卓上ゲームエロパロ総合スレ48 [無断転載禁止]©bbspink.com

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@ピンキー2016/04/13(水) 01:24:56.82ID:caTW2FzD
このスレは卓上ゲーム関係のエロスをブチまけるスレです。
通称地下スレ。日の当たるところにネタを持ち出さないようにしましょう。

<前スレ>
卓上ゲームエロパロ総合スレ47
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1389919200/

<過去スレや過去作品のまとめはこちら>
2ch卓上ゲームエロパロ総合スレまとめサイト(旧保管庫)
ttp://trpg.h.fc2.com/
卓ゲ地下スレ保管庫(新保管庫 編集はユーザー名:guest、パス:h+ero)
ttp://wiki.fdiary.net/TableGameE/

<関連スレなど>
卓上ゲーム板
http://kohada.2ch.net/cgame/

水晶の欠片亭 ソードワールド40号店
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1446432048/

<eraTRPGの話題はこちら>
【卓ゲ】eraTRPG開発所【二次創作】
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12839/1247743353/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:ccabcd3e22bc8ac6bb73cbdfb9362db8)

0365名無しさん@ピンキー2018/12/22(土) 16:24:19.89ID:9OGrrsU7
おつ!

0366名無しさん@ピンキー2018/12/22(土) 17:17:28.19ID:3Xo7q2tI

0367名無しさん@ピンキー2018/12/25(火) 01:21:19.96ID:DN2WxGES
バッドシティ入手。
ストリートのカリスマ天使、見た目通りビッチなギャルでもよし、見た目はビッチだが実はウブでもよしなタイプ。
いろいろ妄想が捗りますな。
後輩の筆下ろしさせたり、普通に純愛したり。

伝統派健康優良不良。
承太郎っぽいこと書いてる黒髪美人。
くっ殺してよし、後輩とか弟とかそういうの人質にとってとかでもよし。
どっちかというと鬼畜系が映えそう。

パーソナリティとしては、竿役には事欠かない印象。
チャラいホストとか、読者モデル事務所経営のヤクザとか。

女の子だと、スカジャンにポニテの美少女、マスコットみたいな婦警が妄想が滾る。

ただ、一番印象に残ったのは、ヴィジュアル系バンドやってる霧谷だった。

0368名無しさん@ピンキー2018/12/25(火) 02:57:48.17ID:yvSNYvsW
最後で全部吹っ飛ぶなw

0369名無しさん@ピンキー2019/01/11(金) 20:24:59.43ID:mpRbflw9
保守

0370名無しさん@ピンキー2019/01/11(金) 20:30:27.30ID:snFb5OWw
マイナー推しは辛い界隈なのに、そもそもエロパロがマイナーになったという

0371名無しさん@ピンキー2019/07/03(水) 15:07:58.31ID:P1T1GcAd
ほしゅ

0372名無しさん@ピンキー2019/08/11(日) 13:47:08.46ID:jpuVnEU6
なんか保管庫落ちてない?

0373名無しさん@ピンキー2019/08/11(日) 17:00:30.96ID:+vHgslqB
旧は入れるけど、現在のは無理かぁ

0374名無しさん@ピンキー2019/08/11(日) 21:49:12.14ID:ttsu2NOj
保管庫見れなくなったのマジか
どうしよう

0375名無しさん@ピンキー2019/08/13(火) 20:56:40.22ID:hH3zPU3n
しまった、パイズリの日なのに何も書いてねえ!

0376名無しさん@ピンキー2019/08/13(火) 22:21:13.75ID:ABwTodSH
できない魔王だっているんですよ!

0377名無しさん@ピンキー2019/08/13(火) 22:56:13.13ID:JJyrzvXV
おっと、ベル様の悪口はそこまでだ

0378名無しさん@ピンキー2019/08/15(木) 20:50:25.63ID:8kO26rNa
でもパールちゃん様のパイズリならちょっと見たいかも

0379名無しさん@ピンキー2019/08/16(金) 13:06:08.00ID:P6UOgX1x
猫好き朗報! 猫アレルギー用ワクチンが開発される。という記事を見て、真っ先に真行寺望を思い出した俺は駄目かもしれない

0380名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 00:12:08.70ID:eO4L9K0y
色々書こうと思ってるけど、結局デザイアの二人に落ち着いてしまう。
どうしよう。

0381名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 00:45:43.93ID:lAf0Q5Y2
>380
じゃあその二人で

0382名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 01:31:17.83ID:T9C9UW1P
>>380
問題ないじゃないか

0383名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 03:05:53.67ID:+zLiw5YY
>>380
分かる分かる、俺もナイトウィザードはあかりんマユりんに固定されがちで

0384名無しさん@ピンキー2019/11/15(金) 11:30:22.76ID:llktD3nj
アン紅

0385sage2019/11/16(土) 04:58:18.94ID:sUCgPhi2
いまだに燃料はDXだぜ

0386名無しさん@ピンキー2019/11/18(月) 00:21:15.46ID:u9MjRXm3
なんとなくエロと衝動の考察。

嫌悪
相手に対する不信感などという形で嫌悪が現れる。
それ故、支配下、洗脳下に置いたものにのみ嫌悪が薄れる。
女の方が嫌悪持ちなら「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい」も有りだと思う。

