>>4
(ウナギ淫魔に嬲られながら進むウェリア)
(その歩みも遅くなり、責められる時間も多くなる)
(ただ少し先に水路の終わりが見えてきた)
(どんどん低くなっていく天井が、水路を進むウェリアの頭のほんの上まで来た辺り)
(進行方向に鉄格子のようなものがはめられていた)
(そしてその鉄格子付近まで来ると、その奥から、声が聞こえる)

だ、誰かいるのか!?
頼む!助けてくれ!!

(ウェリアの水路を進む音、あるいは今もまだ続く水中のウナギ責めによる喘ぎか)
(それらの音で、水路の先にいる誰かがウェリアの存在に気がついたようだ)
(声からしておそらく若い男)
(助けを求める声とそこからくる怯えの感情からおそらく敵ではなく人間と思われる)
(多分、行方不明者だろう)

(ただその囚われた男がいるのも、う住むべき場所もこの鉄格子の先だ)
(そしてその鉄格子の隙間はウェリアなら身体を横にしてなんとか進めるくらいの幅だ)
(ただなんとか進める幅であり、お尻や大きな胸などを棒に擦り付けるはめになるだろう)
(加えてこの棒にはまるで錆のようにあちこちに肉片のようなものが付着している)
(ウェリアが格子の間を進むと、その肉片が上下に動き、ウェリアの身体を擦り上げてくる)

(鉄格子を切り裂き、通りやすいようにすると考えるかもしれない)
(しかし剣で切り裂くと肉片が増殖するように増え、切り裂いた場所を覆う)
(肉片を切り裂いても、そこから新たな肉が現れ、棒を覆う肉を増やしだけだろう)
(ウェリアは狭い鉄格子の間を鉄と肉にこすりつけ、あるいは擦られながら、進むことになる)
(そしてこの鉄格子の先には囚われた男がいる)
(聞こえてくる場所は鉄格子の少し先、若干左側のほうだ)
(あまり声を上げると、その男に聞かれてしまうだろう)
(それはウェリアに羞恥をもたらす結果になるかもしれない)

【確かに言葉を話す敵がまだ出てきませんでしたね】
【次の敵はしゃべるのでご安心を】
【ただせっかくなので、ここで囚われた人間の一人を出し、その前で戦ってもらおうと思います】
【登場までに少々数レスだけいただきますね】