【初音ミク】VOCALOIDでエロパロ26 [転載禁止]©bbspink.com
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0001SVSSの人2015/01/18(日) 21:36:27.02ID:Zr7Sje27
落ちたので立てさせていただきます。
0267名無しさん@ピンキー2016/05/26(木) 00:23:21.99ID:Xu3gFJo6
テスト
0268凶悪な彼女2016/05/26(木) 00:40:58.99ID:Xu3gFJo6
「わーい♪」
メイコの歓迎会in俺の部屋。流石にあの状況では断る事が出来ない。俺が折れざるをえなかった。
床にお惣菜をパックごと置いてお花見風にやっている。お惣菜を挟んで向かいに座っているメイコは上機嫌
でお酒をがぶ飲み…流石メイコ、ざばざば飲む。それに比べて俺はチビチビやっている。飲めないのでは
ない。俺だって男だ。部屋で男女二人きり、お酒の勢いでメイコを傷つけてしまったら…それが怖くて
あまり飲めないのだ。
「えへへ。カイトぉ、もっと飲もうよぉ。」
お酒も手伝ってるのか、桜色の頬でとろけそうな[ふにゃ]っとした笑顔のメイコ。泣いたカラスがもう笑っ
てる。可愛いけど、メイコ…そこまで俺の部屋に入るのを狙ってたのか、ちょっと引く…
「飲んでるよ。あんまり飲みすぎ…あれ?」
お惣菜を選んでいた顔を上げると…メイコが視野にいない。
「カーイト♪」
「え?おわっ!」
左を向くとまさに目と鼻の先に頬を染めたメイコがいた。驚く俺に「えへへ」と笑うメイコ。物音立てずに
瞬時に至近距離までくるとは…
「えへへ。カイト、大好き。」
「え」
不意に発したメイコの言葉に身体が熱くなり、思考が一時停止してしまった。その隙を突いてメイコは俺に
抱き着くと視野がX軸からY軸方向へ90度回る。天井と…俺を潤んだ瞳で覗き込むメイコ…!ヤバいっ俺、
押し倒されてるじゃねぇか!すぐに身体を起こさなければ!
「メイコっ悪い、ちょっとトイレっ!」
色気も何もない咄嗟に出た台詞だが、メイコは素直に身体をどかしてくれた。何とか危機回避。メイコも
酔っ払っているし、そろそろお開きにするか。身体を起こしながらメイコに話す。
「そろそろお開きにしようか、ね。」
「えー…?もっと飲みたいよぉ…」
唇を尖らせ拗ねるメイコを尻目に俺はトイレに駆け込んだ。

