【職人】MC・催眠系総合スレ その18【求む】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2018/11/11(日) 21:17:33.77ID:eOmGXS6P
催眠術、MC、洗脳、書き換え、発情、操り、暗示、改変
といった、人の心を操作するシチュエーションに萌えるスレです。
情報交換等の雑談や、SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。

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【職人】MC・催眠系総合スレ その17【求む】 [転載禁止]bbspink.com
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0101タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:18:03.48ID:VU9u5yt+
「ぜっっったいに嫌よ、今すぐ追い出して」
「すぐに眠る。朝まで起きない」
「嘘よ、そんなこと言って覗くんでしょう」
「シンディ、お客様を信用して」
「お客様、ですって? いきなり現れた得体の知れない能力者が、お客様? ママ、どうにかなっちゃったんじゃないの?」

 母親は、困った顔をして笑った。

「何かをしそうになったら、能力で止めるわ」
「あのねえ――」

 シンディは何かを言いかけたが、諦めたのか黙り込んでしまった。

「……さっさと寝なさいよ、変態」
0102タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:19:28.88ID:VU9u5yt+
 深夜、尿意を感じて目が覚めた。ぼんやりとした意識の中でも、痛みが引いているのがわかる。

「……確か、トイレはあるって言ってたな」
「トイレは曲がって左です」

 まるで待ち構えていたかのように、母親が声をかけてきた。実際、彼女は待ち構えていたのだ。

「……ありがとう。痛みも引いた。君は治癒能力者?」
「……まぁそんなところね。他にもいろいろあるけれど」
「色々って?」
「ふふ、内緒。そう言えば、まだ名前を訊いていなかったわね」
0103タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:20:17.98ID:VU9u5yt+
能力者は名を知られることを非常に恐れる生き物だ。それは、常軌を逸した存在者である能力者が、矮小な人間の「迫害」を恐れていることの証拠だった。

「……偽名でも?」
「いいえ。あなたの本当の名前を」

 僕はまっすぐに彼女を見た。温和な表情の奥に、確固たる意志が感じられた。

「お前には意志がないからだ! 世界を変革しようという、意志が!」

 奴の言葉を反芻する。意志、か。

「……コサインだ。君は?」
「ブライトです。よろしく」

 僕はその微笑みを見て、本名を明かしてよかったと感じた。僕も結局、安直な男だ。
0105タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:22:02.92ID:VU9u5yt+
「……別に糾弾しようとしてるんじゃないの。真実を言って」
「言ってる。見てない」
「そう。あの子のお尻、どうだった?」
「ありゃ安産型だ」

 また即答した。
0106タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:23:08.26ID:VU9u5yt+
「やっぱり見たのね」
「い、いや――ふ、服の上から見たんだ。服の上からでも、尻の形ぐらいわかる」
「あの子はあなたにお尻を向けなかった。着替えの時以外はね」
「ああ……」
「大丈夫よ。あの子は気づいてない」
「……なぜそれを聞いた。僕を締め出すためか」
「いいえ――ただ欲情したか訊きたいだけ」
「え?」

 ブライト――この母親は、何を言ってるんだ?

「なんでそんなこと」
「欲情したのなら――私の代わりに彼女と一緒に暮らしてほしいの」
「どうして? 君が出ていくのか」
「私の命はそう長くない」

 目の前が一瞬揺らいだ気がした。
0107タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:24:03.39ID:VU9u5yt+
「病気――なのか」
「まぁそんなところね。彼女をこんなところで1人にはできない」

 それはその通りだ。こんな山小屋で――彼女1人では生きていけない。けれど。

「だからってなんで僕なんだ」
「あなたも能力者だから、シンディに対する理解はあるでしょう。あなたなら、信用できる。わかるの。全部ではないけれど、他人の考えていることがね」
「それが、君の能力?」
0108タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:25:15.62ID:VU9u5yt+
 能力者の中には、「感知タイプ」と呼ばれるものが存在する。2種類に大別され、読心を得意とするタイプと、相手の能力を把握するタイプがいる。

「君は、読心タイプか」
「両方よ。だからあなたの能力もわかる。あなたの能力は、催眠」
「……」

 ブライト――もし敵であるならば、真っ先に殺していただろう。

「そんな物騒なこと言わないでよ」
0109タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:26:34.32ID:VU9u5yt+
「……すまない。でも僕じゃ無理だ。彼女を養えない」
「貯蓄ならあるわ。あの子に必要なのは、親であり、恋人」
「恋人……? 僕に恋人になれって?」

 彼女はせせら笑うようにして僕を見た。

「あの子に何度言い聞かせても、転校を嫌がるの。なぜだと思う?」
「友人がいるんじゃないのか」
「……好きな人がいるのよ。それも『普通の』人」
「……」

 暖炉の火が、緩やかに音を立てた。
0110タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:28:07.23ID:VU9u5yt+
「あの子に――彼にこの恋愛は無理よ。私たちは――違いすぎる。諦めさせなきゃならない。分かるでしょう? ねぇ」

