猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第11章
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0001名無しさん@ピンキー2012/02/02(木) 01:17:06.45ID:co/t55WD
このスレの90%は、陵辱・拷問および苦痛・・殺傷などを嗜むエログロ趣味で出来ています。
アングラ性を自覚し、メール欄にはsageと書き、スレ浮上はなるべく避けましょう。

SSを投稿される職人さん、大歓迎です。どんな妄想でも思う存分に表現して下さい。
ただし、SS上の登場人物は架空キャラに限定し、実在の人物を扱うのは当然ながらNGです。
架空キャラであれば、漫画・アニメ・ゲーム・ラノベなどの二次パロでも、オリジナル創作でもOK。

読者の方も、大歓迎です。ただし、極めて容赦のない描写がメインになりますので、
耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

また、職人さんがSSを投下しやすいスレ環境というのは『マターリした雑談があり、
レスが付きやすい』事です。SSにはなるべく反応を返しましょう。一言でも感想でも。
だけどアドバイスや批判は、叩きにならないよう慎重に。

荒らしの方は、歓迎しません。ただし、住人の方はこれを完全スルーするように。
反応している住人がいるかのように自演する、そんな煽りにも引っ掛からないように。
叩かれやすいジャンルなので、いちいち相手しても意味ナスヽ(´ー`)ノ

最後に。このスレの10%は、世間一般で言う愛とは別の形の愛で出来ています。
マルキ・ド・サドに祝福を。


前スレ
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第10章
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0594名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:oapAPTil
剥製っていいな
内臓はドックに首は遺族に返すとして
ボディはマネキンにしよう
0595名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:ebYILLf3
>>586>>587みたいに人の粗探しして食いつくお山の大将ってキモすぎ
お前どんだけ偉いの?王様?人を叩く事しかできないコンプレックスの塊で脳みそスカスカだから仕方ないか〜
博識ぶって誰も聞いてない事ドヤ顔で言われてもね…こういうケンカや論争でしか伸びないとは本当に程度の低いスレだ
0596名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:jH2r+lLh
いちゃもんの批難をするときに叩かれることを省みない態度は嫌いじゃない
0597名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
クールー病はニューギニアのとある部族に限局して発生する病気
この部族は葬式で「死んだ家族の脳を食う儀式」がある
んで脳食った奴の何割かが脳病で死ぬ…この病気の名前がクールー
クロイツフェルト・ヤコブ病との関連が指摘されてる

狂牛病は牛の病気
牛に「牛の肉骨粉の混ざったエサを食べさせてた」ら牛が歩けなくなり狂い死ぬ(認知症っぽい)病気になった
初期の名前は「狂牛病」だったが585の指摘の通り狂犬病と紛らわしい
また狂犬病みたいに「人にうつるかも」という誤解も出てきたので
「牛海綿状脳症(BSE)」に解明された…現時点で牛から人にうつったという報告は無い
0598名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
狂犬病
人獣共通感染症、全ての哺乳類に感染するとされている。
発症すると神経が過敏になりちょっとした刺激(ライトの光や物音)がくる度に痙攣などの症状がおきる。
有名な「水を恐がる」症状は神経過敏が原因(水面の光の反射)。
最終的に呼吸麻痺などで死に至る、潜伏期間内にワクチンを接種しないと現代医学でも99.9%の確率で死ぬ。
長い人類史で「狂犬病を発症して生き残った人間は2桁に満たない」とされている。

くる病
ビタミンDの不足により「背骨や四肢の骨が変形する」病気。
栄養不足が原因なので人にうつる事は無い、例外として「遺伝子的にくる病になりやすい」遺伝因子が存在する。
0599名無しさん@ピンキー2013/08/22(木) NY:AN:NY.ANID:Fx9lMpey
誤字った、解かってるとは思うが「解明→改名」な
横からですまないが…こんな感じの説明でよろしいか?
0600名無しさん@ピンキー2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:rahZHU/S
つまり脳は食うんじゃなくてティンコ突っ込めってことだろ
分かってる分かってる
0602名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:pbqpl7OM
>>597
どうでもいいけどBSEが
>現時点で牛から人にうつったという報告は無い
とあるけど
人間の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は
ほぼ確実に人間にBSEが感染したものだろ。
0603名無しさん@ピンキー2013/09/05(木) 19:51:42.50ID:c0bq9vqA
げっちゅ屋で見る限り蟲惑の刻のエロアニメでリョナ展開がありそうですぜ…
このスレ的にはどんな程度ですか?
0604名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 13:37:37.03ID:CN1tazaG
リョナネタが尽きてきた。自分が好きな分野となると更に数が減る
だから自分で妄想してるんだけど、形にするのは面倒なんだよな・・・
0605名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 17:40:08.68ID:4kpP2k07
これは>>434で標本ことが話題になった時に考えて書いたものです。
数ヶ月間、寝かせたために腐敗が進み内臓がはみ出ていますが
よろしければどうぞ
0606人体標本の女 012013/09/22(日) 17:48:13.80ID:4kpP2k07
――マルデア国
 南の小国であるマルデア国は軍事独裁政権国家であった。
他の軍事国家同様に恐怖政治が引かれ、国民は貧困と圧政に苦しむ時代が長く続いたが
政府は90年代に入り、強力な経済改革を実行。
その強引とも言える経済改革が成功し、今や数少ない豊かな国と言われるまで成長した。
しかし、その高い経済力とは裏腹に基本的な人権は保証されず、
負の側面が数多く残る国でもあった。

マルデア国の首都に日本人の女の子が歩いている。
長い黒髪、この国では馴染みがない白と黒のセーラー制服姿の女の子は道に財布が落ちていることに気がつく。
女の子は周りを見渡し財布を落とした人を探すと、
ズボンに手をやり何やら下を見ている男性が視界に入る。

「これ、落としましたよ」
 ボランティアでマルデア国に来ている高校2年の陽子は財布を落としたと思われる男性に声を掛けた。
50歳ぐらいの男性は自分の財布を持つ陽子の姿を見て、少し驚いた表情を見せながら凝視している。
男の視線は陽子の顔を見たと思ったら、今度は体を舐め回すようにみていた。
陽子は自分の体をマジマジと見る男にやや不信感を感じながらも、
「あの、どうしました?」と再度、声を掛けた。

 男性は陽子の言葉を聞き、我に返ったのか、
「これは親切にありがとうございます。マルデア語がお上手ですね。学生さんのようですが旅行か何かで」と言った。
無事に会話が通じてほっとする陽子。
先ほど男から感じた胡散臭さも無くなっていた。

「いえ、一週間のボランティアで来ました。将来は海外で働きたいと思い勉強も兼ねて参加しました」
 陽子はいかにもいいとこのお嬢様な雰囲気を漂せながらしっかりした返答を返す。
レベルの高い教育を受け、将来も約束されている学生であることは、
初対面の男でも分かる知性と気品に溢れた女の子だった。

「なるほど。ボランティアでしたか。あと、お礼がしたいのでよろしければ団体名とお名前を」
「私の名前は皆口陽子ですけどお礼なんていいですよ。他に何かありましたら、
こちらのボランティア団体に問い合わせてください。では失礼します」
 陽子は軽く頭を下げ、黒いロングヘアを風になびかせながら男から離れていった。

男はその光り輝く陽子の黒髪を見てニヤリと笑う。
そして、去っていく陽子の後ろ姿を眺めながら携帯をかけた。
「私だ。展示するのに相応しい素晴らしい素体が見つかった。名は陽子。ボランティアで来ているらしい。
秘密警察に頼んですぐ逮捕してくれ」

男は必要最小限な情報を語ると満足気に携帯の電源を切り、
今出会った女性のことを考えた。

(秘密警察はなぜあんな外国のガキ女を欲しがるのか?と言うだろうな。
 確かにアジア人らしく体つきは貧相そうだし背も低い。だが、あの高い気品は標本にしても現れるだろう。
わが、提示品に加えるのに相応しい女体だ)
この男に取って女とは物であった。もちろん可哀想という感情も持ち合わせていない。
ただ、自分の目に叶う美しい女を解剖し標本にする。
それだけが人体博覧会責任者としての仕事であり生きがいであった。
0607人体標本の女 022013/09/22(日) 17:49:59.34ID:4kpP2k07
それから5年後。


 中曽根高校の2年一同は修学旅行でマルデア国に来ていた。
マルデア国と中曽根高校は強いパイプにあり、
毎年、マルデア国に修学旅行に行くのが恒例行事になっていた。

「次は人体博覧会か」
 2年3組教師である村中は次の目的地である人体博覧会の建物を見て憂鬱な顔をし溜息を付いた。
彼がここに来るのはもう4回目。年に一回の修学旅行でしか来る機会はないが、
その建物を見るたびに教師の気分は落ち込んだ。

