拙い趣だけど許しておくれー!
そらえー馬はいいぞー!!


「ーーあっ、あっ、あ"ぁっ!きもちっいい"!もっろ"、もっと"しでぇ!」

「そらっ…そらっ…また、出る…!」

「ぉ"っ、ま、ま"っで、いみゃ、りょーほうから、だしゃれたら…あだ、まおぁ"しくーーーあ゛あ"ぁ"ぁぁぁっ!!!」


 目を覚ませば、“二人に増えた”私たちの想い人に抱かれている親友を目へと入ってきた。
 頭と腰の痛み、お腹の中に感じる生暖かい感覚…たしか私も抱かれていて…

『ばあ…ちゃる、しゃん…、もっとちょうだい…、もっと…くだしゃい…!』
『えーちゃん…うっ、急にキツく!?』
『あ"っ…ぅぁ"っ…やぁ"やっ…らめぇっ、あっ、ぁっ〜〜っっ!!ぁ"っ……!!』
『ふぅ…ん?えーちゃん、えーちゃ………』

 そうだ、私たしか気絶しちゃって…
 そう思うと同時に、抱かれていた親友が力無く横になる。

 あの後、ずっと二人の馬の相手をしていたのか、お腹はポッコリと膨らんでおり、幸せそうな表情で気絶している。
(あと、心なしか胸も大きくなってる気がする、わけろ)

「…まさか、気絶してる相手にするのは気が引けるっすよね…」
「でも、まだばあちゃるくんは“満足仕切って無い”んでだよなぁ…」

 だからさ

 その一言とともに二人の目はコチラを向く。野獣が獲物を狙うようにそっと、食らいつくように、自分のを大きくしながら

「あは、あははっ…」

 もはや笑うしかない、散々出したのにまだそんなに大きいままなのかと
 またさっきみたいに…ううん、さっき以上に強く…激しくされちゃうんだなって…

「や、優しくしてくださいね…?」

 きっと叶うはずではないであろう願いを口にすることしか、私にはできなかった。