(19)

「もっとだッ……もっといやらしく、卑猥におねだりしろッ!!
この私にイカせて欲しければ、牝奴隷にふさわしく、もっと惨めに、無様に懇願してみせるがいいッ!!」

無慈悲極まる要求に対しても、嫌な顔一つせず、
ひたすら従順に――――それどころか、殆ど嬉々とした態度で、服従の姿勢を示し続ける、蒼髪の虜囚。

「アッアッアアッ……ゆ、優子は、アイザード様のコトが大しゅきれすぅ……。
は、はじめてお会いした時から、くはぁあッ……アイザード様に……お、犯して欲しい、と……はおぉオオオうッ!!!!」

生汗に濡れそぼった裸身を切なそうによじりつつ、
目の前に聳え立つ逞しい牡のシンボルをうっとりとした眼差しで仰ぎ見る。
濃密なフェロモンを発散し続ける牝のカラダ――――
膣も、子宮も、肛門も、直腸も、あらゆる生殖器官と性感帯が渇望している。

熱く煮え滾った迸りをブチ撒けられたい、
罪深い疼きに覆われた己れの全身を生臭い体液で穢し尽くされたい、
そのためならば、淫乱な牝豚と罵られ、軽蔑の視線を浴びせられようとも構わない、いや、むしろ、本望だ、とまで……。