【それはリアの話?いや、そこでこんな返しされるとは】

いや、女性の部屋は久しぶりなので…
それに、理紗さまのお部屋となれば、いくら下僕といえど興奮します
変態と呼ばれても構いません、でも今はきちんとしています
(理紗に突っ込まれるものの、興奮を抑えられない)
(そんな浮かれた状態で、きちんとしますといったところで、説得力もない)
(しかし、理紗に対して自分の欲望を見せていくことも、必要だと考える)
(ボディガードをしていても、所詮男であることは、意識させておく)

え、あ、はい…
やっぱり拘束されるんですね…いや、まあ、それはそれで
理紗さまの下僕であるわけですから、興奮しますよ
抵抗できない状態で、罵られたり蹴られたりすることを考えますと…
いや、ご主人様なのですから、下僕に謝るのはもったいないですよ
(意地悪く笑顔を向けられても、それはそれでいい、と思う)
(拘束されて、理紗の部屋に、こんなことしてもらえるのは俺だけだ)
(見張っている男は、悔しがるだろう、それで姿を現すのなら、こちらに有利だな)
(浮かれるだけでなく、きちんと冷静に判断できる余地は残す)

理紗さまのお部屋ですから、土足で穢しません
別のもので穢したくなりますが…
(早くと催促されるものの、縛られているため少々もたつく)
(イライラしているのを分かっていながら、また怒りを買うようなことを口走る)
(理紗が、怒りで怖さを発散できるなら、いいかなと思いながら)

【続きます】