「はぁ…はふっ…はふぅうっ……っ」

薄暗い部屋の中、少年と呼ぶには年を取り過ぎた男が、PCの前に陣取り、気味の悪いアヘ顔を晒している。
その右手はいつものようにマウスに添えられ、左手はローションに塗れた自身の粗末な一物を、ヌチュ!ヌヂュッ!と激しく扱き上げている。

「ふぅうっ!……ううっ!……ウッ!!」

――どろり……。

弛んだ腹肉を震わせながら、男はその粗末な一物の先から薄白い液体を漏らした。

「はぁ…はぁ…ふぅ……」

たった一回の自慰行為も、彼にとっては相当の体力を要したのだろう。
床に滴る精液もそのままに、肉々しい四肢を投げ出して荒い呼吸を繰り返す。

こうして、毎朝の日課である自慰行為を終えた彼は、上条当麻28歳、学園都市内の通信制高校に通う8年生である。