【ドラマ】もう一度君にプロポーズ
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萌え要素いっぱい有ると思うんだけどな。
職人さんもそうでない人も募集! いつも素敵な感想やコメント、ありがとうございます!
投下した時は出し切った感が強いのですが・・・
感想など読ませていただくと、また書きたくなりまして・・・書いてしまいました・・・。
前回・・・寒かったので、真夏の熱々でエロい話を書いてしまい・・・
4話のソファを見て汗をかいてしまわれた>>393さん、お風邪など引きませんでしたか?(汗)
だからという訳でもないですが、今回恐縮ですがエロ無しです。
「たからさがし」の続きで、またとてもクドイ話ですが、よろしくお願いします。 「・・・ぅ・・・ん・・・」
月明かりが薄く差し込む寝室。
深夜・・・可南子はふと気配を感じ目を覚ます。
寝返りを打ってベッドの片側を見ると・・・波留が少し苦しげに呼吸を乱して眠っている。
「・・・・・波留?」
可南子は半身を起して、波留の顔を覗き込む。
悪い夢でも見ているのか、うなされている表情が心配になって、そっと体を揺すった。
「・・・・・ん・・・・・可南子・・・?」
眉間に皺を寄せながら、ゆっくりと目を開ける波留。
「どうしたの?」
声をかけると、ホッとしたように深い息を漏らした。
グッと肩を引き寄せられ、可南子は波留の胸に倒れこみ、そのまま抱きすくめられる・・・。
「・・・・・怖い夢でも見たの?」
腕の中から問いかけると、
「・・・・・・・いいや・・・」
少し間を置いて、否定する返事が返ってくる。
「・・・・・ごめんな・・・起しちゃって・・・」
「ううん・・・大丈夫・・・」
謝る波留の背中を、可南子は擦った。
「・・・可南子・・・このまま・・・寝てもい?・・・」
可南子の額に唇を寄せながら呟くように言う波留の声は、もう半分聞き取れないほど寝ぼけている。
「いいよ・・・」
「・・・ん・・・・・おやすみ・・・」
またギュッと抱き寄せた腕の力が・・・ゆっくりと抜けていく。
可南子はスースーと穏やかな寝息を立てる波留見つめた。
「おやすみ・・・」
起さないように、愛しい寝顔を優しく撫で・・・そっと唇を重ねる・・・。 波留の温もりに包まれながら、可南子は想う。
うぬぼれでもなんでもなく、自分は波留に愛されていると・・・
この人には自分が必要なんだと、波留とのこんな小さな時間の積み重ねの中でも感じる。
波留が・・・感じさせてくれる。
幸せなのに、それなのに・・・愛されて、満たされている心の裏で増していく、もう一つの想い・・・
『俺の事を好きだって気持ちも・・・思い出さなくていい』
あの時の・・・波留の気持ち。
『可南子・・・・・離婚しよう』
あの時の瞳。
もう会わないほうがいいと告げた時、抱きしめられたこと。
想いを受け止められなかったことも、知らずに投げかけてしまった言葉も、どれだけこの人を傷つけていたのか・・・
今なら痛いほどわかる。
その痛みが、波留への想いがつのるほど、自分に返って押し寄せてくる。
「波留・・・・・ごめんね・・・」
こんな気持ちに捕らわれることが、波留を苦しめることもわかっている。
押しつぶされそうな心の想いを振り切るように、波留の胸に顔を埋める可南子。
穏やかな鼓動を聞きながら、ギュッと瞳を閉じた・・・。 「・・・あれ?今からまたなんか作るの?」
キッチンの可南子に声をかける波留。
可南子は夕飯の片付けを済ませたのに、また食材を用意している。
「うん。明日帰ってからじゃ全部作れないだろうから、ビーフシチューだけでも作っとこうと思って」
「ふーん・・・」
明日・・・10月11日は、二人の結婚記念日だ。
「そんな頑張らなくても・・・外、食べ行ってもいいのに・・・」
「うん、それもいいけど・・・あ、じゃぁ明後日は?入籍した日・・・なんでしょ?」
「・・・そうだよ」
「じゃぁ明後日は外で、高級なディナーでもご馳走してもらおっかなぁー」
「・・・・・」
「女は、イベントがいくつあっても嬉しいもんなんですよ」
はしゃぐ可南子の笑顔を黙って見つめていた波留も・・・作業する可南子の横に並んで立つ。
「俺もなんか手伝うよ」
「あ・・・じゃぁ、人参の皮・・・・・これで、剥いてください」
からかうように笑って、ピーラーを波留に手渡す。
「・・・別に包丁でも剥けるのに・・・」
波留はちょっとむくれながらも、素直にそれを受け取る。 「でも、なんで『ビーフシチュー』と『ちらし寿司』なんですか?」
