>>558
(あたし、またこの男に抱かれるんだ)
(眼帯をした、赤毛のどこか粗野さのある男。山賊をやっていたこともあったと)
(前に抱かれたときに聞かされていた)

「あ、んっ」
(自然に胸と股間を隠していた腕ごと、男に抱きしめられる)
(男の汗の匂いと、自分の肌に直接に触れてくる肌の感触と温もりが)
(ツバキの心に頼もしささえ感じさせていた)

「い、イヤらしい言い方しないでよ……あっ!」
男の指がツバキの尻を揉み上げてくる感触に、甘い声が漏れた。
下品な物言いが、そういう男に自分は抱かれてしまうんだという
倒錯した思いを少女に抱かせる。

「あんた、もうそんなにしてるの!」
腹部に感じる男の堅さと熱に、強気な口調で言葉を出す。
そんな少女の胸の薄さに比べて大きめの乳首は、すでに堅く突き出していた。
「もう……」
(ツバキの腕が男の背中に回され、たくましい感触を確かめるように撫で回す)

「あたしを……無茶苦茶にしてよ」
自分の目の前で人を殺した男に抱いて欲しいとねだった。
「あっ……」
(ツバキの形の良い太ももに、愛液が伝わった)