「ここって犯罪者の死体が展示してあるんでしょ。ヤダー気持ち悪い」
生徒たちから戸惑いの声が上がるが、
どこか興味津々な雰囲気も感じられる。

 教師は生徒とともに人体博覧会と書かれた築10年は経っていないであろう立派な建物に入り、
玄関をくぐると教師が一番見たくなかったものがいきなり目に映る。

「今年もあんな目立つところにあるのか」
 教師は、生徒に聞こえないように、小さな声で悪態を言う。
正面玄関から入った客が、真っ先に目に止まりやすいところに[それ]はあった。
展示ケース内にロングヘアの若い全裸女性の標本が直立不動のポーズで置かれている。
顔だけ見ると、まるで生きているような標本だった。
 標本の彼女は、やや悔しさを滲まれている表情をしているが、
顔立ちそのものは、気品がある可愛い女の子といえる顔だった。
教師には、どんな技術で彼女がこのような姿にされたのかは、わからない。
だが、一人の人間をここまで綺麗に加工するには、身の毛もよだつような作業をしたのだけは間違いない

 教師は無意識のうちに視線を顔から胸へと移す。
この標本に一切の衣服は着せられていない。
胸の部分も、何一つ隠されること無くさらけ出されていた。
胸も顔と同じ特殊な保存処理をされており、生前の状態を保たれてる。
そのあまり大きくないバストや乳首は、まるで生きているような瑞々しさがあり、
何度もこの標本を見た経験がある教師ですら、生唾を飲み込む美しさであった。

 更に視線を下に向けると、胸から下のお腹部分は皮膚が大きく縦に開かれており、
胃や腸といった、内臓が丸見えになっていた。
この内臓は、本人のものを加工して収められているのか、
それとも、完全なレプリカなのか、教師には判断できないが、
一見すると、本物と区別が付かない。
腹が開かれているのは臍までで、下半身からは顔や胸の処理と同じ生前の外見を維持されていた。
ただし下の毛はない。まるで子供のような一本の割れ目が見えているだけだ
これだけの標本技術を持つ技師が、生前はあったであろう下の毛をわざわざ除去した理由はわからない。
だが、この歪み一つない陰裂の有様は、この標本が少女から女になる段階の穢れ無き体であったことを、
見る人に、強く感じされるものであった。

(ん?)
 教師は、標本の側に作られた高さ一メートルの台に置かれた容器に気がつく。
「これもまだ置かれているのか」
 その容器の中身を見て教師は更に深い悲しみを覚えた。
容器には、ホルマリン漬けの子宮や卵巣といった、女性の内性器部分が入れられていた。
女性の尊厳を打ち砕くがごとく、子宮内部は見えやすいように切り裂かれており、膣もピンで止めて広げられてる。
横に置かれている説明文のプレートには、ご丁寧に男子経験なしの内性器の表記。
教師は、今年も彼女の全てを見てしまい、やるせない思いに顔を俯けた。
0608人体標本の女 032013/09/22(日) 17:51:30.65ID:4kpP2k07
「うわー、えろーい。女の胸やあそこ始めてみた」
「やだぁ。なにこれ」
 男子生徒、女子生徒ともに彼女を見て騒いでいる。
教師にとっては見慣れた反応。生徒は違っても反応はいつも同じ。

「この人は、なんで標本にされて置かれているの」
「下の説明によると死刑囚みたいね。この国の死刑囚は刑執行後も罪を償い続ける義務があると書いてある」
「なら、問題ないか。でも胸もまだ成長過程だし結構若そうだね。俺たちと同じくらいじゃね」
 この生徒の疑問もいつものこと。
彼女の年齢は17歳。そう。このクラスの生徒とほぼ同じ年齢だ。
本当なら人生で一番楽しい年齢であるが彼女の時間は最悪の形で止められた。

 一人の成績の良い男子がマルデア国の言葉で書かれた説明文を読む。
「17歳処女の標本。7年前に絞首刑だって。ってことはマルデア国は処刑前にレイプする噂はデマなのか。つまらね」
「いやいや、処女だから晒し者にする価値があるんだろ。処女の体を未来永劫に晒して自分の罪を償う」
「違いない。全ては罪を犯した本人が悪いんだし、せめて裸体や内臓を晒して人様の役に立たないとな」
 彼女の特徴が書かれたこの説明文を読める生徒は大抵何人かいる。
そして一番に注目する部分はいつも同じ。
彼女の生い立ちや裁判の正当性ではなく女性最大のプライバシーである処女性。

 そんな騒ぎの中でメガネを掛けた女子生徒、直美が標本のマジマジと見て首を傾げる。
「死刑になるほどの重犯罪者なのに処女なんだ…… 17歳で黒髪。体型はアジア系。刺青一つない体。それはつまり……」
 彼女の体と説明文を見て、意味深な事を言う。
女の構造を露骨に見せられた影響なのか、直美の顔はやや赤く恥ずかしそうにしているが
冷静に、この標本を見て、なにやらメモをしていた。

 そんな直美をよそに、ただ騒ぐ男子
「お、写真撮影も自由と書いてあるな。それならこうだ」
男子が彼女の秘部に指さしながらポーズを取る。
「へへ、17歳処女のおまんこ写真ゲットだぜ」
生前は、決して人に見せなかったであろう部分をバカにしながら、男子が写真を撮っている。
「性器はこれか。処女膜はどの部分になるのかな。こんな機会はまずないんだし写真に撮っておきたいぞ」
「両側にある小さな球は卵巣で、裂かれている袋が子宮だからそこから下へと繋がる管の部分じゃね。
膣も見えやすいように広げられてはいるけど処女膜の位置はよくわからんな。印でも書いてくれればいいのに」
 女性の尊厳。いや人間の尊厳も無視した行為。彼女が生きていたらなんて言うだろうか。
既に死んだ人。そして罪人のレッテル。
生徒たちにとって彼女は何されてもいい存在だ。教師として注意することも出来ない
そんな扱いを彼女はずっとされてきた。本当ならこんな扱いを受けていいはずもない人間なのに。

 教師はこの標本の女性のことをしっている。
いや、正確にはしらなかったが、来るたびに感じる違和感に負けて調べてしまった。
彼女は誰で、いつ逮捕されたか。どんな扱いをされ、どんな裁判を受けたのか。
どのように処刑され、誰が解剖したのか。出来る限りの情報を集めようとした
しかしある日、調べる行為そのものが間違いだったことに教師は気がつく。
教師は彼女の身元を調べる過程で、逮捕直後に撮られた彼女の全裸検査写真を手に入れた。

 その写真を見た教師は、衝撃を受けた。
逮捕時の身体検査の名目で、全裸を強要された彼女は、残酷なまでに美しかった。
突然の逮捕。規則と言われて、裸体で写される悔しさを表した、強張った表情。
ここまで、誰にも見せたことはないであろう小さな初々しい胸。
突然カメラの前に晒され、怯えているような乳首。
童顔の彼女らしい、薄い下の毛から見える綺麗な割れ目。
 教師は、この悲惨な彼女の身体資料を見て、思わず自慰をしてしまった。
そして、彼女のために思ってやっていたこの調査が、
ただの自分の性的欲求のためだと思い知り、調査を止めた。
 いつかは、彼女の冤罪が証明され、名誉が回復する日が来ると、信じているが、
それをやるのは自分ではない。もっと立派な人間がやるべきだと言い聞かせた。
0609人体標本の女 042013/09/22(日) 17:53:25.22ID:4kpP2k07
「先生、先生、なにそんなところを真剣に見ているんですか。先生も好きだねー」
一人の男子生徒が、冗談交じりに話しかけてくる。
その声を聞き、我に返る教師。
教師は、無意識のうちに容器内にある、彼女の広げられた膣の部分を5分近く凝視していた。

「こら、大人をからかうものじゃない。少し考え事をしていただけだ」
教師は、冷静さを装いながら生徒を軽く注意する。
無意識とはいえ、彼女の膣をずっと見ていた。
これは、教師の奥底にある性癖を表した行為でもあった。

近くにいた同僚の女教師が、彼女の体を見てふと漏らす。
「でもこんな綺麗な状態に仕上げてもらって彼女も幸せだよね。
女性としてもっとも美しい瞬間の裸をずっと維持されるんだから、女としてこれ以上の喜びはないよ」

その言葉を聞き、考える教師。
(そうなんだろうか。こんな異国で死刑にされ、腹を裂かれ、標本にされ、晒し者になり続ける女。
これでも幸せなんだろうか…… 俺にはわからない)
「はぁ、やはり俺では駄目だな。次の場所に行くか」
教師は考えるのを止め、疲れた表情を見せながら次のフロアへと向かっていった。


 教師も生徒も去り、静まり返る正面フロア。
見るものが誰もいなくなっても、彼女は女の全てを晒して展示ケース内で立っている。
教師は来年も修学旅行で、この人体博覧会へと来ることになるだろう。
来年こそは、この展示ケースから彼女がいなくなっていることを信じて、
教師は生きていく。
0610名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 18:01:03.67ID:4kpP2k07
ここまで。お粗末さまでした。

