麻生優子妄想同盟(夢幻戦士ヴァリス) 第九幕
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0001名無しさん@ピンキー2014/01/26(日) 00:20:39.64ID:/i/ZmN7D
1980年代を席巻した肌も露な美少女剣士たち!
その代表作たる「夢幻戦士ヴァリス」を中心にヒロインたちの淫らな宴を妄想するスレだ!
スレタイになっている麻生優子はいうに及ばず、時代を彩ったその他の『露出系美少女剣士』たちも
想うままにやってしまおう!
陵辱、触手、和姦、純愛、レズ大歓迎。
「その格好で本番ナシですか?」そう想って悔し涙を流した諸君!もう遠慮はいらない。
今こそその熱い思いを語り合おうではないか!
そんな熱い血潮を持つ文書きさん&絵描きさん募集中!!!
0245名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 01:00:08.24ID:vb06StxT
(12)

「ひゃうんッ!!良いッ・・・・き、気持ち良いィッ!!」

放射状に広がっている小皺を丹念に延ばすかの如く、爪の先でコリコリと掻きくすぐられて、
麗子は、思わず、子犬のような声を発してしまった。
小刻みに動き回る怪物の指が不浄の孔の入り口を弾くたびに、甘痒い疼きが腰椎の奥からジワジワと滲み出し、
否定しようのない性の喜悦となって、下半身全体に広がっていく。

「・・・・・・・・」

相変わらず一言も発しないまま
――――もしかしたら、最初から発声機能そのものが備わっていないのかもしれなかったが――――、
ログレスもどきは、小刻みな押し揉みを繰り出してきた。
仮面の奥で妖しく光り輝く双眸が喰い入るように見つめるのは、充血して感度を増した菊門
・・・・そして、排泄孔を弄られる背徳の快感に、為す術も無く、身体を打ち震わせるだけの哀れな牝獣。
0246名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 01:02:42.54ID:vb06StxT
(13)

「うふぁあ・・・・あぁあああッ・・・・!!」

尻に湧き起こった新たな刺激に、弱々しい喘ぎが漏れる。
己れのカラダに降りかかろうとしている事態を直接視認出来ないのは、
望外の僥倖と云うべきなのだろうか?それとも、途轍もなく不運な事なのだろうか?
窄まりを嬲り、弄んでいた異形の指先は、いよいよ皺孔の内部へと押し入り、
ゆっくりとした動きで奥に向かって這い進もうとしていた。

「あぁッ!!だ、だめぇ・・・そんな、深くまでッ!!」

異様な感触に襲われた全身がガチガチに硬直し、感覚と云う感覚が異物によって占拠された排泄器官へと集中する。
必死に引き窄まって侵入を阻止しようと括約筋の抵抗をものともせずに、
粘膜の中を突き進んでいく、忌まわしい侵入者
・・・・深く、更に深く、抉り抜かれるたびに、
まるでドライアイスの棒を突き入れられたかのような冷感が肛門を凍てつかせ、
四方八方に向かってジリジリと拡散していく。
0247名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 01:05:25.83ID:vb06StxT
(14)

「ひっぐ・・・・い、いやぁッ・・・・やめ・・・・て・・・・!!
あくぅ・・・・お願い、もう・・・・ゆるし・・・・て・・・・ひはぁあああッ!!!!」

羞恥に頬を染めつつ、普段の態度からは想像も出来ない、弱々しい哀願の言葉を発する、赤毛の少女。
黒衣の怪物の節くれ立った指先は、既に根元近くまでめり込み、スベスベとした直腸粘膜をさかんに撫でさすっていた。
不浄の肉孔が掻き回されるたびに、グチュッ、グチュッ、という湿り気たっぷりの吸着音が響き渡り、
ヌメヌメとした腸液が分泌されて、あさましく引き延ばされたアナルを卑猥に彩っていく。

(ひぃあああッ!!ダ、ダメ・・・・このままでは・・・・はくうッ・・・・イッて、しまう・・・・ッ!!)

眠っていた性感帯が次々に掘り起こされて活性化し、
ほんの僅かな動きの変化にさえ、敏感に反応して、快楽中枢を揺り動かした。
程良く引き締まったスレンダーな肢体が、肛悦に酔い痴れて震えくねるたびに、
甘美な衝動が背筋をざわめかせながら脳天へと駆け上っていき、
うなじの辺りから、砂糖菓子のような甘ったるい発情臭が立ち昇っているのが、自分自身でも良く分かる。
0248名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 01:08:12.29ID:vb06StxT
(15)

(ああっ・・・・あっあっあっ・・・・も、もうっ、らめえェッ!!
こ、声が・・・・恥ずかしい声が、漏れて・・・・くあぁあああッ!!!!)

既に意識はフニャフニャにふやけ、
理性は炎に焙られるチーズの如く、蕩け落ちようとしている。
クチビルを噛んでヨガリ声を食い止めようにも、顎の筋肉からとうに力が抜け落ちてしまっており、
熱く火照り切った吐息と共にトロトロの涎まで溢れてくる始末
・・・・もはや、彼女の肉体にも精神にも、間断なく押し寄せる快楽に抗う術は、一片たりとも残されてはいなかった。

ぐちゅッ・・・・じゅるッ・・・・ずじゅるるるッ!!

菊座を犯す動きが、徐々にスピードを増していく。
執拗に揉み解されて、硬さを失いつつある窄まりの中心部に、
細長い指がゆっくりと抽挿され、可憐な蕾を引き歪めた。
節くれだった異物が薄い肉膜越しに尾?骨を何度もなぞり、痺れるような喜悦の波を送り込む。
0249ARCH DUKE2015/11/01(日) 01:14:36.66ID:vb06StxT
・・・・本日はここまで。

なんだか、最近、SSを投下しようとする度に、
新しい連投規制が導入されているみたいに感じます・・・・。
0251名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:43:54.58ID:0fRtq+k7
(16)

「も、もう・・・・らめぇッ!!
ぬ、抜いてッ!!お願いッ・・・・これ以上は、もう・・・・もうッ・・・・!!」

交尾中の牝犬さながらの無様な格好で這いつくばらされ、
全身をあさましく戦慄かせながら、哀願の言葉を放ち上げてしまう赤毛の少女。
無論、ログレスもどきは心を動かす素振りさえ見せはしなかった。
尻穴に挿入された冷たい異物が容赦なく蠢動し続け、敏感な粘膜をコリコリと擦り嬲られるたびに、
忌まわしい振動が脊髄の末端部から背骨伝いに上半身へと逆流し、理性と矜持を掻き溶かしていく。
一度漏れ始めた嬌声は、どれだけ意志を振り絞ろうと防ぎ止める事は叶わず、
むしろ、卑猥極まるピストン運動によって、肛門の内径が、じりっ、じりっ、と拡張していくにつれて、
悲痛な絶叫が、より甲高く、より切迫したものとなっていった。

(ハァハァ・・・・おひりの穴、きもひ良すぎりゅうぅッ!!
も・・・・もう・・・・お、おかひく、なっひゃうぅうううッッッ!!!!!!)
0252名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:46:43.66ID:0fRtq+k7
(17)

「・・・・・・・・」

相も変わらず沈黙を通してはいるものの、
菊門を犯す仮面の凌辱者の動きは、あたかも、獲物の反応に喜びを感じているかの如く、力強さと激しさを増している。
右手の中指を根元まで埋め込み、直腸内の急所をくまなく掻きほじりつつ、引き抜いてはまた捻じ入れる。
左手は、プリプリとし弾む肉毬を揉みしだきながら、
時折、汗と体液にまみれた窄まりの周辺部にコリコリと刺激を加えて、弄んでいた。
もはや、バンダナで纏めた赤銅色の髪を振り乱し、
あさましい鳴き声を喉奥から搾り出すだけの存在と成り下がってしまった、囚われの<戦士>は、
引っ切り無しに襲いかかってくる、甘美な衝撃波によって、猛烈な勢いで絶頂へと追い詰められていく。

「ひはぁっ!!あっあっ・・・・あぁあっ!!
ら、らめぇッ・・・・たへりゃれないッ・・・・ひへゃあああッ」

刻一刻と迫り来る、甘美な敗北の瞬間。
強気な光を浮かべていたラベンダー色の双眸には羞恥の涙が溢れ、
幾本もの銀色の奔流となって、真っ赤に紅潮し切った頬筋へと流れ落ちている。
食べ頃の白桃を思わせる、桜色に染まった尻たぶの稜線にも、きめ細かな汗の粒が滲んでいて、
甘酸っぱい薫香が滴り落ちる腸液の異臭と混じり合い、一種独特な化学変化を引き起こしていた。
拘束された背骨の許す限界ギリギリまで振り上げられた腰がガクガクと揺れ動き、淫蕩極まるダンスを踊り始める。
押し寄せてくる愉悦の激流は、尾?骨を執拗に撫で嬲っていた指先が、肛門内で、グルリ、と反転し、
僅かに薄襞一枚を隔てた場所に位置する子宮口を的確に捉えるに至り、最高潮に達した。
0253名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:49:10.02ID:0fRtq+k7
(18)

「ひゃひぃいいッ・・・・やはぁあああッッッ!!!!
も、もう・・・・らめぇええッ!!イクッ・・・・絶頂ッちゃうううッッッ!!!!」

腰の奥にマグマの如くわだかまっていた重い感覚が一気に爆散した刹那――――
散々に抉り回されたアナルから噴火が湧き起こり、瞬く間に麗子の全身を押し包んでいく。

生白い双丘が、キュン!キュン!と、断続的に引き絞られた。
括約筋の締め付けが限界ギリギリまで強まり、挿入された異物を引き千切らんばかりに喰いしばる。
・・・・だが、それでもなお、異形の手指は止まらなかった。
卑猥極まる振動は淫靡な波動と化して子宮へと伝わり、更なるエクスタシーを誘発しながら、
快楽地獄に堕ちた雌犬に断末魔の苦しみを強要し続ける。

「あ、あぎぃいいいいッッッ!!!!
ひゃ、ひゃめへぇッ・・・・も、もう、らめえぇええええッッッ!!!!」

狂ったように泣き叫ぶ、赤毛の少女。
こみ上がってくる凄まじい爆圧によって意識が粉々に粉砕され、
因果地平の彼方へと拡散してしまうのでは?とさえ感じた程の、圧倒的な絶頂感だった。
思考や感情はおろか、殆ど全ての感覚が跡形も無く消し飛んでしまい、
まるで、一筋の光も射し込まない暗闇を漂っているかのよう・・・・
唯一の例外は、突き入れられた指先をキュウキュウと喰い締めて痙攣する尻孔の感触のみで、
(皮肉にも)それだけが、麗子の中で、自分はまだ生きているのだ、という事実を実感させるものとなっていた・・・・。
0254名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:52:11.66ID:0fRtq+k7
(19)

――――しばらくの後。

「はぁっ・・・・はあはあっ・・・・お、お尻・・・・お尻の穴がぁ・・・・あああ・・・・」

触手による拘束は既に解かれていたものの、
麗子は高々とヒップを突き上げたままの屈辱的なポーズで、肛虐絶頂の余韻に浸っていた。
めくるめく肛悦の時間は儚く過ぎ去ってしまったのだが、
消耗し尽くした体力は回復せず、心の中は敗北感によって満たされている。
<ヴァリスの戦士>としての矜持もプライドも粉々に砕け散り、強烈な自己嫌悪のみが思考を席巻していた。

ぴくっ、ぴゅくっぴゅくっ・・・・!!

赤く腫れ上がった窄まりの近辺には未だおぞましいエクスタシーの余韻が残り、
ベトベトとした体液がこびりついた下半身のそこかしこでは不随意筋がビクビクと痙攣を続けている。
僅かに舞い戻った理性が、最悪の臭いだ、と訴えかけてはいるが、
幾重にも塗り重ねられた腸液の発する濃密な臭気に、カラダはなおも敏感な反応を示すのをやめようとはせず、
半開きになった口元からは甘やかな吐息が止め処なく漏れ出していた。

(はふううっ!!う、疼いてるッ!!
そ、そんなっ・・・・ま、まだ・・・・足りないなんてェッ!?)
0255名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:55:09.72ID:0fRtq+k7
(20)

「・・・・お、お願い・・・・もっと・・・・」

半ば以上、無意識のうちに、脱力しきった首を巡らせて背後を窺おうとする、赤毛の少女。
脂汗と涙とヨダレとでドロドロに濡れそぼった相貌には、
更なる凌辱に対する、あさましいまでに切実な期待が張り付いていた。

『――――』

快楽に屈した哀れな虜囚の眼差しを受けて、一瞬、逡巡するかの如く動きを止める、仮面の不死怪物。
・・・・だが、その次の瞬間、漆黒の長衣が、バサァッ!!とはだけられたかと思うと、
何の躊躇も無く伸ばされた武骨な両手によって、プルプルと打ち震えていた白い肉塊は乱暴に鷲掴まれてしまう。

「アァッ・・・・!!い、いっ・・・・いひィィッッッ!!!!」

自分自身では、“嫌ァッ!!”と叫んだつもりだったが、実際に麗子が発したは、それとは真逆の言葉だった。
大きく見開かれた双眸は、黒衣の下から躍り出してきた、恐ろしい物体に釘付けになってしまっている。
――――そう、肉体の一部と云うより、あたかも独立した生物であるかの如く、凶悪な存在感を漂わせている、醜悪な肉の槍先・・・・
黒々と聳え立つ、ログレスもどきの男根に。

(あっ・・・・あああッ!?
あ、あんな・・・・おぞましいモノがっ、私のアナルにィッッ!!!!)
0256名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 00:58:09.89ID:0fRtq+k7
(21)

『ククッ、おやおや、麗子・・・・
折角、ヴァリアの力で<夢幻界>人として生まれ変わったというのに、
キミのその性癖は、<暗黒界>の住人だった頃から全く変化していないようだねぇ』

魔道鏡の中の赤毛の少女に向かって、辛辣な笑みを投げかける、プラチナブロンドの魔道士。
クールを装ってはいるが、彼の邪悪な心は、
ヴァルナに続き、<ヴァリスの戦士>を無様な敗北へと陥れ、
闘志を圧し折る事に成功した悦びに打ち震え、喝采を叫んでいた。

