>>13
ちゅっ…マクズ、ひゃ…ちゅむっ…
(激しい絶頂で朦朧とする意識の中、それでも愛する人と唇を重ねる)
あい…あいひ、て…愛し…て…ま……
(ほどなく猛烈な睡魔に襲われ、身体の力が抜けていくサラ)
(マクズの太い腕に抱き寄せられながら、そのままサラは眠りへと落ちていく…)

(それから時間はあっという間に過ぎていった)
(世間に疎いサラに代わって、マクズは2人が住む場所を手に入れ、そして店を開く準備もしてくれた)
(そして売春宿から連れ出されたサラは、マクズと道具屋を営む事になった)
(マクズが手を回してくれたのか、サラはほぼ無条件で宿から足を洗う事を許された)
(その代わりに、マクズは月に何日か店を休んで宿の方に出かけていく)
(最初は自分が足を洗う条件に、何か辛い目にあわされているのではと心配していた)
(でもどうやら、別の女の子の躾をする為に宿に行っている事が分かり、少し複雑な心境だったが安心した)
(サラの方はというと、店が休みの時には自己の鍛錬を続けていた)
(もう必要はないはずなのだが、習慣はなかなか止められるものではない)
(その他にも、マクズに弛んだ身体を見せたくないという女としての気持ちもあった)

(でもそんなサラの時間は…自身の妊娠によって一旦終わりになる)
(マクズを心配させないよう鍛錬を抑え、比較的静かに過ごすようになった)
(そして三か月も経つと、サラの身体は徐々に柔らかみを帯びてきた)
(お腹の子を育てる準備をするかのように、ふっくらとしはじめている)
(と言ってもまだ妊娠の初期段階であり、服を着ていると殆ど目立たない)
(店にもいつも通り出て、次々にやってくる客の対応に勤しんでいる)
お客様、お待たせしましたっ
(にこりと笑って品物を渡すと、客は名残惜しそうにサラをチラチラ見ながら店を出ていく)
(店が盛況なのは良い事だが、1つだけ困った事もある)
(それはサラ目当ての客が、品物を買ってもなかなか出ていかない事だった)
(そういった固定客には無下な対応もできないから、サラも他愛もない雑談にも付き合っている)
(やがて夕刻を知らせる鐘の音が聞こえ、今の客を最後に店仕舞いとなった)

ん〜〜っ、今日も忙しかったね…きゃっ!
(身体をほぐしていたサラを、突然マクズが抱き締めてきた)
(話しかけてくるマクズに、サラは笑顔を向ける)
女神だなんて…お店が繁盛しているのは、あなたが頑張っているから…
(お腹に子を宿してから、サラはマクズの事をあなたと呼ぶようになった)
(最初は顔が真っ赤になるくらい恥ずかしかったが、慣れてくると、今度はマクズの妻になる実感が湧いてくる)
あなたがいなければ、あたしは何も…あ、はっ…あな、た…こんなところ、うんんっ!
(マクズに下腹部を撫でられて、サラの口から喘ぎ声が漏れる)
(衣服の上からでもはっきり分かるほどに、マクズの肉棒は勃起していた)
ふぁ、あっ…あなた…ぁ、ああっ…!
(サラの髪をかき上げて、マクズが首筋を強く吸い上げてくる)
んぁあぁっ…それ、だ、めっ…痕、ついちゃうっ…くぅ、んんっ…!
(口ではそう言っているが、サラがそれを拒む様子はない)
(その顔に浮かんでいるのは、愛する人に求められる悦びだった)

【時間が開きましたが、>>13の続きを投下します】
【マクズさん、お暇な時でいいのでゆっくりと進めていきたいですね】
【あと妊娠した事もあり、マクズさんの呼び方をあなたに変えましたが大丈夫でしょうか?】
【もし違和感とかあるようでしたら、前のようにマクズさんに戻します】