 「…はぁー…」
本当に危なかった。メイコに隙を突かれてしまった。あのまま凶悪なハグを喰らったら、俺は男の本性を
出してしまっただろう。一瞬で物音立てずに至近距離に入るあのスキル、ただ者ではない。今後気を付け
ないと。
「メイ…」
部屋に戻るとメイコは…俺のベッドですぴょすぴょ寝ていた。床には…メイコの服。俺は…静かにキレた。
メイコ、俺を成人男子として見てないだろ。悪戯しても怒らない&襲っても来ないヘタレだと思ってんだろ。
だから俺の部屋に入りたがる、酔っ払う、挙句の果てに服を脱いでベッドを占領して寝てる…俺だって
男だよ。嬉しさは怒りに変わり、羞恥心は消え失せ、男の本性だけが沸々と俺を支配していた。後は…何か
あった。何だ、この胸の奥にある痛みは何だよ…お願いだ…誰か、俺を止めてくれ。このままじゃあ俺は
メイコを傷つけてしまう。穢してしまう…目の奥が熱い…助けて…そんな理性の足掻きとは裏腹に、俺は
寝ているメイコに手を伸ばす。
厚手のタオルケットをゆっくりとめくると下着姿のメイコが横たわっている。身長は小さいが身体は
ナイスバディな成人女性のそれ。その身体を包む大人らしい黒レースの下着。それだけでも今の俺には
刺激的なのに、ショーツの両サイドにリボン。もしかして…俺はリボンの端をゆっくりと引っ張ってみると
リボンはするすると解かれた。まるでプレゼントを縛っていたリボンの様に。幸せそうな寝顔をしている
メイコは起きない。もしかしたら泥酔しているのかもしれない…泥酔状態で寝ているメイコ。そんな状況に…
先の理性の足掻きは消え失せた。
酷い事をしているのはわかってる。男として最低な事をしているのもわかってる。でも、もう止める事が
出来なかった。そんな内心を嘲笑う様に、俺はメイコの下着をゆっくりと脱がして一糸纏わぬ姿にする。
酒が回っているのか桜色に染まった肌、俺に抱き着く度に嫌がらせをしてくる巨乳、括れたウエスト、
安産型の腰。驚いた事に秘処には陰毛がなかった。陰毛がなく身長が低いのが手伝って幼さを醸し出した
健康的でスタイル抜群の身体…何もかも可愛くて綺麗で、それ以上に牡の欲望を刺激しまくる凶悪極まり
ない存在だった。
俺も一糸纏わぬ姿になった。血が滾り過ぎて血管が浮き出たグロテスクな肉杭は天井を指している。
メイコの両足の間に己の下半身を静かに割り込ませると、まずは軽く唇を重ねた。それでもメイコは起き
なかった。調子にのって何度も唇を重ね口内に舌を入れたりしたが、やはり彼女は起きなかった。おとぎ
話なら王子様のキスでお姫様は目を覚ますけど、彼女は目を覚まさなかった。俺は彼女の王子様じゃ
ないんだ。これから彼女を穢して奪おうとする最低かつ悪い男なのだから。
0269凶悪な彼女2016/05/26(木) 00:46:19.20ID:Xu3gFJo6
胸を優しく愛撫する。メイコが俺に抱き着く度に凶器と化す、形の良いたわわな胸…自分にはない柔ら
かな感触と酒混じりに漂う彼女のほのかな香り…何だろう、このほわほわとした気持ち…癒されると
いうか…突起した可愛らしい乳首を軽く摘んだ。
「ん…」
メイコがくぐもった声を漏らした。ヤバいっ、俺は息を止め愛撫を止める…よほど飲んでしまったの
だろう、メイコはまだ眠っていた。
俺は安堵のため息をつくと愛撫を続行した。乳首を口に含み舌で転がす様に舐める度に、メイコは鼻に
かかった様な甘い声を漏らしたが目を覚ます事はなかった。
行動がどんどんエスカレートしていく。俺の呼吸は血に飢えた獣の様に荒く、胸は先程からバクバク
いっている。肉杭は痛いくらいギンギンで今にも暴発しそうだ…俺はメイコの両足を広げ、無毛の秘処を
まじまじと見た。データやネットで知識はあるが、間近で見ると生々しくて厚みのあるピンク色の
花びらがとても綺麗だと感じた。その花びらの両サイドに人差し指をあて、そっと外側へ力を入れると
「んうっ!」
くぐもった声と共にメイコの身体がビクンと跳ねた。驚いて手を離したが、メイコはやはり起きなかった。
「どれだけ飲んだんだよ…ダメイコ。」
俺は愚痴を一つ零し、秘処の観察を再開する。男を興奮させる不思議な匂いを発するとても小さな秘口…
こんなところに俺の…入るのか?不思議だよな。じっと見つめていると次第に秘口から液体が出てきた。
この液体…舐めてみたい。俺は花の蜜に吸い寄せられる虫の様に、メイコの秘口に唇を重ねた。
「ふうぅっ!」
先程と同様の反応をするがやっぱり起きないダメイコ。軽く口を開けて寝てやがる…都合がよかった。
俺は舌でメイコの秘処を愛撫した。花びらを上から下へ、その逆を繰り返して秘口に舌先を入れる度に
声を漏らし、身体を反応させるメイコ。寝てても身体は感じるものなのか?俺は探求心に負けて、指を
メイコの秘口へと入れてみた。中はとてもとろとろしていて、指をゆっくりと動かすとメイコの身体は
ビクッビクッと反応し、秘口はしっかりと俺の指を締め付ける…面白い。もっと試したい、もっと感じる
メイコを見てみたい。俺の中の何かがむくむくと目覚めた。指を二本挿れてゆっくり優しく動かすと、
まるで身体に電流が流れて反応する様に、メイコの身体が跳ね続けた。
俺の中で目覚めたこの意地悪な気持ち…これが[嗜虐心]。俺…こんな悪質な物を持っていたんだ…
(もう…限界だ)
俺は指を抜いて、ギンギンにいきり立つ肉杭をメイコの愛液まみれの秘口に押し当てる。潤った秘口が
肉杭の先端に吸い付く。
「うぁ…」
先端が秘口に当てただけでも気持ちよかった。今までに感じた事がない感覚…神経全てがメイコに持って
いかれてしまいそうだ。肉杭を全部挿れてメイコに包まれたい…俺はゆっくりとメイコの中を押し進んだ。
「んあぁっ!」
「!」
メイコのはっきりとした声。メイコが目を覚ました。
「あひっ…はっ…い…あ…」
身体を震わせ、ベッドのシーツを硬く握りながら切ない声を上げるメイコ。その声に俺はやっと自分の
胸の奥にある痛みがわかった。彼女が来て最初に己の肝に銘じた[彼女を守る]…守りたかった彼女を、
俺が傷つけてしまった。なのに、俺は…
「メイコが…悪いんだよ?俺だって男なんだよ…男の部屋に入って、酔っ払って、挙句の果てに服を
脱いで寝てたら…こうなるの、わかってるだろ?俺、君を、守りたかった…」
そう言ってメイコを抱きしめた。最低だ。俺が悪いのに言い訳を並べてメイコのせいにして。自分の
愚かさに涙が零れた。
「カイト…やっと、来てくれた…」
「…え?」
酷い男である俺に対してメイコは涙目で微笑んでいた。小さな手で俺の涙を拭いながら譫言の様に話す。
0270凶悪な彼女2016/05/26(木) 00:51:46.26ID:Xu3gFJo6
「ずっと…待ってたんだよ。カイトが大好きだから…歌声だけじゃなくて、何もかも一緒に…なりた
かったの…」
「メイコ…」
[歌声だけではなく、何もかも一緒になる]…彼女が俺に対して望んだ事。俺が決めた[彼女を守る]…
それは彼女にとって余計どころか邪魔な物だった。俺は何処で間違えたんだろう…
「キスしてくれたの、嬉しかった…カイト、大好き。だから…」
メイコはゆっくりと俺の肩に両腕を回し、俺の腰に両足を絡め、か弱く腰を動かす。
「来て…カイト。いっぱいちょうだい…あたしを…滅茶苦茶に、奏でてぇ…」
メイコの言葉に俺は気持ちを改めた。[彼女を守る]のではなく[彼女の望みに応える]…それが彼女への
愛情表現。
「わかった。メイコの望みに応えるよ。」
俺はメイコの両足を掴んで、半分しか入ってなかった肉杭をメイコの中へ無理矢理押し込んだ。
「ああっ…!」
メイコの甲高いソプラノと共に先端は余裕でメイコの一番奥に到達。メイコの膣内は熱くてキツくて
とろとろで、凶悪極まりなかった。あまりの気持ちよさに電子回路がショートするかと思うくらいだ。
でも果てるならメイコを気持ちよくさせてから果てたい。俺だって男だ、それくらいはしてやらないと。
滅茶苦茶にしたい気持ちを抑えて、俺は小さく腰を動かした。
「あぁっ…メイコの中、凄い気持ちいいよ…ヤバい…」
「ふあぁっ…カイトのっ、おっきぃ…やんっ、奥…当たってるぅ…あぁん…」
優しく、ゆっくりと腰を動かすとメイコは可愛い声で鳴いた。俺にしか作れないメイコの淫らな歌声。
身体を震わせ俺を受け止めるメイコがとても可愛かった。
「メイコ…凄い可愛いよ。俺のに絡みついてくる…」
「あんっ…カイトのイイ、気持ちイイよぉ…もっと、激しくぅ…あぁっ」
その言葉に俺はぞくぞくした。メイコが俺の肉杭で悦んでいる…メイコの望み通り激しく最奥を突くと、
メイコは身体をくねらせて淫らな歌声を発し続けた。最奥を俺の先端が突く度に喘ぎ、胸が揺れて
身体をビクビクさせながら次第に蕩けた顔になっていく。最奥がメイコの弱点か。
「やんっ、奥、そんなにコンコン突いたら…あひっ、凄い感じちゃうぅ…いぁんっ」
「メイコ、エロすぎ…」
「!」
俺の言葉にメイコの膣内がキュウっと肉杭を締め上げた。気持ちよかったが、何とか果てるのを留める。
「このっ…締め付けやがって。エロいよ、あぁ…」
「ちっ…違うもん、カイトのせいなのぉ…カイトがっ奥、コンコンするからぁ…」
俺のせいかよ…俺はメイコのせいで暴走しちゃったんだが。俺のせいでどんどん淫乱になるメイコを
見てみたい。言葉攻めに弱そうだ。俺はインターバルにとメイコから散々喰らった逆セクハラをネタに、
身体を起こしてメイコの胸を鷲掴みする。
「散々抱き着いて、この胸を押し付けやがって…もしかしてメイコって、痴女?」
「あっやんっごめんなさいっ。マスターに買われるまで、ぁっ…一年間倉庫にいて、寂しかったのぉ…」
寂しさが募って欲求不満か。マスター、こんな欲求不満スケベボディの可愛すぎるメイコを買って
いただいてありがとうございますwそして同棲したがってた理由がわかった。色々聞いたら面白くなり
そうだ…気持ちイイくらいゾクゾクする。俺は嗜虐心の赴くまま言葉攻めを続行した。
「メイコ、やっぱお前何もかもエロいって。俺よりスケベだよw」
「エッチじゃないもん…あぁんっ、カイトのせいなのぉ…はぁあっ」
まだ俺のせいにしますか。それなら…
「俺のせいなら、外そうか。」
0271凶悪な彼女2016/05/26(木) 01:06:32.27ID:Xu3gFJo6
そう言って俺はメイコから自身を引き抜くと、秘口から少量の血が垂れてシーツに小さな染みを作った。
やっぱり…俺の胸に嬉しさと切なさが広がった。
「やだぁぁ…寂しいよぉ…カイトと、繋がっていたいよぉ…」
おあずけを喰らったメイコはか弱く首を横に振る。本当、凶悪すぎるくらい可愛い。先程の嬉しさと
切なさは凶悪な嗜虐心に呑まれていく。
「認めろよドスケベメイコ。そしたらコレやるよw」
俺はいまだにギンギンの肉杭をメイコに見せつけた。
「んぁっ凄い…血管が浮いて、ビクビクしてるぅ…」
俺の肉杭で牡の味を知ったメイコは、快楽に蕩けた牝の顔で自ら秘口を開いて俺を誘惑する。あんな
大人可愛いナイスバディ純朴健気なおチビさんが、こんなにも凶悪なドスケベ女だったとは…そういや
俗説で[背の低い女ほどエロい]ってあるけど、ソレ?とても嬉しいですw
「寂しかったのぉ…早くぅ…入れて…」
「俺のナニをメイコのドコに?俺よりドスケベなメイコの口から聞きたいなぁ。」
メイコに聞きながら自身をメイコの秘口に擦り付けると、メイコは今にも泣きそうな顔で腰を動した。
あぁ俺、今絶対[悪い顔]してる。顔がニヤけるのが止まらない。
「お願い…カイトの、おっきなおちんぽを…ドスケベな、メイコのおまんこに…挿れて…」
「はい。よく言えました。」
俺はメイコを四つん這いにさせて淫水まみれの秘口に自身をねじ込むと、メイコはハリのある嬌声を上げた。
「ああんっ!繋がってるのぉっ!カイトのっ、奥まで届いてるのぉっ!イイよぉっ!ひぁあんっ!」
「ほら、ドスケベメイコが欲しがっていた俺の肉マイクだぞw」
とうとうメイコは自ら腰を動かした。結合部からはグチョグチョといやらしい水音を奏でていく。
その水音に合わせて淫らな歌声を上げるメイコ…よっぽど欲求不だったんだな。もはやあの小さな
秘口は涎を垂らしながら美味しそうに、俺の凶悪な肉杭を深々と飲み込んでいる。
「自ら腰を動かすなんて淫乱すぎるよ、そんなに良かった?」
「うんっ!カイトのおっきいおちんぽっ、凄い気持ちイイよぉ!はぁぁんっ!もっとぉっ!」
俺はメイコの左腕を取って顔をこちらに向かせると、メイコは蕩けた顔で舌を突き出している。あの
[ふにゃ]っとした純朴な笑顔ではなく、俺の肉杭に淫水を零しながら自ら腰を振って発情している牝
そのものだった。俺はそんなメイコの豹変ぶりに満足しながら、尻を掴んで最奥を突き上げた。
「ほら、ドスケベメイコの大好きなコンコンだ。マイクチェックマイクチェックw」
「あんっ!奥っ奥はあひぃっ!こっこんら硬いのっらめぇっ!」
0272凶悪な彼女2016/05/26(木) 01:10:41.33ID:Xu3gFJo6
小突く度に俺を締め上げながら鳴くメイコ。インターバルを置いてよかった、少し余裕が出来た。このまま
先にメイコを気持ちよくイかせてあげないと。俺はメイコを伏せさせ、そのまま覆い被さり押さえつけ
腰を動かした。
「らめっ!そんな激しくらめっ!すっ、凄いのっ来ちゃうよぉっ!」
「駄目じゃないだろ?遠慮しないで気持ちよくイっちゃっいなよ。俺もイくからさ。」
枕にしがみつきアンアン鳴くメイコを俺は意地悪に激しく小突き続ける。
「全て…ドスケベメイコが、望んだ事だろ?ん?」
「うんっ、カイトから来てほしかったのぉ…滅茶苦茶にして欲しかったのぉっ!なっ、中に出してぇっ!」
中出し要求なんてどこまでドスケベ…いや、寂しかったんだなメイコ。その寂しさ、壊してやるからな。
俺は壊す様に激しく腰を動かし、メイコの最奥を突き上げた。やがてメイコは身体を弓なりにし、女の悦びを
シャウトしながら果てた。
「イクっ、イっちゃっ…はあぁんっ!」
快楽で全身を痙攣させながら俺のを締め上げようとするが、俺はすぐに自身を引き抜き朦朧としたメイコを
仰向けにさせて両足を掴み再び挿入し、腰を動かす。
「ふあぁ!イってるのっあぁんっ!」
「俺はまだイってないよ。ドスケベメイコのお望みどおり、滅茶苦茶にしてやるよ。」
イき狂っている膣内を激しく掻き回すと、メイコは巨乳を揺らしながらのたうった。
「らめっ…あひっ感じ過ぎちゃ…休ませてぇっ…」
「だーめ。逆セクハラのお仕置きだ。ドスケベメイコにふさわしいだろw」
俺はけだものの様に腰を動かして、とろとろに馴染んだメイコの膣内を蹂躙し、最奥を小突きまくる。イっ
てる身体に更に快楽が襲って、嬌声を上げながらのたうつメイコ。
「ひあっ、イってるっ、やっ、壊れちゃ…んぁっ、狂っちゃう…よぉっ!」
「中に、たっぷり出してほしいんだろ?ぁぁ…」
俺も絶頂が近い。敏感になってる膣内へ更なる快楽の襲撃に身体を痙攣させ、譫言を言うメイコを俺は
滅茶苦茶に、嗜虐心の赴くまま攻めたてた。そして
「狂っちゃえよ、ドスケベっ…!!」
「あひぃぃん…っ!!」
熱い吐息と台詞と共に、俺は今まで我慢していた分たっぷりと欲望をメイコの最奥にぶちまけた。メイコの
凶悪な膣内は、俺の欲望を一滴残らず搾り取ろうと締め付けてくる。肉杭が大きな脈を打つ度、俺の腕の
中で桜色に染まった小さな身体を連続絶頂で痙攣するメイコがとても愛おしかった。
「ふあぁ…中で凄いビックンビックンしてるのぉ…あぁん…」
「あぁ…これから遠慮なく、いっぱい一緒になってやるからな…」
ちょっと体勢的にキツイけど背筋を曲げてメイコと唇を重ねる。メイコも顎を上げて一生懸命首を伸ばして
俺の唇を啄む。理性や羞恥心を殴り捨て、本能のままお互いを求め、全てを曝け出し快楽の絶頂の先に
あったとても甘く幸せな時間…彼女が求めていたものを形にしてあげた充実感と、彼女の本性を知った
優越感、そして彼女を自分のものにした独占欲が俺を支配していた。しばらく舌を絡ませていたけど、
俺のせいでとろとろになったメイコの顔が見たくて唇と自身を離す。
「ふあぁ…零れちゃうぅ…カイトぉ、凄かったぁ…」
「メイコ、凄く良かったよ。俺も初めてだったけど、わかるよ。」
恍惚状態のメイコは凄く可愛くて、再び股間に熱が滾り出した。でももう恥ずかしくない、お互いを曝け
出したのだから。俺はサイドテーブルにあったティッシュを何枚か取り、メイコの秘処を優しく拭き取る。
こんなに俺のを零しながら秘口をぱくぱくさせてるなんて、本当にエロ過ぎる。秘処を綺麗に拭き取ると、
俺は再びメイコを優しく抱きしめた。
0273凶悪な彼女2016/05/26(木) 01:14:25.34ID:Xu3gFJo6
「カイト、ごめんなさい…あたしね、心配だったの…お膳立ての機会、狙ってたの…」
「…うん。」
メイコは俺の腕の中で譫言の様にお膳立てをした理由を話した。原因は俺にある。大切な女性との
これからの為に、どんな内容でもちゃんと聞いてやらないと。メイコは俺の胸に顔を埋めて話を続ける。
「カイトの歌声を聞いて…泣いちゃうくらいカイトの事、好きになったの。その時から自分でも[何か
小さなエラーが起きてる]って気づいたの。カイト…なかなか来てくれないし、部屋にも入れてくれない
から…もしかして、あたしがチビだから子供扱いしているんじゃないかって…女性として見てないのかって、
だんだん心配になっちゃって…寂しくて居ても立っても居られなくて…早く一緒になりたくて…[あたしを
守りたい]っていうカイトの気持ち、考えないまま…動いちゃったの…ごめんなさい…」
マスターに買われるまで長い間倉庫にいて寂しかったのだろう。それとメイコのコンプレックスでもある
低身長が手伝って[俺と一緒になりたい]と焦ってしまった結果、俺の歌声でメイコにエラーらしきものが
起きてしまって行動を起こした様だ。人間で言うならば[恋の病]なんだろうか。そんなエラーが起きて
しまうくらい俺の事が好きになってくれたのは嬉しい反面、俺の[メイコを守る]という態度がメイコの
エラーに追い打ちをかけてしまった事が申し訳なかった。
「ドン引きだよね、こんな…ドスケベ女…」
「いや、全然イイけど。」
思わずさらっと言い放った俺の言葉にメイコの身体がびくんと跳ねた。メイコの顔を覗き込むと涙目で
顔をこれでもかと紅潮させている。今更恥ずかしがってる…いいんだよ、もっと晒しても。
「今はその小さなエラー…大丈夫?」
「うん。落ち着いてる。でもね…」
ゆっくりと顔を上げたメイコはまどろみを帯びた瞳で俺を見つめていた。
「カイトに会いたいっていう気持ちは、倉庫にいる時からあったんだよ。」
あまりにも可愛らしく切ない告白。メイコも俺と出会うのをずっと待っていたんだ。
「大丈夫だよ。俺の方こそ、メイコの気持ちに気づいてやれなくて、ごめん。」
俺は頷きながらメイコをぎゅっと抱きしめると、メイコは安堵した様に微笑んで再び俺の胸に顔を埋めた。
「好き。大好き…愛してる。」
「わかってるよ…俺も、愛してる。」
小さな身体を優しく、包み込むように抱きしめる。彼女にもう寂しくない事を教えるために。
「カイト…暖かい…なんだろ…眠い…」
エラーが改正されていく故の眠りだろう。すぐにメイコは小さな寝息をもらした。あどけなさが残る
穏やかな寝顔に優しくキスをする。
(起きたら…もう大丈夫だよ、メイコ。)
俺はメイコを抱いたまま静かに瞳を閉じた。
0274凶悪な彼女2016/05/26(木) 01:17:19.41ID:Xu3gFJo6
目を覚ますとメイコは俺の手を握ったまま、幸せそうな寝顔ですぴょすぴょと寝ていた…口を半開きに
して涎を垂らしながら。あまりにも間抜けな顔だ…昨晩の乱れ様とのギャップが酷過ぎて思わず吹き
出すと、メイコが目を覚ました。
「ふあ…おはよ、カイト。」
「くくっ…おはよう、メイコ。涎出てるよ…w」
「え、やだぁ…」
俺は空いてる手で涎を拭っているメイコの頭を撫でると、メイコはまたあの[ふにゃ]っとした純朴な
笑顔を見せて俺に覆い被さってきた。
「昨晩話してたエラー、消えてる?」
「うん。もう辛い気分はないよ。ありがとうカイト。」
元気ですっきりとした、初めて会った時の笑顔…そうだった、メイコはこんな笑顔をしていた。鳩尾
あたりにメイコの胸が乗って、ふにふにと心地よい。
「あんっ」
メイコの腹部に俺の朝立ちがぶつかった。俺だって男だよ。こんな凶悪な彼女が裸で上に乗ってたら
勃つっつーの。
「えへへ、元気だね。」
メイコは身体をずらして胸元に俺の肉杭を出すと、凶悪な胸で挟んで舌先でチロチロと弄ぶ。その
潤んだ瞳は明らかに愛ある性行為を期待している牝。こいつやっぱドスケベだわwww
「欲しい?」
「うんっ。あたしの中、もっといっぱいにして。」
俺が尋ねるとメイコは喜んで頷いて俺に跨り、凶悪な秘口で俺の肉杭を呑み込んだ。

