【地獄の】イヤリング官女官能スレ【三人官女】
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0001名無しさん2014/06/15(日) 02:02:09.58ID:P/i8Ux01
このスレはスーパー戦隊シリーズ第17作目。
「五星戦隊ダイレンジャー」に登場する悪の組織、ゴーマ族の侍女
地獄の三人官女の三女「イヤリング官女」でHな妄想をするスレです。

ルール(最初に読んでください)

・人の好みは千差万別、好みに合わなかった方は見なかったことにしてください。
・荒らしやアンチはスルーしてください。皆さん、仲良く妄想しましょう。
・SS投下や画像の貼り付けは、このスレではOK。
 ただし、基本的にイヤリング官女のみで。
 例外として指輪官女とネックレス官女もOK。(姉妹だからね)
・人を不快な気持ちにさせる言葉遣いは控えましょう。

以上です、追加事項が増えるかもしれません。

それでは、お願いします。
0021名無しさん2014/06/15(日) 07:15:22.17ID:P/i8Ux01
流れ星は遠くへ消えた。

何をやっているんだ俺は......。
気持ち悪い...。まるで恋する乙女みたいだったじゃん...。
あー恥ずかし、バカやってるぜ。

そしたら、流れ星がたくさん流れる......。
おいおい、叶わぬ願いを笑うのかよ......。
お月様よ......。お前には、お前の太陽がいるのか......。

急に吹っ切れた俺はなりふり構わず願い事を叫んだ。
0022名無しさん2014/06/15(日) 07:28:39.93ID:P/i8Ux01
最初に性的なことばかり叫んだ。誰かが聞いて通報していませんように。

「イヤリング官女とセックスしたい」
「イヤリング官女にフェラしてもらいたい」
「イヤリング官女にクンニしたい」
「イヤリング官女にパイズリしてもらいたい」
「イヤリング官女に手コキしてもらいたい」
「イヤリング官女に手マンしたい」
「イヤリング官女に足コキしてもらいたい」
「イヤリング官女に髪コキしてもらいたい」
「イヤリング官女をレイプしたい」
「イヤリング官女に逆レイプされたい」

とりあえず10個叫んだ。まだ流星群は止みそうにない。
まだまだ、叫ぶぞと喉に気合を込める。
0023名無しさん2014/06/15(日) 07:40:00.02ID:P/i8Ux01
次は、真面目に考えて叫んだ。人に聞かれても恥ずかしくない内容だ。

「イヤリング官女と結婚したい」
「イヤリング官女と幸せな家庭を持ちたい」
「イヤリング官女といろいろな場所に遊びに行きたい」
「イヤリング官女と美味しいもの食べたい」
「イヤリング官女と同じゴーマ怪人になって彼女を守りたい」
「イヤリング官女と協力してダイレンジャーと和解したい」

我ながら、赤面失神物の願いがポンと出てくるな。6個も言えたぜ。
変なところに感心感心。最後に一つでかいのが流れてきた......。
これにありったけの願いを込めて......。
0024名無しさん2014/06/15(日) 07:50:52.16ID:P/i8Ux01
空っぽの気持ちで大音量で星に願いを......。

「イヤリング官女に会うことができるなら
 一度でいいのでチャンスをください
 もし、だめなら隕石の雨をお願いします」

ふぅ〜疲れた。どうせ何も起こらないし、まぁ、いいか。
叫び切って、いろいろ吹っ切れたぜ。もうそろそろ現実を見よう。
そして、生きよう。さようならイヤリング官女......。
君のことは永遠に忘れないよ......。2次元の世界で会おう。
そう思った矢先、とんでもないことが......。
0025名無しさん2014/06/15(日) 08:13:10.15ID:P/i8Ux01
先ほどの大きめな流れ星がこっちに向かって落ちてくる。

「エッ!!マジッ!!」

うわーすげー うわーきれー なんて言っている場合じゃない。

もしも...このまま...地球に激突したら...。
それが原因で地球が崩壊したら...。
洒落にならないよ。俺のせいで人類滅亡なんてしたら...。
俺が頼んだのは俺を吹き飛ばすくらいの石つぶての雨だって。
そんな、XL級のなんかいらないよ。
これじゃ、天国に行けないよ。どっちみち、俺みたいな性欲の塊は地獄行きですけどね。
まぁ、こんなところにいたら結局潰されそうなんだけどな。

「イヤリング官女と会えないくらいならそれでもいいけど」

口にするのは容易いが、足が震えて立ち眩みがする。
全身からヒャッとした汗が出て、体が急に凍える。
吐き気もするし涙が溢れる。頬の上をツーと流れる。

父よ母よごめんなさい。せめて、別れの挨拶と彼女の紹介をしたかった。
眩い光が体を包む。僕はメテオと共に散り、宇宙の灰と化す。

恐怖に耐えきれず、目を瞑った次の瞬間。

僕は幸運を拾った。いや、拾われたのかもしれない。幸運の女神に
0026名無しさん2014/06/15(日) 09:10:46.02ID:P/i8Ux01
ピカッという感じよりも、ビカーとした閃光に包み込まれる。
これが、イヤリング官女の髪の毛だったらなぁと切なく願う。
後り、僅かで僕の命もお終いだ。変な人生だったよ。





カチッと音がして、目の前に隕石が現れる。
もう、僕の体を押し潰して、辺り一帯を吹き飛ばしそうな勢いだったのに
それどころか、地球を砕いてしまうんじゃないかってぐらいの勢いだった
それは、僕の目の前で静止している。
狼狽える僕の体は腰が抜けて座り込んでしまった。
一体これはどういうこと......。
0027名無しさん2014/06/15(日) 09:28:30.06ID:P/i8Ux01
冷静になれ、状況を整理しよう。
まず、これは隕石ではない、ということだ。
隕石だったら、もうとっくのとうに、この街を抉り取っている。
さっき、そういえば、カチッと音がしてコレが止まったんだ。
それに、コレよく見たら、止まっているのに光っている。
流れ星は摩擦熱で光って見えるはずなのにこれは変だな。

体中の骨を軋ませながら、ようやく、立ち上がってその物体を見ると

「なんだよ...コレ...」

目を凝らしてみると、平たい滑らかな台形の形をしているが、それは前の方だけだ。
そして、この物体には
飛行機の翼のような物やエンジンらしき物がついている。
下の方には、コンテナのような物が合体しているが
翼は現代の飛行機と比べて極端に小さく、エンジンも随分と小型だ。
0028名無しさん2014/06/15(日) 09:41:55.70ID:P/i8Ux01
色は光っていてよく分からないが、多分、灰色かな。
いや、今のこの物体の色は、鋼色といったほうがしっくりくる気がする。
その物体は、ギンギラギンに輝いている。

この物体は分かりやすく例えれば「サンダーバード2号」に
巨大コンテナを合体させたような形をしている。

ともかく、一体これには誰が搭乗しているんだ。
人?いや、今の現代科学にここまで早いスピードで宇宙から来れる
戦闘機は今のところない。

宇宙人が操縦しているのだろうか?
もしかしたら、無人の調査宇宙船かもしれない。
自動操縦で地球侵略の情報を得る為なのかもしれない。
まさか、このまま地球侵略を開始するのか。
それは、危険なのでどうにか和解してほしい。

とにかく、謎と不安が渦巻くばかりだ。

その時、宇宙船の巨大コンテナが不気味な音を立てて開き始めた。
中から、怪獣でも出てくるのか。
身構えた瞬間、中から見たことのない生物が姿を現した。
0029名無しさん2014/06/15(日) 10:00:54.79ID:P/i8Ux01
グォーンという唸り声を上げ、コンテナが開き切り
謎の生物が物体の光に照らされて、その全貌が明らかとなった。

「な...なっ...なんなんだ...コイツは......」

その生物は顔が見たまんま、ハムスターのような顔だった。
それだけではなく、全身にメタリックな銀色のボディスーツを着ている。

(な...何も知らない女性だったら可愛いって言うのかな?)

確かに可愛らしいハムスターの顔をしているが、それは仮の顔で本当は危険な
宇宙人かもしれない。ウルトラマンとかでよくあること。

どうする?戦うのか?話し合うか? 2つの人格が話し合う。

どうするって、相手の力量も分からずに闇雲に戦いを挑むのは危険だ。
第一、友好的な宇宙人達かもしれないし、いきなり攻撃するのは野蛮だよ。

だけど、もし、攻撃してきたらどうする?話し合いって言ったって
この地球の日本語が分かるのかよ?その時はどうする?

2つの人格が討論をしているが、結論はまだ出そうにない。
僕は相手のスーツを凝視した。僕の心臓は飛び出そうになった。
腰のあたりに銃のようなものが......。
0030名無しさん2014/06/15(日) 10:14:47.39ID:P/i8Ux01
やばい、撃たれると直感で感じ取った。
早く逃げなくちゃ...。体が動かない...。
心臓の鼓動が外に聞こえるぐらいの振動だ...。
体の機能が麻痺している...。動けない...。
何で脳はこんな呑気なんだ動け......。

相手の体が動いた。まずい、銃を取り出される。撃たれる。

「ヒイッ!!......」

「………………」

互いに無言の時が続く。

だが、突然。

ドサッ!! バタッ!! 

ハムスター顔の宇宙人が倒れてしまった......。一体何故。
0031名無しさん2014/06/15(日) 10:29:44.89ID:P/i8Ux01
とりあえず、近づいて顔を見る。やっぱりハムスター顔だ。

何でかは知らないが、呼吸が荒い、気持ちが悪そうな顔をしている。
なんかこのままじゃ大変だ。どうにかして助けなくちゃと脳が指令を出している
でも、どうやって?

人工呼吸?  それはイヤリング官女の為に、今まで取っておいたんだけど......。
AED?     そんな物は山の中にはない。
手で押す?  やり方を知らない......。
呼吸器?   僕は持っていない。
薬?     それも持っていない。
救急車?   スマホを持っているから連絡できるけど、宇宙人を見てくれるかな?

こうしている間にも、苦しそうな顔をする宇宙人。
よし、宇宙人の命に代えられず、人工呼吸とよく分かんないけど手で押すことに決定。
イヤリング官女......君にファーストキスを上げられないけど、
尊い命が救われるんだ、分かってくれるよね。

そして、いざ人工呼吸へ......。
0032名無しさん2014/06/15(日) 10:43:31.78ID:P/i8Ux01
ところがどっこい、ハムスター顔の宇宙人さん。
暴れ回っちゃって手が付けられない。どうしたらいいのかと困惑する。
確かに俺も逆の立場だったら怖いのは分かるんだけど...。

そうだ、あの巨大コンテナの中になにか救命装置があるかもしれない。
使いこなせる保証はないけどやって見なくちゃ分からない。

「失礼します」とコンテナに潜入。
何かがそれらしき物はないかと探していると

「コレって...」ヘルメットを発見。
まさか...コレを着けてないから苦しんでいるのかもしれない。
地球の空気が合わなかったのか...。

どれがどれだが分からなくなってきたので、コレを宇宙人の頭の部分に装着させる。
すると、エアコンの起動するような音が出始めた。
宇宙人の荒い息も収まり、顔も歪みがなくなったようだ。

俺もファーストキスのお相手が誰かも分からないハムスター顔の
宇宙人にはならなかったことに正直に言って安堵した。

まぁ、命を救えてよかったと思う
そして、この後が全ての始まりなんだ。
0033名無しさん2014/06/15(日) 11:07:42.47ID:P/i8Ux01
信じられないかもしれないけど、本当の話。
なんと、ハムスター顔の宇宙人が日本語で話しかけて来たんだ。

何で、日本語が分かるんだって、いや俺にもよく分かんないんだけど
なんかスーツの真ん中に指をさしてジェスチャーをするんだけど適当に返したら
スーツが点滅してハムスター顔の宇宙人は
日本語を話せるようにインプットされたみたいなんだ。

「………………」クィッ←クイッ←

「あの...どうしたら...」

「………………」クィッ←クイッ←

「話せっての...」

「………………」クィッ←クイッ←

「あ・い・う・え・お」

「………………」ポポポポポポウィンガシャポポポポポポウィンガシャ

「なんか...すげぇ...音がしてる...」

「………………………………!!」シュワッチ!! デュワッ!!

