女の子が露出する/させられる小説 その10 [転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2015/10/01(木) 18:59:42.22ID:rNWCzUL2
自発、強制、偶然は問いません。
露出癖に目覚める。命令で露出させられる。ハプニングで露出してしまう。
そういった露出する女の子の小説など色々書き込むスレです。
職人さんの投下をお待ちしております。

@過去スレ
女の子が露出する/させられる小説 その9
http://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1394972627/
女の子が露出する/させられる小説 その8
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1388136591/
女の子が露出する/させられる小説 その7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1347120967/
女の子が露出する/させられる小説 その6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1304473965/
女の子が露出する/させられる小説 その5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1287881341/
女の子が露出する/させられる小説 その4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1277811155/
女の子が露出する小説 その3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1231203439/
女の子が露出する小説 その2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1211148540/
女の子が露出する小説
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1185685113/

2chエロパロ板SS保管庫
http://green.ribbon.to/~eroparo/
 →オリジナル、シチュエーション系の部屋→21号室

@関連していそうなスレ
世界や常識がエロくなる話 part5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1379719134/
【無】ノーパン/ノーブラ/ノー〇〇総合【ない】2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1341505893/
全裸にされてボディチェック
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1239155182/
【遊び】女の子をHなゲームで…パヤパヤ☆part.2
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1309338358/
0006名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:49:39.94ID:mC2guLYV
ちょっとスレ違いかもですが、露出スレ向けに書いたので

「お兄ちゃん、このアイマスク借りていい?」
 劇画風のいかつい男の目元が描かれたアイマスクを持って、妹の花梨が聞いてくる。
 とある漫画の読者プレゼントで貰った限定品で、それなりに貴重なものだ。とはいえ。オレはもうその漫画に飽きているため、べつに構わない。
「ああ、明日から修学旅行だっけか。べつにいいけど、そんな可愛くないのでいいのか?」
「これすごいウケそうだもん。服とかはオシャレなほうがいいけど、こういうのはウケ狙いなんだよ〜」
 4歳年下の花梨は小学6年生で、明日から修学旅行に行くらしい。小学校から私学の女子校に通っており、なんと温泉つき高級旅館に泊まるそうだ。贅沢な話だ。
 花梨の外見は、身内の贔屓目ぬきでも美少女だと思う。さらさらした黒髪と、くりっとした大きい目。生意気なことも言わず、よく懐いてくれる自慢の可愛い妹だ。
 昔はいっしょに風呂なども入ったりしたが、小学3年生くらいから一緒に入らなくなり、最近はオレや親父の前で下着姿すら見せなくなった。10歳くらいから胸が育ってきているようだ。
「それ、非売品だから壊すなよ」
「りょーかい! ありがと、お兄ちゃん!」
 嬉しそうな花梨の姿に、すこしからかってやろうかという気になる。
「花梨、知ってるか? 実はな……」


 翌日、花梨は意気揚々と修学旅行に出かけていった。
 平日のため、オレにも高校がある。しかし、嬉しいことに明日は創立記念日で休みだ。今夜はせいぜい夜更かしすることにしよう。
 夕飯や風呂を済ませたオレは、早速自室のパソコンの前に座った。ふだんは0時には電源を落とすが、翌日が休みの日は4時頃まで遊ぶこともある。
 深夜3時、SNSの友達なんかも平日のためどんどん落ちてしまい、オレは動画サイトを開いていた。まだ眠くはないし、なにか面白い動画でもないだろうか。
 なんの気なしに、生放送コンテンツを開いてみる。平日の深夜3時とあって、やっている生放送は1つもない。無駄足かと思ったところで、不意に1つの生放送が始まった。
『JSネットアイドルまゆかのサプライズ生放送』
 そう題された生放送を、オレは何の気なしに開いた。普段はあまりネットアイドルなど興味がないのだが、これも何かの縁だ。
 暗い画面に、浴衣を着たツインテールの少女がぼんやりと写る。どうやら電気を消した部屋で、光源はパソコンの画面だけのようだ。
 少女はマスクをつけているが、整った目元をしている。マスクを取ったら美少女が出てきそうだ。
「みんな〜。こんばんは〜。まゆかのサプライズ生放送に来てくれてありがと〜〜」
 少女がひそひそ声で話す。マイクは口元についており、ウェブカメラがノートパソコンについているのだろう。
『まゆかちゃんこんばんは〜』
『サプライズ!? 起きててよかった!!』
『パンツ見せて〜〜』
『ブラジャーお願いしまーす!』
 生放送の画面をコメントが流れていく。コメントの内容はエロいものばかりだ。
「平日の夜中なのに、ロリコンのおじちゃんたちは元気だね〜」
 まゆかがからかうように笑い、浴衣の胸元を開いた。黄色いスポーツブラらしきものが覗く。
『やった〜〜〜〜』
『ブラ来たーーーーー!!』
 複数のコメントが流れていく。見物客の人数は20人ほどだが、よく訓練されているようだ。
「小学生のブラねぇ……」
 妹の花梨は最近、下着姿すら男家族の前では恥ずかしがって見せようとしない。とはいえ、それでも油断しているときにはブラやパンツが見えることがある。当然だが、そんなもの見てもまったく興奮しない。
 小学生の下着なんか見ても興奮しないと思っていたオレだったが、画面のなかで喋る少女のブラには、なぜだか妙に股間が疼いた。
 妹ではないからだろうか。
「夜中の生放送にはエロいのがあるって聞くけど、これは期待できるかな」
 オレはズボンとパンツをずり降ろし、ペニスをむき出しにした。同時に、生放送を録画し始める。
『画面暗いよ〜〜電気つけて〜〜』
 流れてきたコメントに、オレは心の中で同意する。たしかに画面が暗い。これではブラやパンツがよく見えない。
0007名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:50:49.89ID:mC2guLYV
「あ、ごめんね〜。実は、まゆかはいま、友だちと温泉旅行にきてま〜す。
 wi-fiが使えるからここでも生放送できるんだよ〜」
 そう言いながら、まゆかがカメラの写す場所を調節した。布団が5つ並んでおり、誰かが寝ているようだ。
「あそこに寝てるのは友だちで〜す。実は、友だちに蹴られて目が覚めちゃたんだよね〜。
 みんなアイマスクつけてるし、ちょっと電気つけちゃおっか」
 画面からまゆかが消え、しばらしくしてパッと電気がついた。
 オレは妙な偶然に首を傾げる。温泉にアイマスク、女子小学生。
 まゆかの声は花梨とまったく違うし、そもそもあいつは生放送ができる機械など持っていないから、この少女は花梨ではない。
 しかし、もしかしたらあの布団の中に妹がいたりしないだろうか。
『JSランドだ〜〜〜』
『ここに楽園はあったよ……』
 流れる変態的なコメントにもまゆかはニコニコしている。しばらくコメントを眺めたあと、まゆかが声を潜めて言った。
「いつもはまゆかの下着を見せてるけど、今日は友だちにも協力してもらっちゃおっかな」
『やった〜〜〜〜』
『友だちパンツ大公開!!!!』
『神様仏様まゆかさま!!!!』
 まゆかの言葉にコメントが沸く。オレも多くの少女のパンツが見れることに興奮しつつ、わずかな不安が頭をもたげていた。

「はい、お友だち1人目〜。Sちゃんで〜す。陸上部の子だよ」
 まゆかが1人目をカメラで写す。ショートカットの少女が、イチゴがデザインされたアイマスクをつけて寝息を立てている。
 季節は初夏。少女はタオルケット1枚で眠っているようだ。
『かわいい!!』
『顔見せて〜〜』
 コメントを確認したまゆかが首を振る。
「顔出しはNG! それじゃ、Sちゃんのパンツは何色でしょうか? 予想してみましょう〜」
 コメントで様々な色が予想される。オレは水色と予想した。
「それじゃ、答え合わせ〜。Sちゃんのパンツの色は〜?」
 まゆかがSちゃんと呼ばれた少女のタオルケットをはがす。少女は大の字になって眠っていた。
 カメラが少女の下半身にズームしていく。浴衣の裾を、画面の外から伸びてきた手が掴んだ。ゆっくりと裾を持ち上げていく。
 少女の引き締まった太ももが少しずつあらわになっていき、不意に白い小さな布切れが画面に映し出された。
 小さなイチゴが無数にプリントされた、可愛らしいデザインのパンツだ。
「じゃじゃ〜ん! 正解はイチゴ柄でした〜」
『当たった!』
『JSパンツ来たーーーー!!』
『太もも美味しそう!』
 画面にコメントがあふれる。オレもにぎやかしの一環として、適当なコメントを打った。
 少女のパンツはシンプルな形をしており、引き締まった太ももとの対比が妙にいやらしい。
「Sちゃんは陸上部だからか、お尻が大きいんだよ。本人もそれを気にしてるんだ〜」
『ケツデカちゃん!』
『お尻も見せて〜〜』
「あ、ケツデカちゃん採用! でもさすがにお尻見せるのは難しいかな、ごめんね!
 それじゃ次の子いくよ〜〜」
 まゆかがクスクス笑いながら次の布団に移動する。
0008名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:51:55.45ID:mC2guLYV
「はい、お友だち2人目〜。Mちゃんで〜す。かなりいいとこのお嬢様で、いつもえらそうな子だよ!
 アイマスクはブランド物なんだって!」
 まゆかが2人目をカメラで写す。ウェーブのかかったロングヘアは、おそらくパーマかなにかけているのだろう。
 高級そうなアイマスクをつけており、かすかにいびきのようなものをかいている。
『お嬢なのにいびきwww』
『えらそうなのはダメだな! おしおきでパンツだけじゃなくブラも公開しちゃおう!!』
「んふふ。まぁ、ブラまでいけるかは状況次第かな?」
 そう言いながら、まゆかがタオルケットを剥ぎ取った。Mと呼ばれた少女は、両腕をわずかに開き、左足を曲げて右ひざにつけるような格好で眠っている。
『命!!』
『ああ、命のポーズかww』
 何も知らない少女は、秘められた寝姿を公開された挙句、コメントでネタにされる。まゆかがえらそうと紹介したのも、それに拍車をかけているようだ。
「起きてるときはこんなポーズ絶対にしないのにね。
 それじゃあ、お嬢様パンツいっちゃいましょう!」
 足を曲げているせいで、わずかに緩んだ浴衣の裾を、まゆかが持ち上げていく。
 淡い水色の高級そうなレースの下着が、カメラに映し出された。
『うわーお高くとまった下着!』
『JSの履くパンツじゃないなー』
 コメント欄で少女に対する文句が流れる。まゆかがフォローするように口を開いた。
「おっとと、Mちゃんへの文句がいっぱいだね! えらそうだけど、すごくいい子なんだよ!
 いじめとか、見て見ぬふりしないで助けるし、ボランティアとかもよくしてるみたい」
『いい子じゃん!』
『俺はお嬢様を信じてた!』
 コメントがあっさり手のひらを返す。下着やいびきまで褒め称えるコメントまで流れる。いい気なものだ。
 その間、まゆかは画面外でなにやらごそごそやっていたが、やがて残念そうにため息をついた。
「残念! Mちゃんぶらつけずに寝てるみたいなんで、ブラ公開はできませ〜ん。
 仕方ないから特別大サービスでいいこと教えちゃうよ! なんとMちゃん、パイパンです! まだ生えてません!」
 そう言いながら、まゆかが少女のパンツに指を引っ掛け、すこしだけ下腹部をあらわにする。
 無毛の、白くつるつるした下腹部が公開され、コメントが沸いた。
『パイパンだーーーーー!!!』
『ありがとおおおおおおお!!!!』
『パイパンお嬢様大好き!!!』
「んふふ、みんな好きだね〜。それじゃ次の子〜」
 そう言いながら、まゆかが次の布団に移動した。
0009名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:52:54.27ID:mC2guLYV
「はい、お友だち3人目〜。Nちゃんで〜す。この子は2年生のときに毛が生えてきちゃって、それでいじめられてたんだよ。
 でもMちゃんがいじめっこをやっつけて、それから友だちになったんだ〜」
 まゆかが3人目をカメラで写す。黒いアイマスクをつけた少女が、健やかな寝息を立てている。
 タオルケットを剥ぎ取ると、胸元が大きく盛り上がった浴衣があらわになった。どうやらかなり胸の大きい少女のようだ。
 体が発達していると浴衣が緩みやすいのか。胸元や太ももがすでに大部分あらわになっていて妙に色っぽい。
『あー、早いうちに毛が生えるといじめられるよなー』
『発育いいなー。何カップ?』
 ロリコンの巣窟かと思ったが、意外に発達した少女も好評のようだ。いや、オレも巨乳JSという存在には妙に興奮してしまうが。この子はパンツよりもおっぱいが見たい。
「なんと驚きのDカップだって! ちなみに下はすっごいもじゃもじゃだよ〜。毛深い子なんだね。
 Mちゃんはパイパンを気にしてて、Nちゃんはもじゃもじゃを気にしてるんだ。
 2人で足して割ればちょうどよくなるのに、ってお風呂で言ってたよ」
『wwwwww』
『まんこは最初から割れてるよ!』
『誰がうまいこと言えといった!』
 まゆかがコメントを読んで笑った気配がする。なにやら画面外でごそごそしているようだ。
「あ、この子はブラもちゃんとつけてるみたい! やっぱり大きいとつけなきゃダメみたいだね。
 どうするみんな? 面白いこといってくれた人も居るし、サービスでブラまでいっちゃう?」
『お願いしまーす!』
「はいおっけー! それじゃあちょっと待ってねー」
 カメラが床に置かれ、別方向を写す。パンツを丸出しにされたまま眠る少女2人が、すこし離れた場所で写っている。
 しばらく衣擦れのような音が続いて、不意にカメラが動いた。
「じゃじゃーん!」
 上も下も浴衣をはだけられ、上下おそろいの白い下着が丸見えになった少女が、画面いっぱいに写し出された。
『うひょーーーー!!』
『むねでっけーー!!』
『食い込み!! スジできてる!!』
 少女の乳房はやはり大きい。ブラで支えられているため、深い谷間ができている。あれを自由にもみしだけたら、どんなにか嬉しいだろうか。
 パンツの方も割れ目に食い込んで筋ができている。この裏に性器があるのだと思うと、妙に興奮する。
「んふふ、Nちゃんはほんとエッチな体だよね。さすがにあそこの毛のサービスはできないからごめんね〜。
 それじゃ最後の子、いってみよっか〜」
 楽しげなまゆかの声とともに、カメラが動く。
 最後の子という言葉に、オレは不安になりつつも、どこか期待していた。
0010名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:55:10.74ID:mC2guLYV
「はい、お友だち4人目〜。Kちゃんで〜す。まゆかの大親友なんだよ〜。
 まぁ、まゆかを蹴って起こしたのもこの子だけど〜」
「ううっ!!」
 思わず、オレは呻いてしまった。
 画面に映し出された眠る少女。黒いさらさらのストレートで、鼻から下だけでも美少女とわかる少女が、幸せそうな寝息を立てている。
 その目には、いかつい男の目元が描かれたアイマスク――わりと貴重な、花梨が修学旅行に持って行ったアイマスクが着いていた。
 この少女は、妹の花梨だ。これから花梨は、見知らぬ男たちの前でパンツを公開する。
『なにそのアイマスクwwww』
『渋いwww』
『面白いアイマスクだけど、鼻から下だけでも美少女って分かるな!』
 花梨の寝姿を見た視聴者が、一斉にコメントを流す。可愛い妹がこれから見知らぬ男たちに下着姿を晒そうというのに、オレのペニスはギンギンに勃起していた。
「んふふ、これ面白いよね! お兄ちゃんに借りたんだって〜。
 Kちゃんはすごいブラコンでね。お兄ちゃんのパンツでオナニーしたこともあるんだって〜」
「花梨……」
 見知らぬ男たちに暴露される花梨の秘密。妹がオレのパンツでオナニーを? ずっと子供だと思っていたのに!
『ブラコン少女! 萌え〜〜』
『お兄ちゃんごめんな! 妹さんのパンツ見ちゃいま〜す!』
 コメントが流れ、視聴者が花梨の姿を見ているのがリアルに感じられる。それがまた、凄まじく興奮するのだ。
「はい、それじゃあパンツ行っちゃおうか! どんな色してると思う〜?」
 そう言いながら、カメラが花梨の下半身を度アップで写す。
 花梨は気をつけの姿勢で眠っている。細い太ももが、下からあらわになっていく。
 少しずつ少しずつ、まるでじらすように裾が開かれていき、そして――
「じゃじゃ〜〜ん!」
 花梨の浴衣の裾が、ばっと開かれた。
 その途端、信じられないものが画面に大写しになる。

 わずかに生えた陰毛と、すっと通った一本のスジ。
 花梨は、下着をつけていなかった。
0011名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 19:57:55.28ID:mC2guLYV
「ええっ! なんでパンツ履いてないの!?」
 焦ったようなまゆかの声とともに、カメラが暗くなる。どうやら何かで覆われてしまったようだ。
『ノーパン!! ノーパン!!!』
『すげえええええ!!!! マンコ見えた!!!!!』
 黒い画面の中を、興奮したコメントが大量に流れていく。
 オレは呆然と、出発前夜の花梨との会話を思い出していた。

「花梨、知ってるか? 実はな、浴衣じゃ下着つけないのがマナーなんだぞ」
「ええ〜!? うっそだぁ〜!」
「ほんとだって! 聞いたことないか? 線が出るから着物や浴衣じゃ下着つけないって」
「あ〜、なんかきいたことあるかも〜」
「まぁ花梨は女子校行ってるんだからべつに恥ずかしくないだろ。一度やってみろよ」
「ほんとかなぁ?」

 ちょっとした冗談のつもりだった。きっと、友達に笑われて終わる思っていたのに!
 それなのに、花梨は、大切な妹は、知らないうちに女性器をこんなところで公開されてしまった。
 視聴者の数を確認する。いつのまにか100人をすこし超えるくらいに増えている。生放送としては少ないのかもしれないが――100人を超える人数が、妹のマンコを見てしまったのだ。
 もしも花梨が今夜パンツを履いていたなら、その生涯でどれだけの男に性器を見せただろう。きっと二桁には届かなかったのではないか。それなのに、花梨は今日、たった1日で知らないうちに100人以上の男にマンコを披露してしまったのだ。

