(プラットはやはり抵抗を試みようとしたのか、男の舌を奥に誘うような積極性を見せてきた)
(勿論そんな挑発は予想できていて、躱しながら唾液を流し込み、それを飲み込ませることに成功する)
(自分の体液を口から摂取させ今プラットの体内にあるというその事実だけで、男は堪えきれない程の興奮を抱いていた)
(だがそれでも、今からする行為に比べれば生易しいもの)
(プラットに自分の欲望の塊を挿入するという一大事に比べれば他のことなど霞んでしまう)
(早く挿入したいという思いに駆られた男にとっては苦痛に歪むプラットの態度など、気にする対象ではなかった)
(どれだけ痛がろうと苦しもうと結合する事のほうが大切で、繋がった肉棒と膣の隙間から流れる血を見て)
(ああ、そうか、初めてを奪ったんだな…と今更のように実感するほどだった)
(それでも実感すれば、初めての相手となったという喜びは男にとっては興奮を高めるスパイスで)
(自分の肉槍を入れたことが一目で丸分かりなプラットの体の隆起にも、より刺激的な感覚を得ていく)
(ただ一点男の予想に反することがあったとすれば、それは予想よりもプラットの膣内が浅かったことであろう)
(逞しい肉幹の大部分が収まりきらないままで、鈴口が奥にぶつかった感触を得てそれ以上は強引にでも入らないとわかる)
(ただそれは刺激が物足りないという意味にはならない)
(プラットを犯しているという事実だけで、早くも絶頂に達しそうなほどの快感を得ていた)
(加えて、ただ一突きしただけで心が壊れてしまったらしいプラットの態度が、男の心を悦ばせてくる)
本当か、プラット……?
痛いのをやめれば、俺のお嫁さんになってくれるって…?
(激痛に耐えかねたプラットが自ら交換条件に出してきた話に男は全力で乗っかる)
(どれだけ抵抗されようと何を言われようと、絶対にプラットを犯し孕ませるつもりだったが、それはプラットが好きだから)
(もしもお嫁さんになってくれるとプラットの口から言葉を聞くことができれば、それは至福の瞬間に違いない)
(だから男は確認する)
(プラットがもしもそれに対してしっかり頷くなりして肯定の意を示せば)
(男は指をパチンと鳴らして、さっき起動した魔法に仕込んでいた追加魔法を発動させる)
(さっきまでは失神レベルの痛覚をセーブするだけであったが、今度は痛み全般をセーブする魔法に変化させたのだ)
(釣り合わないサイズのペニスを打ち込まれ、膣を強引に押し広げられている状態で、プラットが感じる痛みが急激に霧散する)
(男が腰を引いてカリが膣襞を内側から捲るように引っ掻いて、それからまた腰を打ち込んで、膣奥に太い亀頭を叩きつけていく)
(今まで以上の激痛が走るべきそんな行為にも、プラットは痛みを感じることはなくなる)
どうだ、プラット?
痛みはなくなっただろ……さあ、俺のお嫁さんになってくれよ
(そのまま腰を振って小さな膣をオナホールとしてでも使うように一方的に肉棒を抜き差ししていく)
(プラットの体は男の腰が前に突き出される度に揺さぶられ、その様子を真上からいやらしい笑いとともに見下ろす男)
(魔法などの類を使われたのは、そんな状態でも察することができるだろう)
(男は確かに痛みを失くしたがそれをプラットの側は確かにそうだと感じるか、それとも卑劣な奴だと感じるか)
(どちらでも男からすれば正直構わなくて、どちらかと言えばお嫁さんになると宣言してくれたら嬉しいかも知れないという程度)
(もしもここで陥落せずに怒ってくれたら、それはそれで調教し甲斐があるのでそれも良しであった)