「え?なんでって・・・可南子がなんでも食べたいもの作ってくれるって言うから・・・」
「それはそうだけど・・・『洋』と『和』って、合わないでしょ?」
「・・・そうかなぁ・・・」
「前も思ったんです。お父さんのお見舞いに行った時、クリームシチューと煮物でいいって・・・」
「だって、どっちも好きだし・・・食べたかったから・・・」
「フフッ・・・ヘンな人・・・」
「・・・・・やっぱりな・・・」
笑う可南子を見つめ、波留が微笑みながら呟く。
「え?・・・・・あ・・・なんか思い出してる・・・何?」
そんな波留の様子をすかさず察知する可南子。
問い詰めるように波留の顔を覗き込んだが・・・
「あ、いや・・・・・前もさ・・・同じこと言われてたから・・・」
「・・・・・」
その愛おしそうに過去を振り返る波留から、目を背けてしまう。
「・・・・・へぇ・・・そうなんだ・・・」
少しトーンの下がった可南子の言葉に、波留はハッとして表情を伺い言葉を探すが・・・
「でも、誰だってそう感じると思うなぁー」
また明るく言い返す姿に、何も言えなくなる。
「・・・・・可南子は、食べたいものとか欲しいもの、ある?」
「うーん・・・そうだなぁ・・・じゃぁ、ケーキ買ってきて下さい」
「いいよ」
「日記に書いてた、波留の工場の近くのケーキ屋さんで、私の好きだったケーキ」
「・・・・・うん・・・わかった」
「楽しみだなぁ・・・」
「・・・・・」
ウキウキと楽しそうな可南子の横顔を見つめながら、波留はやはり何も言えなかった。 その日の晩・・・可南子はなかなか寝付けず、波留を起さないようにベッドを後にする。
時計の針は午前1時を過ぎたところ。
キッチンに向かい、少し水を飲んでいると・・・本棚の赤いアルバムが目に留まった。
一人ダイニングの椅子に腰掛け、アルバムを開く。
初めてこの写真たちを見た時ほどではないが、やはり奇妙な違和感は消えない。
それに・・・今は違った見方もしてしまう。
写真の中の笑顔の自分に、今の自分の気持ちを重ねる。
そうしながら・・・・写真の中の波留の気持ちを、読み取ろうとしてしまう。
日記を読んでいても、写真を見ても、その時の波留が欲しくて・・・知りたくてたまらなくなる。
何枚かめくって・・・結婚式の写真のページで手を止める。
5年前の、今日の日の写真たち・・・
『可南子のウェディングドレス姿・・・綺麗だったよー・・・』
あの日教会で、波留が話してくれたこと。
誓いの言葉に大声で、叫ぶように返事をしたという自分。
それを喜んでくれた波留・・・。
そこにどれほどの幸せがあったのか・・・何度も何度も思い出そうと、想いを巡らせた。
でも・・・どんなに願っても・・・想像はできても届かない。
今、こんなに幸せでも・・・その時の気持ちにはずっと追いつけない気さえしてしまう。
(今日は笑顔でって決めたのに・・・)
涙が溢れそうになる。
大切な二人の記念日なのに、波留との思い出に寄り添えない自分が悲しい。
アルバムをパタンと閉じて、可南子は懸命に涙を堪えた。
そうしてまた一人気持ちを心に仕舞いこもうとしていると・・・寝室の引き戸がスッと開く。 「・・・可南子?」
波留が、部屋の明かりに少し眩しそうに目を細める。
「ご、ごめんなさい、起しちゃって」
可南子は焦って、表情を悟られまいとアルバムを手に立ち上がり、本棚に向かう。
所定の位置に戻すと・・・・・後ろからフワリと抱きしめられた。
「・・・・・眠れないの?」
優しく耳元で問う波留。
「・・・大丈夫です・・・」
可南子の声が震える。
「・・・・・大丈夫じゃないだろ?」
「・・・・・」
「可南子・・・」
背を向けた可南子の目から、堪えきれない涙がポロポロと零れる。
波留は震える肩を包むように、ギュッと抱きしめた。
「・・・どうした?」
「・・・・・」
可南子はただブンブンと首を振っている。
振り向かせようと肩を掴むと、可南子は顔を見られまいと抵抗する。
が・・・波留は強い力で向き合わせ、腕の中に抱きすくめた。
「・・・意地っ張りだなぁ・・・」
波留に優しく頭を撫でられて、可南子はしゃくり上げるように泣き始めた。
「・・・ごめんなさい・・・」
胸に顔を埋めて、何度も謝っている。
「・・・謝るなよ・・・・・もういいから・・・わかってるから・・・」
波留も何度も声をかけ・・・可南子は堰を切ったように泣き続けた。
波留の名を呼び、キュウキュウとしがみつくように抱きついて・・・泣き続けた・・・。 「・・・おいで、可南子・・・ここ座って・・・」
ひとしきり泣きじゃくって、苦しそうに何度も深い息を繰り返す可南子を、波留はソファに座らせた。
「ちょっと、待ってて」
指で涙を拭いながら、そう言って離れた波留が・・・濡れたタオルを持って戻ってくる。
「・・・はい・・・すごい顔になってますよ?」
可南子の気持ちを落ち着けようと、少しからうように言う波留。
その想いを感じながらも可南子は膨れて、軽く奪うようにタオルを取り顔に当てた。
「明日腫れちゃって、大変だぞ?」
波留はそう言いながら、また包むように肩を抱き寄せる。
濡れたタオルがひんやりと気持ちがよくて、可南子の心も落ち着いてくる・・・。
「可南子・・・無理してただろ?」
可南子の息遣いが普通に戻るのを待って、波留が問いかけた。
可南子は小さく首を横に振ったが、黙っている。
「俺・・・気付いてたのに・・・一生懸命な可南子見てたら、何も言ってやれなくて・・・」
申し訳無さそうな波留の言葉に、今度は大きく首を振る可南子。
「・・・波留のせいじゃ、ないです・・・」
タオルで目を覆ったまま答える。
「でもさ・・・今日の事だって、無理に祝ったりしなくてもいいんだぞ?俺は構わないから・・・」
「・・・・・違うんです・・・」
「・・・ん?」
「お祝い・・・したい・・・」
可南子の声が、また震えだす。
「波留と・・一緒に・・・波留と・・同じ気持ちで・・・お祝いしたい・・・」
「・・・ん・・・・・そっか・・・」
こみ上げる想いを抑えるように深い息を吐いた波留は、震える可南子の体を擦った。
「・・・思い出したい・・・・・波留のこと・・・全部・・・・・」
「・・・うん・・・・・わかった・・・わかったよ・・・」
搾り出すような可南子の言葉を受け止めようと、ギュッと抱きしめる・・・。 「・・・はぁ・・・・・・ごめんなさい、私・・・こんなこと、言っても・・・しょうがないのに・・・」
可南子は涙を堪えて顔を上げ・・・気を取り直そうと深呼吸を繰り返し、波留に謝る。
「そんなことないよ」
「でも、波留のこと・・・困らせるだけなのに・・・」
「そんなことない」
自分を気遣って平静を装おうとする可南子の瞳を、波留は真っ直ぐに見つめた。
「可南子・・・俺、幸せだよ」
「私もです・・・私も」
波留の言葉を聞いて、可南子はすぐに自分の想いを重ねた。
こんな風に泣いてしまったけれど・・・それは自分を哀れんでいるわけではないと、波留に伝えたかった。
「うん・・・そうだよな・・・」
波留は優しく微笑んだ。
「前にも話しましたけど・・・私、欲張りなんですよ。・・・だから・・・我慢ができなくなって・・・」
「可南子は何もおかしくないし・・・我慢なんて、することない」
諭すように可南子の髪を撫でる波留。
「俺・・・可南子がこんな風に泣いてくれて、嬉しいよ・・・。
嬉しいっていうのは違うか・・・可南子が悲しんでるのに・・・でもやっぱり、よかったって気持ちもある・・・」
言葉を探すように、想いを込めて話す。
「日記を読んで・・・これまでの5年間の事、可南子は幸せだったって言ってくれたけど・・・
俺は、それがどんなに幸せな事なのか、わかってなかった。
可南子が倒れて、俺の事を忘れてしまうまで・・・あたり前のように感じてた。
一つ一つ、平凡な幸せかもしれないけど、そのために可南子がどんなに頑張ってたかも、全然気付いてやれてなかった。
あのまま過ごしてたら・・・そう考えたら、その方が今は怖いよ。前の可南子なら・・・こんな風に泣いてくれなかったと思う。
・・・だから今・・・よかったと思ってる。まだまだダメなだんなさんだけど、気付けてよかったと思ってる。
可南子のこと・・・これから、もっともっと大切にしたいし・・・幸せにしたいって思ってる」
じっと聞いている可南子の瞳から・・・さっきまでとは違う涙が零れる。
そんな涙を指で拭いながら、波留は続けた。
「可南子の記憶がどうなるのか・・・戻るのか、戻らないのか・・・俺にはどうしてやることも出来ないけど・・・
でも、今みたいに辛くなったら、泣いていいから。・・・辛くなくなるまで、何度でも泣いていいよ。
一人で抱えるなよ・・・・・俺は、大丈夫だから・・・」
「・・・・・そんな事言ったら・・・よけいに止まらなくなっちゃいますよ・・・」
むくれながらうれし涙を流す可南子に、波留は笑って・・・また抱きしめる。
「いいよ・・・止まるまで、俺はいくらでも待ってるから・・・」 泣き疲れたのか、可南子は波留の腕に抱かれて、ボー・・・っとまどろんでいた。
波留は可南子の顔を見つめて、タオルで目の周りを冷やしてやっている。
「可南子・・・どっか具合、悪くないか?」
唐突に、心配そうに聞いてくる波留。
「え?・・・・・なんでですか?」
「一昨日の夜?も・・・思ったんだけど、なんか体がちょっと熱いよ?」
そういって、額を合わせて来る。
「そうかなぁ・・・わかんないけど・・・」
「うーん・・・ちょっと待ってて」
可南子の返答に納得できないのか、その場を離れた波留が体温計を持って戻ってくる。
「冷えてきたから、ベッドに戻ろう」
そのまま可南子の肩を抱いて、二人は寝室へと向かった。
布団に入って、可南子は波留に言われるままおとなしく体温を測る。
ピピッ・・ピピッと電子音がして、頂戴と手を出す波留にそれを渡した。
「あー・・・ほら、37度3分・・・ちょっと熱、あるじゃん・・・」
眉をしかめる波留。
「・・・い、いっぱい泣いたからかな・・・」
思いっきり心配そうな様子に、気持ちをなだめるように可南子は言うが・・・
「温かくして、もう寝るっ!」
命令するように言われて、布団で肩までくるまれる。
「朝になっても下がってなかったら、病院行けよ?」
「・・・・・」
波留の言葉が耳に入らないかのように、可南子は急に黙り込む。
「可南子?」
「えっ・・・あ、はい・・・わかりました・・・」
波留が不思議そうに顔を覗き込むと、気付いてコクコクと頷いた。 「可南子、今日のさ・・・記念日のお祝いとか、ほんと無理しなくていいからな?」
波留はまたタオルで可南子の目元を冷やしている。
「うん・・・でもシチューもせっかく作ったし・・・ケーキも食べたいし・・・」
「・・・そうなの?」
「はい・・・それに、やっぱり私たちの大切な日には違いないから、お祝いしたいです」
「・・・・・」
「もう、大丈夫・・・波留に聞いてもらったから・・・」
心配そうに見つめる波留に、可南子が笑顔で答えると、波留も頷いて笑った。
「可南子・・・これから、いっぱい思い出作ろう」
「・・・・・はい」
「これからの方がずっと長いよ。・・・5年後も、10年後も、その先も・・・俺たちは夫婦なんだから。
・・・これからだよ・・・俺たち・・・」
「・・・・・・・もう・・・・・またそんなこと言う・・・」
波留の言葉に、やっと渇いた可南子の瞳がまたウルウルと潤んでくる。
「あっ、ごめんごめんっ」
波留はあわてて、また零れそうな涙を拭った。
「明日ヘンな顔でも、笑わないでくださいよ?」
「はいはい・・・もう暫く冷やしててあげますから、寝てください」
「・・・うん・・・・・おやすみなさい・・・」
「おやすみ・・・」
「・・・波留・・・・・ありがと・・・」
また涙を堪えるように、ヒクンと震える唇に、波留は優しいキスで応えた・・・。 翌朝、波留が目覚めると、可南子はもう起きていて朝の支度をしている。
「あ、おはよう・・・ございます」
「おはよう・・・・・ちょっと早くない?・・・いつから起きてたの?」
「えっと・・・あの・・・なんか、早く目が覚めてしまって・・・」
「そうなんだ・・・・・あ、熱は?具合どう?」
可南子に近づいて、額に触れる波留。
「やっぱ、ちょっと熱いかなぁ・・・」
「うん・・・たいしたアレじゃないと思いますけど・・・今日病院行ってから仕事行きます」
「え・・・具合悪かったら休めば?俺、病院送ってこうか?」
「いいです、大丈夫です」
「・・・なんで?掛かりつけの内科なら、バイクですぐだよ?」
「いえ・・・そこじゃないし・・・バイクは、ちょっと・・・」
「?・・・そうなの?」
「あ、ほらっ・・・私のことは大丈夫ですから、自分の支度をしてください」
「・・・おう・・・」
可南子の様子を不審に感じながらも背中を押され、洗面所へ向かう。
朝食を食べ、身支度を済ませた波留は、後から出るという可南子に玄関まで見送られる。
「ほんとに送ってかなくていいのか?」
「いいんです」
「バイクの方が早いのに・・・」
「ダメなんです」
「なんで?」
「あ・・・か、帰ったらちゃんと話しますから・・・」
「帰ったらじゃなくて、診察終わったら電話して下さい」
「・・・わかりました」
「うん・・・じゃぁ・・・行ってきまーす」
「行ってらっしゃい」
まだ納得いかない様子の波留を見送って扉を閉め、可南子はホッとため息を漏らす。