強引に一区切り付けましたけど標本をテーマにしつつ、
このスレらしい要素を維持するのは
もう一工夫、必要な感じはしますな。
0612名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 00:09:12.65ID:SxzSyjAE
工夫や理屈はいいから首ちょん切って喉から突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたい
0616名無しさん@ピンキー2013/09/26(木) 16:16:48.48ID:CZOJV4RD
そういや、海外の人体標本展に政府批判をしていた行方不明の女性が
標本になっていたなんて噂がネットニュースに流れていたなぁ

殺されるまでの話も好きだけど殺されてから話も好物
0617名無しさん@ピンキー2013/09/30(月) 12:42:57.27ID:1AP9hOgj
ギリシャ神話にプロメテウスって
人類に火を与えた罪で罰せられ続ける神がいるんだけど、
このプロメテウスが実は美少女だったら、とか。

鎖で縛られて磔にされて、
秘唇から子宮に尖った先端が鎖骨の横に届くまで
二の腕より太い棒杭撃ち込まれて
さらに大鷲の群れに内臓や眼球啄まれて
傷が自然治癒し続ける為に休み無く啄まれ続けて、
内臓の傷も子宮の傷も棒杭に邪魔されて治る事なく
永遠に傷付けられ続け容赦無い激痛が永遠に続く
0621名無しさん@ピンキー2013/10/25(金) 17:17:01.72ID:nreU2iUF
笑顔が一番の幼姫姦々ってどうかね
表現限界は同人>商業ってイメージあるんだけど、商業から出すに当たってマイルドにされてないかな
0622名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 07:45:25.12ID:FwTQ9kEX
鏃を無数に接続した様な、棘にまみれた触手が、
その、美しい少年の、背中から両翼の様に、尾骶骨の上から尾の様に、無数に生えており、
少年の股間には、直径13センチを超える、甲殻状の棘まみれの恐ろしく長い巨根が、
猛り狂っている。
美しい少女が、無邪気に、微笑む。「・・・ね、しようよお・・・。」
「・・・そんな事出来る訳無いでしょ・・・っ・・!!!?」少年が、可憐な声音で叫ぶ。
少年も少女も、年のころ12、3歳頃の印象で、面差しが幼く可愛らしい。

「・・・じゃ、わたしが犯しちゃおっと。」
「・・そんな・・・・!!」
「・・・ほんとは・・・犯したいんでしょ・・・・?」
「・・そう・・だけど・・・・」

優美で豊満な尻の丸みを、可憐な秘唇を少年に晒して、四つん這いになった少女が、
少年の巨根を自身の秘唇にあてがう。
「・・っ・・・」傷付く秘唇の痛みにためらわずに、渾身の力で、
少女が、少年の巨根を、少女の子宮に届くまで、捻じ込む。
「・・ぐぅううう・・っ!!!!」凄まじい激痛に、少女が、泣き震える。
0623名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 07:53:48.41ID:FwTQ9kEX
「・・やっぱり駄目だよ・・っ!!!」巨根を抜こうとする少年に、
「・・だめえ・・・っ・・!!!!」必死に、少女が、叫ぶ。
「・・・でも・・・・」
「・・・痛いのが・・・・気持ち・・・いいの・・・・・」涙に濡れる頬を紅潮させて、
少女が、凄まじい絶頂に、身悶え、震えながら。

少女が、懸命に、少年の巨根を、少しずつ、少しずつ、捻じ込んでいく。
少女の可愛らしい臍の辺りを通り過ぎ、少女の豊満で悩ましく形良い両の乳房の丸みの谷間辺りに届き、
気管支を、気管を、内臓を、えぐり、裂き千切りながら、
それでも、少女は、少年の巨根を、少女自身の肉体に捻じ込み続けて、
ついに、少年の巨根の先端が、少女の鎖骨の横辺りに届く。
0624名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 12:40:53.69ID:FwTQ9kEX
「・・ぐぶぅ・・・っ・・・!!!!」限り無い激痛に、限り無い絶頂に、
泣き悶えて、頬を真紅に染める少女の幼い唇から、鮮やかな真紅の鮮血が迸る。
少女の愛らしく豊かな白い尻の丸みも、優美に豊満な両の太股も、
溢れる真紅の鮮血に、彩られている。
(・・・あの・・・・)気管が裂き千切られて声が出せない少女の
幼く可愛らしい思念波動が、少年の意識に、響く。
(・・・・何・・・・?)
(・・腰・・・動かして・・・気持ち良く・・・・させて・・・あげよっかな・・・って・・
思ったん・・・だけど・・・・・)
(・・・どうしてそこまで・・・・・!!!?)
(・・・あの・・・でも・・・・)
(・・・やっぱり・・・無理でしょ・・・・・?)
(!!、あの!、そうじゃなくって・・!!、・・・その・・・)
(・・・?)
(・・・わたしの事・・・犯し・・たいのに・・・そのわたしが・・・腰・・動かしちゃったら・・・
・・・わたしを・・・犯す・・事に・・・・ならないでしょ・・・?)
(・・・・・・・)
(・・・だから・・・わたしの事・・・・犯したいだけ・・・犯して・・・
・・気の済むまで・・・・思いっきり・・・突いて・・もらった方が・・・・
・・いいかな・・・って・・・・・!!!!)
(・・・なんでそんな・・・・っ・・!!!!)
0625名無しさん@ピンキー2013/10/29(火) 12:53:58.36ID:FwTQ9kEX
(・・・・ごめんね・・・・・)
(・・・何で謝るの・・・・・?)
(・・・だって・・・・わたし・・・こんな・・・・子宮・・・ずたずたに・・・されて・・・・
よろこんじゃう・・・女の子・・・なんて・・・・いやでしょ・・・・・?)
力無く、華奢で可憐な白い肩を、震わせて、少女が、泣きじゃくる。
(・・・嫌な訳無いよ・・・っ・・・!!!!!)
(・・・・・・・)
(・・・こんなに・・・可愛くて・・・素敵な・・・・女の子を・・・・・
・・僕は・・・・犯したくて・・・・傷付けたくて・・・・殺したくて・・・・
・・たまらなくて・・・・・!!!!!)
(・・・だったら・・・・・・)
(・・・僕の化け物の欲望を許したりしないで・・・っ!!!!
(・・僕は君に酷い事したくてたまらないんだから・・・・っ・・!!!!)
(・・・・わたしは・・・・あなたに・・・・酷いこと・・・されたくて・・・
・・たまらないの・・・っ・・・・!!!!)
子宮肉を、内臓肉を、限界を遥かに超えて圧迫し、無数に裂き千切り、
えぐっている、少年の巨根の無数の棘の感触に、無き震えながら、
無限の激痛と無限の絶頂が生み続けている無限の快感を、
子宮で、全身で、思い知らされながら、少女が、面差しを染めて、泣き震える。
0626名無しさん@ピンキー2013/10/31(木) 07:56:15.57ID:snAoCKRP
(・・・・僕・・・)
(・・・なに・・・?)
(・・・僕の触手を・・・君の・・・お尻から・・・・胃に・・届くまで・・
・・・入れたい・・・・・)
(・・・・お願い・・・・入れて・・・っ・・!!)
少年の巨根のすぐ上から、それぞれが直径5センチを超える、鏃を無数に接続した形状の触手が、
2本、生えて、少女の可愛らしいアヌスに、もぐり込み、
同時に、少年が、激しく腰を突いて、巨根を、無数の棘を、少女の子宮に、内臓に、撃ち込む。
「ぐぶぅううっ!!!!」少し激しく鮮血を唇から溢れさせて、少女が泣いてのけぞる。
少年が、何度も、何度も、激しく腰を突くたびに、螺旋を描いて絡み合う2本の棘まみれの触手が、少女の小腸へ、
さらに奥へと、内臓肉を無数に千切り、裂きながら、もぐり込んでいく。
「・・・ぅあう・・・っ!!!!・・・・んぐうっ!!!!・・・ぁぐぅ・・・っ!!!!
・・・・んぐぅううう・・っ・・!!!!」
ついに、少女の胃の中で幾重にも絡み合い、とぐろを巻いた、それぞれが直径5センチを超える棘まみれの触手が、
少女の鎖骨の横辺りまで自身を捻じ込み、少女の胃の肉を、肺の肉を、内臓肉を、
裂きえぐり抜いて、
少女の鎖骨の横辺りまで少女の子宮肉を千切りえぐっている直径13センチを超える棘まみれの巨根と呼応して、
少女の限り無い激痛を、少女の限り無い苦しみを、少女の限り無い絶頂を、少女の限り無い快感を、
この上なく増幅し、
「・・・んぅうううううっ!!!!!!!!」一層、頬を真紅に染めて、
少女が、泣いて悶え、悶える少女自身の動きで、一層、子宮肉を、内臓肉を、自身で裂き千切り、
豊かな白い乳房を酷く息づかせ、なめらかで華奢な白い背筋を折れそうによじり、
豊満な白い尻の丸みを、可憐に震わせる。
0628622〜626 改め D.A.2013/11/05(火) 12:44:36.04ID:yiP95t3l
不思議な事に、少女の折れそうに華奢に愛らしくくびれたウェストは、
なめらかな白い腹は、ほんのわずかも膨らんでいない。
次元圧力で少女の肉体を本来のサイズに無理やり圧迫している為に、
少年の2本の触手の無数の棘が、少女の内臓肉に、少年の巨根の無数の棘が、少女の子宮肉に、
次元圧力を込めてえぐり込まれ、
少女の無限の激痛が、少女の無限の苦しみが、3次元レベルではありえないこの上ない酷さで、
増幅され続けている。
「・・・っ・・!!!!・・・あぅ・・っ!!!!・・・・んくぅぐぅう・・・っ・・!!!!」
この上なく増幅され続ける無限の絶頂に、たまりかねて、少女の白い優美な裸身が、くねり震える。
少女の肉体を圧迫している次元圧力の感触に、少年のこの上なく優しく心地良い手指の感触が、秘められている。
少女の胴体が、少年の優し過ぎる手指の感触で包み込まれ、限り無く圧迫され、
無数の棘を少女の肉に限り無くくい込ませ続けている。
少年の手指の感触が優し過ぎる程に、一層容赦無く、
少女の限り無い激痛が、少女の限り無い苦しみが、少女の限り無い快感が、
限界を遥かに超えて、延々と、増し続けている。
(・・・・いじわる・・・・・・・)
この上なく甘い、胸のうずきに、たえかねて、
増し続けていく限り無い歓びに頬を真紅に染め続けて、
何だか拗ねてしまいながら、少女は、泣き震え続ける。
0629名無しさん@ピンキー2013/11/17(日) 19:58:52.76ID:3l7g4ir7
なんか丁度良い画像見つけた
ttp://blog-imgs-61.fc2.com/d/o/u/doujinbuta/2013070202385939e.jpg
0632名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 14:38:47.53ID:ccDdNrj9
>>602
ウィキペディアじゃ牛のプリオンを食して発症したことが疑われてるって書いてあるね。
ただの蛋白が他の蛋白の構造を変化させるって不思議。

