っ……〜〜〜〜〜〜!!! 最低っっ!! 最低っ、最低っ、最低っっ!!!
だれがおじさんなんかとっ! 息も身体も臭いんだから、はやくあっちいってよ!!
(両者の間で答え合わせは為されてしまった)
(それが分かった途端、一つも魅力的ではない男に言い寄られる気持ち悪さに正しく言葉を失ってしまう)
(急激に強くなっていく相手への嫌悪感、それが相手の何もかもを気にくわなくして)
(一気に感情を爆発させて、思いのたけを包み隠さず目の前の男にぶつける)
(同時に腕も力いっぱい動かすのだが、まったく抵抗できてすらいないのが手に取る様にわかり歯がゆさを増幅させて)
(それでもいつか身体の不調が取れることを信じて、単純に嫌で嫌でしょうがないからということもあり抵抗をやめることはなかった)
っ……ぅ……、とにかくあっちいってよ!! 今なら二度と顔を見せないだけですませてあげるんだから!!
すぅ……、だれか助けてーーーーーーー!! 果物屋さんにおそわれてるのーーーーーっ!! だれか助けにきてーーーーーーっ!!
(けたたましく相手に向けて不快感を露わにするプラットだが、一瞬だけ何かが気になったのか非難をあげる口を止めてしまう)
(自分の足へと手を伸ばす男の行動を見て、触らせまいと身体を動かした…それがその一瞬が訪れた原因だった)
(下着が自分の股間を擦る……そんな何てことない刺激、ただ今回に限ってはそれがぬめり気のある湿った感覚をもたらされる)
(当然お漏らしでも、ましてはこの状況に興奮して濡らしてしまったわけではなくプラットも原因は分かっていた)
(辛く苦しい女の子の日を迎えた後に訪れる現象、膣内を清浄に保ち受精の確立を高めようとするオリモノがいつの間にか意識できてしまうほど出てしまっていたのだ)
(まだ幼く生理すら不安定なプラットだったが、よりによって今この瞬間に限っては一人前の雌と変わらない準備が出来てしまっていた)
(そんなプラットの足が相手の手に捕らえられ、気色の悪い感覚が太ももに這い回る)
(もうこれ以上はダメだ――、全力で警鐘を鳴らす頭が無駄だと分かっていても助けを呼ぶという行動に向かわせる)
(ただその声はこの区画の構造のせいか、まったく響くことはなく……運よく誰かが通りすがることを期待するしかなくなってしまうのだった)
そんなことして……、楽しい……? 本当に気持ちわるいね……
(最近のお手伝いのおかげか、肉が付き女性的に向かいつつある太ももが撫でまわされる)
(その感触が、どうしても汚いものを塗りたくられてしまっているように思えて仕方ない)
(それも股間を意識させるようにワザとらしくゆったりと、着実に上へと向かっていく意図を感じるとこれ以上溜まるとは思っていなかった嫌悪感がまた増していく)
(しかしその嫌悪感に任せて相手を押しても、大した力をかけられている訳でもないのにビクともしない)
(嫌だ嫌だと無駄な抵抗を続けているうちに、相手の手はホットパンツまで辿り着いてしまう)
っ……、やめ……て……ここで、終わってくれたら、みんなには黙って……いつも通りにしてあげるから……おねがい……っ
(ホットパンツのボタンが外され、ファスナーに手をかけられる)
(もうこれ以上は耐え切れないと、先ほどまでの様子から一転随分としおらしく心からの懇願を口にする)
(しかしその言葉を口にし終わる頃には無地の白い生地と、小さな赤いリボンが相手の瞳にバッチリ捉えられていて)
(ホットパンツ越しだと気づくことが難しかったオリモノの排卵期が近いこと、雄を受け入れる準備は万端だということを報せる臭いをバッチリ漂わせ)
(ついに怒りや嫌悪感よりも目の前で覆い被さる男に対する恐怖の方が勝ったのか、無駄な抵抗をやめ)
(胸の前で震える腕をギュっと抑えて待つことしか出来なくなってしまい)
【えへへー、そんなにぼくのことを想って頑張ってくれると嬉しくなっちゃうな】
【ぼくも孕ませがいのある女の子になれるよう頑張って進めてみるね!】