破壊
心を壊すことに執着するタイプ。
心を壊した結果、後に残るのは機械的な反応しか示さなくなった対象が残る。
無機質な顔とでも言えばいいのだろうか。
薄っぺらい笑顔を浮かべ、忠誠を誓う犠牲者が残る。
俺にその趣味はないが、欠損フェチというのも有りかもしれない。

妄想、加虐、吸血はまあ、Eロイスを見れば一発で分る。

飢餓
セックスで飢餓を埋めようとするのが定番か。
丸呑みと組み合わせるというのもよいか。
取り込まれた臓腑の中、肉でできた檻、その中で行われる陵辱劇。
バスタードのコンロンとか魔神ブウあたりも良いイメージ。
生体ユニット的に取り込むというのも良いかもしれない。

解放
犠牲者の性欲なんかを思いっきり加速させる、というものだろうか。
曲解するなら露出趣味も有りかもしれない。
後は契約の代償としてエロいことを要求というのは鉄板。

殺戮
破壊の欠損フェチの更に上位、死体フェチあるいはネクロフィリアだろうか。
そのテの趣味はないのでこれ以上の考察はできないが。

自傷
竿役には向かない。
破滅的な奉仕を好む、とかだろうか。

0387久しぶりの投下 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/11/21(木) 00:42:15.09ID:eAl3vdlH
なんか今期アニメを見て思いついたものを投下。

一応対象はダブルクロスよりマスターマインド天船巴です。
すごく短いやつです。

ああ、畜生。
あの性悪女、非戦闘員だと思って甘く見てた。
俺はあの女をスコープ越しに見てたはずだった。
なのに、目があった。
あまつさえ、微笑みやがった。
たったそれだけだってのに、クソ、息子が全然収まらねえ。
出してえ。
なのに体が動かねえ。
あの女、どこ行きやがった。
ああ、いつの間に俺の前に。
最悪だ。
指一本触れられてないのに、今まで抱いたどの女よりも昂ぶってやがる。
お願いだ、出させてくれ。
ヤラせろとは言わねえ。
マスかくぐらいさせてくれよ。
お願いだ、お願いだ、お願いだ。
畜生、ああ、逝きてえ。

0389投下終了 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/11/21(木) 00:49:20.73ID:eAl3vdlH
以上です。

バビロンの曲世愛とマスターマインドになんとなく重なるものを感じて書きましたが。
ううん。
このスレ的にはどうなんだろう。

一応データ的に言うならば、絶対の恐怖、抗い難き言葉、彫像の声そのあたりの組み合わせですな。
交渉攻撃で一方的に攻撃され、更にはダイスペナルティで行動は何やっても自動失敗。
そんな状態にされてます。
一瞬で近づいたのは、縮地で。
こんなとこでしょうか。

考察に追加ですが、殺戮の場合、色気で殺す、となるんですかねえ。
カワイイで攻撃するソラリスもいたことだし、色気で殺すのもまあなんとかなるかな。

0390投下宣言 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:14:08.39ID:4FNMNDkw
デザイアしか思い浮かばんといったな、すまんがありゃ嘘だった。
まあ、ファルスハーツ絡みというのは変わらんのでまあ、勘弁してくれ。

というわけで、鈴木和美と天船巴とオリジナルの竿役の話投下します。
例によって、オリジナルの竿役がTUEEEEEEする展開が苦手な方はスルーしてください。

03911/4 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:15:00.07ID:4FNMNDkw
鈴木和美が天船巴につれてこられたのは、一見すればごく普通の高級マンションだった。
「ここに会わせたい人がいる、と」
「ええ、先日の働きで、あなたの力と組織への忠誠は見せてもらえました」
「そんな私に会わせたい人というのはどんな人なのかしら」
「ふふふ、それは会ってのお楽しみです。ああ、左京君ということはないのでご安心を」
巴に詳細を語る気はないということを悟り、和美は覚悟を決める。
修羅場を潜ってきたからこそわかる、嫌な予感というものが、大音量のサイレンの如く警報を発している。
しかし、今更引くという選択肢はない。
「さあ、付きました」
そして、部屋の前に立った時、和美はすべてを思い出した。
この部屋の奥で待っているであろう者が誰であるか。
何をなすべきなのか。
そして己が何者なのかということを。

