【ソフトM】女が男に屈辱を与える小説
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過激なSMはちょっと強すぎる。暴力的なものは逆に萎える。
スポーツ対戦や学校、職場などの日常で、ちょっとしたMを感じること。
女に与えられる屈辱感を味わえる小説、体験など。
そんなソフトなM感を好きな方が集まってください。
過激な暴力描写やスカトロ的なものは別スレがありますので、そちらへ。 「ふふっ、2点目ね」
美希がホームインした。ホームインした美希のスカートが膨らんだが、美希はすぐに押えた。
(いい風になって来たな)
勇二は打席に入った悠子のスカートを見ていた。
「さあ、ガンガン行くわよ」
悠子は気合いの入った素振りをした。
(おおおおおおおおっ)
勇二は興奮した。素振りをした悠子のスカートが目の前で舞い上がったのである。
「おおおおっ、いいぞ」
「見えたっ」
「白いパンツが眩しいぜ」
「もっと見せろ」
「スカート脱げ」
野球部ベンチからも見えたのか、ヤジが飛んだ。 「ふっ」
悠子はスカートを気にしないのか、勇二の目の前で気合いの入った素振りを繰り返した。
(もうたまらないぜ)
勇二の前で悠子のスカートの正面が舞い上がっているのである。赤いリボンの付いた綿の純白パンツ
が丸見えなのである。小さなレースが縁取った女子高生らしいかわいいパンツで、恥丘の盛上がりが
クロッチ部分を膨らませていた。
「白いパンツか」
マウンドの直樹からも悠子のパンツは見えていた。
(これ以上点はやらないぞ)
直樹は勇二の外いっぱいのサインに首を振った。
(まあ、いいか。黙ってても見えるんだ)
勇二は直樹自慢のシュートのサインを出した。
「よし」
直樹は頷いた。 「ストライク」
悠子は大きく空振りした。当然、スカートは舞い上がり白いパンツが丸見えになった。
「いいぞ、もっと見せろ」
「勇二、パンチラばっかり見て後逸するなよ」
「勇二、お前のバットで打ってやれ」
「お前のバットを入れてやれ」
野球部ベンチは悠子のパンチラに沸いたが、勇二は思わず投球を見逃しそうになるほど、見事にスカート
が舞い上がった。「神スイング」と自らが言うほどの鋭いスイングである。
勇二の位置からは腹まで見えていた。
(よし、シュートで三振を取るか)
直樹はサインに頷いた。 「カキーン」
悠子の打球はバックネットに当たった。真後ろに飛んだファールであった。
(ファールが後ろね。タイミングは合ってるわ)
2塁ベースにいる友里は悠子がホームランを打つ事を確信した。
「悠子、神スイングを見せてやりな」
友里が叫んだ。
「ふっ、俺達にとっては神パンチラだよ」
ショートの友則が言った。
「よし、これで終わりだ」
直樹は自慢のシュートを投げた。 「カキーン」
悠子はスカートが腹まで舞い上がる物凄いスイングで直樹のシュートを打った。
「えっ」
外野の隆弘がフェンスに飛びついた。
「バン」
打球は隆弘の上のフェンスに当たって落ちた。ホームランであった。
「ふふっ、ホームランよ、逆転ね」
悠子はバットを捨ててベースを回った。女子達に4点が入り、6対5で逆転した。
「さあ、私もホームラン打っちゃおうかな」
美希が打席に入った。 「大丈夫だ、まだ裏の攻撃があるんだ。点なんていくらでも取ってやるさ」
キャッチャーの勇二が直樹の元へ駆け寄った。
「そうだな。俺のシュートが簡単に打てる分けは無い」
「まあ、いつも通りに投げろ。相手は女だ」
勇二は戻るとしゃがみ込んだ。
「これは・・たまんねえな」
美希のスカートが強くなって来た風で舞い上がっているのである。
「ふっ」
美希もあまりスカートを気にしておらず、スカートが膨らんでも押えようとはしなかった。
「立って来ちゃうぜ」
勇二の位置からはスカートの中がチラチラと見えていた。 「・・・・・」
野球部のベンチも美人の美希のスカートが、見えそうで見えないので固唾を飲んで見ていた。
「ストライク」
