スーパーロボット大戦L 時空を超えたSEX
0001名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 18:21:58.99ID:8ywKKRlv
前スレ:第二次スーパーロボット大戦Z2 磁界を超えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1355144120/

南極条約(過去作品掲載)
ttp://nankyoku.sakura.ne.jp/char.html

まとめwiki(機能停止中)
ttp://mywiki.jp/srwxero/%83X%81%5B%83p%81%5B%83%8D%83%7B%83b%83g%91%E5%90%ED%83V%83%8A%81%5B%83Y%81%97%83G%83%8D%83p%83%8D%95%DB%8A%C7%8C%C9/

まとめwiki(現行)
http://w.livedoor.jp/srweroparo/
0002名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 18:23:10.04ID:8ywKKRlv
過去スレ
スーパーロボット大戦 魔装LOE 世界を越えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1298979535/
スーパーロボット大戦NEO 次元を超えたSEX
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1291072607/
スーパーロボット大戦サーガ 無限のSEXCEED
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267589268/
スーパーロボット大戦特別編 学園でもSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1251432206/
スーパーロボット大戦@ 掌の上のSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239617639/
スーパーロボット大戦K 次元を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1233551454/
スーパーロボット大戦COMPACT3 次元を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1226933563/
スパロボZ〜世界を越えたSEX〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1223385245/
スーパーロボット大戦OGサーガ 無限のSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1218375852/
スーパーロボット大戦W  時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1213513855/
スーパーロボット大戦J 時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1205910903
スーパーロボット大戦D  時空を超えたSEX
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1200760398/
スーパーロボット大戦A.C.E  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190048727/
スーパーロボット大戦R  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1182345604/
新スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1170477577/
スーパーロボット大戦64  時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1152529838/
0003名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 18:24:11.20ID:8ywKKRlv
スーパーロボット大戦MX P 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1133279122/
スーパーロボット大戦EX 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1128761661/
スーパーロボット大戦A 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125462708/
スーパーロボット大戦MX 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119360300/
スーパーロボット大戦F 完尻編 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113073828/
スーパーロボット大戦F 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1110751960/
スーパーロボット大戦IMPACT 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109496682/
スーパーロボット大戦αforDC 時空を超えたSEX
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1099917412/
第2次スーパーロボット大戦α 時空を越えたSEX
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085914486/
スーパーロボット大戦α外伝 時空を越えたSEX(19レスで黒歴史行き)
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085394234/
スーパーロボット大戦α 時空を超えたSEX
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061776194/
第4次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1055509603/
第3次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1051465119/
第2次スーパーロボット大戦 時空を越えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1043069853/
スーパーロボット大戦 時空を超えたSEX
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1015830518/
0004名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 18:24:59.38ID:8ywKKRlv
暫定テンプレその1

Q.SS投下の際に注意すべき点ってある?
A.人によって好き嫌いがあります。
本編を投下する前に注意書きとして、どのようなカップリングか、どのようなシチュかを大まかでいいので書いてくれるとありがたいです。

Q.このカップリングやシチュは嫌いなんだが・・・
A.スルーするなり、NG設定するなりしてください。
どのようなカップリング・シチュの作品でも投下は原則自由です。

Q.この作品つまらない!!
A.作品批判も感想の一つですが、過度の批判・荒々しい口調はスレが荒れる元となります。
また、職人にとって一番の批判は感想がないことです。
以上のことを踏まえた上でどうぞ。

Q.非エロ作品投下していい?
A.エロパロなのですれ違いです・・・・・という人もいますが、基本的に職人さんは随時募集中なので構いません。
ただ、スレが荒れることがありますので、エロの有無を注意書きで示してくれるとありがたいです。

Q.まだ発売されてないゲームのキャラのSSってありですか?
A.前例から言えばありです。
しかし、性格等がはっきりしてないキャラのSSはスレが荒れる原因ともなりますので、注意書き必須。

Q.版権作品のSSはあり?
A.スパロボ設定でならおkです。
ただ、版権キャラを嫌う人もいるので注意書きは必須。

Q.シン×セツコは公式カプなの?
A.一時期このスレで大流行しましたが、違います。
とはいえ、話題提起やSS投下までは禁止しておりませんのでご自由にどうぞ。

Q.ムゲフロの話題は禁止なの?
A.まぁ、スパロボ作品として確かに異端に属する作品ではあります。
しかし、ムゲフロの正式名称は「スーパーロボット大戦OGサーガ 無限のフロンティア」です。
そして、このスレは異端であろうとなかろうとスパロボに関する話題及びSS投下は全て自由です。後は各自の判断で。

Q.荒らしがウザいよ!!
A.反応したり煽ったりした時点で荒らしの勝利です。どうしても気になる方は↓の板にてどうぞ
PINKちゃんねる規制議論 旧冷やし中華 ttp://venus.bbspink.com/ccc/
0005名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 18:25:36.17ID:8ywKKRlv
暫定テンプレその2

Q.ネタバレがしたい!!
A.発売日になるまではダメですが、それ以降なら原則自由です
しかし、それでも過度なネタバレは人を不快にさせる恐れがありますので、そこらへんは自己の判断と責任で考えてください。

Q.俺の書いた作品、ネタバレばっかだよ、どうしよう!!
A.発売日以降で、かつ注意書きをしっかり書いてくだされば、問題ありません。
後は気兼ねなく、投下しちゃっててください。

Q.作品投下のタイミングは?間を空けるってどれくらい?
A.前の作品から30分〜1時間後くらいが目途でしょうか。
作品投下の5分前くらいに断り入れるのも、一種のマナーかもしれませんが、入れなくても問題は無いのでご自由に。

Q.荒れてて投下しづらいよor議論中だけど投下していいの?
A.荒れている場合は「殺伐としたスレに救世主が現われた!!」とむしろ喜ばれます。
空気を読まないことが大切なのかもしれません。
議論中の場合は一言「議論中のところ失礼します」と断りを入れておけば、特に問題ないでしょう

Q.このスレって何の為にあるの?
A.このスレというかエロパロ板全体における最大の存在意義は「SS職人が心血注いで作った作品を発表する場所」です。
読者なんてただの飾りに過ぎません。
とはいっても、作品来ない時は、雑談なり議論なり気軽に楽しむこともまた大切です。

次スレは大体>>950前後の方にお願いします。
0007名無しさん@ピンキー2013/06/03(月) 23:24:42.36ID:aT3jx67o
>1乙
テンプレ長くなったなー
0008まとめwiki”管理”人 ◆jLi1hW.4fM 2013/06/04(火) 04:31:40.27ID:SWJ6At5m
新スレ乙です
まだ埋まってないのに恐縮ですが、
一応現時点までの前スレの作品の保管が終わりましたので、ミスなどあればお知らせや修正お願いしますー
0014名無しさん@ピンキー2013/06/07(金) 04:02:49.19ID:4sPbx4x7
葵さんがいたいけな少年パイロットの童貞を奪ってくれると信じて・・・
0015名無しさん@ピンキー2013/06/07(金) 04:08:31.05ID:BDvc/G3h
一発逆転狙いで忍先輩に夜這いかける恋する乙女な葵さんオナシャス!
0018名無しさん@ピンキー2013/06/07(金) 19:38:10.84ID:etS1iu12
張飛って空気の方ですよね、確か

柔らか人間とMS人間……三国伝の人らはどうなってるんだろ
てか、その組み合わせは想像の範疇外だったわ
自分には葵×アーニーを妄想するくらいしか出来んかった
0019名無しさん@ピンキー2013/06/08(土) 13:51:57.40ID:uRqrS0Ez
葵×アルトとか。

Z2で葵に鈍いって言われてたし。
あとはジョーイの生気を吸い取る葵さんとか
0021名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 01:47:34.13ID:vjqD95Cw
浩一「それがアンタらの限界だと言うのなら……俺は人間を超えてやる!!」
葵「ふーん、そんな事言ってもこっちの方は人並み以下なのね」
浩一「ちょっ、それはほっといて下さいよ!ていうか何ヒトのズボン下ろしてるんスか!?」
葵「ふふっ、折角だからコッチも人間の限界を超えてみせてくれないかしら?もちろんお手伝いはしてあげるわ」
浩一「なっ……よくわからないけど、ナイスな展開じゃないか!」
葵「さ、ヤってやろうじゃん!」
浩一「うおおぉぉっ……オーバーライド!ヤってみせる!!」



浩一「――てな夢を見たんだ」
城崎「なるほど、最低ですね」
0022名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 05:00:58.96ID:o1AzwngQ
>>21
葵「というわけで実物を確認したけれども、やはり並な上にEN切れが早かったわね」
浩一「うっうっうっ・・・、正義さえ使えれば弾切れは起こさなかったのに・・・」
葵「というわけで男を磨くために必要な男たちを呼んだわ」
九郎「・・・へ?俺?」
テリオン「ふむ、退屈凌ぎくらいにはなろうか」
呂布「フフフ、浅ましい男め。そんなに巨根が欲しいか」
葵「というわけで、彼ら並みのフランスパンを手に入れるために頑張りなさい」
浩一「え!?いやあのちょっと・・・」
呂布「まずはその貧弱な一物を位置から鍛えることか始めるとしよう。魂ィィィィィーッ!!」
浩一「ちょ、ま、イヤアっーーーーー!!」
0027名無しさん@ピンキー2013/06/13(木) 21:41:29.93ID:5Mb+Iot2
マクロスフロンティアに潜入した女スパイ達(サヤ、由木、エイーダ)が
捕まって鬼畜集団と化したSMSから責められる話まだー?
0028名無しさん@ピンキー2013/06/19(水) 11:07:33.74ID:Vz5fNLGT
>>27
リチャーズ・エンジェル発言のせいで軽快なテーマと共にバッタバッタと薙ぎ倒されるSMSしか思い浮かばないw
0030名無しさん@ピンキー2013/06/21(金) 11:24:00.76ID:d96jxIL8
クラン(大)に縛られて、実際のプレイではロリ攻め百合とか倒錯してんないいぞもっとやれ
0031名無しさん@ピンキー2013/06/22(土) 13:36:59.28ID:t+2iYla6
本スレですら「性のヨハネスブルグ」呼ばわりされる竜宮島の面々(映画版仕様)が
例のガスを吸ったら…誰かSSにしてくれないだろうか
0033名無しさん@ピンキー2013/06/26(水) 16:42:25.22ID:1LmBDRZC
マーベル「一体何が起こっているの!?説明してちょうだい!!」
0034名無しさん@ピンキー2013/06/27(木) 12:40:42.53ID:yhRS8DLU
ベッドの上でエレボスと気持ちいいことをしていたショウ「ババババイストン・ウェルの意志さ」
0036名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 03:24:01.59ID:+Y9J0rKL
エレボス「ハゲなバイストン・ウェルの意志がこうしろって言ったのさ」
0038名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 17:03:26.23ID:xYkM+gMj
前スレで車のアクアを買ったからMXの二人でエッチを書くと書き込んだんだが、
できたら5万文字オーバーしてた orz
これじゃあ長すぎだからいらない部分をカットしてくる
0039名無しさん@ピンキー2013/06/30(日) 20:39:14.22ID:ah67PKg+
石神&ティトゥス「ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!ハリー!!」
0041名無しさん@ピンキー2013/07/01(月) NY:AN:NY.ANID:W0ZG9kcR
>>38
過去作には7万字ぐらいあるSSもあったんで別にかまわないと思うよ
一度に投下するのがアレなら何回かに分けてもいいだろうし
0045名無しさん@ピンキー2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:r0Q3iato
ステージ1話1話は短い(ゲッター初参戦ステージは除く)。ただインターミッション会話は
結構あったりする。
0046名無しさん@ピンキー2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:EntsMY5X
おお、だったらそのうちOEのエロパロも来そうかな?

っていうか投下期待?
0047名無しさん@ピンキー2013/07/24(水) NY:AN:NY.ANID:MlRQOQwi
OE、簡単なステージと難易度高いステージの落差が激しい・・・
0048名無しさん@ピンキー2013/07/24(水) NY:AN:NY.ANID:nVV9lj/P
ここはエロパロ板だ。作品の感想は本スレにいって、どうぞ




秋ママ(登場するかな?)が少年キャラを搾り取る展開が見たいです
0051名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:Exq/SWIB
>>42の人あれから姿見ないけど大丈夫かな・・・
0052名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
>>42
です。
生存しております。
「リ〜アルは続く〜よ どこまでも〜 野〜はなく山ば〜かり〜 谷ばかり〜」
な数週間を過ごしていました。

問題がなければ14:00ごろより投下します。
0054ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
 戦いに次ぐ戦いの日々が終わり、ヒューゴ、アクアは協力しあって自らの道を進んでいた。
 その関係は非常に善い関係となっている。
 二人の仕事は教官候補と科学者なので所属先は別だが、プライベートなときはだいたい一緒にいるし、片方が困っているときは当たり前のように助け合っている。
 更に、二週間に一回ぐらいは共に遠出して見聞を広めたりレジャーを楽しんでいるし、食事は毎食必ず一緒に楽しんでおり、夜になると酒を共にすることも多い。
 二人を見ると公私に渡って長年連れ添った夫婦のようだ。
 同僚からも「もう君たち結婚しなさい」とからかわれることが多い。
 昔は喧嘩が絶えなかった二人だが、今となっては喧嘩の現場を見ていた人間以外、二人が言い争いをしている様子など想像もできないだろう。
 
 戦いの後、二人は日本の施設に勤務となっていた。
 そして、日本で迎えた初めての春にヒューゴの身体を機械から生きたものへと戻す手術が行われた。
 ヒューゴ本人の体細胞から作った組織を移植するものだ。
 長時間におよぶ手術は無事に終了し、ヒューゴの身体からは機械部品全てが取り除かれた。
 同時にそれまで使用していた薬物も全て使う必要がなくなった。
 新たに得た身体を使えるようになるための訓練は当然、きついものとなった。
 しかし、ヒューゴは機械や薬に頼る必要が無くなったことが嬉しくて懸命に身体を動かそうと訓練に励んだ。
 結果、移植された組織が自らの体細胞が元であること、ヒューゴ本人が若いこと、更にはアクアの献身的なサポートもあり、夏の盛りを少し過ぎたころには訓練も終了。ヒューゴは全快したのであった。

 退院二日後の夕方、二人は近場で開催されている夏祭りへと繰り出そうとしていた。
 ヒューゴがアクアに今まで世話になった礼をしたいことを伝えたところ、日本の夏祭りに行ったことがないので連れていってくれと頼まれたのだ。
 しかも、浴衣まで作っているらしい。
 かつての隊長の教えにより、日本文化に詳しいヒューゴは「ならば任せろ」ということになった。
0055ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
 今、ヒューゴはアクアの部屋の外で着替えを待っている。
(アクアの浴衣姿か。楽しみだな)
 パートナーはどういう浴衣を作ったのか?それが似合っているのだろうか?ヒューゴは浮かれ気分となりながらパートナーが部屋から出てくるのを待っていると
「ヒューゴ。お待たせ……」
 ドアを開く音とアクアの声がヒューゴの耳に入った。
 ヒューゴは着替えたパートナーの姿を拝むべく振り返る。
 そこにいたのは薄い水色の生地に白色やピンク色の花柄が印刷された浴衣を着たアクアであった。
 腰帯は紺色でとてもいいアクセントになっている。
 浴衣を着ることが初めてなので慣れていない感じがあるものの清楚な雰囲気が全身から出ており、化粧をする必要のない恵まれた顔立ちがほんのりピンク色に染まっている。
 ヘアバンドは普段のままだが、浴衣にも合っている。
 アクア自らが作った浴衣が似合っていることと、整った顔立ち。それらが影響しあい、アクアが普段よりも美女に見える。
 間違いなく、すれ違った多くの男を振り向かせるであろう。
 ヒューゴはそんなパートナーに見惚れてしまう。
「どうかしら?変じゃない?」
 アクアが不安げにおかしいところはないかを問う。
 だが、ヒューゴからの返事など決まっている。
「どこもおかしくないぞ。祭りに行く女たちの中で一番綺麗だと思うぞ」
「本当?」
 パートナーから賛辞を受けたアクアの顔色がピンクから赤へと変わる。
「ああ。女連れの男もアクアを見てしまうだろうなと思うぐらいだ」
「……ありがとう……着替えてよかった……」
 安堵したアクアが赤い顔のまま笑う。
 それは美しさと可愛さが同居した笑みであった。
「じゃあ、行くか」
 アクアの隣へと移動したヒューゴが出立を告げる。
 だが、
「ねえ。ヒューゴはそのままで行くの?」
 アクアが服装のことを訊ねる。
 今のヒューゴはごく一般的な私服だ。
「そうだが……何か変か?」
 ヒューゴは自らの私服をマジマジと見る。何か変なところでもあるのだろうか?
「う、ううん……そうじゃないんだけど……」
 アクアが言いにくそうな口調となりながら再び顔を赤くした。
「どうした?何か心配事でもあるのか?」
「違うの。部屋に戻ってもいい?」
「それはかまわないが……」
「うん。じゃあ、もうちょっと待っていてね?」
 パートナーからの了承を得たアクアはそそくさと自室へ戻った。
 あとには心配げな顔となったヒューゴが残された。
(何があったんだ?もしかして、俺の介護の疲れが一気に出てしまったのか?)
 アクアはヒューゴの手術前も後も、多くの事で懸命にヒューゴを支えてくれた。
 自分の時間を犠牲にすることもしばしばであった。
 よって、急激に疲れが出ているのかもしれない。
(だとしたら、俺が原因なんだよな)
 もし、ヒューゴの予想が当たっていたなら、原因となったのはヒューゴ自身。
 アクアが少しでも疲れている顔になったら今日は早めに帰路へつくべきであろう。
 ヒューゴはアクアへの恩返しをこれから多くしなくてはならない。恩返しのはずが逆に疲れさせては意味がない。
(今日は、早めに切り上げるのがいいか)
 ヒューゴが予定を早く終わらせる事を考え出した。
0056ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
 一方、室内へと戻ったアクアは収納を開けて丁寧に折られている布を取り出した後、さっき以上に不安な顔となっていた。
(大丈夫かしら?受け取ってもらえるかしら?喜んでくれるかしら?)
 アクアが持つ布。それはアクアがヒューゴのために作った浴衣である。彼女は自分の浴衣以外にパートナーの浴衣も作っていたのだ。
 本当は着替えた姿を見てもらうのと同時に渡したかったが、躊躇してしまって渡せなかった。
 しかし、やっぱり見せるだけ見せてみようと思い立って再び室内へと戻り、取り出したのであった。
 でも、受け取ってくれるだろうか?という不安は消えない。
(……うん。見せるだけ見せてみよう。受け取ってくれるか不安だけど)
 アクアは再度決心するとドアの前へと移動し、
「ヒューゴ。開けてもらっていい?」
 ドアの向こうで待っているであろうヒューゴを呼ぶ。

「ヒューゴ。開けてもらっていい?」
「ああ。開けるぞ」
 ドアの反対側でアクアが自分を呼ぶ声を聴いたヒューゴがドアを開ける。
 アクアは両手に丁寧に折られた浴衣を持ちながら立っていた。
「アクア?」
 ヒューゴがどうした?というような口調でアクアを呼ぶ。
「あ、あのね。……これ……」
 アクアは浴衣を恐る恐るという感じでヒューゴへと差し出した。
「これは?」
「ヒューゴの浴衣……私が作ったの。一緒に着れたらいいなと思って……。受け取ってもらえる?」
 アクアが不安な声で訊ねる。
 だが、ヒューゴの返事など決まっている。
「当然だ。ありがたく着させてもらう」
 ヒューゴは即答するとアクアの手から丁寧に浴衣を受け取った。
 女性に自分の服を作ってもらえる。
 男にとって嬉しすぎることである。ヒューゴは自然と笑みを浮かべていた。
「よかった……」
 アクアが再び安堵した表情となる。受け取ってくれるかの不安が一気に消えた。
「それにしてもアクアは器用だな。自分の浴衣だけじゃなくて俺のまで作ってしまうなんて」
「裁縫が得意な人が同じ部署にいるからその人に教えてもらったの」
「そうか。アクアはいい奥さんになるな。それじゃ、着替えてくるからちょっと待っててもらえるか?」
 ヒューゴは何気ない一言を発すると着替えのため自室へと向かった。
「ええ……」
 一言を聴いてしまったアクアは再び顔を赤色にしてヒューゴを見送るのだった。
0057ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
 自室へと戻ったヒューゴは手慣れた手つきで着替えを始める。
 アクアが作ってくれた浴衣はサイズがヒューゴにぴったりで、細部もちゃんと作られているため、何回も着ることができるであろう出来映えだった。
 柄は白地にごく薄い茶色の絣が入っているもので男が着るのにちょうどいい感じのものだ。
(自分のために作ってくれた服を着るのは嬉しいことだな。パートナーがいるっていうのはありがたいことだ)
 ヒューゴは着替えた浴衣を確認しながら喜びをかみしめる。
 今のヒューゴは一人のころに味わえなかった喜びを多く感じることができている。
 それは全てパートナーであるアクアがいるおかげだ。
(アクア……か……)
 ヒューゴは目を瞑り、軽く息を吐きながらアクアへの想いを整理する。
 かつて、パートナーとなったばかりのころはちょっとしたことで衝突を繰り返し、彼女を邪魔に感じることすらあった。
 だが、機械の身体という秘密を知られ、自暴自棄になっていた自分を叱責して立ち直らせてくれた後はそれまでの衝突が嘘だったかのように関係は改善。
 今は自然と理解し合える仲にまでなっている。
 もはやヒューゴの心中にはアクアを邪魔に思う気持ちなどひとかけらも無く、感謝の思いしかない。
 いや、感謝というよりも……。
(俺はやっぱり、アクアのことが好きなんだな……)
 ヒューゴは自分がアクアを好きなんだという事実を感じると若干思い悩むように目をつぶり、額に手を当てた。
 かなり前から自覚はあった。
 こうして自分の想いを整理するのだって何回もある。

 アクアはいろいろな面で非の打ち所のない美女だ。
 性格がいいだけでなく、その性格に引っ張られるかのように容姿、スタイル、雰囲気、その他多くの事で恵まれている。
 男であったら「こんな彼女が欲しい」と妄想してしまうであろう要因をほぼ全て満たしているだろう。
 そんな美女が自分と多くの時間を過ごしてくれているだけでなく、凹んでいたときに立ち直るきっかけを与えてくれて、手術、リハビリ、という大事を乗り切る助けをしてくれた。
 更に自分への浴衣を作ってくれていた。
 ここまでしてもらった女性を特別に意識することない男などいるだろうか?
 今やヒューゴは寝る前にアクアの事を意識しない日などないし、アクアのことを考えながらオナニーをしたことだって何度もある。
(伝えなくちゃならないな。俺の想いを。もう、ガキじゃないんだから)
 ヒューゴは決心する。
 今夜、自らの想いをアクアへ伝えることを。
 もっと深いパートナーとなりたいことを告白することを。
「さ。行くか」
 ヒューゴは気を引き締めるかのように呟くとアクアの待つ場所へと歩を進めだす。
 アクアはさっきの場所で待っていてくれた。

「待たせたな。似合うか?」
「ええ。とっても」
「そうか。ありがとうな」
 ヒューゴとアクアは楽しく話し合いながら歩きで祭りへと向かいだした。
0058ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
 祭りの会場までは歩いて十数分ほどの距離である。
 車を使えばすぐ到着できるが今夜は衣装が特別だ。
 安全上、車など使えないし、風情を壊すようなことをする必要もないだろう。
「ねえ。ヒューゴ」
「ん?」
「腕を組んでもいい?」
「ああ」
 ヒューゴはフッと笑いながら自分の左腕を空ける。
 アクアが嬉しそうに右腕を絡めた。
「はぐれないようにしっかり組んでくれよ?」
「うん……」
 アクアの手に若干、力がこもる。
 周囲はヒューゴとアクア以外の人間はほとんど歩いていない。
 はぐれないように言う必要などないのだが……。
 二人は初めてデートに行く中高生のような雰囲気を発しながら歩くのであった。
「今日のお祭りって花火があるんですって」
「それは楽しみだな。花火っていうのは不思議なもので夏によく似合う。それに人が少ないところで眺めると空を独占しているかのように思える」
「そうなんだ。楽しみだわ」
 アクアは初めての夏祭りを想像しながら気分を弾ませていく。
 二人が会場に到着したのはそれからすぐであった。

 祭りは水田に囲まれた神社を中心として開催されている。
 すでにかなりにぎわっており、あちこちで家族や恋人たちが出店の品を物色したり、楽しげに歩いたりお参りをしている。
 人工の明かりは店のライトぐらいしかなく、そのライトもあまり明るすぎない程度にオレンジ色の光を発していて暗闇を程良い感じに彩っている。
 暗闇のほうへ視線を向けるといくつかの小さく輝く光、蛍が飛んでいて闇の向こうはどうなっているんだろう?という不思議な感じを醸し出している。
「まあ……」
 アクアは目を輝かせながら視線をあちこちへせわしなく移しだす。彼女には初めて見る祭りの光景が非常に幻想的に思えた。
「先ずは社殿へ手を合わせに行くか。神社は神のいるところだからな」
「うん。どこへ行くかは全部任せるわね」
 二人はともに社殿で手を合わせた後、他の人間たちと同じく出店を回りだす。
 アクアは見たことのない菓子類に興味を示したり、輪投げ、射的など祭りでしか行われないゲームを遊んだりして祭りを楽しむ。
 ヒューゴはアクアの楽しそうな顔を見る度に来てよかったことを感じ、小さく笑うことを繰り返すのだった。
0059ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
『もうすぐ、花火が始まります。ご覧になられる方は移動をお願いします』
 到着して、一時間ほどがたったころに花火の始まりが近いことを告げるアナウンスが流れた。
「アクア。花火の見やすいところに移動しよう」
「ええ。でも、どこが見やすいのかしら?」
「心配するな。店の親父たちにどこが見やすいかは聞いている」
 二人は聞き出していた場所へと移動する。当然、腕を組んだままで。到着はすぐであった。
 そこは水田にそそぎ込む川の土手で水の清涼感と風が気持ちいい場所だった。
 二人以外の人間はいないので周囲に騒がしい音はなく、水の流れる音しかしていない。
 ベンチが設置されているため気持ちいいだけでなく落ち着くのにも適していそうだ。
 ここなら花火を目だけでなく音も楽しめるであろう。
「ん……。いい風。それにとても静か」
 アクアが何度も深呼吸を繰り返す。
 祭りによって高揚していたアクアの気分が少しずつ落ち着いてきているのが見て取れた。
 そんなアクアの様子を見ていたヒューゴが
(今しかない。俺の想いを、アクアを好きなことを伝えるのは)
 と、今まで生きてきた中で最も重大な事を決する。
 周囲には誰もいないため、邪魔するものはなにもない。
 心臓は高止まりと言ってよいほど鳴り響いているがこの時に行動しないと絶好の機会を逃してしまうことは明らかだ。
 もし、アクアが自分を振ったとしても時間が経てば自爆した良い思い出になるであろう。
0060ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
「アクア。聴いて欲しいことがある」
 ヒューゴは非常に真面目な顔となってアクアへと声をかけた。
「え?ええ……」
 アクアはヒューゴの口調に何かを察したのか期待するような顔でヒューゴの目を見つめ出す。
 ヒューゴも自分の目をアクアの目からそらすことなく話し始めた。
「俺たち、出逢ったころは喧嘩ばかりしてたよな?」
「ええ……」
「以前の俺は身体の秘密を知られたくなかったことと、薬が切れたらいつ死んでもおかしくないことでアクアに対して気が回らなかった。それどころか疎ましかった。士官学校を出たとはいえ、
経験がほとんどない奴……しかも女がパートナーなんてふざけていると……」
 ヒューゴは以前、アクアに対して自分がとっていた態度を思い出しながら罰の悪そうな顔となった。
「……」
 アクアはヒューゴの目を見つめたまま何も言わない。
 ヒューゴが再び口を開く。
「秘密が一気にバレたとき、俺はアクアがパートナーを辞めるだろうと思っていた。でも、そのとき真っ先に浮かんだ考えはアクアにパートナーを辞めて欲しくないということだった。
勝手なもんだな。それまでさんざんな態度をとっていたくせに本心ではアクアに頼っていた」
「……」
 アクアはまだ口を開かない。だが、目だけは「それで?」と言っている。
「アクアが俺を叱ってくれたとき、パートナーを辞めなかったとき俺は嬉しかった……。同時に思い知った。アクアにふさわしいパートナーとしての行動をしなくちゃならないことを。それまでの行動を償わなくてはならないことを。
だから、アクアが俺を叱ってくれた後、俺にできる全力でアクアをサポートした。そして、戦いが終わった後も償わなくてはならないと思っているつもりだった。けど、違った」
 ヒューゴはアクアに話し続ける。
 アクアも話を聴き続ける。
「俺はいつのまにか、アクアという女がこの世で一番好きになっていた。はっきりと自覚したのはもうずっと前だ。しかも、アクアは戦いが終わった後も、パートナーでいてくれて、手術、リハビリを含む多くのことで俺を支えてくれた。
浴衣まで作ってくれた。今も、ちゃんと話を聴いてくれている。……俺はもう、アクア以外のパートナーなど考えられなくなってしまった。アクア……俺の深い意味でのパートナーになってほしい。俺は、一番好きな女に全てのパートナーとなってほしい」
 とうとう、ヒューゴは自分の想いを伝えた。
 話す間、アクアの目だけを見つめて伝えた言葉は全てヒューゴの本心。
 後はアクアからの返答を待つのみ。
 男にとって長い時間が始まった。
0061ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
「……」
 アクアは無言のままだ。
「……」
 ヒューゴも無言となる。
 二人、ただ見つめ合うまま時が過ぎていく。
(駄目なのか?)
 ヒューゴの頭に「自爆」の二文字が飛び交いはじめる。
 自分とアクアの関係もここまでなのだろうか?だとしたら今後、普通に会話することが可能だろうか?
 ヒューゴが今後の事に不安をよぎらせる。
 しかし、告白から三十秒ほど後……アクアが身体を小さく震えさせながら目尻に涙を浮かべだした。
「ど、どうした?」
 ヒューゴは慌ててしまう。
 もしかして、自分からの告白はアクアを泣かせてしまうぐらい迷惑なものであったのだろうか?
 ヒューゴの頭が後ろ向きな考えで支配されだす。
 だが……
「嬉しいの……」
 アクアはヒューゴの考えとは真逆の答えを返してきた。
「……?!……」
 ヒューゴは目を見開いた。
 アクアは今、なんと言った?嬉しいと言ってくれたのか?
「嬉しいって言ったの……」
 アクアは念押しするかのように言葉を呟く。
 ヒューゴの耳が今度は聴き逃しなくアクアの声を拾った。
 更に……
「私も……ヒューゴの事が好き……誰よりも……」
 アクアはヒューゴが望んでいた返事を返してくれた!!
 彼女の涙は拒絶の涙ではなかった。嬉し涙だったのだ!
「そ、それじゃあ……」
「はい……私を……アクア・ケントルムをあなたの本当のパートナーにしてください……」
 アクアはヒューゴへ本当のパートナーになりたいことを伝えるとヒューゴの胸板に手を当て、寄りかかるように顔を埋めた。
「ア、アクア?」
 ヒューゴはアクアの行為に少し驚きながらもアクアを離さない。
 アクアが自分を受け入れてくれた喜びを感じる間もないうちの出来事に何をすればいいかがわからなかった。
「このまま話させて……私も、告白したい……」
 顔を埋めたアクアが言葉を紡ぎ出す。
0062ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
「ヒューゴと出逢ったとき、私は士官学校を出たてで実戦経験がないのがコンプレックスだった。だから、一緒に組む人は私よりもずっと年上だろう、
その人に実戦を習おう。と思っていたの。でも、私の前に現れたのは私よりも年下のヒューゴだった……。しかも、ヒューゴは私よりずっと逞しくて頼りになって活躍して……
私なんかいらないじゃないかと思えた。私は無駄に年齢を重ねただけじゃないかと……」
 アクアの告白は自らのコンプレックスを語るところから始まった。
 それらはヒューゴが初めて聴くものであった。
 アクアほど恵まれた女でもやはりコンプレックスはあったのだ。
「私は、周囲に自分が役立つことを少しでも見せたかった。焦ったと言ったほうがいいと思うわ。だから、勝手にヒューゴをライバル視して技量を身につけていったの。
ヒューゴ以上のものを身につければヒューゴにパートナーを辞めることを言える。ヒューゴ以外の人のパートナーになれるとすら考えたわ……」
 アクアはヒューゴのパートナーを辞めることを考えたことがある。
 その告白にヒューゴは身を震えさせた。
 最初のころのヒューゴの態度からすれば当たり前であろうことだったが、今になって言われると恐いことだった。
 だが、同時に疑問も出てくる。
 なぜ、それでもパートナーとして残ってくれたのだろうか?という疑問が。
「なぜ、俺のパートナーとして残ってくれたんだ?」
「ヒューゴにとって知られたくない事を私が知ってしまったとき、ヒューゴは常に他の事を考えられないほど追いつめられているんだということを知ったわ。
自分が同じ状況だったらどうするだろう?人に言えるだろうか?とも。出た結論は誰でも余裕がなくなったら同じ事をすると思ったわ……。
そのとき、私はヒューゴをきっちりと支えなきゃならないことを理解したの。五体満足な私はヒューゴよりずっと余裕があったし、余裕のある人間がない人間を支えるのは当たり前のことだから。
私はあなたに立ち直って欲しいと思った。だから、あのときは叱責するような言葉を発したの」
 余裕のある人間がない人間を支えるのは当たり前……。
 この言葉にヒューゴはアクアの性格の良さの原点を見たような気がした。
 同時に、邪険に扱っていた人間すら支えてくれたアクアの優しさを思い知り、痺れるような錯覚を覚えた。
(そうか……俺は、アクアのこういうところに惹かれたんだな。男では絶対に持てないほどの優しさと献身さを持つところに)
 ヒューゴはアクアに惹かれた理由を噛みしめながらアクアの告白を聴き続ける。
「立ち直ったあなたは本当に私に良くしてくれるようになった。今は私がサポートを欲しがっているときを察しているかのように手伝ってくれる。
私ね、男の人にそこまでしてもらえるのは初めて。いつの間にかあなたの事ばかり考えるようになってた……。あなたに頼まれたわけじゃないのに勝手にあなたの浴衣まで作ってしまうくらいに。
……浴衣を受け取ってくれたとき、嬉しかった。「いらない」と言われたらどうしようと思っていたから……」
 ヒューゴが着ている浴衣。それはアクアがヒューゴをどう想っているかを表現したものであった。
「さっき、ヒューゴからの告白を聴いたとき、天にも昇るかのように嬉しかった。好きな男性(ひと)に告白してもらえるのって泣いちゃうぐらい嬉しいことだったのね……。
初めて知ったわ。だから、ヒューゴ……私にも言わせて……私をあなたの一生のパートナーにしてください……」
 告白が終わり、アクアは再びヒューゴの目を見つめる。
 ヒューゴは思わずガッツポーズをとってしまいたくなるような喜びに襲われた。
 だが、今の雰囲気を壊したくない思いから懸命に冷静になるよう意識してアクアと見つめ合う。
「好きだ……」
「好き……」
 二人は相手への想いを再び伝えあうと目を瞑り、磁石が引き合うかのように唇を近づける。
 小さな水音とともに重なり合った唇からは初めて知る感触が伝わってきた。
 それは二人ともに初めてのキス。
 ヒューゴがキスしたままアクアを抱きしめる。
 服越しでも伝わる男女の身体の違いが二人の身体を伝っていく。
 今、自分は伴侶となる異性と想いを伝えあえたのだということを二人は実感した。
0063ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:EGScSo+t
「……」
「……」
 二人は息が続く限りのキスを終えると再び見つめ合う。
 直後、結ばれた二人を祝福するかのように夜空を彩る花が大きな音を響かせながら咲いた。
 二人は花火が始まったことを知ると寄り添いあい、しっかりと腕を組んで花火を見上げだす。
 花火を見ていると、さっきヒューゴが言ったように空を独占しているような不思議な気分が二人を満たしていく。
 時折、目と目が合い、そのたびに小さく微笑みあいながら再び空を見上げることを繰り返す。
 共に無言だが、相手の目を見るだけで全てがわかるような気がした。
 二人を祝福する花はおよそ一時間ほど咲き続けた。


本日はここまで。
明日に続きをUPします。
0068ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
 花火を満喫した二人がアクアの部屋へと戻って数十分が経過した。
 今、浴室ではアクアがシャワーを浴びており、身体を綺麗にしている最中だ。
 ヒューゴは先に入浴を済ませており、腰にバスタオルを巻いた格好でベッドに座ってアクアを待っている。
(……いよいよか……初めてだが巧くできるだろうか? 
 ヒューゴは浴室から響くシャワーの音を聴きながら不安を募らせる。
 彼は女性経験がない。
 女とのつき合いや女体を覚える頃に機械の身体となってしまったからだ。
 だが、ヒューゴは今日、深いパートナーを得た。
 入浴を終えたパートナーが来た後に行われるのは身も心も結ばれる儀式。しかも、ヒューゴにとっては初めての。
 パートナーが何度も思い出したくなるような幸福に満ちた愛の行為を行えるか?不安であった。

 そして、不安なのはヒューゴだけではなかった。浴室のアクアも不安であった。
 整った顔がずっと曇ったままだ。
(……やっぱり怖い……でも……ヒューゴならきっと大丈夫……)
 アクアはまだ男を知らない。
 お嬢様育ちなのと男との縁がヒューゴ以外なかったからである。
 入浴を終えた後に待っている儀式で自分はどうなってしまうのだろうか?
 ヒューゴは優しく愛してくれるだろうか?
 初めて男を受け入れるときというのは身体が裂けるかのように痛いと聞いているが大丈夫だろうか?
 次から次に不安の種が出てきてしまう。
 特に不安なのは……
(私のあそこ……おかしく思われないかな?)
 アクアが自分の恥ずかしいところを見つめる。
 そこには大概の女性には多かれ少なかれあるはずの毛がなかった。
 アクアは思春期をとうに過ぎてもあそこに毛が生えたことがない。生まれついてのパイパン体質であった。
 加えて、髪や眉毛など、本当に必要なところ以外は極端に体毛が薄い体質であった。
 その証拠に、手足の体毛も産毛程度しかない。
 水着のようなDFCスーツを着ているとき、露わになる部分の毛の処理をする必要がないという利点はあったが、普通はあるはずのものがないというのは不安材料である。
 ヒューゴにこのことで変に思われないだろうか?
 でも、今更になって毛が生えてくることはない。
 アクアは様々な不安を覚えながら体の隅々まで綺麗にして浴室を後にした。
0069ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
 浴室からの音が消えて五分ほど後、アクアはバスタオル一枚だけでヒューゴの待つベッドへとやってきた。
 いつも着けているヘアバンドも今はない。
「お、おまたせしました……」
 アクアが緊張した面もちで言葉を発する。
 何もかもが初めての時が近づいているため、緊張は増すばかりであった。
「ああ」
 対してヒューゴは、一見落ち着いているかの様子で立ち上がってアクアのところへと歩を進める。
 そして、アクアを正面から抱きしめるとキスを迫った。
「ん……」
 アクアはパートナーのされるままに抱かれ、唇を受け入れる。
 石鹸やシャンプーでも落とすことができない異性の香りが二人を包む。
 男の香りは少しばかり苦みが混ざっている香りだが女の香りはどこまでも甘い。
 これから、二人はこの香りを持つ人に抱かれ合うのだ。
 嬉しくもあり、恥ずかしいことでもあった。
「ヒューゴ……あのね……私、全部初めてなの……キスもあなたが初めてだったの……だから……優しくして……」
 アクアはこれからの行為が初めてであること、キスも初めてであったことを恥ずかしげな顔となって告白した。口調からは怖がっているような感じも受ける。
 その告白はヒューゴにとって嬉しすぎることであった。
 自分だけでなく、アクアも異性経験がない。
 パートナーの初めての男になれるだけでなく、自分の初めてを捧げることができるのだ。
 最高の初体験になるであろうことが想像できた。
「俺も同じだ。全部初めてだ。アクアが初めてのキスの相手だ。正直、どういうふうにすれば優しくできるかわからない。だが、
アクアへ優しくしたい気持ちに嘘はない。だから、全部任せてくれ」
 ヒューゴは自分も初めてであることを告白すると目一杯の強がりで「任せろ」と宣言する。
「はい……」
 アクアは即答で返すと目をつぶり、顔を上げてキスをねだる。
 ヒューゴはアクアの唇に再び吸い寄せられ、三度目のキスを長く続けた。
 
 キスの後、先に口を開いたのはヒューゴであった。
「裸を見せてくれ……」
 男は女へ裸を見たいことを伝えると手を女のバスタオルへかける。
 どの男も見たことがないアクアの裸がいよいよただ一人の男の目にさらされる時が来たのだ。
「はい……」
 アクアは異性に初めて裸を見られる恥ずかしさと恐怖で身を固くしながらも懸命に身体から力を抜く。
 ヒューゴはバスタオルを勢い任せにはぎ取りたい衝動を懸命に抑えながら丁寧にバスタオルを取っていく。
 二人ともたちまちのうちに喉がカラカラになるほどの緊張を感じている。
0070ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
 シュルシュル……ファサ……

