まるで我が物顔でここに居座っているようだけれど本来ここは貴女達みたいな亜人が立ち入っていい場所ではないのよっ。
それに…私に対するこの扱いは一体何んだと言うの?ここに連れてこられてから1杯の水すら貰えてないのよっ
あんな埃とカビだらけの部屋に押し込めて今までそのままだなんて……淑女の扱いを知らないのかしら?私はセントルイーユ家の娘なのよ!!もっとするべき扱いというものがあるわっ!
メイドがちゃんといるのに今まで一体何をしていたの!?まずは私に対して世話をさせるべきだわ!
そんな当たり前のことさえメイドが出来ないなんて、これでは主人の質もたかが知れたというものね。
(エントランスにたどり着いた令嬢の目に一際映えて映ったのは身を沈める用にソファに腰掛けた女性―――いや両性具有者なのだろうが)
(ソファに沈んだその状態でも長身であることが伺える……黒い乗馬用に似た軍服のズボンとシャツがその身長によく似合っていた)
(彼女が高い地位にあることは軍属に対して疎い令嬢であっても、この邸宅に身をおいていること…そして何より彼女自身の佇まいと雰囲気からうかがい知ることが出来る)
(それでいて整った顔……まるで芸術日のような整いだが、怪我でもしているのか眼帯を付けている―――まるで美術品へその価値がわからないものが手荒く扱ってついた傷のように惜しい――)
(こんな状況でなければ…両性具有者でなければ見惚れてしまいそうな格好良く美しいが、彼女こそが自分の領地を蹂躙した相手ということは流石にわかり敵意を剥き出しにしてまくしたてる)
【長くなったので分けて投下いたします】
【冗長気味になってしまっているのでお返しの部分は削ってくださいませ】
【返信が遅れてしまい申し訳ございませんでした…あちらからのお言葉に甘えて少し眠っていたらこんな時間に…これからは気をつけます】
【明日というか今夜の21時からでしたらこちらもお会いできます。もしよければお会いして頂けるでしょうか…?】
【スレをお借りいたしました。失礼致します】