それにしても興奮しちゃうなー、CJDなんて。
生きながら人間性を失っていって、それを実感するなんてどんだけ尊厳を踏みにじられていることやら。
美丘とかネウロの本城刹那の話は非道く良かった。
0633名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 23:39:37.22ID:kJk8OkGU
ポケモンXYの一般トレーナーを一人一人壊したい
ただし一部除く
0634名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:54:06.23ID:aRQXo1Pt
先の展開まで決めてあるけど、中々文章にならない涼宮ハルヒの〜
キョン君がどんどん鬼畜に






森園生の決意
0635名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:55:43.28ID:aRQXo1Pt
 部室の鍵を掛けた瞬間だった。
俺は周囲の空気が一変したことを感じ取っていた。
そう、古泉に連れられて行った、あの、閉鎖空間という奴をだ。
全く、一難去ってまた一難かと運の無さに呆れながら校舎の外に出た俺を待っていたのは、
いつになく真剣な眼差しの古泉だった。
「探しましたよ、全く貴方という人はこんな時に…」
で、一体何がどうしたというんだ、槍でも降ってくるのか。
「槍で済めば御の字ですね。 あれを見てください。」
古泉が指した方、視界に輝く柱が見えた。
「いえ、もっと上、上を見てください」
言われて仰け反った俺の視界がその輝きの全貌を捉えた。
「かつてない規模の神人の発現です。 正直、あれを止められる自信はありませんね」
天を覆わんばかりの巨体の周囲を見落としてしまいそうな光点が飛び回っている。
「機関が総動員令を下しました。 全戦力を以って神人を止めよ、とね。」
あれを、あんなものを止められるのか。
「ひとつだけ言えるのは、ここも危険だということですね」
つまり、どういうことだ。
「ここから逃げて下さい。 今、新川さんと森さんを呼びました。 もうすぐここに」
古泉の言葉が終わる前に例のタクシーが門扉を突き破って飛び込んできた。
「間に合いましたね。」
校門が原型を留めていないことに触れずに、しれっと言いやがる古泉に構わず、
俺は森さんに手を引かれタクシーの助手席に誘われる。
「ベルト、締めてくださいね。 新川、古泉、後を任せます!」
俺への甘い囁きとは打って変わった凛々しい口調の先で機関の戦士2人は戦いの準備を終えていた。
「それでは、出来たらまた、お会いしたいですね」
いつもの笑みを浮かべた古泉。
「道中の無事をお祈りしております」
トランクから引き出した、どこぞのテロリストが持っていそうなロケット砲を担いだ新川さんの
銜えた葉巻に火をつける姿に歴戦の兵の貫禄すら感じている俺に森さんの声が掛かった。
「ベルト、締めましたね?」
ええ、勿論ですとも森さんの言いつけを守らないはずがありません、例え地獄へ運ぶタクシーのベルトでも締めて見せましょう。
などと考える間も無く俺の体はシートに押し付けられていた。
0636名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:56:40.64ID:aRQXo1Pt
「も…森さ…どこ…へ…」
右へ左へと振り回され、ベルトに締め付けられるがままの俺の問いにすぐさま森さんの涼やかな返答が返ってくる。
「舌を噛むといけませんから、お静かに願います。」
激しいGに苛まれる俺とは対照的に平然と言ってのける森さんが、続けて俺の疑問に答えてくれる。
「鶴屋家の別荘へ、向かいます。 機関の調査によるとあの神人が意図的に避けている節があると…」
―――少し、間を置いて、森さんは続けた。
「恐らく涼宮ハルヒは………朝比奈みくるさんの眠る地を避けています。 私達はそこへ向かいます!」

 車道も歩道もお構いなしに、崩壊する世界の破片を華麗に避けて逃避行は続いていた。
校門を強行突破しても無傷だったことからも並のタクシーではないと思ってはいたが、
森さんのドライビングテクニックと合いまったそれは、端から見れば特撮ではなかろうかと思えるであろう走りを見せていた。
ただし、端から見れば華麗な走りも乗っている俺にとっては正に地獄……いや、地獄にはこんな美人はいないか。
先ほど俺に状況を説明した時、『ハルヒ』と呼び捨てにした冷たい口調も、『みくるさん』と名を呼んだ優しい声も
発せられることなく森さんは華麗にタクシーを操っていた。

俺達を目掛けて神人から無数の触手が伸びてくるのを避けつつタクシーは鶴屋家の別荘へと辿り着こうとしていた。
並みではないタクシーも既にサイドミラーはおろか、リアウインドウがきれいさっぱり無くなっていた。
別荘の門が視界に入り、森さんの横顔にも安堵の笑みが浮かんだのも束の間。
「伏せてっ…」
瞬間、タクシーを凄まじい衝撃が襲い、俺は森さんに抱き抱えられて車外へと飛び出していた。
0637名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:57:37.18ID:aRQXo1Pt
森さんに抱き抱えられた俺の視界の中で、触手に弄ばれて鉄屑と化したタクシーが門扉をも鉄屑と変え、
その門扉だったものの隙間に、俺と(俺を抱えた)森さんが吹き飛ばされたまま突っ込んで意識が途絶えた。

――
―――
「……痛っ」
意識を取り戻した俺は、目の前が真っ白であることと、自分が押し付けられている物体が至極やわらかく温かいものであることを知覚した。
「…………」
数秒後、俺は自分が森さんの胸に抱かれたままの姿であることを知覚した。
真っ白な視界はメイド服のエプロン、柔らかいものは、つまり。
「ご…無事……のよう…です…ね…」
声に顔を上げると、森さんの微笑が、顔色がエプロンのように白い、力の無い微笑がそこにあった。
「森さん…」
さっきまでとは逆に俺が森さんを抱き起こすと、森さんが口を開いた。
「…もう…誰も……死なせないって…誓ったんです」
「みくるさん…を助けて…あげられなかった…償いとして」

森さんが明瞭な意識を保っていられたのはそこまでだった。
俺の腕の中で彼女の、意外なほど華奢な身体が仰け反り、激しく咳き込み、エプロンに鮮血が花開いた。

「ふぁっ……やっ……」
掠れた声を上げ、森さんの両腕が自身の腹部を愛おしく撫でさすり、
「あぁ……ごめん…なさい……イツ…キ……」
意外な名が転がり出た。
古泉の野郎、いつの間に森さんと、いや、機関の人間として初めからそういう関係だったのだろうか、
などと邪推を巡らせている間にも森さんの意識は混濁の度合いを深めていったようだった。
既に彼女の焦点の定まらぬ視界には俺ではなく古泉の姿が映っているらしかった。
「イツキ…の…赤ちゃん……産んで…あげられ…な…い…」
おいおい、そこまで深い仲だったとは。
「わたし……ちゃんと…イツキ……守れ……」
目に涙を溜め、声も身体も震わせながら恋人に問いかける姿に、俺に出来ることは一つしかなかった。
0638名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:59:02.70ID:aRQXo1Pt
「………園生さん、立派でしたよ。 よく頑張りましたね」
慎重に、奴が言いそうな、森さんが望んでいるであろう言葉。