直樹の一球目はストレートであった。風に押されてスピードが増していた。美希は振らなかった。
(2球目は内角ギリギリで攻めろ)
勇二のサインに直樹は頷いた。
「うっ」
内に構えると美希のスカートの中が丸見えになっているのであった。
(物凄い眺めだ)
美希もシンプルな綿の純白パンツで、正面にピンクのリボンが付いていた。レースやフリルの付いていない
飾りっ気のないパンツが尻にピッタリと履かれていた。 「ストライク」
美希は振らなかった。キレのある投球で、普通の打者なら打てないだろう。
(この位置はいいな)
勇二は内角低めのボールになるコースのサインを出した。勇二はいよいよ低く構えた。
(覗きをしているみたいだな)
美希の純白パンツをモロに見ているのである。
(尻に顔を埋めてやりたいな)
「ボール」
勇二が美希の尻を見ているとベンチから歓声が上がった。スカートが大きく舞い上がったのである。 (打って来ないな)
勇二はパンツばかり見ていて気が付かなかったが、美希は立ったままである。
(このままだと俺の方が立ってしまうぜ)
勇二は直樹にシュートのサインを出した。直樹は頷いた。
(そろそろ仕留めるか)
「カキーン」
美希は待ってましたとばかりに鋭いスイングを見せた。スカートが腹まで捲れ上がった。
「えっ」
打球はライナーでフェンスを直撃した。
「ホームランね」
美希はベースを回り始めた。7対5である。 「バシッ」
ホームインした美希はバッターボックスに入った真衣とハイタッチをした。
「風が出て来たわね」
勇二の前で真衣のスカートが揺れていた。
「いい風じゃないか」
勇二の言葉に真衣はスカートに手を当てた。
(こいつも白だったな)
勇二はチラとしか見ていないため、パステルブルーのパンツを白と思ったのであろう。
(意外と捲れるな)
真衣は尻が大きくスカートの広がりが大きいため、風でスカートが広がっていたが、スカートを気にして
手を当てていた。 (風で球速が出ている。ストレートで押すか)
勇二のサインに直樹は頷いた。
「カキーン」
真衣のスカートが広がると、打球は右中間へ飛んだ。
「おおおおおっ」
ベンチから歓声が上がった。真衣の薄い水色のパンツが丸見えになったのであった。
(かわいい子のかわいいパンツか)
勇二の位置から正面に緑色のリボンが付いたかわいいパンツがモロに見えた。しかも、打つ時に大きな尻に
履かれたかわいいパンツがいやらしくよじれていたのである。 しかし、ワンアウト1塁である。
「ちょっといやな風ね」
友里がバッターボックスへ入った。
「いや、いい風だ」
勇二が友里を冷やかすように言った。
(外へのカーブだ)
勇二のサインに直樹は頷いた。
「カキーン」
友里の鋭い打球が直樹の股間を抜いた。
(おおおおっ)
友里のパステルピンクのパンツがモロに見えたのである。
「見えたぜピンク」
勇二は喜んでいたが、ワンアウト1塁2塁である。 2番の奈央が打席に入った。強くなった風が奈央のスカートを揺らし始めた。
(こいつのはまだ拝ませてもらってないな)
直樹は高めのスライダーを投げたが、奈央に上手く合わせられセンター前に運ばれた。
「ちっ、また見えなかったぜ、上手くやられてるな」
勇二は奈央がスカートを意識したバッティングをしていることに気が付いた。
ワンアウト満塁である。
「おっ、来たなパンチラバッター」
3番の悠子が打席に入ると勇二はニヤリとした。 「満塁だって解ってるのかしら」
悠子は勇二の目の前で鋭いスイングを見せた。
「うっ」
悠子のスカートは勇二の顔の前で舞い上がった。
(いいケツしてるぜ)
勇二からピッタリと尻に穿かれたパンツの尻が丸見えになった。
(シュートは通じないな、真向勝負でいくか)
勇二はストレートのサインを出した。
(直樹のストレートは威力を増している。女に打たれる事はないだろう)
「威力」と言っても追い風に乗っているだけであり、その風が悠子のスカートを膨らませていた。
(本当にいい眺めだぜ)
