>>27
(サラの言葉に、ジンは普通に答えを返してくる)
(でもその相手はサラであってサラではない)
(ジンの中の誰か知らない女性に対しての言葉だ)
(しかしサラにとっては、それは重大ともいえる間違いでもある)
(このままでは、サラを誰かと誤認したジンによって、処女を失ってしまう事になる)
じゅるっ…ちゅ、ちゅっ…じゅるっ…ふ、ぁむ…
(サラに出来る事は、指示の通りにジンをキスで目覚めさせることだけだ)
(唇を重ね合う間も、ジンの手はサラの胸や尻穴を愛撫し続けてくる)
(胸の痺れるような感覚と尻穴の違和感に震えながら、それでも舌を差し入れて絡めていく)
んっ…ふ、ぐっ…ちゅむ、じゅるっ…んぐ、ぅっ…
(痛みに耐え、処女喪失の恐怖に涙を浮かべながら、サラは必死にジンの唇を貪った)

(暫くキスを続けていたサラは、股間の痛みが増してきている事に瞳を見開く)
ひ、ぐっ…!?
(横目で鏡を見ると、ジンの腰が大きく動き、サラの秘裂を下から突いてきている)
(肉棒が挿入されていないからまだ処女膜は無事なようだが、それでもかなりの痛みがある)
はひっ…ちゅむっ、じゅるっ…ひ、ぎっ…じゅるっ、じゅるるっ…!
(痛みによる恐怖と焦りで、必死になってジンの唇と舌を貪るサラ)
(その後ろで、ジンの指はサラの尻穴の窄まりに指を喰い込ませてきた)
んぐ、あっ…ひ、ぃいいっ!!
(あまりの違和感に悲鳴を上げてしまったサラだが、その瞬間、ジンの腰の動きも止まっていた)
っっ…ジン…さ…ん?
(夢うつつではない、前の部屋までのジンの表情)
ジン…さん…!
(ジンの視線を受けて安心したのか、溜めていた涙が流れた)
ひっ…ひぐっ…よ、かった、です…
い、いま…とびらの、指示で…ジンさんを、起こしてて…
(話しながら、ジンを促すように扉を方に視線を向けるサラ)