「あぁ…………よか……っ……た…………」

果たしてそれは、正解だったのだろうか。
森さんは俺の言葉を聞き、笑みを浮かべ、息を引き取った。

と、不意に森さんのエプロンのポケットから携帯の呼び出し音が鳴りだした。
すわ新川さんからの連絡かと、森さんには申し訳ないと謝りつつ携帯を見た俺の目に飛び込んだのは
「―――イツキ―――」
通話ボタンを押すと間髪居れず古泉の、奴らしくもない切羽詰った声が響いた。
「園生さん! 無事なんですか、園生さ」
「すまん、古泉。 俺だ」

俺の声を聞いても古泉の口調は変わることはなく、そのまま奴は続けた。
「あぁ、貴方も無事だったんですね。 では、園生、森さんも無事でしょうか」
「森さんは、眠っている」
嘘ではない。

「そうですか………彼女が目を覚ましたら、伝えてほしいことがあります」
古泉は俺の返事を待たなかった。
状況が返答を待つことを許さず、そして俺にとってもその方が都合が良かった。

「我々はこれから神人に最後の攻勢を掛けます、機関はこれで壊滅でしょう」
「森さん、いえ、園生に伝えてください。 戻れなくてすまない、2人で幸せになって欲しい、と。 では…」

それだけ言うと、通話は向こうから切られたようだった。
それだけだった。
0639名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 00:59:58.51ID:aRQXo1Pt
 別荘の有り余る寝室の一つ、そのベッドに、俺は森さんを運び込んだ。
二度と目覚めることの無い眠りについた、優秀な機関のメイドであり、古泉と愛し合った、森園生という女性。
断言するが、俺に妊婦属性は無い! いや、無かった!
そして、今、俺に妊婦属性が付いた!

血で汚れたエプロンを外した段階では分からなかったが、メイド服をたくし上げていくと、森さんのお腹に僅かな張りを感じられた。
よく分からないが、まだお腹が目立つような時期では無かったようだ。
まぁ、明らかに妊婦と分かる身体では神人からの逃避行など到底不可能であり、その後に俺を庇うこともまた困難であり、
つまるところ俺が無事に済まなかったであろうことからも、それは判断がついた。

メイド服を脱がしてみると、妊娠した女性がつけるそれなのであろう、色気をあまり感じられない下着が露になった。
みくるや鶴屋さんよりも弾力のある胸は柔らかいブラで包み込まれ、僅かに張ったお腹も同系統のショーツで包まれていた。
その方面には堪らないかもしれないが、健全な高校生であり、つい先ほどまで属性無しだったワタクシにとっては、
少々残念とも言えるものだったが、スタイルの良さはメイド服の上からでも、エプロンの上からでも分かるとおりの素晴らしいものだった。
「森さん、きれいです」
――園生と呼ぶのは憚られた、今更ではあるが。
0640名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 01:00:47.68ID:aRQXo1Pt
キスは濃厚な血の味がした。
下着まで脱がした森さんの身体にはあちこちに青黒い痕が浮かんでいた。
腕や足、胸と下腹部の痕が一際大きく、膣から出血したようで下着も血で汚れていた。
まだ熱の残る肌、腋の汗を舐め弾力のある胸を揉むと、その先端に液体が滲み出した。
温かい、森さんの匂いのする母乳を絞り、吸い、そのまま俺は森さんと一つになった。
つまり、古泉と穴兄弟というわけだが、森さんの、大人の女性の肉感は俺の知らないものだった。
母乳を浴び、森さんの奥に注ぎ、最後は急速に体温を失いつつある森さんの胸に顔を埋めたまま俺は寝入ってしまったようだった。
0641名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 01:02:23.96ID:aRQXo1Pt
森園生の決意         おわり

お腹の子と一緒に終わってしまう妊婦メイドさんって良いよね、儚くて
0643名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 02:17:30.27ID:aYS1lKzZ
エロじゃないけどさ、アニメ化したラノベ「ソードアートオンライン」の悪役茅場晶彦をフルボッコするような小説ない?
探したけどさっぱりみつからん。
バーチャルゲーム装置を使った大量虐殺犯にふさわしく、償いとして死者を生き返らせるバーチャルマシンの開発をさせる。
もし作れなかったり休んだりした場合は痛覚とかも再現するバーチャル空間で延々と切り刻んだり焼いたりして苦しませる。
おおむね巻き込まれた人々×巻き込まれた時間分。
さらに、
「てめえの我侭で『理想のゲーム世界』とやらに他人を巻き込んだんだ。『理想の正義の報復』に巻き込まれても文句言う権利はねえ」とか
「これはゲームと呼べるシロモノじゃなけど、クズの貴様を拷問する遊び。『ゲームではないが遊びだ』」とか言う。
あと、協力者の女性がいたらしいからそれには犠牲者の半分くらいの責任があるとして、その分人口を増やすためにひたすらレイプ&妊娠で卵子一個も無駄にせずに孕ませる。
拷問係は、「茅場とかを苦しめないと死んじゃう爆弾」と書かれたアクセサリーを持ってる。

こういうすばらしい正義の報復の話とかってないでしょうか?
0644名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 03:23:19.98ID:dESso+AY
それなんかリョナるよりそのキャラをm9(^Д^)プギャーしたい欲のほうが強くない?
0645名無しさん@ピンキー2014/01/22(水) 03:29:02.37ID:7bzBtCnl
断罪系なんかのヘイト入ってるのは勘弁してほしいな
ただでさえ猟奇好きは日陰者なんだし
そのキャラが大好きになってからお越しください
0648名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:43:56.16ID:F16o+bFI
 彼と出会ったのは高校時代だった。
切っ掛けが何だったのか、今となってはもう覚えていないと彼には言ったが、忘れることなど出来ない。
当時の私は、今思うと結構イヤな子だった。
我侭ばかり言って、周囲を振り回してばかりな、イヤな子。
でも、彼は私の我侭を嫌な顔ひとつしないで聞いてくれた。
彼は私に惚れているから我侭を聞くのだと自惚れていた私が、いつしか、惹かれて行き、
意外にも私から告白して、私達は恋人として付き合うようになった。

 当初、私の『告白』という我侭に彼が付き合ってくれているだけなのかも…と不安になったりもしたけれど、それは杞憂だった。
それからの高校生活は、ずっと彼と一緒だった。
放課後の部室(部長とマネージャーという権限が有効に作用した)でした初めてのキスも、
その先の、色々な言えない様なことも、時には喧嘩もしたけれど、私達はいつも一緒だった。

 彼が遠方の大学に入ったことによる遠距離恋愛も難なく乗り越えて、郷里に戻った彼と私は就職から程なくして同棲を始めた。
私が、ずっと彼と居たくて我侭を言って、押し掛け女房のように、同棲が始まった。

 同棲を始めて1年が経つ前に、私達は結婚した。
私は一分でも一秒でも早く、彼の奥さんになりたかった、妻になりたかった。
彼は私の『我侭』を、優しく聞いてくれ、改めてプロポーズしてくれて、私達は、夫と妻になった。
0649名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:44:39.16ID:F16o+bFI
―――今にして思えば、私は無意識に感じていたのかもしれない。

 結婚を機に退職した私は、夫と2人きりの幸せに満ちた夫婦生活を送った。
最初の結婚記念日を過ぎてしばらくして、私の中である思いが生まれた。
「夫の子を産みたい」という、妻として、女として自然な、欲求が、私の中で次第に大きくなっていった。
2度目の結婚記念日の夜、私は夫に、赤ちゃんが欲しいと、告げた。
まだ、もう少し2人きりの生活を楽しもう―――
夫はそう言って渋ってみせたが、私は『我侭』を押し通した。
実のところは、ベッドの上で初めは拗ねてみせ、涙ぐみ、最後は赤ちゃんが欲しいと泣きじゃくるまでに至った私を、
夫が抱きしめて、その勢いのままにコトに及んだ結果ではあったが。

 その夜、夫が私の中で果てた瞬間、私は赤ちゃんが出来たことを直感した。
理由を聞かれても分からない、ただ、私の中に、夫と私の子が生まれた事を、感じることが出来た。
子宮に注がれた熱を感じつつ、私の胸に顔を埋めた夫を抱きしめていた私は、
例えようも無く幸せなはずなのに、悲しくて寂しくて涙を流して、
それを知られぬよう夫を抱きしめる腕に力を込めていた。
0650名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:45:11.89ID:F16o+bFI
 その夜の直感は当たっていた。
妊娠検査薬の反応が出てすぐに産婦人科を受診した私に、医師は妊娠していることを告げた。
帰宅した夫はそれを聞いて私を抱きしめて喜んでくれた。
まだ何ら変化はない私のお腹を優しく撫でながら私にキスして、一緒に喜んでくれた。
私のお腹を撫でる彼の手に、私も手を重ねて彼に愛されている喜びと幸せで胸がいっぱいになった。

 初めての妊婦検診は夫が帯同してくれた。
私より夫の方が緊張していて、病院内でも落ち着きがなくて、つい笑ってしまって怒られたりもした。
「すぐに終わるから、いい子にしててね」
まるで、お腹の子の他にもう1人、子供が居るような気分になりながら、夫に告げて私は検診を受けた。

 検診が終わって、病室から見えた不安げな夫の姿に笑みが浮かび、そして愛されていることに幸せを感じもした。
併せて受けた検査の結果は翌週の検診で、と告げると夫はそれにも着いてくると即答し、ついつい笑ってしまったりもした。

 翌週、検査結果が出た。
医師は病室に夫を呼び、私達に告げた。

「今回の妊娠は諦めてください。」
0651名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:45:45.42ID:F16o+bFI
 医師の説明を、私は妙に冷静に聞いた。
曰く、まだ自覚症状は出ていないが胸に病巣が存在する。
進行が早ければ、出産はおろか妊娠中に死に至る可能性が高い。
中絶し、治療を開始すれば延命の可能性は高まる。
―――延命の可能性

「完治しますか……完治したら、また妊娠できますか……」

私の問いに医師は、真摯に答えてくれた。

曰く、再発が多く、再度の妊娠は望みが薄いこと。
もし運よく完治しても身体への負担は軽いはずもなく妊娠は困難であろうこと。

「考え……させて下さい…」

出来るだけ早く結論を、という医師の言葉を聞きながら、実のところ私の意志は決まっていた。
夫との子を産みたい、ただ、それだけだった。

 家について玄関の戸が閉まると同時、夫は私を抱きしめてくれた。
「嫌だ…俺は、どちらも失いたく…ない…」
私を抱いたまま、夫が搾り出した言葉に私は顔を上げて夫を見上げる。
「うん、でも、私…」
私を見つめて、目を真っ赤にした夫が言葉を遮って。
「あぁ、判ってる。 俺も…産んでほしい…」
私も夫を見つめたまま、応える。
「私、ちゃんと赤ちゃん産んで、抱っこして、おっぱいあげるから……頑張るから……ね」

 考えることなど無かった。
私達、夫婦の結論は初めから一つだったのだから。
0652名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:46:21.74ID:F16o+bFI
 私は出産まで入院生活を送ることになった。
妻として家庭の事を何もしてあげられないことに罪悪感を感じたものの夫は
「無事に赤ちゃんを産むことだけを考えよう」
と、私の気持ちを察して労わってくれた。

 妊娠の経過は順調だった。
特殊な事情から、私は個室に入れてもらえた為、週末には夫と2人きりで産まれて来る子の事を話し合ったり、
その先のこと―――私が死んだ後のことなど―――まで大切な時間を過ごすことが出来た。

 安定期に入った頃には、2人きりの病室であるとはいえ少々、いや、かなり大胆な行為にも及んだりした。
手や口でするだけのこともあれば、ベッドの上で愛し合うことも幾度かあった。
もちろん、お腹の子に配慮して、いつもよりずっとずっと静かな、ゆったりとした行為だったが、
私も夫もお互いに愛を満たしあった。
 名前を考えたのもこの頃だった。
出産後に考える時間があるとは限らなかったから、性別を調べ(男の子だった)名前を決めた。

 順調な経過の一方で、病魔もまた、私を着実に蝕んでいた。
病巣は拡大し続けていたし、胸の痛みが増し、呼吸が苦しくなることも増えていった。
胸の痛みは、時に意識が遠のき、痛みによって意識が呼び戻されるような激痛もあったが、
鎮痛剤は使えなかった。
それほどまでの痛みを抑える、強い薬は副作用も強いため、妊婦に投与できる性質のものではなかった。
私は、ある時は一人で、ある時は夫に手を握ってもらったまま、痛みに耐え、赤ちゃんを育み続けた。
0653名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:46:51.98ID:F16o+bFI
 9ヶ月目から臨月に掛けて、私は寝たきりに近い状態だった。
病魔は私の胸を冒し続けていたが、医師も驚くほどに私は余裕を見せていた。
「母の強さですよ」
なんて言ってみせることすらしたが、内心は不安でいっぱいだった。
このまま何事も無く出産を終え、叶うならば育児を……と思って、それは欲張りな願いだと思いなおして泣いたりもした。

 病室で一人で居る間、私は、遺書を書いた。
夫への感謝、死後の処置についてのお願いや、赤ちゃんへの手紙は書いても書いても足りなかった。
そして、沢山の我侭を言い続けてきた私の、最後の我侭。
とても口に出しては言えないそれを、ようやく書き終えたのは予定日の2週間。
その日のお昼前のことだった。

 陣痛が訪れた。
まるで、赤ちゃんが私を気遣って早く産まれようとしてくれたかのように
予定日より早く訪れた出産は、あっけなく終わった。
初産ながら、陣痛も分娩も滞りなく進み、私は分娩室で夫に見守られながら、赤ちゃんを産んだ。
私の手を握る夫の手に力が入り、産声が聞こえ……
0654名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 05:47:32.41ID:F16o+bFI
「……ンぁ………」
目を覚ました時、私はいつもの病室のベッドに横たわっていた。
「ご気分悪くありませんか? もうすぐ御主人と赤ちゃんが来ますからね」
ベッドの脇に立っていた看護婦さんが気付いて教えてくれる。
私は分娩室に入る前と同じブラウスと、下は……出産直後だからだろうか、あまり感覚が無いが
シーツに覆われた下は下着だけのようでちょっと居心地の悪さを感じていたが、不思議と胸の痛みも息苦しさも消えていた。
「お身体、起こしますね。」
看護婦さんがベッドを起こして私の上体を起こしてくれたのは、赤ちゃんを抱きやすいようにという気遣いだろう。

 ノックの音が響き、看護婦さんが開いたドアから夫と、そして、夫の腕に抱かれた赤ちゃんがやってきた。
「あぁ……」
言葉にならない思いが胸いっぱいに広がるのを感じながら、私は夫から赤ちゃんを受け取り胸に抱いて頬を寄せた。
私の手の中の、小さな命から暖かい熱を感じて、私は夫と目を合わせて微笑んだ。
と、赤ちゃんの小さな小さな手が私の胸を弄るように動いた。
「ん、ちょっと待ってね、今、おっぱいあげるから…」
赤ちゃんを夫に返し、ブラウスのボタンを外そうとして
「あ……あれ……指、震え………」
それが何なのか、私は判りたくなかったから、恥ずかしいフリをして夫に頼む。
「ごめん、ボタン、外してくれる」
夫が、赤ちゃんをベビーベッド(ベッドのそばにあったのに気付かなかった)に寝かせ、
ブラウスのボタンを外してくれる。
「うん、全部外しちゃって、そう…ブラも、そう、左だけ」
夫に全てお願いして、授乳用のブラのホックも外してもらうと、ブラのカップ部分が捲れて乳房が露になった。
ブラウスとブラを肌蹴て露になった左胸、その乳頭を赤ちゃんが口に含み、強く吸った。
「あっ………はぁ………ハァッ……ハァッ……」
赤ちゃんにお乳を吸われるのを夫に見守られながら、私は息が荒くなるの懸命に抑えようとしていた。
0655名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 14:51:28.38ID:F16o+bFI
 赤ちゃんが、満足げに乳頭から口を離して、ちいさく息を吐いた。
「もう……いいの?……」
愛おしかった、ずっと抱いていたかった、もっとお乳を飲ませてあげたかった、もっともっと…
だが、私はもう赤ちゃんを抱いていることが困難になりつつあった。
夫が私の手から赤ちゃんを受け取り、ベビーベッドを私の近くまで寄せてくれた。

 夫が私の手を握ってくれた。
もう、誤魔化せなかった。
神様がくれた猶予はもう尽きたのだ。

―――死ぬんだ、私
0656名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 15:29:11.17ID:F16o+bFI
 苦痛は感じなかった。
ただ、夫の手がとてもとても熱く感じられた。
「約束……守れ……たよ……ね……」
―――無事に赤ちゃんを産んで、抱っこして、おっぱいをあげて…
「あなたの……子を………産めて……わた…し……しあわせ……」

ごめんなさいとは言わないと決めていた。
「ありがとう、産んでくれて」
夫が、握る手に力を込めて言ってくれた。
「……ありがとう……産ませてくれ……て……」
隣で私を見上げてくる赤ちゃんにも
「ありが……と……産まれて……きて……くれて………」

 夫の手を握り返そうとして、もう、力がほとんど入らなかった。
「だい……す…き………」
夫に微笑を向けて、私は、死んだ。
0657名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 15:36:39.03ID:F16o+bFI
 私の意識は、身体から離れ、病室を上から見下ろしていた。
ベッドに横たわっていた私の身体は夫に抱かれ、名を呼ばれながら揺さぶられていた。

 医師と看護婦が部屋に飛び込んできて、私の脈を取り、夫に何か確認していた。
私はすぐに思い至った。

 蘇生措置は行わないと、私は予め決めてあった。
延命の可能性の無い患者への蘇生措置は、結果的に患者を長く苦しめるだけになる。
私が、死を迎えた時、蘇生措置を行うか否かという選択で夫を苦しめたくは無かったから、
事前に私はそれを決め、医師にも夫にも伝えてあった。

 だが、実際にその瞬間を迎えた夫は、逡巡の後に医師に願い出ていた。

「蘇生措置を…お願いします…」

夫がその一瞬で何を迷い、そして決断したのか、私には痛いほど伝わってきた。
死の苦しみを長引かせることになると、見て、理解して、それでいてなお、
妻に生きて欲しいと願ってくれている夫の思いが、ただただ嬉しかった。
例え、どれほど苦しくても、私は夫の願いに応えたかった。
0658名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 16:04:50.43ID:F16o+bFI
 意識が身体に強く引き寄せられる感じがした瞬間、私は、蘇生していた。
「…………ッハァ……ハァッ…ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
胸が破れてしまったかのように、早く浅い呼吸を繰り返しても苦しさが収まらない。
靄の掛かった視界に夫の泣き顔が映った。
「ごめん……ごめんな……」
泣きながら告げる夫の言葉に、私は必死に笑顔を作ろうとしていた。
「ハァッ…ハァッ…いいの……ハァッ…貴方に……ハァッ…もういち…ど…」
2度目の死は、さっきよりずっとずっと苦しくて、私は言葉を紡ぐのに精一杯だった。。
「…ハァッ…ハァッ…逢えて…ハァッ………うれし……かっ………」

 そこまでしか言えなかった。
私の意識はまた身体から弾き出され、自分自身を見下ろしていた。
泣きじゃくる夫に抱かれた私の顔。
苦しかったけれど、ちゃんと夫に笑顔を向けてお別れ出来たことに、私は安堵していた。
0659名無しさん@ピンキー2014/01/23(木) 17:56:24.38ID:F16o+bFI
 2度目の蘇生措置は行われなかった。
夫が、もう十分だと医師に伝え、措置が止められたからだ。

 そして夫は今、赤ちゃんとともに部屋を出ていた。
私は、私の身体が看護婦さん達によって処置される様を見守って?いた。
下半身を覆っていたシーツが取り払われて、死ぬ前に感じた居心地の悪さの正体が判明した。
もう身体の自由が利いていなかったのだろう、出産時に汚れたショーツにカテーテルが挿入されていた。

 下半身が拭われ、用意しておいた換えの下着とブラウス、スカートが着せてもらえた私の身体は夫と再会した。
胸の上で手を組み、静かに眠る私に夫は優しい眼差しを向けてくれた。
その目が真っ赤になっていることに、私はとても辛い思いと幸せな思いが混ざった感覚を得た。

 赤ちゃんは病院にお泊りし、私は夫とともに自宅に運んでもらえるとのことだったが、
私は夫宛ての遺書が気掛かりだった。
出産直前に書き終えた、私が死んだ後、すぐに読んで欲しくて書いた遺書。
ベッド脇のテーブルに置かれたそれは、夫の目にも留まってくれた。
夫は、それを私の組んだ手の下に置いて、帰宅の途に着いた。
0661名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 04:17:23.01ID:4kUCh6U8
 久しぶりの我が家には綺麗に整えられていた。
私が入院してから、慣れない家事を夫に強制していたことに今更ながら申し訳なく思う私の視界の中で、
私の身体は夫に抱かれて家に運び込まれた。
夫は、私の身体を2人の寝室に運び、ベッドに横たえてくれた。
病室より明るい照明に照らされた身体は、既に血の気が失せつつあった。

 夫は、件の遺書を手に取り、封を切った。
今でなければ出来ない、直接伝えることの出来ない、私の最期の我侭。

―――もう一度、抱いてください
――――――あなたの好きなように、滅茶苦茶に私を、抱いてください

私は夫にもっと抱かれたかった、抱かせてあげたかった。
夫の愛を身体の隅々まで浴び、夫を気持ち良くさせてあげたかった。
妊娠してからは、お腹の子を気遣った優しい穏やかな行為しか出来なくて、
それすらも私の体調によっては徐々に難しくなっていった。

私は妻として、女として、夫に、彼に、抱いて欲しいと、願っていた。
もう私は何もしてあげられないのだから、せめて、私の身体を使って………
0662名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 04:31:12.14ID:4kUCh6U8
 遺書を読み終えた夫は何も言わず、遺書を封筒に戻してヘッドボードに置いた。
少しの間、夫は、私を見つめ、そして組まれた手指を解き解した。

 夫の唇が、私の唇を吸い、その口付けが首筋から胸元へと移っていく。
いつもの、夫の愛撫。
私の気持ちを高めて、幸せな瞬間へと導いてくれる、夫の優しいキス。
張りを増した胸の膨らみに引っ張られているブラウスのボタンを外しながら、
露になった肌に吸われた痕が残っていく。

目立つお腹をふっくらと包み込むロングのスカートも、胸がちょっときつくなったブラウスも、
妊娠した後に夫と選んだお気に入りだった。

ブラウスのボタンが全て外されると、淡いピンク色のブラにすっぽりと包まれた乳房がまろび出た。
張って敏感になった胸を包んでくれるブラにあしらわれた小さなレースがお気に入りの。

スカートを脱がされると、ブラとお揃いの、こちらも艶やかさとは無縁のショーツがお目見えしていた。
目立つお腹とお尻が優しく包み込まれたその姿は、正直なところ、少し、その…

―――恥ずかしい…な…

私の声が通じたのか、夫が明かりを落とし、ヘッドボードのランプを灯してくれた。
0663名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:14:03.24ID:4kUCh6U8
 夫はたっぷりと時間を掛けて私を抱いてくれた。
いつもより、少しだけ激しく私を求めてくれて、気持ち良くなってくれて、嬉しかった。

全身に口付けられて、高められた私の、赤ちゃんを産んでぽっかりと空いた子宮に
夫から注がれた愛情が満たされて、お腹の中のその熱が私にも伝わってくるようだった。
赤ちゃんを産んでも、私の膣は夫の形にぴったりと吸い付いて、夫に快感を与えられたようで、私も安心した。

ずっと前に1度だけ求められて、私が嫌がって以来触れなかった、お尻も夫に捧げることができた。
「いいよね?」
そっと囁いて夫が私の後ろの処女を貫いていくのを見ているのはとても恥ずかしかった。
出産前にきれいにしてあったから、夫に後ろでも気持ち良くなってもらえたようだ。
―――生きている間にしてあげたかったと、後悔した

口も、激しくされた。
抱き起こされ、頭を掴まれ、喉の奥の奥まで深く突き入れられて、その度に胸が揺れてちょっと恥ずかしいと思っていると
夫が喉に注ぎ込み、私の中へと熱いものが流れ込んでいった。
―――舌できれいにしてあげたかったが、それはもう叶わなかった

私の身体をベッドに横たえた夫が、胸に、赤ちゃんにおっぱいをあげたのと反対の、右の胸に口をつけた。
0664名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:37:15.62ID:4kUCh6U8
 乳頭を甘噛みされ、赤ちゃんより強く吸われて、私の胸に溜まっていた母乳が一気に溢れ出した。
もう、肌は熱を失いつつあったが体内のお乳はまだ温かさを残していて、
夫に吸われる度に私の胸から夫の中に流れ込んいくそれは、まるで私の命の残り香を夫に吸われるようで……。
胸の張りが無くなるまで、夫はまるで子供のように私の胸を吸い続けた。
愛しいその、夫の頭を抱いてあげたくて、でも、もう身体を動かすことは叶わなくてもどかしかった。

胸に残っていたお乳を飲み干して、キスしてくれた夫の口から、ほのかに甘い乳の香りがした。
私の全身を愛してくれて、抱いてくれて、夫は満足してくれたようだった。
そのまま私達は抱き合って、夜明けまで、眠った。


葬儀の前の、静かな時間が過ぎていった。
0665名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 05:54:08.74ID:4kUCh6U8
 通夜の夜だった。
私の身体は、友人達によって薄化粧され、妊婦向けのスリップ(それもブライダル向けの)を着せてもらっていた。
棺に入った私の身体には、結婚式でつけた、夫と選んだドレスが掛けられている。
こちらの風習で、私達は翌日の葬儀まで2人きりで過ごすことになっていた。