スカートが膨らむ度にキャッチャーの勇二から悠子の白いパンツが見え隠れしていた。 「カキーン」
悠子は物凄いスイングをして直樹のストレートを打った。スカートは腹まで捲れ上がり純白のパンツが露わになった。
「いったわね」
打った瞬間に悠子が言った。打球はフェンス上段に当たった。
「・・・・・」
外野の隆弘は動けなかった。
「ハイ」「ハイ」「ハイ」
女子達はホームインする度に、次の打者である美希とハイタッチをした。
「これで11対5、ダブルスコアね」
美希は勇二を見下ろして言った。
「6点差なんて、すぐに取り返せるさ」
「6点差で済めばだけど」 美希は打席で構えた。
(お嬢様、随分と地味なパンツだな)
勇二は美希のきれいな生脚と穿いている綿の純白パンツを見ていた。
(女には力で押すしかないな)
勇二は再びストレートのサインを出したが直樹は首を振った。
(まさかシュートで勝負すると言うのか)
勇二はシュートのサインを出すと直樹は頷いた。
(無理だ、また持っていかれるぞ)
勇二はストレートのサインを出したが直樹は首を横に振った。
(分かった。直樹の男としてのプライドが許さないんだな)
前の打席で得意のシュートを待ちかまえて打たれたのが許せなかったのである。
(よし、直樹の男を見せてやれ)
勇二はシュートのサインを出した。 「カキーン」
美希も悠子に劣らない鋭いスイングをして直樹自慢のシュートを打った。美希のスカートも腹まで捲れ上がり
白いパンツが露わになった。
「バン」
打球はフェンスを直撃したが、悠子の打球より低い位置に当たった。
「ちっ」
美希は悔しそうにベースを回った。
「ナイスバッティング」
ホームインした美希と真衣がハイタッチをした。
「不発よ」
美希は不愉快そうに言った。
これで12対5、まだワンアウトである。
「私もホームラン打っちゃおうかな」
真衣が打席に入った。 (んっ、水色だな)
勇二は真衣のパンツを白かと思っていたが、じっくり見ると水色であった。
(よし、シュートで行こう)
直樹は頷いた。
「カキーン」
真衣のパステルブルーのパンツに包まれた大きな尻が丸見えになった。
「・・・・・」
真衣の打球もフェンスを直撃した。3打席連続ホームランであった。
「くそっ」
直樹はマウンドでうな垂れた。得意のシュートを女の子に連続ホームランを打たれたのである。
「友里もホームラン打ちなよ」
ホームインした真衣が次の打者の友里にプレッシャーをかけるように言った。
13対5、ワンアウトである。 「何よ、ホームランなんて、いくらでも打ってやるわよ」
友里は不愉快そうに言った。
(またシュートか)
勇二は恐る恐るシュートのサインを出した。直樹は頷いた。
(まあ、いいか。簡単にホームランが打てる分けはないしな)
「カキーン」
友里は今までに無い鋭いスイングで直樹のシュートを打った。
「バカな」
打球は隆弘の頭上を越えてフェンスに当たった。
「ホームランよ」
友里はベースを回った。
「・・・・・」
直樹は無言であった。 「はい、15点目よ」
友里は奈央とハイタッチをしたが、奈央のテンションは低かった。
「アホらしいわ。どうしてこんな試合で本気になってパンツ見せなきゃならないのよ」
「そろそろパンツみせてくれよ」
勇二が言った。
「へ・ん・た・い」
奈央は相手にしなかった。
「それよりも点差を考えたら」
すでに10点差である。
(これ以上は点をやれないな)
勇二はシュートのサインを出した。
「カキーン」
奈央のバットを短く持って合わせるバッティングでセンター前へ抜けた。 「これであと2点追加になるわね」
スカートを膨らましながら悠子がバッターボックスへと入った
(この女にはシュートやストレートは通用しないな)
勇二は悠子の純白のパンツを見ながら考えていた。
(カーブだな)
勇二のサインに直樹は首を振った。
(とにかくシュートか)
直樹はシュートのサインに頷いた。
(この女にはシュートは通じないぞ。ホームランを打たれるぞ)
