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じゅぷっ……ずぶぶっ……じゅぶじゅぶっ……ぶじゅじゅるる……ッ!!

じっとりと濡れそぼった媚肉の感触を堪能しつつ、卑猥なリズムに乗って腰を振り始める、アイザード。
素早く小刻みにピストンを刻んだかと思えば、じっくりと捏ね回すように円運動を織り交ぜる。
粘膜同士を出来るだけ密着させて丹念に擦り立てる事で、より強烈な刺激を与え、快楽物質の分泌を促進させる。
少女の性感が昂っているのは、最初は蜂蜜状の粘り気を帯びていた愛液が、時間と共にサラサラになっていき、
湧出量そのものも徐々に増え始めている事実からも明らかだった。

「あぁぅんッ!!お、奥まで届いてるぅ……はぁひィィィンッ!!!!」

子宮の奥壁を、ズンッ!と、突き上げられるたび、瞼の裏で、眩い火花が弾け飛んだ。
肛門を執拗に犯し続けている触手に比べると、太さや長さの点では及ばないものの、
硬さと律動の敏捷さ、正確さに関しては、両者の間には雲泥の差がある、と言って良いだろう。
眼前の美しい獲物を冷酷に見つめつつ、緩急を織り交ぜたピストン運動を繰り出してくる、青年魔道士。
絶頂の余韻に浸る暇さえ与えられず、矢継ぎ早に責め立てられた優子は、完全に息が上がってしまい、
ヒイヒィと破れフイゴのような啜り泣きを漏らし、喘ぎ悶えるばかり……。