(彼女の反応から、人を手に掛けたことがないのは明白であった)
(もっともそれを気にかけるには相手の数が多かったので無視したが)
(それでも全てが終わった後に、彼女の背に手を当てて歩くことを促した)
仕事は終わった、帰ろうぜ。
(子供をあやすように背を軽くポンポンと)
(そこまでは計算の外だったように思えた)
いい子だ……
(了承を得て、もう一度唇を重ね)
(軽く舌を吸っただけで離した)
(手に残る体温に名残惜しさを遺しながらも、装備に手をかけ脱ぐのを優先した)
(彼女が、見せつけた勃起陰茎に小さく声を上げた)
(サイズにも形状にも自信があるだけに、自然とニヤつく)
待ってろ、ちゃんと気持ちよくしてやるからよ……
(前のめりになって、彼女の耳元で囁く)
(その目線、表情から、発情はありありと感じ取れた)
(畳まれていく服、彼女の準備が終わるまで待つ)
(自分の服は適当に重ねて隅に投げておいた)
(この辺は滅多に人も通らず、この小屋に訪問も襲撃もまず訪れない)
(つまり、邪魔は入らないということで)
(彼女から立ち上る甘い汗の香りに、勃起は収まる気がしなかった)
準備できたか?
(向かい合ってきた彼女をまた抱きしめる)
(剥き出しの尻に先程と同じく手を回す)
(でも、先程よりずっと荒々しく、ゴツゴツした冒険者の指が柔らかい尻を嬲る)
相変わらず良いケツしてるぜツバキよ……
これを見てから、絶対にまた抱いてやるって決めてたんだぜ。
(敢えて、そういういつもの口調で下心を投げる)
(嫌な記憶、後ろめたい十字架を見ないように)
(勃起ペニスが彼女の腹部にあたって熱を帯びる)
(以前もこうやって見せつけながら触りあったものだ)