「早速見せてくれたまえ!」
「えっ!?きゃあぁっ!?」
何と百地は診察台に座ったドミナントの脚を掴むと
思いっきり左右に開きながら持ち上げてしまったのだ。
抵抗する間もなく俗に言う『M字開脚』の姿勢にされてしまうドミナント。
「ちょ…!?や!?…司令!?」
あまりに突然の状況に言葉が出てこないドミナント。
隠す間もなくスカートの中に隠されていた秘部が露出する。
秘部が外気に直接晒される感触が蘇り、同時に百地の視線が突き刺さる。
「こ…これは…大変だ!」
百地が自身の秘部を息が掛かりそうな距離まで顔を近付け凝視している。
ポケットからボールペンの様な器具を取り出し、
先端のライトをドミナントの下腹部に当ててスーツの状態を調べている様だ。
その表情にいやらしい意図などは感じられず、真剣そのものである。
(そ…そうか…司令はイケメンの姿していても妖精だから、
私達とはこういう感覚が違うのね…)
耳まで真っ赤にしつつもいやらしい意図が無い以上、
騒ぎ立てるのもみっともないと思い羞恥心に苛まれながらも耐えるドミナント。
そんなドミナントの様子など全く気にもとめず、
百地は下腹部や会陰部を一通りライトで照らすと立ち上がり彼女から一度離れる。
「あ…あの…もう姿勢は戻しても良いですか?」
「いや、もうすこしそのままで居てくれたまえ。」