「ふんっ…!ん、んんん………!」
ぐ、ぐぐぐ……
「………はぁっ、はぁ、はぁ…」

肛門は広がったり閉じたりを繰り返す。だが、一行に出てくる気配は無い。
そう、大便が彼女の中で太くなりすぎてしまったのだ。
(なんで、出ないの……)
お腹は痛いのに、出てこない。そしてお腹にはとんでもない大蛇が蠢いている。これはある意味生殺しに近い。
そうこうしているうちに痛みは引いてきて、諦めるしかなくなる。
「はぁー…………」
今日も出なかった。深いため息がこぼれる。その時。


「先生、やっぱり無理だよ、恥ずかしいよ…」
「ほらほら、今更あんたと私に隠す所なんてないでしょ?」
一組のカップル(?)がトイレに入ってくる。この学校は女性ばかりなので、百合カップルも珍しくはない。
「先生の前で、するなんて……」
「後で私も見せてあげるからさ…見せてよ、あんたのウンコする所。私はあんたの全てが見たいの。」

話し声が私のトイレにも聞こえてくる。そして、一回だけ扉が開閉する音がする。
察するに、同じ個室に二人入ったみたいだ。
…まさか、これって。

「あっ、駄目、待って先生、パンツ脱がさないで…!」
「ああもう、相変わらずかわいいなぁもう。さて、何日分溜まってるか言ってみてよ。」
「えっと、それは……」
「まだ私、何もしてないじゃない。なのに、ほら、こんなに大きくなってる。…期待してたんだ?」
「あ、や、おちんち、撫でちゃ、だめ、んぁぁっ…♥」
「ふふ、ヘンタイさんにはウンコの前にまずはこっちをヌイてあげる。丁度喉渇いてたんだよね。」
「ちょっ、しごいちゃ、あっ駄目、お尻に指なんて、ほじらないで、出ちゃうからぁっ!」
「全て見たいって言ったでしょ?ほらほら、我慢しないで前も後ろも全部ぶっぱなしてよ。」


何かを擦る音、そして責められている方の女の子の喘ぎ声。
二人の邪魔をしたくないので、私は音を立てずにそっとトイレを抜け出した。

…風紀委員長のウンコを見損ねたのに気づいて少し後悔するのは後の話。