03922/4 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:15:27.21ID:4FNMNDkw
和美はまず更衣のための部屋に入る。
そしてそこにあったのは、メス豚と書かれた首輪が一つだけだった。
求められていることを察した和美は、一糸まとわぬ姿になった後、首輪をつけた。
そして、この部屋の主が待つ部屋へと向かった。
「本日はメス豚エージェントである、鈴木和美をお呼びいただきありがとうございます。
精一杯奉仕させて頂きます。
拙い技と体ではありますが、精一杯務めさせていただきますので、どうかお楽しみください」
和美は媚た笑顔で、部屋の主である男に、メス豚としての挨拶をした。
「ククク、俺の望みを理解しているようで何よりだ」
男は和美の周囲にバロールの魔眼を展開する。
この男の魔眼の特徴として、眼球と口のようなものがあった。
そして、文字通り舐め回すように和美の全身を視姦した。
和美は、その視線だけで、体が火照るのを感じていた。
そして、男は近寄ると、和美の乳房を弄りだした。
「ふむ、でかくなったな」
「ハイ、ご主人さまの好みに合わせて、大きくしました。
フェロモンいじって成長させたので、作り物ではないですよ」
ずっしりとした乳房を一通りこね回し、満足すると、男は和美をベッドに押し倒した。
股を広げれば、そこにはすっかり準備の整った秘所があった。
「これ以上前戯はいらんな」
「はい、ご主人様のお望みのままに」
そして男は和美に肉棒を挿入した。

03933/4 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:15:55.27ID:4FNMNDkw
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
嬌声と肉のぶつかる音、そして粘つくような水音。
男自身は、和美の豊満な乳房に顔を埋めつつ、ピストン運動を繰り返す。
そして、いくつかの魔眼は、乳首や太もも、頬といったところをなめたり吸ったりしていた。
通常の人間では決してできない、複数箇所の攻め。
口を塞がない時は、声を聞きたいからということを理解している和美は、声を我慢することはしなかった。
「イクッ、イクッ、とまらな」
男も、モノの形を大きく、そして快楽を与える適切な形に変化させ、そして和美を攻め立てる。
何度絶頂しようがお構いなしだった。
出したいときに出す。
人間の五体として無理なところは、魔眼と触手で補う。
あるいは、分身をして一人で輪姦する。
前から後ろから、上も下も、あらゆる体位を繰り返し、そして男は和美を貪った。
和美が解放されたのは、腹が妊婦のように膨れ、そして全身もまた白濁まみれとなった頃であった。

03944/4 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:19:44.19ID:4FNMNDkw
全身を痙攣させながら、股間から精液を滝のように垂れ流す。
男がそんな和美を見下ろしていると、そこに巴がやってきた。
「お疲れさまでした」
「ああ、非常に良かったよ」
「ふふふ、それは何よりでした」
「それで、例の件は引き受けるよ」
「ありがとうございます。この方、とても能力は高いのですが、適当な女を宛てがうだけで言うことを聞いてくれるのですから、お手軽ですね」
そして巴の顔が驚愕に染まる。
心の中の声を口に出してしまっていた。
それも意図せずに、だ。
「和美はなかなか良かったが、ちょっと物足りなかったなあ」
その言葉に、巴もまた己がどういう状態にあるか思い至る。
「え、まさか、うそ、うそ」
「洗脳ってのはソラリス/オルクスだけじゃないってことだ」
そして、巴もまた己が奴隷であることを自覚する。
服を脱ぎ、一糸まとわぬ姿になった巴。
その体には、卑猥な落書きが無数にされていた。
「公衆便女エージェント、天船巴をどうぞお楽しみください」
「やれと言っといて何だが、これは失敗だな。次からは落書きはなくていいぞ」
「はい」
そして今度は巴の嬌声が響き渡ることになる。
中でどれほどの時間が過ぎたかはわからない。
しかし、外界ではほんの一瞬の出来事であった。
事が終われば、二人は中でのことは命令があるまでは忘れ、彼女たちの日常に戻ることになる。

0395投下終了 ◆sK0I8HQmfVvL 2019/12/03(火) 01:24:40.98ID:4FNMNDkw
以上です。
ふたりともEロイス、ファイトクラブを獲得しています。
そして、裏の人格は男に対して忠誠を誓う、調教済みの雌奴隷です。

男のシンドロームはバロール/エグザイル/ウロボロス。
分身してるのは原初の灰:光子解放と漆黒の波濤の組み合わせです。

外界と時間の流れが違うのは、帝王の時間の効果です。

洗脳方法ですが、男が巴にメンタルインベイジョン。
そして巴が自身の能力で己自身を洗脳し、男の指示のもと和美を洗脳している。
そんなところでしょうか。

脳姦は書いてみたかったですが、やめました。

0396名無しさん@ピンキー2019/12/03(火) 09:19:36.42ID:wpeXHP/S
乙!

0397名無しさん@ピンキー2020/02/01(土) 20:40:33.94ID:KdhsfsUh
://youtu.be/TaIBjoxY6zE

0398名無しさん@ピンキー2022/06/07(火) 11:01:50.26ID:ZPCmFhpx
あー、
過去ログ倉庫死んでるんですけどどうにかなりますかねこれ
環境移ったんで手元に前のログないんだよな……

0399名無しさん@ピンキー2022/06/08(水) 01:56:00.59ID:vWGnMrPR
今更見たい奴が居たとしても、編集自由なwikiすら編集されなかったし放置でいいんじゃない?

