ニューピンリレー小説スレ [無断転載禁止]©bbspink.com
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そんな喜村宅浪は自らの存在について日々思案しておりました 最近少なくとも自分が人間であることには納得できました その疑問を晴らすために村の賢者ピンクちゃんに身体検査をしてもらうことにしました 医者「ウヒヒ……さぁ早く脱ぐっちゃよ、ウホウホウホ」
助手「パンティ」 突然賢者の家へ向かう喜村の元に謎の医者達が現れました 謎の医者達は「ンピンピネムイタラヒンチャクンピ…」と「おはよう」を口々に繰り返し喜村の前方180度を塞ぐようににじり寄ってきました 一般人の喜村はなすすべもなく拘束され口に布のようなものを押し当てられ気を失ってしまった
その際「チップをもってこい」と言っているのが聞こえた 次に目を覚ましたとき喜村の視界に飛び込んできたのは、見覚えのある、紛れもない自室の天井でした。 などとひとりごちる自身が可笑しくて、喜村はやにわに冷静になった あれは夢だったのだろうか……いや、拭えない違和感はそのままに口に手を当てれば、押し当てられた布のざらついた感触が鮮明に思い出された 違和感を覚えつつも普段の生活サイクルに戻った喜村はポストに「14pink財団」と宛名が書かれた手紙を見つけた 空腹を覚えていたのでとりあえず食べてみることにした 喜村は気分が昂ぶり、今も自分ならなんでもできるような気がしてきた 昂っている喜村はさっそくストリートファイトでお金を稼ぐことにした
…最初の相手はピンクさんだった ピンクさんはサンドバッグをチョップで30m吹き飛ばしこう言った 「ヒィィ!ヒィィィィィ!!おおおお助け〜〜!!」
喜村のメッキは瞬時に剥がれてしまったのであった 「待て喜村。お前は見込みがある、俺の元で修行してみないか?」
ピンクさんはなぜかサイドトライセップスを満面の笑みで決めながらそう言った 喜村にそれは受け入れがたい言葉だった
それは、弟子という呼称を与えられただけのサンドバッグなのではと、世界中の誰とてこれを邪推と非難できようかと喜村は思い、聞き入れずに走った ピンクさんは瞬き煌めくゆく流れ星の、十倍早く走り追いかけた 「早速走り込みとは良い心構えだな喜村ァ!!」
最早ピンクさんから逃れる術はないのであろう。 しかしピンクさんに勝るとも劣らない戦闘力をてに入れた 「フハハハハ!勝てる……これならピンク師匠……
いや、俺をこんな目に遭わせたピンクの野郎にも勝てる!!!」 「ほう、ならば試してみるか?」
ー背後には黄金に輝くピンクさんがいた。 「師匠超えこそ弟子の本懐…今こそ免許皆伝、頂くときっちゃ!!」
そう叫ぶ喜村の体は、黄金のピンクさんとは正反対に、白銀の輝きを放ち始めた。
ーー前歯だけが。 2tトラック2台分ほど離れたピンクさんは地面に衝撃波を持つデコピンを放つと砂や小石が凄まじい勢いで喜村に襲いかかった 「ぐぅっ!!な、何という闘気……
だが俺も!昔の俺ではない!!見よ!力こそパワー!!!」 喜村の白銀の前歯が蒼色のオーラを放つ
これこそがピンクさんとの修行で習得した秘技「ブルートゥース」である 雷「むぅ……あれはまさしく蒼光狼牙撃……」
桃「知っているのか雷電」
雷「伝承絶えて久しく、今となっては伝える者とて居ない幻の技……」
月「それを復活させるとは……あの喜村という男、やはり只者ではない」 喜村の攻撃をまともに受ければピンクさんでもタダでは済まない
しかし、その猛攻は何者かによって止められた
胸に14の文字が刺繍された服を纏う、何者かに... ???「ピンクさん……遊んでいる場合ではありません。あの方がお呼びです」 ピンク「ふっ……わかってるよ。
あまり待たせるとまた何を言われるか判らんからな。
おい喜村!今夜は遅くなるから食事は要らんぞ」
それはまるで、皆川純子の声が似合いそうな台詞ではあったが、
発せられたピンク様の声は、いつも通り金田朋子の超音波であった。 全身で感じていた刃物で身体を刺すような鈍く重い殺気が和らいでいく
後数秒睨み合っていた時間が長ければ戦う前に負けて居たかもしれない
酷く冷めた身体がその証拠だ
喜村の身体は酷く震えていた そして脱力した身体は半年前のニ〜三頭身に戻っていた