 僕は遠い昔の恋愛を思い出していた。僕だって、「普通の」女の子に恋していた時代があった。

 僕は盗み見たシンディの裸を思い出した。雪のように白い肌。健康的で華奢な背中。そして、ふっくらと丸い尻。

 欲情しないわけがない。
0111タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 00:29:01.91ID:VU9u5yt+
「欲情するかどうかで一緒に暮らすか決めるなんて異常だ」
「だって、レスになるのなら彼女は恋を諦めないでしょう」
「だからって無茶苦茶だ。彼女の意志はどうなる」
「私には時間がないの」
「……分かったよ、じゃあ言うけど」

 半ばやけだった。こういう告白の仕方は最悪だ。前にもそういったことがあった気がする。ああ、あれは夢香に能力者であることを告白した時だ。
0114タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 11:55:54.46ID:VU9u5yt+
「もう1度聞くけど」

 トイレから戻った僕は、すでに下着姿のブライトに訊いた。

「本当にするの?」
「ええ」

 相も変わらない、屈託のない笑顔。

「うまくいかないと思う」
「それを確かめるためには、やってみなきゃ、大丈夫、傷ついたりしないわ」
0115タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 11:56:58.57ID:VU9u5yt+
 そう言い終わる頃には、彼女は全裸になっていた。経産婦にしては理想的な身体を保ってはいたが、やはりしわやシミを完全には隠せはしなかった。

「脱いで」
「寒い」
「いいから」

 僕も全裸になった。縮こまったそれは、やはり起き上がる気配がない。

「どう?」
「やっぱり、だめみたいだ。すまない」
0116タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 11:57:55.67ID:VU9u5yt+
 そもそも、こんな話自体がおかしいことなのだ。俺は奴と闘っていただけなのだ。それがなんで行き倒れた家の娘と暮らすことになっているのだ。

「のだ。のだ。のだってやめてよ」
「心を読まないで」
「してみましょう」

 そう言うと、ブライトは僕の頬に手を触れた。暖かい。
0117タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:00:10.79ID:VU9u5yt+
「キスして」
「シンディに悪い」
「今ここで断ったら、私に悪いわ」
「卑怯だ」
「女の子って、みんな卑怯なのよ」
「……知ってる」

 彼女の唇に触れた。それを皮切りに、彼女の舌が僕の口内へと侵入し、蹂躙する。しかし、僕のは反応を示さない。
0118タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:01:26.38ID:VU9u5yt+
 十分ほどは経っただろう。ブライトは僕の股間を盗み見て、触ってみましょうか、と言った。

「君に魅力がないわけじゃないんだ――でもできない」
「まだすべてを試したわけじゃないわ」
「待って」

 僕は、彼女がなぜここまで躍起になっているのかが分からなかった。

 彼女のほそい腕が僕の股間に触れた。ゆっくり、ゆっくりと上下に動かす。それでも、彼女の手の中にすっぽりとはまったままだ。
0119タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:02:39.33ID:VU9u5yt+
「……なぜ」
「死期が近い人間は、誰でもこうなる。知ってる? 未曽有の事態が起きた時――地震や津波といった、命の危機――人間って性欲が増すんですって。きっと本能ね」
「……自分のため? だとしたら、僕を選んだのは完全な間違いだ」
「私は間違いだなんて思ってない。たとえ行為ができたって、愛情のない人がどれだけいると思う? あなたは私たちを愛そうとしてくれている」
「……できなきゃレスになる。そう言ったのは君だ」
「……そうね」
0120タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:03:33.78ID:VU9u5yt+
 彼女は僕のを口に含んだ。気持ちがいい。けれど、反応しない。

「そもそも、僕は性経験が豊富な方じゃない」

 彼女は上目遣いのまま、ゆっくりと僕のを舐めている。

「昔、好きな女の子がいてね。シンディみたいに、『普通の』子だった。その子としたぐらいだ。それも催眠で。サイテーだ」
「……」

 そうだ。僕の心の中で名案が浮かんだ。いままで考えつかなかったのが馬鹿みたいだ。

「なぁブライト。シンディのその、彼のことだけど」

 そうすれば、なにもかも円満じゃないか。
0121タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:04:35.53ID:VU9u5yt+
「ダメよ」

 彼女には、僕の思考が読まれている。でも、それしかなかった。

「僕は、彼女の恋人になるには年が行き過ぎてる。不釣り合いだ。それに、シンディがそこまで強く想っているなら、そうしたって罰は当たらない。喜んで協力する」
「いつか――あなたの支配が解ける時が来たらどうなるの? 彼はすべてを知り、私たちを恐れるかもしれない。そして行き着く先は――」

 迫害。
0122タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:05:50.48ID:VU9u5yt+
「……」
「出来るだけ正当な手段で一緒にいられる人の方がいい」
「僕は無理だ」
「あなたが暮らしてくれるなら、シンディに催眠をかけてもいい」
「そんなことできない。なぜそれを許可するのに、彼には許可しないんだ」
「能力者と一般人。その隔たりは絶対的よ」
「……」

 気が付けば、彼女は僕のものから口を離していた。さっきよりもっと、うまくいく気配はなかった。
0123タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:07:10.65ID:VU9u5yt+
「……明日の朝にでも、シンディに催眠をかけて、シンディとなら、うまくいくかもしれない」
「若い身体だからとか、そういう問題じゃないんだ。もっと根本的な――」
「やってみて、お願い」