0400名無しさん@ピンキー2022/08/29(月) 08:42:43.18ID:OS+zVM5+
InternetArchiveにはだいたい残ってた気がする

0401名無しさん@ピンキー2022/08/30(火) 04:12:33.99ID:12iEF+o9
その手があったか

0402 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:06:23.89ID:UE+4QpAH
身内向けに書いてるやつだけど、コンスタントに続き書けそうだから外部に出したくなった。
ドラクルージュ(吸血鬼が天下取って永遠に夜の世界になったTRPG)のエロパロ。一応、オリキャラしか出てこん。

──────

「按摩、ですか?」
「はい。アリシア様にも是非受けていただきたいと」

 侍女、サラの誘いに、建築侯アリシア・ゼークト・フォン・ドラクは小首を傾げる。確かに、昨夜からこの城に逗留している騎士がそのようなことを得手にしているとは聞いた気がする。

「その方自身がそう?」
「はい。なんでも、妖精から教わった技だとか」

 騎士の身体は老いず、肉体的疲労とも無縁だ。アリシア自身、十二の頃に叙勲された時の姿を保ったまま。故に、純粋に身体的な意味では按摩の類は無用と言える。
 しかし、騎士にとって、精神の疲労を癒す手段は欠かせない。それは他者との交流であり、休息である。その騎士にとっての按摩もまた、その一つなのかもしれない。風変わりとはいえ、妖精からならばわからなくもない。
 一度だけ遠くから会釈を受けただけの、ダストハイムから来たらしき女性騎士の姿をぼんやりと思い浮かべる。

「なるほど。となると行かないのも失礼、ですか」
「とても気持ちよかったですよ!あ、いえ……」
「む……もしかして」
「私から頼んだわけでは!練習台としてでよければ、と誘われて……」
「……怒ってないですよ」

 慌てて取り繕うサラの迂闊さにため息をつく。齢にしてまだ十四の彼女は、昨年城に来たばかりだ。まだまだ侍女として一人前とは言えない彼女は、おそらく体よく取り入られたのだろう。とはいえ。

「じゃあ、行ってみましょうか。一緒に行きますか?」
「……いいのですか?」
「貴女が言ったんじゃないですか」

 そうまでして見せたい技というものに、自身の中で興味が芽生えていることも確かだった。





「こ、これを着ろと……?」

 按摩を受ける前に、と渡された服をまじまじと見ながら、アリシアは頬が照るのを感じていた。
 具現化し、渡されたそれは、秘部と胸の三点を隠す布を紐で繋いだだけの、薄衣と言うのすら憚られるような代物。
 騎士にとって、裸体を晒すのはさほど恥というわけではない。だが、これは半端に隠している分、何か余計な淫猥さを付け加えているように感じて、つい相手の騎士の顔を見てしまう。

「はい。施術の邪魔とならぬように布地を少なくさせていただいています」

 だが、イルマと名乗ったその柔和な印象の女性騎士は、不思議そうに見返すばかりで、そこに邪心は見て取れない。

「……あ、途中でお眠りになってしまっても、私が具現化したものですから、解けませんよ。ご安心ください」
「そう、ですか」

 それどころか、これは眠っても裸身を晒さないようにとの気遣いとしての物らしい。親切な言葉に、アリシアは自身の羞恥心を抑え、その"布"を纏う。

(私がおかしいのかしら……)

 だが身に纏うと、ますますそれは淫靡さを増すようだった。三点を隠す白布は、しかし小さいが故に少しズレただけで露わになりかねず、その上その薄さから、秘した部分が少し透けて見える。
 ちらりと横を見ると、サラは特に気にしていないようだ。また、イルマもこちらを特に見る様子はない。
 しかし、姿見を目にするたびに、アリシアには自分の姿がどうにもはしたなく思えてしまって、寝台に横たわった時には、むしろほっと息をついたのだった。

0403 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:08:30.50ID:UE+4QpAH
「んっ、ふ、あぁ……」

 溶けるような心地良さに、無意識にまた声が漏れる。
 術前の心境が嘘のように、アリシアの身体は脱力しきり、イルマの手にその身を委ねていた。それほど、その按摩の腕は確かなものだった。

「ふふ、気持ちいいですか?」
「は、い……」

 ふわふわとした心持ちのところに投げかけられた言葉に、アリシアは素直に答える。
 施術の一環だろうか、香炉から立ち昇る煙もまたえも言われぬ芳香を放ち、アリシアの緊張を解きほぐしていた。

(なんだか……眠く……)

 今となっては衣装をわざわざ具現化したのも頷ける、とぼんやりと思う。これほどに心地良いと、眠らないのも難しい。
 ドラクの大貴族として、あるいは始祖の血を継ぐ騎士として、表に裏に、様々な重責を負うアリシアにとって、それは何よりも貴重な忘我の時間だった。
 故にこそ、彼女はその場に潜む悪意に気付けなかったのだろう。




 既に深い眠りに落ちかけているアリシアに、念のために、とイルマは焚き染めていた没薬を少量手に取って直接嗅がせる。

「……ぅ」

 どろりと重いそれは、妖精の粉を基にして、様々な秘薬を混ぜ合わせた、イルマ自慢の一品。……早い話が、騎士さえ容易に醒めぬ催眠に誘う麻薬だ。
 短い呻きと共に、閉じかけていた瞼の下で、アリシアの蒼い瞳がとろんと蕩け、意志が失われる。

