甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度14
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
0001名無しさん@ピンキー2013/01/16(水) 17:26:41.05ID:yv0jeOFU
ここは甘えんぼうな女の子のエロパロスレです
人前だろうと関係なしに抱擁や接吻、あるいは性交を求めてくる娘はもちろん、
恥ずかしがりながらもぺたぺた甘えてくる娘、
ある一定の条件を満たしたときに激甘化する娘、等々大歓迎です。

エロは必須ではありませんので、ラブラブオンリーな話もOK。
ただし特殊なシチュを含む場合は事前にきちんと注意書きを。
なおこのスレを見て虫歯になった、糖尿病になったという方は保管庫へ行きましょう。必ず悪化します。
それでは、甘美なるひとときをお楽しみください……


〜ちゅういがき〜
このスレは基本的にsage進行です。
投下、感想、雑談問わず、書きこむ際にはメール欄にsageと入れましょう。
血糖値はいくらでもageてもらって構いません。


過去スレ
甘えんぼうな女の子のエロパロ
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182244124/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1216485751/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223287918/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1228057798/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度4(実質5スレ目)
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1232112947/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度6
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239180765/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度7
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1250764530/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度8
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1258542249/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度9
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1276653991/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度10
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1296296894/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度11
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1308826161/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度12
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1318202868/
甘えんぼうな女の子のエロパロ 糖度13
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1329558939/

保管庫
http://wiki.livedoor.jp/amae_girl/
保管庫(7スレ目以降)
http://w.livedoor.jp/amaenbou_aroparo/
0827名無しさん@ピンキー2016/03/16(水) 08:36:17.22ID:zGq/xfm/
いやいやまだまだ関東は雪ですよ
甘えん坊には暖を取ってもらわないと困る
0828名無しさん@ピンキー2016/03/16(水) 18:44:14.39ID:To8AH02L
1月は初詣で甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
2月でバレンタインで甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
3月はホワイトデーで甘えさせるぞー 甘え甘えさせるぞー 甘えさせるぞー♪
4月はお花見で甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
5月はGWで甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
6月は相合い傘で甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
7月は海開きで甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
8月は暑くてだるいから甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
9月は何にもないけど甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
10月は紅葉狩りで甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
11月は寒くなったから甘えられるぞー 甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪
12月はクリスマスで甘えられるぞー甘え甘えられるぞー 甘えられるぞー♪


何番煎じか分からないけど思い付くままに書いてしまった
今は反芻している
0830名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 17:57:31.65ID:p2EMwJ4i
どうしても手が離せないから甘えっ子のキス防止に辛いものを食べておくというのはどうだろう
0831名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 18:22:53.30ID:i/9RfxxT
「かりゃい、かりゃいよ男きゅん!でも止めりゃりぇにゃいのぉ……!!」

こうなる
0832名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 19:10:02.45ID:+F2T9doq
舌が痛いと言いながら、れろれろと迫ってくるのが容易に想像できる
0833名無しさん@ピンキー2016/03/19(土) 20:21:32.78ID:A4J7gjIf
辛いものを食べた男くんの体がぽっかぽか

「男くんあったかーい!」と甘えっ子がすりすり

男くん襲っちゃう

甘えっ子「辛いチューも好きかも…」

こうですか、わかりませ(
0836 ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 20:56:09.24ID:5JhrkqTu
こなさんみんばんわ、お久しぶりです
投下しに来ました