「うわ〜、びっくりした! Kちゃんパンツもブラもつけてないや。浴衣だからつけなかったのかな?」
 まゆかの声がして、画面が動いた。画面にまゆかの顔が映る。
「最後はハプニングがあったけど、これで終わるね。録画してる人居ると思うけど、ぜ〜〜ったい流しちゃだめだよ!」
 まゆかの言葉に、コメントが流れる。
『続き、続きお願いしま〜〜す!』
『今は児ポ法があるから、性器が写ってる方が流れにくいよ!』
『いまの時間しかできないビッグなサプライズじゃん! この時間なら誰も通報しないよ! まゆかちゃんお願いします!!』
『もっといっぱいマンコが写ってないともしかしたら流れちゃうかも〜〜』
『まゆかちゃんを蹴ったんでしょ? 復讐しなきゃ!』
 どうにか続きを写させようと、コメント欄が一斉に引き止める。素晴らしい連帯感だ。
 中には無知な小学生のまゆかを騙すようなものまである。
「ええ〜〜? おマンコが出てるほうが流れにくいの? それ本当??」
 まゆかの言葉に、コメント欄が一斉に肯定する。
 ――止めるならば、いまだろう。まゆかは放送続行するかどうか迷っている。いまオレが、放送を続けるデメリットを示せば、まゆかはここで放送をやめるはずだ。
 だが、オレは動かなかった。この先、妹の――花梨の裸を見る機会など来ないだろう。それならば、見も知らぬ50人に見られようとも――花梨の裸が、マンコが見たい。
「しかたないな〜〜。それじゃあ、Kちゃんには悪いけどもうちょっと続けようか!
 言われてみれば蹴り起こされたわけだし、ちょっと恥ずかしい思いをしてもらおうね」
 まゆかの言葉に、コメント欄が感謝の言葉にあふれた。オレも一言、ありがとうとコメントを打つ。これでもう、共犯だ。
0012名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 20:00:24.71ID:mC2guLYV
 再びカメラが動いた。画面に映し出された花梨には、タオルケットがかぶさっている。おそらくまゆかがかけたのだろう。
 まゆかがタオルケットを剥ぎ取ると、花梨の姿勢がすこし変わっていた。両膝をすこし外側に曲げた、ガニ股のような姿勢になっており、浴衣が大分乱れている。まゆかが下着を確認したからだろうか。
「なんか浴衣脱げそうだね、ちょっとやってみよっか」
 カメラが地面に置かれ、また何やらごそごそと音がし始める。画面には期待のコメントがあふれんばかりに流れており、オレのペニスも先走りをあふれさせていた。
「できた〜〜! はい、ばばーん!!」
 まゆかの言葉と共にカメラが動き、花梨の姿が大写しになった。
「か、花梨……」
 オレが思わず茫然となるような姿が、そこにあった。
 画面の中の花梨は、帯をはずされ、浴衣の前を大きく広げられている。
 花梨の華奢な鎖骨が、年頃に盛り上がった乳房が、薄桃色の乳首が、可愛いへそが、慎ましやかな陰毛が、きれいな一本スジが、何もかも画面に映し出されていた。
『うひょーーー!! 全部丸出し!!!』
『すげぇ! こんなんもうお嫁に行けないっしょ!!』
『お兄ちゃんごめんね〜〜妹さんの裸見ちゃいました〜〜』
 下劣なコメントが画面を流れる。
「は〜い、度アップいきま〜す」
 まゆかの声とともに、カメラが花梨の体に大きく近づいた。
 肌の毛穴まで見える距離と画質で、花梨の首からゆっくりと下に降りていく。
「はい、まずおっぱ〜い。たしか、Bカップって言ってたかな」
 画面に乳房だけが大写しになる。傷1つない綺麗な肌、柔らかそうな乳肉の盛り上がり、薄いピンク色のはかなげな乳輪と、すこし赤色が濃い乳首。それらが何もかも丸見えになっている。
『もみて〜〜〜』
『乳首しゃぶりて〜〜〜!!』
『まゆかちゃん、乳首立たせてみて!』
 コメントの1つに、まゆかが反応する。
「えー? 寝てるのに乳首立つかなぁ? ちょっとやってみよっと」
 まゆかの右手が画面外から現れ、指先が花梨の左の乳首をくすぐる。円を描くように弄ったり、親指と人差し指でつまむようにしてくにくに動かしてみたりと、いやらしい動きを繰り返す。
「あ、立ってきた立ってきた」
 まゆかが楽しげな声を上げ、花梨の乳首をつまんで引っ張った。
 先程は小さく盛り上がっている程度だった乳首が、ぷっくりと膨れ上がっている。弄られていない右乳首と比べれば、大きくなっているのは明らかだ。
『乳首ビンビン!!』
『劇的ビフォーアフターだなw』
『右乳首も立たせてあげて!』
「はいは〜い。次はこっち、と」
 まゆかが花梨の右乳首をいじり始める。ほどなくして、花梨は両乳首を固く勃起させた。
「あはは、乳首こりこり〜」
 楽しそうにまゆかが乳首をこねる。ピンと乳首を勃起させたおっぱいは、小学生のものとは思えないほどいやらしい。
『ビーチクおっ立てたJSか〜。すげぇ光景!』
『勃起する過程までみれたからな〜。まじ永久保存版だわw』
 下卑たコメントにまゆかが笑いながら口を挟む。
「流しちゃ絶対だめだからね! それじゃ、おっぱいから移動しま〜す」
0013名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 20:03:01.16ID:mC2guLYV
 カメラが動き、花梨の乳房から下がっていく。へそで一度止まったが、コメントでせっつかれてすぐに移動を再開した。
「はい、JSのマン毛だよ〜。温泉でいろんな子の毛を見たけど、Kちゃんは平均的な生え具合かな」
 ふわふわと柔らかそうな陰毛が、花梨の下腹部に逆三角形に生えている。量は地肌がまだかろうじて見える程度で、どちらかといえば薄いほうだ。
 いっしょに風呂に入っていたときはつるつるだった妹が、いつの間にか立派に毛を生やしていることが、なんだか感慨深かった。
『柔らかそうなお毛毛!』
『マン毛なんていままで男に見られたこと無さそうなのになwかわいそうww』
『今夜で100人以上に見られちゃったなwww』
 コメント欄が、花梨の陰毛で盛り上がっている。オレにとっては妹の成長を感じさせる証も、彼らにとってはおかずでしかないのだろう。
「は〜い、それじゃあお待ちかね! 女子小学生の生おマンコ、行っちゃいますか〜」
『ひゃほおおおおおお!!!』
 まゆかの宣言に、コメントが乱舞する。
 そして、陰毛を度アップにしていたカメラがさらに下に移動した。
「これが――花梨の、マンコ」
 画面には柔らかそうな大陰唇の肉が写っている。どうやら花梨の陰毛はまだ下腹部にしか生えていないようで、大陰唇はつるつるだ。
 マン肉はピッタリ閉じ合わさっており、まったく中身を見せない。大陰唇にもまったく色素は沈着していないが、中央の切れ込みの周囲がかすかに桃色がかっているように見える。
『スジマン来たーーーーーー!!!』
『すげー! ピッタリ合わさってる!!!』
『まさに子供のマンコって感じだよな! いいもん見た!』
「うわー、こうなってるんだ。友だちのおマンコなんて、こんな風に見ないからなぁ〜」
 まゆかの感心したような声が流れる。どうやら番組よりも花梨の性器に夢中になっているらしい。
 しばらく、花梨のマンコが画面いっぱいに写り続けた。まゆかも何も言わず、ただ黙って観察しているようだ。

 1分ほどして、我に返ったようにまゆかが口を開く。
「おっとっと、つい夢中になっちゃった。すごかったね!
 ん〜、次はどうしようかな? そろそろおわろっか?」
 まゆかの言葉に、コメントが無茶振りし始める。
『中身! 中身見せて!』
『マンコ開いてどうぞ!』
『クリちゃんみたい!!』
「えぇ〜、おマンコ開くの? さすがに中身まで見られちゃうのはかわいそうかなぁ」
 ここまで来てまゆかは渋りだす。その様子に、このままでは断られると思ったのだろう。コメント欄がまた見事な統制で方向を変える。
『じゃあ足をがばっと開いてみて!』
『JSの大開脚みたい!!』
「ん〜、それくらいならいいかな」
 まゆかが軽く言うが、花梨はマンコ丸出しだ。この状況で大開脚などすれば、下手すると具がはみ出てしまうのではないか。
0014名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:25:01.64ID:mC2guLYV
 カメラが足の間に置かれ、中央に花梨の性器を写す。まゆかが花梨の左足をそぅっと移動させた。次に右足を移動させる。
 両足に引っ張られた大陰唇が、わずかに口を開いた。桃色の粘膜がかすかに覗いている。
『ちょっと中身出てきたwww』
『ピンクwwwありがとうございますwww』
 戻ってきたまゆかがコメントを見て笑う。
「あ、ほんとだ。ちょっと中身出てる。Kちゃんったらサービスよすぎ〜」
『もう中身見せちゃおうよ! Kちゃんも見て欲しいって思ってるよ!』
『ここまでサービスしたなら最後まで行っちゃおう!』
『まゆかちゃんお願いします!』
 コメントが焚き付ける。まゆかが、どこか楽しげな口調で答えた。
「しょうがないなぁ。まぁ、Kちゃんも見られたがってるみたいだし、やっちゃおっか!」
『やったーーーーー!!』
 まゆかの両親指が大陰唇に添えられる。そして、すいっと親指が両端に動いた。柔らかそうなマン肉は、何の抵抗もなくまゆかの親指にあわせて口を開く。
 画面の中で、花梨の中身が丸出しになった。
 一見した印象ではピンク一色。小さなビラビラは、まだぜんぜん発達していないのにきちんと女性器の形をしている。ビラビラの始まりに、小さな盛り上がりがある。クリトリスだろうが、まだ剥けていないようだ。
 淫核包皮の下には、針でついたような尿道。そこからピンクの粘膜がわずかに続き、もっとも大事な穴、膣に続く。中はよく見えない。なぜなら、白っぽい膜のようなものがふたをしているからだ。あれはまさか――。
『処女膜キターーーーー!!!』
『すげーーーはじめてみた!!!!』
『小学生でもマンコはマンコだなwww』
 どこに潜んでいたのかというくらい、大量のコメントが流れる。小学生の、花梨のマンコの中身に大興奮しているのだろう。オレもそうだ。
「うわー、処女膜ってほんとにあるんだ。すご〜い」
 花梨の中身を、妹の処女膜を100人以上の男に公開したというのに、まゆかはのん気そうに呟いている。
 処女膜なんて、ふつうの少女ならたった1人の男にしか見せないものだ。それなのに、花梨は100人以上の男に――実の兄であるオレにまで――それを見られてしまった。
「それじゃ、おマンコも開いたし、そろそろお開きということで……」
 まゆかが花梨の性器をネタにする。だが、コメントはさらに引き止めた。
『ここまできたらクリも見たい!!』
『クリトリス剥いちゃって〜!』
 年頃の少女がけっして見せてはいけない部分を、これほどまでに公開してきた花梨に、さらに辱めを与えようというのか。

「ええー? さすがに大きくなってないクリ剥いたら起きちゃうよ〜」
『じゃあまゆかちゃん、そのマンコでオナニーしてよ!』
『まゆかちゃんのオナニー講座 with 友だちマンコwww』
『それで自然に剥けたら仕方ないよねwww見てってことだもんwww』
「Kちゃんのマンコでオナニーかぁ。えへへ、まゆかのおマンコでは見せられないけど、Kちゃんのならいっか。
 じゃあ、まゆかがいつもどんなオナニーしてるか、Kちゃんのおマンコでやってみま〜す」
 画面の中で、花梨のマンコをまゆかの右手が包み込む。
「まずはね、こういう風におマンコ全体を刺激するんだよ」
 まゆかの右手が、花梨のマンコを揉み込むように優しく動く。しばらくその動きを繰り返したあと、右手が離れた。
「気分が高まってきたら、スジの部分を中指で擦るんだ〜」
 かりんのマン肉の合わせ目を、まゆかの中指が上下に移動する。最初はゆっくりと、そしてだんだんスピードを上げていく。
「こうしてると〜……あ、出てきた出てきた」
 まゆかが指をカメラの前に突きつけた。中指がてらてらと濡れている。親指と中指が合わさり、開くと糸を引いた。
『マン汁キターwwww』
『小学生でも濡れるのなwww』
『寝てる間に濡れるとか淫乱すぎるwww』
 コメント欄が盛り上がっているが、オレにとっても衝撃だ。
 まさか花梨が、妹が、性器を擦られて濡らすなんて思ってもみなかった。いや、たしかに生理現象として、愛液が分泌されるのは分かる。
 それでもこの間まで……いや、つい先ほどまで子供だと思っていた花梨が、まさかそんな大人の女と同じ反応を見せるとは……。
0015名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:27:31.07ID:mC2guLYV
「愛液が出てきたら、指にいっぱいつけて、中身を攻めるんだよ〜」
 まゆかが左手でかりんのマンコを開き、右手で中身を刺激し始めた。クリの辺りは優しく、膣の辺りはすこし強めにといった刺激を繰り返す。
「あ、クリちゃん出てきた〜」
 まゆかが嬉しそうに言って、カメラが動いた。至近距離で、花梨の性器が大写しになる。
 画面の真ん中に、先ほどまでなかったピンクの球体がある。ほんの小さな器官だが、これが花梨の快楽のスイッチだ。
 性器は先ほどと違っててらてらと光っている。濡れているのだ。
『女子小学生のクリトリス!!!!』
『えろすぎるwwww』
「目的のクリトリスは出てきたけど……どうしよう? もう最後までいかせちゃおっか?」
 まゆかが楽しそうだ。オレの大切な妹をおもちゃにしている。だが、それをオレは責めることができない。止めなかったのは、オレだ。
『おねがいしまーすwww』
『あ、マイクマンコに近づけてwww音聞きたいwww』
「ええー? まゆかの声じゃなくKちゃんのおマンコの音が聞きたいの? それだと主役がおマンコみたい」
 不満そうに言いつつも、まゆかはマイクを花梨の性器に向けたようだ。
 まゆかの手が再び動き出す。するとくちゅくちゅと、先ほどまで聞こえなかった水音が流れ始める。
『音すげぇwwww』
『オナニー音wwww』
 くちゅくちゅがやがてグチュグチュと、音の水っぽさが大きくなっていく。
 まゆかが一心不乱にクリトリスを擦っている。与えられている快感はどれほどのものだろうか。
 そして、不意にまゆかの手が外れた。画面に花梨の性器が大写しになったと思った次の瞬間。

 ――ぶしゃあっ!

 水っぽい何かが発射される音と共に、花梨のマンコから画面に向けて、水しぶきが飛んできた。――潮吹きだ。
 花梨は、オレの可愛い妹は、100人以上の男が見守る中、潮まで吹いて絶頂を迎えたのだ。
『潮吹いたwwwww』
『嘘だろwwwwまじかよwwwww』
『大人の女でもオナニーで潮なんか吹かないぞwwww』
『エロ過ぎるwwww将来ビッチ間違いなしwwww』
 コメント欄が花梨を笑っている。たしかに、オナニーで潮まで吹くのは以上かもしれない。ただ、オレはすさまじく興奮していた。妹がこんなにエロかったなんて、まったく想像していなかった。
0016名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:28:51.12ID:mC2guLYV
 カメラがティッシュのようなもので拭かれ、視界が明瞭になる。まゆかが拭いたらしい。マイクもまゆかの口元に戻っていた。
「いや〜、すごかったねぇ。まゆか、潮吹きなんてしたことないよ〜。まだおマンコひくついてるし」
『見せて〜〜』
「はいはーい」
 コメントに返事して、カメラが動く。花梨の性器が度アップになった。
 マン肉は、もう誰も開いていないのに、自分で勝手に口を開けている。中身が断続的にぴくっ、ぴくっ、と震えており、まだ絶頂の余韻が残っているようだ。
『イッてるイッてるwww』
『開きっぱなしwww』
 花梨の性器をコメントが嘲う。
 しばらくマンコを写していたカメラが、また移動した。今度は花梨のおっぱいが大写しになる。
 乳首はまゆかが弄っていたとき以上にビンビンになっているようだ。乳輪ごと盛り上がっており、これが最高潮なのだろう。
「こっちは弄ってあげられなかったね〜」
 そう言いながらまゆかがピンと乳首をはじくと、かりんの体がびくり、と大きく動いた。
『乳首でまたイッたんじゃねwww』
『デカくなりすぎwwww』
 最初に見せたときは賞賛されていた花梨の乳首。いまは嘲笑の的だ。
 さらにカメラが動く。写されたのは、花梨の顔だ。
 アイマスクをしているが、その顔は赤く上気しており、口が半開きになってよだれをたらしている。アイマスク越しでも、だらしないイキ顔を晒していることが分かる。
『アヘ顔キターwwww』
『これ絶対アヘ顔だよなwww』
 笑われる花梨。そのアイマスク越しの顔を、オレだけが知っている。
『まゆかちゃんお願い! アイマスクとって!!』
 コメントが無茶なお願いをし始めた。オレも妹の、花梨のアヘ顔は見たい。見たいが、それだけは許されない。
 さすがに止めようとコメントを書き込んでいると、まゆかが言った。
「だ〜め、顔出しは何があってもNG! さてさて、それじゃあもう4時回ってるし、色々後片付けもしなきゃだから今度こそ落ちるね。
 みんなおやすみ〜〜〜」
『そんな〜〜〜〜』
『おやすみ〜』
『いいもの見た!!!!! ありがとう!!!!!』
 様々なコメントに見送られながら、生放送は終了した。
0017名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:32:21.51ID:mC2guLYV
「たっだいま〜〜」
 妹が帰ってきた。なんの悩みも無さそうな、元気な声だ。
「おかえり」
 オレが出迎えると、花梨が唇を尖らせた。
「あー! お兄ちゃん嘘ついたでしょ! 浴衣じゃ下着つけないって!
 私あれ信じて酷い目にあったんだよ!!」
「な、なんだって!?」
 心臓が大きく跳ねる。まさか、あれが……あの生放送がばれたのか!?
「浴衣で寝てたんだけど、朝起きたら浴衣が外れて全裸だったんだよ! みんなに笑われちゃったよ!」
「あ、ああ……そうか、ごめんな」
 どうやらばれてはいなかったらしい。ホッとする。
「あ、そうだ。しばらくしたら友だちが来るからね。みんなで写真の交換とかするんだ〜」
 そう言いながら、花梨は部屋に戻ってしまった。
 2時間ほどしてチャイムがなる。どうやら花梨の友だちがきたようだ。
 部屋から出ると、花梨が4人の少女たちと談笑していた。
「あ、お兄ちゃん! みんな、紹介するね、私のお兄ちゃんだよ」
「はじめまして、花梨の兄です」
 紹介されたので挨拶する。すると少女たちもまた、自己紹介を始めた。
「沙希といいます。はじめまして!」
 ショートカットの少女が頭を下げる。快活そうな印象の、元気な少女だ。なかなか可愛らしい顔立ちをしている。
 沙希……Sちゃん。イチゴ柄のパンツと、引き締まった太ももを思い出す。
「美月と申しますわ。ごきげんよう」
 ウェーブのかかったお嬢様風の少女が、さらっと髪をかきあげた。気が強そうな顔立ちだが、目元には優しさもある、こちらも可愛らしい少女だ。
 Mちゃん。高級な下着をつけていた、パイパンお嬢様。あの時は胸に注目しなかったが、胸もぺったんこだ。どうやら発育自体が遅いらしい。
「七海です。こんにちは」
 恥ずかしそうに自己紹介するこの子はNちゃんだろう。知らない男と会話するだけでも赤面するくらい、恥ずかしがりの少女。
 思っていたよりも背は低い。体の線を隠す服を着ているが、その乳房が豊満であり、陰毛がもじゃもじゃであることを、オレは知っている。
「由佳です。よろしくお願いします」
 最後に残された少女が、そういって頭を下げた。三つ編みでメガネをかけた地味な印象の少女だ。
 きっと、こんな状況でなければ、彼女がまゆかだなんて分からなかっただろう。
「いらっしゃい、ゆっくりしていってね」
 オレは無難な挨拶をして、部屋に戻った。まゆか――由佳となにか話したいが、さすがに妹の友達と2人で話すのは難しい。
0018名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:35:35.21ID:mC2guLYV
 ふと、トイレに行きたくなって部屋を出る。すると、なんの偶然だろう、由佳が一人で歩いてきた。
「あ、すいません。トイレお借りしてました」
「いや、かまわないよ。……きみ、JSネットアイドルのまゆかちゃんだよね?」
 びくり、と由佳の全身が震えた。
「な、なんのことですか?」
「オレが貸した花梨のアイマスクは限定品でね。それでわかったよ」
「あの放送を……ごめんなさい、あれは……」
 由佳が青くなる。しかし、オレはべつに責めようと思っているわけじゃない。
「いや、べつに怒ってないんだ。顔は隠してくれたしね。
 ただ、花梨の人生を壊すようなことはやめて欲しい。これからも顔出しはNG、身元が分かるようなのもダメだ」
 由佳が顔をあげる。その目に、理解の色が浮かんだ。
「それは……これからも花梨ちゃんの裸を晒してもいいってことですか?」
「うん。まぁ、実を言うとすごく興奮したんだ。もちろん、花梨だけじゃなくほかの子にパンツでも興奮したけど」
 由佳が目を数回瞬かせたあと、ニコッと笑った。
「わかりました。――お兄さん、メルアド教えてください。あとで、口止め料としていいもの送りますよ」
 メルアドを教える。いいもの、という言葉に含まれるいやらしい響きに、股間がテントを張る。
「うふふ、それじゃあお兄さん、また……」
 そう言って、由佳は妹の部屋へと戻っていった。