また腹筋に力を入れればゴリラのような肉体に戻れるが、新たなる絶望を体験した喜村は今、夕闇で膝をついて震えるしかなかった 喜村は再び修行前のように戻っていた。
いや、鍛練を続けてはいたため肉体的には比べ物にはならないほど屈強にはなっている。
しかし心が、精神が、あの時味わった氷柱のように冷たい殺気を忘れられず、実戦に立つことが出来ないのだ。 (やらかしたっちゃ…>>52は>>51を読まずに書いたものなので無視してくれてもいいっちゃ) こんなところで油を売っている場合ではない。喜村はそう思いながらも今の生活に満足してしまっていた。
「あぁ^〜椎茸狩り楽しいんちゃぁ^〜」
この体たらくである。 などと思っていた喜村はその時、木陰から延びる影に気が付いた (上質なキノコ……? いや違うっちゃ、気配があるっちゃ) “それ“の纏う気配はまるでキノコの物ではなく、喜村はただ“それ“の振りまく異様な存在感と臭気に鼻を詰まらせるのみであった 男「ウヒヒ……兄ちゃんよぉ、俺のキノコも収穫期だぜぇ……
アンタの尻を見てたらよぉ……こんなにでっかくなっちまった……」 ーーーその時喜村は以前自信が女ではないかと思い悩んでいたことを思い出した 真実はともかく喜村は咄嗟に貞操の危機を感じ自身は男であると告げたがそれは裏目に出た
男はホモだったのだ 「おいおい……俺も混ぜてくれよ」
また違う木の影から、別の男が姿を表す。
こちらも間違いなくホモであろう、その証拠に、こちらの男はこともあろうに青いツナギを纏っていた。 その時喜村は足元にワライタケが数本生えていることに気がついた 「そうだ、このワライタケを天日干しで3日間乾燥させたものを煎じて、
こいつらに呑ませてしまえば……
……いや、そんな時間的猶予は無い……
もっと即効性の高い方法じゃないと、この窮地を脱する事はできない……
では焼酎に漬け込んだワライタケを食わせるか!
遠心分離機を使えば漬け込み時間を飛躍的に短縮できる……!
……ダメだ、この場では焼酎が手に入らない……
それに遠心分離機はどうする?こんな山奥に落ちているとは思えない……
そうだ、ワライタケの妖精の力を借りて助けを求めれば……!
……ありえない……そんな妖精が居るなんて話は聞いた事が無い……
そもそも居たとして助けてくれるかどうかも判らないし、
妖精が守銭奴で法外な報酬を要求される可能性も否定できない……」
まるで何処かのイケメンギアス使いにでもなったかの様に、
喜村の脳裏に数々の策が閃いては消えていく。 「……そうちゃッ!!」
喜村の前歯がキラリと光る。喜村は完全無欠のアイデアを思い出した時、必ずその白い前歯が光るのだ。
「自分で食べればいいんだっちゃ!!」 その結果喜村は( ^ϖ^)の表情しかできなくなった 幸か不幸か
喜村の食べたそれには鎮痛作用があった
喜村のキノコ恐怖症は※この日からだとする説もある
※”この日に起こった事に対して喜村は晩年重い口を開きこう語ったという
「まさかキノコ狩りに行ったらキノコ2本に蹂躙されて童貞よりも先に後ろの処女を卒業するとは思わなんだっちゃ」” 心にウマシカを抱えた喜村……。
そんなどん底の喜村を救ったのは、ピンク師匠の意外な一言だった。 そして喜村は嫌な記憶を払拭するためがむしゃらに筋トレした 喜村は極限まで自分を追い込んだ。当然、何度も死線を彷徨ってきた。しかし彼には筋肉という戦友がいた。過酷極まるトレーニングの中で筋肉は掛け替えのない友となっていたのだ。 そうして遂に、喜村の耳には己が筋肉達の声が聞こえ始めていた。 筋肉「どうだ?ここにストレッチパワーが溜まってきただろ?」 上腕二頭筋「そろそろ試してみたくなったんじゃねぇか?」
ハムストリング「俺らの力をよぉ?」
腹直筋「今なら勝てるかも知れねぇぜ?」
大臀筋「あの師匠にだってよぉ!」 喜村はやがて、力強く方腕を天に突き上げる。
瞬間、この世界そのものを体現したかのような厚い雲で覆われた空に光が降り注ぐ。
そして大地は揺れ、海は割れた。 特に周りに高いビルや崖など無いのにピンクさんはそう言いながら空から降ってきた 「驕り? …ふっ、これは余裕と言うものっちゃよ」
どこぞの全身包帯人間のようなことをいいながら、喜村は不適な笑みを浮かべた。 「師匠超えこそ弟子の本懐……今こそ免許皆伝、頂くときっちゃ!!