「さて」

 にまりと笑って、イルマは具現化を解く。途端に現れるのは、撫で付けた黒髪のように見せていた山羊の角。ダストハイム風の騎士装束は肌も露わなボンテージへと変わり、悪魔の尾を見せびらかす。
 それらは淫蕩に遊び、騎士を色に堕とす異端の血統、フォーンの証。
 あるいは常の建築侯ならば、フォーンの偽の姿などに易々とは騙されなかったろう。しかし、麻薬を嗅がされ、衣装に目をひきつけられ、となると話は別だ。

 イルマは戯れに、アリシアの小ぶりな尻たぶをぺちりと叩く。最初は軽く、次第に強く、最後には音を立て、赤くなるほどに。だが、そんなことをされても、少女の身体はうつ伏せのままぴくりとも動かない。
 悪戯のようなそれはしかし、建築侯がもはや何をされても抵抗できないのだと、邪悪なフォーンが確信するのには十分だった。

「んふ。アリシア様ァ……起きた時が、楽しみですね」

0404 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:09:31.21ID:UE+4QpAH
 ことんことん、と規則正しい振動に、アリシアの意識が徐々に戻っていく。

(私……いつの間に寝てしまって……)

 按摩は終わったのだろうか。未だぼんやりとした頭に、徐々に情報が染み込んでくる。背中の柔らかな感覚は誰かの膝に座らされているような。この振動は、この音は、馬車の車輪の……?
 ここは、何処?

「……っ!?」
「ああ、お目覚めになりましたか」

 耳元で囁く声に、そこに秘められた悪意に、ぞわと首筋の毛が逆立つ。
 手の中に流星を具現化し、放とうとして、しかし寸前でそれを握り潰す。

「ふふふ、ダメですよ。サラちゃんが死んじゃいますからね」

 眼前、向かい合うように座らされているサラの手には、鈍く光る懐剣。……その目はどろりと蕩け、刃は自らの喉に押し当てられていた。意志の弱い者を人形にする、堕落の業だ。
 妹のように慈しんできた侍女の命を盾にされ、抵抗を封じられたアリシアは、窓に映る姿……自分を背後から抱きすくめているイルマをきっと睨みつける。

「……黒山羊、いえ、フォーンだったのですね」
「見ての通りです。……ああ、具現化はダメですよ。装いも変えてはいけません」
「……っ」
「ああ……本当に清らかな肌」

 白い太ももをさわりと撫ぜるイルマの手に、嫌悪感を覚えてぴくりと肩が動く。纏わされたままの薄衣は、その身を隠してはくれず、欲望のまま這い回る手を、ただ唇を噛んで甘受する。

「ん、っ、何が、目的ですか?」
「ふふ……私は何も。貴女を汚せさえすれば。ただ、私の主人が貴女を欲しているのです」

 細指が秘唇と菊孔の間をすりと撫ぜ、こそばゆい感覚にかすかな吐息が漏れる。

「主人……?」
「ええ。……詳しくはご本人から。さあ、着きましたよ」

 どこに、という疑問はすぐに消える。
 白翼山脈の山嶺に溶けるように佇む、黒瑪瑙の館。女陰を模った香炉から立ち昇る、妖しげな緑の煙。姿こそ見えねども、噂に聞こえしそれ。
 大魔女の、退廃殿。

「っ……!」
「行きましょうか。……侯爵に相応しい、堂々とした立ち居振る舞いでお願いしますね」

0405 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:10:46.69ID:UE+4QpAH
 扉を開いたその先は、まさに悪徳の館だった。
 漆黒の壁を基調に、ふんだんに使われた金は下品なほど。色とりどりの蝋燭の火が、香炉の煙を極彩色に染め、見る者の感覚を鈍らせる。
 豚と交わる騎士、黒山羊に跨る少女、その他思いつくばかりの背徳が像に絵画に飾られ、ローゼンブルクで最も大きな娼館よりも多くの異端や騎士がその下を行き交う。

 その中を、あの薄衣のままで、アリシアは歩まされていた。

 秘部と乳だけを隠す白布は、未発達な身体をむしろ扇情的に引き立てて、不躾な視線が一斉に集まる。手で隠すことさえ禁じられたアリシアは、せめてもの意地でそれらを睨み返そうとして。

「……!?」

 徐に男根を取り出した者が自身を見つめながら手淫する姿に、頬を紅潮させてさっと目を伏せる。その初々しい反応にくすくすと嘲笑が集まって、より一層紅は濃くなる。
 齢十二の頃に騎士となったアリシアにとって、騎士の持たない性の欲求は縁遠く、ましてや、そういった欲望が自身にあからさまにぶつけられることなど想像もしてこなかったのだった。
 それが今や、この館にいるほぼ全ての者の目がアリシアの上に注がれていた。茶会の中で磨かれた、他者の注意を読む鋭敏な感覚が、その視線一つ一つに込められた欲望や感情を拾い上げて、背筋を強張らせる。