 まただ。また、強い意志が漲る瞳。

「……僕が彼女を強姦したらどうする。殺してしまうかもしれない」
「あなたはそんなことしない」
「確かに今の僕はそうかもしれない。けれどその時になってみなければ分からないだろう」
「じゃあ試してみるってこと?」
「……なんで僕なんだ」
「あなたしか頼れない。父親はいないの。能力者同士の諍いに敗れて死んだ」
「……」
「……昨日あなたを見た時――すでに動かなくなっていたあの人を思い出したわ。シンディと一緒に暮らすという目的が出来れば、あなたも彼を諦めるでしょう」
「彼、って?」
「対決していた、彼。思考を読む限りでは、あなたの昔の恋愛に関連している?」
「……」
0125タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:09:05.10ID:VU9u5yt+
「なに? 話って」
「ほら、自分で言えよ」
「絶対に言わない」
「言えって」
「言わない」
「2人して、なんなの? 私、忙しいんだけど」
「あ、待って。夢香」
「こいつはなぁ、夢香。普通とは違うんだ」
「どういうこと?」

 もう引き下がれない。

「言うよ――僕は能力者なんだ」
「ずっと――隠してたの?」
「サイテーだろ」
「……」
「……もう、近寄らないで」
「待ってくれ、違うんだ」
「……これで、夢香は俺のものだ。能力者なんつーのにろくな奴いやしねえんだ、とっとと学校から出ていけ」

 僕は感じていた。彼にも、能力の予兆があるということを。
0126タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:10:44.70ID:VU9u5yt+
「ママ、どこ? ママぁーーーー!」

 自分が能力を制御できないのは分かっていた。気が付いたら見慣れない景色の住宅街にやってきていた。

「ママ、助けて、ママ!」

 訳が分からなかった。お腹もすいていた。心細かった。

 その時、母親と手を繋いだ男の子が目に入った。

「あらあら、迷子? お嬢ちゃん、名前は?」
「シンデ――」

 まずい。ママに本名はいけないと教わっていた。
0127タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:11:48.65ID:VU9u5yt+
「リム」
「そう。この辺では見ない子ね。外国から来たのかしら? おうちはこのあたり?」
「わかんない……」
「じゃあ、一緒に探してやるよ!」

 男の子が、快活な笑顔を見せた。

「一緒に行こう、ほら!」

 手が差し伸べられた。

 これが私と彼の、最初の出会いだった。
0128催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 12:13:33.76ID:VU9u5yt+
やばい
終わりが見えない

昨日投下した分、一人称の揺れがありましたね。
コサインの一人称は「僕」です。
よろしくお願いいたします。
0130タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:24:19.08ID:VU9u5yt+
 ママがあいつを起こして来てって言うから、仕方がないけど行かなきゃならない。見ると、布団の上で正座していた。

「……おはよう」
「起きてたの」
「最近、夢見が悪くてね――君も早起きだね、シンディ」
「気安く名前、呼ばないでくれる? あとその名前、絶対外では言わないでよね」

 寝起きのこいつは少し、辛そうだった。でも同情なんてしない。私だって、嫌な夢を見たんだから。
0131タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:25:06.24ID:VU9u5yt+
「……約束よ。今日出てって」
「ああ、そのつもりだ」

 ぱっと見傷も癒えてるみたいだし、問題はないでしょう。どこで何をしてたのかは、知らないけど。

「……お世話になりました」

 ママに馬鹿丁寧にあいさつをする。ママは少し寂しそうな顔をしたけれど、にっこりといつもの笑顔を見せた。
0132タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:26:04.61ID:VU9u5yt+
「また、いつでも来てね」
「もう二度とくんな」
「ああ」

 ママが何か――目くばせしたような気がしたけれど、きっと気のせいでしょう。変な奴が現れると、いろいろとかき乱されてしまう。
0133タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:27:47.43ID:VU9u5yt+
「……本当に山を?」
「降りるしかないでしょう」
 外は快晴だった。数十分かけて下りれば、学校が始まる時間には間に合う。

「本当に能力、使わないの?」
「そうだって言ってるでしょ、しつこいわね!」
「……宝の持ち腐れ」
「え?」
「特別な力も、使わなければ宝の持ち腐れだって、友人が言ってたんだ」
「ふうん。じゃあそのあんぽんたんの友達に言っといて」

 自分の生活を危険に晒す力なんて、宝じゃない。

「その通りだ」

 ほんとに、変な奴。
0134タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:28:34.66ID:VU9u5yt+
「……本当にありがとう」
「べっつに。私何もしてないし」
「お母さんにも、よろしく言っておいてくれ」
「はいはい」

 これでいつも通りの日常が戻ってくる。能力のことなんて忘れられる、いつも通りの――。
0135タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:29:54.12ID:VU9u5yt+
「優馬!」

