1日午後1時45分ごろ、群馬県長野原町応桑の地蔵川で、釣りをしていた同町の無職男性(63)がクマに襲われた。
男性は空手の有段者で、クマの目を攻撃して撃退、頭などに軽傷を負った。

 長野原署によると、クマはツキノワグマとみられ、立ち上がると約1・9メートル。
男性が釣りをしていたところ約5メートル離れた場所に現れ、目があうと飛びかかってきた。
身長約170センチの男性が空手技で応戦し、クマの目を攻撃したところ逃げた。
男性は頭や右半身にかみ傷やひっかき傷とみられるけがを負った。

 同署は「クマを見かけたら戦わず、そっと離れて通報してほしい」と呼びかけている。

http://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/national/article/271550