朝食の後片付けをして、自分も出掛ける用意をしようと荷物をまとめていると・・・インターホンが鳴った。 こんな時間に誰だろうと思いながら玄関に向かうと、ドアの向こうで波留が呼ぶ声がする。
「可南子、俺!」
忘れ物でもしたのかとドアを開けると、息を切らせながら飛び込んでくる。
「ど、どうしたんですか?・・・忘れ物?」
「できたの!?・・・可南子・・・もしかして、そういうこと!?」
ハァハァと息を吐きながら、開口一番慌てたように言う波留。
「・・・えっ!?」
「だからっ!もしかして・・・そうなのかなぁ・・と、思って・・・」
「・・・・・」
波留の勢いに圧倒されて、言葉を失う可南子。
波留は、思いつくことを畳み掛けるように話し出す。
「だってさ・・・熱あるから病院行くのに、仕事には行くって言うし、バイクはダメだって言うし、
いつもの内科じゃないみたいだし、具合悪いにしてはさ、なんか元気そうだし・・・
さっきなんかパンかじりながら、嬉しそうにニヤニヤしてるしさ・・・」
「にっ、ニヤニヤなんて、してました?」
「うん・・・してた」
「・・・はぁ・・・・・バレちゃいましたか・・・」
可南子はため息をついて、諦めたように笑った。
「やっぱり・・・できたの?」
「はい・・・たぶん・・・検査薬で調べただけですけど・・・」
「・・・・・・そっか・・・」
「はい・・・」
照れながらも、嬉しそうに頷く。 「でも、なんで言ってくれないんだよ・・・こんな大事な事・・・」
事実を受け止めるのに暫く固まっていた波留が、我に返ったように可南子を責める。
「ちゃんと病院で診てもらってから、言おうと思ったんです」
「・・・・・俺も一緒に行くよ、病院。今から」
「えっ?!いいです!初めてだし・・・私、ちゃんと聞いてきますから」
「でも・・・気になるよぉ・・・」
「ダメです!・・・パパは、仕事を頑張らないと」
「・・・・・」
「あ、まだだぶん・・・ですけど・・・」
パパ・・・という言葉に、可南子のお腹を見つめたまま波留はまた固まってしまった。
「ほらっ、遅刻!もう遅れちゃいますっ」
可南子は照れくさくなって、波留を玄関から送り出そうとする。
「わ、わかったよ・・・電話しろよ!・・・・・・・あっ!そうだ・・・・・」
諦めて出かけようとする波留だったが、急に思い出したように振り返り・・・
「忘れものっ・・・」
「えっ・・・ぁ・・・」
可南子をガバッと抱きしめる。
「可南子、やったな・・・・・よかった・・・」
「フフッ・・・・・もう・・・まだたぶんって言ってるのに・・・」
「あ、そっか・・・」
可南子の言葉に、波留は冷静さを取り戻そうと体を離す。
でも弾けるように笑う笑顔が嬉しくて・・・またたまらずギュッと抱きすくめた。
5回目の結婚記念日。
二人の、また一つ特別なはじまりの朝・・・波留は仕事に遅れた。
END 以上です。
晴れたり曇ったり・・・やっぱりどしゃ降りの時だってある・・・でも、止まない雨は無い!
ということで、途中からはとって付けたように>>394さんのリクエストにも応えさせて頂きました(汗)
あと・・・こんなものではないと思いますが>>304さんの想いにも少しでも応えられれば、と思いまして・・・。
本編の、台詞だけでなく表情や間、演出で二人が語る感じが好きなので、
こんなにクドクド喋らせるのもどうかと思いましたが、また甘えて投下させて頂きました。
なんだか可南子から波留への深い愛情を多く書いてきた気がするので、波留さんのでっかい愛と包容力を!
と思ったのですが、きっとこんなもんじゃないですよね・・・すみません!
なんだか暗い話になったので、ついでにおまけも投下します! 「ねぇ進藤・・・なんか朝から波留さんの様子、おかしくない?」
「え、そうか?」
「うん・・・遅刻してくるし・・・さっきなんて、工具の渡し間違い連発だよ?・・・ありえない・・・」
「寝不足なんじゃないか?盛り上がったんだな、夕べは・・・やっぱ可南子さん帰ってきて夜は大忙し・・・」
「グフフッ・・・ですかねー、いいなぁ・・・結婚!・・・あ、イテーッ!!」
おきまりの蓮沼の台詞にニヤつく進藤に、すかさず桂のケリが入る。
そんな事を話しながら作業する波留に遠巻きに目をやると・・・携帯が鳴ったのか慌てて電話に出る。
3人はソロソロと波留に近づき、聞き耳を立てた。
「うん・・・うん・・・・・・・そっか・・・・・お、おめでとう、可南子!・・・って俺もか・・・まだ実感湧かねーなぁ・・・
で、先生なんだって?・・・うん・・・うん・・・・・でも無理しない方がいいよ・・・職場にもすぐ言うんだぞ?