 その私の身体が、夫に運び出されたのは深夜をまわってからだった。
夫はドレスをそっと取り出し、その下の私を優しく抱いて棺から運び出した。

棺のそばに設えれた夫の寝床に横たえられた私。
体温を失い、力無く横たわる私のスリップの中に手を差し入れて、夫はショーツを脱がした。
息を飲む私の前で、夫は私の膣に詰められていた綿を取り出し、そのまま挿入していた。
突き入れたまま、化粧が崩れないようにそっと口付けて、夫は私を抱いていた。
妊娠中よりも、もっともっと優しい、静かな行為。
冷え切った私の奥底に、夫から熱い愛が注がれて、それは終わった。

夫は、私の膣にもとのように綿を詰め、ショーツを穿かせて棺に横たえると、もう一度キスしてくれた。

 私は夫の熱を感じながら荼毘に付された。
0666名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:00:19.80ID:4kUCh6U8
 あれから、長い年月が過ぎた。
夫は、1度だけ別の女性と肉体関係に及び掛けはしたものの、独身を通して息子を育て上げた。
息子はといえば、夫に似て素敵な男性となり、素敵な女性を奥さんに選んだ。
お正月など、家族が集まる時は、夫の隣に私の席を用意してくれる気遣いの出来る、素敵な女性だった。
やがて孫も出来て、また時が過ぎた。

夫は2度の大病を患い、私は夫が無事助かるようにと祈った。
私の分まで夫には息子とその家族とともに幸せな時間を過ごしてもらいたかった。
願いが通じたのか、夫は2度とも乗り越えた(その度に「お母さんに会うのが遠のいた」なんて冗談を言った)。

 だが、老いることだけはどうにもならなかった。
「お母さんに、会いに行くよ」
息子夫婦と孫、私に看取られて、眠るように夫は息を引き取った。

―――やっと逢えたね

私は夫に包まれるように抱きしめられているのを感じた。
身体が大きくて温かい愛情に包まれて、意識が夫と交じり合い蕩けていく……

―――また…夫と…ひとつに…
0667名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:06:07.39ID:4kUCh6U8
―――
―――――――――
――――――――――――――――――――― episode end

”選択されたエピソードを完了しました。”
”安楽死シーケンスを開始します Y/N? (Y)”

表示されたメッセージに対して、私は静かにエンターキーを押下する。

「奥さん幸せですねぇ、御主人に命まで捧げられるなんてw」
いつの間にか私の助手兼愛人が部屋に入ってきていた。
「『妊娠中に流産、オマケに2度と妊娠出来ない身体になって、精神を病んで自殺』でしたっけ?」
意地の悪い笑みを浮かべて私に抱きついてくる。
「そう、事故だ、事故」


 西暦が2100年を超えたあたりで、先進国の平均寿命は300歳を超えるものとなった。
若年での肉体固定技術は年齢に関わらず生殖を可能とし、人口は増加傾向に拍車が掛かった。
惑星の人口キャパシティの観点から見れば危機的な状況であったことから、安楽死が合法化されたものの、
一部の論者から上がった「精神の安楽」とやらまで法制化さて面倒なことになった。
神経科学・心理学の分野から「幸福値」の測定と、それが一定値を上回る状況下での死、それが安楽死と定義された。
簡単に言えば、脳に幸せな夢を見せながら死に至らしめるというそれだけのことだ。
0668名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:12:43.99ID:4kUCh6U8
 その技術において先端を走る企業の研究員である私は、妻より愛人を選び、妻を被験者として使うことにした。
仕事柄、役所など公的機関との繋がりも深いことが幸いし(妻にとっては災いし)、事は簡単に進んだ。

妊娠したがっていた妻は、私がその気になったことに歓喜し、無事妊娠した時は小躍りして喜んだ。
順調に経過を辿る妻を薬物で眠らせ(それ自体、妊娠禁忌薬だったが)暴行して流産させると、
妻は子宮を損傷し、妊娠出来ない身体にまでなって、そして、精神を病んだ。

後は私が安楽死の手続きを進めるだけで、全てが整った。

面倒なのはここからだ。
マイナス方向に沈みきっ妻の精神を、プラスに転じさせ安楽死させる基準値を超えさせるにあたり、
通常使われるエピソードの10倍近い密度と深度のものを用意した。
妻に投与した、幾つかの未承認技術を含んだそれは、予想以上の効果を叩き出していた。

「凄いじゃないですかぁ、奥さんの幸福値平均、これって承認されたら売れますよぉ」
データを見た愛人が感嘆しているが、経緯が経緯だけにこのまま発表出来るものではない。
後々、臨床実験の基礎データとして紛れ込ませようとは思っているが、難しいだろう。

「あ、奥さん御臨終ですよw」
私と、私の膝の上で抱かれた愛人の前で、妻は幸せな夢とともに息を引き取った。


                                       おわり
0669名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 06:16:27.68ID:4kUCh6U8
孕ませスレに投下しようかと思わないでもなかったけど
ちょっとアレなのでやっぱりこちらに投下

産んで死ぬのも、産めずに死ぬのもどっちも良いよね

>>660
産後に死ぬ所までしか書いてなかったのでちょっと止まりました
0670名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 03:30:18.34ID:ms6Hbyo4
GJ
死姦は猟奇の分類かな?しかし、なんてほのぼのとした…
とか思ってたら、オチで鬼畜追加されたよ(゜o゜)
0671名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 15:58:49.12ID:D6k2jTqz
>>648-669
GJ!
珍しく被虐側?が幸せそうな話だなぁと思ったら最後こう来たかw
読者の心まで持ち上げて落とすとか鬼畜すぎワロタ
0672名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 18:13:17.86ID:tQmB0jPY
>>669
GJ!
途中まで「本当に死んでるのか」とか「いつになったら鬼畜成分出るんだろう」
とか思いながら読んでたが、最後でスッキリ腑に落ちた。
0674名無しさん@ピンキー2014/02/01(土) 20:16:48.75ID:LjY8Gu9y
GJ
不倫された男には同情できるのに、不倫された女は惨めとしか思えないのは何故だろ?www
夫と愛人が生涯幸せになりますように。
0675名無しさん@ピンキー2014/02/02(日) 15:35:56.84ID:d6dnnqNt
ハルヒシリーズ好きだったんで更新うれしいわ
続きあるとの事だから、これからの展開が楽しみ
0679名無しさん@ピンキー2014/03/23(日) 23:51:44.01ID:0ee3gBY6
ハルヒ来ないかなあ
0688名無しさん@ピンキー2014/05/07(水) 22:44:26.97ID:fInvKfjR
Banishedというゲームをやり始めたが「産褥死」というメッセージが出るたびに
赤ちゃんを遺して逝ったのか、赤ちゃんと一緒に逝ったのか、
他に子は居たのか、夫とはどんな夫婦生活を営んでいたのか想像が広がって困る
0689名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 08:30:16.86ID:7ESyp7pS
普通のレイプものは、ここではNG?
(普通のレイプ、というのも変な話だが…)
0690名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 11:45:13.15ID:iuPGdB3E
NGってわけでもないが
ただのレイプなら鬼畜陵辱スレの方がいいんじゃね?
レイプの後殺しちゃったり、ボコボコに殴ったりするならこのスレの方がいいかもしれんが。
0692名無しさん@ピンキー2014/05/11(日) 16:27:52.36ID:SkMh34DR
「レイプする前に殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね」とか
「レイプした後は殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね」とか
考える話はここが適してると思う
0693名無しさん@ピンキー2014/05/14(水) 00:17:44.28ID:a0c4SfAy
レイプして殺してからもっかいレイプすればいいじゃない
0694名無しさん@ピンキー2014/05/18(日) 15:20:27.85ID:yhbvoH1o
レイプする前に殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね派
 │
 ├─きれいな身体のまま速やかに死なせてあげるのが優しさだよね派
 │
 ├─精神的に苦しませて殺す楽しみは必要だよね派
 │
 └─肉体的に苦しませて殺す楽しみは必要だよね派
   │
   └─自ら死を選ぶまで苦痛を与えたいよね派

レイプした後は殺してあげた方が女の子が苦しまないですむよね派
 │
 ├─レイプしたらすぐに楽にしてあげたいよね派
 │
 ├─死ぬまで滅茶苦茶にレイプし続けたいよね派
 │
 └─妊娠させてから殺したいよね派
   │
   ├─妊娠中に死なせてあげたいよね派(天国で赤ちゃん産んでね派)
   │
   └─出産はさせてあげてから殺したい派
     │
     ├─赤ちゃんは見逃してあげるよ派
     │
     └─赤ちゃんも一緒に天国に逝かせてあげるよ派
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