 不機嫌だったシンディの顔が、一瞬にして晴れ渡る。それは彼女が彼を見つけたからで、それが彼女の想い人だからであった。

「おう」

 シンディの反応とは対照的に、優馬青年の反応は薄い。どこかシンディを煙たがっている。

「一緒に行こう」
「……その男は?」
「ああ、ちょっとした知り合い。でもいいの。いこ」

 シンディは僕に目くばせをして、前を歩きだした。見ると、すぐ目の前が校門だった。壁にもたれながら、ビラ配りをしている青年が見えた。

「能力者は絶対掃討! 能力者は絶対掃討!」

 その掛け声が、耳に入らないわけがなかった。
0136タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:30:44.33ID:VU9u5yt+
「えーっと、このチラシは?」
「あなた誰ですか。部外者を校内に入れるわけには――」
「ああ、保護者です。この学校の生徒の」
「ああそうですか。これ、見ての通りですよ。最近、この学校に能力者がいるんじゃないかっていう噂が流れてまして。能力者が学校にいるなら、それは法律違反ですから。こうして啓発しているわけです」
「啓発――ねぇ」

 そのチラシには、掛け声通り「能力者は絶対掃討!」とでかでかとした赤い文字で書かれていた。

 シンディとブライトが、危険だった。
0137タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:31:43.81ID:VU9u5yt+
「……あら、帰ってきたのね」

 ブライトは、相も変らない笑顔で僕を迎えた。

「シンディが危険だ。君も」
「ええ、分かっています」

 ブライトの目には光が宿っていた。覚悟の、光。

「……だからこそ、シンディに強い催眠をかけてほしかったのだけれど?」
「強い催眠――」

 それはつまり、強制的に発情させて僕を恋人だと思い込ませ、学校のことも優馬青年のことも忘れさせようということだ。
0138タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:32:46.92ID:VU9u5yt+
「……でも」
「あなたならできる。私には時間がない。お願い。あそこにいたらシンディが死んでしまうかもしれないのよ」
「ここまでだって聞いてなかった」
「言ったってあなたの決意は固まらないでしょう。現に今だって」

 俺が催眠をかければ、シンディの命は救われる。僕はここで、2人仲睦まじく暮らせばいい。僕は彼との対決を諦め、ここで死ぬまで暮らす。何度か試しているうちに、勃ちはじめるかもしれないし。子供をつくったっていいかもしれない。

 それでいいのか?
0139タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:33:37.71ID:VU9u5yt+
「酷なことを言うけれど――あなたは彼には勝てない、絶対に」
「……なぜ?」
「催眠は元々、戦闘向きの能力じゃないでしょう。相手に不利な状況を差し向けるくらいしか方法がない。けれどあなたにはそれができないんでしょう? かつての友だから」
「……」
「シンディが死に、あなたも死ぬ。その未来が分かっていて、私がそちらを選択してなんて言うわけないでしょう。お願い、シンディと一緒にここに残って」

 かつての――友。

「僕は奴と、決着をつけなきゃならない」
「……そのために、シンディを犠牲にすると?」
「その問題にも、ケリをつけるよ」
「待って」

 ブライトが僕の腕にしがみついた。
0140タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:34:32.62ID:VU9u5yt+
「『離せ』」
「あ――」

 ブライトの瞳が一瞬虚ろになった。手が離れる。

「今、能力を使ったのね」
「ああ」
「ひどいわ」
「好きなだけ軽蔑してくれ」
「……たとえあなたがどんなことをしても、私はあなたを嫌いになれない」
「たった1日前に出会っただけだ」
「それでもよ」

 彼女の唇が、僕の頬に触れた。
0141タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:35:39.91ID:VU9u5yt+
「……愛してる」
「……僕もだ」

 この世には、むなしい恋愛が腐るほど詰まっている。たとえ人の感情を操れても、恋愛それ自体を支配することなんて誰にもできない。

 そうだよな、夢香?
0142タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:36:45.82ID:VU9u5yt+
 放課後、僕はシンディの学校に出向いた。何度も山を上り下りするのは、身体にこたえる。

「入れてほしいんですが」
「あなたは?」
「保護者です」
「ああ、じゃあ入門表に記載をお願いします」

 用務員に小さな白い紙を見せられる。残念なことに、僕はシンディの偽名を知らなかった。
「ちょっと分からないんですが」
「分からない? 一体何を――」
「『入れてください』」
「あ――」

 能力者は絶対掃討、か。こんな侵入方法は、誉められたものじゃないだろう。けれど、どちらにしろ僕は彼に力を使うつもりでいた。それしか、僕たちが幸せになる方法はない。
0143タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:38:23.20ID:VU9u5yt+
 シンディは彼を、「優馬」と呼んでいた。けれど、それ以外の情報はなかった。ゆうまなんてこの国ではありきたりな名前だし、校内に何人かいても不思議じゃない。

 彼が何年生で何組かぐらい、訊いておけばよかったのだ。振り切るようにしてブライトを拒絶したことを、少しだけ後悔した。

 人相を覚えていたのは幸いだった。これしか、真実へとたどり着く道はなかった。

『背が高くて、栗色の瞳、髪をワックスで立たせている優馬君って知ってる?』
「あ、もしかしてそれって3年の立川先輩じゃないですか?」
『何組か分かる?』
「多分、1組だったと思います」
「ありがとう。あ」