勇二は再びカーブのサインを出したが、直樹は首を横に振った。
(これ以上点を取られたら勝てないぞ。さすがに10点以上取るのは難しいぞ)
勇二はフォークのサインを出したが直樹は首を横に振った。
(直樹のプライドが許さないのか。その自信はどこから来るんだ)
勇二はやむなくシュートのサインを出した。 「カキーン」
悠子のスカートは腹まで舞い上がった。
「懲りずにシュートを投げるのね」
悠子の打球はフェンス上段に当たった。2点ホームランである。
「はい、17点目ね」
悠子はホームインすると美希に言った。
「野球部は9人守備に着いていいわよね。これじゃ終わらないわ」
美希がスカートを風に靡かせながら言った。
「でもホームラン打つから意味はないけど」
野球部員達は集まり相談していたが、結局、9人が守備に着く事にした。
「直樹、いいかげんにしろ」
勇二は直樹に言った。
「俺のシュートが打たれるはずが無い」
「現にホームラン打たれているだろう」
「あれはマグレだ」
「マグレで17点も取られるのか」
「俺のシュートが女に通じないって言うのか」
「とにかく、もうシュートは投げるな。カーブやフォークを入り混ぜて投げろ」
「・・・・・」
直樹は返事をしなかった。 「ただ、直樹得意のシュートが通じない以上、カーブやフォークが打たれないという保証はないだろう」
博史が言った。
「今日の直樹のシュートは悪くない。マグレかもしれないぞ」
友則も言った。
「とにかく、この回を終わらせる事だ。その後でもう反撃だ」
「そうだな。女の投げる球だ。10点くらいは簡単に取れるだろう」
部員達は直樹に賛同して守備に散った。
(とにかくカーブで変わすしかないな)
このままでいけば本当に負けて野球部は廃部になるのである。しかし、直樹は勇二のサインに首を振らなかった。
「えっ」
「うわっ」
「ストライク」
美希と勇二は同時に声を上げた。直樹がシュートを投げたのである。
「ちょっと、もうシュート投げるの止めさせなさいよ」
美希は勇二を睨みつけて言った。 「これじゃ永遠に終わらないわよ」
「何だと」
「仕方ないわね、終われるようにチャンスをあげましょうよ」
「すぐに終わらてやるさ」
「そうね、野球は9人でやるものよね」
美希は含み笑いをして女子達の方を見た。
「やりな、美希」
先程、女子達は何か相談をしていたらしく、悠子が叫んだ。
(直樹、どうした、カーブを投げろ)
勇二がサインを出しても直樹は答えなかった。
「あっ」
直樹はまたシュートを投げたのであった。
「もう、しょうがないわね」
美希は9人守備になったショートの友則へスカートを舞い上がらせて強打した。 「うわっ」
打球は友則の正面への強烈なライナーとなったが、友則はグラブを弾かれた。打球はセンター前へ抜けた。
「ううううっ」
友則は手を痛そうに押えた。
「大丈夫か」
サードの守備に着いた3年生の蔵人が心配そうに声をかけた。
「ああ」
友則は怯えたような表情で言った。
「くそっ、惜しかったな」
直樹は自分のシュートで打ち取ったと思ったのか残念そうな表情をした。 「私はアウトにしてくれるのかな」
真衣は勇二にかわいい顔を向けて言った。
(とにかくカーブだ)
しかし直樹は首を振らなかった。
「ストライク」
直樹はシュートを投げた。
「いいのかな、このまま投げて」
真衣は勇二にかわいいパンツを見せながら言った。真衣のスカートは風で舞い上がっていた。
「カキーン」
真衣は直樹のシュートを友則に向けて強打した。
「うわっ」
真衣の強烈な打球は友則のグラブを再び弾いた。
「うううううっ」
友則は手を押えてその場にしゃがみ込んだ。 「どうなっても知らないわよ」
友里はパステルピンクのパンツを勇二に見せながら言った。
「カキーン」
友里は直樹のシュートを強打した。友里のスカートが腹まで見えるほど舞い上がったが、かわいいパンツ
が露わになると同時にショートの友則は倒れた。友則を強襲した打球を捕球できずに顔面に当たったのであった。