「なんか...聞き覚えのある声が...聞こえたような...」

「ワタシノ ナマエハ ブラウン R9セイウン テンジクネズミ ノ
 ホシ カラ ヤッテキタ」
0034名無しさん2014/06/15(日) 11:32:13.85ID:P/i8Ux01
「うわっ!!...喋った!!...」

「ツウショウ ハムスターマン メンバー001 ニンム ハ ホシ ノ チョウサ ヨロシク タノム」

「こっ...こちらこそよろしくお願いします...」

「ウム キミ ハ ワタシ ノ イノチ ノ オンジン ダ
 コノ ホシ ヲ ヨコギロウ ト シタ トコロデ
 ウッカリ キミ ニ ブツカリ カケ アワテテ オリタ
 トコロ ヲ サンソ マスク イワバ キュウメイソウチ  
 ヘルメット ヲ ワスレテ シマッタ イタ ノダ
 キミ ガ ヘルメット ヲ ツケテ クレナカッタラ
 ワタシ ハ モウ シンデ イタ デショウ
 レイ ヲ ノベタイ アリガトウ」

「いやぁ...そんなこと...当然ですよ」

「ワタシ ハ キミ ニ オレイ ヲ シタイ」

「そっ...そんなに気を遣わなくてもいいですよ」

「イヤ キミ ノ ホシ デハ マダマダ カガク ガ
 ハッテン シテ イナイ ヨウ ダネ」

「まぁ...貴方方に比べると...」

「ワレワレ ノ ホシ ノ  ゴクヒ ノ ヘンシン アイテム スーパー スーツ 
 セット ト ワールド チェンジ ベルト ヲ キミ ニ プレゼント シタイ」

「え...それって...なんですか...」
0035名無しさん2014/06/15(日) 12:06:46.52ID:P/i8Ux01
「セツメイ シヨウ スーパー スーツ セット トハ
 ソウチャク シタ モノ ノ ノウリョク ヲ バイ
 イジョウ ニ スル コトガ デキル スーツ ダ」

「すげぇ...でも...倍以上ってそこまですごいですかね...」

「タシカ ニ コジンサ ガ アル ダロウ ダケド キタエ
 アゲレバ ムゲン ノ カノウセイ ガ ヒラカレル」

「それって...戦えば戦うほど...強くなれるってことですか?」

「ソウダ チナミ ニ フク ハ シンシュク ジザイ ナノデ
 ダレ デモ ヘンシン スル コト ガ デキル ノダ」

「で...ベルトって...いうのは一体なんですか?」

「ヨシ ソレ モ セツメイ シヨウ ワールド チェンジ ベルト
 トハ ソウチャク シタ モノ ガ ジブン ノ ハイリ タイ
 セカイ ニ リンク シテ ソノ セカイ ト ツナガル コト ガ
 デキル ヨウ ニ ナル ソシテ セカイ ヲ イキキ デキル ノダ」

「じゃあ、アニメやドラマ、映画とかなんでも入れるんですか?」

「ウム ソウ イウ コト ニ ナル ナ」

「うわああああああああああーーーーー!!!凄過ぎるーーー!!」

「ソウ ダロ タダシ コレ ハ シヨウ シタ モノ ノ
 ボディ エナジー ツマリ エネルギー ヲ ウバウ」

「えっ.........それって死んじゃうってことになるんですか?」

「イヤ タイリョク ヲ カナリ ツカウ ト イウ コト ニ
 ナル グライ ダ ダケド サイショ ノ ウチ ハ ホカ ノ
 セカイ ト リンク スルコト モ ムズカシイ ダロウ
 ケッコウ タイリョク ヲ ショウヒ スル ミタイダ ゾ」

「でも...それって...鍛えれば何回でも使えるんですよね?」

「ソウ ダガ ホントウ ニ キツイ ミタイダ ゾ」

「俺、その力が欲しいです......今その力が必要なんです.....
 ヤリタイことがあるんです!!!絶対に叶えたい夢があるんです!!!」

「………………ヨシ コレ ヲ キミ ニ タク シタ ホンキ ニ ナレ
 ………………ヤリタイ コト ヲ オモウ ゾンブン チカラ イッパイ
 ………………ヤッテ キナ サイ ユメ ヲ カナエテ キナ サイ」
0036名無しさん2014/06/15(日) 12:18:46.06ID:P/i8Ux01
「やったあああああーーーーー!!!ありがとうございます!!!」

「オチツケ サイショ カラ キミ ニ プレゼント スル ト
 イッタ ダロウ モウ ソレ ハ イマ カラ キミ ノ モノ ダ
 カンバッテ ツカイコナ セヨ コウウン ヲ イノル」

「あれ...もう帰るんですか?」

「ウム マダ ニンム ガ ノコッテ イル カラ ナ ゲンキ デ ナ」

「ブラウンさん......また会えるといいですね......」

「ウム オタガイ ガンバロウ」

「アア イイワスレタ コト ガ アル レキシ ヲ カエスギル ト キケン ダゾ
 ワールド チェンジ ベルト デ アマリ レキシ デ アソブナ ヨ
 セキュリティ ソウチ ガ キケン ヲ オシエテ クレル ダロウ ガナ
 クレグレモ ヤリ スギ ニ ハ キヲツケロ サラバ ダ」
0037名無しさん2014/06/15(日) 12:36:13.53ID:P/i8Ux01
「さ・よ・う・な・ら」
「グッド・ラック」

ブラウンさんは宇宙船に乗って行ってしまった。
星の調査の任務、頑張ってください。俺も頑張ります。
俺は何事もなかったように裏山から景色を眺める。
もうすぐ、夜が明ける。
今日から俺の人生は一変することになる。
何事も諦めないって大事なんだな。学んだよ。
これからは忙しくなるぞ。やる気が満ち溢れる。
新たなる希望と期待にに胸を膨らませる。

「待ってろよ...イヤリング官女...」

朝日がゆっくりと昇る。太陽がほとばしる光を放つ。
街が今、眠りから目覚める。街から目覚めた風が、森の緑の葉をざわつかせる。
森が轟、鳥たちも目覚める。俺を祝福するように鳥たちがさえずり、飛び立つ。
今日はきっといい天気になるぞ。



俺の物語はまだまだ始まったばかりだ。
0038名無しさん2014/06/15(日) 12:51:45.21ID:P/i8Ux01
なんか打ち切りっぽい終わり方の第1章「始動」です。

タイトルは適当です。今回もこの通りエロ成分は少なめとなっております。

なんか、内容が「五星戦隊ダイレンジャー」よりも
「未来戦隊タイムレンジャー」っぽくなってしまいました。

まだまだ拙い文章力ですが、書き続けていこうと思います。 

一応、この後の話ですが、もうしばらくの間はエロ成分が控えめになってしまいます。

後、話を合わせるためにダイレンジャーを見てきます。

勿論、イヤリング官女登場の17話・18話を視聴してきます。

地獄のッさん、応援ありがとうございます。

プロローグのタイトル「変態」ですかね。

つづく
0039名無しさん2014/06/15(日) 15:48:28.86ID:P/i8Ux01
イヤリング官女 官能3

いい天気になるとの予報だったのに、ゲリラ豪雨に遭う俺。
このままじゃ、風邪を引いてしまう。
急いで家に帰ろうと思った、その瞬間。
いい道具があったのを思い出す。
いま2倍の速度で帰ればいいんじゃない。テストもかねて
とりあえず、試してみたいという気分だった。
このスーパー・スーツを着てみるか。

はて、どうやって変身するのか?
頼る相手は誰もいない。腕に何かを着けて変身するのか?
道具もないのにと一人でボケとツッコミをする。
非常に下らない。心も体も一気に冷める。
とりあえず、掛け声を決めるか。
さて、どんな気合の入れ方にするかな...。
0040名無しさん2014/06/15(日) 16:02:53.24ID:P/i8Ux01
「オリャアー」「ウェーイ」「ホワチャー」「トイヤッ」「フィーバー」
5つの提案が浮かんだが、「ウェーイ」「ホワチャー」「フィーバー」が
一瞬にして、3つが却下された。理由は一つ恥ずかしいから。

残りの2つもパクリと言われそうな気がした。冗談じゃない。
これから体を鍛えていろんな世界で遊びまわるのだから。
どうせやるんだったら、誰かに覚えてほしいインパクトの強いヒーローになりたい。

なんだか、変身ポーズや掛け声はその日の気分によって
左右されるヒーローになりそうな気がした。

なんだか頭がボ〜ッとしてきた。
家に帰ってからゆっくり考えよう。
その日、高い熱を出した。あれこれ濡れながら考えることじゃないね。
心は、ハイになっていたとしても 体は、正直だね。全部のパーツがね。
0041名無しさん2014/06/15(日) 16:20:02.03ID:P/i8Ux01
なんとか、体調が回復し、心も落ち着いてきたころ。
彼は手順を作り、まず自分の変身の仕方を見つけなければ
もっと、ガッツリ聞いとけばよかったと後悔。
いまさら言っても何も変わらないので、手探り作業で変身方法解析。

確か、装着と言っていたな。
まずは、最初に来てみるか...。
スーツを着終わった後、鏡を眺めてもコスプレって雰囲気が漂うスーツ。
力がみなぎるような感覚は特にない。マスクやシューズも存在しない。
スーツは上半身と下半身に分かれたキラキラ光るセット服のようだ。

今日のことは、全て夢、いや悪夢じゃないのか。
人生に絶望した俺が見ている世界なら早く一刻も早く元の世界に帰りたい。
正気になれ、こんな悪夢なら早く目覚めろ。

一向に夢から目覚める気がしないので、別の説を考える。
もしかしたら、ただの変な服を渡されたのだけかもしれない。
だけど、ブラウンさんはいい人だった。きっと、時間がなかったから
変身方法を全部を教えきれなかったんだよ。悪く考えるな。

とりあえず「変身!!」ってやってみた。
次の瞬間、鏡の前にギラギラと光り輝く戦士が立っていた。
0042名無しさん2014/06/15(日) 16:34:49.90ID:P/i8Ux01
その戦士はビビった。このタイミングで変身できるとは思わなかった。

恐る恐る右手を上げる、鏡の中の戦士も同じように右手を上げる
次に左手を上げる。やはり、動きはシンクロしている。
最後にジャンプ。ずれ一つ存在しない。傍から見たら随分と滑稽な姿だが

彼が驚くのも無理はない、彼は自分がヒーローになる時は
何かの光やバンクシーンのよう変身時間があると思っていた。

一瞬で鏡の前に知らない人物が立っていたら、誰だって最初は驚く。
彼の姿も大きく変化していた。
顔や首を覆うマスク、胸部に付いているプロテクター
手首を覆う分厚い皮の手袋、足首を覆う皮のシューズ

ギラギラした戦士がそこにいたとき、さっきは驚いてが力が抜けたが
今はなんだか、自分が二人分いるぐらいの強さを感じる。
これが、このスーツの力だと確信する。
0043名無しさん2014/06/15(日) 16:53:32.46ID:P/i8Ux01
男は変身手順をまとめた。

1・まず、上下セットのこのスーツを着用する。
2・次に、叫ぶ。
3・一瞬で体に、マスクやプロテクター、手袋やシューズが装着される。
4・力が倍になる。

男は検証してみた。

1・ます上下セットのスーツを下に装着して
  その上に普通の服を着ても変身できるのか?という疑問。

  これは問題なく変身することできた。ただし、下に着るのは
  暑い事や目立つことを考慮すると、やはり、戦闘の前に着ておく方が無難だ。

2・叫ばなくても変身できるのか?という疑問。
  
  これも変身できた。しかし、「変身」と唱えただけでは変身ができず。
  変身することを考え「変身」と唱えたら変身ができた。
  これは言葉の意味や音量は関係なく
  変身する意思を持って叫ぶなり、呟くなりして変身するようだ。
  変身以外の叫び声でも変身可能だった。例「フィーバー」でもOKだった。
  無言では、どんなに頑張っても変身できなかった。要は戦う意思と肉声が必要。
0044名無しさん2014/06/15(日) 17:14:43.25ID:P/i8Ux01
3・体に装着する時間は何秒?という疑問。
  
  これは手持ちのカメラで撮影して、判明したことだが
  この装着の瞬間、周りには眩い閃光が10秒程光っている。
  そして、その間にパーツが装着されている。俗にいうバンクシーンである。
  この現象は、男の独自の推測だが自分が変身している体感時間は、本人は一瞬と感じる。
  だが、周りから見たら装着する時間は10秒ほどあるが、光で相手を目くらましさせて
  いる間に攻撃されないうちに変身を終えるという方法だ。これが変身の際に攻撃されない理由だろう。
  あくまでも、彼の推測の一つに過ぎない。
  この話のヒーローの場合適応される理論である。

