そして今。トロピカルホテルNo.4の円形ベッドの上。私の下着の中には、女の子の大事な部分だけでなくダーク・シュナイダーの大事な部分も入り込んでいます。
「はああああっ!!ダーク・シュナイダーあああ!!!」
下着の中で男と女の性器の擦り合いが熱を帯びて繰り広げられているのです。
私は両手で彼のペニスをしこりあげています。彼は腰を動かしながら私の裸の乳房に両手を当てると、その指を肉に沈ませて荒々しく揉みたてます。
「オラオラ!!もっと速くだ!!モタモタすんな!!シーラ!!!シコレ!!シコリまくれ!!!でないと乳首押しまくるぞ!!!!捻りまくってやるぞ!!!!!ああん!?」
ニンジャ砦のときと同じように、彼の口調がだんだんと凶暴性を帯びてきます。こちらが彼の本性なのでしょうか。それとも男の人はこのように二面性を持つものなのでしょうか。
もっとも、私も公務のときとダーク・シュナイダーと二人きりのときとでは違うところもあるので、人のことは言えないのかもしれません。それが証拠に、
「ああっ…やっ…はっ……ち…ちくびぃぃっ!!」
淫らな悲鳴を上げさせられました。今の私の姿を、お父様や国民の皆さんは想像だにしないでしょう。
そういえば、後でわかったことですが、ボン・ジョビーナや騎士の皆さんはあのときご無事でした。すっかりダーク・シュナイダーのせいで戦死したように思いこまされていましたが。
要するに、ダーク・シュナイダーは私におしゃぶりをさせるために彼らをだしにつかったのです。ああ、本当に悪いひと。悪魔のようなひとです。
でも、そうまでして彼は私と……
どうして、ティアを一刻も早く救わなければいけないときにあんなコトを……本当に、ただの毒の治療のためだけだったのでしょうか。
私の中であのときの答え合わせがしたいという欲が少しずつ出てきます。
知ってはいけないかもしれない。でも、知りたい、そう思ったとき、彼が私の両手と下着からペニスを抜き去りました。
「えっ!?」
唐突な撤退に驚いたのもつかの間、彼の右手が私の下着の中に入り込んできました。
「あはぁっ!!」
絶望からの喜びの声でした。そして、彼の肉棒がもう一度差し出され、私の右手は反射的に握りしめるのです。
「次はしごき合いだ…」
またも、悪魔の誘惑。
「は…はいっ」
すぐさま返事をし、また彼のモノをしごき始めます。今度は右手だけで。
彼の指も私の陰核をつまむとゆっくりとしごき始めます。
「あっ…はぁぁぁっ…!!だっ…ダーク・シュナイダー!!」
陰核は女性だけがもつ性器の一部ですが、男性の陰茎に相当する部分とのことで、包皮だけでなく亀頭や裏側に小帯と呼ばれる組織があったり、海綿体が存在することで性欲によって勃起したり、とにかく気持ちよかったりなど共通項が多いです。
毛細血管や神経がたくさん集まっていてとても敏感で女性にとっては最高の性感帯を呼ばれることもあるそうです。
こんなにも気持ち良くなる場所があるなんて、ダーク・シュナイダーにいろいろとされなければ気付かなかったのかと思うと、感謝の気持ちと民への申し訳なさでヘンになりそうです。
でも、それも今となっては仕方のない事。私が、王女としてではなく女としてこんなにもあさましく淫らな姿を出せるのも、私の部屋とこのホテルを彼がつなげてくれたから。
トロピカルホテルNo.4は私にとってまさに楽園と言えます。
その楽園のベッドの上で私たちは無我夢中に互いの股間の性器をしごき合います。陰核と陰茎の関係を考えれば、私たちはお互いに肉棒をしごきあっているともいえるのでしょう。
「どうだ!さっきのもイイがダーク・シュナイダー様の聖なる指先の方がもっといいだろう!」
「はっ…はいっ!もっといい…あっ…そこは…ソコはああああっ!!!」
もうすっかり顔を出した私の肉の芽を、ダーク・シュナイダーの指がこすり、しごき、こねくり回し、私を狂わせます。
「こっ…こんなっ…こんなっ…」
頭の中が真っ白になりながら、私の気持ちよさが暴走し、左手が無意識にベッドのシーツを握りしめます。
「クックック!!ヒダヒダもなぶってやる!!オマエの弱点をどんどんあぶり出してぜぇっ!!!」
「あっ…ああっ!!……ヒダヒダ…ヒダヒダもぉっ……!!!!」
私の性器に対するダーク・シュナイダーの探究は日に日に過熱しています。
ああ、早く今の私のアソコがどうなっているか貴方に見せたい。どれだけ貴方を思って高ぶって濡れているか貴方に知って欲しい。
どうか早く、私の性器を光の下にさらけ出して。その光景を貴方の瞳にまじまじと映して。そして、貴方の長い舌で丹念に丹念に味わって。
そう、あのときみたいに。

つづく