「大丈夫か」
内野手が友則の周りに集まったが、友則は立てなかった。
「1年生、担架だ」
蔵人が叫んだ。友則は気を失っていた。
「だらしないわね。男でしょ」
2塁ベース上にいる真衣が言った。
「博史、ショートに入れ」
友則の替わりに、レフトの博史がショートに、2年生の正雄がレフトの守備についた。 「こんなやり方はフェアじゃないわ。打てるなら打てばいいじゃない」
打席に入った奈央がバットを長く持ち替えて言った。
「カキーン」
奈央は直樹のシュートに対して今までには無い鋭いスイングを見せた。長めのスカートは舞い上がり、白にピンクの
花柄の付いたパンツが丸見えになった。
「バン」
「・・・・・」
奈央のパンツを初めて見た勇二は声が無かった。打球はフェンスを直撃した。ホームランである。
「これで21対5ね」
「ホームラン打てるじゃない」
打席に入った悠子がホームインした奈央に皮肉めいて言った。 「私の打球は捕れるかしら」
悠子は打席に入るとパンツが丸見えになるほどの気合いの入った素振りを見せたが、内野手の男子達はその純白の
パンツを見ながら怯えた表情をしていた。
(どうせシュートね、一球で仕留めてやる)
バットを振り切った時、サードの蔵人と目が合った。
「ふふっ」
悠子は蔵人にかわいい笑顔を向けた。
(まずいな)
勇二は悠子が蔵人を狙っているのを察した。
(この女に強打されたら蔵人は捕れないだろう。いや、友則の二の舞になるだろう)
勇二は白いパンツの恥丘の膨らみを見ながら考えていた。
(外角低めに来るカーブしかないな)
勇二のサインに直樹は首を振った。
(無理だ、この女にシュートは通じないぞ)
勇二は舞い上がるスカートの下でサインを出した)
「あっ」
直樹は勇二のサインを無視してシュートを投げた。 「カキーン」
「ウワッ」
悠子のスカートが腹まで捲れ、赤いリボンの付いたかわいいパンツが丸見えになるほどの鋭いスイングをしたが
同時にサードの蔵人が声を上げて倒れた。
「蔵人・・・」
勇二が叫んだが、倒れた蔵人の腹からボールが転がった。
「1年生、担架だ」
蔵人は大きな口を開いたまま気を失っており、担架に乗せられ運ばれて行った。
「あの程度の打球も捕れないのかしら」
打席に入った美希が言った。
(悠子が一球で仕留めたなら私も一球で仕留めるわ)
美希はファーストの優一を見た。優一を始め内野手は怯えた表情をしていた。
「来るわよ、優一。しっかり捕りなさいよ」
1塁ベース上にいる悠子が言った。
「わ、わかってるさ」
優一の声は震えていた。 「華道部の女の子が打つ打球よ。野球部の男子が捕れなきゃ恥ずかしいわよ」
悠子は膨らむスカートを押えながら言った。
「友則も蔵人も男のくせに情けないわ」
「お、俺は違うぞ」
「美希のつま先はこっちを向いてるわ。優一を狙ってるわよ」
「し、所詮は女の打つ球だ。捕れない分けはない」
優一はスカートを膨らませながら打席に立っている美希を見て言った。
「カキーン」
「ウウウッ」
美希は気合いの入ったスイングをしたため、スカートが腹まで捲れ上がり、ピンクのリボンが付いた
かわいいパンツが丸見えになった。同時に優一がうめき声を上げながら倒れた。
「優一・・・」
勇二は再び叫んだが、気を失って倒れた優一の下からボールが転がった。 「大丈夫かしら」
倒れている優一を見下ろしながら1塁ベースの上で美希が言った。
「担架はどうした」
「まだ返って来てません」
蔵人を運んだ担架が戻ってないのである。
「担架が戻るまでベンチで寝かせておけ」
1年生2人が倒れている優一をベンチの中へ運ぼうとした。
「あっ、担架が戻って来ました」
ちょうど1塁上の美希の前まで運ばれた時、担架が戻って来た。
「うわっ、優一先輩も・・・」
1年生達は、白目を剥いて倒れている優一を担架に乗せたが、その前で美希のスカートが舞い上がった。
「きゃぁっ」
鋭いスイングでスカートを舞い上がらせていた美希が、1年生男子に純白のパンツを見られて恥ずかしそうにスカート
を押えていた。 「さあ、手加減しないわよ」
スカートを押えながら真衣が打席に入った。風が強くなって来た。
「次は博史の番よ」
2塁ベース上にいる悠子がショートを守っている博史に言った。
「野球部はどうなってるの。華道部の女の子の打球も捕れないなんて」
「・・・・・」
「しかも失神して担架で運ばれるなんて。情けない男の子達よね」
「何だと」
「博史も担架で運ばれないようにね」
「俺は必ずアウトにするぞ」
「出来るのかしら?真衣はホームランバッターじゃないから正面に来る打球は速いわよ」
「・・・・・」
博史は怯えた表情をして打席の真衣を見ていた。尻が大きい真衣は他の4人よりも多くスカートが捲れ上がっていた。 (くそっ、ちゃんと守れよ)
直樹は打球を捕れない内野手に苛立っていた。
(しっかり捕っていればすぐにチェンジだろ)
「締まっていくぞ」
直樹は大きな声を出した。
「相手は女だぞ」
直樹は自分が打たれているという自覚は無かった。
「私は博史の正面に打つわよ。捕れるかしら」
真衣はかわいい顔を勇二に向けた。
「と、捕れるだろう」
「そうね。野球部だよね。女子の打球が捕れない分けはないわよね」
勇二は真衣の打球は悠子に劣らないほど速いのは分かったいた。
(博史は捕れないかもしれないな。まともだと担架で運ばれるぞ)
勇二は真衣のスカートの中を見ながら考えた。
「当然だ。だけどあまり思い切り打つとパンツ丸見えになるぞ」
勇二は真衣のスカートを覗きこむように言った。
「変態っ」
真衣はスカートを押えた。
「だけど見えるから仕方が無いだろ。見られたくなければスカート捲れないように打てよ」
「見なきゃいいでしょ」
「視界に入るんだよ。水色のパンツが」
「きもいわ」
真衣はスカートに手を当てて勇二を睨みつけた。 「カキーン」
真衣は水色のかわいいパンツを丸出しにして、直樹のシュートを博史目がけて打った。
「ウウウウウウッ」
パンツが見えたと同時に博史がうめき声を上げながら倒れた。
「博史・・・」
博史の腹からボールが転がったが、博史は他の2人とは違い意識があった。そのため、腹を押えながらマウンド上で
のたうち回っていた。
「ウウウウウウッ」
「博史」
「博史先輩」
内野手が集まって来たが、苦しそうにもがく博史をどうすることも出来なかった。
「担架はまだか」
勇二が叫んだが、担架はまだ戻って来ていなかった。
「真衣も残酷ね。一発で楽にしてやれば良かったのに。スカート気にしたのかしら」
悠子が呟いた。 「オエエエエッ」
博史は水のような液体を吐き出した。
「博史、しっかりしろ」
勇二が脂汗を流しながら苦しんでいる博史の背中を摩った。
「担架が来たぞ」
博史はうめき声を上げながら担架で運ばれて行った。
「困ったな、人がいないな」
外野は隆弘、正雄、1年生の忠志、内野は2年生の幹夫、1年生の翔と公章であった。他に担架係の1年2人、
審判の2年生だけであった。
「外野へは打たないわ、全員内野に入ったら」
打席に入った友里が言った。
「私達だって5人でやってるのよ。1人くらいいなくてもいいじゃない」
3塁にいる悠子が言った。
「よし、俺がシュートに入る」
外野から3年生の隆弘が走って来た。
「じゃあ、隆弘にアウトにしてもらおうかな」
「来い、望むところだ」
隆弘はグラブを叩いた。 (この女ならカーブを投げれば隆弘は捕れるだろう)
勇二はサインを出したが直樹は首を振らなかった。
(シュートは無理だ。ケガ人を出すだけだぞ)
「シュートを投げさせてあげなさいよ」
「何いっ」
打席に立っている友里の言葉に勇二は驚いた。
「下手な球投げられたら一発で仕留められないわ」
「何だと」
「どうせ捕れないなら博史のように苦しまない方がいいでしょ」
勇二は友里のかわいいパンツを見ながらシュートのサインを出した。
「カキーン」
「ウウウッ」
スカートが舞い上がると同時に隆弘が倒れた。