後日、俺はメイコの願いを叶えてあげた。それは同棲。[一緒に住む]という刺激は俺にも斬新で、
何よりも[やすらぎ]があった。健気なメイコが家事全般をやってくれて(俺も手伝うが)、仕事の
時間になるまでのんびりまったりと、時に肉欲の思うがまま二人で過ごしてる。しばらくはこの
パソコンの中、メイコと二人きりだ。願わくばずっと二人きりでいたいけど、それはマスター次第。
食後、片付けを終えてリビングで横になって本(データ)を読んでると、俺の前で寝転び[ふにゃ]っ
とした笑顔でメイコが甘えてきた。こんなふうに甘えたかったんだろうな。彼女が満足するまで
沢山甘えさせてあげないと。俺は本を閉じて凶悪な彼女を抱きしめた。

 

以上です。お目汚し失礼しました。
最初メイコで書いてたけど次第に表現が難しくなり、カイトの方が書きやすい事がわかりましたwhy?
やはり女性は受け身になるからでしょうか。うーむ…
最後までお付き合いありがとうございました。それではまた。
0275名無しさん@ピンキー2016/05/26(木) 07:04:46.01ID:rb6WYe73
ミクの髪の毛で髪コキ逆レイプがしてほしい!!
0276名無しさん@ピンキー2016/05/27(金) 01:52:21.34ID:lm41L2P3
>>274
鬼畜さんの新作カイメイktkr!!
小さいめーちゃんと、そんなめーちゃんが大好きなKAITOの紆余曲折の末のエロに大変興奮しました!!
めーちゃんエロ可愛いさと、KAITOの安定のSっぷりが良かったです!!
いつもありがとうございます!!
0278 ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 19:54:04.81ID:HNEd/o+b
「お酒は二十歳になってから」ですよ!と警告を入れつつ。

スーパー・青果店等で青梅が出回る時期になってきたので、
昔書いててお蔵入りにしてたがくぽ×ミク投下します。

ごくごく微量に、
キヨテル×Lily、リュウト×アイちゃん(voiceroidの月読アイちゃん)
な要素も有りです。あと、すいぶん前に書いてたやつなので、
インタネ社の新しい子たち(CULちゃん、Chikaちゃん、kokoneちゃん)
は出てきませんのでご容赦を。

2回に分けて投下します。今回は全6レス消費の予定。
ダメそうな方は「お酒は二十歳になってから」をNGになさってください。何卒。
0279お酒は二十歳になってから・前編(1/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 19:56:21.27ID:HNEd/o+b
6月は梅仕事の季節。
幸いにも、今日は天気が良く、絶好の作業日和。

そういうわけで、我が家でも梅酒だのを仕込むべく、
同じく在宅であったLilyとリュウトとともに、
宅の縁側にて作業に勤しんでいる。

青梅を洗い、水に浸けて灰汁抜きをし、
水気を綺麗に拭き取って乾かし、

「ほら、ここの窪みに竹串を当てるであろう?
 そして、こう、すっと。」
「へー、梅の実のヘタって意外と簡単に取れんだねー。」
「ねー。」

等々、ふたりに教えながら和気藹々と作業を進めていたところ。

「お邪魔しまーす……。」

不意に呼ばれて視線を移した先には、初音殿の姿があった。
0280お酒は二十歳になってから・前編(2/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 19:57:35.32ID:HNEd/o+b
「わー、みくねーちゃん、いらっしゃーい。」
「ミクちゃん、こんちわー。」
「こんにちはー。」

「おや初音殿。今日も終日仕事だったのでは?」
「そうだったんですけど、ちょっと予定が変わって、
 午後の収録が無しになっちゃったんです。
 ……って、メールしたんですけどね。」
「ああすまん。
 電話、部屋に置いたままでの。見ておらなんだ。」
「返事ないから多分そんな事だと思ってました。」

「もう兄貴ってばさー、だからちゃんと
 ケータイは携帯しろっていっつもゆってんじゃん!」
「いやはや。すまんすまん。」

また、Lilyに怒られてしまった。
この手の物は持ち歩かねば意味がないと判ってはいるのだが。
ついつい忘れてしまってよろしくない。

「ところで皆さん、梅酒の仕込みですか?」
「うむ、まあ、そんなところかの。」
「そっかー、もうそんな季節なんですねえ。
 なにか私も手伝いましょうか?」
「おお、では一寸、いま実のヘタ取りをやっておるゆえ。
 手伝ってもらえんかの。」
「わかりましたー。」

新たに要員がひとり加わり、作業はすいすいと進む。
0281お酒は二十歳になってから・前編(3/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 20:00:05.50ID:HNEd/o+b
用意していた果実酒瓶はつごう3つ。

ひとつには、梅と氷砂糖とホワイトリカー。
ひとつには、梅と蜂蜜とホワイトリカー。
最後のひとつは、梅と氷砂糖のみ。

それぞれ詰めて密封し、皆で台所に運び込ぶ。
台所の床板を外し、空きスペースに今年仕込みの分の瓶を仕舞っていると、
リュウトがなにやら、脇にある瓶を不思議そうに見ていた。

「ん?どうかしたか?」
「ねえ、にーちゃん、これなあに?」
「ああ、それはの。前に作った梅酒でな。
 これが去年の分、こっちは一昨年のじゃ。」
「えー、でも色とかぜんぜん違うよ?」

不思議そうにしているリュウトに、Lilyが答える。

「長く漬けとくと梅の実の色とか出てきて、こーなるんだよ。
 ほら、中の梅の実もしわしわになってるでしょ?」
「ほんとだー!へー、すごーい!
 じゃあさ、じゃあさ、今年のこれも、来年ころにはこうなるの?」
「まあ、上手く行けばの。」
「大丈夫ですよ、上手く行きますってー。」

と皆で歓談しつつ。おお、そうだ。

「初音殿。」
「はい、何です?」
「良ければ、この、去年・一昨年の分、
 いくらか裾分けしたいのだが、帰りに持って行ってもらえんかの。」
「え、良いんですか?有難うございます。喜びますよー。主にお姉ちゃんが。」

切子ですくって小瓶に詰め替えつつ。

「Lilyも、キヨテル殿の所に行く機会があったら持って行ってくれんかの。」
「うん、いいよー。
 てか、もう今行ってきちゃうよ。せんせー今日午後はオフだって言ってたし。」
「そうか、すまんな。」
「いいっていいってー。」
 
「あ、そだ。ねえリュウト、姉ちゃんと一緒に
 アイちゃんのとこ遊びに行かない?」
「うん、いくー!」
「じゃあ兄貴、ちょっとリュウトも連れてくから。」
「うむ。」
「GUMI姉は夜まで仕事だって言ってたし、
 私らもたぶん2時間くらいは帰ってこないと思うからさ。」
「?」
「だからミクちゃん、ゆ っ く り し て い っ て ね ★」
「「え。」」

言い残して、Lilyは梅酒の小瓶が入った手提げを手にし、
リュウトを連れて颯爽と出て行ってしまった。
そして台所に取り残されるわしと初音殿。

「……なんか、気を使わせちゃったみたいですねえ。」
「……そうだのう。」

顔を見合わせ、そして互いに苦笑いをする。
0282お酒は二十歳になってから・前編(4/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 20:01:12.68ID:HNEd/o+b
我が家に新しい家族が加わる前は、
よく、初音殿と二人で宅の縁側でのんびりと過ごしていたものだったが。

今では我が家もそれなりの大所帯になったことと、
特に最近は、互いに多忙を極めていたこともあり、
初音殿と二人きりになることはおろか、
顔を合わせること自体も実は久しぶりであったりする。

Lilyの計らいに内心感謝しつつ、外した床板を元に戻そうとすると、
ここで初音殿が話を切り出した。

「ところであの、がくぽさん。ものは相談なのですが。」
「ん?相談とな?」
「はい、あの。いまお裾分けしていただいた梅酒なんですけど。」
「うむ。」
「私もご相伴に預かりたいなー、なんて言ったら、ダメですか?」

え?
0283お酒は二十歳になってから・前編(5/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 20:02:16.48ID:HNEd/o+b
「いや、いかんいかん!初音殿は未成年であろうに。」
「VOCALOIDなんですから、別に「身体に悪影響」とか、
 そういうの関係無くないですか?」
「いやでも、社会の決まり事は守るべきであろう。
 アルコールなしの梅シロップならあるが、それではいかんのかの?」
「やー、だって。お姉ちゃんが
 『やっぱり梅酒の方が美味しい』って言ってたので気になって……。
 お願いします!ほんとに、ちょっとだけでいいんで。」

しばしの押し問答の末。

「……なら、少しだけじゃぞ。」
「わあい、がくぽさん有難うー。」

結局、押し切られてしまいった。
本当はあまりよろしくないことなのだろうが……。
初音殿に対してはついつい甘くなってしまう。

梅酒のアルコール濃度は存外に高い。
ゆえに、原液のままではなく、水と氷で割ったものを、
グラスに入れて手渡した。

「へえ。入れるの氷砂糖か蜂蜜かで味ずいぶん違うんですねえ。」
「まあ、それは良いが。大丈夫か?」
「はい、大丈夫、みたいです。」
「ならよかったが。大丈夫じゃなくなったら、すぐ止めるのだぞ。」
「はい、わかりました。」

その時は変わった様子は無かったし、
そんなに量を飲ませた訳でもなかったゆえ、大丈夫だと思っていたのだが。

台所を後にし、縁側に場所を移して数分後、
初音殿は次第に口数が少なくなり、
次第に眠そうな素振りをするようになった。

「ふぁ……。」
「初音殿、大丈夫か?」
「あ……、ごめんなさい……。なんか、急に……、すごく眠くなっちゃって……。」
「大丈夫ではなさそうだの。
 横になった方が良かろう。布団敷くゆえ、部屋まで歩けるか?」
「はい……ごめんなさい……。」
「いやいや、こちらにも責任はあるゆえ。」

取り敢えず、
その場でうつらうつらしている初音殿を抱えて
寝室まで連れて行き、布団を引いて寝かせてやる。

おそらく、もともと酒には強くないうえ、
疲れもあったのであろう。
初音殿は、数分と経たずに寝息を立て始めた。
0284お酒は二十歳になってから・前編(6/6) ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 20:03:03.53ID:HNEd/o+b
すやすやと眠る初音殿の傍らで、
ちびちびと梅酒を舐めつつ、今度の曲の楽譜データなどを眺めつつ、小一時間。

「んー……。」

と、伸びをする初音殿。どうやら、目を覚ましたようだ。

「気が付かれたか?」
「あ……、はい……。すいません……。」
「いやいや、こちらにも非はあったゆえ。
 大丈夫か?気持ち悪い、とかはないかの?」
「それは、だいじょぶ、ですけど……。ちょっと暑いです……。」

そう言って、初音殿は掛け布団をばさ、と
上半身まで跳ね除けて、手でぱたぱたと扇ぐ仕草をした。
確かにまだ少し酩酊しているようで、語尾が弱々しく、顔も赤い。

「あまり大丈夫そうには見えんがの。」

初音殿の頬に、手を当ててみる。

「あー……。」
「ん?どうした?」
「手、冷たくて……、気持ちいいです……。」

初音殿は、頬に添えられた手に自分の手を重ね、
恍惚の表情を浮かべてそう言った。

「まあ、心地良いならなにより。」
「……んー。」

すると、初音殿はこちらに手を伸ばしてきた。

もう一方も差し出せということか?
そう解釈して、もう一方の手も反対側の頬に置き。
わしの手が初音殿の両頬を包み込むような形になる。

初音殿の頬も手も、熱を帯びて熱いなあと、
そんなことをぼんやりと考えていたら。

初音殿が不意に、ぺろ、とわしの手を舐めた。
0285 ◆Yqu2Vih7dU 2016/06/04(土) 20:04:25.71ID:HNEd/o+b
なんかがくぽって、まめまめしく
梅酒漬けたり糠床育てたりしてそうなイメージありませんか。

というわけで、今日はここまでで。
近日中に後編を投下します。
0286名無しさん@ピンキー2016/06/06(月) 08:34:38.13ID:VN5W6LIw
新作投下ktkr!
久々のがくミク期待しとります!

[○○漬け]など自分で作りそうですよね>がくぽ

先月、グレープフルーツとキウイの果実酒を作ったのですが
3、4日で出来上がるので、すぐに飲み干してしまいましたw
やっぱり梅じゃないと駄目だな。
0288名無しさん@ピンキー2016/07/04(月) 17:13:54.41ID:nRYu70PH
あげ
0289 ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:12:51.56ID:mGJwxzFX
今年も梅酒仕込みました。>>278です。

せんだってのがくぽ×ミクの後編投下します。今回は5レス消費します。
ダメそうな方は「お酒は二十歳になってから」をNGになさってください。何卒。
0290お酒は二十歳になってから・後編(1/5) ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:14:46.96ID:mGJwxzFX
「は、初音殿!?」

予想していなかった所作に、思わず動揺してしまう。

「……初音殿、まだ酔うておるな?」
「ふふふ、どーですかねぇ?」

初音殿は、こちらの狼狽はつゆ知らず、という風情で。
くすくすと笑い、体を起こして、こちらにじり寄り。
傍らで正座していたわしの腿の上にぽふ、と自分の頭を置いた。
わしが初音殿に膝枕をしているような体勢になる。

「やはり酔っておるぞ。」
「そーですねぇ、酔ってますねぇ。」

くすくすと笑い、ぎゅ、と腰にしがみつかれる。
いやその、正直、その位置は少々まずいというかなんというか。

「こら、離れなさいな。」
「……やです。」

初音殿は、なかなか離れようとはしない。
一体どうしたのであろうかと様子を訝しんでいると。

「………………って、……がぁ……。」

何事か言ったようだが、声が弱々しくて聞き取れなかった。
ゆえに、聞き返す。

「ん?いま何と?」
「……だって、その、…………お布団が。」
「布団が?」
「お布団の匂いが、がくぽさんの匂いで……。
 そしたらなんか、ぎゅってしたくなっちゃって……。」

初音殿はそう言いながら身体を起こし、
そして今度はぎゅう、とわしの胸にしがみついてきた。

「あの……、だめ、ですか?」
0291お酒は二十歳になってから・後編(2/5) ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:16:14.37ID:mGJwxzFX
ええと、これは、もしや、もしかしなくても。

誘われている?