本とか重たいもの、絶対持っちゃダメだからな・・・うん・・・うん・・・・・あ、で、何月に産まれるの?・・・へぇ・・・
そっかぁ・・・・・え?そりゃぁ楽しみだよ・・・うん・・・嬉しいよ・・・自分でも驚いてる・・・ありがとな、可南子・・・」
この段階で、もう波留が電話を切るのを待ちきれない3人。
蓮沼は事務所に向かって走っていく。
「・・・うん・・じゃぁ、今日早く帰るから・・・・・あ、ケーキな・・・わかった・・・お祝いしよう・・・うん・・・じゃぁ・・・」
波留は幸せな気持ちで、ホッとしながら電話を切る。
が、すぐになにか後ろから強い気を感じて、身震いした。
恐る恐る振り向くと・・・面々が口々に何か叫びながら押し寄せてくる。
「波留さーん!おめでとうございますっ!!」
「そうかー、よくやった!でかしたっ!・・・波留・・・俺にとっちゃなぁ、お前の子は孫みたいなもんだ・・・」
「そうよねぇ・・・・・私、昼休みにお守り買ってくるわ!」
涙ぐむ社長とさとこ。
「俺は、最中買ってきます!・・・いいなぁー、結婚!!」
「やったじゃないすかー!波留さんっ!」
「頑張った!波留、よーく頑張ったなぁー!」
「・・・ちょっ・・・苦しい・・・」
男3人に羽交い絞めにされ、もみくちゃに絡まれる波留。
「よしっ!今日は波留ん家で祝杯だー!!仕事さっさと片付けて盛り上がるぞー!」
「「「「「おーっ!!」」」」」
社長の掛け声に、意気揚々と持ち場に戻っていく面々。
「・・・え!?・・・ちょ、待って!・・・えぇぇぇ、困るんすよ!って誰も聞いてないし・・・まったく・・・」
波留は早々に諦め、深いため息を漏らした。 ・・・そして・・・大盛り上がりの宴の後・・・。
面々が帰った後、波留はキッチンで後片付けをしている。
「・・・やっぱり・・・私も手伝います」
「いいから!・・・もう終わるから、可南子はそこでじっとしといて」
「あ・・・はい・・・」
波留に強く言われて、立ちかけた可南子はまたソファに腰掛けた。
片づけを済ませた波留が、ヤレヤレとため息をつきながら隣に座る。
「ごめんなぁ、可南子・・・ほんっとにもうさぁ・・・勢いづいたら止められなくて・・・」
「いえ・・・楽しかったです。皆さんにお祝いされて、なんかさらに実感が湧いてきました」
「・・・でも・・・疲れただろ?」
申し訳なさそうな波留の様子に、可南子は笑って首を振った。
「大丈夫。・・・あ、さとこさんに色々教えてもらったんですよ。嬉しかったなぁ・・・
これから何でも聞いていいって・・・頼もしいですね、4人のお母さん・・・」
「うん・・・・・でも・・・折角のお祝いだったのに・・・」
「いえ・・・・・この子、幸せですね・・・あんなに喜んでもらって・・・」
可南子はそっと自分の下腹部に触れる。
「うん・・・そうだな・・・みんな家族みたいなもんだからなぁ・・・」
波留はその手に自分の掌を重ねた。
そうしながら、なんとなく二人照れくさくなって、笑い合う。
「よかったな・・・可南子・・・一緒に頑張ろ」
「・・・はい・・・」
幸せそうに笑う可南子。
嬉しくて・・・どちらからともなく顔を寄せ合い、唇が重なる。
愛しさがつのり、軽いつもりで始めた波留のキスが・・・だんだんと深くなっていく・・・
「・・・んっ・・・」
可南子の甘い声が漏れると、波留は名残惜しげに唇を離し・・・可南子をそっと抱き寄せた。 「・・・まずい・・・」
「・・・え?」
「だって・・・まずいんだろ?・・・これ以上のことしたら・・・」
「あ・・・・・まぁ・・・しばらくは・・・」
「・・・・・」
「・・・でも、あと・・・・・2・・3ヶ月くらいしたら・・・いいみたいですよ?」
「・・・そうなの?」
「はい・・・あ、今日図書館で、ちょっと勉強してきたんで・・・」
「そっか・・・・・3ヶ月・・かぁ・・・」
また二人で暮らすようになってから、新婚当初のように頻繁に可南子を求め続けていた波留には・・・
それが果てしなく長い時間のように思えた。
ちょっと深刻そうに考え込む波留の表情を見て、可南子が遠慮がちに尋ねてくる。
「・・・波留・・・したく・・なったの?」
「へっ?・・・そりゃ・・・・・こんな風に可南子といたら、俺はいつだってしたい、というか、したくなる、というか・・・」
「・・・・・いいですよ?」
「え!?」
「・・・今日はちゃんとは出来ませんけど・・・その・・・他の方法で・・・」
「・・・・・」
そんないじらしいことを言って、恥ずかしそうにキュッと抱きついてくる可南子。
いつもならここでたまらず押し倒してしまうところだが、そういう訳にもいかない。
それにこれからの妊娠期間、親になる身として初っ端からこんなことではいけない気がして、波留は踏み止まる。 「あ、ありがと・・・でも、いいよ・・・・・とりあえず・・・今日は・・・」
「・・・ほんと?」
「・・・うん・・・」
「でも・・・ちゃんと言ってね?・・・あんまり我慢とか・・・して欲しくないです・・・」
「・・・・・」
いつになくツボを突いてくる可南子に、波留は動揺して黙り込む。
できない・・・と思うとさらにしたくなる男の性。
さらに追い討ちをかけるように潤んだ瞳で見上げられて、波留は焦る。
「で、でもさ・・・やっぱ・・・妊娠してる奥さんにそういうことをさせるっていうのは・・・どうなのかなぁ・・・」
「どうって?」
「なんか・・・お腹の子どもにも悪い気がして・・・」
「・・・・・そんなこと無いです・・・パパとママが仲良しなのは、いいことでしょ?」
「・・・まぁ・・・そうだけど・・・」
「それに・・・」
言いかけて、また恥ずかしそうに俯く可南子。
「ん?」
「私も寂しいです・・・・・波留と・・・こんな風に触れ合えなくなるの・・・」
そう言って、甘えるように胸に頬を摺り寄せてくる。
「・・・・・・・」
(か、可南子・・・なんで今日は、そんな一段と可愛いことばっかり言うんだよ・・・!)