グロ・スカ、その他注意事項多分なし
時間を置いて書き直したりしてたのでキャラがブレッブレかもしれません

ではどうぞ
0837あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 20:56:57.53ID:5JhrkqTu
 ゼミ生の半数程度が参加した飲み会で、抜き打ちにこんなことを言われた。発言者はゼミの先輩でありこの会
の幹事である。
 先輩の唐突過ぎる発言に頭が理解出来なかったために暫く固まっていると、彼女は崩していた膝をきちんと正
座に戻した。
「聞こえませんでしたか? 私は新見君に言ったつもりだったのですが」
「あ、ああいや、聞こえてました」
 座を囲んだゼミ生はそれぞれに酒を煽り、オードブルを頬張っていた。この部屋の両隣はそれぞれサッカー
サークルと卓球部による『引退式』と称した飲み会によって騒乱と呼んで差し支えない混沌であるため、ウチは
随分静かで大人しい連中が揃っているんだな、なんてぼんやりとした考えを巡らせていた矢先だったのでまさに
不意打ちだった。
「それで、えっと」
「私は、新見君の体温が必要になったようです」
 再度はっきりと彼女はそう言った。僕は手に持った烏龍茶を手近な机の上に置いた。今日の僕は送迎係。酔い
潰れた参加者を車で送る役目を仰せつかっている。
「先輩が何を仰っているのかよく分からないんですが」
「それはですね、私はお酒を飲みました」
「はあ」
「体温が一度上がったのですが、すぐに冷えてしまいました」
「それで?」
「そこで私の恋人であるところの新見君の人肌が――」
「――な、何を言ってるんですか!?」
 柄にもなく小首を傾げた可愛らしいポーズで動きを止めた先輩。僕の突然の大声にこちらを振り向く者、二三
といったところ。
「何を焦っているのですか?」
「い、いや、それはですね?」
 周囲に男女交際していることを秘密にしているわけではない。しかし周囲への知名度はそれほどではないと自
負しているし、こういう場で恋人同士のそういうことをしたりされたり言ったり言われたりするのは非常に気恥
ずかしい。
「新見君は私が嫌いですか?」
 彼女が悲しそうな顔を見せるので、決してそんなことはない、などと反射的に見栄を張ってしまう。
「ならいいではないですか。隣に来て下さい」
 促す言葉はその実命令だった。僕は恥ずかしさをこらえつつ、じりじりと彼女へ擦り寄っていく。
 二三だった視線は今や五六となっていた。ちなみに飲み会の参加者は合わせて十といったところである。今か
らでもジタバタして逃げようかと画策しているのが、彼女には手に取るように分かったのだろう。僕が彼女の射
程距離に入ると同時に腕を掴まれて引き寄せられた。体勢を崩した僕の頭を、彼女は無理矢理自分の正座をした
膝に抱え込む。周囲の八がワッと沸いた。つまり僕と先輩を除いた全員である。
「わ、ちょっ、先輩!?」
「先輩だなんて味気ない呼び方をしないで下さい。いつもみたいに名前を呼んで?」
「いつも!?」
 神に誓ってそんなに馴れ馴れしい呼び方をした覚えはない。二人きりのときだって最大限譲歩して苗字呼びだ
というのに。
「先輩、酔ってるでしょう!?」
「はい。しこたま飲みました。だから寒いのですよ?」
 さっきから抜け出すためのジタバタを続けているが、彼女は肩を押さえつけたり顎を押さえつけたりして巧み
にこちらをコントロールしてくる。その手際は酔っていると思えないほど鋭いものだった。
「早く温めて下さい、新見君」
「分かりました、分かりましたからまずは放して下さい。話し合いましょう」
「話し合いより触れ合いです」
 膝枕の体勢を保持したまま彼女は手元のコップをぐいと呷り、そのまま唇を近づけてくる。口移しをするつも
りらしかった。その様子を見て外野がやんやの喝采を始める。隣の連中じゃあるまいし、なんて下品な。
 しかしどれだけ柔軟だと言っても、人間の身体は膝の上へキスが出来るようなつくりにはなっていない。あと
少し届かないから仕方がないとばかりに彼女は無造作に俺の頭を持ち上げるが、その隙に僕は間一髪抜け出した
のだった。
0838あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 20:57:36.12ID:5JhrkqTu
「先輩、まずは落ち着きましょう」
「……んぐ、でも寒いです」
 口の中に溜まったままだったお酒を飲み干して彼女は僕に抗議する。外野からも抗議の声が挙がる。うるさ
い、見世物じゃないぞコノヤロー。
「それなら上着を羽織って……はい、先輩のコートってこれでしたよね?」
「着せて下さい」
 彼女は操り人形のように両手を広げておどけて見せた。
「先輩、本当に酔ってますね」
「……着せてくれないのですか? このままでは風邪を引いてしまうかもしれないのに」
 彼女はわざとらしく自分を抱き竦める。贅肉の少ない痩せ型の身体にパステルカラーのワンピース。店頭で見
かけて衝動買いしてしまったというそれは彼女のお気に入りだったが、胸の辺りまでざっくり開いたデザインは
肌寒そうに見える。だからなのか、今日着てきたコートは胸元をしっかりと閉められる白のピーコートだった。
「すごく寒くなってきましたよ、新見君」
 外野では、そうだそうだ着せてやれ、いや脱がせろ、むしろ脱がせるほうが得意か、などと品のない掛け声が
飛び交っている。そんな声に真っ先に反応したのは先輩だった。
「やっぱり新見君は人肌で温めるほうがいいですか?」
「やっぱり!? 何を言ってるんですか!」
 ああもう、と頭を抱えて転げ回りたい気持ちを抑えつつ、手元に転がっていた烏龍茶のボトルを彼女へ突き出
した。
「と、とにかくお茶を! お茶飲んで下さい!」
「寒い、って言ってるのに」
 ボトルを突き出した腕を取られ、逃げる暇もなく抱きつかれた。ヒュー、なんてベタな外野の囃しを気にかけ
る余裕もなくなっていた。
「……ほら、やっぱり新見君はあったかい」
 耳元で、こんなことを囁かれたせいだった。耳まで赤くなったのが自分でも分かった。
「せ、せんひゃいっ!」
「どうしたんですか、声を裏返らせて?」
 耳元での囁き攻撃はなおも続く。うわ、わ、わ、といった意味のない声しか挙げられない僕を見て、外野は
返って盛り下がってきているようだった。死ねとか爆発とかの物騒な言葉さえ聞こえてくる。
「もう随分酔ってしまいました。少し涼んできてもいいですか?」
「先輩、寒いんじゃなかったんですか!?」
 言っていることが支離滅裂だ。そもそも幹事がイの一番に酔っ払ってしまうなんて言語道断。その上宴会場を
離れるなんてとんでもないことである。
「新見君が存外温かくて、身体が火照ってきてしまいましたから。……二人きりになれるところ、行こっか?」
 彼女のせいで、幾分冷えていた僕の顔面と周囲の人々のテンションがまた一気に燃え上がったのは言うまでも
ない。
0839あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 20:58:04.72ID:5JhrkqTu
 * * * * * *

「……まったく、酔いすぎですよ」
 あの後もタガが外れたように好き放題だった彼女を周囲のメンバーがアパートへ強制送還することを決めたの
は、彼女があんな調子になってから三十分ほど経った頃だった。逆に言うなら三十分間、あのペースのまま僕の
ことを翻弄し続けた、ということになる。
 今だってシフトレバーを握る僕の手を包み込むように握りながら、ご機嫌に鼻歌なんて歌っている。手の甲で
感じる彼女の体温が熱い。
「だって、酔わないと楽しくないでしょう?」
「……まあ、飲み会ですからね」
 今日の送迎役が決まったときは内心不服だった。僕自身、酒に強いわけではないが飲むのは嫌いではない。む
しろみんなでワイワイと飲むことなんて何某かの理由がなければ難しいのだから、貴重な楽しい飲酒の機会だっ
たと言える。
 ただ誰かが嫌な役目は負わなければならない。それに先輩だって幹事なんて面倒な仕事を請け負っているのだ
し。
「新見君、退屈していましたよね?」
「そんなことないですよ。先輩を見ているだけで楽しかったです」
 これは本当だ。その上で僕に絡むことがなければ更に良かったのだが。まあ、今更何を言ったところでどうし
ようもない。
「……新見君、怒ってるでしょう。お酒飲めなかったから」
「いや本当に楽しかったですって」
「本当?」
 運転中だというのにそんなに顔を近づけないでほしい。もし急ブレーキを踏んだら怪我をさせることになるで
はないか。というかシフトレバー握ってる手を握らないで下さい。シフトレバーから手が離せなくなるから。片
手運転はマジで怖いから。
「……本当ですよ」
「嘘。そんなの嘘です」
「何故そんなに確信を持って言えるんですか」
「だって、私は新見君のことが大好きだから分かります」
 ギョッとしてブレーキを踏みつけそうになる。前後に車の気配がないのをいいことに、車線を無視するほどの
蛇行運転をしてバランスを取り直す。
「どうしたんですか? 本当のことですよ?」
「それにしたって急に驚かさないで下さい! 事故りますから!」
「事故を起こすような、言ってはいけないことを言いましたか?」
「……言ってないです」
 少なくとも公序良俗をどうこうするような発言ではないし、無論違法、脱法行為を示唆する発言でも全くな
い。ないのだがどうにも釈然としないのは僕だけだろうか。
「それならいいではないですか」
 それきり先輩は黙り込んでしまった。幸せそうな鼻歌こそ続けていたが、流石に自動車事故は先輩も嫌ではあ
るらしい。
0840あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 20:59:05.74ID:5JhrkqTu
 あと百メートルほどで先輩の下宿先だ。路地に入ることを考えてややスピードを落としながら、右からの道と
合流する『ト』の字の三叉路を真っ直ぐに突っ切る。まばらに生えた街路樹の向こうを目の端で捉えてハッとし
たが後の祭りだった。けたたましいサイレンと赤いランプが耳と目に飛び込んでくる。
『あー、そこの黒のミニバン止まりなさーい。左に寄せて――』
 言われるまでもなくもう既に止まっている。やってしまった。こんな人通りも、車通りも少ない三叉路になん
で潜んでいるんだ。何か悪いことでもしていたのか、警察のくせに。思わず舌打ちをすると、助手席の先輩と目
が合う。
「……すみません。やっちゃいました」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ、まだ点数残ってますから」
 まっさらな運転免許ではないが、流石に一時停止違反程度で即免停になるほど傷物というわけでもない。
「そうではなくて」
 ずっと握られていたシフトレバー上の彼女の手に力が入る。
「新見君は……かっこいいです」
 ……突然何を言い出すのか、この先輩は。
「私は、新見君の顔が好きです。声が好きです。仕草が好きです」
 本当に何を言っているのだろう。ああもう警官が窓の外にいる。窓をノックされた。
「困ったような笑顔が好き」
「もしもし、あそこ一旦停止だよ」
「ちょっと無精髭が生えてるのが好き」
「窓開けて、免許証出してくれる?」
「頬杖をついた格好が好き」
「あ、エンジン止めて――」
「分かりました! 後で聞きますから!」
 左右から別々に聞こえるステレオに堪らず悲鳴を挙げると、先輩も少しは自制心がはたらいたらしく大人しく
なった。窓の外の警官は怪訝な顔をしていたが。
「すみません、この人酔ってるんで。あーっと、免許証は……」
 免許証が入っている財布を取るべくダッシュボードへ手を伸ばそうと腕を持ち上げるが、それは彼女が置いた
ままだった手に邪魔をされた。
「『後で』っていつ?」
「いいから離してください。邪魔をされるといつまで経っても『後』が来ません」
 険しい顔を作って先輩と向き合うが、それが果たしてどれほど効果を生み出しているのか少々不安になる。そ
んな彼女の表情だった。
「ねぇ、教えて?」
「先輩、酔っているのは重々承知していますが本当にやめて下さい」
 なんだか情けなくなってきた。一時停止違反なんてチンケな交通違反で捕まって、手を握る握らないで口論に
なるなんて。
 というかエンジンだエンジン。早く止めないと警官の心象が悪くなるじゃないか。
「悪いことをしたのはこっちなんですから、ね?」
「私が交通違反をしたわけではないですよ?」
 そんなことは分かっている、と思わず怒鳴りそうになる。僕が全て悪いのだからこれ以上惨めな姿を晒させな
いでくれ。
 このままでは埒が明かないので彼女が覆っていた左手を無理矢理引き剥がしてサイドブレーキを引き、エンジ
ンキーを引っこ抜く。ダッシュボードへ手を突っ込んで免許証の入ったパスケースを取り出してドアを開ける。
ここまで一息に行動すると、呆気にとられた先輩が僕を呼んだ。
「すみません、少し待っていて下さい」
 まだ続けようとしていた先輩に強めの口調で釘を差し、僕は車を出て警官に免許証を渡す。
 ……これではまるっきり八つ当たりだ。
0841あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:01:03.39ID:5JhrkqTu
 * * * * * *

 警官から開放されて二分。本当に、なんでこんな僅かな距離で捕まったんだろう。
「着きましたよ、先輩」
「はい。それでは『後』ですね?」
 思わず言葉を失った。なんでそんなことを気にしているのだろう。酔っているからだろうか。
「……別に、先輩に問題がないのでしたら付き合いますよ」
「ないです。それで、新見君のかっこよさについてなんですが――」
「――待ってください」
 思わず押し留めると、先輩は小首を傾げる。もう君の仕事は終わったではないか、という表情。それから、
さっきのはその場を取り繕う方便だったのか、と唇を尖らせて怒る。
「新見君?」
「嘘のつもりはないですよ。まさかここで始めるつもりですか?」
「ええ、それはもう今すぐに新見君のいいところを十か二十か……そうですね、百は言わないといけない気がし
 ています」
 完全に気のせいだ、と声を張り上げたかったが、それは抑えこみ深呼吸をする。
「これから、車の中で、ずっと、そんなことを続けるつもりですか?」
 気が進まないとはいえこっちは飲み会の送迎係を拝命しているわけで、面倒だが会場に戻る義務という奴があ
る。オマケに幹事であり僕の彼女である先輩が真っ先にダウンしているのだから、せめて僕くらいはきちんと仕
事をする素振りくらいは見せないと。
「駄目ですか?」
「先輩。僕を送迎係に任命したのは先輩でしょう? 途中で投げ出すわけにはいかないんですよ、先輩に任され
た仕事なんですから」
 もしも第二第三の泥酔者が生まれたら、それも運ばねばならない。仮に泥酔者を置き去りにするなどして店側
に迷惑をかけた場合、最悪その店は『学生出入り禁止』なんてことになる。そうなればウチのゼミが他の部活や
ゼミ、団体からどれだけ冷たい目で見られるか分かったものではない。
「……でも」
「デモもメーデーもありません。先輩は、人に任せた仕事を後から無責任に取り上げるようなことをする人です
 か?」
 今度は泣き出しそうな顔で、でもさっきは話を聞いてくれると言ったではないか、と非難がましく見つめられ
る。そう言われても僕はどうしようもないわけで。
「それでも」
 先輩は何事か決意したかのような、凛とした表情を取り戻した。
「今すぐ言いたいのです。新見君のために」
 困り顔の僕と何事か決意したかのような先輩。お互いに暫く見つめ合っていると、不意にダッシュボードへ
突っ込んでいた僕の携帯電話が鳴った。
0842あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:02:14.48ID:5JhrkqTu
 一言断って電話に出ると、相手は今日の副幹事だった。そういえば先輩を無事送り届けた旨を報告していない。
「あ、もしもし。すみません連絡が遅れて。……ええ、ちょうど到着したところです。はい、無事に――」
 先輩に電話を奪い取られた。
「――ちょっといい? そっちの様子は?」
 先輩は何事もなかったかのように会話を続けるが、電話の向こうが少しばかり困惑していることが伝わってく
る。
「あ。うん。……そう。なら気をつけて帰ってね」
 ちょっと待て、もう飲み会が終わったのか? 確かに一時停止違反でお巡りさんに止められたけれど、と思わ
ず今の時間を確認する。
「何もなかったわ。少し連絡が遅れただけだから」
 確かに少し、だ。向こうの店を出てからまだ三十分と経っていない。飲み会が始まってからでもまだ二時間く
らいだ。
「ただ遅れただけよ? そんな邪推しなくても、イイコトなんてまだしていないし」
「ちょっと先輩!?」
 何の話をしているのか。素直に『運転手がポカをやって警察のお世話になっていた』と言ってくれればそれで
余計な嫌疑は晴れるのだ。わざわざややこしくなるような物言いをしないでほしい。
「うん、うん……それなら新見君はこっちで預かるから。じゃあね、おやすみなさい」
 通話を終えてしまった。僕としては色々弁明しなければならないことが山積みだったが、わざわざ電話を掛け
直すほどの案件でもないわけで。がっくりとうなだれると、ハンドルにおでこが当たって大きく鈍い音がした。
「新見君、痛くないですか?」
「……ないです」
「そうですか。向こうはもう解散するつもりのようです。酔い潰れた者もいないそうですから戻る必要はありま
 せんよ」
「…………」
 天を仰ごうか、それともシートへ深く深く沈み込もうか。ちょっと迷って沈み込むほうを選択したが先輩はそ
れを許さなかった。車外に引きずり出される。
「部屋で、『後』をしましょう」
 悔しいが色っぽかった。
0843あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:02:41.51ID:5JhrkqTu
 * * * * * *

 くす、と先輩が吐息とも笑いともつかない声を漏らす。
「好き……それ、新見君のそうするの、好き」
 引き込まれるようにしてお邪魔した先輩の部屋。三度目だった。
「そうしてくれたあと、少し疲れたって顔をする新見君、好き……」
 少し時間を置いたとはいえまだ酔っ払っているとアピールしてくる先輩を部屋のベッドへ横たえて飲み水や濡
れタオルを用意していると、肩を揉んでくれ、なんて言い出した。飲み会の幹事なんてガラでもないことをやる
ものではない、非常に疲れた、なんて言っているが、実際は僕を自分の側に置いておきたいだけなのだ。
 僕からの指圧のようなものを受ける度、ベッドの上にうつ伏せになった先輩は堪えたような吐息を漏らす。効
いているのか、それとも見当違いの場所を押されて苦しいのか。それすら分からず、背骨と肩甲骨の間辺りをぐ
りぐりと揉みほぐす。少し凝ったようなところに指が埋まると先輩が呻いた。
「ふっ……う、うぅ……」
「力、入れすぎましたか?」
「いい、えっ……あっ、それくらいの加減が好きです」
 枕に顔を埋めてむーむー呻いている先輩を見ていると、不思議なことに段々気持ちが落ち着いてきた。飲み会
なのに素面でいることを強制され、警察には些細な交通違反で捕まり、おまけに先輩の我侭に振り回され。つい
さっきまではそろそろ色々キレそうだったというのに、なんというかこう、牙を抜かれたようなというか、ささ
くれに保湿クリーム塗られたようなというか。もしかしたら先輩が急に面倒臭い、もとい甘えるような素振りを
見せ始めたのは彼女なりの慰めのつもりだったのかもしれない。
「んっむ、うぅぅ……」
「もう、いいですか?」
 努めて明るく、先輩に心配をかけないような声音で訊いた。
「……あ、落ち着きましたか」
「お陰様で」
「それではもう少しお願いします」
 何が『それでは』なのか。僕は溜息を吐く。
「先輩」
「腕が疲れましたか? それなら」
「先輩」
 先輩は酔って疲れたと言っているが、そんなものは僕を引き留めるためのただの口実だった。
「もう酔ってないでしょう?」
「そんなことはないですよ? そういう風にイジワル言う新見君も好きです」
 くすくすと笑いながら仰向けに転がると僕の腕を引いた。突然のことで若干バランスを崩したものの、押し潰
すことだけはなんとか避ける。
「それと、新見君のちょっと鈍いところが好きです」
「先輩?」
 抱き締められて、胸が腕に当たる。クソ、先輩は当てられるほどもないというのに。
「今日は私、頑張って積極的にアプローチしたので疲れました」
 ぐい、と思わぬ力で腕を引かれてよろける。倒れそうになるのを踏ん張ると先輩は更に抱きついてきた。つい
に崩れた。
「新見君のせいですよ? こんなに愛おしい、新見君が悪いんです」
「……先輩」
「私は、新見君が、好きです。百でも、千でも、万でも、いくらでも、新見君のいいところが言えます。……好
 きなだけ言わせてくれますか?」
 耳元でそんな風に囁かれて、僕は抵抗を止めた。止めたというか止まった。抱き締め返すことも出来ずにただ
先輩の言いなりになる。
0844あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:03:31.42ID:5JhrkqTu
 * * * * * *

「……くす、ぐったいです、新見君」
 ベッドの縁に腰掛けた先輩の脚を跪いて取り、サンダル用の小さな靴下をむしり取った素足を爪先から舐め上
げていく。時折ふるっと身体を揺らして全身に力を入れて耐えている。
「イヌネコではないのですか、ら……」
「そうですね」
「ペット扱いした、ことなんてないで、しょう?」
「ええ」
「それなのに、やめてくれないのね?」
 もちろんやめるつもりはない。ただ先輩を感じさせるためだけに舌を使っているだけだ。いくら口で嫌がって
いてもこういう風に焦らされるほうが好きなのだから。僕も焦らすのは好きなのでお互い様だ。
 爪先を口に含んでぐじゅぐじゅと音を立てる。唇を開くと糸を引いた。舌を伸ばして足首まで真っ直ぐなライ
ンを描き、踝へまた唇をつける。一気にふくらはぎまで進んで唇で噛み付く。舌でその場所の肌がふやけるほど
舐め回す。
 毛の一つすら生えていない、真っ白でほっそりとした大地だった。そこへ雨を降らせるようにそこここを濡ら
していく。集中豪雨でびしょ濡れのところもあれば、お湿り程度に雨雲が通った跡もある。徐々にせり上がって
いった先に布地に覆われた終着点が見える。
「……変態」
 先輩が、ほんの少し性感の混じったくすぐったさを必死で堪えた末に発した一言がそれだった。
「知らなかったんですか?」
「……ばか。そういうの――」
「――好きでしょう」
 先回りして結論を横取りして、また舌の作業へ没頭する。視界の端に顔を真っ赤にした先輩が映った。
「ばか」
 先輩は僕の頭を軽く叩いて、少しは年上を敬え、なんて言う。しかしその程度でこんなに楽しい作業を止める
僕ではないことに、先輩は気づいているのだろうか。
 ついばむような、キスとも噛みつきとも取れる愛撫は膝の近くまで進んだ。膝の下で張り出した脛の骨の先端
を啜り上げると、内腿が痙攣したように震えた。先輩はそれを抑えこむような素振りを見せるが身体に力が入ら
ない。いや、入れられないのか。
「新見君、お風呂、入れて?」
「嫌です」
「でも、だって、新見君が」
「先輩の部屋の、給湯器の場所が分かりません」
 今まで二度お邪魔して、二度ともそういう行為に至っているのだから知らないわけがない。
「足、べたべたしていますよ?」
「そういうの、好きでしょう?」
「……新見君じゃなかったら、嫌です」
 僕だから、いいのだ。許可を与えられて目の前が真っ白になる。
 ……力加減を忘れて、つい強く吸い付いてしまった。膝の少し上、内側の辺りが赤くなっていた。多分痕が残
るだろう。
「そんなところに……」
「すみません」
 流石にやり過ぎた。いくら嬉しくてもやっていいことといけないことくらいはある。綺麗な肌に赤い汚点を残
してしまったことに動揺する。
「……もう」
 先輩の指がそこを撫でた。
「こっちは?」
 今度は反対側の同じところを撫でながら、先輩は拗ねたような顔で尋ねた。
0845あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:04:18.14ID:5JhrkqTu
 上を脱げと言われたので素直に脱ぎ捨てると、先輩は満足そうに笑った。
「せっかち」
「……否定はしません」
「えっち」
「韻を踏まないで下さい」
「否定はしない?」
「出来ません」
 こう答えると先輩の笑みがますます深みを増す。くつくつと喉を鳴らして、柔らかく作られた拳で鎖骨の当た
りを二度三度と叩かれた。
「……えっちなのは、ね」
 ひとしきり笑い終えた先輩が深呼吸をしてそう言った。
「新見君の、嫌いなところだな」
 何と答えていいのか分からなくて曖昧な笑みを返すと抱き締められた。
「結構、乱暴にスるでしょう」
 心当たりがあり過ぎて身体が固まった。さっきのキスマークだってそういうヤツだ。結局反対側にも痕を残し
た、それも二カ所も。しばらくは膝丈のスカート履けないな、なんてことまで言われた。
「……すみません」
「えっちな新見君は嫌いですよ? えっちでも優しい新見君なら好きですけど」
 だから、と先輩がにっこり笑う。
「次は私の番ね? 抵抗しないように」
 そう言うと先輩は僕の胸に顔を埋め、心臓の真上の辺りにキスを始める。さっき僕がしていたように、舌を
使って、唇を使って、徐々に乳首の外周を舌で責めていく。たどたどしい動きなのにそれが気持ちいい。思わず
呻くように喉の奥を鳴らしてしまうと、先輩は満足そうにクスクスと笑いを漏らした。
「変態。オトコノコなのに、おっぱいが気持ちいいんだ?」
「先輩、だって、脚で……」
「言い訳しない」
 先端へ吸い付いて引っ張って噛みつかれ、少しヒヤッとした。
「びっくりした?」
「……ちょっとだけ」
「私も、サれるとびっくりするんだよ」
 遠回しな皮肉に返す言葉がない。
「びっくりしたあとに、心臓が熱くなっちゃうんだけど」
 新見君もそうはならないか、この辺り、と心臓の真上に掌を置いて、溜息のような深呼吸のような長い息を吐
いた。
「その度に、いくら相手が新見君だからって感じ過ぎちゃう安い女だなぁって、ちょっとだけ後悔するんだけ
 ど」
 後悔すると言いながら充足感に満ち満ちた笑顔を見せて胸板へ頬擦りをする。そのままとろんと溶けてしまい
そうだった。
0846あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:09:19.66ID:5JhrkqTu
「……先輩」
 たっぷり五分は好きにさせていたが、我慢も限界だ。高ぶりすぎて若干感触がなくなってきている。
「んー?」
 今は胸筋から腹筋にかけて、鳩尾でくぼんだ辺りを撫でながら、時々臍に指が引っかかるような触り方になっ
ていた。
「もう、いいでしょう?」
 いいですか、という質問のかたちではなかったことで、先輩もこちらの状況を分かったようだった。一瞬動き
を止めてこちらを伺うように見上げ……結局、撫でるのを止めない。先輩の中ではまだそのときでないらしい。
「せんぱ、ひっ!?」
 もう十分遊んだでしょうという非難を含んだ呼びかけをすると、首筋を舐め上げられた。語尾がみっともなく
ひっくり返る。
「……なぁに?」
「分かってるでしょう? 僕、もう、限界で――」
「――えっちなだけの新見君は、嫌いです」
 臍の辺りに置いていた掌がそのまま降りてきて先端をグッと押し込んだ。既に相当量先端から溢れていたらし
い粘液が下着に広がる。先輩の掌全体にぺったりと貼りつくような抵抗が更に刺激を産む。先輩は汚れた手をぺ
ろりと舐め上げた。
「私が好きなのは――きゃあ!」
 居ても立ってもいられずに先輩へ抱きつく。理性が弾け飛ぶギリギリまで焦らされていたが、ここで強引にコ
トを進めなかったのは自分を評価したい。食い縛った歯の隙間から絞り出すように吐き出す。
「……優しく、します」
「説得力な……い、です」
 瞬間、優しくするつもりなんてないじゃないか、と反論しかけて、限界だと訴えている相手に焦らしすぎた
か、と反省してそっぽを向く。その一連の動作がいちいち興奮を、嗜虐心を煽ることをこの人は気づいているの
だろうか。
「なくてもいいです」
 左手をワンピースの裾から中へ侵入させて一気にめくり上げる。抵抗もなくするりと脱がせて抱き寄せると、
先輩はまだ不満そうな顔を浮かべている。……本当に不満ならワンピースはするりと脱がせられないと思うのだ
が。どこまで本気でどこまで嘘なのか分からない。
「や、だよ。こんなの嫌」
「そうですか」
「新見君、優しくない」
 まだそんなに強引に襲い掛かっていない。今までの経験から考えればまだじゃれついているようなものだ。
「……脱がせて。全部。汚したくない」
 引き抜くようにしてワンピースを脱がせていたが、まだインナーと下着が残っている。それも丁寧に剥ぎとっ
てくれ、と言うのだった。
 とりあえず上半身から、と腰の下に腕を差し込んで持ち上げるとあまりの軽さにびっくりする。勢いをつけす
ぎて押し倒されそうになったが踏ん張って支えて、正座位のように抱き合う。脇腹へ触れると、くすぐったい、
と声が漏れた。それ以上に文句をつけられる前にインナーを抜き取り押し倒す。あとは上下の下着だけだ。
「っあ、全部、脱がせてって、言ってる……のにぃ……」
 抑えが利かなくなってきている僕に困惑した様子だったが満更でもない様子だ。擦り合わせるようにモジモジ
していた内腿へ指を潜り込ませると、先輩は少しだけ身構えた。
「脱がせます、から」
 生唾を飲み込んで下着へ指をかける。サラサラした生地が指を弾くようだ。端を捕まえて引っ張ると少し浮か
された腰から下着が抜ける。先輩もすっかりその気で、足首に引っかかったそれを蹴っ飛ばすようにして脱ぎ捨
てる。それを見た僕は内側にギリギリ残っていた理性を引き千切った。
「にいっ、むっ、ふぅうっ、うんっ!」
 強引に唇を奪い、両手指は先輩の指を絡め取ってベッドへ押し付ける。屹立した自分自身を先輩の臍に押し込
むように擦り付ける。先輩は目を見張ったが、鼻で深呼吸をして落ち着きを取り戻すとゆっくり舌を伸ばしてき
た。愛撫を最初からやり直すような丁寧さで僕の口の中を隅々まで舐め回していく。我慢が出来ない。
「うっぷぁっ、ぁふっ……新見君?」
 キスに没頭している先輩の目を覚まさせようと一旦離れる。若干不満そうな先輩の声音。折角ディープキスを
楽しんでいたのに、という表情だった。
「……もう、しょうがないなぁ」
 僕の必死な表情と荒い吐息で全てを察したのだろう。僕の腰へ先輩の脚がかかった。
0847あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:11:14.61ID:5JhrkqTu
 先端をすり合わせるのすらもどかしく、一気に挿入。先輩が弓なりにしなる。カタカタと震えている。
 僕も決壊しそうなダムを全力で抑え込んでいた。下腹に力を込めて奥歯を食い縛り、少しでも長く、興奮の最
高地点を先輩の内側で味わうために硬直していた。
「……う、あ、新見、君?」
 ギリギリという歯軋りの音さえ聞かれてしまいそうな至近距離で先輩が僕を呼びつける。反応出来るような余
裕はない。
「に、いみ、くん。にいみくん。ねぇ、にいみ、くん?」
 呼びかけられるだけでダムが弾け飛びそうな、甘い呼びかけ。肺が、心臓が詰まってしまいそうだ。息が苦し
い。
「返事、出来ない? ……そっか」
 下から抱き寄せるようにしがみついてきた。
「新見君、だいすき」
 ゾクゾクと背筋が震えた。悪寒にも似た予感が下半身に集中する。
 ……全身がぐちゃぐちゃに、マグマのように溶けて吹き出すような射精だった。一歩も動けないまま先輩の奥
を白く汚す。高温の液体が後から後から噴出して止まらない。息を詰めて奥歯を食い縛っても止まらない。溶け
て身体が全て吐き出されるまで止まらないとすら思った。
 ふと、先輩が僕の頬を撫でる。頬への柔らかな刺激は予期していなかった僕は呼吸を思い出す。
「……だいすき。何回でも言うよ? 私は新見君が大好きです」
 ギュッと瞼を閉じていたせいで、僕の目尻には涙が浮かんでいた。先輩はそれを見て何か勘違いをしているら
しい。ニコニコ笑いながら僕の頭を撫でている。
「大好き。私でこんなに一生懸命になってくれて、大好き。涙がこぼれちゃうくらい愛してくれて、大好
 き。……ちょっと出し過ぎだけど、大好き」
 そうじゃないんだ、こっちとしては挿れただけで出したのが恥ずかしいんだ。それなのに先輩は嬉しそうにし
ている。
「好きだよ、新見君。君が私の彼氏でよかった。幸せ。大好き」
 頬にキスをされる。セックスと関わりがないような柔らかくて軽い口づけだった。あれだけ出したというのに
また溶岩がせり上がってきていた。
「先輩……」
 ほう、と溜息と一緒に漏れ出た僕の声に、相手はゆったりと反応する。
「ん、なにかな?」
「僕も、そうです」
「そっか」
 先輩の言葉に胃が鷲掴みにされたままの茫洋とした心持ちで応えると、先輩は当然といった様子で頷いてみせ
た。首の後ろへ掛けられた腕が僕の身体を引き寄せる。
「……じゃあ、ね」
 悪戯っぽい笑みで先輩が囁く。
「私のことが大好きで、出会って幸せだって思ってくれている新見君にお願いがあるんだけど」
 改めてそう言われるとこっ恥ずかしい。喉を鳴らして次の言葉を待つ。
「すぐ出しちゃって恥ずかしいところ悪いんだけど、もっとシて?」

 結局、僕の考えていたことは全てお見通しだったらしい。
0848あなたの体温が必要です ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:11:45.80ID:5JhrkqTu
 * * * * * *

 冷蔵庫からよく冷えたミネラルウォーターを取り出しトスすると、先輩は全身で勢いを殺して受け取った。
「新見君は?」
「僕もいただきます」
 彼女はボトルへ口をつけると喉を鳴らして飲み始めた。こんな季節とはいえ運動後である。堪らなく美味しそ
うに見える。実際彼女も満足そうで非常によろしい。……その美味しそうな水が、僕に回ってこない勢いで減リ
続けていることを除いては。
「……先輩、僕の分は?」
「ん? んー」
 ……リスのように頬袋へ水を貯めているのを指差す。僕は彼女から中身が残り僅かなボトルを奪い取りつつ、
唇へ口づけて中身を啜り上げて飲み干した。
「よく出来ました」
「少ないですよ」
「でも、美味しかったでしょう?」
 全く悪びれずにこんなことを言う。今なら大都会のカルキまみれの水道水だって美味しいでしょうよ、と返す
と、先輩は唇を尖らせる。
「可愛くないなぁ。さっきはあんなに素直だったのに」
「どっちがですか。さっきはあんなに従順だったのに」
「……やっぱり可愛くない」
「先輩は可愛いですよ」
 流石に目を合わせては言えなかった。
「……それならまあ、許してあげます」
 先輩も、顔が赤いようだった。
0849 ◆6x17cueegc 2016/03/22(火) 21:13:34.42ID:5JhrkqTu
と以上です
連投規制からのコピペ規制で終わったかと思った……規制かかって投下できなかったんだからコピペ規制かかるのおかしいだろ……

この作品はフィクションですが、合流地点で背後からパトカーに呼び止められたのだけは実体験です
停止線で一応停止寸前まで減速したやん!見通しも結構いい三叉路やったやん!車内灯まで消して待機すんのやめーや!

それでは、お読みいただきありがとうございました
0851名無しさん@ピンキー2016/03/22(火) 23:48:58.59ID:SUyjv+rh
最高でした…
心を通わせ合ってる甘々カップルすんばらしい!

『もっとシ』ちゃってるところも書いてくれていいのよ(強欲)
0855名無しさん@ピンキー2016/04/05(火) 19:35:06.14ID:gaK1YkTR
『もう俺は君に酔ってるぜ!』とイケメンスマイルで
冗談半分に返された甘えん坊は
0856名無しさん@ピンキー2016/04/07(木) 00:58:47.49ID:5H+kSUXU
天然甘えん坊がアプローチされるのはイメージし難いな
甘え属性を見せてない子が甘え調教されて甘えん坊になるのは想像つくが
0859名無しさん@ピンキー2016/04/12(火) 23:32:21.99ID:pn4pX+3A
捨て猫のような甘えん坊…?
(なお部屋に入れられた瞬間野性は失われる模様)
0860名無しさん@ピンキー2016/04/13(水) 16:30:20.19ID:dMIbGbGb
幼馴染宅の廊下で段ボールに入ってワクワク顔の甘えっ子
華麗にスルーする幼馴染
捨てられた甘えっ子のような顔の甘えっ子
0861名無しさん@ピンキー2016/04/13(水) 20:14:13.65ID:T9jkH0IA
段ボールに入って隠れてたら 背後からCQBでってなりそう
0863名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 00:03:39.73ID:kp9h9p/G
ふつうに考えれば、泣きながらしがみついて離れないだろうから捨てることが不可能だよな
0864名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 00:16:40.95ID:6Co6Bcr8
捨てられた時点で甘えん坊とは限らない
捨てられて世を拗ねてもう誰も信じないと思っていたところを
男くんに優しく拾われ、甲斐甲斐しく世話をしてもらい徐々に
心を開いていき最終的に嫁と見紛うほどのデレデレ娘が誕生

とかでもいいじゃない
0866名無しさん@ピンキー2016/05/07(土) 23:47:48.27ID:Z2wWLuQs
寝っ転がってだらだら本読んでたらいつの間にかこっちのお腹を枕にしてごろごろしだすクール系甘えっ子
「重いから退けよ」とか言っても「嫌」とか切って捨てられて、むしろ頭ぐりぐり押し付けられる
0868名無しさん@ピンキー2016/05/08(日) 02:12:23.91ID:GeXDwRHd
逆にお前を枕にして寝てやるぞと脅すが、寝転がって「おいで♪」のポーズをされて色々と引っ込みがつかなくなる
0869名無しさん@ピンキー2016/05/08(日) 13:02:59.39ID:HB3XoBSC
クールタイプなのにキラッキラした瞳で誘っているのが目に浮かぶ
0874名無しさん@ピンキー2016/05/13(金) 00:31:16.17ID:qDWY8EZC
両思いになってからが本領発揮だからか、甘えっ子の片思いってイメージつかんな
お付き合いする前の甘えっ子ってどんな感じだろう
0877名無しさん@ピンキー2016/05/19(木) 08:06:27.07ID:wKA9C+Ln
甘えっ子って甘えたい時に甘えられないとどうなっちゃうの?
0881名無しさん@ピンキー2016/05/25(水) 13:53:51.83ID:Y6xCkf79
それゆえ守ってあげなければならぬ
でもドSな甘えっ子もいいなあ
0882名無しさん@ピンキー2016/05/26(木) 17:37:43.36ID:fEYSUSRR
強がる甘えっ子なら容易に思い浮かぶが……ドS甘えっ子?
0883名無しさん@ピンキー2016/06/05(日) 10:32:01.88ID:PphI5eb0
らぶらぶちゅっちゅモードになると男君を離そうとしないとか、
何発も搾り取ってくるとか?
0884名無しさん@ピンキー2016/06/08(水) 02:03:34.53ID:jRRZASj7
外堀埋めまくって一生甘やかされ生活に持ち込む寝技系甘えっ子
0887名無しさん@ピンキー2016/07/01(金) 23:40:15.40ID:vVkUoTwF
甘えっ子って自分が甘えられるとどうなるのか若干興味がある
0888名無しさん@ピンキー2016/07/05(火) 00:10:12.15ID:+K2gGK/5
ベランダで月を見上げた彼女が呟く。
「私七夕嫌い……」
凛とした横顔が淋しげに映った。
彼女と付き合ってから初めての七夕だ。
「ん? どうして?」
「織姫って名前好きじゃない……から」
織姫。彼女の名前だ。
「そう? 綺麗でいい名前だと思うよ」
はぁ。と彼女が溜息をつく。
「そうじゃなくてさ。織姫と彦星ってさ、一年に一度だけしか愛し合えないんだよ? そんなの寂しいよ」
強がりだけど人一倍淋しがり屋な彼女。言葉を吐くと、目を細め自虐的に笑った。
「なーんてね。私の柄じゃな――」
「確かに織姫と彦星は一年に一度しか会えないね……だけど」
彼女が僕の方へ顔を向ける。僕の言葉を先読みしたのか、少し嬉しそうに。
「……だけど?」
互いに頬が緩む。
「僕たちは年中いつだって一緒だよ」
まるで漫画の台詞だ。すごく恥ずかしい。
「ふふっ。このキザ野郎め!」
彼女の声が弾む。抱き着いてきたので表情こそ見えないが嬉しそうだ。ちょっと苦しいのは我慢しよう。
「ねぇ、ずっと一緒ってことは、その、つまり……?」
耳元で彼女が恥ずかしそうに囁く。透き通った声が心地いい。
「大好きだよ」
今はこれが精一杯。
「えへへっ……! 私も!」
肩にほお擦りする彼女に思わず笑みがこぼれた。

後日。近所のスーパー入口の七夕コーナーに彼女が書いたと思われる短冊があった。
『大好きな人に素直に甘えられますように』
そんな彼女がどんどん甘えん坊になるのはしばらく先の話。
0890名無しさん@ピンキー2016/07/06(水) 21:37:01.48ID:RgK30EZW
いいねいいねー!
甘えっ子の才能を引き出すのが素晴らしい!
もっともっと甘えるところが見たい!
0891名無しさん@ピンキー2016/07/06(水) 21:52:05.94ID:h1d3Kba6
織姫と彦星は仕事も忘れてイチャイチャしてたら引き離された夫婦
つまり織姫は甘えっ子だった可能性が……
0892名無しさん@ピンキー2016/07/09(土) 21:30:33.62ID:pPJ13ip9
そんな甘えっ子が年に1回しか会えないとか耐えられないだろ…
0893名無しさん@ピンキー2016/07/11(月) 22:20:55.94ID:SlDKvoWm
サトーチャン 甘乳飲料
『いちご練乳』
生涯契約甘えっ子使用
甘々機能食品(アマエンBO)
甘生活は、ちゅー、なでなで、ぎゅーを基本に、甘えのバランスを。
アマエンBOは甘えっ子の笑顔に働きかけ、甘えんぼの成長を助ける甘要素の一つです。

一日当たり何度も可愛がってあげてください。
本品は、猫可愛がりにより甘えの度合いが増進する可能性があります。
一日の摂取量に特に制限はありません。
本品は、特定愛情用甘味です。

サトーチャンのマスコットキャラクター「さとういちごちゃん」から皆様へ。

この度は商品を手に取っていただきありがとうございますっ!
皆様の甘味生活のメープルシロップ的存在になれば嬉しいです。
ちなみにわたしは、なでなでからのぎゅーが大好きです!
それとぎゅーの離れ際にちゅーされちゃうとチョコフォンデュみたく身体が熱くなっちゃいます。えへへ。
って何だか恥ずかしいです……
こほん。
と、とにかく、これからもサトーチャンの甘乳飲料シリーズをよろしくお願いします!

元ネタはキ○コーマンの豆乳。ココア味うまま(´-`)
コメント以外は実際にパッケージや注意書きとか大体そのまま。
0894名無しさん@ピンキー2016/07/15(金) 15:56:41.84ID:shBuEOKG
甘々機能性食品…
甘えっ子の効能は厚生労働省まで認めているのか…
0895名無しさん@ピンキー2016/07/16(土) 05:28:45.57ID:LDMo0s9g
>>894
妻が甘えんぼのほうがセックスレスになりにくく離婚率も低いっていう統計もあるらしいし、それが少子化に少しでもブレーキをかけてくれるなら厚労省も認めざるを得ないんじゃないかな…と、妙なマジレス
0897名無しさん@ピンキー2016/07/29(金) 12:11:07.85ID:hEJgDYnp
関東も梅雨明けかー
甘えっ子と夏祭りに行きたいだけの人生だった
0899名無しさん@ピンキー2016/08/08(月) 12:16:06.41ID:iA0dD1xP
着色料で舌が真っ赤になって「男クンも道連れだー」と舌を絡め合い
よく考えたらディープキスだこれ!しかも初めてだった!と後になり顔面真っ赤になる甘えっ娘
0900名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 08:42:37.57ID:QzNjj6Hv
そのまま『顔がりんご飴みたいに真っ赤だね』って
男君に食べられちゃうんですね、わかります
0902名無しさん@ピンキー2016/08/10(水) 09:00:39.96ID:6yFNZ14X
ベタベタのまま手を繋げば、手がくっついて離れなくなる!
0903名無しさん@ピンキー2016/08/14(日) 03:02:23.80ID:C0v2wGwo
「ねぇ、ゆうくんどこ?真っ暗でなんにも見えないよぉ……」
「真っ暗も何も、電気消したのはお前だからな?」
「そうだけど。さりげなく暗くしたら襲ってくれるかなって思うじゃん?」
「暗がりが怖いのに襲われる期待だけすんなよ……アホ」
「あっ……これ、ゆうくんの手?」
「さっそく見つけやがった。目ざといさすが目ざとい」
「えへへぇ……やったぁ、ゆうくんのお手て見っけ」
「あんまり触るんじゃないよ、恥ずかしいから」
「ねぇー、ゆうくん。ゆうくん私が怖がってるから手を差し出してくれたんでしょ?」
「さぁ?どうでしょうね?」
「くふふ。ゆうくんのそういうとこ大好き」チュ、チュッ
「ぐぁっ!?キスすんなバカこそばゆいわ!」
「うふふふぅ……キスだけで済ますと思う?」
「えっ……ぬわーーーーー!!?」

この後めちゃくちゃ押し倒された。
0905名無しさん@ピンキー2016/08/15(月) 01:15:28.91ID:d5J5pE1v
>>903
続きを…押し倒されちゃった後を…!
0906名無しさん@ピンキー2016/08/20(土) 15:45:05.37ID:Rk7MTo2Z
甘えっ子に『ちゅーしちゃう?しちゃうの?』って誘い受けされたい
0910名無しさん@ピンキー2016/08/28(日) 02:56:30.63ID:G7SY6BwX
「……ん、どしたん」
「そーいや、非リアな夏だったなあって……。イベントとかもなかったし」
「まあなー……。クーラーが気持ち良すぎるのがわるい」
「そうだ、クーラーがわるい……。んー、ずっと一緒でも快適だー。んふぅ」
「汗だくのぐっしょぐしょになって密着もそれはそれでんぐえ」
「……えろ。さかってんじゃねー。てっ、てか今年そればっかじゃんかよっ!」
「反応は無意識の作用、興奮は自由だぞ。ぎゅーってしてやる」
「何言ってっかわかんないこと、ばっかっ、ぎゅーって……しろ、もっと」
「へえへえ、わがやのおひいさまの仰せのとおりに」
「うっさい、へんなこというな……。んふー……。んー、んぅーっ」
「……まーた人の身体に頭こすりつけて」
「ねこです」
「マーキングだ」
「わたしのものー。おまえのりょうどはわたしのもんだー、しんりゃくしんりゃく、うりゃー」
「じゃれついて……んじゃ、きみも、全部おれのもんな」
「――っ!? うーっ! うーうーうぅぅっ!」
「な、ど、どしたん急に……」
「……ときどき、滅茶苦茶うれしくなるの、ズルい」
「ず、ずるいって」
「あー……。すきだぁ……。なんでだよぉ、もーっ、もぉぉっ……」
「……そんなトロ顔して。お外で見せたら幸せテロだぞほんと」
「うるせえ。しあわせにしたの、きみのくせに……。
 ほんとずる。ちーとだよ……。ばーか……うへへ」
「見てて飽きねえ。すげえなおねえちゃん」
「そだよ! わたしすげーおねーちゃんだぜ。ふふんっ」
「すげーのでもっとぎゅってしてやる」
「なんだよこれ! おねだり前にぎゅってするとか!
 まだわたしぎゅってし返してない! あさのちゅーだってそっちの方が多かった!」
「別に借金とかじゃねーし」
「だ、だってっ!! わたしの方がもっと好きっ――あっ」
「……かわいい。くっそカワイイ。ああクソなんだよこの純粋カワイイ存在!」
「げ、限度なくなるだろっ、ちょ、ちょいまっ、いまちゅーされたりゃ、わたひ……」
「さっきからずーっと顔面笑顔でとろっとろにしてんのに、説得力ないね」
「ないけどっ、でもっ……。ううっ……も、もっと、色々したかったって……。
 言いに来た、つもりだったのにぃ……。またじゃんか、もう、もう〜〜……!」
「ま、ぎゅってするだけで終わる夏も、あっていいんじゃね」
「そ、それだけじゃないしっ……。うれしいのとか……え、えっちばっか……。
 ああもうっ、いわせんなばかっ、ばかっ、ばかぁっ……!」
「だからにやけ面で言われても説得力ねえから! ご期待通り襲っちまうぞこの――」
「――へへっ。しゅ……すきありっ。へ、えへっ、えふっ……。あ、あううぅぅっ……」
「……隙ついてキスした方が恥ずかしがって、ど、どうするんだよ」
「そ、そっちだって……。いつも、わたしが恥ずかしがってると、か、顔真っ赤なくせにっ……」
「……仕方ないだろ、我慢できなくなっ――むぐっ」
「が、我慢……しなくて、いいじゃん。わたしだって……。きみが……」
「ちょ、顔近っ……。え、えろいんだよ、おれに負けず劣らずっ……」
「し、しかたないのっ……。きみが……すき、だらけだから。
 だから。だからだもん……。だから、わるいんだもんっ……」
0913名無しさん@ピンキー2016/09/08(木) 23:37:32.78ID:Jdh4GXoO
わざと部屋を寒くして、「寒いなー、人肌で温めて貰わないと風邪引いちゃうなー」って抱き着いてくる策士系甘えっ子
0918名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 00:52:44.35ID:IMDGHpGJ
雪の降る日に窓全開。今度こそ人肌で温めて貰わないとと意気込む甘えっ子
風邪を引いて付きっきりで看病して貰えたのは嬉しい誤算です

尚、ひどく怒られた模様
0919名無しさん@ピンキー2016/10/01(土) 03:30:50.52ID:1Hp7ZE/d
…だって、雪山で遭難したら裸で暖めあうってTVで見たんだもん…
0920名無しさん@ピンキー2016/10/03(月) 22:22:14.23ID:CQAQkzuZ
最近涼しくなってきたし甘えっ子の温め要求絶好調だろうなあ
0921名無しさん@ピンキー2016/10/18(火) 22:32:43.54ID:2PVJx6+i
涼しくなってきて甘えまくろうとしたら暑さがぶり返してきてしょんぼりの甘えっ子
0922名無しさん@ピンキー2016/10/20(木) 17:36:32.67ID:nv7f0Ls8
札幌はもう最高気温10度だって!旅行に行こうよ!(ワクテカ)
0924名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 21:35:40.16ID:mCWjcQqk
甘えっ子はお菓子貰えても貰えなくてもハロウィン楽しめそうだな
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。

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