「隆弘っ」
「隆弘先輩」
内野が隆弘の周りに集まった。 「はい22点目ね」
悠子がホームインした。
「これはちょっと下を狙いすぎたかな」
打った友里が恥ずかしそうに舌を出した。打球は隆弘の股間を直撃していた。
「隆弘」
隆弘は気を失っていた。
「担架はまだか」
勇二が叫んだ。
「そんなにベッドが空いてるの」
3塁の美希が言った。
「潰れなかったかしらね」
悠子が打席に入った奈央に言った。
「くだらないわね」
奈央が怒ったように言った。 「みんなどうしてちゃんと打たないのよ」
奈央はバットを長く持って構えた。
「カキーン」
「うっ」
勇二は奈央の思いきったスイングに舞い上がるスカートの中を見せられたが、打球はかなり高く上
がっていた。
「いったか」
勇二は立ち上がって打球の行方を追った。
「・・・・・」
奈央は直樹のシュートをフェンス上段に打ちこんだ。
「ホームランね」
女子達は次々とホームインした。
「26対5ね。そろそろ終わらせるわよ」
打席に入った悠子が直樹を見て言った。 悠子のスカートは風で膨らんでおり、しゃがんでいる勇二に白いパンツを見せるように立った。
「や、止めてくれ」
勇二はパンツを見せられると怯えたように言った。悠子は直樹を狙う、と暗に言ったのであった。
「これ以上は無理よ」
悠子の言葉と同時に勇二が立ち上がりマウンドに駆け寄った。
「敬遠だ」
勇二が言った。
「何だと」
直樹は勇二を睨みつけた。
「悠子と美希は無理だ、次の真衣と勝負だ」
勇二はマウンドで直樹に言った。
「・・・・・」
「悠子や美希を打ち取れる自信はあるのか」
「・・・・・」
「ここは敬遠だ」
「分かった」 直樹は悠子と次の美希を敬遠した。しかし、それが真衣を激怒させた。
「悠子と美希を敬遠して私と勝負?私は見くびられたのね」
打席に入った真衣は激怒した。真衣はスカートを気にして打っているため、打球は2人に比べると弱かった。
勇二は真衣の打球なら直樹は捕れるだろう、と考えての敬遠であった。
「いい眺めだな」
勇二は風で膨らむ真衣のスカートの中を見ながら言った。
「ちょっと、貴方もスポーツマンでしょ。マナーをわきまえなさいよ」
真衣は膨らむスカートに手を当てながら言った。
「だったら見えないように打てよ」
普通ならスカートを気にする真衣だが、敬遠で気が立っていたためスカートはどうでも良くなっていた。
しかも、スカートを覗きこむように見ている勇二の姿が火に油を注いだように真衣の怒りを大きくした。
「まあいいわ。とにかく思い切りいくわよ」 スカートを押えなくなった真衣は丁寧に足の位置を固め始めた。
(まずいな、怒らせてしまったか)
勇二は内角低めのサインを出した。
(頼む直樹、サイン通りに投げてくれ)
直樹は頷いた。
「カキーン」
真衣の打球は物凄いライナーとなって3塁側のネットを直撃した。
(これは・・・・)
勇二は打球の速さに呆然となった。
「真衣、力むな」
1塁の美希が声をかけた。怒りで力が入りすぎていた。
(直樹の男に賭けるしかないな)
コットン地で小さなレースが縁取っている水色のかわいいパンツが勇二の前で見え隠れしていた。
(直樹が男を見せるならこの女を打ち取るだろう)
勇二はシュートのサインを出した。 「キーン」
物凄い打球が直樹を襲うと声も出せずに転がるように直樹は倒れた。
「セカンド」
勇二は倒れている直樹の前から2塁へ送球した。
「アウト」
2塁手の2年生が1塁へ送球した。
「3アウト。チェンジ」
ダブルプレーとなった。
「やっと終われるわね」
友里が疲れたように言ったが直樹は倒れたまま動かなかった。
「1年生、担架だ」
勇二が叫ぶと担架はすくに来た。真衣の打球が物凄かったのか、完全に意識を失っていた。 「さあ、最後締まって行くわよ」
友里が大きな声を上げた。
「これから投げる球は全てストレートよ。他の球は投げないわ」
奈央が打席に立った2年生の幹夫に言った。
「よし、俺がホームランを打ってやる」
「面白いわね。ぜひ見たいわ」
捕手の友里が言った。
「ストライク」
幹夫は奈央のストレートを空振りした。
「くそっ」
幹夫はバットを短く持って当てにきていたが、球威がある奈央の球にタイミングが合わなかった。
「ストライクアウト」
幹夫は三球三振であった。 「俺のバットが火を吹くぞ」
2年生の正雄が打席に立った。
「ストライク」
正雄も大きく空振りした。
「ストライクアウト」
正雄も三球三振であった。
「俺が最後にホームランを打ってやる」
勇二が打席に入った。
「いい、3球ともストレートよ。それ以外は投げないわ」
「いいのか、そんな事を言って」
「せめて1点くらい返してよね」
キャッチャーの友里が言った。 「私の所へ打ちなさいよ」
「私を狙ってよ」
内野手の2人がスカートを膨らませながら言った。
「ここまで打ちなさいよ」
外野の美希が叫んでいた。
「くそっ、ふざけやがって」
勇二は奈央を睨みつけた。
「ストライク」
奈央のストレートに勇二は大きく空振りした。
「くそっ、手元で伸びるな」
「球種を教えているのよ。打ちなさいよ」
友里が勇二を見上げて言った。
「どうしたの。男でしょ」
「女の子の投げる球が打てないの」
内野手の女子達が激を飛ばした。
「くそっ」
勇二はバットを構えた。 「カキーン」
打球は1塁側のバックネットに当たった。ファールである。
「振り遅れよ。スイングが甘いからファールになるのよ」
「何だと」
勇二は友里を睨みつけた。
「いい、ストレートを投げるって分かってるんでしょ。だったら後はタイミングを合わせる
だけよ。バットに当てる事を考えなさいよ」
「や、野球部の俺にコーチするのか」
「だって今のままじゃ三振でしょ。自分のスイングが通じないって分かったら。バットに当て
る事をまずは考えるべきでしょ」
「そ、そんな事は分かっているさ」
「分かっているなら打ちなさいよ。男なら最後にヒットの1本も打ってみなさいよ」 友里はしゃがみ込んで構えた。
(奈央も最後くらい打たせてあげればいいのに。融通が利かないわね)
「カキーン」
勇二の打球は再び1塁側のバックネットに当たった。
「分からないわね。スイングが遅れてるなら一呼吸速くバットを出すようにしなさいよ」
「お、俺は野球部だぞ」
「それだから女の子に負けるんでしょ」
「くそっ」
勇二の顔は真っ赤になった。
(打たせてあげなさいよ)
友里は奈央にサインを出した。
「ふっ」
奈央は友里を見て微笑んだ。 「カキーン」
勇二の打球はレフトへと飛んだ。
「打てるじゃない」
友里は勇二の肩を叩いた。
「うそ」
センターの位置にいた美希が打球に追い付きそうなのである。
「パシッ」
美希はスカートを舞いあがらせて勇二の打球を捕った。
「アウト、ゲームセット」
審判の2年生が力なく言った。
「残念ね。あと少しだったのに」
友里は勇二を慰めるように言った。
(気が利かないわね華道部は)
友里は美希を睨みつけた。 「ナイスピッチング」
外野から戻って来た美希が奈央の肩を叩いた。
「最後は美希に助けられたわね」
真衣が得意げに言った。
「助けられた?」
奈央が真衣を睨みつけた。
「華道部が分かったような事言わないでよ」
友里が不愉快そうに言った。
「何よ、私達がいたから勝てたんでしょ」
「別に華道部がいなくても私達は勝ってたわ」
友里と真衣は言い争いを始めた。
「止めなさいよ」
悠子が割って入った。 「まあ、これで野球部の廃部は決定ね」
奈央の言葉に野球部員達はグランドでうな垂れていた。
「面白かったわ」
「そう」
「またどこかで野球が出来ればいいわね」
「お嬢様にスポーツは必要ないでしょ」
悠子が不愉快そうに美希を見た。
「帰りましょうよ」
5人の女子達は強くなった風にスカートを靡かせながらグランドを後にした。
野球部が廃部になったのは言うまでもない。
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