 夜になった。もう花梨の友だちはみんな家に帰ってしまったようだ。
 あれからずっとメールを待っていたが、一向に来ない。からかわれたのだろうか。
 風呂でも行くかな、と思っていたら、ようやくスマホにメールの着信があった。
『まゆかです♪ お兄さんに、いいものあげちゃいます♪ 流出させちゃダメですよ』
 そんな題のメールに、添付ファイルが3つついている。すべて画像だ。
 わくわくしながら画像を開く。
 1枚目はツインテールになった由佳の、つまり、まゆかの全裸画像だった。すっぽんぽんでM字開脚をしており、右手でマンコを、左手でピースをしている。
 先ほど会話した少女の痴態に、股間がいきり立つ。
 2枚目を開ける。その瞬間、オレは思わず呻いてしまった。
 頬を上気させ、口を半開きにした少女の顔。アイマスクが取られ、目元がはっきり見えている。
 間違いない。あのときの、眠ったままイカされた花梨の、アイマスクの下の顔だ。
 花梨の目は、わずかに開いている。だが黒目は上を向いており、焦点があっていない。まさしくアへ顔だ。
 3枚目を開く。半ば予想していたが、やはりそれは花梨の画像――イッた直後の、妹の全裸写真だった。もちろん顔もしっかり写っている。
 間抜けなアへ顔も、硬くとがった乳首も、さらさらした陰毛も、ひきつくピンクのマンコも、すべてが1枚に写りこむお宝画像だった。
 ペニスをしごきあげ、一発抜いたオレはすぐさまお礼のメールを送る。
 返信にはこうあった。
『今度は花梨ちゃんだけじゃなく、他の皆の裸も晒しちゃいますよ♪ 期待しててくださいね♪』
 一発抜いたオレのペニスが、再びいきり立った。
0019名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 21:39:02.60ID:mC2guLYV
とりあえずここまで。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
続きはあんまり期待しないでください。
0022名無しさん@ピンキー2015/10/06(火) 19:10:42.07ID:7pp+uy8y
ロリ属性はなかったはずなんだがなぜか興奮している
文章うますぎだろ
0027名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 22:04:47.71ID:RpJiVxAN
たくさんのGJありがとうございます。
推敲不足でおかしな表現が多々あり、読み直して恥ずかしかったです。

改稿したものをノクタに投稿しました。『真夜中の生放送』というタイトルです。
メインの妹部分はほとんどいじっていませんが、妹以外の子の部分が少し長くなっています。
0028名無しさん@ピンキー2015/10/17(土) 17:35:13.20ID:J6pkI4sU
保守も兼ねて一本投下
一年ぐらい前に書いたものなので色々と古いですがその辺りはご勘弁の程を
0029妹の就職先 012015/10/17(土) 17:38:07.72ID:J6pkI4sU
プロローグ
 とある一家の居間。
 それは妹の何気ない一言から始まった。

「ねぇ。兄貴。OPA-jって会社知っている? あの会社のことをできるだけ詳しく知りたいんだけど」
 妹こと晴子の何気ない質問に、今年で25歳になる兄はきょとんとした表情を見せる。
 兄には質問の意味がわからなかった。
 いや、質問の答えはわかる。
 わからないのは、なぜ晴子がそんなことを聞くのかだ。
 普通の女子である晴子がOPA-jなんて会社を知っているはずないからだ。
 ましてや、晴子は有名大学に通う優等生であり、こんな会社に縁があるはずがない。
 考えれば考えるほど、兄は質問の意味がわからなかった。
 なぜなら、OPA-jとは日本最大手と言われるアダルトビデオ会社。AV会社なのだから。

「お前は何を言い出すだよ。俺をからかうのも大概にしろよ」
 兄は適当に答えて晴子の様子をうかがう。

「しらないなら別にいいよ。アダルトビデオ会社だから兄貴は詳しいかなと思っただけだし」
 まったく役に立たないんだからと言わんばかりの晴子の表情に兄はむっとした。

「詳しいってどんな目で俺を見ているんだよ。で、どうしてあの会社に興味があるんだ。まさかAV女優にでもなりたいって話なのか。その貧相な体で」

 先ほどの仕返しとばかり、兄が晴子の体を上から下まで舐めるように眺める。
 我が妹ながら普通の女だと兄は思った。
 特別、可愛いわけではない。胸だって大きいわけではない。
 化粧にもあまり興味がないのか、いつもスッピンに近い。
 あえて言えば平凡。素朴。そのあたりにいくらでもいる普通の女子だった。

 兄の舐め回すような視線を感じたのか、妹は顔を赤くしながら、
「い、いやらしいわね。私がAV女優になるわけ無いでしょう。事務よ。この会社の事務職に興味があるの」
と答えた。

「事務ね。でも、なぜそんな会社に興味を持ったんだ」
 事務と聞いて兄はホッとしたが、心のどこかで残念な気持ちもあった。

「今度、うちの学校で就職説明会があるの。その資料を見たら凄い大企業で驚いてね。条件も下手な有名企業を上回るしちょっといいかなと」
 下をぺろっと出しながら答える妹。

「なるほどね。しかしお前の学校みたいな一流大学でアダルト会社が説明会か。いくら事務関係とはいえ時代は変わったな」

「で、アダルトに詳しい兄から見てあの会社はどんなもん」

「だから別に詳しくないって。まぁ印象だけ言えばクリーン系かね。レイプと言ったものも少ないし明るいAVが多いよ。社会に認められるアダルト会社を目指しているところだし
待遇とかの心配はしなくてもいいんじゃ無いかな。ただ、あの会社は新入社員シリーズってのがあって……っとごりょごりょ」

 突然、口を閉ざし誤魔化す兄。
 妹は兄の言葉を聞きながら、やっぱ詳しいじゃないと笑い顔を見せる。

「まぁいいや。兄貴が大丈夫というなら資料通りの企業なんでしょ。ありがと」
 妹は上機嫌で部屋から出て行く。

 兄は去っていく妹の後ろ姿をじっと眺めた。
 兄が妹の裸を見たのは、もう10年以上は前の出来事。
 大人になった妹の裸を、見たくないと言えば嘘になる。
 その思いが、『こんな会社に入るな』と言うのを躊躇わせた。
 常に自分より頭がよくて、何でもできた妹。落ちこぼれの自分とは違いエリートコースを歩み続けた妹
 そんな妹の裸がポスターに印刷され、AV商品として使われる。
 挫折をしらずで、女性らしい雰囲気もあまり感じさせない妹が、その貧相な裸体を晒し、似合いもしないAV女優をやるはめになる。

 まずありえない話。万が一、起これば悪夢でしかない未来のはずなのに、兄は心のどこかで、それを期待をしていた。
0030妹の就職先 022015/10/17(土) 17:42:19.43ID:J6pkI4sU
本編

 とある有名大学の多目的ホール。
 普段はあまり使われること無いホールであったが、今日は200人近い生徒たちが集まり、一人の男の説明に聞き入っていた。

「このように我が社は世界に向けて発信する一大企業へと成長しました。その活動は性産業だけに止まらず、
教育分野からゲーム製作と言ったものまで広範囲にわたります。だからこそ、この学校の生徒のような優れた人材が必要と考えます」

 パリっとしたスーツ姿。身につけているものも高級品。
 いかにも一流経営者の雰囲気を持つ男性がステージ上で熱弁を奮う。
 これだけみると、とてもアダルト会社の関係者に見えない。
 あまりに世間一般が持つアダルト業界のイメージとはかけ離れていた男だった。

「兄貴は問題無いというけど、やはりアダルト会社ってどうなんだろうね」
 晴子は大スクリーンに映しだされた会社情報を見ながら小さな声で呟く。
 彼女は就職についてずっと悩んでいた。
 条件を落とせばいくらでも内定を貰うことは出来たが、金銭面でどうしても納得がいかず、ずるずるとこの時期まで来てしまったからだ。
 もう条件を選んでいられない。
 そう決心した矢先にアダルト業界最大手と言われるOPAの説明会があると聞きつける。
 殆どからかい半分の気持ちで参加してみたが、男の説明はあまりに上手く、彼女の心を巧みに捉えていた

 最初こそ、こんな一流大学まで進んでおいて、アダルト会社なんて考えられないと思った。
 そもそも、大学でアダルト会社の説明会を開くことすらどうかしていると不信感すら抱いていたが、実際に話を聞くと、
かなりしっかりしている会社という印象を受けた。
 アダルトと言っても、構造的にはアイドル業界となんら変わらない。
 事務をやる人は、高度な経営学が求められ、現場に働く人は美貌やカリスマが要求される。
 今回の説明会はもちろん経営側。
 別にこの会社に入ったからって、裸になったりビデオに出るわけではない。
 売上高1000億以上と言われる大企業に入れるチャンス。
 この好条件は彼女にとって、麻薬にも近いものだった。

―――うん。面白いかもしれない

 世界規模。アダルト以外の産業にも手を伸ばす急成長の会社。
 しらずしらずのうちに晴子は男の話術に翻弄されていた

「あのー、本当にセクハラとかないんですか。そちらが出している商品に
事務関係の社員が出演しているビデオとかありますけど、本当はそんなこ
とないですよね」

 一人の女子学生が質問する。この疑問は晴子も気になっていた部分だ
 事務として入ったのに、イヤらしいビデオに出演させられる。
 仕事と言われて好きでもない男に抱かれ商品にされる。 
 考えただけで晴子は寒気を感じた。
 もし、そんなことになったら親に合わせる顔もないし、友人関係も人生設計も破綻してしまう。

「はははっ。もちろんそんなことありませんよ。うちのヒット商品である[新人社員が脱いじゃいました]を見てもらえばわかりますけど
全てプロの女優さんが出ているだけです。映画と同じで脚本もあれば演出もある作り物でしかありません。まぁ、男にとっては夢のない話ですけどねー」

 男が冗談交じりに答えると会場がどっと湧く。

―――そりゃそうよね。
 晴子も釣られて笑う。やはりこの会社は大丈夫。
 最大の懸念がなくなり彼女はホッとした表情を見せた
0031妹の就職先 032015/10/17(土) 17:44:31.69ID:J6pkI4sU
 説明会から1ヶ月後

「よーし。今日こそ決めるわよ」
 パリっとしたスーツ姿の晴子は、OPA-j本社ビルの前で気合を入れる。
 彼女はあれから色々な会社の面接を受けたが、手応えは思わしくなかった。
 それだけに今回の面接に対する意気込みは違った。
 たとえアダルト会社だろうがもう関係ない。何が何でもここで決める。
 その覚悟を胸に晴子はビル内に入っていった。

「あの、面接に来た原晴子といいますが」
 受付と会話をする。
 ここまで数多くの面接を受けてきた彼女にとってこれは慣れたもの。

「お待ちしていました。こちらにどうぞ」
 晴子の話を聞き、一人の受付嬢が優雅に立ち上がる。
 そのしぐさ一つ一つに無駄がない。
 受付嬢は会社の看板と言われるが、その役目に相応しい女性だった。

 歩きながら晴子は周りを観察した
 アダルト会社だというのに裸のポスター等は一切貼られていない。
 スタジオは別にあるらしくAV女優も見当たらない。
 たまにすれ違う人物もただのビジネスマンにしか見えなかった。

―――本社ビルで働く分にはなんの問題も無さそう。

 受付嬢はキョロキョロと周りを観察する晴子の様子を気にすることはなく、3階の端にある部屋の前に行く。

 扉を開け、2人は部屋の中へと入る。
 そこは学校の教室程度の大きさ。
 普段は会議室として使われている部屋らしい。

「では、服を全部脱いでお待ちください。今、面接担当を呼んできますので」
 部屋に入ったとたん、受付嬢はサラッと、とんでもないことを言う。

 晴子は少し呆けた顔をしながら、
「はい? 服を脱ぐ? しかも全部? なんですか、それは。私は事務職の面接を受けに来たんですよ。女優ではなく事務」と、質問した。

 最初は冗談かと思った。
 だが、受付嬢の表情は真剣そのもの。
 冗談を言っているようには見えない。

「言ったとおりです。我が社の面接は全裸で行われます。アダルト会社の面接なんですから当たり前でしょう」
 受付嬢が淡々と答える。

「あ、当たり前って」
 当然のごとく晴子は戸惑った。
 話が違う。事務関係の女性は裸を売らなくてもいいはず。
 それなのに裸の面接ってどういうことか。
 いくらアダルト会社とはいえ、女優希望ではないんだから裸を見せる必要はない。
 どう考えても受け入れられる話ではなかった。
0032妹の就職先 042015/10/17(土) 17:47:38.12ID:J6pkI4sU
「脱ぐのが嫌なら帰ってくれて結構です」
 これまで何度も同じようなやりとりをしてきたらしく、受付嬢は毅然とした態度を見せる。

「でも私は事務の面接を受けにきたのですよ。事務に裸の審査なんていらないでしょう」

「この会社の社員は部所に関係無く、みんな全裸面接を受けて入社しています。男性も女性も高卒の人も50代の再就職組も一切例外はありません」
 なにを当たり前のことを聞くという態度で受付嬢は答えた

 晴子は唖然とする。
 つまり先程すれ違った男性も、この美しい受付嬢も全裸面接を受けて入社してきたと言うこと。

「なぜそんなことするんですか。あなただって裸になる仕事をしているわけではないのでしょう」

「もちろん仕事で裸になることはありません。私はここに入社してから2年になりますがビデオに出るどころが、
収録の現場に行ったことすらありません。受付ですから当たり前ですけどね」

 受付嬢はきっぱりと答えた。そこに嘘は感じられない。

「ならどうして」

「規則なので。そう決められているのです。これ以上の説明はいらないでしょう」
 そう言われても晴子は納得できない。
 ここで脱ぐだけ理由。なにか自分を納得させる材料が欲しかった。

「最後に一つだけ聞かせて。面接官は女性ですよね」
 晴子はどうしても聞きたいことを聞く。
 ここで男性と言われれば止めるつもりだったが。

「もちろん女性面接官です。相手が男の場合は男性面接官になります。裸になるんだから当たり前でしょう」

「……わかりました」
 絶対に譲れない部分を当たり前と言われて晴子は面接を受けることに同意する。
 全裸面接。ありえないと思いながらも会社には会社のやり方があることに少し納得しつつあった。

「それなら結構。早くしてくださいね。あ、そうそう。この面接の様子は記録されますのでそのつもりで」

「記録ってカメラがあるの?」

「そうです。今のやり取りも記憶しているはずです」

「そんなもん何に使うのよ」

「この映像を元に裸の履歴書を作ります。そして最後に社長自らが履歴書をチャックして採用するかどうか決めます。では失礼」
 どこか冷たい視線を向けながら受付嬢は部屋から出て行った。
 初めて見せた受付嬢の感情。
 それはどこか上から目線の優越感みたいなものを感じた。

「なんなんのよ、ここは。兄貴の『この会社なら問題ない』の情報は本当なんでしょうね」
 一人残された晴子は部屋を見渡し、受付嬢が言っていたカメラを探す。
 だが、カメラはどこにもない。

―――ブラフ?