『これで、あと一人・・・・』

<夢幻界>の女神によって生み出された、光の巨人との戦いは、一進一退を繰り返し、
決着の付く気配は未だ見出せないが、邪神の胎内における戦いは着実に勝利に近付きつつあった。
・・・・否、現時点に於いて、既にヴァリアが最後の希望を託した三人が此処に辿り着ける可能性はほぼ無くなった、と言っても過言ではない状況ではある。
だが、青年は、最後に残った一人・・・・<現実界>の蒼髪の少女を跪かせずしては、画竜点睛を欠く、との想いを未だ振り切れずにいた
――――否、強くとらわれている、と言っても過言では無いかもしれない。

『フフフ、さぁ、可愛い優子、次はいよいよキミの番だよ。
<三界>最強の<戦士>・・・・私の最高傑作として、せいぜい美しく舞って魅せたまえ、ククク・・・・』



――――――――to be continued.
0257ARCH DUKE2015/11/02(月) 01:04:17.21ID:0fRtq+k7
以上、第36章をお送りいたしました。
連投規制のせいで、投下作業が中断してしまいましたが、
お楽しみ頂けたのであれば幸いに存じます。

さて、次回ですが、今回の続き(『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』第37章をお送りしようと考えています。
完成時期につきましては、仕事の都合で年末年始に執筆時間が取れなくなる関係上、
今の所、来年の1月の後半から2月前半ぐらいになるのでは?と考えています。
読者の皆様には申し訳ございませんが、またしばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。

それでは、本日はこの辺で〜。
0259名無しさん@ピンキー2015/11/18(水) 19:06:23.11ID:xG+eWU06
父親はいないんじゃね?
漫画版の設定は違うみたいだが夢幻界に♂はいない(全員♀だけの世界)ってのが公式設定だったハズ
0260名無しさん@ピンキー2015/11/21(土) 19:26:45.87ID:jstyniT1
どうやって子孫残してるんだろう?
ナメック星人みたいに(下の)口からタマゴ吐き出すのかな。
0263ARCH DUKE2016/02/01(月) 00:21:11.60ID:MC1OSUdb
大変お待たせしました〜。

只今より、『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン』第37章の投下を開始いたします。
なお、連投規制対策の為、今回は、1日1回、7レスずつ、
4回(4日間)に分割して投下作業を行いますのでご注意下さいませ
(ただし、7レス未満であっても、連投規制が発生した場合は、その時点で一度投下を中止します)。
0264名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:24:09.46ID:MC1OSUdb
(1)

――――<暗黒界>、と呼ばれていた、世界の残滓。虚空に浮かぶ、崩壊寸前の大地。

<封じられし魔>を素体として創り上げられた、終末の邪神と
<夢幻界>の女王が最後の力を振り絞って生み出した、光の巨人との死闘は、いつ果てるともなく続いている。

今まで、戦技や戦術といった戦闘の“技”に頼る事無く、己れ自身の強壮なる肉体に宿るパワーと邪悪な魂に根差した闘争本能だけを恃んで激闘を繰り広げてきた、漆黒の巨神だったが、
ここに来て、ようやくそのやり方では目の前の敵を打ち倒すのは困難だ、と気付き始めたらしく、
力押し一辺倒の戦闘スタイルに変化を取り入れるようになっていた。
相対する、戦乙女たち・・・・<幻想王女>ヴァリアの身体に宿った、幾千幾万もの<戦士>の魂魄にとっては、
容易ならざる事態と云わねばならない局面の到来である。
0265名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:26:35.61ID:MC1OSUdb
(2)

――――グォオオオオッッッ!!

憎悪に満ちた雄叫びが天地を鳴動させる。
右手に提げた得物――――白銀の女神の身の丈ほどもあろうかという程の、長大かつ重厚な大剣を軽々と振りかざし、
威嚇のポーズをとる、漆黒の暴君。
凄まじい殺気が、つむじ風の如く、周囲を暴れ回っている。
・・・・だが、女巨人は微動だにせず、攻撃を仕掛けるタイミングを窺っていた。
素体となったヴァリアと同様、瞳孔を欠いた両目には、鋭くもしなやかな眼光が漲り、
邪神から放たれる闇のオーラを寄せ付けず、緊迫した対峙を続けている。

グルルル・・・・ルルルル・・・・。

威嚇の効果が全く現れない事に不快さを覚えたのだろう、魔神の口元から低い唸り声が漏れる
――――と、次の瞬間、殆ど何の予備動作も無く、闇色の甲冑が翻り、長大な剣がその牙を剥いた。
大上段に振りかざされた邪悪な刃が、ぞっとするような風斬り音を発しながら、一気呵成に振り下ろされる。

――――ダンッ!!

・・・・だが、聖なる女戦士は、些かも慌てた素振りを見せずに地面を蹴ると、
まるで、空中でダンスでも舞うかのような優雅な動作で、怨念のこもった斬撃を躱しきった。
のみならず、滞空状態のまま、素早く姿勢を入れ替え、
爪先が地面に着くや否や、地を這う程に身を低くして、突進が空振りに終わった敵に狙い澄ました反撃の一矢を放つ。
鞘走る閃光の先に在るのは、大きく姿勢を崩した宿敵が晒している、無防備な脇腹・・・・。
0266名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:28:51.45ID:MC1OSUdb
(3)

ガシィンッッッ!!!!

すんでのところで、分厚い装甲に護られた左腕が刃の軌道を阻んだ。
・・・・とはいえ、並の防具であれば、腕ごと斬り飛ばされていたに相違無い、強烈な一撃である。
白銀色に光り輝く刃は、刀身の半ばまでも防具に喰い込み、
破孔から聖なる霊気を流し入れて、忌まわしい肉体を焼き切ろうとしていた。
さすがにこの攻め口は効いたのだろう、終末の巨人は大きく身悶えすると、
渾身の力を込めて傷付いた腕を引き去りつつ、更に、大きく後方に退いて、十分な間合いを確保しようとする。

――――グォオオオ・・・・オオオオンッッッ!!!!

再び放ち上げられる、憎しみの咆哮。
加えて、今度のそれには、これまでに蒙った中では最大級の打撃と苦痛に対する、巨大な憤怒が色濃く滲んでいた。
もっとも、邪神は、今まで繰り返してきたように、怒りに任せて遮二無二吶喊しようなどとは考えず、
右手の邪剣を油断なく構えつつ、呼吸を整え始めたのだが。

・・・・コォオオオッ!!

幾重にも重ねられた重厚な魔道装甲の中心から、鮮やかな光彩を帯びた七色の輝きが溢れ出し、
漆黒に染め抜かれた全身――――殊に、先程、深手を負わされた左腕に向かって、広がっていく。
邪悪なる血肉の構成素体となっている<封じられし魔>へと注がれた、<ファンタズム・ジュエリー>
・・・・アイザードによって形質を操作された、<夢幻界>の聖玉のエネルギーは、
瞬く間に、損なわれた組織を再生させると共に、失われていた筋力を取り戻させた。
0267名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:31:09.64ID:MC1OSUdb
(4)

『・・・・・・・・』

追撃を仕掛けるチャンスを見出せず、
空しく一部始終を傍観しているしかなかった、白銀の女戦士。
瞳を持たぬその双眸に昏い翳りがよぎる。
今まで、何度と無く斬撃を放ち、大小の手傷を負わせてはいるものの、
そのたびに、漆黒の巨人は聖玉の力を発動させ、折角与えたダメージを跡形も無く消し去ってしまっていた。
たとえ、今回の攻撃がブロックされる事無く、狙い通り、急所に達していたとしても、
おそらく、さしたる痛苦とて無いままに再生させられていたに相違ない。

・・・・否、よしんば、今回と同等か、あるいはそれ以上の好機に恵まれて、
首を打ち落とすなり、胴を断ち切るなり出来たとしても、
致命の一撃となり得る可能性は限りなくゼロに近い、と言っても過言では無いだろう。
<ジュエリー>の力がプラチナブロンドの魔道士の手中に握られている限りは――――。
0268名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:33:23.59ID:MC1OSUdb
(5)

――――邪神の胎内。
<ファンタズム・ジュエリー>の魔力を用いて創造された、異空間の一つ。

「ぐがっ・・・・ガハァアアッ!!」

苦悶に満ちた絶叫と共に、どす黒く濁った血液が盛大に噴き上がる。
己れの胸板に深々と突き立てられた、細身の聖剣を、信じられない、という表情で見下ろしながら、
炎の魔人・・・・<暗黒五邪神>が一将、ベノンは、血走った両の眼を見開いて、眼前に佇む少女を凝視した。

「ま、まさか・・・・いくらアンタでも、<ジュエリー>も無しで、このアタシを、いや、アタシたち三人をッ!?」
0269名無しさん@ピンキー2016/02/01(月) 00:35:54.29ID:MC1OSUdb
(6)

「たしかに、以前、お前を倒した時には、<ファンタズム・ジュエリー>のパワーに頼ったわ。
・・・・でも、ガイーダやキーヴァと戦った時は別だった筈よ」

ゴホッ、ゴホッ、と咳き込むたびに、口元と胸に穿たれた傷口から大量の血を吐き出す、瀕死の魔将に向かって、
蒼髪の<戦士>・・・・優子は、憐憫の感情さえ含んだ口調で語りかけた。
彼の背後には、ベノンと同様、アイザードの魔道の技によって冥府の底から黄泉返らされた、かつての同胞
・・・・<地邪>ガイーダと<水邪>キーヴァの物言わぬ骸が折り重なるようにして倒れ伏している。

「ううっ・・・・バ、バカな・・・・こんなバカなコトがぁ・・・・」

「まだ理解していないのね。
<明>の力――――<ヴァリス>の源は、人間の心。
<夢幻界>の聖玉は、それを最も効率良くエネルギーに変換するための道具に過ぎないわ。
たしかに、強力で、便利なアイテムではあるけれど、<ジュエリー>自体がパワーを生んでいる訳ではないのよ」

「つ、つまり・・・・アタシたちを倒したのは、アンタ自身の力であって、
あの石ッころではない、ってコト・・・・?」

力尽き、ガクリ、と膝をついた、<暗黒五邪神>。
禁断の邪法によって注ぎ込まれていた、仮初めの生命力が急速に失われているのだろう、
身体の輪郭が徐々に薄れ、ぼんやりとぼやけていく。
一方、消滅していく炎の魔人を眺め下ろしつつ、<ヴァリスの戦士>は、ぎりりっ、と両手を握り締め、
カラダの奥底からフツフツとこみ上げてくる怒りに両肩を震わせていた。
0270名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:20:07.61ID:fK0DxR5k
(7)

「――――アイザードッ!!」

固めた拳を突き上げ、虚空に向かって宿敵の名を叫ぶ、蒼髪の少女。
どんよりと垂れ込めた不吉な黒雲の彼方から、
底知れぬ悪意を秘めつつ地上の様子を睥睨しているであろう、
プラチナブロンドの青年の姿を思い描き、声を張り上げる。

「答えなさいッ!!一体、何時まで非道を続けるつもりなのッ!?
死者の眠りを妨げ、安らぎを奪い去って、戦いの手駒にするなんてッ・・・・!!」

・・・・返答など期待してはいなかったが、それでも、叫び出さずにはいられなかった。
ログレス配下の<暗黒五邪神>
――――ガイーダも、キーヴァも、ベノンも、皆、かつて、主君たる<暗黒王>に命じられて襲い掛かってきた者達である。
ある者は圧倒的なパワーで、ある者は強大な魔法で、又ある者は、邪悪な奸計で、
自分を葬り去らんと試み、死力を尽くしての戦いの末に、紙一重の差で敗れ去った強敵たち・・・・。

――――確かに、その時々は、優子とて、彼らへの怒りや憎しみと無縁でいられた訳では決してない。
だが、こんな形で再会を果たし、再び剣を交える事態になろうとは予想だにしていなかった。
のみならず、黄泉返った魔将たちを相手に再び勝利を収め、
呪われた魂を、本来いるべき場所・・・・冥界に送り返すのに成功したにも関わらず、
<ヴァリスの戦士>の心は何ら高揚感を覚える事無く、
反対に、喩えようも無い程の空虚さと後味の悪さのみを引き摺り続けているのだった。
0271名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:22:13.96ID:fK0DxR5k
(8)

『・・・・くっくっくっ・・・・』

放ち上げられた叫びに対して、何処からともなく聞こえて来た、低い嗤い声。
まさか、と思った少女だったが、その身体は半ば反射的に動いていた。
一切無駄の無い、必要最小限の動作で、<ヴァリスの剣>を構え直し、カッと両の眼を見開いて闘気を漲らせる
――――彼女のその気迫に怯んだ、という訳では無いだろうが、
さしもの魔道士も姿まで現そうとはせず、思念のみを飛ばして話しかけてくる。

『さすがは優子、<暗黒五邪神>程度では遊び相手にもならない、か・・・・』

「・・・・遊び相手、ですってッ!?」

青年の発した言葉を耳にするや、気色ばんだ表情を露わにする蒼髪の<戦士>。
信頼の絆で結ばれていたという訳では無いとはいえ、
かつての同輩を慮る感情など、一片たりとも感じられない、冷淡きわまる口調には、憤りを覚えずにはいられない。

「貴方にとっては遊び半分だったかもしれない。
でも、わたしや彼らにとって、この戦いは真剣なものだったわ。それを・・・・」
0272名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:24:30.43ID:fK0DxR5k
(9)

『・・・・まぁ、役立たず共も、最低限の仕事はやり遂げてくれたけれどね』

詰問の言葉は無視して、プラチナブロンドの元<暗黒五邪神>は一方的に話し続けた。
更なる苛立ちと憤慨を掻き立てられた蒼髪の<戦士>だったが、
何処にいるのかさえ分からない、思念のみの存在が相手では斬り付けるという訳にもいかず、切歯扼腕するしかない。

・・・・だが、(幸か不幸か)鬱屈した想いを抱えたまま、忍耐時間を強いられる時間は長くは続かなかった。

『彼らが君を足止めしてくれている間に、私は彼女たちの相手に専念出来たんだからね・・・・』

これがその結果だよ――――余裕綽々の台詞と前後して、
少女の周囲に強力な魔法の発動する気配が生起し、次いで、視界が大きく変化する。
アイザードお得意の念写術・・・・聳え立つ高層ビルも斯くやといわんばかりの大きさの魔道スクリーンに映し出されたのは、
莫迦莫迦しいまでに巨大な二つの立体映像。

その被写体を視認するなり、優子は愕然として喘ぎを漏らし、立ち竦んだ。
0273名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:27:10.42ID:fK0DxR5k
(10)

「・・・・れ、麗子ッ!?ヴァルナッ!?」

薄青色の双眸を大きく見開きながら、絶句する。
視界全体を覆い尽くさんばかりの大迫力で展開される魔道映像の主人公は、
先刻、卑劣な罠により、離れ離れにされてしまった、何物にも代え難い仲間たち。
・・・・だが、二人の姿は、これが彼女たちと同一人物なのだろうか?と、思わず、目を疑った程に悲惨なものだった。

『アアッ!!いっ・・・・ぃひいいっ!!ひぎぃいいいいいッッッ!!!!』

真っ先に視界に飛び込んできたのは、
四つん這いの姿勢を強いられた上に、まるで交尾中の雌犬であるかの如く、高々と腰を持ち上げられた、赤毛の<戦士>。
<暗黒王>ログレスの醜悪なカリカルチュアたる、錆の浮いた金属製の仮面とボロボロの黒マントを身に纏った不死の怪物に組み伏せられ、
黒衣の裳裾からせり出した禍々しい肉の兇器を尻穴に突き立てられて、激しく喘いでいる。
壊れかけの自動人形よろしく、凄まじい動きで上下左右に跳ね回っている、白い肢体の下では、
腸液と脂汗と唾液が一緒くたになった、名状し難い体液が粘ついた水溜りを形作り、鈍い光沢を放っていた。

『はぁっ・・・・はぁはぁっ!!ら、らめェ・・・・も、もう入らないィ・・・・張り裂けちゃうううッッッ!!!!』

一方、<夢幻界>の王女は、胡坐座に腰を下ろした、コンクリート色の魔道生物・・・・ストーンゴーレムに抱きすくめられた格好で、
未だ異性を知らぬ無垢な下半身を、丸太の如き異物によって突き回されている。
今にも折れそうな程に繊細で華奢なその体躯は、
生娘同然の秘裂を、人間離れしたサイズの男性器によって串刺しにされる恐怖と苦痛によって完全にノックアウトされたらしく、
麗子とは対照的に、時折、ピクンピクンと不規則的な痙攣を発する以外は殆ど動きを止めてしまっていた。
0274名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:29:24.12ID:fK0DxR5k
(11)

「くっ・・・・一体、どういうつもりなのっ・・・・!!」

ショックに打ちのめされつつも、
必死に冷静さを保ち、周囲への警戒を維持する、蒼髪の<戦士>。
同時に、映し出された立体映像を注視し、
不自然な点・・・・すなわち、人為的な操作を加えられた形跡が無いか?確認を試みる。

(人間の心を弄んで、自分に都合の良い印象を植え付けるのは、アイザードの常套手段・・・・
わたし自身、今までに何度も痛い想いをしてきたわ。今回も、もしかしたら――――)

正視に堪えない二人の姿に吐き気を覚えながらも、懸命に目を凝らす少女だったが。

『くっくっくっ・・・・毎度のコトながら、実に健気な態度だねぇ。
でも、残念だけど、キミの推測は外れだよ。
これらの映像は、全て真実・・・・彼女たちは、既に私の手中にある』
0275名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:31:36.29ID:fK0DxR5k
(12)

「そ、そんな訳ないわ・・・・ッ!!
麗子たちが易々と貴方の意のままになったりはしないハズよッ!!」

悲痛な声で叫び返した優子の耳朶に、
あられもない嬌声が左右両側から激しく叩き付けられる。
それでも、蒼髪の少女は、何度も何度もかぶりを振りたくると、
半ば意地になりつつ、惜しげも無く痴態を晒してのた打ち回る女囚たちを見つめ続けた。

(そうよ・・・・こんなもの、単なるまやかしに決まっているッ!!
たとえ、バラバラになろうと、麗子やヴァルナが敵に捕まったりする筈がないもの・・・・
きっと、二人共、今も何処かで必死に戦っているに違いないわッ!!)

『フン、そうまで言うんだったら、納得いくまで調べてみるといい。
目の前の映像が、”単なるまやかし”に過ぎないものかどうか?をねぇッ!!』
0276名無しさん@ピンキー2016/02/02(火) 00:34:05.94ID:fK0DxR5k
(13)

「望むところだわッ!!」

余裕たっぷりの魔道士に対して、内心の動揺を悟られまいと、殊更に表情を厳しくする優子。
二人のうち、どちらを先に確認すべきか?少し迷った末に、
ヴァルナが大映しになった魔道スクリーンに視点を転じ、注意を凝らす。
――――途端に、赤毛の親友の映像が数十分の一の大きさに縮小し、
あられもなく放ち上げられる喘ぎ声の声量も、銀髪少女のそれの聞き取りを妨げない程度にまで引き絞られた。

『ここは、可能な限り、フェアプレイの精神で行こうじゃないか。
麗子の方を観察したくなったら、遠慮なく言ってくれたまえ・・・・すぐに設定を元に戻してあげるから』

(何が、”フェアプレイ”よ・・・・そんな言葉に誤魔化されたりするとでもッ!?)

手前勝手な言い草に大いに反発を覚えながらも、
<ヴァリスの戦士>は、意識を集中し、眼前の映像を凝視する。
ただでさえ、正視に堪えないような痴態を両目に焼き付け、理不尽な点を見付け出さねばならないのである。
平静を欠いたままの心理状態では、到底成功はおぼつかないに相違ない。

そう、覚悟を決めた上で臨んだ筈だったのだが・・・・。
0277名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:39:22.90ID:QGfdATco
(14)

『ひゃっ・・・・ひゃめてぇッ!!おかひく・・・・おかひくなっちゃうううッッッ!!!!』

ヴァルナの立体映像は、とてもではないが、冷静沈着な観察など可能な代物では無かった。
甘い喘ぎを漏らしつつ、<夢幻界>の王女は、紅く染まった頬をフワフワと緩め、
引っ切り無しに喘鳴を漏らすクチビルの端から半透明な唾液の糸をトロトロと垂れ流している。
次々と押し寄せてくる肉悦の荒波に意識が蕩け切ってしまっているのか、
涙に濡れた目元には妖しい笑みまで浮かんでいる始末だった。

(ああッ・・・・あ、あんなコトまで・・・・!?)

ひときわ甲高い嬌声と共に、彼女の腰が、クゥッ、と持ち上がる。
更に激しさを増す一方のストーンゴーレムの突き込みを、
自ら膣奥へと誘い入れようとしているかの如き、あさましい姿勢。

(なんて事なの・・・・あの、ヴァルナが、こんな・・・・)

おそらく、頭ではどんなに恥じらっていても、
すでに完全に火が付いてしまった肉体は悦楽の虜となり、
快楽をもたらしてくれる存在を拒絶出来なくなっているのだろう。
香汗を浮かべてピンク色に火照り切った太股がビュクビュクと痙攣し、
巨大なペニスに抉られている膣孔が、キュウウウッ、と窄まっている。
真下から突き上げてくる冷たい石の槍先を深々と受け入れた陰唇粘膜は、
限界ギリギリまで引き延ばされて、今にも、ブチン、と音を立ててはち切れてしまいそうな程だった・・・・。
0278名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:41:27.44ID:QGfdATco
(15)

――――ぬぼちゅッ!!ぐぼちゅッ!!

捲り返った膣襞から粘度を増した愛汁が流れ落ち、
真っ赤に充血し切った会陰部を伝って、尻たぶを濡らす。
さすがに匂いまでは再現されていなかったが、
飛び散った蜜滴が太股にも垂れ、
薄闇に包まれた陰鬱な石畳の街路に濃密な牝のフェロモンを撒き散らしている様子は一目瞭然だった。

『おやおや、どうやら、自分から腰を遣うようになったみたいだね。
ついさっきまでは、ゴーレムに組み敷かれてヒィヒィ泣いているだけだったんだけどねェ・・・・』

「・・・・だ、黙っててッ・・・・!!」

反駁する優子だったが、すでにその声は小さくなりつつある。
どう贔屓目に考えても、アイザードの指摘は正鵠を射ている、と言うしかないまでに、
目の前の少女の痴態は淫蕩そのものだった。
加えて、今まで見てきた限りでは、
映像に加工を施すなどの小細工を行っている気配は全く存在しないと言って良い。
0279名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:44:00.87ID:QGfdATco
(16)

『にゃぅッ!?ひっ・・・・あああぁッッッ!!』

石の巨根を咥え込んだ恥唇が淫らな水音を発し、甘酸っぱい蜜液の滴を飛び散らせる。
波打つ悲鳴に合わせて、ヴァルナの腰が、カクン、カクン、と、小刻みに跳ね始めた。

・・・・ぐちゅっ!!ぎゅぱぁっ!!にゅちゅるるッ!!

朱く染まった壺口を捲り上げ、熱い愛潮を飛沫かせ続ける極太ペニスにより、
膣洞の入り口から最奥に至る全ての粘膜が執拗に掻き回されていた。
快感に撃ち抜かれたカラダが激しく捩れ、ストーンゴーレムの腕の間で跳ね躍る。

・・・・それでいてなお、表情には苦痛の色は一片たりとも存在せず、
朱鷺色に染まった眉根は開き切り、熱っぽく潤んだ瞳は、焦点を失って、フラフラと空中を彷徨い歩いている――――。

(・・・・も、もうダメ・・・・これ以上、見ていられない・・・・)

あまりにも淫虐な光景に、我慢の限界に達してしたのだろう、
優子は、激しい自己嫌悪に苛まれつつも、立体映像から顔を背けてしまった。
どんなに激しい戦闘の後にも経験した事の無いくらい、呼吸は上擦り、乱れきって、
胸郭の内側では、心臓が今にもはち切れんばかりに動悸を刻んでいる。

とてもではないが、映像の真贋の見極めなど可能な状態ではあり得ない・・・・
心の中で弱音を吐いた蒼髪の少女を嘲笑うかのように、
銀髪の女囚の発した今際の声が、耳朶の内奥で殷々と響き渡っていた。
0280名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:46:06.43ID:QGfdATco
(17)

『・・・・だ、だめぇッ!!お尻・・・・お尻の穴がぁ・・・・壊れちゃううう・・・・ッ!!』

優子の様子から、もはや必要無いと判断したのか、ヴァルナの立体映像と音声がフェードアウトしていき、
代わって、赤毛娘のそれが大写しにクローズアップされた。
前者の視聴だけで多大な精神的ショックを蒙り、闘志の大部分を殺ぎ落とされてしまった<ヴァリスの戦士>は、
もはや、蒼褪めた表情で、半ば機械的に垂れ流される有害映像を見上げている状態だったが。

『あぐぅ・・・・ぃぎひぃいいいッ!!
は、激しすぎるぅっ・・・・あああ・・・・も、もう、動かさないでェッッッ!!!!』

不死怪物の黒ずんだ腐れ摩羅に犯された尻孔は、
これが排泄器官か?と、我が目を疑わんばかりの淫猥さに覆い尽くされていた。
皺という皺、溝という溝全てに、淡く黄色がかった半透明な粘汁を滲ませつつ、
小刻みに波打つ粘膜襞で出入りする剛直をしゃぶり立てている。

・・・・ちゅばっ。ちゅぶっ。ぶちゅぴゅるるッ!!

粘り気を増した腸液が擦れ合う淫肉の間で卑猥な楽曲を奏でていた。
引っ切り無しに掻き回されて、細かく泡立てられた半透明な液汁は、会陰部を伝って秘裂にまで流れ込み、
その場所でもう一つの体液と遭遇して、混然一体に混じり合い、和合し合っている。
0281名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:48:17.48ID:QGfdATco
(18)

『ああッ!!も、もう、ダメぇッ!!
お、お尻の穴、熱くて・・・・ふはぁああッ・・・・もうっ、もうっ・・・・!!』

背筋を弓なりにしならせた少女の声が裏返り、
口をついて漏れ出す喘鳴が切迫の度合いを更に強めていく。
自分の発するあられもない嬌声に昂奮し、肛門から響き渡る淫靡な吸着音に被虐感を募らせながら、
スレンダーな肢体を揺らし、絶頂へのスロープを駆け上がっていく、麗子。
魔道スクリーンにフォーカスアップされた面立ちは惑乱の極みに達し、
もはや、誰に犯されているのか?どうしてこんな状況に陥ってしまったのか?さえも、認識出来なくなっているとしか思えない。

びくん・・・・ッ!!びゅくびゅくびゅく・・・・ッ!!

女囚の反応に気を良くしたのか、不死生物の突き込みも加速していく。
負けじ、とばかり、牝肉の痙攣も激しさを増し、
卑猥な水音を奏でつつ、鮮やかなピンク色に染まった菊門を惜しげも無く披露する。
互いに競い合うかの如く、獣欲を貪り、禁断の肉悦に耽溺する、不死怪物と囚われの<戦士>・・・・
淫蕩極まる光景に、優子は、まるで魅惑の呪文で精神を支配されてしまったかのように、呆然とその場に立ち尽くしている事しか出来なかった。

――――そして、次の瞬間・・・・。
0282名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:50:29.72ID:QGfdATco
(19)

ビュクンッ!!ビュバッ!!ビュジュルルル――――ッ!!!!

尻孔に挿入された漆黒の淫棒がひときわ大きく脈打ったかと思うと、
何とも得体の知れない、液状の物体――――正体は皆目見当もつかなかったが、単なる精液では無いのだけは確かだった――――を
直腸襞に向かって、勢い良く放出し始める。

『うあぁっ・・・・あああッ!!な、なに・・・・なんなの、コ、コレェッ・・・・!?
ひいいッ!?は、弾けてるッ!!な、何かが・・・・カラダの、私のカラダの中で・・・・プチプチ弾けてるぅッ!!』

謎の液体の感触に、白目を剥いて悶絶する、麗子。
彼女自身は、己れの体内に勢い良く注ぎ込まれたモノが一体何であるのか?確かめる手段は無かったのだが、
スクリーン越しに視聴している優子には、
その正体・・・・カエルの卵に酷似した、無数の小さな球体が密集した、おぞましい集合物の姿を、はっきりと捉える事が可能だった。

異形の男性器から迸る魔性の卵莢は、薄い皮膜に包まれたグミのようで、
エクスタシーに痙攣する窄まりに圧迫されて、容易く弾けてしまう。
一つや二つであれば、大した刺激にはならないだろうが、
不死怪物の朽ちかけた肉槍から噴き出してくる卵の群れは、千の単位か、あるいは、万の単位か・・・・?
0283名無しさん@ピンキー2016/02/03(水) 00:53:16.67ID:QGfdATco
(20)

『やぅあッ!!あああッ・・・・ら、らめぇッ!!
イ・・・・イクッ!!イクのが止まらないッ・・・・イヒィ・・・・ひぃいいいッ!!!!』

通常の性行為では決して得られる筈の無い異質な快感によって、
さしもの赤毛の<戦士>も、髪を振り乱し、狂ったように泣き叫びつつ、更なる高みへと追い立てられていった。

しなやかな手足がピーンと突っ張り、感極まったかの如く、ガクガクと震え慄く。
恐怖に引き攣っていた表情は、すぐに恍惚に蕩け、淫らに弛緩していった。
耳たぶまで真っ赤に染まった相貌の中では、ラベンダー色の双眸が焦点を失ってユラユラと揺れ動き、
クチビルからは唾液が、形の良い鼻からは洟汁が、盛大に溢れ落ちている。

(ああッ!?・・・・何てコトッ・・・・れ、麗子・・・・!!)

もはや、淫乱を通り越して、酸鼻という形容こそがふさわしいまでになった、眼前の状況を正視出来ず、
優子はガクリ、と膝をついてしまった。
色白な肌はうっすらとピンク色に火照り、そこかしこから小さな汗の粒が浮かんでいる。
胸の奥では、心臓が、ドクンドクン、と早鐘のように動悸を刻み、熱く煮え滾った血流を全身に向かって送り出していた。

(ダ、ダメ・・・・もう、見ていられない・・・・)

精神的に打ちのめされ、もはや顔を上げる事さえ叶わなくなった蒼髪の少女。
蹲ったまま、荒々しく、ハァハァと肩で呼吸を繰り返す彼女の頭上では、ひときわ甲高い悲鳴が、引っ切り無しに発せられていた。
感極まって決壊してしまった膀胱から、僅かに黄みがかった小水が、白い湯気を立ち昇らせて放出される、あさまし過ぎる水音と共に――――。
0284名無しさん@ピンキー2016/02/04(木) 00:06:47.26ID:J8e0Rkvd
(21)

『フフ・・・・最後のヤツは、いささか下品過ぎたかな?
麗子には、後できついお仕置きが必要だな。
・・・・それはともかく、可愛い戦士さん、二人の身柄が私の手の内にある、という現実はご納得頂けたかな?』

皮肉たっぷりな口調で囁きかけるアイザード。
優子の方は、と言えば、心身の動揺が激しく、半ば以上、上の空の状態だった。
目の当たりにした仲間たちの悲惨な姿が瞼の奥に焼き付き、頭がクラクラして、殆ど何も考えられずにいる。

――――否、それだけではなく。

(くっ・・・・ううっ!!ど、どうして・・・・カラダが、熱い・・・・!?)

地べたに蹲ったまま、蒼髪の少女は、己れの身体に起きた異変に表情をしかめた。
<三界>で最も信頼し合う二人の友が、淫虐な罠に絡め取られている痴態を、迫力満点の大画面で見せつけられたためだろうか?
腰椎の奥に、甘く切ない疼きが生まれている。
黄金色の光沢を放つ胸甲の内側では、白桃色の双乳が蒸れてじっとりと汗ばみ、
ぷっくりと身を起こした乳首が、小刻みに震え慄きながら硬くしこっていた。
切迫しきっていた喘鳴も、いつの間にか、湿り気を帯びた響きへと変調し、
時として、喘ぎとも呻きともつかない、ねっとりとした息遣いさえもが入り混じる程になっている。
0285名無しさん@ピンキー2016/02/04(木) 00:09:04.45ID:J8e0Rkvd
(22)

『おやおや、これはこれは・・・・』

微かにではあるが、発情臭すら漂わせてしまっている優子に、
プラチナブロンドの魔道士のシニカルな口調は明らかな嘲笑へと変わった。
眉根を寄せながら屈辱に耐える、<ヴァリスの戦士>・・・・
だが、どれだけ必死に打ち消そうと試みても、一度火の付いてしまったココロとカラダは昂り続ける一方で、鎮まる気配は毛ほども無い。
それどころか、丈の短いプリーツ・スカートに覆われた、乙女の最も大事な場所は、
じゅん、と潤みを帯びて、純白の極薄ショーツの真ん中にはしたない染みを生じさせていた。

『コイツは申し訳なかった。
何も、キミだけを仲間外れにするつもりは無かったんだよ・・・・そう、キミにも、とっておきの相手を用意してあるんだ。さあ、もう一度、顔を上げて、周りをよぉく見てみたまえッ!!』

(・・・・・・・・)

慇懃無礼、という形容が、これ程似合う口ぶりも無いだろう――――
青年の言葉は嘲りに満ち、どす黒い悪意が滲み出していた。
一瞬、全身を覆い尽くさんばかりの勢いで噴き上がっていた性感をも忘れて、嫌悪感に肌を粟立たせる、蒼髪の少女。

・・・・だが、次の瞬間、彼女の双眸は、否応無く、眼前に現れたモノ・・・・
アイザードの云う”とっておきの相手”へと引き寄せられたのだった。

「れ、麗子、ヴァルナッ!!そ、そんな・・・・一体、いつから其処にッ!?」



――――――――TO BE CONTINUED.
0286ARCH DUKE2016/02/04(木) 00:14:06.40ID:J8e0Rkvd
以上、第37章をお送りいたしました。
連投規制対策の為、投下作業を分割せざるを得ませんでしたが、
何とか無事に完了する事が出来、ほっとしています。

さて、次回ですが、今回の続き(『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』第38章をお送りしようと考えています。
完成時期につきましては、例年通り、3月〜5月にかけて仕事の都合で執筆時間が殆ど取れなくなる時期が続くため、
今の所、5月の後半から6月前半ぐらいになるのでは?と考えています。
読者の皆様には申し訳ございませんが、またしばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。

それでは、本日はこの辺で〜。
0287ARCH DUKE2016/06/11(土) 23:10:31.16ID:VQnriQLI
大変お待たせしました〜。

只今より、『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン』第38章の投下を開始いたします。
なお、連投規制対策の為、今回も、1日に7レスずつ、
4回(4日間)に分割して投下作業を行いますのでご注意下さいませ
(ただし、7レス未満であっても、連投規制が発生した場合は、その時点で投下を中止します)。
0288名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:12:42.89ID:VQnriQLI
(1)

――――<暗黒界>。巨神の胎内。アイザードの魔力によって構築された異空間。


「・・・・ど、どうして、あなた達が・・・・」

突如現れた麗子とヴァルナの姿に瞠目しつつ、狼狽えた声を発する、<ヴァリスの戦士>。
つい今しがたまで、あられもなく悶絶し、嬌声を上げながら快楽に溺れる様子を巨大な立体映像で大映しにされていた筈の二人が、
いきなり背後から言葉を掛けてきたのである。
さしもの優子も、激しい驚愕と、スクリーンの中の痴態に見惚れ、下穿きをぐっしょりと濡れそぼらせてしまった羞恥故に、
彼女たちの顔を正視する事が出来なかった。
0289名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:14:59.54ID:VQnriQLI
(2)

「どうして?・・・・そんなの、決まってるじゃない。ねぇ、ヴァルナ?」

クスクスと悪戯っぽい微笑を浮かべ、ゆっくりと近付いてくる、赤毛の少女。
彼女の挙動に不審を覚えた優子は、半ば反射的に身構えた。
邪悪な魔道の技により、自らの意に反して性感を昂らされ、意識への侵蝕を受けつつあるのは事実だったが、
未だ完全に絡め取られ、堕ち切ってしまっている訳では無い。

――――だが、プラチナブロンドの青年魔道士が用意していた陥穽には、
少女の予想を遥かに上回る、悪辣さが秘められていたのだった。

「・・・・ええ、勿論、優子、あなたを救い出すためですわ」

語りかけてきた<夢幻界>の王女の声音はあくまで優しく、
傷付き、心萎えかけていた<戦士>の耳朶に沁み通ってくる。
ほんの一瞬ではあったが、ふっ、と緊張を解く、蒼髪の少女。
そのカラダから力が抜け落ちた瞬間を、麗子のラベンダー色の瞳は見逃さなかった。
0290名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:17:11.65ID:VQnriQLI
(3)

「んぐッ!?な、何を・・・・むぐぅううッ!!」

突如として、赤毛の親友の顔面が急接近してきたかと思うと、薄いクチビルが優子の口元に覆い被さった。
艶めかしいピンク色の舌先が、獲物に飛び掛かる毒蛇を連想させる、素早く容赦のない動きで、歯並びを押し破り、突き進んでくる。

「んんっ!!あふぅん・・・・んふぐうぅぅッ!!」

予想だにしていなかった奇襲を受けて、両目を白黒させる。
ムニュムニュと口唇同士が擦れ合う、背徳的な感触が、妖しい悪寒となって、背筋を駆け抜けた。
ほぼ同時に、腋の下に潜った白く細い腕が、かつてのクラスメイトの身体をしっかりと抱き止め、動きを封じ込めてしまう。

(ひっ!?や・・・・やぁッ!!一体、どうしたっていうのッ!?)

慌てて押し返そうとしたものの、背中に回された細腕には、その外見からは想像し難い程の膂力が秘められていた。
ぬばたまの光沢を帯びた防具に護られた華奢な肩先を押し退けようとしても、まるで歯が立たず、
乳房を摺り合わせるようにカラダを揺らす小柄な少女に、ますます強く抱き着かれてしまう。
0291名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:19:25.01ID:VQnriQLI
(4)

むちゅ――――ちゅちゅるっ。

瞼を閉じた麗子が、顔に捻りを加えてきた。
重ね合わされた口元が、より大きくこじ開けられ、
挿し入れられた舌先が自由に動き回れる空間が確保される。

(んふううッ・・・・れ、麗子・・・・ああっ、だ、だめぇ・・・・ッ!!)

クチビルの裏を這う、器用な肉ナメクジ、口腔粘膜の間で絡み合い混ざり合う、二人分の唾液・・・・
こんなコトをしてはならない、気をしっかり保たなければ、と、心の中に強い拒絶の感情が生まれる一方、
頭の中には少女の芳しい吐息の匂いが妖しく立ち込め、正常な思考の働きを麻痺させていた。
0292名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:21:45.61ID:VQnriQLI
(5)

「・・・・あらあら、抜け駆けは困りますわ」

そう、クチビルを尖らせながら、今度は、<夢幻界>の王女が優子の背後に近付いてくる。
剣呑極まりない気配に、反射的に背中を仰け反らせる蒼髪の<戦士>だったが、
正面から麗子に抱き止められている態勢では、回避行動が可能なスペースなど、何処にも無かった。
逃げ場を失った僚友に、何のためらいも無く、己れのカラダを密着させるヴァルナ。
そのまま、腰を落とし、目の前の純白の布地・・・・黄金細工の飾り帯の付いた、プリーツ・スカートに包まれた、プリプリの桃尻に頬をすり寄せてくる。

(ヒィッ!?そ、そこは・・・・んはぁああッ!!)

両腕で上半身をがっちりとホールドしている赤毛の少女を、何とかして引き剥がそうと努力を続けていたため、
下半身は殆ど無防備と言って良い状態だった。
せめて、膝を閉じようと試みたものの、
そうはさせじ、とばかりに、麗子の膝が太股の間に割り込んできて、
ささやかな抵抗の芽すら早々に摘み取ってしまう。
0293名無しさん@ピンキー2016/06/11(土) 23:24:34.67ID:VQnriQLI
(6)

(んくぅッ・・・・ふはぁあああッッッ!!!!)

適度な弾力とボリュームを帯びた丸尻を包む白いスカートに、ヴァルナの細指が触れてきた。
浅いプリーツの入った裾を捲り、奥へと這い進んでくる侵入者が、太股にひんやりとした涼感を送り込んでくる。
我知らず、熱っぽい息を吐き出し、甘い喘ぎ声を漏らしてしまう優子。

(あううッ!!ち、違うッ・・・・気持ち良くなんて無い・・・・ッ!!)

すんでの所で踏み止まり、快楽を受け容れかけていた下半身を強張らせて、拒絶の意志を示す。
だが、銀髪娘のひんやりとした指先は、その場所に生じた微妙な変化を見逃してはくれなかった。
柔肌にぴっちりと張り付く極薄ショーツに護られた、乙女の禁断の花園・・・・
小刻みに震え慄く秘部の傍ら、瑞々しい太股の付け根を狙って、的確な愛撫を繰り返してくる。

「ン・・・・むぅン・・・・ふっ・・・・くふぁッ!!」

なめらかな絹肌に、ピーン、と張り詰めた大腿筋の上を、サワサワと微細な刺激が往復する。
甘やかなさざ波が秘裂に向けて走り、ショーツに包まれた柔肉がじんわりと火照りを帯びていった。
ただでさえ鋭敏になっていた性感帯は、
既に、軽くタッチされただけでさえ、痺れるような悦楽を覚えるまでに感度の増した状態となってしまっている。
0294名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:06:35.95ID:7E7rWNfS
(7)

「ウフフッ、カラダは正直ですわね。
恥ずかしいおツユが、後から後から垂れ落ちてきますわよ?」

ヴァルナの囁きに、耳の先まで真っ赤になる、蒼髪の少女。
羞恥に身悶える彼女をからかうかの如く、麗子は一瞬だけ口元を離すと、
鼻と鼻が擦れ合う程の至近距離から、大粒の涙を湛えた双眸を覗き込んできた。

反射的に、ビクンッ!と全身を痙攣させる優子・・・・
赤毛のクラスメイトからは、クスッ、と、失笑気味な嗤いが漏れる。
――――その直後、再びクチビル同士が重ね合わされ、
以前にも増して、情熱的かつ執拗な口唇愛撫が再開された。

(うっ・・・・むぅンッ・・・・うう・・・・あぁうぅぅっ!!)

どんなに必死にもがいても、圧し掛かってくる柔らかな重みは少しも離れてはくれなかった。
むしろ、擦れ合っている唇が甘く蕩けて、一つになってしまったかのような錯覚すら覚えてしまう。
口腔内では、親友の舌先が、ピチャピチャと卑猥な水音を立てつつ、所狭しと暴れ回り、
唾液同士が混じり合って、えも云われぬ淫靡なハーモニーを奏で続けている。
0295名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:08:51.32ID:7E7rWNfS
(8)

ムニュ、ムニュ、ムニュ――――羞恥に強張った太股が、
秘部に向かって圧迫され、捏ね回されながら、揉みしだかれる。
雪の花を思わせる程、白く華奢な外見とは裏腹に、
美しく滑らかな指先から繰り出される力は決して弱々しいものでは無かった。

「ふぅ・・・・うぅっ・・・・はぁくッ・・・・あむぅう・・・・んんんッ!!」

極限まで過敏になった柔肌は、
性感帯に直接触れられなくても、すぐ傍を手指が通り過ぎただけで、悦びを覚えてしまう。
ましてや、しっとりとしたヴァルナの掌で内股をやんわりと撫で解されると、
甘美な感覚が下半身全体に拡散していき、あちらこちらにあさましい痙攣の三角波を湧き立たせるのだった。

ぬるっ――――ぷはぁっ!!

もう充分だ、と判断したのだろうか?
麗子のクチビルがスッと離れ、長い長い口唇粘膜への愛撫がやっと終わりを告げた。
久方ぶりに新鮮な空気を吸い込み、上擦る吐息と共に、恥じらいの呻きを漏らす優子。
紅潮しきったその相貌を眺めやりながら、
赤毛の少女は、親友の唾液がこびり付いたままの己れの口元をピンク色の舌先でピチャピチャと舐め回し、
両の瞼を閉じて、えも云われぬ至福の感情に浸り切っている・・・・。
0296名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:11:08.41ID:7E7rWNfS
(9)

「あううっ・・・・麗子もヴァルナも、ハァハァ・・・・一体、どうしちゃったのッ!?
はくううっ・・・・何故、こんなコトを・・・・ひはぁあんッ!!」

湿った喘ぎに度々中断を余儀なくされつつも、必死に訴えかける優子。
束の間、顔を見合わせた、二人の少女は、やがて、どちらからとも無く、くっくっ、と低い笑いを漏らし始めた。

「言ったでしょ?あなたを救い出すためだ、って」

じっとりと湿り気を含んだショーツを通して伝わってくる、器用な細指の感触。
薄い股布をふっくらと押し上げていた肉丘が揉み回されるのに続いて、やわらかな割れ目がまさぐられる
――――と思った、次の瞬間、下穿きの両端部が掴み取られ、グイィィッ、と、膝頭の上まで摺り下げられてしまった。
0297名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:13:21.82ID:7E7rWNfS
(10)

「ああッ!!い、嫌ァああッ!!」

まばらに恥丘を覆った薄い茂みが微風に撫でられ、わずかに開いた秘唇をやわやわとそよがせる。
ニンマリと好色な表情を湛えた麗子のカオに邪魔されているせいで、直接その様子を窺い知る事は叶わないが、
極度に鋭敏さを増したその場所に感じる空気の感触で、
厚みを増した恥畝が、ムニュッ、と盛り上がってしまっている、と自分でも良く判った。

「っぁあッ!!・・・・ど、どういうコト?わたしを救い出すって・・・・はぁうううッ!!」

ヒクヒクと戦慄く両膝の後ろから、ねっとりとした微笑みを覗かせる、ヴァルナ。
その視線は、丁度目の高さに位置している、桜色の慎ましやかな肛門まで露わになった尻肉の谷間に、ひた、と据えられていた。

「・・・・ですから、あなたを救って差し上げたいのですわ――――お母さま・・・・ヴァリアの呪縛から」

歪んだ笑いを口の端に湛えたまま、<夢幻界>の王女は、再度、両手をひらめかせた。
逃れる場所とて無い、蒼髪の少女の美尻に、ひんやりとした指先が喰い込み、熟した白桃の如き丸みが挟まれ、固定されて・・・・。
0298名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:15:43.22ID:7E7rWNfS
(11)

「あ、あああッ!!だ、だめェえええッッッ!!」

――――ぷちゅっ!!

不浄なる排泄孔をピンポイントで穿ち抜く、軽く、柔らかく、生温かい、キスの感触。
つい先程まで少女の口腔内で所狭しと這い回っていた赤毛の親友のものとはやや趣きが異なる、
少しザラリとした舌先が、恥ずかしい肉穴をほじり、ねぶり回す。

「ひゃ、ひゃめて、ヴァルナッ!!ダメ・・・・ダメだったらぁあッ!!」

気も狂わんばかりの羞恥に打ち震えつつ、声を嗄らして叫ぶ、優子。
勿論、銀髪娘は耳を貸したりなどしなかった。
なけなしの力を振り絞り、菊門の蕾を、キュッ、と引き絞り、侵入を拒もうとする、必死の努力を嘲笑するかのように、
アヌスを取り囲んだ細皺の一本一本に唾液を塗り付け、丹念に引き延ばしていく。

・・・・案の定、目の前の窄まりは、持ち主の意に反して、ふにゃり、と蕩け崩れると、だらしなく弛緩してしまった。
0299名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:18:11.63ID:7E7rWNfS
(12)

「私たちは決めたのよ。もう、アイザード様に楯突くのはやめにしよう、って――――」

「れ、麗子までッ!?・・・・そ、そんなッ・・・・はぁううッ!!」

愕然として両目を見開く優子に、ほんの一瞬だけ、苦しげな表情を浮かべる、赤毛の<戦士>・・・・
だが、次の瞬間、彼女は、最後まで残っていた慙愧の念を振り捨てるかの如く、再び親友のクチビルを奪い、
ねっとりとした唾液に濡れまみれた舌先を挿し入れてきた。
相前後して、銀髪王女の淫舌も、十分に解きほぐされた括約筋の守りを突破して、皺孔の中心へと突き進んでくる。

「むぐぐッ・・・・んんっ・・・・んぐうぅうううッ!!」

ぬちゅ、ぴちょ、ちゅぱぱっ
――――上下の“口元”を責め立てる、二匹の肉ナメクジの動きがカラダの奥底で幾重にも響き合い、淫猥極まるハーモニーを奏で上げる。
手指によるものよりも遥かに繊細な愛撫に菊膜が蕩け、
排泄器官をチロチロと舐めくすぐられる感触に、背徳感を伴った快感電流が湧き起こった。
時折、秘裂と尻穴の中間、俗に“蟻の門渡り”と呼ばれる敏感な会陰部に、熱い吐息が吹きかけられると、
腰椎の根元付近に生じたゾクゾクするような悪寒が、弓なりにしなった背筋を這い昇っていく。
0300名無しさん@ピンキー2016/06/12(日) 22:20:22.11ID:7E7rWNfS
(13)

「プはッ!!ふはぁぁぁ・・・・ッ!!」

少し早目に口唇愛撫を切り上げると、
目の前の、トロン、と鈍い光を湛えている薄青色の双眸に向かって、じぃっと視線を落とす麗子。

「フフッ、ねぇ、聞いてよ。
ヴァルナったら、アイザード様にちょっと仕込まれただけで、こんなに舌遣いが上達しちゃったのよ。
王女サマのクセに、とんでもない素質を隠し持ってたみたい・・・・
優子、あなたはどう?さっきから喘ぎ声がどんどんいやらしくなってるけど、お尻の穴を舐め回されるのは、どんな気分?」

「あ・・・・ああっ・・・・」

むずかる赤子のような仕草で必死にかぶりを振りたくる、蒼髪の<戦士>。
かつてのクラスメイトが発した言葉を否定したくて堪らない様子だったが、
交感神経を席巻する脳内麻薬の影響が、五感のみならず、思考中枢にまで及んでいるのか、
口元から漏れるのは、喘ぎ声とも呻き声ともつかない、湿り切った低い声音に過ぎない。
0301名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:00:25.58ID:WjInt3+Q
(14)

「クスクス、さすがの優子も、そろそろ限界みたいね――――だったら、トドメを刺してあげる」

ニヤリ、と、危険な笑みを浮かべた直後、麗子の身体が地面へと沈んだ。
贅肉一つ付いていない、スレンダーな下腹部
――――執拗なアナル責めを受け続けた結果、既に小刻みな戦慄きに覆われてはいたが――――が
顔の正面に来るように姿勢を調節しながらしゃがみ込むと、
両腕で背中に回し、じっとりと汗ばんだ脇腹をがっちりとホールドする。

「ふぁっ・・・・ま、まさかっ・・・・ひゃ、ひゃめええぇッ・・・・!!」

羞恥に駆られた叫びが天高く木霊し
――――その直後、純白のプリーツスカートが勢い良く跳ね上げられて、禁断の花園が露わになる。
あまりの恥ずかしさに、恐慌状態に陥ったのだろう、蒼髪の少女は、シクシクと啜り泣きを始めてしまった。
底意地の悪い笑みを浮かべたラベンダー色の双眸は、
莢からはみ出した小さなピンク色の恥豆がプクッと身を膨らませ、厚みを増した花弁の粘膜に半透明な甘蜜が滲んでいる様子を、
瞬きもせず、じっと見入っている。
0302名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:02:37.74ID:WjInt3+Q
(15)

「ウフフ、何よ、コレ?ビショビショに濡れてるじゃない。
・・・・まったく、散々、イヤだイヤだって抵抗してたクセに、
前だけじゃなく後ろの穴でも気持ち良く感じちゃうカラダになってるなんて、
優子も、存外、油断がならないわねぇ」

瑞々しい肉畝は艶やかな桜色に染まり、容赦なく降り注ぐ視線に曝されて、極限まで鋭敏さを増していた。
今も尻穴から発し続けている禁断の悦楽が、8の字に繋がった括約筋を伝って秘裂に至り、
膣や子宮をもガクガクと震え慄かせている様子が手に取るように良く判る・・・・。

「じゃあ、私も遠慮なく行かせて貰うわよ・・・・
アイザード様に逆らおうだなんて考え、二度と起こせなくなるように、
思いっきり、イキ狂わせてあげるッ!!」

高らかに宣言すると同時に、
赤毛の少女は、背中に回していた片腕を解いて、スカートの中へと潜り込ませる。
太股の付け根に掌を添えると、細長い人差し指を器用に伸ばして、秘裂に触れてきた。

ほぼ同時に、アヌスを責め立てるヴァルナの舌先も鋭さを増し、より深い地点
――――直腸の入り口付近まで突入してくる。
どうやら、銀髪娘の小さな舌では、それ以上の侵攻は物理的に不可能な状況であるようだったが、
前後からの挟撃は、優子の性感に火を付け、淫靡に煽り立てるのに充分な“威力”を有していた。
0303名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:05:21.83ID:WjInt3+Q
(16)

「ふぁううッ!!」

大陰唇が割り拡げられた途端、
今まではかろうじて顔を覗かせる程度だった花弁が、プルンッ!と勢い良く飛び出してきた。
熱く火照った呼気の感触が割れ目の奥にまで流入し、膣孔の入り口をやわやわと弄ぶ。
既に満開となって咲き誇っている淫花には、ラベンダー色の双眸から放たれる、ねばついた光を帯びた眼差しが容赦なく喰い込んでいた。

「ビラビラの色合いは・・・・
あんなに散々、触手やら怪物のペニスやらを咥えてきたにしては、まだまだ鮮やか、
色焼けもくすみも無い、綺麗なピンク色ね」

「い、言わないでぇ・・・・そんな、恥ずかしいコト・・・・くはぁぅぅっ!!」

神聖にして侵すべからざる乙女の花園を構成する重要な器官を、
遠慮の欠片も無い言葉で寸評されて、頬を赤らめつつ抗議する蒼髪の女囚。
無論、その声は、今にも消え入りそうなくらいに、小さく、弱々しい。

(あぁうッ・・・・ひゃ、ひゃめえっ・・・・ひ、拡げないでェ・・・・!!)

大陰唇よりも更に内側に在る、ペチコート状の秘粘膜が、
ひんやりとした細指の先端で捲り上げられ、丹念に引き延ばされた。
くぱぁっ、と開いた狭穴に外気が触れて、
たっぷりと愛蜜を貯留させていた肉襞に、目には見えない羽箒木で丹念にくすぐられたかのような、
ぞわわっ、ぞわわっ、というむず痒さが湧き起こる。
0304名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:07:37.37ID:WjInt3+Q
(17)

「あっあっあっ・・・・ら、らめぇっ・・・・漏れるぅ・・・・溢れちゃうううッ!!!!」

麗子に指摘された通り、
これまでにログレスやアイザードが繰り出してきた、多種多様な異形共によって、散々に嬲られ、犯され続けてきた乙女の聖所は、
外見こそ新品同様であるとはいえ、その感度に関しては、僅かな刺激にも反応する淫らな器官へと成り下がっていた。
微風に撫でられただけで、膣奥に密生した細かなヒダヒダが熱く昂ぶり、溝と云う溝に愛の蜜液を滲ませてしまう。
最も鋭敏な地点に関しては、(排泄器官を執拗に舐めしゃぶってくるヴァルナの舌遣いを計算に入れずとも)ただ単に、『触れられてしまう』と感じただけでさえ、
壺口がソワソワと焦れ、びくんびくん、と、堪え性も無く、ひくついてしまう始末だった。

――――ましてや、その敏感極まる場所に、直接、刺激を送り込まれでもすれば、
為す術も無く、性感の高まりに身を委ね、愛潮を迸らせる羽目に陥るのは火を見るよりも明らかだった・・・・。
0305名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:09:49.14ID:WjInt3+Q
(18)

(も、もうだめぇ・・・・止まれないっ・・・・戻れない・・・・っ!!)

粘膜襞が撫で付けられる法悦に、頭の中が真っ白になってしまう。
子宮口の周辺部を執拗に愛撫され、卑猥極まる水音が湧き起こった。
柔らかな親指の腹で、肉莢の間からプックリとまろび出た陰核をクリクリと圧迫されると、
視界全体に、何百台ものカメラから一斉にフラッシュが放たれたかの如き、眩い閃光が爆ぜ散らばる。

――――ぬちゅッ!ずちゅッ!ちゅくッ!・・・・ぐじゅちゅるるッ!!

だらしなく開いた口元から、涎と共に流れ落ちる、情けない啼き声。
尖った顎先を振りしゃくり、高々と仰向いた顔面は淫らに蕩け、潤み切った瞳にはもはや何物も映ってはいない。
堪え性も無く漏れる、自らの嬌声があまりにもいやらしく、爆発する羞恥に頭が煮え滾った。
張り詰めていた糸が、ぷつり、と切れ、
もう我慢しなくても良いんじゃない?という甘美な囁きが、疲弊し切ったココロを黒々と染め上げていく。
0306名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:12:03.50ID:WjInt3+Q
(19)

「むぷぁあッ!!ふぁ・・・・ぁあうッ!!あっ・・・・あっあっ・・・・も、もう、らめぇッ・・・・!!」

弾ける快感が全身を撃ち抜いた。背筋がしなやかにくねり、火照った桃尻の下で太股がガクガクと震え慄く。軛から解放された細指に肉の琴線を激しく爪弾かれるたび、波打つ悲鳴が迸った。

「イぃっ・・・・イ・・・・クぅッッッ!!ィッひゃうううう・・・・ッ!!!!」

――――ぷっしゃああああッッッ!!!!!!

絶頂に達したその瞬間、パックリと口を開けた秘裂からは、半透明な愛液と一緒に、生温かい小水までもが勢いよく迸った。
微かなアンモニア臭を帯びた水飛沫が、反射的に避けようとする麗子の動きよりも一瞬だけ早く、彼女の顔面を直撃し、
瞬く間に、その相貌を黄金色の滴りで染め抜いていく。

「あへぁっ・・・・へひゃはぁあああ・・・・っ・・・・!!」

愛潮と小便の入り混じった、名状し難い体液を放出しながら、恍惚に蕩け崩れた表情を浮かべる蒼髪の少女。
散々に堪え続け、溜めに溜め込んでいた劣情が一気に解き放たれたおかげで、意識は朦朧となり、完全に放心してしまっていた。
もはや、己れ自身が発している絶叫さえも耳には入らず、
鼓膜の表面に響き渡っているのは、胸郭の内側を、早鐘の如く、連打する激しい鼓動だけ・・・・。

(ふへぁああっ・・・・はぁはぁ・・・・イ、イッちゃった・・・・はぁへああぁ・・・・っ・・・・)
0307名無しさん@ピンキー2016/06/13(月) 23:15:34.45ID:WjInt3+Q
(20)

『くっくっ・・・・フハハッ――――フハハハハッッッ!!!!』

魔道スクリーンを見下ろしつつ、呵々大笑する、プラチナブロンドの青年――――アイザード。
映し出された映像の中では、今や彼の宿敵と言っても過言では無い存在となっていた、<ヴァリスの戦士>が、
あられもない絶叫を放ち上げ、絶頂に総身を震わせていた。
定命なる者として生まれながら、運命を超克し、今や神の領域へと足を踏み入れんとしている魔道士にとって、
目の前の少女の発する歓喜の絶叫は、己れの勝利を嘉し称えるファンファーレに他ならない。

『フフフ、優子・・・・私の可愛い戦士さん、ようやく、キミも私の正しさを認めてくれたみたいだねぇ。
私こそが、旧き<三界>の破壊者にして、新しき世界の創造者となるべき存在だ、と・・・・』

その事実を認めず、あくまで抗い抜こうとする、もう一方の敵手――――<夢幻界>の女王の変身した光の巨人と
<封じられし魔>を素体として合成された闇の邪神との戦いは、未だ決着を迎えた訳では無かった。
だが、彼女の頼みの綱であり、最後の希望であった、三人の<戦士>が己れの手に落ち、
快楽地獄の底でのた打ち回るだけの肉人形と化してしまった以上、
抵抗が実を結ぶ事は決して有り得ない、と言って良いだろう。

・・・・否、今この場で、三人の首を刎ね飛ばし、ヴァリアの眼前に並べてやったならば、
あの誇り高き女神といえども、もはやどう足掻こうと逆転の可能性は無い、と絶望するに相違あるまい・・・・。

『くっくっくっ――――いいや、まだだ・・・・まだその時では無い。
何しろ、キミときたら、今まで散々私を手こずらせてくれたんだからね・・・・その償いはたっぷりとして貰わないと。
それが済むまでは、たとえヴァリアが生み出したあの女巨人が斃れ、キミを生かしておく必要が無くなったとしても、簡単に死なせてなどやるものか。
・・・・そうとも、キミには、もっともっと苦しんで、無様に泣き叫んで貰うんだ。
旧き<三界>の全てが潰え去り、私の創る、新たな世界が産声を上げる、その瞬間までねェッ!!』
0308名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 00:43:49.21ID:xIl837Y2
(21)

――――再び巨神の胎内。
燃え盛る魔性の松明に照らし出された、陰鬱な恥刑場。

不浄な青白い焔を噴き上げる篝火の下、じっとりと汗ばんだ三つの女体が、淫らにのたうち回っている。
恥辱に紅潮した柔肌の上を這いずるのは、
アイザードによって仮初めの生命を与えられた、生ける死者たちの腐りかけの手と指、そして、毒々しい死斑の浮かんだ、クチビルと舌先・・・・。

「・・・・ひゃうんッ・・・・くはうぅっ・・・・お、おなじトコロばかり・・・・もう、やめへぇッ・・・・!!」

赤子のように啜り泣きを漏らしながら、弱々しくかぶりを振る、優子。
未だ、押し寄せる快楽に対して抗おうとする気概だけはかろうじて残ってはいるものの、
口元から漏れる呻きには隠し切れない発情の響きが看て取れる。
何より、少女の身体を覆っていた<戦士>の証・・・・美しい黄金色の輝きを湛えていた筈の聖なる甲冑は、殆ど余す所無く、取り払われ、
未だ手足の一部にへばり付いている僅かな残滓からも、既にその光沢は失われてしまっていた。

「はうぁあっ!!ちくびィ・・・・つよくひっぱらないへぇ・・・・ぁあんんっ!!」

滲んだ汗を潤滑油に、死臭を漂わせる凌辱者の群れは哀れな獲物を捏ね繰り回し、容赦なく弄び続けていた。
振り払おうにも、両腕と両脚は無慈悲な死人たちによってきつく縛められた上、大の字に割り拡げられて、
恥刑場の中央に打ち立てられた磔柱へと括り付けられてしまっている。
0309名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 00:45:59.30ID:xIl837Y2
(22)

「ふへぁああっ!!お、お願いですぅッ・・・・そ、そんなに深く挿入しては・・・・ひゃはぁああんッ!!」
「いぎィっ・・・・も、もっと、激しくぅッ!!あたしのお尻の穴、奥までメチャクチャに犯してェッ・・・・!!」

左右から上がる、甲高い牝の啼き声。
無数の異形共に取り囲まれ、嬲り者にされているのは、優子一人では無かった。
ストーンゴーレムの剛棒に敗れ去ったヴァルナとログレスもどきのアナル調教に屈伏し、雌犬へと堕した麗子・・・・
二人の女囚もまた、磔柱に拘束されたカラダに淫汗を浮かべて、悶え泣いている。

「きひィィィんッ!!ひゃ、ひゃめて・・・・これ以上は・・・・あああっ、アタマがヘンになりゅうぅぅッ!!」

包皮を捲り返され、剥き出しにされた肉真珠を、今にも腐り落ちそうなブヨブヨの指で弄ばれている、赤毛の虜囚。
引っ切り無しに送り込まれてくる魔悦に、スレンダーな色白ボディはガクガクと震え慄き、
口元からは、普段の彼女からは想像も出来ない程、弱々しく情けない、哀願の言葉が漏れ続けている。

手の平に丁度収まる程度のサイズの乳房は、疲れ知らずの生ける屍体の腕によってグリグリと捏ね回され、
限界まで勃起した乳首は、鋭い鉤爪の生えた指先に摘み上げられて、コリコリと擦り立てられていた。
汚らわしいゾンビ共の野太い指先が生白い柔肌を這い摺り回り、おぞましい腐臭と共に牝の快楽を刻み付けていく光景は、
さながら、狼の群れの中に放り投げられた一匹の子猫が、骨のひとかけらに至るまで徹底的に嬲り尽くされていくかの如き、惨たらしさを帯びている。
0310名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 00:48:08.69ID:xIl837Y2
(23)

「やぁんッ!!き、気持ち良すぎるぅッ!!
ふはぁあッ!!らめぇっ、おツユが・・・・恥ずかしいお汁が、漏れる・・・・漏れちゃいますぅッ!!」

一方、<夢幻界>の王女の方は、と云えば、
もはや原型を留めないまでに破り裂かれ、薄汚れた襤褸切れと化しているスカート越しに、無毛の恥部を責め立てられている最中だった。
羞恥に貌を赤く染めながら、ぶんぶんとさかんにかぶりを振る様子は、一見、未だ屈服を宜しとはしていない風にも見えるが、
その五感はとうの昔に淫楽の虜となり果ててしまっている。

「ひゃはぁんッ!!乱暴にしないでぇ・・・・もっと、優しくして下さぁいっ」

押し寄せる屍者の大群に向かって、壊れかけの蓄音機の如く、届く筈のない訴えを繰り返す、囚われの姫君。
殺到する無数の掌は、僅かに残っていた甲冑の残骸を引き剥がすと、傍若無人に襲い掛かってくる。
未だ一本の恥毛も生えてはいない陰部をまさぐられ、悲鳴を上げる銀髪の乙女だったが、目元には隠しようも無い愉悦の光が宿っていた。
強引に割り開かれた幼い秘裂からは、優子にも麗子にも引けを取らない量の愛密が溢れ出し、
大開脚のポーズで拘束されている足元にはしたない鈍色の水たまりを形作っている。
0311名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 00:50:23.90ID:xIl837Y2
(24)

(ああ・・・・麗子ぉ・・・・ヴァルナぁ・・・・)

二人の痴態に、胸も潰れんばかりの表情を浮かべる、蒼髪の少女。
創造主であるアイザードによって、そう命じられているのだろうか?不死の怪物共は実に狡猾で、
恥刑台に拘束した獲物たちを散々に弄び、肉の昂りを与えつつも、決してトドメの一撃は与えようとはしなかった。
果てる事も萎える事も許されない、終わりなき淫戯に、麗子もヴァルナも完全に籠絡されてしまったらしく、
半ばグロッキー状態に陥ったまま、ブザマにヨガリ続けている。

――――無論、優子とて、執拗で淫虐な責めに晒されている点に関しては、僚友たちと何ら変わらない状況に置かれていた。

「くっ・・・・はぁうッ!!も、もう・・・・やめ・・・・ひはぁあッ!!」

ひときわおぞましい死臭を纏わりつかせたゾンビ生物が、
磔柱の後ろから剥き出しの胸乳を掴み取り、ムニュムニュと揉み回す。
なけなしの抵抗心を振り絞り、必死に声を押し殺そうとする<ヴァリスの戦士>だったが、
力強い搾乳によって、乳腺は先程からジンジンと甘い痺れに覆い尽くされ、
充血し切った乳首は今にも破裂しそうなくらい膨れ上がってしまっていた。
0312名無しさん@ピンキー2016/06/15(水) 00:53:04.45ID:xIl837Y2
(25)

「あああッ!!くっ・・・・や、やめてぇ・・・・そこ、いじらないで・・・・ふぁあああッ!!!!」

胸をまさぐっている怪物の足元には、もう一体、腰から下が無い、上半身だけの生ける死体が陣取っている。
頭上高く掲げられた、どす黒い肉の間から白い骨が覗く両手は、
優子の桃尻を鷲掴み、捏ね回しているばかりか、じっとりと汗ばんだあわいの奥に鎮座する、排泄器官にまで迫ろうとしていた。

――――ぐにゅうッ!!ぐにゅいいッ!!ぐりゅりゅうううッ!!

括約筋を引き絞り、懸命に侵入を阻止しようとする、健気な抵抗も空しく、
恥ずかしい皺孔はこじ開けられ、腐りかけの指先が、二本同時に根元まで押し込まれてしまった。
狭い肛門を穿ち抜き、直腸を蹂躙する異様な感覚・・・・
思わず、呼吸が止まる中、脊髄の間を明状し難いゾクゾク感が走り抜け、
ピンク色の衝撃波となって脳天に向かって突き進んでいく。
ぷるん、ぷるるん、と。卑猥極まりないリズムを刻みながら震え慄く内股からは、
半透明な汗の粒が振り撒かれ、半ばミイラ化した顔面へと降り注いでいた。

(ふああぁっ!!・・・・ダ、ダメェ・・・・気持ち良いっ!!
気持ち良すぎて、もう何も考えられないッ・・・・!!ああっ・・・・ああああッ・・・・!!)



――――――――to be continued.
0313ARCH DUKE2016/06/15(水) 01:04:49.16ID:xIl837Y2
以上、第38章をお送りいたしました。
途中、連投規制に引っ掛る事も無く、無事に完了する事が出来て、ひと安堵しています。

かれこれ10年近くに渡って投稿を続けて参りました、『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』ですが、
そろそろ終わりが近付いて参りました。
あと3章か4章で、ZOL先生の単行本のラストに相当する部分まで書き進めた上で、一旦、筆を置こうか?と考えています。

さて、次回ですが、今回の続き(『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』第39章をお送りしようと考えています。
完成時期につきましては、8月後半〜9月前半を予定しています。
読者の皆様には申し訳ございませんが、またしばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。

それでは、本日はこの辺で〜。
0316名無しさん@ピンキー2016/08/03(水) 00:12:28.67ID:gAK9YfA8
夢幻戦士ヴァリス 我楽多展 PiXEL ホームページ 壁紙 ギャラリー 詰め合わせ

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0317ARCH DUKE2016/09/19(月) 22:54:13.30ID:51GnEXci
大変お待たせしました〜。

只今より、『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン』第39章の投下を開始いたします。
なお、連投規制対策の為、今回も、1日に7レスずつ、
4回(4日間)に分割して投下作業を行いますのでご注意下さいませ
(ただし、7レス未満であっても、連投規制が発生した場合は、その時点で投下を中止します)。
0318名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 22:56:28.64ID:51GnEXci
(1)

<暗黒界>――――という名で呼ばれていた<世界>の、僅かな残りカスの上。

『・・・・間もなく<暗黒界>は完全に分解し、<ファンタズム・ジュエリー>へと姿を変える。
新たな<世界>を生み出すための核となる存在に・・・・』

漆黒の邪神の口元から発せられる、勝ち誇った言葉――――
睥睨する視線の先には、敵手である女巨人の傷付き疲弊しきったカラダ。
既に満身創痍であり、美しい白銀色の輝きを湛えていた甲冑には幾つもの醜悪な傷跡が走り抜け、
手にした剣も盾も、今にも崩れ落ちんばかりのボロボロの状態である。
0319名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 22:58:49.39ID:51GnEXci
(2)

ゴオオォォォ――――ッ!!

凄まじい風鳴りと共に、ぬばたまの刀身に禍々しい瘴気を纏った邪剣が前方へと突き出された。
手足に受けた深手の影響で、反応速度が極端に低下していた聖なる戦士は、それでも、右手の剣で受け流しを試みる。

・・・・だが、間に合わない。

かろうじて、左腕に装着されている、涙滴型の盾による防御が届き、
剛剣の切っ先を受け止める事に成功した・・・・かのように見えた、次の瞬間。

グワッシャアァァァ――――ン!!!!

既に何度となく邪神の斬撃を浴び続け、耐久構造の限界に達していた防具は、放たれた渾身の一撃に耐え切れず、
中央部から真っ二つに断裂すると、瞬く間に幾つもの砕片へと変じて、砕け散った。
のみならず、相殺し切れなかった衝撃は、盾を装着していた左腕へと襲い掛かり、肘の関節部分を完全に破砕してしまう。
直後、肉の断ち切れる不快な音と共に、切断された左腕が地面へと落下し、バランスを失った女巨人の身体自体も大きく傾いで崩れ落ちていった・・・・。
0320名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 23:01:11.65ID:51GnEXci
(3)

『フフ・・・・予想外に手こずらされましたが、どうやら、勝負あったようですね』

焼け爛れた大地に片膝をつき、刃毀れした長剣を支えにして、かろうじて転倒だけは免れている、傷だらけの女神。
その頭上から、アイザードの冷笑が降り注ぐ。

『・・・・・・・・』

きっ、と眦を決しつつ、世界の破壊者を見据える、白銀の聖戦士。
傷付き、薄汚れた、その白亜の相貌の、瞳孔無き両の眼には、これほどの窮状に追いやられてなお、戦意の炎が消える事無く宿ってはいた。
だが、既に総身に受けたダメージは限界を超え、エネルギーは底を尽いて、もはや立ち上がる事さえままならない。
<夢幻界>の女王と彼女と融合している幾百幾千もの<戦士>たちの執念だけが、身体を支え、完全な瓦解を防いでいるものの、
もはや劣勢からの挽回は不可能と言って良く、どう足掻こうとも、最終的な破局への到達は避けられない、という事実は誰の目にも明らかだった。

(ククク・・・・ここまで追い詰められても、まだ戦いを放棄しようとしないとは、ヴァリア、貴女も、諦めの悪い女ですね。
まぁ、それとて、時間の問題でしょうけれども――――)
0321名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 23:03:25.90ID:51GnEXci
(4)

――――邪神の胎内。<戦士>たちの処刑場。

・・・・ぐちゅっ、ずるるっ、ぐちゅるっ、じゅりゅるるっ!!

じゅくじゅくと濡れそぼった柔らかな膣肉を、
忌まわしい生ける死体共の股間から生えた、腐りかけの男性器が容赦なく掻き回している。
ドライアイスのように冷たく、不快な感触の亀頭で、ずんっ、ずんっ、と突き上げられるたび、
優子はおぞましさに顔を歪めつつも、M字に抱え込まれた下半身をばたつかせて仰け反ってしまう。

「うあッ!!はぁあッ・・・・ぁうううッ!!い・・・・嫌ぁあああッ!!」

不規則なリズムを刻みつつ往復する、不気味な蠕動に、全身の悪寒が止まらなかった。
恐怖、羞恥、屈辱・・・・さまざまな感情が心の中で入り混じり、鬩ぎ合いながら、正常な思考を乱し続けている。
幸か不幸か、粘っこいピストン運動が繰り返されるうちに、柔軟性に富んだ括約筋は侵入者の形状を学習してしまったらしく、
狭い肉穴を無理矢理に押し広げられる苦しさは少しずつ遠去っていったものの、
いつまで経っても、その不快極まる感触に対してだけは順応する事が出来なかった。
0322名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 23:05:46.44ID:51GnEXci
(5)

「あああッ!!はぁはぁっ・・・・ら、らめぇッ・・・・も、もう・・・・ひゃうううっ!!」

すぐ隣では、<夢幻界>の王女が、美しく結い上げた銀髪を振り乱し、かすれた嬌声を上げていた。
背後から密着している、大柄なゾンビの下腹部が激しく脈打つたびに、汗粒がびっしりと浮き出した生白い背中がビュクビュクと痙攣を発する。
ぞっとするような腐臭を漂わせる汚い精液を、子宮の奥壁に向かって、ドクドクと注ぎ込まれているのだった。

「んうう・・・・くはぁああっ!!そこ・・・・いいっ!!もっと・・・・もっと激しく・・・・滅茶苦茶にしてェッ!!」

優子を間に挟んで、ヴァルナと向かい合う位置では、
天井から垂れ下がった暗緑色の肉縄によって逆さ吊りにされた赤毛のクラスメイトが、スレンダーな白桃色のヒップを惜しげもなく晒しながら、悶え啼いている。
触手共が狙いを付けているのは、あわいの奥に鎮座する、淡いセピア色の排泄器官。
無慈悲な槍先が幾本もの細い皺が寄り集まった菊門をこじ開けて、肛門内へと押し入ろうとする都度、
艶やかな赤銅色の毛髪を頂く頭部が、ビクン、ビクン、と力なく揺れ動き、喉の奥から、あさましいヨガリ声が溢れてくる。
0323名無しさん@ピンキー2016/09/19(月) 23:08:16.61ID:51GnEXci
(6)

「あああ・・・・やっ・・・・はぁんッ!!うはぁっ・・・・んくぅ・・・・うはぁあああッ!!」

手を伸ばせば届く程の至近距離で、大切な仲間たちが淫虐な責めに晒されているというのに、
優子は熱っぽく湿った吐息を漏らすだけで、言葉を発する事すら出来なかった。
卑猥にざわめきながら、容赦なく突き進んでくる逞しい剛直によって、意識までもがいやらしく掻き回されてしまっている。

(ああ・・・・麗子・・・・ヴァルナっ・・・・。
ご、ごめん・・・・なさい・・・・!!わたし・・・・わたし、も、もう・・・・もう、これ以上・・・・っ!!!!)

膣襞の奥に隠された敏感なポイントが探り当てられてしまったらしく、
異様な弾力感を伴ったゾンビ男根が周辺を執拗に掻き回してくる。
ただでさえ発情し、鋭敏さを増している秘唇の内奥を好き放題に突きまくられるたびに、
少女の視界には、極彩色の光を放つ閃光弾が打ち上げられ、
鼻先では、目も眩む程の烈しさと熱さを具えた真っ白な火花が飛び散って、大輪の花を咲かせていた。
0325名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:17:52.32ID:pECbpnLW
(7)

ぬちゅッ・・・・ぷちゅるるッ!!ぐちゅッ・・・・ぬちょぬちょ・・・・ぐちゅぷりゅるるッッッ!!

ローションを張ったボウルの中で両手を開閉しているかのような、水気と粘り気をたっぷりと含んだ抽送音が、
堪え難いまでの甘美な衝動となって、太股の付け根から乙女のカラダを這い登っていく。

上体を切なげに揺らしつつ、せわしなく息を弾ませる、蒼髪の少女・・・・
激しく呼吸していなければ、寄せては返す大波の如く、間断なく襲ってくる肉悦の鉄砲水によって意識ごとさらわれ、
因果地平の彼方へと押し流されてしまいそうだった。
立ち昇る汗の匂いと甘酸っぱい愛液の香りとが複雑に混じり合い、桃色の霧となって、陰鬱な処刑場の空気を妖しく霞ませている。
0326名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:20:12.28ID:pECbpnLW
(8)

「うっく・・・・はぁうっ・・・・はぁはぁっ!!くはぁっ・・・・ふはぁあああんッッッ!!」

今までに一度も味わった経験の無い、狂おしい渇望を伴った強烈な疼きが、
グチャグチャに引っ掻き回される蜜袋から腰椎へ、更に、銀色の汗粒に覆われた背筋に向かって、伝播していく。
すでに、目の前は白一色に染まり、平衡感覚すら怪しくなっていた。
重力を全く感じ取れなくなり、自分が、立っているのか?あるいは、横になっているのか?さえ判然としない有様である・・・・。

「んはぁ・・・・はぁっはぁっ!!ぁくう・・・・も、もう・・・・もう・・・ッ・!!
あっあっあっ・・・・イ、イクっ!!いぁあっ・・・・イッちゃうううッッッ!!!!」

熱湯のような汗にまみれた下半身が、ビュクン、ビュクン、と、卑猥に跳ね踊る。
頂上に達すると同時に、肉襞という肉襞から、半透明な愛液が飛沫き出してきた。
負けじ、とばかり、腐れペニスの方も、ググッ!と膨張しては激しく爆ぜて、
灼熱の汚汁・・・・色といい、臭いといい、油井から汲み取られたばかりの原油に酷似した、真っ黒な精液を、注ぎ込んでくる。
0327名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:22:27.63ID:pECbpnLW
(9)

びゅくッ・・・・びゅくびゅくうッ!!びゅるるッ・・・・ぶびゅびりゅうううッッッ!!

頤を高々と跳ね上げたまま、幾度と無く、禁断の絶頂を極めてしまう、優子。
ドロドロにぬかるんだ膣孔を小刻みに撹拌し続ける、腐肉のざわめきが堪らなく気持ち良い。
ビュクビュクとあさましい痙攣に包まれた子宮の奥壁に向かって容赦なくブチ撒けられる、精液の感触は更に心地良い。
得も言われぬ幸福感に包まれ、めくるめく法悦に酔い痴れる少女の身体からは、
生温かい湯気と一緒に濃厚な発情臭を帯びたフェロモンが湧き上がり、
辺り一面に立ち込める澱んだ空気と混じり合いながら、喩え様も無く淫靡な何かへと変貌を遂げていく――――。

(あああ・・・・も、もう・・・・らめぇ・・・・もう・・・・何も・・・・かんがえられな・・・・い・・・・)
0328名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:26:24.75ID:pECbpnLW
(10)

――――同時刻。

ドシャアアア――――ッ!!

盛大な地響きを上げながら、
赤黒く焼け爛れた岩肌へと叩き付けられる、白銀色の巨体。

相前後して、既に耐久力の限界に達していた魔道装甲は、
強烈な衝撃を受け止め切れず、何カ所も同時に、甲高い悲鳴と共に破断を生じると、
更に小さく、ヒビ割れ、毀たれ、剥げ落ちて、白銀色の細片となって飛び散っていく。
0329名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:28:48.51ID:pECbpnLW
(11)

『グゴオォォォッッッ!!!!』

ブザマに大地に打ち据えられ、仰向けに転倒した宿敵を見下ろす、漆黒の邪神。
死闘の末に獲物を打ち倒した、石器時代の狩人でもあるかの如く、
長大な魔剣を振りかざすと、虚空に向かって、声を限りに勝利の雄叫びを迸らせた。

傷付き疲れ果てた聖なる女戦士は、その様子を
――――どうにかしてもう一度立ち上がろうと、懸命な努力を続けてはいたが――――
瞳孔の存在しない双眸を見開いて凝視する事しか出来ないでいる。

『ぐるる・・・・ぐるううう・・・・っ!!』

・・・・やがて、得物を下した魔神は、未だ地面に転がったままの哀れな敵手へと向き直り、
憎悪に煮え滾った目で、彼女の五体を睨めつける。

文字通り、満身創痍で、エネルギーも底を尽き、
頭であれ、胸であれ、腹であれ、あと一撃、加えられただけで、
間違いなく、その存在は<三界>から掻き消えてしまうに違いない、消耗しきった女神の姿を。
0330名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:31:50.44ID:pECbpnLW
(12)

(フフ・・・・何とももあさましい限りですね)

冷ややかな笑みを浮かべると、
新しき世界の創造者たらんと欲するプラチナブロンドの青年は、
邪神の中枢部にしてその圧倒的なパワーの根源たる、<ファンタズム・ジュエリー>の内部にしつられられた異空間の中で、
形の良いクチビルの端を、ニィィッ、と吊り上げた。

目の前の魔道スクリーンには、
邪悪な魔道の技により生み出された忠実な僕たちによって組み敷かれ、
屈辱に咽びながら敗者の務めを果たしている女囚たちの、酸鼻極まる窮状が並んでいる。

(・・・・さぁて、どんな風に決着を付けたものでしょうか・・・・?)

細長い指の先を顎に当て、束の間、思考を巡らせる、アイザード。
今や、二人の敵対者・・・・ヴァリアと優子の反攻の試みは惨めな失敗に終わり、
己れの野望を阻み得るチャンスは永遠に失われた、と言って差し支えない。
もはや、彼女たちの生殺与奪は己れの思うがままであり、
片手を軽くひと振りするだけで、二人の首と胴はいとも容易く両断されて、残された僅かな生命の灯火は無慈悲に掻き消されるだろう――――確実に。
0331名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 23:35:02.70ID:pECbpnLW
(13)

「ふえぁッ!!あっあっ・・・・だ、だめぇッ・・・・お願い、二人共・・・・んはぁああッ!!」

擦れかかった哀願の言葉には、もはや、耳を貸す素振りさえ見せる事無く、
赤毛の<戦士>と銀髪の王女は、各々手にした異物・・・・
つい今しがたまで彼女たち自身の雌穴を犯していたゾンビたちの股間から?ぎ取った、腐れ男根を、
朱く色づいた膣孔と肛門に向かって、何の躊躇いもなく、突き立てる。

「ひゃ、ひゃめてぇッ!!くはあぁあッ・・・・ふはぁあああッッッ!!!!」

如何なる邪悪な魔術によるものだろうか?
腐りかけの男性器は、下半身から切り取られてなお、びくん、びくん、と芋虫のように収縮を繰り返していた。
その先端部分を、熱く蕩けた粘膜に擦り付けられただけで、
蒼髪の女囚の口元からは、ろれつの怪しくなった悲鳴が迸ってしまう。
0332名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:27:16.18ID:Lf8lske8
(14)

「アヒィィッ!!ぬ、抜いてッ・・・・お願いッ・・・・お・・・・ねがぁっ・・・・ああああッ!!!!」

最後に残った気力を振り絞った叫び声も空しく、
前方からは麗子、背後からはヴァルナの捧げ持つ、不浄の淫具が、秘裂と排泄器官の入り口を押し広げ、めり込んでくる。
恐怖と嫌悪感に顔面を引き攣らせながら、震え慄く少女だったが、
つい先程まで、生ける死者の群れに散々に嬲り抜かれ、甘く解きほぐされていた前後の肉穴は、
忌まわしい侵入者に対して、殆ど抵抗らしい抵抗を示す事無く、容易くこれを受け容れてしまった。

「ご、ごめんなさい・・・・優子っ・・・・。わ、私たちは・・・・もう、戦えません・・・・」

「ハァハァ・・・・もう良いじゃない?私たち、もう十分過ぎる程、戦った筈でしょ?」

ラベンダー色と薄青色の双眸に、トロン、と酒に酔ったかのような、鈍い光を浮かべつつ、<現実界>の少女を責め立てる二人。
各自の手指に握られたおぞましい張り形からもたらされる、発狂しかねない程の魔悦が優子の理性を焼き焦がし、木っ端微塵に吹き飛ばしていく。
0333名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:29:32.00ID:Lf8lske8
(15)

ぬちゅっ・・・・くりゅっ・・・・ぬちゅるっ・・・・ずちゅるるるっ!!

体内に残留していたゾンビ共の精液と新たに分泌された愛液や腸液が混じり合った、名状し難いヌルヌル液を潤滑剤に、
二本の偽根が交互にストロークを刻み続ける。
卑猥な粘着音が鳴り響き、前後の淫門が穿ち抉られるたび、
ピンク色の稲津と化した絶頂感が頭の中を駆け巡り、哀れな女囚は白目を剥いてのた打ち回るばかりだった。
腰骨の周囲では、薄い肉膜越しに萎え知らずの亀頭同士がこすれ合い、増幅された快感がエクスタシーの大津波となって席巻している――――。

「戦って、戦って・・・・それでも、わたくし達は勝てませんでしたわ。希望なんて、もう何処にも有りはしない・・・・」

不規則な痙攣に包まれた背中に、桜色に色づいた胸乳を押し付けつつ、握り締めたペニスを出し入れする、<夢幻界>の王女。
手つきには未だぎこちなさが残ってはいるものの、目の前のアヌスを犯す肉の凶器の動きは、時間と共に着実に力強さを増している。
ビュクビュクと打ち震えて、剛直を食いしばっている括約筋の興奮ぶりは、
ピストンを送るたび、指の先から細い腕へと伝わってきて、未だあどけなさの残る彼女の貌を背徳の愉悦に蕩けさせていた。
0334名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:32:57.90ID:Lf8lske8
(16)

「・・・・ヴァ、ヴァルナの言う通りよ・・・・あたし達は負けてしまった。
どう足掻いたって、もう、逆転なんてあり得ない・・・・」

低い声で囁きかけながら、一心不乱に女膣を突き回す、赤毛の少女。
甘い悲鳴を発して仰け反り返る、蒼髪のパートナーの頸に腕を回すと、
その口元を引き寄せ、たっぷりと唾液を含ませた唇を覆い被せて、激しくむしゃぶりつこうとする。

「だったら・・・・このまま、何もかも忘れて、
すぐ目の前――――手を伸ばせば届くトコロにある快楽を追いかけたって良いじゃない・・・・そう思わない、優子?」

彼女自身も、スレンダーな体躯を背後から巨漢の生ける死体に抱きすくめられ、
いわゆる“立ちバック”の体位で、間断なく凌辱され続けていた。
既に幾度と無く、おぞましい絶頂へと追い上げられてしまっているのは、
苛烈までに強靭な意志の光を宿していたラベンダー色の双眸が、
大量の涙に濡れそぼり、どんよりと翳っている様子からも明らかである。
0335名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:35:13.72ID:Lf8lske8
(17)

(あああ・・・・麗子・・・・ヴァルナっ・・・・!!)

口腔内に溜まった唾液がチュルチュルといやらしい音を立てて吸飲され、
代わりに、熱くぬめる舌先が敏感に火照った粘膜に襲いかかってきた。
奔放にくねる肉ナメクジに口腔粘膜を舐め回されて湧き起こってきた、悦感の細波によって、
視界に映る物全てが急速に輪郭を失い、曖昧にぼやけていく・・・・。

(二人の言う通り・・・・かもしれない。
・・・・今更、わたし達がどれだけ頑張ったって・・・・世界はもう、滅びるしか・・・・)

うなじに吹きかけられる、生温かい吐息。
背後からしなだれかかった白い腕が、
二人がかりの激しい突き入れを受けて、卑猥に揺れ弾む、形の良い双乳へと伸ばされた。
淡いピンク色の乳輪に、か細い指先が絡み付き、
ぷっくりと身を起こした先端部分をコリコリと引っ掻くようにして執拗に捏ね回す。
0336名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:37:32.25ID:Lf8lske8
(18)

「あああッ!!イイッ・・・・き、気持ちイイッ!!もっと・・・・もっと深く抉ってッ!!」

・・・・突如、麗子のカラダがガクガクと痙攣し、甲高い悲鳴が空気を震わせた。
生ける死体によって深々と挿し貫かれているアナルから、はしたない腸液がピュルピュルと飛沫を上げている。
握り締めている剛直は、まるで、今この瞬間、彼女が耽溺している、快美な感覚が伝染したかの如く、ビクビクと跳ね躍り、
押し込まれた先――――物欲しげに口を開けている前後の雌孔を激しく掻き毟った。

「はぁっ・・・・はぁはぁっ・・・・わ、わたくしも・・・・もうダメ・・・・!!
お尻で・・・・お尻の穴で・・・・イッてしまいます・・・・ふあッ・・・・へはぁあああッ!!」

傍若無人に暴れ回る腐れ男根の猛威を己れ自身の子宮に感じ取りながら、あられもなく悶え啼く、<夢幻界>の姫君。
はずみで、握り締めていた忌まわしい責め具が手から離れてしまったものの、
邪悪な魔道の力を込められた腐肉の槍先は、蒼髪の少女の排泄器官に喰らい付いたまま、
ねちっこいピストン運動を止めようとはしなかった。
0337名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:40:19.72ID:Lf8lske8
(19)

「きひぃいいッ!!ゆ、優子・・・・お願いですッ!!
い、一緒に・・・・わたくしと一緒にッ・・・・くはぁあああんッ!!」

熱汗にベットリと濡れそぼった銀髪を振り乱しつつ、絶叫を迸らせるヴァルナ。
極限まで烈しさを増した快感に全身をガクガクと揺らし、恍惚とした表情を浮かべている。
その手を離れた淫具は、邪悪な意志に命じられるまま、人間には到底不可能なスピードと複雑な動きでもって目の前の肛門を犯し抜き、
ぞっとする程卑猥極まりない、ハーモニーを演奏し続けていた。

「あああッ・・・・麗子ぉ、ヴァルナぁッ!!ら、らめぇッ!!わ、わらひもぉ・・・・ッ!!!!」

肉人形と化してしまった二人の仲間に挟まれて、今や彼女たちと同じ雌奴隷の境地へと堕ちなんとしている哀れな女囚。
狂ったようなリズムを刻みつつ繰り出される、高速ピストンの動きがより過激さを増していく。
更に、(精巣と切り離されている状態では、本来、決してあり得ない筈の)射精の前兆としか考えられない、
卑猥極まりない脈動までもが加わって、少女を追い詰めていく。

――――そして、その瞬間が訪れる。
0338名無しさん@ピンキー2016/09/21(水) 23:43:16.22ID:Lf8lske8
(20)

「ひはぁあああッ!!ら、らめぇッ・・・・も、もぉっ、らめえぇぇぇッッッ!!!!」

「くひぃいいいッ!!わ、わらひも・・・・イ、イクぅ・・・・イッてしまいまふうぅぅぅッッッ!!!!」

襲い掛かってきたのは、針路上に存在する、あらゆる物を巻き上げ、撹拌し、粉々に破砕し尽くしてしまう、大竜巻の如き、最大級のエクスタシー。
為す術もなく呑み込まれた、乙女たちの絶叫が、刑場の空気をビリビリと震動させた。
優子の膣と肛門を深々と抉り抜いていた二本の剛直が、そして、ヴァルナの子宮口と麗子の結腸部とに、それぞれ、きつく押し当てられていた、逞しい亀頭が、
ひときわ大きく膨張を遂げたかと思うと、一気に爆ぜて、邪悪な精気を一斉にブチ撒け始める。

「あっあっあああっ!!ま、待って・・・・二人とも・・・・ふへぁああッ!!
・・・・わたしも、わたしも、一緒にィィッッッ!!!!」
0339名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 23:03:25.99ID:2S5iSSv6
(21)

「きヒィあぁアアアぁぁぁ――――――――ッ!!!!」

三人の少女の、合計4つの女膣と直腸の内部を、ぞっとする感触を帯びた、不浄な精液が満たしていった。
此の世のものならざる、おぞましい射精に、
既に惑乱の極みに達していた少女たちの性感と精神は到底堪え切れず、
次々と断末魔の絶叫を放ち上げては、魂を刈り取られていく。

びくんッ・・・・びくびくんッ!!どぴゅッ・・・・どぴゅどぴゅッ!!
びゅるッ・・・・びゅくびゅくッ!!ぶびゅるッ・・・・ぶびゅびゅるるるッッッ!!

だが、牝犬たちの肉孔は、脈動し続ける腐れ男根をきつく食いしばったまま、離そうとはしなかった。
・・・・否、そればかりか、あたかも、注ぎ込まれるおぞましい牡液を一滴余さず飲み干さんとしているかのように、貪欲極まる蠕動を繰り返している。
あたかも、その行為が――――その行為だけが、アイザードの野望と奸計の前に敗北を余儀なくされ、
<戦士>の誇りや乙女の純潔は勿論、人間としての尊厳さえも無残に踏み躙られてしまった後に残された、
最後の抵抗の手段、あるいは、(少なくとも)その意志の発露である、と無言の主張を展開しているかの如く・・・・。
0340名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 23:05:42.96ID:2S5iSSv6
(22)

未来永劫続くかのようにさえ思えた、地獄の法悦の果て・・・・。

超絶の射精快楽に理性も思考も吹き飛ばされた、赤毛の少女と<夢幻界>の王女は、白目を剥いて悶絶していた。
彼女たちを犯し抜いていた生ける死者たちもまた、
その躰に宿っていた、邪悪な仮初めの生命力の全てを放出してしまったのだろうか?折り重なって倒れたまま、もはやピクリとも動かない。

「・・・・っ・・・・」

唯一、優子だけが、息も絶え絶えの惨状ながらも、かろうじて意識を保っていた。
無論、他者から浴びせられたものであるか?それとも、己れ自身のカラダから漏れ出したものであるか?を問わず、
全身至る所にこびり付いて、饐えた臭いを漂わせている、男女の体液にまみれ、
起き上がる事はおろか、指一本動かす事も出来ずにいる、この上なく情けない有様ではあったが。

「・・・・ん・・・・ううっ・・・・」

許容限界を遥かに超過したエクスタシーに打ちのめされ、汚辱され尽くした肢体を大地に横たえている、敗残の<戦士>・・・・
見開かれた双眸は焦点を失い、半開きで喘ぐ唇の端からは生温い唾液が止めどもなく滴り落ちている。
ゾンビ共の股間から?ぎ取った腐肉バイブを無理矢理咥えさせられ、
幾度と無く、邪悪な魔力の変じた、どす黒い精液を撃ち込まれ続けた前後の雌穴は、
異形の責め具が抜け落ちた後も、ぱっくりと口を開けて、白濁した愛の蜜汁を垂れ流していた。
0341名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 23:08:37.56ID:2S5iSSv6
(23)

「フフッ・・・・気分はどうだい?私の可愛い戦士さん」

心身両面で全ての力を使い果たし、ぐったりとうなだれる優子の前に、忽然と姿を現す、プラチナブロンドの魔道士。
今の彼女の、失神寸前まで希薄化した意識と完全に機能を喪失した五感では、
眼前に佇む青年が、魔力によって創造された立体映像・・・・幻影なのか?それとも、実体なのか?皆目見当が付かない。

「・・・・あっ・・・・ア、アイ・・・・ザ・・・・」

それでもなお、蒼髪の少女は、萎え衰えた口唇の筋肉を必死に動かして、彼の名前を紡ぎ出そうと試みる。
今まさに<三界>を統べる神王の座を射止めんとしている男は、
その様子を冷やかに見下ろしつつ、薄いクチビルを僅かに歪め、微笑みを作ってみせた。

「良い勝負だったが、惜しかったね。勝利は私のものだよ・・・・優子」

囁きかけながら、そっと長衣の片袖を揺らす。
たったそれだけで――――呪文の詠唱はおろか、精神の集中さえ欠いていたにも関わらず――――女囚の体は、
不可視の糸によって操られるマリオネットよろしく、空中に持ち上げられ、
・・・・そして、カミソリの如く、怜悧極まりない眼光を湛えた目線の僅かに下の高さで、ビタリ、と静止した。
0342名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 23:10:56.66ID:2S5iSSv6
(24)

「――――フフ、名残りは尽きないけれどね。そろそろ、決着を付けさせて貰うとするよ」

徹底的な凌辱にさらされ、汚され尽くした<ヴァリスの戦士>を舐め回す、酷薄極まりない眼差し。
対する少女の双眸に浮かんでいるのは、
恐怖と絶望、そして、これで漸く楽になれる、という奇妙な安堵感が綯い交ぜとなった、明状し難い複雑な情念――――
汗と汚液にまみれ、ベトベトになった蒼い髪筋を、白く細い指先で優しく撫で付けつつ、アイザードは最後の思案を巡らせた・・・・。


「・・・・・・・・」


殺すべきか?あるいは、生かすべきか?

――――ではなく。

今すぐに殺すべきか?それとも、今しばらくは生かしておくべきか?


(・・・・いずれにせよ、程無く、キミの存在は無に還る事になる。
キミの肉体は塵と化し、キミの魂は滅び去り、キミが<三界>に存在した全ての痕跡は、一切合切、綺麗に消えてなくなる。
まぁ、<三界>それ自体も、すぐにキミの後を追わせてあげるつもりだけれどね・・・・)
0343名無しさん@ピンキー2016/09/22(木) 23:13:16.85ID:2S5iSSv6
(25)

――――やがて、髪筋を梳いていた手指の動きが静かに止まると、
一切の感情を消し去った視線が、すっ、と持ち上げられる。


「・・・・最後にもう一度だけ、キミのカラダを味わわせて貰おうかな、優子・・・・」




-――――――――to be continued.
0344ARCH DUKE2016/09/22(木) 23:16:18.97ID:2S5iSSv6
以上、第39章をお送りいたしました。

長らくご愛読頂いております、『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』ですが、
あと2回、第41章をもちまして、ひとまずエピローグとさせて頂く方針です。

次回ですが、今回の続き(『3V(ヴァリス・ヴァルキリー・バージョン)』第40章をお送りする方針です。
なお、最終章である第41章は、原則エロ描写無しか、描写を入れるとしてもごくあっさりとした内容に仕上げる予定ですので、
エロパロSSとしては、次回更新分が実質的な最終回となるでしょう。

完成時期につきましては、今年の12月後半〜来年の1月前半を予定しています。
読者の皆様には申し訳ございませんが、またしばらくの間お待ち下さいますよう、お願い申し上げます。

それでは、本日はこの辺で〜。
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