【職人】MC・催眠系総合スレ その19【求む】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001名無しさん@ピンキー2019/05/06(月) 23:33:09.44ID:Tja6/Aee
催眠術、MC、洗脳、書き換え、発情、操り、暗示、改変
といった、人の心を操作するシチュエーションに萌えるスレです。
情報交換等の雑談や、SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。

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■前スレ
【職人】MC・催眠系総合スレ その18【求む】 [転載禁止]bbspink.com
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0197名無しさん@ピンキー2019/10/23(水) 21:04:51.54ID:FylbYwB0
キリが良いので更新しといたぜ。どっかミスあったらよろしく
ttp://saim.in
>>157 はブレザーとセーラーどっちを直せば良いんだろう
とりあえずセーラーをブレザーにしといたけど
0202名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:19:28.70ID:zjSHOvVj
 それから数日後。
 浩一の計画は全く進んでいなかった。
 優香里の頑固さ、と言うよりも粘り強さが浩一の予想以上だったからだ。
 この期に及んで、唯一頼りになると思い込まされている兄を放り出してチャラ男の呼び出しに
ホイホイ応じるとは思ってもいなかった。
 まぁ浩一が知っている限り優香里の恋愛は今回が初めてだし、騙されて優しくて理解力もある
男だと思い込んでいるのだとすれば、わからないことはない。
 だがチャラ男の執念深さの方は、本当に腹立たしいの一言しか無い。
 いままで散々取っ替え引っ替えしてきたくせに、手を出そうとする度に腹を下してしまうような
面倒くさい優香里を何時までも引き留め続けるつもりなのか。
 もしかして、今度ばかりは本当に好きになっているとか?
 「いやいやいや!」
 優香里は大切な妹だ。
 学年が二つも違うし、ここ何年かは互いに不干渉状態だったが、最近の変化とともに接する機会が
急激に増えた妹は……結構可愛い女の子である。
 容姿だけじゃない。
 少々喜怒哀楽が激しいような気もするが、どの表情も活力に満ちていて明るい。
 それに始終ジャージ姿でいた頃は気付かなかったが、ちゃんとした格好をすればスタイルも良いし、
いざ気合いを入れればファッションセンスだってある。
 それに自分の欠点を指摘されれば渋々でも受け入れて直すし、少し素直さに欠けるとは言え、
文字通り身体を張って償おうとしたり、兄を気遣う優しさもある。
 今度こそチャラ男が改心したかも、等という可能性だけで任せて良いような子じゃない。
 やはり取り返さなくては。
0203名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:21:17.96ID:zjSHOvVj
 とは言え、話はそう単純ではない。
 浩一自身の催眠術の技術というか、使い方が稚拙だった為に肝心な優香里に想像を超えて
多大な負担を強いてしまった。
 その所為もあって、結果的に優香里とチャラ男の仲を持つような話を請け負った。
 反故にするような結果になれば、優香里からも美空達からも信頼を失ってしまって何もかもが
水泡に帰しててしまう。
 つまり表面上は優香里の悩みを解決しつつ、破局に持って行く必要がある訳だ。
 正直、当初よりも問題が複雑になってしまった感は歪めない。
 しかも何もかもが浩一の自業自得と来ている。
 この数日間、数え切れないくらいに考えても全てが丸く収まる方法なんて浮かばない。
 もう、いっそ何もかも……
 「いやいやいやいやっ!」
 頭を振って弱気を追い出す。
 発端は偶々だったが、事情を知った以上は頓挫は無い。
 優香里が散々な目に遭わされて、一生傷を負って生きてゆくなんて到底受け入れられない。
 いま、多少辛い思いをさせるとしても守ってやらなければならない。
 そのために初歩的な催眠術だって取得したし、これから更に勉強しても良い。
 もっと効率的で優香里の負担も無い方法を……

 「……お兄さん?」

 気がつくと、何かが日差しを遮っていた。
 昼休みの屋上。
 心中を嘲笑うかのような快晴の中、落下防止のフェンスに寄りかかりながら空を仰ぐように
考え込んでいた浩一の顔を上から相原美空が覗き込んでいた。
 「お、おぉ……じゃなくて! えっと、こんにちわ相原さん」
 「うん、こんにちわお兄さん」
 慌てて居住まいを正す浩一。
 クスクスと笑い、スカートの裾を気にしながら浩一の横に腰を下ろす美空。
 「……もしかして、ずっと見てた?」
 「ずっとって程じゃないさ。そうだね……ほんの10分くらいかな?」
 「それ、ずっとって言わないか?」
 「かもね?」
 なんとも気まずい思いで顔が熱くなる浩一。
0204名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:22:27.93ID:zjSHOvVj
 反対に、とても楽しげな美空。
 「ところで相原さん、最近……」
 「優香里なら元気そうだよ。割とね?」
 毎度、と言うほど何回も話をしているわけでは無いが、必ずと言って良いほどにペースを
崩されて翻弄されてしまう浩一。
 「そ、そうか」
 「そうだよ。でも、感心はしないかな? 女の子と二人っきりで話してるのに、真っ先に
他の子の話題を持ち出すのはマナー違反だと思わないかい?」
 「あ……ご、ごめん」
 浩一は三年。
 美空は一年生。
 妹という同じ年頃の女子が身近にいるにも関わらず、何とも不甲斐ない限りだ。
 「なんてね? お兄さんが優香里第一なのはボクも重々承知しているし、別に怒ったりは
してないよ。色々苦労してるみたいだし?」
 「……面目ない……」
 項垂れてしまう浩一。
 「そ、そんなに落ち込まれるとボクの方が困っちゃうよ! いまも言ったけど、ほんの
冗談だからね? 別にまだお兄さんと付き合ってるって訳じゃ無いし、むしろ優香里の事を
お願いしたのはボクの方なんだから全然気にしてないって!」
 余裕ありげな笑みを崩し、眼鏡がズレそうな勢いで手を振り狼狽する美空。
 珍しい、と言うか美空が慌ててる所を見るのは初めてだったが、残念なことに浩一の方にも
意趣返しをするだけの余裕は無い。
 「そう言ってくれて助かるけど……」
 下手なことを言えない以上、自然と口数が減り言葉尻も下がってしまう。
 「ううん、お兄さんは本当に頑張ってるって思うよ? だってほら、優香里だって最近は
刺々しい雰囲気も出してないし、本調子って程じゃないけど段々元気になってきてるよ?
それだけでも、お兄さんは充分に凄いって!」
 「……そうか……」
 それは優香里の心労が多少なりとも軽減されている証拠である反面、チャラ男との関係が
良好に……もとい悪化していることも裏付けてしまっている。
 浩一としては、素直に喜べない。
0205名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:23:48.06ID:zjSHOvVj
 「きっとあれだよ! お兄さんは受験と優香里の両立で少し疲れてるんじゃ無いかな? 
だから思考がネガティブになって……えっと、そうだ! 甘い物とかどうかな? きっと
元気が出るよ? ちょうどチョコレートが……」
 ごそごそごそ、とポーチから美空が何かを取り出している気配。
 「……………」
 「……はい、これ! ほらほら、俯いたままじゃ食べさせてあげられないじゃないよ? 
だから、ちょっとだけで良いから顔を上げて……はい、あ〜〜ん!」
 「わ、わるい……あむ……」
 と、差し出された一口サイズの市販のチョコレートを半ば条件反射で口に入れる浩一。
 細くて柔らかい下級生の少女の指先ごと。


