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「はぁぁんッ……もっと、もっと激しくぅッ……!!
このカラダを……ふはぁあッ……燃え立たせて、滅茶苦茶にしてくらさぁいッ!!」

「フフッ、自分から腰を振るようになったね。いいだろう、たっぷりと味わうといいッ!!」

満足げな笑みを浮かべつつ、急ピッチでピストン運動を加速させていく、プラチナブロンドの魔導士。 
主の情念が伝わったのだろうか?尻穴を埋める触手群もまた、
優子の積極的な動きに対して、活発な反応を返してきた。
卑猥なリズムを刻みながら往復する、青年の剛棒に合わせて、
直腸粘膜をじゅぶじゅぶと擦り立て、ゾクゾクするような背徳的な快感を生成し続ける。

じゅぼぼッ!!ずぶずぶ……じゅるんッ!!ずぢゅるッ……ぶびゅるるるッッッ!!

稲妻の如き快感電流が前後の穴から脳天へと駆け抜け、
頭の中にあるものを何もかも、グチャグチャに撹拌しつつ押し流してしまう。
膣孔も子宮もパンパンに張り詰めて、今にも爆発しそうだった。
あらゆる生理的欲求が性感と結び付き、ドロドロとした肉欲の渦となって、
少女の精神を快楽地獄へと引きずり込んでいく。

逞しい剛直に突き回されるたび、自我の壁が軋ばんだ音を立て、意識が明滅を繰り返す。
乳房がタプタプと波打ち、肛門の括約筋がミチミチといやらしい音楽を奏で上げた。
汗や涙は言うに及ばず、唾液も愛液も腸液も垂れ流しで、
にも関わらず、恥裂にも尻孔にも締め付けの緩まる気配は微塵も無い。
その淫蕩ぶりには、アイザードも(内心では)舌を巻いた程だった。