 なぜか布の擦れる音と落ちる音が大きく聞こえ、アクアの身体を隠す物がなくなった。

 布が取られることで露わになったアクアの裸体……。
 それは美しいとしか言いようのない造形美に溢れたものであった。

 目を強く閉じ、恥ずかしさで真っ赤に染まる顔……。
 化粧は全て洗い流されているがもともと化粧の必要が全くないくらい整ったアクアの顔はすっぴんが一番綺麗であった。

 きめが細かくて白い肌と輝く青い髪……。
 美白の肌のきめと髪が持つ艶は若さに頼ったものではなく、普段から手入れを怠らないから持つことができるものであった。

 強く抱いたら折れてしまうんじゃないかと思えてしまう細身の全身……。
 初めて男に見られる女体は細いが出るところは出て引っ込むところが見事に引っ込んでいる。
 しかも、全体が丸みを帯びた面で形成されており、女と男は根本的に違うものなのだということを教えてくれる。
 
 細い身体と完璧に釣り合いがとれる大きさ、形を誇る美巨乳……。
 形は「プルルン」という音が聞こえてきそうなほど丸く、完璧な円をしており、中にはヒューゴへの愛と官能が詰まっている。
 頂点に彩りを添える小さめな乳首は男のスケベ心を一段と刺激する絶妙なピンク色だ。
 乳首の裾野に広がり、乳首と同じピンク色をした乳輪は乳首と同じく小さめで、肌色との境界がほんのちょっとだけぼやけている。
 更に、乳首、乳輪ともに誰にも触られたことがないことを主張するかのようにツルンとして艶だっており、男の股間を直撃していく。

 美巨乳のため更に細く見える腰……。
 DFCスーツを着ることの条件の一つが腰の細さと言われても説得力がありそうなほど細い腰は美巨乳によって更に細く見え、逆に細い腰は美巨乳をより大きく見せている。
 更に細い腰はへそすら美しく見せ、指で撫でてみたいと思わせる。

 丸いお尻に無駄な肉がない長い足……。
 手や胴体と同じく見事な曲面で作られており、体毛が薄いことによって美を損なうものはなにもない。
 
 そして……あそこが無毛のためはっきりとわかる男を受け入れるための割れ目……。
 美白の肌を持つアクアだが、ここの肌は乳首と同じ薄いピンク色となっており、乳首同様に男の視線を固定させる。
 今夜、アクアはここから初めて男を自らの体内へと受け入れる……。

 裸のアクアは何もかもが美しいとしかいえない。
 今、ヒューゴの頭の中で美女という言葉はアクアの為だけにあった。

(……俺のパートナーはなんて、綺麗なんだ……)
 ヒューゴは初めて見たアクアの裸の綺麗さに息を呑んでしまい、言葉を発せない。
 戦場の華のごとくDFCスーツを着ているアクアも綺麗だが、隠すものがないアクアは更に美しい。
(俺が今まで見てきた綺麗なものはなんだったんだ……こんなにも近くに最も綺麗な存在がいてくれたんだ……)
 ヒューゴは今までそれなりに美人を多く見てきたつもりだった。
 かつて所属していた混成部隊など美女軍団と言ったほうが良いぐらい美人ばかりであった。
 だが、裸となったアクアはヒューゴが見てきた美しいもの全てが束になっても勝てないであろうほど圧倒的な綺麗さと官能を持っていた。
 アクアの裸は間違いなく、ヒューゴが生まれてから今まで見てきたものの中で最も美しかった。
 性格、体型、ともに比べ物がないくらいの美人でヒューゴにとって一番大切な存在であるアクア……。
 今夜、ヒューゴは世界で最も大切に思っている美女と結ばれるのだ。
 なぜ、すぐ近くにこんなにも破格の美女がいたことに気づけなかったのだろうか?
 ヒューゴはアクアの裸に見とれ続けながらも過去の自分へ「大馬鹿野郎」と言いたい気分であった。
0071ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
「……」
 アクアは無言のまま裸をさらし続ける。
 自分の美しさが原因でヒューゴから言葉を無くしていることがわからないアクアは全身を小さく震えさせ、恥ずかしさで身体を隠したい衝動をなんとかおさえつけている。
(は……恥ずかしい……口から心臓が飛び出てきそう……)
 裸をさらけ出したことで触覚が敏感になっているのかヒューゴの視線が自分のどこを見ているのかわかる。
 視線は全身をくまなく刺してくるが特に毛のないあそこへ強烈に刺さってくる。
(ヒューゴがどこを見てくれているのかわかる……でも……でも、ヒューゴに見てほしい……私を知ってほしい……)
 恥ずかしく、震えが止まらないがヒューゴに見てほしい。今からヒューゴの女(もの)になる自分を見てほしい。
 それが、アクアの想いであった。

(は!?)
 ヒューゴがアクアの身の震えに気づいた。
 愛の行為が初めてということは当然、異性に裸を見られるのも初めてのことだろう。
 なぜ気づけなかったのだろう。
(アクアだけに恥ずかしい思いはさせない)
 震えるパートナーがどんな気持ちで裸を見せてくれているのかわからないヒューゴではない。
「アクア……俺を見てくれ……」
 ヒューゴが腰に巻き付けているバスタオルを取り、アクアと同じく全裸となる。
「……」
 アクアがゆっくりと目を開けた。
 視界にヒューゴの裸体が飛び込んでくる。
 アクアが初めて見る男の裸体は見慣れている自分の肉体と何もかもがちがった。
 
 首が太く、胸板は厚く、腹筋が見事に割れており、手足は女よりもずっと太く筋肉質で皮膚の薄いところは血管が浮き出ている。
 引き締まった身体は軍人ならではの普段の訓練によるものであった。
 アクアはヒューゴのリハビリを手伝っていたからヒューゴの身体がたくましいことは知っていた。
 だが今、こうして見るとヒューゴの肉体はアクアが想像していた以上にたくましいものであった。
 彫刻家が作った像のようであった。
 しかも、軍仕込みの筋肉はボディビルダーのような大げさな筋肉でないため、力強さとしなやかさが同居しているような雰囲気を放っている。

「あ……」
 上から下へ視線を移動させていたアクアの目がとあるところで止まる。
 そこは男にとって最も恥ずかしい場所であり、女と繋がるために最も大切な場所。
 子種を出す場所でもあり、場合によっては女に愛してもらう場所。
 普通、そこの周囲には体毛が生えるはずの場所なのだが……ヒューゴのものの周囲には毛がなかった。
 剃った後や手入れをした跡は見受けられない。
 それに手足をよく見てみると体毛もほとんどわからない。
 実はヒューゴもアクアと同じ、秘部の周囲に毛が無く、体毛も薄い体質であったのだ。
「ヒューゴも……なの?」
 アクアがヒューゴの股間を凝視しながら訊く。
「ああ。生まれつきでな……アクアが裸を見せてくれたなら、俺も見せなくちゃならないと思ったんだ」
 ヒューゴは恥ずかしさを抑えながら答えた。
 アクアが全てを見せてくれたなら自分もそれに応えなくちゃならない気がしていたからであった。
「私も生まれつきなの……」
 アクアも生まれつきの無毛体質であることを告げる。
「そうなのか?俺たち、体質が似ているのかもしれないな」
「ええ……もしそうなのなら嬉しい……」
 二人はそろって同じ無毛体質なのだということに奇妙な安堵感を覚えると、そうすることが当たり前の事のように裸で抱き合って三度目のキスを始める。
 布を取り去ったことにより、肌の温もりと触感が驚くほど強く伝わり合う。
 特に胸に伝わる感触が気持ちよい。一枚の布を取り去っただけでこうも違うとは……。
0072ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
(アクアの胸は……こんなに柔らかいのか……)
 アクアの美巨乳が少し潰れて男には絶対に持つことのできない弾力感をヒューゴへ伝え、
(ヒューゴの胸板……凄く逞しい……これが、男の人の身体……)
 ヒューゴの胸板がアクアへ硬さを伝える。
 裸で抱き合いながらのキスは興奮を加速させる。
 二人はもう、立ったままでいたくなかった。
 ベッドで互いの肉体を絡ませあいたかった。
「アクア。ベッドへ行こう」
「はい……」
 ヒューゴはアクアを姫抱きで持ち上げると宝物を扱うようにベッドへ寝かせる。
 アクアは全てをヒューゴに任せ、動こうとしない。
 ヒューゴがアクアに覆い被さった。
 敷き布団となったアクアにヒューゴの体温と香り、心地よい重みが伝わる。
 男の身体はなぜこうも逞しくて温かいのだろう……。
「重くないか?」
「ううん……温かくて気持ちいい……」
「そうか。よかった」
 ヒューゴがアクアを抱きしめる。
 さっきまで目の前にあった異性を抱いていると思うと胸が高鳴り、恥ずかしさでもともと強く脈打っていた心臓がもっと強く脈打ち出す。
 アクアの心臓も高鳴り出している。
「ヒューゴ……あなたの心臓が脈打つのが伝わってくるの……」
「ああ……アクアを……好きな女を抱けるのが嬉しくて興奮してるんだ。それに、俺にもアクアの鼓動が伝わってくる」
「ヒューゴ……」
 アクアがヒューゴの首へ手を回すと、目を瞑りながら唇を突き出した。
 口がほんのちょっと開いていて隙間からは可愛らしい歯が見える。
「……」
 ヒューゴはすぐさまアクアの求めに応じて唇を重ねた。
 そして、今までとは違うキスを始める。
 アクアの唇の隙間へ自分の舌を入れたのだ。
「ん……んん!?」
 突如、口の中から走ってくる痺れを伴った異物感にアクアは目を大きく開き、身体を戦慄かせた。
「んん?!ん!?んんん!!」
 ヒューゴの舌はアクアの舌へ強引に絡まり、歯の裏や舌の付け根、頬の内側を舐めまわして口の中を蹂躙する。
 更にアクアが逃げないよう両手で頭を固定し、唇を押しつけ、舌でパートナーの口の中をかき回し続けた。
「ん!!んん!?」
 アクアは痙攣したかのように全身を震えさせ続ける。
 口の中は既に舐められたところが無いぐらいに舐め尽くされ、舌はいいように弄ばれている。もはや、アクアの口内はヒューゴによって完全に犯されていた。
 それでもヒューゴはアクアの口の中を犯し続ける。
 先ずはここからアクアを征服するとでも言うかのように。
0073ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
「んん!……ん!……ん……ん……」
 長くキスを続けるうちにアクアの身体から強ばりが抜けてきた。
 息が続くまでアクアの口内を堪能したヒューゴはようやくアクアの唇を解放する。
「「ハア……ハア……ハア……」」
 二人、荒い呼吸を繰り返しながら見つめあう。
 口の中を完全に犯されたアクアの目からは涙が流れ落ちていた。
「ハア……ハア……」
 息を整えたヒューゴは再びアクアの唇を奪い、口の中をかき回す。
 今度はアクアの身体が戦慄くことはなかった。
 それどころかもっと口の中を蹂躙してもらうべくヒューゴの首へ回したままだった手に力をいれ、ヒューゴを抱き寄せた。
「「ん……」」
 ヒューゴの舌がアクアの舌をつつくとアクアの舌が絡みつきだす。
 二人の口の中から痺れる気持ちよさが伝わってきた。
「「ん……んん……ん……」」
 キスによる快感を知った二人は口の中を蹂躙しあう。
 ヒューゴの口の中がアクアの甘い液で満たされていき、アクアの口の中はヒューゴの少し苦い液で満たされていく。
 相手の液が口の中に多くなってくると共に喉を鳴らせて相手の液を飲むことを繰り返す。
 口の中をかき回しあうキスはずっと続けていたいぐらい甘美で燃え上がるものだった。
 そのことを知った二人は何度も何度も深いキスを続けた。
「キスってすごく気持ちいいのね……」
「ああ。アクアが相手だからこんなに気持ちいいんだな」
「うん……私もヒューゴが相手だから気持ちいいんだと思うの……でも、キスだけでこんなに気持ちいいのにこれから先はどうなっちゃうのかしら?」
「わからないな。だが、アクアが相手なら絶対に幸せな気分で全てを終えられる自信がある」
「私もヒューゴに抱かれるなら絶対に大丈夫って確信してるの……」
 二人は額をつけあい、甘い言葉をかけあう。
 これから行われる行為は間違いなく幸せそのものに終わるという確信とともに。

「アクア……愛させてくれ……」
 ヒューゴはアクアの髪を撫で、本格的に愛したいことを伝える。
「はい……お願いします……」
 アクアにはこれからの行為を断る理由などない。
 ヒューゴの手がアクアの双乳へとのびる。
 二人の愛の行為が本格的に始まった……。
0074ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:S5nHvv6T
本日はここまでです。
二人の恥ずかしい秘密打ち明けあいでした。

続きは明日、UPします。
本番開始です。
「け!!ブラックコーヒーよこせ!!」
と言いたくなるであろう展開がしつこく続きます。
0076ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
 ヒューゴはアクアの美巨乳をそっと持ち上げるように両手を添えた。
 手には絹よりもさわり心地がよく、つきたての餅よりも柔らかく、男を全て包んでくれそうな温かい感触が伝わってくる。
 手の感触というのはなんと凄いのだろう。
 さっき胸板で感じた美巨乳の感触も凄かったが手で触ると何倍も敏感に美巨乳の感触を味わえる。
 特に柔らかさは凄く、指が抵抗なく沈んでいく。アクアの優しさと女らしさを表現しているかのようであった。
 しかも若い女によく見られる芯のあるような柔らかさが全く感じられない。(童貞であるヒューゴにはわからないが)
 それはアクアがいかに恵まれた身体を持っているかということを現していた。
「う……」
 異性に初めて美巨乳を触られたアクアは少し恐怖の顔となってヒューゴの両手に自分の手を乗せた。
「やっぱり怖いか?」
「うん……でも、変な気持ち……怖いのに、触られているところが気持ちいいの……」
 アクアの言葉に嘘はない。
 どうしても消すことができない恐怖感と触られているところから伝わってくる初めて感じる甘い痺れが今のアクアを満たしていた。
 少し怖いけど続けて欲しい……。奇妙な気持ちであった。
「そうか……続けても大丈夫か?」
「はい……」
 ヒューゴの確認にアクアが頷いた後、アクアの手が離れる。
 男の手が美巨乳を揉み始めた。
(なんて、柔らかくて温かいんだ……これが……アクアの胸の感触……)
 ヒューゴは初めて知った乳房の柔らかさと温もりに興奮し、油断すると我を忘れてしまい、力任せに揉んでしまいそうだった。
 しかし、アクアが感じている恐怖を少しでもなくしたい思いから懸命に優しく、ゆっくりとした速さで、なおかつ嫌らしく美巨乳をこねる。
 初めてであるため、ぎこちないのはしょうがないだろう。
「ん……あ……うう……」
 アクアはヒューゴが手を握る度に上半身を小さく跳ねさせながら愛撫を受け続ける。
 揉まれる所からは強弱をつけた電流が走り、身体の芯を疼かせていく。
(どうしよう……こんなに気持ちいいなんて知らなかった……)
 アクアは初めて感じる快楽の波に戸惑いを感じながらヒューゴへ身をさらす。
 自分で触るときはそんなに大きな気持ちよさではないのに異性に触られるとなんたる気持ちよさであろうか。
 女性向きのその手の本で男から胸を愛撫される気持ちよさに関して知ってはいるつもりだった。
 だが、実際に自分がされると頭で想像していた以上の気持ちよさであった。
 しかも、ヒューゴの愛撫は優しいだけでなく、女の羞恥心を刺激するかのようにムニョムニョと嫌らしく揉むので恥ずかしさがどんどん大きくなってくる。
 でも、止めてほしくはない。もっと続けてほしい。
「うう……あ……はあ……はあ……」
 アクアはどうしても抑えられない気持ちよさに甘さと苦しさを混ぜ合わせたような声を発しながらヒューゴの思うままに美巨乳を揉まれ続ける。
「アクア。苦しくないか?」
 ヒューゴは一旦、美巨乳の愛撫を止め、アクアの顔を心配げにのぞき込む。
 初めてのことだから自然と力任せになってしまい、パートナーに苦しい思いをさせていないであろうかが不安であった。
「う……うん。大丈夫……気持ちよくて、戸惑っているだけだから……」
 アクアはほんのちょっとだけ苦しみを我慢するような顔で今の自分の気持ちを伝えた。
「そうか……よかった」
 ヒューゴの顔が安堵したものへと変わる。
「ねえ、ヒューゴ。私の身体……おかしくない?」
 ヒューゴが愛撫を再開しようとしたとき、アクアからヒューゴへ問いが発された。
 自分がどれほど恵まれ、美しい身体を持っているかわからないアクアらしい質問である。
「こんなに綺麗な身体が他のどこにあるんだ……」
 ヒューゴはアクアの身体がおかしくなどないことを態度で示すべく愛撫を再開する。
 胸の間に顔を埋めると谷間を舐め、美巨乳で最も愛らしい部分である乳首を左右両方とも人差し指と親指で転がしだす。その力加減は美巨乳を揉むときと同じく優しいものであった。
 しかし、敏感な部分を愛撫されだしたアクアには全く別ものの強い電気が走り出す。
「あ……あう……うう!!……んん!!」
 アクアは両乳首から感じる痛いようなくすぐったいような言葉にしにくい気持ちよさと肌を舐められる奇妙な感触に襲われ、さっき以上に身体を跳ねさせる。
 特に乳首から伝わってくる気持ちよさは美巨乳の内部まで針を刺されるような鋭いものであった。
0077ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
「んん!!……ヒューゴ……気持ちいいけど……くすぐったい……う!……あ!」
 アクアは苦しげに顔をしかめ、目を強く瞑るが声には苦しいものが感じられない。それどころか甘いものを強く我慢するような調子であった。
 更に、柔らかい突起物であったはずの乳首が少し大きくなり、乳房と違って芯を感じさせる硬さへと変わってきている。しかもアクアから放たれる甘い香りが強くなってきた。
 初めて愛撫される女体はとても敏感なようだ。
(アクアが気持ちよくなってくれている……)
 ヒューゴはアクアの反応が嬉しくてもっと愛撫すべく一旦、身体をを離す。
「え……?」
 突然、止まった愛撫にアクアは疑問の顔となりながら瞑っていた目を開ける。
 見ると、ヒューゴは美巨乳にそっと手を添えながら乳首を凝視していた。
「!!」
 アクアの顔へ瞬間的に血が集中し、身体が震える。
 ヒューゴはアクアがさっきよりも恥ずかしがっていることをその反応で悟るが、乳首の凝視を止めない。
 間近で見る乳首は非常に愛らしく、硬く隆起しながら脈打ち、更なる愛撫を望んでいるように見えた。
 乳首を見ているだけで股間のものが勃起していく。
 ヒューゴが舌を出し、乳首をソッと一舐めする。
 乳首からアクアの身体へ切ない快楽が走った。
「あ……ヒューゴ……」
 アクアは大きく首をそらしながら切ない快楽をこらえた。
 声の大きさはか細いが調子が一段と甘くなっている。
 乳首が悦びを表現するようにもっと膨らみだした。
 ヒューゴは女体が悦んでくれていることを知ると乳首を口に含み、チュ……チュ……チュ……と音をたてながら吸い出す。
「ん……ヒューゴ……あんまり強く吸わないでね?」
 触られているときは感じなかった切なさを伴う快楽と痛み、そして母の気持ちを疑似体験できる幸福感にアクアはヒューゴの頭を撫でながら強く吸わないでほしいことを伝える。
 乳首を強く吸われると快楽が大きくなり、幸福感が消えてしまいそうであった。
 ……コクリ……
 ヒューゴは目を瞑り、乳首を口に含んだまま小さく頷いて乳首を吸い続ける。
 乳首からは母乳こそ出ないが代わりに女体の甘味がにじみ出てくる……。
 ヒューゴが初めて味わう女体の甘味……。
 頭がたちまちのうちに酔わされてしまい、アクアの事しか考えられなくされる。
 しかも、雌の香りが止まることなく漂っているので離れたくなくなってくる。
 まるで、魅了(テンプテーション)の術にかかってしまったかのようだ。
 ヒューゴはアクアの味に夢中になり、乳首を吸いたて続けた。
「ヒューゴ……私のおっぱい……おいしい?」
 アクアは女神のように優しい顔と声で自らの美巨乳の味を訊ねる。
 ……コクリ……
 ヒューゴはアクアの甘味と優しい顔と声に完全にまいっており、再び頷くのがやっとだった。
 女とはこんなにも甘いものなのか……。
 今のヒューゴには女というものがたやすく男を捕らえ、逃げられなくするものなのだということが嫌でも理解できるだろう。
「もっといっぱい、飲んでいいのよ?」
 ヒューゴの顔を見たアクアはすぐにパートナーが乳首の味に夢中になっていることを知り、優しい顔で続きを促す。
 恥ずかしさは全く消えないが、それ以上にパートナーが自分を愛撫してくれるのが、自分の身体に夢中になってくれるのが嬉しい。
 だから、もっとヒューゴに身を捧げる。
 ヒューゴは言われるままに再び乳首を吸いだす。
 吸われ続ける乳首はやがて完全勃起し、痛みを訴えるかのようにプクン……と膨らんで脈打ちだした。
0078ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
(こんなに大きく……)
 ヒューゴは初めて見た乳首の勃起に驚きと喜びを感じていた。
 女は乳首をいじられ続けると性的興奮から乳首を大きくすることぐらい知っていた。それが正常な反応であるということも。
 しかし、乳首の勃起を知識で知っているのと現実に勃起した乳首を見るのとではあまりにも衝撃が違った。
 勃起した乳首は痛々しそうな雰囲気の中に美しさを併せ持っており、息を止めて見惚れてしまうほどだ。
 それに、アクアがここまで乳首を勃起させたのは自分が愛撫したことによるものだというのが嬉しさとしてこみ上がってくる。
 つまり、今、目の前にある勃起した乳首はアクアが自分の愛撫で気持ちよくなってくれている証拠なのだ。
(アクアにもっと気持ちよくなってほしい)
 ヒューゴは美巨乳を揉みながら乳首を吸うだけでなく、時折歯で軽く噛んで引っ張ったり、離したり、舌で乳首の頂上をつついたりしてあげる。
「んう……う!……ああ!……」
 アクアの声に切なく、苦しいものが多くなる。しかし、抵抗は全くない。抵抗の無さはヒューゴにもっと好きにされたいことを伝えるかのようだった。
「アクア気持ちいいか?」
 ヒューゴが美巨乳の突起を親指で押しながら回して弄ぶ。
「う……うん……とっても気持ちいい……身体の奥がつつかれるみたい……でも、やっぱり恥ずかしい気持ちもあるの……」
 アクアは恥ずかしさに顔を染めながらも気持ちよさを隠さずに伝える。
「ありがとうな……恥ずかしいのを我慢してくれて」
 ヒューゴは乳首へのしつこい愛撫を止め、再びアクアの唇を奪った。
 パートナーは恥ずかしいのを我慢して美しい身と心を弄ばせてくれている。
 男として嬉しく、誇らしいことであった。
「「ん……」」
 重なった互いの手が自然と繋がる。
 男の手はゴツゴツしていてとても逞しく、女の手は細くて簡単に折れてしまいそうだが柔らかかった。
 唇を離した二人。
 表情が告白のときと同じぐらい真剣なものとなっていた。
 アクアは知っている。
 自分が次にどこを見られるのか、愛されるかを。
 そこは、女の最も恥ずかしいところ……。
「アクアの……一番恥ずかしいところを愛させてくれ」
「はい……」
 アクアの全身から、特に腰から下の力が完全に無くなる。
 恐怖はいつのまにかほとんど消えていた。
 ヒューゴは自分を優しく愛撫をしてくれている。
 パートナーの優しさに自分も応えたい。ここから先のことはたとえ力づくでされてもかまわない。
 あるのは恥ずかしさと自分はどう愛されるのだろう?どう変わってしまうのだろう?という好奇心のみ。
0079ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
 パートナーから力が抜けたことを感じたヒューゴはアクアの喉元にキスすると鎖骨、乳房、乳首、肋骨からへそへと上から下へ舌を這わせていく。
 ヒューゴの頭がアクアの最も恥ずかしい部分へ頭が下がっていくほど二人の心臓が破裂しそうなほど強く鳴り響いていく。
 そして……いよいよアクアの股間へとヒューゴの頭が到着する。
 両腿できっちりと閉じられている内側に、隠すことのできない割れ目が見えているだけじゃなく、女の香りが最も強く放たれていた。
(ここが……アクアの……)
 ヒューゴは緊張に震えながらアクアの脚に手をかけて持ち上げ、ゆっくりとMの字に開く……。
 抵抗は全くない。むしろアクアが自ら脚を開いてくれたのではないか?と思えるほどであった。
 アクア本人以外、見たことも触れたこともない秘所がとうとう異性の前にさらけ出された……。
 直後、二人は時が止まったかのように全てを硬直させる。

「……」
 最も恥ずかしい場所を男に見せることになり、今にも泣きそうなぐらいの恥ずかしさで言葉を出せない女。
「……」
 初めて女の秘所を目の前にし、その美しさと漂ってくる香りに魅せられて言葉を出せない男。
 辱めを受けるほうと辱めるほうとの違いはあるが共に何も言えないし何もできなかった。
 
 ヒューゴの前にさらされているアクアの恥丘と割れ目……。
 外観は盛り上がりこそ他の女とほとんど違わないのだが色は男の股間を直撃する絶妙なピンク色をしており、真ん中を走る割れ目は貝の口のように一直線に閉じて懸命に女の秘密を守っている。
 ここの内側にはアクアが男を受け入れるための秘密の場所があるのだ。
 アクアはパイパンのため、視線を遮るものが全く無いのがまたヒューゴの興奮を高める。
(見られてる……私のあそこが……一番恥ずかしいところが……)
 自分でもじっくりと見たことがない秘密の場所を凝視されるアクアは心臓を高鳴らせ続け、息を荒げる。
 あそこから伝わってくる感触は乳首をじっくりと見られたときと同じものだ。
 視線が割れ目へ突き刺さってくる。
 しかも、視線の力は乳首を見られていたとき以上に力のこもったものであった。
 秘部を見られる行為はアクアの羞恥心を徹底的に刺激し、口から心臓が出ていくのではないかと思えてしまうぐらい心臓を脈打たせる。
 しかし、アクアは決して脚を閉じようとはしない。
 ヒューゴに見てもらうため、本能で閉じようとする脚を懸命に理性で押さえつける。
 本能と理性の戦いはすごく、下半身が小さく震え続けていた。

(なんて……綺麗なんだ……)
 ヒューゴは眼前にひろがるパートナーの下半身の綺麗さと放たれる女の香りに頭が沸騰する思いであった。
 恥ずかしさを堪える震えに併せてちょっとだけ割れ目が動くのがまた嫌らしくも美しい。
(アクアは俺のために我慢してくれている……)
 今、アクアは間違いなく生きてきた中で一番恥ずかしい思いをしているのは間違いない。
 なのに、彼女は身体を震え続けさせながらも脚を開いてくれている。秘所をさらし続けてくれている。
 ヒューゴはアクアへの愛しさが大きくなるのを自覚しながら舌を出し、縦に割れた筋を舐め出す。
「う……あ!……」
 アクアは突如、背中に指を這わせられる感触の数倍強いゾワゾワ感を股間から感じ、腰を跳ねさせた。
 声が可愛さに満ちていることから、苦しみではなく、悦びを感じていることは間違いない。
 ヒューゴは筋を何度も往復するように舐める。
 その度にアクアは可愛い声を発しながら腰を跳ねさせるのだが、アクアの身体は既に次なる変化を起こしていた。
 割れ目のずっと奥から小さな滴を沸き立たせだしたのだ。
 滴が……愛液が一滴、割れ目の筋を流れ落ちる。
(……は?!……)
 アクアは自分の身体から一滴の愛液が漏れ出たことを感じた。
 しかし、その愛液はすぐさまヒューゴに舐め取られた。
 ピチュ……。
 水気を含んだ音が響く。
0080ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
(!!)
 アクアの身体にとりわけ強いゾワゾワ感が走るのと同時に耳から体液が舐められた音が入った次の瞬間、アクアの身体の奥が疼いた。
 疼きは次々に愛液をトプトプと産みだし、止まることなく割れ目から溢れさせてだす。
 まるで割れ目が「もっと……舐めてもいいよ……」と言っているかのようであった。
(と……止まらない……)
 アクアはなんとか愛液が漏れるのを止めようと下半身に力を入れるが密の流出は止まらない。
 しかも、ヒューゴが一旦、舐めるのを止めて再びヴァギナを見つめている。
 視線が突き刺さる度にアクアは愛液を漏らし続けた。

(これが……アクアの味……)
 愛液の流出を見続けるヒューゴの口の中に密のような味がひろがっている。
 これこそがアクアの「女」としての味……。
 苦みや表現しにくい味は全くなく、甘味が全ての成分なのではないかと思ってしまうほどに甘い。
「もっと舐めさせてくれ……」
 甘味を味わい続けたいヒューゴが割れ目を執拗に舐めだした。
 しかも、割れ目にキスをしながら吸い上げてみたり、舌を割れ目の深くへ入れようと懸命にねじ込む。
 チュプチュプ……チュプチュプ……チュプチュプ……
 水気を増した音が音が響き続け、アクアはヴァギナを舐められる快楽に、ヒューゴはアクアの密に夢中になっていく。
「ヒューゴ……そこ……恥ずかしいけど、気持ちいい……」
 アクアはヒューゴの頭へ手を乗せながら艶に満ちた声で自分が気持ちよくなっていることを伝えた。
 ヴァギナ全体が熱く、アクアの香りがむせかえりそうなほど強くなっており、跳ね続ける腰に止まることのない愛液の噴出がそれを証明している。
 アクアの身体はスタイルが極上なだけでなく、快楽に敏感であることはもはや間違いない。
(もっと気持ちよくなってくれ……)
 ヒューゴはアクアにもっと気持ちよくなって欲しい一心でヴァギナを舐め続ける。
 舌が割れ目をつたう度に水音が強く響き、愛液の湧く量が多くなっていく。
「ん!……ん!……んん!」
 アクアは腰の跳ねを小刻みにして、口からは聞き取りにくい呻き声を発しだした。
 顔はボウッとした表情となり、声の調子はより艶に満ちている。気持ちよさの限界が近いのだろう。
 ヒューゴはアクアに壁を越えてもらうべく、更なる愛撫へと移る。
 再び顔を離し……両親指と人差し指を秘密の唇に添え……緊張に手を震えさせながら……ソッと唇を開く……。
 プツ……
 アクアの秘密の扉が開けられた音が響いた。
 秘密の扉の内側にあったもの……それはピンク色に輝き、トロトロとした愛液に満ち、アクアの呼吸にあわせて小さくひくつく肉壁と……。
 既に半分以上勃起し、外気から守っている皮を今にも破ろうとしているクリトリスと……。
 きつくすぼまり、中を絶対に見せまいとしている尿道と……。
 肉壁と同じく呼吸にあわせてひくつき、尿道とは違い、ピンク色の入口をほんのちょっとだけ開いている膣口であった。
 とうとう、アクアは秘密の場所全てをヒューゴに見られてしまった。
0081ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
「!!」
 ヒューゴはアクアのヴァギナの美しさ、神秘性にたちまち魅せられてしまった。
 同時に、アクアは全てが美しいことをあらためて思い知らされた。
 性格、外観だけでなく、身体の内側まで美しいとは……。
 考えればヒューゴは告白後、アクアの美しさに何度もまいってしまっている。愛の行為が終わるまであと何度まいらされてしまうのだろうか?いや、きっと……永遠にまいらされ続けるのだろう。
 そんな奇妙な確信がヒューゴに芽生える。
 そして、自分はこんなに美しい女性に童貞をささげることができるのだ。嬉しさ以外なにがあろうか。
「綺麗だ……」
 ヒューゴから出てきたのはこの一言だけであった。それ以外、アクアのヴァギナを言い表せる言葉が見つからなかった。
(……は?!)
 頭を朦朧とさせていたアクアはヴァギナからの感触とヒューゴの言葉により、瞬間的に頭を覚ました。
 そして、とたんに耳まで真っ赤にし、初めてあそこを見られたときと同じく息を荒げだす。
 開かれたヴァギナを閉じようにも、そんな器用なことはできないし、ヒューゴの指によってしっかりと広げられている。
 アクアは身体の奥まで見つめられることとなってしまっていた。
「あ……あんまり見つめないで……もっと恥ずかしくなっちゃうから……」
 アクアは声をかすれさせながらヒューゴに視線をそらすよう懇願するも願いは聞き入れられない。
 ヴァギナの愛撫はより強いものへとなっていく運命であった。
 ヒューゴはクリトリスへと手を伸ばし、まだ少しだけ被さっている皮を完全に剥いてあげた。
 女のペニスといえる部分が外気にさらされる。
 とたんに鋭い快楽が腰から走る。その鋭さは乳首を愛されていたときに感じた針で刺されるようなものよりもずっと強かった。
「あああああああああ!!」
 アクアはひどく強い快楽に襲われ、思わず悲鳴をあげてしまった。
 しかし、その快楽はまだ始まりにすぎない。
 ヒューゴが敏感な芽を口で愛撫しだしたのだ。
 上下の前歯で軽く噛み、吸い上げると根本をほじるように舌を動かす。
 クリトリスを抜いてしまうのではないかと思うぐらい熱く、丹念な愛撫であった。
 グミのような柔らかさと多大な熱を持った芽がいいように弄ばれる。
「そ、そこだめ!気持ちよすぎるの!」
 とりわけ敏感な部分に途切れることのない刺激を受け続けるアクアがイヤイヤをするかよのうに腰を振り出す。
 ヒューゴはとっさに太股を掴むよう腕を動かし、アクアが逃げられないよう固定すると顔を押しつけて肉壁とクリトリスを舐める、噛む、吸い上げる。
 更に舌で尿道をつついた後は膣口の中へと先端を入れて膣内をかき回す。
「う……うう!!」
 秘密の場所を弄ばれる恥ずかしさとパートナーが与えてくれる電撃にアクアはいろいろな感情が混ざりあい、何をしていいのかもわからなくなる。
 最も正直な反応をしているのは身体で、ヴァギナを愛撫されるほど愛液の湧き出る勢いを増していく。
 水音が「チュプチュプ」という音から「クチュクチュ」と更に嫌らしく恥ずかしい音へと変わった。
 ヒューゴが乳首を吸うときのようにクリトリスを吸う。
「ああ……!!」
 アクアは再び可愛い悲鳴をあげると膣口が愛液をドプリ!と大量に吐き出した。
 ヒューゴはその反応が嬉しくてもっとアクアに悦んでもらうべく、しつこく愛撫を続ける。
「あ!!ヒューゴ……そこばかり愛されたら……あ……あ……何か来ちゃう!」
 アクアは液体が下半身へ急速に溜まっていくのを感じていた。
 だが、尿がたまっているときのような不快な感じが全くない。
 身体は「今までに感じたことのない気持ちよさが来るから堪え続けろ」と言っているかのように液体を溜めていく。
 恥ずかしさにのたうち回っていた本能も身体に従いだしていた。
 その証拠に口ではヒューゴに愛撫を止めるよう懇願しているのに身体は愛して欲しい場所をヒューゴの顔へと押しつけている。
 湧き出る愛液は溢れる度に甘味を増し、ヒューゴの口の中を甘味のみで征服していく。
 ヒューゴは思いつく限りの方法でクンニを続ける。
 強弱をつけてクリトリスを噛み、舐め、指でノックしたり、肉壁を舐めながら膣口をほじる。
 そして、ヒューゴがクリトリスを歯と舌で挟みながら強くすりつぶすように転がした瞬間、アクアの我慢は突然限界を越える。
「ああああああああああああああああああ!!」
 アクアは全身を硬直させながら尿道より無色無臭の液体を噴水のように噴き出した。
 それはアクアにとって生まれて初めての潮吹きであった……。
0082ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:rGxwVs5K
 シャアアアアアアアアアアアアア……
 噴水はヒューゴが全て口の中で受け止める。
 しかも、なんの迷いもなく喉を鳴らせながら潮を飲んでいく。
「いやああああああああああ!!止まって!!止まってえええええええええええ!!」 
 アクアは自分が潮を吹いてしまったこと、ヒューゴが潮を飲んでくれることが恥ずかしくて噴水を止めようと懸命に全身へ力を込めようとするが全く力が入らない。
 それどころか、ヒューゴは「もっと潮を吹いてくれ」と言わんばかりに潮を飲みながらクリトリスを噛んだり、舐め転がしたり、吸い上げてアクアを快楽から逃さない。
「ああああああああああああああ!!」
 クリトリスが何回か軽く噛まれた後、とどめを刺すように強く噛まれた瞬間、アクアは再び潮を吹いた。
(もっと飲ませてくれ……)
 パートナーが自分の愛撫で昇ってくれた!しかも大量に潮を吹いて!!
 ヒューゴは大切な女性(ひと)にもっともっと悦んでもらうため、宝石を転がしつづける。
「う……うう……あ……あああああああああああ!!」
 アクアが三度昇ったのはすぐであった。
 尿道から三度目とは思えないほどの噴水が出てくる。
 ヒューゴは潮を全て飲んだ後にようやく口を離した。
 アクアの割れ目が恥ずかしさを隠すようにすぐさま閉じたが下半身全体が小刻みにふるえている。まだ、大きな余韻が残っているのだろう。
 ヒューゴは嬉しかった。パートナーがこんなに震えるほど気持ちよくなってくれたことが。
 しかし、
「ヒック……ヒック……」
 誰かがシャックリを繰り返す声が耳に届く。調子からすると泣いているかのようであった。
(は!?)
 ヒューゴが慌ててアクアの顔を見る。
 アクアは大粒の涙を流し続けながら口を押さえ、シャックリを繰り返していた。
 ヒューゴに聞こえたのはアクアのシャックリと泣き声だったのだ。
「ア、アクア?!どうした?!」
 ヒューゴは更に慌ててしまい、アクアに覆い被さると優しく抱きしめ、髪を撫でる。
 アクアはなおも身体を震え続けさせ、ようやく口を開いたのは数十秒ほど後のことであった。
「ヒューゴ……あんなに恥ずかしいことをされたら……私、もう……ヒューゴのお嫁にしかなれない……」
 アクアが泣いていた理由。
 それは徹底的に辱められたことで感情を爆発させてしまったことが原因であった。
 思い返せばアクアは全てをヒューゴに任せ、されるままであった。
 しかも、何もかもが初めてのことばかりなので感情が爆発しやすい条件が揃っていたのだろう。
0085ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:aVpr36jA
 ヒューゴは考える。
 アクアだけに恥ずかしい思いをさせ続けたくない。
 辱めを受け続けたアクアは「もう、ヒューゴのお嫁にしかなれない」とまで言ってくれた。
 ならば、自分も辱められたい。アクアの夫にしかなれなくしてほしい。
 ヒューゴはアクアを再び優しく抱きしめ、長く舌を絡めるキスの後、彼女の耳元で話しかける。
「アクア。頼みがある……。聞いてくれるか?」
「うん……」
「今度は……アクアが俺を辱めてほしい」
「え?」
 アクアは目に涙を溜めたまま言われたことがわからない顔となってしまう。
 ヒューゴはアクアの目を見つめると
「俺が……アクアを泣かせてしまったことと同じことを俺にしてほしい……アクアだけに恥ずかしい思いはさせない」
 さっき言ったことを具体的に伝えた。
 つまり、アクアの口でヒューゴのあそこを愛してほしいということを。
(は!?)
 アクアはヒューゴが何を望んでいるのかをすぐ理解した。
 同時に泣いていたのとは別の恥ずかしさで顔を真っ赤にしてヒューゴの目を見つめた。
「「……」」
 何度目かわからない見つめあい。
 ヒューゴの目はアクアに詫びるものとなっており、アクアの目は戸惑いに満ちたものとなっていた。
 しかし、アクアはすぐさま決意に満ちた目となると、
「ヒューゴを……愛させて」
 パートナーのあそこを愛したい旨を伝える。
 ヒューゴは自分を泣かせたことと同じことをしてほしいと言ってくれている。それにヒューゴは自分が泣いてしまうくらいの気持ちよさを与えてくれた。
 次は自分がヒューゴを愛し、気持ちよくなってもらう番。自分だけが気持ちよくなるのは嫌であった。
「頼む」
 ヒューゴはアクアを抱きしめると身体ごと転がり、二人の上下を逆にする。
 そしてアクアが一旦離れた後に上半身を起こし、後ろに手をついた。
 脚もさっきのアクアのようにMの字に開く。
 ヒューゴの剛棒がアクアに見えやすい形となった。
 剛棒は天めがけて盛大に勃起しており、血管が浮かび上がるほど脈打ち、先端には小さな先走りを浮かべている。
 アクアはさっき見たものとあまりに違った形となった剛棒に目が釘付けとなってしまった。
0086名無しさん@ピンキー2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:aVpr36jA
「ヒューゴ……あの……」
 そして正座し、驚きに口を押さえる。
「ああ……アクアを愛しているうちに、こうなった」
 対してヒューゴは落ち着き払った声で自らのものを存分にパートナーへさらす。
「そ、そうなんだ……」
 アクアは勃起した剛棒から目をそらせない。
 興奮すると男の股間はどうなるかということは知っている。
 しかし、その膨張率はアクアの想像をはるかに越えていた。
 目の当たりにするまで、男のペニスは勃起すると平常時の一回りか二回りぐらい大きくなるものなのだろうと思っていた。
 だが、今、目を釘付けにされている剛棒の大きさはなんたるものだろう。一回りや二回りどころの話ではない。
 もしかして、ヒューゴはもともと大きなものの持ち主なのではないだろうか?とすら思えてしまう。
 事実、ヒューゴ本人に自覚はないが、彼の剛棒は他の男と比べても大きい。
 パイロットとしての度胸がそのまま現れていると言えるほどだ。
 だからアクアは平均よりもかなり大きな剛棒を見ていることになるのだが、今夜初めて剛棒を見るアクアにそんなことはわからない。
「アクア。もっと近くで見てくれ」
「う、うん……」
 アクアは四つん這いとなりながらヒューゴの股間に近づいて剛棒を見つめだす。
(こ、これが……男の人の……)
 初めて見る勃起した男性の象徴は先端が赤黒く、尿道の先端は滴をたたえ、茎は真っ赤に近いピンク色をし、脈打ちながら熱気を放っている。
 見ているだけで恥ずかしくなり、心臓が高鳴るが、パートナーが自分の裸でこうなってしまったことを思うと不思議と愛おしい部分に思えてくる。
 触るとどういう感触が伝わってくるのだろう?
 アクアがそう思っていると……
「触ってくれるか?アクア」
 ヒューゴはアクアがどう思っているのかを知っているかのように触ってほしいことを伝えた。
「うん……」
 アクアは言われるままに剛棒へ手を伸ばし、両手でソッと包む。
 両手に鉄のような硬さと肉のしなやかさを持った灼熱の棒特有の感触が伝わる。
「く……!!」
 ヒューゴは剛棒を触られた瞬間に身を震わせた。
 パートナーに触られただけで大きな快楽の電気が走ったのだ。
「あ……!だ……」
「大丈夫だ。触られたのが気持ちよかったんだ」
 アクアが「大丈夫?」と訊く前にヒューゴは身を震わせた理由を話す。
 自分で触るとなんともないところなのに、パートナーに触られただけで身が震えるほど気持ちいいとは……。
 ヒューゴが今感じている気持ちよさはさっき、アクアが感じていたものと同じものであった。
「よかった……」
 アクアの表情が安堵したものとなる。
 それにしても、手に伝わってくる剛棒の熱さと逞しさはなんたるものだろう。
 触っているだけで頭が高ぶってくる。
(もうすぐここで……)
 アクアが近い未来を想像していると……。
「愛してくれ……アクア」
 ヒューゴから愛して欲しいという言葉が発される。
 ……コクン……
 アクアは無言で頷くと再び剛棒を見つめた。
 パートナーは自分の身体で興奮し、ここを勃起させてくれているだけでなく、愛させてくれる……。
「私でこんなに……嬉しい……」
 アクアはパートナーを愛せる喜びを噛みしめながらも心臓が破裂しそうなほど胸を高鳴らせ、亀頭へキスの雨を降らせだす。
0087ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:evb/LKek
 チュ……チュ……チュ……チュ……チュ……
 赤黒い肉の塊に美女がキスを繰り返す光景は非常に男の興奮を誘うものであった。
「く……!」
 ヒューゴは亀頭にキスされる度に呻き声をあげ、身体を小さく震えさせる。
 初めて愛される剛棒から伝わる強い痺れは歯を食いしばらないと耐えられないほどのものであった。
 だが、痺れは更に強くなる。
 ヒューゴが悦んでくれていることを知ったアクアが亀頭を舐めだしたのだ。
 最初はゆっくりと、少しずつ少しずつ早く、丹念に舐め、エラにも舌を這わせる。
 ヒューゴの背にゾワゾワしたものが休みなく走る。
 それに呼応するかのように亀頭の割れ目から滴が多く溢れだした。
 アクアは少し苦い滴を舐め取りながら次の愛撫を始める。
 全身が心臓になったかのような鼓動に襲われながら口を開いて……なんの戸惑いもなく剛棒を口の中へ含んだ……。
「ん……んむむむむむ……んぐ……ん……うぐ……」
 しかも、初めて剛棒を口に含むというのに深く深く、限界まで呑み込み、動かしにくい舌をなんとか動かして気持ちよくなってもらおうと懸命に口の中をモゴモゴさせる。
 ヒューゴはアクアに自分を辱めて欲しいと言ったが、今の状況ではアクアに奉仕させているという表現のほうが合っていた。
「ん……んぐ……ん……」
 アクアはヒューゴを呑み込みながら頭を前後させだす。
 こうすると男が悦んでくれるという知識に従っての事であった。
 歯を立ててしまわぬように意識しながら喉輪まで呑み込み、必死に剛棒を愛する。
 ヒューゴの股間はアクアと同じ無毛のため、呑み込まれるのをじゃまするものが一切ない。
 よって、アクアは頭を前後させる度にヒューゴのものをより深く呑み込んでいく。
「んぐ……う……うむ……う……うぐ……」
 息苦しさのため、目尻には涙が浮かんでいた。
 だが、それでも剛棒を呑み込むのを止めない。
「アクア。ありがとうな……」
 ヒューゴはアクアがたまらなく愛おしくて礼を述べた。
 後ろに手を着いているため、髪を撫でてあげられないのが残念だった。
 礼を述べられたアクアは剛棒を深く呑み込んだまま、ヒューゴの目を見つめる。
 その目は何かを心配する目であった。
(気持ちいい?……痛くしていない?……初めてだから下手じゃない?)
 アクアの目はそう言っていた。
 初めてのフェラチオが恥ずかしかいが、自分の恥ずかしさよりもヒューゴが気持ちよくなってくれているかのほうが彼女にとって重要だった。
 自分を泣かせてしまうぐらい気持ちよくしてくれた男性(ひと)を愛せているのに気持ちよくしてあげられなかったらどうしよう?という思いからであった。
 目に溜まっている涙は恥ずかしさ、息苦しさよりも相手が気持ちよくなってくれているか?という不安がそのまま出ていた。
「気持ちよくないわけないだろ?アクアが……一番好きな女が愛してくれているんだぞ?むしろ、堪えるほうが大変だ」
 ヒューゴは本心を隠さずに告げる。
 アクアのフェラチオが上手か下手かなんてわからない。生まれて初めてしてもらっているのだから。
 だが、アクアが懸命に愛してくれていることで発生している快感は身体全体、特に腰を中心に蓄積していっており、爆発しないように堪えるのが精一杯であった。
(本当……?)
 再びアクアの目が語る。
「ああ。続けてくれ。俺はアクアに辱められたいと言っただろ?アクアは俺のすることを全て受け入れてくれた。だから今度は俺にアクアを受け入れさせてくれ」
(ヒューゴ……)
 パートナーが続きを求めてくれる……。
 不安の涙が嬉し涙へと変わった。
 アクアは涙を止めることなくさっきよりも丹念にヒューゴを愛しだす。
0088ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:evb/LKek
「んん……」
 亀頭だけを加えると尿道を舐め、エラの部分へほんのちょっとだけ歯を立てた後、
「んんん……んむむむ……」
 深く深くヒューゴを呑み込んで頭を前後に振る。
「ん……んちゅ……ちゅ……んぐ……れる……ん……ん……うぐ……くち……ちゅむ……ちゅ……んん……うく……んむ……んち……んむ……」
(変な気持ち……頭の中がポォっとしてきちゃう……ヒューゴ……ヒューゴ……)
 アクアはフェラチオを続けるうちに不思議な感覚に陥っていた。
 愛している剛棒の放つ熱が口から頭へと伝い、口と頭を浸食していくのだ。
 浸食された頭の思考力は鈍り「もっとヒューゴを愛したい」という想いだけを身体へ伝える。
 身体は想いに従い、更に熱っぽくフェラチオを続ける。
 ヒューゴの剛棒は口の中で転がされる度に唾液にまみれ、怪しく輝き、聴いてるだけで剛棒が更に勃起しそうな嫌らしい音、声とともに呑み込まれる。
「ん……うむ……んむ!……んん」
 アクアはヒューゴの剛棒全てを呑もうとするが剛棒は大きく、全てを呑み込めない。
 呑み込めない部分をどうすれば愛せるのかを一瞬、考える。出た答えは自らの美巨乳で剛棒を根本から挟むことであった。
 アクアは美巨乳を自分の手ですくい上げるように持つと亀頭の部分だけを口に加えるよう頭を上げ、亀頭から下を美巨乳で挟んだ。
 美巨乳に挟まれる剛棒は美巨乳を火傷させてしまうのではないかと思うぐらい熱く、挟んだところから美巨乳をとろかしそうであった。
(熱い……)
 アクアは胸から伝わる熱に再び身体を疼かせだす。
 そして美巨乳で剛棒をフニフニと挟みながら亀頭を舐めわし、吸い、歯を立てる。

 たまらないのはヒューゴだ。
 アクアが愛してくれているというだけでも長く我慢できないぐらい気持ちいいことなのにパイずりされることによって更なる高い快楽を思い知らせられてしまった。
「く!!」 
 手を着いていることができなくなってしまい、背中から倒れる。
 ヒューゴの動きに併せてアクアも動くとそのままパイずりとフェラチオの二段攻撃でヒューゴの剛棒を愛する。
「アクア!す、すまない!!我慢できない!!」
 ヒューゴはアクアの髪を撫でながらなんとか限界を訴える。
 もっとアクアからの辱めを受けたかったが、止まることなく、快楽が高くなっていく一方のパートナーからの愛撫を耐えることはもはやできなかった。
(我慢しなくていいの……いっぱい……いっぱい口の中に出して……私で気持ちよくなって……)
「ん!……ん!……んん!!」
 ヒューゴの限界を知ったアクアは最後のスパートをかけだす。
 男が最高に興奮すると快感とともに子種を出すことは知っている。その子種をいっぱい出してもらいたい。
 ヒューゴがさっき、自分の潮を全て飲んでくれたように自分もヒューゴが出してくれた子種を全て飲みたい。
 パイずりを止め、剛棒を美巨乳から解放すると頭を振り、手を使わずに口だけで愛する。
「ん!……ん!……むちゅ!……んち!……あむ!……うく!……ん!……んん!!……ちゅ!……むちゅ!……うちゅ!……ん!!……んんんんんんん!!」
 アクアが全力で剛棒を吸い込んだ瞬間、
「ア、アクア!!……く……!!!」
 びゅるるるるるる!!どぷぷぷぷぷ!!ドクドクドクドクドクドク!!
 ヒューゴは奥歯をすりつぶしそうなほど歯を食いしばり、腰を痙攣させながら盛大に子種を発射した……。
「んん?!んんーーーーーーーーーー!!」
 アクアの口の中に突如広がった大量の粘性の液体。アクアは一瞬、口の中で何が起きたかわからなかった。
 しかし、液体がヒューゴが出してくれた子種であることを知ると迷わず液を飲みだす。
0089ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:evb/LKek
「んん!……ん!……うぐ!……うう……ん!……んんん!……」
 子種はその粘性のため、飲みにくい。しかし、アクアは苦しそうな声を発しながらも無理矢理に飲んでいく。
 今、口の中に放たれているのはヒューゴが快楽に我慢できなくなった証なのだ。
 そう思うと一滴も飲みこぼしたくない。
(ヒューゴ……もっといっぱい出して……)
 アクアは子種を飲みながらも頭を振り、尿道を舌先でほじり、エラを歯で撫でてあげ、ヒューゴに更なる射精を促す。
「ア、アクア!……まただめだ!!」
 ビュルルルルルルルルルルル!!
 ヒューゴが再び絶頂に昇り詰める。
「んん?!……んく……うむ……ん……ん……ん……ん」
 アクアは再び口内にばらまかれた液体を苦しそうに、しかし、喜びを持って飲んでいく。
「アクア……」
 ヒューゴは何とか右手を動かし、精一杯の優しさでアクアの髪を撫でてあげる。
 自分の精液全てを飲んでくれる健気なパートナーに少しでも気持ちを伝えたかった。
(ヒューゴ……優しい……)
 アクアはパートナーの手に撫でられる気持ちよさと子種を飲むことに夢中となる。
 ヒューゴの射精がようやく止まったのはそれから少したったころであった。

「んん……」
 ヒューゴの射精が終わった後、アクアは剛棒を口でぬぐうように顔を離す。
 ようやく、ヒューゴの剛棒は快楽から解放された。
「気持ち……よかった……?」
 アクアが再び正座しながら不安な表情で訊く。
 ヒューゴは身を持ち上げ、あぐらをかくように座って、
「気持ちよかったなんてものじゃなかった……体の中身全てをアクアに出してしまうんじゃないかと思った……。これで俺もアクアに辱められた。俺はもうアクアの夫になるしかない」
 と、荒い息をつきながら感想とアクアに辱められたことにより、アクアと共にいることしかできないことを述べた。
 事実、アクアのフェラチオはヒューゴにとって「こんなことが世の中にあるのか」と思わせるほど大きな快楽であった。
「ヒューゴ……」
 アクアの目に涙が浮かぶ。パートナーが自分の愛撫で気持ちよくなってくれたこと、もはや自分を嫁にもらうしかないと言ってくれたことが泣くほど嬉しかった。
「アクア……」
 ヒューゴがアクアを抱き寄せ、ベッドへ押し倒す。
 とうとうその時が来たのだ。
 もう、二人には夫婦になるしか道は残されていない。
 それは互いに望むところ。
「アクア……俺の妻になってくれ……」
「はい……私をヒューゴの妻にしてください……私の旦那様になってください」
 二人は見つめあい、自然とプロポーズの言葉を交わす。
 まるで、それがずっと前から決まっていたかのように。
「「ん……」」
 そして、誓いのキス。
 後には最後の儀式が待っている……。
0090ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:evb/LKek
 ヒューゴはアクアの足を再度Mの字に開くと何度も射精したとは思えないほど逞しい剛棒を割れ目にあてがう。
 膣口の位置がわかりにくかったが、幸いすぐに亀頭が膣口に当たった。
 クチュ……
 膣口と亀頭がキスしたとき、湿った音が響いた。
 同時に二人の腰が小さく揺れる。
 膣口と亀頭にとろけるような感触が走ったのだ。
「「……」」
 二人は時間が止まったかのように言葉無く見つめ合う。
 今から二人は夫婦となるべく最後の壁を二人で越える。
「……」
 ヒューゴの目に力がこもる。
「……」
 アクアの目にも覚悟が宿る。
 一つになることの恐怖はどうしても全ては消えていない。が、相手がパートナーなら大丈夫だという確信は消えていない。
 そして、アクアはヒューゴを軽く抱くかのようにヒューゴの肩へ手を乗せる。
「行くぞ。アクア」
 少しでもアクアに恐怖感を与えたくないヒューゴがその時を告げた。
「はい。あなた」
 アクアからの返事は即答であった。
 しかも、信頼を込めた口調でヒューゴを「あなた」と呼んだ。
 今、言ってくれた「あなた」は今までの「あなた」とは違う意味が込められていることがヒューゴにはわかった。
「俺をあなたって呼んでくれるのか?」
「はい。私は今からアクア・メディオになるのですから」
 アクアはそう言うと、ヒューゴが入りやすいように若干腰を浮かせた。
 アクアは妻となってくれるだけでなく、生まれた家の名を捨て、メディオの名を名乗ってくれる。
 ヒューゴにとって身悶えしそうなほど嬉しいことであった。
(アクアを……妻を大切にしなくてはならない)
 妻となってくれる女性(ひと)はヒューゴの一生をかけてでも守らなくてはならいほどの存在なのだ。
 ヒューゴの決意が揺るがないものとなる。

「アクア。もう一度、俺を呼んでくれるか?」
「……あなた……」
 アクアは母を思わせる笑みでヒューゴを呼ぶ。
 今、ヒューゴはアクアが母になったときの顔を見ているのだろう。
 そして、二人は……
「「ん……」」
 あうんの呼吸でキスをして見つめあい、
 コクリ……
 頷きあった直後に、
「「ん!!」」
 ヒューゴが一気に腰を進めることで二人は一つになる。
 ブチブチブチブチ!!ゴリリリリリ!!
 膣内に入ってきた剛棒は処女膜を一瞬の抵抗すらさせずに破り、最奥にある子宮を力任せに突き上げた。
0091ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:evb/LKek
今宵はここまでです。
ようやく結ばれた二人です。
ここまで読んでもらえた方、ありがとうございます。
ここからまた長いですがよろしくお願いいたします。
続きは今夜UPします。
0092名無しさん@ピンキー2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Qtqd+utp
ブラックコーヒーをよこしやがってください☆ウボアー
0094ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
>>42
です。
22:00より続きを投下します。
0095ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
「あ……あああああああああああああああああああ!!」
 室内に響くアクアの悲鳴。
 二人はこのとき、完全に特別の関係となった……。
 童貞と処女を捧げあい、最も深い意味のパートナーである「夫婦」となった……。
「あ、あなたあああああああああああああ!!」
 アクアがおこりにかかったかのようにピックンピックン腰を跳ねさせ、ガムシャラに頭を振りだす。
 処女を失った痛みはまさに身体を裂かれるという表現以外あてはまる物がなかった。
 その痛みを表現するかのように剛棒を受け入れたところからは真っ赤な血筋が大量に流れ出ている。
「ああ!!あ!うぐ!う!……うう!!」
 アクアの美しい顔が苦しみに歪む。
 目をきつく閉じて歯を食いしばり、なんとかして痛みを逃がそうと全力で身体をのたうちまわらせる。
 しかし、痛みは全く小さくならない。
 元凶である剛棒を持つヒューゴがより覆い被さり、両脇から手を通して後ろから両肩を押さえつけ、腰を押しつけてくるのだから。
 その行為は入ってきた異物を拒もうとうごめく女壁を力づくで屈服させ、子宮を突き上げる。
「あ!あぐ!!あああ!!ひぐ!!うっ!!く!!ふあ!!ああああああああ!」
 ヒューゴの腰が押しつけられる度に子宮を強く突き上げられるアクアは自分から腰を跳ねさせてなんとか子宮を苦しみから逃れさせようと
するが跳ねた腰が戻ると再び亀頭がゴリッと子宮を叩く。
 だから腰の跳ねが止まらない。苦しみも止まらない。
 更に初めて剛棒を受け入れた膣壁が無理矢理に広げられ続け、熱で焼かれ続けているので膣全体も苦しい。
 アクアができるのはもがき続けることと悲鳴を発し続けることだけであった。
(旦那様がどんどん入ってくる!!苦しい!!お腹が!!)
 容赦なく女になった苦しみを味あわされるアクアは涙をまき散らし、ヒューゴの背に爪を立てる。
 しかし、両足は出せる限りの力でヒューゴの脚に絡め、「もっと入ってきて」と身体で言うかのようにさっきよりも腰を浮かせだす。
(痛いけど……苦しいけど……旦那様にもっと入ってきてほしい!!……旦那様になら壊されてもいい!!)
 アクアはヒューゴをもっと受け入れたい想いでその身を捧げる。
 その想いは全てヒューゴへ伝わっていた。
(こんなにも俺を……)
 アクアは男にとって永遠にわからない痛みに襲われ続けているのに自分をもっと受け入れようとしてくれている!!
 痛みを与えているのは自分だというのに。
 ヒューゴはアクアの……妻の底なしな健気さに愛おしさを爆発させる。
「アクア!!……アクアあああああ!!」 
 思わず、叫びながら更に腰を進めた。
 ヒューゴはアクアに優しくしたかったが愛おしさが起こす行動は真逆で更にアクアを苦しめる。
 ゴリリリリリリリ!!
 亀頭が更に強く子宮を突き上げた。
「あなた!……あなたあああああああああああああ!!」
 アクアはまたも悲鳴を発するが、しっかりと夫にしがみつきながら腰を押しつけて夫の剛棒を受け入れる。
0096ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
「アクア!……アクア!……アクア!……」
「あなた!……あなた!……あなた!……」
 二人はそれ以外の言葉を失ったかのように伴侶を呼びながら腰を押しつけあいだした。
 相手への愛おしさが止まらない。
 特にアクアはヒューゴが入ってきてくれるなら自分がどうなろうとかまわなかった。
 夫は自分の名を呼びながらもっと自分を求めてくれている!
 なんという嬉しさであろうか。肉体は苦しいけどそれを全て消し飛ばしてしまうほどに心が嬉しい!!
「あなた!……もっと……もっと入ってきて下さい!!」
 アクアは夫の求めを全て受け止めるだけでなく、もっと求めてほしい想いを叫びながら伝え、足を絡め、止まることなく身を反らし続ける。
「アクア!……好きだあああああああ!!」
 ヒューゴもアクアが受け入れてくれる喜びに感動と感謝を募らせながら腰を進め続けた。
 ………………
 …………
 ……
 二人が一つになってどれぐらいの時が経ったのだろう?
 数十秒だろうか?それとも数十分であろうか?二人は全くわからない。
 時間がわからなくなるほどの密度の濃い時間が過ぎたとき、ようやくアクアの反りが止まった……。
 しかし、アクアの痛みは抜けきっていない。未だに全身が小さく震え続けている。
 直後、ヒューゴがアクアを逃がすまいと固定していた腕を緩め、腰の押しつけを止めた。
 無我夢中だった二人の心が急速に落ち着きを取り戻していく。
「「ハア……ハア……ハア……」」
 二人は荒く息をつきながら見つめあう。
 体中が火のように熱く、汗の量が凄い。
 まるで長時間休み無く全力疾走したかのように疲れが溜まっている。
 これほどの疲れを感じるのは共に初めてのことであった。
「「ハア……ハア……んん……ハア……ハア……ん……」」
 少し息が整ったころ、キスをし、再び見つめあいながら息を整えてまたキスをする。
 それを何回も繰り返すうちにようやく話せるぐらいまで体力が回復してきた。
「愛している……」
「愛しています……」
 話せるようになった二人が発した初めての言葉は伴侶への愛であった。
 自分達は強烈な儀式をもって夫婦となったことがやっとわかる。
 今、抱いている存在が何よりも大切で愛おしい。
 これほど強烈に想える存在はどんなことをしてでも繋ぎ止めておきたい。
 例え、邪魔に思われようが伴侶の為に尽くして尽くしてそれでも尽くしたい。
 今後、二人は抱いている存在のためだけに生きていくのだ。
「まだ痛いよな……苦しいよな……それでも俺を受け入れてくれているんだな……ありがとう……」
 ヒューゴは未だ身体を小さく震えさせ続ける妻の髪を撫でて感謝の意を述べる。ヒューゴにできる精一杯の礼と優しさであった。
 妻は破瓜の時に大絶叫し、自分を跳ね飛ばすかのごとく身体を反らせ続けた。
 未だ痛みに襲われ続けていることぐらい男でもわかる。
「あなた……優しい……」
 アクアの涙の道が大きくなっていく。夫となった男の優しさが嬉しかった。
 まだ続く痛みすらも嬉しさへと変わっていく。
「もっと優しくさせてくれ」
 ヒューゴはアクアにもっと喜んでほしくなり、優しい表情で髪を撫で続け、流れ落ちる涙を拭ってあげ、深く深くキスをする。
 アクアもヒューゴの背中に手をまわし、ゴツゴツした男の背を撫でながらよりヒューゴに密着するため足に力を入れる。
 身体の中と外から感じる男の肉体とむせかえりそうなほどの香りがアクアの身体から痛みを更に消していく。
 そして、長く続いていたアクアの身の震えも止まった……。
0097ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
(あ……お腹の中の旦那様が……)
 アクアはようやく夫の剛棒を粘膜から感じだした。
 今までは無我夢中で気づけなかったことがわかりだしたのだ。
 剛棒はアクアが口で愛したときよりも大きくなっているのではないかと思うほどに巨大で、硬く、強く脈打ちながら熱を放ち、
膣内の隙間を全て埋めつくして内からアクアを焼いていく。
 そして、亀頭によって子宮の入口が割られ、先端がちょっとだけ子宮内に届いている。
 子宮からコリコリとした硬い快感が休み無く走り、コリコリ感は剛棒の脈に合わせて強くなったり弱くなったりを繰り返す。
 それは若干の苦しみと大きな悦びの混ざった奇妙な快感で、今まで感じたことのないものであった。
 しかし、真に驚くべきなのは剛棒の大きさ、逞しさに加え、細部の形、勃起した角度などであった。
 なんと、それら全てがアクアの膣内の形と同じだったのだ。
 アクアの膣内はヒューゴの剛棒専用としか言えない形であった。
 いや、アクアの身体はヒューゴの半身だったと言い換えた方が正しいのではないだろうか?
 そう確信できるぐらい完璧に相性が合っている。
 加えて、亀頭の割れ目からトクトクと溢れている先走りがジンワリと子宮内を浸食していき、浸食されるほどに剛棒の形がよりわかってくる。
 一つになったところが完全に隙間がないばかりか、ますます夫が、半身がわかっていく。
 なんたる嬉しさであろうか……。
(凄い……お腹の中の旦那様が全てわかる……血管やツブツブまで……まるで、私の身体は旦那様の為だけに創られていたみたい……
それに、大きくて、熱くて、私の隙間を完全に埋めてながら焼いてくれて、一番奥まで届いて私を犯してくれている……)
 アクアは自分の空虚な部分を埋め尽くし、焼いていき、浸食していく半身の圧倒的な剛棒から教えられる女としての悦びに身と心を震わせ続ける。
 まるでずうっとずうっと待っていた男性(ひと)が戻ってきてくれたかのようだった。
 膣内から伝わる熱と先走りの浸食は全身へと伝導していき、より剛棒がわかるように身体を作り替えられていく。
 それが嬉しい。半身によって身体が作り替えられていくというのが嬉しい!
 これが女になるということなのか?男を知るということなのか?
 夫と一つになったばかりだというのになんたる悦びであろう。繋がり続けらどんな世界が待っているのだろうか?
(なんて幸せなの……でも、私だけ幸せなのは嫌……旦那様にも悦んでほしい……)
 アクアの想いに呼応し、膣内がいくつもの舌で剛棒を舐めるようにニュルニュルとうごめきだす。自分は身も心も悦んでいること、
夫にも悦んでほしいことを伝えるために。意識は完全に肉体を支配していた。
0098ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
 一方、ヒューゴも一つになったことの悦びを噛みしめ出していた。
 こちらもようやく無我夢中の状態から脱することができたのであった。
(これが……俺の妻の……アクアの膣内(なか)……)
 妻の膣内。そこは女を知らなかったヒューゴにとって驚きの場所であり、快楽の園であった。
(なんて……なんて一体感なんだ!……まるで、俺の身体はアクアのためだけに創られていたみたいだ……)
 まず、ヒューゴが驚いたのはアクアと同じく、伴侶との身体の相性だった。
 初めて女の中に入った自らの剛棒は大きさ、形、脈打つタイミングが全てが妻の膣内と完璧に揃っていた。
 それだけでなく、身体に無理無く自然に繋がれる角度で深く深く入っている。
 まるで、アクアは遙かな過去世からずっと自分の妻だったのでは?もしくは、ようやく再会できた半身だったのでは?
と思えてしまうほどの完璧な相性であった。
 しかも、アクアの身体はヒューゴと相性が良いだけではなかった。
 亀頭が子宮に当たると子宮はコリコリした軟骨のような気持ちの良い硬い感触を与えてくれる。
 すると入口を含む膣内全体がキュムッと締まる。同時にザラザラ、プリプリしていて非常に細かく豊かな肉ヒダがサワサワとうごめき、
全方向から柔らかく剛棒へ絡みついてくる。
 まるで、いくつもの舌で同時に愛されるかのようだった。
 しかも、膣の奥へ入れば入るほど肉ヒダのヌメりと絡みが強くなってくる。
 膣内は雪解け水のごとく多量の愛液を漏らし、シーツをぬらし続けていて剛棒との摩擦を無くし、肉ヒダがより絡むのを促進する。
 これらだけでも気持ちよいどころの話じゃないのにまだある。
 子宮口が亀頭にキスするかのように被さってきて懸命に呑み込もうとしてくれるのだ。
 その吸引力は凄く、先端が子宮内へ呑み込まれている。ヒューゴが力任せに突き上げれば亀頭は簡単に子宮へ呑み込まれるのではないかと思えるほどだ。
 コリコリ感も止まることなく亀頭に伝わり続ける。
 上記のこと全てが同時に起きているのだ。
 アクアはヒューゴとただ一つの相性を持つだけでなく、途方もない快楽をもたらしてくれる名器の持ち主であった。
「アクア……アクアのお腹の中って言葉にできないくらい気持ちいいんだな……それに、アクアのお腹の中の形が全てわかる……
俺の身体はアクアの半身として創られていたかのようだ……」
「あなた……」
 夫が自分と同じことを感じてくれていることを知ったアクアはまたも喜びの涙を止めることができなくなった。
 そして、ヒューゴの頭を抱き寄せる。
「「ん……んん……んちゅ……くちゅ……」」
 二人の舌がいやらしく絡みあう。
 一つになってのキスは自分が相手のものになったのだということと自分はかけがえのない存在を手に入れたのだということを教えてくれる。
「……私も……同じことを感じています……お腹の中のあなたが全てわかるんです……それに、この格好でいるともっとあなたがわかってくるんです」
 キスを終えたアクアは自分も夫と同じことを感じ、喜んでいることを伝えた。
 涙を止めたかったがそれは無理であった。
 男と違い、女はその身に初めて異性を受け入れるとき、途方もない苦痛を受ける。
 その苦痛を我慢して受け入れた男は半身としか言えないほど最高の相性を持つ男で、なおかつ夫であった。

 一つしかない処女をただ一人の捧げるべき相手に捧げることができたのだ。

 女として涙が抑えられなくて当然のことであった。
0099ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
「アクア……」
 ヒューゴは妻も喜んでくれていることに感謝の気持ちを込めながら妻を優しく優しく抱きしめた。
「ああ……あなた……」
 アクアもヒューゴを抱きしめる。
 二人の中である思いが芽生え、急速に確信へと変わる。
 それは「自分は今、抱かれている存在と結ばれるために生まれてきたのだ」というものだった。
 互いに辱めあい、初めてを捧げあった伴侶は身も心もただ一つの相性を誇る半身であった。
 アクアの名器とヒューゴの名刀は更に半身という麻薬を教え合うように心と身体を犯しあって相性を更に高めあっていく。
「アクア。俺はもう……アクアしか……妻しか見れない……ずっと大切にする。あの世でも生まれ変わっても妻にする」
「はい。私をずっと隣においてください……私もあなたの隣しかいられる場所がないんです……」
 二人はずっと夫婦でいること、あの世でも来世でも結ばれることを誓った。
 もしかしたら過去世でも同じことをしていたのかもしれないと思いながら。 
 二人はもうどうあっても伴侶から逃げられなくなってしまった。

(そういえば……)
 ヒューゴはあることに気づいた。
「アクア。言葉遣いが変わっていないか?」
 そう、アクアの言葉遣いが夫婦になる前と完全に変わっていた。
 さっきまでヒューゴと話すときは友人同士で話す口調だったのだが、今はTVなどで観る長年連れ添った
夫婦の妻が話すときのような丁寧な言葉遣いとなっている。
「はい……自分でも不思議なんです……でも、今の私はこう話すのが自然な気がするんです……」
 言葉遣いが変わった理由はアクア本人にもわからなかった。
 ヒューゴと一つになったことで彼女の内でなにかが変わったことだけは間違いないのだろうが。
「もしかして、変ですか?」
 アクアの表情に不安が走る。
 しかし彼女は元々、お嬢様育ちであるからなのか違和感は全くない。
 むしろ、似合っていた。良妻賢母という言葉がピッタリの雰囲気だった。
「おかしくないし変える必要もないさ。逆に今の口調のほうがアクアに似合う」
「本当ですか?……じゃあ、ずっとこのままで話しますね?」
「ああ。頼む」
「はい。あなた……また、優しく抱いて下さい……」
 ヒューゴはアクアとできるだけ密着できるように身体を重ね、キスと包容を繰り返す。
 愛撫される度にアクアの身体は悦びに震え、夫にも悦んでもらう為に膣内をよりうごめかせ、女の柔肌から何よりも甘い香りを放ちだす。
 ヒューゴは妻が与えてくれる快楽と香りに剛棒を抜き差ししたい衝動が大きくなってきてしまう。
 しかし、まだまだ妻を優しく抱きたい想いから衝動を抑え、髪を撫でたり、キスしたりの愛撫を続けていると……
「あなた………好きに動いていいんですよ?」
 アクアがヒューゴの考えを見抜いているかのように言う。
「わかるのか?」
「私は、あなたの妻ですから……」
 夫の問いにさも当然というように述べるアクア。
 ヒューゴは自分が思っているよりもアクアが自分のことを知りつくしていることに白旗をあげたい気分になってしまう。
 本音を言えば自らの半身である妻の膣内で好き勝手に動いてみたい。
 動かなくても今まで味わったことのない快感に翻弄されているのに動いたらどうなるのだろうかなど想像もできない。
 だが、ヒューゴにとっては自分のことよりもアクアのことのほうが大事であった。
「本当に大丈夫なのか?まだ痛いんじゃないのか?」
 ヒューゴはアクアがまだ痛みを感じているのではないかと思い、気遣う言葉をかける。
 その予想は当たっていた。
 アクアの身体は破瓜の痛みを完全に消し切れていない。
 剛棒を受け入れて時間が経ったためなのか、身を裂かれる痛みは消えている。だが、痛みは質と量を変えて小さくジンジンしたものとなって続いている。
 もし、ヒューゴが剛棒を抜き差ししだしたら痛みがぶり返し、再び身を裂かれる痛みへと変わるかもしれない。
 しかし、アクアはヒューゴの脚に絡めた自分の足にしっかりと力を込め、
「私は大丈夫です……あなたの好きなようにされたいんです……だから、好きなようにしてください。私はあなたの女(もの)なんだということを教えて下さい……」
 と、ヒューゴに好き勝手にされたいことを伝える。
 その目には力が込められており、「好き勝手にしてくれないと絶対に離しません」と語っていた
0100ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
「アクア……わかった……」
 アクアの自分を想う健気さにうたれたヒューゴは妻の求めに応じる意志を決めた。
 アクアはこんなにも自分を求めてくれている。なら、自分も求めに応えなくてはならない。
 それに、妻の性格からすると例え自分がつらくとも夫に尽くさなければ気がすまないであろう。
 アクアとはそういう女だ。
 ヒューゴが律動を始めた。
 油断していると力任せに動いてしまいそうなのを理性で抑えながらゆっくりとした速さで腰を引く。
「う……」
 アクアがとたんに苦しげな顔となった。
 痛みが少しぶり返し、膣内が強ばる。しかし、我慢できないほどの痛みではなかったので耐えることができた。
 ヒューゴはアクアの声から察して続けても大丈夫であろうと判断し、腰を引き続ける。
 膣内から出てきた剛帽には処女膜がまくれ返って粘膜の輪を形作っていた。
 亀頭が膣口の出口まで達するのを今度は同じ速さで腰を進め、優しさに満ちた力加減でコツリと子宮を突く。
「う……あ!」
 アクアは呻きを発した直後に弓なりに身を反らしながら可愛い声を発した。
 子宮を突かれたときに苦しかったのは一瞬にも満たない間であった。直後に伝わってきた優しい快楽が大きかったのだ。
 優しい快楽は痛みをほぼ全てと言ってよいほど消してくれた。
「やっぱりまだ痛いか?」
 妻を気遣うヒューゴ。
 だが、アクアは
「大丈夫です……あなたが優しく動いてくれましたから……もっと……動いてください」
 と、本心から伝える。
 実は、アクアは夫が律動を始めると再び痛みに襲われるであろうことを覚悟していた。
 だが、痛みは想像よりずっと小さく、快楽のほうが遙かに大きかった。
 律動を受け続けているうちに痛みは完全に消えるであろうことは間違いない。
 初めて受け入れた剛棒でヴァギナを荒らされているというのに身体は急激に痛みを消していく……。
 夫との相性の良さが後押ししてくれているのかもしれない。
「それじゃあ、もっと優しく動くからな?」
 ヒューゴは律動をさっきよりも優しくして再開する。
 アクアの膣内全てを味わうかのようにゆっくりと、しかし力強く隘路をかき分けて子宮をコリコリ突き上げる。
「う……ああ……ん……うん……はあ……あう……んん」
 子宮を突かれるごとにアクアは可愛い声を発して優しい快楽に身を反らせる。
 同時にヒューゴ専用の名器が剛棒にもっと悦んでもらうべくうごめきだす。
 ヒューゴが腰を引くと一瞬でも長く剛棒に留まってもらうべく肉ヒダが逆立ち、離すまいと懸命に絡みつく。
 逆立った肉ヒダは亀頭にプリプリ感を、カリと棒部分にはザラザラ感を伝え、溢れる愛液がヌメリを高める。
 そして、ヒューゴが腰を進めるともっと奥にに入ってきてもらうために肉ヒダ全てが奥へ奥へと動き、
子宮が待ちわびていたように亀頭へキスしながら呑み込もうとしてくれる。
 アクアの名器はどんな言い表しもできないほどの素晴らしさと快楽に満ちていた。
0101ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
(なんて……なんてアクアは気持ちいいんだ!!……アクアを愛せる嬉しさと身体を知ってしまった俺はもう、アクアなしでは……!!)
 ヒューゴは律動を続けながらも妻が与えてくれる今まで感じたことのない幸福感、気持ちよさに打ちのめされていた。
 律動を続けるほど妻を愛せる喜びが肉体の内側から自然と溢れ、妻はその喜びを理解してくれているかのように肉壁を剛棒に絡ませてくれる。
 女を抱くというのはこれほどのものなのか。
 妻というのはこんなにも嬉しさと快楽がグチャグチャに混ざり合ったものを与えてくれるのか。
 妻を愛せることの喜び、そして愛することで麻薬のような快感を与えてくれる妻の女体。
 これらを知ってしまった自分はもはや妻以外の女を抱いても幸せを感じることができないことがわかる。
 なぜなら魂がそう言っている。喜んでいる。
 自分はこの世でただ一人しかいない伴侶と結ばれ、愛し合えていると歓喜している。
 どんなことをしてでも妻を、アクアを幸せにしなくてはならない。それが自分の生まれてきた役目なのだと叫んでいる。
 そして、愛するなら自分以上に気持ちよくなってほしい。
「アクア……誰よりも愛している……誰よりも大切に想っている」
 ヒューゴは律動を優しく、おっぱいや乳首への愛撫は強めに、キスはいやらしく、宝物へ触るかのように髪を撫で、愛の言葉を止めることなくアクアを愛する。
 自分にとってアクアという女がどれほど大切か愛おしいかを知ってほしい一心からだった。

 そして、夫の想いは全て妻に伝わっていた。
 夫が「これでもか」というほど優しく、いやらしく、恥ずかしく、愛おしく自分を愛してくれている。
 剛棒が深く入ってくると、無毛のあそこ同士がピトピト触れあうことで繋がっているのが中からも外からもわかり、膣内が幸せでかき回され、
子宮は突かれる度に痺れを伴った電気を走らせ、少し痛いぐらいの力でおっぱいを揉まれ、乳首は舐められながら引っ張られたり噛まれたりと弄ばれ、
髪を触られることすら体が震えるぐらい気持ちよくなっており、口の中は夫の味しかしない。
 耳からは夫がいかに自分を大切に想ってくれているかが伝わり、心が歓喜する。
(私……私……もう……旦那様しか見えない……こんなに愛してくれる旦那様から離れたら生きていけない!!)
 アクアはもはや自分が全てをヒューゴに支配されてしまっていることを感じながら身を捧げる。
 しかも、それが嬉しい。夫に犯され、自分が支配されるのが嬉しい!
 夫に愛されるというのはこうも嬉しいものなのか。夫とはこんなにも妻に幸せを与えてくれるものなのか。
 自分という存在を妻にしてくれただけでなく、この上なく愛してくれる夫がこの世の全てよりも愛おしい。
 今、夫にされていること全てによって自分の全てが悦んでいる。
 特に魂が喜んでいる!
 魂は夫と自分がただ一つの対になる存在なのだと言っている。
 夫以外の男に抱かれても愛されても幸せな感情、快楽など起きない。むしろ苦痛だと言っている。
 こんなにも身と心に幸せを刻み込んでくれる夫の隣に置いてもらえるなら自分の全てを捧げなくてはならない。
 夫は自分に気遣って優しくしてくれているが遠慮なく求めてほしい。
0102ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Fz60Hzo8
今宵はここまで。
アクアの妻スイッチが完全ONになり、二人の相性が良すぎることが判明した話でした。
ゲロ甘い展開はまだ序盤です。
続きはまた明日。

>>92
>>93
さん。
書き込みありがとうございます。
反応がないので「投下してもいいのかな?」などという考えが頭を
よぎっていました。
0103アーニー×サヤの人2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:bMI7DAqb
>>102
全部終わってからと思ってる人も居るだろうし、最近は静かだったから気にしなくてイイと思いますよ。
反応無いと確かに不安になりますよね……
0106ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
「あなた……もっと好きに動いてもらっていいんですよ……」
 アクアはヒューゴへ自分に遠慮しないでほしいこと、もっと犯されたいことをしがみついたまま伝えた。
「わかった」
 ヒューゴは求めに応え、強く動き出す。
 腰をゆっくり引いた後、一気に突き入れた。
 ゴリリリリリリ!!
 今までで一番強い突き上げが子宮へ直撃した。
「はう!!?」
 アクアは身体の中全てをかき回されるような衝撃を感じながら大きく目を見開き、ヒューゴを跳ね飛ばすかのごとく身を反らせた。
「だ、大丈夫か?!」
 アクアの苦悶の表情にヒューゴは慌てて突き上げを止める。
 やはりまだ苦しい部分が残っていたのだろうか?とヒューゴは思った。
 だが、
「い……いいえ……違うんです……あなたを強く奥に感じたとき、今までにないくらい大きく気持ちよくなったんです……」
 アクアが「自分はどうしたんだろう?」というような顔となりながら苦しくはなかったことを伝える。
 衝撃は子宮から身体の中全てをかき回されるのではないかと思うほど強いものだったが、苦しさと甘さを併せ持っていた。
 苦痛が甘く感じたのであった。
「苦しくはなかったのか?」
「はい……逆に大きな気持ちよさのうねりがお腹の奥から来るように感じました……」
「もう一度、してみていいか?」
「どうぞ……」
 ヒューゴは再度、子宮をグリグリ突き上げてみる。
「あう!!ん……ああ!!」
 アクアは再び大きな衝撃と甘い苦痛に全身を大きく跳ねさせる。
 声も甘みを我慢するものであった。
「アクア。本当に苦しくないのか?」
 ヒューゴはなおも心配気味に訊く。
「はい……お腹の中が気持ちよさで揺さぶられるみたいです……苦しそうに聞こえていたらごめんなさい……」
 アクアは謝りながらも気持ちいいことを伝えた。
 どうやら、アクアは奥を強く突かれることにとても弱いらしい。
 これも二人の相性の良さを証明する物の一つなのだろうか?
「もっとしてみてもいいか?」
「お願いします……」
 アクアの許可を得たヒューゴは三度、優しくも力強く、そして長く奥をグリグリ突き上げる。
「はぐ!……う……うく!……くう……かは!……あく!」
 アクアは息をたえだえにしながらお腹をかき回される快楽に何度も全身を跳ねさせる。
 もう間違いない。
 ヒューゴが今、強く愛しているところはアクアが非常に気持ちよくなってくれるところだ。
「ここだな?アクアはお腹の中のここが気持ちいいんだな?」
 ヒューゴは妻が気持ちよくなってくれていることが嬉しくて子宮をゴリ!!……ゴリ!!……と強く、休みなく突き上げ続ける。
「あ……ひぐ!……う!……うう!……う!……くっ!」
 アクアは歯を食いしばり、気持ちよさををどうすればいいのかわからないというような苦しい表情で堪えだす。
 だが、苦しい顔とは逆にヴァギナは完全に剛棒を悦び呑み込んでいる。
 子宮を突かれる度に膣内は愛液をより吐き出して更にヌメリを強め、柔肉はヒューゴを受け入れる前からヒューゴの
気持ちいいところを知っていたかのように強弱をつけて締まる。
 アクアの身体が自分だけでなく、夫にももっと悦んでほしいと言っているかのようだ。
0107ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
「アクア。もっと気持ちよくなってくれ……。俺を知ってくれ」
 ヒューゴは万力で力を加え続けるかのように休みなく子宮を突き上げる。
 妻にもっともっと気持ちよくなってほしいだけでなく、自分を、男を知ってほしい想いからであった。
 ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!
「う!……うう!……はう!……く!!……ひぐ!……うっ……く!!」
 アクアは自分を襲い続ける大きく甘い衝撃をなんとか堪えようと全身へ力を入れる。
 だが、甘い衝撃を与えてくれる夫の強い律動は全く休まることなくアクアを蹂躙する。
(どうしよう……苦しいのに気持ちいい……旦那様が奥を愛してくれる度にもっと気持ちよくなっていっちゃう……)
 アクアは止まることのない気持ちよさに翻弄され続ける。
 子宮を発生源とする甘くて大きい衝撃は頭からつま先まで一気に響いて抜けていくが抜けきらなかった衝撃は子宮へと帰ってくる。
 帰ってきた衝撃が子宮へ戻る頃、夫はそれを待っていたかのように子宮を強く突く。すると抜けきらなかった衝撃と新たに発生した
衝撃がぶつかり合い、快楽がもっと大きくなって再び身体を抜けていくことを繰り返す。
 更に、快楽によって身体の内側に水が溜まり始め、子宮を突かれるごとにすごい勢いで水位が上がっていく。
 ずっと堪え続けることは不可能であった。
 止まらない快楽に襲われ続ける女体の限界はすぐにやってくる。
「もう!……もうだめ!!いやああああああああああああああああ!!」
 アクアは悲鳴を発し、全身を痙攣させながら昇り詰めた……。
 同時に二人のつながっている場所から大量の液が漏れでた。
 それはアクアの潮ふき。
 アクアは夫の口だけでなく剛棒でも潮を吹かされてしまったのであった。
「また、気持ちよくなってくれたんだな?」
 ヒューゴは嬉しかった。
 愛おしい妻がまた気持ちよくなってくれた。しかも自分の剛棒で……。
 なんという達成感だろう。
「もっと気持ちよくなってくれ。俺はアクアのためならいくらでも頑張れるから」
 ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!ゴリ……!!
 ヒューゴは妻の潮ふきが止まらないうちに突き上げを再開する。
 しかし、
「あ……あなた!!お願いです!……いじめないで!……かは!……そこばかり……うく!……愛されたら気持ちよくておかしくなっちゃう!
……くう!……さっきのように優しく……優しくしてください!お、お願い!お願いですから!」
 アクアがたちまちのうちに止めてくれるよう涙声で懇願しだす。
 ヒューゴにはアクアをいじめる趣味などない。名残惜しい感じはあるが強い突き上げを止め、抱きしめながら髪を撫でる。
「ヒック……ヒック……」
 ようやく苦痛から解放されたアクアは潮を吹き続けながら泣いてシャックリを繰り返しだす。
 ヒューゴはまたも妻を泣かせてしまった。
 我慢できないほど気持ちよくなってくれたからといって調子に乗りすぎてしまったようだ。心に罪悪感が芽生えてしまう。
0108ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
 ヒューゴは謝るため口を開きかけたが、
「……ごめんなさい……私の方からもっと奥に来てくださいって言ったのに……あなたは私の望みどおりにしてくれただけなのに
……なのに止めてほしいなんて……ごめんなさい……ごめんなさい……」
 先にアクアが謝った。
 アクアは夫に申し訳がなかった。
 夫は自分の望み通りに動き、「もっと気持ちよくなってくれ」と言ってくれながら愛してくれた。
 なのに自分は大きすぎる快楽に泣き、震え、おかしくなりそうなことに恐怖し、許しを請い、夫に律動を止めさせてしまった。
 あんなにも愛してくれた夫に対し、自分はなんとわがままなことをしているのだろうか。
 己の勝手さが許せずに涙が止められなかった。
「ごめんなさい……あなた……ごめんなさい……」
 アクアは夫が自分のわがままに怒らせてしまったのではないかと思い、誤り続ける。
 もしかしたら嫌われたのかもしれないという恐怖すらあった。
 だが、ヒューゴは謝り続けるアクアの額に小さくキスをした後に抱きしめると、
「アクアが謝ることなんてないんだ。いじめたのは俺なんだから。俺の方こそ調子にのってごめんな……」
 アクアが謝る必要はないことを伝える。
「わがままを言ったのに……怒っていないんですか……?」
 アクアは目を瞑り、涙を流したまま訊く。
「なぜ俺が怒らなくちゃならいんだ。さっきのことはむしろ俺が怒られるほうだろ?だからもう一度言わせてくれ。ごめんな。泣かせてしまって」
 ヒューゴはそう言うと再びアクアを抱きしめた。
 アクアの恐怖が消えていく。
「ああ……あなた……」
 アクアは安堵した表情となり、夫という存在の有り難さを身と心に刻んでいく。
 こんなに自分を大切にしてくれて、愛してくれて、優しくしてくれて、身も心もこの世でただ一つの相性を誇る男性(ひと)が旦那様……。
 自分の男運は全て、夫に出逢うためだけにあったことは間違いない。
 この男性(ひと)に尽くそう。たとえ、どんな酷いことをされようとも。自分にはそれしか道がないのだから。
 アクアの覚悟がより強固になる。
「アクア……愛している……」
「はい……」
「もう、俺はアクアしか女性として見れないから責任を取って貰うからな?」
「はい……」
「アクアを離す事なんて永遠にないから覚悟してくれよ?」
「はい……」
「鬱陶しいと思われるぐらい大切にするからな?」
「はい……」
「俺の子を何人も産んでもらうからな?」
「はい……」
「喧嘩なんかせず、仲良く二人で年をとっていこうな?」
「はい……」
「あの世でも、生まれ変わっても夫婦になってくれよ?」
「はい……」
 ヒューゴの言葉にアクアは泣きながら「はい……」としか応えないがそれはヒューゴにとって嬉しすぎる反応だった。
 妻はどこまで自分に尽くしてくれるのだろうか……。
 そして、このときの二人の言葉に嘘はなかった。
 二人はこの日から幸せすぎる夫婦生活を送っていくことになる。
 特に夫婦仲はいつまでも初々しく、授かった子供たちが「また二人だけの世界を作っているよ」と呆れるのがメディオ家の日常光景となっていく。
0109ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
「アクア。もういじめないから優しく愛しなおさせてくれるか?」
「はい……お願いします……」
 アクアの了承を得たヒューゴはキスすると再度、妻のお腹の中で動き出した。
 言ったとおりに優しく、再奥を弱めにコリコリとノックする。
「あう……あ……はあ……は……」
 アクアから再び可愛い声が発され出した。
 苦しみを堪えている様子はない。
「アクア。気持ちよくなってくれてるか?今度は苦しくないか?」
「は……はい。苦しく……ないです。逆に凄く……いいえ……今まで生きてきた中で一番気持ちよくて嬉しい……あなたに優しく愛されて……気持ちいいから嬉しい……ああ……旦那様……優しい……優しい……」
 ヒューゴの優しい突き上げは快楽と衝撃こそ大きいが、その質はさっきと異なり、苦しみを全く感じさせない甘さのみに満ちたものであった。
 その甘さにアクアの身体はまた悦び、膣内がよりヒューゴの剛棒へ粘りつくように動き出す。
 アクアが悦んでくれていることは剛棒を通してヒューゴにも伝わっている。それによってヒューゴはますます優しく動く。
 どうやら二人は優しく愛し、愛されることにとりわけ大きく喜びを感じる夫婦のようだ。
 ヒューゴが律動を続けるほどアクアの膣内が剛棒に馴染んでいき、柔肉の一つ一つが微細に動き、癒着しながらヒューゴに射精を促す。
「俺もものすごく気持ちいい……このままアクアの中で動き続けたい。そして盛大に果てたい」
「はい……このまま愛してください……私でもっといっぱい気持ちよくなってください……」
「ああ……アクアも俺を好きなだけ求めて気持ちよくなってくれ」
「はい……あなた……」
 ゆっくりとした律動で感じる快楽の虜となった二人。
 二人は更なる高みの快楽へと進む。
「アクア……一緒に動いてくれるか?」
「はい……こ、こうですか?」
 ヒューゴに従順なアクアはすぐに腰を降り出す。
 その調子は全てヒューゴと完璧だった。
「あなた……一緒に動けてますか?」
 アクアはヒューゴと一緒に動けているか気になるようだ。
 ヒューゴはその問いに答える前にキスをし、抱きしめてあげらがら律動を続ける。
 その間もアクアはヒューゴに合わせて動く。
 ヒューゴは唇を離すと同時に動きを止める。
 一瞬のズレもなくアクアも動きを止めた。
「なにもかもが一緒だ。俺とアクアは呼吸まで一緒なんじゃないかと思ってしまうぐらいだ」
「あなた……」
 アクアが涙を止めることなくヒューゴを見つめる。
 なんと美しい泣き顔だろう。
「永遠に愛しているからな。アクア」
「私もあなたを永遠にお慕いしています……」
 二人は再びあうんの呼吸で唇を求めあい、肌を密着させ、優しく、甘く、いやらしく腰を振りあって愛し合う。
 ヴァギナから溢れた液はシーツを盛大に濡らし、二人が腰を振り合う度に恥ずかしい水音をたてながらすりつぶされる。
 恥ずかしいところの皮膚が愛液による水気を含みながらピトピト触れあうのがまた気持ちいい……。
0110ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
(アクア……お前の心が俺に伝わってくる……。どう愛されたいかがわかる……)
(あなた……あなた……)
(こうだな?こんどはこう愛してほしいんだな?)
 ヒューゴがアクアの両乳首を転がしながら腰を回すように動かし、子宮口を少しだけ強くほじる。
 子宮に身体を揺さぶる衝撃と快楽が発してアクアの身体が芯から痺れる。
 同時に膣内が複雑に動き、亀頭へ硬さと包まれる感触、剛棒全体に肉壁が癒着して舐められ、ヒューゴの身体が悦びに震える。
(はい……もっともっと愛してください。私を好きなだけ犯してください……あなたの事しか考えられないようにしてください……)
 二人はいつのまにかキスをすると心で会話できるようになっていた。
 身も心も全てが伴侶と一つになり、何も言わなくとも伴侶が望むことを自然と行う。
「あなた……もっとう……もっとう……」
「アクア……アクア……アクア……」
 長く長く求め合い、快楽を分かち合う二人。
 二人はずっとこうして甘い快楽に浸り続けたいと思っている。
 だが、素晴らしすぎる半身がそれを許さない。
 我慢という風船は既に破裂寸前であり、下半身は快感で麻痺している。
 二人がかろうじて堪えているのは相手にもっと悦んでほしい、自分がどれほど愛しているかを知ってほしいという意志だけであった。
 しかし、その意志も半身が与えてくれる快楽の前に屈しようといていた。
 ズウン!!
 ヒューゴが突然、子宮を強く突く。
「ひあああああ!!あなたあああ!!だめえ!だめえええええええ!!」
 アクアは突如襲った大きな衝撃と気持ちよさに顔を遮二無に振りながら悲鳴を発する。
 衝撃はさっき子宮を蹂躙されたとき感じたもの以上に大きい。
 更に発した気持ちよさは全身どころか、魂まで揺さぶり、このままでは自分そのものが壊されるのではないかという恐怖まで感じさせる。
「すまない!!アクア!!もう我慢できない!!お前を愛していると思うと愛おしくてたまらない!!」
 ヒューゴは謝りながら強い律動を続ける。
 本当は最後までアクアに優しくしたいと思っていた。
 だが、限界が近づくほどに、妻を、半身を抱いていると思うと愛おしさが止まらなくなってきてしまった。
 その想いが突然の強い律動となって現れたのだ。
 男の本能が女の膣内で盛大に弾けろと命令していた。
「はい!!あなた!!あなたの好きなように動いてください!!私のことなんか考えないで!!もっと気持ちよくなってください!!」
 アクアは夫の限界が近いことを知り、自分の膣内で弾けてもらうべく、残っている力全てを振り絞って抱きつき、足を夫の脚へ絡ませ、腰を押しつける。
 夫と同じくアクアも限界が近かった。だから夫と一緒に昇り詰めたい思いがそうさせた。
 アクアの腰がヒューゴへ押しつけられた瞬間、子宮が一段下がり、膣内がよりとろけるように剛棒へ絡みつきだす。
 旦那様に膣内で弾けてほしい。もっと自分を求めてほしいという想いが子宮を下げさせ、肉壁に粘りを与えたのだ。
 アクアは夫に悦んでもらえるなら自分のことなどどうでもよかった。
 さっきは泣いてしまった強い律動も今度は全て耐えてみせる覚悟が瞬時にできていた。
0111ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:87T8rYDg
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 妻からの言葉はヒューゴの枷を外し、完全に力任せで乱暴な律動が始まる。
 ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!ズン!!
「ひああああああああああ!!」
 さっきよりも簡単に、力任せに子宮を突き上げられるアクアが悲鳴を発し続ける。
 だが、夫には今度こそ好きに動いてほしい。自分の膣内で昇り詰めてほしい。だからこの快楽は耐えねばならない!!
 そして、今度は夫と一緒に昇り詰めたい!!
 さっきのように一人だけ気持ちよくなるのは嫌だ!!
 だから堪える。
 時に歯を食いしばり、夫の背に爪を立て、しがみつきながらなんとか堪える。
 しかも、自分が動くのも忘れない。
「あなた!お願いです!!今度は一緒に!!一緒にいってええええ!!私だけじゃいやああああああ!!」
 アクアは泣きじゃくり、普段なら恥ずかしがって絶対に言わないような言葉を大声で発し、懸命に腰を動かしながら夫へ同時絶頂を懇願する。
 破格の美女が夫とともに昇るためだけに恥じらいを投げ捨てていた。
 その泣き顔はヒューゴの心臓を鷲掴みにし、ヒューゴは奇妙にも妻の泣き顔を最高に可愛いと思った。
(俺の妻はこんなにも可愛いのか!!俺は妻をこんなにも乱れさせることができているのか!!)
 最高の女が、半身が自分の剛棒で乱れ狂い、泣きよがり、恥じらいをかなぐり捨て、同時に駄目になってしまうことを願いながら懸命に一緒に動いてくれる!!
 ここまで自分に尽くしてくれる女を粗末になどできるだろうか?できるわけがない。
(俺は……俺はなんて最高の女を妻にできたんだ……!)
 ヒューゴはアクアの張った蜘蛛の糸に捉えられた感覚に陥りながら律動を続ける。そして、
「当然だ!!俺もお前と一緒じゃなきゃ嫌だ!!この世で一番大切な女と……アクアと一緒じゃなきゃ嫌だ!!」
 叫びながら全力で律動を続ける。
「あなた……」
 ヒューゴの叫びがアクアの心を打ち、アクアの目から嬉し涙が流れ続ける。
 自分は今、夫が与えてくれるとんでもない快楽に襲われているが、それ以上に夫が自分に夢中になってくれているのが嬉しい。
 愛する男が自分を蹂躙してくれているのが嬉しい。
 とたんにアクアの香りがもっと甘くなる。
 その香りは男の興奮を最高潮に達させ、歯止めを更になくさせた。
 二人はともに最後の壁を越えようとしていた。
0114ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
「あなた!……あなた!……あなた!……あなたああああ!!」
「アクア!……アクア!……アクア!……アクアああああ!!」
 二人は狂いながら求め合う。
 理性は完全に消えて相手のことで頭を支配され、半身を呼ぶ以外に言葉は出ず、
半身と触れあっているところ全てから快感の電気が走り、腰の振りは全力のままだ。
 繋がっているところは愛液、汗などあらゆる液体で濡れそぼって、剛棒がいやらしく出入りする度に
聴いているだけで股間が疼くような水音と打ち付け音を響かせる。
 二人はもう、数回ぐらいの打ち付けあいしか我慢できなくなってきていた。
「あなた!ごめんなさい!!私もう駄目です!!一緒に!!一緒にいいいいいい!!」
「俺ももう駄目だ!!アクアが気持ちよくて駄目だああああ!!」
 叫びあいながら限界を訴える二人の愛の行為はいよいよ最後の壁を越える!
「来てえええ!!あなたあああ!!来てええええええええええ!!」
「アクアああああああああ!!」
 二人は最後の力で秘部を打ち付け合う。
 腰を引いた後、残っている力全てを込めて子宮と亀頭をキスさせる!!

 ズウン!!!!
 ゴリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!

 夫婦の身体に直接雷が落ちたかのような衝撃が走る!
「あなたあああああああああああああああああああああああ!!!」
「アクアあああああああああああああああああああああああ!!!」
 二人は伴侶を呼び合いながら一瞬の誤差なく同時に果てた。
 それはまさにとんでもない大絶頂であった。
「あああああああああああああああああああああ!!」
 ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
 アクアは失禁したかのように潮を吹き、
「く……!!」
 ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!
 ヒューゴは生きてきた中で最も勢いよく、かつ、大量に子種を吐き始めた。
 アクアの子宮は伴侶の亀頭を半分ほど呑み込んでいたため、射精された精液を直接に子宮の壁へ打ちつけられる。
 それが絶頂に至った瞬間の快楽をすぐさま呼び戻す。
「あ……あああああああああああああああああああああ!!」
 ブシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア……
 快楽を呼び戻されたアクアが再び潮を吹いて昇り詰めた。
 昇り詰めた女体は収縮し、よりヒューゴへとしがみつく。
 すると、再び亀頭がゴリリ!!と子宮を突き、その度にヒューゴが大量に射精するのでアクアは
またも潮を吹きながらの大絶頂を味わうことになる。
「あああああああ!!あなた!あなた!あなたああああああ!」
 いきっぱなしになったアクアが泣きわめく。
 快楽が大きすぎて何がどうなっているのかもわからない。
 あるのはヒューゴにもっと気持ちよくなってもらいたいという思いだけだ。
 絶頂感は油断していると気を失いそうなほどに高いので懸命に気を張ってヒューゴへしがみつく。
0115ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 一方、ヒューゴもたまらない。
 我慢に我慢を重ねた結果の射精はとんでもない激震であった。
 更に、自分が放った子種がアクアを再度昇らせると同時にアクアは身体を収縮させながらより自分へしがみついてくる。
 収縮は膣内と子宮口にも及び、膣内全体が最大限に締まりながら子宮口が
「もっと射精してください。妊娠させてください」とでも言うかのように亀頭へ強烈にキスしてくる。
 子宮口のフェラチオは火のついた本能に油を注ぎ、再び身体に激震を走らせて大量の射精を繰り返す。
身体の水分全てが精液に持っていかれそうだ。
 ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!!ドクン!! 
 ヒューゴもアクアと同じ、いきっぱなしとなってしまった。
「あなたあああああああああ!!」
「アクアあああああああああ!!」
 いきっぱなしになった夫婦はしがみつき合うだけでなく、伴侶にもっと気持ちよくなってもらうべく腰をグリグリ押しつけあう。
 それは本能の行動だった。
 叫びあいながら大絶頂を何度も分かち合う二人は自分という存在は完全に伴侶のものとなったことを感じあいながら、
互いの身体を、魂を快楽と同時に捧げあう。
「もっとううううううう!!もっと来てええええええ!!」
「アクア!!アクアああああああああ!!」
 無限に続くかのような絶頂感は大絶叫とともに過ぎていく。
 二人は輝く世界の中で最高の愛欲と肉欲、大絶頂を分かち合い、半身に翻弄されることに悦びあいながら射精を繰り返した。
(ああ……私……旦那様と一緒に……旦那様が止まらない……どんどん溢れてくる……素敵……
お腹の中が温かくて幸せに満ちていく……私も止まらない……)
 アクアは夫が自分と全く同時に果ててくれたこと、自分の身体で最高に気持ちよくなってくれたこと、
盛大に子種を注いでくれることに大歓喜しながら潮を吹き続ける。
 ヒューゴは大量の子種を聖なる海で受け止めてくれるだけでなく、膣内をうごめかせてなおも気持ちよくしようとしてくれる
妻をより愛おしく想いながら自らは火山になったかのように子種を出し続けた。
 …………………
 ………………
 ……………
 …………
 ………
 ……
 …
0116ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
 二人が共に達してからかなりの時間が経った。
 長く長く、幸せな絶頂がようやく落ち着いていく。
 愛の行為の余韻を感じ合う二人の顔には幸せしか漂っていない。
 互いの身体はまだ小さく震え続けている。
 夫が未だ剛棒に残っている子種をビュルル!!と勢いよく放つ。
 すると、妻はその度に身体を内側から震えさせ、更なる子種を受け入れながら潮を吹く。
「凄い……まだ溢れてくる……私がますますあなたの女(もの)にされていく……」
 アクアは涙を溜めながらヒューゴの女(もの)にされた喜びを語る。
「……」
 ヒューゴはアクアを無言のまま見つめ、優しい表情で髪を撫で続けながらの射精を繰り返す。
「あなた……ずっとずっと……隣にいさせてください……」
 アクアがヒューゴの首に手を回し、ヒューゴを抱き寄せる。
 妻の求めに夫は逆らうことなく、唇を重ねた。
 二人は今夜、自分にとってただ一人の異性と夫婦になった。
 誰もが羨む素晴らしい夫婦がここから始まる。
「あなた……お腹の中……温かい……」
 アクアの顔は幸せそのものだ。
 夫が思う存分に愛してくれた快楽は気絶しそうなほどに大きかっただけでなく、
夫も子種を大量に出すほど気持ちよくなってくれた。
 子宮に注がれる子種は「これが生命を宿す液の証拠なのだ」というような熱さと粘性を持ち、
子宮内に染み込んでいく。
 しかも、夫が注いでくれる子種によって自分の体内に新たな命が宿ってくれるかもしれない。
 女しか味わえない喜びがアクアを満たしていく。
 更に夫はさっき言った言葉、「俺の子を何人も産んでもらう」が嘘ではない証拠を見せるように
未だ剛棒を猛らせ、遠慮なく子種を出してくれる。
「あなた……私があなたから離れることなんて絶対にありませんから覚悟してくださいね……。
あなたにもっと気持ちよくなってもらって、何人もあなたの子を産んで、いい妻に、母になって、
そして幸せになってもらってあなたが離れられなくなるようにしちゃいますから」
「ああ。俺をずっと捕まえていてくれ。俺もずっとアクアに捕まえられていたい。俺の持つ幸運全てを
アクアとアクアの産んでくれる子たちに使いたい。だから俺の子を産んでくれ。必ずいい夫に、父になる」
 今、見つめあう二人には自分たちの将来の姿がはっきりと見えていた。
 歳を重ねるごとにますます仲がよくなる自分たちと周囲を囲んでいるヒューゴとアクアそっくりの何人もの子供たちの姿が。
 二人が目指すべきものは完全に決まっている。
 後はそれに向かっていくだけのことだ。
 迷う必要などない。
 しかし、その前に……
0117ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
「また、愛させてくれるか?」
「はい……何度でも愛してください……」
 二人の愛の行為は一回で終わらない。
 伴侶が与えてくれる快楽を知ってしまったからには一度で満足できるわけがなかった。
 夫の剛棒は未だ妻を求めて最大限に勃起したままだし、妻の膣内は夫に悦んでもらうためにうごめき、
愛液を止めることなく溢れさせ続けている。
 二回目の愛の行為が始まるのは自然のことであった。
 夫は妻にキスした後、自分がいかに妻を大切に想っているかを知って貰うため美巨乳を揉み、
乳首をなめ転がしがら優しい律動を再会する。
 妻は次はどんな風に愛されるのだろう?と胸を踊らせながら夫の愛撫全てを悦び受け入れ、
夫と同じ調子で腰を動かす。
 最高の夫婦は初めて知った愛欲、肉欲を底なしに求め、与え合う。
 これからの二人は毎夜、伴侶と共に何度も愛の行為を営むことになるであろう。
「アクア……アクア……」
「あなた……あなた……」
 ヒューゴは前から後ろからアクアを犯し、あらゆる方向にくねる女体を欲望のままに食らい続ける。
 アクアも懸命にヒューゴを受け止める。
 膣内で受け止めるだけでなく、口でもヒューゴを受け止める。
 口で受け止めたときは喉に絡み突く濃い精液を少し苦しげに涙を浮かべながら飲み込む。
 そして、膣内でヒューゴを受け入れたときは快楽でいきっぱなしになりながらヒューゴのためだけにある名器を震わせ、
自分は夫の名刀に翻弄されながら共に天へと達する。
 この世界に二人しかいないような錯覚を感じさせる行為は幸せしかなかった。
 そして……。
0118ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
「アクア。このまま眠っていいか?」
「はい。私のお腹の中で眠ってください……」
 空が白みだし、朝日が顔を見せようとしているころ、二人は繋がったまま眠ろうとしていた。
 今、ヒューゴは敷き布団になり、アクアが掛け布団になっている。
 二人は一晩中、様々な体位を試しながら愛し合った。
 結果、最も自然にかつ深く繋がれるのはなるべく密着し、片方が身体を預けるような格好であることがわかった。
 初めて結ばれた格好である正常位や対面座位、今のような本茶臼などである。
 しかも、二人の身体と心の相性は愛し合えば愛し合うほどますます良くなっていくことまでわかった。
 では、繋がったまま眠るとどうなるのであろうか?興味が止まらない。
 二人は繋がり合ったまま眠りたかった。
「苦しくないか?」
 妻が今の格好を苦しがってなどいないことはわかりきっているがそれでも心配だから声をかけてしまうヒューゴ。
 今やヒューゴはアクアに対して過保護なほど甘い男となっていた。
 彼はアクアより年下なのだが、極端に妹に甘い兄のようだ。
「大丈夫です……私はあなたと一つになったままでいられるのが嬉しい女ですから……」
 アクアは夫の気遣いを泣き喜びながら受け入れる。
 同時に夫に悦んでもらうべく名器を大きく波打たせた。
 どこまでも健気な妻である。
「そういうことを言ってくれると……毎晩この格好で寝たいって言うかもしれないぞ?」
「うふふふ……望むところです」
 このときから二人はアクアが妊娠しているときを除き、毎晩繋がって眠ることになる。
 最高の夫婦はかつてないほど深く、安心して眠り、夢にまで伴侶が現れるであろうことを確信しながら意識を手放すのだった。

 二人が部屋から出てきたのは夕方になってからであった。
 明け方まで激しく愛し合っていた夫婦だが、ともに疲れは全くなかった。
 二人は愛し合うと疲れるのではなく、逆に元気になるまでに相性を高め合っていたのだ。
 そして、数時間ほど楽しく外出し、夜になると再び飽きることなく求めあって溢れる愛欲と肉欲を爆発させた。
0119ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
 ヒューゴが職場に完全復帰したのはアクアと結ばれてから一週間ほど後のことであった。
 種類の全く違う仕事をしている二人なので仕事中はそんなに顔を会わせないが、休憩やその他、時間が空いているときは
前にも増して二人でいる姿を見かけられることが多くなった。
 周囲の人間は二人を見て、「ようやくか」と笑ったり、「独り身にはつらい画だ」と血の涙を流したりするのだった。

 翌年の春。
 桜が鮮やかに咲いていて春の最もよい時期であることがわかる時期のある日。
 二人は互いの部屋と荷物を多く積んでる業者のトラックの間を忙しく行ったり来たりしている。
「アクア。荷物はこれで全部か?」
 ヒューゴは業者がアクアの部屋より運び出した荷物が最後の荷物であるかを訊く。
「あ。はい。残りは全部持っていってもらっています」
「そうか。じゃあ俺は自分の部屋に積み残しはないかの確認をしてくる」
 ヒューゴがアクアの部屋を出て自室へと向かった。
 二人が何をしているのか?というと新居への引っ越しだ。
 既に法律上でも夫婦となっている二人は今日から夫婦用の部屋へと移り住むことになっている。
 もっとも、結ばれた日からは毎日、どちらかの部屋で過ごしていたのだが。
 荷物の全ては業者のトラックに積まれている。後は部屋を去るだけである。
「……」
 アクアは私物がなくなり、大きく感じるようになった部屋を眺める。
 思い返せばこの部屋にいたのはそんなに長い期間ではなかった。
 しかし、この部屋では忘れることができない思い出がいくつもできた。
(この部屋で旦那様と結ばれて……何度も愛してもらって……プロポーズされて……)
 アクアの脳裏にこの部屋で経験した一生に一度しか経験できない思い出が巡っていく。
 それらの思い出を作ってくれた部屋と別れるのだ。
 どことなく寂しさがわき起こってくる。
(どうか、次にこの部屋を使う人たちにも私のような幸運が来ますように……)
 アクアは左手薬指の指輪を見つめた後、祈りのため手を組む。
 そのころ、ちょうどヒューゴが戻って来た。
「……」
 ヒューゴはアクアの後ろ姿を見ただけで妻が何を考えているのかを察し、何も言わない。
「……おまたせしました」
 ほどなくアクアがヒューゴへ振り返る。
 いよいよこの部屋を去る時が来たのだ。
「部屋への別れはもういいのか?」
「はい」
「じゃあ、閉めるぞ?」
 部屋のドアが閉められ、鍵がかけられる。
 二人の旅立ちを見送った部屋は無音に包まれた。
「さあ。新居へ行くか」
「ええ」
 二人は業者のトラックが出立したのを確認した後、ヒューゴの車に乗り込んで新居へと向かう。
 暖かい陽射しとまだ冬の雰囲気をわずかに残した空気、舞い落ちる桜の花びらが夫婦の新たな旅立ちを祝福しているかのようだった。
 窓を開けて走るとちょうどよい。
「あなた。新居でも仲良くしてくださいね?」
「当然だろ。アクアは俺の奥さんだぞ。妻を大切にするのは夫の役目だ」
 夫婦は談笑しながら移動を始めた。
 桜の花びらが一枚、開いた窓から入ってくる。
 花びらはアクアの上着、へその下あたりへ幸運を報せるかのように音もなく着地した。
0120ヒューゴとアクアの嬉し恥ずかし幸せ初体験2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:LZc9jiLz
 以上でUP完了です。
 アクア(トヨタ)を買った勢いで書いてしまいました。
 自分にはアクアというキャラは「なに?このご褒美キャラ」というぐらいにクリティカルだったのも書くきっかけのひとつでした。
 母乳プレイまで書いてアクアに
「ミルクを吸わないでえええええ!!」
 とか言わせてみたかったけどそれはやりすぎかなと思い、書きませんでした。
 和姦じゃないと萌えない性格なのでゲロ甘展開のみになりました。
 後半から妻モードONな状態ですが「こんなのアクアじゃねえ」という方、ご容赦願います。
「続きを書け」なんて言わないで……。
 詰め込めるだけ詰め込んだから私のライフは 0 death。

 ご覧くださった方々のよきスパロボライフとエロパロライフを願います。
0121名無しさん@ピンキー2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:74cvIB1w
>>120
長編UP乙でした。
コーヒーカップに砂糖一キロとハチミツ一瓶ぶち込んだくらいの甘さでしたなw
0123名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:ASX5ppOD
魔装Vプレイしてるけどファング×セニア熱が高まってきて困る…
まさか半ば公式な組み合わせになるとは
0124名無しさん@ピンキー2013/09/02(月) 09:09:41.56ID:gElMlNiD
魔装V昔のウィンキースパロボからニュータイプが失せたような難易度だけど、
戦法が分かってくると詰め将棋的になってきて味わい深い
0125名無しさん@ピンキー2013/09/04(水) 13:49:45.72ID:XLgeOd6s
前スレッドにてのシン君の意外な人気に会わせる形で
↓のスレッドも紹介させて戴きます(前スレッドに乗り遅れですみませんが……)

ルナマリアがシンを調教するスレ 其の7
ttp://toro.2ch.net/test/read.cgi/shar/1290441196/
0126名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 18:45:36.59ID:uVG3B6tI
第2次OG発売でもっとアイイルが増えるとばかり思っていたが、そうでもないのな
0127皆様方のSSや色んなネタの数々は好きなのですが、それでも。2013/09/08(日) 00:20:44.30ID:dF2UcXuQ
スパロボの醍醐味であらせられる所のクロスオーバーによる新規関係の構築だったり
既存作品内のそれの改善・補強・発展だったりするのは良いのですが、原作のそれに
妙な悪影響&複雑な感情を懐かせてしまうのは流石にどうなんだろうかと思ってしまったりもします。
どうせでしたら例えそういう展開になったとしても ttp://doutanuki.web.fc2.com/erection.htm みたくに
するのはいかがでしょうか……勝手な意見だったらすいませんが。
(同じ性的欲求でも「ヤりたい」「抱きたい(抱かれたい)」は違うんだ、それを男女両方で互いに認識してないと
色々エラいことになるから――ってのは誰かの指摘だったが。まぁヤりたいだけにしても出来得る限りの後腐れの無さは
希望したい処です)

「きさまらを結び付けているのは愛じゃねえーッ!! けものの性の本能だッ!!
愛で結びついているのならきさまらの仲は引き裂けねえが、快楽の類で結びついているのなら簡単だ。
より強いけものの快楽を与えてやればいいってことよッ」

「そんなはずはねえッ!! 睦み合っていれば情けも通う。よしんばけものだとしても……飼っていれば懐くはず」

「それもけものに愛を注いで飼ったればのこと、おめえはその女に愛を注がず殺しを教え、そのけものの性をさらに強くしてきただけじゃあねえか」
0128127 訂正2013/09/08(日) 00:56:38.47ID:dF2UcXuQ
ヤりたいだけにしても⇒ヤりたいだけな感じの話だとしても
0130キャラクター繋がり等色々とアレですが御赦し下さい。2013/09/10(火) 20:36:44.74ID:ttQ5Vcog
今は静かな夜、ここは人里はなれたとある宗教施設。
そこにはその荘厳さ神聖さには不釣合いであろう戦士、勇士たちが一同に集まり
自らが命を託す"武器"の"改造"に尽力していた――全員が全裸で。

「ああっ あああ ああ……」
「バカ者 まだだ まだ漏らしてはならんッ
そうだ もっと改造しろ この程度で改造限界に達するような奴は男ではなーい
この程度で限界に達するようなら 我が斬艦刀をぶち込むぞ それ イチ ニッ サン シッ ゴー ニッ サンッ!!
……どうしたレントン 貴様のニルヴァーシュは縮みっ放しではないか!」
「はいっ でも それがだめなんです どうしても!!」
「どうだ これで……(ちゅぱ むぐ ぬる んふっ)」
「ああっ!! や 止めて下さいよゼンガー師匠 後生ですから……」
「バカ者 立派に段階アップするではないか!」
「だいいちシン きさまのコアスプレンダーの改造はなっとらん かしてみろ!!
いいか こういう機体は上へ向かって強化するのではない そそり立つ力を抑える様に
下へ向かって改造するのだ ゆっくりと力強くな!!」
0132名無しさん@ピンキー2013/09/11(水) 19:16:28.84ID:AY9LCb5M
参戦してない=スパロボとは無関係なんだから流石に駄目でしょ
参戦が決まっているとか、関連作品に出てるとかならどうなんだろうね
0133名無しさん@ピンキー2013/09/12(木) 00:02:58.02ID:46KilZ37
>>132
個人の主観だけど
参戦決まっている:OK
参戦した作品の関連作品(続編とか):参戦作品とかかわるならぎりぎりOK
って感じ。
でもどちらにしろ注意書き必須ってなりそう。

OEでなんかネタないかなぁって考えたんだけどまだ2章の途中だから小学生組男子が夜な夜なヨーコをオカズにして自慰する・性に目覚めるぐらいしか思いつかなかった。
なんかOEは他のスパロボよりエロ妄想しにくいなぁ。
0134名無しさん@ピンキー2013/09/12(木) 04:52:36.35ID:/2jgTrFL
なんか一つの部隊って感じがしないんだよ
序盤くらいの話の展開のわりに人が多過ぎて何が何やら
0136名無しさん@ピンキー2013/09/12(木) 18:30:14.62ID:BEgprktI
>>134
版権・OG関わらずスパロボは得てしてそういう所あるよな
部隊つーか、一つの軍隊扱いでいいんじゃないかってくらいに機体も人も集まる
設定考えると過剰戦力もいいところだったりするしw

そんな人数で紆余曲折はあるにせよ、最終的に一致団結できる人間性は皮肉や冗談とか抜きに尊敬するわ
0137名無しさん@ピンキー2013/09/12(木) 19:57:19.43ID:/E3/3uqS
>小学生組男子が夜な夜なヨーコをオカズにして自慰する・性に目覚めるぐらい
自分は秋ママが小学生組男子を徹底的に搾り取る…ってのが浮かんだな
0138名無しさん@ピンキー2013/09/13(金) 08:23:04.91ID:gVcaykpE
>>136
増長したり、腹黒かったり斜に構えてても「最終的に白か?黒か?」で問われたら白を取る人たちの集まりだからなぁ。
0139名無しさん@ピンキー2013/09/13(金) 13:26:16.13ID:2Wlsyvo0
そりゃ基本的に各作品における「正義」側登場人物が大多数だからな。


…あ、「耳だっ(ry」の方はお座りください。
0141名無しさん@ピンキー2013/09/13(金) 19:53:27.73ID:YS/nYShZ
何だ、何かの誤爆か?

OEでも魔装機神VでもないUX、アーニー×サヤとか投下しても良いんかな
書けて大丈夫そうなら投下してみる
0143名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 03:43:16.93ID:VUTC5Fcv
ヘクトール×パットであってもウェルカム
新しめのUXでなんの不満があろうか
0144名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 08:18:49.03ID:JUPHihk/
>>4にも書かれてるけど、マナーさえ守れば新しかろうが古かろうが無問題だね
実際過去スレで投下された作品も結構新旧バラけてたりするし
0145名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 14:42:58.77ID:A/QfdMUN
>>142-144
サンクス
前スレでアーニー×サヤの連投やったから大丈夫なのか少し気になって
しばらく覗いてなかったし、新しいのも出たしな

書けたら投下しますー
0147名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 22:00:30.16ID:TeImRvxf
>>143
>ヘクトール×パット
も含めて、Fの主人公一同の中で残り六人三組の不遇ぶりが何とも遣り切れなくてならないのは
俺だけでは無いハズですがね……取り敢えずは"あの二人"をいちいちαにまで出向させんでも
好かったやんか、と今更ながらに不満の一つも言いたいです。

いや、俺もあの八人四組の中では一番好きな男主人公でお気に入りな二人組なんですがね。
それだけにどうも俺の中では不可侵領域と言うか、何と言うか……な状態になってるんでして。
だから幾らなんでもFにまd(以下省略)
0148147 訂正2013/09/14(土) 22:04:09.09ID:TeImRvxf
Fに→α世界に
0149名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 22:19:39.96ID:G9LBRjcP
Fはプレイしたことないけど保管庫のF組の話読んでニヤニヤしてるよ
いいカップルばっかりだよね

不満は言い出したらキリがないからSSでぶつけたい・・・
0150名無しさん@ピンキー2013/09/14(土) 22:26:06.82ID:TeImRvxf
>>149
>不満は言い出したらキリがないから
結局は世の中、第一次的な作り手送り手サイドに廻れないとダメ――って事なのかね。
どれだけアレな事しでかそうと"公式"である以上、その……チキショウ
0151名無しさん@ピンキー2013/09/15(日) 00:03:03.31ID:L1rBOgZ8
ここまででZマルグリットとトライアの話はなしか···
0154名無しさん@ピンキー2013/09/15(日) 13:20:15.36ID:tiuaZigo
そこは駄目なお姉ちゃん×新人次元獣ハンターちゃんだろう
0155アーニー×サヤの人2013/09/15(日) 20:24:56.24ID:FR5SArPY
>>145です
前スレぶりです
予告していたのが書き上がったので投下します

・アーニー×サヤです
・攻められアーニー
・エロいだけでストーリーとか関係ないです
・前に投下したものとは何の関係もありません

では、次くらいからいきます(=゚ω゚)ノ
0156アーニー×サヤの人2013/09/15(日) 20:27:17.30ID:FR5SArPY
 生温かくぬるついた体温が、湿った音を立てて絡みつく。時折上がる小さな声が、吐息に混じって聴覚を刺激する。
「サ、サヤ……これ以上は……」
 かすれた声でアーニーは言う。余裕の無い声は、懇願そのものだった。サヤ、と呻くように何度もその名を呼ぶと、彼女はようやくアーニーに応じる。
「これ以上は、何ですか?」
 アーニーのそれから口を離し、サヤは問い直す。つい、と銀糸が彼女の唇の端とアーニーを繋いでいた。その姿が更にアーニーの劣情を煽り、渇きが衝動になっていく。
「っ……言えって、事?」
「言ってくれなきゃ解りませんよ?」
 舌の代わりに指先を絡ませ、サヤはアーニーに唇を押し当てる。彼女を求めて痛い程に張り詰めているのに、サヤはその先を許さない。やわやわとアーニーを嬲り、反応を楽しんでいる。
「言わなきゃ、このままですよ」
 舌先で先端をなぞり、サヤは笑う。ぞくりとした快感が背筋を震わせた。
「それは……う、ああっ!」
 一気にサヤがアーニーの全部を含む。不意に襲う感覚に、アーニーは大きく喘いだ。
「女の子みたいですよ、アーニー。あんまり大きな声を出すと、外に聞こえるかもしれません」
「ん……外にって、ふ、あ、でも……ッ」
「いつもと違って、ここは私の部屋ですから」
 部屋の作りはどこも同じ、自分の部屋と何ら変わりないと解っている。だが、アーニーは咄嗟に声を押し殺した。もし聞かれているなんて事があったら――羞恥が快感とない交ぜになって襲いかかる。
「あ、また硬くなりましたね」
「言わないで、くれ……」
「想像して興奮したんですか?」
「違ッ……!」
 上目遣いのサヤが、赤い舌を覗かせる。
「嘘、ですね」
 赤い舌が、先端をべろりと舐めた。耐え切れずに滲ませた滴も一緒に舐め取り、彼女は笑う。
0157タイトル:tease(アーニー×サヤの人)2013/09/15(日) 20:29:30.73ID:FR5SArPY
「我慢してて辛くないですか?」
 サヤが指先を先端へ滑らせると、新たに滲んだ滴がまとわりついた。蜘蛛のように引いた糸を、サヤは舌に絡めて断ち切る。
「ん、しょっぱい……」
「はぁ、はっ、サヤ――」
「これもアーニーの味、ですね」
「――ッ、く、ぅう」
 煽り立てるサヤに、アーニーの我慢はいよいよ限界に近付いていた。噛み締めた奥歯の隙間から呻き声が漏れ、熱くなった身体に汗が浮き出る。
「駄目だ、サヤ……もうこれ以上は……!」
「だから、言ってくれなきゃ解りませんって」
 この後に及んで、彼女は意地悪く問うてくる。解っているだろうに、敢えて愛撫を緩めた。
「言ってください、アーニー」
 サヤは昂ぶったそれを、ゆるりと握り込む。手の中で脈打つ感触を楽しむかのように。
「……ねえ?」
 アーニーの膝に片手をついて、サヤが上体を持ち上げた。アーニーの中心を握りながら、唇を耳元に寄せ、熱と艶を帯びた声で囁く。
「聞かせてください。アーニーは、どうして欲しいんですか?」
「どう、って……は、あぁ、んぅ……!」
「このままで良いんですか? こんなに熱くて硬くて……まだ耐えるつもりですか?」
「サヤ……」
 薄く開いた唇が、そのままアーニーに重ねられた。声よりも熱い舌が口腔をなぞる。
「ん……んっ、ふ、ぅ」
「んん、アーニー……」
 絡めた舌を解き、唇を離す。彼女の吐息が喉元にかかった。
 上気したサヤの頬に手をやる。彼女の瞳に、自分の姿が映っていた。まるで頭の芯が熔けたように、虚ろな顔をしていた。
「ねえ、アーニー」
 サヤの手が、再びアーニーを擦り上げる。鋭く尖った快感が、情欲を炙り高めていく。
「サヤ……もう、駄目だ……限界だよ……」
 残っていたひとかけら理性が、氷のように溶かされた。
「限界、ですか」
「く、う、あぁ……イキそう……イカせて、くれ……」
「解りました」
 よく出来ました、とサヤはアーニーの頬に口付け、顔をアーニーの脚の間に埋める。
「――あ、あぁッ」
 硬く限界まで張り詰めたものを、サヤが含み舐め上げた。びくり、と震えが走る。
「ん、気持ち良い、です、か?」
「う……ああ、良いよ……もう、出そう……ッ!」
「良いですよ、出しても」
 湿った音が聴覚を犯し、アーニーを根元まで包み込む。
「あっ、も、もう……駄目だ……はあっ、う、うぅっ!」
 限界まで昂ぶったものが、ついに弾けた。白濁した熱が吐き出され、サヤの顔を汚す。
「はぁ……はぁ……サ、サヤ……」
「可愛かったですよ、アーニー」
 霞んだ視界で、サヤがうっとりと微笑んでいた。

――
0158タイトル:tease(アーニー×サヤの人)2013/09/15(日) 20:30:06.96ID:FR5SArPY
 情火は収まるどころか、更に激しく燃え盛っていた。アーニーはサヤの顔をを拭うと、ベッドに押し倒す。
「ここは私の部屋ですよ?」
 アーニーの下でサヤが呟く。情事に及ぶのはアーニーの部屋で、という暗黙の了解があったのだ。
「今更何を言ってるんだ。君から、そうしたのに」
 了解を破ったのは、サヤの方だ。アーニーは服を剥ぎ取り、下着の隙間に指を潜り込ませる。軽く探るつもりが、指はするりと奥に飲み込まれた。
「へえ……僕を焦らしながら、君も興奮してたんだ?」
「そんな事は……」
「だったら、これは何?」
 指を増やし、派手な音を立てて掻き回す。
「やっ、嫌ッ! やめて、ください……あ、あぁ!」
「君は焦らしたけど、僕は焦らさないよ。こんなに欲しがってるんだからさ」
 ぐいと中を押し広げ、敏感な場所を探り当てる。きつくそこを押すと、サヤは腰を浮かせて大きく喘いだ。
「見付けたよ。ここだね、サヤ」
「ひ、や、んあぁぁぁッ!」
「外に聞こえるかもって言ってたのに、そんなに声を出して良いの?」
「でも……声、抑えられな……や、あ、ああッ!」
 中を探る指が締め付けられ、隙間から溢れた滴がシーツに落ちる。
「ん、指だけでイキそうなの?」
「そんな、事は――ふぁ、んん……!」
「サヤは我慢しなくて良いんだよ? ほら、締め付けてきてる」
 アーニーが羞恥を煽ると、サヤの喘ぎ声が大きくなった。そこを追い詰めるように攻め続けると、彼女の身体が跳ねる。
「嫌、イッちゃう……駄目、アーニー……!」
「良いよ、我慢しないで」
「はぁ、う、あ、あっ、ああぁぁッ!」
 引き絞るような嬌声。中の指が食い千切らんばかりに締め付けられ、律動の後に解放された。
0159タイトル:tease(アーニー×サヤの人)2013/09/15(日) 20:30:39.95ID:FR5SArPY
「ふぁ……」
 サヤの身体が糸が切れたように崩れ落ちる。荒い息を吐いて、ぐったりとベッドに全てを預けていた。
「これで満足って訳じゃないでしょ?」
「――え?」
 弛緩した脚に手を掛けると、サヤは目を見開く。アーニーの意図を察して脚を閉じようとするが、達したせいで力が入らない。
「駄目、駄目です!」
「我慢しなくて良いって言ったでしょ」
「別に我慢なんて……ああっ!」
 サヤの抵抗を易々と押さえ、アーニーは己を突き立てた。彼女の熱く溶け、ゆるゆるとアーニーを受け入れる。
「はあっ、あ、やぁっ!」
「ん、もうきつくなってきたよ……」
「だって、中、アーニーが……んんぅ!」
「僕のせい? 嫌なら止めるよ?」
 突き上げながら囁くと、サヤは首を振ってアーニーにしがみついた。
「――嫌じゃ、ないんだね」
 昂りを最奥まで押し込むと、サヤは身を震わせて喘ぐ。
「はぁ、あぁ、また、イッちゃいそう、です……」
「ふ……う、良いよ。僕も、そろそろ、だからさ……」
 アーニーの動きが速く、激しくなる。繋がったところから、濡れた音が境目を曖昧にして二人を溶かす。
「うぅ、う……サヤ、イクよ……!」
「アーニー! やぁッ、一番奥に……私も……ん、んん、ああぁぁっ!」
「ん……解ってる、よ」
 その瞬間、サヤがアーニーを抱き締めた。アーニーは身体ごと全てをぶつけ、サヤの中で果てる。最初よりも更に熱を帯びたものが、溢れる程に彼女の中を満たしていった。


 二人では狭いベッド。アーニーはサヤを抱き寄せ、髪を撫でた。
「珍しいね。君から、その……誘ってくるなんてさ」
「私だって時々は……したくなるんです。いけませんか?」
「そんな事は無いよ。誘ってくれるのは嬉しいし。でも」
「でも?」
「あそこまで焦らされるとは思わなかったから」
 己の痴態を思い返しアーニーは苦笑する。
「い、いつもアーニーがそうしてるから……」
「まあ、別に焦らすのは良いよ。でも、君の身体が持たないかも。それでも良いなら、ね」
「程々にしておきますよ」
「でも、気持ち良かったんだよね?」
 サヤが真っ赤になった。意地悪な問い掛けの答えは、胸を小突く拳。
「……素直じゃないな」
 アーニーは小さく笑って、その拳を手の中で転がした。
0160アーニー×サヤの人2013/09/15(日) 20:32:05.65ID:FR5SArPY
以上です
お目汚し失礼致しました(=゚ω゚)

最初のにタイトル入れるの忘れてた…orz
0161名無しさん@ピンキー2013/09/16(月) 01:01:01.17ID:RN6V6hGX
GJ! 銀糸とか赤い舌とか、まさに色めくエロス!画が浮んだよ!
0163名無しさん@ピンキー2013/09/16(月) 22:25:18.96ID:1hIcQZ49
夏喃のアイビスに対する「君のようなスレンダーな女性は好みじゃない」と聞いて、イルイとツグミが猛反発して「こんなに可愛いのに!」と夏喃の前でアイビスを(性的に)苛める姿がすぐに思い浮かんだのは、大体このスレのせい
0164名無しさん@ピンキー2013/09/16(月) 23:18:51.78ID:OZRqUKdl
ナイスな展開じゃないか!
ただちにそれを文にして投稿して下さいお願いします
0165名無しさん@ピンキー2013/09/19(木) 22:25:21.32ID:85OgY8/6
Jの三人娘でエッチを書きやすいのは誰か?と妄想してみた。
メルアのおっぱいにチョコをたらしてチョコパイとか乳首に生クリームでプリンとかしか出なかった。
0166名無しさん@ピンキー2013/09/19(木) 23:00:18.04ID:uoMBm/5P
夜を統べる者ならば三人娘+姫様+女騎士までなら同時にOK!
0167名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 19:10:22.01ID:FJbRoujV
フラグをへし折られ続けたトンビがハーレムと化した夜を統べる者を羨ましそうに眺めるんですね
0168名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 03:27:21.82ID:GhbiOFOl
「夜を統べる者のビッグボルフォッグだー!」
「!?」
0169名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 03:31:47.84ID:t4eFl+EY
トンビさんはOG出演したら誰かとゴールインフラグまで立てて欲しいものだわ……
0170名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 07:24:16.28ID:lgxZZMMC
>>169
むしろ、誰がWでの役割の代わりになるのかな〜とは思う。特に親友ポジと教官ポジと傭兵ポジが気になる
0171名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 11:27:44.57ID:rQTq4TC4
エルザム兄さんとこに転がり込んで
アクセルかユウあたりにしていたと言われるかもしれん
0172名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 07:51:32.34ID:5r076eFC
>>170
そういう版権スパロボから単にキャラクター替えただけの使い回し展開ってのは流石に感心出来ませんな……
0173名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 23:02:26.35ID:ITGA5+PX
昔、バルキリー同士でSEXというとんでもエロ同人を見たなあ……。
0175名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 10:25:28.86ID:EFYGpx8b
世の中にはロボエロというジャンルがあってな…(遠い目)
0178名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 22:14:01.79ID:FZjTFv3V
版権・OGに関わらず自分の愛機が異性の人間として擬人化した場合、パイロットがどんな反応を示すかが気になる
特にリュウセイとか00の刹那とか
0180名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 23:49:09.76ID:LRSU4kNo
なんでだろうな、パンチ繋がりなのか
俺の中でR-1擬人化のメインフレームがパットになってるんだ
0181名無しさん@ピンキー2013/09/24(火) 22:57:53.25ID:r4O6/o0S
>>174
すまん、バルキリー同士というネタが衝撃的すぎたんで覚えていない。
0182名無しさん@ピンキー2013/09/27(金) 14:31:56.88ID:yl1pHngn
だれか平井大戦で書いてくれんかの
銀色のオリンシス・ヒロイック・エイジ・スクライド・マジェクティックプリンスとかもいれて
0183名無しさん@ピンキー2013/09/27(金) 17:45:42.89ID:DjIRmV+O
>>182
今年で54なのにああいう絵ばっか画いてるってのは何かこう、複雑な気持ちになっちゃいますね。
俺ら団塊Jr.前後がイメージする50代の仕事っていったら、もっとシックというか古色蒼然というか骨太というか……

一体なにが違うんだ?
0184名無しさん@ピンキー2013/09/27(金) 22:44:18.09ID:TW3hIp2D
そうはいうが、平井さん、ガルキーバより前はOVA版沈黙の艦隊の作監とかやるくらい普通の絵だったぞ
0185名無しさん@ピンキー2013/09/28(土) 02:59:49.06ID:+ews0m2d
なあにアニメでは無いが世の中には還暦超えてまだマリオくん描いてる人もいるんだ
0186名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 00:43:28.20ID:t2aJ+spb
>>184
どっかで何か、いのまたむつみ辺りからの悪い影響でも受けたんだろうか?

とりあえず荒木伸吾&姫野美智や芦田豊雄や小松原一男や安彦良和や
杉野昭夫や金田伊功といった系統の絵柄とその後継者世代の面々の絵柄とを比べると
後者たちに対して何故か凄まじくコレジャナイ感覚を感じちゃうのは、一体……似たような画風なのに何が違うんやねん?
0187追記です2013/09/29(日) 01:07:21.35ID:t2aJ+spb
具体的には60年代末期から70年代に頭角を表した面々と
80年代以降に頭角を表した面々に対する感覚の違いってヤツ、ですかね。
別にリアルタイム体験世代な懐古厨ってワケじゃあ無いけど
何かこう、"彼ら"への違和感が未だに拭い切れなかったりするんでして……

>>185
あれは言っちゃ何だがもう惰性の域としか言えんな。
早く後継者を見出だして楽にしてやれって言いたいさ
0189名無しさん@ピンキー2013/09/29(日) 21:31:06.11ID:06pfDZ1b
おう、少年サンデーの悪口やめろや。…というかそろそろスレ違いだな。
0192名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 15:28:46.41ID:UJpXVdFe
スパロボOEオールクリアしたけどED後セイシロウとヒマリがドモン達とダブルデートするみたいなんで妄想が滾って仕方ない件
0193名無しさん@ピンキー2013/10/13(日) 21:42:38.90ID:8zdw37KF
>>192
>ED後セイシロウとヒマリがドモン達とダブルデートするみたいなんで

タママ
「だ、ダブルデートですか……心 か ら 腐 っ た 響 き だ ぜ !」

こうですかわかりません!
0195名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 22:48:26.36ID:JiiCtQT5
つまりあぶれたドモンのゴッドフィンガーがセイシロウのライコウブレー…よそう、俺の妄想だけで皆を錯乱させたくない
0196名無しさん@ピンキー2013/10/16(水) 21:31:27.66ID:VF3aO+Rj
レインがドモンから離れたらネオスウェーデンからヤツが飛んできそうw
0198アーニー×サヤの人2013/10/24(木) 16:58:33.91ID:CV6mZZiM
ROMってる人はそこそこいる、のかな。
そんな過疎スレの救世主って訳じゃないけど、後で投下する予定ですよ。
名前欄の如くアーニー×サヤですけども。
0203アーニー×サヤの人2013/10/24(木) 20:36:53.33ID:CV6mZZiM
ごめん、夜全然関係無いw
次いで言うと落語でもない。
そんな訳で、投下します。

・アーニー×サヤ
・とりあえずエロいだけ
・三部のお二人
・アーニーはドSだと思う

分割は幾つになるか解らないので、悪しからずご了承くださいです。
0204Toy play2013/10/24(木) 20:38:21.07ID:CV6mZZiM
「ええ、多分それで大丈夫だと思います」
 意識の端で、通信を続けるアーニーの声が聞こえる。それに混じって聞こえるのは、不規則な振動音。
「――ふ、ぅ」
 サヤの唇がわななき、吐息が漏れる。
 音の源は、サヤの中にあった。
 アーニーのそれに似た形をしたもの――俗に言う大人の玩具という代物だ――がサヤを嬲り続けているのだ。
 一糸纏わぬ姿でベッドに放置されたまま、サヤはじっと声を殺す。
 そんなサヤを、アーニーは薄い笑みを浮かべながら眺めていた。そして、話を続けながら手元を動かす。
「ッ⁉︎」
 サヤの身体がびくりと跳ねた。中に埋め込まれたそれの振動が激しくなったのだ。
「やっ、やぁッ!」
 抑えきれずに漏れる声。アーニーが人差し指を当て、静かに、と唇だけで告げる。だがその言葉とは裏腹に、振動を更に激しくしていく。
 彼の手の中にあるのは、リモコン。玩具をそれで操り、彼は涼しい顔をしながらサヤを嬲っている。
 もう駄目だ、と達する寸前、振動が急に緩くなった。サヤは荒い息を吐きながらアーニーを見る。もどかしさが疼きとなって、サヤを掻き毟っていた。
 こうして止められるのは何度目だろうか。焦らされ続けているせいで、身体の芯まで情火が燃え盛っている。
「それで、その……ああ、そういう事でしたか」
 サヤを横目で見ながら、アーニーは満足げに微笑んだ。
 いっそ懇願出来たら、とサヤは思う。だが、僅かに残った理性と羞恥心がそれを許さない。それに、アーニーの通信相手に聞かれる訳にはいかないのだ。
「じゃあ、それでいきましょう。え? ええ、大丈夫です」
 通信はまだ終わらない。それどころか、わざと引き延ばしているようにさえ思える。
0205Toy play2013/10/24(木) 20:39:06.84ID:CV6mZZiM
 達する事が出来ず、疼きが渇きに変わっていく。
「アーニー……」
 小さく彼の名を呼んだ。何だ、と彼は小首を傾げる。解っているはずなのに、アーニーは何もしてくれない。
「もう、嫌です……このままは……」
 ん、と彼が眉根を寄せる。
「我慢、出来ません」
 渇きが、サヤの理性と羞恥心を押し倒した。震える声で、彼に懇願する。
「アーニーが、欲しい、です……!」
 彼が頷いた。手元のリモコンを操作しながら、サヤをじっと見つめる。
「嫌……アーニー……!」
 アーニーはリモコンを転がしながら、もう少し、と唇を動かした。そろそろ終えるつもりなのだろう。
「――解りました。では、また何かあればすぐにでも。はい、失礼します」
 そして悠々と通信を切り、悶えるサヤの側に腰掛けた。


 待たなくても良かったのに、とアーニーは笑う。
「手足を縛ってる訳じゃ無かったんだし。嫌なら抜くなり、自分でするなり出来たのに」
「そ、そんな事出来ませんよ!」
「恥ずかしいから? 僕が欲しいってちゃんと言えたのに?」
 くすくすと笑いながら、アーニーはリモコンを弄る。緩くなっていた振動が強くなり、サヤは身体を震わせて喘いだ。
「せっかく買ったんだし、このままイッてよ。サヤがイクところ、ちゃんと見たいから」
「嫌ッ! 嫌です、そんなの……あぁっ」
 焦らされ続けたせいで、身体は快感を追い求めている。気を抜けばすぐにでも達してしまいそうだ。
「こんなので、私は……! 嫌、ぁ!」
 だが、玩具で嬲られるのは嫌だった。彼ではないもので達したくはない――唇を噛み、サヤは耐える。
0206Toy play2013/10/24(木) 20:39:46.06ID:CV6mZZiM
「しょうがないなぁ」
 頑なにサヤに、アーニーは溜め息をついた。サヤを嬲る玩具に手を伸ばす。
「僕が動かせば良いでしょ? それとも、自分でやってみる?」
「そんなの……きゃあ! あ、あ、やぁッ!」
 アーニーの手が玩具を握り、それを動かした。まるでアーニー自身のような動きに、サヤの腰がうねった。湿った音が、振動にまとわりつく。
「手が滑ってやりづらいな。ほら、こんなになってるよ?」
 アーニーは手をサヤの眼前に晒した。指の間を、ついと銀糸が繋いでいる。羞恥に身体が熱くなり、サヤはきつく目を閉じて顔を背けた。
「あーあ、シーツも凄い事になってるね。ここまで濡れてるなんて。サヤ、聞こえる? まだ溢れてくるよ」
 そう言いながら、彼は抽送を速める。ぬるついた音が、聴覚を犯していく。
「ん、気持ち良さそうだね。咥え込んでるの、よく見えるよ。ぎゅっと締め付けて、離したくないって……またきつくなった」
 アーニーは容赦無くサヤを攻め立てた。理性と快楽がせめぎ合う。だが、焦らされ続けた身体が陥落するのは時間の問題だった。
「震えてるよ? もう、そろそろでしょ?」
「嫌、見ないで……!」
 敏感な部分をアーニーの前に晒している――その状態で達するなど、羞恥の極みだ。理性はそう叫ぶものの、サヤには抗う事は出来なかった。
「駄目、駄目です! もう、私……嫌、見ないで……アーニー……や、あ、イク……駄目……あぁっ、ああぁぁッ!」
 背中を反らし、歓喜の声が喉を震わせる。
「可愛いよ、サヤ」
 アーニーがサヤの髪を撫でる。そして上気した頬の涙を拭い、口付けた。

――
0207Toy play2013/10/24(木) 20:40:34.60ID:CV6mZZiM
 律動の収まったサヤの中から、アーニーは玩具を引き抜いた。溢れた蜜が部屋の明かりを絡ませて、淫靡な光をまとっている。
「買った甲斐があった、かな」
 ぐったりと四肢を投げ出したままの彼女を見ながら、アーニーは小さく笑った。
「……どこでそんなものを手に入れたんです?」
「ん? それは内緒。これのお陰でサヤがイクところ、ちゃんと見られたよ」
 そう煽ってやると、ぷい、とサヤは顔を背ける。気持ち良かったのは見れば解るが、認めたくないのだろう。
「いつからそんな趣味に目覚めたんですか」
「さあね。嫌なら止めるよ?」
「嫌、というか……」
「僕は君の一番恥ずかしくて可愛いところが見られたから、結構満足してるけど」
 サヤの顔が真っ赤になった。枕を抱え、身体を丸める。
「気持ち良かったみたいだし、あげようか? 君がしたくなった時に、すぐ相手出来るとは限らないし」
「いっ、要らないですよ!」
「そう? じゃあ、時々こうやって焦らして遊ぼうかな」
「使わないって選択肢は無いんですか」
「せっかく買ったんだし、使わなきゃ勿体無いだろ?」
 そう言って笑うと、サヤは手にした枕をアーニーに投げ付ける。顔面にクリーンヒットしたせいで、持っていた玩具を取り落としてしまった。それがベッドに落ちた拍子にスイッチが入り、淫猥な音が響く。
「ああ、本体にもスイッチあるんだね」
 サヤが身体を震わせる。
「リモコンで遊んでたから、気付かなかったよ」
 アーニーはそれの先端でサヤの身体をなぞった。小さな悲鳴が上がる。
「敏感だな、サヤは。さっきのせいか?」
 低い声を這わせると、閉ざした目蓋がわなないた。
 腰のラインを撫で、胸先へ押し当てる。ゆっくりと円を描くと、悲鳴は喘ぎ声に変わった。
「こういう使い方も出来るのか」
「や、止めて、ください!」
「本当に嫌? 確かめてみようか」
 肌に玩具を押し当てたまま、指先をサヤの中に潜らせる。先よりも熱いものが、ぬるりと指を濡らしていた。
0208Toy play2013/10/24(木) 20:41:22.69ID:CV6mZZiM
「嫌じゃないくせに」
 中を擦ると、サヤの中がぎゅっと狭まる。
「どうする? 指でこのまま? それとも、もう一回それを使おうか?」
 意地悪く問うと、サヤは嫌だと首を振った。
「だったら、止める?」
「嫌……欲しい、です……」
「何が?」
 指を締め付けながらサヤが喘ぐ。二度も言わせるのは酷だと思いつつも、アーニーはサヤを攻め立てた。乱れた髪が、シーツを流れて揺れる。
「あ……アーニーが、欲しいです……ッ! これ以上は、もう……あっ、んんッ!」
 理性の熔けきった声がアーニーを求めている。耐えられないのは自分も同じだった。アーニーは服を脱ぎ捨てる。
「いくよ、サヤ」
 肌を嬲っていた玩具をベッドの端に転がし、サヤの腰を引き寄せた。一気に最奥まで貫くと、熱く溶けた身体がアーニーを締め付ける。
「僕と玩具、どっちが気持ち良い?」
「やっ、あ、あっ! アーニーの、方が……っ! はぁっ……気持ち、良い……!」
 アーニーに揺さぶられ、荒い息の下で彼女が言う。
「ん……それなら、良かった」
 余裕を見せられたのはここまでだった。彼女を焦らしながら結局は自分も焦らされていたのだ、と急速に高まる快感がアーニーにそれを思い知らせる。
 サヤの声が高くなった。絡めた指がきつく握られる。
「アーニー……アーニー……っ」
「サヤ……ああ、僕も、イキそうだ」
 かすれた声で彼女の名を呼び、腰を突き入れた。ベッドが軋み、濡れた音と喘ぎ声がそれに乗る。
「――ッ、く、イクよ、サヤ……! ふ……う、うぅ……!」
 噛み締めた奥歯の隙間から呻き、アーニーは全てをサヤの中に流し込んだ。サヤの身体が、きつくアーニーを抱き締める。


 二度も達したせいか、サヤの目は虚ろだった。しかも、散々焦らしたから余計に、なのだろう。アーニーに全てを預けていた。
 状況が許せば、朝までこうしていたい――サヤの肌を撫でながら、アーニーはぼんやりと思う。まどろみに似た心地よさが、二人を柔らかく包んでいた。
 だが、それを警報が引き裂いた。
「敵襲⁉︎ サヤ、出撃準備を!」
「わ、解りました」
 急いで服を着たまでは良かったが、立ち上がった拍子にサヤがふらつく。
「サヤ!」
「足に力が入らなくて……」
 通信機がアーニーを呼び付けている。急がなければ。
「僕に掴まって。とにかく、行かないと!」
 よろめく彼女の肩を抱き、部屋を飛び出す。調子に乗り過ぎた自分が招いた結果だ。責任は自分で取るしかない。
 しばらくあれは封印だな――サヤを抱きかかえながら、アーニーは小さく溜め息をついた。
0209アーニー×サヤの人2013/10/24(木) 20:42:10.45ID:CV6mZZiM
そんな訳で以上です。
お粗末様でした(=゚ω゚)ノ
0210名無しさん@ピンキー2013/11/04(月) 07:49:23.91ID:z9cTxmBJ
遅ればせながらGJ!
Sなアーニーもこれはこれで

久しぶりに覗いたけどえらい過疎ってるな
0211名無しさん@ピンキー2013/11/07(木) 18:04:48.85ID:ZkOzw3ef
スレ保守も兼ねて投下してたけど、占有するのは本意じゃないからなぁ。
自分はUXしか書けないから、他の作品の投下があれば違うのかもしれんが。

OEはまだ完結してから一ヶ月経ってないんだっけ?
あの辺り書く人が居そうな気はするけども。
0212名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 17:51:14.52ID:Az5EMoc0
過疎ぶりはスパロボの賞味期限が近いことをあらわしているのかな。
かつて熱中していたものはこうして消えていくのか。
0213名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 18:21:02.56ID:6Pss5VVz
OEじゃなくてスミマセン。ギリアム×ヴィレッタ投下します。
・エロだけどエロくないです
・2次OGのネタじゃないです
・OG2以降のどこかだと思う
分割数わからないので嫌な人はIDをNGしちゃってね
0214昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:22:14.36ID:6Pss5VVz
割烹着姿のヴィレッタ・バディムがそこにいた。


「俺はまだ夢をみているらしい」
「二度寝とはいい御身分ね、ギリアム少佐?」
はたきの柄で頭を小突くと、気怠そうに布団を手放した。

ギリアムが問いて曰く、ハードワークで倒れかけの彼を癒やしに来たとのこと。
「隊長職を放り出していいのか」
「ここ、極東基地よ」
「俺が寝る前は北京にいたはずなのだが」
「あなたの部下(※3人組)が連れてきた」
「もしかしてその格好も」
「あなたの部下(※ゆ゛る゛さ゛ん゛!とか言いそうな人)がくれたわよ」
「さっきから何だその注釈は」
「少佐ともあれば部下が沢山いるでしょうから、誤認がないようにと」
「却ってわかりにくいぞ」
「でもわかったでしょう?」
「一発で」

頷き合って、ため息をついた
0215昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:22:54.43ID:6Pss5VVz
「……似合ってなくて驚いたでしょう?」
「いや、意外と似合っている」
「やっぱり意外なのね」
「すまん、失言だった」
苦笑して頭を下げる。
そこから上げた頭で片方だけ覗いた目が、ヴィレッタを真剣に見つめていた。
「あまり見ないで」
「見せるためのものだろうに」
「そ、それはそうだけど」
ふいっと背けた顔。
起き上がったギリアムの腕がそこに回される。
「それは日本の家庭的な女性が着るものらしいな」
引き寄せて、引き寄せられて、お互いの心拍数が上がっているのを感じた。
「ええ、だから似合わないって思ったのよ。それにしても聞いていたより元気ね。心配して損した」
「そんなことはないさ。実際殆ど寝ていない……襲い来る悪夢を仕事で忘れようとしていた」
抱きしめた温もりを、確かなものにしようとして。


「み、みみみみみみ、味噌汁、火にかけてるから!!」


何もしていないのに、お互い息が上がっていた。
0216昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:23:33.71ID:6Pss5VVz
味噌汁と焼き魚と白飯で、少し遅い朝食。
出汁の旨みが口中に広がって、何も喋らずにうんうんと頷いていた。
「その……やっぱり……」
「ん? 美味いと思うが?」
「そうじゃなくて、似合わない?」
「正直に言えば、な」
「あ、アヤに教わったのよ。『これからは女子力だ』って……む、無理矢理よ!」
「ぢょしりょく?」
「知ってるくせに。料理が出来る女性、特に和食はポイント高いんですって」
「ああ、そうか……」
箸を揃えてごちそうさま、と言う。
そのまま鞄を手に取り、中の書類を確認している。
急に冷めた様子。
というよりも、あからさまに、不機嫌。
0217昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:24:32.58ID:6Pss5VVz
「ギリアム少佐」
「何だ?」
「あなたに対するポイント稼ぎのつもりだったのだけど?」
「わかっているさ」
「……!」

息を詰まらせたヴィレッタに対し、クククッと笑いを漏らす。
「俺もそこまで鈍感じゃないが、そう言わせてみたくてな」
「忘れてたわ。あなたがパイロットとしてだけでなく情報部としても優秀だってこと」
「ふふ、そうかそうか。お褒めに預かり光栄だな」
高笑いを始めたので、裏拳。
「それは流石に不自然すぎ」
「すまない」
0218昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:25:26.64ID:6Pss5VVz
茶碗と皿を洗って呟く。
「君たちを殺そうとし、君たちに殺されそうになる……そんな未来。君は信じるかい?」
「信じる以前の問題。妄言よ、そんなの」
隣でやはり皿を洗うヴィレッタは、バサリと切り捨てた。
「いくらあなたが予知能力者でもね」
濯いで立てかけて手を拭う。
「俺も取捨選択はしているつもりなんだが、慣れないよ。この手のだけは」
「だから予知以前よ。あなたがそんなこと」
言葉を止めてじっと見つめた。

ギリアムの過去。ヴィレッタの過去。
「……こっちには慣れたってことね」
交差させた“彼”と重ね合わす。
「お互い様、だからな」
渇いた微笑を交わし合う。
どんな理屈を並べた所で、始まりはその同調だった。

でも。
「そんな未来よりも選んで欲しい未来があるから、私はここにいるの」
始まりの続きは、1つではない。
0219昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:26:13.02ID:6Pss5VVz
唇を重ねて、舌を絡ませる。
胸に差し込んだ手。髪を櫛解く指先。
「ん……んむっ、ひっ……」
短く息をついて、愛しい人の名前を呼ぶ。
「ギリ、アム」
「ヴィレ、ッタ……」
「早く、欲しい……ギリアムが……!」
「そ、それは山々なんだが、その服は汚して良かったのか……!?」
「い、今更!? 言ってて萎えないの!?」
「……逆に硬くなっているが」
「言わないで! 言わないでいいから!」
焦れったく割烹着の下のスラックスをずらすと、ギリアムの手が割烹着をたくし上げた。
「これで、良しと」
もう片方の手で自分の性器を取り出す。
宛てがい擦らし、滴る粘液に十分に浸した。
「ギ、ギリアム……早く。焦らさないで」
「ちなみに盗聴器が仕掛けられていたが」
「!!」
ぐっと押し込んで、奥まで結びつく。
締め付ける感触と押し広げる感触。
「んんんんんんんんんん!! あ、あぁ!」
「ヴィレッタ……! いい、いいぞっ……!」
四肢をばたつかせるがそれはもっと深く抉られることを意味し、抗議の声は喘ぎ声へと変わる。
「やめ! あンッッ! い、いやっ、いいいいいいいいいいい!!」
気が付けば衝動に任せ激しく腰を振り、お互いを絶頂へと導いていく。
「ギリアム! ギリアム!」
「行くぞ、ヴィレッタ……!」
意識に閃光が走り、ヴィレッタの中でギリアムが弾けた。
0220昼の少し手前で2013/11/09(土) 18:26:44.75ID:6Pss5VVz
結合を解いて荒く肩で息をする。
「ちなみに盗聴器だが」
「―――――!」
「一目でわかったから最初に抱きしめた時に取って壊しておいたぞ。君も注意が足りないな」
「……ギリアム・イェーガー少佐?」
萎えた先端を爪で摘まみ負荷を掛ける。
「や、やめろそれは!」
「ふふふ、そちらに『覚醒』するかも? でもこれくらいされても当然よね……!」
「ヴィ、ヴィレッタ……!」
「なんてね」
彼を解放し、別な手段で拘束する。
「ヴィレッタ?」
抱き締める、という形で。
「次から悪夢は見ずにすみそう?」
「ああ……勿論」
腕を回し返し、柔らかく呟いた。
「君との未来を、見られそうさ」



余談だが、情報部の天真爛漫な部下(※連帯責任)は翌日から書類の量が明らかに増えたという。
0221名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 18:28:55.86ID:6Pss5VVz
以上です。
ギリアム少佐は絶対エロの時いらんこと言って怒られるタイプw
ヴィレッタ大尉の反応が結構初々しいのは……まあ少佐は大尉に出会うまで枯れてただろうしw
0222名無しさん@ピンキー2013/11/09(土) 21:24:54.94ID:YxxsIaqt
>>212
ねーよwww
ただ書き手さんが現れないだけだろうが

>>221
乙乙
ギリヴィレは俺の英雄戦記!
0223名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 10:54:45.14ID:1pMbzkCm
>>割烹着
ちょw光太郎wおまw

他の二人も珍しく悪乗りしたんかw
0228名無しさん@ピンキー2013/11/16(土) 00:13:17.09ID:9GwE14xg
ジョウとマイクの告白の練習を見て恋がなんなのか間違えて理解した
記憶喪失のフェイに正しい男女の愛し方を教えるのは誰?
0230名無しさん@ピンキー2013/11/20(水) 11:16:23.00ID:pT5lWj80
カズマとアリアって、むしろあくまで自慰行為だって言い張れば好きなだけできるんじゃね
0231名無しさん@ピンキー2013/11/20(水) 21:53:41.43ID:MpBNREAO
長らくスパロボを遊んでいないから新し目のオリキャラは本当にわからなくなっちゃった。
0234名無しさん@ピンキー2013/11/22(金) 00:21:56.96ID:L/kaC6zI
宗介「肯定です(アファーマティブ)、大佐殿。高度な自慰行為は見た目こそ奇抜ですが、得られる快楽は通常のそれを遥かに凌駕しています。そう、以前もかなめの使用済みの下着を被りながら全裸で自慰行為に耽ったのですが、その時の快感たるや……」
かなめ「何やってんのよアンタはぁ!?」
0235名無しさん@ピンキー2013/11/23(土) 21:46:04.42ID:+RouF98G

テッサ「・・・かなめさん、落ち着いてください。あの人はそもそもあなたを『かなめ』と
呼ばないでしょう?」
0236まとめwiki”管理”人 ◆jLi1hW.4fM 2013/11/25(月) 03:43:05.30ID:7DJf+QxO
えーと、一応こちらにもお知らせを
何やらここ数日になってまたwikiの方にスパムページがガンガン作られるようになってまして、
いちいちその都度削除するのも面倒なので、一応の対策としてwikiの編集権限をLivedoorID保持者のみに上げてみようと思います
現状を見るに特に利用上の問題などは発生しないとは思いますが、もし何かあれば自分までお願いしますね
それでは、失礼しました
0238名無しさん@ピンキー2013/12/16(月) 12:37:12.42ID:4Gxheyui
しかし、停滞激しいな
自分みたいにROMってる人は居るだろうけど
0240名無しさん@ピンキー2013/12/19(木) 23:15:29.75ID:atMyKhDa
デスティニープランでセックスの相手がラミアとエキドナの二人と決められた俺が、どちらから相手にするかで苦悩する物語か。
0241名無しさん@ピンキー2013/12/20(金) 22:30:38.18ID:kb3F1eAq
両方とも人造人間だから性行為は出来ても妊娠出産機能は無さそう
つまりその二人を相手にしろと言われたってーことは・・
0242名無しさん@ピンキー2013/12/27(金) 22:24:41.65ID:Pt2L2gYO
それだとウォーダンが悲惨すぎる
ほぼ確実に童貞で死んでる上に
種なしかぼちゃだとは……

あーでもピートとか男性型はみんなそうか……
0246名無しさん@ピンキー2014/01/24(金) 23:51:45.89ID:IsqGUcgH
保守の書き込みしかないとは……
3次Zも来るし、書く人もしばらくプレイに専念なのかね

投下するにしても、自分が書けるネタは一つだけだからなぁ
02492482014/01/25(土) 18:56:12.25ID:bkQxqFmI
 件の事件が起きる以前は多数の所員を抱えていた南極のマザーベースだったが
現在は両手の指で数えられるほどの人員しかいない。この無駄に広い浴場も、その名残というわけであって。
 何にせよ、熱い湯に浸かって日頃の疲れを洗い流すのは数少ない癒しに他ならず、氷で覆われたこの地なら尚更である。
「…向こう一年はこのままだろうが」
 脱衣所にて服を畳みながら、ジョッシュは一息吐いた。
「やるべきことを済ませたら、ここも監視機械に任せて処分するしかなくなるだろうな」
 同じくロッカーに服を入れながら、ウェントスは返した。
「ここは君達の家みたいなものだろう? いいのかい?」
「名残惜しくないって言ったら嘘になる。けど、ここに縛られててもしょうがない。それに…」
「それに?」
「ラキに、お前達にもっと外の世界を見せてやりたいんだ。なかったと思った時間を、手に入れることができたんだから」
 以前のようにどこか差し込んでいた暗い影はほとんどなくなった。そんなジョッシュの横顔を見て、ウェントスも、何か安堵した気分だった。
「そうだね。僕もリムと一緒に、この世界は見て回りたいかな。戦い以外のものは、まだ全然見ていない気がするから」
「ま、それまでは辛抱を…」
 と、二人話していた時、唐突に浴場側から扉が開かれた。
「は〜い、二名様ご案内!」
「…」
 まず威勢よくリムが出てきた後に、無言でグラキエースが現れた。唐突かつありえない状況に、思わずジョッシュは目を白黒させた。
「リ、リム!? それにラキも…ここ男湯だぞ!?」
「知ってるよ、ちゃんとここにも書いてあるし」
 事も無げに扉を指差すリムに、ジョッシュは声を荒げた。
「そうじゃなくてだな!」
「いいからいいから、ウェン、こっちに来て」
「う、うん」
 何が何なのかという表情で立ち尽くしていたウェンも、半ば無理矢理リムに浴場に引っ張り込まれる。
「あ、ラキさんはお兄ちゃんをお願いね」
「わ、わかった。ジョッシュ、来てくれないか?」
「…あ、ああ」
 ラキにこういう風に言われると何も返せないのが自分の弱いところだな、と改めてジョッシュは痛感した。
02502482014/01/25(土) 18:57:41.14ID:bkQxqFmI
*

 浴場に連れ込んだ二人を座らせると、リムとラキは早速タオルに泡立て始めた。
「アタシ達はただ、二人を労いたいだけだけど? こうやって二人にあったまってもらって…」
 華奢な印象がありながらしっかりとしたウェンの背中に熱い湯をかけ流しながら、リムは続ける。
「日頃の疲れを癒してほしいだけ。そうでしょ、ラキ?」
「ああ。ジョッシュには、日頃世話になりっぱなしだから…」
 たっぷりシャワーを流して温まった背中を、ラキはタオルで擦り始める。少し恐る恐るという感じだが、その拙さがラキらしい。
「それともジョッシュはこういうのは嫌か?」
 肩口に顎を乗せて覗き込んでくるラキに、ジョッシュはとても嫌だと言えるわけがない。
「嫌なわけないさ。ただ…」
「なら、このままお前は私にされるがままでいてくれ。お前を、気持ち…よくしてやるから」
「…ん?」
 気持ちよくする?
 そのフレーズに、ジョッシュは違和感を感じずにはいられなかった。風呂に入る時のフレーズらしくない…という違和感。
「ウェン、気持ちいい?」
「うん、ちょうどその辺り…」
 怪訝な顔をしているジョッシュに対し、ウェンはといえば素直にリムのもてなしに身を預けている。
「よかった。…じゃあ、こういうのはどう?」
 と、唐突にタオルのやわらかな繊維の感触が、むにむにとしたゴム鞠を連想させる感触に変わった。
「んっ…ウェン…気持ちいい…?」
「…ん? うん、気持ちいけど…あっ…」
 奇妙な感触と一気に距離が縮まったリムの吐息に振り向いて気がついた。背中を流していたのはタオルではなく
リムのたわわに実った豊かな乳房だった。
「こういうのは…初めてだけど…どうかな…?」
 火照りながら押しつぶされた二つの乳房が、ウェンの背中でゆったりと上下する。その事実に、さしものこのぼく朴念仁も
顔の紅潮を抑えられなくなってしまう。
「え…あ…や、やわらかくて…その…」
02512482014/01/25(土) 18:59:44.22ID:bkQxqFmI
*

「お、おい! お前等…」
「ジョッシュ…」
 あられもない行為を始めた妹に何か言おうとした時、白い泡にまみれたしなやかな手をそっとジョッシュの顔に添えて
ラキは自分の方に振り向かせた。
「今は私を見てくれ…んっ…」
 そのまま、ラキはジョッシュの唇に自分の唇を重ねる。唐突な行為に驚くジョッシュを、ラキは一層驚かせる。
「ラ…キ…?」
「んむっ…」
 キス自体は初めてというわけではないが、いつもと違った状況で行われるキスは、奇妙な興奮を生んでいた。
 と、ラキの両手が、ジョッシュのタオルで隠された部分の下に伸びる。
「ラキ、それは…っ」
「こうすれば…気持ちいいんだな?」
 泡がついたままでぬるぬるとしたラキの両手が、ジョッシュのペニスを包み込むように捉える。
 どちらかといえば体温は低めのひやりとした指に泡が絡み、なんとも言えない快感を呼ぶ。
「ジョッシュのものが…大きくなっているな…」
「っ…!」
 元々タオルを巻いただけの姿でラキに寄り添われていたのだから、多少は陰茎に血が通ってしまってもおかしくはない。
 が、さすがにこう刺激されるとそんなもので済むわけもなく…。
「何度見ても、あんなものからこんな大きさになってしまうとは驚きだな…」
「ラ、ラキ、頼むから…」
 ジョッシュが限界に近づいているのを感じると、ラキは一層その手を早めた。それ自身から溢れた液と、ラキの指が音を立てて絡み合う。
「ジョッシュ…出してくれて…いいから…」
「ラキッ…!」
02522482014/01/25(土) 19:01:38.09ID:bkQxqFmI
*

「ラキ、もう始めちゃってるね…背中は、これぐらいでいいかな…?」
「あ…うん…」
 こちらも準備完了とばかりに、すっかり赤く染まった頬で二人は見つめあう。
「次は、ちゃんと前も洗ってあげないと…」
 椅子に座ったウェンの前方に回りこみ、リムは跪く。
「大丈夫、私に任せてね…?」
 豊かな胸の谷間には、まだまだ相当量の泡が残っており、それを湛えたまま、ウェンの胸板に押し当てる。
「んっ…うん…」
 ぬりゅぬりゅと音を立てて、リムの乳房がダイナミックに、しかしゆったりとしたリズムで滑る。
「ウェンの乳首…私のと擦れあって…」
「くっ…」
 どちらかといえば乳輪が大きめで、小粒なサイズのリムの乳首が円を描くように滑り、それが胸板で弾かれる度、リムは小さく声を漏らしてしまう。ウェンもまた同じようだったが。 
「全部綺麗にしなきゃね…♪」
 次第にリムの体は下半身に降りていき、こちらも立派に怒張したそれが、胸にツンツンと当たるところまで降りた。
「よいしょ♪」
「あうっ!」
 にゅるん、とウェンのペニスはリムの胸の谷間を潜り抜けて、そこから亀頭が顔を出す。
「オンナノコとかわからないみたいな顔してるけど、やっぱり興奮してくれるんだね。もっともっと、興奮して…♪」
 たぷん、たぷんと見事な双乳が、ウェンのペニスを挟んで上下に躍る。
「くっ…うっ…」
「いいよ、出しちゃっても。ラキには、こうやって気持ちよくするなんてできないもんね」
 先走りの汁と石鹸の泡が交じり合い、にちゃにちゃと卑猥な音を立て始めた胸を揺らし続けながら、リムは呟いた。
 これまでラキの存在を疎んだり嫌悪するなどということはついぞしたことはなかったが、それでも競わずにはいられないのもしょうがないことか。
02532482014/01/25(土) 19:03:09.94ID:bkQxqFmI
 しかし、その呟きはラキの耳にちらとではあるが、入っていた。
「はぁ…はぁ…」
「…」
 ジョッシュが吐き出した精の迸りをじっと見ながら、ラキはさっきの言葉を反芻していた。
「(リムの言う通り、身体的に恵まれているというのであれば、それは間違いなくリムの方だ。このままでは…。
 なら、私も私なりにジョッシュがもっと気持ちよくなれるよう努力をしなければ…)」
「ラ、ラキ、こういうことは…」
「ジョッシュ、ちょっと椅子から降りて座ってもらえないか?」
「…降りるのか? わ、わかった(…って、そうじゃなくて)」
 タイルの上に座り込んだジョッシュに、向かい合うようにラキも座る。すっと折りたたんでいた脚を、ジョッシュの方に伸ばす。
「なんだかお前に失礼な気がするのだが…許してくれ」
「は? な、何を…うっ…!?」
 ラキの両の足が伸び、ぐにぐにとジョッシュの足を挟みこむ。既にたっぷりの泡と最初の吐精でぬめりを帯びていたペニスに
一度はつるりと逃げられてしまったが、そこからすぐにコツを学び取るのはさすがメリオルエッセか、関係ないか。
「指を…もっと…」
 10本の指で、ジョッシュのペニスが逃げられないように確実に掴み取る。が、手でもぬるぬるしていたものを
足で刺激しようとすればさらに不器用にならざるをえないのは必然。しかし、そのぎこちなさが、えも言えない快感を生み出していた。
 機体のペダルを踏むのとはわけが違う。強すぎないように、逃げないように、足裏でジョッシュのペニスが震えるのを感じながら
ラキは一層刺激を強めていった。
「ラ、ラキ、どこでこういうことを…」
 快感からうまく言葉をつむげないならが、必死に搾り出したジョッシュに、刺激を緩めず、さらに強めながらラキは答えた。
「エクセレンが、こういうのもある、と…」
「や、やっぱり少尉が…ぐうっ!?」
 しなやかな指が亀頭を撫でた時、ジョッシュの反応が強くなったのをラキは見逃さなかった。
「ジョッシュ、お前はこの前、私の足は綺麗だと言ってくれたな」
「い、言ったよ。心配だったんだよ! ルイーナの時から、あんなに綺麗な足を冷たいタイルに晒してて…」
「そうか、その時から心配してくれていたのか。それは嬉しいものだな」
 純粋な嬉しさの間から、嗜虐的な快感がこみ上げてくる。
「お前が大事にしてくれたこの足で、お前が射精する瞬間を見届けてやる」
「ラキッ…!? あうっ…!」
 一瞬垣間見えた、かつての姿のラキの面影。勿論、今のラキが誰よりも愛おしく、大事なのは変わらない。
 が、あの冷たい眼光が一瞬だけ差しこみ、それで見透かされたように睨まれた瞬間、

…正直、いつもとは一味違った気持ちよさに、ジョッシュは震えてしまった。
 ビクンビクンとペニスが震動するのを感じると、二度目だというのにさっき以上の量の精液を吐き出し、そのままラキの両足を白く汚した。
「…いつもよりも多いな」
 こうやって気持ちよくなってもらう手段もあるのか、とラキは覚えておくことにした。
02542482014/01/25(土) 19:05:26.25ID:bkQxqFmI
*

 大の字で倒れて荒く息を吐くウェンの上で、リムは指から滴り落ちた精液を、ちゅっ、と音を立てて舐め取る。
「お疲れ様。気持ちよかった…?」
「さ、さすがに、四回も出しちゃうと…」
「四回…ラキは何回出せた?」
 同じくすっかり出し切ってぐったりと体を預けるジョッシュの下で、ラキは指折り数えた。
「五回は出したと思うが…」
「五回? 五回かぁ…」
 悔しそうな顔をするリムの顔を、怪訝な顔でジョッシュは見た。
「ということは、勝負は私の勝ちでいいのか、リム?」
「あ、ちょっと待って。その話は…」
 勝ちとかどうとか、不穏な単語に思わずジョッシュもウェンも声を上げた。
「おい、勝負って一体何の話だ?」
「君達が今日誘ってきた時から不思議だったけど、どういうことなんだい?」
「あー…えー…えっとね…」
 何とか言い訳を捻り出そうとしているリムの隣で、隠すことなど何もないという顔でラキが口を開く。
「ああ、それはだな」
「ラ、ラキさん!」


『ラキさんよりも、私のこの胸の方がウェンを気持ちよくできるしねー』
『何を言っている、私だってジョッシュに気持ちよくなってもらう為に頑張る覚悟はあるぞ』
『ほら、このお尻! ラキみたいにちっちゃくないでしょ!』
『膨らんでいればいいというものでもないだろう。重要なのはスタイルだと学んだ』
『だったらどっちが相手を気持ちよくできるか勝負する!?』
『私は構わんぞ』
02552482014/01/25(土) 19:06:52.83ID:bkQxqFmI
「…そんな理由でこんなことを始めたのか?」
 ぶるぶるとジョッシュの体が震えているのを、リムは空気だけで感じ取っていた。勿論、さっきまでの快感とは真逆の感情で。
「で、でもね、そうじゃないの! アタシとしては決して自分主体な勝負じゃなくてね、大事なのはパートナーに気持ちよくなってもらいたい、みたいなね?
 ダメかな?」
 小さい頃から何回も見せていた、ちょっと小悪魔的な表情をしながら、リムは首を傾げた。
「…リム。僕は君に頑張ってもらって、とても気持ちよかったよ」
 にっこりと、いつもの絶やすことのない笑みを浮かべながら、ウェントスはリムの肩に手を置いた。そして、何時もの優しげな声で答えた。
「でもダメなものはダメ」
 キッパリと言い放った。
「あ、やっぱりダメ?」
「ダメに決まってるだろうがぁ!」
 いきなり、力任せにラキとリムは、それぞれの相手に押し倒された。
「きゃあ!」
「くっ…ど、どうした? ジョッシュ? そんなにまずかったか? 何をしようというんだ?」
 さすがに良くない方向に話が動いていることを、ようやくラキも理解した。
「…俺がラキが痛がるようなことなんてするわけないだろ。ただ、ラキにも気持ちよくなってほしいだけさ」
「ジョッシュ、顔が全然笑っていないぞ」
 同じく笑ってない笑顔で、ウェントスがジョッシュに尋ねた。
「…さっきと同じく、何回イカせられたかで勝負ってことでいい?」
「ああ。体力的にキツい気もするけど…それは二人も同じだろうし」
 自分達のこれからされる事と運命を悟り、リムとラキは絶望した。

 ちょっと嬉しそうな表情で。
0256名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 19:08:00.75ID:bkQxqFmI
何がクリフに申し訳ないって、これじゃ風呂入れないよなぁって
0257名無しさん@ピンキー2014/01/25(土) 19:43:17.87ID:2IFIEPgk
うわわわわわGJ!!
この組み合わせはやっぱりいいな
0258名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 13:59:02.49ID:RBK98R+t
ラキの
足コキという発想は
とても正しい

じゃあリムには腋で…
0260名無しさん@ピンキー2014/01/28(火) 23:47:56.93ID:3bk+Oyfl
エロパロって書き出したころの勢いが大事だなあ。
グズグズしてたら全然書けなくなるし書いていてふと我にかえる
0262名無しさん@ピンキー2014/02/08(土) 22:49:59.24ID:yJb+roxy
今ののスパロボCCでやってるバレンタインイベントがエロパロの素材として
使いやすそうなんだよな
ユリアンヌのミルクを即答で欲しいと答える剣司と甲司とか
ドモン、一矢、輝を巡る恋路に破れたアレンビー、ナナ、ミンメイが相手のいないバレンタインを前にヤケカラオケやってたりしてた
0265名無しさん@ピンキー2014/02/17(月) 22:25:51.90ID:DAak1HFb
以前MXの二人でエッチを書いたけど、他の人が書いたのを読んでみると自分もまた書いてみっか?
などと思ってしまう。
0266名無しさん@ピンキー2014/02/19(水) 15:56:11.94ID:yxlXwJgh
新Zのオリジナルは眼鏡っ娘なのでとりあえず眼鏡にかけるだろう
0267sage2014/02/28(金) 10:31:02.61ID:A159QlKR
保守
0270名無しさん@ピンキー2014/03/09(日) 19:38:35.70ID:2RcKzAr2
そろそろ十分な量になったかなと思い、少しづつ書き溜めた文章を見てみると俺はキスシーンばかり書いていた
道理で完成しないわけだ
0271名無しさん@ピンキー2014/03/10(月) 08:54:06.42ID:S3haapCU
@wikiが大変らしいからしばらくは攻略wikiも覗きにいけないな
0275名無しさん@ピンキー2014/04/13(日) 21:19:18.06ID:WFW9ySsS
シンはセツコさんに必ず会えると信じてますからねと言うし、カレンも相変わらずキリコキリコ言いっぱなしで
クロスオーバーネタがはかどりそう
0277名無しさん@ピンキー2014/04/18(金) 01:26:17.85ID:F+VqCL5q
三次主人公は先生にも看護婦にも敵兵にもフラグたてるよ
0283名無しさん@ピンキー2014/04/22(火) 00:10:44.03ID:mi0qv0RA
安定のカレン×キリコ
今回だけで何回キリコ呼んでるんだカレンさん
0284名無しさん@ピンキー2014/04/22(火) 14:37:39.12ID:+ybvHhDU
ビンゴ大会で1位「艦長の処女」とかにしたら男性陣で
バトルロワイヤル→全滅になるな
0285名無しさん@ピンキー2014/04/22(火) 23:45:56.41ID:NeU36sq9
ほんのりレベルならヒビキとノリコとかグラハムとフォウとか
0286名無しさん@ピンキー2014/04/24(木) 00:29:21.70ID:2T20hoUe
ボン太になったキリコをカレンが褒めてフォローするシーンでワロタ

ギアスも完結済みでフィアナも今回で原作通りの結末を迎えたから、このまま後編でも2人の絡みは増えそう。
0287名無しさん@ピンキー2014/04/25(金) 00:58:37.50ID:djq8IOiT
セツコ「シン君が私じゃなくてルナマリアさんのほうを忘れれば良かったのに・・・」
0289名無しさん@ピンキー2014/04/26(土) 12:40:56.26ID:tQ6mpSD9
>>286
「くん」をつけろよデコ助野郎!!

後編で孤影再びが来るだろうから、その隙間にテイタニアが入ってきそう…

>>287
後編で間違いなく復帰するだろうから雌伏してなさい
0290名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 23:15:23.19ID:frxrzEqH
天獄編でセツコとステラとルナマリアとカガリとカミーユがシンを取り合うとか胸熱
0292名無しさん@ピンキー2014/04/28(月) 15:48:25.85ID:ktMISfE4
>>290
スティックに対してホールが多すぎるぞww
カミーユは後ろだからいいけど
セツコは目がアレだからグレン団の男部屋に誘導しとけばいい
0293名無しさん@ピンキー2014/04/28(月) 20:48:48.17ID:B9pcpZth
シンは今作でもフラグ立てすぎてて笑う
あと何故かキラのツッコミ役になってて余計に笑う

キラ「それって横領だよね」
0294名無しさん@ピンキー2014/04/29(火) 19:40:18.03ID:Bch33J05
ゼシカともフラグが立ちそうになりましたが、すぐに折られましたね
0295名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 00:04:01.95ID:+6EgNTis
セツコ姉さんとマユとで平和に暮らす多元世界もあったのかもしれない
0296名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 10:54:24.19ID:8b700sVM
アンディ「ついにMIXとヤれた!
あのビッグバンでパイズリとか最高だったぜ!」

桂「これで俺とお前は穴兄弟だな」
0298名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 18:50:39.40ID:AAgv+r7k
今回、シンジが何げにフラグ立てた相手多かったよな〜葵やカレンやミコノやユノハ(ジン死亡ルートだと特に)とか
その分にレイとアスカが今までのスパロボ以上にシンジに対して積極的だからな〜いや面白かったけど
0303名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 11:19:16.60ID:NMCGbJm0
本編はもちろん、DLCでも「キリコのサポートお疲れ様」とシャッコに言ったり、
カレンは何の作品のキャラなのかわからなくなってくるw
0304名無しさん@ピンキー2014/05/18(日) 01:51:16.71ID:aegKfQdU
今回のギュネイならレズンに筆おろししてもらってるかもしれないな
0305名無しさん@ピンキー2014/05/20(火) 13:09:45.47ID:FOu9yCeL
ビックバンことmixって男女の自慰味わえた今作最高の幸せ者じゃね?

葵よりミサト、マオ、スメラギがショタ酒の肴にショタを食ってそう
シンジあたりが無難かな?バナージはミネバと空気な同級生いるし
二人ともめちゃくちゃ嫉妬深そう
0307名無しさん@ピンキー2014/05/22(木) 13:22:36.42ID:CRg+jkgB
>>307ビックバンのままふたなりでもいい!けど襲える女はかなり限られて
しまうな…
0308名無しさん@ピンキー2014/05/23(金) 00:06:09.38ID:kQ0m8sCL
>>307
襲える女が限られる?
逆に考えるんだ、アンディに頂かれちゃってもいいさと考えるんだ
0309名無しさん@ピンキー2014/05/23(金) 01:04:31.93ID:1X8kVK9L
アンディがいただかれてる図しか見えないんですがそれは
0314名無しさんX ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:48:34.27ID:MJuDyMRp
こんばんは。突発ですが書きたかったネタがあったので書いてみます。

Hシーンはありません。
AI-1とミッテ先生のMX終了後の語らい。そしてUXに出てくる“彼女”誕生秘話的な感じで投下します

次スレより投下開始。 輝くは命の光 目覚めるは人の意思 
0315輝くは命の光 目覚めるは人の意思 ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:50:11.20ID:MJuDyMRp
輝くは命の光 目覚めるは人の意思

異空間。そこには今までだれもおらず静寂に包まれていた。少し前までは…

「ん…ううう」
そこに…一人の女が目を覚ます。
その女は少し苦しそうに…そして状況が分からないといった表情を見せていた。

そしてもう一人…
「起きた?ママ??」
その女と同じ姿見をした女がそこにいた

目覚めた女は鏡合わせの女に対し
「貴女…誰なの?私と同じ姿??誰なの!!」
警戒しているのか怒気をはらみ、鏡の女に問う

ただ…鏡の女は織り込み済みとばかりに
「…二回目の蘇生だからね…色々混乱していると思うけど…こうしてママと話すのは初めてだから
初めましてママ。私AI-1」
鏡の女は名前と言うにはいささか変わった名…AI-1と名乗った

その言葉に女は
「え?貴女AI-1なの??どうして???」
女は明らかに困惑した表情をしていたがAI-1は話を続け

「ふふ。もしかしてママは私に性別なんかないって思った?
どうやら私…女の子的な思考に成長したみたいだから…で続きだけど…私が消える前にやりたい事があって……」

「やりたい事??」
女は更にいぶかしげにつぶやくがAI-1ははっきりと女に言う

「ママを救いたいから」と

その言葉に女は理解できないという表情を見せ
「私を??何を言っているのAI-1???私は貴女の進化の行く末を…そして世界全てをあなたに」
話しだすがAI-1は女の話をさえぎり

「ごめんねママ。私はそんな事望んでいなかったよ
そしてその行く末がどんなに恐ろしい結果を呼ぶかって事も分かっちゃったから…
あの時成り行きで蘇生させたママと…巻き込んだ形になっちゃったけどアルベロさんと一緒に自壊するしか出来なかった」
そういうのだった。
0316輝くは命の光 目覚めるは人の意思 ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:52:23.27ID:MJuDyMRp
だが女は納得できないとばかりに
「何故なの?AI-1!!私はこの私と貴女を認めない汚い世界を滅ぼして…貴女だけの理想郷にしたかった
だからあの時ラ・ムーの力を!!!」
怒りさえ見せるが更にAI-1は話を続け

「あれね?確かに凄い力だったけど…痛かったよ…データとか2割ほど壊れちゃったし
そもそもあの力は私に強すぎた…それで自分で動けなくなったからママを蘇生させたけど」
女に優しくそう言葉を返し…

「そもそもママは何がしたかったの?そんなにこの世界が嫌だったの?それともママの好きなように世界を作り変えたかったの?」
そうAI-1は言うが女は答えない

だけどそれも織り込み済みとばかりにAI-1は話を続けて
「分かってる…多分私の言った事はママが望んだ事。でもママが一番欲しかった事やしたかった事はそれじゃない」
そういい女に映像を見せる…そこに映っていたのは…

〜〜
「エルデ…今回で三人目だね」
優しく女に…エルデと言う女に声をかける男性…だけど逆光で顔は見えない

だけど…ゆったりとしたマタニティウェア…そして腹部が大分大きくし優しく微笑むエルデは
「ええ…色々あったけど貴方とのこう…ささやかな生活を送る事が出来て私は嬉しい」
そう男に言うのだった

近くにははしゃぐ子供たちの姿さえ見えて…子供たちは
「エルデお母さん。ボク立派なお兄ちゃんになれるかなあ」
「私もエルデお母さんが楽になるよう御世話するから」
エルデの膨らんだお腹を愛おしげに撫でてくれる

エルデもまた
「ふふふありがとう愛おしい私の子供たち…貴方達がいるから私…生きていけるのね」
兄妹と夫と思われる男性に微笑み…

〜〜
その映像を見て女。エルデ・ミッテは激しく恐慌していた
「なんで?なんでこんなもの…AI-1!私はこんな俗人の望む様な幸せなんて」
激しくAI-1の見せた映像を否定しようとするが…エルデの瞳から大粒の涙が溢れていた。
0317輝くは命の光 目覚めるは人の意思 ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:55:33.35ID:MJuDyMRp
「…今更ウソついても意味なんてないよママ。どう言い繕ったってママが本当に欲しかったものは“温かな家庭”ただそれだけ
…正直ママがどれだけ辛い境遇だったのか…事実という面でしか私には分からない」

エルデは泣きながらAI-1を睨むが気にも留めず彼女の話は続き
「けど幾ら家が貧しくても…どんなに周囲の人から見下されても。そのコンプレックスから仕返ししたり当たり散らしたりして何になるの?
私はママの神様になれないし、ママ以外の全ての人を犠牲にしてまでママの望む世界を無限に作り続けるなんて事はもう出来ない」

そしてとどめとばかりにAI-1は
「ママは誰かに心を開くべきだった。結局“道具”でしかない私なんかよりアクアさんやアルベロさんに辛くてもママの方から話をするべきだった」
はっきり言い切った。

エルデはもう限界とばかりに
「…そんなこと出来るのならもうやっていたわ!でも…でも結局みんな私が貧民層の出身だと知った連中は陰で私を蔑んでた!!!
それなのに学のない闘うだけのアルベロやお嬢様のアクアになんて私の気持ちなんて分かりっこ」
激高するが、AI-1はエルデを抱きしめて

「もういいのママ。アルベロさんがいたからこそ私はもっと大事な事を学べたし…最後の最後までアクアさんはママを心配していた。それを切り捨てちゃったのはママの方だよ」
ただ優しくそういうのだった。

「ママがアクアさんの事を嫉妬していた事も羨んでいた事も隠さないでいい。
そしてアルベロさんが私を操縦してくれなかったら、多分もっと早く私もママも死んでいたよ。更に言うとアルベロさんはある意味ママより私を理解していた」
AI-1はエルデの歪みを諭すよう。親の愛情を希薄にしか知らない…或いは全く知らないエルデを望まれるまま…エルデが求めるままにあやす。

「…なんで……なんで私の世界はこんな事に…そうよ……本当はささやかでも何でも落ち着いた世界が欲しかっただけだったのに…」
エルデも流石にAI-1の行動に心が折れたのか…ただ彼女に抱かれたままになっていた。

だけどAI-1は分かっていた。

エルデは自分を体が持つまで罵る事も出来たし、AI-1自身もう自分としては出来ないとはいえ、マスターのエルデの意にそわない行動を取った所から文句を言われても仕方がないと考えていた。

だけど…今更エルデに残されたものは自分しかおらず、自分さえ切り捨てればもうエルデは完全に何も残らない。

そう悪く言えば自分に依存し、今までため込んだ事を全部話して慰めてもらう事がエルデに対して救済であり、ある意味自分こそがエルデの最後の逃げ道だという事もAI-1…彼女は理解していた。

そうしているうちにエルデの手足が徐々に粒子となっていく。
「…AI-1。あとどれくらいなの?」
エルデは自分の死が近い事を悟り彼女に問う。

「そろそろだね…寂しくないよ。私も…そっちに行くと思うから」
AI-1もまたエルデの同様に四股が消えかかっていた

エルデはこれまで犯した罪・そしてつかめなかった幸せを想いながら…全身粒子に包まれ。
「Al-1私は…ただ幸せに……」
エルデはそう黙って呟き涙を流しながら、今度こそ死を迎える。

だがヒューゴ達と戦った時のように…またはAI-1が負けを認めた時のように激しく狼狽する様子は見せなかった。
寧ろ穏やかな…本来エルデがそう生きたかった様に安らかに消えていく

魂の大本は再び愚行を繰り返してしまうが…彼女が救えた魂は

とある世界では勇猛なMS乗りの隊長に
とある世界では高潔な女騎士として
とある世界では罪を背負い苦しむ妹を励ます姉として転生する事となる
0318輝くは命の光 目覚めるは人の意思 ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:57:12.66ID:MJuDyMRp
そして
「駄目…か」
先程までエルデの姿見をしていた彼女の体は砕け…もう保てなくなっていた。

「ママ…私も…そっちに…」
彼女は所謂“死”を覚悟し…このまま消えるのを待っていたが

「待て」
そんな中聞き覚えのある声を彼女は聞き…彼女はその姿見をまだちゃんと認識していた。

「ア…アル…ベロさん?」
それはAl-1いや彼女にとってもイレギュラーな来訪者だった。

かつて母と共にいた男。アルベロ・エスト
少なくても彼を再生したつもりはなかった…でも間違えなくアルベロだった

そしてアルベロは生前と変わらない姿で
「久しいな。まさかこんな形でお前と会うとは思わなかった」自分に声をかけてくれる。

アルベロは常時いかつい表情で誰とも慣れ合おうとしなかった…だけど彼女は知っていた
本当は誰よりも優しく厳しいからこそ誰にも自分に近付けようとしなかった事とかも

そして彼もまた自分や母と運命を共にしたはずだったのだけど、彼はここにいる
「なん…で?」

彼女はそう聞き返すのがやっとだった。

アルベロは彼女に対して少しだけ微笑みながら
「どうも俺はお前と同じ事を考えていたようだ。Al-1…いやお前を助けたくてな」
そう答えた

彼女はアルベロの意図がよく分からなかったが彼の話は続き
「お前はこのまま消えるつもりなのか?もうお前を縛るものは無い。もうお前は俺の復讐の道具でもエルデの妄執を叶える道具でもない」

親身になってくれるアルベロ、だが彼女は
「でも…わたし…生きていていいのアルベロさん…ヒューゴさん達が止めてくれたから良かったけど
ママの…下手をしたらママが望む以上に世界を破壊しつくしてたかもしれないのに」
自分の業に恐れを持つ彼女…だがアルベロは

「その怖さを知っているのならば…そしてエルデを救えたお前なら生きる資格は十分ある。問題はお前が生きる事を望むか…だけだ」
命の尊さを知る彼女を認めつつ、彼女に選択を促す。

このまま生みの親のエルデ・ミッテと共に眠りに付く事を彼女が望むのならアルベロも止められない
だけど…彼女が自分の“生”を望むのならば…

そして彼女は選択した

「…生きてみる」と一言だけ
だけどそれは…その重みはアルベロに伝わったのか

「そうか」と一言言うが、次にアルベロは「では名前はどうする?」
と彼女に尋ねた。AI-1はあくまで名前では無い

それは彼女もアルベロも分かっていた
だからこそ彼女は
「うん。アルベロさんもう決めてた」そういい…「私の名前は……」

そしてその名前を言った瞬間。光は少女の形へと変貌し…少女へと変貌を遂げた。
0319輝くは命の光 目覚めるは人の意思 ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 20:59:33.23ID:MJuDyMRp
時は流れ…

「あなただれ〜?あたしフェイ・イェン〜」
どうやら彼女…フェイは彼女の唄に惹かれて来たようだった

彼女もまた…
「私?私はミク❤初音ミクだよ」
彼女…ミクはフェイに対して名を名乗る

〜〜
「初音(はつね)…ミクか。どうやって決めた?」
アルベロは彼女が今後“初音ミク”として名乗る理由を尋ねた。

「うんアルベロさん。まず初めての音……ママが初めて神様を見せてくれた時驚いて…それで」

謳う神…それは人の世界では“ラーゼフォン”或いは真聖ラーゼフォンと呼ばれる存在
そして名前のミクについては

「後はミクなんだけど私と同じシステム件動力炉として創られたミクちゃん。
だけどちゃんと自分の意志とか持っていて…あの娘の事いいなって思えたから名前貰ったんです」

氷室美久。彼女は本来人ではなく狂気の天才科学者木原マサキが作った時限連結システムそのもの
だけどミクが言うとおり自分の意思というものを持ち、ミクやアルベロらは知る事こそ無かったが
あの後美久はパイロットの秋津マサトと共に“ゼオライマー”と言う呪われた運命を捨て、自由な明日を生きる事となる。

アルベロはミクの話を聞き終え

「そうか…それだったらこれからは初音ミクとして生きるのだな…最後に生きるという事は辛いだろうがあえて言う…生きろ」
最後までアルベロは厳しさこそ捨てなかったが、同時に優しさと共に彼女の旅始めを見送る

ミクもまた…
「それじゃあアルベロさん私…行くね…アルベロさんは?」
旅立つ前に彼に問う

そしてアルベロは
「息子と妻に会いに行くさ。それじゃあ元気でなミク」
自分達が会う前…亡くなった息子らに会いに行くと聞き…そのまま別れたのだった。

〜〜

「そんな事があったんだ〜ミクちゃん」
フェイはミクのこれまで起こった事などや歌を歌い続けて長い長い旅をしていた事を知る

「うん。フェイちゃんも色々と大変だったみたいだね」

アルベロと別れた後もミクは唄を唄い続け何時しか“ハート・オブ・ディーヴァ”と讃えられる存在になっていたが…ミクはそんな事などつゆ知らず、ただ心の望むまま唄い続けていた。

そんなミクにフェイは意気投合し、半ば融合と言った感じでひとつになっていた。
これからも彼女達は全ての命を応援する為歌い続ける。

更にその後ミクは可能性を超える為。フェイと共に“神”に挑む事になるのだがその運命をまだ知らず…
二人仲良く流れついた島で“魔神”や“命の可能性”達と会うまでの間眠りに付くのだった。

UXへ続く
0320名無しさんX ◆LG2vskbOjGMm 2014/06/29(日) 21:02:27.42ID:MJuDyMRp
以上で投稿終了です。
ミク誕生の話とかこっちで捏造してみました。
AI-1が初音ミクになったらって可能性からショートSSを書いてみました。

ミッテ先生はOGでもまたやらかしちゃうとはいえ、立派に成長した愛娘にどんな顔をするか気になりますね
因みにミッテ先生の転生先全部答えられたらちょっとしたマニアだと思います
では落ちますね
0321名無しさん@ピンキー2014/06/30(月) 00:39:30.72ID:oEYaWatF
乙乙
次はエロネタを持ってきてくれるとうれしいよ




CCプレイヤーってこのスレにいるの?
0322名無しさん@ピンキー2014/06/30(月) 18:36:45.44ID:SqXctrl3
>>320
乙!ジュンコはすぐわかるけど
女騎士って
MAZEのレイピア?
優しい姉はわからんけど
>>321
Ccはラブバレルとかあったよね♪
03313302014/10/08(水) 15:09:38.22ID:dXnkxTih
夜くらいに投下しますー。

・自慰ネタ注意
・UXのアーニーです
03323302014/10/08(水) 22:33:12.29ID:dXnkxTih
予告していたものの投下開始します
0333ヒトリアソビ2014/10/08(水) 22:35:32.06ID:dXnkxTih
 何度も寝返りをうち、枕を抱え直したり羊を数えたりしていたが、全くもって眠れない。アーニーは溜め息をつき、目を開けた。
 眠れない。ちっとも眠れない。暗い天井を睨んでも、眠気は微塵もやって来ない。
 昼寝をした訳ではない。コーヒーも飲んでいない。理由は、たったひとつ。
(ムラムラします、とっても)
 丁寧に可愛らしく言ってみたところで、張り詰めた股間が落ち着くはずもない。どうにかこうにか気を逸らそうとしても、すぐにいかがわしい妄想に意識が向いてしまう。
 原因は、インスマウスにあった。
 妙な魔術の霧に惑わされる事は無かったのだが、別のものにはちゃんと反応していたのだ。
(サヤさんの……スクール水着……)
 あの場では驚きが優先されてしまったが、ふとした時に思い出してしまう。彼女が普段着ているものがそれを連想させるような色だし、ワンピースだか何だかよく解らない服とニーハイブーツの間の絶対領域。あの太股。白い肌。
(か、考えちゃダメだ、考えちゃダメだ、考えちゃダメだ)
 何処ぞの汎用人型決戦兵器パイロットのごとく呪文のように唱えるが、何せ、アーニー十九歳。一度火の付いた性欲は、そう簡単には収まらない。
(いやいや、マズいだろ。仕事のパートナーをオカズにしちゃダメだろ!)
 じゃあ行き場のない性欲をどう発散するのかと言われても、使えそうなデータは手元に無いし、アテに出来そうな妄想はサヤに置き換わってしまう。
 収まるのを待っていては確実に寝不足だ。背に腹は変えられない。
(あうー……)
 何と無く常備していたティッシュを近くに引き寄せ、インナーを下ろして熱くなったモノを解放する。
(ごめんなさい、サヤさん……)
 これから妄想の中であられもない姿になるパートナーに、心の中で詫びる。が、その背徳感が余計に情欲を煽り立てた。何と言う逆効果。
(うう、何かもう、僕ってどうしようもない)
 情けなさで萎えれば多少良心が働いたと言えるが、そんな兆候は皆無だった。それどころか、実際に襲う訳じゃ無いから何したって構うもんか、と開き直る始末。暴走した性欲は恐ろしい。
 ともあれ、自問して悶々としていても仕方ない。早いところ終えて賢者タイムに入れば、余計な事は考えなくても済む。

――
0334ヒトリアソビ2014/10/08(水) 22:36:37.30ID:dXnkxTih
『待っていましたよ、少尉』
 アーニーの妄想のサヤは、少し崩した着物を着ていた。
(サヤさん、その格好は?)
『落語が聞きたいって言ってましたよね。ですから、夜の落語を披露しようと思いまして』
(よ、夜の落語?)
 サヤはそう言いながら、帯をほどき着物の前を開く。着物の下は、スクール水着。
(何で水着着てるんですか)
『この格好もお好きでしょう?』
 妄想とはいえ、あらぬ誤解をされてしまった。が、欲情するのは否定出来ない。
(サヤさん、僕は……僕は……! 君と夜の落語をやりたくて眠れなかったんだぁ!)
 衝動のまま、アーニーはサヤを押し倒し、覆い被さった。
 スクール水着は確かに萌える。しかし、事に及ぶ時には邪魔でしか無い。肩紐に手を掛け、ぐいと引き下ろした。
 水着に押さえ付けられていた膨らみが、ぷるんと露わになる。アーニーはヘソの辺りまで水着を下ろすと、両の手で胸も揉みしだく。
 ピンクがかった褐色の乳首が勃ち上がり、乳房は柔らかく形を変えた。程よい弾力もあり、アーニーの指を押し返す。妄想だが。
(可愛いよ、サヤさん!)
『ん、あ……あぁっ』
 乳首を舌先でなぶり吸い付くと、サヤは甘い声を上げた。
 しばし胸の感触を堪能し、アーニーは水着を全て剥ぎ取る。そして、両脚を開かせサヤの秘所を晒した。
 アーニーはド天然の童貞ではあるが、知識は持っている。セックスのやり方も(頭では)解っているし、女性の身体がどんなものかも(知識としては)理解している。
 士官学校時代、教官から隠れて同期達と共に無修正のアレコレも見た事があった。その時は刺激が強過ぎたせいか、興奮云々よりも生々しさだけが際立っていた。女性器だって、正直に言えばややグロテスクとしか思えなかった。
 しかし、だ。それがサヤのモノだと思うと、かなり興奮した。同じモノなのに不思議ではあったが、そこまで考えている余裕は無かった。
 開かせた秘所は、溢れた愛液で濡れそぼっている。艶かしく光り、アーニーを誘うように蠢く。妄想だが。
(ダメだ、我慢出来ない!)
 両脚の間に腰を割り入れ、天を衝く程に硬くなったモノを押し込んだ。
『あぁ! 少尉ぃぃ……! ん、ぁ、熱い……です……っ』
 ローションでもあれば彼女の中を多少は再現出来ただろうが、そんなものは持っていない。量は全然足りないが、滲んだ先走りをその代用にしてみる。
 先端だけではあるが、ぬるぬるとした感触がそれっぽい。
「あ……っ!」
 思わず声が漏れる。
『少尉、動いてください……もっと、奥……突いて……ぇ!』
 妄想のサヤがアーニーをねだっていた。アーニーは腰を突き入れる。現実のアーニーはその動きに合わせて、モノを扱いていく。
『気持ち、良い……あぁ、あぁっ! 少尉っ、少尉ぃい!』
 繋がった場所からはぐちゅぐちゅと淫らな音が聞こえている。動きに合わせて乳房が揺れ、上気したサヤの頬には涙が伝っていた。
「はぁ、はぁ、はぁ……サヤさんっ! サヤ、さん!」
 額から汗が落ち、サヤの肌で弾ける。
『んぅ、は、うぅ、んんんんっ!』
 唇を重ね、舌を絡める。上からも下からも、くちゅくちゅと濡れた音が聴覚を犯していく。
 妄想だ。妄想だが、アーニーはそれに没頭していた。
「う、くう、あ、出る、出そう……」
『私も、私もイっちゃいます! 少尉っ!』
 ぎゅうっとサヤを抱き締め、中を容赦無く攻め立てる。このままでは中に出してしまいそうだ。
(良い? サヤさん、良い?)
『良いですっ! このままっ、このままぁあ!』
 そう、これは妄想だ。妄想なんだ。
「中に、中に出すよっ……あ、う、んんっ!」
 だから、そうしたって問題無い。
 アーニーの手の中で、もう一人の自分が弾けた。

――
0335ヒトリアソビ(終)2014/10/08(水) 22:37:52.79ID:dXnkxTih
 妄想の中では、出したものはサヤの中に収まった。だが、現実はそうはいかない。
「……はぁ」
 アーニーは憂鬱な面持ちで後始末をしていた。
 せっかく枕元にティッシュを準備してたのに、妄想に没頭するあまり、肝心な時に使うのを忘れていたのだ。つまり、出したものは、手やシーツに飛び散っている。しかも、量も勢いも過去最高レベル。要は、大惨事だった。
 大半は手の中に収められたが、幾らか勢いで飛び出してしまったものがシーツのシミになっていた。手を洗うついでに数枚のティッシュを濡らし、そこを拭う。
(最悪だ……)
 辛うじて落ち着いたモノも拭うと、どっと疲れが押し寄せてきた。身体的なものではない。精神的な疲れだ。
 妄想とはいえ、パートナーを汚したのだ。その罪悪感は半端では無い。だが、正直に言えば、気持ち良かったのだ。その快感は、今までの比ではない。
(最低だ、僕って……)
 何処ぞの少年パイロットみたいなセリフで自己嫌悪に陥ってみるが、この気持ち良さは忘れられそうに無かった。
03363302014/10/08(水) 22:39:41.21ID:dXnkxTih
以上ですー。
スレ汚し失礼しましたー。
0339名無しさん@ピンキー2014/11/20(木) 23:43:23.36ID:fNkRrhtd
なんでスレ分かれてんだ…向こうで投下したけどこっちも。
キャラ崩壊、寝取られあり。


エクセレン「ん〜、ちゅっ…んん…んぷぁっ」
キョウスケ「どうした、今日はやけに積極的だな」
エクセレン「んふふ、だって久しぶりのオフなんだもの。普段我慢してる分、発散しちゃうわよん?」
キョウスケ「我慢? お前はいつも好き放題やってるように見えるがな」
エクセレン「もうっ、そ〜いうことを言ってるんじゃないの! わかってるくせに…今日は覚悟してもらうわよキョウスケ?」
キョウスケ「どちらにしても、だ。エクセレン」
エクセレン「ん?」
キョウスケ「俺の方がお前の10倍は我慢している」



エクセレン「おっ!おっ!イグ!またイグ!ゆる、許しでキョウスケぇ〜ッ!!」
キョウスケ「まだまだ…!このまま朝まで付き合ってもらうぞエクセレン!」
エクセレン「ひぃ〜!死んじゃう、死んじゃうからぁ!奥突がれて!死んじゃうがらぁ〜ッ!」
キョウスケ「この程度でへばるなど、訓練が足りてない証拠だ…!」
エクセレン「する!ぢゃんど訓練する!だから…アッ!?イク、イク、イグッ!ああああああぁまだイグうううううッ!!!!」




ラミア「アラド、お前の敵の奇襲に対する反応速度が前回より0.4秒も遅れている理由を聞こうか」
アラド「い…いや〜理由って言われましても、奇襲は予測できないから奇襲でありまして…」
ラミア「ほう、このシミュレートは1週間前に行ったものとまったく同じものだが?私は身体に叩き込んでおけと言ったはずだ」
ゼオラ「そうよアラド!あんたが訓練さぼって勝手に浅草まで食べ歩きに行ったのが悪いんじゃない!」
アラド「げっ!バカ、ゼオラ!それは黙っててくれって…」
ラミア「ほほう、これはじっくり話を聞く必要がありそうだな…アラド、あとで私の部屋まで来い」
アラド「う〜…了解っス」
ゼオラ「みっちり絞られてくることね、アラド」



アラド「さすが少尉っスね。お尻にそんなものを付けたまま、顔色一つ変えずに説教するんスから」
ラミア「ハァッ、ハァッ、だ、だから言っただろう?本来排泄すべき場所に異物が挿入されたとしても、身体に馴染ませればどうということはないのだ…っ」
アラド「そんなポーズしといてよく言うなあ…んじゃ、これならどうっスか?」
ラミア「オッ!?おほおおおお!?肛門のバイブが暴れてるううぅぅぅ!ぬいっ、抜いてくれ!頼むアラド!抜いてくれえええええッ!!」
アラド「まだまだ!最終的に俺の腕が入るまで訓練しますんで、しっかり身体に叩き込んでください!」
0340名無しさん@ピンキー2014/11/20(木) 23:45:03.39ID:fNkRrhtd
タスク「ちゅ、中尉いくらなんでもまずいですって!俺にはレオナちゃんという人が…」
カチーナ「るっせえなあ、最近相手してもらってねえんだろ?レオナはそのへん潔癖なとこあるからなぁ〜」
タスク「げっ、何故それを…ってああ!?ほんとにやばいですってば!」
カチーナ「おらとっととチンポ出せタスク!ラッセルのとどっちがいいか、じっくり比べてやっからよ!」
タスク「いや〜〜〜〜〜犯される〜〜〜〜〜〜〜!!」



タスク「ほら、とっとと勃たせてくださいよ中尉。こっちは仕方なく相手してやってんスから」
カチーナ「じゅるるるるぅ〜っ、んぼっ、んぼっ、んぼっ、ぼっ、ぢゅぱっ」
タスク「相変わらずフェラは上達しないっスねえ。そんなんならラッセル少尉のとこに戻っていいんスよ?」
カチーナ「んぶっ…!?…わ、悪ぃタスク。アタシ一生懸命やって上手くなるからよ…だから捨てないでくれ…もうお前のチンポなしじゃ生きていけねえんだよ…!」
タスク「でも、もういいかげんカチーナ中尉の身体は使い尽くしましたしねえ。やっぱレオナちゃんのほうが…」
カチーナ「れ、レオナじゃここまでやらせてくれねえだろ!?アソコも、胸も、尻も、喉も、鼻も、耳も、髪も、心も全部お前のモンだ!なんならお前専用って刺青入れてもいいぜ!?」
タスク「その発想がなんかなあ…んじゃ、せめて奉仕ぐらい上手くやってくださいよ…こういう風に!」
カチーナ「んごおっ……!?おごっ!んご!んがッ!がっ!ガッ!あがッ!…ッ!……ッ!げ、んげえええぇぇぇ」
タスク「ああ、また吐いた…ほんと、いつも怒鳴り散らしてるわりには貧弱な喉っスねえ」
カチーナ「…ず、ずまねえタスク…アタシちゃんとするから…何でもするから…お願い、捨てないで…捨てないでくれ…」




ラキ「うあああっ!すごいっ、すごいぃ!からだがバラバラになりそうだ…っ!」
ジョッシュ「ぐぅぅ…俺もだ、ラキ…!意識が、溶け合いそうに…っ!」」
ラキ「じ、ジョッシュ…!て、手を…」
ジョッシュ「わかってる…ほら!」
ラキ「ふ、ふふ…ぅあっ!?あーーーッ!ジョッシュ!あああぁぁ!ああああアアアァァーーーーーーーーーーっ!!」
ジョッシュ「うあああああああああっ!!」



ラキ「昨夜のセックスはすごく気持ちよかったな、ジョッシュ」
リム「ぶーーーっ!?」
ジョッシュ「お、おいラキ!そういうのは人前では言っちゃいけないって教えただろ!?」
クリフ「ふむ、君たちはシュンパティアで意識を共有しているからな。お互い絶頂と射精の感覚が同時に襲ってくるのだから、それはさぞかし快感だろう」
ジョッシュ「クリフは少し黙っててくれ!」
ラキ「ああ。もう頭が真っ白になって、私もジョッシュも気絶してしまった。できれば今夜ももう1度味わいたいものだ」
リム「兄貴!あ、あたし何も聞いてないから!」
ジョッシュ「ラキ、とりあえずこっちに来てくれ…!」
クリフ「む、今からまたするのかね?いやはや、若さというのは武器だな」
ラキ「そうなのか、ジョッシュ?私は別にかまわないが」
ジョッシュ「そんなことはしない!いいから向こうの部屋で話を聞いてくれラキ!」



ラキ「ああああーーー!ジョッシュ!ジョッシュぅぅ!!」
ジョッシュ「く、うううぅぅ!ラキ…ラキいいい!!」

リム「うわ…」
クリフ「だから言ったろう?若さは武器だとね」




アクセル「…………」
アルフィミィ「…………」
アクセル「……何を期待している?」
アルフィミィ「この流れだと、次はアクセル×私になるのが自然ですの」
アクセル「俺は子供に興味はない」
アルフィミィ「…ぶー、ですの」
0341名無しさん@ピンキー2014/11/20(木) 23:47:23.41ID:fNkRrhtd
ブリット「はぁっ、はぁっ、で、でる!クスハ…!」
クスハ「うんっ、いいよ!だして、ブリット君…!」
ブリット「ううっ」
クスハ「んんっ…ふふ、いっぱいでたね」
ブリット「…すまない、クスハ。本当は物足りないだろ?」
クスハ「そんなことないよ!ブリット君とHすると、心が温かくなるの…愛されてるって感じるんだ。ブリット君は違うの?」
ブリット「お、俺だってそうさ!でも…」
クスハ「大丈夫だよ、ブリット君。そのままでも、私はずっとブリット君のことが大好きだよ」
ブリット「クスハ…」



クスハ「ああぁぁぁんっ!もっと、もっと突いてリュウセイ君〜っ!」
リュウセイ「いいのかよ、クスハ…!お前にはもう、ブリットがいるだろ?」
クスハ「心はもう、ブリット君でいっぱいだよ〜!?だから足りない身体の分はぁ、リュウセイ君にしてもらうのおっ!」
リュウセイ「まったく、昔っからそういうところは変わらねえな!ほら、もっとしてやるから四つん這いになれよ!」
クスハ「あああアアアアンすごいすごいスゴイィィ!やっぱりリュウセイ君のおちんちんが1番だよおおおおおっ!」
リュウセイ「おらっ!今頃周囲を巡回してるブリットに謝れよな!」
クスハ「あああごめんなさいっ!ブリット君とはまだなのに、別の男の人とこんな生ハメえっちしちゃってごめんなさいぃ!だって心はブリット君のものだけど、身体はリュウセイ君の

ものだからああぁぁァアアアア!?オチンチンどちゅどちゅって、ブリット君じゃ届かないところ突かれてるうっ!ごめんなさい!気持ちよくってごめんなさい!愛して…ああああ気持

ちいい!気持ちイイッ!キモチイイよおおおッ!」




フィオナ「おはよ〜。あれ、ラウルは?」
ラージ「おはようございます。ラウルならまだ寝てますよ。昨夜は遅くまで業務処理をしていたようですからね」
ミズホ「ラウルさん、頑張ってますよね。最初は慣れない社長業に戸惑ってましたけど…」
フィオナ「む〜」
デスピニス「? フィオナさん、どうしたんですか?ほっぺたを膨らまして」
フィオナ「別に!」
ラウル「ふああ〜、おはよう」
ミズホ「おはようございます、ラウルさん」
ラージ「おや、おはようございます。もう少し寝てるかと思いましたが」
ラウル「そうしたいのはやまやまだけど、そういうわけにもいかないだろ?だって…」
フィオナ「ちょっとラウル!さっさと支度しなさいよ、今日は新しい営業先に挨拶に行くって言ってたでしょ!?」
ラウル「あ、ああ…まあそういうわけだから」
ラージ「なるほど」
ラウル「それじゃ、フィオナと行ってくるから。帰りは夜になると思うけど、みんなよろしく頼んだぞ」
デスピニス「行ってらっしゃい、ラウルさんフィオナさん」



ラウル「先方、好感触だったな。フィオナがしっかり仕事をとってきてくれたおかげだ」
フィオナ「わ、わかってるならいいのよ。私、ラウルのために頑張ったんだから…あんっ」
ラウル「違うだろ、フィオナ。お前が頑張ったのは俺のためじゃなく、このご褒美のためだろ?」
フィオナ「は、半分くらいはたしかにそうだけどぉ…ひゃうんっ!ちょ、ちょっと…」
ラウル「俺が話してる間、後ろで股をモジモジさせてたこと知ってるんだからな?」
フィオナ「あっ、あっ…だっ、だって仕方ないじゃないのよぉ…ぁあんっ!お兄ちゃん、こんな時でないとシてくれないんだからぁ」
ラウル「こうやって営業にやる気を出させるのも社長の仕事だよ…ほら、そろそろ本気でいくぞ」
フィオナ「あっ、ちょっと待って!この体勢ヤバ…ひっ!?そ、ソコ駄目!頭バカになっちゃう!」
ラウル「なっちゃえよ、バカに。この部屋には俺とフィオナの2人しかいないんだからさ!」
フィオナ「ひゃああああっ!いやっ!ダメ!これだめぇっ!相性良すぎて、気持ちよすぎてぇっ!おっ、おひいいぃ!?奥っ、奥あたってるぅぅぅ!」
ラウル「もっと営業がんばれよ、フィオナ!そうしたらもっともっとご褒美あげるからな!」
フィオナ「ちょうだい!ご褒美ちょうだぁい!ぁぁああああイイ!ダメ!イク!これイク!イク、イク、いぐううううううっ!」
0344名無しさん@ピンキー2014/12/10(水) 01:34:27.79ID:qPTPacKz
>>341
このノリでイルイ×アイビスを書く事を思いついたけど、どうしたって純愛姿勢以外
書きたくない自分に気付いてしまって断念した。
03473302015/02/15(日) 23:20:07.94ID:vdh2MlX4
ほしゅ
0349名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 20:40:27.32ID:1TtY6KS5
保守とか書いてる奴、ネタの一つも思いつかないのか?



ひとまずCC新章からカレンと城崎を推してみたい
0352test2015/04/20(月) 20:36:39.27ID:aCic1NtZ
test
0354名無しさん@ピンキー2015/04/30(木) 22:26:33.86ID:kT6QVOXL
スレタイの時空を超えたsexなんだけど
超えたよりは越えたの方が正しくないか?
0355名無しさん@ピンキー2015/05/12(火) 01:49:53.62ID:fmBmjWEt
ふたなりアイビス見せて
0356名無しさん@ピンキー2015/05/14(木) 17:56:33.50ID:j+68lo61
天獄が出てもこの過疎なのは寂しいな
オリキャラも多く、結構ネタはありそうなのに。
0357名無しさん@ピンキー2015/06/05(金) 02:33:56.45ID:baSt0zY4
age
0360名無しさん@ピンキー2015/08/24(月) 18:02:46.98ID:dliACeIh
格闘:太さ 技量:濃さ 命中:上手さ(前後)
射撃:長さ 防御:固さ 回避:上手さ(上下左右)
空:正常位 陸:騎乗位 海:側位 宇:後背位
0361名無しさん@ピンキー2015/10/07(水) 22:42:44.80ID:UqyVHBML
俺は
格闘:109 射撃:81 技量:138 防御:151 命中:1 回避:1
空:D 陸:D 海:D 宇:D
特殊技能
カテゴリーM  レベル4
シールド防御  レベル7
見抜き
ダッシュ
気力+(乳揺れ)
0362名無しさん@ピンキー2015/11/24(火) 10:22:31.67ID:qd2+Po3G
BXのヒロイン可愛いから数年ぶりに来てみれば、凄まじく過疎ってるな……
0363名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:27:13.27ID:97LpcIYq
肌を重ねたのが始めてというわけでもないし、それ以上に踏み込んだ行為もとっくにしてしまっている。
それなのに、改めて互いに一糸纏わぬ裸体を晒しあいながら、リムとウェントスは、互いにどうしようもなく顔を紅潮させて見つめあっていた。
「…いつもだったら、ここで私がつけてあげてたよね」
テーブルの上に置いてあった小さなビニールの包みの中には、ピンク色のコンドームが慎ましく収まっていた。
それぐらいの節度は守って、二人は今日まで愛し合ってきた。それを着けて行為に臨むのも愛情表現だと、そう教わってきた。
けれど、今日は違う。その包みをテーブルに戻し、向こう側に押しやる。
「…君と初めてこうやって夜を過ごした時、正直なところ、恥ずかしいという感情がよくわからなかったよ。どういうものなのだか、実感が持てなかった」
少し困ったような顔で言うウェンに、クスクスと笑いながらリムが返す。
「覚えてるよ、私は顔から火が出るくらい恥ずかしかったのに、貴方はどんどん裸になっちゃうんだもん」
「今だって同じだよ。君に自分を晒すぐらい、いくらだってできる。けど…」
「けど?」
ほんの少し逸らしていた視線をリムがに戻し、自分より頭一つは小さい体格のリムの肩に手を乗せて、ウェンは言った。
「どうしてだろうね。君と赤ちゃんを作るんだって意識した時から、どうしようもなく熱く感じるものが溢れて止まらないんだ」
「わかるよ、それ」
自分の肩に乗せられたウェントスの手を握りながら、リムは言った。
「アタシだって、心が熱くなってたまらないもの。早くウェンに孕ませてほしくてたまらない、って思ってるもの」
0364名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:30:11.21ID:97LpcIYq

命が尽きるまで、なんて口に出してはしまったが、最早争う理由がなくなったバルマーとゾヴォーグの高度な遺伝子技術は
ウェントスとグラキエースの不完全な命に、リムやジョッシュの持っている時間と、同じくらいの時間を与えてくれた。
拍子抜けだ、なんてグラキエースは語っていたが、ジョッシュと一緒にいれて嬉しい、といつものクールな表情をかなぐり捨てて子供みたいにジョッシュに泣きついていたことを、リムはちゃんと知っている。
それはリムだって同じだ、ウェンと、ラキと一緒にいれることは、本当に嬉しい。自分だって無様な泣き顔になっていたんじゃないだろうか。
それに、クリスが、リアナが、そこにいる。クリスとウェントスがあっちの世界やらこっちの世界やら巡ってとんでもない人達に助けられて、どうやってリアナの所まで帰ってきたのか、それだけで大変な時間がかかってしまうので、今は割愛しよう。
ラキが妊娠したのは、そんな戦いが終わってすぐの事だ。結婚式もまだなのに!とリムは兄を詰り、兄もかなりばつが悪そうな顔だったが、リムは素直に嬉しかった。二人には幸せになってほしいと、妹としてリムは心から思っていたからだ。
「すっかりお腹、大きくなったね。予定日は決まった?」
ラキの子供を授かった証がはっきり見てとれる母親としてのお腹をさすりながら、リムは言った。
「今度具体的な日時は教えてもらいに行く予定だ。そう遠くはないはずだがな」
「無理しちゃ駄目だよ、ラキ。アニキが下手やったら、アタシが怒ってあげるから」
「ありがとう、リム。だが、私もジョッシュも大丈夫だ」
もうアイスドールなんかじゃない、ラキの暖かな笑みを見て、リムはそう思った。
「それよりリム、お前はどうするんだ?」
「どうって?」
「お前は赤子を作らないのか?」
ある程度常識は備わってきたが、たまにとんでもない事を言い出すのは変わっていないらしい。
「あ、赤ちゃん? 勿論私も欲しいけど…」
「なら作れ。ジョッシュは何と言うかわからないが、前の戦いが終わってから、まとまった蓄えはできているだろう。
最大の戦いは終わったが、まだ小さな戦いはいくつもある。
まだ明日もわからないのは変わらないんだ、それなら…。
…まぁ、私もお前の気持ちを尊重する。それを忘れるなよ。では、ジョッシュが待っているから、そろそろ行くとする。ではな、リム」
「うん、ばいばい」
ラキが立ち去り部屋に一人で、ソファーに身を投げてリムは呟いた。
「赤ちゃん…私とウェンの赤ちゃん、か…」
想像してみて、一人じたばたとリムは身もだえた。
0365名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:34:02.38ID:97LpcIYq

孕ませてほしい、というワードは目に見えてウェンの肉欲に作用したらしい。既にある程度持ち上がっていたウェンの陰茎は、臍まで反り返って興奮を表現していた。
苦しそうだな、とリムは思った。いつもだったら、過激な内容のコミックで見た半端な知識で何とか覚えた口淫とか、更に過激な内容の本でやっていた胸を使った行為でウェンの陰茎を落ち着かせてあげたいところだったが。
「けどね、ウェン。今日は…分かってるよね」
何も言わずウェンは頷いた。二人とも思うところは同じだった。
一滴でも多くを子宮に注いで、確実に赤ちゃんを作りたい――。
この日の為に禁欲を設けていた二人は、今すぐ前戯なしで事に及びたいくらいだった。
だけど、それでもまずはここから。
ウェンはリムの身体を、唇ごと抱き寄せた。
「ん…」
優しい、心地いいキスに、リムはうっとりと目を閉じる。ウェンから差し出された舌に自分の舌を絡めながら、抱き締められる力が強くなるのを感じる。その力が強くなるごとに、腹部に当たって脈打っているウェンの陰茎の存在を、より強く感じるようになる。
そっと包み込むように握り締めると、ウェンから小さなうめき声が漏れた。
今度は裏筋を撫でて、亀頭に刺激を加える。痛いぐらいに勃起したウェンの陰茎は、痙攣するような反応を見せて、透明な液体が亀頭から溢れ出す。
「あ…リ、リム、もう…出てしまいそう…」
ビクンと亀頭が震えるのを感じると、動かしていた手を止めて、ぎゅうと亀頭を握り締める。
「だーめ。準備はしないといけないけど、今日はアタシに全部ちょうだい」
指に絡んだ、ウェンの陰茎から溢れた液体をペロリと舐めながら、リムは蠱惑的に微笑んだ。
0366名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:36:38.78ID:97LpcIYq

いつ爆発するかわからないほど張りつめたウェンに対して、同じくらい興奮しているのはリムも同じだった。
「(今、ウェンに注がれたらどうなっちゃうかな)」
お互いに、相手を止められる自信がない。でも、そうなる為に今日は準備してきたのだ。
両足を抱えて自分の陰部がウェンからよく見えるように指で広げる。ウェンがそうだったように、リムのそこからも既に蜜が溢れ出していた。
ビクン、ともう一度ウェンの陰茎が跳ねた。
「ウェン…貴方の赤ちゃんを産ませてくれる?」
もう言葉はなかった。ウェンはリムに覆い被さると、迷いなく膣口に突き入れた。
「んん!? ま、待ってウェン、これ…ひぅっ!?」
ウェンの陰茎が何度かリムの膣壁をこすると、既に限界だったウェンのそれは、最初の射精を迎えた。
だが、ウェンはまるで動きを止める様子が見られなかった。それどころか、放たれた精液を潤滑剤にしてますます動きを早める。
「だ、駄目、ウェン、駄目、それ以上されたら、おかしく…ひゃうぅ、お、奥まで、届いてぇ…!?」
「ごめん、リム、もう、止められない…!」
激しく突き入られ、あっという間にリムは絶頂まで押し上げられる。だが今回はそれでは止まらない。ニ度目の射精が放たれたが、それでもまだ止まらない。
「あぁぁぁ…お、お願い、私も、アタシも…くぅぅぅぅ!?」
一番深い、膣奥まで届く一突きがリムを貫いた。今度は完全に、リムもウェンも達していた。一番激しい迸りがリムの膣奥を叩き、互いに互いの性器がビクビクと痙攣するのを感じていた。
「はーっ…はーっ…はーっ…」
息も絶え絶えといったばかりの姿のリムを見て、さすがにウェンも、自分が暴走していたことに気がつき、我に帰った。
「ご、ごめん、リム。大丈夫かい?」
「だ、大丈夫…凄かったけど…アタシも…凄くイッテたから…」
「な、何か飲みやすいものでも持ってくるね」
「待って!」
身体を離そうとしたウェンを、四肢を絡めてどこにもいかないように、捕まえる。
「このまま…このままでいて…溢れないように栓していて…」
「う…うん…」
じわりと精液が子宮に染み込むような感覚が広がっていく。暫くその感覚を味わうように、リムはウェンに抱きついていた。
と、いつもシュンパティアを介して感じられるウェンの心に、奇妙な感覚が産まれたのを感じた。
「あ…リム…今…」
まったく新しい感覚、まっさらで、あたたかな感覚。
「うん、わかるよ。貴方と私の間に、新しい命があるのが…わかるよ、ウェン」
0367名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:37:51.91ID:97LpcIYq

「すっかりお腹が大きくなったな、リム。身体は大丈夫か?」
「ありがとう、ラキ」
すっかり母親の身体、子を宿したリムの身体を、ラキは優しくさする。
「ラキこそ大丈夫? 最近は子育てはどう?」
「正直大変だ。言葉は通じない相手の世話をするのは難しい。よく泣くし、よく腹を空かすし、よく排泄する。だがな」
「だけど?」
ラキが嬉しそうに微笑む。リムはこんなラキの笑顔を見たことがなかった。心から、未来に幸せの方向が向いている笑顔。
「いとおしいんだ。この子の為なら何も惜しくない。ジョッシュもそれを助けてくれる。
つまり、幸せということだ」
「私も、そうなれるかな」
「なれるさ、私がなれたのだから。む、いかんな。そろそろ母乳をあげなくてはならない。私はそろそろ失礼する」
いそいそと背中を見せて立ち去るラキに、リムが声をかける。
「ちょっと待って、ラキさん」
「どうした、リム」
神妙な顔のリムに、ラキの表情も変わる。
「もうひとつ、気になることがあるの。…いい?」
「…なんだ」
「二人目、いつになりそう?」
「うん、相変わらずジョッシュは激しいからな」
0368名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:43:54.32ID:97LpcIYq


ウェンに抱き抱えてもらいながら湯船に身体を沈めると、心地よい安心感がじんわりと広がった。
「あれじゃ私が予定日迎えるより先に次の妊娠発覚しちゃうんじゃないかなー」
「いいことじゃないかな。二人とも充実してるように見えるよ」
「限度があるでしょ、もう。…でも、私も同じかな。この子が生まれたら、すぐに二人目も欲しいね」
「リムが望むなら」
「お願いね、ウェン…んっ…」
ウェンの両手が、妊娠する前に比べて更に豊かになったリムの両の乳房を揉む。揉みしだきながら、やや陥没気味な乳首に指をあてがい、ほじくりだすように刺激を与える。
「はぁ…あぁ…んん…」
隠れていた乳頭が姿を見せると、コリコリと指で挟みながら更に刺激を与える。
じわり、と湯に乳白色が広がる。
「勿体ないよ、リム」
少しリムの身体を持ち上げ、もう一度乳房を刺激する。リムの甘い声と同時に溢れた母乳を手で受けると、それを自分の口に運ぶ。
「だめぇ…赤ちゃんの為のおっぱいなのに…んむぅ…」
白く濡れた指を、だらしなく開いたリムの口に運ぶと、ちゅぷちゅぷと音を立ててリムはそれを舐めとる。
そうやって開かれた口に、ウェンも自分の口を重ねる。口内で互いの体液が混じりあうのを感じながら、二人は貪りあう。
たぷん、と湯の中で乳房と張ったお腹が揺れる。改めてウェンは、二人分の体温、二人分の鼓動を感じる。
いや、三人分かな。
「この子が生まれたらね、またいっぱいエッチしてね、いっぱい美味しいココア飲んでね、いっぱい色んな場所に行って…」
ラキがしていたように、満面の笑顔をウェンに向ける。ウェンはその笑顔が好きだった。そして、その笑顔を守りたかったから戦っていたのだと思い出した。
「いっぱい幸せになろ、ウェン」
もう一度二人は唇を重ねる。今度は、互いの体温を感じるように。
0369名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:45:51.72ID:97LpcIYq


「ねぇ、お兄ちゃん」
「なんだ?」
柔らかな春の日差しと心地よい風を感じながら、リムは兄であるジョッシュに尋ねた。
「お義父さんもさ、小さい時はこうやってお兄ちゃんと遊んだりしてたのかな」
「…どうだったかな」
複雑な顔でジョッシュは返す。
「お義父さんには、孫の顔も見せてあげたかったよね」
「そうだな。それぐらいはしてやりたかった」
公園の芝生の上で、ウェンがラドクリフ夫妻の子の手を掴んで、遠心力に任せてくるくると回転している。お互い、子供らしく、子供のように笑っている。
そんなウェンに、ジョッシュが笑いながら叫ぶ。
「おい、あんまりはしゃいで怪我させないでくれよ」
「ウェンによくなついてるね、あの子」
「本当にな、あいつもまだ子供みたいなところがあるからじゃないか?」
「そんなこと言ってると、パパとしてのポジション取られちゃうよぉ、アニキ」
いたずらっぽく笑うリムの言葉を本気に取ったのか、ジョッシュがいくらか気色ばむ。
「…おい! 次は俺だ! えっと…そうだ! かけっこしよう!」
慌てて我が子に駆け寄る兄の姿を苦笑しながら眺める。
「なんだかなぁ、お義父さんも不器用だったけど、アニキも不器用かも」
そんなリムのささやかな不安に答えるように、ラキが言う。
「ああ、ジョッシュはあれで不器用だ」
「ラキもそう思う?」
「ああ、家では我が子を猫可愛がり状態だぞ」
「やっぱりかー。…あ、よしよし、お腹空いた?」
腕の中でむにゃむにゃと声を上げた赤ん坊を、よしよしとリムはあやす。
「ちょっとミルクあげてくるからね。…ねぇ、ラキさん」
「どうした?」
「私たちは、孫の顔を見れるくらい、ずっと元気で、一緒にいようね」
「ああ、そうだな」
こうやって平和な時代を謳歌しているようでも、全ての戦いが終わったわけではない。もしかしたら、また自分達が機体に乗り込んでこの子達の為に戦わなければならない日が来るかもしれない。この中の誰かが倒れるかもしれない。
それでも、それでもーー。
リムがウェンの方に目を向ける。バランスを崩したジョッシュが見事に転び、見ていた二人が笑い出す。
こんな幸せが続きますように、と、我が子の額に自分の額を当てながら呟いた。
0370名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:50:21.67ID:97LpcIYq
多分十云年ぐらいしたら
性懲りもなく復活したペルフェクティオを
親子合体真・フォルテギガスで倒す展開になると思う
つまり孫ノルマ達成
0371名無しさん@ピンキー2015/12/09(水) 12:21:57.84ID:fQf85+4M
いつのまにこんな素晴らしいSSが……!!
えろいしかわいいしグッジョブでした!
本編でもこんな未来が待ってるといいなぁ
0373名無しさん@ピンキー2016/01/29(金) 01:08:33.95ID:YQGM5FeA
保守
0374名無しさん@ピンキー2016/01/31(日) 04:19:05.83ID:C/XlnZ4c
ふたなり アイビス SS 下さい
0376名無しさん@ピンキー2016/03/01(火) 15:31:05.48ID:xacSJRXe
ageageageaaa
0377名無しさん@ピンキー2016/03/21(月) 23:02:15.37ID:yOM+6zlZ
ふたなりのアイビスが知り合いの女の子のマンコを食べていくのが見たい
0378名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 02:36:06.36ID:hYJ4asMz
アイビスのSS下さい
0379名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 19:48:51.97ID:tfYnD0XT
ふたなりアイビス×ロリイルイのsexがみたい
0380名無しさん@ピンキー2016/04/12(火) 07:16:17.26ID:eZXWEZi0
Age保守
0381名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:07:34.76ID:87rlP2T/
ひたすらリムのおっぱいがおっぱいでおっぱいなだけの
おバカな話になりました、まるっ
0382名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:08:50.27ID:87rlP2T/
哺乳瓶の乳首を思わせる部分にリムは自分の乳首をあてがいながら、もう一度渡された説明書に目を落とす。
密着状態を維持したまま、後は押し込めば注入は完了。
無針アンプル自体は何回か使用しているが、さすがに乳頭から注入した経験はないのでわずかに緊張する。
きゅっと目を閉じて、一気に押し込む。わずかに空気の抜けるような音がすると、後は欠片の痛みもなく薬剤は無事に注入されたようだった。
乳首から無針アンプルを離すと、わずかに赤みを帯びただけで目だった跡はついていない。
クスハの言うとおり、最近の医療技術はめざましい発達を遂げている遂げているんだと改めて感じる。
同じ要領でもう一度、今度は目を瞑らずに、スムーズに右の乳房に注入した。
こちらも無事に注入されたのを見届けると、薬液が浸透するように両手で揉みほぐす。
次第に効果が現れ始めたのか、じんわりあたたまってきたような感覚が広がってくる。
くすぐったいようなもどかしいような火照りを感じながら、リムは溜め息を吐いた。
「なんでこんなことすることになっちゃったかなぁ、クリス」
「二人で決めたんでしょ、おっぱい飲んでもらうって」
ちなみに彼女はまだ妊娠していない。
0383名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:10:34.37ID:87rlP2T/
事の始まりは感謝祭の食事だった。
いつもはいかにも栄養補給の為に誂えられた食事が並ぶ食堂のテーブルには
その日は豪勢な料理が並んでいた。
皆で材料を惜しみ無くつかい、国際色豊かなメンバーが揃う鋼龍戦隊らしく、和洋折衷な料理がこれでもかと並んでいた。
勿論リムもその中で、山盛りのポテトとサラダに、たまにプリンをつつきながら楽しんでいた。
傍らにいたウェントスも、世の中にはこんなに料理があるものなんだと目を丸くしながら、初めてのパーティー体験に驚いていた。
そこで初めて口にする本格的な揚げ物料理をいくつか口にした。
その味に、ウェントスは、初めての体験初めての味だと喜んでいた。
暫くして気分が優れないと部屋に戻った彼は、さっき食べたもののほとんどを食道から逆流させていた。


隣の医務室のベッドで休ませながら、リムはクスハから容態の説明を受けていた。
「ウェンはどうしちゃったんですか!? 何か悪い食材に当たったとか…」
「料理に当たったとかそういう話じゃなくて…どういえばいいのかな」
言葉を選んでいるクスハに、リムがオロオロとした慌てふためいた顔を見せる。
「落ち着きなさい、リム」
「ヴィ、ヴィレッタさん…」
ピシャリとした声でリムを宥めてから、ヴィレッタがリムに説明を始めた。
「…メリオルエッセが具体的にどう造られたのか私は知らないけど、あまりにアンバランスな形みたいね。
とにかく身体能力は大概常人を上回っているのに、消化器官が赤ん坊みたいに強くないの、免疫力も。
そこに今まで彼が体験したことのない量の食事を入れて、油が弾けるような揚げ物を入れたのがよくなかったようね、一気に胃に負担がかかって、そのまま、こうやって苦しむことになったのね」
「そんな…。言われてみれば、ウェンはいつもあまり食べる方じゃなかったのに、今日はいつもよりたくさん食べてたなぁ…あんなに楽しそうだったのに…」
肩を落とすリムに、ヴィレッタが続けた。
「仕方のないことよ。造られた人間というのは、どこかでどうしても歪な側面が出てくるの。
普通なら、赤ん坊が母親の母乳を飲んで強くしていくのに…どうしたものかしらね」
ヴィレッタが溜め息を吐く。そういう人造人間のカルマというものを、彼女はよくわかっているようだった。
「あ、じゃあ実際におっぱい飲んでもらうとか?」
「ああ、成る程…は?」
「え?」
0384名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:12:29.29ID:87rlP2T/
「だから、実際に身体に必要な栄養補給としておっぱい飲んでもらえばいいんじゃないかな、って。
最近はこういうお手軽な母乳の出を促進する薬が出来てて…あ、別に妊娠してなくてもおっぱいが出るようになりますよ」
「…やけに馴れてるわね」
「よく使われてますよ。ガーネットさんも赤ちゃんが双子だから、母乳が足りなくなると気軽に利用してますし、この前はエクセレン少尉が授乳体験したいから使いたいって持っていきましたし
カーラも濃厚なミルクティーを作りたいって血走った目で持っていきましたし、私も健康ドリンクの材料が足りない時なんかは。
あ、ブリット君に飲んでもらった試作品にしか使ってませんよ? いくら健康ドリンクでも、母乳入りを振る舞ったりしませんよ。あくまで、これで作ったらどうなるかなって」
「待ってちょうだい、クスハ。貴方常識人アピールしてるけど、どう考えても何かおかしいわ。というか途中からおかしくなってる」
狼狽するヴィレッタを軽く流しながら、クスハが続ける。
「とにかく未熟な消化器系を助ける為に、おっぱいを飲んでもらえばいいと思うの。問題は誰に頼めば…」
頬に指を当てて考えるクスハに、躊躇なくリムが叫ぶ。
「やります! 私がウェンにおっぱい飲ませます!」
「リム!?」
「じゃあ決まりね。今アンプルと説明書を持ってくるわ」
一度席を立ったクスハの後ろ姿と、自分で自分の言葉に驚いてる様子のリムを、ヴィレッタは代わる代わる引き気味に見ていた。
引き気味になりつつ。
「(…でもそれを使えば私もリュウセイを…?)」
自分の考えに引いていた。
0385名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:14:41.51ID:87rlP2T/
まだ喉から下に痺れるような痛みが残っている。どうして自分が横たわっているのか、ウェントスは思い出した。
リムやジョッシュに、今日の料理を作ってくれた人に申し訳ない気持ちになった。彼の中にあった、消え入りたいような気持ちが少し輪郭を大きくする。
と、あたたかな手が額を優しく撫でるのを彼は感じた。
「…リム?」
ベッドの傍らには、リムが座っていた。ずっと心配させてしまっていたのだろうと考えると、ウェントスはますます申し訳ない気持ちになった。
「ウェン? …大丈夫? まだ気持ち悪い?」
「…大分、よくはなったよ。ごめんね、リム。迷惑をかけて」
「迷惑なんて。私こそごめんね、気づいてあげられなくて。
…それでね、ちょっとウェンに…してもらわなきゃ為らないことがあって」
「僕に?」
何の事か分からず、ウェントスは首を傾げる。勿論これから持ち出すのはあまりに突飛な提案なわけで、わからなくて当たり前なのだが、そのキョトンとした表情が憎らしくなる。
「そ、そのね、つまりこれはウェンの為であって、つまり医療行為為みたいな…だ、だからね…」
顔を真っ赤にするリムの様子を見て、どうもこれから大変な事を言い出さなければならないのだと察したが、矢張どんな言葉なのかウェントスには想像できなかった。
「だ、だから、えっと…。

ああ、もう! ウェン! アタシのおっぱいを飲んで!」
意味もわからなかった。
0386名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:16:59.91ID:87rlP2T/
かくかくしかじかの説明を、リムの唇から漏れる今にも消え入りそうな声を何とか拾い集めて、なんとかウェントスは理解することができた。
嬉しかった。リムがそこまでしてくれるということが、素直に嬉しかった。自分はリムに守られているんだな、と改めて感じた。
「…ありがとう、リム。僕の為にそこまでしてくれて」
「…これぐらい、いいの。ウェンの為なんだから」
「えっと…それでどうするんだい? コップとかボウルに受けた方がいいのかな?」
いかにも現実的な案を出すウェンに、ポツリとリムが言う。
「…アタシも恥ずかしい想いしてるんだから、ウェンも恥ずかしくなって」
「…っていうのは」
「…直接飲んで。もう、さっきから溢れてきてるの」
「え?」
よくよくリムの胸を見ると、丁度頂点の部分からじわじわと染みが広がっていた。
「早く飲んでくれなきゃ、どんどん溢れちゃうから…」


おずおずとリムのシャツを脱がすと、もう乳輪の周りは白い液体で染められていた。
「大変な事になってるね…。痛くはない?」
「痛くは…ないの。ただ、じんじん熱くなってて…。
触ってくれる…?」
乳首を指で転がしながら、包み込むように揉みながら刺激すると、指の間から母乳が更にこぼれ落ちる。
「ん…」
ゆったりとウェントスがリムを押し倒す。元々ぷるんとしたリムの乳房も、今はいくらか張っているように見える。元々見事なサイズのリムの乳房に、いくらかボリュームが加わった様に見える。
ウェントスそんなリムの乳房を両手で掬いあげて、唇で乳首を優しく挟む。
「あっ…んっ…」
母乳の吸い方なんてやった事も教わった事もあるわけないわけで、始めは啄むように乳首を刺激していたが
次第に少しずつ吸い上げる力を加えていく。
口の中に、色々なものがない交ぜになった風味が広がった。
甘い香り、リムといつも一緒に飲むミルクココアを思い出す甘い風味。
リムだけの体液の香りも凝縮されている。初めてのキスで感じられたリムの匂いも感じられた。
そして、ウェントスは今まで経験したことのない、安らぎを感じさせるような香りが広がった。
乳房の張った部分からゆっくりと刺激し、溢れてきた母乳をあまさず口の中で受けとめて飲み込んでいく。
一口飲む度に、まだ違和感が残っていた内臓が癒されていく気がした。
ウェントスは、子供であることがどんなことなのかわからない。
けれど今は、子供のように自分の胸にしゃぶりついている。
とめどなく、リムの中で母性が溢れてくる。母性を知らずに生まれてきたウェントスに、リムはそれを与えたかった。
「よしよし…ウェン、右だけじゃなくて左も飲んでよね」
「ん…」
まだ右の乳房には母乳の重量が感じられたが、左も出しっぱなしというわけにはいかない。
舌で母乳が拭われた右の乳首を指で転がしながら、ウェントスは左の乳首を口にくわえる。
「あ…れ…?」
ウェントスに母乳を飲まれながら、注射をした時からじんじんしていた疼きが、収まるどころかますます強くなっていることにリムは気がついた。
「ど、どうして…? もう効果は切れるって…」
かなりの量の乳が失われたはずの右の乳房から、またたらたらと先走ったように母乳が溢れ出す。
「ん…ちゅ…大丈夫だよ、止まるまで僕が飲むから…」
「それは…嬉しいんだけど…な、なんだか怖いかも…わわっ、まだ出ちゃうの…!?」
さっきまで母性を感じていたリムが、今度は困り顔になってきている。
そんなリムの狼狽を吸いとるように、こくこくとウェントスは溢れでる母乳を飲み干していったのだった。
0387名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:18:18.36ID:87rlP2T/
…で、母乳の噴出が止まるまで、それから一時間もかかってしまった。
牛乳瓶何本分、という表現が可能な量を出し切って、さすがにリムも胸の疼きに振り回された分の体力の消費に、ちょっとぐったりとしていた。
「大丈夫かい、リム?」
「うん…少しだけびっくりしただけ。ウェンこそ、お腹は大丈夫?」
「全然。嘘みたいにスッキリしてるよ。ありがとう、リム」
そっとウェントスがリムに口付けをする。ミルクの香りとウェントスの匂いを感じながら、母性とは違う方向性にある、身を委ねる心地よさをリムは感じていた。



「この間のパーティーじゃ心配したが、最近随分血色いいな」
ランチをつつきながら、ジョッシュはウェントスに訊ねた。日に日に食事の量も、極めて少ない、から、標準的な量に近づいている。身体が資本のパイロットにはよろしいことだ。
「リムが協力してくれるからね。最近すこぶる調子がいいよ」
「ならいいんだがな。…ところで協力ってなんだ?」
「ラキは体調どうだい?」
「私か?」
何も言わず二人のやり取りを見つめながら食事を取っていたグラキエースに、ウェントスは声をかけた。
そういえば彼女はウェントスの姉か妹のようなものなのに、あまり体調がよろしくないとか聞かない。
「すこぶるいい。最近は特にいい。多分私もジョッシュのお蔭だ」
「何かしてもらってるのかい?」
「ジョッシュは白いたんぱく質をくれるから、それを飲むと体調がいい」
「え? ラキももらってるの?」
「む? お前もリムから貰っているのか? だがリムは女だからないだろう?」
「ジョッシュこそ男だからないんじゃない?」
「え?」
「ん?」
何か話が噛み合わない二人を、滝のような汗を流しながらジョッシュは必死に聞かないフリをしていた。
「ウェン! そろそろ行こうか!」
にこやかな笑顔でリムが後ろから声をかける。噛み合わない会話に首を傾げていたウェントスも、フォークを置く。
「あ、うん。じゃあ僕は先に行くね」
「あ、ああ。…って、リム。何しに行くんだ?」
「アニキは気にしない気にしない。じゃあね、ラキ。
あ、そうだ」
連れだって歩き出すリムだったが、ふと足を止めてジョッシュに言う。
「亜鉛は取りすぎるのも身体によくないからね?」
「余計なお世話だ!」
0388名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 01:19:44.10ID:87rlP2T/
二人のブレークタイムがコーヒーブレークになるかココアブレークになるかは互いの気分次第だが、どちらにしてもミルクタイムになってしまうのはかわりない。
「んっ…!」
ウェントスが手慣れた手つきで搾ると、ピッと飛び散ったリムの母乳が、コーヒーの黒々とした水面に白い影を落とす。
あれからずっと、リムの授乳は続いている。今日も結構な量が既にウェントスに搾り取られてしまい、それでも残った分は、こうやってコーヒーフレッシュになってしまう。
それでも収まらない時は、濃厚なカフェオレかミルクココアになってしまうが…。
ウェントスにもいい影響が出ているようで、苦労のかいがあったのは何はなくともよい事だ。
「(…嘘ばっかり。本当は私達があっぱい飲まれるの好きなだけでしょ)」
クリスの指摘に、リアナが苦笑いする。
「(だってしょうがないじゃん。気持ちいいし…ウェンがかわいいんだもの)」
どうやら、今日も二人分のカフェオレを作ることになってしまいそうだ、とリムはウェントスの腕の中で、嬉しそうな困り顔を見せたのだった。




「ところでヴィレッタ大尉、あれからちゃんとお薬が使われてるか調べました」
「あらそう、どうだったの、クスハ?」
「どうもエクセレン少尉は嘘を吐いていたみたいで…単なる搾乳プレイの為に使ってたとか、酷い話だったんです!」
「…あら、そう」
「そういう使い方は許されないと思いませんか? そう思いませんか?
ね、大尉。
ところでこれを使った時、リュウセイ君と何をしてたんですか?」
「…特訓を」
「じゃあ今度から健康ドリンクを処方しますね」
「いやっ、いやっ、イヤーッ!」
0390名無しさん@ピンキー2016/04/30(土) 19:16:11.14ID:kpWg5Wlo
ふたなり アイビスのSSください
0391名無しさん@ピンキー2016/06/05(日) 11:09:52.64ID:DxqbGoaF
アイビスが子供のイルイに
ふたなりチンポ入れたりフェラさせたりするのがみたい !!
0392名無しさん@ピンキー2016/07/01(金) 18:34:50.43ID:fd4WqmOW
じゃあ俺はカルヴィナがふたなり三人娘に三穴攻めされるやつ
0393名無しさん@ピンキー2016/07/04(月) 17:30:36.65ID:MxrY0uUz
学園物風キャスティング

ゼオラ――勝ち気な幼なじみ。ある日、男の子から告白されたという相談を受けるが
     素っ気ない答えをしてしまって大喧嘩。その後、仲直りしてSEX!
クスハ――優しい幼なじみ。ある日、雨に降られて帰宅後に風呂場に行くと
     借りに来ていたクスハと鉢合わせ。しかもドアが壊れて閉じ込められる。
     その後、我慢できなくなってレイプ気味にSEX!
0394名無しさん@ピンキー2016/07/05(火) 01:08:52.04ID:Ji/8cKld
アイビスは?!アイビスはないんですか!?
0395名無しさん@ピンキー2016/07/07(木) 21:08:38.46ID:FhgK5X/v
エクセレン――担任教師。しつこい男に言い寄られているので諦めさせるために恋人の振りをしてデート。
       締めに夜の公園へ行くと、お礼をかねてお口でご奉仕を受ける。
       それ以来、頼んで何度もしてもらっている内にエスカレートしていき、最終的にSEX!
アイビス――運動部。練習中のケガがもとで部から離れるも、主人公の激励で復帰。
      復帰戦で優秀な結果を残した事で気持ちが高ぶってSEX!
0396名無しさん@ピンキー2016/07/07(木) 21:35:31.57ID:U8uFMe4q
パトリシア・ハックマン――空手部。組手に付き合ってるうちに乱取りになってくんずほぐれつ。

……いかん、ただの辰巳狛江だった。
0398名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 11:40:24.39ID:sMUKXVYU
異常性癖注意。
0399名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 11:41:46.35ID:sMUKXVYU
操縦桿を握る時。剣を構えて対峙する時。敵を両断する時。トーヤの心が昂ぶって唇に笑みが浮かぶことがあるのを、あたしは知ってる。
優しいだけじゃ命がけの戦いは切り抜けられない。時には非情さが、非情を楽しむ残酷さが要る。それは知ってる。思い知ってる。
だからトーヤが戦いを楽しんでいても、悪魔みたいな人だなんて思わない。
非情で残酷だとしても、命を懸けてあたしたちを守ってくれる優しい人。あたしもメルアもカティアも、みんなそう思ってる。
それでも。
それでも。
それでも。

――トーヤは、悪魔だ。

「フェステニア」
その声を聞いてしまっただけであたしの体は、電気ショックを流されたように硬直する。恐怖で心臓が高鳴り、顔に作り笑いが浮かぶ。
二人きりの時に愛称でなく本名であたしを呼ぶ。それは「逆らうことは許さない」という言外の命令。
椅子に腰かけたトーヤは、ニコニコ心底楽しそうにあたしを見つめている。後ろで手を組まされ何処を隠すことも許されない、全裸のあたしを。
右胸の青痣。三日前につけられた噛み痕。
左脇腹の青痣。同じく三日前に殴られた痕。
背中を斜めに走る四本の縦傷。一週間前の爪痕。
内腿の直りかけの黄色い痕。十日前につねられた傷痕。
服で隠せる部分には全身くまなく、トーヤのつけた傷痕が刻まれている。
「本当は毎日でもボロボロにしたいんだけどね」
不意にトーヤが口を開く。
「それじゃいくら丈夫なテニアでも持たないもんな。残念だけど仕方ない」
少しおどけたように、少し残念そうに肩をすくめる。でも、申し訳ないという感情はひとかけらも感じられない。
本気だ。この人は本気になれば、毎日でも傷だらけのあたしに傷を重ねて、悲鳴すらあげられなくなるまで蹂躙して慰み者にする。
あたしを傷つけようと思ってる時のトーヤは、いつも今みたいに笑っている。グランティードのコクピットで時々見せる、残酷な笑み。
もし、少しでも機嫌を損ねたら。
「う……」
あまりの恐怖に涙がこぼれる。漏れそうになる嗚咽を必死に噛み殺す。
その瞬間だった。不意にトーヤが立ちあがったかと思うと

ばちぃぃぃぃぃんっ!!

頬から大きく乾いた音が聞こえると同時に、一瞬視界が真っ白になった。あまりの衝撃に床に倒れこんでしまう。
トーヤの掌があたしの頬を思い切り叩いた。遅れてそれに気付いた瞬間、片手で髪を強く掴まれて顔を上げさせられ、空いた片手があたしの喉を掴んだ。
「ひぐっ……!」
「フェステニア」
怒気を隠そうともしない冷たく低い声色。顔からは表情が消えている。
思わず悲鳴が口を突いて出そうになる。でも叶わない。首を絞められて息を吸うことも吐くこともままならない。
「俺は、本当は毎日でも虐めたいのに、お前の体を気遣ってペースを程々にしてやってるって言ったよな?」
怖い。
「遣わなくてもいい気をわざわざお前のために遣ってやってるって言ったよな?」
怖い。
「それなのにどうしてお礼を言わないんだ?」
怖い。
「もしかして、俺にそうやって気を遣ってもらうのが当たり前だと思ってる?」
怖い。
怖い。
怖い。
謝らなきゃ。謝らなきゃ。
土下座してすがりついて足を舐めてでも許しを乞わなきゃ。
軽蔑されてもいい。嗤われてもいい。暴力の捌け口でいい。肉便器でいい。愛してくれなくても構わない。
何でもするから捨てないで。お願い。お願いします。お願いします――
でも、そんな懇願すらままならない。喉を締めつけられて声を発せない。首を抑えられて身動きも取れない。
詫びることすらできないのか。テニアのくせに。ゴミを見るようなトーヤの瞳から無言の圧力を感じる。
怖い。悲しい。悔しい。苦しい。
意識がどんどん薄れていくのに、感情だけが高まり続けて涙が止まらない。
泣きながら醜く顔を歪めて、きっと顔色も赤黒くなっているあたしを、トーヤはどう見てるんだろう。
ごめんなさい。ごめんなさい。
出来損ないの役立たずでごめんなさ――
0400名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 11:43:32.42ID:sMUKXVYU
「かはっ……!げほっ!げほっ!げほっ!」
不意に、トーヤの手があたしの首を解放した。急激に肺にとりこまれた空気に思わずむせかえり、口を押さえて横を向く。
その瞬間、下腹部に挿しこまれた異物の感触。
何をされたか頭で理解する前に、体が強烈に反応した。
「あがぁっ!はっ、がはっ、あ゛あ゛がっ!!」
首を絞められるのから解放されたとはいえ、まだ呼吸もままならない状態でいきなり犯された。
悲鳴にすらならない、自分でも形容しがたい絶叫があがる。
トーヤは、一切手を緩めない。とっくに準備はできたんだから手加減なんかいらないだろ?とでも言いたげに、
床に滴るほど濡れていたあたしの中に躊躇なく出し入れし続ける。
痛めつけられる苦痛と恐怖、トーヤに使ってもらえる歓喜と快感に、体も心もねじ切られてしまいそうになる。フラッシュを焚かれたように視界がちかちかする。
狭まった視界の中にトーヤの姿が見える。頭と体がぼんやりと映るだけで、表情はぼやけて分からない。
……私で楽しんでくれてるかな。喜んでくれてるかな。でもまだ怒ってるかな。
……あれ?トーヤの頭の横に、小さな影が見える。
なんだろう。トーヤの体も少し斜めに傾いてる。いったい何をしてるん

ゴツッ

落ちてきた黒い影が、あたしの頬を強く叩いた。
平手打ちと比べ物にならない硬く重い痛み。衝撃が頭の中を反響する。
「ひっ!!!」
何が起こったかわからず、思わず両手で顔をかばう。
トーヤはそのあたしの手を掴んで無理矢理下ろし、片手で両手首を押さえこんだ。
そのままもう片方の手で拳を作り、頭の横に構えて大きく振りかぶって、
ゴツッ
あたしの顔めがけて真直ぐ振り下ろした。
立て続けに二発。三発。四発。
殴られる度に眼の中に火花が飛んで、顔の外から頭の中まで爆発するような激痛が襲いかかる。
間もなく、また腰を動かし始めた。さっきより更に堅く太くなったトーヤは、容赦なくあたしの中を出入りし続ける。
「ひぃうっ!!ぁうっ、あっ、あっ、ああぁっ……!!」
苦痛と快感の極端な振れ幅に意識が遠のく。
心に、ひびが入る音が聞こえた気がした。
ゴツッ
また、トーヤの拳があたしを殴った。今度は腰の動きを止めないまま。
もう悲鳴も嬌声も出なかった。あまりの暴虐に精神がついていかない。恐怖すら薄れていくのを感じる。
殴りながらあたしを犯して、犯しながらあたしを殴る。
両手首を拘束しているトーヤの手を振り払うことも、顔を背けて少しでも拳から逃れようとすることもできない。
もしそれをしたら、トーヤは本気で怒る。本気で怒ったら殴られて犯される程度じゃ済まない。
もう、何もかも諦めるしかない。辛くても気持ち良くても、諦めて何もせず流されるしかない。
そう思ってもう考えるのをやめようとした時。不意にトーヤと目が合った。
その眼は爛々とぎらついて、瞳孔が完全に開ききっていた。
――知ってる。この目つきは、草食動物を敵じゃなくただの餌としか見てない、飢えた肉食獣の目つき。
トーヤは怒ってなんかいない。たぶん最初から振りだけで怒ってなんかいなかった。
獲物でしかない相手に怒りの感情を抱くけだものなんて――どこにもいない。
0401名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 11:44:47.30ID:sMUKXVYU
――もう、だめだ。
「あ、あ……ああぁぁ………」
心が、折れた。スイッチを落とされように全身の力が抜ける。
結合部分からちょろちょろと水音が立った。局部から内腿、お尻まで、生温かい液体に濡れる感触に覆われる。
トーヤの動きがぴたっと止まる。
自分が何をしてしまったかすぐ気付いた。
でも、謝らなきゃと思えなかった。
頭も体も動かなかった。ぼうっとしたあったかいモヤが体の中まで蝕んで、何もかも奪っていってしまったようだった。
トーヤがあの目のまま、じっとあたしの目を覗きこむ。
――もう、どうでもいいや。
トーヤ、今度こそ怒ってあたしを殺しちゃうかな。怒りもしないで淡々と殺しちゃうかな。
殺した後でもあたしのこと使ってくれるかな。起きろよフェステニアとか言いながら死んだあたしを殴って犯してくれるかな。
それならいいや。死ぬのは嫌だけど、トーヤが殺してくれるならそれでいい。
殺して楽しんでくれるなら。殺した後で楽しんでくれるなら。もう死んで構わない。殺されて構わない。
トーヤ。
トーヤ。
トーヤ。
――大好き。
「らいしゅきぃ……ろーや、らいしゅきぃ……」
拳がまた、あたしの頬を打ち抜いた。
0402名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 11:45:28.10ID:sMUKXVYU
以上です。
0403名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 00:57:19.57ID:4kCeLVpP
390 :

名無しさん@ピンキー

2016/04/30(土) 19:16:11.14 ID:kpWg5Wlo

ふたなり アイビスのSSください


391 :

名無しさん@ピンキー

2016/06/05(日) 11:09:52.64 ID:DxqbGoaF

アイビスが子供のイルイに
ふたなりチンポ入れたりフェラさせたりするのがみたい !!


392 :

名無しさん@ピンキー

2016/07/01(金) 18:34:50.43 ID:fd4WqmOW

じゃあ俺はカルヴィナがふたなり三人娘に三穴攻めされるやつ
0405名無しさん@ピンキー2016/07/21(木) 18:38:37.09ID:BqovAiW+
すまん、誰か音ゲーマー氏のアラド×ラトゥーニのssが読めるところを知ってる人は居ないか
その前後の話はwikiに載ってるんだけど、その話だけアップローダー経由で投下されてるから残ってないんだ…
0406名無しさん@ピンキー2016/07/22(金) 06:03:17.13ID:PUWXC+Gk
ふたなりアイビスがほかのキャラを食う話ほしいなぁ
0407名無しさん@ピンキー2016/07/23(土) 20:06:54.22ID:5SKHSMoO
>>405
旧まとめの方には載ってたと思うけど、あっちももう見れなくなってるからなぁ
とてもエロかったから、ぜひ自分ももう一度読みたいが

見れる可能性があるとしたら、テキストを保存した人かご本人に再うpしていただくくらいかな
0408名無しさん@ピンキー2016/07/23(土) 23:37:01.22ID:PRr74W0r
シュウ×擬人化デュミナスもアップローダー経由だったなぁ…
もう一度見たいんだが
0409名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 22:14:55.77ID:tW7sh747
ラトゥーニ――後輩。ホッ!とか言ってるブ男に絡まれているのを助けに入るもボコられる。
       それで本気になったラトゥーニに逆に助けられて、手当てしてもらっているうちに、
       良い感じになってSEX!
0410名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 08:58:19.32ID:YV3uK+zt
あいびすのSSください。
0413名無しさん@ピンキー2016/11/22(火) 23:31:08.93ID:A2MYgQQE
ふたなりのアイビスが色んなメンバーを食べちゃうSSください
0415名無しさん@ピンキー2016/12/11(日) 00:28:57.46ID:OsVCi5H7
保守
0416名無しさん@ピンキー2017/02/27(月) 22:04:02.55ID:jhKN+O4m
アイビスがふたなりのSSください
0417名無しさん@ピンキー2017/04/06(木) 18:44:08.38ID:pW8toiT/
Vが来たのにネタないなぁ
今回のチトセとかなかなかの逸材だと思うんだが
0419名無しさん@ピンキー2017/07/22(土) 06:53:46.12ID:OGTg/epW
ふたなりのアイビスが他の女性キャラを犯してゆくSSください
0420名無しさん@ピンキー2017/08/13(日) 17:33:49.14ID:X4TqFrwB
ふたなりのアイビスSSください
0421名無しさん@ピンキー2017/09/07(木) 20:35:24.21ID:p7G+OzYT
ふたなりアイビスの人はブレないな
sageないのが少し気になるけど
0422名無しさん@ピンキー2017/09/15(金) 12:07:38.61ID:nwHiSylu
ふたなりのアイビスが獣のようにほかのスパロボ女の子キャラを食っていく話がみたい
0425名無しさん@ピンキー2017/10/31(火) 22:19:47.72ID:KY03ZIdK
チームTD内オナニー関係図
アイビス→イルイ  ツグミ→アイビス  セレーナ→スレイ
スレイ・ニルファ時→アイビス  サルファ時→セレーナ
イルイ→オナニーって何? 教えてアイビス
0426名無しさん@ピンキー2017/11/04(土) 01:58:43.23ID:WSRbqnzw
ふたなりのアイビスがチームメンバーを孕ませてゆくSSください
0427名無しさん@ピンキー2017/11/07(火) 00:21:40.35ID:tz0sI9Wl
アイビスのSSください
0428名無しさん@ピンキー2017/11/13(月) 12:12:06.32ID:n0p/I+gh
ふたなりのアイビスの百合レイプセックスSSみたいです
0431名無しさん@ピンキー2017/12/04(月) 01:24:03.16ID:rOQoCfXY
ふたなりのアイビスの百合レイプセックスSS


かけよ。オナネタ提供しろ
0433名無しさん@ピンキー2018/01/03(水) 11:23:38.78ID:Dq9pnOnU
Google Play三千円やるから
トリップ付けてふたなりアイビスがチームメンバーに色んなシチュで抜いて貰うのがみたい
髪コキでふたなりアイビスを奉仕するスレイとかみたい
0434名無しさん@ピンキー2018/01/03(水) 14:03:52.96ID:Dq9pnOnU
よろしくお願いします
0435名無しさん@ピンキー2018/03/05(月) 12:10:29.05ID:U9STddZy
アイビスのエロSS書いてくれませんかね?
0440名無しさん@ピンキー2018/04/28(土) 15:38:34.00ID:sYBefXJ5
カティアとカルヴィナの体と心がサイトロンの影響で入れ替わる
今がチャンスとオナニーしまくるカティアinカルヴィナ
それを知って表面上は激怒するけど自分もしていたカルヴィナinカティア
0441名無しさん@ピンキー2018/05/03(木) 21:32:52.58ID:H+aI6aMI
カルヴィナ×三人娘はちゃんとしたssもなかったんだよね
カルヴィナ物自体がなかったか
0444名無しさん@ピンキー2018/05/19(土) 06:26:57.17ID:D0EzP/hK
渋にふたなりアイビスをリクエストしてる人を見てここを思い出した
0445名無しさん@ピンキー2018/05/21(月) 07:44:09.11ID:/Zzp5rXz
もうかいてくれたっていいだろ!!はやくかいてくれよアイビスが他の女どもを食べたり寝取ったりしていくSS!
0447名無しさん@ピンキー2018/09/09(日) 01:57:46.60ID:TSKe76ed
くれくれ厨いいかげんにしろよ、言い出しっぺの法則ってのを知らんのか
0448名無しさん@ピンキー2018/10/15(月) 19:59:51.79ID:vGq6OHFN
あげアイビスSSかけ
0449名無しさん@ピンキー2019/02/26(火) 20:32:57.72ID:wPpzbwOL
まだスレタイ『L』が生き残ってたのか。

Lで初参戦だったイクサー1のエロリョナをいつか書こうと思って幾星霜だが
いかんせんキャラが無口で、なおかつ中の人の悲鳴演技が良すぎて原作よりエロくならないんだ……。
0450名無しさん@ピンキー2020/01/03(金) 17:41:54.16ID:z/U8pp93
版権キャラ多めで別スレにも投下してるけど、投稿オッケー?
0452名無しさん@ピンキー2020/04/08(水) 15:02:11.40ID:p7B7IfuC
酔ったカチーナを介抱していたら
夜這いをかけられてると勘違いされて
逆に襲われるレオナ
0454名無しさん@ピンキー2020/05/01(金) 17:20:22.86ID:MIjcaVsj
レオナがトロイエ隊で経験値を積んでいたことを
体で知って驚くカチーナ
0455名無しさん@ピンキー2020/05/12(火) 22:06:39.87ID:XNp7EgeL
ラミアとアリエイルに胸を吸わせてご満悦なエクセレンと
吸いながら火花を散らす二人
0456名無しさん@ピンキー2020/05/19(火) 22:36:46.11ID:8IcF1sil
連撃で三人娘を次々と撃墜するカルヴィナ
しかもエースボーナスでダメージはさらにアップ
0458名無しさん@ピンキー2020/06/26(金) 18:16:22.63ID:cYtFNCWA
カティアがカルヴィナのタイツを発見
蒸れているので思わずクンカしてたら
梅雨の気候で洗濯物が乾いていないだけだった
0459名無しさん@ピンキー2021/05/25(火) 21:53:43.97ID:M7grfH8m
カルヴィナ+カティア版ラフトと戦ってるだけでイきそうになるフー・ルー
0460名無しさん@ピンキー2022/02/12(土) 23:20:43.25ID:EQQmz0Gy
勝手にSS投下させていただきます。

統夜×カティア・テニア・メルア
舞台はスパロボJハーレムエンド後の日常となります。
皆で同棲して、ある程度の性経験をお互いにこなした後の純愛ハーレムプレイです。

前・後編となっており、今のところ書き上げた前編のみ上げさせていただきます。
ご了承ください。

またAIのべりすと様を適宜使用し、作成していることを予めご報告致します。
0461【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:25:51.23ID:EQQmz0Gy
「すごーい!風情があっていい場所ですね〜」
「どーよ!少しはアタシのこと見直した!?」
「うんうん!テニアちゃんえらーい!あっあそこに綺麗な川がありますよー」
「えーどこどこ!?あれー?」

前で興奮しながらはしゃぐ2人を横目に、俺とカティアは脂汗をかきながら旅館までの坂道を歩いていた。

「ほんっと元気よねーあの2人・・・電車の中からテンションが落ちていないわ・・・」
「おまけにテニアの荷物は俺持ちだからな・・・」

何故4人揃って旅館までの道のりを歩いているか
何故テニアの荷物を俺が持って歩いているのか

答えは簡単だ
テニアが某中華料理屋のチャレンジキャンペーンで、熱血ゲキガン盛火星丼をいともたやすくペロリと平らげ
賞品の温泉旅館家族招待券をゲットしたからに他ならない。

駅を降り、バスを乗り継ぎ、歩くこと30分余り、雑誌やテレビでしか見たことがないような
荘厳な建物が見えてきた。
0462【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:27:58.32ID:EQQmz0Gy
入り口には着物を着た仲居さんらしき女性が立っていた。
中に入り受付へ案内される。
家族招待券を提示したものの、傍から見れば俺らの関係性はどのように映っているのだろうか? そう思うと少し不安になる。
とりあえず予約していた部屋の鍵を受け取り、エレベーターに乗る。
どうやらこの旅館は10階建てらしい。
鍵の部屋番号を確認しつつ、割り当てられた部屋にたどり着く。
襖を開けると畳特有の香りに包まれる。
「おおっすげぇ・・・!」
思わず声が出てしまうほど広い和室だった。
大きな窓からは山々を一望でき、渓流も流れている。
「ここって確か1泊2日4人で10万くらいするんじゃなかったかしら?」
「こんなイイ所に泊まれるんだから、もっとアタシに感謝してよねー」
カティアの呟きに呼応して、テニアが胸を張った。

「じゃあ感謝ついでに風呂入ってくるから、お前らは適当にしててくれ」
俺はバッグを置き浴衣を取り出す。
「はいはーい!アタシ達も行こっメルアもっ」
「ちょちょっと待ってくださいぃ〜」
0463【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:29:11.73ID:EQQmz0Gy
言うが否やシャツもデニムも脱ぎ捨て、下着姿になったテニア
こいつには羞恥心というものが無いのか・・・いぶかしげな視線を送っていると
「ちょっと統夜ー!女子の着替えを覗くなんてエッチ!スケベ!変態!」
「アホか、テニアの裸なんて見飽きてるっての」
「むぅ・・・」
頬を膨らませ不満そうな顔をするが、すぐにいつもの調子に戻り
「そっかぁ〜見慣れちゃったかぁ〜♪」
「そうだぞ、今更恥ずかしがるような身体でもないだろうに」
俺の言葉を聞いたテニアはニヤリと笑い そのまま無言で近づいてきた。
そしておもむろに腕を取り自分の胸へと誘導していく。
柔らかい感触と共に指先が先端に触れる。
その瞬間電流が流れたかのように全身が硬直してしまった。
「ほぉ〜う?見慣れているねぇ・・・それじゃぁさっきの台詞、訂正してもらおうかな?」
耳元で囁かれ、心臓が早鐘を打つ。
「ど、どういうことだ・・・?」
なんとか言葉を絞り出す。
「んふふ〜♪だってぇ見飽きるほど見ているんでしょう?じゃあさ、こういう風にしたら、どうなるのかなぁ?」
そういうと、俺の手を掴み、そのまま自らの股間まで持っていき押し当てた。既にそこは多少湿っており、パンツ越しに温かさを感じる。
頭の中で何かが切れる音がした。
0464【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:31:51.91ID:EQQmz0Gy
が、次の瞬間、カティアの脳天チョップにより現実に引き戻された
「貴方達漫才やってないで、さっさと温泉に行くわよ。メルアなんかもう着替えちゃったんだから」
頭をさする俺とテニアを尻目に、メルアがクスクスと笑みを浮かべながら頷いていた。
カティアに急かされ、俺達は温泉へと向かった。

先程のテニアとのやり取りを思い出し
多少俺自身が元気になっていて、下着を脱ぐのに手間取ったのは内緒だ。
さて、浴場へ行くかと向き直した刹那、突然後ろから柔らかい感触が襲い掛かってきた!
「統夜ー!一緒に温泉はいろー!」
「ちょおま、何言ってんだよ!なんでここにいる!?ってかこっちは男湯だぞ!?」
明らかに全裸のテニアの襲来に慌てて目を背ける。
「ほらほら統夜さん早く入りましょう!」
こちらも全裸の、目を輝かせたメルアに手を引っ張られ強引に連れていかれる。
「おまっ引っ張んなってば!」
抵抗虚しく俺は温泉の中に連行されてしまった。
まずいことになった。
あれやこれやと考えを巡らせていると後方からカティアが
「この温泉、家族招待だと特別に家族露天風呂を使えるらしいのよ、つまり統夜と私達がこうしててても
何の問題も無いのよ」

・・・・えっ?そうなん?
ってか知らないの俺だけ・・・?
0465【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:33:57.64ID:EQQmz0Gy
「そうなのか、知らなかった・・・」
「ふふふ、流石にこの情報は一般には出回っていないらしいです。ちなみに予約もできないから、かなりレアなんですよ!」
メルアのドヤ顔が決まった。そしてメロンのような芳醇な胸も誇らしげだった。
そんなことを話している間にも、背後から抱きつかれている状況に変化はない。

「まーそういうわけだから一緒に温泉入ればいいじゃん!アタシが統夜の体洗ってあげるからさー!」
「いらんいらん!自分でやるし!」
「いいじゃないですか統夜さん!たまには背中を流させてください!」
「ちょお前まで何を・・・!」
「そうね、統夜にはいつもお世話になってるし、サービスするわよ だ ん な さ ま ♡」
三人がかりで攻め立てられると、俺には為す術がなかった。

先程抱きついていたテニアとメルアが俺の足元に、張りのある胸を擦り付けながらカティアが後ろから妖しく抱きついてきた。

「うぉいちょっと待てぇ!!」
「やーだよー♪」
「覚悟して下さいね〜♪」
「フフッ楽しみだわ」
三者三様の反応を返す女共、もはや逃げることは不可能と悟り 俺は観念することにした。
0466【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:36:31.82ID:EQQmz0Gy
「ほらほらぁ、しっかり洗わないとダメですよ?」
メルアが俺の身体にボディソープをつけ、丁寧に擦っていく。
柔らかい手つきが心地よいのだが、それ以上に下半身に血液が集まりそうになるのを抑えるのに必死である。
「統夜の腰、ビクビクしてる〜♪面白〜い♪」
テニアは俺のモノを手遊びしながら、性器を俺の脚に擦り付けていた。確かこれはタワシ洗いという奴だったか・・・
「統夜、気持ち良いかしら?もっとして欲しいことがあったら言ってちょうだい」
カティアは後ろから俺を抱きかかえ、胸を押し当てるように密着していた。
「カティア、頼むから胸は止めてくれ、刺激が強すぎる」
俺の言葉に気を良くしたのか、密着度合いが増し、乳首もコリコリとした感触になっていた。

「統夜さん、お尻の穴も綺麗にしてあげますね」
「ちょおまそこは・・・」
制止の声を上げる前に、俺の尻の中に何か入ってきた。メルアの指だ。
「あぅっ」
「あら?意外と可愛い声を出すんですね、もう1本増やしちゃいますね」
2本の指で穴を広げられる。メルアの細い指が腸壁を刺激する度に、背筋がゾクリとする感覚に襲われる。
普段おっとりしてるメルアだが、こういう時の押しの強さと度胸はピカ一だ。
・・・メルア恐るべし。
「駄目だってメルア・・・そんなとこ汚いぞ」
「統夜さんはいつも私達の為に頑張ってるじゃないですか、だから少しくらいご褒美があってもいいと思うんですよ」
「だからってこんなことしなくても・・・あっ・・・」
「とかなんとか言いながら凄い喜んでんじゃん♪もうチンコもギンギン♪」
「ぐっ・・・」
言い返す言葉もない。暴発しないようやせ我慢しているだけだ
「はいはいそろそろいいかしら?」
カティアはそう言うとシャワーを出し、泡を流していく。
「一体、何するつもりだよ!?」
「もちろんナニをするのよ♪」
そう言うと、カティアは俺の前に座り込み、目の前にあるモノを愛おしそうな目で見つめていた。
0467【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:38:03.65ID:EQQmz0Gy
「では失礼するわね」
そういうと、カティアはゆっくりと口を開き、そのまま飲み込んでいった。
生暖かい肉に包まれるような快感が、下半身から全身へと広がっていく。
そして、カリ首の辺りまで口に含んだ所で動きを止め、舌を使って裏スジを舐め上げてきた。それはまるで別の生き物のように動き回り、亀頭部分をチロチロと責めてくる。
あまりの快楽に思わず腰を引いてしまうが、ガッチリとホールドされているため逃げられない。
しかもカティアの舌使いは巧みで、男を喜ばせるツボを押さえたものだった。
そのせいで、俺は情けなく喘ぎ声をあげるしか無かったのだ。
「うわー・・・いつもながらカティアの舌遣いエロいなー・・・一体どうやってんのさ」
テニアが身体を上気させながら独りごちた
「ふぉうひょ(こうよ)?」
「うおっ喋りながら動かすな!」
「ぷはっ・・・統夜ったら敏感過ぎよ?もう少し楽しませてくれないと」
「楽しんでるのはお前だけだ!俺は苦しいんだよ!!」
「そんな・・・我慢しないでいっぱい気持ちよくなってくれていいんですよ」
言うが否や、メルアが上から覆い被さり、口付けをしてきた。
「うむっ」
唇を割られ、舌が侵入してくる。
歯茎をなぞり、俺の舌を絡めとり、自分の唾液を送り込むようにキスを続ける。メルアとのキスは甘く蕩けるような味がした。
その間にも、カティアは俺への奉仕を続けていた。
テニアもカティアに倣うように竿と玉に舌を伸ばしていた。
三方向からの刺激に、俺の理性も限界に来ていた。
0468【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:40:17.48ID:EQQmz0Gy
「メルア・・・もう出るから口を離してくれ」
「ふぁふぇへす(ダメです)」
「出すならアタシのナカに出して欲しいな♪」
「んちゅ・・・ちゅぽっ・・・ちょっ、貴女何を言って・・・」
「あら?それも良い考えですね、統夜さんはどう思いますか?」
「ちょっと待てメルア、今それを言ったら・・・」
テニアに取られたくないのかカティアは口を窄めると、勢い良く吸い上げた。
ジュポジュポと下品な音を鳴らすいつものラストスパートの口遣いだ
「カティ・・ァ・・ヤバ・・ィ・・・」
次の瞬間、俺の中から精液が溢れ出した。
だが、いつもと違い射精は止まらなかった。
尿道を駆け上がる感覚がいつもより長く続いている。
「んぐうぅぅ・・んく・んく・・・んく・・・ちゅる・・・」
カティアの喉が妖しく上下し喉奥で嚥下されていたが、あまりの夥しい精液量で咳き込んでしまっていた。
「ゴホッゲホっ・・・凄い量ね」
「ハァハァ・・・すまない・・・大丈夫か?」
「え、ええ、問題ないわ」
飲み込めなかった精液が、カティアの口元から糸を引いて落ちていった。
「それにしても何コレ?いつもと全然量が違うんだけど・・・」
「恐らくですけど、統夜さんの興奮度合いによって出せる量が変わってくるのかもしれませんね」
「じゃあもっと頑張らないとねー」
テニアとメルアはといえば、俺の亀頭や竿に残った残滓を仔猫のように舌を這わせていた。
0469【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:41:42.49ID:EQQmz0Gy
「まぁ統夜だったら、4〜5回なんて序の口だし、まだまだ足りないわね」
先程の痴態はどこへやら、カティアがぶっきらぼうに言い放った。
「そうですよ、今度は私の番です」
「いやいや!次はアタシだかんね!」
「順番を決めてなかったからでしょう?ここは公平にジャンケンで決めましょう」
「オッケー!負けたら大人しく譲ってよね!」
「当然です」
3人はおもむろに立ち上がり統夜を挟み睨みあった。
先程の快感も若干薄れていき、頭上で行われている全裸じゃんけんの喧騒を聞き流しながら
統夜はひとり息をついた。

先程はなし崩し的に温泉へ引っ張られてきたが、改めて辺りを見回すと中々風情のある佇まいだ
7〜8人は同時に入っても余裕そうな石造りの温泉だった。周りには竹林が広がり、時折吹き込む風に揺れている。
「くううぅぅぅ!チョキを出してればあぁぁっっ!」
「あはっ♪次は私ですね♪」
涼風を割って裂くように少女たちの声がこだました。どうやら勝負は決したようだ。

喜色満面なメルアを横目に、テニアは地団駄を踏んでいた。
メルアやカティアより多少「ない」とはいえ、スポーティで健康的な肢体を揺らすテニアも
魅惑的な身体をしているのは間違いない。
「まぁまぁ、一番おいしいデザートは最後に。って言うじゃない」
「なーんか適当に言いくるめられてる気がするんだけどなぁ。。じゃあ統夜!絶対に絶対に次だかんね!!」
「わーったよ・・・」
「約束だからね!!破ったら許さないんだからね!!!」
「わかったから耳元で大声を出すな」
「それではお先に失礼しますね」
そう言うと、メルアは俺の股間の前に恭しく跪いた
0470【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:43:42.29ID:EQQmz0Gy
「やっぱり私は統夜さんがいつも愛してくれてるコレでご奉仕しますね♪」
上目遣いで下乳を持ち上げるその仕草は実にあざとく、それでいて可愛らしいものだった。
そしてそのままゆっくりと肉棒を熱い谷間に収めていった。
非常に柔らかいながらも左右からみっちり閉じ込められ、みるみるうちに俺のモノが硬さを取り戻していった。
メルアはそのまま両手を使い胸を上下させ始めた。
口淫とはまた違う、優しく包み込まれるような刺激に思わず腰が引けてしまうが
そんな俺の様子を見て、メルアは嬉しそうに笑っていた。
「統夜さんどうです?気持ち良いですか?」
「ああ、すごく上手だよ」
思わずメルアのブロンドの綺麗な髪を撫でていた。
「えへへ、嬉しいです♪」
すると、それを見ていたカティアが口を尖らせた。
「確かに私達の中ではメルアの胸が一番大きいかもしれないけど、カタチとハリでは負けてないと思うのよね」
「ってかいつまで2人の世界に入っちゃってんのさ、アタシ達もかまえ〜」
カティアとテニアは自分の胸を誇示するかのように、俺の両腕にしなだれかかってきた。
「いや、別にそういうつもりじゃ」
「でもメルアのおっぱいに勝てるかなぁ?」
そう言ってテニアはメルアの乳房に手を伸ばし、横からむぎゅっと掴んで見せた。
「ひゃうっ、んあっ・・・テニアちゃん・・・」
「別に勝ち負けじゃないけど、これ以上メルアの胸に骨抜きにされるのもちょっとねぇ」
そう言いながら、今度は指先で先端を転がし始めた。
「ちょっ・・・カティアちゃ・・・あんっ」
メルアは身をよじりながらも、健気に奉仕を続けていた。
思いがけないランダムな刺激に、俺のモノは発射へのカウントダウンを速めていった。
0471【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:46:27.79ID:EQQmz0Gy
俺の先走りは鈴口から際限なく漏れ出て、メルアの胸の谷間から溢れ出していた。
だが、それは俺だけではなかったようで、先程よりも明らかに胸の動きのペースが落ちてきていた。
メルアも先程までの余裕はなく、必死に快楽に耐えているようだった。
「にちゃ・・・ううん・・・にゅちゅ・・統夜さんのオチンチン・・・すごいヒクヒクしてます・・・」
頬を染めたメルアが顔を上げ、俺を見つめてきた。
その瞳には、明らかな情欲の色が見え隠れしている。
そろそろ限界だ・・・俺は腰を少し浮かせ、メルアの胸の奥へ肉棒を突き刺し、最後のピストンをした。
「きゃうぅ・・・統夜さん・・・熱くて・・激しいです・・・」
メルアは一瞬驚きの声を上げたが、すぐに目を閉じて俺が射精しやすいよう、左右から胸をロックした。
「くっ・・・メルアっ出るぞ!!」
「はい・・・統夜さん・・・いっぱい出して下さい!」
どぴゅる!びゅくるるるるる!
胸奥の一番熱が籠っている箇所をめがけて大量の精液を解き放った。
メルアの巨乳を白濁で塗りつぶしていく。
胸元に並々とした泉を作り、メルアの口元にまで飛び散っていた。
そしてその度に彼女の身体がビクビクと震え、軽く絶頂を迎えたことを物語っていた。

しばらく余韻に浸った後、メルアがゆっくりと立ち上がった。その口元は、自分の出した欲望の証でべとついていた。
そして彼女はそれをゆっくりと飲み込んでいった。
喉を鳴らしながら、少しずつ、一滴残らず嚥下していった。
そして最後に、口の端に残ったものをぺろりとひとなめし、
「苦いものとネバネバしたものはキライですけど、統夜さんのは好きになっちゃいました♪」
と満面の笑みで報告してきた。
「ありがとうなメルア」
そう言って頭を撫でると、嬉しそうに目を細めた。
0472【たまにはこんな休日を】2022/02/12(土) 23:49:05.87ID:EQQmz0Gy
「それじゃあ次はアタシね♪」
俺の休憩なんてどこ吹く風、待っていましたとばかりにテニアが鼻息を荒くするが
「もう少しで夕食の時間ね、温泉に浸かってから出ましょ」
気色ばんだテニアの歩調は、にべもなくカティアに却下された。
「え゛え゛えええぇぇぇぇ〜〜!次はアタシっていったよね!サギだよ!!ルール違反だよ!!!」
「わかってるわよ。ご飯食べ終わったら、貴女の番だから、好きにすればいいわ。
それに夕食に遅れて食べられませんでした〜なんてなったら嫌でしょう?」
「うっ・・・それはヤダ・・・でも・・・むぅう〜」
テニアは渋々納得したが、性欲と食欲の狭間で揺れ動いているようだった。
「じゃあご飯食べ終わったら、真っ先に絶対にぜーーったいにアタシとだからね!覚悟しててよね!!!」
「はいはい・・・」
俺は適当に返事をしておいた。
全くもって色気のカケラもない性行為のお誘いであったが、それでも不思議と悪い気分ではなかった。
その後、4人で仲良く露天風呂を楽しんだ。

夕食は山海の幸をふんだんに使った豪華絢爛なものだった
一番目を輝かせたテニアの食欲はとどまるところを知らず、用意された御櫃を空にしたばかりか
厨房の炊飯器から米が無くなるという旅館での前代未聞の珍事をやってのけた。
仲居さん達のあの時の表情を、俺は忘れられないだろうな
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