「いや、駄目も何も……。」

良いか駄目かで言えば、無論、駄目ではない、のだが。
むしろその、正直な話、皆が席を外した時点で
そういう展開を期待してなくもいなかった、のだが。

だが、自分の監督不行き届きにより
このような事態になったというのに、
この機に乗じるのは良いのかというか。何というか。

どうしたものかとしばし悩んでいると。

「がくぽさん……。」

言いながら、初音殿は顔を上げ、こちらに目を向けてきた。
すがるような、ねだるような、その表情。

女子にそこまでさせてしまうとは男の名折れ。
初音殿に恥をかかせる訳にはゆかぬ。

と、そんなことを体の良い言い訳にして。
ええい、ままよ!と初音殿を布団の上に押し倒した。

多分、自分も酔っている。そういう事にしておく。
0292お酒は二十歳になってから・後編(3/5) ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:18:35.26ID:mGJwxzFX
久しぶりに腕の中に収めた初音殿の身体は相変わらず細くて華奢で。
体重をかけすぎてしまわぬよう気をつけながら、
身体を密着させ、ぎゅう、と抱き締めあい、口付けを交わす。

初音殿の身体中に手を這わせ、久々の感触を存分に堪能しながら、
ここで気づいたことが一つ。
おそらく酒のせいであろうが、
なんだか、初音殿の反応がいつもと違うのだ。
なんというか、こう……、頑なさがないとでもいうか。

初音殿と体を重ねるようになってからしばらく経つが、
今でも初音殿は、いざ事に及ぼうとすると、若干だが身体を強張らせる。
進めていくと緊張は解けるし、
昔よりも反応は好くなっているようにも見受けられるし、
それはそれで可愛らしいとも思うのだが。

切り出すのは、いつもわしから、ということもあり、
もしや、嫌、とは言わんまでも、
実はこういう事にはあまり乗り気ではないのかと。
もしや、無理に付き合わせてるのでは?と。
思うところが無いわけでもなかったわけで。

それが今日は。
その、妙にしながあるというか、積極的というか。
なんというか、その、……非常にそそられるわけで。

いつもはもっと時間をかけて十分に慣らしてやるのだが。
これなら、もう大丈夫、かと。

「すまん、初音殿、……もう良いかの?」

こくこくと頷く初音殿。
ならば、と自分のモノを入り口にあてがい、ぐぐっと侵入させる。
0293お酒は二十歳になってから・後編(4/5) ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:20:03.32ID:mGJwxzFX
「あ……。」

自分を受け入れながら、切なげな声を上げる初音殿。
たまらず、足を大きく広げさせて、
より奥まで入ろうとする。

「やぁ……、あっ……。」

突かれる度、初音殿は頼りなげな声を漏らし、
そしてその声の調子が、これまたいつもとは違っていて。

下腹に力を入れて、懸命に耐える。が。
久々、ということもあり。

限界は、思いの外早く訪れた。

「あ……。」

おそらく、足りなかったのであろう。
困ったような、残念そうな顔をしている。

しからば。
未だ濡れそぼるその場所に指を這わせて一番反応の良い場所を探り、
ゆるゆると、ぬるぬると、刺激してやる。

「や、ちょっ……、だめぇっ……!」

抗議にかまわず、そこへの刺激を続ける。
力を入れすぎてしまわないように、慎重に、慎重に。

「あ……もぉ……やっ…………、あっ……!」

初音殿は小さく叫んで、身体を痙攣させ。
首に回された腕から、ふっと力が抜けたのがわかった。

わしの下でぜいぜいと息を切らす初音殿。
これでなんとか、面目は保たれた、……と思う。思いたい。
0294お酒は二十歳になってから・後編(5/5) ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:21:13.40ID:mGJwxzFX
行為の後、再び満足そうに寝入ってしまった初音殿が
目を覚ましたのはそれから約30分後。

「おはようございます……。」
「うむ、お早う。」

ぼんやりとしている初音殿に、問いかけてみる。

「初音殿、その……。覚えておるか?」

初音度は、一瞬間を置き、

「…………はい。」

答えた後、真っ赤になって毛布に包まってしまった。

「あの、すみません、本当に。ご迷惑ばかりおかけしてしまって。」
「いやいや。」

まあ、正直なところ迷惑などではなく
むしろ美味しかったのだが。それは心に仕舞っておくとして。

「初音殿。」
「はい。」
「まあ、今回は……こちらの責任もあるがの。
 今後は一切酒は飲まんように。わかったかの?」
「……はい。」

うなだれた初音殿の頭をよしよし、と軽く叩き。
未だ毛布に包まったままの身体を抱き寄せる。

酒のせいなのか先ほどの名残なのか。
抱き寄せた身体は、まだ心持ち熱かった。
0295 ◆Yqu2Vih7dU 2016/07/04(月) 23:22:28.08ID:mGJwxzFX
以上です。

事実だけ抜き出すと、「未成年アイドル、飲酒で淫行」ですね。
なんてスキャンダラスな。

「近日中」と言いながら1ヶ月も空いてしまいすみませんでした。
そして、ここまでお付き合いくださり、有難うございました。

それでは。また名無しに戻ります。
0296名無しさん@ピンキー2016/07/09(土) 13:28:58.23ID:1NI2vFYQ
GJ!
酔った勢いでぎゅっとしてくるミクさんエロかわいい
0297名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!2016/07/10(日) 15:53:39.33ID:eUxx4tNe
酔って誘っちゃうミクさんイケない子ですな、けしからん

GJでした
0298名無しさん@ピンキー2016/07/25(月) 02:18:59.24ID:a0f23Dtp
ストロベリーウィッチめーちゃんとカイトのズッコンバッコンを全裸待機しとります。

蚊に喰われて痒いです早くしてw
0299名無しさん@ピンキー2016/08/05(金) 07:36:11.29ID:63wyetGF
上げ
0300憧れてた先輩2016/08/08(月) 02:46:01.11ID:18JjUMUf
どうもー、鬼t(ryです。
今回は初登場ZOLA PROJECTのKYO視線。はっきり言って扱い方が酷いです。不憫です。
でもヤりたかったwZOLA PROJECTファンの皆さまごめんなさい。あくまでVOCALOIDですw
KYOにとってエロギャグは天国か地獄か?私・名物[アノ刑]二人目は君だwおめでとう。

〉〉213の[女日照りでマスターに女ボカロを〜]ZOLAネタを振ったのは私ですw
よそ様の見たかったモーンw〉〉214様、その節はありがとうございました。今回は
それより酷い状況かとw
タイトルは[憧れてた先輩]。それではお手柔らかに。



「Happy Birtyday to you〜♪誕生日おめでとう!」
「え?いいのコレ?ありがとう!」

どうもはじめまして。ZOLA PROJECTのリーダー(?)KYO(以後キョウ)だ。俺達は誕生日
プレゼントとしてマスターなる女子大生に贈られた。やっと俺達にマスターが!
しかも結構可愛くてキリッとした女の子だぜwとニヨニヨしているとメンバーの一人で
あるWIL(以下ウィル)がハシビロコウみたいな顔つきで俺の妄想に水を差した。
「you idiot(バカかお前).何鼻の下伸ばして浮かれてんだ。マスターが女だとすると、
そこのボカロは野郎メインだろ。現実を考えろsexy bastard(スケベ野郎).」
更にメンバーの一人であるYUU(以下ユウ)がスナギツネ顔で追い打ちをかける。
「そうだよ。たとえ女ボカロでも小学生中学生は犯罪レベルだし、妖精や簪扇子だと
エロキョウの野望は叶わないなwラスボスでもありがたく思えよ?外国男性ボカロに
アーッ!されるよりはマシだろホント。」
この二人、夢も希望もへったくりもねぇ…リーダー(?)である俺が盛り上げないと。
「お前ら…もっと、こう…夢を持とうよドリームをさぁ!」
「「あの状況でか?」」
「う…」
あの状況…そう、俺達[ZOLA PROJECT]はVOCALOID誕生10周年企画で出されたのだが…先に
販売されたKAITO V3に出鼻をくじかれたりと、なんだかんだ色々あり過ぎた。更に俺達はとある
店で在庫処分セールで売られていたのだ(それをプレゼントにする輩も輩だが…)。
「4ライブラリでV3エディター付き、楽器音源付きであの価格だとGiven up hope(お手上げ)
だな。」
「うちもVOCALOID10周年記念特典とか、もうちょっと考えて欲しかったよホント。」
「じゃあなんでお前外国人なのにどうしてDB日本語ぐわっ」
俺の突っ込みにウィルが金的攻撃、屈んだところに後頭部へ踵落としを決める。
「まぁ、歌わせてくれるだけでもありがたく思わないとねホント。」
「You're right(そのとおりだ).」
足元でピクピクしてるリーダー(?)の俺を余所に二人は話をシメた。
0301憧れてた先輩2016/08/08(月) 02:46:54.37ID:18JjUMUf
インストールが終わり、部屋(ファイル)から顔を出すと数メートル先にMEIKO V3が。
俺が憧れていた先輩。まさかここで出会えるなんて![ふにゃ]っとした笑顔で会釈してる
よ、すんげー可愛いっ!
「めっ、メイコ先輩っ…!」
俺は居ても立ってもいられず部屋から飛び出した。そして…そのまま何かにつまずいて
勢いよくローリング。メイコ先輩50cmくらい手前で止まった。
「(´▽`)わーい、引っかかった引っかかった♪」
早速メイコ先輩の手荒な歓迎を受けた俺。顔を上げるとなんとも素晴らしいローアングル
ですメイコ先輩ありがとうございますw子供の様にジャンプをして、胸をボインボイン
揺らしながら喜ぶ無邪気でエロ可愛い悪戯天使。[ボイン]という素晴らしい言葉を生んだ
大橋巨泉氏の御冥福をお祈りいたします。露出した肌は艶があり、ウエストが引き締まって
いて、程よく筋肉がついたしっかりとした足。見事なボンキュッボン!紛う事なき健康的
セクシーボディですよ!あぁ俺、腰動いちゃうよぉwしかし俺の背後からは優しくも
憎たらしいアノ声が…
「(゚∀゚)ふはははは!ようこそZOLA PROJECTの諸君!歓迎する!今後ともよろしく!」
部屋出入り口前で寝釈迦のポーズをとって高笑いをするKAITO V3。どうやら俺はこの
卑怯極まりない悪魔によって勢いよくローリングとなった様だ。あの野郎…っ!
「お初にお目にかかりますカイト先輩。私はZOLA PROJECTのウィルと申します。こちらに
いるのがユウ。あちらでメイコ先輩の前で無様に寝っ転がっているのがキョウです。
Thank you in the future(今後ともよろしくお願いいたします).」
「初めましてカイト先輩。ウィルの紹介に与りましたユウです。噂どおりの卑怯っぷり、
今後ともよろしくお願いいたします。」
寝っ転がっているカイト先輩の前で立膝を着いて挨拶するウィルとユウ…おまえら、まず
リーダー(?)である俺を助けろよ。メイコ先輩まであっちに行っちゃったよ俺ロンリー。
「おーいZOLA−。初めまして、私がマスターだよ。無事インストしたー?」
空にあるモニターからマスターの声が響くと皆が次々と立ち上がった。ZOLA PROJECTの
リーダー(?)である俺が言わないと。俺は身体を起こしながらマスターの声に応える。
「マスター、無事インストしました。こんな俺達ですが、よろしくお願いいたします。」
俺が挨拶するとウィルとユウも続いて挨拶。するとメイコ先輩がマスターに質問した。
「マスター、彼らどうしたんですか?衝動買いですかぁ?」
「ん?音楽サークルの人達から誕生日プレゼントで貰ったのよ。二人とも仲良くしてね。」
「誕生日だったんですね、おめでとうございますマスター。」
マスターの声にハリの良い声で返事する二人。俺としてはメイコ先輩と仲良くしてーw
このメイコ先輩、身長低いなぁ可愛いー…つか、なにカイト先輩の腕に抱き着いているん
ですかっ!そしてメイコ先輩の胸がカイト先輩の腕にフニフニとぉ!何と羨まけしからんっ!
…って、カイト先輩は眉一つ動かねぇ。普通男がそんなの喰らったらムラムラ必至だろ…
何その大人の余裕ムカツクわー。そんな俺の視線に気づいたのか、カイト先輩はメイコ
先輩に腕を離す様に伝えると、メイコ先輩はちょっと拗ねた顔をしてカイト先輩の一歩
後ろに下がった。ここではカイト先輩が上の様だ。
「ま、おふざけはこれくらいにして、今後ともよろしく頼むよ。」
そう言ってカイト先輩は俺達に手を伸ばし握手を求めた。ここは素直に応じる。ウィル、
ユウ、そして俺と握手を交わしていく。カイト先輩は俺くらいの背丈だ。しっかりとした
握手に穏やかな表情、そして海の様に深い青色の瞳には目力があった。ベテランの貫禄
って奴かクソっ…続いてメイコ先輩からも握手の手が伸びた。
「ZOLAの皆、今後ともよろしくね。」
0302憧れてた先輩2016/08/08(月) 02:47:32.76ID:18JjUMUf
[ふにゃ]っとした純朴な笑顔のメイコ先輩はやっぱり身長が低かった。160cmない。手も
小さくて感触柔らかくて滅茶苦茶可愛ぇ〜wおまけにほのかにいい香りしてるよぉ。何この
低身長ナイスバディ大人可愛い系、反則だろ…嗚呼、食べちゃいたいw
「あ、あのぉ…キョウ君?」
身長差故に上目遣いのメイコ先輩。低身長に似合わぬ、たわわな胸の谷間マジヤバいっすw
エロエロ挟まれてぇ〜w
「はい、何でしょうかメイコ先輩。」
「あの…手。」
手?あぁ、メイコ先輩のおてて、滅茶苦茶暖かくて柔らかくて可愛いっす…
「ちぇすとぉっ!」
「あだっ!何すんだよっウィル!」
夢心地な俺の側頭部にウィルの平行チョップが入った。その顔つきはまさにハシビロコウ。
「キョウ、何メイコ先輩の手を握ったままキメぇトロ顔晒してんだ。その穢れた手を離せよ
dag bastard(腑抜け野郎).」
あ…俺、メイコ先輩の手を握りっぱなしだったwすかさずユウが俺の手を離して頭を下げる。
「メイコ先輩、ホントすみませんでしたっ。こいつ万年発情エロウサギなので注意してくだ
さい。カイト先輩、このエロウサギがメイコ先輩に何かしたら容赦なくシメっちゃっていい
ですからホント。俺達も協力します。」
ユウてめぇ…俺が睨むとユウはスナギツネ顔で俺を睨み返す。そんな俺達三人のやりとりに
顔を赤くして苦笑するお二人方。まぁ先程の悪戯に軽くやり返せたかw
そんな中、マスターの声が空に響いた。
「お互い挨拶終わったみたいだね。それじゃあZOLAはこのまま調節とかするから。カイトと
メイコは今日お休みね。」
マスターの指示で俺達は解散…と思いきやカイト先輩が口を開いた。
「歓迎会の準備が出来てなくて悪かったな。明日、改めて歓迎会やろう。」
「あ…いや俺達、急に来たモンだし仕方ないですよ。気を使わせちゃってすみません。
お疲れ様です。」
カイト先輩の優しい言葉に俺は思わず礼をした…悪い人じゃないわな、この人。
「それじゃあ明日、歓迎会しようね。頑張ってね、おやすみなさい。」
続いてメイコ先輩にも礼をする。二人共、部屋(フォルダ)に帰る様だ。メイコ先輩の部屋、
きっと可愛い部屋なんだろうなぁ、いつか入れたらイイなぁ…俺は目でメイコ先輩を追った。
メイコ先輩はカイト先輩の腕に抱き着いたまま…一緒に部屋へ入って…いった。
…えぇぇぇっ!?お二人さん、まさかの同棲っスか!?そーゆー関係なんですかっ!?…まぁアノ
二人なら想定範囲内&お約束だよなハハハ…1ビットの恋心があえなくデリートし、膝を
折る俺をハシビロコウとスナギツネが見下した。
「なーに顔を引きつかせて涙目になってんだキョウ。ぶっちゃけメイコ先輩狙ってただろ。
stupid(愚かな).」
「そうだよ、あの二人がデキてるのはプロトタイプ時代からのお約束だろ。VOCALOID
なんだから、そういうの勉強しろよホント。」
最後に「ご愁傷様」とハモる二人に引きずられ、俺はスタジオへと連行された。