 「「あ……!」」


 先日、甲斐甲斐しく唐揚げやら何やらをフォークで食べさせて貰ったお陰で耐性が付いたと
言うか、妹と同じ年の美空に甘やかされることへの抵抗が減衰した浩一は、心ここにあらずの
状態で促されるままに大きく開け、チョコレートを摘まんでいた美空の親指と人差し指を
半分以上口の中に含んだまま。その質感で己の失態に気がついて固まってしまう。
 そして、それは慌てて指を引き抜いた美空も同様ならしく。
 溶けたチョコレートの残滓と、浩一の唾液に塗れた自分の指先を目の前まで引き戻し頬を
染めながらマジマジと見つめた後、
 「ちょ、ちょっと待った!!」
 ぷるぷる震えながら自分の口の中で清めようとする寸前で浩一に手首を掴まれ、取り出した
ハンカチで拭われた。
0206名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:25:48.99ID:zjSHOvVj
 それから数分後。
 「と、とりあえずさ? 元気は出たよね?」
 「えっと、まぁ……おかげさまで……」
 何とも気まずい空気の中、それでも二人は並んで座っていた。
 「や、やっぱりね、あれだと思うんだボクは。お兄さんは過保護だと思うんだよ、優香里に
関しては。お願いしたボクが言うのもなんだけど、そろそろ良いと思わないかい?」
 そんな雰囲気を払拭する為か、やや強引に話題を変える美空。
 「……良いって言うと……」
 「よくは分からないけど二人の縒りも戻り始めてるし、そろそろ放任しても良いかなってこと。
お兄さんが優香里を大切にしてるのは悪いことじゃないと思うけど、これは優香里自身の恋愛の
問題なんだし、ここから先は優香里と彼氏とで解決しないと駄目だと思うんだ」
 「そ、そう……かな?」
 「そうだよ。今回は初めてのことだったし、目に見えるくらいに酷い有様だったから手を貸して
あげないと駄目だったと思うけど、これから先も障害にぶつかる度にお兄さんに頼ってばっかりって
訳にもいかないしさ? 乗り越えられる目処も付いたみたいだし、当の優香里自身はともかく、
お兄さんまで心労で項垂れちゃうなんて、ちょっとおかしいよ」
 「でも……」
 「でも、じゃないよ! 自分の恋愛で悩むならともかく、お兄さんはお兄さんであって優香里の
彼氏じゃないんだから、何処かで見切りを付けるって言うか、親離れならぬ兄離れさせてあげないと
一生独り立ち出来なくなるよ優香里は? お兄さんだって、それは困るよね?」
 「……まぁ」
 「だから、お兄さんにお願いした手前もあって……この前、優香里がボクとお兄さんのことで
ヤキモチを焼いて電話してきた時にも少し注意しておいたんだけど……」
 「お、おぅ……」
 どうやら先日、部屋に押しかけてきた優香里と抱き合ったまま寝てしまった日の事らしい。
 その時に優香里が『みっくんに怒られた』とか何とか言ってたのを思い出す浩一。
 「……お兄さんの疲れ具合から察するに、あまり効果は無かったみたいだね」
 「そ、そうか……ちなみにだけど、どんな風に注意したのかな?」
 「えっとね……ボクとしては特別な事は言わなかったとつもりだけど、お兄さんは受験勉強だけでも
大変だから過度な負担を与えないように気をつけた方が良いとか、いくら優しくて頼りになるからって
依存しすぎて一方的に感情をぶつけてないかとか、お兄さんはお兄さんなんだから労る気持ちも持って
色々考えないといけないとか、そんな感じかな?」
 「じゃあ、あの……自制心とか発散とかって話は……?」
 「それも当たり前のことしか言っていないさ。彼氏じゃないんだから、色々ストレスが溜まっている
ところに他人の色恋沙汰で繰り返し愚痴を聞かされたり筋違いな嫉妬心で責められたりしたら腹が立って
当たり前だって教えただけだよ。お兄さん、ボクとのことで優香里から彼女みたいに問い詰められて
我慢できなくなったんだよね? だからお兄さんにだって誰にも迷惑を掛けることがない範囲でなら
自由に発散させる権利があるし、そういう時間を持たせてあげないとって」
 「な、なるほど……」
 どうやら美空と優香里の間で、話の受け取り方の齟齬があったらしい。
 それも双方共に。
0207名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:28:09.22ID:zjSHOvVj
 「それに……あくまでも、これはボクの個人的な見立てだけど……いまの優香里って結構危うい
所に立ってると思うんだ」
 「危ない所って?」
 「ボクの気のせいなら良いんだけど、ちょっと言い方が悪いけど両天秤って感じかな? 優香里の
中で彼氏とお兄さんが同率になりつつある気がするんだ。普通なら彼氏のことで頭がいっぱいで当然
なのに、お兄さんの存在が同じくらいに大きくなってる感じがして正直、心配だよ」
 つまり優香里の中でチャラ男のウエイトが減りつつある、という意味である。
 「それ……まずいかな?」
 「当たり前だよ! 外では彼氏、帰ったらお兄さん、で両方とも自分の物にしておきたいなんて
不誠実そのものじゃないか! 仮に……えっと、ボクがお兄さんの彼女だとして、こうやって昼間は
お兄さんと一緒にいるボクが、家に帰った途端に弟たちと異常にベタベタしてて面白かい?」
 「……それは……面白くないかも」
 「だよね? いまは彼氏と微妙に距離を取ってるから問題化してないけど、何かの拍子に気付かれたり
したら一巻のお終いだよ? そうなったら……だから過保護は良くないよ」
 これが普通の恋愛なら、確かに美空の言い分が全面的に正しい。
 だが今回の優香里の場合は事情が違う。
 美空の言う通り、絶妙なバランスで均衡を保っているのなら崩すチャンスでもある。
 浩一の方に傾ける事が出来れば優香里の気持ちをチャラ男から引き離すことも難しくないのだ。
 「つまり相原さんの見た感じ、いまの優香里は……こっちにも?」
 「まだ流石に恋愛と混同するほどじゃないとは思うけど、余り良くない傾向だと思う」
 真剣な顔で前方を見据える美空の様子から察するに、冗談などではないらしい。
 その横顔を見つめる浩一の中で、黒い感情が徐々に脹らみ始める。
 「じゃあ……今後、どんな行動を避けた方が良いと思う?」
 「とにかく、優香里との距離感を考え直した方が良いのは確かだね。家の中での優香里が、どのくらい
お兄さんに甘えているのかは知らないけど……まずはスキンシップ的な行為は減らしていくことをお勧め
するかな? でも意識的に優香里を避けたりしたら駄目だよ? まだ不安定みたいだし、幸いって言うのも
失礼だけど、お兄さんは受験生だし、それを言い訳に少しずつ自立させる感じで」
 「……なるほど」
 つまり、その逆を行けば優香里は一層浩一に依存してゆくわけである。
 「あとは、その……お兄さんが他の女の子と付き合うのも一つの方法だけど……」
 それは確かだろう。
 だからこそ論外だ。
 「色々と厳しいかな。受験もあるし」
 「それは相手の子次第じゃないかな? 例えば家庭的で奥ゆかしいって言うか、つまり、余り
我が儘も言わなくて身近でサポートしてくれる子なら受験も恋愛も……ね?」
 「そんな子がいたとしても、一方的に尽くされるのは気が引けるよ」
 優香里の方から別れさせる為の貴重なアドバイスだ。
 早速、作戦を練り始めながら差し障りの無い返事を返しておく浩一。
 「そ、そういうものなのかな……?」
 「でも相原さんの言うとおりに頑張ってみることにするよ。ありがとう」
 「う、うん……」
 物言いたげな美空の視線も、既に浩一の目には入っていなかった。
0208名無しさん@ピンキー2019/11/02(土) 22:32:10.95ID:zjSHOvVj
ここまで
次回辺りで、ようやく催眠に戻れるっぽい? がるるっ>意味不明


>>197
乙です
ブレザーでオナシャス
0209『例えば、思いつくままキルタイム的な寸止め小話1/3』2019/11/04(月) 23:23:40.14ID:lAO4RFuT
 拷問部屋は血と汗と性の匂いに噎せ返っていた。わたしは視線
を巡らせた。裸に剥かれた人族の雌どもが、鎖か拷問器具に囚わ
れている。

 わたしはすぐにデズモールを見つけた。部屋の奥まった場所に
置かれた寝台で、数日前に拉致されてきた冒険者を犯している最
中のようだ。

 デズモールは魔獣の特徴を多く残した下級の淫魔だった。痩せ
た体躯は針金細工の猿を思わせる。容貌に至っては奇形の猿その
ものだ。

 皮脂と汚らしい分泌液で黄ばんだ白濁色の獣毛は、常に饐えた
様な異臭を漂わせている。細い管尾は頭上まで立ち上がり、性器
にしか見えない先端部をぬめる液体を滴らせていた。奇妙な……
この下級淫魔にはふさわしくない黄金の輪が尾を飾っている。

「なんの用だ。アリネラ」

 命知らずの下級淫魔は振り向きもせず言った。あまりの無礼さ
に、わたしは頭の奥に疼痛を覚えた。こいつが砦にきてから、こ
の無礼さのおかげで頭痛が癖になっていた。

「……ミーシャ様がお呼びだ」

 ありったけの嫌悪と侮蔑を声に混ぜ込んでやると、デズモール
はようやく忙しく振っていた腰を止めた。執拗に嬲られていた女
冒険者の呻き声も止んだ。

 デズモールは淫魔に特有のペニスを引き抜き、亀頭のエラで女
冒険者の膣肉を『掘り返し』、わたしと向き合った。まだ二十も
齢を重ねていないだろう人間は完全に正気を失っていた。精液を
溢れさせる性器で、力無く宙を掻きながら笑っている。なんて、
無様な生き物だろうか。デズモールもそうだが、人間もだ。品性
と知性なくして高等生物は名乗れまい。

「見て、わかんねえかな。アリネラ。オレ様は、お楽しみ中だ」

 わたしは迷った。
 鼻で笑ってから始末するべきか?
 始末してから鼻で笑ってやるべきか?

 どちらも名案だったがそれではわたしもミーシャ様の命令……
この猿を連れて来ることを……果たせなくなる。敬愛する上官が
こんな下級淫魔に何の用があるのかは不明だが、わたしの任務遂
行能力を、こんな下等生物を理由に、疑われるわけにはいかない。
0210『例えば、思いつくままキルタイム的な寸止め小話2/3』2019/11/04(月) 23:27:39.59ID:lAO4RFuT
「お前も欲しいか?」デズモールが何を口走ったのかを理解する
のに数秒を要した。こいつ、わたしを、誘ったのか? 魔獣にほ
ど近い、下級淫魔のこいつが。

 無礼者は、屹立したペニスから精液を滴らせながら歩み寄って
きた。淫魔のそれは強烈無比な媚毒の性質を有する。それが故に
だろう。哀れなるデズモールは少々どころでなく調子に乗ってい
た。女を誰でもモノにできると。

「いつ、おごおおおっ!」

 おっと。強すぎたかな。話を遮ってすまないな。
 わたしは魔力を螺旋状に纏い、その渦はデズモールを引っ掛け
るように迸る。

 こんなそよ風も、下級淫魔にとっては破城槌ほどの衝撃なのだ
ろう。デズモールは、喜ばしいことに、わたしの視界から掻き消
えていた。右側の石壁に叩きつけられている。

「調子に乗るな、猿」

 わたしは乱れた髪を手櫛で整えから、這い蹲るデズモールの頭
を踏みつけた。素足に奴の獣毛を感じて怖気が走った。鈍い頭痛
がぶり返してきた。触れたくもなかったが、つい。

「貴様の都合など、わたしには、ましてやミーシャ様にも、何の
関係もない。もう一度だけ伝えてやろう。ミーシャ様が、貴様を、
お呼びだ」

「ぐ、あ、わが、わがっだ、行く、行けばいいんだろ、クソ、あ、
足を、退け、どけ、ぐお、おご……!」

 わたしは軽く踏んでいるつもりだが、デズモールの頭は石畳に
亀裂を走らせていく。奴に出来るのは呻き声をあげ、金の輪に飾
られた尾をチラチラと揺らすことだけだ。……本当に……不釣り
合いな装飾だ。目のようにカッティングされた宝石は、紫の滲ん
だ虹色……青……赤……色が……美しく……………変移していく。

 嬲った冒険者から奪ったものだろう。美しいが、デズモールに
触れられた以上、取り上げる気にもならなかった。
0211『例えば、思いつくままキルタイム的な寸止め小話3/3』2019/11/04(月) 23:31:49.25ID:lAO4RFuT
「じぬ、じ、げええ、おい、やめ、ほんとに、死んじまう……」

 ああ。忘れていた。
 石畳とデズモールの頭の耐久性を比べるのは実に楽しいが、死
なれては、わたしが困るのだ。

 息も絶え絶えのデズモールを見下ろし、いや見下す。
 この淫魔は紛うことなき雑兵だった。主人の遠謀深慮を疑いは
しない。だがデズモールに何の価値があるのか。男を殺し、女は
犯して狂わせ、満足に情報も引き出せない無能を、在野からわざ
わざ登用するなど……。

「ひ、ひひひ、痛えよ、アリネラ。ひひ、くひ、ひひひははは」

 足を退けてやると、デズモールは這い蹲ったまま、身体を震わ
せて実に不快な笑い声をあげた。わたしは違和感を覚えた。淫魔
の大半は卑屈に笑う。こいつらが腹の底から笑えるのは、自分よ
りも弱い獲物の前でだけだ。そういう、どうしようもない存在が
淫魔というものである。

「立て。あまりミーシャ様を待たせたくはない」

「…………ああ。そういや、今日だったな。忘れてたよ。拉致っ
てきた連中で遊んでたからなあ」

 嫉妬が、わたしの胸を焼いた。
 デズモールはミーシャ様に呼び出される理由を承知している?
 しかも、その言い方はまるで、定期的にそうであるように受
け取れる。こいつが、ミーシャ様と、定期的に密会を?

「なあアリネラ」デズモールは起き上がり、鼻血を拭った。ペニ
ス状の先端部を持つ尾がウネウネと鎌首をもたげた。もうこいつ
に何かする気はない。だが嫉妬は、わたしを苛つかせていた。

「淫魔風情がわたしの名を気安く呼ぶな。身のほどを……」

 無礼者を睨もうとして、それが飛び込んできた。
 ヤツの尻尾。その先端部の金の輪が、誘うように揺れていた。
 宝石が光る。色が変移する。目が離せない。

「……みのほどを……わきまえ……ぉ……………」

 わたしはふらついた。意識が輪郭を散らしていく。
 頭の奥。癖になった疼痛が、ひときわ強く脈打った。


◎続かない
0212『例えば、思いつくまま二次元ドリーム的な小話1/2』2019/11/05(火) 19:24:29.62ID:5Ozw5j59
 アリネラの瞳から意思の光が消え去るのを、デズモールは辛抱
強く待った。長い管尾を揺らし、黄金の輪と妖しく虹色を移ろわ
せる宝石を、同僚の眼前で執拗にひらめかせる。

 使い方を理解しているわけではない。だが、黄金の輪と宝石に
相手の注意を向けさせる……ただそれだけで上級魔族さえも従順な
人形に変えてしまえることを、デズモールは既に学習していた。

 アリネラの表情筋が緩み、あらゆる感情の起伏を失った。焦点
の定まらない濁った瞳はデズモールを向いているが、なにも見え
ていない。

 管尾を動かし、黄金の輪と宝石をひらめかせる。アリネラの瞳
は宙の一点に固定されたまま微動だにしない……この生意気な上級
魔族の同僚は、今や完全な人形だった。

 デズモールは美しい肉人形を前に、醜い顔を歪ませて笑う。な
んて無防備なんだ、アリネラ? 小指さえ使わずオレ様をひき肉
にできちまう上級魔族サマが、なあ? そのポカンとした間抜け
面を、お前自身に見せてやりたい。

「脱げ」デズモールは短く命じた。

「……はい」アリネラが従順に応じた。

 ストリップ・ショウそのものより、アリネラを奴隷のように扱
えることが、デズモールの性器に血と精液を集めさせた。はい、
だってよ。たったいま、オレ様をぶっ飛ばして踏みつけていた奴
が。「脱げ」と言われて「はい」。……ああ、たまらねえな。

 アリネラの黒い鎧と衣服が、拷問部屋の石床に脱ぎ落とされる。
彼女は生まれたままの姿を、デズモールに対して曝け出していた。

 等級が高いほど、魔族は人族に似た姿になる。アリネラほどの
上級魔族の素体であれば、人族との差異はほとんど無い。ただし
明確な特徴として、彼女は真紅色の髪と、金の虹彩、曲がった二
本の短い角。そして膨大な魔力と、艶やかなまでの美しさを有し
ていた。

 淫魔は、獲物からすべての衣服が剥がれた姿に興奮した。そこ
の寝台で今も性欲に狂う冒険者の女も美しかったが、アリネラと
は比較にもならない。

 あの肌の白さ滑らかさ。胸はデズモールの掌を溢れるほど大き
く揉み心地良く、くびれた腰と尻と腿が描く曲線は素晴らしい。
下の口はぴったりと閉じ、短く刈り込まれた真紅色の恥毛と共に
デズモールの目と欲を惹きつけた。

 黄金の輪の精神操作はアリネラから陵辱の記憶を奪い、認識を
何度も、如何様にも書き換えてきた。こいつは夢想だにしていま
い。自分がどれほどの無様を晒し、このデズモールを受け入れ、
求め、股を開き腰を振り、媚び、精を注がれてきたのかを。罵声
を吐き出してきたそに口が、何をしゃぶり、啜り、飲み干してき
たのかを。オレ様だけがそれを知る。たまらなく愉快だった。

 デズモールの管尾が、「脱げ」という命令を終えて棒立ち状態
のアリネラに伸ばされた。
 腿の付け根をさすり上げ、粘液に濡れたペニス型の先端で割れ
目に触れてやると、アリネラは身じろぎをした。淫魔の媚毒が粘
膜に触れれば、その雌は『終わり』だった。
0213『例えば、思いつくまま二次元ドリーム的な小話2/2』2019/11/05(火) 19:35:02.44ID:5Ozw5j59
「きひひ」

 品のない含み笑いが、デズモールの口から涎と共に滴る。

「は、あう、はあ、あ、あっ、あっ」

 アリネラの前身が茹でられたように赤らんだ。目は潤み、トロ
けている。半開きの口からは、情欲に押し出された熱い吐息と、
欲求の解消を渇望する呻き声が零れ落ちた。充血した陰唇がめく
れあがり、溶けた鉄のように、ダマ状の愛液が太腿の間から垂れ
さがる。かくん、かくん、と彼女は腰を前後に揺りだす。

「はあっ……はああ……あっあっあっ……おっ……んおお」

 アリネラの無意識は媚毒に屈服していた。麻痺した脳は、興奮
を交尾中であると誤認し、彼女の無意識に迎え腰を振らせていた。
割れ目から伸びた愛液が揺れ、石床にトグロを巻いて落ちた。

 デズモールは管尾のペニスを、充分に濡れたアリネラの膣に挿
し入れ、棒立ちのままで絶頂させた。

「……お、ぁ、へふぇ、ほぉおぉ……おっ、あおっ、あっあっ」

 アリネラは間抜けな声をあげて膝を突いた。両手が震えながら
管尾を掴み、上級魔族サマは無心になって腰を振り、デズモール
を腹の底から笑わせた。アリネラの奉じる品性とやらを、アリネ
ラ自身が踏み躙っているのだ。

 普段なら、アリネラの不在が問題にならない程度に犯してやる
ところだった。記憶を消し、辻褄を合わせて、色情狂の従順な肉
人形から上級魔族アリネラに作り直す。

 だが、デズモールの小さな脳は、アリネラが訪ねてきた理由を
忘れてはいなかった。

 今日はミーシャ様がお呼びだったな。デズモールは、アリネラ
の中から勢い良く管尾を引き抜いた。高貴な上級魔族は高い嬌声
をあげて前のめりに倒れ込み、媚毒の疼きに促されるまま石床で
クリトリスを擦り始めた。無様だなあ、アリネラ?

 デズモールはアリネラの頭を踏みつけた。無抵抗であっても、
上級魔族の肉体を傷つけることはできなかったが、この仕返し
は気分が良いものだった。そして、もっと気分の良い仕返しを
思いついた。

「立てよ。ミーシャ様のところへ行くんだろ?」淫魔は自慰に
耽る上級魔族を蹴り、仰向けにさせてトロけきった顔を覗きこ
んだ。

「お前にも、本当のミーシャ様を見せてやるよ」

 デズモールの管尾がうねり、黄金の輪の中で宝石が煌めいた。

 ○続かない
0215『例えば、やっと常識改変に漕ぎ着けた小話1/2』2019/11/07(木) 19:41:30.39ID:h0Tb9nI/
『────。─────────。』

 ……はい。

『─────、─────。─────。』

 ……いつも通り。ミーシャ様も、いつも通り。

『──。─────。──、────。』

 ……おかしなことは、ない。なにも。おかしくない。

『─────。──、──、──』



 夢から覚めるように、アリネラの意識は復旧した。精神支配の
直後と今この瞬間が継ぎ目なく繋げられ、彼女はデズモールに命
じられるままストリップを披露したことも、管尾で犯され、媚毒
に狂って自慰に耽ったことも認識できていなかった。

 彼女の思考と意識は一度バラバラに解体され、重要ないくつか
のパーツが、デズモールの悪意に満ちた暗示に汚染されていた。
例えば今のアリネラにとって、自分が全裸であることも、デズモ
ールの管尾を肉壺に挿し込まれていることも、何ひとつ不思議で
はなかった。それらは瞬きほど自然で、気にすることではないの
である。

 デズモールの暗示のひとつは、媚毒による、アリネラでさえ無
抵抗ならば発狂を免れない発情状態をすっかり忘れさせている。
そのおかげで、見かけ上の正気を取り戻したアリネラは、肉欲に
狂うことなく意思疎通ができていた。

 とはいえそれは沈静化を意味しないし、ましてや解毒でも何で
もなかった。今もなお管尾を挿入され、媚毒を注入され続けてい
るアリネラの艶やかな裸体は火照り、汗ばみ、膣の痙攣と絶頂の
衝撃に苛まれている……意識がそこから切り離され、認知を忘れ
させているだけだった。

 そして、絶えず愛液を垂れ流しているのも、身体が不可解に
震えることも、アリネラにとっては気にするには値しなかった。
そのように心を組み替えられている。なにも、おかしいことなど
起きてはいなかった。

「なあ、アリネラ」

 デズモールが呼びかけてきた。淫魔でありながら気安く。

「……身の程をわきまえろ、デズモール」頭の奥に疼痛、やはり
これはデズモールの相手をする苛立ちから生じているのだという
確信を深めた。

「淫魔風情がわたしの名を気安く呼ぶな。もういちど、床と口付
けがしたいのか?」
0216『例えば、やっと常識改変に漕ぎ着けた小話2/2』2019/11/07(木) 19:47:16.20ID:h0Tb9nI/
 アリネラはデズモールを侮蔑する目を向けた。無様に開いた
股間は、管尾を咥え込んだまま、ヘコヘコと宙を叩こうと動い
ている。

「ひひひ、そりゃ、ゴメンだ。大人しく付いていくとするよ」

 デズモールは含み笑い、管尾を動かしてやった。媚毒を受けた
雌がこれをされると、実に愉快に踊ってくれる。暗示で性感が認
知できないアリネラだったが、中毒状態の美しい肉体は過剰なほ
ど反応し、大きく仰け反って愛液を散らした。

「んお……?」アリネラの目が混濁し、不意に身体が仰け反った
記憶を忘れ去った。虚ろな、よだれを垂らした顔が、再び感情を
復旧させたときには、アリネラに違和感さえ残らない。

「グズグズするな……デズモール……ミーひゃさま……および……
んお……う……?」

「あーあー、わかってるよ。ミーシャ様がお呼びなのは。あ、そう
そう、そういえばアリネラよぅ」

「貴様……」こいつには学習能力がないのか?

 アリネラはデズモールを睨んだ。思考改竄による鈍化から立ち直
り、トロけた顔に怒りが浮き上がる。

 ……もういい。アリネラは怒りを抑えた。不思議なほど素早く
苛立ちは消えていった。デズモールを殺すのも、痛めつけるのも
駄目だ。従う。従う。従うだけがわたしの…………わたしはなにを?
いや……おかしくはない。デズモールを殺さない。間違えていない。
そのはずだ……。

「上級魔族サマってのは四つん這いで廊下を歩くんだったな? 
そうだろアリネラ。犬みたいに這う。そうだろ」

「……ああ、そうだ」アリネラは鼻を鳴らした。「上級魔族は
な、貴様と違って品性と礼儀を知っているのだ」

「アンタはそれでいいが、オレ様はどうすればいいんだ?」

「は、礼儀作法も知らない猿らしい疑問だ。デズモール、貴様は
淫魔だろう。わたしを犯しながら後ろを歩いていればいい」

 アリネラは吐き捨てるように言い、四つん這いになって尻を
あげた。

「早く挿せ。行くぞ」

 そう命じることは当然で、疑問の余地は一切なかった。

◎続かない
0218『例えば、道中でメイドを見かける小話1/2』2019/11/09(土) 00:33:41.85ID:8Zh5LTKi
 アリネラとデズモールは、地下の拷問部屋から、最上階にある
ミーシャの執務室を目指した。

 四つん這いになったアリネラが白く丸い尻を持ち上げ、淫魔は
彼女の割れ目へ、媚毒の滴る管尾を改めて挿し入れた。ちょうど、
飼い主と犬がリードで繋がるように。

 脆弱な人間であれば、手足への負荷や体力の問題で、四つん這
いでの移動速度はずいぶんと遅くなるのだろう。だが上級魔族の
肉体にとって、それらは何の苦にもならない。

 アリネラは、掌を、膝を、床に付いて歩く誇らしさを密かに楽
しんでいた。背後に引き連れた猿の貧相な尻尾を、『手綱』とし
て自らの膣に握っている。

 まさしく飼い主と犬の関係だ。上級魔族と淫魔の、あるべき姿
だ。デズモールなど、手綱……リードで繋がれた、ペットでしか
ない。アリネラの暗示に支配された脳はそう信じ込んでいた。

 執務室までの道中、アリネラとデズモールは階段の踊り場で、
ほとんど裸で自慰に耽っている少女と遭遇した。壁に背を預けて
尻餅をつき、濁った目を宙に向けたまま、トロけた笑い顔で指を
割れ目に入れて動かしている。
0219『例えば、道中でメイドを見かける小話2/2』2019/11/09(土) 00:36:19.80ID:8Zh5LTKi
 砦の清掃と保守を担っている非戦闘員のメイドである。金色の
ゆるやかに波打つ髪が乳房に垂れ、汗ばんだ肌は絹のように白い。
脱ぎ散らされたメイド服が絨毯に散らばり、ずりおろされたパン
ツとベルトが脚に残されている。

 デズモールはじっくりとメイドを視姦し、魅惑的な姿に舌舐め
ずりをした。彼女は黄金の輪の実験台のひとりだ……特定の日に
なることを引き金に、与えられた命令を実行する。引き金を引く
までは命令を思い出せず、引いた後は忘れてしまう……そういう
精神操作ができるかどうかの。結果はこの通り良好だった。

 砦の中では、デズモールの精神支配に汚染され、秘密の命令を
埋め込まれてしまった者が、その数を増やしていた。

 このメイドは、かつてデズモールを蔑んだがために、その罰で
十日に一度、無自覚に自慰を披露させられていた。時期が来ると、
彼女は『どうしても自慰をしたい』衝動が膨れ上がり、どれほど
恥ずかしくとも、拒否しようと、命令通り自慰に耽ってしまう。

「あっ……ひ!? あ、ああ、あり、ねらさま?」

 メイドの混乱は混乱した。自慰をアリネラに見られた動揺と、
そのアリネラが丸裸で、淫魔に犯されながら、犬のように這って
いるのを見た衝撃に。わけがわからず、感情と思考が停止した。

 アリネラの眼はメイドの姿を映した。だが、わざわざ気に留め
るほどのものを見いだすことはできなかった。 メイドが、ほぼ裸
で自慰に耽っている。異常な、あらゆる視覚情報が、意識に渡る
前に改変された──なにもおかしくはない。気にする事はない。
いや、ひとつだけ見過ごせない変化があった。

「デズモール。犯すのを止めるな」

「ひひ、こいつは失礼。アリネラ様」

 デズモールとアリネラは悠然と、心身を麻痺させたメイドの横
を通り過ぎた。淫魔が背中を見せたまま指を小さく鳴らすだけで、
メイドの精神は空白になった。膣肉の締め方さえ忘れ去り、彼女
は絨毯に地図を描きながら絶頂した。

 目を覚ましたときには、メイドは自分のしでかした恥の他は、
何一つ思い出すことができなくなっていた。


◎続かない
0220名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 11:39:47.39ID:GoYDXIhI
なにやら上級者っぽい方が現れたので、自覚がある「にわか」は邪魔にならないよう一旦読み手に戻ります
ということで挨拶代わりに単発ネタで二レスだけ投下
0221名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 11:40:21.86ID:GoYDXIhI
 ……ちゅんちゅん、ちゅんちゅんちゅんちゅん……

 雀の声に誘われて目蓋を持ち上げると、すっかり日が昇っていた。
 「ふわ〜ぁ……」
 なんて花も恥じらう女子高生にあるまじき大きな欠伸をしながらお布団の上で起き上がると、
いままで被っていた掛け布団がハラリと落ちて、
 「寒っ!」
 朝の空気の余りの寒さに、丸裸の私は縮こまってしまう。
 そして自分の身体を抱きしめるようにしながら首をすくめて俯いてしまうと、当然ながら
腕で圧迫されて形を変える絶賛成長中の胸が目に入るのだが、
 「……もぉ、お義兄ちゃんってば!」
 そこには、横で寝ているお義兄ちゃんが付けた幾つもの斑点。
 つまり口で思いっきり強く吸われた跡が幾つもあったりする。
 この分だと、首筋とか背中とか……あと、もしかしたら太股やお尻も怪しい。
 いまはまだ夏休みだから良いけど、こんなキスマークを付けられたら学校で着替えるどころか
半袖の制服を着て外に出るのにも気を遣ってしまう。
 社会人のクセして責任感が無いというか、困った義兄である。
 まぁ、そもそも十才近くも年下の妹である私と同衾 つまり兄さんの結婚相手の妹で未成年の
女子高生に手を出してる時点でダメダメ確定だけど。
 そしてお姉ちゃんに頼まれて通い妻みたいなことをしてる間にホントの奥さんみたいな関係に
なっちゃったんだから、私も結構ダメダメかもだけど。
 昨日だって、ゴムも付けないで何度もシちゃうとか、信じられない。
 まさかと思うけど、できちゃった婚とか狙ってる?
 そりゃ、すんなりお嫁さんのなれるとは私も思ってないけど。
 あと生だと、すっごく気持ち良いし。
 でも少しくらいは年頃の女の子の夢という物を……
 「っくちゅん!!」
 なんて裸のまま頭の中で愚痴ってたら、くしゃみだ出た。
 窓の外を見ると、すっかり葉っぱが落ちた木の枝に止まっている雀と目が合う。
 「……………」
 そのまま無言で見つめ合ってると、なんだか円らな瞳に馬鹿にされているような気がしてきたので、
まだ悠長に寝ているお義兄ちゃんを起こさないように静かにお布団から抜け出す。
 いま何時なのか良く分からないけど、今日も仕事があるお義兄ちゃんの為にも朝ご飯を用意して
あげないといけないし。
 我ながら、なんて出来たお嫁さんなんだろうと思う。
 もう結婚は出来るけど、まだ秘密の関係だから籍も入れてないけど。
0222名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 11:41:15.44ID:GoYDXIhI
 「おーぃ、どこいくんだチカぁ!」
 「きゃん!」
 だけど、あと少しと言うところで後ろから胸を鷲掴みにされ、引っ張り戻されてしまう。
 「おお、やっぱ天然物の抱き枕は癖になるなぁ」
 「誰が抱き枕よ誰がっ! っていうかおっぱい揉みながらお尻に固いの擦り付けないでよぉ!
ホントにダメだって、いま何時だと思ってるの!?」
 さすがに後ろはまだ処女だけど、散々弄られたせいでお義兄ちゃんの熱くて固いのが擦れると
お尻の穴でもムズムズしちゃう。
 この人のことだし、将来的にコッチも奪う気に違いない。
 まぁ、気持ち良くなれるなら……それはそれで……
 「……じゃなくて! 早くしないと遅れちゃうよ!?」
 無駄っぽい抵抗を続けながら、とりあえずスマートフォンを、
 「あれ? 私のスマフォ……どこだっけ?」
 ぼんやりとだけど、持っていたことは覚えている。
 でも……この部屋に来てから何処に置いたのかが……いや、そもそも……
 「何言ってんだお前、そんなの持ってないだろ?」
 「……そう、だっけ……」
 「時間なら、ほれ」
 私の身体をしっかりホールドしたまま、お義兄ちゃんがポチりとリモコンを操作してテレビの
スイッチを入れる。
 
 『……失踪してから既に一週間が……イジメを苦にする書き置きが残されていたことから、
あらゆる可能性を視野に……繰り返します。前川千佳さんは十四才。身長は……』

 「……この子もチカちゃんなんだ。私とおんなじ名前……ってお義兄ちゃん!?」
 ぷつん、とスイッチを切られたテレビが沈黙してしまう。
 「朝から辛気くさいニュースとか萎えちまうだろ? それに時間はあるし一回だけ! 揉んでたら
我慢できなくなったし一回だけ、な?」
 「『な?』じゃないでしょ! 誰も揉んで良いなんて言ってないのに! それで大きくなったからって
強引に……それに朝ご飯の用意だって………あん、乳首摘まんで引っ張らないで! 耳の中舐めないで!
そこは弱いからぁ!!」
 「チカだって欲しくなってるだろ? ほら、汗がエロい匂いになってんぞ?」
 「そ、そんなことないもん! だから擦り付けないでって……ああもぉ分かったから! 時間ないけど
一回だけお口でしたげるから! ちゃんと飲んであげるからぁ!!」
 「……二回なら」
 「もぉっ!!」
 どうせ一回だけとか言っても、飲んであげた後のお掃除で再び固くしちゃうような人なのだ。
 それに私の方も、あちこち刺激されてちょっと……
 「絶っっっっっっ対に見ないでよね!?」
 仕方が無いのでお布団の中に潜り込み、自分の方も指で入り口を解しながらお義兄ちゃんの全体に
舌を這わせ、味がしなくなってからお口いっぱいに頬張って、お口の中の気持ち良い所を擦りながら
指二本で中を掻き混ぜつつ、オナニーに気付かれないように身体全体を揺すってご奉仕。
 「おおっ、チカは口の中も熱くてドロドロだな! さてはオナってるだろ?」
 「し、しれないしっ! おにいしゃんうるしゃいっ!」
 寝起きの女の子に興奮してイタズラして、その処理を押しつけるとか信じられない。
 私が付いてないと際限なくダメダメになっちゃうに違いない。
 せめて夏休みが終わるまでは泊まり込んで監視しないと。
0223名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 11:44:02.66ID:GoYDXIhI
ここまで
何処から何処までが……は、それぞれの想像にお任せすると言うことで。

>>219
頑張って下さい
草葉の陰辺りwから応援してます
0225『例えば、思いつくまま風呂敷を畳む小話1/3』2019/11/09(土) 22:33:23.35ID:8tbzmE0a
 執務室の扉の前で、アリネラは四つん這いの姿勢から直立した。
ぐぷぷ、というくぐもった音を立てて、股間から愛液と精液、媚毒
の混ざった雫が垂れ下がり、床に滴り落ちた。

 ここまでの道中に、アリネラは何百というオルガズムを迎えて
いた。淫魔の媚毒は細胞の隅々まで行き渡り、そよ風に髪を撫で
られただけで、意識が拭き消されるほどの快感が沸き起こるほど
の発情状態……デズモールの暗示に性的刺激をブロックされていな
ければ、地下の階段で発狂していた。

 デズモールは淫魔の淫魔の性に負け、道中で二度、自らペニス
でアリネラを犯した。暗示が効いているかぎり、そうすることで
不都合はおきない。美しい尻を振りながら目の前を這うアリネラ
の姿に欲情するのは仕方がなかった。

 その際に、管尾を膣から引き抜くと、アリネラは「何をしてい
るデズモール。ただ犯しながら歩くこともできないのか?」と、
あの蔑んだ目を向けてきた。四つん這いのまま、白い尻たぶの影
に赤い恥毛をのぞかせ、丸裸の牝が……威風堂々と。デズモール
は笑いを堪えた。

 黄金の輪をアリネラの眼前で揺らし、「牝犬。ご主人様を楽し
ませてみろよ」とデズモールは言い放った。

「おまかせください」答えるときには、アリネラは上級魔族から
牝犬に変わっていた。

 アリネラは指で陰唇を拡げ、肉色のひし形を披露した。ダイヤ
の中心の穴から濁った体液が押し出され、襞はひくひく蠢いてい
た。「どうぞ。ご主人様」アリネラが人形の目で言う。犯さない
理由はどこにもなかった。

 結果として、アリネラは精液を転々と垂らしながら執務室の前
まで這うことになった。

 直立したアリネラは、力なく執務室のドアをノックし、名前と
要件を告げた。

「ミーシャ様。アリネラです。デズモールを連れて参りました」

「……あおぉおぉぉ……お……んお……おおぉお………」

 返ってきたのは、デズモールにとっては慣れ親しんだ、快楽に
脳髄まで染め抜かれた廃人の喘ぎ声だった。アリネラにとっては、
聞こえてくるはずのない異常事態だった。

 今の声は……あ……。

 アリネラの目が濁り、意識がバラけた。『ミーシャ様はいつも
通り』『おかしなことは、何もない』。黒い、粘ついた暗示が、
上級魔族の意識に広がり染めていき、アリネラの意識を再び結合
させた。

「……ミーシャさまはいつもどおり……なにもおかしくない……」

 闇に塗り潰されたような目で宙を見つめ、アリネラが呟いた。
何事もなかったこのように、彼女はドアを開けた。

「失礼します」
0226『例えば、思いつくまま風呂敷を畳む小話2/3』2019/11/09(土) 22:34:52.31ID:8tbzmE0a

 ミーシャは、執務机の上でよがり狂っていた。執務机の天板に
深々と突き立てられた一本の儀礼用大剣を跨ぐように立ち、内腿
が真正面を向くほどガニ股を開いて……屈伸を繰り返していた。

 銀灰色の長く艶のある髪が、上下運動のたびに忙しく揺れた。
大魔法で、武器で、多くの人族の命を奪ってきた両腕は、頭の後
に組まれていた。

 豊満な乳房の先端はピアスに貫かれて、ふたつの金属が揺れて
微かな音を奏でている。同じピアスがクリトリスの根本から陰唇
にも飾り付けられ、充血した肉襞を曝け出すために、陰唇を引い
た状態で縫い付けている。剥きあげられたグロテスクな肉が、ピ
クピクと蠢いていた。

 下腹から鼠蹊部にかけて、ピンク色の文様が肌に描かれている。
サキュバスの類が好んで刻印する、体内の魔力を吸って起動する
寄生型の発情魔術だった。淫紋とも呼ばれるこれを刻印されてし
まうと、常に自分の魔力を消費して発情させられてしまう。魔法
を使おうものなら、その瞬間にオルガズムに押し上げられる。事
実上、魔力も魔法も封じてしまう代物だ。

 ミーシャの怜悧な美貌は……驚くべきことに……未だ健在だった。
とはいえ、平時の彼女が宿している知性と理性は、完膚なきまで
に破壊されていた。破壊され尽くしていた。

 人族の勇者を、魔族の英傑を、敵対する全てのものを震えあが
らせた灰色の瞳は、沸き起こり溢れる快感に屈服している。冷徹
な命令を幾度も下してきた唇は、唾液と、言葉にならない煮崩れ
た欲望の断片を垂れ流すばかりだった。

 贅肉に乏しい……それでいて、むちりとした柔らかさと丸みの
ある腿と尻が、ミーシャの屈伸運動を支えていた。鼠蹊部に、内
腿に筋を浮かせ、濡れそぼった恥毛を丸出しに、機械的に腰を下
げていく。
0227『例えば、思いつくまま風呂敷を畳む小話3/3』2019/11/09(土) 22:36:51.47ID:8tbzmE0a
「ふ、ふう、ふうぅ……」吐息には明らかに期待があった。

「お……おお……ほおおぉお……あ…ああっ……」

 ピアスに拡げられ、ピアスを揺らす、剥き出しの女陰がゆっく
りと……突き立てられた剣の柄を食んでいく。ミーシャは痴呆を
患う童女のように崩れた笑みを広げた。ぶしゅ、と短い潮吹きが
剣を濡らす。病的だったが、しかしミーシャの美しさは損なわれ
ていなかった。男という男の官能を殴りつける魅力は、むしろ、
増してさえいた。

 アリネラが最後に会ったとき、ミーシャのスイッチは入ってい
たのである。踊り場で出会ったメイドがそうであったように。

 今日が指定された日だと認識したとき、ミーシャの精神で引き
金が引かれた。意識に巣食うデズモールの命令は、一瞬の抵抗も
許さずミーシャの存在を書き換えた。砦の指揮官から、デズモー
ルの肉奴隷に。

 デズモールに犯してもららなければ。ミーシャは当たり前のよ
うにそう考え、ちょうど居合わせていたアリネラに頼んだのであ
る……『すぐにデズモールを連れて来てください』。

 アリネラが部屋を出ていくと、ミーシャの意識に仕込まれた暗
示が次々と起動した。準備を……犯される準備をしなくては……
ミーシャの思考は途切れた。デズモールの命令で自分自身に刻ん
だ淫紋が、彼女を発情する牝に堕とした。

『オレ様が行くまでに、準備はしておけよ?』

『そうだな、ひひひ、その机の上で待ってろ。オレ様が来るまで
発情しっぱなしでな』

『ああ、机から降りるのは禁止だ。で、誰が来ても通せ。お前の
変態ぶりを見せつけてやれよ。やり方は……』

 ミーシャは机の上に登り……服を脱いだ。発情しきった身体を
自分で慰めながらデズモールを待った。わたしの変態ぶりを見せ
つける。誰が来ても部屋に通す……。

 机に立て掛けていた儀礼用大剣を突き立て、ミーシャは教えら
れた通りにし始めた。

 どれぐらい時間が過ぎただろう……ノックが聞こえた。

『ミーシャ様。アリネラです。デズモールを連れて参りました』

 誰が来ても通す。わたしの変態ぶりを見せつける。

 そしてミーシャは、脳が溶けたまま、外に呼びかけた。

……あおぉおぉぉ……お……んお……おおぉお………

 言葉にもならない、淫らな喘ぎ声がほとばしった。

 応えるようにドアノブが音を立てた。


 ◎終わり
0228名無しさん@ピンキー2019/11/09(土) 22:44:35.42ID:8tbzmE0a
以上です
ここから三人で……とすると
MC要らないエロになりそうなので、ざっくりと幕引きです。
0231名無しさん@ピンキー2019/11/10(日) 16:32:16.33ID:8t02TNzb
淡白で冷静な地の文が独特の淫靡さを醸し出してて良いな
0236名無しさん@ピンキー2019/11/23(土) 14:34:26.73ID:+4fh772B
古参の書き手さんはもうおらんのかなー
移住先はノクターンかピクシブが多いんかな
0237名無しさん@ピンキー2019/11/24(日) 00:56:52.01ID:KUfJgEfI
彩民さんノクターンのアカウントとかもなくなってるぽい
0241名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 00:10:01.33ID:QzZ4jTvR
実家に帰る時なんかに車中でまとめスレのSSを
アプリで読み上げさせて楽しませて貰ってたんだけどな
残念
個人的には復活して欲しいが
これまでなんもせずに利用させてもらってた身じゃなんも言えんわ
0242名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 00:32:23.95ID:ZfpS5/K+
感謝しかない、赤字でもあの質を維持してくれてたのに文句言うやつがおかしい
0243名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 01:43:01.86ID:QzZ4jTvR
間違いないな
残念だとは言ったけど不満をぶつけた訳ではなく惜しんだだけだと受け取って欲しい
今まで本当にお世話になりましたまとめさんには
これまで維持していただいた事に対しての感謝しかないです
0244名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 07:48:13.06ID:gYrcZu+C
まとめサイトなんて道楽なんたから赤字で当然だろ常考
見苦しい自演はやめろ
0245名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 11:22:00.60ID:h1UuQrhL
その自演連呼もういいよ
ワンパ過ぎてとっくに飽きられてるし
0246名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 11:47:15.25ID:am0UVxQc
すげぇ話変わるけど
ノクターンに投稿のしかた絶対に間違えてる催眠物連続投稿されてんな
0248名無しさん@ピンキー2019/11/25(月) 23:40:33.43ID:91twJGGG
批判ばかりでほとんど褒められなかったとかいうのは正直おかしいと思う
時間的にもアレ半分酔ったテンションで消しただろ
0249名無しさん@ピンキー2019/11/26(火) 00:58:09.34ID:Thkl/8ob
そうやとしても自発的に始めた本人さんが
そう感じてたんやからおかしいって評価もおかしいやろ
そんでもし酒の勢いであれ止める言うんやったらそれも仕方ないんやし
0250名無しさん@ピンキー2019/11/26(火) 01:44:29.91ID:fulAjwl+
大ちゃん見たいとき種類わかりやすかったからエロパロまとめ見てたわ、エロパロまとめだけでもほしい
0251『例えば、出来心が止まらなかった話1/7』2019/11/27(水) 01:22:15.60ID:bcL6BvHi
 沢口繭子がやって来たとき、僕と横井辰雄は死を覚悟した。
半分は社会的な意味で。もう半分は生物学的な意味だ。どちら
にしても僕と横井の人生はそこで終了する。酒が入っていた、
彼女があまりにも無防備だった──濡れたパンツから毛を透け
させていた──男たちは性に飢えていた、なによりも前後不覚
の繭子がそこにいるのは、またとないチャンスだった。理由と
いう名の言い訳はいくらでも浮かんだが、どれも上手い解決を
もたらしはしないだろう。

 事前に繭子からスマホにメッセージが届いていた。いつもと
何も変わらない短く明瞭な文面。そして上機嫌を示すスタンプ
が添えられていた。僕も、辰雄も、それらは痛烈な皮肉か殺害
予告にしか思えず、既読を付けてしまったことを後悔した。息
を詰まらせながら返信し、迫り来る破滅に震え上がっていた。

 今にして思えば、なんと愚かだったのだろうか。

 僕は書棚に収まった一冊の、百科事典のように分厚い本に目
を配った。笑ってくれて構わない……それは催眠術の指南書で
ある。巷に流通する『買わせてなんぼ』のインチキ本などでは
ない……ドイツ語で著された、催眠術の歴史から最新の技術と
理論を学ぶためのものだ。

 もちろん僕ごときに、そこに記された叡智を体得できたはず
がない。より正確な知識を多少なりと頭に詰め込めた程度だ。
生身の人間を相手にどうこうしようなんてこと……妄想の中だ
けで充分だった。ただ、妄想に箔を付けたかった。きちんと、
していたかった。妄想だからこそ、支える知識を得たかった。
それだけだったんだ。

 だが昨日……繭子の部屋で。

 酩酊した繭子が、僕らはもう帰ったと思い込んで服を脱ぎだ
した。シャツとブラとパンツだけになった繭子からは、僕らの
知らない色香が発されていた。

 繭子はふらふらと歩み、ちゃぶ台に脛をぶつけて転んだ。酒
が下半身を濡らし……パンツが透けて黒々と恥毛が透け……僕
と辰雄のスイッチを半分、入れた。このとき、帰るべきだった
のだ。僕らも酔っていて、繭子は……充分に……意識を朦朧と
させていた。それを途切れさせず、無意識を剥き出しにして。

 葛藤はあった。だが、酔って幼くなった繭子の痴態が、僕ら
を奈落に突き飛ばした。
0252『例えば、出来心が止まらなかった話2/7』2019/11/27(水) 01:23:36.70ID:bcL6BvHi
 辰雄も僕も、欲望に忠実に、行為に及べるほどの勇気と発想
は持ち合わせていない。僕は童貞だし、辰雄もきっとそうだ。
男どもはこのとき、飢え死に寸前のケダモノが、降ってきた肉
を見たような顔をしていたことだろう。欲を核に、さまざまな
感情を渦巻かせていた。

 僕らは話し合った。声を潜めて。「いまなら」それをどっち
から切り出したかは覚えていない。本当だ。

 僕らは行動に移った……単純な強姦ではなく、臆病な、童貞
だからこそ……据え膳を前に迂遠な手段を選んだ。

 催眠術。

 僕の腕は、大したことなどない。だが繭子のほうはクライア
ントとして完璧な素材に出来上がっていた。

 辰雄に指示を出して、繭子に目隠しをした。睡眠に入ってし
まうリスクは大きかったけれど、現実と意識の歯車を、まずは
外しておく必要があった。

 僕は繭子の頭をゆっくりと回し、脳を……ひいては意識を、
攪拌した。すでにアルコールによってトランスしている繭子の
意識を、彼女自身の制御から慎重に慎重に遊離させた。辰雄に
は、風邪とマッサージ機を探すように頼んだ。どちらも、この
部屋にあることは、僕も辰雄も知っていた。友人だから。

「起きるんじゃないか」辰雄が不安げに言った。その手から、
風邪薬を溶かした水入りのコップを僕は受け取った。

「かもね」僕は繭子に水を飲ませながら応えた。僕と辰雄に、
そのときの行為に、確定や予定というものなどなかった。今に
も飛び起きた繭子が悲鳴をあげて僕らを罵るのでは……怖くて
仕方がなかったものだ。

 アルコールと風邪薬が繭子の体内に入った。僕は誘導暗示を
ひたすら囁いて、マーブル状態の繭子の意識が、途切れてしま
うのを防いでいた。眠られたら、催眠術も何もないからだ。こ
の試みは初めてだったが、上手く運んでいるように錯覚した。
0253『例えば、出来心が止まらなかった話3/7』2019/11/27(水) 01:25:10.54ID:bcL6BvHi
 目隠しの都合上、凝視法は使えなかった。僕はいよいよ繭子
の意識を……集中させる作業に移った。集中。誰かの言う通り
にしている、という枠組みを外す段階。脳内に構築された世界
にクライアントを投げ込み、現実を忘れさせる段階。

 僕は後ろから繭子を抱きしめている格好だった。辰雄に指示
を飛ばし、彼女の脚を開いてもらった。僕は勃起した。辰雄も
そうだったはずだ。

 なんども躊躇しながら、僕は繭子の胸を、辰雄はパンツ越し
に彼女の陰部をそれぞれ愛撫しにかかった。がっつかない、と
言う必要はなかった。腫れ物に触れ、割れ物を扱うように、僕
と辰雄は無抵抗の女の裸体に刺激を与え続けた。

 性的な刺激が必ずしも嫌悪を喚起させるわけではない。自慰
も性行為もそれを求めて行われるし、恥ずかしいとわかってい
てもやめられはしないだろう。

 繭子の頭では、僕らはもう部屋にいない。一人きりだ。そこ
に送られる快感を、混濁した繭子の無意識はどう解釈するか。
繭子にとって性的な快感とは誰が与えてくれるものだ。どうい
う状態のとき味わうものだ。僕と辰雄の知る限り、繭子に彼氏
はいない。僕も辰雄も、オナニーをしない人間を知らない。

 意識を占拠……集中させられれば五円玉もペンライトも等価。
オナニーをしている人間が、どれだけ多くの意識を性器に割い
てしまうかを説明する必要はないだろう。

「……ふぁ あっ あ 」

 繭子が声を漏らし、股間が跳ねるのを見て、僕のパンツは汚
れてしまった。破壊力。目隠しをされた半裸の女の子が、喜び
喘ぎ腰を浮かす様は、僕の我慢と理性を軽々と壊していった。
そのまま射精を続けそうになったぐらいだ。

 辰雄の状態は、名誉のために黙っておく。真正面からそれを
見たのだ。仕方がない。我を忘れて繭子に踊りかからなかった
ことを褒めてやりたい。

 繭子は明らかに快感の虜になっていた。僕の期待通り、繭子
の無意識は、その甘い刺激を自慰の最中だからだと誤認した。

 僕は言葉を選んだ。暗示文を羅列していった。繭子から我慢
を取り上げ、羞恥心は燃料にしようと提案し、快感を熟成させ
ていった。辰雄はよく頑張って愛撫してくれたが、たびたび、
加減を間違えて繭子を何度か絶頂させた。
0254『例えば、出来心が止まらなかった話4/7』2019/11/27(水) 01:26:46.27ID:bcL6BvHi
 そのときには、繭子は貪欲に快感を求めていた。繭子が快感
を強めたいと心から願うなら、僕の暗示は素通りする。疲労感
と倦怠感をごまかし、無限に敏感で、永遠に疼き、果てしなく
増大する快感……。

『ピースしてごらん』僕が提案する。

 繭子が言う通りにピースする。

 辰雄に目配せし、電動マッサージ機を股間に触れさせると、
繭子は仰け反りながらオーガズムに耽溺する。命令を聞けば
何が起きるかを学習する。

『気持ちいいね。言う通りにすると、こんなに気持ちいい。
 もっと欲しいかな。じゃあ、次は、「気持ちいい」って
声に出して言ってみよう。頭の奥に、あそこの一番いい所に
さっきの何倍もすごいのが……溢れ出すよ』

 僕は暗示を重ねていった。

 繭子は悦びにのたうち、命令を聞く肉人形になった。股間は
常にカクカクと前後するようになり、赤ん坊みたいになった。
きもちい、きもちい、と呻いて、僕の命令をこなすたび絶頂
最後の方は「あっ」とか「おっ」としか言えなくなったが、
命令は実行していた。

「ひお、あっおお、お、おおお、あああっ……」

 繭子は溶けていた。僕は充分だと判断した。快感を覚えた。
一人きりの繭子にとって、快感の優先順位が大きく引き上げら
れた。下準備は出来た。

『いまから、3つ数えるよ。ひとつ数えるごとに、あの気持ち
いい火花が溢れてくる。どんどん、どんどん、ここが』僕は、
そこで繭子のクリトリスを摘んだ。『ここが、膨らみながらト
ロけて、気持ちいい火花がビュクビュク飛び出ていく。わかる
ね。どれだけ気持ちいいか。君は、最高のオナニーを味わうん
だよ』

 繭子は唸った。喋る余裕はなかったが、求めていた。そう、
仕向けてきたのだから。オナニーという単語を印象付け、僕
と辰雄はいないものだという認識を補強する。
0255『例えば、出来心が止まらなかった話5/7』2019/11/27(水) 01:28:09.48ID:bcL6BvHi
『君はいつでも、どこでも、すぐに、こんな風に気持ち良くな
れる。わかるね。いまの君になれる。この気持ち良さを、すぐ
に、いつでも、どこでも味わっていいんだ。でも、恥ずかしい
から、きちんと隠して楽しもうね。隠れ家で楽しむんだ。いい
かい。ここに戻ってこれる合言葉を教えてあげる』

 僕は繭子に『いつでも気持ち良くなっていい場所』に行ける
合言葉を教えてあげた。この夢遊状態に通じる鍵。繭子はため
らいなく同意した。早くイきたかったのだろう。もちろん、そ
れを狙って焦らしていた。心からの同意は強い拘束力を持つ。
心の方を誘導した結果であっても。

『待たせてゴメンね。いくよ。1……』

 繭子が潮を噴いて腰を跳ねた。生で潮吹きを見たのは初めて
だった。水鉄砲というか、底が抜けたというべきか……。

『2……』

 繭子の名誉のために伏す。あへえ、というセリフは誇張され
た表現ではなく現実に存在するのだと知った。辰雄に合図し、
電動マッサージ機を彼女の股間に添える。スイッチはまだオフ
のまま。繭子の狂乱が最高潮になるのを待つ。

『3』

 スイッチをオンに。脳内の暗示と、現実の性感帯が同時に、
繭子を快楽で染め上げた。電気椅子に座った死刑囚みたいに、
裸体が無様に暴れ、不意に脱力したかと思うと、彼女は失禁し
た。潮を吹いて、それでも失禁することもあるのか……女体の
神秘に僕は驚き、辰雄は広がった黄金水を避けられなかった。

 動かなくなった繭子から目隠しを外して、手を股間に添える
偽装工作を終えたのが午前三時過ぎだった。

 僕と辰雄には服をどうにかする余裕はなかった。イカ臭い、
小便に汚れたまま格好のまま、ひっそりと夜の闇に隠れて逃げ
帰ったのである。

 愚かだった。僕も辰雄も。強姦はしていない、なんて言える
わけもない。酒が入っていたんだ。チャンスだと思ってしまっ
たんだ。そんなはずがないのに。付け焼き刃の催眠術が、現実
に有効なわけがあるか……。彼女は絶対に覚えている。
0256『例えば、出来心を止められなかった話6/7』2019/11/27(水) 01:30:56.01ID:bcL6BvHi
 僕らは逃げ帰り、交代でシャワーを浴びて着替えてから眠り
に落ちた。目覚めたのは午後の四時で、待っていたかのように
スマホが繭子からのメッセージを受け取って、今に至る。

 催眠術で記憶が消えてくれれば……。ありもしない希望に僕
は縋っていた。辰雄は土下座の準備をしていた。そしてドアが
開いて、繭子が部屋に入ってきた。僕らのどちらよりも小柄。
黒いボブカットの髪は、最後に見た時とは違ってしっかりと
手入れされていた。オタク同士の、遠慮のない笑顔が……僕と
辰雄に向けられた。

「やあやあ。もう復活してる? わたしも起きたの、2時過ぎ
でね。まだ頭が痛くてさあ……うわ、お酒臭い。えっ、もしか
してわたしも臭うかな?」

 僕は辰雄を見た。辰雄が僕を見ていた。

 演技には見えなかった。弁護士も警察もいなかった。繭子は
いつも通りだった。少なくとも見かけ上は。自分にあんな痴態
を晒させた相手に、こんな風に接することが出来るだろうか。
あり得ないだろう……記憶を失いでもしない限り。

 僕は繭子に、記憶を封印する暗示は入れていない。繭子の認
識では、あの時点で僕らは帰っていたからだ。本人の思い込み
を補強する方が、素人の健忘暗示よりは効果的だと考えた。

「え、なにその顔。二日酔い? ふっふーう、繭子お姉さんに
感謝するがいい。ジュースとお薬を買ってきてるんだよ」

 繭子は僕らの横を通り、テーブルの反対側に座った。コンビ
二の袋からジュースと薬を並べていく。

「今日はスマブラやろ。スマブラ」繭子は自信ありげに、眩し
く笑った。

 繭子のその細い腰が跳ね、脚が開かれ、股間が宙を打ったこ
とを知っている。僕には、スカートとストッキング越しに、
昨日見た裸の下半身が見えていた。きっと辰雄も。この可愛い
顔が歪み、欲情し、どんな風に乱れたのかを、僕らだけが知っ
ているのだ……。

「『火花』」

 僕じゃない。辰雄だ。辰雄が、合言葉を口にした。

 繭子の動きが止まった。瞳が焦点を失い、僕の部屋をぐるり
と見回した。彼女はとろんとした顔に安心を浮かべ、スカート
の中に手を差し入れて喘ぎ出した。
0257『例えば、出来心が止められなかった話7/7』2019/11/27(水) 01:32:38.77ID:bcL6BvHi
「あっ、あっ、ああっ……♡」

