>>85
(やはりジンには文字が見えないようで、サラに内容を訊いてくる)
(サラが書いてあるままに読むと、ジンが何かを考えこむ)
ジン…さん…?
(小さく首を傾げるサラに、ジンが考えた事を話してくる)
…え…?
(呆けたような表情で呟くサラ)
あ、あの、でも…さ、さっきのあれって…ま、膜…処女、膜…
(サラ的には、処女膜で阻んでいるからそんなに膣内には入っていないと思っていたらしい)
(でもよく考えると、ジンはかなり大量に射精していたのに、外に溢れた精液はさほどなかったように思える)
う、うそ…ジ、ジンさんの…私の…中…?
え、え…そんなの、あ、でも…そうしたら…に、妊…し…
(呆けたような表情が、だんだんと困惑の度合いを増してくる)
(そのタイミングを見計らったように、視界の端でまた文字が変化した)

…!
(ハッとしたサラが扉を見て、その文字を読んでいく)
な、なにを…言って…?
(また書いてある事の意味が分からず、何度か頭を振るサラ)
…ジ…ジン、さん…
(ジンに聞かせるために、その内容を読んでいく)
(そして呆然として、ふらりとジンを見る)
ゆ、指…指で…掻き出して、って…書いて、あるんです、けど…ど…どうすれば、いいんでしょうか…?
だ、だって…その…わ、私、その…ここ、しょ、処女膜…あって…指、入らない…です…
(膜の隙間から精液が流れ込んだのは何となく分かるが、それを掻き出す方法が分からない)
(まともに奥から掻き出そうとすれば、自分の指で処女膜を破る破目になってしまうかもしれない)
ジ、ジンさん…なにか、方法…あり、ませんか…?
(困り果てた表情で、サラはジンに訊いてみた)

【ジンさんお待たせしました!】
【今日も23時くらいになりますが、宜しくお願いします】