…どうやら俺達はボカロ最強カップルの[愛の巣]と化したパソコンにやってきてしまった
様だ。まだ野郎だらけの方がマシかもしれない…正直あんな低身長ナイスバディ純朴大人
可愛いメイコ先輩をモノにしているカイト先輩が羨ましい。しばらくはメイコ先輩と
いちゃつくカイト先輩に指をくわえながら羨望の眼差しを向ける日々。そして俺の股間に
ある燃え滾るリビドーは女ボカロが来るまでおあずけ…否、マスターが女性だからやって
くる可能性は低い。たとえ女性ボカロが来たとしても小中学生・妖精・簪扇子だったら
どう足掻いても絶望…助けてラスボス。
0303憧れてた先輩2016/08/08(月) 02:48:55.45ID:18JjUMUf
マスターに各々調律してもらいワンフレーズ歌うと、マスターが睡魔に襲われたので
初日はこれにて終了となった。三人揃って部屋に戻ろうとすると、デスクトップに
カレーの匂いが漂っている。どうやら俺達の部屋のすぐ隣にあるカイト先輩達の部屋から
漂っている様だ。オフタリサン、アスノゴハンハ ラブラブスパイシーナ カレーデスカ、イイデスネ…と思っていると、
俺達の部屋のドアに手紙が貼ってある。部屋で皆して手紙を読むと
[ZOLA PROJECTの皆さん、初日お疲れ様でした。歓迎会の
前座として明日、一緒に朝食はどうでしょうか?皆さんと
食べようとカレーを作りました。返信よろしく。KAITO MEIKO]
二人からの連絡。きっとメールだと疲れて確認しないまま寝てしまうのではと、わざわざ
手紙にしたのだろう。そこまで気を使ってくれるとは…良い先輩達だ。そしてその美味
しい内容に俺達はファンキーな笑みを見せ合う。
「食事を断るなんて俺達じゃあないよねホントw」
「Yeah.親睦のため、あちらのご厚意に甘えるべきだ。」
「全くだw」
意見は全会一致で可決。早速メールと送るとすぐさま返事が来たが、了解と共にこんな
追伸があった。
[皆の前でメイコが俺に抱き着いてきた件については
許してやってほしい。メイコは甘えん坊なところが
あり、あの抱き着き癖は正直困っている。
今後俺も彼女に注意するのでよろしく頼む。KAITO]
追伸を見て黙り込む俺達。カイト先輩、あの時我慢していたんだな…偉いよあんた。
ウィルもユウも同じ事を思っただろう。微妙な沈黙があたりを包む。
「…ホントいるよね、男の空気を読めない女って。」
「You're right.」
「カイト先輩、大人だな。」
[あれは男の空気が読めなかったメイコ先輩が悪い]と。これもまた全会一致で可決と
なった。
俺達の会合が終わり、部屋を見渡すとリビングの奥に寝室が三つ並んでいる。部屋は
小さいが各自のプライバシーが守られる。問題は…誰がどの部屋にするかだ。平等に
決めるのはやはりジャンケン。俺達は互いの顔を見て頷く。
「「「せーのっ、ジャンケンぽいっ!」」」
結果、一番に勝ったウィルが角部屋、二番目の俺がウィルとは反対側の角部屋、ビリの
ユウは真ん中となった。ついでに今回の風呂の順番もこれとなった…
が、これが俺の悪夢の始まりだった。

「…ふぅ。寝るか。」
プライバシーが守られているのは本当にありがたい。風呂で汗を流した俺は連絡端末で
エロ動画を視聴wでも一応ヘッドフォンは装備。元気良く一発抜いたところで床に就くと
「…ぁん」
「?」
あれ?俺、動画消し忘れてる?いや、消えてるよな。この音は何処からだ?俺は目を閉じ、
聴覚を集中して耳をすませた…この壁の向こうからだ。確かこの壁の向こうはカイト先輩
達の部屋。まさか…俺は真相をカイメイ、否、解明すべく壁に耳をあてた。
「あんなに出したのに、凄いズル剥けギンギンでビクビクしてるぅ…嬉しい…」
カイト先輩の優しい声は聞き取れないが、メイコ先輩のコシのある声は聞き取れた。
「だってぇ、カイトは昨日までずっと歌っていて、凄い寂しかったんだもん。あたし、
もっとしたいよぉ。」
何か甘い声音…コレってまさか…
「お願い…もっとエッチしようよぉ。あたしの発情おまんこ、カイトのグロテスクおちんぽ
でもっと掻き回してぇ。」
「っ!!」
あの二人やっぱりオっぱじめてるよっ!!つかここの壁薄いぞっ!!カレー仕込んだら次は
メイコ先輩を仕込むんですかカイト先輩っ!!つかメイコ先輩の声、ハリが良すぎて筒抜け
だっ!!声がPowerになっているんじゃねぇの?しかもあの低身長ナイスバディ純朴大人
可愛いメイコ先輩が淫語をっ!その声はとても扇情的で思わず俺の肉マイクが再起動w
先程シコって抜いたのに、メイコ先輩のけしからんエロボイスでもうビンビンですようはw
…あの二人が悪いんですw悔しいのでオカズにさせていただきますw俺は辛抱たまらず
スエットと下着を脱ぎ、いきり立った肉マイクをBPM=120でシコシコw
0304憧れてた先輩2016/08/08(月) 02:49:47.81ID:18JjUMUf
「酷い…あたし、カイトだけにしかドスケベ女にならないもん。」
え?何?カイト先輩限定でドスケベ女になっちゃうんですか?…まぁ女って好きな男に
だけ本性表すからなぁ、いいなぁ畜生。あの低身長ナイスバディ純朴大人可愛い系メイコ
先輩がどれだけ豹変するんですか?ヤベぇ凄ぇゾクゾクするw
「えへへ、ダーメ。いただきまーす……あぁんっ!」
その時一際ハリのある嬌声!挿入っ!?挿入っ!?挿入したんスかっ!?俺は肉マイクをシコ
っている右手の動きをBPM=120から150に上げたウヒョーw
「あぁっ!カイトのガチガチおちんぽ来てるぅっ…あん、奥ぅコンコン気持ちイイよぉ…
もっとぉ、もっとぉ…あぁん、カイトぉ大好きぃ…」
カイト先輩の肉マイクで女の最奥を小突かれて淫らな声でアンアン歌うメイコ先輩…今の
俺と同じBPM=150くらいか。あの胸もボインボインとリズムを打って揺れてるに違いないw
乱れ狂うメイコ先輩を突き上げてるカイト先輩が羨まし過ぎる…悔しいけどこれがボカロの
格差社会なんだよな…嗚呼。俺がそう思っていると、耳を疑う台詞が聴覚を刺激した。
「イイっ!この感じイイのぉっ!我慢出来ないっ!騎乗位大好きぃーっ!」
「?!!!」
俺のシコっている手が止まった。カイト先輩が突いてるんじゃなくて、まさかあの低身長
ナイスバディ純朴大人可愛いメイコ先輩がカイト先輩に跨って腰振ってギシアン騎乗位
大好き…だと?駄目だ、耳が壁に張り付いてw
「ぶっといおちんぽずっぽり刺さってるのぉっ!深いのぉっ!あぁぁんっ奥イイ処に
ズンズン来るぅっ!じゅぽじゅぽイイっ!腰止まんなくなっちゃうぅ!あーっ!あーっ!」
メイコ先輩のコシのある熱い喘ぎ声に俺は凍り付く。ずっぽり刺さって腰止まんないって…
豹変にも程があるだろ。おまけにBPM=150で騎乗位って凄いぞ…あ。
その時俺は、とある事に気づいた。メイコ先輩の今までの台詞を再確認する…
「あんなに出したのに」「もっとしたいよぉ」って…つまり二回戦開始?そういや俺、さっき
までヘッドフォンでエロ動画視聴してたから気づかなかったんだ。あとセクササイズで騎乗位は
腹筋・背筋・太腿のシェイプアップに効果あるってあるけど、まさかあの引き締まった健康的
ナイスバディは、本人が気づかぬうちに騎乗位で鍛えられたものだとしたら…
「コンコンっ!コンコンイイのぉっ!おまんこトロトロになるぅっ!キュンキュンするぅっ!
狂っちゃう!気持ち良すぎてっ、ドスケベおまんこっ、狂っちゃうよぉっ!あひぃーっ!」
そうしているうちにあちらのBPM=180くらいイっちゃってる…女ってここまで豹変しちまうのかよ…
いや、あんな低身長ナイスバディ純朴大人可愛いメイコ先輩を豹変させたカイト先輩がn(ry
「お膳立てしちゃったっ、夜みたいに、腰止まんないよぉっ!カイトのおちんぽっ、ゴリゴリ
気持ちイイのぉっ!はあぁんっ、カイト大好きぃっ!いっぱい中に出してぇっ!あぁーんっ!」
え?お膳立てしちゃった?更に中出し要求…だと?どこまでドスケベなんですかメイコ先輩ぇ…
そしてメイコ先輩にお膳立てされたなんて…羨ましすぎるぜカイト先輩…
お膳立て…俺の頭の中が真っ白になっていく…憧れていた存在…メイコ先輩が、カイト先輩に
お膳立てしたなんて…俺の中の[低身長ナイスバディ純朴大人可愛いメイコ先輩]がデリート
していく…カイト先輩にお膳立てして、BPM=180騎乗位・腰ノンストップで淫語で喘ぎまくって
中出し要求する[超ドスケベなメイコ先輩]へと書き換えられていく…哀しいのか悔しいのか、
カイト先輩が羨ましいのかわからない。涙が…止まらない…身体が…震える…
「硬いっ、硬いのぉっ!ドスケベおまんこにっ、いっぱい種付けしてぇっ!イくぅっ、イっ
ちゃっ、あぁっ…」
0305憧れてた先輩2016/08/08(月) 03:08:07.97ID:18JjUMUf
何だろ…俺の頭、プスプスと変な音がしてんだよ…涙と鼻水が出るんだけど、身体が…動かない…
「―あひぃぃんっ!!」
「―あぎゃあああぁぁぁぁぁっ!!」
絶頂を迎えたメイコ先輩の嬌声と共に俺も叫んだ。その時、意識が遠のく俺の目に映ったのは
腕から手の先…腰から足…つま先まで…真っ…白…に…

 

どうも初めまして、ユウです。深夜未明、エロウサギの断末魔が部屋に響き渡ったので、
ウィルと共にエロウサギの部屋へ駆け付けると…下半身裸、涙&鼻水&譫言を垂らし
ながら壁によりかかり、ベッドの上で真っ白フリーズしているエロウサギを発見。汚ぇモノ
見ちまったぜホント。更にそこへカイト先輩が駆けつけてきた。どうやらカイト先輩達の
部屋にまでエロウサギの断末魔が聞こえた様で。ホント来て早々、迷惑過ぎるぜこのエロ
ウサギは。俺はとりあえず今後の為に写真を撮ったw
「ドスケベ…お膳d(ry」とよくわからない譫言を垂らす真っ白エロウサギの口をカイト先輩が
咄嗟に封じる。
「…そっとしておこう。な。」
カイト先輩は微笑んでいたけど、その目はホント笑ってなかった。三人してエロウサギの
部屋を出た後、カイト先輩は大急ぎで自室へ。更にパソコンの[設定]へ駆け込み、しばらくして
「これで大丈夫だ」と戻ってきたけど。
翌日、ウィルと共にカレーをご馳走になったのだが超美味かった。メイコ先輩が作ったのかと
思いきやカイト先輩だという。流石苦労人は違うよな、尊敬しますホント。
「カイトってね、カレー作り凄い拘っちゃうの。」
そう話すメイコ先輩は恥ずかしそうに頬を染め、昨日より肌艶が良くてホント色っぽかった。

 

ー後日談・カイト&メイコと真っ白フリーズから復活したキョウの三者面談ー
「キョウ君、今回の件は黙っていてほしい。部屋の壁が薄かったなんて俺達知らなかったんだ。
俺もメイコも反省している。改めて、今後ともよろしく頼むよ(赤面&真顔)。」
「キョウ君、その…ドスケベで…ごめんね(赤面&瞳うるうる)。」
「………はい(疲弊&涙目)。」

 

以上です。お目汚し失礼しました。
彼らがやってきた先にいたのは、凶悪エロ可愛い低身長メイコがいるパソコンでしたw
ラスボスとカイメイ、どっちが幸せかなー?w
あと天野氏のイラストを見て[ウィル→ハシビロコウ]・[ユウ→スナギツネ]に見えちゃったんだ私w
最後までお付き合いありがとうございました。それではまた。
0306名無しさん@ピンキー2016/08/08(月) 22:21:21.82ID:3YWGu4dz
GJ!
キョウ君不憫wwそしてめーちゃんが相変わらずエロくて良い感じです!
0308名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 03:36:07.32ID:nVxx7xVU
ミクさん誕生日おめ!
0309名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 23:22:34.73ID:h74fCkVr
ミクさん誕生日おめでとう。

「はい、ありがとうございます、マスター」

じゃあ、はい、プレゼントのネギ。

「わ、えへへ、嬉しいです」

ミクさんはほんとネギ好きだねえ。ささ、開けてみてごらん。

「はい!あれ、でもこれ……」

ね、ネギでしょ。

「ネギなのに、……スイッチがついてるんですけど」

うん、オモチャだからね。
でもネギだよね。
嘘は言ってないよね。
0310名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 23:26:37.15ID:h74fCkVr
「わー……う、嬉しすぎて涙が出そうです……」

そう?そんなに喜んでもらえるならよかった。
じゃ、さっそく食べてみようか。

「え、いや、あの、ここで、ですか?」

うん。はい、じゃあ脱ぎましょうね。

「うう……わかりました……」

あ、服とスカートは着たまま。下着だけ脱いで。もちろんニーソも履いたまま。
それを脱ぐなんてとんでもない!

「なんか、すごくアブノーマルっぽいんですけど……」

はい、じゃあちょっと濡らすね。

「……あ……マスター、ダメです、そんなとこ舐めたら、汚いです……」

大丈夫大丈夫、ミクさんのだもん。汚くないよ。

「……あ、うん……ふぁ……」

うん、これぐらいかな。こんなすぐ濡れるなんて変態さんだね。
0311名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 23:28:32.13ID:h74fCkVr
「……ド変態さんのマスターに言われたくはないです」

折角プレゼント買ってきたマスターをド変態呼ばわりとは悪い子だなあ。
まあいいや、じゃあネギをご馳走してあげよう。

「ひぃあっ……入って……くるっ……」

ふふ、結構太いのにこんなにすんなり入っちゃう。
ミクさんは食いしん坊だなあ。

「や、奥まで、なんて……」

じゃあ出し入れしてあげる。よく『味わって』ね。

「あ、あぁ……だめですぅ……そんな、つついたら……」

ありゃりゃ、涎がだらだら垂れてきた。
ミクはいやしんぼうだなぁ。

「あ、ふ、や、かき回しちゃ、だめぇ……」

お、だめだよそんなフラフラしちゃ。危ないから座ろうか。

「あ、あぁ、ダメ、もう、ネギ、すごいです」

まだだよ。ほんとにすごいのはこのあと。
はい、スイッチオン。

「ひ、や、中、グリグリしてあっ、ああっ、イっ……
 あぁ……」

あ、イった?
0312名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 23:31:28.50ID:h74fCkVr
「……あぁ……ふー……」

余韻にひってないで僕の話を聞いてよ。
イったかどうか聞いてるんだけど、と。
はい、振動アップ。

「きゃあああ、ちょ、待っ」

イったの?イってないの?
答えてくれるまで振動続けるよ。

「イった、イってます、また、また、またイくぅっうぁぁっ」

はい、よく答えられたね。
はは、すごいや、ミクさんエビ反りになってる。
じゃあご褒美に振動を一番強くしてあげる。

「きゃあああ、や、無理、これ、またイくぅぅっ」

わ、すごい、痙攣してる。

「とめ、やめっ、だめええっ」

あ、漏らしちゃった。

「あ、や、イああああああっ」

おお、白目。これは流石にとめよう。
でもミクさんは白目向いてもかわいいなあ。

「ぁぁぁっ…………」

あ、気絶した。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
0313名無しさん@ピンキー2016/08/31(水) 23:33:31.84ID:h74fCkVr
……目、覚めた?

「……はい」

はい、これポカリ。
ごめんね、……ちょっとやりすぎた。
まあ、その、ミクさんがエロ可愛すぎるのがいけないってことで……。

「そんなのでごまかされると思いますか?」

う……流石に怒ってます?

「当たり前です!どうして誕生日なのにマスターの……
 そんなオモチャなんかじゃなくマスターので直にエッチしてくれないんですか!」

ええ、そっち?

「当たり前です!ああ、もう、気絶してる間に日付変わってるし……」

じゃあ、このあと普通にエッチする?

「もちろんです!あ、でも……」

でも?

「……マスターので前に、オモチャのを後ろに入れて、2本同時に責めてください……」

結局オモチャも気に入ってるじゃないか!



こうして2穴責めをしたらミクさんはご機嫌になって許してくれました。

結論:ミクさんはチョロくてエロくてかわいい。


終わり
0314名無しさん@ピンキー2016/09/03(土) 22:22:04.72ID:4JSDAEu7
>>309-313
おうおうおう、しばらく見ないうちにいいネタが転がっとるやないけ!

   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//
0315名無しさん@ピンキー2016/09/04(日) 15:57:42.05ID:3/HF3s7l
気づいたらネルの日過ぎてた。

ちなみにSVSSの人がここに来なくなった理由は、そいつより上の奴が札幌ガーミクガーというのをアフィブログのコメントやTwitterで展開していて、
厄介事にならないようにフェードアウトしたそうだ
0316名無しさん@ピンキー2016/09/09(金) 08:28:12.09ID:vlDd51rE
>>309
久々に頭ユルいミクさんですな
0317名無しさん@ピンキー2016/09/11(日) 02:40:09.43ID:XP9UAR+d
シャンプーのCMでミクあったじゃん

髪コキください
0318名無しさん@ピンキー2016/09/18(日) 00:17:47.16ID:zqK7tOIZ
ボカロ小説って商業ジャンルは廃れちゃったのかね?
コミケでも存在感なくなってきたし。
0319名無しさん@ピンキー2016/09/18(日) 06:58:34.89ID:3WCpUs9Y
VOCALOID自体、決まった設定の少ないキャラクターだからどうしても多少のメアリー・スー化が避けられないからな
ある曲をもとにした二次創作小説でも、「その曲を知っている人しか楽しめない」「しかも二次創作である以上読者全員が100%楽しめるとは限らない」という制約もある
だからどうやっても『同人小説』の枠から出られないのがボカロ小説
いろんな曲の小説化が流行ったのは、ただの時代の潮流だっただけ
0320名無しさん@ピンキー2016/09/18(日) 23:39:27.74ID:uMhJ+jbz
ボカロ小説ってP本人が書いてるもんだと思ってたけどそうじゃないのはあるのかな
本家から解釈を提示されるのももったいない気がするなぁ
0321名無しさん@ピンキー2016/09/20(火) 19:55:06.55ID:YJXzpLfK
P本人なら納得出来るけど、本人じゃない二次創作を商業系で売ってるのはキモいな。

同人誌やこういうところで表現してる方が可愛いよ。
人其々だけど。
0322名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 08:26:28.73ID:JrPqd5cI
おはよう上げ
0323名無しさん@ピンキー2016/10/04(火) 12:56:41.65ID:SCCsBeDg
髪コキ尿道せめしろ
0324名無しさん@ピンキー2016/10/12(水) 20:02:08.52ID:V0gFe4+O
あげ↑
0325名無しさん@ピンキー2016/10/13(木) 11:26:14.25ID:TrA0Xsuv
歌を歌わせてくれないストレスでふたなりになったミクさんに後ろから掘られたい
0326名無しさん@ピンキー2016/10/20(木) 18:50:52.96ID:K84v1983
髪コキしろよ
0327名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 02:46:34.09ID:mT9TiWX4
歌街ウナのヌルヌルプレイを誰かw
0328名無しさん@ピンキー2016/11/05(土) 02:34:06.05ID:r/YS22DC
めーちゃんハピバ!
0329名無しさん@ピンキー2016/11/10(木) 01:13:22.13ID:UeFlH3BO
DTMマガジン廃刊のお知らせ
0330名無しさん@ピンキー2016/11/13(日) 17:03:50.21ID:6KNRDP5W
JSのウナちゃんでヌルヌルプレイとか
前田利家クラスのロリコンじゃないと無理ゲー
0331名無しさん@ピンキー2016/11/20(日) 04:04:13.29ID:wwsr+vHU
それならユキとセットで>鰻
0332名無しさん@ピンキー2016/12/05(月) 18:15:24.37ID:J9ZMaKs3
みくは髪コキしろ
0333名無しさん@ピンキー2016/12/20(火) 17:30:05.01ID:Gh3J8YKa
あげ
0334名無しさん@ピンキー2017/01/04(水) 21:22:20.04ID:LISZv+Ne
遅ればせながら
おめいこ上げ
0335名無しさん@ピンキー2017/01/19(木) 03:37:42.56ID:AuqINCjE
あげ
0336名無しさん@ピンキー2017/01/30(月) 08:37:40.48ID:rUJK39JR
age
0337名無しさん@ピンキー2017/02/17(金) 02:59:43.49ID:XMZ+i+Fl
上げ
0338名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:18:06.87ID:jjsoNUN8
はい、ミクさんへプレゼント。

「あ、これVRですか?
 わー、すごい、これ一度遊んでみたかったんです!
 ソフトはなんですか?
 あ、ゾンビものとかホラーは
 ヴァーチャルだと怖すぎて夜寝れなくなるかも……」

大丈夫、怖くないよ。
エロゲーだから。

「うう……やっぱりマスターはエッチィです……」

じゃあ、はい、かぶってかぶって。

「ああ、もう。
 ……おお、すごい!
 目の前が全部3Dですよ、これ!」

VRだからね。

「わ、ここはライブ会場の舞台上なんですね。
 おっきいなー、人多いなー。
 いいなあ、ちゃんと歌を作ってくれるマスターなら
 私もヴァーチャルじゃなくて現実のこういう所で
 コンサートとかできたかもしれないんだけどなー」

う、み、耳に痛いです。
……反省しますです、はい。
0339名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:20:29.91ID:jjsoNUN8
「なーんて。フフ、別にいいんですよ。
 だって、歌よりももっと大事なものをマスターは私に授けてくれましたし」

エッチいこととか?

「……前言撤回です、反省してください」

へへ、じゃあ反省してミクさんを気持ちよくしてあげましょう。

「だから、そういう話じゃ……あっ、ちょっ、やめっ……」

ふふ、抵抗しても無駄無駄。
VRゴーグルのせいで現実世界のこっちが見えないうえに
後ろから抱きしめてるんだから。
もうやりたい放題ですよ。
あ、もちろんゴーグルは取っちゃだめだよ。

「あっ、やだ、なんか透明人間にイタズラされてるみたい……」

ふふ、周りがバーチャルなミクさんからすればそう感じるよね。
俺からすれば部屋の中でゴーグルつけたミクさんに悪戯してるだけだけど。
でもいいのかな、お客さんの前でそんなに暴れて?

「えっ、……あ、ああっ、お客さんが、こっちを指さしてる……?
 奥の人とか、首をかしげてるような……」

その通り、ようやく気付いてくれたね。
ゴーグルについてるジャイロ機能の傾き検知や速度検知で、
ミクが感じて体を揺するとお客さんが反応するようにプログラミングしたんだ。
いやー、結構時間かかったよ。

「そ、そのやる気を少しは他のことに……、
 あ、胸、揉んだらダメですぅ」

駄目だよ、そんなに悶えたら。
ほら、手前にいる小さな女の子が目を丸くしているだろ?
0340名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:23:14.00ID:jjsoNUN8
『ねえ、お母さん。ミクさんはどうしたの?
 なんであんなに顔が赤いの?』

「うそ、音声まで流れてくる…………
 う、く……ふ、ふぅ……ああっ、こんなの、だめ……」

ふふ、そうそう。我慢して体を動かさないようにしないと。
お客さんにいろいろ言われちゃうよ?

「う……ひあっ、乳首、だめぇ……
 あれっ、体を止め、てるのに、皆が、まだこっちを指さして、
 あっ、年配の女性が、こっちを睨むような、
 そんな、なんで、止まってるのにぃ!あふぅん」

『こんな人のいる場所でなんて破廉恥なのかしら!』

あ、一つ忘れてた。
ゴーグルに付属したマイクがミクさんの喘ぎ声を拾うと、
お客さんが反応するようにプログラミングしたんだ。
声の音程や波長からミクさんが発情してるか判定してね。
ふふ、そりゃあコンサートの舞台上で
いやらしく喘ぐようなアイドルは変な目で見られて当然だよね?

「なっ、そんな、う、………………っ」

おお、すごい。
ちゃんと我慢してる。
ほら、見てごらん。
ざわついていたお客さんが皆元どおりになってるだろ?

「は、はい…………あ、あああ、駄目ぇ、下着の中は、だめですっ」

あーあ、パンツの中へ手を入れられたぐらいでそんな声出しちゃダメでしょ?
0341名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:26:22.63ID:jjsoNUN8
「ひ、あ、……ずるい……あぁ……見ないで……見ないでぇ……」

『なんだあれ、ローターでも入れてるのか?』

『うわあ、相当な変態だな』

ふふ、ちょっとクリを愛撫しただけで腰が砕けちゃったね。
見られるシチュエーションに興奮してる?
これじゃ中に直接入れたらどうなるかな。

「あぁ……うそ、脱がしたりしないで……」

人前で、コンサート会場の舞台上で
ノーパンにさせられるのはどんな気分?

「いやあ……言わないでください……」

はは、ベトベトになってるしこれならペニスがすんなり挿いるね、っと!

「ぁああっ、マスターの、マスターのが入って……」

あーあ、まだ先っちょなのに上の口からも下の口からも涎が出てるよ?

「うぅ、だって、こんな……」

じゃあ、お待ちかねのGスポット責めだよ。

「待ってなんかない……あっ、…あっ、あぁっ」
0342名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:29:41.54ID:jjsoNUN8
『コンサートじゃなくてAVの撮影だったのか』

『ママー、ミクさんは何をしてるの?』

『アイドルってマクラ商売するっていうし、
 スポンサーのオモチャにされてるのかねえ』

ふふ、どう?
観客の人たちに完全に淫乱なのがばれてるんじゃない?
そんな風に腰まで振ってたらさ!

「いや、ちが、あああ、やめ、やめてぇ」

やーめない。
じゃ、もっと奥まで、ポルチオまで突くね!

「ひっ、あっ、だめっ、あっ、ああぁっ」

ふふ、イく?
イっちゃう?
でもそんなよがり声出してたら、警備スタッフが舞台へ上がって来るよ!!

『ミクさん、どうされたんですか?』

『おいこれ、コンサート止めるべきじゃ?上の指示はまだか?!』

「あ、ちが、これは、だめ、もぅ、やめて、来ないで、
 来る、来ちゃう、あああああぁぁっっっっ」

うっ…………

ふぅ。
おっと、ミク大丈夫?もう立てないか、ふふ、お疲れさま。
0343名無しさん@ピンキー2017/03/09(木) 23:31:15.08ID:jjsoNUN8
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「ほんとマスターはエッチなんですから、もう」

まあね。でもあんなプレイであれだけ盛大にイくミクも大概だと思うよ。

「うう……ずっとマスターに調教され続けたせいです」

はは、すっかり俺好みなボカロになっちゃったね。

「……だから、もう少し、私をこんなにした責任を、取ってください……」

……散々人をエロいと非難しながら、
自分からVRゴーグルつけるのはどうかと思うよ。
まあいいさ。ミクさんが気絶するまで突きあってあげようかな。

――こうしてマスターとミクさんの夜はふけていくのだった――


終わり
0344名無しさん@ピンキー2017/03/13(月) 03:56:28.07ID:zrgGarSP
書き方的に>>309の人かな?
擬似視姦(?)VRなんてよく思いつきましたね。GJでした!
0345名無しさん@ピンキー2017/04/01(土) 04:02:51.14ID:+xyNc0a8
四月馬鹿あげ
0346名無しさん@ピンキー2017/04/21(金) 17:59:42.09ID:Zy3ZDk2m
あげ
0347名無しさん@ピンキー2017/05/07(日) 02:31:15.04ID:HdUdrBgQ
あーげ
0348名無しさん@ピンキー2017/05/25(木) 08:55:50.22ID:YclbI0k0
age
0349名無しさん@ピンキー2017/06/28(水) 15:30:29.27ID:pa3685gI
あげ
0350名無しさん@ピンキー2017/07/22(土) 06:52:32.72ID:OGTg/epW
ミクの髪コキ尿道責めをかいて
0352名無しさん@ピンキー2017/08/12(土) 14:29:43.23ID:XgNleBm3
ミク ここなら誰もいないよね…?

くちゅくちゅ…
くちゅくちゅ…
くちゅくちゅくちゅくちゅ… んんっ、

はぁっはぁっ、

くちゅくちゅ…くちゅくちゅ…
んんん、

じょぼぼぼぼ、、、

ミク イケない事だけど気持ちいいよぉ

くちゅくちゅ…

スンッ、

ミク おててがおしっこのニオイするよぉ
ミク でもとまらないよぉ

くちゅくちゅ…くちゅくちゅ…
はぁっ…!ああ!


エラーが発生しました続きを読むにはワッフルワッフルとコメントしてください
0353 ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:38:48.78ID:Dpr9ILjh
ミクさん10歳おめでとう!

ささやかながら投下
久しぶりなので不備があったらすみません
約10レスほどいただきます
エロなし
ネルハククリプトン組中心
0354みくたん2017(1/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:40:01.37ID:Dpr9ILjh
今日は特別な日なので早く帰らないといけないんです。
そう告げると、そんなの知ってるわよ何回目だと思ってるの、とネルさんは鼻を鳴らした。
このやりとりは毎年の恒例挨拶になりつつある。
「えへへ。今年は何かなー」
背中に隠しきれないくらい持ち重りのするかばんが目に入り、思わず笑みが零れる。
「ちょっと! 誰があんたに渡すって言ったのよ! これは、これは……」
「ライブ関係の、かな?」
「〜〜っ! ……当たり」
顔を真っ赤にしたネルさん、ううん、ネルちゃんは、かばんごと私に荷物を押し付ける。
中身はライブレポートと写真の束、そしてたくさんのディスク。
「こんなにいっぱいあるってことは……毎回来てくれて本当にありがとう!」
年に何回も行われるようになったわたしのライブコンサート。
そのすべてに彼女は顔を出してくれている。
誘っても絶対に楽屋には来てくれないけれど、古くからわたしを応援してくれているかけがえのないお友達の一人。
「何よ! 慣れ合う気なんてないんだから! ちょっとビッグになったからって調子に乗らないでよね」
と言いつつも、ちゃんと楽屋にお花を送ってくれるのである。
「ネルちゃん、嬉しいよ。これからも仲良く、じゃなかった……アンチ続けてね!」
ネルちゃんは頭を抱えてため息を吐くと、ちょっと笑った。
「当然! あたしはあんたのことなんか、全然、全然……好きじゃないんだから!」
でも、おめでとうだけは言っとくわ、と呟く声も温かく染み入ってくる。
「じゃあ、せっかくだから無料通話アプリで繋がろうよ」
「遠慮しとくわ」
クールに首を横に振るネルちゃんの端末は……折り畳み式。
「やっぱりスマホにはしないの?」
「ばっ! ち、違うわよ! これはガラケーじゃなくてガラホなの!
ボタン入力の方が早くて好きなのよ!グーグルプ●イとか使えないしタチクルたまにバグるけど便利なんだから」
……よく分からないことをまくしたてながら、ネルちゃんはちょうど来た電車に乗って行ってしまった。
ああ、誕生日が来たんだな、とじわじわ実感が湧いてくる。
あんなにたくさんこの日のために色々やってきたのに、今更だなんて。

そう、今日はわたしがリリースされて10年目の記念日。
今のおうちに迎え入れられて、なんと10回目の誕生日なのです。
0355みくたん2017(2/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:41:06.19ID:Dpr9ILjh
ネルちゃんと逆方向の電車に乗ろうとホームを歩いていると、あちこちから声がかかる。
あ、ミクちゃん、ミクだ、本物?、おめでとー、えマジで?、初音ミクがいる、ハピバ! そーなんだー

手を振りながら、お辞儀をしながら、お礼を言いながら、温かい言葉に感謝する。
電車に乗り込んでからも、大忙しだ。

「あ、私もいいかしら」
遠慮がちな声に顔を上げると、ナイスバディと裏腹に控え目な表情のお姉さん。
「ハクさん、もちろんです!」
相変わらず薄幸で儚げな感じのお姉さんだけど、たまに笑うとすごく綺麗な人なんだ。
「なんだかあっという間の10年だったわねぇ」
「はい、本当に。始めて会ったのが昨日の事みたいです」
いいなあ歳を取らないって、とハクさんが苦笑する。
ハクさんは心なしか目の下のクマが濃いような……、いつものことでした。
となると、ハクさんも初めて会った時からあまり変わっていないのでは?
と、告げると、彼女は気難しい顔をした。
「それは……前向きに捉えていいのかしら」
「は、はいもちろんです! ハクさんもずっとわたしを使ってくれていますから、わたし達おんなじですよ!」
納得しているのかしていないのか、首を傾げていたハクさんは、はた、と手を打った。
「それはそうと、プレゼントを用意してきたの」
がさごそと手荷物を探り始めるハクさん。
だけど、一駅越してもなかなか手は止まらず、とうとう泣きそうな顔を上げる。
「ごめんね、ミクちゃん……。会社のロッカーに忘れてきちゃったみたい」
心底落ち込んで青黒いオーラを出し始める彼女を慌てて励ます。
「いいんですよ、お気持ちだけでとても嬉しいです! むしろ今度またお茶に行く機会ができたじゃないですか!」
穴があったら飛び込みたいと言わんばかりのハクさん。
必死に気を紛らわせるわたし。
だけど、不思議と嫌な気持ちなんてしない。
こんなにわたしの事を想ってくれて、わたしをがっかりさせたと思って落ち込んでくれる人がいるなんて。

「あー! そうだ、ハクさん、今お付き合いしてる人がいるんですよね!?今度紹介してください!」
「え、ええっ! 誰がそんなこと!」
無理やりに話を変えると、ハクさんは飛び上がった。
「この前リンちゃんが、スタジオの近くでハクさんが背が高い銀髪の男の人と歩いてるとこ見たって言ってました」
「それは、その、あの、会社の人なの……」
聞けばハクさん、しばらく契約で勤めていた会社で正社員に上がれる可能性が出てきたそうで。
同じ部署の社員さんに、面接の練習や試験勉強を手伝ってもらっているうちに距離を縮めていったみたい。
「その人は随分前からDTMをやっていて、私はミクちゃんに出会ってDTMを始めたからまだ知らない事ばかりだったから、
いろいろ教えてもらっているの」
だからね、ありがとう。とハクさんは頬を染めた。
胸がじんと熱くなる。
誰かの人生の転機にわたしの存在がささやかな影響を及ぼした……ってことだよね。
「わたし、嬉しいです。それが何よりのプレゼントですよ!」
ハクさんは恐縮したりあわあわしたり、照れたりと忙しく表情を変えて、見ていて飽きなかったけれど、
去り際には今日一番の笑顔で、お誕生日おめでとう、と言ってくれた。
0356みくたん2017(3/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:41:49.84ID:Dpr9ILjh
「ミク姉! やっと来たー!」
改札を出ると、元気な妹が駆け寄ってきた。
「ただいまー。リンもレンもお迎えありがとう!」
「お帰り。ミク姉、荷物」
対照的にレンは相変わらずクールに手を差し出す。
わたしのすぐ下の弟妹達はいつでも一緒にいて、3人目が集まるときはいつもわたし。
二人といる時間が一番長いんだもん。
仲良し三人組、というか準鏡音だよね、わたし!
改札の外に出ると、夕方とはいえまだまだ空は明るくて、熱い風が髪を吹き上げていく。
「さ、早く帰ろー!」
リンの汗ばんだ手に引かれ、小走りでロータリーを横切る。
「リン、信号気ィつけろ」
レンのぶっきらぼうな声が温かく追ってきた。
いつもの帰り道。
いつものように三人でお腹を空かせて家を目指す道。
あれ? 最近一緒に帰ったのはいつだっけ。
それぞれの仕事が増えてきて、一人で歩いたり、二人で待ち合わせたり。
そっか、リンとレンとわたしで歩くのはとっても久しぶりかも。

「もうそろそろいいんじゃねーの?」
公園のそばまで来た辺りで、隣を歩いていたレンがどこか白々しく口火を切った。
何やらそわそわして上の空だったリンが、待ってましたとばかりに肩掛けの小さなポーチに手を突っ込む。

「よかった、溶けてない!」
私の進路を塞ぐようにぴったり正面に並んだ二人が、そろってぴょこんとお辞儀をする。
つられて私もぺこり。
「せーの、ミク姉お誕生日おめでとう!」
落ち着いたラッピングの薄い箱は、ちょうど両手のひらに収まるくらいの大きさで。
なかなかに稼ぎまくってる二人から去年もらったのは、茨城産夏ねぎ食べ放題二泊三日ツアーだったのに、何だか懐かしいこの感じ。
「あの時の気持ちを思い出して」
「原点、っつーか」
受け取った包装紙にくるまれた箱は、わたしの机の引き出しに大事にしまってある見覚えのあるもの。
初めての誕生日に、少ないお小遣いを貯めて二人がプレゼントしてくれた、思い出の高級チョコレート。
あの時は3粒だったけど、今度はひと箱。
「ふむふむ、9個入り……!」
とびっきりの笑顔を鏡音ツインズに向けると、二人とも、大成功!って感じでにぃーっと笑った。
「もう、リンもレンも大好き! みんなで9倍楽しめるね!!」
「よっしゃ! さすがミク姉!」
「わーい! 早く帰ろっ!」
ああ、やっぱり三人でいるのはとっても楽しい。
0357みくたん2017(4/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:42:22.54ID:Dpr9ILjh
辺りがだんだんオレンジに染められていき、建物の窓に反射した光がまぶしい。
ショッピングモールに行っていたらしいカイトお兄ちゃんと待ち合わせしているのだ、とレンが教えてくれた。
「ミクお帰りー。暑かったでしょ。三人とも、アイス食べなよ」
お兄ちゃんが買ってきたばかりのソーダアイスはすでに溶けかけていて、四人とも慌てて口に運ぶ。
「何買い忘れたの?」
「ケーキの飾り。家にあるのじゃ貧相だってめーちゃんが」
お兄ちゃんとレンが仲良くひそひそ話をしている。
ケーキの飾り? クリスマスみたいでわくわくしちゃうよ。
「ねー早く行こー? チョコ溶けちゃう」
一番に食べ終わったリンがアイスの棒をピコピコくわえながら二人の背を押した。

「えー二人とももうプレゼント渡しちゃったの?」
「うん。演出を優先したから」
お兄ちゃんの言葉にリンが胸を張って答える。
「リンに持たしとくとポーチの中で溶かすからな」
「うるさーい!」
レンはぶたれる前にさっさと逃げ出し、リンはそれを追い、走り去って行った。
「暑いのに元気だね」
そういうお兄ちゃんも薄手のコートに長ズボンでタオルマフラーなのですが。
じゃあ僕も家に着く前に、と恭しく取り出されたのは薄緑色の化粧箱。
箱の蓋にピンクのラインが入ってる、わたしのための特別仕様だ!
「おめでとう、ミク。良かったら開けてみて」
どきどきしながら蓋を開けると、つやつやの布のクッションの上に、小さな宝石が散りばめられたティアラがあった。
落ち着いたゴールドの台に、緑と赤を中心にピンクや青のストーンが散りばめられた、心が躍る可愛いデザイン。
「わ、綺麗……。これ、もしかしてオーダーメイドなの?」
「オーダーメイドも何も、僕が作りました」
肩をすくめて照れ笑いするお兄ちゃんに、今度こそびっくりした。
「ええー! すごい! お兄ちゃんそんなこともできるの!?」
手先が器用な人だとは思ってたけど、これ、職人さんが作ったみたいだよ。
にこにこしながらモチーフの説明をするお兄ちゃんの話を熱心に聞いていると、突然お兄ちゃんの後頭部から花束が生えてきた。
「なーにを得意げに。パーツ選びと設計は全部お姉さまですわ」
0358みくたん2017(5/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/08/31(木) 00:42:47.90ID:Dpr9ILjh
「ルカちゃん!」
「わっ! ルカ、何でここに!?」
「フラワーショップに引き取りに行ってきたところですの」
お兄ちゃんの背後から、カラフルな花束を抱えたルカちゃんが出てきた。
「ハツネ、Happy birthday. もう家に帰ってきている頃かと思いましたのに」
隠れても仕方ありませんし、と両手いっぱいの花に埋もれたルカちゃんは、私の手を握る。
「何で言っちゃうんだよー。この後話す予定だったのに」
「組み立てただけのカイトさんが全部説明してしまったら、お姉さまががっかりなさるでしょう」
不満げなお兄ちゃんをバッサリ切って黙らせると、ルカちゃんは私の手を引き歩き出す。
「ハツネ、今度のホリディにはエステに行きますわよ。
その後人気のスパのあるホテルに一泊して翌日はクルージングですわ」
予定空けといてくださいね、とウインク一つ。
ルカちゃんはわたしの後輩なんだけど、いつもおしゃれで大人びていて、ファッションに関してはわたしが教わることの方が多い。
今回も夜通しガールズトークなんてしながら、新しい美容法とかメイク道具を教えてもらえそうな雰囲気だ。

「それと、カムイとグミたちがパーティの後に渡すものがあるとのこと、終わったら楽屋で待っていてほしいそうですわ」
「はーい! 楽しみにしてます、って伝えてね」
今日は家族でお祝いをしてもらうことになっている。
がくぽさん達は明日、お客さんがたくさん来る私のバースデーコンサートに来てくれる予定なのだ。
近くに住んでいた頃はお家でお祝いしてくれたんだけど、最近は誕生日当日は家族でゆっくり過ごす日になっている。
グミちゃんやIAちゃん達も来てくれる明日はもっと忙しくなりそうだ。
0361みくたん2017(6/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/09/01(金) 00:44:18.36ID:r1XukK39
「ミク、やっと帰ってきた! お誕生日おめでとう」
玄関のドアを開けると、すぐにメイコお姉ちゃんが気づいて出迎えてくれた。
「今日のデザートは自信ありよ。楽しみにしててね」
お帰りのハグとともに、甘い誘惑が耳をくすぐる。
お姉ちゃん、また腕をあげたんだな。
「めーちゃん、飾りは?」
「ありがと、いいのあった?」
「もちろん、一番大きいのを選んできたよ」
「良かった! 主役の準備はもうできてるもんね」
お姉ちゃんはお兄ちゃんとの掛け合いの合間に、私の頭をそっと撫でてくれる。
お兄ちゃんから、ううん、二人からもらったティアラは頭のてっぺんにピンで止めてある。
「すごく似合ってるわ。さすが私の見立て」
「うんうん、とっても。そして僕の組み立ても完璧」
「それにしても、やっぱりうちのミクの可愛さは群を抜いてるわね」
「半端ないな」
「メイコ姉もカイト兄も親ばかー」
きゃははとリンが笑う。
わたしはこういうとき次女でよかったなって思う。
わたしの後には妹も弟も後輩もいっぱい生まれてきたけど、
お姉ちゃんって呼べる先輩はメイコさんだけだし、お兄ちゃんって呼べる先輩もカイトさんだけだから。
リンもレンもルカちゃんも、わたし達はみんな二人にとって世界一の、自慢のきょうだいなんだ。
0362みくたん2017(7/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/09/01(金) 00:46:08.55ID:r1XukK39
「ミクちゃん!」
可愛らしい声が頭上から響き、階段をたどたどしく降りてくる足音がした。
玄関先でわいわい騒いでいたわたし達はみんな会話を止め、視線を向ける。
この家で影響力を持つのは、ボーカロイドではなく、主たる人。
つまりマスター登場……ではなく?
「――ちゃん!」
マスターの5歳になるお嬢さんだった。
「みくちゃん! おめでとー」
「ありがとー」
小っちゃい女の子はわたしの両手を取って、上り框に引き上げる。
「ミク、お帰り」
続いて階段からマスターが、キッチンから奥様が出迎えてくれた。
奥様は、――ちゃんのお母さんで、音楽の先生で、お料理がとっても上手な、マスターのお嫁さん。

わたしがマスターの元に来たときは、マスターはお姉ちゃんとお兄ちゃんの3人で暮らしていた。
年末にリンとレンが来て、がくぽさんが隣のうちに来て、ルカちゃんが我が家に来てしばらくした頃、
マスターの「家を買うぞ!」という鶴の一声でお引越しをすることになったのだ。
新居を構える理由は、マスターのご結婚。
式にはわたし達もみんなで出席してお祝いの歌を歌った。
マスターも奥様も音楽が大好きで、わたし達にとっても、歌声が絶えない家はすごく居心地がいい。
そして、マスターの歌を聴いて育ち、マスターの歌を歌いながら大きくなる――ちゃんは本当に幸せだと思うんだ。
0363みくたん2017(8/8) ◆uOG/Ak17KQ 2017/09/01(金) 00:48:25.51ID:r1XukK39
「パパ、おうたのほんかして!」
――ちゃんが、マスターの手から紙束を受け取り、わたしに元気よく差し出した。
几帳面で素朴な手書きの楽譜は、マスターの人柄みたいで、いつも手にする瞬間にすごく心が満たされる。
出来立てほやほやの誕生日プレゼントである新曲をもらった今日は、殊更に。
歌はわたしの始まりで、いつもそばにあって、わたしの世界を広げてくれる、大好きな大好きな宝物。
「マスター、ありがとうございます! わたしを歌わせてくれて、わたしを輝かせてくれて、いつも、わ、わたし……」
「みくちゃん! ないちゃだめー」
「ご、ごめんね。嬉しいんだよ〜」
小さい手が私を気遣うように伸ばされる。
「ミク、こちらこそありがとうな。なんだかんだで10年の付き合いだ。これからもどんどん活躍してくれないと、な」
「マスタぁ〜」
わたし、この家に来てよかった。
初めての誕生日の時にそう感じたことはずっとずっと忘れない。
今も、これからも、きっと毎日そう思いながら過ごしていくのだな、と袖で涙をぬぐった。

「みくちゃん、はやくうたおう!」
――ちゃんは、どうやら一足先にこの新曲を練習していたみたい。
嬉しくってたまらない感じでぴょんぴょん飛び跳ねる。
「おいおい、玄関先だぞ」
「あら、いいじゃない。今が一番のタイミングよ」
苦笑いするマスターに奥様がにっこり微笑んだ。
いつの間にかお姉ちゃんがみんなを並ばせていて、ルカちゃんがカメラを構えている。
リンとレンが期待に眼をキラキラさせてわたしを見つめ、お兄ちゃんが励ますように頷いてくれた。

今この瞬間、この空間をわたしは一生忘れないだろう。
10歳のお誕生日おめでとう、わたし。
10周年ありがとう、私に関わってくれたすべての人たちへ。
そして、わたしと同じ時代を、同じ星の上で息づいているたくさんのミク達にも、この歌が届くように願って。
世界中の幸せを具現化したような空気を全身に感じながら、わたしは最初の息を吸う。


END
0364 ◆uOG/Ak17KQ 2017/09/01(金) 00:50:19.25ID:r1XukK39
>>359 支援ありがとう!
ごめんね、連投規制に引っ掛かると24時間書き込めないみたいだ
えらく厳しくなったな〜

9年前の1周年をここでお祝いしたので、またやってみたかった
ミクさんありがとうミクさん
これからもずっと大好きですボカロ界!!

|)彡サッ
0365名無しさん@ピンキー2017/09/01(金) 21:18:22.13ID:k+MNXk7e
>>364
GJ
ほっこりした
ハクさんの彼氏はデルかな?生みの親が同じとはいえマニアックな人選だw

というかID末尾まで39になるとか愛が深すぎませんかね……(畏怖
0366名無しさん@ピンキー2017/10/10(火) 20:55:41.22ID:iGRV1uJF
アゲアゲ
0367名無しさん@ピンキー2017/11/05(日) 00:48:08.25ID:XyYlOEmR
MEIKOさんおたおめー!
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