 僕は大切なことを思い出し、また力を使う。

『金髪蒼眼の女の子がいるだろう。何年何組の何て名前かな』
「1年4組の皆山ライちゃんでしょう。みんな知ってますよ。あの子、目立つし」

 ライ。なるほど彼女の金髪は雷を連想させる。けれど、命名の理由はそっちじゃないはずだ。

 嘘をつかなきゃ生きていけない。彼女はそのことに――僕以上に、自覚的なのだ。
0144タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:39:22.94ID:VU9u5yt+
運のいいことに、教室に入ると彼だけが残っていた。携帯電話の小さな画面を、じっと見つめている。

「……いつ先生が来るとも分からないのに、大胆だね」
「あんたは朝の。俺に何の用です?」

 すました顔の優馬。なるほど、よくもてるタイプだ。

「ちょっと訊きたいことがあってね」
「今はそれどころじゃないです。皆山に関する大事な情報が手に入ったんで」
0145タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:40:27.54ID:VU9u5yt+
 皆山。シンディのことだ。シンディは彼を優馬と呼ぶのに、優馬は「皆山」だ。もう、勝負はついている気がした。

「大事な情報って?」
「あんたには教えられませんね。けど、あんただって分かっているんじゃないですか?」

 人を小馬鹿にしたような笑いだった。こいつ、気づいているのか。

「だからこそあんたは、今朝護衛として俺たちの前に現れた。違いますか」
「今朝一緒になったのは全くの偶然でね。護衛って、なんのことだい」
「皆山ライ。奴は能力者だ」
「……!」

 もう、近寄らないで。夢香の言葉が頭の中で鳴り響いている。
0146タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:41:14.98ID:VU9u5yt+
「俺の友人に、そういうのに詳しい人がいてね。そこからのリークです」

 感知タイプが、学校の中に紛れていたのか。そいつ自身も、「掃討」される恐怖に怯えているはずだ。自分が発見される前に、生贄としてシンディの情報を流したのか。

 汚い真似をする。

「……どうするつもりだ」
「もちろん、警察に突き出すつもりです。あいつはただの犯罪者だ。大体、最初からウザかったんですよね、ベタベタくっ付いてきて。俺のことが好きなんでしょうけど、異常者の彼女なんて願い下げだ」
「なんだと……?」
「だってそうでしょう。能力者が学校だなんておこがましい。犯罪者予備軍と一緒に生活なんてできっこない」
0147タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/12/31(月) 14:42:21.40ID:VU9u5yt+
「……もう一度」

 勝手に足が動いていた。これほど強い憎しみを抱いたのは、あの時以来だった。

――能力者なんつーのにろくな奴いやしねえんだ、とっとと学校から出ていけ。

「もう1度言ってみろ!」

 僕は、優馬の胸倉をつかんでいた。その時だった。

「やめて!」

 シンディが教室内に駆け込んできたのは。
0149タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:10:32.98ID:PtkVwryg
「皆山……分かってるんだぞ、お前のことは」
「うん……いずれ、こうなることは覚悟してたつもりだった」
「こんな奴の言うこと真に受ける必要ない、シンディ! 僕が今すぐにでも――」

 すぐにでも――どうするつもりなんだ?

 殺すのか、催眠をかけるのか。
0150タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:11:30.01ID:PtkVwryg
あなたも能力者だから、シンディに対する理解はあるでしょう。あなたなら、信用できる。わかるの。

 ブライト――彼女はもしかすると、こうなることを予見していたのかもしれない。

「僕は君の理解者だ。さあ、こっちへおいで。君の望む世界を見せてあげよう」
「嫌。余計なことはしないで。私は――私の気持ちをちゃんと、伝えたいの」
「……」

 優馬は僕たちのやり取りを冷めた眼で見ていた。シンディが前に出る。徒労だということは、分かり切っていた。

「優馬――」
0151タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:13:07.88ID:PtkVwryg
「私は――初めて会ったときから、あなたのことが大好きでした。あなたを追いかけて、追いかけて――やっと同じ場所にたどりついたの。能力なんて関係ない。これからは――あなたのパートナーとして、一緒にいたい。私と、付き合ってください」

 優馬は告白の間、ずっとシンディを見ていたが、微塵も心が動いていないようだった。それも仕方のないことだった。
0152タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:14:06.43ID:PtkVwryg
「……自白したな」
「え……?」
「やはりお前は能力者なんだ! それ以上近寄るな、バケモノめ! すぐに校長に、いや、警察に突き出してやる!」
「や、やめて……」

 勝気な彼女からは想像もできない弱気な声だった。シンディは、泣いていた。

「やめろ」

 かつてないほどの意志が、僕の中に渦巻いていた。
0154タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:16:02.92ID:PtkVwryg
「やめて! 優馬に変なことしないで」
「そうしなければ、君の生活は終わってしまう」
「それでもいい」
「彼は、君を愛していない」
「分かってる」
「僕の力なら、変えられる」
「そんな力、いらないよ!」

 シンディはそう叫ぶと、教室から走り去ろうとした。

「『止まれ』」

 ブライト、すまない。
0155タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:17:13.55ID:PtkVwryg
 僕は止まったままのシンディの肩を叩き、誘導した。