4・力が倍になるになるのは本当か?という疑問。

  確かに力がみなぎるが、本当に倍になっているのか
  これは、動いた方が早い
  とりあえず、ダンベルを持ち上げても20kgまでが片手の限度だったのだが
  変身中は片手だけでも40kgは行ける。
  とにかく倍以上はダンベルだけでも検証できたが
  パワー以外にもスピードや五感はどうなのかを検証する必要がある。
  
0045名無しさん2014/06/15(日) 17:23:16.61ID:P/i8Ux01
そして、正確にまとめるてみると...。
1・上下セットのスーツを着用したまま、ほかの服を上から来たり
  下に入れたとしても変身に問題はないということ
  ただし、暑い、目立つ、動きづらいのでスーツだけの方が無難である。

2・変身して戦う意思と自らの肉声が必要 叫べ

3・一瞬で変身は完了するが、そう見えるのは本人だけである。
  実際は10秒ほどかかっているが、閃光のおかげで攻撃されない。

4・多分本当。これからの課題でもある。
0046名無しさん2014/06/15(日) 17:47:07.65ID:P/i8Ux01
変身の仕方が分かったら、次は名前付けである
この自らが変身するヒーロー戦士の名前を決めなくてはいけない。

悪党や周りの人に名乗る時の名前が必要だ。
名乗りを上げるのはスーパー戦隊の宿命であり、美学であり、歴史でもある。

さぁ、どんな名前にしようかと男は悩む。
できるだけカッコイイ名前がいいと思うが、外見ともマッチした名前にしたい。
正直言って自分の外見は「電子戦隊デンジマン」をグレーにしたようなボディと顔である。
他に姿が似ているのと言ったら、「電磁戦隊メガレンジャー」の
メガブラックをメガシルバーを混ぜ合わせたような感じだろう。





決めたぜ......俺の名前は......。「陰陽戦士 カオスレンジャー」だ......。

名前の由来 悪を砕く正義の味方の行いをし、イヤリング官女のヴァージンを狙う男。
      光と闇を合わせたような痛い戦士。いまここに誕生。
0047名無しさん2014/06/15(日) 18:02:40.98ID:P/i8Ux01
変身方法の疑問が解け、名前まで決めたのだが
今度はワールド・チェンジ・ベルトの使い方が分からない。

どうやって使っていいか分からず、ガチャガチャ弄繰り回していると......。

「スイッチON………モード・セレクト………」とベルトから音がして
 中からビジョンが浮かび上がった。

「ほぅ...これは便利だな...」
 これなら俺でも扱えそうだ。だが、その認識は甘かった。

俺はさっそく、イヤリング官女の待つ、「五星戦隊ダイレンジャー」の
世界に飛び込もうと思ったのだが......。

「変身!!」

ここで掛け声をもう一つ。

「気力転身!オーラチェンジャー!」

ダイレンジャーの世界への旅立ちの景気付きだ。
気分は鯉と鰻の滝登りだ。

「陰陽戦士 カオスレンジャー」

ここまでは良かったのだが......。
0048名無しさん2014/06/15(日) 18:35:21.99ID:P/i8Ux01
ベルトを装着、電子音が響く。

「ベルト・セットON......GO-To-where-world......」

さて、ここからどうする。宇宙の贈り物の科学の結晶を......。
そうだ、ブラウンさんのデータ・インプットの時のように
画面を見せて読み込ませてみよう。原理はよく分かんないけどやるしかない。

PCの電源をONにしてダイレンジャーの世界へ......。
ちょうど、画面には、17話を映す。

「OK......Go-To-Gosei Sentai Dairanger-world......」

さすがは、世界を繋げるベルト。これだけの情報でもリンクできる。
体力に多少は自信あるんだ、耐えてみせるさ。
せめて、一回ぐらい向こうの世界を見て帰るぐらいのテストプレイだ。

さぁ、きたぜ。この時が......。
イヤリング官女...君の初めては...僕が貰うよ...。

バチバチと火花を散らす虹色の滲んだ光と、白黒の波が押し寄せたような圧迫感。
ワールド・チェンジ・ベルトが世界を繋げた、扉が開く......。
だが、その時、体力を奪い始めたのであろう。疲れが押し寄せる......。
今、その向こう側へという時に、全身の力が抜けていく......。
体が痺れる......。頭が痛い......。彼女はすぐ近くなのに......。

「無念だ......」彼は眠りについた。
0049名無しさん2014/06/15(日) 19:10:08.91ID:P/i8Ux01
しばらく経って彼はガバッと飛び起きようとしたが、体中が痛くて動けない。
関節はキシキシと音をたて、骨や筋肉が悲鳴を上げている。
世界を繋ぐベルトの力の反動は、男の体を内側から苦しめていた。

彼は自分の愚かさを再確認した。反動なんてあって当たり前である。
次元の違う世界を繋げるなんて、地球に生きる70億人以上の力があっても到底無理だろう。
そんな絶対不可能なことを一人で繋げられるのだから、これくらいの代償は払わなくてはいけない。
簡単だと思っていた、自分の甘さを打ち砕かれた。、疲弊に喘ぎながらも
彼は体力を本格的につけて、今度こそは君にお会いに行くぞと、夢うつつで誓いながら
また、深い眠りに落ちていった。もう朝なのに......。
0050名無しさん2014/06/16(月) 08:39:36.78ID:qpcyTOqY
皆様、いろいろ詰め込んだ結果。こんな風になってしまいました。

私もできるだけ急いで、エロ方面まで、持ち込みたいと思います。

SS一つ書くだけでも、大変なんですね。身に染みて分かりました。

とりあえず、設定の疑問と解決、内容をまとめあげてから、

早めに、ダイレンジャーの世界に行って、イヤリング官女を襲って参ります。

2章のタイトルは「変身」です。適当ですが......。

書き間違いと文章構成など、滅茶苦茶ですが、直していきたいなと思います。

仕事に入るので、しばらくは、ペースが落ちると思います。

後、こうしたほうがいいよ、というアドバイスがあるなら、

是非、教えて下さい。お願いします。

退屈な方はしばらく間は、回覧しなくてもOKです。

5日間程、時間が掛かりそうなので......。
0051名無しさん2014/06/16(月) 08:44:38.66ID:qpcyTOqY
ルールの追加をさせて頂きます。

・イヤリング官女に関係することなら、なんでもやっていいです。

これだけです。以上です。お願いします。
0052名無しさん2014/06/16(月) 08:58:35.42ID:qpcyTOqY
反省文

あれもこれもと、設定を詰め込みすぎて、滅茶苦茶な内容に、なってしまったことを

ここで、お詫びを申し上げます。大変、申し訳ございませんでした。
0053地獄のッ2014/06/16(月) 20:16:26.68ID:mCSnJ92m
>>50
乙です。単純に主人公がダイレン世界に存在しているというのではなく、介入していくというのがいいですね。
次も楽しみです。
0054名無しさん2014/06/17(火) 00:37:31.42ID:O0bzaCpT
イヤリング官女 官能4

あの失敗から、2ヶ月が経ったが
夏の暑さと、男のイヤリング官女への愛は、治まるところを知らなかった。
男は夏の間に肉体を鍛え、エアコンを購入した。

男の体は前よりも引き締まり、ボディビルダーには、及ばないが
海水浴場の砂浜を水着一丁でも、誇れるぐらいの体に成長した。

夏の暑い間に、朝は早く起きて、ランニングを行い、
昼間は、引越しのアルバイトで、一生懸命に働き。
夜は、自宅で筋トレで、疲れた体を激しく動かした。

そして、時にはスーツを着て、仮面ライダー張りの、特訓を試してみた。
痛い重いをしたが、諦めなかった。死に物狂いだった。

始めたころは、体力が追いつかず、一日を終えるだけでも、死ぬほど疲れていたが、
今では、それが普通より、少しキツイ程度の認識に変わっている。

体力が2ヶ月前よりは、格段についたという達成感に、彼は満足した。

最後は、ベルトの反動に、どこまで、耐えられるかどうかだ。
0055名無しさん2014/06/17(火) 01:17:31.49ID:O0bzaCpT
スーツの、能力が倍になる作用には助かった。
もしも、スーツがなかったら、ベルトを使うには、マッスルボディになるまで
肉体改造をしなくては、いけなかったのかもしれない。

何度か、スーツを装着する度に、脳に数字のイメージが浮かび
それは、今の能力は、何倍だと
感覚的に頭に浮かび上がるようになった。
そして、だんだん数字の数は上昇していった。

体を鍛え始める前には、2の数字が、頭に浮かんだが
3日後には、3に変わり
それから、3週間後までには、4〜8へと上がり
現在は、9〜13と進んで、14となっている。
多分、能力の倍にできる制限の数なのだろう。

これは仮説だが、機械の設定変更のように調節できるのではなく。
漫画「ドラゴンボール」の気や戦闘力、界王拳のように
自分自身で、コントロールするのではないかと、推測した。
その理屈が、正しければ、今は能力を14倍にできるということだ。

「まだまだ、能力は上げられそうだな......」

なんて、凄いスーツなんだ......。
鍛えれば鍛えるほど、数字は上がっていくのだから......。
それだけ、強くなれるんだ......。
0056名無しさん2014/06/17(火) 08:58:56.79ID:O0bzaCpT
さてと、リベンジの時がきた。
この世界から、飛0び立つ準備は整った。

スーツを装着。

「変身!!」

両手を前に交差しながら、突き出して、腰に引く。
シュタイン!!と変身音が響き、白黒の閃光が一瞬で、体を覆う。
次々にパーツが体に装備される。

光が消えた時、そこに立っているのは、白黒の色に輝く戦士。

左手を右斜め上に構え、そのまま引いて
右手を高く掲げて、正面に向けて下げながら、手のひらをパーにして静止する。

「光と闇に染まった戦士......」

右手をグーにして、シュツと音を鳴らし
左足を後ろに引いて、右足はそのまま
両手を大きく回し、斜めでストップ。

「陰陽戦士!!カオスレンジャー!!」

そして、交差した両手を、素早く左斜め上と右斜め下に振りきり、きめる。

「今ここに、参上!!」


ここまでは、申し分ない変身ポーズと名乗りだ。

問題はここから、リンク・ベルトを装着して、二段変身だ。

ベルトが点滅し、体に固定される。

いざ、君に会いに行く。
0057名無しさん2014/06/18(水) 00:22:26.53ID:qDr4Heui
ベルトを腰に装着。顔には自信が溢れる。

「ベルト・セットON......GO-To-where-world......」PCの前に立ち

前回と同じ手順でデータをインプットする。体に力をいれて、思いっきり踏ん張る。

「OK......Go-To-Gosei Sentai Dairanger-world......」 緊張する。

「大丈夫......今の俺なら...絶対に......できるさ......」

虹色の光と、白黒の波が、世界を繋ぐ。

そして、体に鉛が絡みつくような疲労が襲う。内側からキリキリと痛みがする。

「ウグッ..........クソッ...このぐらい......耐えれる......」

だが男は、ひるまずに前進する。痛みが増大して倒れる前に、行かなければ......。

「もう少し......後...チョットで...届くんだ......」

男の体は、時空の光と波に飲み込まれ、異次元に浮いた。

「やった......ついたんだ......ウッ!!」

ベルトが激しく震えたかとおもうと、目の前が急に真っ暗になって、体がバランスを崩した。
その瞬間、彼の体は、気を失ないながらも、ダイレンジャーの世界へと、転送された......。
0058名無しさん2014/06/18(水) 00:38:02.73ID:qDr4Heui
私は疲れました。

自分の文章を読み直すのに疲れ果てました。

皆さんも読むのが大変でしょう。
遅れてもあり、申し訳ない気持ちで一杯です。
SS作りの勉強をしてきます。日本語の正しい使い方もです。

まことに勝手ながら、一旦この辺で区切りを置いて
話の設定を完成させて、ここに記してから、続きを書かせていただきます。
すみませんが、私にやり直す時間を下さい。

掲示板に書き込んだ内容は、後から間違いが分かっても
修正ができないので、大変です。SS作りは本当に手間が掛かりますね。

3章のタイトルは「修行」です。

これ以上細かく書くと、骨が折れますので、
設定を修正したら、大雑把に書きます。

イヤリング官女が全然出てこないので、スレ違いになった内容に
ならないよう、頑張って書きます。
それまで、暫し、お待ち下さい。
0059名無しさん2014/06/18(水) 00:59:56.33ID:qDr4Heui
応援して下さっている方々
本当にありがとうございます。