「アリシア様、ご覧ください」
「……?」

 行き足が鈍ったアリシアの背後から、そっとイルマが囁く。

「ベルニクローデ様も歓迎してくださっていますよ。ほら、あれもこれもみんな……アリシア様の像です」

 イルマの言葉に、そっと視線を上げて。それをすぐに後悔する。
 堕落者に犯され悦ぶ少女。頭を踏みつけられながら自慰に耽る少女。据え付けられた貼り型に腰を下ろし微笑む少女。通路に飾られたありとある色欲と背徳の像は、今や全てアリシアを模っていた。
 可哀想なまでに耳を赤くして、立ち尽くす小公女に、イルマはくすりと笑みをこぼして、肩にそっと手を置く。

「ほら、主人が待つ部屋はすぐそこです。お進みください」

0406 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:12:21.05ID:UE+4QpAH
 その部屋に入った瞬間、アリシアの纏う雰囲気が硬質なものに変わったことにイルマは気付いた。

「……どこまで、どこまで人を馬鹿にすれば気が済むのですか」

 絞り出すような声に篭る熱は、これまでの羞恥すら忘れるほどの怒りのそれ。五百年の夜を生きる者の、手に触れられそうなほどの感情の発露に、イルマが一歩退く。

「気に入らなかったかな?……はじめまして、ボクはラスト。会いたかったよアリシア」

 だが、その存在は、今にも具現化せんばかりの怒りの火にも動じなかった。
 それは美しい少年の姿をしていた。浅黒い肌に、青灰色の髪と目。軽く微笑む口は溢れんばかりの善意に満ちていて、しかし捻じ曲がった角と裂けた瞳が秘めた悪意を語る。異端よりも神秘に近く、妖精というには邪悪に過ぎる気配に、妖魔という言葉が頭を過ぎる。

「何か違ったかな……?ちゃんとサラに聞いてそのまま再現したはずなんだけどな。君の部屋を」

 少年はしずしずと前に歩み出たサラの肩を抱き、寝台に腰掛ける。それはアリシアの寝台そのものだった。それどころか、ラストの言葉通り、この部屋自体がアリシアの私室を余すことなく再現している。物語られるのは計画的な悪意。

「……その子から、離れなさい」
「あは、命令?」

 危険なまでに低い声も気にせず、陶然とした表情のサラの胸をはだけさせようとしたラストの手が、はたと止まる。

0407 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 02:13:39.77ID:UE+4QpAH
 アリシアの手の中に、星が浮いていた。具現化によって呼び出されたそれは、掌の上で円を描きながら加速し、一本の線と化す。
 今にも放たれんとする流星に、少年はため息をついて。

「……やめた。この子には実際のところあんまり興味ないんだよね」
「何を……!」
「ボクが欲しいのは、君」
「っ!?」

 愛の告白のような言葉に、真意を図りかねてアリシアの怒りが揺らぐ。

「ねえ、ゲームをしようよ。ボクが勝てば君はボクのモノ。ボクが負けたら、君は帰っていいよ。その子も連れてね」
「そんな取引」
「乗らない?でも、ここで戦ったら間違いなくサラちゃんは死んじゃうよ」
「く……」

 ラストの言葉に、怒りが迷いへと変わっていく。その様子に目を細めて、妖魔は言葉を続ける。

「簡単なゲームだよ。君のことは一切傷つけないし、サラちゃんにもこちらからは何もしない。ただ七夜の間、君の身体を好きにさせてほしいだけ」
「……それで?」

 絡みつくような視線に耐え、続きを促す。

「ボクは全力で君をボクのモノにしようとするから、君はただそれに耐えればいい。ボクのモノになることを君が宣言したら君の負け。耐えきったら君の勝ちさ」
「……?」

 アリシアの訝しげな顔に、そっとラストが笑みをこぼす。幼い姿のまま年経た少女はあまりに無垢だった。魂まで屈服し、隷属させるような快感の存在を、彼女は未だ知らなかった。
 故に、アリシアは迷いながらも頷く。頷いてしまう。

「……決まりだね」

 ラストの指から生じた光の糸がアリシアに伸び、逡巡しながらもそれを指に巻き付ける。騎士の具現化とは違う、妖精の契約の魔法。互いに破れぬ絶対の約束。

 それが少女を砕く七夜の始まりだった。
──────────
ここまでプロローグ。読む人いたら続き投下する。

0408名無しさん@ピンキー2022/09/23(金) 13:12:21.94ID:Vnha6ZRt
ここが動いてるのっていつ以来なんだろうな……
がんばれ

0409 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 21:39:23.82ID:XUBIpmRl
 ぽた、ぽたと水音が響く。

「アリシア様、良い音になってきましたね」
「っ……ん、く」

 一夜目。
 膝の上に座らされ、警戒して強張るアリシアの身体を、イルマはただひたすらに優しい手つきで撫ぜていった。それも、秘部などは避けて。
 その意味がわかったのは実に数時間後。

(あつ、い)

 香炉から立ち昇る煙が、視界を烟らせる。数時間、ひたすらにフェザータッチで昂らされた身体は、蒸し風呂のような室内と相まって、燃えるように熱く感じる。
 部屋に響く水音が汗だけでないことは、自分でもわかっていた。絞るような手つきでイルマが太ももを内側にかけて揉み解すと、意志とは無関係にぶるりと足が震え、ぼた、と重い水音が鳴る。

「そうです。そうやってマン汁溢して、雄をおもてなしするのが雌のお作法です」
「……っ」

 淫猥な囁きに、力なく首を振る。この煙が身体を狂わせていることに気付くまで、随分と吸ってしまった。何も知らなかったアリシアの身体は今や、快感の味わい方を急速に覚え込まされていた。

「わかりますか?女の子の身体って、どこででも気持ち良くなれるんですよ。……ほら、こんなところでも」
「っ、ぁ」

 腕を上げさせられ、露わになった腋を、細長い舌がちろりと舐めて、小さく声を上げさせる。
 まぐわいの知識こそあれど、自らを慰めることすらなかったアリシアには、そこを"使う"というのは想像の埒外で、どうやって耐えればいいのかもわからない。

(きもちよく、ない。きもちよく……!?)
「ふああっ!」
「アハ、油断しすぎですよ」

 ぴん、と全く触れられていなかった秘芯を気まぐれに弾かれ、高らかな鳴き声が上がる。それまでのじんわりと染み込むような快感とは別種類の、"わかりやすい"快感。それ故に、何をされたかもわからず、アリシアは呆然とする。

「な、に。い、まの……」
「クリトリス、ですよ」
「っ!?やぁ、ひっ、ああっ」
「アリシア様はぁ。太ももの快感でクリちゃんが"起きる"タイプですね。だからさっきまでの撫で撫でで、こんなクソ雑魚クリちゃんになっちゃってるんです」

0410 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 21:40:26.35ID:XUBIpmRl
 興がのったように語りながら、膨らんだ秘芯を連続で爪弾く。その度に小さな悲鳴が上がり、細腰が跳ね上がる。そのまま、指先で扱き上げてトドメを刺そうとして。

「っと、危ない危ない。アリシア様の鳴き声が可愛らしくて、ついクリちゃんでイカせそうになりました」
「イ、ク……?」
「絶頂、のことですよ」
「っ」

 アリシアの下腹部に手を置き、その下を意識させるように摩り上げる。

「女の子が快感に負けると、ここからきゅうって痺れるような感じが広がって、頭がぼんやりして、泣きたくなって、おマンコのことしか考えられなくなるんです」
「っ、は」

 呪いのような囁きに、ずくん、と撫でられた場所の奥が疼いて、ぽた、と水音が響く。アリシアの身体は既に、自分の知らない物になりつつある。

「おマンコ、わかりますよね?アリシア様にもついてるここ。ハメられて、よがり狂って、孕むための、穴」
「……」
「いじめられて、甘やかされて、浅ましく鳴いて、自分の本質は穴に過ぎないって心底理解してしまう。それが、絶頂、イクってことなんです」
「、かない」
「……なんと?」

 けれど響く微かな声に、イルマがアリシアを覗き込む。それを真っ向から見つめ返すのは、未だ光失わない瞳。

「私は、イかない。そんな風には、なりません」

 その宣言は、身体を好きにされようと失われない矜持の表れ。だが、それは淫蕩の血族の与える、魂を蕩かすような快感のことを未だ何一つ知らない、あまりに危うい均衡の上の物でもあった。

「……んふ」

 イルマの手がするり、と太ももに滑り込み、つつ、と内股を撫で上げる。それだけで、アリシアの喉がこくりと鳴り、微かに爪先が震える。

「それでは今夜はアリシア様に、絶頂の何たるかを教えて差し上げましょう」

0411 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 21:41:17.19ID:XUBIpmRl
 それは、見た目だけならば、ただの按摩のようだった。
 実際、やっていることは、ゆっくりと身体に手を這わせ、揉み解し、ぎゅっと押すだけの、単調にすら見える動作の繰り返し。ひたすらにそれだけを、イルマは何時間も何時間も続けていた。
 だが、それこそがアリシアをひどく追い詰めていた。

「ぁ、く、ぅ……ん"っ」
「気持ちいいですねぇ。声、我慢できませんねぇ」

 寝台に横たえられた顔の近くには、妖しく煙を上げる香炉。否応なく煙を吸い込むたびに、頭には靄がかかり、身体には熱が溜まっていく。
 イルマの手はその熱を逃さず、ぎゅうと押すことで凝縮して、より芯へと近いところへと押し込んでくるようだった。

「ふぅっ、ふぅっ……くひ、いィッ」

 くに、と、イルマの指先が尻たぶを軽く割り開き、そこに息が吹きかかる冷たい感覚に甘い声が上がる。
 まだ誰も触れたことのない控えめな菊孔に、指を捩じ込みたい欲望を抑えて、そこが何なのかをアリシアに囁く。

「騎士のアナルは、掃除がいらないんです。その上、直腸までねじ込めば、アリシア様みたいな小さなお尻でも、ふかぁくまで犯していただける、理想のコキ穴なんですよ」
「ぁ……や、ぁ……」

 肉体の歳のせいか、まだ小さく硬い尻たぶを、肉をほぐすように揉みしだきながら、両丘を掴んで持ち上げ、ぐにぃ、と思い切り開く。
 小さく窄まった菊孔が、少しだけ口を開いて、朦朧とした意識の中で感じ取った陵辱の気配をアリシアが微かな声で拒んだ。
 このまま犯してしまえばどれだけ可憐に鳴くだろう。そう、頭をもたげる欲を、まだその時ではないとイルマは必死に宥め、仕事の仕上げにかかる。

「ごろんとしましょうね」
「ぁ、っは」

 うつ伏せだった身体を、刺激を与えすぎないように注意深く起こし、仰向けに変え、じっくりと眺める。
 それは、一流の料理にも似ていた。良くできた肉の下拵えのように、アリシアの身体はじっくりと時間をかけて最初にして最高の絶頂を味わう準備を施され、そして今やそれは完成しようとしていた。
 てらてらと光る内腿を濡らすのは、汗と汁の混ざった、いわば快感のスープが漏れ出たもの。立ち込める甘い臭いは、雌の臭いに他ならない。
 白肌を染める赤は湯気のよう。全身に篭った熱は、イルマの手で捏ね、集められ、身体の芯、触られてすらいない秘部の奥で、ぐつぐつと煮えたぎる巨大な快感の塊となっていた。
 にい、とイルマが笑う。料理は、出来上がっている。あとは、それを盛り付けるだけだ。

0412 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/23(金) 21:43:45.57ID:XUBIpmRl
 イルマはアリシアの華奢な手足を伸ばし、具現化の枷をかけて抑える。足も手も、指の一本一本を開かせたまま、握り込めぬようにして。それらがどれだけ残酷なことか、まだアリシアは知らず、されるがままに準備は整う。
 そして、その時が来た。

「……アリシア様」
「ぅ、え……?」
「これが、絶頂です」

 太ももにゆるくかけていた手を、ぎゅうう、とありったけの力をかけて内奥に向けて絞り上げる。
 それは、身体の奥底で既に限界まで圧縮されていた快感に火をつけ、爆発へと導いた。
 声は、遅れて上がった。

「──ッ!?!?!?、ほ、オ"ッ────グ、ゥ"、ゥ"ヴッ♡♡♡♡♡」

 響くのは、常の鈴のような声とは別物の、快感が凝縮された呻き。跳ね上がる腰に合わせて、ガタガタガタ、と寝台が揺れる。
 だが、伸ばし切った手足は、それ以上動かせず、握り込めない指では力むこともできず……つまり、快感を逃す術を全て奪われたまま、アリシアは絶頂の大波に呑まれた。

「ん"ッ"、ぅ"、ふ、ふーーーッ、────グヴッ"、ヴッ"♡♡♡♡♡」

 震える喉は勝手に締まり、まともに息を吸い込むこともできない。
 未だ清らかなはずの秘部からは、緊張と脱力の連続に合わせて、断続的に飛沫が吹く。
 ぼろぼろと流れる涙だけが、壊れた人形のようなアリシアの身体の中で、唯一その本心を表していた。

「ふふふ、あはははっ!アリシア様ったら、泣いてしまわれて。あの強気はどちらへ?」
「ん"ん"ゔぅ"ぅぅ"ーーッ♡、っ、はッ、ぉ"────♡♡♡♡」

 嘲笑へと応えることもできず、ただ快感から逃れようと必死に首を振って、やがてそれも止まる。
 意識を刈り取られ、それでも終わらぬ絶頂に、ただ腰をぶるぶると痙攣させる姿が、あまりに無様で可愛らしく、イルマは慈愛に満ちた笑みを浮かべる。

「アリシア様」

 指一本触れていないままの秘唇が、痙攣に合わせて開き閉じするのに、軽くキスを落とす。
 それだけの刺激すら、新たな絶頂の種となり、微かに震えたまま、アリシアは降りて来られない。

「貴女は幸せになれますよ」

 どこかで北の刻の鐘が鳴る。一夜の終わり、そして次の夜の始まり。

「こぉんなに……弱いおマンコなんですもの」

 それが、アリシアの最初の敗北の夜だった。/

0413名無しさん@ピンキー2022/09/24(土) 03:26:39.54ID:mHxZGknQ
どうでもいいけど
なんでセリフのたびに改行してるねんな

0414 ◆VYJFIBA2bc 2022/09/24(土) 09:17:06.38ID:SHNhyLWz
文章のお作法的にそうだから……?
んなことより抜けるか抜けないかの方が大事ではあるが

0415名無しさん@ピンキー2022/11/24(木) 00:52:37.14ID:hhw+z5gb
シノビガミで作ってたら、エロいのが出来そうだ。

【矢止めの術】でゴムをかぶせ、【大火】で赤玉が出るまで搾り取る。

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています