【アナルっ娘】そこは違う穴!5【尿道娘】
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0001名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 08:57:25.59ID:FJ0S8vBQ
女の子が違う穴を開発されたり、あるいは自ら開発して
気持ちよくなってしまうSSを楽しむためのスレッドです。

■注意事項
・膣とは異なる穴の開発によって快感を得ることがテーマです
 肉体を傷つけたり、苦痛を与えることが主題となるものはスレ違いです
 耳掻きで身悶えるのは趣旨的にOK
・テーマに沿っていれば特に制限はありません
 通常の性行為を含んでいても構いません
 一次、二次を問いません
・以下のような忌避性の高い内容も許容されますが、事前の注意書きを強く推奨します
 排泄を強要する描写を含むもの   :『導尿』『浣腸』など
 細かい排泄描写を含むもの     :『放尿』『排便』など
 通常の人体構造では不可能なもの :『尿道姦』『乳首姦』『耳姦』『鼻姦』『ヘソ姦』など
 その他の特殊な嗜好を含むもの  :『ふたなり』『母乳』『飲尿』『食糞』『人体改造』など
・読み手は、許容外の属性が飛び込む可能性があるので油断しないこと!

■前スレ
【アナルっ娘】そこは違う穴!4【尿道娘】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1334373066/

■過去スレ
【アナルっ娘】そこ違う…でも…!(ビクッビクッ【尿道娘】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1178680997/
【アナルっ娘】そこは違う穴!2【尿道娘】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1210174684/
【アナルっ娘】そこは違う穴!3【尿道娘】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1254873282/
0021名無しさん@ピンキー2014/06/19(木) 08:29:10.55ID:RvgjIJ3p
いいね、超GJ!!

このレオノーラは、尻穴の味も女同士の淫楽も舐め尽くしてきたような、筋金入りの享楽家だなw
果たしてバシュ子爵に御せる女なのか
それとも数ヶ月ぶりに帰ってきた子爵は、レオノーラとグロリアナの不義に怒るどころか面白がり、
夜ごと妻といとこ姪を寝所に引き込んでは、二人まとめて朝までのた打ち回らせるほどの性豪なのか

どちらにしても、子爵と二人の女の行く末を楽しく想像してしまうw
0022名無しさん@ピンキー2014/06/19(木) 22:30:29.19ID:l7SmeY1V
子爵が不在の間は身を持て余すということは
逆に在宅中は満たされていると考えられるので
俺は性豪説に一票w
0023名無しさん@ピンキー2014/06/20(金) 17:24:27.99ID:Zuc/IIc8
従兄弟の娘は いとこ姪 って言うんだな、初めて知ったw
っていうかこれ、絶対そのうち子爵も交えた乱交になるわw
子爵はきっと英雄色を好む的な性豪だこれw
従弟の娘を預かっておいて、傷物にして返すわけにはいかないだろうから
グロリアナは乙女のまま、尻の穴だけをみっちりと仕込まれていく訳か
胸が熱いなw
0025背徳の肛歓U 12014/06/25(水) 17:40:00.28ID:uG54blrk
グロリアナがバシュ子爵夫人レオノーラに従えられ、
公都の会員制ホテルに入ったのは、既に日が沈んだ頃だった。
会員制ホテルとは言っても、利用者は爵位持ちか公国の要人に限られる。
格式あるホテルであるとはいえ、主人であるバシュ子爵が家を開けている時に、
軽々にそのようなところに行くべきではないと、グロリアナはレオノーラを諌めたものであった。
もっとも、その諫言は容れられることはなく、
「あなたにとっても、悪いところじゃなくってよ」
という、悪戯っぽい笑みで報われたのだが。
グロリアナは、背筋が震える思いがした。
彼女はその笑みに籠絡され、
今では女主人であるレオノーラと秘密を共有してしまっているのだ。
とても生々しく、恥ずべき秘密を。
それを思うと、グロリアナは嫌な予感を覚えずにはいられなかった。
0026背徳の肛歓U 22014/06/25(水) 17:40:48.27ID:uG54blrk
二人は、エレベーターで15階のプライベートスウィートに上った。
プライベートスウィートは、フロアそのものをただ一組の客に貸し出すシステムである。
重要な会合や密会などに利用されるシステムであり、
グロリアナはより一層の不安を感じた。
フロアの最奥、一等上等な特別室のドアベルをレオノーラが鳴らすと、
扉の向こうから重々しい足音が聞こえてきた。
ドアが開くと、グロリアナの不安感は一層大きな警鐘を鳴らした。
ドアの向こうにいたのは、脂光した禿頭の巨漢であった。
年の頃は50代後半辺りか。
グロリアナの父、エグナー男爵と同じか、やや上といったところだろう。
樽に短い手脚を生やし、豚の頭を上に置いたような、醜怪な男だった。
巨漢は猪豚のような鼻を鳴らした。
どうやらそれが、この男にとっての笑い声であるらしかった。
「これはこれは子爵夫人。ようこそおいでくださいました」
男は、巨体の割には甲高い、しゃがれた猫撫で声で二人を出迎えた。
「ドスタル融資部長、ご機嫌麗しゅう」
レオノーラはニコリと微笑んで答えた。
ドスタルは恭しい態度で、レオノーラを部屋の奥へと案内した。
「奥様。旦那様がご不在の折に、このようなところで男性と密会など、
とても許されるものではありません。どうか、お引き返しください」
グロリアナは小声でレオノーラに翻意を促した。
だが、レオノーラは相変わらずの微笑を浮かべたまま答えた。
「グロリアナ。ドスタル様は公都第一銀行の融資部長様なのよ。
あなたのお父上、エグナー男爵への融資の件について、
今日は相談に乗ってくださるの」
公都第一銀行と言えば、公国中央銀行に連なる大銀行の一つである。
その融資部長という肩書に、グロリアナは心が揺さぶられるのを感じた。
「しかし奥様、このような密会は外聞が悪うございます。
どうか、お考え直しください」
「グロリアナ。あなたは何か勘違いしてなくて?」
レオノーラの目に冷たい光が宿った。
「一所懸命お願いするのは、あなたなのよ。グロリアナ」
グロリアナは、悪い予感が現実のものになろうとしていることを、実感した。
ドスタルに通された奥の部屋にはキングサイズのベッドが鎮座していた。
レオノーラはその脇の小椅子に腰掛けると、ドスタルにグロリアナを紹介した。
「ドスタル融資部長。この子が以前にお話したエグナー男爵のご息女、グロリアナです」
グロリアナは、無言で一礼した。
ドスタルが舌舐めずりせんばかりの顔つきで、
無遠慮に頭から爪先までを値踏みするように、視線でグロリアナを舐めまわした。
「なるほど。確かにお美しい。
いや、子爵夫人に比べれば垢抜けないものではございますが、
そこは素朴な可愛らしさがありますな」
豚の鳴くような声で、ドスタルは笑った。
「グロリアナ。ドスタル様があなたのお父上への融資のご相談に乗ってくださるのよ。
あなたからもお願いしなさいな」
「お願い、とは、一体どのようにすれば」
グロリアナは、顔に嫌悪感が滲むのを抑えきれなかった。
レオノーラは、冷たく微笑んだ。
「まず、服を脱ぎなさいな」
グロリアナは、もはや逃れられぬ運命を悟り、悄然、言葉に従った。
0027背徳の肛歓U 32014/06/25(水) 17:41:41.81ID:uG54blrk
グロリアナは全裸で、ドスタルの股間に顔を埋めていた。
脂肪でぶよぶよに膨らんだ腿と腹肉の間にあったそれは、
豚というよりも馬のそれに近く、太く長大で、禍々しく反り返っていた。
噎せ返るような生臭い臭気を纏ったそれに、グロリアナは口づけさせられた。
レオノーラとは既に幾度となく痴態を交えた身であるが、
男のものを相手させられるのは、初めての事だった。
グロリアナはレオノーラの冷笑を感じつつ、
ドスタルに事細かな指示をされながら、舌で懸命の奉仕を行った。
「いかがですか、ドスタル様?」
レオノーラの問いに、ドスタルは喜色を漲らせて答えた。
「おお、たどたどしくはありますが、それがなんとももどかしく、
かえってそそるものがありますな。
この手のことに慣れきった商売女では愉しめぬ感覚ですぞ!」
そう行っている間にもドスタルの逸物は、脈打つように硬さと反りとを上げていく。
「もう辛抱ならん」
そう言うと、ドスタルはグロリアナの細い腰に腕を回すと、
軽々とベッドの上に投げ置いた。
スプリングの効いたベッドはグロリアナの華奢な体を軽々受け止めた。
俯せに投げ出されたグロリアナの尻を、太い指が掴んだ。
「おお、おお、これが子爵夫人が育て上げたという菊の花でございますか」
ドスタルは、今にも涎を滴らさんばかりの声色だった。
「ええ、存分にご堪能なさいな。それが、その子のためでもありますから」
グロリアナは身を捩って抗おうとしたが、
それがドスタルには尻を振って誘っているように見えたらしい。
「そんなに一所懸命おねだりせずとも、いますぐ食べてやろう」
グロリアナは、菊門に冷たい滴りを感じた。
それがドスタルの分厚い唇から流れ落ちたものだと悟った時、
グロリアナは総身が粟立つのを感じた。
0028背徳の肛歓U 42014/06/25(水) 17:42:17.25ID:uG54blrk
「や、いやぁ…………」
「ほれ、そんなに暴れようとするでない。
ここは物欲しげに口をパクパクさせとるというのに」
ドスタルの指が、グロリアナの肛門を乱暴に擦り立てる。
グロリアナが思わずいきんだ瞬間、口を開いたそこにドスタルの太い指が潜り込んだ。
グロリアナはか細い悲鳴を零した。
ドスタルの指が、神経の凝らされた敏感なそこを、内側から撫で回した。
グロリアナはシーツを掴み、肛門から脳髄へと駆け上がる、
電撃のような感覚を噛み殺した。
「グロリアナ、声は殺さなくて結構ですのよ。
ここは防音もきちんと施された部屋ですから、好きなだけ泣いても叫んでも構いませんわ」
レオノーラの言葉は、グロリアナにとっては死刑宣告にも等しい、絶望の言葉だった。
それは、誰の助けが入ることもないということを意味し、
これからこの醜怪な男に、好き放題に弄ばれるということであった。
ドスタルが、奔馬のような逸物に手を添えて、先端をグロリアナの菊紋に押し当てた。
「いや…………」
蚊の鳴くほどの声は、分厚い脂を纏った巨漢には届かず、
肉槍の先端はずぶずぶとグロリアナをの肛門を刺し穿っていった。
ドスタルのそれは、グロリアナの直腸をいっぱいに満たし、S状結腸を突き上げるばかりに大きかった。
グロリアナが抵し、拒もうといきむほどに、ドスタルは奥へ奥へと進入する。
「おお、これは凄い! まさに名門と呼ぶに相応しいものでございますな」
「そうでございましょう。私が腕によりをかけて育て上げた花ですもの。
思う存分お愉しみくださいな」
レオノーラの冷ややかな嘲笑いが、グロリアナのうつろな意識に反響した。
0029背徳の肛歓U 52014/06/25(水) 17:43:12.21ID:uG54blrk
ドスタルがグロリアナを弄んで、二時間ばかりが経とうとしていた。
ドスタルはグロリアナを休ませることなく、まるで玩具のように弄び続けた。
後背位、正常位、側位、騎乗位。
思いつく体位の全てで、グロリアナの肛孔を犯し抜いた。
仰臥したドスタルの腰の上で、グロリアナは肛門を貫かれて繋がれていた。
既にグロリアナは気息奄々、抗う気力もないほどに困憊していた。
その目にはもはや光はなく、屍を弄ぶかのように為すがままにされていた。
それでも屍とは異なるのは、ドスタルが腰を使うたびに喘ぎ声を上げ、
未だなお肛門はみっちりとドスタルのものを咥えこんでいることだった。
だが、その喘ぎ声は彼女の官能が発している声ではなく、
臓腑を揺さぶられ、突き上げられたことで、
肺腑の空気が声帯を震わせて出て行くだけの音であった。
ドスタルの精力はまさに絶倫で、その大なる陰嚢だけでなく、
突き出した腹にまで精液を蓄えてあるのかと思われるほどに、
立て続けに多量の精をグロリアナに流し込んだ。
グロリアナの腸内は白濁に満たされ、体が揺すられるたびに波打つような感覚を、
朦朧とした意識にへと流し込み続けていた。
ドスタルが上体を起こした。
グロリアナは前のめりになってベッドに倒れこむ。
後孔の縁が捲れ返り、ドスタルの逸物が抜け落ちた。
ドスタルのそれは、最初に比べれば幾らか硬さと仰角とを落としたものの、
それでもまだなお子供の腕ほどの逞しさを湛えて漲っていた。
「さすがにこれだけ連続でやり続けると、疲れますなぁ。
一休みさせていただきますぞ」
ドスタルはそれでもまだ名残惜しそうに、
グロリアナの突き出された尻の真ん中にポッカリと口を開けた紅孔に指を潜らせ、
その内壁の肉襞を、爪先で扱いた。
喘ぎとも呻きとも取れぬ声を、グロリアナは垂れ流した。
0030背徳の肛歓U 52014/06/25(水) 17:43:47.84ID:uG54blrk
ドスタルが一度シャワーを浴びに部屋を立つと、
倒れたままのグロリアナに、レオノーラが歩み寄った。
「グロリアナ、ドスタル様は大変にご満足のようよ。良かったわね」
グロリアナは、「うう」とも「ああ」とも取れぬ、言葉にならない返事をした。
「でもあなたも随分愉しんでたみたいね。
後ろからガンガン突かれて、仔犬みたいにあんあん鳴いて。
羨ましいわ。私も子爵様さえいなければ、ドスタル様に遊んでもらえたのに」
レオノーラはグロリアナの背後に回った。
「残念だけど、私はおこぼれだけで我慢するわね」
レオノーラは、グロリアナの白丘の狭間に顔を寄せ、
白濁にまみれたグロリアナの排泄口に口づけした。
グロリアナが弾かれたように頭を上げた
「い、いけません、奥様! そこは汚い……!」
だが、グロリアナの声は途中で掠れ、音を失くした。
レオノーラは体を起こそうとするグロリアナを制し、肛腔に舌をぬめり込ませた。
グロリアナの肉襞に付着した、ドスタルの精液を、
レオノーラは丹念に舐めとっていく。
グロリアナはか細い悲鳴とも嬌声ともつかぬ声を零しながら、身を震わせていた。
レオノーラは舌の届く限りを舐め尽くすと、今度はポッカリと開いた菊門を覆うように唇をつけ、
グロリアナに注ぎ込まれたものを、腸液もろともに吸い出そうとした。
「奥様、やめてください……」
グロリアナの哀願にも耳を貸さず、レオノーラは彼女の下腹部を押さえつけた。
ドロリとした濁りがグロリアナの奥からこみ上げ、
レオノーラの口中へと啜り込まれていく。
脂ぎった巨漢に尻を犯され、そして今は主たる女性に尻を吸われる。
その恥辱と、恥辱にもかかわらず関わらず法悦を感じている自分に、
グロリアナは表現しがたい背徳を覚え、悩乱した。
レオノーラは貪婪にグロリアナの尻を吸った。
グロリアナは直腸の中身を吸いだされる、かつて無い感覚に悶え、呻吟した。
レオノーラが柔肉の狭間から顔を上げる。
その唇からは銀色の糸が伝い、グロリアナの紅孔の奥へと落ちていった。
レオノーラが口元を拭ったのとほぼ同時に、ドスタルが戻ってきた。
奔馬のような逸物は、また反りと硬さとを取り戻しているようだった。
レオノーラはドスタルに微笑んだ。
「引き続き、お愉しみくださいな」
グロリアナの縋るような視線を振り払い、レオノーラは冷ややかな笑みを浴びせかけた。
ドスタルが哄笑する。
グロリアナは、自らの身に再び注ぎ込まれる厄災と狂悦とを思い、
背筋が震え上がった。
獣の如き狂爛の夜は、まだまだ長そうだった。

(了)
0032名無しさん@ピンキー2014/06/26(木) 00:03:11.14ID:gNNhP6bR
いいねいいね
ただ、個人的には最初の続編的な二人のレズものが見たかったな…
0033242014/06/26(木) 06:32:27.96ID:F5tha/3N
続編希望した者です、ありがとうありがとう!
相変わらず雰囲気もエロさも素晴らしい
二時間も肉の凶器に犯され続けて、なお性感が麻痺していない描写
グロリアナの資質は素晴らしく、それゆえ商売女には向いていないですね
そしてこれは、商品として性を売ることには不向きでも、互いに楽しむには天賦の才能
しかもその粘膜の耐久力からして、この子は複数乱交に向いている気がします
ここまで仕上がっていることといい、彼女の「社交界」デビューも近いのでは?


もしかして:射肛界

いや、この国の法律からして、肛姦を愉しむ秘密の倶楽部とかありそうでw
0034名無しさん@ピンキー2014/07/08(火) 19:19:01.95ID:9a6n1mxO
俺が「射肛界」とか寒いダジャレ飛ばしたせいで、スレが凍りついてしまった・・・orz
0037名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:39:36.25ID:tya38u3W
.



              是非も無し・・・
       ., ∧_∧
 シュボッ []() (・ω・` )      l二ヽ  
       □と    ) ̄⊃     ) )      
      ⊂ (_(_つ   ̄⊃  / ̄ ̄ ̄ヽ
       ⊂_      ._⊃   | (\/) |
         ⊂__⊃.      |  > <  |
                     | (/\). |
                     ヽ___/
0038名無しさん@ピンキー2014/07/16(水) 19:52:04.67ID:XJ+klEKo
ちょっとアンタ、そんな大量の腸液に火をつけてどうするつもりだい!
0039名無しさん@ピンキー2014/07/20(日) 18:48:16.95ID:Mn4HgUMy
尿を浴びたのかもしれないぞ…
海外の動画だとウォータースポーツってくくりで
綺麗なねーちゃんが服着たままおしっこ浴びまくるんだよなぁ。
0040名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 21:11:57.02ID:oq6PTmhL
ピンポーン☆「こんにちは…。」「やぁ、いらっしゃい、どうぞ。
さ、来たら早く服を脱ぎなさい。君はここではペットなんだから
ペットが服着てたらおかしいよ」「あの…トイレ貸してもらえます?」
「トイレ?何するの?」「何って…」「おしっこなの?うんこ?」
「おしっこ…です。」「おしっこしたいの?」「はい…。」
「トイレ用意するから少し待ってね、その間に脱いでおきなさい。」
「さ、できたよ。今回はここが君のトイレだよ」「!!…ここ…?」
みると机に洗面器が置いてあるだけ「これ…机ですよね…。」
「そ♪今日は、和式みたいにしゃがんで、この洗面器におしっこ
しなさい。ちゃんと見ててあげるからw」「そんな…。」「嫌なの?
命令だよ?命令違反はお仕置きだけどそれでいいの?鞭は痛いよw
それに前、痛いのと恥ずかしいのどっちがいいのって聞いた時君は
恥ずかしい方がいいって自分で選んだの忘れた?…まぁいいや
じゃあ、とりあえず机に乗って洗面器に跨がりなさい。」言葉は
優しく諭すような言い方ですが、拒絶を許さないような強さです。
仕方なく命令通り机に乗り、洗面器に跨がるとご主人様は椅子に
座りました。すると私の股間と近い位置になり「やっぱりいい眺めだな〜wさ、いつでもおしっこしていいよ。我慢は体に悪いよw」
「したいけど…嫌…恥ずかしい…。」「何で?トイレ貸してって
言ったじゃない?」「恥ずかしい…。」「命令だよ」「……。」
ご主人様に見つめられたまま、恥ずかしさと尿意が入り混じり
数分経ちましたが…ついに限界が来てしまい「ダメ!出ちゃう!!
見ないで…見ないで!!!…あ、あ、あぁ…!!」
シャーという排泄音が部屋に響く中ご主人様は「僕の顔を見なさい」
と更に意地悪な命令をしてきます。人前で排泄してるだけでも
火がでそうなのに…!!首を横に振って拒否すると「命令聞けないの?
僕の顔を見なさい!」語尾が強くなってきました、こうなると
言うこと聞かないとお仕置きされるので、頑張って顔向けると
「いいね、その顔いいよ。ところで今何してるの?言ってみて♪」
「…(首を横に振って拒否)」「言いなさい!」「…おしっこ…。」
「へ〜おしっこしてるんだ、おしっこってどこから出るの?」
「聞いてるんだから答えなさい。おしっこってどこから出るの?」
「…こ…。」「聞こえないよ。ちゃんと聞こえるように言いなさい」
「…おま○こ…。」「ま○こからおしっこして、気持ちいい?」
「…許して…。」「嫌だよ、本当はこうされるのが好きなくせにw」
「…命令だから。」「へー、命令だから仕方なく嫌々してるんだ?
なら後で確かめようね、感じていたら嘘ついた罰にお仕置きだw」
「そんな…!!」
「さ、おしっこ終わったみたいだから足もう少し広げて、拭くから」
「自分で拭かせて」「ペットの排泄物の処理は飼い主の役目だから
ダメw…あれ?これ何?何かヌルヌルするし、糸引くよ?やっぱり
感じてたんだw」「ごめんなさい!…でも、お仕置きだけは許して!」
「許さないwさ、隣の部屋に行こうか?」「許して…。」
0041名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 21:24:38.02ID:oq6PTmhL
哀願も空しく問答無用で隣の部屋に連れて行かれ、ベッドの上に四つん這いにされて
「いいかい、これはお仕置きだよ。残念だけど、君が嘘をつかなければこんな事は
しないで済んだんだ。罰として、今教えたこの言葉 で許しを請うまで僕は君を殴り
続けるよ。いいね?」言うが早いか ご主人様は私のお尻を叩き始めました
「痛い!!本当に痛い!!お願い 許して!!」「そう?ただのスパンキングだよ?スパンキングって
知ってる?ただのお尻ペンペンだよwしかも手で叩いてるから
鞭より全然楽なはずだけど?」「でも痛い、痛いのは本当に嫌…!!」
「だもんね?なら早く許しを 請いなさいw」ビシィ!!

ビシィ!!「ヒィッ!!…あ、あぁ許して…もうぶたないで…」
「それとも、本当は痛いのも良くて殴られ たくてわざとお仕置き
されるようにしてるんとか?気がつかなくて ごめん。もっと殴って
あげなきゃねw」「違う!」「なら、早く 許しを請いなさい、僕は
許しを請うまで止めないよ」ビシィ!!
「許して…ご主人様…。痛いのより恥ずかしい事してください」
「例えば?」「私の一番恥ずかしい場所を鑑賞してください…。」
「どこ?」「…。」ビシィ!!「ヒィッ!!い、言いますから許して!!」

「私の…おま○こ見てください」「どんな風に?」「…」ビシィ!!
「痛い!!言います!!言いますからもう止めて!殴らないでぇぇ!!…
私の…私のアナルに指入れながらおま○こ見てください!!…私…
アナルに指入れられるとおま○こがヒクヒクするんです、それを
じっくり見てください…」
0042名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 21:37:47.26ID:oq6PTmhL
「やっと言えたね、良かった。僕も可愛いペットを殴るような真似
はしたくなかったからお仕置きはこれで終了にしてあげる。…さ、
なら早速あのポーズをしなさい」
(もう痛いのは嫌…恥ずかしい方がいいかも)と、半ば諦めの心中
で言われるがまま仰向けになり、膝を抱えると「手はそこじゃない
もっと広げて」と内膝に手を変えられグイッと広げられて我に帰る
「い、嫌ぁっ!!」「今日は許してあげるけど、これからはいつも
この位置にするんだよ、いいね」「嫌ぁ…恥ずかしすぎる…お願い
やっぱり許して…。」「じゃあやっぱりお仕置きの方がいい?それ
でもいいよw君に選ばせてあげるからwどっちにする?痛いのと
恥ずかしいの」「…。」
「お仕置きが嫌なら言いなさい」「…恥ずかしい方が…いい…。」
「なら次の言葉は?そこまで言ったら言えるでしょ?さ、早くw」
「私のアナルに指入れながら、恥ずかしいおま○こ見て下さい…」
「いい子だ、じゃ遠慮なくw」私のアングルからは見えませんが
恐らく言葉のやり取りしてる間に指にローションか何か塗ってた
せいか、何度か指を入れられた経験のせいかみたいで、指一本は
ほとんど抵抗無くあっさり私のアナルに入ってしまいました
「!!ぁあ!あ、ああぁ…は、入るぅ…。」「うわぁホントだ!君の
ま○こ、すげーヒクヒクするw」「嫌…言わないで!…あぁ嫌、指
が、う、動くぅ…。」「いいね〜w僕は君のおしっこする姿と
この姿がすげー好きだよ。こんな綺麗なま○こなのに、アナルを
弄ってこんなにま○こがヒクヒクする女は見たことないよ。君は
よっぽどアナルが感じるみたいだね?しかも君は…」「あ…嫌ぁ!
止めて!!お願いだから!それ以上言わないで!!!」
ご主人様の指は容赦なく私のお尻の穴をいじり続けます。私の中で
もぞもぞ動く指のせいで、我慢しようとしても、どうしても声が
出てしまいます。「あ…あ…んっ」「そんなにいい声出しちゃって
wそんなに気持ちいいの?」「そんな…いい声だなんて」「だって
その声、Hしてる時と同じだよwそれに声だけじゃなくて、さっき
ちゃんとま○こ拭いたのに、また濡れてきて、ぬるぬるだよw
だから今日はちょっと、レベル上げてみるね。痛かったら止める
から言ってね。」レベル…?と思った瞬間、強烈な圧迫感が
「何…何なの?あ、あ…ぐっ」「指二本入れてみた。大丈夫?痛く
ない?」「痛いというより…苦しいです…!!お腹いっぱいで…」
「裂けるような痛みはない?」「はい…それは…大丈夫だけど…
とにかく苦しい…」「そっか…じゃ、あまり動かさないように…」
さっきの指一本の時のうねうね動くのとは違い、指を出し入れする
動きになりましたが、この動きは逆にとても排泄感を煽られます
「キャッ!…いや、ご主人様、抜かないで!出る、出ちゃう!」
「何が?何がでるの?言ってごらんw」「う、うんちが出そうです
だからもう止めて!」「構わないから出していいよ、むしろその姿
も見てみたい。さ、遠慮なくどうぞw」さらっと鬼のような言葉を
吐くご主人様「嫌…それだけは絶対嫌!!お願い、許して…。」
0043名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 21:46:58.20ID:oq6PTmhL
「嫌なら、いつもみたいに自分が どれだけ恥ずかしい女の子か懺悔しなさい、
それができたら許す どころかご褒美あげるよ♪このまま意地張って垂れ流すか、懺悔
してご褒美もらうかは君の自由だから、任せるよw」「そんな…あ…あ…許して!
許して下さい…で、出ちゃうぅ…」
「だから、それは気のせいだってばw気のせいじゃないのなら
実は僕の前で出したいのかなw」「違います…!」「なら早く懺悔
しないと」「…懺悔します!!だから…許し「早く言いなさい」
「私は…お尻が感じてしまう恥ずかしい女です…」「やり直し!
何か大事なところが抜けてるね、そこが重要なのにw」「そんな
…解りました!言いますから!…ご主人様…私は…処女なのにお尻が
感じてしまう恥ずかしい女の子です…こんな私をどうかお許し下さい…」

「ふぅん…そんな恥ずかしい告白してまでご褒美ほしいんだw」
「違うの!だって、出ちゃうから…止めてほしいから…」「で?
ご褒美って何?何をどうしてほしいの?言わなきゃ解らないよw」
「そんな…!!」「そこまで言ったら『○○に○○してください』
まてちゃんと言わなきゃ解らないよ、垂れ流しもいいけどねw」
ご主人様の指は相変わらず私のお尻を出し入れしてて、選択の余地
がありません。それを解っていて「ご褒美ほしいなら早く言いなw
ほらw」「あぁ…ご主人様…私は処女なのにお尻が感じてしまう
恥ずかしい女の子で…もっと気持ちよくなりたいからご褒美下さい
…私のおま○こ舐めて下さい…」

「はい、よくできました」言うが早いかご主人様は指はそのまま
私の恥ずかしい場所に顔を埋め、口で慈しんで下さいました。
「あ!あぁ…ご主人様ぁ…すごい、壊れる、壊れちゃうっ!!」
ご主人様はあくまでも冷静に私の弱点を舌で重点的に責めながら
「処女もクリトリスって感じるんだね、まぁ普通の処女はアナルは
感じないと思うけどw」と、意地悪な言葉も付け加えて欠かさず
私を責め立てます。でも、ご褒美というだけあって私は既に自分が
自分じゃなくなるような快楽に、ただひたすら快楽に声をあげ身を
委ねるのみでした…!
0044名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 21:56:27.12ID:oq6PTmhL
ご主人様のご褒美により、しばらく放心状態でしたが「大丈夫?堪能
したw」と声をかけられ「なら次にする事解るよね?」「…はい」
ところで気持ちいい事の後って、何でこんなに身体がだるくなるの
でしょう?ご主人様は既に立って待っていたので前に跪きご挨拶
「…先程は気持ち良くさせて頂きありがとうございます、感謝の
お礼にご奉仕させて下さい」と挨拶して、ご主人様のそそり立つ
モノを口に含みました。ご主人様は立ってするのが好きなのか
私が跪いて先っちょを軽く吸いつつレロレロしつつしごきながら
顔を見るのがいいらしく、普段は優しい言葉使いですが、時々
「たまんねぇ…」とか粗雑な言葉使い方になりますが、逆にこの
言葉になった方が本当に興奮してるのがわかるので好きです。
あれからどの位奉仕したでしょうか…さすがに顎が疲れてきました
が「そろそろイクよ、飲むのとかけられるの、どっちがいい?」
と言われました。少し考えましたが、自分ではどちらでも良かった
ので「ご主人様の…お好きな方で構いません」「じゃ、今日は顔に
かけるね。目に入ったら痛いから目つぶってていいよ」「…はい。」
目を閉じたら程なく微かに呻くような声が聞こえて、熱いモノが
顔にかかりました「あぁっ…熱い…!」そのうちご主人様はモノを
頬に押し付けてきて…ピク、ピクッと動きながらピュッ、ピュッと
出てくる感覚が私の頬から伝わってきます。「今どんな気持ち?」
目を開けて「凄く…熱いです…。」答えるとご主人様は笑いながら
「お前、最高の女だな。」と頭を撫でてくださいました…。
…サイコウノオンナ…この言葉ほど嬉しいものはありません。少し
ボーっとしちゃいましたが、洗面所借りて顔を洗い、再びご主人様
のところに戻ると「面白いDVDあるけど、お茶でもしながら一緒に
見ない?」と言われたので一緒に見ると…なんと裏モノでした(笑)
さらっとストーリー説明すると、営業成績の悪いOLが何とかしよう
と枕営業を始めて成績を上げるも…最初はただのHだけだったのに
客達の注文がエスカレートしてどんどん変態行為を強制させられて
いくというお話しでした。「何でこのチョイス…?」「大事なコトだよ
どれが 大丈夫で、何がNGか知っておきたいからね。今の君のNGは痛いのと
セックスしか知らないからね。恥ずかしがらずにちゃんと見て、
教えてね。じゃないと全部試しちゃうよw例えばほら、浣腸とかw」
DVDはちょうどOLが浣腸されるシーンでした。ご主人様は食い入る
ように見つめ「たまんねぇ…嫌々言いながらいい声で液飲み込んで
…これどう?」「嫌!嫌!浣腸だけは絶対に嫌!」「なんだ、浣腸
もNGかよ…。」「ごめんなさい…。」あからさまに憮然とした表情
でしたが、気を取り直してくれたのか「じゃあせめて、おしっこ
だけはこれからも見せてね。ね?お願い!」あれも嫌、これも嫌
では悪いかなと、つい頷いてしまいました。これが精一杯です。

その後DVDではアナル調教という事で、アナルにバイブを入れられ
ながらセックスしてたら、客の友達がやってきて、その友達も契約
するけど、見返りに複数プレイを強制「これ(複数)どう?」「嫌…」
「良かった、複数やりたい♪て言われたらどうしようかと思った。
実は俺も複数は好物じゃない。気が合いますなw」と冗談言い
ながら突然「ところでおもちゃは?」「え?おもちゃ?ま、まだ…
よくわからない」(実は一番気になりましたが)DVDは続き、複数
プレイで男が悪乗りし、OLのアナルに強制的に挿入「ところで…
アナルセックスはどう?」「これもちょっと、嫌…かな。」
「え〜!?あんなに感じるのに?…ね、じゃ、究極の選択!浣腸と
アナルセックス、どっちがマシ?」「それなら…アナルセックス
の方がマシかな、でも…アナルセックスなら、さっきのおもちゃの
方が、まだマシかな…?」「そんなに浣腸嫌か…」目に見える落胆
ぷりに少しウケたwそんなに残念ですか?
0045名無しさん@ピンキー2014/08/05(火) 22:16:05.44ID:vPFJEg9F
・・・・・・なんていうか
悪い意味でのリアリティがあるなw
0047名無しさん@ピンキー2014/09/03(水) 01:54:21.18ID:gLjO8hu4
>>11
まずタイトルだけで勃起したのに内容もしっかりエロくていい
グロリアナがレオノーラのストリップにドン引きしてたのに
お尻を見せられたら報酬の話も忘れてアナルに夢中になっちゃうのがいいな
香油を口に含んでアナルに注入プレイもよかった
アナルフィストはちょっと引いたw
0049名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 08:14:21.36ID:ax8cOw3A
お揚げ
0050名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 09:32:29.50ID:nu0JXD4d
うほ
0051名無しさん@ピンキー2014/10/31(金) 20:37:05.53ID:2N+rILsA
保守
谷間の時期だなあ・・・

谷間といえば背中側から尻の谷間に中指を滑らせて
しっとりと吸い付くような肛門粘膜の感触を楽しみたい
0052Hallow’s Days2014/11/01(土) 01:39:05.95ID:zIWoOz03
「――Trick or Threat?」

 鈴が鳴るような少女の声。くすくす、と可愛らしい小悪魔的な笑いを含むそれは、緑色に燃えるカボチャ頭から繰り出される。
 広瀬・武人はそれを耳にして、ふ、と笑みと共に息を漏らした。

「最近ようやく様になってるなあと思えるようになってきたよ、ウィル」
「おや、失礼な」

 ガボチャ頭に黒い外套の少女、ウィルはそう言って笑う。
 同居を始めてから何度目かのハロウィン。武人とウィルがお互いの顔を見ない日はここ数年、ない。

「……ところで、少し疑問に思ってたんだけど」
「なんですか?」

 一拍。言うべきか言うべきでないか武人は迷って、やっぱり言ってみることにする。

「ウィルのTrick or Threatって――なんか発音微妙に違うよね」
「おや、気付いてたんですか」

 ウィルが意外そうな声で言う。
 Trick or Threat? ――正確にはTrick or Treat? だ。

「なんで違うんだ?」
「何でだと思います?」

 くすくす、と笑って、カボチャの口から緑色の炎を漏らしながらウィルが聞き返してくる。
 少なくとも何か地雷を踏んだわけではなさそうだと判断し、武人は少し考える。

「……まあ、なんというか。ウィルの場合間違ってはないよな」
「はい。母から言われたんです。『お前は「いたずら」か「もてなし」か、よりは「いたずら」か「脅威」だね』と」

 くすくす、とよく笑うウィルを見て、きっとよく似た母親なんだろうな、と想像する。
 脳裏に浮かんだのは、当然のように大小2つのカボチャ頭だった。

「――で、さっきからズボンを膨らませてるイケないおにーさんは、どっちがいいんですか?」
「……悪戯かな?」
「仕方ないお兄さんですね」

 よいしょ、と声を漏らして、ウィルは自分のカボチャ頭を上へ持ち上げる。
 すぽん、と音がしそうな摩訶不思議な着脱。
 後に現れたのは、金にカボチャ色のグラデーションをした髪を持つ、とても綺麗で可愛い少女の顔だ。

「綺麗で可愛いよ」
「お世辞は結構です」

 僅かに頬を染めて素気無くそう言うと、ウィルは椅子に座る武人の前へ。膝をついて、実に楽しそうな顔でズボンの前を開けにかかる。

「わ、っと」

 既に半ば勃起していた逸物は、窮屈な空間から開放された拍子に、べちん、とウィルの頬を引っ叩いた。

「ふふ、相変わらずお兄さんのおちんぽは元気がいいですね」
「それぐらいのほうがウィルも好きだろ?」
「言いますね。まあ、間違いではないですけど」

 ちゅ、と小さな唇が亀頭に触れて、慎ましげな挨拶のキス。
0053Hallow’s Days2014/11/01(土) 01:40:44.66ID:zIWoOz03
「んっ……」

 ちゅぱれろ、とそれからフェラチオが始まる。小さな舌が熟練のテクニックで亀頭を中心に這い回り、隅々まで綺麗にしてくれる。
 武人は腰が浮くような快感を堪えつつ、ウィルの頭を撫でる。フェラをするようになった当初は嫌がったものの、最近では撫でないと舌の動きを緩める無言の抗議が来る。

「気持ちいいよ、ウィル」
「お兄さんのおちんぽも、はぁ、舐めてるだけで気持ちいいです」

 ねっとりと熱くしゃぶりながら、外套の下にある小振りなお尻をもじもじとさせるウィル。
 早くも挿入を想っているのだろう。甘ったるく調理したカボチャのような匂いが、ふんわりと部屋に漂い始めた。
 ウィルが性的に興奮している時の、独特の匂いだ。
 先走りが溢れ始める。ウィルはそれを、お菓子を貰う子どものようにすかさずじゅるりと吸い上げた。
 痺れるような快感に、逸物が跳ねる。

「っ、と」
「ふふ、出そうになっちゃいましたか?」
「ああ。 ――ウィル、そろそろ」
「イタズラの要求なんて、どうしようもないお兄さんです」

 くすくす、と。ウィルは嬉しそうに楽しそうに笑って、そっと外套の裾をつまみ上げる。
 スレンダーな白い足に続けて、すらりとした太腿、そして無毛の縦筋が顕になる。そこは部屋の光を反射して、てらりと濡れていた。
 しかし、使うのはそこではない。

「それじゃあ、お兄さんのおちんぽ、生で食べちゃいますね」

 ウィルが、くる、と踵を返す。
 小振りな可愛いお尻が武人の眼前に現れて、それが逸物に押し付けられる。
 お尻の合間にある菊座が、くにっ、と亀頭にキスをしてくる。
 最近はもう、コンドームは使っていない。

「んっ、はっ、あっ、あ、あ、あっっ……!」

 みちみち、とウィルの肛門は無理なく柔軟に広がって、武人の平均より大きい逸物をゆっくり咥え込んでいく。
 亀頭をくぐらせて一息。ぬぬぬぬぬっ、とウィルが一気に腰を沈め、

「っっ!」

 びゅるっ、どく、どく、どくっ、と脈動と共に、武人は射精した。

「ふふ、ザーメンお浣腸、頂きました」

 括約筋をひくひくさせて、直腸でねっとりと逸物を包み、結腸の入口で亀頭を捕まえて、大腸内に精液の奔流を感じながら、ウィルは頬を染めて笑う。
 お尻を武人の腰に預け、背中を腹に預け、頭を胸元に預けていく。

「お兄さんの生おちんぽ、私のアナルの中で震えてるのが分かりますよ。そんなに気持ちいいですか?」
「わざわざ聞かなくたって、分かるだろ?」
「分かってませんね。お兄さんの口から直接聞くのがいいんじゃないですか」

 くす、と小悪魔めいて笑うウィルの腰を、武人は両手でしっかり捕まえる。
 それを受けて、きゅん、と括約筋が震えるのが武人にも分かった。
0054Hallow’s Days2014/11/01(土) 01:41:27.85ID:zIWoOz03
「さ、お兄さん。今度はお兄さんの番ですよ。ザーメンお浣腸だけじゃ物足りませんから、生おちんぽでしっかり私に『おもてなし』か『いたずら』してください」
「『脅威』でもいいのか?」
「ふふ、いいですよ。できるものなら、ですけど」

 幼さ残す顔で妖艶に笑うウィル。
 そんな彼女に武人はひとつ口付け――全力でストロークを開始する。

「んっ、あっ、はっ、あ”っ、あっ、おっ、あっ、あっっ!」

 ぬっこぬっこと太い剛直が肛門を出入りし、腸内の精液が撹拌され、カリが直腸をこそぐ度に、ウィルは震えて獣のような喘ぎを漏らす。
 その顔は嬉しそうで、楽しそうで、恥ずかしそうで。
 武人はもう一度キスをしながら、しっかりと舐めるように絡みついてくるウィルの腸内にいたずらを、あるいはおもてなしをしにかかる。

「っ、あっ、あ、あ、あっ、いい、いいです、もっと、お兄さんの生ちんぽ、奥にくださいっ!」

 可愛い声と甘ったるいカボチャの匂いが部屋に満ちる。
 ――今日のハロウィンも、長い夜になりそうだった。
0055Hallow’s Days2014/11/01(土) 01:43:21.13ID:zIWoOz03
というわけでもう覚えてない人も多いかもしれませんが唐突にばりっと来たのでむらっと書きました
かぼちゃの煮付けおいしいです
0061名無しさん@ピンキー2014/11/02(日) 11:23:14.02ID:3ajR4eR8
相変わらず愛おしい二人だなw
読んでてうれしくなってくる
0062名無しさん@ピンキー2014/11/08(土) 14:53:10.64ID:QiHqPwAk
処女を守るために嫌々アナルを差し出していた少女が
アナルを犯してほしいばかりに処女だけは許してと哀願するようになるパターンは俺の中で定番だが、

とっくに処女も奪われているけど
アナルを犯してほしいばかりに「処女だけは許して」と嘘をつくキャラというのはどうだろう
0063放課後の密事2014/11/18(火) 07:34:43.05ID:QuE3rrIh
西沢茜は授業が終わるとすぐ、旧校舎に併設された、古い第二体育館へと向かった。
旧校舎の周辺は不良グループの溜り場になっているとの噂だったが、
幸い誰にも出くわすことなく目的地に辿り着けた。
茜は風紀委員という立場上、素行不良な生徒を見咎めずにはいられない。
華奢な体格の茜では何かと危うい目に遭う恐れもあったが、
少なくとも、現在の風紀委員長の威光があるかぎりにおいては、
不良生徒など一喝して退けることが出来るのである。
その風紀委員長直々の呼び出しともなれば、遅れるわけにはいかなかった。

茜は指示された、第二体育館の用具倉庫に入った。
マットや跳び箱、三角コーンが積み上げられ、
壁面には小さな明かり採り用の窓があるだけで薄暗い。
長いこと使われていないため、黴臭さ、埃臭さが鼻につく。
しかし茜は、その中に微かな生臭さを感じていた。

委員長の姿がまだないことに、茜は胸を撫で下ろした。
「待たせたかしら?」
背後からの声に、茜は振り返った。
そこには、鞄を下げた一人の女生徒が佇んでいた。
白い肌に、黒目がちな切れ長の眼。
すっと通った鼻筋に、桜桃のような艶の薄い唇。
銀縁の眼鏡は、差し込む西日を浴びて黄金色に輝いている。
流れるような長い黒髪を、高めに結い上げたその姿は、
まごうこと無く風紀委員長荻野文乃だった。

学内でも群を抜いて端正な容姿の持ち主は、
学生手帳の見本通りに、きっちりとブレザーの制服を着こなしている。
ややもすれば野暮ったくなるであろうものを、
それを微塵も感じさせないのは、
文乃の美貌と、沈着な物腰の成せる賜物であろう。
学内の不良グループさえ一目置き、彼女の言うことには従う。
茜が畏敬し、崇拝する。完璧無毀の風紀委員長であった。
0064放課後の密事2014/11/18(火) 07:35:37.23ID:QuE3rrIh
その文乃からの指示とあれば、
不良グループのたむろするという旧校舎に来ることなど、
茜には恐ろしくも何ともなかった。
寧ろ嬉々として呼び出しに応えたのだった。

「いえ、今来たところです」
「そう。それは良かった。誰にも会わなかったかしら?」
「はい。誰にも会ってません」
「そう」
文乃は用具庫の中に入ると、跳び箱の傍らに鞄を置いた。
腕時計の時間を確認すると、それを外し、上着のポケットに収めた。
「西沢さん。これからちょっとショッキングなものを見てもらうけど、
驚いたりしないでね」
淡々と文乃は告げた。
「ショ、ショッキングなものって、何ですか?」
若干うろたえを覚える茜に、文乃は言った。
「説明している時間はないわ。とりあえず、そのロッカーに隠れて」
文乃は掃除用具入れ用のロッカーの戸を開き、茜に入るよう促した。
敬愛する委員長の指示となれば、逆らうわけにもいかず、
茜は諾々とロッカーに入った。
「いい? 絶対に声を上げたり、物音を立ててはダメよ」
そう言うと文乃は、ロッカーの戸を閉めた。

ロッカーの中は狭く、暗く、古い雑巾の臭いが籠っていた。
箒の柄が体に当たり、身じろぎでもしようものなら、
金属製のロッカーにぶつかって音を立てそうになる。
窮屈な姿勢で、茜はロッカーの戸に開いたスリットから、
用具庫の様子を伺った。

一人残った文乃は、跳び箱の上に腰掛け、長い脚を組んだ。
それは普段の優等生的な印象とは異なり、
まるで女王のような威風に溢れていた。
0065放課後の密事2014/11/18(火) 07:36:19.15ID:QuE3rrIh
用具庫の外から、大きな足音が近づいて来る。
やがて五人ばかりの男子生徒がドヤドヤと用具庫内に入ってきた。
「随分な御遅刻だこと」
そう言い放った文乃の態度は、いつもの厳しくも慎ましやかなものではなく、
まさに傲岸不遜といった態だった。
「五分位の遅刻でガタガタ言いなさんな」
「五分じゃないわ。八分よ。まあいいわ。
私もちょっと所用があって、今来たところだから。
丁度良かったのかもね」
抗弁した男子生徒の顔に、茜は見覚えがあった。
この学園の癌と呼ばれている、不良生徒。一ツ樫寛作だった。
本来ならば素行でも学力でも、この学園に相応しくない男である。
しかし、有力者である父親が学園に多額の「寄付」をしたとかで、
その乱行の多くがお目こぼし――要は見て見ぬふりをされているのだ。
教員さえも一ツ樫とその手下共には口出しが出来ない。
その数少ない例外が、風紀委員長荻野文乃だった。
文乃の指導には、一ツ樫達も従順に従った。

茜は文乃の怜悧で厳格な性格が、一ツ樫達を大人しくさせているものだと思っていた。
だが、この体育用具庫に落ち合った両者に、いつものような顔色は見えなかった。
片や一ツ樫達は餓えた野犬のように目をぎらつかせ、
片や文乃は犬を躾ける女主人のように倨傲で貫禄があった。
人気の及ばないこの体育用具庫で何が起ころうとしているのか。
茜は固唾を飲んで見守った。

「見ない顔があるわね。新顔?」
文乃が尋ねる。
「ああ。どうしてもって言うから、連れてきた」
「あまりこの秘密を知る人間が増えてもらっても、困るのよね」
「わかったわかった。こいつを最後にするから」
「まあいいわ。どうだって。さっさと始めましょう」
文乃は跳び箱から飛び降りた。
0066放課後の密事2014/11/18(火) 07:36:58.39ID:QuE3rrIh
一ツ樫の手下達が、用具庫の重い鉄の扉を閉め、鍵を掛けた。
茜は完全に、用具庫の中に閉じ込められてしまった。
まずいことになったと思いながらも、茜は文乃と一ツ樫の様子を見つめていた。
床に降り立った文乃は、首元を飾るリボンを解くと、ブレザーのポケットに突っ込んだ。
そして、ブレザーの上着を脱ぐと跳び箱に置いた。
何をするのかと頭に疑問符を浮かべる茜の前で、文乃は予想外の動作を始めた。
文乃は、自らブラウスの裾をスカートから引っ張り出し、
ボタンを上から順に外し始めた。
白いレースで飾られたブラジャーが次第に露わになる。
文乃はブラウスのボタンを全て外すと、
肩をはだけさせ、そのまま脱ぎ払った。
上衣と同様に、ブラウスも跳び箱の上に無造作に投げ置いた。
茜がまさかと思って見ていると、そのまさかが起ころうとしていた。
文乃はスカートのウエストに手を掛けると、
躊躇なく下ろし、そこから脚を引き抜いた。
文乃は、五人の下賎な男共の前で、自ら下着姿を晒したのだ。
茜はこれから起こることの予想がつき始めていたが、
心情ではそのようなことは起こって欲しくはなかった。
否、心の何処かでその様子を見届けたいと思う、
下衆な本心もまた、その奥で鎌首を擡げていた。
狼狽する茜を知ってか知らずか、文乃はブラジャーのホックに手を掛けた。
カチリという小さな音がして金具が外れると、
ブラジャーの紐は力なく文乃の肩を滑り降り、
形の良い乳房と、淡紅色の先端がまろび出た。
(それ以上はいけない)
茜が内心で制止する声は届かず、文乃はブラジャーを制服の上に置くと、
ショーツと肌の間に手を滑り込ませた。
ショーツに指を掛けると、文乃はゆっくりとそれを下ろし始めた。
茜と五人の男達、十二の視線が、文乃の秘処に突き刺さる。
茜は思わず息を呑んだ。
ショーツが下ろされたそこには、本来生えているべきであろう恥毛が一切無く、
凝脂を湛えた白くむっちりとした恥丘に、一筋の切れ込みが走っているだけだった。
それは剃毛した跡のようには見えず、まるで元々そのような姿であるように、
滑らかで艷やかだった。
文乃は上履きを脱ぐと、体を屈めて靴下も脱ぎ去り、
空いた上履きの中にそれをねじ込んだ。
文乃は、眼鏡と髪留めのゴムを除いて、生まれたままの姿になった。
男達の渇望する視線に裸体を晒しながら、なおも物怖じすることなく、
文乃は堂々と言い放った。
「さあ、いらっしゃい」
0067放課後の密事2014/11/18(火) 07:37:41.23ID:QuE3rrIh
一ツ樫がジリと歩み寄る。
太い指の、大きくごつい掌を広げて、
文乃の椀を伏せたような形の乳房を鷲掴みにした。
既にツンと突き立っていた先端が、あらぬ方向を向いて、震えた。
一ツ樫は、そのまま文乃を押し倒した。
白い裸体は、背後に積み上げられていた体操用マットの上に転がった。
それと同時に一ツ樫の手下達も、禿鷹が獲物をついばみに掛かるように、
一斉に文乃の体に群がった。
男達は、文乃の体を舐め回していた。
ある者は腋窩に、ある者は股ぐらに顔を埋めていた。
足の指の間に舌を這わせ、臍の穴を探り、乳房を吸っていた。
それは茜の目には、恐ろしく冒涜的な光景だった。
自身が至高と信じていた美少女が、
低俗な野郎共の前に白裸を晒し、
あまつさえ全身を好きなように舐め回させている。
大の字に仰臥した文乃は抗う様子もなく、
時折含み笑いの声を零す余裕さえある。
(不潔……)
茜はこのロッカーから狂声を上げて逃げ出したい衝動に駆られた。
0068放課後の密事2014/11/18(火) 07:38:33.50ID:QuE3rrIh
不意に、文乃が上体を起こした。
男達は、雀の子を散らすように文乃の体から離れた。
文乃は絹の艶を湛えた白い肌に、
蛞蝓の這いまわったような滑った跡を纏わりつかせていた。
文乃は男達に一瞥をくれると、体を反転させ、四つん這いになった。
そして、右手を背後に回し、自らの手で丸く柔らかな尻肉を割り拡げた。
白い双丘の狭間に、淡いセピア色をした小さな窄まりが、
唾液と愛液にまみれてひくひくと蠢いていた。
「一ツ樫」
文乃が凛とした声で言った。
「お舐め」
一ツ樫は「おぅ」と答えると、恭しく跪き、
文乃の尻に顔を近づけた。
そして、躊躇うことなく、文乃の排泄孔に舌を這わせた。
赤褐色の舌が、文乃の菊門を舐め上げる。
張り詰めた静寂に、水音だけが厭に大きく響いた。
一ツ樫はわざと、びちゃびちゃと音を立てて、
文乃の菊門を舐め回しているようだった。
「一ツ樫、解しなさい」
文乃は笑みを含んだ声で、一ツ樫に命じた。
一ツ樫は文乃の尻から顔を離すと頷き、
今度は右手をそこに這わせた。
唾液で十分に濡れた文乃の菊門を、
一ツ樫は指先で何度か擦り立てた。
文乃が息を詰めた。
一ツ樫の太い指が、文乃の中に潜り込んだのだ。
一ツ樫はゆっくりと指を抽挿しながら、文乃の内壁を撫で回しているようだった。
徐々に荒さを増していく文乃の吐息の他に、誰も声を上げるものはいない。
その場にいる文乃以外の全ての人間の目が、
文乃の排泄孔ただ一点に注がれているのだった。
傍観する一ツ樫の手下達は、ズボンの上からでも十分に分かり過ぎるほどに、
股間のものを屹立させていた。
0069放課後の密事2014/11/18(火) 07:39:57.01ID:QuE3rrIh
茜も、自らも濡れていることに気がついた。
崇敬していた風紀委員長が、不良グループの頭目に尻穴を舐らせ、
弄り回させているのを見て、欲情していたのだ。
茜は自己嫌悪の念に捕らわれながらも、視線を外すことが出来なかった。
文乃の後孔は今や一ツ樫の指を二本咥え込み、
ほの紅く花開いているようだった。
「お前達も、触りたいならおいで」
文乃が甘ったるい声で誘う。
さっきとは打って変わって、おもむろに男達は文乃にジリと迫った。
そして躊躇うように、文乃の後孔へと指を忍ばせる。
文乃の後孔を、男達の指が出入りする。
鼻息荒く、その時を待つ者もいれば、
その部分の指触りを味わい、感嘆の吐息を零すものもいる。
文乃は男達の指が出入りし、中を掻き回す度に、
甘く熱い吐息を漏らした。
男達の指に蹂躙され、文乃の菊門はいびつに口を開け、
内壁から滲み出る腸液でしとどに濡れ光っていた。
0070放課後の密事2014/11/18(火) 07:41:10.50ID:QuE3rrIh
「荻野、そろそろいいか?」
一ツ樫が掠れた声で尋ねる。
文乃は頭をもたげ、肩越しに笑みを見せた。
その笑みは、茜が今までに見たことがないほどに淫蕩で、蠱惑的なものだった。
「いいわ」
その返事を聞き、一ツ樫はベルトに手を掛けた。
カチャカチャと金具の外れる音をさせ、一ツ樫はパンツ諸共にズボンを引き下ろした。
一ツ樫の股間に隆々と聳えるそれは、表面に青筋を浮き立たせ、
雄々しく反り返っていた。
赤褐色を帯びた先端は先走りの汁でぬめと光り、
その時が来るのを今や遅しと、武者震いでもするかのように震えていた。
茜も興味本位でアダルトサイトを閲覧し、
性交に及ぶ際の男性器の有り様については知っていたつもりだった。
だが、ロッカーの薄い鉄板越しとはいえ、直に見るそれの生々しさに、
茜は思わず固唾を呑んだ。
あまりに太く、猛々しい。
幾ら複数本の指を抽挿した肛門といえど、
アレほどの大きさのものが入るのか?
茜は知らず、その行為に及ぶ瞬間を期待してしまっていた。
一ツ樫が亀頭の先端を、文乃の尻に添わせる。
唾液と愛液と腸液に塗れたそこは、縁に紅色を滲ませて、
黒く口を開けていた。
一ツ樫はその孔を埋めるように、亀頭を挿し込み、
ゆっくりと腰を沈めていった。
「くぅっ……、ぅ…………」
文乃がか細い声を漏らし、マットに爪を立てる。
一ツ樫の怒張は、深々と文乃に突き刺さった。
「相変わらず凄えぜ。あんなにグチャグチャに掻き回したのに、
まだキュウキュウ吸い付いてきやがる。
お固い風紀委員長さんのケツは、とんだドスケベかな?」
一ツ樫がニヤニヤ笑いながら言う。
だがその呼吸に、余裕はあまり感じられなかった。
「そうね。嫌いじゃないわ。
だからこうやって、貴方達と遊んであげてるの」
額に脂汗を浮かべながらも、文乃のほうが幾分余裕を持って構えている様だった。
「ほら、好きなように動いてごらんなさいな」
そう云って文乃は、強請るように尻を振った。
0071放課後の密事2014/11/18(火) 08:50:10.59ID:QuE3rrIh
文乃に煽られた一ツ樫は、その細い腰を掴むと、
挿し込んだものをゆっくりと引き抜き始めた。
「あぁ……」
文乃が切なげな声で鳴く。
肛門が怒張に吸い付き、捲れ返って桃色の内壁を露曝させ、
限界まで伸びるとズルズルと元へ戻っていく。
それはまるで、軟体動物を想起させるような、
それでいて非道く淫靡な動きだった。
一ツ樫は亀頭のくびれまで怒張を引き抜くと、
再び文乃の中へと挿し込んでいく。
引き抜き、挿し込み、また引き抜く。
その動作は段々と速さを増していく。
文乃と一ツ樫の結合部からは、淫猥な、
粘った水音が溢れ出ていた。
肛門を穿たれ、直腸内を反しの付いた亀頭で掻き回される感覚を想像し、
茜は自らの後孔も疼くのを感じた。
一ツ樫は激しく腰を使いながら、文乃の上体を掻き抱いた。
白い乳房を揉みしだき、背後から文乃を突き上げる。
「荻野、出すぞ!」
一ツ樫の声は、震えていた。
「来て」
文乃は自らの胸を揉む一ツ樫のごつい手を、きつく握りしめた。
「おおっ…………!!」
一ツ樫の動きが、文乃を一際強く突き上げ、止まった。
「ああ…………」
文乃が恍惚とした吐息を漏らす。
文乃が握りしめていた一ツ樫の手を離すと、
一ツ樫は糸が切れたように、文乃の体を解放した。
四つん這いに戻った文乃から、一ツ樫は怒張を引き抜く。
亀頭が肛門に引っかかり、力任せに引き抜くと、
文乃の後孔はまるでおくびのような音を立てた。
一ツ樫の陰茎と文乃の肉門は銀色の細い糸で繋がれていたが、
それもやがてフツと絶え落ちた。
一ツ樫は肩で息をしていたが、手下達は目をギラギラさせて、
自分の番が来るのを今や遅しと待ち構えているようだった。
「いいわ。みんな相手をしてあげる。でも順番に、よ」
文乃はそう云って、自らの後孔に指を入れると、
内部を曝け出すように拡げて見せた。
0072放課後の密事2014/11/18(火) 08:50:54.85ID:QuE3rrIh
それより後は、まさに乱交といった有り様だった。
一ツ樫とその手下達は、代わる代わるに文乃の尻を犯した。
乳を吸い、揉みしだき、陰核を抓り、弾き、弄んだ。
排泄口を犯した陰茎を文乃に咥えさせ、口腔さえも犯した。
文乃はそれらの行為を全て受け入れ、
喘ぎ、悶え、のたうち、よがり狂った。
文乃の尻を犯すのが三巡もした頃にはすっかり暗くなり、
一ツ樫の手下達は一人、また一人と去っていった。
そして一ツ樫が最後まで文乃を愉しみ、去っていった。
茜は一ツ樫達がもう戻ってくる様子がないのを確認した上で、
そっとロッカーから出た。
壁際にあるスイッチを探し、灯りを点けた。
ブゥンと低い音がして、蛍光灯が灯る。
その白い光の下に晒された文乃は、見るも無残な有り様だった。
体操用マットの尻を高く突き出して突っ伏し、
体中、様々な体液に塗れていた。
腿には愛液の滴った筋が光り、目元には涙が滲み、
平素は端然と纏められた黒髪はいたるところがほつれている。
突き上げられた白い尻肉の狭間には、白濁した粘液に塗れ、
赤い花弁の花が黒い口を開け、貪婪な軟体動物のような風合いで、
ヒクヒクと蠢いていた。
「なんですか、これは……?」
茜は震える声で尋ねた。
気息奄奄といった態の文乃は、気だるげに視線を茜に投げ寄越した。
「なんなんですか、これは!?」
それはもはや、悲鳴に近かった。
文乃が体を起こした。
開いたままになった後孔から、ドロリと白い汚濁が溢れ、
マットに染みを作った。
「見てて分からなかった?
そこまで愚鈍な子じゃないと思ってたのだけど」
文乃は髪に手をやると、ヘアゴムを解いた。
黒い長髪が、彼女の体を覆った。
0073放課後の密事2014/11/18(火) 08:51:46.82ID:QuE3rrIh
「乱交よ。アナルセックスの。
肛門性交と云ったほうが分かり易いかしら?」
流石に困憊した様子で、文乃は髪を纏め直しながら答えた。
「なんで、なんで風紀委員長がこんなことをしてるんですか!?
しかも、学園一の不良どもと!
ワケが分からないですよ!!」
茜は目に涙を浮かべて、詰問した。
だが文乃は、全く情に絆された様子も無く、淡々と答えた。
「取り引きしたのよ、彼等と。正確には、一ツ樫とだけど。
私の処女を守ること、私の言うことには従うことを条件に、
私の体を好きなようにしていいって。
尻の穴を使わせてやるだけで、
教師さえ持て余す学校一の不良を手懐けられて、
風紀委員長としての株も上がるのなら、
こんな安い話はないわ」
「でももし、処女を奪われたら?
そうでなくても、委員長がこんなことをしているなんて暴露されたら?」
「その時は話は簡単よ。
連中に強姦されたって、大々的に公表するだけ。
私の名誉も傷つくけど、彼等は社会的に死ぬことになるからね。
学園の規律を正す風紀委員長の言うことと、
学園の規律を乱す不良グループの言うこと。
世間はどっちを信じるかしら?」
文乃は後孔に指を入れると、そこにこびりつく白濁を指で掬い、
紅い舌で舐め取った。
文乃は跳び箱の傍らに置いておいた鞄を取り寄せると、
そこから黒く丸い塊を取り出した。
それは鶏卵より二回りほど大きく、先は円錐形に尖り、
ヘタのような小さな取っ手が付いている。
茜はそれが何なのか、咄嗟には判断がつかなかった。
だが、文乃がそれを愛おしむように舐めるのを見て、
それが何に使うものなのかを悟った。
「西沢さん。これを私のお尻の穴に、入れてくださらなくて?」
茜は生唾を呑み込んだ。
「な、なんで、私が、そんなこと……」
「欲情していたのでしょう?
私と下郎共の痴態を見て、アソコを濡らしていたのでしょう?
貴女からも女の臭いがするから、分かるわ」
文乃はそう云って、黒い塊を舐め上げた。
0074放課後の密事2014/11/18(火) 08:52:29.89ID:QuE3rrIh
「そ、そんなことは……」
「ないかしら? スカートを捲って見せてみろなんて、無粋なことは言わないわ。
もし入れてくれるのなら、貴女にも私のお尻を好きなようにさせてあげたのだけど」
茜は心が揺らいでいる自分に気付いた。
あのポッカリと口を開けた紅孔の内壁を掻き乱し、
文乃を狂乱させることが出来れば、どれだけ悦に入れるだろうかと、
そう考えている自分に戦慄した。
「結構です!」
茜は頭を振って答えた。
「そう。残念」
文乃は微かに苦笑すると、黒い塊を自ら尻穴に押し当てた。
黒い塊は文乃の後孔を押し拡げながら飲み込まれていく。
「くっ……ぅ……」
文乃の眉間に、深い縦皺が刻まれる。
均整のとれた美貌の眉が顰められると、
バロックのような妖しい魅力が醸し出される。
黒い塊は「ぶぢゅう」と不快な音を立て、
柄だけを残して文乃の腸内に飲み込まれた。
虚脱したような茜を尻目に、
文乃は鞄からタオルを取り出すと、体を拭い始めた。
全身にこびりついた自身や男達の体液を拭い去ると、
てきぱきとした手早さで下着を着け、制服を身に着けていく。
「まだ、わからないことがあります……」
茜の問いに、文乃はブラウスのボタンを閉じながら答えた。
「何かしら?」
「何故私をこの場に呼んだんですか?
私が居る必然性なんて無いんじゃないですか?
私、委員長のこんな秘密、ずっと知りたくなかったです!」
茜は涙腺が弛んでくるのを、止めることが出来なかった。
涙を浮かべて睨みつける茜を、文乃はクスクスと笑いながら見返した。
「必然性で言えば、確かに貴女を呼ぶ必要性は無かったわね。
でも私は、秘密の共有者が欲しかったの。
それも連中側のじゃない、私の側に付いてくれる秘密の共有者が」
「それが、なんで私だったんですか?」
「そうね。貴女が、私の熱心な崇拝者だからじゃないかしら」
文乃はスカートを穿きながら続ける。
「私の崇拝者である貴女なら、たとえどんな秘密であっても口外しないという、
そういう確信があるからね。後は……」
文乃は凄絶なまでに妖艶で、邪悪な笑みを浮かべた。
「幻想というやつをぶち壊しにしてあげたかったからかしら?」
愕然とした茜を見て、文乃はおかしそうに笑った。
そうしている間にも、娼婦のように痴態を晒していた女は、
学園の規律を守る風紀委員長の女子生徒へと、
姿を変じていった。
結い上げた長い髪を一度靡かせたときには、
荻野文乃は完全に常の姿に戻っていた。
「もう暗いわ。西沢さんも用事がないなら、早く下校なさいな」
文乃の変貌を目の当たりにして、茜はもうなにか言う気力も無く。
「は、はい」と頷いた。
文乃が電気を消し二人は体育用具庫から出た。
「西沢さん。もし興味があるなら、次は来週の木曜日よ。
今日みたいにロッカーの中に隠れててね」
そういい置くと、文乃は「ごきげんよう」と先にその場を立ち去った。
茜は、崇拝の対象であったその後姿を、
複雑な感情で見送った。
(了)
0075名無しさん@ピンキー2014/11/18(火) 17:35:26.52ID:V1U5vQT4
いくら脅しがあるとはいえ、
うかつに自慢して秘密をばらし仲間を増やしてしまうような頭の悪い連中なのに
膣も使わせろとは口にすらせずひたすらアナルに夢中になっているのがいいですね。
一目見た瞬間膣のことを忘れてしまうほどに文乃のアナルが魅力的だったのでしょうか。
茜も文乃のアナルを弄ってよがり狂わせたくなっちゃってるのもすごくいいです。

翌週もロッカーに潜んでいた茜が、乱交後に辛抱たまらなくなって
文乃のアナルに吸い付き、そのまま翌朝まで夢中で舐めほじり続けて
文乃が快感をこらえつつ携帯電話で根回ししなかったら大問題になるところだった
という妄想が捗りました。
0076放課後の密事 after2014/11/19(水) 00:30:24.69ID:2H3Q3+i9
西沢茜は帰宅後、シャワーを浴びながら、
その日あった出来事を思い返していた。
尊敬していた風紀委員長の先輩が、
学校一の不良共を肉体で買収し、
尻の孔を犯させていたという事実。
そして自分もその秘密を知ってしまったということ。
さらに、自分がその事実を知ることになったのは、
文乃の嗜虐心を満たすためであったということ。
あまりに衝撃的で生々しく、愛憎が激しく心の中を行き交った。
茜は鏡に写った自らの裸体を眺めた。
華奢な茜の体躯は、今日見せつけられた文乃の肉体に比べ、
実に貧相で、弱々しかった。
所詮自分は、文乃という庇護者の下で、
権勢を張ったつもりになっていただけに過ぎない。
その庇護者も、裏では黒い癒着があった。
茜は、依って立つものを失った心細さに苛まれた。
目を閉じると、あの体育用具庫での痴態が思い起こされる。
茜にとっては裏切りに遭ったも同然の光景だったが、
あの時の文乃は、茜が見た今までどんな時の文乃より、
活き活きとしていた。
それは健全とは真逆のものだったが、
文乃は艶やかで、妖しくて、蠱惑的だった。
(あんなにも、あんなにも愉しげな委員長は、見たことがないや……)
忠実に働く自分たち風紀委員には見せたことのない表情を、
文乃は学園の風紀を乱す不良共には垣間見せていたのである。
それが茜には、どうしようもなく妬ましかった。
それと同時に、文乃があのような顔を見せる悦楽にも、
茜は興味が湧いていた。
尻の孔で、あんなにもよがり狂えるものか。
茜は右手を、自らの尻の谷間に這わせた。
肉付きの薄い柔肉の狭間に、皺の寄り集まった一点がある。
そこに指を這わせると、得も言われぬ違和感が背筋を駆け上がり、
脳髄を震わせた。
(これ以上はダメ。お尻の孔はそういうことに使うところじゃない)
そう思いながらも、茜の指は皺の中心を掘り起こすように探っていた。
0077放課後の密事 after2014/11/19(水) 00:31:29.58ID:2H3Q3+i9
「あっ」
思わず声が出た。
指が、中へと入り込んだのだ。
微かな鋭痛と、痺れるような違和感が肛門を中心に湧き上がる。
(これ以上はダメ。これ以上は!)
そう制止する理性とは裏腹に、指はどんどん奥へと進んでいく。
第一関節を容易に呑み込み、第二関節、
そして人差し指全体を、すっぽりと呑み込んでしまった。
そこはねっとりとした粘膜に覆われ、熱く潤んでいた。
きつく締め上げる肛門とは対照的に、
腸内はあっけないほどに柔らかく、空ろだった。
内壁を撫で上げると、濡れた天鵞絨のような手触りで、
痺れるような感覚が神経を粟立たせる。
反面、背徳感が胸に押し迫り、
茜は息が詰まる思いだった。
にも関わらず、肉体は更なる悦楽を渇望していた。
茜はゆっくりと指を引き抜いてみる。
強制的に排便をさせられるような、
快感とも恥辱ともつかぬ感覚が全身を襲う。
爪の辺りまで引き抜くと、再び中に挿し込んでみる。
初めに比べて幾らか柔らかくなったそこは、
苦も無く指を呑み込んでいった。
茜はいつの間にか、我を忘れて指を抽挿させていた。
秘裂からは愛液が腿を伝い落ち、
後孔からは水と腸液の入り混じった、淫靡な水音が響く。
茜の脳内には、あの体育用具庫で見た文乃の痴態が蘇っていた。
茜は、知らぬ間に文乃の姿に自分を重ね合わせ、官能を貪っていた。
茜の胸中の、愛憎の炎が紅く爆ぜた。
己の意志の及ばぬ強い衝動が、茜の指を鈎に曲げ、
その爪先で敏感な腸壁を引っ掻いた。
鋭痛と、電撃のような、病み付きになるような感覚が全身を走り、
脊髄を震わせ、脳を揺らした。
「あっ…………!」
茜は女陰から迸りを噴き上げ、
糸が切れた操り人形のようにその場にへたり込んだ。
ようやく我に返り、茜は自らの尻に挿し込んだ指を引き抜く。
ゾクゾクとした感覚が、また茜を蝕む。
指が抜け出た後の腸内に、一抹の寂寥感を覚えている自分に、
茜は慄然とした。
それと同時に、文乃に対する新たな憧憬が鎌首を擡げていることにも気が付いた。
茜は心に決めた。
また、あの体育用具庫のロッカーに潜んでみようと。
そして、文乃の味わう快感も、いつか自分も味わってみたいと、
後孔の疼きに覚えたのだった。
(了)
0078名無しさん@ピンキー2014/11/19(水) 03:26:36.00ID:cNjLmo61
茜もアナルに目覚めましたか
文乃と仲良く尻穴のほじりっこをしたり
アナル舐め69に夢中になる妄想も捗りますね。

捗るあまり、なぜか関係が逆転して
文乃が茜に全裸土下座して
アナルを舐めさせてもらえるよう懇願するところまで妄想してしまいました。
0084名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 18:23:33.22ID:4/TUYrmD
あげ
0085名無しさん@ピンキー2014/12/28(日) 00:33:50.77ID:3uB4RwZS
一作投下します。
ブツ描写はないですが、ちょっとだけ排泄シーンがありますのでご注意を。
0086ハプニング・バーでの調教  1/192014/12/28(日) 00:35:41.11ID:3uB4RwZS
 
「あなたが、生田ね?」
「は、はいっ!」
冷淡な声で放たれた問いに、新米刑事・生田宗佑は改めて背筋を伸ばす。
緊張の原因は、眼前に立つ女性にあった。
綾元瑞希。若干27歳にして『マル暴』のベテラン女刑事だ。
猫科のように鋭く切れ上がった瞳、長い睫毛、ツンと小さく尖った鼻、ごく薄い唇に、シャープな顎。
そして片目を覆うように分けられた漆黒の前髪。
顔のパーツすべてが冷涼な印象を与えてくる。
さらには、『常に眉の角度が水平以上の女』と噂されるだけあって隙がなかった。
実際、宗佑はただ相対するだけで、先刻から嫌な汗が止まらない。
切れ上がった瞳で直視されると、厳重な取調べを受けている気分になってしまう。

そして、緊張の理由はもう一つ。
瑞希は抜き身の女であると同時に、恐ろしいまでの美人でもある。
顔の整いようは論を俟たず、スレンダーなボディラインも女体の在り方として一つの究極系に思える。
事実、そのクールな美貌に下心を抱く男性警察官は数多い。
刑事課のマドンナ的存在と言っても過言ではなかった。
新米の宗佑にしてみれば、雲の上の存在だ。
だからこそ、現実味がない。これから彼女と連れ立ち、ハプニングバーへ向かうという現実が。
勿論、プライベートでの娯楽ではなく、歴とした潜入捜査だ。
ターゲットは、麻薬密売容疑の掛かっている暴力団幹部・瀬尾。
中々行方を掴めずにいるこの男が、時折り都内某所のハプニングバーに現れるとの垂れ込みがあった。
そうした場への潜入捜査となれば、カップルを装った男女2人組が好ましい。
そこで抜擢されたのが、新米刑事である宗佑だ。
宗佑は、見た目からしていかにも温室育ちという風であり、取調べ中の容疑者に舐められることも多い。
しかし、その特徴も状況次第では武器になる。特に一般人を装うには打ってつけだ。
今回、ベテランの綾元瑞希とペアを組むことになったのも、まさにその素人じみた風貌を見込まれての事だった。

「……そう硬くならなくもいいわ。事情聴取のついでに、風俗嬢から一通り責め方の手解きを受けたの。
 程々に手加減してあげるから、あなたは安心して身を任せるだけでいいのよ」
瑞希は一呼吸置き、背筋を伸ばしたままの宗佑に告げる。
淡々とした語り口調ながら、眼光は心なしか和らいでおり、宗佑の緊張をほぐそうとしているようだ。
しかしその言葉の内容が、宗佑をまた別の意味で固くさせる。
これから宗佑達が向かうハプニングバーは、コアなSM愛好家の溜まり場となっているらしい。
宗佑はそこに気弱なマゾヒスト男性として潜入し、同じくサディストを装った瑞希から責めを受ける手筈となっている。
笞打ちか、あるいは蝋か。
あくまで場に溶け込むための芝居とはいえ、瑞希ほどのクールな美女から責めを受けるとなれば、緊張せずにはおれない。
「ただし。電話でも伝えた通り、情報収集だけは怠らないようにするのよ。どんな些細な会話が標的に結びつくか判らないもの。
 怪しまれない程度に、機会があり次第探りを入れていきなさい。良いわね」
瑞希は最後にそう念を押し、モデルのような優雅さで歩み始めた。
0087ハプニング・バーでの調教  2/192014/12/28(日) 00:36:17.79ID:3uB4RwZS
 
 (…………近くで見ると、噂以上に綺麗な人だな)

宗佑は、改めて前を行く瑞希を観察する。
瑞希の私服は黒で統一されていた。
黒シャツに、膝上までの黒いボトム、黒ストッキングに、これもまた黒いハイヒールパンプス。
挙句には、ストレートに手入れされた髪まで黒い。
青いカーディガンを指し色にしている点を除けば、見事に黒一色だ。
それはキリリとした瑞希の佇まいと相まって高貴さを演出すると共に、肉体のスレンダーさを殊更に強調していた。
恐らく、瑞希自身に浮ついた意図はないのだろう。
しかしそのファッショナブルな出で立ちは、男の欲を直撃する。
後ろを歩く宗佑は、努めて理性を働かせつつも、沸き立つ若さを抑えきれずにいた。

呼び込みを断りつつ、夜の飲み屋街を歩くことしばし。星の数ほどあるネオンの一つが目的地だ。
地下への長い階段を降り、受付で捜査用の偽名を用いて会員登録を済ませる。
そして重厚な扉を開けてホールに入った瞬間、宗佑は息を呑んだ。
まずは、心臓に来るような重い爆音。
続いて、バブル時代のディスコに逆戻りしたかのような、煌びやかなミラーボール、純金のシャンデリアが視界に飛び込んでくる。
遠くには青や赤のライトで照らされたお立ち台も何箇所かあるようだ。
そのような場所にあっては、ボンデージ姿の女性も往時のボディコンのように思えてくる。
ただ、随所に縄を掛けるためのフックや梁、三角木馬や磔台、水車などが設置してある辺りは、さすがSMバーと言ったところか。
「何とも……バブリーね」
瑞希も宗佑と同じ感想を抱いたらしく、唖然として呟いた。
その直後、タキシードを着た男が床を鳴らして近づいてくる。糸目の、見ていて不安になるほどにこやかな男だ。
「いらっしゃいませ。よろしければ、コスチュームや道具等をご用意致します。役割のご希望はございますか?」
「ええ。私がS役、彼がM役よ」
「承知しました。では念の為、会員証を拝見させて頂きます」
「これの事ね」
瑞希は、先刻登録したばかりの真新しいIDカードを差し出した。すると、店員の表情が変わる。
「…………おや、ご新規の方ですか。ではお客様、誠に恐縮ですが、ご希望には添いかねます。
 当店では、登録後間もない女性会員様は、必ずM役でお願いおりますので」
その言葉に、一瞬瑞希の表情が強張った。しかしそこは場数を踏んでいるベテランだけあり、すぐに切り替える。
「まぁ、そうなの?」
「ええ。以前に、素人同然のお客様が初回でS役をお選びになり、問題を起こされた事がございまして。
 以来、当店が正式に認めるまでは、M役となって頂く決まりになっております」
そう説明を受けては、意義を挟む余地はない。
確かに、未熟な人間が鞭を振るったり縛りを行えば、人命に関わる事態になりかねない。
「解ったわ。じゃあ、彼がS役、私がM役のコスチュームでお願いね」
瑞希は渋々ながらも了承するしかなかった。

「ハハッ。コスチューム、だと?」
と、ここでまた別の男が笑いながら瑞希に歩み寄る。
裕福そうな身なりをした、肥満体の男。相当に酒が入っているらしく、顔が赤い。
「………………」
宗佑は、傍にいる瑞希が棒立ちのまま臨戦態勢に入ったのを感じ取った。
「おいおい別嬪のお姉さんよ、新参のM嬢にコスチュームなんぞあるかね。
 ハダカだよ、ハダカ。新米M嬢は生まれたままの丸裸を皆に見てもらって、ありがたく罵っていただく。
 それが、ここの昔からの流儀なんだ。なぁ、そうだろう?」
肥満体の男が周囲に賛同を求める。酒のせいか、異様なほど声が大きい。
そしてその力強い声に引き寄せられるように、場が沸く。そうだそうだ、脱げ脱げ、とコールが起こる。
0088ハプニング・バーでの調教  3/192014/12/28(日) 00:37:05.62ID:3uB4RwZS
 
大注目だ。特に男は、皆が瑞希の身体に食い入るような視線を浴びせていた。
潜入捜査としては好ましからざる状況といえる。
理想はカップルの一つとして場に溶け込み、誰からも注目されずに監視を続けることだ。
「ま、待ってくだ…………!」
堪らず言いかけた宗佑の腕を、瑞希が掴む。
こうして注目されてしまった以上、場の要求を拒否して余計に目立つのはまずい。
とりあえずは流れに身を任せ、飽きられるのを待つのが次善の策だ。
瑞希の鋭い瞳は、宗佑にそう訴えかけていた。
「解ったわ。脱げばいいんでしょう」
瑞希は臆した様子を見せず、凛として言い放つ。
歓声がいよいよ激しさを増した。
「おお、いいぞっ!!」
「ヘヘヘッ、こりゃあ見物だぜ。何せ、いかにも気ィ強そうな美人だからな」
「パリッとした見目だが、さすがこんなトコに来るだけはある。このアマ、変態の気があるぜ!」
下卑た声を上げながら、人の輪が狭まっていく。
宗佑には、人の悪意が八方からなだれ込んでくるように感じられた。

瑞希は目を閉じ、眉間にくっと力を込めてから見開いた。
細い指で青のカーディガンを掴み、風に舞わせるように脱ぎ捨てる。
黒いシャツも力強くたくし上げ、首から抜いて床に落とす。
続いてブラジャーのホックが後ろで外されると、零れんばかりの乳白色の乳房がライトに浮かび上がった。
スレンダーなボディラインからは想像も付かないサイズだ。
「おおっ、意外にでけぇチチしてるじゃねぇか!」
「ああ、しかも垂れてねぇぞ。こりゃあ上物だ!」
男達が色めき立つ中で、宗佑もまた動悸が早まるのを感じていた。
署内でも噂の種、憧れの的だった綾元瑞希の裸体が露わになっていく……その事実を目の当たりにして。
「………………。」
瑞希は沸き起こる歓声も、纏いつく視線をも無視し、淡々とハイヒールパンプスを脱ぐ。
続いてその指はベルトへ。
恐ろしいほどに細く絞られていたベルトが解けると、黒いボトムはふわりと柔らかさを有した。
美脚に絡ませながらそれをも脱ぎ捨て、残るはショーツと黒ストッキングだ。
ゴクリ、と何人もが生唾を飲み込んだ。それほどに、黒で縁取られた瑞希の脚線は美しい。
瑞希が膝を曲げ、ストッキングを下ろす瞬間を、場の皆が注目していた。
薄っすらと透ける黒が刻一刻と下がっていき、その分だけ艶かしい肌の色が露わになっていく。まさに、劇的だ。
丸まったタイツを床に落とし、瑞希はとうとうショーツのみの姿となる。
ここで瑞希は、初めて動きを止めた。ショーツの両側に指を挟んだまま。
そこには静かながら、かなりの躊躇が見て取れた。
「どうした、早くしろ」
急かすその声で、渋々と最後の一枚をずり下げる。
その瞬間、黒い茂みが覗いた。やや濃く、端に縮れがある。
「あーら、意外に剛毛ねぇ! こういう所に来るんだったら、あらかじめ処理しとかなきゃダメよぉ」
「どうせ自分だけはボンデージ着て、恥ずかしい所は晒さないつもりだったんでしょ。甘いのよ、新入りの癖に」
すぐに観衆の女から、鬼の首を取ったような野次が飛んだ。
瑞希は目を伏せ気味にして耐えている。
 (瑞希さん……!)
宗佑は、その姿に同情を禁じえない。
0089ハプニング・バーでの調教  4/192014/12/28(日) 00:38:45.10ID:3uB4RwZS
 
ショーツが床に落ち、ついに瑞希の裸体が衆目に晒される。
荒事を担当する刑事だけあり、その身体は機能的に整っていた。
ミラーボールのライトを浴び、裸体は赤や青、あるいは妖しい紫に染まる。
それは同時に影を生み、見事な肉体をいよいよはっきりと縁取る。
この上なく官能的な肉体美だ。
宗佑は、ストリップショーが薄暗い中で行われる理由を知った気がした。
「いいねぇ。どこにも緩みのない、見事な身体だ」
「確かにメス豚というより、女王といった風だな」
好色そうな目をした男達が、四方から瑞希の肉体を品評する。
瑞希は腰に片手を当て、軽く脚を開いて周囲を睨みつけていた。
自然にその格好ができる辺り、本当にスタイリッシュな女性だ、と宗佑は改めて惚れ直す。
しかし陵辱嗜好の人間は、また違う感想を抱くらしい。
「なにそのポーズ。新米M嬢のクセにナマイキじゃない?」
最初に声を上げたのは、ボンデージ服に身を包んだ女性だった。それに続き、別の女性達も騒ぎ出す。
集団で盛り上がる女性ほど手を焼くものはない。
「そうよ、アンタまだ女王様気分なんじゃないの?
 今のアンタは、ここで一番地位の低い奴隷なの。だったら、それに相応しいカッコウしなさいよ!」
「ほらぁ、後ろ向いてケツ突き出して、自分でアナル拡げてみな。刑務所入る前に検査される時みたいにさ!」
「そうだ、確かにそうだ!」
さらに男も加わるとなれば、あまりに多勢に無勢。瑞希は反論のしようもなかった。

「…………解ったから、騒がないでちょうだい」
瑞希は眉を普段以上に吊り上げ、拳を握り締める。
そして後ろを向くと、命ぜられた通りに臀部を突き出し、尻肉の両端に指を添えた。
菊輪は尻肉の間に挟まっていてはっきりと見えないものの、瑞希にとっては充分に屈辱的だろう。
しかし場の人間たちは、さらにその『下』を要求する。
「もっとケツ開きなよ。よく見えないじゃん」
「そうそう。カマトトぶってんじゃないよ」
一人の女が野次を飛ばし、周りの人間が乗る。
瑞希は、ギリッ、と奥歯を噛みしめる音をさせ、尻肉を掴む手に一層の力を篭めた。
すると剥き卵のような尻肉が左右に割れ、とうとう菊輪が衆目に晒される。
 (うわ……!)
宗佑は思わず息を呑んだ。
おそらくは警察の男として初めて目にする、あの綾元瑞希の排泄孔だ。
肛門に詳しくない宗佑が見ても、いかにも初々しいものだと判った。
ごく薄い桜色をした円の上に、放射状の短い皺が伸びている。
両手の指で左右に拡げられてなお、皺の中心部はわずかばかりも中を覗かせない。
「おぉ、これは……!」
「まさに菊の花だな。調教のしがいがあるというものだ」
SMに慣れた男達も同様の評価を下した。
0090ハプニング・バーでの調教  5/192014/12/28(日) 00:39:35.91ID:3uB4RwZS
 
ひとしきり肛門を評した後、さらに一堂の視線は、瑞希の後姿全体を捉える。
背中まで伸ばされた、神経質なほどストレートに手入れされた黒髪は、白い背と対照的で美しい。
まさに日本人的な美だ。
さらに、くっと締まった腰と、緩みのない健康的な臀部、そこから伸びる細い脚線というラインも見事だ。
ジーンズを穿けばさぞや映えるだろう。
その極上の下半身を前に、男達から下卑た笑いが起きる。
「ほう……ケツと脚も、いいモン持ってんじゃねぇか」
「ああ。特に、尻の肉がきゅっと締まっているのがいい。最近の奴隷は、尻のだらしない女ばかりだったからな」
「かなりスポーツをやってるらしいな。って事ァ、欲情の度合いも凄そうだ。体育会系ってのは、案外タメ込んでやがるからな」
「溜め込んでるのは、欲だけじゃないかもよ。まずは、お腹の中の物を出させましょうよ」
「賛成ー! 気の強い女を服従させるには、まず浣腸よねぇ」
場の悪意が繋がりあい、瑞希へ蜘蛛の糸のように絡みつく様……宗佑にはそれが見えるようだった。
しかし、だからといって止める事はできない。それが許される状況なら、瑞希自身がとうにやっている筈だ。
あくまで彼女は潜入捜査官。場を乱さず、耐え忍ぶ以外にはない。
「ではそろそろ、新米M嬢の調教といくかね?」
ソファでワイングラスを傾けていた肥満男が告げる。
何人かが様子を伺うように振り返ったところからして、やはりこの男の影響力は強いのだろう。
「となれば、まずは緊縛だが……君は不慣れだろうから、こちらで準備を進めよう。
 じっくり見て覚えたまえ」
肥満男は、宗佑にソファを勧めながら立ち上がった。
そして周囲の男に何か指示を与えながら、睨みつける瑞希を取り囲む。
宗佑はソファに座りながら、ただ状況を見守るしかない。

瑞希は、ガラステーブルに腰掛けたまま、男達の手で縛られ始めた。
肥満男の縄を打つ動きに淀みはなく、実に手馴れたものだ。
最初に、前へ突き出した両の手首を縛り合わせ、それを頭の後ろに持ってくる。
そこから縄を垂直に下ろし、乳房の下へ回すようにして横向けに一周させ、肩甲骨の下辺りで交差させる。
次に乳房の上をまた一周。
肩の上を経由しつつ縄を前に持ってきたと思うと、胸の谷間に捻れを作り、背中側へ縄を戻して強固に結びつける。
そうして上体をしかと結ぶと、それと連結させつつ、重ねた足首、そして腿を手際よく縛っていく。
あれよあれよという間に完成したのは、両腋をさらしたままの胡坐縛り。
縄の中にいる者にとってはこの上なく恥ずかしく、しかし見る者にとってはひどく芸術的だ。
「いつ見ても志藤さんの縛りには感心させられますな。さすがは縄師だ」
「ホント、惚れ惚れしちゃう。にしても、元々でかいチチが搾り出されて、いよいよいやらしいモンねぇ!」
「でも見てよあの顔。『それがどうした』って感じで澄ましちゃって、ナマイキ。ねぇ、はやく浣腸ぶち込みましょうよ」
見守る男からは感嘆の、女からは嫉妬の声が上がる。
 (志藤……それがあの男の名前か!)
宗佑は鼓動の早まる中、しかとその情報を脳髄に刻み込んだ。
0091ハプニング・バーでの調教  6/192014/12/28(日) 00:40:28.14ID:3uB4RwZS
 
浣腸の準備は着々と整えられていた。
木桶一杯に貼られた水へ、『グリセリン』とラベルの貼られた瓶の中身が注がれる。
次にその中へガラス製の浣腸器が浸され、空気を追い出した後、瑞希自身に見せ付けながら薬液を吸い上げていく。
瑞希はいつも通りの眉と目つきを保っているが、内心穏やかであるはずもない。
恐ろしいのは、責め手が女であることだ。
同じ女の身でありながら、浣腸という恥辱を与える事に躊躇がないのか。宗佑は心中でそう訴える。
「色々ある浣腸の中でも、屈服させるにはこれが一番効くの。何しろ、見た目のインパクトが違うもんね」
女は宗佑の心の訴えなど知る由もなく、さも愉しげに浣腸器を持ち上げた。
ペットボトル程度の大きさにも関わらず、ガラス容器というものはひどく重そうに見える。
「尻の力を抜け」
瑞希の身体を左右から支える人間の1人が、指にワセリンを付けながら囁いた。
そしてそのワセリンを瑞希の尻穴へと塗りこめていく。
瑞希は小さな反応を示したが、胡坐縛りをされた上で左右から身体を抑えられては身じろぎも叶わない。
「さぁ、入れるわよ。初めての浣腸を堪能なさい、自称S嬢さん」
女の言葉と共に、浣腸器の嘴管が菊輪を割り開く。
そして女が浣腸器の底を押すと、ちゅぅぅ、という音と共に薬液が注入されていく。
「う……っ!」
瑞希は眉を吊り上げたまま、唇の端を噛み、側方を睨みつけるようにして耐えていた。
「おお、いい顔だ!」
「浣腸されてる最中にあの表情ができるとはな。気丈な女だ」
場の興奮が増す。瑞希という獲物の気丈さが嬉しいらしい。
「あらあら、強気なこと。じゃあもう1本ぐらいイケるわよね」
責め役の女はそう告げ、再び木桶に浣腸器を浸す。そして勢いよく薬液を吸い上げ、再び肛門に突き刺した。
「ほぅら、2本目。ぬるま湯がどんどん入ってくるでしょう。出すばっかりだったお尻にね。
 …………これで1リットル。大きなペットボトル1本分よ」
女の舐めるような喋り方は、離れて聞いているだけの宗佑でさえゾクリとするものがある。
間近で、浣腸を受けながらの瑞希であれば尚更だろう。
しかし、瑞希は気丈な瞳を濁らせない。
「それが一体何なの? 案外大した事ないわね」
「あら。ふふふ、生意気。そんなに言うなら、たっぷり我慢してね。
 そうねぇ……結構濃い目に作ったし、初めてなら普通は10分なんだけど、特別に20分我慢させてあげるわ」
女はそう囁きつつ、男からダイヤのあしらわれたアナル栓を受け取った。
太さのあるものだ。それに一旦ワセリンを塗り、躊躇なく瑞希の肛門へと埋め込む。
「く、うっ!!」
これには流石の瑞希も苦しい声を漏らした。未使用の肛門を無理矢理に拡げられたのだから、無理もない。

「さあ、準備万端だ。ここまでくれば、後は待つだけだな。
 オイ、適当にカクテルを持ってきてくれ!」
ソファに腰掛けた志藤が、近くのウェイターに声を掛ける。そしてグラスが運ばれてくると、その一つを宗佑に手渡した。
「来た来た。さあ、飲みたまえ。浣腸に耐える女を眺めながらの酒は格別だ。特に、こんな別嬪ならな」
志藤は乾杯の真似をして言う。
「ええ……では、頂きます」
宗佑は愛想笑いを返しつつ、ただ瑞希を見守るしかない。
グラスを持つ手に、知らず力を篭めながら。
0092ハプニング・バーでの調教  7/192014/12/28(日) 00:41:25.14ID:3uB4RwZS
 
今の宗佑には、酒の味が感じられなかった。
あの綾元瑞希が丸裸のまま胡坐縛りを施され、晒し者になっているのだから。
捜査の一環とはいえ、それがどれほど屈辱的な事かは宗佑にも痛いほど解った。
いや……瑞希のプライドの高さは宗佑などより遥かに上だろうから、本当の所は『想像を絶する』ものなのだろう。
それを思うと、宗佑は胸が締め付けられるようだった。

「…………はぁ……はっ………………」
いつしか音楽も止み、静まり返った場に瑞希の息遣いだけが響く。
当初は口を真一文字に結んでいた彼女だが、5分が経つ頃には息を荒げ始めていた。
キリリと吊り上がった2つの眉も、その間に皺を寄せる。
便意だ。普通ならば出すだけの穴に薬液を注ぎ込まれ、便意を刺激されて苦しんでいるのだ。
「ただ待ってるのも退屈でしょう。暇を忘れさせてあげるわ」
横から面白そうに様子を伺っていた女が、つと瑞希の傍に歩み寄った。
そして瑞希の豊かな乳房を撫で、その先端を摘みあげる。
「うっ!!」
不意打ちに等しい刺激に、瑞希は声を上げた。
するとまた別の女も、面白そうに逆側の突起を弄び始める。
「う、っく…………!!」
クリクリと両側から乳首をこね回され、瑞希はいよいよ表情を険しくした。
恥辱か、苦痛か……。
 (瑞希さん……!)
宗佑が今一度グラスを握り締めた瞬間、瑞希が一度咳払いをする。
「ンッ!!」
「あら、どうしたの? 感じすぎて息が詰まっちゃった? いやらしいブタね」
胸の尖りを弄ぶ女が嘲るが、瑞希の視線は何かを訴えるように宗佑を見据えていた。
その瞬間、宗佑は思い出す。
前日の電話の中で、咳払いは互いへの合図にすると決めてあった。
単に注意喚起したい場合は咳払い1回、ターゲットを発見した場合は咳払い2回。
すなわち、今の瑞希は宗佑に注意している。
機会があれば情報収集に努めろ、と。
 (そうだ……)
宗佑も理解した。今はまさに好機。横でグラスを傾ける志藤は、間違いなくバーにおいて影響力のある人間だろう。
その人間からならば、有益な情報が引き出せる可能性が高い。
「……そういえば、前から気になっていた事があるんですが」
宗佑は意を決し、志藤に語りかけた。
「ほう、何かな?」
志藤は、興味深そうに目を見開く。
そこから宗佑は、必死にたわいもない世間話を続けた。
捜査だと疑われないよう慎重に言葉と態度を選び、核心に迫る糸口を探りに探る。
しかし。その努力が実を結ぶよりも、瑞希の限界の方が早かった。
0093ハプニング・バーでの調教  8/192014/12/28(日) 00:59:14.66ID:3uB4RwZS
 
宗佑が話している最中にも、視界の端に瑞希の苦しみようが見えていた。
「はぁーっ……はぁっ、はあっ…………はあっ、うっ…………!!」
はっきりと口を開ける喘ぎ。そこに苦しげな呻きが混じる。
冷ややかな美貌は刻一刻と汗に塗れ、額から顎から、大粒の雫が流れては滴り落ちていく。
その身体はやがて、細かに震えてガラステーブルを揺らし始めた。
「どうしたの震えちゃって? ああそっか、感じてるんだ。乳首も勃ってきたしね」
瑞希から見て左の女が、面白そうに囁きつつ胸の尖りを摘み上げる。
「っぅ!!!」
瑞希は呻きと共に片目を細めた。明らかに刺激を受けた様子だ。
よほど快感が強いのか、あるいは反応を隠せないほど、便意が強まっているのか。
「イイ反応。ねぇ、堪らないでしょう。恥ずかしい格好で縛られたまんま、おまんこをこの大人数に晒しちゃって。
 おまけにお尻の中じゃ、もううんちしたくて堪らなくって、グルグル鳴ってる。
 その上でこうやってチクビを捏ね回されたらさ、そりゃあ声だって出ちゃうよねぇ。
 むしろあんた、S女を名乗るだけあってよくガマンしてるよ、実際。
 でも…………いくら耐えたって、苦痛も快感もなかった事にはならないよ。ううん、むしろ……増幅しちゃうの」
女は蕩けるような話し方で瑞希に語りかける。
さらに、巧みに乳房の先端を刺激しつつ、もう片方の手を瑞希のアナル栓に添えた。
埋め込まれたダイヤを愛でるように数回撫でた後、中指で軽く弾く。その瞬間。
「はぐうっ!!」
瑞希から、久方ぶりにはっきりとした声が発せられた。
その声は、周囲の談笑をピタリと止め、宗佑の言葉をも途切れさせる。
1秒の沈黙。それを破ったのは、栓を弾いた女の嘲笑だった。
「あはっ、あっはっはは!!! なによ、いい声がでるじゃないの。さてはあんた、もう本当に限界なんでしょう」
女は言いながら手をスライドさせ、瑞希の尻肉に添える。
女の笑みが深まった。
「ふふん、やっぱり。ビクッ、ビクッ、ビクッ、ビクッて、すごい速さで強張ってる。
 いま栓を引き抜いたら、すぐに噴き出すんでしょうねぇ、S女さま?」
その言葉通り、瑞希の太腿は鼓動よりも早いペースで強張っているのが視認できる。
その強張りは肛門栓を中心として収縮し、菊輪の皺を伸ばしてはひしゃげさせる。
改めて見る瑞希の顔はすっかり汗に塗れ、歪み、まさに限界の様相を呈していた。
ただでさえ初心者にはつらい浣腸であった事に加え、肛門栓への刺激が止めを刺したのだろう。
「も、もう無理よ…………!!」
瑞希は心から口惜しげな声色でそう呟いた。
すっかり責め役として定着した左右の女が、目を合わせて嗤う。
「あら、弱音吐いちゃって。でもまぁ、しょうがないか。初心者なら10分もたない濃さの薬液で、もう15分ちょっとだしね」
「そうね。ねぇ、どうします先生? ここでぶちまけさせるか、向こうでさせます?」
女は嘲笑いつつ、志藤に呼びかけた。志藤は肉のついた顎を撫でる。
「そうだな……皆が皆、スカトロがいける口というわけでもないだろう。とりあえず、向こうでさせたまえ」
重厚なその声が決定意思となり、数人の男の手で瑞希の身体が持ち上げられる。
そして彼女は運ばれた。宗佑の縋るような視線が届かない、舞台裏へ。
0094ハプニング・バーでの調教  9/192014/12/28(日) 01:00:26.31ID:3uB4RwZS
 
「……なるほど。では大学のサークルで見かけた時点で、一目惚れしていたという訳か。
 なんとも初々しいものだな」
志藤は肥満腹を揺らして笑う。
「ええ、一目惚れでした」
宗佑は、瑞希との馴れ初めについての作り話を続けながらも、意識の半分は耳に集まっていた。
舞台袖の隠れた部分から、おぞましい音が漏れ聞こえている。
ぶっ、ぶびいっ、という音に続き、女の嘲笑が沸き起こる。
「うわぁ、出た。でも、この量で全部ってワケじゃないでしょう。たっぷり入れて貰ったんだものね。
 ホラどうしたの? 私達にしか見えてないんだもの、思いっきりなさいよ」
「そんなに力まないの。うんちって、本当はとても気持ちがいいのよ。余計なことは考えなくていいの。
 じゃあこうして、手で目を覆ってあげるわ…………安心して、集中できるでしょう?」
「あははっ、出てきた出てきた。ねぇ解る? いま、腰が小さく2回跳ねたの、それ、ゾクゾクしたからよね?
 あなた、立派なMの資質があるわ」
様々な女の声が、哀れな排泄姿を晒す生贄に浴びせられる。
「それで…………あー……えっ、と…………」
それを耳にするたび、宗佑はつい志藤との会話から意識を外してしまう。
しかし志藤自身、そうした宗佑の上の空ぶりを愉しんでいる節があった。
 (…………何が可笑しいんだ)
宗佑は、その底意地の悪さに内心で憤る。
そして同時に、この倒錯的な状況下、徐々に勃起しつつある自分をも嫌悪するのだった。

「ふむ、良い表情になったな?」
瑞希が再びガラステーブルに戻されると、志藤はそう告げた。
舞台裏で相当な恥辱を味わったのだろう。瑞希の顔は、キリリとした眉をそのままに、赤く染まっていた。
「まさかとは思うが、排泄で感じたのか」
「……ふざけないで、そんな訳ないでしょう」
瑞希はあくまで頑なな態度を貫く。それがかえって、場を興奮に導くのだが。
「なるほど、ではじっくりと開発する必要があるようだな」
志藤はそう言いながら、宗佑の肩を叩いた。宗佑が振り返ると、志藤の顔が歪に歪む。
「さあ彼氏くん、出番だ。頑なな彼女のアナルを、君がほぐしてあげたまえ」
「えっ……!?」
その言葉に、宗佑は息を呑む。確かにここはSMバーだ、アナルプレイも特別な事ではないのだろう。
しかし、設定上でこそ恋人とはいえ、綾元瑞希の肛門に触れるなどあまりに畏れ多い。
刑事課のマドンナなのだ。宗佑の先輩も、上司も、その心中では瑞希を意識しているようだった。
その相手に。
ごくり、と喉が鳴ったのは、宗佑自身も無意識だった。
「どうした、そう緊張することもあるまい。君は彼女から、そうした事をされるためにここへ来たんだろう?
 その立場が少し変わるだけだ」
「なんなら、俺らが代わってやってもいいぜ?」
「そうだ。俺は慣れてて上手ぇからよ、カノジョが別の男の指でヒイヒイ言ってんのが見てぇってんなら、任せなよ」
志藤の言葉に続き、別の男達も宗佑に言葉を投げかける。
その異様な熱気に、宗佑は今一度生唾を呑み込んだ。頭の中がグルグルと混乱する。
「…………やりなさい」
宗佑の混乱を解いたのは、瑞希当人の声だった。
驚いて宗佑が顔を見やると、瑞希は厳しい表情はそのままに、何かを訴える目をしている。
場に逆らうな。おそらくは、そう言いたいのだろう。
そんな目をされては、宗佑もさすがに退く事はできない。
「わかりました」
宗佑の一言で、場はわっと沸いた。心臓を震えさせるのに充分な盛り上がりだった。
0095ハプニング・バーでの調教  10/182014/12/28(日) 01:02:35.28ID:3uB4RwZS
 
ゴクリ、と宗佑は、何度目になるか解らない生唾を呑み込む。
宗佑は瑞希を見た。胡坐縛りにされた美しい脚。その中心に息づく、排泄でほんの少しだけ口を開いた肛門。
それは何とも愛らしく、慎ましい。
「失礼します」
宗佑は一声掛け、瑞希の白い太腿に触れた。
驚くほど肌触りがいい。肌の曲がり角は過ぎているはずなのに、充分に瑞々しい。
刑事課に配属されて以来宗佑が女日照りである事を抜きにしても、圧倒的に『女』を感じさせるものだ。
手の平で少し押し込めば、しっとりとした肌は内に沈み、肉の感触をもたらしてくる。
柔らかくも、密だ。ナイフでさくりと切れそうな柔さと、強靭なバネを思わせる弾力が共存している。
瑞希は武闘派としても名を馳せる女刑事だと聞くが、なるほどこの脚か、と納得させられてしまう。
宗佑の鼓動が早まった。
一度触れてしまえば、内から男の欲が滲み出てくる。
 (すみません……!)
心中で瑞希に謝罪しつつ、宗佑は行動を開始した。
太腿から手を滑らせて、瑞希の腰を掴み、手前に引き寄せる。
「!!」
瑞希の小さな反応があった。それもその筈。
胡坐縛りで腰を引き寄せられるという事はつまり、性器と肛門をまっすぐ正面の男に晒すという事だ。
胡坐を掻く格好で足首を縛られた
「お、ちゃんと舐めやすいポジションにしやがった。結構ヤる気だぜ、あの坊や」
「うんうん。見た目ボンボンっぽいけど、只のいい子ちゃんがココへは来ないだろうしね。
 内にはどんな獣を飼ってるのか、愉しみねぇ!」
ギャラリーの煽りも、高揚した今の宗佑にはさほど苦痛ではない。
 (いいさ。場に溶け込めているって証拠だ)
そう自分自身を納得させながら、宗佑は瑞希の肛門へと顔を近づける。
ふうっと肉の匂いがした。出所は瑞希の秘裂だ。
どれほどの美女であろうと、生物は生物。内臓の入り口が匂わない道理はない。
その匂いも決してきついものではなく、いやらしく鼻腔をくすぐって欲情を煽ってくる。
あの綾元瑞希の“おんなとしての”匂い。そう意識したとき、宗佑は逸物が7分ほど勃ち上がるのを感じた。
宗佑の指は知らず尻肉を掴み、左右から肛門を押し開く。
そしてその中心、ごく薄い桜色をした円の上に、放射状の短い皺が伸びる部分へと口をつける。
「ん!」
小さな声がする。その声は、宗佑が舌で皺をひと舐めすると、もう一度同じ音色で繰り返された。
排泄の穴に味はない。ただ舌先に、皺のざらりとした感触が残るばかりだ。
にもかかわらず、宗佑は一心に皺を舐り続ける。建前は、アナルを解すため。本音は、瑞希の反応が気になるからだ。
皺の一本一本までを舌先でなぞるようにしつつ、10回ほど時計回りに舐め回す。
そうしてわずかにほぐれた穴の中へ、舌を入り込ませる。
びくり、と小さく瑞希の脚が強張った。
0096ハプニング・バーでの調教  11/182014/12/28(日) 01:03:32.84ID:3uB4RwZS
 
「へー、意外と丁寧じゃん。でもカノジョ、澄ました顔しちゃってるよ。あんた男のクセに甘く見られてんのよ」
「ま、普段S気取ってリードしてる相手に無様は晒せねぇよな。でも、それを突き崩すのがSMの醍醐味だからよ」
「そうそう。ほらカレシ、変化つけなよ。もっと深く舌入れたり、おっきく穴全体を舐めてみたり、息噴きかけてみたりさ」
「菊輪を甘噛みすんのもいいみたいよ。上手くやれば、アナル舐めだけで男を射精させられんだから。頑張れ」
ギャラリーは様々なアドバイスを宗佑に送る。宗佑はそれを黙々と実践した。
顔を左右に傾けながらグリグリと舌を送り込み、腸壁のやや深い部分を舌で舐め回す。
少し舌を下げつつ、菊輪を甘噛みして咀嚼するように刺激する。
一旦口を離し、息を吹きかけて微かに責めつつ、アナル全体を下から上へ、上から下へ、ベロリと舐める。
それら全てが、かすかながら瑞希に反応を示させる。宗佑には手の平越しにそれが良く伝わってきた。
「お、上手い上手ーい。けっこ物覚えいいじゃん、この子犬系カレシ」
「多分、普段から熱心に奉仕してくれるんだろうね。あ、ホラ見なよ、あの女ちょっと気持ち良さそうな顔してる」
その声に宗佑が顔を上げると、確かに瑞希の顔には羞恥の色が見えた。
「次は指を入れてみたまえ」
志藤が告げる。宗佑は振り返って返事をし、中指をやや拡がった瑞希の肛門に宛がう。
「いきます」
一声だけをかけ、ずぐりと挿し入れた。
「!!」
同時に、指の腹が締め付けられる。瑞希の括約筋は相当に強いようだ。
しかし抵抗も入り口部分だけで、そこさえ通り抜けてしまえば、後はスムーズに進む。
指先を曲げればすぐにしっとりと濡れた腸壁に当たった。生暖かなその柔肉は、瑞希の内臓なのだ。
宗佑はまたしても生唾を呑み込みながら、中指で肛門内を弄り回す。
瑞希は羞恥の色を頬に浮かべつつ、視線を泳がせていた。
一見、指責めに戸惑っている風だが、本当の所はターゲットである瀬尾の姿を探しているのだろう。
 (瑞希さんだって、この状況でもちゃんと自分の仕事をこなしているんだ。
  …………僕も、やれるだけはやろう。今は、場に馴染むことだ)
宗佑はそう誓い直し、中指と薬指、2本指を用いて肛門嬲りに没頭する。
場を盛り上げるため。志藤を初めとする人間達に、好意的に迎え入れられるために。
ぐぷっ、ぐぽっ、ぬるっ、ぐぷっ…………。
延々と続く指責めは、淡々としながらも間違いのない効果をもたらしている。
事実、初めの頃はまだギシギシと固かった瑞希の肛門も、終盤には舌の上で蕩けるのではという柔さになっていたのだから。

「…………ふむ、だいぶ解れたらしいな。いい所だが、今日はこの辺りにしておくか。
 あまり一気に調教しようとしても上手くはいかんからな、続きはまた次回としよう」
指責めがひと段落した頃、志藤が間を見計らったように告げる。
ホールに散った他の人間達も、瑞希の姿を肴に各々愉しみ終わった様子だ。
「できればまた明日も会いたいものだ、強情なお嬢さん?」
志藤は、手際良く瑞希の縄を解きながら告げた。
「男の誘いは聞き飽きたわ。明日来るかどうかは、私の気分次第よ」
瑞希はうんざりした様子で肩を回す。
その手首や腿にくっきりと残った縄痕が、宗佑の胸をチクリと刺した。
0097ハプニング・バーでの調教  12/182014/12/28(日) 01:05:37.86ID:3uB4RwZS
 
「今日は、瀬尾は現れなかったようね。張り込み係を残して解散しなさい」
バーから出た瑞希は、外で待機していた私服警官達に指示を出す。
「は!」
若き警官達はキレのいい返事を返すが、その視線は瑞希の身体を盗み見ていた。
回収したストッキングが見事に伝線してしまっていたので、今の瑞希は生脚だ。
そしてその美脚には、縄で縛られた痕がくっきりと残っている。
瑞希は何でもない風に振舞っているが、当然自分の状態に気付かない筈もない。
宗佑は、その様が居たたまれなかった。
「ごめんなさい、生田」
しかし意外なことに、その瑞希自身が宗佑に歩みより、抑え気味の声で謝罪する。
「え?」
「…………その、お尻を舐めたり、指を入れたりして。あの状況では仕方なかったとはいえ、嫌だったでしょう」
「あ、いえ、あの!」
宗佑は答えに窮した。正直に興奮したとは言えない。
「それより僕は、綾元先輩の事が心配です。これからどうなるか…………。もう、やめますか?」
宗佑がそう言うと、瑞希は毅然とした瞳を戻して首を振る。
「いいえ。あんな事までやらされると判っていながら、他の婦警に身代わりをさせる訳にはいかないわ。
 …………それと、出来ることなら、これからも生田に相手をお願いしたいの。あまり、刑事課の他の人間に知られたくないもの」
言葉の前半は刑事としての正義感に溢れ、後半は一人の女としての弱さを見せる。
それを見ては、宗佑とて退けない。退けるわけがない。
「解りました!」
宗佑がはっきりそう答えると、瑞希の眉がほんの少し下がった。少なくとも宗佑にはそう見えた。
「ともかく、今日はお疲れ様。明日は、なるべく腸を綺麗にしてくるわ」
瑞希はそれだけを言い残し、背筋を伸ばした凛とした姿勢で立ち去る。
その後姿を見送りながら、宗佑はひとつ深呼吸をした。
明日も、明後日も、その次も。瀬尾に辿り着くまで、今日のような事が続くのだ。
宗佑は瑞希を心配すると同時に、ひどく火照る自分を感じていた。
0098ハプニング・バーでの調教  13/182014/12/28(日) 01:07:16.88ID:3uB4RwZS
 


次の日もまた、瑞希と宗佑はバーを訪れた。
瑞希への恥辱の調教が行われると解っていながら。
「…………っは、はぁっ……はあっ…………!!」
瑞希の荒い息遣いが、ギャラリーの中心で繰り返される。
この日も浣腸から始まった。ただし前日とは違い、エネマシリンジを用いての注入だ。
ガラスボウルになみなみと作られた溶液をたっぷりと注がれた。少なく見ても1リットル以上の量を。
当然、瑞希は苦しむ。便意に加え、大量の水によって腹部の圧迫されるためだ。
その美しい裸体は、昨日と同じく見る者を虜にする。
今日は茂みもきっちりと手入れされており、いよいよ洗練された裸体に映った。
しかし、志藤の表情はどこか冷ややかだ。
「…………おい」
短く呼びかけて瑞希に顔を上げさせてから、志藤は続ける。
「今日はここで出してみろ」
「…………何よ、どういうつもり? スカトロはご法度なんじゃなかったの?」
瑞希は苦しげに下腹部を押さえながら問うた。しかし志藤は答えない。
同時に女の1人が、薬液の入っていたガラスボウルを瑞希の下に滑り込ませる。
「ッ…………ふん……救えない変態ばかりね」
すでに便意の限界である瑞希は、不満を漏らしつつも逆らう術がない。
仕方なくガラスボウルを跨ぎ、床に両手をついて息む。
 (綾元先輩……っ!)
宗佑は思わず目を細める。しかし決壊には間に合わない。
汚辱の音と共に、水が勢い良くガラスボウルに叩きつけられていく。
しかし……その水に汚れはない。宗佑がどれほど目を凝らしても、透明な水だ。
「やはりか」
志藤は、若干の苛立ちを含ませて呟いた。
「お前の性格からして、今日はあらかじめ腸を洗浄してくると思ったよ。陰毛もきっちりと手入れしてきたしな。
 だが、浣腸は汚物が漏れるかもしれんという恥じらいがキモだ。その行為は裏切りにも等しい。
 これは、仕置きが必要だな」
志藤の一声で、場に妙な空気が流れ始める。獲物を囲む獣のような、不穏な空気が。
「そうですね。じゃあ今日は、これを塗ったまま放置しちゃおうかな」
女の1人がそう言って、チューブ入りの軟膏のようなものを取り出す。
その一方で別の男達が、瑞希の身体の自由を拘束帯で奪い始めた。今日は縄ではなく、エナメルのボンデージだ。
「離して!」
瑞希は不自由な姿勢を嫌がり、神経質なほどのストレートヘアを乱して抵抗する。
それを数人の男が押さえつけて拘束していく様は、実に犯罪的だ。
結果として瑞希は、両の肘と膝だけで床を這う、屈辱的な格好を取らされてしまう。
「いいザマねぇ、S女さま」
見るからに意地の悪そうな細目女が、瑞希の背に片足を乗せて告げた。
瑞希が鋭い視線で見上げると、面白そうに笑いながら足をどけ、瑞希の尻側に屈みこむ。
「おまけにナマイキ。イラッときたから、もう多めに塗っちゃお。いいよね志藤さん 」
女はそう尋ねながら右手にゴム手袋を嵌め、左手に握り締めたチューブの中身を指先につける。
「な……何を!?」
宗佑は不安を感じて立ち上がるが、志藤の手がそれを制した。
「仕置きだと言っただろう。今日は、君とて手出し無用だよ、彼氏クン」
ガマガエルを思わせるその不気味な迫力は、宗佑から抵抗の機会を奪い去る。
0099ハプニング・バーでの調教  14/182014/12/28(日) 01:09:11.20ID:3uB4RwZS
 
「っ!」
チューブの中身が瑞希の肛門に塗り篭められる瞬間、瑞希が顔を顰めた。
明らかに強い刺激を受けた様子で、素早く後ろを振り返る。
「ふふ、効くでしょ? それねぇ、時間が経てば経つほど、どんどん辛くなってくのよ」
女はいよいよ下劣な表情を作りつつ、執拗にチューブから何かを搾り出しては瑞希の肛門に塗り重ねていく。
6度ほどそれが繰り返され、ようやくにして女は瑞希を解放した。
「さぁて、下拵え終了。さ、皆で見よ。このナマイキ女が、品なく身悶えるとこをさ!」
悪意に満ちた口調で告げられる言葉。その意味は、それから10分もせぬうちに明らかとなった。

「んくっ…………くっ、くう、うっ…………!! んぎっい、いい、いいっ…………!!」
瑞希は美貌を歪め、歯を食い縛って何かに耐える様子を見せ始める。
発汗が滝のようにひどい。常にクールな印象のある彼女が、それほどに苦悶を露わにするとは。
「あ……あれ、肛門に塗った物のせいですよね。一体、何なんですか!?」
堪らず宗佑は志藤に問うた。志藤は瑞希の苦悶を見下ろし、ようやくに少し機嫌を直したようだ。
「あれか。何、山芋並みに痒みを与えるゼリーだ。本物の山芋と違って、皮膚がかぶれる心配もない」
志藤のその言葉を聞いてから瑞希を見れば、確かに相当な痒みに耐えているように見える。
背中や肩がひどく強張り、拘束された手足の先は、空を掻き毟るように五指を蠢かせている。
体中の異常な汗も、山芋を肛門に塗られて放置されているのであれば納得だ。
「ひっぎいいぃいい゛い゛っ、かっ、かゆい…………がゆいいいいい゛い゛い゛っっ!!!!」
30分が経過する頃、瑞希はとうとう彼女らしからぬ裏返った声を上げ始めた。
目は見開かれてはきつく閉じられ、口からはダラダラと拭えない唾液を零し、あげくに鼻水まで垂らしている。
今の顔を写真に収めて彼女のファンに見せても、雰囲気の似た別人だと思われるだろう。
「アハハハッ、いいザマ。まるで芋虫みたい!」
「芋虫っていうか、これ品がない売春婦の腰つきじゃない? ヘコヘコして、ほーんと下品!」
「だよねー。おまけに浣腸も耐えられない、この薬も我慢できない。おまえって、案外だらしない女ね!」
ギャラリーは、醜く苦しむ瑞希を散々に笑い者にする。
「くっ……!!」
宗佑は奥歯を噛み締めた。それを横から覗く志藤は、満足げな笑みと共に口を開く。
「ふふ、大層な苦しみようだ。そろそろラクにしてやるとしようか。なぁお前達」
志藤が視線を向けると、瑞希を取り囲む女達が笑みを深めた。
「はぁい。じゃあ…………ねぇ変態女、そんなにシてほしいんなら、可愛がってあげる!」
女は、球の連なったようなディルドウを瑞希の肛門に宛がい、一気に押し込んだ。
「んんっぐぅう゛う゛っ!!!」
その瞬間、瑞希から低い呻きが漏れる。苦しみ一杯という風の声だ。
「やだ、きたない声。気持ちいいんなら、もっと気持ち良さそうな声出しなよ」
女はさらにディルドウを押し込み、引き抜き、また押し込む、と繰り返す。
「んあ、あぐっ……くぁああっ、ああ゛…………んぉおおお゛お゛うっっ!!!!」
瑞希から漏れる声は、いよいよ獣じみたものになっていく。それに呼応するように、周囲の盛り上がりも増す。
「うっへ、すげぇ声。限界まで痒い肛門を抉られたら、こんな声出んのか?」
「やだ、一緒にしないでよ。こいつが特別に変態なだけ。ふつう女の子が出す声って、『キャー』とかでしょ」
ギャラリー達は口々に罵りながら、瑞希の肛門を責め立てた。
瑞希は激しく身を捩じらせ、苦痛とも悦楽の極みとも取れる声を上げ続ける。
「んおぉおお゛お゛お゛っ!!!!」
やがて、一際尋常でない声と共に、とうとう瑞希は失禁を晒した。夥しい量の黄色い水が、床へ飛沫を上げる。
「ははは、とうとう漏らしやがった。完全にアナルで感じちまったか、この女!」
「あ、ホントだ、肛門拡がってるし」
「まだヒクヒクしてるね、物足んなそう。もう一回漏らすまでやる?」
瑞希の恥を前に、責め役の女達はますます活気を増していく。まるで、獲物を囲んで宴を催すかのように。
0100ハプニング・バーでの調教  15/182014/12/28(日) 01:17:22.68ID:3uB4RwZS
 


それからというもの、瑞希は様々な道具でアナル性感を開発され続けた。
ある時は、大股開きで手首足首を左右でそれぞれ結ばれたまま、アナルパールを丹念に抜き差しされた。
場所は一堂の視線に晒されるお立ち台だ。
その周囲にはイチヂク浣腸が転がっており、すでに浣腸が施された事を物語る。

「ほぅら、感じてきたんでしょう。みんなの前でおまんこ丸出しにして、うんちしてる気分だものね。何回も、何回も。
 もっと太いのにしてあげるわ。どう、根元に向けて太くなっていくけど、最後の方は凄いでしょう。
 今までとは比にならないほどに凄いわよ。入れるときも、ひり出す時も……」
瑞希を責めるボンデージ姿の女が、舐めるような声で囁く。
垂れ目やアヒル口はいかにもM嬢という風だが、不思議に責めている姿も堂に入っていた。
「さぁ? 別に……何も感じないわ」
瑞希はあくまで冷静に返すが、その額にはうっすらと汗を掻いている。
「まぁた強情張って。大体、アナルに興味がないなら、こんなに毎日来ないでしょ。お尻を虐められるって解ってるのにさ」
「私がここに通うのは、一日も早くS嬢になって、お前たちに仕返しをするためよ。
 受けた屈辱は必ず返すタイプなの、私って」
「あら、大層なこと。でもアナルパール抜き差しされて、ケツ穴ひくつかせながら格好付けられてもねえ。
 おまんこの奥だって、そろそろジュンと熱くなってきてる頃でしょう?
 今日はいろんな道具使うから、最後にはあんたもきっと蜜が零れちゃうわ。
 女には前立腺こそないけど、子宮口の裏とか、側面辺りを柔らかく擦り続けられると……案外グイグイ逝けるの。
 実はアタシも、ここで覚えこまされてさ……。んああーっ、んああーってスゴイ声上げながら、潮噴きまくっちゃった。ホントよ?」
女はそう言いながらアナルパールを引き抜く。
粘液のたっぷりと纏いついた胴体を瑞希にしばし見せ付けてから床に置く。
そして次に、湯の張られたトレイを引き寄せた。
湯の中から取り出されたのは、ステンレス製のアナルボールだ。
「これはね、ロリポップっていうの。飴みたいで可愛い名前でしょ。
 でもねぇ、こうしてお湯に漬けといたアツアツの状態で、肛門の深くを抉られると……すっごいよ?」
女はそう言いながら、ステンレスの球部分を肛門へと押し付ける。
そして内部へと侵入させ……奥へ至る頃、瑞希の背がビクンと跳ねた。
「……はあ、うっ!!」
「そうそう、その声。解るなあ。お腹の深い部分に、ジュワーって焼き鏝でも押し付けられたみたいなんだよね。
 最初はビックリして脚バタつかせちゃうんだけど、よくよく味わってみると、すっっごく気持ちいいの。
 ロリポップって、持ち手が細いからこっちも動かしやすいし、先っぽだけはちゃんと質量あるしね。
 これでグリグリ奥を弄られ続けると、そのうち結腸を物が通り抜けるだけで、フワーッて腰が抜けちゃいそうになるのよ」
女は唄うように語りながら、ロリポップを様々に蠢かす。
バーの客達は、各々に酒の満たされたグラスを手にしながら、淫靡なレズビアンショーに見入っている。
それは宗佑も同じだ。周囲から出来うる限り情報を集めつつも、その視線は事あるごとに一方向へ吸い寄せられていた。
0101ハプニング・バーでの調教  16/182014/12/28(日) 01:19:22.46ID:3uB4RwZS
 
やがてお立ち台には数人の女が上がり、様々に瑞希を責め始める。
女としての快感だけでなく、女としての恥辱をも知り尽くした同性だ。その責めには容赦がない。
「あー、出てきた出てきた!」
今は、ガラス浣腸器で大量のぬるま湯を注いだ後に、ロリポップで内部を掻き回している所だった。
ロリポップを引けば、小便のように湯があふれ出し、押し込めば止まる。
それをまるで玩具でも扱うように、繰り返して遊んでいるようだ。
瑞希からすれば、陰湿な同性によって排泄を完全にコントロールされているようなものだ。堪らないだろう、と宗佑は思った。
ひとしきり排泄を終えれば、次にはロリポップを半ばほどまで挿入して放置されることもあった。
そのまま乳房などの性感帯を刺激し、肛門に刺さったガラス棒が上下に揺れるさまを観衆の笑いの種とするために。
かなり長い間、瑞希はその恥辱にも涼しい顔を保っていた。
しかし、呆れるほど執拗に責められ、恥を晒させられるうち、次第に羞恥を隠せなくなってくる。
「ほら。恥ずかしい顔を、ちゃんと皆に見てもらいなさい。皆が、お前のあさましい顔に注目してるんだから」
瑞希が堪らず俯くと、必ず女の誰かが顎を上げさせた。
「か……勝手に、見ればいいわ」
瑞希は視線を横向けたまま告げる。
「またそんな強がっちゃって。でーも、しっかり感じてるんでしょう? こんなに硬くしちゃって。皆に丸見えよ」
女は手馴れた様子で、瑞希の陰核を指先でトントンと叩く。場の視線が瑞希の秘所へと集まった。
「………………っ!!!」
瑞希は両脚を強張らせ、注目への抵抗を示す。しかし大股開きで拘束されている以上、隠す事が出来ようはずもない。
ただされるがままに、己の最も秘匿すべき部分を晒され、弄ばれるしかなかった。

この日はディルドウ類に留まらず、初の異物挿入も行われた。
三角木馬に跨らされたまま、ゆで卵大の玩具を5個も6個も挿入される。
「ん、んんぐぐ、うっう゛…………!!」
「ほーら、ケツの力抜きなって。次で最後なんだからさ」
木馬の上で苦しむ瑞希の後ろから、女達がローション塗れの玩具を押し付ける。
そうして無理矢理に押し込み、排泄させ、また押し込む……この繰り返しだ。
三角木馬の背で秘裂と陰核を刺激されながら、公衆の面前で幾度も排泄を晒すに等しい。
この事実が、抜き身の女であったあの綾元瑞希にどれほどの影響を与えたのだろう。
宗佑はそう考えずにはいられなかった。瑞希の股座から、愛液が伝い落ちるのを発見して以来は。
「はははっ、コイツ濡れてやがるぜ!」
「なにがS女だよ、ドMじゃねえかこいつ。おおすげぇ、ドロドロだ。こりゃ、相当前から濡れてやがったな!」
愛液の件はすぐに別の人間にも知られ、更なる笑いの種となる。
瑞希の口元が噛み締められる様が、宗佑には不思議にはっきりと見えた。

その夜、バーを出る瑞希に土産が付けられた。
特殊な鍵付きの貞操帯。アナルの中に3個のローターを埋め込んだまま、外せなくする悪意の下着だ。
「今日も、瀬尾はいなかったわ。でもそろそろ、現れてもおかしくないタイミングよ。各自、気を引き締めなおして……」
外で待機している警官に指示を出す間も、瑞希のズボンからはブーンブーンと音が漏れてしまっている。
少なくとも宗佑にはそう感じられた。私服警官達がそ知らぬ顔をしているのが、逆に不気味なほどだ。
「では、これで解散よ」
そう言い残し、瑞希は足早に場を立ち去る。宗佑はどうしても心配になり、密かにその後を追った。
そして、彼は目撃する。工事現場脇のフェンス。そこに瑞希が指でしがみ付き、寄りかかる所を。
「はぁっ、はぁっ…………はぁっ…………」
ひどく息が荒い。日常生活ではあまり聞かないほどに、艶かしい発情の吐息だ。
「あ、あ…………っふ」
宗佑が電柱に隠れて見守る中、瑞希はついに内股になり、膝同士をすり合わせ始める。
 (イッてるんだ……)
宗佑はそう確信した。あの厳しい見た目で知られた綾元瑞希とは思えぬ痴態。
瑞希の肉体は、着実に変えられつつあった。
0102ハプニング・バーでの調教  17/182014/12/28(日) 01:20:19.09ID:3uB4RwZS
 


「ほら、もっと素直に喘いでみなよ。感じてるのは、皆わかってるんだから」
意地の悪そうな女が、瑞希の耳元で囁く。
「あ……あああ、ふぁっ…………あくっ、あ…………っあ」
瑞希は上ずった声を上げなが天を仰いだ。
身体はしっとりと汗ばみ、乳房はふっくらと豊かに膨らみ、一見して性感が目覚めているのだと判る。
そしてその肛門からは、ビニールに包まれた固めのゼリーが、ゆっくりと排泄されていた。
幾度も幾度も繰り返させられる排泄。それが瑞希に悦楽を齎している事は、もはや疑う余地もない。
びちゃりと音がし、長大なゼリーが床に落ちる。腸に詰まっていた事が信じがたいほどの長さだ。

「ふふ、濡れ濡れ。準備オッケーだね」
瑞希の両側に立つ女達が、秘裂を開きながら笑った。
瑞希を調教するのは主に女だ。妖艶なレズビアンショーは人気があるし、一応は宗佑に配慮しての事かもしれない。
「じゃ、今日もこれ使おっか。アンタの大好きな、極太ロリポップ」
女はそう言いながら、再度ロリポップを取り出した。
今度の物は、以前よりも球が大きい上、全体に長く、反りも強い。まさに上級者向けの代物だ。
「はぁっ……はっ…………好きと言った覚えはないけど…………勝手にすればいいわ」
瑞希は荒い息を吐きながら、鋭い瞳でロリポップの持ち主を睨む。その気丈さに、ホールからは歓声が沸いた。
「言われなくても使うってば」
1人が苦笑し、別の1人が鼻で笑う。
「ていうかアンタ、昨日これ使って、自分が最後どんな風だったか覚えてないわけ?
 ボヤーっとした目して、いくぅいくぅー、て10回ぐらい繰り返してたじゃんか。
 いくら1時間くらいこってり仕込んだからって、記憶まで飛ばしてんなよな。ま、今日はそれ以上いくけど」
その言葉に、瑞希の表情が強張った。しかし、それで責めの手が休まるはずもない。
女達の手馴れた動きで、大振りのロリポップは瑞希の腸深くまで送り込まれる。
「ほーら、ここが直腸の奥……っで、こっから…………はーい、S字結腸に嵌まりましたァ」
場にいる人間と瑞希自身に知らせるように、ロリポップを持つ女が叫ぶ。
「ん、んんんっ…………!!」
瑞希は何とも苦しげな、そして悩ましげな声を上げて腰をくねらせる。
その様子だけで、どれほどS字結腸に球を引っ掛けられる事が異様な事なのかが窺えた。
「じゃあいつもみたいに、ゴリゴリ可愛がってあげる。今日は何分、人間の顔保ってられるかなぁ、S女さん?」
底意地の悪さを隠そうともせず、女は嗤う。そして肩を回した後、ゆっくりとロリポップを蠢かし始めた。
0103ハプニング・バーでの調教  18/182014/12/28(日) 01:20:53.89ID:3uB4RwZS
 
「あ、あっああ!! んぁぁあっ、ふあっ…………はぁあっ、あ……ふう゛うーーーーっ!!!」
衆人環視の中、瑞希は艶かしい呻きを上げ続ける。
その両脚は2人の女によって掴まれ、開脚を余儀なくされていた。
「私、S字結腸弄くり回されてる自称S女の脚掴むの、好きなんだよねー。
 Mって自覚してるコより、ずっと反応がいいんだもん。ほぉら、またビクってなった。もうすぐイッちゃうね。ねぇ、イクでしょ?」
その2人もまた、絶え間なく言葉責めを囁きかけていた。
「はーーっ、はぁっ……あ、ああぁぁあっ………………」
それは瑞希の強気の視線を曇らせ、惑わせる。心の奥まで染み透っていくかのように。

その日の帰り際。
荒い息で私服警官達に指示を出し終えた瑞希は、踵を返す動作の中でふらりとよろめく。
「大丈夫ですか!?」
すぐに抱きとめた宗佑も、もはや掛ける言葉が見つからない。
「何も言わないで…………お願いよ」
瑞希は宗佑の腕の中で懇願した。
濡れきった瞳。今日はジーンズだが、その中もまた、ショーツから溢れる愛液で濡れ光っていることだろう。
宗佑には、それがはっきりと理解できた。
瀬尾はまだ姿を現さない。この付近の捜査網にも掛かっていないようだ。
果たして瀬尾の居所を突き止めるのが先か、それとも瑞希が完全に作り変えられるのが先か。
それはもはや、全く読めなくなっている。

 (綾元先輩。頑張って…………どうか頑張ってください…………!!)

寝息を立て始めた麗人を抱えながら、宗佑はただ、乾いた唇を噛み締めるしかなかった。



                          終
0104名無しさん@ピンキー2014/12/28(日) 01:41:56.38ID:V1BwQdCe
GJ!

排便シーン省略で
擬似排泄プレイ多めなのが大変よかったです。

長いゼリーをひり出さされるプレイが特にいいので
出し切る寸前で腸内に押し戻されてはまたひり出すのを
延々と繰り返させられる妄想が捗りました。
0105名無しさん@ピンキー2014/12/28(日) 10:45:39.53ID:tFB3/hyW
いいね
初めて肛門を舐められて感じてしまうところが好き
この二人には最終的に幸せに結ばれて欲しい
0106名無しさん@ピンキー2014/12/29(月) 23:34:36.87ID:Y35AU4jx
幸せに結ばれた後の
幸せな性生活にも思いを馳せてしまうw
0108名無しさん@ピンキー2015/01/02(金) 22:38:19.23ID:c+/oBxjQ
小ネタ『結腸ホール』

任意の人間の結腸とリンクさせる事ができる、小さなオナホール状の謎道具。
ある陰湿な女がこの道具を手に入れて、クラス一の美少女(好きな男子を取られた嫉妬相手)のS字結腸にこの道具をリンクさせる。
そして授業中や休憩時間、家に帰った後とか深夜とか、時間を問わず狂ったようにホールを指で弄くり回す。
これのひどい所は、トイレの最中とか食事中とかでも、常に刺激が続くこと。
特にトイレの時は、実物がでる快感とホール越しの刺激が同時に襲ってきて、もう訳がわからなくなる。

美少女は、最初のうちはキャー!とか悲鳴を上げて飛び上がる、とかの初々しい反応してる。
でも一週間ぐらいすると、授業中に涙目で必死に口押さえるようになる。
それでその押さえた手の中から、『おおおお゛……!!』とかめちゃ気持ち良さそうな声が漏れてる。
陰湿な少女は、「かわいそうだねー。S字結腸って便が出口に近づいてるって警告発する場所だから、特別敏感だもんねー。
それを一週間もずーっと刺激されちゃあねー」とかほくそ笑んでる。
美少女の友達やファンも、最初は美少女を心配するんだけど、そのうち「変な奴」扱いになり、美少女は孤立。
陰湿な子は慰めるフリをして美少女に近づいて、仲良くなったら家に呼ばれる。

そしてその家でトイレ借りて、猛烈にホール責め。
でたっぷり30分くらいやって指が攣るころに部屋に戻ると、美少女は床の上で横向けに倒れてる。
頬真っ赤で涎垂らして、完全に連続絶頂後みたいな感じ。
陰湿っ子は心配するフリして美少女問い詰めて、ズボンを下ろしてみる。
そしたら、まったく未使用のぴっちりピンクアナルから、薄く一筋の液が漏れてる。勿論腸液。
で、何故か持参してた肛門鏡で開いてみると、もう中は腸液でドロッドロ。しかも奥は、喘ぐみたいにヒクヒクしてる。
陰湿っ子は、これは悪霊の仕業とか適当なこと言って、いい加減にお守りこしらえて美少女に渡す。
そしたらその日から数日、S字結腸への刺激が止まって美少女大感激。
この間は陰湿っ子がホールを弄くってないだけなので当たり前なんだけど、これを切っ掛けに美少女は陰湿っ子の信奉者みたいになる。
それから徐々にレズっぽい関係になって、アナルラブ。
美少女は結腸を刺激して欲しいんだけど、そのためには未開発の肛門から拡張していかなきゃいけない。
だから陰湿っ子が蕾を開発する中で、美少女がはやく奥を刺激してー、とか哀願し続けるという世にも奇妙な状況に。
時々思い出したようにホールを弄くって美少女を泣き悶えさせながら、飽きるまで遊びつくす陰湿っ子であった。


                        結
0109名無しさん@ピンキー2015/01/03(土) 00:38:18.79ID:jcJMTE8/
>美少女は結腸を刺激して欲しいんだけど、そのためには未開発の肛門から拡張していかなきゃいけない

エロいな
0110名無しさん@ピンキー2015/01/03(土) 01:32:18.48ID:v9RkiGP9
これ使いようによっては突然便意を催させるとかの使い方もできてしまいそうだな…
0111名無しさん@ピンキー2015/01/04(日) 01:44:27.88ID:PJOqAh1O
>>86-103の続編を投下します。便宜上、今回が後編。
やはりブツ描写はないけれどもエネマ特化。イラマチオもありぬす。
0112ハプニング・バーでの調教(後編)  1/192015/01/04(日) 01:45:54.31ID:PJOqAh1O
 
待ち合わせ場所に現れた瑞希を見るたび、宗佑は思う。
昨日までの事は、すべて夢なのでは……と。
道行く瑞希には隙がなかった。
容疑者を日々追及する刑事特有の瞳。キリリと斜め30度ほどに吊り上げられた眉。
そこから成る目力の強さは並ではなく、覚悟をせずに視線を合わせれば、ひゅっと妙な息が出るほどだ。
「待たせたようね。生田」
瑞希は宗佑に近づき、よく通る声で告げる。
「あ、いえ!」
宗佑は緊張も露わに答えた。
瑞希の姿を至近で見れば、その静電気を帯びるような雰囲気以上に、美貌が男の脳を支配する。
長い睫毛、ツンと小さく尖った鼻、ごく薄い唇に、シャープな顎。
そして片目を覆うように分けられた漆黒の前髪。
氷を思わせる冷涼さを有した、まさに“寒気のするほど”整った顔立ちだ。
厳しくも美しい。およそ宗佑の知る中では、もっとも性的なものとは縁遠い存在。
それが、あれほどに……。

「……生田、生田! どうかしたの?」
瑞希の呼びかけで、宗佑は自分が瑞希の顔を覗きながら自失していた事に気付いた。
「す、すみません」
宗佑はひとつ咳払いし、話題を切り替える。
「今日こそは、瀬尾のヤツ……現れるでしょうか」
「そうね……過去の取引記録からすれば、今日辺り動きがあってもおかしくないわ」
モデルさながらに腰に手を当てて告げる瑞希。
本当にスタイリッシュだ、本当に魅力的だ。宗佑は今一度それを噛みしめる。
そして。
「綾元先輩っ!」
彼は考えるよりも先に、憧れの女刑事の名を叫んでいた。完全な無意識だ。
「……な、何よ?」
流石の瑞希も、若干の動揺を見せる。宗佑は冷や汗を垂らしつつ、それでも言葉を続けた。
「先輩……だ、大丈夫なんですか。このまま、あんな事を続けていて」
0113ハプニング・バーでの調教(後編)  2/192015/01/04(日) 01:46:39.84ID:PJOqAh1O
 
あんな事。
明瞭でない表現ながら、その意味するところは一つしかない。
瑞希はここ一ヶ月近く、毎日後孔を開発され、責め立てられてきた。
最近では、ゼリーを用いて擬似排泄を繰り返すだけで、しとどな愛液があふれ出す。
腸奥を淫具で抉り回されれば、あられもない声を発しながら潮を噴き散らすまでになっている。
どう考えてもまともな状況ではない。
女としてあってはならぬ方向へ突き進む、憧れの女刑事。宗佑はそれが見るに耐えなかった。
「…………生田………………」
瑞希は僅かに眉を下げ、沈黙する。
彼女とて女だ、変わりゆく自らの身体に思うところがあるのだろう。
しかし、それもほんの一瞬。すぐに瑞希は目元を引き締め直す。
「……『刑事は、現代社会でもっとも忍びに近い職業だ』。
 刑事課に配属になった頃、ある先輩からそう教わったことがあるの」
「忍び?」
「そう、忍びよ。あなたも充分解っていると思うけど、私達の仕事はすごく泥臭くて、根気が要るでしょう。
 本当に現れるかも定かでない標的のために、何ヶ月も張り込んだり、時には浮浪者に扮して情報を集めもする。
 闇を暴くために、地に潜り、耐え忍ぶ。これはまさに、忍びの仕事よ。
 私は、それに誇りを持っているの。どれだけ辛くても、きっと耐え忍んでみせる。
 でも、もしも。もしも私の心が耐え切れなくなったその時には、生田…………あなたにすべてを託すわ」
宗佑を見つめながら、瑞希は毅然として告げる。
言葉の一片にも曇りがない、まさに本心だけを語っているらしき力強さだ。
「ぼ、僕に」
宗佑は喉を鳴らした。ベテラン刑事である瑞希の期待を一心に背負うなど、荷が勝ちすぎているとも思う。
しかし。ここでその期待に応えられないようでは、男が廃るというものだ。
「…………解りました」
宗佑は震えつつ、しかし腹の底からの声で返事を返す。
「頼んだわ」
瑞希はかすかに笑い、若き相棒の肩を叩いた。
0114ハプニング・バーでの調教(後編)  3/192015/01/04(日) 01:47:27.43ID:PJOqAh1O
 


耐え忍ぶ。
瑞希はどれだけの覚悟を秘めて、その選択をしているのだろう。
彼女は今もディープスロートでの奉仕を強いられていた。
「ん゛っ、おぐっ……んぐっ、おお゛…………っご…………」
呻き声が漏れる。
平均以上の男根を、後ろ手に拘束されたまま咥え込んでいるのだから当然だ。
「ヘッ、噂通り最高だぜこのバーは。まさか、ここまでイイ女を『使える』とはよ」
今日初めてバーに会員登録したという男は、薄笑みを浮かべて告げる。
瑞希のような厳格な美女を服従させる状況が、面白くて堪らないという様子だ。
猫科のような瞳でキリリと睨みあげる瑞希。
それを見下ろしながら、男は後頭部を掴む手に一層の力を篭めた。
「オラ、雌豚が澄ましてんじゃねぇよ。ンな目ぇ出来んならもっとイケんだろうが、ア゛?」
品のない言葉を発しながら、男は瑞希の頭を強く引きつける。
鼻頭が、自らの恥骨で潰れるまで。
「む゛ごっ!!!」
これには瑞希も苦悶の声を漏らした。
目元が歪み、鼻を中心に深い皺が寄る。元の造りがいいだけに、より凄絶な顔だ。
しかし、それら当然の反応のみだ。
食道の深くにまで怒張をねじ込まれ、唾液や胃液の類を顎から垂らすまでになっても、身を捩りすらしない。
あくまで奉仕を始めた時と同じ膝の形のまま、真正面に男を受けきっている。
「チッ、ホントいい根性してるぜ。口便器の分際で、露骨に女王様アピールしやがって。
 …………あああクソッ、もう我慢できねぇ。喉ン中に出すぞ、零さずに呑めよッ!!!」
男は顎を上げて呻き、最奥まで咥え込ませた状態で動きを止めた。
そしてその直後、射精が始まる。数秒に及ぶ射精……その全てを、瑞希は顔色ひとつ変えずに嚥下する。
まるで熟練の娼婦のように。

「ふむ、見事なM嬢ぶりだ。そろそろ、“彼”の審査に掛けてもいい頃かな」
志藤が顎を擦りながら呟くのを、宗佑は聞き逃さなかった。
「彼?」
「瀬尾という男でな。このバーのVIPだよ」
どくん、と宗佑の心臓が脈打った。
0115ハプニング・バーでの調教(後編)  4/192015/01/04(日) 01:48:21.17ID:PJOqAh1O
 
「VIP……それはまた、凄そうですね」
宗佑は、あくまで肩書きに興味を惹かれたという体で問う。
瀬尾という名に反応すると、怪しまれて情報を出し渋られる可能性があるからだ。
「ああ。彼の眼鏡に適えば、恩恵はデカいぞ。合法・非合法を問わずな」
志藤は指で輪を作って答えた。
「ただ、彼は何かと煩くてな。下手な人間を上納すると、生爪を剥がされかねんのだよ。
 だから正直、君の彼女がホールに現れた瞬間には心が躍ったものだ。
 名刀のような凛とした雰囲気といい、あくまで強気な態度といい……まさしく極上だ。
 もし君達さえ良ければだが、一度瀬尾に会ってみんかね。思う所はあるだろうが、決して損な話ではないぞ」
志藤のこの提案は、勿論願ってもない話だ。
しかし宗佑はあえて考え込む演技を挟み、意を決したように顔を上げた。
「……そう、ですね。VIPに認められるのは、僕はチャンスだと思います。この世は金と人脈ですから」
「ほう、年の割に悟っているな。その通り。金と人脈こそ、人生の選択肢を増やす鍵だよ。
 となれば後は、聡明な彼女次第だが……どうかね?」
志藤が瑞希を見下ろすと、瑞希は妖艶に笑う。
「素敵な話ね。あなた達一人一人にS嬢だと認めさせるより、そのVIPの男を篭絡する方が早そうだわ」
「そうか、そうか!」
当事者の承諾を得たことで、志藤は頬を緩ませ、しかしすぐに引き締め直した。
「では決まりだ。とはいえ、無条件ではないぞ。先も言った通り、下手な人間を寄越すとわしの身が危うい。
 彼女が瀬尾の要求に応えうるレベルか、テストさせて貰おう。
 かなりハードだが…………構わんかね?」
志藤の強い眼力で凝視されると、宗佑は自然と背筋が伸びてしまう。
とはいえ臆している場合ではない。この機は逃せば、これまでの捜査が水泡に帰す。千載一遇のチャンスだ。
「……お願いします!」
宗佑は腹の底からの声で答え、瑞希を見やる。瑞希も覚悟を秘めた表情で頷いた。
0116ハプニング・バーでの調教(後編)  5/192015/01/04(日) 01:49:04.86ID:PJOqAh1O
 


「では、覚悟が熱いうちに始めようか」
志藤が指を鳴らすと、ボンデージ姿の女達が歩み寄った。
手には、中央に大きな穴の空いた、ラバー製開口マスク。
「あら、可愛いわね」
瑞希は皮肉たっぷりに告げる。
「ふん、本当にナマイキな女。昨日も私らに泣かされたっていうのにさ。
 態度だけはS嬢だけど、どうかなー、本当になれるかなぁ? ってかなれなかったら、一生笑い者だよね。
 ま、いっか。じゃ嵌めるよぅ。おっきくクチ開いてね。喉チンコ見えるくらい、あーーって」
女の一人が言葉で責めながら、瑞希の後頭部と顎を掴んだ。
そして別の一人が開口マスクを嵌めていく。
リング部分の筒を歯の間に咥え込ませ、ラバーで口元を覆い、後頭部で引き絞った三重のベルトを留める。
「あがっ!」
リング内から瑞希の声が漏れた。輪の直径がかなり大きく、大口で絶叫する形になった苦しさか。
赤い舌と喉奥が露わなその姿は、どれほど眼力が強かろうと……むしろ、それゆえ惨めに映る。

マスクを嵌められた瑞希は、次にお立ち台の床に寝転がるよう命じられた。
「さて、ではテストの時間だ」
志藤がそう言いながら、みっちりと腹部を圧迫するズボンを脱ぎ捨てる。
志藤が下半身を露出させるのは初めてだ。
トドのように膨らんだ三段腹。その下方に聳え立つ男の象徴は、圧倒的なサイズを誇っていた。
「………………!!」
宗佑は慄く。並外れた、という形容でさえ温い。
宗佑が自らの物を慰めようと思えば、逸物を無造作に掴んで上下に軽く扱けばいい。
しかし志藤の剛直で同じ事をしようと思えば、指の輪を目一杯に広げ、肘から先を大きく動かさなければならないだろう。
宗佑が男としての自信を揺らがせる一方で、瑞希の見開かれた瞳は、驚愕の他に憤りの色も宿していた。
志藤は面白そうに嗤う。
「おいおい大丈夫かね、この程度で驚いてくれるなよ。瀬尾の持ち物なぞはペットボトル並だぞ?
 しかも奴は、それだけの物を持ちながらディープスロートが好きでな。ゆえにまずは、喉奥の耐久テストだ。
 今からお前に、これをタップリと咥えさせてやる。その間、暴れずにじっとしていろ。
 わしの物で騒いでいるようでは、とても瀬尾の相手は出来んからな」
重々しい声で宣告し、志藤は横たわる瑞希の顔を跨いだ。
そして笑みを浮かべながら、覆い被さるようにして腰を沈めていく。
肥えた大型の獣が圧し掛かるような光景。それはソファで見守る宗佑を、ひどく不安な気持ちにさせた。
0117ハプニング・バーでの調教(後編)  6/192015/01/04(日) 01:50:03.82ID:PJOqAh1O
 
「う゛、ごおっ!!」
数秒後、ホールにえづき声が響き渡る。当然ながら瑞希のものだ。
剛直が開口マスクのリングを通り抜けたのだろう。
いくらディープスロートに慣れたとはいえ、あれほど長大な物を真上から突き込まれては堪らない。
志藤はその瑞希の反応に構わず、悠々と腰を上下させはじめた。
「ごお゛ぉっ、げっごっ!! ごぇえっ、えごおお゛っ、がっ……ああ゛っ! があごっ、ごぉええぇ゛え゛っっ!!!」
瑞希の声は秒単位で深刻さを増していく。
切れ長の瞳はかろうじて志藤を睨み据えているが、苦しさを隠しきれていない。
両手の10指はピタリと床につき、太腿はびくんびくんと痙攣しはじめる。姿勢を保つために、かなり無理をしているようだ。
 (ああ、綾元先輩……っ!!)
宗佑はソファに掛けながら、その陵辱劇を悲痛な顔で見守っていた。
すると、その傍らにボンデージ姿の女が腰掛ける。
「ふふ、凄い。でも彼女ばっかりずるいわよねぇ、ボクも愉しませてあげるわ。
 せめて彼女にされてると思って、愉しんでね」
女は囁くように告げ、いつの間にか隆起していた宗佑自身の皮を剥いた。
「あ、ちょっと!」
宗佑は抵抗しかけたが、女がパクリと逸物を咥え込むと、そのえもいわれぬ快感に腰砕けになってしまう。
口内で茎にねっとりと舌を絡みつかせ、亀頭部分を喉奥の輪で扱く、極上のディープスロート。
それは、興奮の中にあった若き刑事にとって、絶望的なまでに心地良いものだった。

「ぐごっ、おごッ……ごぉ、おッ…………!! お゛、お゛っも゛ぉオッ、ごッぉ゛! おっおあ゛お……お゛、ご、ぉお゛っっ!!」
瑞希の悲痛な声が、ホール内に響き渡る。
声だけではない。硬い怒張が喉奥を抉る時のカコカコという音、逃げ場を失って鼻からぶふっと噴出す音。
それらもまた、どうやっても聞き逃しようがないほどの明瞭さでもって耳に届く。
「フゥッ、フーッ……よし、抜くぞ……。ふふ、歳を取るとこの格好も堪えるわ」
志藤は20回ほど喉奥を蹂躙するたび、逸物を引き抜いた。
「はぁっ、はあっ!! あはぁっぁっ……はっはっ……はあっはあぁっ、はぁっ…………!!!」
その時、マスクのリングから漏れる吐息は、無関係な人間からすれば滑稽なほどに余裕がない。
常に凛としてクールな瑞希の息とは思えないほどに。
化け物の尾のような志藤の怒張には、べっとりと白い唾液がこびり付いている。
それは僅かな休止の間に次々と滴り落ち、マスクのリング内へと消えていく。
そして数秒後、それを追うようにして怒張が杭のように沈み込むのだ。
宗佑の目にはそれらがスローモーションで映った。残酷な未来に到達せぬよう、哀願するように。
しかし。現実時間にして1秒足らずの後、悲願は打ち砕かれる。

「んごぉ゛っごぉお゛ええっ……え゛、あがお゛っ…………!!!」
これ以上はあるまいと思われた前回のえづきよりも更に悲痛な声が、瑞希の美貌から迸る。
開口マスクの下から覗く白い喉が、下向きにボゴリと膨らみを拡げていく。
ぶっ、ぶふっと鼻から汁が噴きだし、ついには口からも泡立つ液体があふれ、黒いマスクの表面を滑って粘り落ちていく。
液体の粘度からして、ただの唾液ではあるまい。えづき汁、もしくは胃液までもが混ざっていると考えるべきだろう。
そこまでの状態になっては、いかに瑞希とてキリリとした眼を保てない。
「ごぉう、うごっご……ご…………おーーえ゛っっ…………!!」
剛直がググウと喉元を押し広げる瞬間には、注射を我慢する少女とまるきり同じく、目元をきつく閉じている。
その後、奥で押し留められる間こそキッと睨んではいるが、引き抜かれ始めると、
「もごぉうええ゛え゛っ!!」
獣のようにえづきながら目を細め、涙をボロボロと零してしまう。
そこには、誤魔化しようもない、等身大の瑞希がいた。
高嶺の花とはまるで違う。排泄もすればえづきもし、涙も零す。なまの肉となまの粘膜をもった、一個体の女としての瑞希が。
0118ハプニング・バーでの調教(後編)  7/192015/01/04(日) 01:52:57.33ID:PJOqAh1O
 
 (綾元先輩…………っ!!!!)

瑞希という女性の“底”が露わになった瞬間、宗佑の心臓が締め付けられるように痛んだ。
小学生時代、凄惨ないじめを見てみぬ振りをし、間接的に級友を見殺しにし、それを深く悔いて以来の強い心の動き。
しかし……大人になり、刑事になった今もなお、彼は目の前の陵辱に何もできずにいる。
宗佑には、それが堪らない。
そしてこうした胸の昂ぶりは、そのまま興奮として下半身に血を巡らせてしまう。
ボンデージ姿の美女から、ねっとりとしたディープスロートを受けている最中ならば、尚更だ。
「ほーら見てぇ、彼女さんすっごい事になってる。今は本当に、地獄の苦しみって所ね。
 先生のって、素面じゃ絶対無理ってぐらいおっきくて、咥えさせられると、胸が不安で一杯になるの。
 いっそ死んだ方がマシってほど苦しくて、鼻水とか胃液とかどんどん溢れてきて、たまに抜かれるんだけど、また挿れられて。
 その生死の境みたいな状況が、ずーっと、ずーーっと続くんだよ」
ディープスロートをする女とはまた別の一人が、宗佑の耳に囁きかける。
「でもねぇ。される女の子には地獄でも、やってる方は、ものすっごく気持ちいいんだって。
 あなたもちょうど今されてるんだから、その感覚よく解るでしょ。
 女の私は体験できないから羨ましいなぁー。ねぇ、教えてよ。アレを女の子にスロートされたら、どんな風に気持ちいいの?」
女の囁きが、宗佑の倒錯感をひどく煽る。
足元で行われる熱心なディープスロートと、視線の先にある瑞希の地獄。それが脳内で混ざり合ってしまう。

宗佑の亀頭が喉奥に呑み込まれる瞬間に、ごぇえっと瑞希がえづく。
喉奥を微細に蠢かされている間中、カコカコという音と鼻水を噴出す音がしている。
そして亀頭が狭洞から開放される時には、もごぉお゛っと最も苦しそうなえづきが響き渡る。
完全にタイミングが同じだ。同じになるように調節されている。
「う、うう……うう、あっ…………!!」
その絶妙なシンクロを何度も何度も体験するうち、とうとう宗佑は、瑞希本人に怒張を咥え込まれているように錯覚してしまう。
そうなれば決壊は早かった。

 (先輩……あの綾元先輩が…………僕に…………っ!!!)

興奮は刻一刻といや増し、宗佑は女の巧みなディープスロートの前に、あえなく射精へと導かれる。
「くうううっ!!!」
腰を震わせ、精の滾りを名も知らぬ女の喉奥に注ぎ込んだ。
学生時代さながらの量と濃さが、どぐどぐと尿道を駆け抜ける。気だるい脱力感が身を包む。
「おやおや、もう出してしまったのか。君のパートナーは、随分と堪え性がないらしい」
志藤が宗佑を見て笑う。
汗まみれで息も荒い。それでも志藤には、精力的な余裕が窺えた。
宗佑よりも遥かに長く、激しい抽迭を繰り返しているにも関わらず。
「だが確かに、これは心地がいいからな。特に、お前のような気の強い女を蹂躙するのは最高だ。
 オスとして満たされていくのを感じるよ」
志藤はほくそ笑みながら、いよいよ激しくリングの中に怒張を突き入れる。
「ごぉえがっ、あごっ…………もごお、ぉお、あ゛ああお゛っ!!!」
当然、瑞希は苦しんだ。眉をかつてないほどに厳しく寄せ、見開いた瞳から涙を零しつつ。
それでも手足は動かさない。遠目にも解るほど手足の筋肉を強張らせ、必死にフローリングに貼り付いている。
まさしく執念というものを感じる抵抗だ。
「なるほど、いい意地だ。……むぅっ、わしもそろそろ限界だな。喉に射精すぞっ!!」
志藤は唸りながら、深く腰を落として動きを止める。
0119ハプニング・バーでの調教(後編)  8/192015/01/04(日) 01:53:57.47ID:PJOqAh1O
 
「お……ううおおほぉおっ…………!!」
声とたるんだ尻肉の動きからして、志藤が射精しているようだ。
会心の一回であった宗佑のそれと同等……いや、それ以上に長く。
「ぐ、ぶぼっ、ぶほっ!! あううぇおあ゛っっ!!」
射精開始から10秒ほどのち、とうとう瑞希は堪らずに噎せかえる。
開口マスクのリングのみならず、鼻からも白濁があふれ出す。
「フゥ、フゥッ……おぉお出た出た、大洪水だ。フフ、さすがに少し多すぎたかな?」
志藤はようやくに逸物を抜き、溢れた分の白濁を指で掬ってマスクの開口部に流し込んだ。
そして後頭部のベルトを外し、マスクを外す。
ねろりと濃厚な白濁や唾液に塗れ、リングの筒部分が瑞希の口から抜き出される。
「どうだ、わしの物は。美味かっただろう」
「はぁっ……はあっ…………まさか、最悪な味だったわ。あなた、もう先が長くないんじゃない?」
喘ぎながらも、眼光鋭く志藤を睨みつける瑞希。
志藤は口元を歪めた。
「本当に責め甲斐のあるお嬢さんだ。だが、いつまでその口が利けるかな。次はキツイぞ?」
志藤の言葉が終わらぬうちに、ホテルのルームサービスで使われるようなワゴンが運ばれてくる。
ワゴンの上には、もはや見慣れた責め具が置かれていた。
透明な液体の張られたガラスボウルと、そこに立てかけられたガラス製浣腸器、そして太い肛門栓。
「また浣腸? 芸がないわね、いい加減飽きたわ」
瑞希は蔑むように嘲笑う。
辟易しているのは事実だろう。プライドの人一倍高い彼女は、連日排泄を晒していても、未だに耳まで赤くする。
「そう、浣腸だ。ただ、今回は趣向を変えよう。
 以前からの希望通り、君にはS嬢として彼氏くんを責めさせてやる。浣腸を施したままで、な。
 “出す”前に彼をイカせられたなら、瀬尾に会う方法を教えよう」
志藤の提案に、瑞希は顔を強張らせた。
しかし、絶望的というほどではない。これまでにも、浣腸したままでホール内を散歩させられる、といった趣向はあった。
その甲斐あってか今の瑞希は、高濃度のグリセリンであれイチヂク浣腸であれ、かなりの時間を我慢できるようになっている。
「またそんな事……下らないわ」
瑞希は吐き捨てるように言いながらも、心中では勝算を感じていただろう。
宗佑も、不安げな表情の下で安堵する。しかし。

「ああそうだ、注意点が1つだけある。……今回の浣腸液には、ドナンを使うからな」
その言葉が発せられた瞬間、宗佑と瑞希の顔色が変わる。
ドナン浣腸。その恐ろしさは以前、志藤自身の口から聞かされたことがあった。
『にがり』……つまり塩化マグネシウムを溶かしたドナン液こそ、この世で最もきつい浣腸だと。
本来はグリセリンでも排泄できない重便秘の人間に用いるものであり、当然その効き目は苛烈極まりない。
数分と耐えられる者はいない。
その特徴は、最高レベルの便意と同時に沸き起こる、地獄の苦しみ。
よく削岩機が例えに出される通り、ドドドドと猛烈な熱さが腸を駆け下る……。

「彼氏くん、壇上へ上がりたまえ。今日は君も主役の片割れだ」
志藤が嬉々として宗佑を招く。
「楽しみだぜ。ドナン浣腸、一遍見てみたかったんだよな!」
「ありゃ体質次第じゃ本気で無理らしいからな。あの生意気女がどうなんのか、見ものだぜ!」
場の人間も興奮も露わに叫び始める。
祭りのような騒ぎの渦中で、宗佑と瑞希の2人だけが、拳の中に冷たい汗を握りこんだ。
0120ハプニング・バーでの調教(後編)  9/192015/01/04(日) 01:55:08.55ID:PJOqAh1O
 
宗佑はステージで服を脱ぎ捨てながら、ひたすらに祈るような気分でいた。
裸を衆目に晒す恥など二の次だ。ドナンに関する志藤の説明が、ただの脅しである事を祈る。
しかし……ガラス浣腸器が薬液を吸い上げ、注入し終えた瞬間。
すぐに瑞希は顔を歪めた。
「うう……うううう……っく!!」
「あら、可愛い声。きつい酒を一気飲みしたみたいに、腸がカーッと熱くなるって、ホントなんだ?」
女はそう言い、ガラス浣腸器を置く。
たったの1本、200cc程度だ。女がそれで手を止めた事が、かえって宗佑を不安にさせる。
ごく少量で充分。それだけのきつさがあると言っているようなものではないか。
「じゃあ、栓したげる。頑張ってねぇ」
女は笑いながら、太さのある肛門栓を瑞希の脚の間にねじ込んだ。
う、という小さな呻きの後に、栓は姿を消す。
「さぁ、ではお前のサディズムを見せてもらおうか」
ソファに深く掛ける志藤が告げ、恥辱が始まる。
「く……うう、っく…………!!」
赤い手袋、ガーター付のビスチェ、黒のブーツソックス。
その『女王様』スタイルは、クールな美貌も相まって奇跡的なほど瑞希に似合っている。
しかし。今の瑞希に、SMの女王に必須である“余裕”はなかった。
バラ鞭を手に取るも、手が震えている。二、三度取っ手を握り直して、ようやくまともに掴めるほどだ。
「あの、大丈……」
宗佑が見かねて声を掛けると、瑞希は片目を閉じながら睨み下ろした。
「誰が発言を許可したのっ!!」
そう叫び、鞭を振り下ろす。
さすがに刑事だけあり、叫び声には張りがある。喧騒の中でも鶴の一声となりうる声だ。
しかし、叫び声とは裏腹に、鞭には全く力がない。ぴちんと情けない音を立て、宗佑の身体を撫でるだけだ。
ホールから笑いが起きた。
「はははっ、何だよその情けねぇ鞭は。もっと腰入れろ腰!!」
「そうそう。今まで散々鞭受けてきたくせに、何見てたの? アッタマ悪ぅ!」
野次を受け、瑞希は奥歯を噛みしめる。そして脚を踏みしめ、強く鞭を振るった。
「うう゛っ!!!」
漏れた声は、宗佑だけのものではない。鞭を振るった瑞希もまた、振り切った体勢のまま苦悶する。
すでに顔中に脂汗が滲んでおり、雨中にいるように顔から滴り落ちていく。
ひっ、ひひっという呼吸も普通ではない。
明らかに普通の浣腸とは違う反応だ。宗佑はこの瞬間、志藤の説明が真実であったのだと理解した。

「ハァッ……はあぁアっ…………ほら豚、おまえはこうして握りつぶされるのだって、気持ちが良いんでしょう?」
瑞希は、片目を覆うように分けられた前髪を揺らし、切れ長の瞳を見開いて宗佑に問いかける。
冷涼な雰囲気、芯の通った声、そして色香も充分な美しさ。
どれをとっても女王に相応しい。扱く手つきも、平均的な風俗嬢よりやや上手いかもしれない。
しかし宗佑は、まるで絶頂に至れる気がしなかった。
原因は複数ある。
まず、扱きあげられて気分が昂ぶっても、すぐにその責めの手が緩んでしまうこと。
「っつ、っぃぎ、ぐくくきっ…………!!」
こうした声で限界の便意の波を乗り切ろうとする瑞希が心配になり、性的な気分が萎えること。
そして何より、先ほどボンデージ女のディープスロートにより、溜め込んだ精液の大半を搾り取られていることだ。
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