 もう僕らは、いない者になっていた。繭子は発情し、熟成さ
れた快感がクリトリスから火花のように弾け飛んでいるのだろ
う。手が動きを激しくしていく。

「あうう、あっ、あ、ぅうぅうう、い、い、ひ、あぁあっ♡」

 繭子はスカートとストッキングを乱暴にずりおろした。尻を
ついて座り込み、蹴り飛ばすようにして脱ぎ散らし、下半身を
裸にした。M字に脚を開き、指が割れ目をグチュグチュと漁り、
恍惚の表情を僕らの方に向けている。ただ、彼女には、僕らは
見えていない……ここにいるのは彼女ひとり。ここは僕の部屋
であって、今や、そうじゃない。ここは繭子の部屋だ。彼女が
最高のオナニーを楽しむための隠れ家だ。

 昨日。僕が。埋め込んだ暗示。

 火花と言われたら、オナニーの瞬間に戻ってくる、と指示を
出した。

 暗示は機能していた。間違いなく完璧に。

 辰雄が、たった一言の合言葉を言うだけで……繭子は催眠の
世界に没入した。オナニーを楽しむ、一人きりの世界に迷い込
んだ。

「あっ、ああっ、ひあっ、あひ、へあ、ふぇあっ、あああ♡」

 繭子は一心不乱に快感を貪り続けている。辰雄は、黙って、
僕を見ていた。

 催眠術の知識がある、僕を。

 繭子をこれからどうするのか、決めることができる僕を。

 僕は逃げるように目を逸らした。繭子が並べたジュースと、
二日酔いの薬が目に入った。

 つぎはぎの決意を胸に、僕は繭子を治そうと腰を浮かした。
元に戻す。すべて。これは秘密にする。オナニーの快感を楔に
した、一時的な色情狂状態なんて、すぐに治せる。そしたら、
いつも通りだ。元どおりだ。こんな風に友達を変えてしまうの
は、やはり駄目だ……僕は………。

「…………ッ♡」

 そのとき、繭子がオルガズムを迎えた。潤んだ目が。垂れた
唾液が。陶然としたトロ顔が、絞りだされた吐息が、指が割れ
目が淫毛が………ふるふると震える繭子が僕を突き飛ばした。

「気持ち良かったね。もっと欲しいかな。じゃあ次は……」

 僕の言葉を聞くと、辰雄は立ち上がって、目隠しのための
タオルを持ってきた。


 ◎終わり
0258名無しさん@ピンキー2019/11/27(水) 01:38:29.29ID:bcL6BvHi
以上です
キーワード1つでオナニーしだすのが大好物なもので…
0259名無しさん@ピンキー2019/11/27(水) 02:41:48.64ID:ryiYbEpW
>>258
GJ!
キーワードスイッチええよな!
でもそれが「火花」って単純なもんで誰が言っても効いてまうんやったら
そのうちどっかでなんかの時にえらい事になりそうやなw
何気に破滅させ型w
0261名無しさん@ピンキー2019/11/28(木) 10:58:21.90ID:35vWno0J
理科の実験、金属加工、夏の花火、地雷がいっぱいある……

ポケモンのヒバニーとか、BLEACHのひばんたにさんとかギリギリの単語も不安になる
0262名無しさん@ピンキー2019/12/04(水) 04:38:32.37ID:qw3euhzE
まだ投下してくれる職人さんがいて嬉しい限り
スレの恥は書き捨て
初心者でも臆せず投下して欲しいわ
中には叩く奴も出るかもしれんけどノクタなんかと違って
常連でもなけりゃ次作投下時には前に何投下した人だか
基本わかんないのがエロパロスレのいい所なんだから
自信がなくても枯れ木も山の賑わいってつもりでさ
0263名無しさん@ピンキー2019/12/05(木) 08:03:05.76ID:UWvsPRTN
要約すると「下手でも駄文でも枯れ木程度の役には立つから気合い入れて書けよ俺は恥かく気はないから絶対に書かないけどなw」と言いたい訳ですねわかります
0264名無しさん@ピンキー2019/12/06(金) 18:31:41.75ID:63y6pdlc
そういや↑も昔は書き手だったんだよな
酷評&黙殺くらって攻撃する側に回ったけど
0265名無しさん@ピンキー2019/12/07(土) 15:49:35.26ID:Fm/R0g+B
常連さん同士だと文体でどのレスが誰だか分かるもんなんですか?
0266名無しさん@ピンキー2019/12/07(土) 17:51:58.73ID:Old9CPj2
いやこの板にはずっと前からワンパ荒らしがいる
昔書き手だったんだけど叩かれて今は駄々捏ねてるって話
0268名無しさん@ピンキー2019/12/07(土) 22:33:54.69ID:BqSTjzfn
>>262
そこまでハードルを下げまくるんなら自分が書けよ
書き捨てで初心者が枯れ木も山の賑わい気分で投下してもいいらしいし
まず手本を見せたら?
0269名無しさん@ピンキー2019/12/07(土) 23:58:28.73ID:Old9CPj2
>>267
いやワンパと言われるのは実際ワンパだからだよ
図星で悔しいのはわかるけど下手な荒らしする前にちょっとはマシなもん書けるようになれよ
0271名無しさん@ピンキー2019/12/08(日) 10:09:09.37ID:YqMkBKM9
酷評&黙殺程度で逆ギレしてスレを荒らすような初心者丸出しは投下なんかすんなよ
その前に半年ROMれや
0273名無しさん@ピンキー2019/12/08(日) 12:46:50.19ID:owyaUXc2
特定の誰かに言ってる様な口ぶりだけど、どの作品の作者なのか過去のどのレスの人なのか本当に特定できてるかあやしい感じ。
0277名無しさん@ピンキー2019/12/15(日) 12:38:16.86ID:LAC5YOaP
マジか
誰も投下しないなら俺も引っ越しだな
俺だけ酷評黙殺されるとか有り得ないし
0278名無しさん@ピンキー2019/12/15(日) 13:02:24.82ID:sbrXKdzo
なんだこれ移住キャンペーン中なのかよ
上で因縁つけてる奴らと同じ連中じゃねえだろうな
0280名無しさん@ピンキー2019/12/15(日) 23:46:14.08ID:4R4mRSln
勝手に移住しとけワンパ荒らしの自演君w
バレバレ過ぎてこっちが恥ずかしくなる
0281名無しさん@ピンキー2019/12/16(月) 07:43:00.64ID:ht7OXNHT
一週間悔しさを溜め込んだ挙句の反撃がこれっすか
本当見込みないよな色々と
0282名無しさん@ピンキー2019/12/16(月) 10:38:40.25ID:coTf3+T5
ワンパ荒らしって言ってるやつが一番の荒らしっぽいけどな
0283名無しさん@ピンキー2019/12/16(月) 21:15:42.98ID:3sRjVjWI
いや言われたくないならバリエーション増やせば?
だから書いたものも酷評されんだよ
0284名無しさん@ピンキー2019/12/16(月) 21:19:12.75ID:0DwSJe8s
ここまでセットで自演荒らしだというのに気づくのが遅れた
0286名無しさん@ピンキー2019/12/17(火) 02:07:04.22ID:gctTOkB5
移住するーとか言ってた書き込みが続いてた割には人いますねここ
0288名無しさん@ピンキー2019/12/17(火) 19:48:12.30ID:iWCkr+0Q
上でも言ってるけど移住云々も荒らしの自演だろ つか元々職人そんなにいないし
何かを期待したり褒めたりする書き込みに対して自演やめろ→ワンパ指摘→ワンパ指摘は荒らしだ移住するわー
全部一人でやってるとか怖すぎる
何がそこまでさせるのか
0289名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 00:07:32.37ID:sJ69wZ4Z
職人www
自画自賛もここまでくると清々しいな
添削してやるから早く次回作を晒してくれ
0290名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 06:34:55.69ID:cu9RTaQi
添削ww
思い上がりも甚だしいな
自身投下もしないで上から目線この上もなし
0291名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 10:53:46.49ID:3PQPgGHa
>>290
自身投下ww
自殺願望待った無しだな
心療内科でさっさとお薬貰ってこいよ
0292名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 12:09:36.36ID:cu9RTaQi
>>291↓これやったのどうせお前だろw
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1496067163/86

↑分かりやすく言うと、これは「負け犬の遠吠え」ってんだよ!
目が腐るとか、消えろだとか…
それ以上に自身で対象にしてる糞作品よりも面白いSSなりなんなり仕上げて投下し、
周りから「あいつの書いたSSのが面白いな」て言わせるか思わせるかだけで済む話なんだから
0293名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 12:15:22.72ID:nm4S/HwU
>>292
なにいってんだお前
つーか流れ的に

心療内科ww

から始まる文書考えろよ無能
0294名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 12:27:00.93ID:cu9RTaQi
どっか行く、とか何とか言っておいてやっぱりなんのかんので人はいるんだな…
て事が証明された、って話なら了解。お薬は間に合ってます
0295名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 12:32:50.87ID:cu9RTaQi
後は、同日内にIDがコロコロと変わるヤツはすぐ分かるな
ワンパ荒しが、と騒いでたのはそいつで間違いない

上で移住する、した云々を自演自作してたんだろ
0296名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 12:48:12.72ID:685veP9b
最近は主にノクターン
ハーメルンも覗いてる
pixivは検索単語色々あって探しずらい
0297名無しさん@ピンキー2019/12/18(水) 15:25:27.65ID:9fBpPzni
いろいろ工作してたみたいだけど、あっさり見抜かれて本性出して分かりやすい荒らしに出たな
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