朦朧とする意識の中でこれを書いています。

かなり前になりますが、あの質問の答えはYESです。
2ちゃんねるでは、個人の特定をされたら危険な上に
勝手にモデルにしたので、気分を害されると考え、
有耶無耶にしていましたが、ここでハッキリさせます。

ごめんなさい。あなたしか思いつく人物がいなかったもので
使わせていただきました。まことに申し訳ございませんでした。

気分を害されたのなら、修正を書き加えた後に
書くのを辞めるつもりです。

あなたでさえ、モデルになっても構わないと仰るのならば
ありがたく、書き続けさせていただきます。

先程も、述べたように日本語の使い方も
文章構成も滅茶苦茶なのである程度また書いたら
再翻訳して投下いたします。

本気で改変して、読みやすくするので、期待してください。
今日一日中、文章の書き方を勉強してきます。

[設定→ちょっと書いて→文章や内容の修正→再投下]の順になってしまいますので
エロい話はまだまだ、先になりそうです。

早くいろいろ直して、イヤリング官女のエロい妄想をしたいです。
謝らなければいけないようなことばかりをして、すいません。
どうか、気長に待ってください。お願いします。
0060名無しさん2014/06/18(水) 01:02:02.70ID:qDr4Heui
最後に褒めて頂き、ありがとうございました。
0061地獄のッ2014/06/18(水) 01:31:59.87ID:???
>>59
全く構わないですよ。むしろ光栄です。ガンガン好きに設定付けたりとか妄想させてやってください(笑)
0062名無しさん2014/06/19(木) 01:11:18.81ID:ex0WqaPI
このSSを読んでくれている方々に、大事なお知らせがあります。

設定の矛盾や誤った部分、余計な文章が多いので

今までの話をベースに、内容を再構成させていただきます。

話のテーマは残し、それ以外はリセットをします。

曖昧な設定を多々変更いたします。

できるだけ早く改変して、>>57までの内容に追いつきたいと努力をします。

今までの駄文は試作品だと考えて、忘れて下さい。

必ず、今までよりも良質なSSを作ります。

それまでは、お時間が掛かるかもしれません。

私は、月曜日〜金曜日は朝と夜遅くしか書くことができませんので
遅くなりますが、土日に一気に書き込みます。
ですが、なんらかの急な事情により書き込めない日もあるかもしれませんので
なにとぞ、ご理解して下さいますようお願い申し上げます。

SSや小説の書き方を学んできました。
全部は覚えきれてないので勉強中です。
やっぱり、我流は駄目でした。勢いだけがあっても
文章が読み辛く、ハッキリとしません。これではSS失格です。

三点リーダーや句読点の数が、非常に多いので減らします。
字の間違いや、段落の使い方の間違いを修正して、書き直します。
後は、学んだSSや小説の基本事項を反映していきます。

急いで変更箇所を考えておきます。
再度申し上げますが、お時間が掛かるかもしれません。
今のSSの内容に追いつくその時まで、気長に待っていてください。

返信レスをお送りしていただき、ありがとうございました。
これからも、宜しくお願い致します。
0063名無しさん2014/06/19(木) 01:25:06.75ID:ex0WqaPI
早速ですが、日本語を間違えていました。
皆様には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
誤ってばかりで、本当に申し訳ございませんでした。

訂正箇所

× お時間が掛かるかもしれません。

○ お時間をいただきます、すいません。

他にも、間違いがあった場合は教えて下さい。
やれるだけ、訂正します。
私も自分で、時間の許すかぎり見直しをします。
0064名無しさん2014/06/21(土) 00:41:10.08ID:pOWEkgkD
皆様、大変長らくお待たせいたしました。

私の身勝手な判断ですが、仕切り直しとさせて頂きます。

話の内容と変更点が決まったので、もう一度この場で書かせて頂きます。

私の文章力のなさのせいで、見苦しいものを作ってしまい
本当に申し訳ございませんでした。

話の内容と変更箇所が決まったので、もう一度この場で書かせて頂きます。

その前に、ルールの追加と再掲示を行います。

その後に、SSを投下いたします。

それでは、よろしくお願いいたします。
0065名無しさん2014/06/21(土) 01:42:57.63ID:pOWEkgkD
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

このスレッドは、「スーパー戦隊シリーズ」第17作目。
「五星戦隊ダイレンジャー」に登場する悪の組織、ゴーマ族の怪人。
「地獄の三人官女」の三女「イヤリング官女」で、Hな妄想をするスレです。

ルール(再度お読みください)

※今までのルールは全て無効とし、新しく書き直したものを、新ルールとさせて頂きます。

・人の好みのタイプは、千差万別です。
 自分には、合わないなと思った方は、文句を言わず
 このスレを見なかったことにしてください。
 
・荒らしやアンチには、構わないようにしましょう。

・AAの貼り付けやSS投下、画像の掲示はこのスレではOKです。
 ですが、他の方が不快な気持ちになるようなものは自粛してください。
 言葉遣いも同様です。お互いに気をつけましょう。

以上です。ルールを守って、仲良く妄想しましょう。

それでは、よろしくお願いいたします。
 
0066地獄のッ2014/06/21(土) 02:09:19.44ID:2wRrXbQk
>>65
仕切り直しということですね。焦らず執筆してください。
せっかくなので自分もSS上げます。渋で上げたものになりますが。
0067地獄のッ2014/06/21(土) 02:10:59.48ID:2wRrXbQk
地獄の胸責め

少年は気が付くと見知らぬ一室に居た。それなりに広い和室に高級そうな家具や調度品がある。お金持ちそうな家だというのはすぐに感づいた。
「気がついたようね」
不意に若い女性の声がした。振り向くとスタイルのいい長い黒髪の女性が立っていた。
しかしその姿は人間に近かったが、異形ともいえる姿だった。赤いタイツのような衣装を全身にまとい、大きな耳に大きなイヤリングをつけ、顔は目を閉じているようだが、口には眼球がある。少年でなくとも、普通の人間ではない、怪人であることは一瞬にしてわかる姿であった。
0068地獄のッ2014/06/21(土) 02:13:44.41ID:2wRrXbQk
「だ、誰・・・?」
恐怖がありながらも異形の女性に対して問いかける少年。その女性から発せられた声は意外にも憧れの大学生の女性に近い感じであった。
「妾はイヤリング官女。坊やは妾の糧となるのよ。」
「かて・・・?僕を食べちゃうの・・・?やだよぉ、僕まだ死にたくないよぉ・・・。」
今にも泣きそうになる少年。しかしイヤリング官女は姉が弟を慰めるように語り掛ける。
「坊やを食べたりはしないわ。妾に任せて大人しくしていればそれだけでいいのよ。終われば元の場所に返してあげるわ。」
「ほ、本当に・・・?」
「ええ。だからまずは服を脱ぎなさい。」
「う、うん・・・。」
0069地獄のッ2014/06/21(土) 02:18:36.59ID:2wRrXbQk
イヤリング官女と名乗る異形の女性の言われるままに服を脱ぐ少年。逆らったら殺されるかもしれない、という恐怖もあったのだろうか。
そそくさとシャツやズボン、靴下、そしてブリーフを脱いでいった。まだまだ発展途上である少年の無垢な体が露になる。
「恥ずかしいよぉ・・・。」
「本当においしそう・・・。さあ、今度は横になるのよ。」
少年はさらに彼女の言葉に従い、布団に仰向けになる。
「これからがお楽しみよ、ほほほ・・・。」
イヤリング官女は少年をまるで押し倒したかのように跨り、さらに自分の胸をはだけさせた。
0070地獄のッ2014/06/21(土) 02:20:31.85ID:2wRrXbQk
胸当てに押さえつけられてた二つの大きな乳房がぶるんと震え、妖しげな艶を放っていた。
そして、紫色のの突起もあらわになった。
イヤリング官女の乳は大きいサイズでありながら、張りもあった。
「どうかしら?わらわの乳は」
「すごく、大きい・・・、触りたい、です・・・。」
「素直な子にはいいことをしてあげるわ。坊やのを挟んであげる」

むにゅっ

「ああ・・・!」
二つの膨らみが少年のペニスを挟んだ。その感覚はまるで天に昇るような感覚であった。
「ほほほ、しごいてあげるわ。」
むにゅむにゅ、ずりずり…
「ううっ・・・」
イヤリング官女の乳房が少年のペニスをしごいてくる。その動きはカリ、亀頭、竿に絶え間ない刺激を与えてくる。
「どうかしら?妾の胸は」
「うう…。すごいよお・・・。」
「すごく気持ちよさそうね。もうひとついいことをしてあげるわ。」
0071地獄のッ2014/06/21(土) 02:24:12.95ID:2wRrXbQk
イヤリング官女がそういうと、彼女の美しく長い黒髪がさらに伸びてきて、少年の体にシュルシュルと巻きついてきた。
「うあ…。」
少年の首から腰までが黒いマフラーに包まれたようになる。包んだ髪が少年の体を愛撫をしていく。
「ふああ、気持ちいい…。」
その髪はミンクの毛皮以上の肌触りであった。
「ほほほ、気持ちいいだけじゃないわよ。こういうのはどうかしら?」
髪の愛撫が止まったと思うと、不意に髪が上半身を強く締め付けてきた。
ギリギリ、ギチギチ・・・
「あぐっ・・・!うう・・・。」
強烈な締め付けに苦しむ少年。さらに赤い光が少年の体に流れていく。
0072地獄のッ2014/06/21(土) 07:15:32.91ID:2wRrXbQk
「な、なにこれ・・・?」
「感度を高める妖力よ。これは坊やにとって強力な媚薬となるの。ほら、締め上げられて痛いはずなのに気持ちよくなっていくでしょう?」
妖力のせいか少年の全身がほてっていき、さらにモノは大きさと固さを増していった。
「妾の髪で締め上げられてさらに大きくするとは、坊やもかなりの変態なのね」
「だ、だって・・・、お姉さんの髪の毛とおっぱいが気持ちいいんだもん・・・。」
いつのまにか少年からイヤリング官女への恐怖心が消えていた。
少年は愛撫と締めつけの重奏が少年の体に最高の快感を与えて、その上に胸による責めも加わった三重の責めを受けていた。そのあまりの快感にイヤリング官女が異形の怪人であることを忘れてしまったのだろうか。
少年は股間と上半身に快感を受けつづけて、爆発の時期が近付いてきた。
「あうう、なんだか、おちんちんが、変だよぉ…。」
「ほほ、もう果てるのかしらね?このまま搾りつくしてあげる」
イヤリング官女は胸の動きをより激しくしてきた。同時に上半身に巻きついてる髪の締め付けが強くなった。
0073地獄のッ2014/06/21(土) 07:19:58.74ID:2wRrXbQk
「さぁ、妾の顔と胸に出しなさい!」
「うわぁぁぁぁ・・・!」
ドピュ、ドピュ、ドピュン ドクドク・・・。
少年のペニスから白い液体が大量に吐き出され、イヤリング官女の胸、髪、そして顔を汚した。
「たくさん出したわね。そんなに気持ち良かったかしら?」
「う、うん・・・。これでぼく、かえれるんだよね・・・。」
少年は力なくそう言うと、気絶してしまった。

「ほほほほほ・・・、今回はこれで返してあげる。でも坊やはもう妾の虜、またたっぷり搾ってあげるわ。」
0074地獄のッ2014/06/21(土) 07:22:07.96ID:2wRrXbQk
ひとまずここで完結です。単純におねショタとかそういうのが好きなのでこんな感じですね。
ちなみに渋のオリジナル版に若干修正が入ってます。
0075名無しさん2014/06/21(土) 11:43:04.32ID:pOWEkgkD
>>74さんへ

素晴しい作品の投下をして頂き、ありがとうございます。

SS作りの参考になります。

私もこれだけの内容を書けるぐらい、成長したいものです。

後は画力が欲しいです。私は絵がとても下手くそなので……。

では、私もそろそろ書き始めます。
0076名無しさん2014/06/21(土) 16:19:38.23ID:pOWEkgkD
では、SSを再度、投下させて頂きます。
だけど、その前に注意事項があります。必ず、最初から最後まで読んでください。

※駄文注意、できるだけ見直ししてから書き込みますが
 間違いがあったら教えてください。

※このSSは、実在する人物や作品などが登場いたしますが
 私の勝手な妄想なので、本家との関連性は全くありません。
 勝手に妄想するのが、許せない人は見ない方がいいです。
 ですが、できるだけ本家の内容と一致させるつもりです。

※想像上ではない実在のモデルの方がいますが、その方も私が考えた
 イメージのみで、勝手にやらせて頂いているだけなので
 その方への直接的な誹謗中傷はやめてください。

※特撮系、人外系、凌辱系が苦手な人は見ない方がいいです。

※話の内容のプロローグから第5章まではHな描写は少なく
 イヤリング官女自体がほとんど話に関係がないのですがご了承ください。
 第6章以降にHなシーンをたくさん増やしていきたいとおもいます。
 それまでは、無理に読まなくてもいいです。気が向いた時にでもどうぞ。
 内容は自分が書きたいと思って書いているぐらいですので……。

※感想は人が不快な気持ちにならないような表現にしましょう
 ただし、ネタにするぐらいのものは構いません。

それでは、始めさせて頂きます。
0077名無しさん2014/06/21(土) 16:21:19.49ID:pOWEkgkD
タイトル 「イヤリング官女を犯す」
0078名無しさん2014/06/21(土) 16:25:38.25ID:pOWEkgkD
 プロローグ「物語」

 これは、誰も知らないお話……。

 宇宙人と遭遇したり、変身ヒーローになったりしながら
創造した世界にまで行って、愛する人を求めた一人の男の物語…………。
0079名無しさん2014/06/21(土) 16:32:59.77ID:pOWEkgkD
第1章「星」
 
?「ああ……!ううっ!……気持ちいい……」

7月に入り、夏の暑さも厳しさ増す一方で、一人の男が自慰行為に燃えていた。

閉め切った部屋の中で、モワモワした熱気を気にせずに、ただひたすらにアソコをしごく。

男「ああっ!……ダメだよぉ……そんなとこ……イヤリング官女……」

そう言いながら、恍惚した表情で激しく手を上下に動かす。
動かす度に、汗が頬をツゥーっと流れていくを感じる。

普通の人は、男がナニをオカズにしているのか、サッパリ分からないだろう。
イヤリング官女って誰それ?アニメキャラ?と思うかもしれない。
0080名無しさん2014/06/21(土) 17:15:30.73ID:pOWEkgkD
そこで説明しよう、「イヤリング官女」とは

特撮「スーパー戦隊」シリーズの第17作目。
現在も高い人気を誇る「五星戦隊ダイレンジャー」に登場する、怪人だァァッ!!

作中で、ダイレンジャーの宿敵「ゴーマ族」と呼ばれている組織は
6000年前の地球にいた種族の一つであり、「妖力」を使うことができる。
そして、現代に復活し世界を暗黒にしようを企んでいる。という設定だァァッ!!

イヤリング官女のキャラクター設定は、そんなゴーマ族の
「地獄の三人官女」と呼ばれる官女の一人で
「阿古丸」という名の少年幹部の侍女として付き従っている。という役柄だァァッ!!

それから、「指輪官女」と「ネックレス官女」っていう二人の姉達がいるぞ。
ちなみに、指輪官女が長女、ネックレス官女が次女、イヤリング官女が三女だァァッ!!

3人とも、人間態は華やかな姿をしているが、怪人態はなかなか戦闘能力が高く。
三位一体攻撃でダイレンジャー達を苦しめたぞ。

その他のいろいろな悪役がいるが、それは自分の力で調べてみよう。
0081名無しさん2014/06/21(土) 17:30:03.47ID:pOWEkgkD
次に、イヤリング官女の外見を説明しよう。


イヤリング官女は美人だァァッ!!



だけでは、説明にならないので簡単に特徴を述べます。

人間態 (三姉妹なので人間態の姿は非常によく似てる)

・赤く豪華で中華風な貴族服を着ている。(三人官女全員共通)
・髪の毛がサラサラしている。     (これも三人官女全員共通)
・美人だァァッ!!      (これも三人官女全員共通だァァッ!!)

怪人態 (怪人態では誰なのか、簡単に見分けがつく)

・赤いタイツ服っぽいので全身を纏っている。ちなみに、胸当てつき。
・両耳が顔よりも大きく、大きなイヤリングを着けている。
・口の中に眼球らしきものがある。
・髪の毛がモサモサしている。 (怪人態で唯一、髪の毛がある)
・美人だァァッ!!       (三姉妹の中で一番美人だァァッ!!)

以上。もっといっぱい彼女の魅力はあるが、長くなるので残念ですが、割愛させて頂きます。

何だい? 指輪官女とネックレス官女のことを詳しく教えてほしい?
ごめんな、あんまり詳しくないんだよ。自分で調べてみてね。
0082名無しさん2014/06/21(土) 17:34:51.93ID:pOWEkgkD
今の説明で、イヤリング官女が何者かは理解できたかな?
実際の姿は自分も目で確かめてみてほしい。

だがしかし、このままでは男が何故
彼女?怪人?をオカズにしている理由が分からない。

それも説明しよう。

それは、男が変態だからだよ。以上、解散。
0083名無しさん2014/06/21(土) 17:56:32.90ID:pOWEkgkD
男「ハァハァ……イヤリング官女……いいよ……。」

周りの人に聞かれたら、恥ずかしくて悶絶級の言葉を放ちながら、一生懸命にしごく。

男「ううっ……そんなぁ……イヤリング官女……そんなことしたら……イっちゃうよ!」

そして、男のアソコは限界を迎えた。

男「ヤバイ……出そう……出るっ!……ウッ!」
 
男はティッシュにその情熱を全てを開放した。

ビュルルゥ!!ボタッ…ボタッ…。

男「ハァハァ…………。」

男は満足して一息ついた。
 
男「フゥ…。」

余韻に浸り終えて、しばらくすると
激しい自己嫌悪が彼を襲った。彼は酷く後悔した。

男(また……、やってしまった…………。)と……。
0084名無しさん2014/06/21(土) 18:06:11.30ID:pOWEkgkD
話は15年前程に遡る。

男は、幼い頃にTVで見ていたダイレンジャーと戦う
イヤリング官女を見て初めて、勃起をしたのだ。

そこから、彼の苦悩は始まる。

それは子どもの時から周りから、少し変な奴扱いされていた。
理由はダイレンジャーの話になると、イヤリング官女が一番好きと
いつも言っていたからである。
周りからは、ダイレンジャーよりも、敵の怪人が好きだなんておかしいぞと言われた。
指摘されて、多少は傷つきそれ以来
人前で、口にしなくなったが、心の中ではいつも叫んでいた。

男「ダイレンジャーよりもイヤリング官女が好きだァァッ!!」

小学生時代も半分が過ぎ、周りの男の子達は
次々と「ヒーロー」への憧れから卒業していくが、彼は未だにイヤリング官女が好きだった。

もっとも、イヤリング官女は「ヒーロー」ではないのだが……。

中学生時代に入ってからも思春期なのに、異性には興味を持たず
相変わらず、イヤリング官女のことばかり考えてしまう。





無論、性的な興味はイヤリング官女へと向けられた…………。
0085名無しさん2014/06/21(土) 18:11:50.25ID:pOWEkgkD
高校生活もほとんどの間、一人で過ごした。部活にも入らなかった。
このころから、イヤリング官女の情報収集に情熱を傾けた。
周りが変わっても彼だけは何も変わらなかった……。

両親も彼の性癖には気づけなかった。普通は知らないだろうが……。

大学生になっても、これといった友達や彼女もできず
やっぱり、イヤリング官女一筋だった。

周りが海に行ったり、カラオケをしたり、スポーツに打ち込み、異性と付き合ったりして
遊びや人との付き合い方、情熱や愛を経験し、青春を駆け抜けていく時に。



彼は家に真っ先に帰宅し、PCで調べまわっていた。



そして、脳内の妄想だけが危険な領域へと変わっていった…………。
0086名無しさん2014/06/21(土) 18:18:27.83ID:pOWEkgkD
現在、彼はフリーターをしている。
仕事で稼いだお金は全て、愛するイヤリング官女をもっと知るために使われている。

彼は現在、一人暮らしをしている。
彼はイヤリング官女の愛を語るブログを立ち上げ、情報収集の手柄を載せた。
そして、ダイレンジャーDVDを全巻買い揃え
自分一人で、イヤリング官女のフィギュアや抱き枕、多数のイラストを制作している。


彼は、掲示板にも何度かスレを立てたのだが、世界広しといえども
性癖の合う奴は見つからなかった。

彼は前から自分は性癖がマニアック過ぎるのかと考えていたが
世間は彼からみて、もっと深刻な状況だった。

イヤリング官女が好きどころか、知らない人の方が圧倒的に多いではないか……。
彼は、そう思い知らされた………。
0087地獄のッ2014/06/21(土) 18:19:23.72ID:2wRrXbQk
>>75
いえいえ、大したものでもないですよ。とりあえずは自分の本能のままに描いてます。
絵でも小説でも言えることですが下手でも愛さえあればそれをわかってくれる人はいます。自分も絵は下手ですがそこは愛で補ってますし( http://m.pixiv.net/profile.php?PHPSESSID=0be8e7fa18f604f53d9ca7f54adf0cab&;guid=ON

期待してますので焦らず頑張ってください。
0088名無しさん2014/06/21(土) 18:45:23.54ID:pOWEkgkD
彼は一人暮らしには満足していた。

男(これでいつでも好きなだけ、イヤリング官女でオナニーできるぞ……。)と

確かにドアに鍵の掛からない部屋では、いつ家族に見つかるかと思うと
安心してオナニーができない。それは見られたら死ぬほど恥ずかしい……。
思春期の男子達が抱える大きな悩みである。

だが彼には、いつもどうにもならない問題を抱えていた。

それは…………。

イヤリング官女が現実の世界には存在していないことだった。

一応、イヤリング官女は生きているようにTVに映るが
あれは、姿をスーツアクターがスーツを着て演技し、声は役者をアフレコをしているだけ
本当に生きてはいない。だから、どんなに愛しても現実に彼女は存在しない。
彼女を深く愛していても、届くことのない気持ちと精液は、むなしく宙を舞う。
彼は本物のイヤリング官女には話しかけることも、触れることさえもできない自分に猛烈に腹が立った。
どうやったらTVの中の世界に行けるかを本気で考えた。

男「もしも、○○えもんがいたらなぁ……。」

彼は全てを憎んだ。
0089名無しさん2014/06/21(土) 19:09:13.40ID:pOWEkgkD
まず最初に、ダイレンジャー達を恨んだ。

男(イヤリング官女にこんなに会いたいのに、なんでお前ら倒しちまったんだよ……。)

次にゴーマを恨んだ。

男(なんでこんなに美人なのに幹部じゃないんだよ、幹部だったらもっと長く活躍するところが見れたのに……。)

さらに、監督や脚本家、演出家や怪人のデザインをした人
番組スタッフや俳優を全員恨み、TV局まで恨んだ。
一人一人の方に言いがかりが多いので、全員分にして怒りを吐き出す。

男(お前らがこの話を作ってTV放送なんかするから、俺は見ちまったじゃねえか。そのせいで、俺はこんなに悶々しているんだぞ……。)




最終的にあんなに愛していたイヤリング官女を憎んだ。

男(大体、全ての元凶は君のせいなんだぞ……。)

男(君が美しすぎて勃起したせいで、俺は君じゃなきゃ勃起できなくなってしまったんだぞ……。)

男(責任を取ってくれよ、一回でいいからヤらせてよ……。)

彼は八つ当たり的な思想になってしまった。
0090名無しさん2014/06/21(土) 19:55:02.24ID:pOWEkgkD
その他にも、両親や友達、石ノ森章太郎さんまでもが犠牲になった。

男(父と母がTVなんか買っていたから見ちゃったんだ……ちくしょう。)

男(あの時、あいつらが理解してくれたら……ちくしょう。)

男(そもそも、「スーパー戦隊シリーズ」が最初からなければこんなことには……ちくしょう。)

でも、一番憎んだのは自分だった。

男(子供のころ、普通にダイレンジャーを見てれば……。)

男(イヤリング官女を好きにならなければ……。)

男(むしろ、僕がダイレンジャーを見なければ……。)

男(僕は今頃……。)

男(うあああああああああ)

彼は地球上でたった一人の孤独を十分に味わった。

だけど、彼はイヤリング官女を愛する気持ちが止められない。
理由なんてない。好きなものは好きなんだ。

男(後悔なんて、いつものことだ。もう慣れた。発作みたいなものさ。)

そう男は、自分に強く言い聞かせた。この間、後悔タイムの所要時間は僅か30秒程。

男「クヨクヨすんなよ、俺。生きていれば良いことある…………。」

スッと立ち上がり、汗を手で拭い
使用済みのティッシュをゴミ箱にポイと投げ捨てる。

男「かもしれないじゃないか…………。」

彼は気晴らしにベランダから出て、青空を見上げた。
雲一つない青空だった。青すぎて目に染みてきた。

男「ハァ…………。」

男はため息をついた。

男(ここにいてウジウジしていても仕方がない。)

男(散歩にでも行くか。)
0091名無しさん2014/06/21(土) 20:24:30.17ID:pOWEkgkD
男は今日一日は、仕事が休みなので
ゆっくりできると考えていたが、休日というのは
何故いつも、あっという間に過ぎていくのだろう。

蝉の声を聴きながら商店街をブラブラと歩く。

男(なんで蝉の声が聞こえるんだろう?)

男(ここ町中だぞ、どこで蝉が鳴いているんだよ。)

彼の住む町は比較的、都会よりも田舎に近い雰囲気で自然に恵まれている。
昭和の面影の残る商店街や駅があり、森林や小川などが多い。

若者達はパッとしない町と言うが、男は

男(俺はこの町の雰囲気、結構好きなんだけどなぁ……。)

と、考える。
そのまま何処へ行こうかと考えていると……。
0092名無しさん2014/06/21(土) 21:02:51.72ID:pOWEkgkD
?「オイ、男じゃないか。」

後ろから不意に声がする。

男(確か……この声は……。)

振り返るとそこには、男の知っている人物が立っていた。

男「友人!!……お前どうして……ここに……。」

友人「よお、久しぶりだな、元気にしてたかよ。」

それは男の数少ない友人の一人だった。彼は確か東京で一人暮らしをして
そこそこ大きな企業で働いている筈なのに……。どうして此処に……。

男「お前この町を出て、東京で暮らしてたんじゃないのかよ。」

友人「休暇を貰ったんだ、それでさ、実家に帰省しようと思ったんだよ。」

男「そうなのか……。良かったな……。」

友人「お前どうしたんだよ、元気がないな。」

男「昔からこんな感じだよ……。」

友人「そうかそうか、悪い悪い。」

男「まあ、また会えて嬉しいよ……。」

友人「俺も嬉しいぜ。あっ、そうだ。」

男「?」
0093名無しさん2014/06/21(土) 22:08:05.10ID:pOWEkgkD
友人はゴソゴソと鞄を探り、紙袋を取り出した。

友人「ハイ、これお土産だ。後でお前の家に持っていこうと思ったけど、今渡すよ。ホラ。」

お洒落な紙袋の中に、おいしそうなお菓子がプリントされた箱が入っている。

男「おう……ありがとう……。」

友人「今すごく東京で流行っているお菓子だよ、なかなかうまいぞコレ。」

男「うん……後で食べるよ……。」

友人「本当に大丈夫か?顔色悪いぞ。」

男「大丈夫だよ。」

友人「そうか、無理はすんなよ。」

男(全く、相変わらず騒がしい奴だな。)

友人「ん、なんか言ったか?」

男「な……何にも言ってないよ。」

友人「そうかな、聞き間違いかな。」

男「そういえば、仕事は順調なのか。大変だろ。」

友人「なかなか大変だよ。でも、給料が高いからいいけどね。」

男「そうなんだ……。」

友人「お前はどんな感じ。まだ、フリーター?」
0094名無しさん2014/06/21(土) 22:37:37.12ID:pOWEkgkD
男「うん……そうだけど……。」

友人「えー早く決めた方がいいぜ、若いうちに稼いでおかないと後が大変だぜ。」

男「そうだよね……。」

友人「ああ、すまんな。別に悪い意味で言ったんじゃないよ……。」

男「いいよ……。本当のことだし……。」

友人「本当にゴメンな、でも今時、正社員だって結構危ないし……。」

男「…………。」

友人「今はフリーターでも、そのうちお前にきっとピッタリな仕事が見つかるよ。」

男「うん……そう言ってくれて……ありがとな……。」

友人「お、おう。」

男はここ最近、彼とは連絡をあまり取っていなかった。
その理由は自分はフリーターで、彼は会社の正社員。
自分のような暇人が、彼みたいな忙しい人に連絡でもしたら迷惑だと思い込み
メールを送ったり、電話で話したりするのが億劫になっていた。

男は自分を恥じた。彼は仕事の格差などを気にせずに心配してくれて
さらに、こうして僕にお土産をくれたのに、自分は連絡もしないで…………。

男(僕はなんて冷たい奴なんだ……。)

男(こんなに心配してくれるいい奴なのに……。)

男(謝らなくちゃ……。)
0095名無しさん2014/06/21(土) 23:30:58.51ID:pOWEkgkD
男「ゴメン……あんまり連絡しなくて……。」

友人「ああ、いいよ、いいよ。俺も連絡取るのを忘れていたし……。」

男「でも……俺は……。」

友人「気にすんなよ、あ、そうだ。今度どこかに遊びに行かないか。」

男「えっ……。」

友人「昔みたいにさ、この町のいろいろな場所を二人で見に行こうぜ。」

男「うん……いいけど……。」

友人「懐かしい町だな、1年も東京に住んでたらこの町が恋しくなっちゃってさ。」

男(俺はあんまり……懐かしくないんだけど……。)

男(でも……この町が……恋しくなれるって……羨ましいよ……。)

男(僕はこの町から……あまり外の世界に行ったことがないんだから……。)

友人「そういえば、お前一人暮らしをしているのか?」

男「そうだよ……2ヶ月くらい前から……。」

友人「へぇー、どこに住んでるの?家賃はどれくらいなの?」

男「裏山の近くで……1ヶ月で5万円ちょっとくらい……。」

友人「あの……よく俺達が登った裏山か?」

男「そうだよ……。」

友人「へぇー、涼しそうでいいじゃん。」

男「そんなことないよ……虫がすごく出てくるし……。」

友人「まあまあ、自然が身近に感じられていいじゃないか。」

男「そうかな……。」

男(出るのは大体……蚊なんですけど……。)

友人「そうだよ、東京は蒸し暑いし、いつも人だかりで、どこもかしこも大混雑だよ。」

男「大変だな……。」

友人「まあね、でも良いこともあったし……。」

男「何?……どんな良いことがあったの……。」

友人「ああ、それはな、俺に――」

その時、不意にスマホが鳴った。僕の…………ではない。
どうやら、彼のスマホらしい。
0096名無しさん2014/06/22(日) 00:05:26.54ID:AsFATnCm
友人「一体、誰からなんだ?」

彼はポケットの中からスマホを引っ張り出した。
すると、顔がパッと明るくなると嬉しそうに言った。

友人「女ちゃんからだ、ハイハイ、今すぐに出ますよと。」

男(女ちゃんって……一体誰なんだ……?……コイツの彼女かな?)

友人「あーもしもし、俺だよ、友人だよ、元気?」

友人「俺か?俺は元気だよ?」

友人「今どこにいるって?俺の実家の近くだよ。帰省しているの。」

友人「ウンウン、そうだね、したいね。」

友人「いつの日?ウンウン、分かった、来週の日曜日ね。」

友人「バイバイ、じゃあね。」

ピッと通話を終えてポケットにスマホをしまう友人。
すごい嬉しそうだ。ニヤニヤしている。ちょっと気持ち悪い。

友人「ゴメンゴメン、急に電話が掛かって着ちゃってさ。」

男(見れば分かるよ……。)

友人「でさ、さっきの話の続きだけど。」

男「言わなくても分かるよ。当てるよ。多分、彼女が出来たことが良いことなんだろ。」

友人「あー、バレちゃったか。驚くと思ったのに。」

男「あの会話を聞いていたら、誰だって相手が彼女って分かるし。」

男「良いことって、このことかって直感的に感じ取るだろ。」

友人「アチャー、バレちゃったら仕方がない。」

友人「そうさお前の考えはBINGO、当たりだよ。」

男「さっきの電話内容は……多分デートの約束だろ。」

友人「お前、本当に勘がいいな。」

男「曜日が出てきて、約束っぽいことをしてたみたいからだからね。」

友人「そういうこと。」

男「可愛い子?」

友人「可愛いよ、メチャクチャ可愛い。」
0097名無しさん2014/06/22(日) 00:31:59.98ID:AsFATnCm
男「良かったな……。」

友人「ああ、お前も早く彼女作れよ。」

男「余計なお世話だよ……。」

友人「ハハッ、冗談だよ。」

友人「そうだ、明日お前の家に遊びに行ける?」

友人「俺は明日の夕方5時ぐらいにに東京に帰っちゃうんだよ。」

友人「お前の部屋どんな感じか見てみたいけどいいかな?」

男「ゴメン……。明日は朝から夕方まで仕事なんだ……。」

友人「そうか、今日はもう遅いし仕方ないね……。」

男「ゴメン、俺、フリーターなのに…………今からでもいいけど。」

男(少し片付けなくちゃいけないけど……。)

男(イヤリング官女のフィギュアと……抱き枕を……。)

友人「無理しなくていいよ。また今度にしようぜ。」

友人「お互い準備が何も出来てないし、何をして遊ぶかも決めてないからな。」

友人「また、必ず休暇取ってくるから、その時な。」

友人「じゃあ、俺はそろそろ行くよ。お袋がご馳走作ってくれたみたいだし。」

友人「後は、親父にいろいろ自慢しまくってやんなきゃな。」

友人「じゃあな、男。」

男「うん、また会おうな。」

友人「おう。」

そう手を振って彼は行ってしまった。

男(俺の両親も俺のことを心配しているのかな?)

男(俺もそろそろフリーターを辞めて、職に手を付けて、現実を見ようかな…………。)

男はたまに考える。
0098名無しさん2014/06/22(日) 01:24:59.09ID:AsFATnCm
彼は時々、自慰行為後の賢者タイムでも考えてしまう。
俺は一生をこうやって過ごしていくのかなと……。

正社員の仕事に就けず、家族を持たず、親に孫の顔も見せれずに永遠の別れを迎えて

イヤリング彼女と結婚するというありもしない妄想に取り憑かれ続け
挙句の果てには孤独死でもするのかなと…………。

もしも、イヤリング官女と出会わなければ
こんな風にはなっていなかったのでは……。

男(俺も友人のような勝組のリア充になれたのか…………?)

男は嫌な幻覚を打ち消す。

男(いや……違う……。)

それでも多分どこかで俺は君を見つけて
今と同じように君を愛しているのだろう。

それだけが、俺の人生の生きた中で唯一、誇れることだ。
多分、いや絶対に世界で一番、俺がイヤリング官女を愛していることだ。
俺の人生の生きたせめてもの証だ。

男(この証を……誰でもいいから……俺を認めてくれ……。)

男は自分の手を握り締めて空を見上げた。

青空は茜色に染まりオレンジ色の雲がゆっくりと流れていく。
大きな雲が何かを包み込むようにモクモクと立ち上る。

夕焼け色の空も青空と同じくらい目に染みた。
夜空はやりきれないほど、悲しく僕の瞳に映るのだろう。

イヤリング官女はキバレンジャーのせいで死んだんだ。
いくら泣いたって、怒ったって、愛を叫んだって変わらないんだ。
もう、僕も現実を見るときなんだ。

男は家路につこうとしていた。
もはや、打開策など何もない。

男の心がどうにもならない問題にぶち当たり、ガラスのように砕けかけ
イヤリング官女を愛することを終えようとしていた時に…………。

一方その頃、地球から遠く離れた惑星から、一つの「宇宙船」が地球に向かって飛び立っていった…………。
0099名無しさん2014/06/22(日) 02:11:50.97ID:AsFATnCm
>>87さんへ

期待して頂きありがとうございます。

確かに、あなたの仰る通りでございます。

私も愛の力でカバーしていきたいなと思います。

でも、あなたの絵は良いと思いますよ。
私は好きです。これからもたくさん書いてください。応援しています。

ニコニコ動画で「五星戦隊ダイレンジャー」の配信を見てますよね。
あと少しで17話ですね、私もとても楽しみです。
0100名無しさん2014/06/22(日) 02:44:17.43ID:AsFATnCm
とりあえず1章が終了しましたが、間違いが結構ありますね……。

特に酷かったところを訂正します。

>>80 ×世界を暗黒にしようを企んでいる。
   ○世界を暗黒にしようと企んでいる。

>>81 ×彼女の魅力はあるが、長くなるので残念ですが
   ○彼女の魅力はありますが、長くなってしまうので残念ですが

>>82 ×実際の姿は
   ○よく分からなかった方は、どんな姿かは

>>85 ×このころから、
   ○この頃から、

>>89 ×最終的に
   ○最終的には、

>>91 ×男は今日一日中は
   ○男は今日一日は、

>>93 ×男「そういえば、仕事は順調なのか。大変だろ。」
   ○男「そ……そういえば、仕事は順調なのか?大変だろ。」

>>96 ×友人「アチャー、バレちゃったら仕方がない。」
   ○友人「アチャー、バレてしまったら仕方がないな……。」

 他にも変な表現があったら教えてください。
前よりかは見辛くはないと思いますけど、いかかでしょうか?
0101名無しさん2014/06/22(日) 02:49:22.76ID:AsFATnCm
 記念すべき100が訂正分になってしまったことと
なんかズレてしまった訂正分になってしまったことを
お詫び申し上げます。すいませんでした。

文字列をピッタリに合わせた筈なのに……。何故……。
0102名無しさん2014/06/22(日) 03:23:13.98ID:AsFATnCm
第2章「プロジェクト・コロニー」

 地球から何億光年も彼方にある惑星「マウス星」では
今まさに、一大計画を始めようとしていた……。

 マウス星、それは我々以外の知的生命体が住んでいる惑星である。
地球とは似たような外観の惑星で、水や酸素、その他諸々の物質が存在している。

 マウス星が誕生した最初のころ、地球の生命の誕生の歴史と同じように、海から生物の進化が始まったが
ある時、陸上に繁栄した生物の中で、突然変異で誕生した種族が、この星の頂点に君臨し
さらに、その数を増やしながら進化をどんどん繰り返していくにつれて
その種族は高い知性を身につけ、体が活動に適応するように二足歩行に進化し
文字や言葉によるコミニュケーション能力まで備えたのだから驚愕だ…………。
まあ、我々人類も似たよう進化だが、その進化後がもっと凄かった。
その知性はとどまることを知らず成長し続けて…………。

 なんと!!我々と同じ社会形態をとり、我々が想像するような未来都市を開発するまでに至っていた。

 この星の科学技術は現在、今の人類の科学技術を遥かに上回っており
生み出した物は、我々人類が作り上げるには、まだまだ時間が掛かりそうな物ばかりである。

 タイムマシンや物体転送装置、汎用型宇宙船などが存在し
人々は、人工知能を搭載したロボット達と共に働き、高度な文明を築いている。

 だが、この星の住人達は我々人類から見ると、とても驚くべき姿をしている。
その体は、首から上が動物の「齧歯目」それより下は我々「人間」と同じ体型で
全身には、フサフサと短い毛が生えており、前歯が鋭い。
種族によってはなかったり短い者もいるが、尻尾が伸びている。

 顔がネズミっぽく、体が人間の生物は地球上には存在しない為
大変、奇怪な姿かもしれないが、これがこの星の人々の当たり前の姿である。

 彼らは、強大な軍事力を保有しているが、一部の種族を除いて非常に温厚な性格の種族で
争いの為にその力を使わず、軍隊は災害救助などのレスキュー部隊として活躍し
科学技術は、この星の発展を願って作られた物ばかりである。

 ところが…………。マウス星はある厄介な問題を抱えていた。
0103名無しさん2014/06/22(日) 04:32:34.31ID:AsFATnCm
 それは、このマウス星の人口が増えすぎて
土地不足問題と食料不足問題に苦しみ始めた。

 マウス星の人々は素晴らしい科学力を持っていても
この難問を合理的に解決するのは難しかったようだ。

 その為、朝から晩まで会議が開かれ、
一つの会議室に種族の代表が集結し、あれこれ議論をしていた。

 彼らは最初に、海を埋め立てて土地を増やすという計画を出したが
海が埋め立てられたら貴重な海産物資源が大量死滅する可能性に加えて、
労力も時間もかなり掛かるという結論に達し、海を埋め立てるのは没になった。

 次の意見は、空に家を浮かせて滞在しようという意見だったが
しかし、それには浮き続ける為のエネルギーを莫大に消費する上に
星の大気を狂わせてしまう。効率的ではないと意見がまとまり、これも没となった。

 地中にシェルターを作り、その中で住むという意見も出たが
大地震が来た際に崩れて、生き埋めになったら危険だし、救助をするのも一苦労だと
意見が出て、すぐに没にされた。

 理想のアイデアは、時間が余り掛からず、食糧不足も解決ができ
かつ、エコロジーでこの星に負担を与えないというのが、基準だった。

 会議はなかなか最高のアイデアが出ずに
時間だけが悪戯に過ぎて行った。

 その間に、少子化条例で人口の爆発的な増加は収まったが
少しずつ確実に増え続け、食料も配給制へと変更された。

 常に満員電車状態での環境と空腹で
温厚な性格の彼らも次第にイライラし始め
このままでは、暴動が起こる可能性も危惧された。

 そんな中で、また一つ、アイデアが提案された。
0104名無しさん2014/06/22(日) 06:01:11.85ID:AsFATnCm
 そのアイデアとこれまでとは一線を越していた提案だった。

 それは他の星に移住する計画だった。

 その内容は、まずはマウス星のスーパーコンピュータに移住できそうな星を割り出させて
移住が可能か判断する。だが、宇宙は広いので判断できるのは
マウス星の人々がその星に住めるか、住めないかどうかでしか分からない。

 その場合はその星に、調査部隊を派遣し知的生命体の有無などを確認して、星の環境を調査
細かい基準を満たしていたら、通信でマウス星から移住ができると伝え
大型物体転送装置をその星に運び込み、マウス星側から都市開発に必要なものを転送させる。

 もう既に知的生命体が繁栄している場合はその星を諦めて別の星を探す。

 そして、十分に暮らしていける環境を整えてから人々を移住させて
土地と食料の負担を二つに分けるという提案だった。

 意外と基準を満たす星はたくさん存在するが
他の生物が既に繁栄している星も多く。
なかなかいい星は見つからない。

 とはいっても、彼らは他の生物が既に住んでいる星を侵略をして
土地や食料を奪い取る気はない。

 彼らは平和的に、問題の解決がしたかった。

 そこで、移住できる星の条件を書き出した。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・調査するのは、マウス星と限りなく環境が似ていると判断された星。

 理由(あまりにもかけ離れていると生命維持装置などの準備に時間と手間がかかる。)

・知的生命体のいる星には移住をしてはいけない。

 理由(争いの元になるから。相手の進化の阻害をするから。)

・生物が進化を遂げている星にも移住をしてはいけない。

 理由(これから誕生する星の生命と進化の歴史を変えてしまったらいけないから。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 そして軍隊は「惑星調査部隊」へと、編成され候補の星が見つかると
基準を満たした星か調査をするために派遣されていった。

 調査部隊は何億光年の距離を地球の時間で換算して8時間ほどで
宇宙空間の移動が出来る「探査型宇宙船」に
5人1組の部隊で乗り込み、惑星調査に向かうのである。
 
0105名無しさん2014/06/22(日) 06:50:13.00ID:AsFATnCm
マウス星が夕方の頃、調査部隊がまた星に派遣されようとしていた。
4人がモニターの前に集合し指令を待っている。

?「今日は確か……この星か……。」

真ん中のリーダー格の男が、星のデータを見ながら
今回の目的地の確認をする。

?「そうみたいだな……。」

右隣の男が言葉を軽く返す。あまり話さないタイプの男なのだろう。

?「あのコは集合するのがいつも遅いわね〜。」

真ん中の男から左隣の女性が、やる気のなさそうにつぶやく。

?「全くだよ!!……アイツはいつも……ウンコが長いんだよ!!」

女の左にいる男はイライラしている。

?「嫌よ〜そういう汚い言い方、もっと増しな言葉が選べないの〜。」

?「うるせぇな!!この上品かぶれが!!」

?「まあ〜、酷ーいこの人、レディに向かって〜、私〜泣いちゃうかも〜。」

?「なんだとぉ!!てめぇ!!」

口論を始めた2人を周りが諌める。

?「2人とも、静かにしろ。もうすぐ出発時刻だ。」

?「奴も直に来るだろう……少し黙っとけ……。」

2人に怒られて静かになる部屋。

?「ハイハ〜イ。」

?「チッ……。」

その時、此方に向かって急ぐ足音が聞こえる。」

?「おっ、来たみたいね。」

?「やっとかよ……。」

?「…………。」
0106名無しさん2014/06/22(日) 07:25:13.42ID:AsFATnCm
?「すみません、遅れてしまって……。」

?「遅〜い、もう待ち疲れちゃって眠いわ〜。」

?「トイレぐらい早めに行って終わらせろよ!!」

?「すみませんでした……。」

?「…………。」

?「オイオイそれぐらいにしとけよ。もうすぐ指令が来るぞ。」

そう言った瞬間にモニターが付き、軍服を着た男が現れた。

?「こんばんは、諸君。」

5人「「「こんばんは!!ゲンシ大佐!!」」」

ゲンシ大佐「うむ、では名前を読み上げる、呼ばれた者は返事をしてくれ。」

5人「「「ハイ!!」」」

ゲンシ大佐「ブラウン・ワン。」

ブラウン「ハイ!!」

ゲンシ大佐「ブラック・ツー。」

ブラック「ハイ。」

ゲンシ大佐「ホワイト・スリー。」

ホワイト「ハーイ。」

ゲンシ大佐「ゴールド・フォー。」

ゴールド「ハイ……。」

ゲンシ大佐「シルバー・ファイブ」

シルバー「ハ、ハイ」

ゲンシ大佐「以上5名、今回の任務については分かるな。」

5人「「「ハイ!!」」」
0107名無しさん2014/06/22(日) 08:15:58.05ID:AsFATnCm
ゲンシ大佐「では、いつもと同じように惑星調査を頑張ってくれ。健闘を祈る。」

5人「「「ハイ!!」」」

モニターの電源が消えて、部屋の後ろのシャッターが開く。

ブラウン「よし、皆行くぞ。」

ブラック「おう……。」

ホワイト「ファ〜イ。」

ゴールド「ヘイ……。」

シルバー「ハ、ハイ」

5人が向かった先にあったのは探査型宇宙船
これに乗り込んで惑星探査に出発だ。

乗るといっても、目的地への大体の距離を入力し
自動操縦に設定してカプセル型の衝撃防御装置に入り
後はスリープ状態になることで、寝てしまえば
すぐに目的地に到着したように感じるのだ。

ブラウン「防御カプセル異常なし。」

ゴールド「燃料タンク満タン、異常なし。」

ブラック「スピード装置、コントロール装置……共に異常なし。」

ホワイト「パワーエンジンも異常ないよ。」

シルバー「レーダーや計器、アイテムケースも多分平気です……。」

ゴールド「ハァ!!そんなチェックでいいのかよ。抜けてたらどうすんだよ。」

ホワイト「コラーあまりイジメないの〜可哀そうでしょ〜。」

シルバー「すいません……。でも……大丈夫です……。」

ブラック「安全確認終了だ……ブラウン。」

ブラウン「よし、全員防御カプセルに入れ、出発だ。」

全員がカプセルに入り込むとプシュー、パタンと蓋が閉じ
ガチャンとロックが掛かる。スリープガスが流れ出たかと思うと
それと同時に、エンジンが唸りを上げて火を噴きだす。

宇宙船用の滑走路が開き、一気に加速する。
その頃にはもう5人は眠りについている。

激しい衝撃と共に機体は光の速度と化してマウス星を飛び出し
移住先を求めて飛び立った。素晴らしい物を積み荷を載せて…………。
0108名無しさん2014/06/22(日) 09:50:17.35ID:AsFATnCm
第3章「遭遇」

 あれから家に帰った男は、ベッドの上で、虚ろな目をしながらゴロゴロしていた 。
そのまま、次の日を迎えた。とはいってもまだ日付が変わったばかりの時間帯。
町は暗黒の眠りについている。

男(ああダメだ……友人と自分の価値を比べてしまって辛い……。)

男(そういえば……裏山はアイツとよく登りに行ったな……。)

 彼と友人は高校生の時に出会った。
彼とはそこまで親しくはなかったけど
この町を二人でウロウロ歩いて散歩したぐらいの仲だった。

 二人で行った一番多く遊びに行った場所は裏山だった。
学校が終わった後に頂上から町を見下ろした。

男(夕焼け色に染まる町は感動的なほど綺麗だったな…………。)

男「…………。」

 男は暇だったので、久しぶりに裏山にでも散歩しに行くかと思いつき
服を着替えて、靴紐を結び直し、暗闇の中に歩き始めた。
0109名無しさん2014/06/22(日) 10:53:09.52ID:AsFATnCm
散歩といっても、裏山に何かがあるわけでもない。単なる暇つぶしだ。
ただ、何もせずにジッとしていると、自分の将来をを考えてしまうだけではなく
イヤリング官女のことも考えてしまう。

男(こんな遅くに裏山に一人で行くのは初めてだな。)

男(今までせいぜい7時ぐらいでアイツと二人だったからな。)

急に暗闇が怖くなり、何かから逃げるように
忍者の如く、闇夜へと走り去る。

途中、またイヤリング官女が頭の中をよぎるので
振り払うように月と競争しながら突っ走る。

男(山道が見えてきたし久しぶりに登るか。)

頂上を目指せ。走れ、月はいつもとなりで走ってくれるから。

男(俺みたいな物好きに付き合ってくれるなんて、優しいんだな君は。)
0110名無しさん2014/06/22(日) 11:23:24.53ID:AsFATnCm
変な想像しながら、ついに頂上に到着。
息を切らしながら夜空を見上げる。

たくさんの小さな星と 、たった一つの大きな月が
闇の中に散りばめられている。
 
星の瞬きと月の光が天高くから、この町に降り注いでいる。
その美しさに折れた心が浄化されていくようだ。
言葉にできないほどの輝きを放つ。
その美しさに汚れた心が、浄化されていくようだ。

月がこちらを見下ろし微笑んでいる……ように見えた。

男(俺の神経もどうかしちまったみたいだな。)

こんなに、夜空が綺麗なんだから。
一つくらい流れ星があってもいいのにな……と思う。

星空に頼む願いは一つ。
「イヤリング官女に会いたい。」
0111名無しさん2014/06/22(日) 13:58:36.69ID:AsFATnCm
その時、流れ星がキラリと空を駆けた……。

男(やった、流れ星だ。ああいけね、願い事をしなくちゃな……。)

男「イヤリング官女に会いたい。」
男「イヤリング官女に会いたい。」
男「イヤリング官女に会いたい。」

男(ほら、3回も唱えたぞ……。)

真面目な流れ星なら、汚い願いを無視してそのまま空の旅を続けるのだろう。
怒りっぽい流れ星なら、汚れた願いに怒り、真っ赤な隕石と化して俺を粛正するのだろう。
優しい流れ星なら、汚れちまった悲しみに満ちた俺を、この苦しみから解放してくれるだろう。

男(さぁ、流れ星よ……。どうする……。)
0112名無しさん2014/06/22(日) 14:07:26.76ID:AsFATnCm
流れ星は遠くへ消えた……。

男(何をやっているんだ俺は……。)
男(自分が恥ずかしい……。まるで恋する乙女みたいだったじゃん……。)
男(あー気持ち悪い、バカやってるぜ。)

帰ろうとした矢先、流れ星が空で運動会を開催した。
流星群は綺麗だが、男の気持ちはガタ落ちする。

男(おいおい、叶わぬ願いを流れ星は笑うのかよ……。)

男「あー馬鹿にされてイライラするな。」

急に吹っ切れた俺は、なりふり構わず願い事を精一杯で叫んだ。
0113名無しさん2014/06/22(日) 14:50:17.96ID:AsFATnCm
男(誰にも聞かれず、通報されませんように…………。)

 性的な欲求のことばかりを叫んだ。

男「イヤリング官女とセックスしたい!!」

男「イヤリング官女にフェラしてもらいたい!!」

男「イヤリング官女にクンニしたい!!」

男「イヤリング官女にパイズリしてもらいたい!!」

男「イヤリング官女に手コキしてもらいたい!!」

男「イヤリング官女に手マンしたい!!」

男「イヤリング官女に足コキしてもらいたい!!」

男「イヤリング官女に髪コキしてもらいたい!!」

男「イヤリング官女をレイプしたい!!」

男「イヤリング官女に逆レイプしてもらいたい!!」

 とりあえず10個も叫んだ。まだ流星群は流れ続けている。
まだまだ、叫ぶぞと喉に気合を込める。
0114名無しさん2014/06/22(日) 15:18:55.67ID:AsFATnCm
男(これくらいの声なら、人に聞かれはしないだろう……。)

 次は、真面目に考えてこうつぶやいた。

男「イヤリング官女と結婚したい……。」

男「イヤリング官女と幸せな家庭を築きたい……。」

男「イヤリング官女といろいろな場所に遊びに行きたい……。」

男「イヤリング官女と美味しいもの食べたい……。」

男「イヤリング官女をキバレンジャーからを守りたい……。」

男「イヤリング官女の温もりを感じたい……。」

 男はこの願いをあまり声を出さずに唱えた。
密かな願いだからね……。
最後の願いを最大パワーで叫ぶ為に……。

男(フフフ我ながら、赤面失神級の願いがポンと出てくるな。6個も言えたぜ。)

男(自分の変なところに感心、感心。おや、最後に一つデカめな流れ星が来たな……。)

男(これが最後だァァッ!!、大音量で願いを叫ぶぞと、手に力を込めた……。)

呼吸を整え、いざ最大限の声で星に願いをかけた……。
0115名無しさん2014/06/22(日) 17:41:19.24ID:AsFATnCm
男「頼む!!一生分のお願いをここで使う!!」

今までで一番大きな声ながらも、悲痛な声は願いを叫び続ける。

男「イヤリング官女に会うことが出来るのなら!!
  一度だけでいいので!!チャンスを僕にください!!
  もし!!それも駄目なら!!僕をこの世界から一瞬で消してください!!」

叫び終わっても、当然、何も起きない。

男「ハァハァ…ハァハァ…ウッ……アッ……。」ドシン!!

叫び終えた男は、急に体がフラついて気分が悪くなり、地面に座り込んでしまった。

彼には満足感も何もない。もう愛が実らない現実が辛く、精神的に限界だった。

男(叫び疲れたよ。どうせ何も起こらない、願いなんて叶わない……。)

男(叫んで、いろいろと吹っ切れたぜ。もうそろそろ現実を見よう……。)

男(今からでも、まだ間に合う。友人の生き方を見習ってみようか……。)

男(そうやって、生きよう。さようならイヤリング官女……。)

彼は立ち上がると自嘲気味に笑い、微かに涙声になりながら。

男「さて、明日からまた仕事だ!!。俺、ファイト!!」

彼はポジティブな自暴自棄の気分で独り言をいいながら

男(君を愛したことは永遠に忘れない…………。)

と、告げた。もう報われない愛で、苦しむのはやめようと…………。





そう真剣に考えだした矢先に、とんでもないことが!!。
0116地獄のッ2014/06/24(火) 01:27:27.05ID:y+hKrCL4
>>115
執筆お疲れ様です。かなりテンポ速いですね。主人公の心境、自分もよくわかりますよ(笑)
支援としてイヤリング官女の絵を描いたので貼らせていただきますね。
http://i.imgur.com/7UaJsXU.jpg
0117名無しさん2014/06/25(水) 18:09:22.78ID:gxyjKZGp
>>116さんへ ご支援、本当にありがとうございます。

家のPCで書いているので、誰かが使っていると
書くことができませんので遅れてしまいます。
すみません。

「五星戦隊ダイレンジャー」の17話まで、残り数日ですね。
待ちきれませんね。

絵には、イヤリング官女への愛情が溢れていますね。
私も見習いたいものです。

休日に一気に書き込みますので、気長に待っていてください。
0118名無しさん2014/06/26(木) 18:37:16.04ID:qoMQ34hl
なんと、遠くに見えた大きな流れ星がこちらに向かって落ちてくる。

男(まさか、願いを叶えてくれるのか?)

ギラギラと燃え上がりながら近づいてくる!!

男「エッ!!マジか!!」

うわーすげー うわーきれー なんて言っている場合じゃない……。

もしも…このまま…裏山に激突したら……。
それが原因で町が崩壊でもしたら……。

洒落にならないよ……。俺のせいで町一つ消滅なんてしたら……。
俺が頼んだのは俺を吹き飛ばすくらいの石つぶての隕石だって。
そんな、ビッグサイズのなんかいらないよ。
これじゃあ、町を巻き込んだ罪で天国に行けないよ。
どっちみち、俺みたいな性欲の塊は地獄行きですけどね…………。

男(まあ、こんなところにいたら結局潰されそうなんだけどな……。)

そうっている間にも流れ星はグングン近づいてくる!!

男「イヤリング官女と会えないくらいならそれでもいいけど……。」

口にするのは容易いが、足が震えて立ち眩みがする。
全身からヒャッとした汗が出て、体が急に凍える。
童貞のまま死ぬ自分に涙がこぼれる…………。

隕石が目の前に降ってきた。裏山にぶつかる!!

父よ母よごめんなさい。せめて、別れの挨拶がしたかった…………。
鈍い光が体を包む。僕はメテオと共に散り、灰と化す。

恐怖に耐えきれず、目を瞑った次の瞬間。
0119名無しさん2014/06/28(土) 20:51:52.91ID:Vh5x2v2+
瞼の裏側に眩い光を感じ取った。
ピカッて感じの眩しさよりも、ビカ〜っていう光りの映り方だ。

おぼろげな閃光が僕の体を包み込む。

男(何かに包まれて死ぬのなら、イヤリング官女の髪の毛に締め上げられたかったかな…………。)

男は最後までイヤリング官女のことを想った。

男(皆……さようなら…………。)

不思議な光に薄く目を開けると、ゴゴゴゴゴと唸りを上げ真っ赤な隕石が自分に向かってくるのが見えた。

男(もう終わりだ…………バイバイ…………。)

彼は静かに目を閉じたが、涙が止まらなかった。



男(おかしいな……。)

男(もうとっくのとうに、死んでいる頃なのに……。)

男(隕石は、まだ落ちてこないんだろうか……。)

しばらく経っても一向に何も起きない。
音一つ、風一つもしない。

男(まさか、もう死んだのかな…………。)

不審に思った男が目を開けると……そこには……。

男「エッ!?」

なんと、隕石が目の前で静止していた。

隕石は彼の体を押し潰し、裏山の辺り一帯を吹き飛ばしそうな勢いで落ちてきたのだが

どういう訳か、勢いが瞬時に失われて、静かに彼の前に浮いていた……。

男「隕石が…………止まっている!?」

男「なんで……どうして……?」

狼狽える僕の体は力が抜けて座り込んでしまった。

男(一体……これは……どういうことなんだよ…………。)
0120名無しさん2014/06/28(土) 21:46:02.33ID:Vh5x2v2+
男は腰を抜かしながらも、疑問が浮かび上がった。

男(何故、まだ燃え続けているんだ……?)

流れ星が光って見える理由は
宇宙の小岩石が、地球の大気に突入したときの摩擦熱で燃え上がりながら落下して
それがまるで、発光しているかのように見えるという……筈なのだが……。

静止しているこの隕石は、まだ燃えるように光っている。
勢いを失ったのにもかかわらず、摩擦熱でここまで燃えているのは不自然だ……。

男(それに、隕石っていうよりも……光の塊?)

それは、隕石のような形をしているが岩石のようなゴツゴツした見た目ではなく
何かが丸くなって光っているかのようだった。

男がまじまじとそれをを眺めていると……。



いきなり、光の塊がバチッと音がして次第に消えていく。

男「ウワッ!!もう、なんなんだよ!!」

突然の物音に驚く男。

光が消え始め、その中から姿を現したのは…………。



鈍く光り、角ばった形の機械のような物体だった!!

男「あれは一体何なんだ!!」

答えを考える暇もなく、今度はグォーンと音が響いた。

男「今度はなんだ!!」

男が震えながら叫ぶと、その物体はゆっくりと動き始めた。

男「嘘だろ……!?」

グォーン…グォーン…グォーン…。

不気味な音を響かせながら、それは形を変え
なんと、ジェット機のような流線型のフォルムに変化した!! 
0121名無しさん2014/06/28(土) 23:26:26.62ID:Vh5x2v2+
その物体はギラギラと輝き、翼はジェット機のようにそこまで大きくなく
小型のロケットエンジンっぽいものが付いている。

見た目を分かりやすく例えれば「電子戦隊デンジマン」の
デンジファイターを銀色に塗り替えたような外見だ。

男「戦闘機、そんなバカな……宇宙から来たんだぞ!?」

現代の科学力では、こんな代物を作り出すことはできない。

男「まさか……宇宙船なのか……。」

男「じゃあ、中に乗っているのは宇宙人か!?」

男「でも、そんな……ありえない……。」

言葉を失う男。謎と不安が渦巻くばかり。

そんな彼を尻目に機械の内部で目覚める者達がいた…………。
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