 もしかしたらカメラなんてないのではないか。
 普通に考えれば女子が裸になるところにカメラなんてしかけるはずがない。
 晴子はそう自分を納得させようとした。
0033妹の就職先 052015/10/17(土) 17:51:21.12ID:J6pkI4sU
「はぁ、仕方がないか」
 ブツブツと文句を言いながら晴子は面接用に買った新品のスーツのボタンに手を掛ける。
 スーツを脱ぎ、次にスカートを下ろそうとファスナーを掴むが、そこで動きは止まる。

 部屋を見渡し周りを見る。
 もちろん部屋には誰もいない。
 外のガラス窓は透き通っているが、ここは3階のため外から見られる心配はない。
 しかしこんなに明るく、広い部屋でパンツを丸出しにするのは抵抗感があった。

 晴子は頬を赤く染めながらスカートを脱ぐ。ピンク色のパンツがむき出しになる。
 次にシャツも脱ぐ。シンプルなブラに包まれた乳房が表に出る。
 肌が露わになるたびに彼女は怒りとも付かない妙な表情をし始めた。

 更にブツブツと言いながら彼女はブラのホックをはずし腕を抜いた。
 小さいながら形の良い乳房がぷるんと弾みながら表に出る。
 顕になった乳房を見て晴子はため息を付いた。

―――こんな部屋で裸になるなんて完全に変態だよ。この会社は何考えているのよ。

 その思いとは裏腹に手を休めない。
 ピンク色のパンツに手を掛け、するっと下ろす。
 脱いだパンツを小さくたたみ、他の服と共に床においた。
 部屋には場違いこの上ない全裸の女性が一人。
 怒りと戸惑いが勝っているのか、それほど恥ずかしがる感じはない。
 ただ、そわそわとしている。

 数分経過
 まだ面接官は、やってこない。
 時間が経てば経つほど羞恥心が強まり、彼女の頬は赤く染まっていく。
 誰も居ないのに手で胸と股間を隠す。

「あー、もう。バスタオルぐらい用意しなさいよ。いつまで待たせるのよ」
 思わず大きな声で愚痴を言った瞬間、扉が開く。
 入ってきたのは一人の女性。

「キャ」
 突然入っていた人物に驚き、晴子は座りこんだ。
 小さくまるまるように座り込みながら、彼女は恐る恐る入ってきた人物を見る。
 そこには30歳前後と思われる女性の姿。

「貴方が本日の入社希望者ね。私が面接官です。歓迎するわよ」

 晴子が全裸姿だというのに、相手はまるで気にせず挨拶してくる。
 挨拶されたら素早く返す。
 面接の基本動作だが、彼女は未だに立ち上がることすら出来ない。
 体が羞恥で染まり震えている。
 裸になる覚悟は出来ていても、裸を見せる覚悟は出来ていなかった。

「可愛いわね。でも座ったままだと失格になるわよ」
 座り込み必死に体を丸める晴子を見ながら面接官は言う。

「は、ハイ」
 失格の言葉を聞き、晴子はとっさに立ち上がる。
 そしてその場に直立した。
 彼女の細身の体。小さいながらも形のいい胸。
 普段は他人に見せないはずの下半身まで全て晒された。
0034妹の就職先 062015/10/17(土) 17:53:55.25ID:J6pkI4sU
 面接官は、晴子の前に立ち、その体を上から下まで眺める。

「ふふ、胸は少し小さいけど形は悪くないわ。薄目の陰毛も素敵よ。
全体的にちょっと子供っぽい感じはするけど体は上も下も合格ね」

「あ、ありがとうございます」
 同姓とはいえ、セクハラでしか無い発言に対して、晴子は思わずお礼を言う。
 もう自分が何をいっているのかすら、わからないほど混乱していた。

「では、わが社を受けられた理由を述べてください」
 鋭い眼光で、面接官は晴子を見た。
 面接慣れしている晴子なら、なんの問題もない質問。
 しかし今回は全裸であるため、思考がまとまらない
 自然と体を萎縮させ、面接官から目線を外す。
 それは面接でやってはいけない行動。
 わかってはいたが、全裸ではどうしようも出来なかった。

「は、はい。私はこの会社の理念に 感じ 憧れを 持ち  そして。その」
 体をもじもじとさせながら晴子は模範的なことを言おうとしたが、やはりたどたどしい。

「ふーん。この会社に憧れを持ってねぇ」
 少し考えこむような顔をしながら、面接官は視線を晴子のむき出しになったの胸に注目する。
 その胸は平均より小さく、緊張のためか細かく乳首が震えていた
 面接官はそのまま視線を下に向け、今度は薄く生えそろった陰毛を観察する。
 陰毛は短めだが、形は綺麗な逆三角形に生え揃っていた。
 まるで短い陰毛が女の割れ目を必死に隠そうとしているような、儚げな感じがする股間だった。

「ところで貴方は処女ですか」
 陰毛を眺めながら面接官はとんでもない質問をした。

「え、なぜそんなことを」
 晴子は思わず手で胸と陰毛を隠す。
 先程からなんの遠慮もなく局部を見られているのは感じていた。
 それをなんとか我慢していたのに今度は女性最大のプライバシーである性行為の有無を聞いてくる。
 いくら同じ女性だからってあまりに非常識な言動に晴子は怒りを感じ、キッと面接官を睨みつけた。

「答えたくないなら答えなくてもいいですよ。それによって採用されないということはありません」
 睨んでくる晴子を鼻で笑いながら答える面接官。
「い、いえ、答えます。私は処女ではありません。もう別れましたが高校時代に彼氏がいました」
 印象を悪くしてはいけないと思い、晴子は咄嗟に答える。
 これは友人と猥談するときに言っている嘘。
 ただの見栄っ張りであり、こんなところで話すことでもないのに、晴子はいつものように嘘を言ってしまう。

 それに対して面接官は何も言わない。
 ただじっと晴子の体を見つめていた。

「そうですか。では最後の質問です。この全裸面接をどう思いましたか。この会社は変だと思いましたか」
 晴子の裸を眺めなが面接官は言う。

「最初は驚きましたがそんな変だとは思っていません。素晴らしい会社だと思います」
 本音を言うべきか迷ったが晴子はそのまま教科書的な模範解答を言った。

 その言葉を聞き、面接官は立ち上がる。
 そして彼女の裸体を眺めながら、
「もう結構です。正式な結果は後で通知しますが希望の事務は無理と思ってください」
と、きっぱりした口調で言った。
0035妹の就職先 072015/10/17(土) 17:55:32.33ID:J6pkI4sU
 晴子は困惑した表情を浮かべた。
 わけがわからない。
 会社の言うことを聞いて全裸にまでなったのに不採用なんてありえない。
 ミスもなかったはずだと。

「なぜですか。理由を聞かせてください」
 全裸姿ということも忘れて晴子は面接官に詰め寄った。

「自分の胸に聞きなさい。嘘ばかりでは信頼は得られませんよ」
「嘘って。どうして……」

「マネージャーなら空きがあるので、そちらを希望するならまた後日マネージャーの面接を受けに来てください」
 そう言って面接官は部屋から出て行った。

 晴子は全裸のまま立ち尽くす。
 そして一つの結論にたどり着く。

―――そっか。そういうことか。

 全裸面接。
 最初は体を見るための面接だと思っていたが、実はそうではなかった。
 彼女は今になってこの全裸面接の意味を理解し、自分の愚かさに絶望した。


--------------

 10分後。晴子は会社の外へ出た。
 会社から100メートルほど遠ざかったところで彼女は振り向く。
 視線の先には先ほどの会社の看板。
 晴子は看板を見ながら今回の面接のことを考えた。

 あの面接官の指摘は当たっている。
 全裸面接。それは体ではなく心を裸にする面接。
 それを薄々感じながらも、自分は嘘をついてしまった。
 裸を晒しながら嘘を付くなんて出来るはずもないのに嘘をついた。
 処女かどうかみたいな相手が答えなくてもいいと言った質問にまで嘘をついた。
 表情一つ見てもバレバレだっただろう。
 面接官が怒るのも無理はない。完全に失敗だった。

 しかし彼女の気分は不思議と悪くなかった。
 事務が不採用になったとはいえ、まだこの会社に入れなくなったわけではない。
 面接官が言うとおり、マネージャーの道もまだある。
 それに今回の全裸面接の経験だって、きっとこれから役に立つはずだ。
 そう自信をつけた晴子は前向きな表情を見せながら町中へと消えていった。
0036名無しさん@ピンキー2015/10/18(日) 09:56:50.43ID:yXOKtrKO
エピローグ

 妹がOPA-jの話を聞いてきてから、はや数ヶ月。
 結局、妹はマネージャーとしてアダルト会社に入社した。
 あの時、兄として、反対すべきだったのかは未だにわからない。
 妹は仕事に対して『色々と変わってるけどそれなりに楽しいよ』という。
 その楽しいとはどういう意味なのか。兄には判断つかない
 ただ兄として出来る限りのサポートはしてやろう。
 それがあの会社に入るなと言わなかった兄としての責任であり、役目であると信じていた。

 兄はその決意を胸に先ほど届いたばかりの新しいダンボールを開ける。

「今週は6本か」
 独り言を言いながら兄はダンボールの中をチェックしていく。

[新入社員が脱いじゃいました2014]
[全裸面接会。オール初脱ぎ]
[水揚げの日。初めてのセックス。有名大学卒編]
[新人マネージャーが代役。そんなの困っちゃう]

 ダンボールの中には今週発売されたアダルトビデオ。
 これらは全て妹の会社から発売された新作AV。
 兄は妹の会社から出ている新作AVをほぼ全て購入していた。
 理由はもちろん妹が出ていないかを確かめるために。

 妹はビデオに出ることは絶対にないという会社の説明を信じて入社した。
 もし妹がビデオに出てくれば、それは間違いなく会社の裏切り行為。
 そんなことになれば兄として黙っているわけには行かない。
 会社への抗議や商品の回収依頼。兄としてできることは全てするつもりだった。
 そのためにも毎月発売される新作AVは全てチェックする。

 兄は妹の裸が突然出てくることを心のどこかで期待しながら、一本一本、丁寧にアダルトビデオを見ていった。

終わり
0039名無しさん@ピンキー2015/10/19(月) 06:25:06.82ID:edMSK6lg
俺も最初はあの新入社員シリーズは本物の社員だと信じてた。でも今思うとその後もずっと信じていた方が興奮するし幸せだったかもしれない
0040名無しさん@ピンキー2015/10/20(火) 11:46:39.19ID:j84Xiqnb

AVの社員露出もパッケージは面白そうなんだけどな
絶対ねぇけど仮にガチだったとしても金で脱いでいることには変わりなく感情移入は難しい
このヒロインもやっぱ無理。オレ的にはざまーが先に来る
0041名無しさん@ピンキー2015/10/25(日) 19:45:10.66ID:wRdqve4/
撮影されたデータは会社の幹部とかが見たりするんだろうか
0042名無しさん@ピンキー2015/10/28(水) 08:40:20.37ID:hTz86XRi
僕だけがいない街じゃなく菜々子さん的な日常の方を実写化して欲しい
0043名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 09:57:49.37ID:ofduTkEO
ハロウィンもので一つ。
実験的に三人称多視点な書き方をしてみたので、読みにくいかもしれません。


 ゴミの回収日、灰川沙雪は家のゴミをまとめていた。
「あれ? 何だろう、これ?」
 沙雪がゴミ箱の中から引っ張りだしたものは、ビニールのパッケージに包まれた、未開封の服らしきものである。
 可愛らしい魔女の衣装と、顔を模したかぼちゃがプリントされたピンクの下着だ。どう見ても女性用のハロウィンの衣装だが、この家に女性は沙雪しかいない。
「どうせエロ兄貴が彼女用に買ったやつよね。そういえばフラれたとか言ってたっけ」
 大学生の兄が、恋人ができてからコスプレ衣装を買いあさっていたことを思い出す。
 つい最近、恋人にフラれたとか言って落ち込んでいたから、きっとこれは使われなかった衣装だろう。
「さすがに使用済みの服なんて汚いからいらないけど、未開封なら貰っちゃってもいいよね」
 パッケージ越しでも、衣装はなかなか可愛らしい。さすがにコスプレっぽすぎて外に着て行く気にはなれないが、ちょっとした余興の場で着る分には十分である。
 ゴミ箱から衣装を引っ張り出す。パッケージには、なにやら英語で長い説明が書かれていた。どうやら海外製品らしい。
「フラッシュ……? うーん、よくわかんないな」
 どうせ服は服だし、おそらくは洗濯の仕方などが書いてあるのだろうと気にしないことにする。
 パッケージを破って中身を取り出してみる。アニメキャラクターが着ていそうな、可愛らしさを全力でアピールしたような魔女服だ。いわゆるゴスロリ系で、肩が出るデザインの半袖ミニスカート。サイズは少し大きいかもしれないが、着れないことはない。
 ブラジャーは胸のカップ部分にカボチャが描かれているが、サイズが大きすぎる。これを沙雪が身につけるのは無理だろう。
 高校2年生の沙雪のバストは、日本人としては平均よりも大きいDカップだ。しかし、このブラジャーはかなりカップが深い。FかGはありそうだ。外人用だからか、あるいは兄の恋人の胸が大きかったのか。なんだか妙な敗北感を感じる。
 パンツにも、お尻の部分に可愛らしいカボチャが描かれている。これも少し大きめのサイズだが、問題はない。沙雪は中学のころからチアリーディング部に所属しており、ずっとダンスの練習をしてきたことで、下半身がよく発達している。サイズはぴったりだろう。
 服も下着も、妙にごわごわして硬い気がするが、コスプレ用だから仕方ない。生地が分厚いことから、おそらく下着はいわゆる見せパンだ。コスプレ用として、見られることを意識しているのだろう。
「それじゃ、週末のパーティーはこれを着て踊っちゃおうかな」
 沙雪の父親――名を銀二という――は、喫茶店を経営している。残念ながら流行っておらず、近所の老人たちしか客が来ない。
 そこで銀二は、クリスマスやらバレンタインやら、数ヶ月に1度は季節もののイベントを開くことで客を集めようと考えたらしい。週末のハロウィンパーティーもその一環だ。
 イベントの日は沙雪が接待役としてウェイトレスをしたり、ちょっとした出し物をしたりする。チアリーディング部で鍛えたダンスを披露することが多い。
 残念ながら銀二の目論見は当たらず、新規の客はまったく増えていない。ただ、イベントを行うとしばらく老人たちの財布が緩むので、売り上げ的には成功しているようだ。
「見せパンだし、少しくらい大胆になってもいいかな」
 客の老人たちは男ばかりで、沙雪は彼らにとっては孫娘のようなものだろう。それでも、沙雪がチアのミニスカで踊ったりすると、みんな嬉しそうに鼻の下を伸ばす。
 銀二からも、老人たちの財布を緩めるために大胆に行けと言われている。父親が娘に言うセリフか、とも思うが商売というのは大変なのだ。
 ミニスカに見せパンなら、沙雪もあまり恥ずかしくないし、老人たちも喜ぶはずだ。
 上手く売り上げを増やすことができれば、銀二から臨時のお小遣いももらえる。沙雪はやる気満々だった。
0044名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:00:58.02ID:ofduTkEO
 ハロウィンパーティー当日、沙雪は喫茶店の奥にある部屋で、全身鏡を前にして唸っていた。
 すでに服は着替え終わっている。可愛らしい魔女服に、お尻の部分にカボチャが描かれたパンツ。魔女服のミニスカートは思っていた以上に短く、立っている状態でかろうじてパンツが隠れる程度の長さしかない。
 見せパンだから二重に穿こうかと思ったが、ごわついて変な感じがしたので、諦めて直穿きした。生地が厚く硬いため、お尻や股間の恥ずかしい割れ目に食い込むこともないだろう。
 ブラジャーはつけていない。魔女服のデザインが肩の出るタイプだったため、ふつうのブラジャーをつけると肩ひもがはみ出てみっともないのである。魔女服も生地が厚いから、乳首が浮き出ることもあるまい。
 下着に関しては問題ないが、魔女服が思った以上にアニメっぽい気がする。あまりハロウィンっぽい感じがしない。
「う〜ん? どうしようかな」
 悩みながらふと部屋の隅に目をやると、見慣れない小道具がいくつか転がっていた。今日のイベントのため、銀二がいろいろ仕入れてきたようだ。その中に何か使えるものはないだろうか。
「あ、これいいかも」
 目と口をくりぬいたカボチャ型のかぶり物を発見する。軽いし、口の部分が大きく開いているため、沙雪の顔が隠れない。下から被るタイプではなく、後頭部の留め金によって開くタイプだ。首の穴が小さいからダンスで落ちる心配はないが、1人で着脱できないのが難点か。
 試しにかぶってみると、軽くて視界良好でダンスに支障はなさそうだ。ただ、下が向けないため自分の身体が見えない。足元に気をつけないといけないだろう。
 鏡に全身を映してみる。大きなカボチャを被った沙雪が、可愛らしい魔女服を着て佇んでいた。なかなかいい感じだ。
「他に面白いものないかな? 何これ、綿?」
 銀二の用意した小道具を調べると、大きな綿のようなものが見つかった。
 説明書によれば、これはフラッシュコットンというらしい。手品なんかで使われる、火をつけると一瞬で燃えてなくなるあれだ。
 中には燃えない紙吹雪が仕込まれており、火をつけてすぐ宙に投げれば、閃光と共に紙吹雪をまき散らすらしい。
 最近のものは特に安全になっており、たとえ手の上で燃やしても火傷しないそうだ。
 専用の小さなライターで、踊りながらこれに火をつければきっとウケるだろう。
「うん、これ使おう」
 カボチャをかぶり、大きな綿を2つとライターを携えて店に向かう。途中で父親のいる厨房を通り、そこでカボチャの留め金を止めてもらう。
「よっ! 沙雪ちゃん!」「待ってました!」
 店に出ると、すでに集まっていた客たちから掛け声が飛んできた。いつもの常連ばかりが10人。白髪だったり、禿げていたりといろいろいるが、共通するのは全員が60歳以上の老人であることだ。
「ハッピーハロウィーン!」
 沙雪は笑顔で挨拶する。老人たちは、ハロウィンというイベントについて詳しくない。それでも、嬉しそうに手を振ってくる。
「はぴはろじゃよ!」
「相変わらず沙雪ちゃんはめんこいのぅ」
 沙雪は、近所の老人たちにとってアイドルのような存在だ。
 いまはカボチャで隠れているものの、普段は清楚な黒髪をストレートにしている。目鼻立ちはすっと通っているが、掘りが深いわけではない。目は切れ長で、唇が小さい。昨今では珍しい、和風の美少女である。
 そんな美少女の沙雪だが、性格はとても人懐っこい。近所の人に会えば笑顔で挨拶するし、世間話にもいやな顔をせずによく付き合う。老人たちからすれば、テレビの中の本物のアイドルなどより、よほど可愛い存在である。
「おじいちゃんたち、今日のイベントにもちゃんと集まってくれてありがとう!
 それじゃあ、チアで鍛えたダンスを踊っちゃうよ!」
 沙雪の言葉に、厨房にいた銀二が料理の手を止め、いそいそと席に着いた。銀二にとっても、可愛い愛娘が月一でダンスを披露してくれるこのイベントは楽しみである。
 毎月のダンス風景は、実はこっそりビデオに撮ってある。堂々と撮影すると沙雪が恥ずかしがるため、店の目立たないところにビデオカメラを設置しているのだ。沙雪のダンス動画を見ながら晩酌するのが、銀二の密かな楽しみであった。
 銀二の喫茶店は今風の洒落たものではなく、いわゆるカラオケ喫茶である。店の一番奥に、カラオケを歌う舞台が設置されている。さすがに走ったりはできないが、ダンスを踊れる程度には広い。
 沙雪は持ってきた綿とライターを床に置く。舞台の中央に戻り、沙雪はカボチャの中でにっこりと笑った。口が大きく開いているため、観客からは沙雪の顔がよく見える。
0045名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:04:39.33ID:ofduTkEO
「ミュージックスタート!」
 カラオケの機械を操作すると、一昔前の曲が流れ出す。誰でも知っているノリのいい曲だ。
 老人たちの目の前で、沙雪の長い足が高々とあがる。チアリーディングは股関節の柔らかさが命であり、180度開脚くらいは朝飯前だ。
 まばゆい太ももに、老人たちの目がニヤける。沙雪が足を上げるたびにスカートがまくれ、ピンク色のパンツが丸見えになる。たとえ生地の厚い見せパンであろうとも、パンツが見えれば喜んでしまうのが男の性だ。
 沙雪がくるっとターンし、尻を老人たちに向けた。鋭く前後に腰を振ると、ミニスカが上に翻る。
 少女のパンツの尻部分で、カボチャが笑っている。沙雪の尻に張りついたカボチャは、尻の丸みによってどこか隠微さを漂わせている。
「色っぽいのぅ!」
 老人たちが嬉しそうに囃し立てる。自分の動作で客を沸かせたことが、沙雪には嬉しい。
 しばらく踊っていると、1曲目が終わった。続いて2曲目のイントロが流れ出す。
 ここが盛り上げどころだと判断した沙雪は、踊りながら床に置いた綿とライターを手に取った。
「それっ!」
 胸元で火をつけ、宙に投げる。思っていた以上の強い光がぱっと弾け、無数の紙吹雪が舞い落ちた。
「おおっ!?」
 老人たちが、驚きの顔でどよめいた。銀二も驚愕を顔に貼り付けて沙雪を見ている。
(びっくりした! 思ってたより強い光だけど、私がうろたえちゃダメだよね)
 予想以上の光量に沙雪の心臓も跳ねたが、ここで動揺を見せるわけにはいかない。観客に向けて、沙雪は笑顔でピースする。
「おおーっ! 素晴らしい! 素晴らしいぞい、沙雪ちゃん!!」
「サービス満点じゃなぁ!!」
 老人たちがものすごく嬉しそうに拍手する。盛り上がると思ってやった行為だが、沙雪の予想以上だ。