…………ってあれ?何か前回も同じ台詞を言った様な??」 10秒後、そこには右腕の関節がありえない方向に曲がり、その痛さにもがき苦しむ喜村の姿があった 「へにょ!? へえええええん? へええん? おぎょぎょ」 ピンクさんの放ったあくびは周辺の空気を震わせ喜村の皮膚に伝わり無理矢理内蔵や筋肉を痛いほどに刺激した 「そんな…あんなに修行したのにまだ師匠にても足も出ないなんて!」 「お前にはあるモノが足りていない」
完膚なきまでの敗北を喫した喜村は体中に襲いかかる激痛に耐えながらピンク師匠の目の前に膝まづいた。
「己の身体を形作る『心』だ」
喜村はピンク師匠の身体全体が見えるよう、少し後退りして顔を上げた
喜村の目に見えるピンク師匠の身体はまるで巨大な砦のようだった
そしてその巨大な砦からは未熟者の喜村でもはっきりとわかる「心」が存在していたのだ 「……心」
喜村はその言葉を反芻した!
そして師から発せられる暴君にも見えた気風とは、心体が強さを発しているからなのだと理解した!
またも喜村は己の未熟さを恥じるほかなかった! そんな喜村に声をかける者があった。
鼎 < あなたはそこにいますか? 喜村(これは……えっと、確か…あれっちゃね……『来い…来いよ…俺は、ここにいる…ッ!』)
喜村は完全に勘違いしていた。
その声がスケィス(.hack//GU版)的な奴であると。 声の主は尚も問い掛けてくる。
鼎 < あなたはそこにいますか? 「ぼ、某は・・・・・・」
喜村は何かを言おうとしたが、痛さに体が耐えきれず、言い切る前にその場に倒れた。 喜村の周りには14の影が集まってきた。
「諸君おはよう。レプリカの完成度はどうだ」
「おはよう。こりゃ駄目だな。まるで中身がねぇんだ。ましてや自分の性別すら分かってねぇ。なぁヤブ医者」
「はて、メモリーは完璧に移植出来ているハズですが?」
「そればっかしが中身じゃねぇだろうが…だからお前らはヤブ医者なんだよ。」
「パンティ…」「ウホホ…」
「まぁ良い、あの短期間でブルートゥースまで発現させたのだ。オリジナルが消えた今はそれだけでも計画は大きく進む。では諸君ンピンピネムイタラヒンチャクンピ…」
「ンピンピネムイタラヒンチャクンピ…」…
謎の言葉を最後に喜村を囲む影達が消えて行く。 思い煩う喜村宅浪の格闘の日々に度々交差する14という数
喜村は己の運命と真実を知らぬまま、新たな研鑽を積もうとしていた! ピンク帝国の廃嫡された皇子・喜村は、
砂漠に棄てられていたところをウホウホ酋長に救われた。
以来、酋長の息子として育てられ、成長した喜村であったが、
彼の87歳の誕生日の夜、集落はパンティ教の武装勢力に襲われた。
こと切れる直前の酋長に自らの出自を明かされた喜村は、
ワニをお供にパンティ教団を倒す旅に出る事を決意する。 パチリパチリという音
喜村が目を覚まし上体を起こすと柔らかいベッドの上
少し状況を考えたがどうやら暖炉の音らしい
「起きたようだね。およそ半年眠っていたんだ、寝ていたとはいえ疲れたろう。」
落ち着いた声で老人が語りかけてきた 「さて、寝起きで申し訳ないが...義体の感触はどうかね?」
そう言われて喜村は自身の体に目をやる。
そうして初めて気が付いた。
自分の体は既に人のそれではなく、パワードスーツのようなものにすげ替えられていたのだ。 「何、もともと脳内にチップを入れていたようじゃしさほどかわらんじゃろう?」
爺さんが何やら言っているがショックを受けた某の耳には届かなかった 己が「心」を否定された喜村はたった今「身体」をも失った事を知った そんな喜村の前にまた別の男が現れた。
「これで我らが教団の"駒"が完成したのですね...」
そう呟く男の胸には、見覚えのある14という数字の刺繍が施されていた。 その男は韓国籍で金 卓(キム タク)という自分の本名を明かした後、喜村の体は自分が徹夜で作ったということ、先ほど喜村に話しかけた老人の部下であることを喜村に放した。 老人の名はペニス一郎。仮想通貨BC(ボッキコイン)の売買で財を成した男である。 一郎は言った
「君にはこのバブみフルボトルとロリフルボトルを使って我が教団の戦士へと変身して貰う」 喜村「えぇ〜ホントにこれやるんですかぁ?」
一郎「それがお主の使命じゃからのぅ」
喜村「でも……何かこのフルボトルっての、胡散臭いっていうか……」
一郎「ワシ自慢のフルボトルじゃ。安心して使うがえぇ」
山岡「いいや、そうとも言い切れないぜ。
このフルボトルは出来損ないだ。使えないよ」
一郎「な、何じゃと!貴様!ワシのフルボトルにケチをつけおるか!」
栗子「ちょ、ちょっと山岡さん!」
山岡「12年後にまたここに来て下さい。
本物のフルボトルをご覧に入れますよ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています