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「はぁ……はぁ……」
疲れ切り、火照りきった身体でゆっくりと粘液の中から上がるウェリア
その体はずっと浸かっていたローション粘液で濡れており、本来白いレオタードは透け下の褐色を露わにしていた。
その丸見えの褐色肢体は、まとわりついたローションでテカっていて、ところどころに混じっている白色の妖魔の体液がさらに淫靡な見た目を増長させていた。
とはいえ、この体でも男を助けない訳にもいかずに、その体を引きづり男の前に立った
「わらわは大丈夫じゃ……主は……」
だが、そこまで言って少しだけだまる
「……」
男を助けようとする前に、彼女は二やつく男の頭をぶん殴った
「魔の気なんぞに飲み込まれるな、アホが!」
軽い汚染ならばこの程度の気付けで自分の今の状況を理解させるには十分だろう
だが、正気を取り戻したところで、彼女の肢体が視界から外れる訳もない
さらにウェリアの嬲られたため痛いほど勃起した乳首もその豊満な谷間も余すことなく視界に入っていた
「動くなよ」
そう言って、彼女は剣を構えようとする。だが、わずかに力を溜めただけで
「んぅぅ!」
体中に快感が走り、一時的に力が放散してしまう
力を使おうとすれば快感が襲い、また快感が襲えば力が霧散する体
必死に精神力で抑え込めばどうにか戦える程度のその背中はあまりにも無防備であった