 それもそのはずで、沙雪の身には、彼女が思ってもいないとんでもないことが起こっていたのである。

 実は沙雪が着ていた魔女服は、全ての生地がフラッシュコットンで造られたアダルトグッズであった。火をつければ一瞬で燃え尽きる服として、ネットの世界ではそれなりに有名なものだ。
 そんな魔女服に、沙雪が宙に投げたフラッシュコットンの火の粉が触れてしまったのだ。
 その結果、魔女服は一瞬で燃え尽きた。沙雪はいま、パンツ1枚の姿で踊っているのである。
 とんでもないハプニングだが、老人たちも銀二も沙雪を止めようとしない。なぜなら、これが沙雪の意図したものであると考えてしまったせいだ。
 観客の前で、沙雪の掛け声と共に強い光がはじけ、一瞬でパンツ1枚の姿になる。その後、戸惑う観客に向けてピースして笑ってみせる。
 見ている者にとっては、この結果は沙雪の意図した大サービスにしか思えなかったのだ。
 不幸なことに、カボチャのマスクで下が見えない沙雪もまた、自分がパンツ1枚で乳房を晒していることなど気づいてもいない。
(ウケてるウケてる!)
 フラッシュコットンが受けたことを嬉しく思いながら、沙雪はダンスを再開する。
 丸出しになったDカップのおっぱいが、ぽよんぽよん弾んだ。
 10歳くらいから大きくなりだし、それ以来、異性には家族にすら見せたことのなかった乳房である。それがいま、父親と近所の老人たちの目の前で、見せ付けるかのようにぶるんぶるん揺れていた。
 もともと白い沙雪の肌の中でも、乳肉はひときわ白い。平均以上に膨らんだ乳房は、とても形のいい半球を形成している。
 乳肉の先には、肌色とピンクを半々で混ぜたような色合いの、直径3センチほどの乳輪。その中央には、濃いピンク色をした、小指の先ほどの乳首がある。沙雪は性的な興奮をしていないため、乳首はまだ尖っていない。
 誰もが褒め称えたくなるような、完璧なおっぱいだった。実際、老人たちの目は沙雪の乳房に釘づけになっている。60年を超える彼らの人生の中でも、これほどの美乳はそうそうお目にかかれなかった。
0046名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:07:19.17ID:ofduTkEO
 銀二もまた、老人たちと同じく、沙雪の見事な乳房に頬を緩ませている。
 沙雪は銀二が男手ひとつで育てた大事な愛娘である。眼の中に入れても痛くないほどに、ずっと可愛がってきた。
(大きくなったな、沙雪)
 まだ一緒に風呂に入っていた頃の、ぺったんこだった沙雪の胸を思いだす。記憶の中の小さな乳房と揺れる乳房を見比べて、銀二は娘の成長を嬉しく思う。
 10歳くらいから、恥ずかしがって裸を見せなくなった愛娘。ずっと子供だと思っていた沙雪の、見事に成長した乳房が、銀二の目の前で右に左に大きく揺れている。
 常連の老人たちに愛娘の乳房が見られるのは、正直言って癪である。しかし、沙雪は体を張って店を盛り上げようとしてくれているのだろう。そんな彼女の覚悟に水を差すことはできない。
(もう、おっぱいを男に触らせたのか? その乳首を吸った奴がいるのか?)
 まだ勃起していない乳首を注視しながら、銀二は娘の性経験について考える。
 乳首の色と性経験の回数に相関関係はないというが、沙雪のきれいな乳首の色からは、彼女が処女にしか思えない。
 いつか愛娘の乳房がどこかの男にもみしだかれる日は来る。しかし、まだまだそんな日は来てほしくなかった。
「しかし沙雪ちゃん、いいおっぱいしとるのぅ」
「うむ。服の上からでもでかいのは分かっておったが、すごい美乳じゃなぁ」
 老人たちが、ダンスの邪魔にならないよう、こそこそと会話を交わす。
 彼らはずっとこの近所に住んでおり、沙雪のことも小学校に入る前のよちよち歩きの頃から知っている。美少女で人懐っこい沙雪のことを、実の子や孫と同じか、あるいはそれ以上に可愛く思っている。
 老境に差しかかった彼らには、若い男が持つような性欲はもはやない。むしろ幼い少年が年上の女性に対して抱くような、甘酸っぱい憧憬のようなものが戻ってきている。
 そんな老人たちにとって、美しく成長した沙雪は一種の憩いであった。沙雪のカモシカのような太ももや、服の上からでも分かるほどよく発達した胸や尻に、老人たちは郷愁のような感情を抱いていたのだ。
 とはいえ、まさか生のおっぱいまで見ることができるなどとは想像もしていなかった。
 老人たちの胸の奥で、くすぐったいような甘酸っぱい何かがわきあがる。かつて幼いころなら、布団を抱きしめて転げまわるような、そんなもどかしい感情だ。
「それっ! 大サービス!!」
 曲に合わせて、沙雪はくるっと一回転ジャンプを決める。沙雪の中では、回転によってスカートが大きくまくれあがる、ちょっとしたパンツサービスのつもりだ。
 しかし見ている者にとっては、回転の勢いでおっぱいがぶるんと横に流れる大サービスシーンである。柔らかそうな乳肉が縦横無尽に揺れ動く様は、どれだけ見たとしても飽きないだろう。
「お見事!」
 観客たちがブルンブルン動くおっぱいに対して歓声と拍手を送る。見せパンですごく喜んでもらえたと思っている沙雪は、嬉しくなって笑顔を返した。
 乳房を丸出しにして踊りながら、嬉しげな笑顔を見せる少女。すさまじくいやらしい光景であるのに、沙雪の笑みに性的な興奮がないせいか、どこか爽やかな印象がある。
「まだまだいくよー!」
 2曲目が終わる。くるっとターンして観客に尻を向けた沙雪は、2つ目のフラッシュコットンを手に取った。
 沙雪はもう10分近く踊り続けており、少し息が切れている。3曲目はもっともノリのいい曲だが、出だしは落ち着いたリズムだ。そこで息を整えよう。
 そう考えた沙雪は、観客に尻を向けた状態で大きく足を開いた。イントロが流れてきた瞬間、フラッシュコットンに火をつけ、手を股の下に通して宙に投げる。
 沙雪の背後で、また光がはじけた。
「うおおっ!!」
 背後から聞こえる老人たちのどよめき。フラッシュコットンを使ったのは、やはり大正解のようだ。
 息を整えるため、沙雪は観客たちに背を向けたまま、リズムに合わせて尻を大きく左右に振り、両端で腰を上に跳ね上げる。
 沙雪の中では、ミニスカで包まれたお尻が左右に移動し、両端でスカートが翻ってカボチャが現れるという、どこか笑えるサービスシーンのつもりであった。
 しかし、観客たちが見ている実物はまったく違う。
 沙雪の穿いていたパンツもまた、フラッシュコットンによって作られたものだったのだ。火が燃え移ったパンツは、沙雪がコットンを投げると同時に、パッと燃え尽きてしまったのだ。
 観客たちの目の前で紙吹雪と共にパンツが消え、沙雪の尻が剥きだしになる。
 素晴らしい演出であった。
0047名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:09:42.71ID:ofduTkEO
 思春期に入って以降、異性の目から隠していた沙雪の尻が、衆目に晒されている。
 沙雪の尻たぶは、むっちりと肉が乗っているにもかかわらず、運動をしているせいか全く垂れていない。白い肌にはしみ一つなくつるりとしており、思わず甘噛みしたくなるような理想の尻だ。
 尻肉の中央には深い谷が作られていて、立った状態では奥にあるはずの穴が見えない。両側の肉がよく盛り上がっている証拠だ。
 秘すべき桃尻が公開されていることにも気付かず、沙雪は大きく足を開いた状態で、左右に腰を振っていた。
 老人たちの前で尻を振る愛娘の姿に、銀二は煩悶する。
(沙雪、そこまで見せていいのか!?)
 尻を左右に動かしている間はまだいい。肉感的な尻肉は丸見えだが、そこはプールなどで少し大胆な水着を着れば、ふとした拍子に食い込んだりして見えてしまう部位だ。見られてもさほど問題ないだろう。
 しかし、沙雪はくいっと尻を跳ね上げる動作をしている。その動きをした瞬間、クローバーの葉のような形のマン肉とその中心を走るピンク色の亀裂、そしてその上部の薄茶色の窄まりが、わずかに顔を覗かせてしまっていた。
 尻が上に跳ね上がるたびに、いけないと思いつつも目を凝らしてしまう。割れ目の中央のピンク色は、おそらくはみ出した小陰唇だろう。しかし、一瞬のことで確証が持てない。可愛らしい肛門がちら見えしているが、じっくり確認できなくてもどかしいほどだ。
 幼い沙雪を風呂に入れていた頃ですら、尻側から性器や肛門をを覗き見るような真似はしなかった。
(昔は可愛い一本筋だったのに、もう中身がはみ出ているのか?)
 銀二に幼女趣味はない。尻も乳房も大きなものが好きだし、パイパンやスジマンをことさら好むということもない。
 しかし、沙雪の性器については、昔の可愛い一本筋のままでいてほしかったのが本音だ。成熟した女性器は、やはり性的な使用法をイメージしてしまう。娘には、いつまでもそんなことから無縁でいてほしかった。
 複雑な思いを抱きながら愛娘の尻の奥に目を凝らす銀二とは対照的に、老人たちはお祭り状態だった。
「まさかこの年になって観音様を拝めるとはのぅ」
「ケツの穴までちらちらしておるなぁ」
「こんなありがたいもの、拝まにゃ罰が当たるわい」
 沙雪の性器と肛門を話の種にしながら、老人たちは笑みを交わす。
 ずいぶんと長い間、老人たちは女性器を目にしていなかった。
 インターネットで簡単に無修正のエロが見れる時代とはいえ、彼らはパソコンに疎い。また、たとえ操作が可能であったとしても、わざわざ女性器の画像を探そうとは考えなかっただろう。
 老人たちには、もはや若かりし頃のようなセックスへの渇望はない。乳や尻といった女体の柔らかさの象徴のような部分への興味こそ残っているが、女性器は直接セックスを連想させる部位だ。そのため、老人たちはもはや女性器に対する興味自体を失っていた。
 それなのに、沙雪の尻とその奥の秘すべき割れ目は、老人たちの目を捉えて放さない。
 もはや二度と見ることもなく、またそれでかまわないと思っていた女の恥ずかしいワレメ。男のイチモツをくわえ込むためだけに存在する、セックスの象徴とも言うべき女体の穴。
 そんないやらしいものが、子供の頃から可愛がっていた沙雪の股座にもついている!
 当たり前のことなのに、老人たちには衝撃であった。まだまだ子供だと思っていた少女は、もう立派に性行為が可能な女だったのだ。
 沙雪が尻を振るたびに、薄茶色のマン肉とピンクのワレメ、そして肛門がちらりと見える。本来は恋人にしか見せてはいけないはずのそれらを、沙雪は惜しげもなく公開していた。
 セックスへの渇望はとうに失ったはずなのに、それでも沙雪の秘部から目がそらせない。これが男の本能なのか。
 胸の奥底から、若かった頃の熱い滾りが再び湧き出てくるかのようだ。
 彼らは手を合わせて、沙雪の股間を拝んでいた。年頃の少女が、老人とはいえ男に性器を晒すなどありえない。本当にありがたく、老人たちの心には感謝の念があふれていた。
 もちろん、沙雪は自分がマンコとアナルを大公開していることなど、まったく気づいてもいない。
(息も整ったし、最後の曲もがんばろう!)
 イントロが終わり、サビが始まる。沙雪は足を大きく開いたまま、ジャンプして半回転した。
 老人たちの真正面で、沙雪は開脚した状態で腰を前後にスイングする。
「おおーっ!」
 老人たちから拍手と歓声が飛んだ。沙雪は心の中で首を傾げる。まだそんなに盛り上がるところではないはずなのに、なぜ彼らはあんなにも嬉しそうなのだろう。
0048名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:12:30.08ID:ofduTkEO
 観客が喜んだ理由は明白である。沙雪はいま、Dカップのおっぱいも、生え揃った逆三角形の陰毛も、乙女が絶対に異性に見せてはいけない股間のワレメも、何もかも剥き出しにして腰を振っているのだ。
 夏の間は綺麗な逆三角形に整えられていた沙雪の陰毛も、いまは形を崩した逆さの台形のようになっている。
 プールの授業が9月上旬で終わり、沙雪は異性どころか同性にすら裸を見られることを想定していなかった。そのため、陰毛の処理を怠ってしまっていた。
 1ヶ月以上、生え放題のまま放置した陰毛は、上へ下へと勝手気ままに茂っている。柔らかそうな黒いジャングルが、ワレメの真上に存在していた。
 下腹部では大いに茂っている沙雪の陰毛だが、体質なのか大陰唇にはまったく生えていない。そのおかげで、沙雪の性器は丸見えになっている。
 マン肉は薄茶色に色素が沈着している。それでも、他の肌に比べれば茶色がかっている程度で、決して汚らしい色ではない。
 発達したピンクの小陰唇により、ワレメはもはやスジとはいえない。とはいえ、ビラビラ自体はさほど大きくはなく、まさに下の口の唇とでも言うべき細長い小陰唇だ。
 ワレメの一番上、ビラビラの合わせ目には、ちょこんと飛び出た淫核包皮が鎮座していた。沙雪は性的な興奮をしていないため、中の豆はまだ皮の中だ。
 成熟しているものの、きわめて美しい女性器である。老人たちが喜ぶのも当然であった。
 銀二もまた、これほど美しいマンコを見るのは、いままでの人生で初めてであった。それが愛娘の性器であることは、喜んでいいのかどうか。
(あんなに毛が……マンコも昔は肌と同じ色のスジだったのに……)
 幼かった沙雪の、つるっとした子供マンコを思い出す。しっかりと閉じていたワレメが、今はわずかに開いてい唇が覗いている。もう男のイチモツを咥える準備ができているのだ。
(もう男を知っているのか? 少なくとも遊んでいるマンコではないが……)
 沙雪の性器は清純さを感じさせる。大陰唇こそ色素は沈着しているものの、まだまだ可愛らしい色合いだ。びらびらの形も崩れていないし、あれはきっと処女の性器だろう。
 父親としての願望も含まれた予想であるが、実際に沙雪は処女である。羞恥心を覚えてからは、異性に肌を晒すことすら今日が初めてであった。
 もちろん沙雪は、自分が実の父親の前で、全裸で足を開いてワレメを見せつけるように腰を振っていることなど気付いてもいない。
 観客の声援に応えようと、沙雪は無邪気な笑顔を向ける。幼い頃と同じあどけない笑みと、首から下の成熟した女体のギャップに、老人たちの胸の奥が熱くなる。
「大サービスじゃのぅ、沙雪ちゃん」
「興奮しすぎて心臓が止まりそうじゃわい」
「ははっ! ええ冥土の土産になるのぅ」
 ひそひそと会話しつつも、老人たちの目は沙雪に釘付けだ。近所の老人たちにとってアイドル的存在だった沙雪が、素っ裸で腰を振るという素晴らしい光景。1秒たりとも眼を離せない。
 観客たちが自身の全裸に注目しているなどと欠片も思ってもいない沙雪は、真剣にダンスを見てくれていると勘違いして、ますます激しく腰を振りたくる。
(今日はみんなすごくノリノリだね!)
 観客たちの喜びが伝染し、沙雪のテンションもあがる。
 足を開いて腰をスイングするダンスから、ラインダンスのように交互に足を上げる動きに切り替えた。足を伸ばしたまま、つま先が顔より高くなるまで上げる。
 スイングダンスに比べればスカートの翻りは少ないだろうから、あまりパンツは見えなくなる。もしかしたら盛り下がるかもしれない。
 一瞬そんな心配をした沙雪だったが、それは杞憂だった。
「ブラボー!」
 観客の歓声と拍手。お世辞ではなく、観客が本当に喜んでいるのが伝わってきた、沙雪はニッコリと笑みを返す。
 沙雪が一番注目してほしいところは、まっすぐ上がった足である。ひざが曲がったり体が斜めになったりせず、ピンと足を高く持ち上げるには、相当なバランスと関節の柔らかさが必要だ。厳しいチアの練習の成果を見て欲しい。
 けれど、観客たちが注目しているのは足ではなかった。沙雪の両足の付け根にある、恥ずかしいワレメ。足を上げるたびに、くにゃりと歪んでわずかに開く下の口を、老人たちは飽きもせず見つめている。
0049名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:14:24.29ID:ofduTkEO
 銀二もまた、沙雪の足よりも性器の動きに注目してしまう。
(あのダンスでは、マンコはああいう風に動くのか!)
 足を高く上げるこのダンスは沙雪の得意技であり、家でもよく練習しているし、イベントでも何度も披露されている。銀二にとって見慣れたダンスだ。
 しかし、いつもは当然ながらパンツを穿いていた。まさか沙雪が踊っているとき、パンツの中では性器が歪んでわずかに口をあけているなど、想像もしていなかった。
 これから先、愛娘のダンスを見るたびに、いま目にしている性器の動きを思い出してしまうだろう。
 観客たちがまさか自分の女性器の動きを楽しんでいるなど、沙雪は全く気付いていない。熱心にダンスを見てくれていると勘違いしている沙雪は、ますます上機嫌になって宣言する。
「よーし! 大技いくよー!」
 曲はサビの部分に入り、もっとも盛り上がるところである。沙雪のテンションも最高潮だった。
 いままでのイベントでは一度も見せたことのない、難度の高い大技を披露してみせよう。中学からチアを始めて5年目、ようやく失敗しなくなった最高難度の個人技である。
「それーっ!」
 沙雪は両足をそろえて一度屈み、思いっきりジャンプした。そのまま空中で180度開脚し、両手を左右に伸ばして足先に触れさせる。
 トゥータッチジャンプ。チアダンスではもっとも有名で、そしてもっとも難しい個人技である。
「うおおおっっ!!!」
 観客たちが、ひときわ大きくどよめいた。
 空を舞った沙雪の、大きく開かれた足の中央で、ワレメが鮮やかに花開いたのだ。
 180度に開かれた足に引っ張られ、くぱぁ、という音が聞こえそうなほどに小陰唇が口を開ける。はっきりと見える内部の粘膜は白っぽい桜色をしており、水気があるのかキラキラと輝いていた。
 時間にすれば1秒程度の大開脚。それでも観客たちは、沙雪の性器の中身をその目に焼き付けていた。
「まだまだいくよー!」
 サビはまだ始まったばかりだ。再び、沙雪が地を蹴って空に舞う。
 先ほどは180度開脚だったが、今回のジャンプで沙雪はさらに足を上げる。200度以上に開かれた足の真ん中で、沙雪の性器はいっそ痛々しいほど剥きだしになってしまった。先ほどよりも更に開かれた性器の中央に、膣口らしき小さな穴があることまで確認できる。
 性器を見せつけるような愛娘の痴態に、銀二は目を見張っていた。
(チアダンスとは、あんなにいやらしいものだったのか!?)
 もちろん、チアダンスは裸でやるようなものではない。しかし、パンツの中で性器があんなにも開いてしまうような動きを、公衆の面前でやる競技なのだ。
 銀二の眼は、沙雪の桜色の粘膜をたしかに捉えていた。風呂に入れていた頃にも、わざわざ娘の割れ目を開いて中を見るようなことはしなかったから、粘膜部分を見るのは今日が初めてだ。
 娘が父親に見せていい場所ではないし、父親が見ていい場所ではない。目を瞑ればいいのかもしれないが、見ないようにするには沙雪の性器はあまりにも魅力的すぎた。
 沙雪が地面に着地する。ぶるん、とたわわな乳房が弾んだ。大きくジャンプする動きにより、おっぱいはまるで重力がないかのように動き回っている。
「これでラスト!」
 再びジャンプした沙雪は、今度は股間を見せつけるように前に突き出し、V字型に足を開いた。もはや性器どころか肛門まで丸見えにしつつ、沙雪は楽しそうな笑顔を浮かべている。
 きゅっと締まった薄茶色の窄まり。清楚な美少女である沙雪も、毎日あの穴から大便を排泄する。ケツの穴に男女の違いなどあるはずがないのに、愛娘の肛門というだけでとても愛らしい。
(沙雪のすべてを見てしまった……)
 ラストのV字ジャンプは、沙雪の笑顔と弾むDカップのおっぱい、可憐なへそや茂った陰毛、そしてくぱっと開いた粘膜と肛門が、一度に全部楽しめる贅沢な見世物だ。
 開脚時間はわずか1秒ほどでしかないのに、見るべきものが多すぎた。老人たちはもはや言葉を交わすことさえ忘れて凝視していたし、銀二もまた息を呑んで沙雪を見守っていた。
 歓声や拍手すら忘れた観客たちの反応は、沙雪にとっていささか期待外れではあった。ただ、観客たちの目はとても真剣で、沙雪のダンスを楽しめなかったというわけではないようだ。
(びっくりさせちゃったかな?)
 そういえば、沙雪が初めて先輩チアガールの開脚ジャンプを見たときも、すごく驚いた覚えがある。あのときは、人間があんなに高く飛び、あんなに足を上げることができるなんて思わなかった。つらい練習の結果、いまでは沙雪も同じことができる。それがとても誇らしかった。
0050名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 10:19:13.53ID:ofduTkEO
 全力で地を蹴らなければならない開脚ジャンプを、連続で3回も披露した。足がだるいが、それでもこの曲を踊りきろう。
 リズムに合わせて、腰を前後にスイングするダンスと足を交互にあげるダンスを踊る。前と同じ動きだが、老人たちは変わらず熱心な目で見てくれる。
 それから1分ほど踊り続けて、ようやく曲の終りが近づいてきた。最後はどんなポーズで決めようか。
(見せパンだし、べつにいいよね)
 彼らがここまで真剣に見てくれたのは、沙雪が見せパンを晒しているのも理由の一つだろう。最後は期待に応えて、大胆なポーズで締めくくろう。
 そう考えた沙雪は、曲の最後で右足を伸ばしたまま斜め前へと上げていく。靴が顔より上にあがったところで、右手で足首を捕まえた。そのまま左手をバンザイするように上げ、観客に今日一番の笑顔を向ける。
 いわゆるY字バランスである。ラインダンスのときと異なるのは、足が斜め上に伸びていることと、その状態で静止していることだ。
(うわ〜、はずかし〜〜!)
 老人たちが、目を見開いて沙雪の股間を見ている。父親の銀二もだ。いくら見せパンとはいえ、あんなに穴が開くほど見られるとすごく恥ずかしい。
 パンツを穿いているとばかり思っている沙雪は、まさか老人たちや父親が自身のマンコを凝視しているなどとは考えもしない。穴が開くほどどころか、穴が開いている場所を見られているのだ。
 斜め上に右足を持ち上げることによって、沙雪の割れ目は両側に引っ張られ、小陰唇は開いてしまっている。水気を帯びて光る桜色の中身が、今度は一瞬ではなく、静止した状態で観客の目を楽しませる。
 粘膜の中央には、小さな穴が開いていた。膣口である。激しい運動の後の荒い呼吸に合わせるように、沙雪の穴はひくひくと開閉を繰り返している。
 ひくつく穴の大きさを見て、沙雪はまだペニスの味を知らなさそうだと、その場にいる誰もが確信した。老人たちはにんまりと笑い、銀二は愛娘の処女がまだ誰にも奪われていないことに安堵する。
 たっぷり10秒はY字バランスでマンコを見せつけ、ようやく沙雪は右足から手を離した。直立不動に戻った沙雪は、ぺこりとお辞儀する。
「ありがとうございました!」
 老人たちが一斉に拍手した。おっぱいやお尻どころか、肛門にマンコ、そして男を知らない秘密の穴までたっぷり見せてくれた少女に、最大級の感謝を送る。
 自分のへそが見えるような丁寧な礼ではなく、少し頭を倒す程度のお辞儀だったせいで、沙雪は自分の状態にいまだ気づけない。老人たちからの凄まじい拍手に、沙雪は全裸のまま笑顔を返した。
「これからもうちの喫茶店をよろしくね、おじいちゃんたち!」