『さあ行こう。楽園が待っている』
「はい」

 僕は静止している優馬に、催眠を強める。

『この学校に能力者なんていない、いいね?』
「はい、この学校に能力者なんていません」
『君はライのことが大好きだ。今すぐ彼女を抱きたくて仕方ない』
「お、俺は――」
0156タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:18:12.34ID:PtkVwryg
 シンディも、口をぽかんと開けたまま虚空を見つめている。可愛らしい口元から、涎が垂れていた。僕は手でそれをすくい上げると、シンディに語りかけた。

『シンディ……君がずっと秘めていた想いを爆発させるんだ。今の君を――邪魔する者は誰もいない』
「はい」

 力なくそう答えた後、シンディは僕に向かって静かに微笑んだ。

「ありがとう」

 催眠の力なんかじゃない。彼女の、意志だ。
0158タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:20:12.46ID:PtkVwryg
「ゆうまぁ」

 甘えた声を出しながら、シンディは優馬に抱き着いた。優馬もそれに応え、激しい口づけをかわす。拾われきれない唾液が、獣たちの宴の象徴だった。

「ライ……ライ……」

 嘘の愛情。催眠を用いた以上、そうかもしれない。けれど、彼女には意志がある。抑えつけてきた、悲しい意志が。

「シンディって、呼んで」
0159タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:21:12.13ID:PtkVwryg
 ブライトは僕の催眠が解けることを心配していた。けれど、僕のこの強い憎しみがある限り、何があっても催眠が解除されないことを知っていた。

 ああ、こうすればよかったんだ。

 この気持ちを携えていれば――僕は彼に負けない。
0160タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:22:14.63ID:PtkVwryg
 優馬がシンディの服を脱がし始めていた。山小屋で確認できなかった形の良い胸が露出する。男の性欲を掻き立てる最高の肉体だった。子供らしい白いブラとパンツが、ギャップを誘った。

 優馬がシンディの胸を触り、シンディは遊馬の股間を貪るように扱いていた。次の瞬間には、下品に舌を垂らし亀頭に口をつけ、激しく上下に動かしている。

「優馬のおちんちん、おいしい……」
「シンディの胸、大きくて素敵だよ――」
0161タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:22:59.62ID:PtkVwryg
 僕は自分で気づいていた。僕の股間が、痛いほど勃起している。自分が行為に及ぶときには全く反応を示さなかったのに、他人のセックスを見て僕は興奮していた。それは、相反する感情を無理やりに捻じ曲げて自分の支配下に置いた達成感からくる興奮だった。

 夢香を抱いた時と同じだった。
0162タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:23:45.30ID:PtkVwryg
「好きっ、好きっ、好きだよ、リック!」
「愛してる――ずっと、一緒にいて――」
「私のすべてを――あなたに捧げます」

 夢香の声が再生される。あれは、何年前の出来事だっただろう。今、十数年の時を経て、僕の催眠によって、同じセリフを囁いている少女が一人。
0163タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:24:36.70ID:PtkVwryg
「好き、好き、好きだよ、ゆうまぁ!」
「俺もだシンディ、愛してる」
「ずっと、一緒にいて――」
「俺のすべてを、君のために捧げる」

 気が付けば、興奮しきった2人は前戯もそこそこに挿入していた。処女の証である鮮血が、シンディの命から流れ出していた。上も下も繋がっていた。2人に理性などなかった。僕だけが、2人を遠い目で見つめていた。

 股間が痛んだ。夢香のことを思い出していた。雄と雌の、卑猥な匂いが教室に充満している。
0164タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:25:36.17ID:PtkVwryg
 邪道だ、と世界から声がした。

 だって僕たちは、世界からのはみ出し者だろう?

「いくっ!」

 優馬がシンディの膣内に放出した。シンディは、今までに見せたことのない恍惚の表情をみせ、余韻に浸っていた。

 僕の選択を、誰も咎めることなどできない。その権利があるとすれば――。
0165タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:26:35.63ID:PtkVwryg
「すまない。なんなら、僕を殺してくれても構わない」
「……殺せるわけないでしょう」
「でも――僕は君の望まない方向に、世界を動かした」

 ブライトはいつも通り、にっこりと微笑んで言った。

「いいわ。だって、シンディが嬉しそうなんですもの」
「催眠が解けない自信はある」
「彼に勝利するってこと? 勝算はあるの」
「まあ、ね」

 心を読んだのだろう。少し寂しそうな眼をして、僕の肩に手を置いた。
0166タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:27:35.65ID:PtkVwryg
「憎しみで勝利してほしくなんてなかった」
「人生こんなはずじゃなかった、ってよく思うよ」
「……私ね、不死鳥の力を持っているの」
「不死鳥? でも君はもうすぐ死んでしまうって」
「この命はもうすぐ終わりを迎えようとしている。けれどまた、0歳から人生が始まる」

 面食らって動けなかった。そんな能力者なんて、聞いたことがない。
0167タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:29:45.63ID:PtkVwryg
「この人生で、最後に出会えたのがあなたでよかった」
「……僕もだ」
「あなたはもっと、この力をいい方向に使うべきだわ」
「うーん、例えば?」
「サンタはどう? 子供たちを信じ込ませて、プレゼントを配るの」

 サンタ。サンタか。世界が憎くて憎くて仕方がない僕が、サンタ。

 皮肉なことだ。

「それは名案だ。子供になった君に、プレゼントを渡しに行くよ」
「……待ってる。あら、来たみたいよ」
0168タイトル『Love needs will』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:30:31.98ID:PtkVwryg
「生きてたのか、リック! 今度こそ殺してやる!」
「生憎、死ねない理由ができた」

 朝を告げる太陽がまぶしい。今度は負ける気がしなかった。

 僕には、意志がある。

 生きていく、意志が。
0169催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/01(火) 13:33:42.86ID:PtkVwryg
以上です。

読んでいただきありがとうございました。
年内の完結が目標だったのですが間に合いませんでした。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
0172名無しさん@ピンキー2019/01/03(木) 19:36:12.47ID:Tpdwy1x0
>>171
普段過疎だとかみんなノクタに行ったとか言いまくっといて、いざ投稿きたら文句しか言わないやつのせいで過疎るんだよな
久々にスレに投稿してくれる人現れたのに
0173名無しさん@ピンキー2019/01/03(木) 22:04:33.13ID:9QExLq6i
ここでやって、理想郷やノクターンに投稿しちゃいかんのか?
0174催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/04(金) 00:36:36.63ID:7F+0nrz3
図らずも長い作品になってしまい、申し訳ございませんでした。
この続編にあたる作品も構想はあるのですが、また長くなりそうなので
ちょっと自重してしばらく後に投稿することにします。

もしよろしければ、またご覧ください。
0175名無しさん@ピンキー2019/01/04(金) 00:57:04.81ID:0ufjH5CJ

まぁ昔から中長編になると2ちゃんは不向きだが
これに関してはスマホ閲覧の影響ジャマイカ
PC閲覧する分には長さ的にノクターンの方が良いとは思わんなあ
0176名無しさん@ピンキー2019/01/04(金) 18:44:09.51ID:nQ8zSW40
>>174
いや全然長くない
というか、むしろレス数制限がある掲示板でのレスの無駄遣い

「こういう分割じゃないとリズムが」とか「字面的に読みにくくなるのから」と言いたいのかも知れないが、
そりゃ明らかに修行が足りない努力もしてない
もっと一レス辺りの行数を増やしても読みにくくならない手法なんぞ幾らでもある

次に地の文が少なすぎて「世界(映像)」が完全に静止しているに等しい
もちろん、それでも面白くする方法(落語とかの会話術)はあるけど、そういうものも活用していない
故に山も谷も浅くて単調、というか起承転結になっていない
もっと頭の中で「映像」を作らないとお話にならない

あと自分の言いたいことを書きたいのは分かるが、それだけじゃ駄目だろ
人物、空間、時間
この三つをバランス良く活用することで初めて「物語」が動く
もちろん、その均衡を意図的に崩す演出(例えば映画の「十二人の怒れる男」など)もあるが、
その域には全然達していないので残念なことに単なる「一人語り」で終わってる

最後に、「仕掛け」を混ぜて読み手に続きを期待させる努力もしてない
単調なら単調で、何処かで意表を突いて読者を引きつけないと「読みたく」なって貰えない
レベルが高い書き手というのは緩急を重視して、最後まで面白く読ませる構成を最初に完成させてる
それが伏線という最も有効な技術の基本

とりあえずは気付いた部分だけだが、指摘しておく
とりま、もっと具体的な賞賛レスが貰えるように頑張ってくれ
0177名無しさん@ピンキー2019/01/04(金) 20:06:39.60ID:F3sfvqTT
>>176
だから何でただでさえ過疎っているのに訳の分からん評論家気取りしちゃってんのw
数ヶ月に一回ペースしか投稿ないのに、ようやく書いてくれる人出たと思ったらこれ
まず自分で書いてから言ってくれよ…
0178名無しさん@ピンキー2019/01/04(金) 20:45:05.06ID:k1jFyW21
称賛が少ないってことは需要がないってことだろ
それくらい分かれよw
0179名無しさん@ピンキー2019/01/04(金) 22:56:04.46ID:F3sfvqTT
>>178
MCなんて合う合わないあるんだから、合わないならスルーすれば良い話だろ
そりゃ投稿すると長々と批判されるんだから誰も書き込まなくなるわな
0181名無しさん@ピンキー2019/01/05(土) 07:39:37.93ID:TViUKrNX
>むしろレス数制限がある掲示板でのレスの無駄遣い

これは同意かも
1レス五行程度で書き込んだりいちいち改行挟んだりは確かに一昔前なら袋叩きだったし
0182名無しさん@ピンキー2019/01/05(土) 08:35:51.46ID:xE8vU/GI
新年早々、若い母親が子供全殺しw
Young Mother and Her Two Kids Murdered Just Days into the New Year
https://imgoat.com/uploads/c5bde74a8f/181739.jpg
生前死後ビフォーアフター画像集 女性限定版3
Before and after (life/death) female only version 3
https://imgur.com/a/rtX7sJm
(抜粋
https://i.imgur.com/P4DNv6P.png
https://i.imgur.com/15ewMvy.png

https://i.imgur.com/QauxdYZ.png
https://i.imgur.com/DflJ9K8.png

https://i.imgur.com/XLjYULJ.jpg
https://i.imgur.com/x2cJbEh.jpg
https://i.imgur.com/0UjKiCj.jpg
0184催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2019/01/05(土) 14:38:47.20ID:qVbn79cJ
ご指摘ありがとうございます。
確かに自分の切りたいところで切っていたので、見辛かったかもしれませんね。
次回はもう少し1レスの分量を増やして投稿しますね。
よろしくお願いします。
0186名無しさん@ピンキー2019/01/06(日) 14:37:41.00ID:ADtn/Yev
意見やネタ振りの書き込みだって大切なんだから容量は別に構わないんだよ

問題はレス数
一人が一気に50回も連投したらアッという間に埋まるだろ
投稿専用のサイトじゃ無くて掲示板なんだから投稿者様々じゃ駄目
新スレを追い切れない奴も出てくるし、一気に投稿した本人が立てられなきゃ荒らしと変わらんし

>>184
見辛いとか読み辛いとかじゃなくて、スカスカでの連投は良くないって話だよ
0187名無しさん@ピンキー2019/01/06(日) 15:16:34.56ID:WaZXJFK3
まあ、詰めたら半分のレス数で済むよねってのは一理ある

あっという間に埋まるって言っても、別に週一投稿とかではないし言うほど目くじら立てなくても良くないかってのも一理ある 
0189名無しさん@ピンキー2019/01/09(水) 15:20:56.41ID:uAzsnzdv
>>186
投稿者様々じゃだめって過疎もいいところのこのスレで言われましても
一日に100レスも恒常的に行くようなスレならともかくこのスレみたいにそうそうレスがまずこない場所なら投稿者様々の態度からまず始めてくれ
でそこからいろんな批評などはしてほしいなぁと
0190名無しさん@ピンキー2019/01/09(水) 21:06:51.69ID:01tBhi6s
そうだよな
まあ、MC要素皆無だったり投稿そっちのけで自分語り始められたら文句言っても良いだろうが
0191名無しさん@ピンキー2019/01/09(水) 22:38:29.99ID:ytIH4FXp
バレバレの自演で吠えてる暇があったら指導の通りに欠点を直してマシなモノを投稿して欲しいんですが
向上心どころか謙虚さも皆無なら余所に行ってもらえますか?
0192名無しさん@ピンキー2019/01/09(水) 22:53:30.84ID:FGdHWqDv
今までこのスレこんなのいなかったはずなのになんで目つけられてんだろ
急に100近いレスも投稿して一気に伸びてるからかね
0193名無しさん@ピンキー2019/01/09(水) 23:54:18.86ID:CeNfjsOs
一応このスレをタブで開いてはいるけど、別に新作投稿を無条件で求めてるわけじゃないし
0194名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 01:59:09.70ID:nBiMvpuu
>>191
たまにAmazonレビューで見るようなナルシスト感満載のレスを「指導」って言ってるあたりお察しw
せめてそこは指摘だろw
自演っていうかあのレス書いた本人だろうけど
0195名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 05:08:39.16ID:BBGdViBg
そういや鷹羽のフランス黒本な催眠調教
義母、女社長(義母の妹)、令夫人(箱入りうぶ系)と三人だから催眠要素弱かったわ

無双催眠じゃなくて継続して催眠強化はしているけど
基本的に自分の女になれー系の催眠刷り込みで
その為に障害になるような倫理を麻痺させたり関係性を変容させてるんだけど
息子の処理をするのは当たり前みたいなので義母が一番催眠してたと思う

最後の方は
三人以外には催眠が掛からないみたいだけど満足さ!最近じゃ催眠無しでも大丈夫だし。みたいな流れだしね
0196名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 12:22:59.73ID:KjsWUl2C
>>192
誰とは言わないけど勝手に100レス近くも一気に埋めたから目を付けられたんだろうね
まったくどっちが荒らしだか判りゃしない
迷惑な話だよ
0197名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 22:29:13.63ID:I9oWHjd1
なんなんだこの空気は?
投下しようと思ったけど止めとくわ
0198名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 22:33:51.67ID:53wQcNmi
>>197
俺も止めた
投下しても難癖つけられるみたいだし
他の住民も「とりあえず乙でも付けとけば勝手に書きやがるだろ」みたいな
適当なレスばっかで「豚も煽てりゃ・・・」みたいな扱いだし
本当に読んでるのかすら怪しいだろこれ
0199名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 22:46:29.87ID:0zpblUb0
はげどう
コイツら書き手側になったこと一回もないだろ?
こっちのモチベーションの上げ方とか作者に合わせたネタフリの仕方も全然分かってないし
自分が読みたい話を自動生成する機械程度としか考えてるないっぽい
0200名無しさん@ピンキー2019/01/10(木) 23:00:13.11ID:ONncZ6UE
うん、だから別に投稿しなくていいよ
目的はこのスレ落としてノクタか渋に統一することだから
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