身重の妻をいたわりたい気持ちと、愛し過ぎる可南子への湧き上がる欲求の間で・・・揺れる波留。
『お前みたいな若造は、悩んでなんぼだ!』
なぜか太助の言葉が頭に浮かぶ。
波留の、父親としての日々が始まった。
END 以上です。
でっかい愛で、可南子のスキスキモードをさらに高めてしまった波留さんなのでした。
余裕のない波留さんと、生殺し好きですみませんw
ベタネタで失礼しました! >>422
うわぁ嬉しい!続きが来てた!
波留と可南子って趣味や性格は似てないけど、相手のことを思いやれる優しいとこ
ろがそっくりで好きだなぁ。
二人の心理描写が本当に上手くて感情移入して読んでしまいます。
こうして一歩ずつ仲良く歩いていくんだろうなー。
そして可南子の妊娠がわかった日の話も読んでみたかったので>>394さんのリクエスト
にも感謝です。
その後の話も波留、頑張れ!とニヤついて読んでしまいました。
職人さま、ありがとう、GJでした!自分も余裕ない波留さんと生殺し好きですw 新作きてるううううううううううううううう
涙腺決壊した可南子につられてこっちまで ・゚・(つД`)・゚・
波留が優しすぎて・゚・(つД`)・゚・
職人さんありがとう
今までにも何度も書かれてることだけど、本編からのセリフの引用など素晴らしいです
登場人物の口調とかイメージしやすいし話の中にすんなり入れます
さらなる続きが気になるなーなーんてw
私も同じく余裕のない波留と生殺し、好きですよw 新作ありがとうございます!
泣けました。
記憶のない記念日なのに祝いたいという可南子とそれを受け入れる波留、切ない…。
でもそんな時に妊娠発覚して、今の可南子にとっても心から祝える記念日になってよかった。
職人さんありがとう。
それにしても波留の甲斐甲斐しさったらw
妊娠初期からこれじゃ先が思いやられますね。
イクメンぶりも見てみたくなりました〜 新作がUPされてるー!!
ホントに嬉しいです!
職人さんありがとうございます。
このスレに来ていつも癒されています。
あー波留可南子かわいいなぁ。
またいつでもいいのでお話お願いします! 新作ありがとうございます。
可南子がアルバム見てるとこ、切なくって泣きました。
感情移入しつつ、熟読してしまいました。
素敵なお話で癒された〜
ますます波留&可南子と職人さんのファンになりました^^
ずうずうしくも、リクエスト。
最初のプロポーズと結婚・入籍後(一緒に暮らし始めた頃)
の2人も見てみたいな〜 職人さん
愛にあふれてるお話しありがとうございます
暖かい気持ちになります
波留と可南子の心の痛みが少しずつお互いによって癒やされてゆくのが嬉しいです 職人さぁ〜ん、新作じゃないですかぁ。
>>394です!
嬉しすぎます。
リクエストしといてなんですが、宮本夫妻おめでとうぉ。って言いたくなりました!
素晴らしい…ただ、職人さんの作品で脳内補完できていたけれど
今回のは実写で回想で観たかったなぁ。(波留さんのように、がっついてごめんなさい)
職人さんって本当に作風?ぶれないからすごいです。
>>427さんのリクエスト…私も私もです。
波留さん男前なのに可南子さん好きすぎるところ、サイコーです。
波留&可南子&職人さま、ここの皆さん優しくって癒されます。
ありがとうございます。
また逢えたら嬉しいな。 作品数が増えたのでインデックスを書いてみた
(タイトルが明記されてない作品は勝手ながら無題&番号としましたことをご了承下さい)
素晴らしい作品を書いてくれた職人さんたちに感謝!