 沙雪が自分の状態に気づいたのは、老人たちがパーティーから帰り、父親にカボチャのマスクを外してもらったときだった。
 たっぷり数時間、老人たちや父親の前で全裸を晒し続けていたことを知った沙雪は、あまりの羞恥に転げまわる。
 さすがにしばらくは気落ちしていた沙雪だったが、1週間経つ頃にはすっかり元気になっていた。相手は実の父親である銀二と、60をとうに過ぎた老人ばかりである。みんな気心知れた仲なのだから、べつにそこまで恥ずかしがることもないなと考え直したのだ。
 銀二がくれた臨時のお小遣いがびっくりするほど高額だったのも一因だろう。沙雪の体を張った大サービスを受けた老人たちは、全力で喫茶店でお金を落としてくれるようになったのだ。
「ねぇ、お父さん。次のパーティーってクリスマスだよね?」
 ハロウィンパーティーから1ヶ月を過ぎた頃、沙雪は銀二に問いかける。
「裸のサンタクロースって、おじいちゃんたち喜んでくれるかな?」
 驚く銀二に向けて、沙雪はにっこりと微笑んでみせた。


 以上です。最後、なんか尻切れトンボ感がありますが、季節もののネタなので急いでしまいました。
 視点がポンポン飛ぶので、読みにくかったら申し訳ありません。
0051名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 17:00:09.56ID:sgPDvBSA
たまらん、たまらん!

しかし、どんだけアホの子なんだw
いくらなんでも、服の感触がなくなったら気づくだろww
0052名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 19:00:16.24ID:xyOZl7w7
いいですね
気付かずに全てを晒してしまう少女、抜けますわ
GJでした
0053名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 22:55:42.77ID:tLPKQJCE
ハプニングで裸ならず全てをなんて最高すぎる!
文章も読みやすくて良かったです!
0054名無しさん@ピンキー2015/11/01(日) 09:49:25.88ID:FlOn6Cu1
GJ

けど流石にクリスマスは寒そうだなあ
屋内でやるにしてもさw
0055名無しさん@ピンキー2015/11/03(火) 21:22:24.46ID:omN1XeUu
GJです、一瞬で消える衣装はいいものだ。
それにフラッシュコットンを用いるなんて発想は無かった。

けど本物は危険物なので不法投棄は止めれ。
そして衣装を作るとと多分火達磨になりそうw
0056名無しさん@ピンキー2015/11/03(火) 23:08:13.37ID:8cRO5Ink
フラッシュコットンをネタにしたのってはじめて読んだ作者さんの目の付け所に脱帽
お父さんのリアクションはともかくまわりのジジイがほんわかしててイイ
GJでした!!
0058名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 18:50:34.59ID:EPO91b2A
マンコ解説を自分でやるAVあるなら露出ジャンルでSS読みたい
0060名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 20:48:51.98ID:oLatFM70
AVと絡めるならこの前のみたいな社員モノか脅迫系の強制出演ぐらいしか無いと思う
露出との相性は水と油なので難しいだろうな
0062名無しさん@ピンキー2015/11/15(日) 22:59:01.06ID:Xt6Sxlvv
AVに出るって自体露出ではあるんだろうし、凌辱系だとそういう扱いだよな
不特定多数に自分の痴態が見られる上記録として残る
だいたい凌辱の終着点
0063名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 00:16:08.19ID:MHnE5ecm
774の借金のカタでAVデビューしたやつは
個人情報全公開してたな
0064名無しさん@ピンキー2015/11/17(火) 00:51:11.89ID:yfXyc6mT
姉妹で個人情報身体に落書きして
全裸でオナニーしながら通ってた学校にお別れに行く、だっけ?

個人的には見つかりそうで見つからない露出、を一番好むが
それを差し引いてもあの人のは中々好きだ
まぁ最近の自発的に吹っ切れてるのはちょっとまた違うんだが
0065名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:21:32.24ID:Q2wly8v9
また妹モノでロリモノ。今回は一人称です。

妹のメモ帳。

 外出先から帰ったオレは、乱雑に散らかったリビングを目にしてため息を吐いた。また妹――美優の仕業だ。
 3歳年下の美優は、もう中学生になるにもかかわらず、片づけが苦手だ。出したら出しっぱなしにするし、物を適当にしまう癖がある。
 この惨状の犯人も、まちがいなく美優だろう。ファッション雑誌や菓子の箱など、誰の物か明らかに分かるごみばかり転がっている。
「おーい、美優ー! リビング片付けろー!」
「ごめーん、すぐ片付けるね〜」
 2階にある妹の部屋に向けて呼びかけると、軽い返事が返って来た。
 しばらくして、美優がパタパタと階段を下りてくる。
 家の中だから気を抜いているのだろう、小豆色のジャージを着ている。寝転んでいたのか、肩より少し長いくらいの髪が、わずかに乱れていた。
「えへへ〜。お兄ちゃん手伝ってー」
 悪びれた様子もみせず、美優が両手を胸の前で合わせてねだってくる。
 見た目だけは可愛らしい妹である。顔立ちは整っているし、適当な性格のくせに体重管理もしっかりしている。
 外面もよく、近所の人との挨拶や世間話も厭わない。近所ではお洒落で気立てのいい美少女で通っているらしい。
 もっとも、家の中では困った妹でしかない。
「おまえが散らかしたんだから、1人で片付けろよ」
「お母さんと同じこと言うー! 手伝ってよ〜」
 オレが手伝いを断ると、美優は不平を垂れながら抱きついてきた。シャンプーの香りだろうか、かすかにいい匂いがする。
 両親や他に人がいるときはべたべたしないくせに、2人きりのときはいまでもこうして甘えてくる。
 ただ、こうやって体を擦り付けてくるときはたいがい何かしらわがままを言っているときなのだが。
「まったく、しょうがないな」
 そしてオレは、美優の柔らかく温かい体を押し付けられると、ついついわがままを聞いてしまう。
 美優はきっと、こうすればオレがわがままを聞くと分かってやっているのだろう。
「父さんたちは?」
「あー、ちょっと温泉行ってくるから、いつものようによろしくだって〜」
「またか……」
 忙しい仕事をしているからか、両親はたまの休日には颯爽と温泉旅館へと出かけていく。
 仕事用とプライベート用で携帯を分けており、温泉に行くときには仕事用の携帯に電源を入れない。
 休日は完全に仕事を忘れてエンジョイし、平日またがんばるというのがライフスタイルらしい。
 とはいえ、仕事先の相手がどうしても急ぐ必要があるときなどは、自宅にまで電話がかかってくる。そんなときはオレがメモを取り、両親の携帯にメールする。
 メモの内容を確認し、両親も急ぐ必要があると判断したら、仕事用の携帯で相手に連絡を取る。
 この一連の作業が、美優の言う、いつものようによろしく、の意味である。
「あたしメモ取るの苦手だから、電話はお兄ちゃんとってね」
「ああ、わかった」
 仕事用のメモは、長くなることが多い。長い文章を口述筆記させられるため、オレもあまりやりたくない。とはいえ、美優に対応を任せてメモを間違われても困る。

 prrr…… prrr……

 そうこう言っているうちに、さっそく電話がかかってきた。
「はい、もしもし。ああ、長井社長ですか、父がお世話になっております」
 電話の相手は、やはり父の仕事相手である。それも大口のお客様であり、決してミスできない相手だ。
 メモを取ろうとして、大変な事実に気づく。据え置きしていたメモ帳とボールペンがない。いつも電話のすぐそばにおいてあるのに。
「すみません、メモを用意しますので、少々お待ちください。――美優! メモとボールペンどこやった!?」
「ごめん、さっき使っちゃった。えっと、どこやったかな?」
「すぐ書けるもの探せ! 長井社長、気が短いからあんまり待たせられないぞ!」
「わ、わかった!」
 2人で慌てふためく。待たせられるのはせいぜい30秒ほどか。
 黒いサインペンを見つけ出し、書けることを確認。あとは書き付けるものさえあれば、今回はしのげる。
「ペンはあった! あとなんか白いもの! もう紙じゃなくても書けりゃなんでもいい! オレは電話に出るから、すぐ持って来い!」
「うん!」
 美優が慌ててごそごそやりだした。この際、サインペンで字が書けるものなら何でもいい。
「社長、お待たせしました」
 保留していた電話を切り替える。幸い、怒ってはいないようだ。
 困った表情をした美優が近寄ってくる。何を持ってきたのだろうかと見たが、手ぶらだ。
0066名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:24:09.53ID:Q2wly8v9
「白いもの、なんにも見つからないよ〜。しょうがないから、ここに書いて」
 そういった美優は、くるっと背を向けたかと思うと、ジャージの上を脱ぎ捨てた。
 ジャージの下に着ていたTシャツごと脱いでしまったため、白い背中が丸出しになる。ブラもつけていなかったらしく、脱いだときに美優のわずかな膨らみがちらりと見えた。
 両手で乳房を隠し、無防備な背中を向けたまま、美優はじっと佇んでいる。
 この背中に書けと言うことか。
 一瞬躊躇したが、いまさら別の物を探す時間はない。社長の説明は始まっている。
「はい……○○ですね?」
 社長の話を聞きながら、美優の背中にメモを取っていく。紙と違って書きにくい。そのため、大きな字となる。
 垂直に立っている背中には書きにくいので、手だけで上体を倒すよう指示する。意を汲んだらしく、美優が体を折り曲げた。
 左手で乳房を隠し、右手で自分の膝に手をおいて、馬とびの馬のようなポーズを取る。これで少しは書きやすくなった。
「なるほど、△△と」
 美優の背中に文字を書き続ける。やはりメモの内容は長くなる。書き綴った文字は背中を超え、腰の部分に達してしまった。もう少しで、ジャージのズボンに届きそうだ。
 あと1行書けるかどうかというところで、手を止める。まだ話は続きそうだが、もう限界だ。続きは腹に書くしかないだろう。
 こっちを向いて腹を出せ、というつもりで美優の背中をつつく。美優も字が腰部分にまで来ているのが分かっているから、意は伝わるはずだ。
 美優が頷く。そしてなぜか、両手をジャージのズボンに引っ掛ける。胸元から手が離れた拍子に、ピンク色の突起がチラリと見えた。
「え?」
 止める間もなく、美優がジャージをパンツごとずり降ろした。
 13歳の少女の尻が、オレの目の前数十センチの場所に突然現れる。柔らかそうな2つの白い肉と、その中央の深い切れ込み。思わず顔を埋めたくなるような、魅惑の桃尻である。
 一緒に風呂に入っていたのは5年前までだから、美優の尻を見るのは久しぶりだ。あの頃はただの子供の臀部だったが、いまではずいぶんと育っており、柔らかそうな女の尻になっている。
 尻の中央よりやや下辺りでジャージは止まっており、両側から肉を寄せる形になっている。
 尻肉がピッタリくっついているため、奥にあるものまでは見えない。指を突っ込んで柔らかさと温かさを確認してみたい。
「いてっ!?」
 呆然としていたオレを、美優が軽く蹴ってくる。美優の顔に視線を向けると、やはり恥ずかしいのだろう、頬を赤く染めていた。
『ん? どうかしたか?』
「……ああいえ、なんでもありません」
 思わず動揺してしまったが、いまは大事なメモの途中だ。再び妹の肌にサインペンを押し付ける。
 美優は相変わらず馬のポーズを取っているが、尻の場合はこの体勢でも背中と違ってほぼ垂直だ。
 字は書きにくいが、さすがにこれをどうにかするポーズはないだろう。オレはひざを曲げて体勢を低くする。美優の尻がちょうど目の前に来る形になった。
 馬の体勢をとっている美優と目が合うが、恥ずかしそうに視線をそらされてしまう。
 かすかに、マンゴーヨーグルトのような、果物と乳製品の中間のような匂いがする。尻に香水をつけるような真似をするとは思えないから、これは美優の体臭か。胸の奥を軽く締め付けられるような、不思議な匂いだ。
「ええ、××……」
 美優の尻肉に字を書いていく。背中とは比べ物にならないほどの柔らかい。まるでマシュマロに字を書いているようだ。
 左の尻たぶから書き始め、中央の谷間で折り返すことなく右の尻肉へと続ける。谷間付近はとくに柔らかく、慎重に書かなければ字がつぶれてしまう。
 尻に文字を書き始めて3行目に来た。尻のちょうど中央辺りか。左の尻たぶからそろそろ右に移ろうかというところで、少し長い固有名詞を書くことになる。
 べつに尻の谷間でページが変わるというわけではないが、なんとなく固有名詞は左の尻肉内に納めたい。小さめの字で、尻の中央に向けて文字をつづる。
 しかし、柔らかい尻の谷間付近で無理をするべきではなかった。最後の1文字を書こうとしたところで、ペン先がするっと尻の奥へと滑ってしまう。
「んっ!」
 美優が小さく声をあげて体を震わせる。位置的に敏感な器官に――肛門に当たってしまった可能性がある。もっとも、確かめることなどできない。
 ちらりと美優の顔に視線をやると、非難するようにべぇ、と舌を出してきた。どうやらあまり怒ってはいなさそうだ。
0067名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:27:18.19ID:Q2wly8v9
『ここから先は一番重要なところだから、いつもどおり声を出して確認してくれる?』
「はい、復唱します。○○……△△……」
 仕事のメモで一番重要な部分は、間違えないよう復唱しながらメモを取ることになっている。ここが一番重要なところだと、おそらく美優も理解しただろう。
 復唱しながら美優の尻肉に文字を綴っていく。書きながら、オレはまずいなと思い始めた。紙面が……尻が足りないかもしれない。重要部分に入る際に、美優に体勢を変えさせるべきだった。
 ふつうにメモを取っているときですら、重要部分で紙面が足りなくなると焦る。次のページにさっさと行けばいいのだが、その時間すら惜しいのだ。
 美優の尻に文字を書き続ける。やはり足りそうにない。いまさら美優に姿勢を変えさせたりなどしたら、間に合わなくなる。
 そう思った瞬間、美優の両手が伸び、再びジャージに手をかけた。一瞬その体勢で止まったが、意を決したように一気にズボンを足首までずり下げる。
 ジャージに左右から押さえられていた美優の尻肉が、解放されてぷるん、と揺れた。尻肉が開いて、その奥に隠すべきもの――美優のマンコが、ちらりと見えた。まだまだ子供っぽい一本スジだった。
 美優は両足を揃え、気をつけの姿勢になる。ここからは太ももに書いていくのだから、それで正しい。
 姿勢が変わったため、美優の性器と肛門は尻肉に隠れて見えなくなった。
 美優はべつに太っているわけではないが、やはり女の体は肉付きがいいのだろう。直立すると尻肉によって奥が見えなくなる。
 残念だが、もしも見えていたらきっと集中が乱されていた。大切な仕事の話なのだから、集中しないとまずい。
 尻肉の残りに文字を書いていく。美優の尻全体に文字を書き終え、太ももに数行メモをとったところで、ようやく社長の話が終わる。
『よし、こんなものかな。お父さんによろしく伝えておいて』
「はい、伝えておきます。ありがとうございました。失礼します」
 電話を切る。ようやく一息つくことができた。
「あははは! 恥ずかしかった〜〜!」
 電話を切った途端、美優がなぜか笑いながら振り向いた。頬を赤く染め、照れ笑いのような笑顔を浮かべている。
 胸と股間を両手で覆って隠しているが、ほぼ全裸で笑う美優。
 先ほどまでは話に集中しなければならなかったからあまりよく観察できなかったが、こうしてみると昔と違ってだいぶ女の体になっている。
 乳房は左腕で隠しているが、下からわずかなふくらみがはみ出している。あまり大きくはなさそうだ。おそらく中学1年生の平均よりも小さいだろう。
 ウエストはキュッとくびれており、腰周りにかけて女性らしい曲線を描いている。昔は上から下まで一直線の寸胴だった。美優の体では、この腰周りが一番女性っぽい気がする。
 右手で股間を覆っているが、美優の小さな手で隠せる範囲は狭い。それなのに陰毛がはみ出ていないということは、相当薄いのだろう。
 もう13歳だし、まさか生えていないということはないと思う。
「えへへへ。色っぽくなったでしょ〜」
 妙に嬉しそうな声で、美優が体をくねらせる。
「まぁ、昔よりはな」
 オレの方が恥ずかしくなって、短く答えて顔を背ける。しかし、口元をついニヤケさせてしまったのが悪かったのだろう。美優がニヤニヤしながらこちらの顔を覗き込んでくる。
「あ、そうだ! お兄ちゃん、あたしのお尻の穴にペン先当てたでしょ! 黒くなってない?」
 ふと思いついたようにそう言って、美優がくるっと回って尻を向けてくる。ペン先が滑って尻の谷間に入ったあのとき、やはり肛門に触れていたのか。
「いや、黒くなってないって、え!?」
 まるで好きにしてと言うかのように差し出された尻を前に、オレは思わず動揺してしまう。
 当然だが、尻を向けられただけでは肛門が見えない。いまは両手が空いているから、尻肉を開けば確認することができる。しかし、まさか兄であるオレに、妹の肛門を確認させようというのか。
「あははは! 冗談だよ〜。お兄ちゃん、顔真剣すぎ!」
 美優が逃げるように腰を引き、けらけらと笑った。からかわれたことに気付いたが、可愛らしい尻を向けられた状態では怒る気になれない。
0068名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:30:18.05ID:Q2wly8v9
「お兄ちゃん、もう服着ちゃっていい?」
 ひとしきりオレをからかって満足したのか、美優が床に落ちたジャージを見ながら尋ねてくる。足首に丸まったズボンから、白いパンツが覗いていた。
「いや、インクが乾く前に服着たら文字がにじんで読めなくなるだろ。ちょっと待て」
「じゃあ、さっさと写メってよ〜。ちょっと恥ずかしいよ〜」
 いつもならば、電話のメモを取り終わったらスマホで写真にとってメールする。かなり長い文章になるため、メールに清書するのは手間がかかるためだ。
 とはいえ、妹の背中と尻を写メって両親に送るのはまずいだろう。悪いのは美優なのにオレが怒られそうだ。
「いや、さすがにそれは……」
 メモに清書してそれを写メろう、そう提案しようとしたときだった。

 prrr…… prrr……

 また電話が鳴り始める。オレと美優は顔を見合わせた。
「やだぁ! また電話だ〜」
「美優、メモ探してこい! あ、字が潰れるから服は着るなよ!」
「わ、わかった!」
 美優が足首に絡まったジャージを脱ぎ捨て、桃尻を丸出しにしてパタパタと駆けていく。頬がニヤつくのを抑えつつ、今度こそ美優が何か書けるものを見つけることを願って、オレは電話を取った。
「はい、もしもし。ああ、永杉社長、お世話になっております」
 電話の相手は、いつも話が長すぎて閉口させられる永杉社長だ。毎回かなり長いメモを取らされる。そして、この人も大口の顧客だから、怒らせてはならない。
「はい、はい……メモを用意しますので、少々お待ちください」
 保留にするが、この社長はせいぜい15秒ほどしか待たない。それ以上待たせれば怒り出す人だ。
「美優! 永杉社長だ! 早く!!」
 オレの急かす声を聞いて、乳房と股間を手で隠してうろうろしていた美優が、しょんぼりした顔で戻ってくる。
「やっぱり書けるものないよ〜」
「おい、相手は永杉社長だぞ。もう時間ないぞ」
「うぅ〜。しょうがないよね……」
 もじもじしながら、美優は身体を隠していた両手を下ろし、腰の横にピタリとくっつける。
 兄とはいえ、男のオレの目の前で、美優は全裸で胸を張って気をつけの姿勢をとった。
「はい、どうぞ!」
「どうぞっておまえ……」
 美優はオレの右手が届く距離、50センチと離れていない場所に立っている。おっぱいもマンコも、何もかも丸出しの状態でだ。
 乳房は小さめだがたしかに膨らんでおり、まるでもう小さな子供ではないとアピールしているかのようだ。
 昔は肌とほとんど変わらない色だった乳首が、いまでは桜色に色づいている。先っぽがツンと立っているが、これは恥ずかしいからだろうか。まさかオレに見られて感じているとかではないと思う。
 陰毛は生えているが、とても薄い。まだ生えたてといった風情で、柔らかそうな細い毛が、美優のワレメの上部に少しだけ生えている。
 美優のマン毛はいやらしいというよりは可愛らしく、思わず撫でてしまいたくなる。しかし、さすがにそんなことしたら美優は怒るだろう。
 角度が悪いため、ワレメそのものはよく見えない。ただ、上から見てもつるっとして何も飛び出たものが見えないから、まだ中身のはみ出ていない子供のマンコなのかもしれない。
「お兄ちゃーん? あたしの裸に見とれてる?」
 思わず見入ってしまったオレの鼻を、美優が軽くデコピンしてきた。美優の顔は先ほどよりもさらに赤いが、やはりなぜか楽しげだ。
「あ、ああ。……もしもし、お待たせして申し訳ありません。はい、はい……」
 幸い、永杉社長は機嫌を悪くした様子はなかった。もとから機嫌が良かったのかもしれない。
 オレは左手で受話器を握り、右手のサインペンを妹の鎖骨の下、まだ平らな場所にあてる。どうせメモは長くなるだろうから、できる限り書く場所は広くとりたい。
 社長の言葉に合わせて文字を書き綴る。2行も書けば平らな部分は終わりだ。3行目からは乳房のふくらみが始まる。
「んふっ……」
 くすぐったいのか、美優がかすかに吹き出した。もしかしたら、美優は恥ずかしいと笑ってしまうタイプなのかもしれない。
 美優の乳肉は、小さいくせにとても柔らかい。尻肉も柔らかくて文字が書きにくかったが、乳房はそれ以上だ。気を抜けばペン先が沈み込んでしまう。こんなに柔らかいものがこの世にあっていいのだろうか。
 苦心しながら文字を書き進める。乳肉に文字を書き始めて数行すると、桜色の乳首に行き当たった。美優の乳首は、なぜだかビンビンに勃起している。思わずつまんでみたくなる風情だ。
0069名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:32:55.87ID:Q2wly8v9
「乳首にイタズラしないでね」
 美優が耳元でそっと囁いてきた。電話口から社長に声が伝わらないようにだろうが、耳元がくすぐったく、美優のかすかに甘い吐息が胸を熱くする。
 言われたとおり乳首には触れず、そこを避けて文字を綴る。美優の乳房の中心を横切る1行だ。ここが終われば、下乳に文字を書いていくことになる。
 美優の背は低い。立ったままでは低すぎて下乳に字が書けないので、オレは膝立ちになった。目の前30センチの場所に、美優の小さなへそが来る。女らしくくびれた腰周りは、華奢で頼りなく、とても細い。
 すこしでも目線を下にやれば、美優のワレメが見えるだろう。しかし、オレは必死に自制して、目線を上にあげる。一度そこを見てしまったら、社長の話が聞こえなくなるかもしれない。
 下からおっぱいを見上げると、乳肉のふくらみと乳首の勃起がよくわかる。小さいが丸みのあるおっぱい越しに、こちらを見下ろす美優と目が合った。
 困ったような半笑いを浮かべていた美優が、ニコッと笑った。なぜかオレの方が照れくさくなり、美優の目から視線をそらす。
 仰ぐような体勢、それも片手で文字を書くのはとても難しい。気をつけていたつもりだったが、視線をそらしたせいで、うっかりペン先が滑って乳首に触れた。
「あはっ」
 美優が鼻から抜けるような声をあげる。いままで聞いたこともないほど艶っぽい声に、オレは思わず顔を上げた。なぜか笑顔の美優が、オレの頭を軽く叩いてくる。
 乳首から下に2行書いたところで、ようやく美優の乳房は終わった。今度は書きやすい腹部に文字を綴っていく。
 よけいな脂肪がついていないのに、女性らしく柔らかなお腹だ。ふだん家ではごろごろしているくせに、完ぺきなスタイルである。見えないところで努力しているのかもしれない。
 文字を書き綴っていくうちに、ついに美優の可愛らしいへそを超えた。美優の下腹部を視界に入れないように無理していたが、もう限界だ。
 覚悟を決めるため、一度大きく深呼吸する。美優の尻から香った、あの甘酸っぱいマンゴーヨーグルトのような匂いが、今度は強く鼻を刺激した。この匂いは、もしかしたら美優の性器から漂っているのか。
 目線を下げる。美優の薄い陰毛が視界に飛び込んできた。細く短い毛がまばらに生えているだけで、地肌は丸見えだ。おそらくは、生えてきてからあまり日も経っていないだろう。
 陰毛からさらに下に目線をやると、美優の性器がある。薄すぎる陰毛は、性器を隠す役割をまったく果たせていない。
 子供のころと比べてワレメ全体がふっくらと盛り上がっている気がする。ワレメはぴったりと閉まっており、13歳としては発達が遅いかもしれない。
「こーら!」
 気をつけていたのに、やはり意識を持っていかれていた。笑いを含んだ声と共に、美優が頭を小突いてくる。それで意識を取り戻したオレは、慌てて社長の話に集中した。
 幸い、社長は一息ついていた。この先はとくに重要な部分だから、少し休んでいたのだろう。
『ここからは、いつも通り口に出して書いてくれる?』
「はい、復唱させていただきます。○○……××……」
 美優の陰毛は薄すぎて、字を書くうえでまったく障害にならない。
 オレは社長の言葉を復唱しながら、一心に文字を書き綴った。とくに重要なところだからこそ、聞き違い書き違いは許されない。美優のマンコに気を取られないよう、メモを取ることに集中する。
 美優の体であることを意識せず、白い部分に文字を書くイメージで集中する。
 一心に字を書き続けていると、だんだん文字を掛ける部分が狭くなってきた。そう意識の隅で考えたころ、いきなり白い部分が広くなった。
 広くなった白い部分は、美優の太ももだ。美優は立った状態で右太ももを水平に上げ、内腿をオレに向けている。起立したままでは太ももを縦に使うしかなく、横書きでは一行が狭い。それを解消するために、内腿を横に使えということだろう。
 それ自体は名案かもしれない。しかし、いまの美優の体勢はまずい。太ももをあげているせいで、股間が開かれている。
 足に引っ張られたのか、ワレメが広がって、肌色の莢のようなものが顔を覗かせていた。おそらく淫核包皮だろう。しかし、その下はまだぴったり大陰唇がくっついている。
 ごくりと息を飲む。あの不思議な甘酸っぱい匂いを強く感じた。密に誘われるミツバチのように、美優のワレメに口をつけたくなる。
「いてっ!」
 美優に頭をはたかれ、オレは正気を取り戻した。危うく美優のマンコをなめてしまうところだったが、ぎりぎりセーフだ。
0070名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:34:50.29ID:Q2wly8v9
『どうかした?』
「いえ、なんでもありません。大丈夫です」
 言葉を止めた社長に謝りつつ、顔をあげる。こちらを見下ろしていた美優と目があった。いたずらっぽい笑みを浮かべた美優が、声を出さずに唇を動かす。
 ――す・け・べ。
 オレが何をしようとしたのか、美優も理解しているらしい。頬が羞恥で熱くなる。
 美優の視線から顔を背け、社長の話に集中する。右の太ももを字で埋め尽くすと、美優が今度は左太ももを横にした。そんな一連の動きでも、美優のマン肉は開かない。
 左の太ももに文字を綴っていき、しばらくしてようやく社長の話が終わった。
「お疲れ様です。ありがとうございました。失礼します」
 社長に挨拶して電話を切る。ふぅ、と大きく息を吐いたところで、頭上から美優の笑い声が響いた。
「お兄ちゃん、あたしのアソコ見すぎ!」
 太ももを上げた体勢のまま、美優がニヤニヤしながらオレを見下ろしてくる。
 尻に文字を書き終えた後、美優は恥ずかしかったと言って笑っていたのに、今では恥ずかしがる様子もなくオレに性器を見せつけている。
 恥ずかしさに慣れたのか、それともテンションが上がって楽しくなってきたのか。
「いや、昔と違ってもう毛が生えてるんだなって」
「えへへ、生えたのはつい最近だけどね。大人っぽい?」
 美優が股間をアピールするように腰を前後に振った。あの甘酸っぱい匂いが、風に乗って漂ってくる。
 思わず鼻を鳴らしてしまう。その途端、ピタッと美優の腰の動きが止まった。
「お兄ちゃん、さっきもあたしのアソコの匂い嗅ごうとしてたよね。そんなにいい匂いする?」
 どうやら美優はオレがマンコに顔を寄せた件を、匂いを嗅ごうとしていたと勘違いしているようだ。性器を舐める行為など、13歳の少女は想像もつかないのかもしてない。
「まぁ、な」
 あいまいなオレの答えに、美優は首を傾げる。
「ふーん?」
 美優の手が性器に伸び、スジに沿って数回、人差し指をこすりつけるように上下に動かした。柔らかそうにマン肉がへこむ。
「んふっ」
 美優がかすかに甘い鼻声を漏らし、指を離す。手を鼻先に持ってきた美優は、匂いを嗅いで首をかしげた。
「そんなにいい匂いかなぁ?」
「男にとってはいい匂いなんだよ」
「あはは、なんかエッチな感じ! そっか〜、お兄ちゃんはあたしの匂いが好きなのか〜」
 美優が嬉しそうな顔になる。変なことを言ってしまったせいで、まずい言質を取られてしまった。妹の股間の匂いを好む兄など、変態以外の何物でもない。
「とりあえず、親父にメモを送らなきゃな」
 強引に話を切り上げると、美優は素直にうなずいた。
「そうだね。それじゃ、どうぞ」
 美優がくるっと振り返り、オレに尻を向けて直立する。
 さすがに美優の裸を写メって両親に送るわけにはいかないが、写真に撮ってメモ帳に清書し、それを送信すれば大丈夫だろう。
 オレは美優の背中と尻をスマホで撮影した。画面の中で、13歳の少女の白い肌が映える。
0071名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 11:38:46.13ID:Q2wly8v9
「いいぞ。次、正面」
「は〜い」
 再びくるっと振り返った美優が、両手を頭の後ろで組み、両太ももを外側に開いて膝を直角に曲げた。
 手で字を隠さず、内腿を見やすくするためのポーズなのだろう。しかし、まるで隠すべき乳房や性器を見せつけるかのような、すさまじく卑猥なポーズである。
 頭の後ろで手を組んでいるせいで、腋が開いている。美優の腋には毛が一本も生えていない。剃っているのか、それともまだ生えていないのか。
 きれいな美優の腋を見ていると、鼻をつけて嗅いでみたくなる。美優の股間の香りをいい匂いだと思ってしまったが、もしかしたらオレは匂いフェチなのかもしれない。
 小さいがたしかに膨らんでいる乳房の頂点で、相変わらず乳首がビンビンに勃起している。きっと美優も興奮しているのだろう。オレの股間も、美優が尻を出したあたりからずっと固いままだ。
 視線を下に移すと、両太ももを大きく外に開いたせいで、美優の一本スジはついにわずかなほころびを見せていた。
 ぴったりくっついていた大陰唇がついに離れ、肌色の鞘のような淫核包皮が丸出しになり、その下から赤い粘膜がちらりと顔を覗かせている。
 童貞のオレには、始めて生で見る女のマンコの中身である。もちろん幼い頃は一緒に風呂にも入っていたが、あの頃はただのワレメとしか認識していなかった。
 淫核包皮の中にはクリトリスが入っているのだろう。それも見てみたいが、さすがに兄のオレが妹のクリ皮を剥くわけにはいくまい。
 その下の赤い粘膜が美優のマンコの穴、すなわち男のペニスを受け入れる部分だ。オレのものは平均的な大きさだと思うが、こんな小さな穴には入らなさそうだ。
 美優がまだまだ子どもだということなのか、それともセックスのときはこの穴が想像以上に広がるのだろうか。童貞には想像もつかない。
 粘膜部分は水気を帯びているようで、てらてらと光を反射している。美優も興奮して濡らしているのか、それとも粘膜なのだから普段からある程度は湿っているのか。
 鼻をつけて思いっきり匂いを嗅ぎ、マンコ全体を思う存分嘗め回してみたい。いったいどんな味がするのだろう。
「おに〜ちゃ〜ん?」
 思わず性器を凝視してしまったオレに、卑猥な丸出しポーズを取ったままの美優が咎めるように声をかけてくる。
「見とれちゃうのは分かるけど、このポーズけっこうしんどいから早く撮ってね」
「あ、ああ。すまん」
 慌ててスマホを構え、美優の乳房に腹、下腹部と内股を撮影する。
 内股を取るときに、こっそり角度を修正して性器も写るようにした。この画像は永久保存すべきだろう。
「うん、終わった。もう服着ていいぞ」
「は〜い」
 美優がようやく卑猥なポーズをやめる。マン肉が閉じ、また一本スジへと戻った。
「じゃあ、あたしお風呂入ってくるね〜」
 すっぽんぽんのまま、美優は楽しげに風呂へと向かった。そんな無邪気な様子は、まだまだ子どもだと実感させる。
 スマホを操作し、美優のマンコが写った写真を表示する。すこしだけ口を開いた赤い粘膜と、莢のような形の淫核包皮。あの子どもっぽい妹にも、こんなに卑猥な生殖器がついているのだ。
 両親にメモを送る前に、一発抜かないとどうしようもない。ガチガチになったペニスをさすりながら、オレは自室へと戻った。

 この後、油性だったマジックが全然落ちなかった美優に泣きつかれ、一緒に風呂に入ったりもするのだが、それはまた別の話である。


 風呂シーンは露出からだいぶ離れるような気がするので省略します。また尻切れトンボな感じですいません。
0073名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 19:38:51.22ID:OFlCZpU5
こういうギャグ?じゃないけど、いっそファンタジーな展開って、独自の味があって面白いよね。
0076名無しさん@ピンキー2015/11/23(月) 16:05:19.18ID:GTuSekth
>>63
このスレ向きだと借金のカタで露出プレービデオ出演とか?
速攻でガチ本番の世界に入りそうだなぁ
0077名無しさん@ピンキー2015/11/23(月) 16:09:37.26ID:hQrmvkEG
AV自体露出なんてどうでもいい、精々ステーキのソースの種類ぐらいの扱いだしな
そりゃガッツリ露出メインで人生終了なんてやらんわw
0078名無しさん@ピンキー2015/11/23(月) 18:00:54.21ID:R+nX6k/r
街中でモデルやらない?と軽く声かけた男について行ったらエロだった系は大好物だ
恥ずかしいけど怖いお兄さん相手に今更引き下がれないし
大金積まれて仕方なく脱ぐ的な
0079名無しさん@ピンキー2015/11/25(水) 00:48:32.36ID:EJimTR6m
街中スカウトだと最初から嵌めにかかる意図的な悪意が存在しそう
絵画教室の依頼で話が行き違ってるような偶発的な不幸が萌える
0080原石 012015/11/27(金) 19:29:40.69ID:VSwfnJyM
AVネタのレスを読んでいていたら思いついたのでもう一回挑戦
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 普段なら誰もいない夜の公園に10人ほどの男女が入っていく。
 その者たちは隠れるように公園の目立たないところに集まり、素早く機材を取り出す。

「そこ、ライト当てて。女優さんは脱いで待機」
 ごつい男が指示を出すと、周りにいた助手たちがすばやくカメラをセットし、ライトを照らした。
 ライトの先には全裸の若い女が1人。
 女はこんな撮影は慣れたものとばかりに、その見事なプロポーションを隠さず立つ。

「寒いからとっとと終わらせようよ」
 裸の女が急かすように言う。

「それじゃお相手さんも準備お願い」
 カメラを持った男が指示を出すと今度は全裸の男がライトの中央へと歩いていく。
 そう。この連中は無許可でAV撮影を行うゲリラ撮影隊。
 AV業界では有名なスタッフたちだった。

「監督、大変です。モブ役をやる予定だった女が来ていません」
 助手の1人が焦りの顔を浮かべながら話す

「そんな馬鹿な。きちんと会社には通したはずだぞ。おい、マネージャーを呼んてこい。これはどういうことなのか説明させろ」
 監督は舌打ちをしながらマネージャーを呼んだ。

「うわ、こわ。あの新人マネージャ殺されるぞ」
 助手はビビりながらマネージャを呼びに行く。
 監督自身はそこまで怒っているわけではないが、ヤクザ上がりみたいな天然パーマのせいで、いつも怒っているように見られていた。

「え、女性は二人必要なの? 今日はAV撮影だから1人でいいとばかり」
 まだ学生臭さが残る新人の女性マネージャーが喋りながら走ってくる
 監督はその様子を見て溜息を付く。
 この子なら失敗しても仕方がない。そう思われても仕方がないほど新人マネージャーは頼りなさそうに見えた。
 これは新人だからという理由だけではない。この子が持っている雰囲気があまりにAV業界と合わないのだ。

「つまり、こういうことだな。二人は記入ミスと思い、勝手にキャンセルしたと」
 新人マネージャーからの説明を聞いた監督は呆れたような表情を見せる。
 その顔を見てマネージャーは再び頭を下げた。
 だが、いくら頭を下げられてもどうしようもない。

 重苦しい空気が現場を覆う。
 誰もが撮影中止を覚悟した時、ずっと全裸のまま待っていた女優が苛ついた表情をしながら提案を出す。

「何グダグダ言ってるのよ。マネージャーさんが代役をやればいいだけじゃじゃない」

 シーンと静まり返るスタッフ。
 誰も思いつかなかった解決法。
 いや、頭にはあったが言い出せなかった。
 皆の視線がマネージャーに向けられる

「無理無理無理。私、ただのマネージャーですよ。裏方で完全素人。演技なんてとてもとても」
 マネージャーがその短い手を一杯に振り回し無理のジェスチャーをする。
 その様子はまるで小さな子が必死に拒否しているように思えた

「確かにいいかもしれんな。大卒一年目なら児童ポルノでもないしな」
 監督が女マネージャーの全身を見ながら話す。
 胸はなさそうだがタイトスカートからスラっと伸びた足が綺麗だ
 美人というわけではないが、女性の体としての魅力はありそうに思えた。
0081原石 022015/11/27(金) 19:32:07.96ID:VSwfnJyM
「だ、誰が児童ですか……」
 日頃から童顔に見られることを気にしていたマネージャーはぷうとホッペを膨らまし反論した。

「別にセックスをしろとはいわん。絡んでるシーンの後ろに立つパンツ一枚の女の役をやってくれるだけでいい」
 監督は妥協案を出した。
 本当はセックスシーンを全裸で見守る女性の役であったが、素人のマネージャーをフルヌードにする訳にはいかないと思ったからだ。

「パンツ姿……やっぱ無理。AVに出たなんて知られたら親に殺されるし胸を見せるなんて無理無理」
 再び否定するが声の張りは先ほどより弱々しい。
 
「ならこうしよう。顔も胸も映さない。映すのはパンツ一枚の後ろ姿のみ。テロップも偽名にする。これならいいだろ。アンタだって自分のやらかしたことを悪いと思ってるならこのぐらいやってくれるよな」
 脈があるとおもった監督は更なる譲歩案を出す。
 若い頃から数々の女をスカウトしてきた監督にとって、この手の駆け引きはお手の物だった。

「ほ、本当に顔は映さないんですよね……」
 失敗をタテにされては断れない。 
 マネージャーは小さくコクと頷き了解した。

「よし。話は決まりだ。お前ら撮影の準備には入れ」
 監督が指示を出すと、スタッフたちは一斉に動き出した。

「私は何をすればいいですか」
 ドタバタと準備を始めているスタッフを見て、マネージャーは不安そうな顔をする。

「なにってそうだな。とりあえずそこでスカートをめくってみて」 
 監督がそう言うと現場の空気が一瞬固まる。
 当たり前だ。いくらAV撮影会社とはいえセクハラ禁止のモラルはある。
 普段から顔を合わせるマネージャー相手にスカートをめくれなんて言えるはずがない
 
「い、いやらしいわね。何考えているのよ」
 顔を真っ赤にし怒るマネージャー。
 突然スカートをめくれと言われて先ほどの下着姿承諾もすっかり忘れたようだ。

「あのさ。お前は今から下着姿にならないといけないんだぞ。スカートめくるぐらいで戸惑ってどうする」
 やや強い口調で監督が答える。
 
「あ、あの、それじゃ下着を替えにいってもいいですか。今履いているのはあまりに普段用すぎますので」
 後ずさりをしながらマネージャーが話す。
 その顔には明らかに仕事を受けた後悔の念が浮き出ている

「そのままでいい。生活感があるパンツがほしいからな」
 まるで逃げ道を塞ぐかのように監督がいう。
 もう覚悟を決めろ。そう語っているような雰囲気だった

「……わかりました」
 マネージャーは肩を落としながら承諾する
 そして落ち着きのない顔をしながら周りを見る。
 視線を向けられたスタッフたちは素早く顔をそむける
 皆、こちらのことに興味があるらしく手を動かしながらもチラチラと様子を窺っていた

『あーあ。なんでこんなことになったんだろう』
 マネージャーは大きな溜息を一つ付き、自分のスカートの裾を掴む。
 やや顔を怖ばわせながら、ゆっくりと、ゆっくりとスカートが上へと持ち上げられていく。

「ほほう」
 マネージャーの細くしなやかな太腿が剥きだしになっていく様を見た監督は自分の心が踊るのを感じた。
 経験豊富な監督を唸らせるほど、さらけ出されたマネージャーの足は美しかった。
0082原石 032015/11/27(金) 19:35:07.31ID:VSwfnJyM
 監督の目を楽しませたのは足だけではない。
 マネージャーの太ももにビッタリと張り付いている輝くばかりの白いパンツもだ。
 なんと白く神秘的なながめだろうと監督は思った。
 数多くの女を裸にし、手も付けてきた監督がたかが小娘のパンツで興奮する。
 普通ではありえないことだったが、この胸の高鳴りは間違いなく股間を包み込む薄布によるものだった。

 ガラガラガラ
 大きな機材を滑車で運んでいる青年がマネージャーの前で待ち止まる。
 めくられたスカートの中身をジロジロと見ながら「白パンか。お前こんなの履いているんだ。まだまだお子ちゃまだな」と言った。

「やだ。藤井、早くあっちへ行ってよ」
 マネージャーはかなり強い口調で言う。
 どうやら監督のようなおっさんに見られるより同期入社の男である藤井にパンツを見られる方が恥ずかしいようだ
 その証拠にマネージャーの耳たぶがみるみるうちに真っ赤になっていく。

(とは言え、なかなか根性ある女だな)
 普段会社で見る時は頼りのない小娘でしかなかったが、なかなか肝が座っている。
 どんなに恥ずかしくてもスカートを元に戻さずめくり続けるマネージャーの精神力に監督は感心した。


「よし。撮影再開だ。シーン52の濡れ場からスタート。二人とも始めてください。マネージャーは下着姿で待機」
 慌ただしく撮影が始まった。
 ライトが当てられ、抱き合う裸の男女が照らされる。
  男の右手が女の豊かな乳房を捕らえ、 さらに空いた左手で女の股間を弄ぶ。
 くちゃくちゃ。マイクが男女の卑猥な音を捕らえる。

「マネージャー。そろそろ出番だから早く脱いで」
 スカートをめくりながら目の前に広がる男女の絡みを呆然と見ていたマネージャーに指示が飛ぶ。

「は、はい」
 やや熱っぽい顔をしたマネージャーは急いてスカートを下ろす。
 白くまぶしいマネージャーの両脚が、素晴らしい曲線美と一緒に露わになった。
 先ほどまでは一部分しか見えなかった白く小さなパンツの全体もはっきりと見える。
 たかが布地なのに、なんと刺激的なながめなのか。監督は改めてマネージャーが履くパンツの魅力に囚われた。

 マネージャーの手が上着のボタンを外す。
 頬を赤く染めながらも彼女はしっかりした手つきで上着を外し、シャツも脱ぎ捨てた。
 細い下半身から更にギュと細くなった腰。
 パンツとおそろいの白いブラに包まれたささやかな膨らみが晒される
 足は素晴らしいが胸は残念。いかにも素人女らしい少しアンバランスな下着姿がスタッフの前に現れた。

 その時、1人の若い男が駆け寄る。
 藤井だ。

「おい。お前……」
 藤井の手にはバスタオルが握られていた。
 どうやら、止めに入ったようだが藤井はそれ以上何もしない。
 呆然とマネージャーの美しい下着姿を眺め、立ち尽くす。
 そう。藤井は明らかに混乱していた。

「なによ。どうせ胸がないと言うつもりなんでしょ。無くて悪かったわね!」
 マネージャーは藤井の気遣いに気がつくことなく、今にも噛み付きそうな怒りの表情で話す。
 しかし、その口ぶりとは裏腹に脱ぐ動作は止まらない。
 背中を手を回しブラのホックを外す。

「で、いつまでそこにいるのよ。私の胸が見たいの?」
 じっとした目つきでマネージャーは藤井を睨む。
 いくら胸を手で隠してもいいとはいえ、目の前に男がいる時にブラを外せば確実に胸は見られる。
 マネージャーはそのことをいってるのだ。
0083原石 042015/11/27(金) 19:37:16.79ID:VSwfnJyM
「わ、悪い」
 藤井は逃げるように奥の方へと走る。
 結局なんだったのか。マネージャーは逃げていく藤井の後ろ姿を見ながら舌積みを打つ。
 そして「意気地なし」と小さな声で呟きながらブラを外した。

「そんじゃマネージャー。約束通り顔は映らないようにするから前から入って。そうすれば後ろ姿しか映らないから」
 監督は自分より一回りは軽く違う、二人の初々しいラブコメを見つつ指示を出す

「は、はい」
 マネージャーの剥き出しな背中に強いライトの光に当てられる。
 やや目を細めながら両腕を胸の前でクロスさせたマネージャーが歩き出す。
 
 スタッフの前でパンツ一枚の姿。目の前には男と女がセックス中
 あまりに非現実な空間に入ったマネージャーであったがその足取りはしっかりしていた。
 顔は真っ赤で手も震えていたが、自分のやるべきことはきちんと把握している。
 もしここで転んだりすれば、自分だけではなく濡れ場を演じている二人にも迷惑がかかるのを自覚しているようだった。

『カメラはマネージャーのお尻をアップで撮りながら引く。あと写真も欲しいから何枚が写しておけ』
 監督が小声で言う。
 カメラがマネージャーの真っ白パンツに包まれたお尻に向けられる。
 パンツはお尻の谷間に食いこんでおりカメラのレンズは彼女のお尻の形をはっきりと捉えていた。
 パシャパシャ
 続いてフラッシュが焚かれ、シミ一つない美しい背中のセミヌードが写される。

「これは掘出しものかも知れんな」
 監督は羞恥のため小刻みに震えているマネージャーのお尻を見ながら小さな声でつぶやいた。
0084原石 052015/11/27(金) 19:42:50.04ID:VSwfnJyM
エピローグ

 とあるAV会社の一室

「監督!なんですかこれは」
 マネージャーが怒りの表情を浮かべながら監督に詰め寄る 
 手には発売したての製品版のAVケース

「なにって俺の最新作だがそれがどうしたのかねー」
 監督は笑いをこらえながら話す
 こうなることはわかっていた。そう言わんばかりの態度だった。

「だからなぜ私のセミヌードがパッケージに載っているのですか。普通は絡みがある女優さんがメインでしょう。なぜ私のほうが扱いが大きいのよ」
 マネージャーは机にAVケースを置く。
 パッケージには後ろ姿で写られた女性の全身ヌードが大きく写されていた
 後ろ姿なので、もちろん顔や胸は見えない。ヌードとはいえパンツは履いているのでお尻も見えない。
 だが、もろだしでないぶん余計に嫌らしく見えた。

「そのほうが売れるとおもったからだ。お前だってそう思うよな」
 監督が藤井に話しかける

「ははは」
 なんとも言えない笑い顔を見せる藤井。
 まんざらでもない顔だった

「もう知りません。そもそもこんな貧相な体を写して何が面白いのよ。皆で馬鹿にしていればいいわ」
 ぷんぷんと子供臭い態度を見せながらマネージャーが部屋から出ていく。

「価値がわからないのは本人のみか」
 監督は去っていくマネージャーに向けてそう呟く。
 実際、冗談でも馬鹿にしているわけでもなく、本当にこのデザインは売れると思って作ったものだった。
 マネージャー本人は気がついていないが、この体は金を取れる体であることを監督は確信していた
 胸が小さい。庶民的すぎる。平凡。一見AV女優の世界では欠点でしか無い特徴も逆に言えば新鮮に映る。
 このパッケージを見て抱きたい。力ずくで足を開かせ屈服させたいと思う男はいくらでもいるだろう。

(濡れ場を撮ってみてえな)
 監督はマネージャーの喘ぎ声を想像しながら次の仕事に準備を始めた。

終わり
0087名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 17:42:43.02ID:omH7kDVf
女が複数出てくるAVは好きだけどブスと相場が決まっているからな〜
下着どころか顔を見せるだけのひやかしも多いし現実は厳しい
0089名無しさん@ピンキー2015/12/01(火) 16:04:14.67ID:OziM6Lxz
アメリカでは挿入してないヌードは児童ポルノ禁止法対象外で合法
教会はブチ切れるだろうけど、法的な問題は全くないので警察は苦慮しない

この記事がピューリタンの捏造でなければ性交画像出回りってことだから
このスレのストライクゾーン真ん中は外してそう
0091名無しさん@ピンキー2015/12/01(火) 21:44:43.78ID:BrxlZmIm
普通の写真を送ったつもりが間違えて自撮りのエロ画像送っちゃう話が読みたい
0092名無しさん@ピンキー2015/12/02(水) 06:48:40.26ID:banIgxXn
あるな、炭火の写真送ろうとして地鶏の写真送っちゃうんだよな
0094名無しさん@ピンキー2015/12/02(水) 17:52:06.22ID:5XNrZVAe
旅行から帰ってきたA子が旅行の画像をB男に送ったつもりが間違えて局部の自撮画像を送ったことに気が付かずに
そのままB男とメールのやり取りを続けてしまう
A子は風景の感想を、B男もわけがわからずも局部の感想についてメールしあうがなぜか会話がかみ合ってしまい・・・
までは連想した
0097名無しさん@ピンキー2015/12/03(木) 02:19:48.66ID:Zm5gJoaJ
見てほしいな
見られたらどうなるのかな

そんな気持ちは既に露出ジャンルではないのでしょうか
0099名無しさん@ピンキー2015/12/03(木) 09:11:04.47ID:Z3XTd73B
露出
それは君がみた光
僕がみた希望
露出
それはふれあいの心
幸せの青い露出
0101名無しさん@ピンキー2015/12/03(木) 23:14:54.49ID:CoxwDRTS
自分に魅力なんてないと思ってる地味な女子が、ちょっとえっちなマジックショーとかファッションショーに出演させられて、自分の姿が観客たちに喜ばれて戸惑うのとか好きです
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