「ねえーチルチャック!そのときの会話を再現して!心をこめて再現して!」
「さあ、先行くぞー」
0788ダンジョン飯2015/09/27(日) 01:19:22.64ID:z3WCWdp1
そして俺はさっきからマルシルの顔を直視できていない。どうせ得意気な顔でもしてるんだろうが、俺にはその顔が見れない。
「俺はお前の肉の味を知っているぞ」と、どうしても頭のどこかで思ってしまう。
乙女の秘密、とはいうが、ここまで禁断レベルの秘密を知られることもそうはないだろう。
そう考えるとなんだかヘンにドキドキしてしまう。ライオスもセンシもまったくそんなこと意識してないというのに。
ひょっとしたらサイコパスのほうが普通の者よりも純粋なのかもしれない。迷惑だけど。



そしてこのとき、俺は大切なことに気付けずにいた。
マルシルを喰ったということが、どういう結果を招くのか気付けずにいたんだ。



「……んん?」

周囲は真っ暗で、身体はひんやりと冷たかった。今まで何度か味わったこの感覚。
「そっか、俺は死んだんだ」って思ったときはたいてい蘇生の最中だったりする。
本当に死ぬときっていうのがどういうものなのか、それは俺たち冒険者でも知らない。
0789ダンジョン飯2015/09/27(日) 01:27:19.77ID:z3WCWdp1
次第に思い出してくる。あのあと俺らはさらなる深層を目指してダンジョンを進んでいった。
敵は強くなる一方。罠の解除や扉の開放は俺の役目であっても、戦闘となるとこの小さな身体では援護が精一杯。
「危ない!チルチャック!」って誰が叫んだんだっけ。たぶんライオスだ。
背後から刺されたモンスターの爪は俺の腹から血まみれで突き出ていた。不覚だった。死んだなこりゃ、と思った。

「……ん……ん?……あれ?俺…?」
「おおっ、みんな!チルチャックが目を覚ましたぞ!」
「そっか、死んでたか…俺…」

どうやら、マルシルが死んでからしばらく潜ったあたりで、俺も死んでしまったようだった。
前後の記憶はあまり無いが、状況を見るにそういうことらしい。
死んですっかり冷え切った身体が温まるまでしばらく動くことができなかった。
こういうとき看病してくれるのはマルシルだ。男二人は周辺で警護している。

「そっか、お前も蘇生魔法使えたんだっけ。ありがとな」
「……うん」
「俺が死んでる間に何か変わったこと起きたか?」
「べ、別に、何も起きてないよ」

マルシルの様子がおかしい。すごくよそよそしくて俺と目も合わさない。これは、まさか、そういうことなのか。
0790ダンジョン飯2015/09/27(日) 01:34:39.41ID:z3WCWdp1
太腿に手をやった。ある。あるけど何か減ったような感覚が残ってる。

「喰った、のか?」
「…………」
「おい!そっぽ向くな!!喰ったろ俺のこと!?」
「……謝らないから、私」

どうやらマルシルの蘇生魔法は失敗に失敗を重ねたらしい。休んで試して、休んで試して、やがて魔力が底を尽いてしまったようだ。
するとどうなるか。「長期戦になりそうだったらしばらく待機するしかあるまい」「しかし腹が減っては魔法も使えぬ」「ここで捕食するのも危険だから……」
俺が仲間を喰ったってことは、俺も仲間に食われるってことだ。
余計な前例を作ったものだ。やはり、あのときに全力で反対していればよかった。

「チルチャックだって私のこと食べたじゃない」

ギクッとした。
ライオスとセンシが「チルチャック肉」を提案したとき、当然のように思い浮かぶだろう。「もしかしてあのとき私も?」と。
普通に考えればそうなる。誰だってそう考える。当然の思考ってやつだろう。
するとどうなる。こいつは今、怒っているのか、悲しんでいるのか。
0791ダンジョン飯(終)2015/09/27(日) 01:39:43.63ID:z3WCWdp1
「……ごめんマルシル」
「いいよ。私だってハーフフット肉をステーキにして食べたし」

おや、つんと突き出たエルフ耳が赤く染まっているじゃないか。
そういえば俺もあのとき、マルシルの顔を見れずに、耳を赤くしていたかもしれない。

「ねえチルチャック、謝るよりも私に言うことあるよね?センシもライオスも言ってくれたよ?」
「言うって、何を、」
「……食べた後は?」
「ごちそうさま?」
「私もごちそうさま。チルチャック」

なんだか、おかしなことになってしまったものだ。
俺たちはお互いの肉の味を知っている。そんな変な関係ってあるだろうか。
しばらく俺とマルシルは互いに顔を見ることができなかった。知られることのない禁忌の秘密を知る仲なのだ。
センシやライオスは別だ。あいつらはそんなことちっとも気にせずいつも通りにしていた。やっぱサイコパスだ。

きっと、俺の肉が焼けるおいしい匂いがしてきたらマルシルは、さっきまで泣きそうだったのに寄ってきて。
喰ってみたら「あっ、これ、おいしいー♪」とでも言ったのだろう。容易にその幸せそうな顔が想像できる。さぞかし気まずいだろうマルシル。

喰うか喰われるか。喰ったあとに喰われるか。喰われてから喰うか。
俺たちの食物連鎖は混迷を極めてきた。しかし、ただひたすらに食は生の特権なのだ。それがダンジョン飯。ああ、ダンジョン飯。
0792名無しさん@ピンキー2015/09/27(日) 01:57:13.81ID:32TU89IE
やったー ハッピーエンドだー
これからもエルフ肉が食えるぞー
0793名無しさん@ピンキー2015/09/27(日) 04:42:13.62ID:IkenOQ3q
ダンジョン飯作者にこのSSを教えてあげて漫画化してもらおう(提案)
0794ダンジョン飯(終)2015/09/27(日) 17:56:52.58ID:u4bE5Kcg
久しぶりにここで書いたけど投稿し難くなってる……。
ダンジョン飯はとにかくマルシルさんが可愛くて面白いから買うといいと思うよ(ステマ)
0795名無しさん@ピンキー2015/09/28(月) 09:01:14.89ID:lPjZ5D3B
乙!
スッキリして読みやすくて一気に読んでしまったw
マルシルかわいいよね
ダンジョン飯リョナブームきててうれしい

この流れならセンシやライオスが死んだ時もなんだかんだ言ってきっと食べるんだろうなあ
マルシルとチルチャックのどちらかが食べたことがなければ多数決で負けちゃうだろうし
0796名無しさん@ピンキー2015/09/28(月) 18:58:28.49ID:Vt5sApEz
これからはパーティメンバーを選ぶとき 「美味しさ」 が重要視される時代
0798名無しさん@ピンキー2015/09/29(火) 00:59:11.25ID:wBt40nSP
栄養価だけを考えればガチムチ系のパーティーを揃えたいけど、食欲は出ないよね。
0800名無しさん@ピンキー2015/10/01(木) 01:06:52.62ID:IGFFxHr0
おっぱいなんか脂肪分使って灯り代わりにしてみたり
食べてカロリー的には非常食になってみたりいい感じかも
寒冷地なんかでオススメ
0802名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 18:47:08.94ID:1xGRWo4O
食って美味しかった女の子は蘇生させてから食肉として繁殖させる
人間牧場的展開もありかもしれない
産ませて食って良し、乳を絞っても良し 美味しいんだろうなぁx
0803名無しさん@ピンキー2015/10/25(日) 13:57:01.84ID:O4VQaM6q
その、美しい少女は、一糸も纏っていなかった。
要所要所が豊満な優美な肢体で、幼く愛らしい面差しだった。
 
どうやって侵入したのか、軍の駐屯地の簡易武器保管庫で、少女は手榴弾を爆発させた。
大混乱に陥った駐屯地で、サブマシンガンの銃声が反響し合い、少女の裸身に無数の銃弾が撃ち込まれた。
左の眼球も含めて全身銃弾にえぐられた裸体で、少女は激痛に泣き悶えながらバズーカを奪い、軍用トラックに撃ち込んだ。
さらに無数に銃弾を全身に撃ち込まれ続けながら、少女は敏捷に跳躍し、駆け巡り、次々に武器を奪っては攻撃を続けた。
壊滅した駐屯地で、銃創に全身埋め尽くされた全裸の少女は、ついに捕らえられ、
少女自身の二の腕より二周り以上太い杭を、秘唇から子宮に、可愛らしい臍の辺りを激しい勢いで突き抜け、鎖骨を通り過ぎるまで捻じ込まれ、
全身を銃剣で執拗にえぐり斬られ続けて、それでも、死ねなかった。

翌日、駐留軍は壊滅した。
0806名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 22:20:34.04ID:0NXxO7a1
ちょこっと設定妄想

母さんはマッドサイエンティストだった。
世界を変えるような発明品を幾つも考案し、その試作品をいつも僕だけに見せてくれた。
だけど母さんの知り合いはそれが気に入らなかったらしい。
母さんを殺して、母さんの発明品を盗もうとした。

彼女達は発明品の一部を盗むととんでもないことに気が付いた。
データが2つに分けられていて、2つのデータが無ければ発明品が作れないことに。

彼女達は仕方なしに、片方のデータだけを持ち出すと私に罪を着せて私から情報を盗もうとした。

「………また逃げられたの?」
小さな研究所の中で、1人の女性が無数の部下たちを叱責していた。
「はい、何分あの緑色のスライムが対処できませんでして……。」
「………貴方達には高いお金を払ったのよ!」
「そのお金も母さんの発明品から稼いだものよね。」
部屋の中から声が響く。
「ヒッ!!」
女性が私の姿を見て驚愕する。
「何でここが……」
私がパチンと指をはじくと、兵隊の服から緑色のプラスチックが流れ出る。
「追跡させたのよ。この多機能プラスチックにね。」
「そんな事もできるの?」
「………母さんをなめないで……。」
そう言って私は彼女に詰め寄る。
「……これは私と母さんの復讐だから。」
緑色のスライムが形をかけて部下たちを吹き飛ばす。
「……貴方は確実に殺す。」
彼女は大慌てで、部屋の外のエレベーターへと走り出す。
「むぐっ!」
緑色のスライムが彼女の足元に絡みつき、そのままゆっくりと彼女の体にまとわりつき始める。
「………そんな……許して。」
「許さないから。」
そう言って私は彼女をプラスチックの中へと押し込んだ。
「残るは8人………。」

こんな感じの復讐物を思いついたけど、これ以上のアイディアを思いつかなくて止めた。
0807名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 04:44:43.95ID:S4DXmMGX
ノクターンノベルスとムーンライトノベルスに
「特殊生命体D−54」という題で小説投稿してみた
中学1年生の女の子が主人公でかなりグロいと思う
(チャプター1は控えめだけど)
0808名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 01:57:40.45ID:FJ43AqGo
ダンジョン飯のSS書いた奴、ふざけんなよ
こっちはずっとパンツ下ろして待機してたのに
太股食っただけかよ
腹かっさばいてモツ食えよ 
おっぱい切断してむしゃぶりつけよ
頭割って脳味噌にスプーン入れろよ…
何だこんな中途半端なブツを投下したんだ
0809名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 14:57:47.89ID:0ScT66zO
あれはあれで物語としてよく出来ていたけど、
スレ的な期待としては、長期戦になって仕方なくどんどん食べる箇所が増えて、
最終的に生きるために食べ尽くしてしまう展開のほうだと思った。
0810名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 21:58:32.08ID:NzXuSzCo
いいからその粗末なブツとちっこいケツの穴をさっさとしまえ 寒いぞ
0811名無しさん@ピンキー2015/12/08(火) 23:03:53.00ID:Ha2pLoPc
まぁまぁ、いいじゃねえか
死んで無いってことは、また食えるってことで、また食えるってことは続きがあるってことだ
食べる為に殺すってのもありかもしれねぇ

孕んだ状態で殺して胎児食ってから蘇生させて
お腹の赤ちゃんを失った絶望を味わわせてからもう一回殺して絶望を味わうってのもまた一興
0812名無しさん@ピンキー2015/12/27(日) 05:49:19.48ID:fq+D2SOB
この二人に限らずサラのなんとかって武装で死体も残らないほどぶっ殺された子が沢山いたのに、後にドラゴンと和解していてなんだかなぁと思ったわ。
こっちはドラゴンの事何も知らないけど、ドラゴン側がこっちの事情を把握しているようだったのも胸糞悪い。
0814名無しさん@ピンキー2016/03/19(土) 18:16:39.53ID:4PUz9w5Q
807なんだが最近アメリカで白人がイスラム教徒や移民を敵視する風潮が
とある人物のせいで悪化してるのをみてると
拙作「特殊生命体D−54」に盛り込んだ内容とはある意味ずれてるんだが
本質的な所でシンクロしてる気もして複雑な心境だったりする
拙作はあくまでフィクションだけど漫画版デビルマンにも影響受けてて
自分なりにメッセージもある程度込めてるし

何18禁グロに関係ない話してるかって?
俺思うんだけど人と人の傷付け合いもグロの源泉だし
現実の人と人の傷付け合いとグロフィクションが
どこかである程度相通じてしまう事もあると思うんだよ
0817名無しさん@ピンキー2016/03/24(木) 02:08:15.17ID:MWsw0IVR
814なんだが別に単に自分語りしたかった訳じゃなくて
グロ小説書きましたよ ここで読めますよ ってのが本題で
ちょいと余談たしただけなんだよ
グロ小説って一口に言ってもいろんな書き方読み方があると思ったから

というか 文句言うのもいいけど
何かグロネタ書くとか ここならグロネタ読めるよって紹介するとか
して欲しい気がするなあ
0818名無しさん@ピンキー2016/03/24(木) 03:26:16.10ID:5wjRvj45
まず、このスレッドに投稿されていない、告知のみでURLも貼られていない作品に対しての感想を、このスレッドが取り扱うはずもないということ。
このスレッドでその作品に触れてほしいなら、少なくともこのスレッドで発表してもらわないと困る。
次に、あなたが自分語りをしてしまっている以上、するつもりのあったなかったは問題ではないということ。
言っては悪いが、あなたの創作に対する姿勢や思想には、まだ誰も興味がない。
ましてや、コテハンやトリップも付けない名無しで「拙作に盛り込んだ内容が云々」といきなり話されてもポカン、である。
そして、ネットユーザーの大半は、凡百のSSに対して一つ一つ筆者の思想を読み取るシーケンスなどを持っていないということ。
あなたにとっては大切な自作小説でも、読み手からすればネットにありふれたタイトル付き文字列にすぎないかもしれないということを忘れている。

っつか、本気で創作して、それに対してリアクションを求めたいなら、エロパロ板じゃなく文芸サロンとか行けよ。
その特殊生命体D-54読んでみたけど、正直インプットにもアウトプットにも、まだまだ訓練を要すると思ったよ。
原稿用紙の使い方とか、その辺おさらいしてからまた来てよ。
0820 【凶】 2016/04/01(金) 02:22:39.75ID:z80menj3
美人女子高校生の、両方の手足を切断して、いわゆる達磨にした後
女のアソコに、感電死するくらい改造した極太のバイブを奥まで挿入して
局部を晒した姿を全国ネットに公開したい
0822名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 19:28:31.76ID:orK7wJws
悪の女を転がすスレみたいなのが好みかなぁシチュ的には、
ただパターンがヒーローと怪人若しくは戦闘員ってのが
スレ民の年齢高いのかちと古かった。
0823名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 21:35:51.10ID:cpQ4wOu/
セラクリのデスバスターズ編始まるが、
前期のブラックムーン編は人間だろうと人殺す外道はぶっ殺してくスタンスなら
妖の四姉妹とかエネルギー当たって消滅とかじゃ無くて
もっと血や脳漿撒き散らす様な殺され方が良いなぁ。
0825名無しさん@ピンキー2016/05/25(水) 17:55:26.75ID:OkrcJWs/
ラブラブ系のエロ動画見てると脳内で
「女の子が病魔に冒されて死ぬ前の最期のエッチをしてる」設定で楽しんでる
0826名無しさん@ピンキー2016/06/08(水) 14:15:27.24ID:D3o7NdXo
同人活動=原作のバッドエンドルートを考えること、になりつつある
0827名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 03:09:03.23ID:laMX/qpr
俺もそう
今好きな作品がループ物で平行世界が無数にある設定だから、色々と捗る
0828名無しさん@ピンキー2016/06/14(火) 13:33:25.61ID:57hm3F96
オメガスレイヤーズよかったが、どーせ次回最終話で完全復活して逆転勝利ってのがミエミエなんでいまいち萌えない
0830名無しさん@ピンキー2016/07/05(火) 15:20:45.78ID:2mRCF43h
セラクリ三期の作画で妖の四姉妹デザインして欲しい、
あの可愛さで消滅とかじゃなくもっとエログロに殺されてくれたらたまらん。
0831名無しさん@ピンキー2016/07/30(土) 14:45:19.35ID:cCJ+KLUU
グロ和姦ってのどうだろうと思う

自分を一般人だと思っていた少年が
ある日突然魔界の王族である事を両親から告げられ
自室の壁の扉を開くと異世界の自分専用の王城の庭に通じている状態に
そこへ魔界からメイドの少女が送り込まれる
メイドの少女に一目惚れされた少年はその少女に
「お願いします わたしを犯して殺して下さい」とおねだりされる
実は魔界の女の子は誰もが殺されても生き返れる体質でマゾ気質であり
御主人様にして頂きたい流行のプレイ内容の第一位が
「大量の触手を孕ませて頂いて子宮の内側から触手にお腹を裂かれて
それでも死ねずに裂けたお腹の傷から大量の触手を延々と産ませて頂き続ける」
だったりする とか
0832名無しさん@ピンキー2016/08/12(金) 19:13:43.19ID:6S2APSrc
ええとは思うよ、そんな風に殺しても死なない種族限定だが
0833名無しさん@ピンキー2016/08/17(水) 21:59:55.93ID:sdJiRISG
辺獄のシュヴェスタって漫画、拷問シーンとか多くてリョナラーにはたまらん
話も普通に面白いしおすすめ
0835名無しさん@ピンキー2016/09/11(日) 01:56:27.07ID:blNrGfPv
セックスした後殺したいアニメキャラ [アニキャラ総合]DAT落ち
ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1473149436/

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [age] :2016/09/06(火) 17:10:36.06 ID:4+pfY3yq0
セックスと殺害の理由は好きでも憎いでも和姦レイープどちらでも良いです。
作品名キャラ名とセックスと殺害のシチュエーションを書いて下さい。
屍姦の場合@生きてる状態でセックスA殺害B屍姦の順番で、
@を抜かしていきなり殺害や最初から死体相手スレ違いです

テンプレ
作品名:
キャラ:
セックスのシチュエーション:
殺害のシチュエーション:

3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2016/09/07(水) 01:01:35.66 ID:lWpkLDp90
キャラ:
アカメが斬るのアリア

セックスのシチュエーション:
ベッドに縛り付けて正常位レイ-プ
マンコと肛門の両方に中出し。
胸も有りそうなのでパイズリも。

殺害のシチュエーション:
行為後片目を抉り出してマンコに詰める
肛門から腸を引きずり出し壁に打ち付けて固定
その後ベッドごと窓をブチ破って外へ投げ捨てる
落下で腸がズルズル引き出され内臓バンジージャンプしている様に!
ベッドの重さも加えての地面に激突で頭部粉砕で死亡
最後に降りて来て死体の腹かっさばいて子宮を引きずり出し
砕けた頭から脳味噌の中に突っ込んで終わり。
股を開かせて先ほど目を詰めたマンコが見える様に
膣に嵌った眼球から血と精液の涙が流れている様に見えればグッド。

アカメが斬るの外道らはこれ位やられてから死んで欲しいが、
執行人達に余裕無いから(無敵存在でなく油断したらこっちが殺られる為)
やってきた事の割にアッサリ死ぬんだよなぁ。

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2016/09/07(水) 22:11:55.38 ID:jwAX3W3KM
悪趣味だな

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] :2016/09/08(木) 08:53:41.09 ID:tbjKs8510
>>3
正義役が悪役にそうするには悪役が被害者にそう出来る位の力に差が要る、
どんなに油断しようとフイを突かれようと無意味な程の。
最近の敵がただの石ころな俺TUEE!系主人公位じゃないといけない。

アカメは例外有るが基本防御力は敵味方平等で先に致死ダメ与えたもん勝ち
レベルが高ければ棒立ちでも格下の攻撃が皮膚すら通らないって世界観じゃ無い。
0836名無しさん@ピンキー2016/09/27(火) 21:24:35.70ID:COK5DhOX
悪いんだけど、誰かこのアニメ名教えてくれない?
米海外動画サイト注意
ttp://xxxbunker.com/2261036
0837名無しさん@ピンキー2016/09/28(水) 03:59:27.30ID:rhPwYKdm
>>836だけど
OL?ぽいおねーちゃんが仮面被ってショットガン持ったおっさんにレイプされ
ケツにショットガン突っ込まれたまま発砲されて死ぬアニメだった

なんなのかは知らん
0838名無しさん@ピンキー2016/09/29(木) 22:13:58.44ID:DTXlP9BT
>>836です。
自己解決したわ。
新BibleBlackという12年前のアニメの第一話みたい。
英語版だとショットガンでアナル撃った後に発砲音したから
もう一人もアナルショットされてソコは絵になるのかなーと思って期待してたんだけど、
ただ盛大な音ズレしてただけだったわ
アニメの内容はふたなり物でそこ以外見所なかった。
探してくれた人いたらサンクス。
0839名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 18:34:42.62ID:VXMClrWz
4万字超の中編「エログロ・リョナ系」小説を書いたのですが、どこか良い投稿サイトは無いでしょうか。内容は美少女生体実験〜生体解剖です。(ラストはSF)
0840名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 18:57:34.31ID:q+lxP6ps
渋かノクターン(ミッドナイト)くらいしか。
渋のR18-Gは腐で溢れてて埋もれるけどなろう系もジャンル次第かつ見てもらうには連載必須みたいなとこだからリョナ単発だとどうだろう。
二次もやるなら渋一択なんだけど。
自分のリョナグロオリジナルは渋で一番いったのが3000viewくらい。
0841名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 19:18:05.04ID:VXMClrWz
>>840
情報、ありがとうございます。
やはりsivかノクターンですか・・・
検討します!
0842名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 19:31:33.99ID:x8fK848d
あのう、そのう……そう言うスレじゃないことはわかってるんですけど、
pixivとかノクターンで女同士の闘いをテーマに書いてる作家さんがいらっしゃったら、教えていただきたいのですが……
魔法とかファンタジーとかじゃなしに、現実的な世界を舞台に殴る蹴るで女性が傷つく作風が理想なのですがなかなか出会えません
0846名無しさん@ピンキー2016/10/02(日) 17:34:41.65ID:mRU3gZpB
>>844
ありがとうございます。
ご助言に従い、「連載」形式でやってみます。
0847名無しさん@ピンキー2016/10/03(月) 09:22:23.50ID:04UUWmC5
>>844

やっと出来ました・・・
ここです・・・・
初めてなので、携帯で読むと改行が酷いです・・・・・・・・・

ttp://novel18.syosetu.com/n3220do/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3)
0850名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 10:37:46.95ID:K31jZYEC
一発投稿だとすぐ埋もれてしまうというご助言を頂きまして、分けて投下する予定です。読者感想欄の意見が出てくれば、投下前に修正等も考えております…
0851名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 11:25:11.71ID:auPb5ofw
序章しか読めないなんて…俺のワクテカを返せ

感想を言うと、
2、3回はセルフ校正を繰り返したほうがいいよ
堅い文章の場合、日本語がしっかり書けているかをより厳しくみられがちなので。
単語の選択とか文章の流れとか、引っかかる箇所が非常に多い。
「手術着を着た男」も「美少女」も、説明口調が多いので不自然。だれにむけてしゃべってるの
(心の声)か地の文にするほうがいい

そして、美少女の叫びが不自然すぎて、萎える
0852名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 12:27:51.98ID:K31jZYEC
有り難うございます!
0853名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 20:13:05.37ID:W0TuKu4e
>それは既存の国家群の改変をもたらし、凄まじい恐怖と混乱が、北部ユーラシアにも到達するに至った・・・・・・。
>今日もまた、1人の処刑囚が眠らされたまま、執行のための準備作業を施されていた・・・

書き慣れないなら、難しいこと書かないほうがいいぞ
0854名無しさん@ピンキー2016/10/05(水) 01:10:37.51ID:e92EvS76
留意します
0855アティ ◆YOtGD4RX3g 2016/10/05(水) 01:15:08.81ID:z97AS2ub
サモンナイトです。
陵辱 、グロ 死姦 されたいです。
0856名無しさん@ピンキー2016/10/05(水) 01:15:53.01ID:qjPK3B0W
書かないことにはいつまでも書けないしせっかく連載形式選んだみたいだから
投稿前に次の掲載分を校正するだけでも時間も開いての見直しになって大分違うと思う。
続き期待してる。
0857名無しさん@ピンキー2016/10/05(水) 10:52:44.35ID:e92EvS76
有り難うございます。事前更正を行って行きます.
0858名無しさん@ピンキー2016/10/07(金) 05:10:31.46ID:s47fURRf
寿司煮氏の見てたらなんか久々にリョナグロを書いてみたくなる…。
ひとつだけ、ヒエエェェは悲鳴としてギャグに見えてあんま興奮しない気がしたw
0859名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 12:02:14.45ID:+MTvX8EL
一発投稿して次の作品をすぐに書けよ
そのほうが成長するぞ
いまの文章力じゃ駄作評価で終わりだ
0860名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 14:28:19.37ID:LgAA++/q
偉そうな一言居士がここぞとばかりにワラワラ沸くの笑える
0861名無しさん@ピンキー2016/10/11(火) 11:36:27.42ID:+X+RW0q6
色々と、参考になります・
0862名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 03:15:24.48ID:FebKV8iI
グロ和姦いいね
女の「子」じゃないがセンゴクのお市の方の死に様を推したい
首絞めックス後に懐剣でとどめみたいだったが、惜しいことに絶命の瞬間が飛ばされるわ死に顔が見えないわ最後の最後でメチャクチャ欲求不満だった
0863名無しさん@ピンキー2016/11/27(日) 21:45:00.87ID:PGyloOrH
実写なんでアレなんだけど
海外のリョナ動画見てると絞め殺したあとにわざわざ首折ってるの多いのよね
初めはせめて遺体はきれいにしておいてあげてほしかったけど
絞め殺して犯した後にあえて首を折って破壊の仕上げという感じでいいかもと思い始めた
0864名無しさん@ピンキー2016/11/27(日) 22:19:56.23ID:scY8ZPQf
俺はヘタレなんで、実写のリョナグロは怖くて見れない とくに動画は無理
それに三次元は現実の被害者がいるわけじゃん どうしようもないことだけど、見るのに禁忌感が強い
いや、>>863を避難しているわけじゃないんだけどさ
ニ次元と三次元のリョナグロには深い溝がある気がする
0865名無しさん@ピンキー2016/11/28(月) 06:11:12.54ID:p+nk50qD
>>864
いや全然OKよ 場違いなのはこっちなんでさ
ただ、海外のエロサイト眺めてたら割と普通にカテゴリの1つとしてBUKKAKEとかと並んでんのよ
露骨に作り物な奴から凝った奴まで色々と
ジャッキー映画みたいにエンディングにNG集入った奴とかもあるので
海外だとまぁまぁメジャーな趣味なのかもなーって
0866名無しさん@ピンキー2016/12/04(日) 11:36:23.50ID:ArLV2Laq
2次元リョナグロ趣味の方も実写リョナグロも嗜んでたりするの?
0867名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 20:40:14.84ID:K/5URvAC
美しくいようとする女性を欠損させたりするようなリョナに目覚めそうで怖いです
導いて下さい
0874名無しさん@ピンキー2016/12/11(日) 22:31:40.85ID:UsXyl80g
>>866
863とか865、648-とか712-とか書いてる人だけど
リアルなグロ(事故とか事件とか)から2次元までなんでもOKよ

ただ、こういう派はあんまり居ないので混同すると嫌がられるので御注意
0875名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 12:37:34.12ID:Tg6DBBae
870

上の方に書いてあった美少女生体解剖小説、殆ど完結間際らしい。
解剖描写が緻密

http://nkx.syosetu.com/n3220do/
0876名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 12:40:41.21ID:7JEvNpo8
終盤をつまみ読みしたが解剖されているのに元気に実況してるんだが
まるで意味がわからない 台詞回しもセンス無し
0877名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 16:51:26.06ID:BAtYB2Il
全部読んでみたら、色々とキミックが用意されていた。

確かに最後だけ読んだのなら、良く分からないはず。
0879名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 19:26:15.09ID:UtNVsXaz
>>870

「心の声」は幾つかあったが、別に「元気に実況」みたいなシーンは無かった。

特に違和感無し。

ユニークアクセスを見ると、2万5千人ぐらいが読んでいるようだな。
0880名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 00:46:21.32ID:ua8Nx2bX
>>875
サンキュー! 
読んでみたら、今まで全く見たことが無いほど濃密な解剖シーンだねえ、これは・・・
0881名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 14:27:13.95ID:lldIYjnF
最初投下先の相談にきてノクタの連載パターンを選んでたけど、結果、感想や指摘から都度修正もかけて台詞回しとかも良くなってるし良い方向に完結しそうでよかった。
0882名無しさん@ピンキー2016/12/24(土) 16:40:18.74ID:/T5zL3oQ
ピクシブで「R-18G リョナ」と入れて小説を検索するクリスマスの夕方。
だるまタグも入れちゃおうかなぁ。
0883名無しさん@ピンキー2017/02/27(月) 23:08:35.72ID:j8i3b/ld
>>648-668 あたりを自分で書いて自分で使ってんだけどさ
最近こういう切ない系統のがグッと来てて他のに手を付けられない感じなんだけど
なんかこう、他にも熱く来るものがあるシチュエーションないもんかねぇ
0884名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:30:39.88ID:mOxr4Cfs
おにたけと申します。
このスレに投下するのは何年になるぶりでしょうか……
オリジナルのファンタジー・中世的な世界観のグロ・拷問モノを投下致します。
そこそこ長いです。
規制と戦いながら書き込むので、どうか気長にお待ち下さい。

<肉屋の仕事>
私はクランの中で<肉屋>と呼ばれている。
多種多様な人種や職業が集まるクランの中では、どちらかと言うと裏方に属する仕事といえる。
軍事行動や経済活動には直接関わることはないが、表や裏の仕事が日々舞い込むので、それなりに忙しい身分だ。
今日の仕事は、北方地方に展開している非合法部門からの依頼だった。

「コイツは北方戦線の小競り合いで、とっ捕まえたヒーラーと村娘なんだが、調整してくれねーか?」
そう言って、顔馴染みの軍曹が私のもとに連れてきたのは、二人の女だった。
「こっちのヒーラーは回復用の奴隷にしてほしい」
最初の注文は、10代ぐらいの若い人間の少女だった。
ぐったりしているようだが、健康体のように見える。
猿ぐつわを噛まされ、ボロ布を一枚羽織っただけで、手足に鎖をつながれた姿は哀れだが、その瞳はまだ死んでいない。
ヒーラー……つまり回復専門の後方支援のメンバーだとしても、あまり戦い慣れた感じがしない少女だった。
「どうも初陣だったらしくてな、アンタなら調整できそうだからバラさずに連れてきた」
おそらく敵勢力の逃げ遅れた新米ヒーラーか、それとも投降した捕虜という所だろう。
「このヒーラーのレベルはどれぐらいだ?」
「うーん。コイツらのパーティー仲間の切り傷、火傷あとは打撲は促成治療してたが、再生は無理なんじゃねーかな」
臓器や器官、身体部位といった失われたモノの再生は不可能だが、ちょっとした傷の手当なら結構使えるというレベルだろうか。

二人のブツの内の、もう一方の注文は珍しいモノだった。
「あと、こっちの村娘の方は肉穴用に頼む」
この娘も猿ぐつわとボロ布一枚という出で立ちだが、明らかに人間とは違う容貌をしていた。
「ほう。コレは……エルフか?」
「らしいな。あの辺りには隠れ郷があるらしい」
その尖った耳と、薄い金色の瞳はエルフの特徴そのものであり、なによりも白銀色の長い髪が人間の娘とは異なるものだ。
「北方戦線の村娘なら有り得る話だ」
「歳はよくわからんが、見た目はイケてるから部隊で飼いたいんだとよ」
見た目はヒーラーと同じぐらいの10代なかばの娘だが、エルフの血を引いているのなら私より齢を重ねているかもしれない。
軍曹の言うとおり、エルフの娘は見目麗しく、気高さすら感じさせる風貌と、抜群のスタイルを備えていた。
そして、<肉屋>の私を見下すような冷たい視線――これは間違いなくエルフの血族だ。
0885名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:31:36.16ID:mOxr4Cfs
さっそく私は二人を検分することにした。
「ご希望に添えるかどうかわからんが、見させてもらうよ。軍曹、そこにブツを乗せてくれないか」
軍曹に頼んで拘束台に二人の娘を乗せさせ、手足を厳重に縛り付けて固定した上で衣服を剥ぎ取った。
エルフの村娘は、殆ど手付かずの状態に見えた。
傷一つ無い白磁のような肌、薄桃色の乳房、色素の沈着のない陰唇。
それに精神状態も健常そうだった。
猿ぐつわを噛まされ、全裸にされた哀れな状態でも、エルフは私を睨みつけて来る。
このエルフは、薬漬けもされておらず拷問もされていないようで、まだ精神は折れていない。
私はエルフ特有の薄い陰毛眺めながら、陰唇を広げて膣内も確認した。

「ほほう。このエルフ……もしかして処女か?」
膣内にはエルフの処女膜の特徴を備えた白っぽいヒダが見えた。
「エルフは性に淡白で、性交はあまりしないと聞くが……これは珍しい」
私もエルフの処女膜を見たのは初めてのことだった。
「そのエルフは一度、本部の大隊長に献上するんだと」
「ほう。だから手付かずなのか」
「まぁ、お約束でな。大隊長が楽しんだ後はオレたちの部隊のモノになる手筈は取り付け済みだ」
つまり、この美少女エルフの処女は、出世と褒章のために一旦は上官に与えるが上官が楽しんだ後は部隊が身柄を預かって共有物とするということだろう。

もう一方のヒーラーだという人間の少女も検分をする。
見たところ、身体に目立った傷跡はないようだ。
だが、乳房には歯型が数か所残されており、首筋にはキスマークと思しき皮下出血痕があった。
どうやら、乳房を噛まれたり、首筋を強く吸われたりしたようだ。
「そっちのヒーラーの方は本部に連れてくるまでの2日間は、部隊の連中がずっと輪姦わしてたが、まだ壊れてねぇはずだ」
軍曹の言葉から察するに、この少女ヒーラーは、連行中に兵士たちに陵辱されて慰み者にされていたようだ。
縦深戦術部隊である軍曹の部隊は、人間の男性兵士数名と戦闘奴隷のオークが1頭という少人数の部隊編成のはずだ。

陰部を検分することにした私は、ヒーラーの陰唇を指で広げて確認した。
「んんっ!!」
猿ぐつわを噛まされた少女の口から、くぐもった悲鳴が聞こえる。
この少女ヒーラーは、陰唇や陰核の色素の沈着具合からして、まだ性経験は浅いようだ。
陰部の中――膣口には出したばかりと思われる精液が残留していた。
どうやら、この<肉屋>に連れてくる直前まで辱められていたようだ。
膣内には処女膜と思しきヒダが、わずかながら残っているのには驚いた。
このヒーラーは、もしかしたら犯されるたびに無意識に自分の処女膜を治療していたのかもしれない。

だが、私は<とある問題>の証拠を見つけた。
私が見つけたのは、ゼリー状の精液の塊だった。
「軍曹、このヒーラーはオークにヤられてるんじゃないか?」
「うぅぅ……」
ヒーラーの少女は、なにかを思い出したのか、大粒の涙を流している。
子宮口の奥――つまり子宮内部に残留しているソレは人間の分泌物ではない。
「ほう、やっぱ分かるか?ウチの若いもんが目を離した隙に戦奴オークがヤッちまってな」
「で、中に出されたわけだ」
処女同然だったこの少女は、部隊の男どもだけでなく、亜人の戦奴にも犯されてしまったようだ。
「どうやらウチの若いもんが寝た後から夜明けまで、ウチのブタにハメられてたらしくてな」
何度もオークに犯され、膣内射精をされたということならば……
0886名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:32:24.05ID:mOxr4Cfs
「そうか。それならこのヒーラーは、もう人間の子は孕めないと思うが、どうする?」
オークの精液は人間にはない特徴がある。それは強靭な生命力と繁殖力だ。
異種族の胎内に出されたそれは、数十年は残留しつづける性質を持つ。
そして、子宮内に侵入してきた人間の精子を攻撃する。
そのため、一度でもオークに中出しされた人間の女は、オーク以外の子を持つことが不可能な身体にされてしまう。
残留したオークの精子は、月経で排卵された人間の卵子を確実に捉えるため、この少女は性交なしでも産み続けるだろう。

「このままだと、排卵のたびにオークを孕むはずだ。このまま戦奴を造る出産奴隷にもできるが」
「それもいいんだが、ウチの隊長はオーク嫌いでな。もうブタの戦奴はいらんのだと……」
「つまり、避妊施術をやればいいのか?」
「そういうことだ」
「んぐぐぐ!!」
少女は震え上がり、猿ぐつわの奥から声を挙げている。
私と軍曹で一方的に決められていく施術に恐れを感じているようだ。
「私の施術法となれば、この娘の卵巣を両方とも摘出となるが、それでいいか?」
言い方を変えれば、私の施術法で<避妊>すれば、このヒーラー少女は卵巣を永遠に喪失することになるわけだが……

「ああ、構わんよ。それでいい。お前もババアになるまでずっとブタの子は産みたくないだろ?」
「むぐぅっ!!んむ!んんぅっ!!」
何かを必死に訴え、くぐもった悲鳴を上げているヒーラーの少女。
猿ぐつわの奥で、少女が何を望んでいるのかはわからない。
まぁ、少女がどう言おうとも、依頼主は部隊長や軍曹なので<避妊施術>は決定事項なのだが。
卵巣を抜き取られた女は、果たして<女>と言えるのかはわからない。
特に10代半ばで、生殖能力を失うのは、どのような思いだろうか。

「だが、いま排卵か着床してるなら、そいつだけは10ヶ月後に産まれてくるが?」
「かまわんよ。一頭ぐらいなら隊長も我慢するさ。それにお前も死ぬまでに一回ぐらいは子を産みたいだろ?」
「んぐぅ!!んんっ!!んんぅっ!!」
青ざめた少女の反応からして、今がちょうど排卵期なのかもしれない。
おそらく2週間ほど前に生理が来ていたことを思い出したのだろう。
であれば、2週間前に排卵された卵子は卵管を抜けて、今まさに子宮内にあることだろう。
つまり、オークの精子が貪るように排卵されたばかりの少女の卵子に集ったのは間違いない。
こうなっては今から卵巣を摘出しても、最初の妊娠は止められない。
この少女がオークの子を妊娠したのは確定したも同然だった。
オークの受精卵ごと子宮を摘出するという手もあるが、その場合はこの少女のヒーリング能力を損なう可能性もある。
「んむ……むむむ」
何かを訴えるように私を見つめるヒーラーの少女。
この状態で卵巣を摘出すれば、これが最後の妊娠となるだろう。
最初で最後の出産が、オークの血を引いた赤ん坊なのは可哀想だが、それもこの少女の運命だろう。

「他にオーダーはあるか?」
「逃げられないようにしたいから、手足は落としてくれ。ダルマの方が軽くて運びやすいしな」
「奴隷ヒーラーとして使うのなら、舌や声帯は残すのだな?」
「ああ、そうだ。歯は全部抜いてくれ」
軍曹と私の会話を聞いているヒーラーの少女は青ざめた顔でガタガタと小刻みに震えている。
戦火に巻き込まれ、捕虜となった女兵士がどうなるか……この新米少女兵は自覚が足りなかったのかもしれない。
0887名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:33:01.48ID:mOxr4Cfs
「もうそろそろ部隊に帰らにゃならんが、他にあるか?」
「あっちのエルフのオーダーは?」
私はもう一方の美少女の村娘を指差して問うた。
「アレは標準語が話せないらしくてな。耳も舌もそのままでいい。エルフ連中は自害もしねぇから歯は抜かないでくれ」
つまり部隊の連中の言葉を聞かれても構わないし、何を話されても意思疎通できないから音と声は奪わないということらしい。
「四肢はどうする?」
「走れないように足首の腱を切ってくれればそれでいい。手足は残しといた方がいろんな体位や奉仕ができるんでな」
四肢を切断したほうが喜ばれる場合もあるが、このエルフが献上されるという大隊長は割りと普通の性癖なのかもしれない。
「あと、両乳首に鎖を通すリングピアスを頼む。クリトリスの皮も全部剥いてくれ」
牛馬の鼻輪のように、連行用の鎖を通す物だろう。
ならば一生外れないように頑丈なリングを通し、脱落防止の鋲を打っておく事にしよう。

「わかったよ軍曹。もう帰ってもらっていいぞ」
「明日には休暇は終わって前線に戻る。それまでに調整たのむ」
軍曹はそう言い残して<肉屋>を出ていった。
この地下室に残されたのは、私と震える少女、そして私を金色の瞳で見据えるエルフ美少女だけだ。

私は早速<仕事>に取り掛かることにした。
まずは、ヒーラーの少女とエルフ村娘の猿ぐつわを外してやった。
開口一番に喋ったのはエルフだった。
『その子を解放してほしい』
その流麗な発音は、紛れもなく北方エルフ語だった。
「エルフ語はわからんよ」
実は私は多少なりともエルフの言語が分かるのだが、あえて標準語で生返事をして、今はエルフは無視することにした。

もう一方のヒーラー少女は標準語を話して来た。
「た、たすけて……なんでもします。だから、だから……」
涙ながらに訴える少女は、やはり戦争や戦場を理解していないようだ。
「もう諦めろ。お前はこれからは部隊の所有物だ」
冷たいようだが、<肉屋>の私にとっては、前線の部隊からのオーダーは絶対だ。
軍の鉄の掟は守らなければならない。
「まずは歯からだ」

生きたブツから永久歯を抜くのは、手間がかかるので好きではない。
錐を歯茎に突き立て、ペンチで歯を強く挟んでグリグリとテコの原理で抜歯する。
「んぎぃぃぃ!!」
これを何本も繰り返すわけだ。
「や゛め゛て゛ぇぇぇ!!」
まさに<骨が折れる>手続きだが、これはこれで楽しめると思える点は、なによりも悲鳴が聞けるところだ。
拘束台で手足も頭も固定され、口腔も工具で固定されて開きっぱなしにされている少女にできることは、悲鳴をあげることだけだ。
歯神経は、もっとも痛みを感じやすい部位のひとつだ。拷問にもよく使うが、今は単に歯を抜くという作業の過程にすぎない。
「いだい!!いだいよ!!ママぁ!!」
歯を失った10代半ばの少女兵士は、年齢相応の悲鳴と懇願を繰り返している。
少女の永久歯をすべて抜き取ってしまったころには、歯茎からの出血で少女の口の中は血の海と化していた。
0888名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:33:47.14ID:mOxr4Cfs
『その子は、私を助けようとして捕虜になったのだ。お前たちの兵に危害は加えておらぬ。復讐するなら私をやれ』
美しい管楽器の音色のようなエルフ語が、私の背後の拘束台から聞こえてきた。
なるほど、この少女ヒーラーは村娘のエルフを助けるために捕まったのか……。
一方のヒーラーはエルフ語がわからないようだった。
『その娘に罪はない。戦う意志もない。それ以上傷つけるな』
私に話しかけてくるエルフ語は、標準語しか話せないヒーラーの少女には通じていないようだ。
『娘に手を出すな。やめないか!やめてくれ……』
とりあえず、私はエルフ語がわからない振りを続けてエルフを無視することにした。
私に通じないとエルフは悟ったのか、それきり無言となってしまった。

「次は手足の番だ。麻酔はないから覚悟しろ」
私が作業台から持ってきて少女に見せつけたのは、骨付き肉の解体に使う巨大な金ノコだ。
あえて少女に見せたのは、このヒーラーの能力を検証するためだった。
「血が出るし痛みもある。わかるよな?」
「む、無理です。わたしのヒーリングでは切断されたら元に戻せないの……だからやめて、おねがい。やめて……」
哀願する少女を無視して、私はゆっくりと少女の右腕の付け根に金ノコの刃をあてた。
「いや、やぁぁっ!!腕、うではやめ……ひぎぃぃぃっ!!」
少女の哀願は切迫度を増していく。
私が金ノコに力を加えると、薄い皮にノコの刃が食い込み、腕の付け根に幾つもの血の花が咲いた。
まだ刃が食い込んだだけの段階だが、少女は恐怖と痛みで過呼吸気味になってきた。
「ぎぃっ……ひぃっひぃぃっ……」
「今からゆっくりと挽くからな。止血は自分のヒーリングでやるんだ」
じわりじわりとノコを手前に引くと、少女の皮下脂肪と上腕筋がノコの刃で挽き切られていくのがわかる。
ゾリゾリという音、少女の血肉の弾力と、それを引き裂く感触。
これこそが、この<肉屋>の仕事が私に与えてくれる最高の快楽のひとつだ。
ノコの刃が上腕動脈に達した瞬間に、血しぶきが拘束台に飛散した。
だが、思っていたよりも出血量が少ない……少女のヒーリング術が効果を出しているようだ。
やがて、刃が硬いものに振れた感触を得た。どうやら上腕筋はすべて挽き終わり、刃が上腕骨に達したようだ。
「骨も挽ききるからな」
「やっやぁっ!ひっひっ……んんっ!!」
言葉も発せないほどのパニックのようだが、止血効果は認められるようなので、私は一気に事を進めた。
ガリガリ……ゴリゴリという手応えの硬い骨質、そして柔らかい骨髄、そして再び筋肉。
すべて挽き終えると、少女の右腕は完全に切断された。
「ふむ。右腕は終わりだ……」
「う、うぁぁん……わたしのうで、手がぁぁぁ……」
号泣する娘の上腕の切断面を観察すると、不完全ながらも出血は止まっており、じわじわと漏出する程度まで止血されていた。
そして、切断面の赤い筋肉を覆うように、半透明のジェル様の物質が生成されていた。
「ほぅ、興味深い。これは肉芽のようなものか?再生は無理でも真皮の補完はできるわけだ」
想像以上のヒーリング能力だった。この少女のヒーリング能力は本物のようだ。

「次はコレを試してみるか」
次に私が手にしたのは、手斧だった。今度はノコのようにジワジワ切るではなく、一気に裂断してみるつもりだった。
「ぜぇぜぇ……ケホッ……もう……やめ……」
「まだ3本のこってるぞ。ヒーリングの力を見せてみろ」
左腕に狙いをつけた私は、大上段から振り下ろす。
ザクッ……渾身の一撃は、か細い少女の左腕の血肉と骨をまとめて断ち切った。
「んぐ!ぎゃあぁぁぁぁっ!!」
ちょっとした噴水のように赤い血飛沫が拘束台を染めていく ……が、やがてそれも勢いを失いチョロチョロと漏れる程度になった。
「なるほど。斬撃にも堪えられるほどの治癒力があるわけか」
「い゛た゛い゛ぃぃぃ!!うで!!わたしの腕をかえしてぇぇっ!!」
少女の懇願に応えることは不可能だ。いかにヒーリング能力が優れていても、もう少女の腕は戻せない。
0889名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:38:50.57ID:mOxr4Cfs
「右脚の方は腿をワイヤーで絞ってみるか」
「なんでもします。エッチなことでも、奉仕でも、お仕事でも、内通でも、なんてもやるからぁぁっ!!」
少女の哀願は自暴自棄に近いものになってきていたが、私の関心は少女のヒーリング能力にしかない。
スチールワイヤを滑車に結束し、少女の太ももに巻きつけた私は、滑車のハンドルを素早く回した。
ギリギリ、ジリジリ……滑車の回転に伴って鋼のワイヤーが少女の太ももを締め付けていく。
「あしが!おねがい!脚はやめてぇぇ!!」
やがて腿の表皮は応力に堪えきれず断裂した。
真皮は捩じ切れ、脂肪に食い込んだ鋼線が血肉を絞り込んでいく。
カラカラという滑車の音と、ジュクジュクという肉を圧搾する音が心地よいハーモニーを私にもたらしてくれる。
そして最後の手応え……ワイヤーが大腿骨に達した時点で、私は滑車の動力を風車のシャフトに接続した。
ギシギシギシという骨が軋む音。
そして、ゴキリッという締め応力に抗堪しきれなくなった大腿骨が破断する音が地下室に響いた。
0890名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:39:46.06ID:mOxr4Cfs
「んぎゃぁぁぁ!あし、あ、あ、あし返してぇぇっ!」
搾り切られたことがショックだったのか、ヒーラー娘は裂断と同時に悶え絶叫した。
「ふむ。左脚は絞り切ってみたが……」
擦過傷のような切断面も、少女の治癒力で肉芽が生じており、本来なら致命傷になるはずの大腿動脈の出血は止まっていた。
「ふぅ…ふぅ…ぜぇぜぇ……ケホッ……あし……が」

「最後の一本だ。あとはコレが残っていたな」
唯一残された左脚に対して、私は南方から取り寄せた<ヘビアリ>の蟻酸を使ってみるつもりだった。
「これを垂らせば人間の体組織は、徐々に溶解すると思うが……」
このガラス瓶に容れられているヘビアリの蟻酸は、一種の強酸だが金属類には効果がない。
ただし体細胞や硬骨、軟骨に対しては即座に浸潤し破壊することができる。
「やるぞ。溶断面の体組織は全部溶けると思うから、そのつもりでヒーリングしてみろ」
「ごめんなさい。ごめんなさい。ママ!ママ!!」
混乱と現実逃避に沈んでいく少女。
少女の左脚の太ももに蟻酸を垂らしてやると、少女は絶叫で応えてくれた。
「あっ!あ゛つ゛い゛!!あ゛つ゛い゛ぃぃぃっ!!」」

少女の太ももから聞こえる、ジュワジュワという化学反応の音は、体組織が侵されてガスと汚水に変わっていく音だ。
徐々に溶かされていく血肉の臭いが地下室に充満していく。
蟻酸による融解が思ったほど速度が出ないのは少女の治癒能力の効用だろうか?
だが、蟻酸の浸潤速度はヒーラーの治癒力を上回っていた。
ジュワジュワ……シュゥシュゥ……蟻酸の反応音は小さくなり、最後に酸でグズグズになった大腿骨が自重でポロリと折れた。
「うむ。素晴らしい。この程度の破壊速度なら血も殆ど出ないな」
左脚の溶融面は、ほぼ治癒肉芽に覆われており、大腿動脈の出血も認められない。
すべての手足を失ったヒーラー少女は、大きく目を見開いて、丘に打ち上げられた魚のように口をパクパクと開閉していた。
精神的なショックと、ヒーリング能力の過負荷で、少女は打ちのめされているようだが命に別状はない。
応急措置も、薬物投与もなしに四肢切断に耐えきったのは、やはり少女の治癒力あってこそだろう。
0891名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 17:43:32.39ID:mOxr4Cfs
連投で埋め立てエラーが出るので一旦閑話休題。
某・ダンジョン飯パロも書いてみたいなー
0894名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:27:10.31ID:tXrKFg1t
「おっと、そうだオーダーには<避妊>もあったな」
作業台からメスと鉗子を取り出した私は、少女の下腹部にメスの刃をあてがった。
「卵巣を摘み出すぞ。麻酔も消毒も無しでヤるからそのつもりで……まず右側」
卵巣の位置にアタリをつけた私は、一気にメスで少女の皮膚を裂いた。
まだ若い少女の弾けるような皮膚を裂断するのは心地よい。
「それだけは、それだけは、やめてぇぇっ!!」
卵巣摘出という現実を思い出したのか、先程まで四肢喪失に呆然としていた少女は絶叫しはじめた。
右の卵巣はすぐに見つかった。
「赤ちゃんが、赤ちゃんが産めなくなっちゃう!!やめて、やめて、やめて!!」
その哀願は、ごもっともだが、もはやオークの子しか産めない少女に対して私にためらいはない。
私は鉗子で摘み上げて遠慮なく引きちぎった。
ブチブチブチ……卵管が引き伸ばされ耐えきれずに千切れて、私の手のひらに転がった。
摘出した卵巣は、親指の先ほどの白っぽい卵のような器官だ。
「右卵巣は摘出した。あと左も取れば終わりだ」
「う、産みます。わたしオークでもなんでも産むから、だから、だから、とらないで!やめて、やめてぇぇっ!!」
少女といえども、女性を女性足らしめている器官を失うのは怖いらしい。
だが、オーダーに従うのが<肉屋>の決まりだ。
「すぐに終わる」
私の言葉に嘘はなかった。
最後に残された左卵巣も無事に摘出し終えたころには、下腹部のメス切創は徐々に治り始めていた。
術後の縫合も湿布も不要というのは、ヒーラーの能力は素晴らしいものだ。
これは傷の耐えない戦場では重宝する能力だろう。軍曹が欲しがるのも無理はない。

摘出したばかりの<白い卵>つまり少女の卵巣を手のひらで弄んでいると、少女が嗚咽しながらつぶやいた。
「ソウマ……わたし……こんなになっちゃった……ソウマごめん。もう、わたし……」
ソウマというのは少女の戦友か、それとも想い人だろうか?
いずれにしても、もう手遅れだ。
この少女は恋に落ちることも、妻になることも、母になることも難しいだろう。
「うわぁぁぁん!!もういやぁぁっ!!ころして!わたしをころしてぇっ!!」
絶望は人に死をもたらすというが、手足をもぎ取られ、すべての歯を抜かれた少女に自害は困難だろう。
だが、このままでは戦場の<ヒーラー装置>としては使い物にならない。
やはり術後のケアが必要なようだ。

「ふむ。やはり生かすためには<欲>を与えてやらんとな」
引き出しの奥にある小瓶を注意深く取り出した私は、中身を少女に見せた。
小瓶の中には豆粒ほどの白い芋虫が蠢いている。
「これは<精酔蟲>と言ってな、一種の寄生虫だと思えばいい」
「………」
北方の民族である少女は知らないモノだ。
「これを人間の耳から入れると、あるものが欲しくてたまらなくなる」
耳孔から侵入した<精酔蟲>は宿主の脳下垂体まで達すると、そのまま癒着・一体化する。
そうなれば、宿主は<とある物質>に過剰な反応を示すようになるのだが……
「まずは入れるぞ。ちょっと、こそばゆいぞ。」
「ひっ……いや、いや……虫はやめ……んんっ」
ピンセットで摘み上げた蟲を、少女の耳孔落とすと、あっという間に内耳の奥深くまで潜り込んでいった。
「んっ……あっ!あっあっ。あぁぁっ……」
この蟲の良いところは、すぐに宿主の精神に影響を与えるところだ。
「では試してみるか」
先程に摘出したばかりの少女の卵巣を使うことにした。
「活きのいい卵があるが食ってみるか?精力がつくぞ」
少女の口元に卵巣を持っていくと、予想通りの反応が返ってきた。
「いやぁぁっ!!」
顔を背けて拒絶する少女。
自分の体内から取り出した生殖器官を好んで食べる人間などいない。
ここまでは至極当然の反応だった。
0895名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:28:16.83ID:tXrKFg1t
「では、<味付け>をしてやろう」
少女の膣内に残留している精液をスプーンで掬い取った私は、それを卵巣にタップリとまぶした。
さしずめ、オシャレな店のメニューに載せるなら【10代少女の卵巣・兵(つわもの)どもの精液ソース添え】といった所だろうか。
粘つく白濁液がまとわり付いた<白い卵>状の卵巣を、ヒーラー少女の口元に近づける。
「ほら、ソースをつけてやったぞ」
匂い立つ臭いは、精液特有のそれであり、とても食欲をそそるようなものではない……のだが。
「いや……え?え?……これ……」
少女の脳下垂体に棲みついた<精酔蟲>の効果が現れたようだ。
今の少女にとっては精液の悪臭が、至上の香味に感じられているだろう。
匂い立つ精液の臭気を嗅いでトロンと上気した瞳、そして自分の卵巣を食すべく恐る恐る伸びる舌……。
そこからは、もう本能の赴くままだった。
「はむ……んぐんぐ。んむんむ」
少女の卵巣だったものは、本人によって何度も咀嚼され呑み込まれてしまった。
「なに……こんなの初めて。もっと、もっとちょーだい。あぁぁっ」
「そうか……気に入ったか。自分をレイプした男の精液まみれの卵巣が」
これが<精酔蟲>の副作用だ。蟲に侵された脳は精液を極上の食材だと認識させてしまう。
無理やり取り出された自分の身体の一部を食すという、大きな禁忌・嫌悪すら乗り越えてしまうほどの快楽。
その至福感は、高純度精製されたフォカイン麻薬にも勝るという。

「極上で新鮮な<卵>は、もう一つある」
私はヒーラー少女の子宮内部に残された、オークの濃厚なゼリー状の精液を小さじで掻き出した。
そして最後に残された、もう一つの少女の卵巣に練り込む。
「今度は更に濃い味がするぞ。だがコレを食うためには条件がある」
私は哀れなダルマ少女の耳元に<条件>を囁いた。
「できるな?成功すれば<卵>を食わせてやる」
虚ろな瞳で小さく頷くヒーラー奴隷少女。
これでヒーラーの調整は完了だ。
もうこの少女は精液という至福のためなら何でもするだろう。
部隊の治療用の<備品>として扱われる未来が、この少女を待っている。
それが自分を捕虜にした上に犯し、身体を切り刻んだ敵軍の兵であって精液を食すためなら喜んで治療に励むだろう。
0896名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:28:41.40ID:tXrKFg1t
次はエルフ処女の番だった。
ヒーラー少女が<調整>される一部始終を見ていたエルフは、流麗なエルフ語で私を罵った。
『下衆め。どうしてそんな酷いことができる』
罵声ですらエルフ語では美しく聞こえてしまうのが皮肉だが。
『これが仕事なんでね』
流暢なエルフ語で答えてやると、エルフは驚いた顔で私を見つめた。
『お主、我らが言葉が通じるのか?何者だ?』
『まぁ色々付き合いが広くてね』
『ならば、何故あの娘の心と体を嬲った。あの娘は何もお前らの兵に危害を加えておらぬと言うたはず』
『世知辛い世の中だからな。世間話はこれぐらいにしよう』
エルフとの会話は終わりにして、私は軍曹から受けたオーダーを施していくことにした。
拘束台に捕縛された全裸のエルフは無力だった。
純潔・処女のエルフはユニコーンを操るほどの魔力を秘めているというが、この<肉屋>の地下室では私が神だ。
『お前は<反転香>を知っているか?エルフにだけ効くらしいが』
<反転香>というエルフ語の名前を聞いた途端に、エルフは何かを悟ったようだ。
『そうだ、痛みが心地よく。快楽が激痛になる甘い香りのハーブだ。戦場でエルフは麻酔の代わりに使うらしいな?』
『私には効かぬ』
『ならば試してみよう』
香炉に入れた<反転香>のドライハーブに火を灯すと、地下室にはエルフにしか感じられない香りが漂い出す。
『む……』
濃厚なハーブ香の空気が満ちた地下室では逃げ場はない。
エルフは僅かに頬を紅潮させはじめた。

まずはニップルピアス――つまり乳首に穴を穿つ必要がある。
私はピアスホールを穿つための錐の代わりに、小径のドリルを手にした。
『さて……どんな感じかな』
小径ドリルをエルフの乳房に押し当て、私は強く捩じ込んでやった。
弾力のある皮が破れ、乳房に穴が穿たれた。
真紅の血がエルフの白い乳房を伝って流れ出る。
『ひっ!!ひぃぃぃっ!!』
先程までの高慢・高貴・高飛車な態度とは正反対の、あられもない喜悦の声がエルフの唇から飛び出した。
乳房の肉を抉られる激痛――それがエルフに快感をもたらしていた。
さらにドリルをねじり込むと、エルフの乳細胞が毟られ、穴がより深くなっていく。
『ぎひぃっ!!んひっ!!』
エルフの嬌声がこれほどまでに美しいとは……もっと聞きたいという欲望のままに私はねじ込まれたドリルを一気に引き抜いた。
『ら、らめぇっ!!』
小径ドリルの溝に挟まった乳腺細胞が引き抜かれると同時にエルフは悦びの絶叫を奏でた。
<反転香>の効果は確認できた。
この後は私の一方的な嗜虐行為の独壇場だった。
身体に穴を開けられ、グロテスクな鈍色のピアス・リングが着けられる度にエルフは悶え悦び叫んだ。
両方の乳房に装着された<家畜奴隷の証>。
それがエルフの美しさを損なうことはなかった。

『はぁはぁはぁ……ゆるし……ゆるしてぇぇ。もうらめ、こんなの……こんなのらめぇぇ』
乳房という女性にとってかけがえのない器官を苛む拷問の結果、抑えきれない歓喜の涙とヨダレにまみれたエルフ。
<反転香>がもたらす悦びが、エルフの気高さを台無しにしている。
この無様な欲狂いのエルフが、純潔の処女だというのだから笑いが止まらない。
美少女エルフの陰部には、ハッキリと愛液が滲み出しているのがわかる。
エルフの膣口から漏れ出た愛液は、拘束台の牛皮のカバーを濡らして大きな染みを作っていた。
エルフ族はセックスに消極的で、子作りや愛情表現としての男女の営みも殆どしないと聞いている。
それが、ここまで悶えて濡らすというのは中々見られないショーと言える。
0897名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:29:09.33ID:tXrKFg1t
エルフの乳房には脱落防止用の<返し針鋲>も打ち込んだ為、かなりの出血がある。
<肉屋>稼業をしていれば、この程度の出血は大した事ないというのは分かるのだが、ヒーラーの治癒力がどう働くかを見たかった。
「少し血が出すぎたか。ヒーラーよ、治してやってくれ」
ヒーラーは、褒章として与えられる精液欲しさに負けて、私の命令に忠実に従い治癒念を送り始めた。

さて、ここからがお楽しみのはずだが……
『ん……ひぎぃぃぃっ!!』
甲高いエルフの絶叫が地下室にこだました。
ヒーラーによる治癒・治療効果は、私の読み通りであれば快さを伴うはずだ。
<反転香>の作用が働いている今のエルフには、<快楽>は<苦痛>に逆転するはずだった。
今のエルフにヒーリングを施すと、両方の乳房・乳首に埋没した鋲やピアスが傷つけた体組織が治癒され激痛が起こる。
『なぜ急に……んぎぃぃっ!!』
快楽←→苦痛という逆転は、感覚的・情緒的には受け入れるのが難しいだろう。

エルフが乳房・乳首の<回復の痛み>に悶え苦しむのと同じくして、出血は止まった。
「やはり治すと痛いようだな」
ほぼ完治した傷跡を撫で回してやると、その<心地よさ>が<痛み>としてエルフの脳髄を刺激した。
『ひぎっ!!さ、触れるな……ぎひぃぃっっ!!』
絶世の美少女の逆転反応は中々面白い見世物かもしれない。
そして、今度は<快楽>を与えてやる番だ。
「さて、オーダーには陰核包皮の切除もあったな……クリ皮を今から全部剥いてやるからな」
私が鉗子、針と糸、メスを手にしたのを見て怯え始めた。
『ひっ……だめ、だめ……』

陰核包皮を剥く方法はいくつかあるが、格別に<痛み>を伴う方法は、やはり引きちぎる施術法だ。
だが、どうせ取り去るのだから、タップリと可愛がってから引きちぎるつもりだった。
「まずは包皮を癒着させるぞ」
西方から取り寄せた雪銀松のヤニを陰核周辺に垂らして、たっぷりとまぶす。
雪銀松のヤニは幾つかの効用を人体にもたらす。
その一つが、生体組織の癒着だ。特に表皮組織と接触すると顕著な癒着効果が現れる。
これをクリトリスの周辺にまぶすということは、陰核と陰核包皮の体組織が癒着することになる。
「ふむ……そろそろ張り付いたか?」
鉗子を使って包皮を少しつまみ上げてみる。
『や、やめ……あひぃぃっ!!』
張り付いた皮が伸び切って、激しい痛み――すなわち快感がエルフを襲う。
クリトリスの包皮は松ヤニ生体糊によって変性し、ベッタリと陰核へと癒着しているようだ。
「では、むしり取るぞ」
一声かけて恐怖心をそそらせ、私はエルフのクリトリス包皮を鉗子で摘んで限界まで引き上げる。
癒着した包皮組織が引き伸ばされると同時に、陰核も同様に引っ張り出されていく。
これは、男性器に例えれば、亀頭に張り付いた皮を無理やり引き剥がす行為に等しい。

『ぎ!ひぃぃぃっ!!や、やぁぁぁっ!!んひっんひぃ』
痛み←→快感の逆相によって、エルフは悶絶するほどの悦びを味わっている。
その一方で、自分の身体が破壊されつつあることも認知しているはずだ。
「クリトリスごと目一杯伸びたか?そろそろ皮だけ千切るからな」
クリトリスの根元のあたりの包皮を果物の薄皮を剥くようにメスで切れ目を入れる。
そうすると引っ張り応力に耐えきれなくなったクリ皮だけがブチブチと引き剥がされていく。
私にとって、この瞬間は至高の時だ。
『ぎゃひぃっ!やめ、らめ……かわ…かわは取らな……ひぃぃっ!!』
懇願・哀願、そして嬌声で構成されたエルフ語は美しく、まるでシンフォニーを奏でているようだ。
地下室にエルフ語の絶叫が長く響いた後に静寂が訪れた。
悶絶の末に気絶したエルフの陰部には、皮を剥かれて薄桃色に濡れ光るクリトリスがあった。

そう言えば、軍曹のオーダーは足首の腱を壊し、逃走不能にすることもあったはずだ。
そのような施術は私にとっては余興のようなものだ。
私は何の躊躇もなく、気絶したエルフの足首の腱と肉をえぐり取った。
両足のアキレス腱を抉られたエルフは、気絶したままビクビクと身体を震わせていた。
ここまでアキレス腱をえぐれば、もう元に戻らない。このエルフは二度と森や野を駆けることはできないだろう。
0898名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:30:02.05ID:tXrKFg1t
「これで軍曹から受けたオーダーは完了か……あとは私のお楽しみだな」
軍曹からは、<エルフは処女のまま引き渡せ>という話だった。
だが、私の手元には処女膜や膣壁裂傷程度ならば再生できるヒーラー奴隷少女がある。
回復奴隷に堕ちたヒーラー少女は精液を得るためなら、なんでも言うことを聞くというのは、さきほど立証済みだ。
つまり、このエルフを私がコッソリと犯っても、処女性を元に戻せるというわけだ。
「長年この商売をやっているが、エルフの処女を犯るのは初めての経験だな」
クリ皮を引きちぎられたショックで気絶したままのエルフを私は犯していく。
すでに濡れそぼっていた膣口に亀頭をねじ込むと、処女特有の抵抗感を感じる。
「おぉっ……締まるな。それにこのヒダヒダ……これがエルフの処女膜か」
軽く出し入れしている内に、エルフの処女膜は損傷し、破瓜の血が私の陰茎にまとわりつく。
やがて、下半身の異常に気づいたエルフ少女は意識を取り戻した。
『ん、んっ?!』
「どうだ?痛いか?処女膜を失った感触は?まだ半分も挿れてないが」
『いっ……いひぃっ!!』
「おっと、そうか。反転香の効力で破瓜の痛みは感じないのだったな。気持ちいいか?」
『や、やめ……薄汚い人間どもめ……お前らに……んひぃぃっ』
「フフフ。半分アヘっていては、説得力も威圧感もないな。もっといい思いをさせてやろう」
たしか、以前に革細工屋に作らせておいた特注の皮サックが木棚においてあったはずだ。
私は処女穴から一度ペニスを抜き取ると木棚から<特製の皮サック>を取り出す。
「これはメサ羊のなめし革で作った避妊具だがな……私の物は特別でね」
通常、コンドームとも呼ばれる皮サックはペニスにつけて、子宮内へ精液を出さないようにする避妊具のひとつだ。
だが、この皮サックは見た目も使い方も一味違う。
「まず、避妊が目的ではないので、先端は穴が開いている。つまり精液はダダ流しだ」
皮サックの亀頭に当たる部分はくり抜かれていて、避妊のために精液を溜める小袋はない。
「それに加えてだ……この棘と鋲と返し針が、膣の肉をほじくり返すようになってるわけだ」
サックには無数の鋲や棘が埋め込まれている。
その見た目は凶悪そのもので、膣壁を荒らす大根おろしか、ヤスリかといった趣だ。
これを装着して膣内に挿れると何が起きるかは明白だった。
0899名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 20:32:45.16ID:tXrKFg1t
埋め立て規制回避の小ネタ。
エルフってフルフェイスヘルメット被るの大変そう
0903名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 21:02:29.47ID:mOxr4Cfs
「本来は女を嬲る拷問具なんだがね……反転香を嗅いだエルフには最高の快感になるはずだ」
サックをペニスに巻きつける様子を見たエルフは、急に怯え始めた。
『ま、まさか……それを?』
「挿れるぞ?今度は本気で腰を動かしてやるから覚悟しろ」
サックつきのペニスをエルフの未通同然の肉穴にねじ込む。
『や、やめ……そんなの壊れちゃう。アソコがこわれちゃ……んんんっ!!』
挿入された鉄鋲が膣壁に食い込み、返し針が処女膜の肉ヒダに刺さる。
「おぉぉ……ナマ挿入もいいが、これはこれで肉の抵抗がたまらんな」
エルフは恐怖と快楽の同時到来に驚き、口をパクパクと開き身体をガクガクと震わせている。
「産道が削ぎ取られてるがわかるだろう?本格的に動かすぞ」
私は、思い切り腰を振って棘付き皮サックで文字通り膣の肉を引き裂き処女膜を毟り取っていく。
これは言ってしまえば、体内に釘バットを挿れられて、律動されているようなものだ。
この痛みが快感に変換されてエルフの脳内に届けられている。
『いひぃぃぃっ!!らめ、らめぇぇっ。こわれりゅ……あかちゃんのあなをこすらないれぇぇ』
天にも登る快楽と、生殖器官を破壊される恐怖が混淆し、エルフの精神は徐々に壊れていく。
『イキたくな……イクっ!イッちゃうっ……やらぁっ……またくる……またくるぅっ』
「ははは……愉快だな。高慢なエルフが純潔を穢されてヒィヒィ泣くとはな。こっちも一発出すぞ」
私はひとまずは、乱れ狂うエルフの子宮内に子種を撒き散らしてやった。
もはや私のペニスは、サックの棘や針が削ぎ取った血肉で真っ赤に染まっている。
破瓜どころか破壊された膣からは、ドクドクとあふれ出す血が止まらない状態だ。

「ちょっと血が出すぎたか。すぐに処女膜を復元してやるからな」
私はエルフ語で治癒を宣言してやると、エルフはうっとりとした快楽の余韻から醒めて怯え始めた。
『そ、それはやめ……治すと逆の痛みが……』
もちろん私がエルフの哀願に耳を貸す義理はない。
「ヒーラーよ、このエルフの傷を治せ」
『い、今は治さな……ぎゃぁぁぁァァァ!!』
0904名無しさん@ピンキー2017/03/07(火) 21:03:14.10ID:mOxr4Cfs
痛み・恐れ・悦び・快楽。
反転した感覚と知覚を弄ぶ事が、これ程までに愉しいとは思わなかった。
軍曹がこの<商品>を受け取りにくるのは夜明けだ。
それまでは、何度もエルフの処女膜を破壊し再生することができるだろう。
「今度は火箸で再生エルフ処女膜を焼いてみるか」
「いや、<苦悩の梨>で限界まで拡張しながら復元してみるのもいいかもしれんな」
美貌のエルフを眺めながら、私は今宵限りの肉の宴の計画をじっくりと練るのだった……
<END?>

--
あとがき。
なんとか投下できたかな?
という訳で、ファンタジー風味のグロを書き下ろしてみました。
ちょっとした続編構想もありますが、どれだけ時間がかかるやら……。
お粗末さまでした。
0906名無しさん@ピンキー2017/03/12(日) 21:10:46.19ID:Xiy4EJ+2
>>905
覚えてくださっていて、ありがとうございます。
相変わらず、どこか外した感アリアリの作風ですみません。
ファンタジー系というかフィクション系は、色々と面倒なことに配慮しなくていいので
割りと書きやすいのですが、趣味に走りすぎると置いてきぼりになってしまいがちですね……

iDOL M@STERの人が肉枕にされちゃう話
とか
俺の妹が並行世界で解体ショー
……みたいな話って需要あります?

とは言っても、色んな意味でシノプシス通りに書き上がった試しはないですし
書き上げるという保証もありませんが……
というか別モノになっちゃって、別スレ行きになる可能性もありますが。
0908名無しさん@ピンキー2017/03/15(水) 20:53:03.94ID:gKSZPiJ0
>>907
わかりました。
少しづつ創作意欲が湧いてきました。
かなり気をながーくしてお待ちくださいませm(_ _)m
0910名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 21:54:55.76ID:xO6eaWkf
>>907 >>909
おにたけです。
勢いにまかせて書いてしまいました。
ただし、まずは序章というか……
>俺の妹が並行世界で解体ショー
には至りませんが、徐々に投稿していきますのでよろしくお願いします。

釈迦に説法でしょうが、以下は【俺の妹が……】の登場人物紹介です。
■高坂桐乃
http://www.oreimo-anime.com/chara/ch01.html
■新垣あやせ
http://www.oreimo-anime.com/chara/ch05.html
■田村麻奈実
http://www.oreimo-anime.com/chara/ch07.html
■高坂京介
http://www.oreimo-anime.com/chara/ch02.html

ネタ元に倣って、まずは俺一人称となります。では……

■Prologue
それは絵に描いたような交通事故だったと憶えている。
いや、実際問題として本当に事故だったのかどうかも俺にはわからない。
「きゃぁっ!」
「おいっあぶない!!」
「よけてっ!!」
俺と桐乃とあやせ……三人が同時に車にはねられたことは、おぼろげに記憶している。
薄れ行く記憶の中で、視界の中で額から血を流して倒れている桐乃とあやせの姿を見たような気がする。
「誰か救急車を呼べ!」
通行人が何かを叫んでるが、だんだん目の前が暗くなってきた。
そこで俺は暗闇の中に沈んでいった……。
0911名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 21:55:39.05ID:xO6eaWkf
■「俺が転生なんてするわけがない」
『ジリリリリ……』
枕元の目覚まし時計が俺の眠りを妨げて起こそうとしている。
まさぐりあてた手で目覚まし時計を黙らせ、布団から這い出した俺が見たのは、いつもどおりの自分の部屋だった。
「なんだ、夢か……縁起でもない夢だったな」
あんな事故なんて、夢に越したことはない。そう気を取り直し、俺は着替えて朝食をとりに一階へ降りていった。
普段通りの朝、普段通りの朝食……のはずだったが、何か違和感を覚える。
自分の家のダイニングだというのに、何故か余所余所しい感じがする。
「おはよう……桐乃は?」
いつもなら、俺より先に食べているはずの桐乃の姿がない。
「桐乃?何を言ってるの京介。今日が何の日なのか知ってるでしょ?」
おふくろの返事もヤケに素っ気ない。いや、違う。何かから目を背けているように思える。
「オヤジはもう仕事?」
「京介?熱でもあるの?お父さんの命日からもう半年も過ぎてるのに」
おふくろの返事を聞いて、俺は牛乳を吹き出しそうになった。
なんだ?これはドッキリ番組なのか?
部屋の中に隠しカメラでもあるのかと周りを見回した俺は、テレビの画面に目が留まった。

『次のニュースです……内閣府の発表では今年の食糧配給は予定より順調に進んでおり……』
ニュースを読み上げる女子アナと<平世28年度>というテロップがテレビに映っている。
「なんだ平世って……誤字じゃないのか」
テレビのテロップの年号が間違っているという訳ではないのは、部屋に掛かっているカレンダーを見ればわかる。
カレンダーは<平世>、スマホのカレンダーも<平世>、新聞の日付も<平世>だ。
「おいおい……夢が続いてんのか?それともラノベも真っ青の交通事故で異世界へ転生設定か?」
思わず頬をつねってみるが、俺の頬は神経を通して痛みを伝えてくるばかりだ。

ここは平世の日本で、オヤジは他界し、妹の桐乃も居ない。
いや、桐乃が存在しない訳じゃないというのは、おふくろの言葉ですぐにわかった。
「今日は桐乃が出荷される日じゃない……あの子のことは、もう忘れなさい」
出荷?出荷ってどういう事だ?
「おふくろ……今日なにがあるのか教えてくれ。俺は記憶が変になっちまったのかもしれない」
おふくろに事情を訊ねた俺の顔は、もう半笑いではない。

この世界のおふくろが語った<平世>日本は慢性的な食糧不足に悩まされているという。
政府が打ち出した政策は、食料供給センターという名の人間牧場の運営だった。
口減らし、リサイクル、環境保護、そして娯楽と選民意識……様々な目的をもって始まった人間牧場。
厳正かつ公正な抽選によって選別された市民が、牧場送りになるという。
そして、桐乃は選ばれた。
この世界の桐乃は、昨夜に食料供給センター送りになり、今日が出荷予定日という話だった。
「よくわからない……ていうか何処にあるんだよ?その牧場」
「もう桐乃には関わらないで……あの子も覚悟は決めていたわ」
おふくろは涙を浮かべて部屋を出ていってしまった。

この平世の日本では俺は生まれたばかりの赤子と同じだ。まずは、この世界を知る必要がある。
幸いにして、この世界にもスマホはあるようだ。
俺は自分のスマホを使って、この世界を知ることにした。
徐々に見えてきたのは、ここ平世の社会が極めて男尊女卑で歪な観念で構築されていることだった。
俺の知っている世界と技術や文化はあまり変わらない気がするが、やや人権を無視した行為が目につく。
0912名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 21:56:44.03ID:xO6eaWkf
この世界の俺のスマホのメールの受信箱にあるのは、平成の俺が知らない不可思議なメールばかりだった。
【食料供給センター・抽選結果のおしらせ】
【高坂桐乃・入所完了のおしらせ】
【高坂桐乃・出荷予定日のおしらせ】
これらのメールが立て続けに届き、あっという間に桐乃が入所という名の強制収容されたことがわかる。
入所が何を意味するかはネットを検索すればすぐに出てくる。
この辺りに住む<入所者>が収容される場所は、首都圏食料供給センター・通称、東京人間牧場だという。
ネットで調べればすぐに<人間牧場>の場所はわかった。この家から電車で数駅のところにある。
俺は取るものも取りあえず、その<東京人間牧場>へと向かった。

『次は配給センター前、配給センター前。お出口は……』
車内放送が聞きなれない駅名を連呼している。それが俺に疎外感や不安感を募らせる。
本当に俺は世界でひとりぼっちなのか?そんな寂寥感に震える俺に、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「あ、きょーちゃん?どうしたのこんなところで」
俺のあだ名を呼ぶ、このホンワカしたゆるい声は……
「麻奈実?お前なのか?」
振り返った先に居たのは、俺の幼なじみの田村麻奈実だった。
「あれ?きょーちゃんだよね?なんか雰囲気変わった?」
そう言う麻奈実も俺の知る幼なじみの麻奈実とは違う点があった。
トレードマークの眼鏡は同じで地味なの感じもそっくりだが、平世の麻奈実は長く伸びた髪は肩にかかっている。
平成・麻奈実のショートカットよりも、平世の麻奈実は大人っぽい雰囲気を感じる。
この世界の麻奈実も、癒し系といえば癒し系なのだが、俺はなにか平世・麻奈実に違和感を覚えた。

「きょーちゃん。もしかして桐乃ちゃんの入札に来たの?」
「入札?俺が?」
「違うの?それとも、あやせちゃんの方なの?」
「あやせ……あやせだって!?麻奈実、ちょっと教えてくれ」
その後、麻奈実に詳しい話を聞いた俺は、ますますこの世界がわからなくなった。
桐乃が抽選で選ばれたのと同時に、桐乃のクラスメイトであり、親友でもある新垣あやせも選ばれていたらしい。

「あんまり知り合いが同時に当たることはないんだけどねー」
麻奈実によると、まれにそう言うこともあるという。また、行政の決定に異議を唱えることは困難だとも言う。
偶然?いや、そんなに高確率で俺の知人や家族が当たるものなのか?
それも二人とも将来のある女子中学生だというのに。
「このセンターってあんまり良い話を聞かないの……もしかしたら」
そこまで言って黙り込む麻奈実。この世界の闇を俺は覗き込もうとしているのだろうか?
「あ、もうすぐ入札の時間だよ。見学か入札なら急いだほうが良いよ」
麻奈実に手を引っ張られるようにして、俺は競り場へと連れてこられた。
ガラスで仕切られた競売ステージと、それを囲むように入札者用のシートが配置された<競り場>は、まるで家畜の競り市場のようだった。
そして、いま俺の手元には入札希望者に貸し出されるタブレット端末がある。

「あ、間に合ったみたい。次があやせちゃんだよ?」
だが、そこで俺が目にしたのは、新垣あやせの変わり果てた姿だった。
『入札番号6番。新垣あやせ14歳、牝』
競り場の館内放送と同時に、ステージに連れてこられた少女――新垣あやせは、もはや人間の扱いを受けていなかった。
全裸に剥かれ、首輪をつながれた少女は、四つん這いでステージ上を歩かされている。
いや、あやせの手足は膝、肘から先が完全に欠落していた。
『四肢は切断ずみで、すでに食用加工されております。オーナー権を獲得した落札者には、切断ずみ四肢肉も付属いたします』
館内放送が事務的な声で、今のあやせの状態を告げている。
肘や膝から先の四肢は真空パック済みのものがステージ横のガラス棚に冷蔵陳列されているのも見える。
0913名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 21:58:04.39ID:xO6eaWkf
『なお声帯はミュート加工済みですので、いっさい発語できせませんのでご注意ください』
「ミュート加工?」
俺は聞き慣れない単語を思わずつぶやいた。それを聞いていた麻奈実が俺にそっと教えてくれた。
「繁殖女畜に対して情が移ったり、逆に反抗したり出来ないように女畜は<加工>されるの」
「それって、まさか……」
「見れば分かると思うけど、手足を切られて声も奪われちゃうの」
「てことは……」
「そう、あやせちゃんは、もう二度と話せないと思うよ」
ステージ上で全裸で引き回されるあやせを見ながら、さらっと告げる麻奈実。
やっぱり、この世界は狂ってる。
「でも繁殖女畜は、まだマシな方だよ。だって生きられるし、もしオーナーに気に入られたら愛玩用に格上げされることもあるし」
中学生の少女が声を奪われ、手足をもがれ、ペットとして生きるのが<マシな方>だと言われても、それは俺の理解を超えている。

『この牝は繁殖用として飼育が決定されております。種付け権またはオーナー権の競争入札となります』
館内放送と同時に、入札者からよく見えるようにするためか、首輪につけた手綱でステージ上をぐるぐる回らされるあやせ。
やがて、あやせは俺の目の前につれてこられた。
そして俺と目があった瞬間に、あやせの表情が驚きの感情に包まれた。
「ん!?うぅ……あうぁぁ……」
俺の方を見て、悲しそうな泣き声――いや、<鳴き声>をあげるあやせ。
あの<新垣あやせ>は、本当にこの<平世の新垣あやせ>なのか?
もしかして俺と同じように、この世界に転生した<平成の新垣あやせ>だったりしないのか?
俺はとっさに手元のタブレットを手書きモードにして、画面に大きく【平成?】と描いて、ガラスの向こう側のあやせに見せてみた。
【平成】の文字を見たあやせの反応は劇的だった。
瞳に大粒の涙を浮かべて、何度も大きく首を縦に振る。
「うそだろ……あの<あやせ>は俺の知ってる<あやせ>なのか?」
もし、そうであれば、新垣あやせは平世日本に転生した直後に拉致されて、四肢と声を奪われたのか?
そして、この後に落札されてしまえば、種付けという名のレイプと強制妊娠・出産が待っているというのか。

食糧事情が切迫した、この極限世界で生まれ育った人間なら状況や背景を理解してるかもしれない。
だが、俺と同じ立場だとしたら、平成のあやせだとしたら……その運命は過酷すぎる。
「どうやれば入札できるんだ?」
「え?きょーちゃんも入札するの?無理だと思うよ。だって処女の繁殖女畜はとても高価くて……」
「あのあやせは違うんだ、違うんだよ!だから助けてやらないと」
手元の端末には融資可能額、つまり平世・高坂家の資産価値が表示されている。
その金額――3000万圓(えん)。果たして、これであやせのオーナー権として足りるのか?

俺と麻奈実の近くに座った男たちの会話が聞こえてくる。
「なぁ、アレかわいくね?」
「さっき、"新垣あやせ"で検索してみたけどさ、読者モデルもやってたらしいぜ」
「ほら、付帯条項みてみろよ。処女検査済みの新品マンコだってさ」
「マジか?やべー。萌えてきた。っていうか勃ってきた」
「やっぱネットの噂通り、今日の競売は裏でカネが動いてるんじゃね?」
ヲタク風の男たち数名が、好き勝手にあやせを論評している。
彼らもあやせを競り落とす気なのか?

『では入札開始です』
オークショナーの掛け声で、入札者たちの無言の戦いが始まった。
産まれたままの姿で引き回される美少女あやせを見た落札を狙う者たち……
処女の繁殖女畜を競る入札者は、みな端末に思い思いの入札額を入力している。
『1000万圓、1300万、1500万……』
初値100万圓だった金額は猛烈な勢いで上昇していく。
あまりに急な上昇ペースに俺は焦っていた。
「お、おい……これが相場なのか?」
いま、ここで俺が融資可能額の3000万全額を投入したら、この後に競売されるはずの桐乃に使う資金が底をついてしまう。
(どうすればいいんだ、ここで全部出しきって、あやせを助けるべきか、それとも温存して桐乃を救うべきか)
俺は入札金額を端末に入力するのを一瞬だけためらってしまった。
その僅かな躊躇が、あやせの運命を決めてしまった。
0914名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 22:00:07.09ID:xO6eaWkf
『入札番号6番。新垣あやせは落札者32番のコガネモト様が落札いたしました』
オークショナーの景気のいい掛け声が、あやせの人身売買が決定したことを告げていた。
もちろん、俺が落札したわけではない。
隣で俺の入札を見ていた麻奈実もそれをわかっているようだ。
「あやせちゃん……1800万圓なんだ。やっぱり女子中学生の読者モデルだとすごい値段になるんだね」
「すまない……あやせ。俺は俺は……」
やろうと思えば手持ちの3000万で入札できたかもしれない。
だが、俺は無意識の内にあやせではなく桐乃を選んでしまった。

『それでは、只今をもって新垣あやせの基本的人権は剥奪され、人畜推進法が適用されます』
オークショナーの宣言が俺を打ちのめす。
「うぁ……うぁう!」
あやせは俺の目を見つめて、大粒の涙を浮かべて何かを伝えようとしている。
だが、俺になにができるというのか?

あやせに1800万を投じて落札した人物は、頭の禿げ上がった初老の人物だった。
『それでは落札者のコガネモト様には、焼き印を押して頂きましょう』
コガネモトという初老の男は、意気揚々に手を上げてあやせが見世物になっているステージに登壇する。
そして、彼が手にしたのは真っ赤に加熱された焼きゴテ……そう、家畜のしるしを焼き付けるための道具だ。
「んぅ!んぅぅ〜!」
赤熱した焼きゴテから逃げようとするあやせだったが、四肢を切断された上に首輪をつながれていては何も出来ない。
四つん這いで這い回るあやせの尻たぶに、落札者が真っ赤な印を近づけていく。
「ジュゥゥゥ」
「んぎぃぃぃっ!!」
絶叫するあやせの尻たぶに焼きこまれたのは【繁殖】という大きな文字だった。
手足を失い、声を無くし、牛か豚のように焼き印を押されたあやせ……。
ぐったりとしている全裸の少女と、俺の記憶の中にあるあやせがオーバーラップする。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
『お兄さんはとんでもない大嘘つきです』
『スケベで、変態で、シスコンで、ロリコンで、その上ドMで、会うたびにセクハラばかりして、私を怒らせて』
『いつだってお人好しで、お節介で鈍くて理不尽で優しくて、いつもいつも私を惑わせて』
『そんな、あなたの事が好きです』
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
そう言って、俺の頬に軽くキスして告白してくれたあやせ……もうあの時のあやせには会えないのか?

この落札によって、あやせの人生は大きく変わってしまうだろう。
そんな俺の予想を裏付けるかのように、館内放送が事務的な連絡事項を告げ始めた。
『以後、この繁殖女畜の所有権はコガネモト様に委託されます』
『種付けをご希望の方々は、コガネモトに所定の繁殖料金をお支払の上で、膣内射精を行うことが可能です』
『また、母乳や出産時の胎盤などの副産物もコガネモト様に販売権が移ります』
平成と同じ21世紀だというのに、この平世の世界の人身売買は過酷すぎる。

焼き印のショックで気絶していたあやせは、気付け薬のアンモニアを嗅がされて無理やり起こされた。
オーナーは手綱を手にして、あやせをどこかに連れて行こうとしている。
声には出ずとも、俺を見つめる目から流れ落ちる涙が、あやせの心情を物語っていた。
「んぁ……お、おんぃぁん……んぁっんぁぁぁっ!!」
俺を呼んでいる……俺の知っている、あの平成で生まれ育った新垣あやせが俺に助けを求めている。
だが、ここで騒ぎを起こせば、この後に競売されるであろう桐乃までも失うことになってしまう。
(すまない、あやせ。俺は桐乃が……桐乃のことが……)
血が出るほど拳を握りしめた俺は、そっとあやせから目を逸らした。
0916名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 22:15:19.21ID:xO6eaWkf
血反吐がでそうな精神状態の俺とは正反対に、麻奈実は天然丸出しの、のんびり声で俺に話しかけてくる。
「ふーん。あの繁殖女畜って、すぐに種付けなんだね」
麻奈実がもう【あやせ】という名前すら使っていないのに俺は打ちのめされた気がした。
「多分このあとで、繁殖室で公開種付けするんだと思うよ。ほら、もう料金表が出てる」
麻奈実はタブレット端末を操作して、あやせがレイプ同然に犯されるであろう【種付け料金表】を画面に表示した。
ステージ上の特権階級である落札者――繁殖女畜のオーナーも、満面の笑みを浮かべて勝ち誇り宣言しはじめた。
「ぐはは……この元JC女畜の処女マンコと中出し権は120万から売り出すぞ。ヤリたい奴はワシに声をかけてくれ」
「今ならケツマンコは30万、一晩レンタルなら200万からだ。じゃんじゃん種付けしてくれ」
その言葉どおりならば、落札者の初老の男は、金儲けが目的でオーナーとなったようだ。
「あの人、たぶんペットにする気は無いみたい。出産を重ねて産めなくなったら、また売りに出すかもしれないね」
何気なくつぶやいた麻奈実の一言も俺の予想を裏付けている。
この平世日本で繁殖女畜となれば人権は無い。
今から行われる種付け――つまり処女を奪われ純潔を散らす様子も、この牧場で妊娠・出産する様子も完全公開の上で飼われるのだという。

隣で入札に参加していたヲタっぽい男たちも、ぞろぞろとあやせが連行された【公開繁殖室】に向かって歩いて行く。
「あのオッサン、利殖目的かぁ」
「ちっ……ハメ料金も結構いい値段するなぁ。オーナー権が欲しかったなー。やっぱ読者モデルのJCとか高ぇーわ」
「でも、処女のJCをヤれると思えば、まぁまぁ安くね?オレ今なら株でそこそこカネあるし。ちょっくら買ってくる」
「おれはそんなカネ無ぇな。中古の払い下げになったら買うかもなー。何年後かわかんねーけど。ゲラゲラ」
ガラス張りの【公開繁殖室】で初体験を迎えるあやせを買うのは、この連中のうち、どの男なのだろうか。
一方の麻奈実は、まるでモノか動物を見るような目で繁殖室へ連れていかれるあやせを見送っている。
「きょーちゃんどうする?あの繁殖女畜の種付け権を買うの?それとも種付け見学する?」
この世界の住人である麻奈実には、人権を失ったあやせに対する慈悲や情けはないようだ。
0917名無しさん@ピンキー2017/03/22(水) 22:15:55.63ID:xO6eaWkf
「俺……俺は桐乃を」
「あれ?そう言えば桐乃ちゃんの入札がなかったね。繁殖女畜じゃないのかな?」
麻奈実はスマホを操作して、なにかを調べ始めた。
「……って、ちょっと待って!」
麻奈実はスマホの画面を指差しながら、俺に何かを伝えようとしているようだ。
「ねぇ、桐乃ちゃんって食用に回されてるよ?それも今から解体ってなってる」
その言葉は、俺の予想を遥かに超えていた。
「食用?解体?どういう事だ?」
もう何が何だか、俺にはさっぱりわからない。
「もうすぐ、隣の【にくざんまい・センター店】で公開解体ってなってるよ」
「きょーちゃん。どーする?【元あやせ】だった繁殖女畜の公開種付けに行く?それとも桐乃ちゃんの解体の方にする?」
緊張感がまるで無い麻奈実の声が、この世界の恐ろしさを俺に告げていた。
「俺は……俺は……」
立ち尽くす俺は、この後に待ち受ける運命をまだ知らずにいた。

<つづく>

--
桐乃を助けるために資金を温存して、あやせを捨てた京介。
だが、その決断は裏目に出てしまった。
なんと桐乃は競売すらなく、もう解体される事が決まっているという。
ドナドナあやせ。どうなる桐乃。どうする京介。
次回、『俺の妹が解体されるわけがない』乞うご期待。

すみません。今回は解体までいたりませんm(_ _)m
ベタ設定&グロ色が薄かったかもしれません。
人間牧場スレ寄りじゃねーの?というご批判もあろうかと思いますが、ご容赦ください。
微妙に寝取られ感があるのも、いつもの拙作っぽいですね(^_^;)
続きは、ほぼ完成しておりますので後日に。
0918名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 15:40:51.77ID:qz7Gij6b
毎度おなじみ流浪の駄作メーカー、おにたけでございます。
お待たせしました。
>>910-917 の続きになります。
俺の妹が……の解体モノです。
今度こそ解体ショーになる……と思います。

では。
--
■「俺の妹がヤバイかもしれない」

「さぁさぁ元JC、元読者モデルの肉奴隷の新品マンコ。早いもん勝ちだよ」
景気のいい呼び声が、ガラス張りの【繁殖室】の前から聞こえてくる。
そのガラス部屋の中で、処女喪失を待つばかりの身なのは、俺の知っている美少女中学生――新垣あやせだった。
某AVと違うのは、ガラスがマジックミラーなどではなく、外からも丸見えになっている点だ。
見世物部屋同然の【繁殖室】に入れられたあやせは、四肢を切断され、声帯も失っている。
もう、まともに悲鳴も上げられず、哀願や反抗もできないあやせ。
つまり、無抵抗で無力な存在の少女を犯すことができるチャンスということだ。
その【種付け権】の権利は誰でも金を払えば得られるとあって、大勢の男達が繁殖室の前に群がっている。
「きょーちゃん。やっぱり処女の初種付けって、すごい人気だね」
<平世>の世界の住人である田村麻奈実は、チラッと繁殖室の人だかりを見て話しかけてくる。
この平世の麻奈実には悪意や皮肉はない。<平成>生まれの俺とは価値観や倫理観が根本的に違うのだから。

「今日の新入荷は、すげーかわいい子らしいぜ?ていうか、処女マンらしいし」
「でも高くね?確かにめちゃタイプだけどさ……」
「あー。どうしようかな。合法的にJCに生ハメ中出しできるのはココぐらいだしなー」
ガヤガヤと群れをなす男ども……俺は奴らをぶん殴ってやりたかった。
しかし、この平世・日本ではこれが普通の光景だという……そして俺にはもっと急を要するやるべきことがあった。
「ねぇ。きょーちゃん。早く行かないと、桐乃ちゃんの解体ショーが始まっちゃうよ?」
麻奈実の言葉で、俺は決意を固めた。今、助ける必要があるのは俺の妹――桐乃の方だ。
「行こう……案内してくれ」
チラリと俺の視界の片隅に、あやせの表情が目に映った。
俺が立ち去る様子を見て、驚きと悲しみ、そして絶望の色に染まったあやせの顔が……。
(すまん。あやせちゃん。あとできっと助けに来る)
俺はあやせに背を向け、その場から逃げるように立ち去った。

麻奈実が解体ショーの場所だと案内してくれたのは、繁殖室の隣にある商業棟の一角だった。
【人肉レストラン・にくざんまい】という看板を掲げた飲食店に桐乃は居るという。
その店舗に到着した頃には、店の前に人だかりができているのが見えた。
「どうなってるんだ?」
「やっぱり会場は満員だね。でも追加の抽選券を配ってるみたいだよ」
店舗外に備えられた大型モニターが会場内の雰囲気を伝えてくる。
設置されたスピーカーからは軽妙なBGMと司会者の声が流れている。
『美少女解体ショーにご集まり頂きありがとうございます。本日、解体を行うのは、ご存知【にくざんまい】の社長です』
司会者から社長と呼ばれた割烹着姿の男が包丁を手にしながら、軽妙な口調で話し始めた。
『どうも、今回は活きがいい食用生体を競り落としたので、解体即売にチャレンジします』
『社長。どういった品なんですか?』
『かなり活きがいいというか、反抗的で反社会的な女畜が入荷したというんで卸し買いしてきました』

『手元の資料では、元は繁殖女畜として入所。ただし処女検査、妊娠検査を拒否した為に食用に変更とありますね……』
モニターには桐乃の顔写真や身体データが映し出されている。
『ちなみに本日は、衛生省の監理官さんも同席しています』
ネクタイ・スーツ姿の役人風情の男がマイクを向けられて話し始めた。
『この食用女畜は繁殖用として収容したのですが、反抗・脱走を図ったために公務執行妨害罪で食用に降格となりました』
『国民の皆様も、国家反逆罪に問われないようご注意ください』
0919名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 15:41:37.90ID:qz7Gij6b
慇懃無礼な口調で話す男は、いかにも役人風情という感じだった。

「え〜。桐乃ちゃんどうして検査拒否したんだろ?黙って従えば食用にされることもないのに」
それは、きっと俺とおなじで、この世界の桐乃ではないからだろう。
あの時の事故で俺と桐乃とあやせは、この平世・日本に転生してしまった。
気が強く自尊心の高い桐乃が、手足を切られ、声も潰され、産む機械として生きろと言われて納得するだろうか?
「ねぇ、きょーちゃん。見ないの?始まっちゃうよ?並べばなんとか入れるかも。私は抽選券もらってくるね」
「ちくしょう!今すぐ、どうにかして店内に入らないと……多分、荷物の搬入口があるはず」
屈強な警備員が二人も立っている店の入口から割り込んで侵入するのは無理だろう。
裏口や搬入口からなら店内に入れるかもしれない。
「あっ!きょーちゃん。どこに行くの?」
俺は呼び止める麻奈実を無視して、商業棟の裏手の方に向かった。
(急がないと!早くしないと桐乃は……桐乃の身体が!)
俺は無我夢中に走っていた。
0920名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 15:42:50.42ID:qz7Gij6b
■「あたしの身体が売られるわけがない」

あたしが事故に遭ってから、どれぐらいの時間が過ぎたんだろう?
あやせ、京介、そしてあたしの三人が同時に交通事故に巻き込まれ意識を失ったことは覚えてる。
次に目を覚ました時には、あたしとあやせは留置場のような場所に閉じ込められてた。
【女畜繁殖法】という聞いたこともない法律が存在する世界に、あたしとあやせは飛ばされてきたってことだけど
未だにあたしは信じられないし、きっと何かの間違い何だと思ってる。
今から監理官とかいうスーツ姿の中年男が、あたしとあやせの処分を決めるって言ってる。
「君らは何か勘違いをしているようだ」
慇懃無礼っていう言葉はコイツのためにあるようなものだと思う。偉そうっていうかヤバイくらいキモい。
「新垣あやせ14歳、高坂桐乃14歳。君らは今は人間ではない」
「君らの未来は2つある。繁殖用として乳製品と子を産む方か、食用として解体されるかだ」
あたしとあやせを見比べながら、おっさんは値踏みをしてるみたいだ。
「検査を拒否したお前たちのうち、どちらか一人の命は救ってやろう」
今あたしたちが居る世界では、女の子が出産できる身体になると、抽選で女畜という奴隷のような身分に貶められることがあるらしい。
抽選で選ばれると産み続ける繁殖女畜か、食われる食用女畜……そのどちらかにされてしまう。
「特に反抗的な君。高坂桐乃……君に選択肢を与えてやろう。君は生きるかね?それとも」

あたしは、躊躇せずにあやせを救う方を選んだ。
そもそも、この収容所の中で暴れて脱走をしようとしたのはあたしの方だ。
あたしの隣で怯えて震えているあやせに罪はない。
「ならば決まりだ。新垣あやせは繁殖女畜として出荷する。すぐに声帯を破壊して、四肢の切除処分」
「ちょっと、約束が違う!あやせは助けるって」
「もちろん命は助ける。
そこから先は地獄絵図みたいだった。
あたしの目の前で、あやせの声は潰され、膝と肘から先の手足は切断された。
こうして手足をもぎ取られたあやせは、どこかに連れて行かれた。
「繁殖女畜の方は明朝より競争入札で出荷するまで大事に扱え。こちらの食用女畜は今夜は厩務員に預ける」
そしてあたしは……汚らしい男どもに一方的に犯された。
厩務員という名の男たちが言うには食用の方は処女性は要らないために、性の玩具――慰み者として供される事が多いらしい。
「どうせすぐに食われるんだから、その前に俺たちに食われちまいな。ゲラゲラ」
「やっぱ新品JCマンコは最高に締まるしウメェな」
口々にあたしを罵る下品な男たちに、あたしの大事な処女を捧げたばかりか、唇やお尻の穴も穢された。
こうして一晩中犯され続けたあたしが解放されたのは、夜が明けるころだった。
牢屋か拷問施設のような女畜厩舎に、あの監理官が現れるまで、あたしは何度も何度も嬲られ犯された。
「お楽しみの所を悪いが、そろそろ食用出荷だ。子宮内と腸内を洗浄して、商業棟の人肉食レストランへ卸してくれ」
監理官の指示を受けた厩務員は、あたしの子宮と腸内に【食用洗浄液】という名の酢や食塩水を大量に注ぎ込んだ。
「ふへへ……自然由来の洗浄液だ。たっぷり入れてやるからな」
それは浣腸にも似た拷問で、何リットルもの酢や食塩水を飲まされて浣腸されて、お尻の穴と膣が栓で塞がれて放置された。
あたしは罵り、叫び、そしてあまりの辛さに泣き叫びまでした。
でも、誰も助けてくれない……そんなあたしの頭の中に浮かんだのは、あの人――いつもあたしを見守ってくれた京介の姿だった。
そして夜が明け、あたしは出荷の時を迎えた。

あたしは、あやせの身代わりとして<食用>にされるために、人肉食レストランへ連れてこられた。
レストランには【本日・人肉解体ショー!】という立て看板がある。
会場内で磔にされたあたしを撮影するカメラ。全裸のあたしを見る好奇の目。
マグロの解体を見物するかのように、たくさんの観衆があたしの裸体を眺めてる。
手足を拘束され、全裸でX字状に磔にされたあたしはまるで殉教者のよう。
公園の鉄棒のような器具に両手を吊られて、一糸まとわぬ姿でステージ上にさらされてる。
足首も開かれた状態で鉄棒の柱の部分に固定されているので、X字の状態で磔にされた感じで超恥ずかしい。
「ちくしょう。この拘束をはずせよ。お前らゆるさないから!」
あたしの抗議は、誰も聞いてない。いや、聞いてても無視されてる。
0921名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 15:43:39.67ID:qz7Gij6b
「それではにくざんまい・社長。解体お願いします」
司会者の男が口を開くと、社長が登場して観衆から拍手が巻き起こる。
「今回は活きのいい食材が手に入りました。女畜保護が謳われる昨今では生で解体できる食材は滅多に手に入らないんですよ」
「しかも、今回のは読者モデルもやってたぐらいのスタイルの良い食材ですからね。社長の腕もなりますよね?」
社長と司会者のトークも訳がわからない。もうどうなってもいい……あたしは半分覚悟を決めてた。
でも、すぐにそんな覚悟は消し飛んでいくことになった。
「まずは<アク抜き>の栓の空気を抜きます」
社長はあたしのお尻とアソコの穴を塞いでいたプラグの空気栓を引き抜いた。
あたしの前と後ろの穴を塞いでいたプラグの空気が抜けると、直腸内と子宮内に注入されてた液体が一気に流出してく。
それは、ずっと我慢してた便意が解放されるような快感……もう、あたしの意思では止められない。
「だめ、やめ……んひぃっ!」
ドバドバ、ブリブリという下品な音をたてて、開脚させられた股の間に置かれたバケツにあたしの子宮と腸内に注入されてた汚水が溜まっていく。
「社長。いい感じで子宮とワタの中がキレイになりましたでしょうか」
「そうですね。準備OKです。この後、バタバタ暴れられると面倒なので、まず脊椎をシメちゃいます」
社長と言われた男が手にしているのは、刺身包丁のような鋭利な刃物っぽい。
それをあたしの背後……それも首の後ろのあたりに近づけてくる。

「このアタリの脊椎をですね……」
「な、なにすんのよ……ひっ、いたぃっ」
ゾリゾリという皮膚と肉を引き裂く音、そして骨のあたりでコキコキッっという軽い音がした。
すると、あたしの身体からフッと力が抜けてく。
「えっ?なに?身体が動かない?どうなってるの、なにしてんの?」
緊張して張り詰めてた手足の筋肉がダラリと鉄棒にぶら下がるだけの状態になってく。
「これでもう暴れることもないですし、イオンチャネル阻害剤も入れておきましたから痛みも感じないはずです」
「さすが社長。熟練の業ですね」
感心した司会者が合いの手をいれてる。そんなことより、あたしの身体どうしちゃったの?
「逃げられると面倒ですから、念のために脚のヒラメ筋とアキレス腱をゴッソリ削いでおきます。元スプリント選手らしいですしね」
「や、やだ!足は……足はやめてぇっ!!」
あたしの下肢――スプリンターにとって最も重要な筋肉や腱のひとつのヒラメ筋に刃があてられ……
ジョリジョリ……皮と筋肉が裂かれてく音が会場内に響く。
「いやぁっ!だめ!だめぇっ!!」
包丁があたしのだいじな脚の筋肉と腱を切り裂いてく。
でも全然痛みが感じられない。そんなことって……なんでこんなことをするの?
「はい!とれました。いい色してますね。やっぱ鍛えてる女畜の肉は違う!」
社長はあたしの両脚の肉を手にとって客にみせて品評してる。

「う、うそ……」
痛みがないとまるで自分の身体が切り取られてるという思いがない。
でも、アレは……あの肉は、やっぱりあたしの肉なの?
「これで、この女畜はもう二度と走れないんですね。まぁ、女畜が短距離走選手でも意味ないですしね」
司会者があたしに現実を突きつけてくる。
「意外とこの女畜は冷静ですね?呆然としてるんですかね?」
「まぁ痛くないはずですからね。先にシメとくと暴れたり叫んだりしないので、解体が進みやすくなるんです」
「神経伝達阻害剤で痛みの神経は止めてますが、でも微妙に快感やくすぐったさは感じるんですよね……例えば」
社長は、むき出しになった乳房を両手で掴んで荒々しく揉みこんだり、乳首をつまんだりしはじめた。
「や、やめろ……んっ!んんぅっ」
まるで愛撫されたような、快感が電流のようにあたしの脳髄に届く。
痛みはないのに、心地よさは感じるのがつらい。
「ほら、乳首が勃ってきたでしょ?女畜に苦しみを与えないのが、にくざんまいのモットーなんですよ」
自分勝手な論理を一方的にあたし押し付けてくる社長。こんな奴にやられっぱなしなんて……
0922名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 15:44:09.25ID:qz7Gij6b
「時間もないですし、どんどん進めましょうか。ちょうど乳首が勃ったことですし、乳房をバラしましょう」
社長の包丁があたしのおっぱいに近づいてく。
「まずはコラーゲンたっぷりの若い女の子の皮を剥きます」
「うそでしょ?やめ、やめて……」
まるで桂剥きのように包丁を寝かせてあたしのおっぱいに刃を当てた社長は、あたしの声を無視して手を動かしてく。
プツリ……ゾリゾリ……嫌な音があたしの鼓膜に届くけど、なんの痛みも感触もない。
「乳首も薄ピンクのいい色してますね。色素沈着がない方が美味しいんでしょうか?」
「そうですね。味は好みだと思いますが。あと、こうやって形を保ったまま剥くのが意外と難しいんです」
「いや、やめて、やめて……」
右のおっぱいの皮が剥かれてしまうのは、あっという間だった。
あたしのおっぱいの肉が丸見えになってる。こんなグロテスクなものが、あたしの乳房の皮の下にあるなんて。
「うん、乳房の脂肪もいい感じでついてますね。乳管と乳腺もバランスがいい」
「この女畜はDカップらしいですが、これぐらいが一番おいしそうにみえますね」
この司会者殺してやりたい。でもなんで痛みがないの?これって夢なの?

「皮が剥けたので、乳房肉を切り取ります。根元からスパッといきますよ〜」
社長はあたしの無残に皮を剥がれた右乳房の根元に包丁をあてがうと、一気に引き下ろした。
「ひっ!」
ポトリという音をたてて皿の上に落ちたのは、あたしの皮なし右乳房。
「ハイ!女子中学生のDカップ生肉です。この後で店で売り出すのでご希望の方は店員にお申し付けください」
「この乳房の肉は、乳がん予防に効くなんて話もありますよね。まぁ医学的根拠は知りませんが」
この現実離れした光景を、まだあたしは受け入れることが出来てない。

「左の乳房は皮付きで提供予定なので、このままスパッといきます!」
「そ、そっちも?やめて、それはやめ……んひっ!!」
あたしの哀願は当然のように無視され、社長は残されてた左のおっぱいも切り取った。
おっぱいを無理やり切り取られて、ダラダラと流れる血があたしのお腹を濡らしてく。
皮が剥かれてない左のおっぱいは、切り取られても粘土細工か蝋人形の一部かというぐらいに生々しく見えた。
「この乳房肉!いい形してます。お客様によっては、このまま剥製にしてオブジェ化してインテリアにする方もおられますよ」
「へー。そうなんですね。しかし、この弾力感!これを飾りたくなるのもわかりますね」
皿の上に乗せられたおっぱいを、司会者が指でツンツンして弄んでる。
もう頭の中に渦巻くアドレナリンで、あたしの頭はどうにかなりそうになってた。
(まだ間に合うよね?あれってまだくっつくよね?)
ホントはもう手遅れなのはわかってた。でも、そうは思いたくないあたしが居た。

「次は女性のお客様お待ちかね!卵巣ですね?」
「はい。卵巣は新鮮なのが一番イイんです。だからこのショーで直売します!」
司会者と社長の掛け合いに、会場内が拍手に包まれてく。
この人達なんなの?あたしの卵巣のことを言ってるの?
「だれか……だれか止めてょ!この人達狂ってる!!」
あたしはもうなりふり構わず叫んでた。でも、それはかえって事態を悪化させてく。
「ちょっと壊れ始めましたね。解体を進めていくと、女畜が精神的にハイになることはよくあります」
「なるほど」
「その場合は、ちょっと口をふさぐこともあります」
社長がそう言って、ガーゼのような物を口に詰め込みガムテープであたしの唇を塞いだ。
「んぐ!んぐぐぅっ!!」
あたしにとって唯一残されてた声が奪われた今、後はもう社長に好きなように切り刻まれていくしかない。
0925名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:23:46.49ID:qz7Gij6b
「では下腹部を開いていきましょう」
あたしのおへその下の辺りに包丁を突き立てた社長は、なんのためらいもなくお腹を切り開いてく。
「ん゛!ん゛ぅぅ!むぅっ!!
やっぱり痛みはない。でも悲鳴や喚き声ぐらい聞かせてやりたい。
口にねじ込まれたガーゼが、あたしの声を奪っている今、それすらもかなわない。
「見えてきましたよ。この女畜の妊娠経験のない子宮と卵巣が」
縦一文字に包丁を入れられたあたしのお腹は、パックリと開きつつある。
まるで魚をさばくときのような豪快な切り口は、もはや縫い合わせることなど考えてないような開き方。
(やめて、ほんとに死んじゃう……こわい、こわいよ)
痛みがないことが恐怖を増幅させるなんて思いもしなかった。
でも、本当の恐怖はこれから始まる……
0926名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:24:35.50ID:qz7Gij6b
社長は開かれたあたしの下腹部に両手をねじこんで、身体の中から肉の袋のようなものを取り出そうとしてる。
グチュグチュ……ズルズル……いやな音があたしのお腹の中から聞こえてくる。
「はい出てきましたよ。女畜の子宮と卵巣です」
引きずり出されたあたしの子宮、そして卵巣が観衆い晒されてる。
「うん。子を産んだことがない娘の子宮は形がキレイですね。それにこの卵巣みてください!」
社長の声が高ぶってるのがわかる。あたしのお腹の中を丸見えにして好き勝手言ってる。
「まだ14歳ですから、あんまり排卵も経験してない。この卵巣の中には卵細胞がタップリ詰まってますよ!」
「女性ホルモンが濃縮されてる感じですね。社長」
「ではまずひとつタマゴを穫っちゃいますね」
指であたしの卵巣をつまんだ社長は、力任せに引っ張ってく。
「ん!ん゛!ん゛ぅ゛ぅ゛!!」
「ブチブチブチ」
嫌な音を立てて、卵管が目一杯に引き伸ばされ、あたしの卵巣は、あっけなく引きちぎられた。
その結果、白いタマゴのようなちっぽけなあたしの生殖器官が男の手のひらの上に転がってた。

「それでは社長名物直売コーナーです!いくらですか?」
「今日は大特価!300円です!早い者勝ち!!」
社長の値付けと同時に、観客席の何人かが手を挙げた。
「はい、そこのおば様。貴方に決定です」
見るからに更年期っぽい50代ぐらいの女が、あたしの卵巣を小銭で買ってく。
嬉しそうな女の顔、ビニール袋に入れられたあたしの大事な体の一部。司会者の煽るような声。
それらがあたしには全部、夢か幻に思えてきた。
0927名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:25:10.50ID:qz7Gij6b
「もう片方は、この場で炙り焼きにしちゃいましょう!」
なんか変な勢いに乗ってきた社長は、火の付いたガスバーナーを握って、あたしに残された唯一の卵巣に炎を近づけてく。
「へぇ!包丁を入れる前にバーナーを使うんですか」
「そうなんです。切る前に炙る方が色々と汁や血が残って濃厚な味になるんですよ」
二人の会話を聞いて、知らず知らずに、あたしの目から大粒の涙がポロポロと溢れ出てきた。
でも司会者と社長の掛け合いは続いてる。この世界では、誰もあたしのことなんて見てないんだ。
バーナーの炎が、あたしの剥き出しの下腹部の中を焼いてく。
「んぅぅ。んむむ」
「ゴゥゥゥゥ……」「チリチリチリ……」
あたしの最後の卵巣。卵細胞が焼かれていく取り返しのつかない匂いがする。

やがて炙られて、焼き色のついたあたしの最後の卵巣は卵管から引きちぎられて、司会者が掲げる皿の上に乗せられた。
おっぱいも切られ、卵巣も壊された――これって、もうあたしは【女じゃなくなった】ってことかな?
「はい、ではこの産地直送の女畜タマゴ・スジコ!380円から」
あたしの炙り焼きにされた卵巣が、二束三文で売られてく。
今度は観客席のほぼ全ての女性客が手を挙げてる。
そんなに若い女のエキスがほしいの?アンタ達には人の血が通ってるの?
観客たちの争奪戦の末にあたしの卵巣の炙り焼きを買い上げたのは意外な人物だった。
「そこの眼鏡をかけたお嬢さん。どうぞステージに上がってください」
「あ、はーい」
「こんにちは。千葉から来た、たむらです」
この気の抜けたような声――この声は……
もしかして田村麻奈実?髪型は違うけど地味なのは平成と同じだった。
地味子はステージ上で司会者からインタビューを受けてるけど、切り刻まれた、あたしの身体のことは殆ど気にかけてないみたい。
「へー。この食用女畜のお知り合いなんですね」
「そうなんです。私の幼なじみの妹だったんですよー」
地味子のやつ、あたしのことを過去形で言ってる。
「どうして卵巣が欲しいんですか?」
「うーん。なんか美味しそうだし、美容とかにいいかなって」
「では、すぐに召し上がってください!新鮮なのが一番美味しいですよ」
「はーい。じゃあいただきまーす……はむ……んぐんぐ。んむ…んむ」
あたしの卵巣が地味子の歯ですり潰され、そして呑み込まれていく。
「おいしい!こんな食感はじめて!それになんだかお腹の中がポカポカする」
「そうでしょう。そうでしょう。お客様は皆そう言われます」
そっか、あたしの卵巣おいしいんだ……ていうか、もうどうでもいい。
ステージから降りるとき地味子は、最後にあたしに向かってニヤリと微笑んでた。
どうやら、あたしはこの世界でも地味子に嫌われてるらしい。
0928名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:25:39.13ID:qz7Gij6b
「さて、次は子宮と膣・産道のセットをとりだしましょう」
社長は包丁をあたしの下腹部の奥まで差し込んで、ジョリジョリと子宮や肉を切り取ってく。
やがて、両手のひらに乗るぐらいの肉の塊が、あたしの下腹部から取り出された。
アレがあたしの子宮……。
「これは、やっぱ子宮筋とかで筋っぽい感じというか、食すというのならホルモン系ですか?」
「いや、子宮や膣は食用というより娯楽に使われる方が多いですね」
受け答えする社長の顔がニヤニヤと笑ってるのがわかる。
「と言うと……アレですね。男性の方がお使いになるという」
「そうです。生オナホってやつです。なにせ天然モノですから締りも温感・質感も違いますよ!」
会場内に湿った笑いが巻き起こってる。
あたしの身体……あたしの赤ちゃんが育つはずだった場所が笑い物にされてる。
結局、あたしの子宮と膣のセットは、1000円ポッキリで、キモいヲタ風の男が買っていった。
「オナホと言ってもナマモノですから、賞味期限には気をつけてくださいね」
再び会場に湧きおこる笑い声。だんだんとあたしは気が遠くなってく。

「おっと、意識が混濁してきましたね。残り時間は少ないですから、どんどん行きましょう」
そう言う社長の包丁さばきは留まることを知らなかった。
あたしの身体はどんどん切り裂かれてく。脇腹や背中に包丁が入れられ内蔵が剥き出しにされ……
「お次はレバー、つまり肝臓ですね。お酒も飲まない未成年女子の肝臓は貴重ですよ!」
「おや?胃袋には、なにか残り香がありますね……このスパイシーな匂いは、最後の晩餐はカレーかな?」
「腸の類は生食はできませんので、加工してソーセージに使います。若い子の腸詰めは皮がプリプリですよ」
滑舌のいい社長のトークは、観客に大受けで、司会者もノリがよくなってく。
その一方で、切り刻まれ取り除かれてくだけの、あたしの身体。
胃袋は皿の上で表裏を返されて、未消化の内容物をぶちまけてる。
肝臓も切り刻まれて、小分けにされてく。
小腸、大腸はホースのように巻き取られて袋詰めにされてる。
こうして抜き取られていったあたしの身体の中には、肺や心臓から下の消化器官は、もうほとんど残されてなかった。
それに出血のせいか、あたしは目の前が真っ白になってきた。もう楽になれる……これで終わりに……。

「おや?流石に弱ってきましたね?ここらで、ちょっと喝入れしましょうか」
社長の一言で、あたしの唇を塞いでいたテープが剥ぎ取られ、口内のガーゼも取り出された。
「ゲホッ……ケホッケホッ」
血痰と血涎があたしの口から溢れ出た。
「心肺機能が弱ってきたかな?こんなときは心肺蘇生法です。直接心臓マッサージをして、肺臓も手で揉んでやります」
社長は右手であたしの心臓を手掴みにして、リズミカルにニギニギし始めた。
「うっ!うぅぅ」
貧血気味だったあたしの脳内に、強制的に血流がおくりこまれてくる。
「肺もモミモミすると酸素が供給されます」
社長の左手は、あたしの肺を下から押し上げたり、引き下ろしたりという運動をする。
「ひゅー…ひゅー……やめ、やめてぇ……」
心臓を揉まれてる?肺が直に押されてる?
こわい。いやだ。死ぬの?死にたくない?死にたい?
まぜこぜの感情があたしの脳内に渦巻いてく。
「この心肺マッサージに加えて、マウストゥマウス人工呼吸もやれば効果的です」
あたしの唇に社長は腫れぼったい唇を合わせてきた。
でもそれは人工呼吸なんていうモノじゃなく、明らかな性行為――ディープキスだった。
「んぐ……むぐぐ……」
ねっとりと社長は舌を絡ませて、加齢臭とヤニ臭い唾液・痰をあたしの喉奥に送り込んでくる。
その口唇レイプの一方で、心臓と肺を握ったり開いたりの<直接心臓マッサージ>は続けられて、死ぬことも許されない。
(もういや。ころして……ころしてよぅ……)
生まれて初めて、あたしは心の底から死を望んてた。
こんなに生きるのがつらいなんて……生かされるのが、こうまで嫌だなんて思いもしなかった。
0929名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:26:07.04ID:qz7Gij6b
蘇生……ううんちがう。単なる苦しみの持続のために行われる社長の人工呼吸と心肺マッサージ。
そんな地獄のような<医療行為>の中で、あたしの耳に急に男の人の怒声が届いた。
「お客さん!こまります。ステージに上がらないで!!」
「おい、お前だれだ?」
そんな騒ぎの中、あたしの視界に入ってきたのは……。

(京介おにいちゃん……来てくれたんだ)

ステージに乱入してきた人影――それは、あたしのたった一人の理解者で、あたしの理想の男の人。
社長を張り倒して、あたしに近寄る京介おにいちゃんの手には、鋭い光を放つ出刃包丁が握られてた。
そして、ゆっくりとあたしの首筋に当てられた出刃包丁。
それは流れるようにスッと横に動き、あたしは静かな悦びを感じてた。

「桐乃……すまなかった。いま楽にしてやるからな。俺もすぐに後を追うよ」

それが、あたしがこの世界で最後に聞いた言葉。
優しくて、力強くて、ほっとする言葉。
ありがとう。そしてさよなら。
0930名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:26:35.95ID:qz7Gij6b
■俺の妹がこんな目に合うはずがない
「きょーちゃん。大丈夫?」
俺のあだ名を呼ぶ、このゆる〜い声は麻奈実か?
「ん……いてて」
「ずっと寝てたんだよ」
心配そうな顔で俺を見つめる麻奈実。そして疼くような後頭部の痛み。
「ここは……」
「にくざんまいの裏だよ。びっくりしたよ、急にあんなことして」

そうだった……俺はやってしまった。
実の妹、桐乃をこの手で殺してしまった。
後悔はないと言えば嘘になる。だが、ああするしかなかった。
衆目に晒され、身体を切り刻まれて死を待つばかりの桐乃を救うには、あれしかなかった。
桐乃の首を掻き切ったあと、警備員に袋叩きにされて店外に放り出されたことは覚えてる。
どうやら長いこと気絶していたようだが、道路のコンクリートとキスしてるのも飽きてきた。

店の裏口にあるゴミ置き場の近くでは、割烹着姿の店員の男が二人タバコを吹かしている。
「今日の解体ショーはエラい騒ぎだったな」
「でもハプニングがかえって良かったんじゃね?客は喜んでたし」
「そうだな。あの女畜の肉とモツは、ほぼ完売したしな」
「ショーの動画は、もうムーチューブに上げられてたぜ」
「結構な閲覧数も稼いでるし社長はゴキゲンだよ」
休憩中の店員の会話が俺の耳に入ってくる。
なんとか立ち上がった俺は、周りを見渡す。
目に入ってきたのは、搬出口のすぐそばにある、リサイクルゴミの収集箱。
ゴミ置き場にはポリ袋が捨てられていた。
そのゴミ袋には、肉片が詰め込まれており、袋の底が破れて地面に赤い血溜まりが出来ていた。

そして俺は見た――ポリ袋の破れ目から、茶色い毛髪のようなものが、はみ出ているのを。
「あれは……」
身体が勝手に動いていた。俺はポリ袋を無我夢中で破り開けていた。
「あー。それは持っていっちゃダメだ」
俺をホームレスと勘違いしたのか、店員が警告の声をあげる。
もちろん俺はそれを無視して、俺はポリ袋を乱暴に破った。
なにか灰色の塊がコンクリートの地面にグチャリという嫌な音を立てて落ちた。
悪臭を放つグロテスクな汚物に見えたソレは……
「脳みそは食べちゃダメだぜ。クロイツフェルト・ヤコブ病で脳がスポンジになっちまうぜ」
「ていうか、あのミソだれか脳姦してんだろ?臭えしザーメンまみれじゃねーか」
ゲラゲラ笑う店員の声、白濁液にまみれた桐乃だったモノの一部、そして麻奈実の一言。
「ふーん。やっぱ脳みそは捨てちゃうんだね」

その一言で、俺は急に無力感と虚脱感に襲われた。
「きょーちゃん?どうしたの?きこえてる?きょーちゃん!きょーちゃん!」
平世の麻奈実の俺を呼ぶ声が次第に遠ざかっていく。
これで俺は死ぬのだろうか?
いや、もともと俺は本当に生きていたのかどうか。
桐乃、あやせ……何も出来なかった俺を許してくれ……
視界から光が失われ、俺の意識は深い闇に沈んでいった。
0932名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:31:32.18ID:qz7Gij6b
■Epilogue
「おい救急車が来たぞ」
なんだか遠くから通行人の声が聞こえる。
気がつくと俺はアスファルトの上に突っ伏すようにして横たわっていた。
目の前には、うつ伏せに倒れている桐乃の姿と、転倒した車に腕を挟まれて気絶しているあやせの姿もある。
(そうか……やっぱり夢だったんだな。あんな世界なんてなかったんだ)
あやせが繁殖用の牝畜にされ、桐乃が大勢の目の前でバラバラにされた、あの<平世・日本>は夢の中の世界だったんだ。
あの世界で桐乃の最期を看取った後、俺は自分の命も断った……はずだった。
それが、こうして3人とも五体満足に生きているっていうのだから、たかが事故ぐらいなんだって言うんだ。
救急車のサイレン音が間近まで来た。
救急服を着た救命士の姿も見える。
「こっちの茶髪の子は意識混濁」
「黒髪の方は意識レベルありだが、左手が下敷きになってる」
「そっちの男はトリアージ順位低めでいいな」
意識が無いという桐乃が心配だが、救命士が来てくれたのが心強い。
0933名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:31:55.70ID:qz7Gij6b
だが、俺は救命士の動きに何か違和感を覚えていた。
救命士たちは、ろくに救命活動もせず、俺たちを調べたあとに何か相談を始めていた。
俺は救命士の背中に書かれた文字を見て、違和感の正体に気づいた。
そこに書かれた【丙成記念病院】というロゴ。ここは<平成・日本>じゃない。
「で、ドナーカードある?」
「ないな。三人とも。野郎はともかく、女ふたりはかなりの上物だ。拾いもんだぜ」
「どうする?っていうかドナーカードが無いなら救命士権限で決めてOKだよな」
「茶髪は植物状態になっても、しばらくオナホになるだろ?生かしとけよ」
「それにドクターが交配実験の素体がほしいって言ってただろ?」
「あぁ、豚とか犬とかにヤらせる実験体か」
「黒髪の方は、車の下敷きの手と残りの手足を落として、この場でダルマにして遊ぼうぜ」
手斧やノコギリを握りしめた<丙生の救命士>が、あやせと桐乃に歩み寄っていく。
まさか……また、この世界は過酷で残酷な世界なのか?

そんな救命士たちの会話が遭ったことなど知らないあやせは、救命士の姿に安心しきっていた。
「大丈夫ですか?お嬢さん」
「救命士さん。こっちの左手が下敷きになって……」
「わかりました。すぐに外しますね」
自分の状況を説明するあやせの声はすぐに悲鳴に変わった。
「え?外すって……え、ち、ちがいます。そっちの手は何ともない方で……ぎゃあぁぁっ!!」
あっという間に、あやせの無事な方の右手は肩口から救命士の斧で切断されていた。
そしてあやせの太ももから先も、別の救命士がノコギリで挽き切ろうとしている。
「はーい。あんよも切っちゃいますね〜」
「ひぃぃっ!いやぁぁぁぁ!!あしは、あしは何も怪我してないっ!やめてぇぇっ!!」
俺たちの運命は変えられないのか?この丙生でもあやせは四肢を落とされてしまうのか?

一方で意識を失った桐乃は、すでに路上で二人の救命士にサンドイッチにされて犯されていた。
意識がなく、ぐったりした桐乃には反抗する力はない。
「へへへ。やっぱ昏睡姦は楽でいいな」
「どうせドクターに渡せば実験で無事に済まねーんだから、このまま意識がねぇ方が幸せってもんだぜ」
ゲラゲラ笑いながら陵辱の限りを尽くす救命士たち。
それを取り囲んでみている通行人や野次馬たちは、なんの手出しも手助けもしていない。
いや、丙生の野次馬たちは桐乃が犯され、あやせが不具にされる様子をスマホで撮影したりして楽しんでいる感じすらある。

俺は傷だらけの身体を鼓舞して、なんとか立ち上がった。
「絶対にあきらめない……俺はあきらめないぞ」
この転生に終わりがあるのか、元の世界に戻れるのかどうかはわからない。
だけど、俺は抗い続けるつもりだ。
俺の妹がこんな目にあうはずがないんだから……
<終わり>
0934名無しさん@ピンキー2017/03/31(金) 16:32:24.24ID:qz7Gij6b
おにたけです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
後半の桐乃<あたし>一人称は、狂言回し役が居ない分、ちょっと書いていて面倒というか
やや説明不足かなという気もしますが、どうでしたでしょうか。
女性一人称は、あまり得意ではないですし。

また、勢いにまかせて書いた感もあり、個人的には、やや消化不良っぽい気もします。
加えて<エピローグ>は、最後の最後で悩んだ末に付け足したので賛否あるところかも。
それでは、ごきげんよう。
0936名無しさん@ピンキー2017/04/10(月) 15:56:25.16ID:JFQZ+3SO
>>935
ありがとうございます。
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、渋の方に加筆修正版を上げておきました。
黒猫もチョイ役で出る感じの改版になります。
よろしければ御覧ください。
ではでは。
0937名無しさん@ピンキー2017/05/04(木) 19:21:55.29ID:owWaqRpl
このスレのローカルルールの実在人物を題材にしたものの投稿は禁止するってのは今の情勢とそぐわないなとは思う
昔から殺人鬼なんかの実在人物を題材にしたホラー映画はあるしね
この記述は2007年からある記述だから見直してもいいかもしれない
0938名無しさん@ピンキー2017/05/05(金) 13:18:42.62ID:pM7VQ/hL
そういうのとここ数年で起きた事件を題材にしちゃうのとはワケが違うと思うが
0939名無しさん@ピンキー2017/05/05(金) 18:01:16.77ID:xjmc+3dU
>>938
そういうのって、倫理の問題じゃね?
シリアルサイコキラーにも最近の殺人者もどっちもどっちだと思うが
俺が言ってるのはアイドルや芸能人を題材にした猟奇だったりする
えっちねたもあんま活気ないしな
0940名無しさん@ピンキー2017/05/05(金) 18:03:11.29ID:xjmc+3dU
>>938
まあマジレスすると、最近の事件は抜けないわな
それならエロパロで敬遠されるのも分からなくはない
0941名無しさん@ピンキー2017/05/05(金) 18:31:17.19ID:m2JMoHaQ
実在女優リョナはまた需要の層が違うと思う
エロパロ板ってオタク向けの性格が強いし
0943名無しさん@ピンキー2017/05/21(日) 02:42:09.08ID:C8+GBT6+
スレの出自が2次キャラをどうこうするスレだったから、
3次除外のテンプレになって、それが残ってる感じかな

外してもいいような気はするけど、
実在アイドルやら実在女優は需要が違う気もするし、万一突撃でもされたら…ってのはあるかも。
0946名無しさん@ピンキー2019/12/29(日) 01:56:58.62ID:PH4GUEAB
>>937
昔、くろまんが大王ってキチガイ書き手が居てソイツが「女子高生コンクリ」「スーフリ」を題材にしたSSを描いて大荒れ
不謹慎だと批判された結果開き直って、キモヲタAA大量投下して自分を非難したコテを煽りまくるってバカ丸出しムーブをやらかした事がある

だから、実在の事件はネタにしない方がいい
スレが荒れる
0947名無しさん@ピンキー2021/04/05(月) 10:49:20.62ID:rQwWbp3J
>>946
【水木総合】鬼太郎・三平・悪魔くん【13怪】 [無断転載禁止]・bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1536027026/491

何でニセコイスレだけ、同様の内容レスがあるのに即過去スレ行きにならんのかね?

後今からここでSS書きはじめたら、いつか↓みたく
勝利覚醒記念でエロパロ [無断転載禁止]・bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1574509648/13
こういうマルチ投下爆撃だとかできるんかね

http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1470221245/2
こいつは…

【水曜ドラマ】ウチの娘は、彼氏が出来ない!!
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1609215528/48
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。

ニューススポーツなんでも実況