>>12 .『無題 No.1』
>>20 .『この手を、知っている』
>>27 .『無題 No.2』
>>42 .『はじまりの夜』
>>90 .『他の誰にも』
>>115 『はからずも…』
>>150 『好きだから』
>>211 『無題 No.3』
>>229 『無題 No.4』 続き>>296
>>249 『はじめての夜』
>>331 『そこが大事』
>>373 『たからさがし』
>>404 『記念日』
>>418 『記念日、のその後』 >>430さん
ありがとう!
職人さんにも感謝です もう一年になるんですね…3人は仲良く暮らしているかな?
太助さんのお家はどうなったのかな?実のお母さんとの交流はあるのかな?
桜の季節になりました。
職人さま、みんなの近況が知りたいです。
きっと幸せに暮らしているんだろうけれど… 3月に入って春を感じるこの頃ですね
こちらの職人さんのおかげで、私の中で波留や可南子は今でもちゃんと生き続けています
あの記念日に妊娠報告ということは、ちびちゃんが生まれるのは6月くらいなのかな?
可南子は今頃妊娠7か月くらいで、そろそろおなかも目立ってきてる頃かな〜?
あの桜の下で二人でのんびりお散歩したりしてるのかな? そうだね〜
もうバイクに2ケツできないから、バスでお出掛けかな?
あの赤い車かミズシマオートの車借りてベビー用品買いに行ってたりして(*´∇`*) 623 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で :sage :2013/03/10(日) 02:34:38.54 ID:1CTI64I1P
最後の独身大物俳優・竹野内豊に「和久井映見と結婚」のウワサ
(p)http://www.menscyzo.com/2013/03/post_5529.html
キター >>434
そうだね。
第2話の公園の散歩や最終回みたいなおちびと遊んでいるのいいんだよな…。
波留さんの柔らかな幸せそうな顔すてきだもんね。
こっちも幸せなキモチになるのだ。 波留が塗ったツバメの時計を2人で眺めていて可南子が波留の膝の上に乗ったりラブラブ(*^∇^*) 保守がてらこっそり職人さんへのリクエスト
・妊娠がわかったその後
・出産
・波留が可南子の父親の墓参りをした翌日の最初のプロポーズ
・結婚式当日
・新婚生活
・4月7日の出会いのその後 >>440さん、GJ!!
職人さま、宜しくお願い致しますなのだ。 職人さん、桜の季節です。
新作待ってます〜いつまでも待ってるから… お天気が変わりやすくて花冷えもしますネ
職人さんもお体を気をつけてくださいね
波留の優しさ暖かさがいつまでも残ってます
職人さん、ゆっくりと待っています ちょうど20日で一年だね。
職人さん、私も待っています。来てくれないかな〜(*^。^*) 同居を再開した時は嬉しさとドキドキしただろうな
波留の満面の笑顔見たかった うん、落ちちゃったね
立てるなら懐ドラ板だけど需要はあるのだろうか… 悲しいな〜
今も時間があれば見てる
回想シーン大好き
もっと2人の甘いシーンが見たかった 特典の中に、回想ばっかりつなげたのがあるんですが、あれしょっちゅう見てます。 今日は結婚記念日だよね〜
波留 可南子 おめでとう >>486
あれ?
職人さんが「記念日」で10月11日って書いてたし、そうだと思ってました
入籍した日を結婚記念日だとすると10月12日かな? 11日は結婚記念日
12日は婚姻記念日
おめでたいから2日あってもいいじゃん >>487>>488
そうなんですね〜
すみません、詳しく書いていただき感謝です 第3話はすごい好き
波留さんの苦しみを涙ぐんで話す可南子を抱きしめる波留 3話の抱擁があるから、最終話の抱擁の時の波留さんの表情が生きてくるのだと思う 職人さん来てほしい。。。
超える作品に出逢えないよぅ。
太助さんの笑みのようにほんわかしたい〜。
元気かな?みんな(*_*) 本スレないからこっちに
ツイで見つけたものだけど、「まつもと市民祭松本まつり」で展示されてるミズシマオートの軽トラ
フロントガラスのところに貼り付けられてるのはドラマの写真だろうか・・・?
松本ナンバーに変わっちゃってるけど、ドラマで使用されたまま保存されてたんだね
https://twitter.com/yappo73/status/396893163832344576 >>497
そのまま保存されているなんてなんか嬉しいな〜
波留と可南子のアルバムと可南子の日記帳
じっくりと見てみたかった >>497
トン
嬉しい
最近またNHKやハッピーな出来事でサントラ流れてるよ 波留の膝の上に座るシーンでの可南子の「フフッ」って笑うとこが大好き
何度見ても癒されます ドラマ板のスレ落ちちゃったのかな
明日の深夜からCSで再放送始まるね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています